JPH10279183A - ダンサローラ装置 - Google Patents
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- JPH10279183A JPH10279183A JP9091102A JP9110297A JPH10279183A JP H10279183 A JPH10279183 A JP H10279183A JP 9091102 A JP9091102 A JP 9091102A JP 9110297 A JP9110297 A JP 9110297A JP H10279183 A JPH10279183 A JP H10279183A
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- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H59/00—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators
- B65H59/10—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by devices acting on running material and not associated with supply or take-up devices
- B65H59/36—Floating elements compensating for irregularities in supply or take-up of material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65H59/38—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by regulating speed of driving mechanism of unwinding, paying-out, forwarding, winding, or depositing devices, e.g. automatically in response to variations in tension
- B65H59/384—Adjusting or controlling tension in filamentary material, e.g. for preventing snarling; Applications of tension indicators by regulating speed of driving mechanism of unwinding, paying-out, forwarding, winding, or depositing devices, e.g. automatically in response to variations in tension using electronic means
- B65H59/387—Regulating unwinding speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/32—Optical fibres or optical cables
Landscapes
- Tension Adjustment In Filamentary Materials (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成でありながら確実に線状体の張力
が制御できるダンサローラ装置を提供すること。 【解決手段】 固定ローラ2とその下方に配されたダン
サローラ3とを備え、その固定ローラ2及びダンサロー
ラ3に線状体10を巻き掛けた状態にて固定ローラ2に
対しダンサローラ3を上下動させて線状体10の線速を
調整するダンサローラ装置において、ダンサローラ3を
固定ローラ2から下ろした垂線に対し偏角を生じる方向
に移動させ、この偏角を変化させることにより線状体1
0にかかる張力を制御する張力可変制御手段を備えて構
成されている。
が制御できるダンサローラ装置を提供すること。 【解決手段】 固定ローラ2とその下方に配されたダン
サローラ3とを備え、その固定ローラ2及びダンサロー
ラ3に線状体10を巻き掛けた状態にて固定ローラ2に
対しダンサローラ3を上下動させて線状体10の線速を
調整するダンサローラ装置において、ダンサローラ3を
固定ローラ2から下ろした垂線に対し偏角を生じる方向
に移動させ、この偏角を変化させることにより線状体1
0にかかる張力を制御する張力可変制御手段を備えて構
成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバなどの
線状体に対して張力を付加するダンサローラ装置に関す
るものである。
線状体に対して張力を付加するダンサローラ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、線状体の張力付加機能を備えたダ
ンサローラ装置としては、特開平6−255885号公
報に記載されるものが知られている。このダンサローラ
装置は、本公報の図1に示されるように、走行する線状
体を掛け回すためのガイドローラ及びダンサローラを備
えており、固定のガイドローラに対しダンサローラが鉛
直方向に移動可能な状態に設置され、線状体に一定の張
力を与えながらダンサローラが一定の位置(制御中点位
置)に保たれるようにダンサローラ前後の線状体の速度
を調整するものである。そして、ダンサローラ装置は、
線状体に付与する張力を可変制御するトルクモータ、線
状体の張力を検出する張力検出器、張力検出器の出力信
号が入力されトルクモータに駆動信号を与える張力可変
制御手段が設けられている。
ンサローラ装置としては、特開平6−255885号公
報に記載されるものが知られている。このダンサローラ
装置は、本公報の図1に示されるように、走行する線状
体を掛け回すためのガイドローラ及びダンサローラを備
えており、固定のガイドローラに対しダンサローラが鉛
直方向に移動可能な状態に設置され、線状体に一定の張
力を与えながらダンサローラが一定の位置(制御中点位
置)に保たれるようにダンサローラ前後の線状体の速度
を調整するものである。そして、ダンサローラ装置は、
線状体に付与する張力を可変制御するトルクモータ、線
状体の張力を検出する張力検出器、張力検出器の出力信
号が入力されトルクモータに駆動信号を与える張力可変
制御手段が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ダンサローラ装置にあっては、設備コストが高くつくと
いう問題点がある。すなわち、従来のダンサローラ装置
では、既存の装置に対しトルクモータ、トルクモータに
駆動信号を与える張力可変制御手段などの多数の機器な
どの増設を要し、既存のダンサローラ装置に大幅な改造
を加える必要がある。
ダンサローラ装置にあっては、設備コストが高くつくと
いう問題点がある。すなわち、従来のダンサローラ装置
では、既存の装置に対しトルクモータ、トルクモータに
駆動信号を与える張力可変制御手段などの多数の機器な
どの増設を要し、既存のダンサローラ装置に大幅な改造
を加える必要がある。
【0004】そこで本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたものであって、簡易な構成であり
ながら確実に線状体の張力が可変制御できるダンサロー
ラ装置を提供することを目的とする。
決するためになされたものであって、簡易な構成であり
ながら確実に線状体の張力が可変制御できるダンサロー
ラ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のダンサ
ローラ装置は、固定ローラとその下方に配されたダンサ
ローラとを備え、その固定ローラ及びダンサローラに線
状体を巻き掛けた状態にて線状体に張力を付与し、運転
中にダンサローラの上流側と下流側における線状体の速
度を同期させるダンサローラ装置において、ダンサロー
ラを固定ローラから下ろした垂線に対し偏角を生じる方
向に移動させ、この偏角を変化させることにより線状体
にかかる張力を可変制御する張力可変制御手段を備えた
ことを特徴とする。
ローラ装置は、固定ローラとその下方に配されたダンサ
ローラとを備え、その固定ローラ及びダンサローラに線
状体を巻き掛けた状態にて線状体に張力を付与し、運転
中にダンサローラの上流側と下流側における線状体の速
度を同期させるダンサローラ装置において、ダンサロー
ラを固定ローラから下ろした垂線に対し偏角を生じる方
向に移動させ、この偏角を変化させることにより線状体
にかかる張力を可変制御する張力可変制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0006】この発明によれば、ダンサローラを移動さ
せるだけで複雑な機構などを用いることなく、線状体に
かかる張力を容易に増減させることが可能となる。
せるだけで複雑な機構などを用いることなく、線状体に
かかる張力を容易に増減させることが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
に係る実施形態の一例について説明する。なお、各図に
おいて同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
また、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致して
いない。
に係る実施形態の一例について説明する。なお、各図に
おいて同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
また、図面の寸法比率は説明のものと必ずしも一致して
いない。
【0008】(第一実施形態)図1は本実施形態に係る
ダンサローラ装置の説明図である。図1において、ダン
サローラ装置1は、ボビン11から繰り出される線状体
10の線速を調整すると共に、その線状体10に任意の
張力を付加可能としたものである。張力付加の対象とな
る線状体10としては、例えば光ファイバなどが挙げら
れるが、ローラにより移送可能なものであればその他の
ものについても適用可能である。このダンサローラ装置
1には、線状体10の走行経路の途中に固定ローラ2が
設けられ、その固定ローラ2の下方にダンサローラ3が
設けられている。固定ローラ2は、走行する線状体10
に対して位置変動することなく固定され、その線状体1
0の走行に応じて回転するように軸着されている。一
方、ダンサローラ3は、アーム4の先端部分に回転自在
に軸着されており、そのアーム4が基端部分を支点とし
て俯仰することにより、その俯仰に応じて位置が変化す
るようになっている。
ダンサローラ装置の説明図である。図1において、ダン
サローラ装置1は、ボビン11から繰り出される線状体
10の線速を調整すると共に、その線状体10に任意の
張力を付加可能としたものである。張力付加の対象とな
る線状体10としては、例えば光ファイバなどが挙げら
れるが、ローラにより移送可能なものであればその他の
ものについても適用可能である。このダンサローラ装置
1には、線状体10の走行経路の途中に固定ローラ2が
設けられ、その固定ローラ2の下方にダンサローラ3が
設けられている。固定ローラ2は、走行する線状体10
に対して位置変動することなく固定され、その線状体1
0の走行に応じて回転するように軸着されている。一
方、ダンサローラ3は、アーム4の先端部分に回転自在
に軸着されており、そのアーム4が基端部分を支点とし
て俯仰することにより、その俯仰に応じて位置が変化す
るようになっている。
【0009】図1に示すように、固定ローラ2とダンサ
ローラ3には線状体10が巻き掛けられており、固定ロ
ーラ2とダンサローラ3の外周を通じて線状体10の長
円状の走行路が形成されている。この線状体10の走行
中において、固定ローラ2及びダンサローラ3の通過前
の線速と固定ローラ2及びダンサローラ3の通過後の線
速との間に差が生じたときには、アーム4が適宜俯仰
し、ダンサローラ3が上下動してその線速の差が調整さ
れる。このため、ダンサローラ装置1を通じて線状体1
0の安定走行が図られる。
ローラ3には線状体10が巻き掛けられており、固定ロ
ーラ2とダンサローラ3の外周を通じて線状体10の長
円状の走行路が形成されている。この線状体10の走行
中において、固定ローラ2及びダンサローラ3の通過前
の線速と固定ローラ2及びダンサローラ3の通過後の線
速との間に差が生じたときには、アーム4が適宜俯仰
し、ダンサローラ3が上下動してその線速の差が調整さ
れる。このため、ダンサローラ装置1を通じて線状体1
0の安定走行が図られる。
【0010】また、アーム4の途中にはウエイト41が
取り付けられ、そのウエイト41の重量によりアーム4
が下方に力を受けている。このため、ダンサローラ3に
は、図1に示すように、そのダンサローラ3の自重のほ
かウエイト41やアーム4の重量などが加わって、鉛直
方向の重力Wが作用している。そして、線状体10の走
行中において、固定ローラ2の真下にダンサローラ3が
位置し、ダンサローラ3が移動することなくその位置を
維持しているときには、ダンサローラ3にかかる重力W
と線状体10にかかる張力Tがつり合うことになる。な
お、張力Tは線状体10にかかる力の総和であり、線状
体10の各部に加わる張力はダンサローラ3の巻掛け数
にほぼ比例して小さなものとなる。
取り付けられ、そのウエイト41の重量によりアーム4
が下方に力を受けている。このため、ダンサローラ3に
は、図1に示すように、そのダンサローラ3の自重のほ
かウエイト41やアーム4の重量などが加わって、鉛直
方向の重力Wが作用している。そして、線状体10の走
行中において、固定ローラ2の真下にダンサローラ3が
位置し、ダンサローラ3が移動することなくその位置を
維持しているときには、ダンサローラ3にかかる重力W
と線状体10にかかる張力Tがつり合うことになる。な
お、張力Tは線状体10にかかる力の総和であり、線状
体10の各部に加わる張力はダンサローラ3の巻掛け数
にほぼ比例して小さなものとなる。
【0011】図1に示すように、ダンサローラ装置1に
は、張力可変制御手段として機能するアーム俯仰角検出
器5及びモータ制御器6が設けられている。アーム俯仰
検出器5は、円弧体51と距離センサ52とにより構成
されている。円弧体51は、アーム4の基端部分に偏心
した状態で取り付けら、アーム4の俯仰と共に回転する
構造となっている。距離センサ52は、円弧体51の外
周面に向けて配設され、円弧体51の外周面との距離に
応じた信号を出力するセンサであって、その出力信号に
基づいてアーム4の俯仰角度を検出する機能を有してい
る。この距離センサ52としては、円弧体51との距離
を検出できるものであれば、光電式、超音波式などを問
わず用いることができる。なお、アーム俯仰角検出器5
は、円弧体51及び距離センサ52の組合せに限られる
ものではなく、アーム4の俯仰角を検出できるものであ
れば、その他のものであってもよい。
は、張力可変制御手段として機能するアーム俯仰角検出
器5及びモータ制御器6が設けられている。アーム俯仰
検出器5は、円弧体51と距離センサ52とにより構成
されている。円弧体51は、アーム4の基端部分に偏心
した状態で取り付けら、アーム4の俯仰と共に回転する
構造となっている。距離センサ52は、円弧体51の外
周面に向けて配設され、円弧体51の外周面との距離に
応じた信号を出力するセンサであって、その出力信号に
基づいてアーム4の俯仰角度を検出する機能を有してい
る。この距離センサ52としては、円弧体51との距離
を検出できるものであれば、光電式、超音波式などを問
わず用いることができる。なお、アーム俯仰角検出器5
は、円弧体51及び距離センサ52の組合せに限られる
ものではなく、アーム4の俯仰角を検出できるものであ
れば、その他のものであってもよい。
【0012】一方、図1において、モータ制御器6は、
距離センサ52の出力信号に基づいてボビン11を回転
駆動するモータ12に駆動信号を与え、モータ12の回
転制御を行うものである。例えば、モータ制御器6がア
ーム4を水平より上向きの角度に維持するように設定さ
れている場合において、アーム4がその設定角度よりさ
らに上向きの状態となっているとき、モータ制御器6
は、距離センサ52の出力信号に基づいてアーム4の状
態を検知し、モータ12の回転速度を上げるような駆動
信号を与える。すると、ボビン11の回転速度が上昇し
固定ローラ2及びダンサローラ3に供給される線状体1
0の線速が上昇して、ダンサローラ3の位置が下がって
アーム4が下向きとなるように修正される。また、アー
ム4が設定角度より下向きの状態となっているときに
は、モータ制御器6は、距離センサ52の出力信号に基
づいてアーム4の状態を検知し、モータ12の回転速度
を下げるような駆動信号を与える。すると、ボビン11
の回転が減速して固定ローラ2及びダンサローラ3に供
給される線状体10の線速が減ぜられダンサローラ3の
位置が上がってアーム4が上向きに修正される。
距離センサ52の出力信号に基づいてボビン11を回転
駆動するモータ12に駆動信号を与え、モータ12の回
転制御を行うものである。例えば、モータ制御器6がア
ーム4を水平より上向きの角度に維持するように設定さ
れている場合において、アーム4がその設定角度よりさ
らに上向きの状態となっているとき、モータ制御器6
は、距離センサ52の出力信号に基づいてアーム4の状
態を検知し、モータ12の回転速度を上げるような駆動
信号を与える。すると、ボビン11の回転速度が上昇し
固定ローラ2及びダンサローラ3に供給される線状体1
0の線速が上昇して、ダンサローラ3の位置が下がって
アーム4が下向きとなるように修正される。また、アー
ム4が設定角度より下向きの状態となっているときに
は、モータ制御器6は、距離センサ52の出力信号に基
づいてアーム4の状態を検知し、モータ12の回転速度
を下げるような駆動信号を与える。すると、ボビン11
の回転が減速して固定ローラ2及びダンサローラ3に供
給される線状体10の線速が減ぜられダンサローラ3の
位置が上がってアーム4が上向きに修正される。
【0013】このように、アーム俯仰角検出器5及びモ
ータ制御器6は線状体10の線速を適宜調整してダンサ
ローラ3の制御中点位置(線状体10の走行時にダンサ
ローラ3が維持される位置)を変化させる機能を有して
おり、このダンサローラ3の制御中点位置を変化させる
ことにより、固定ローラ2とダンサローラ3間の線状体
10の張力を可変制御している。すなわち、上述のよう
に、線状体10の線速調整によりダンサローラ3の制御
中点位置を変化させてアーム4の俯仰角度を変えると、
そのアーム4の俯仰角度の変化に応じて、固定ローラ2
からダンサローラ3への方向が変化し、その方向と固定
ローラ2から下ろした垂線とのなす角(以下、単に「偏
角」という。)が変化する。線速制御を通じてこの偏角
を適宜変化させることにより、その変化に応じて線状体
10にかかる張力が任意に調節可能となる。
ータ制御器6は線状体10の線速を適宜調整してダンサ
ローラ3の制御中点位置(線状体10の走行時にダンサ
ローラ3が維持される位置)を変化させる機能を有して
おり、このダンサローラ3の制御中点位置を変化させる
ことにより、固定ローラ2とダンサローラ3間の線状体
10の張力を可変制御している。すなわち、上述のよう
に、線状体10の線速調整によりダンサローラ3の制御
中点位置を変化させてアーム4の俯仰角度を変えると、
そのアーム4の俯仰角度の変化に応じて、固定ローラ2
からダンサローラ3への方向が変化し、その方向と固定
ローラ2から下ろした垂線とのなす角(以下、単に「偏
角」という。)が変化する。線速制御を通じてこの偏角
を適宜変化させることにより、その変化に応じて線状体
10にかかる張力が任意に調節可能となる。
【0014】図2、図3にダンサローラ3の偏角と線状
体10の張力との関係を示す。図2に示すように、線状
体10の走行中にアーム4が上向きの状態(アーム4の
先端が基端側に対し高い位置にある状態)で維持されて
いる場合において、ダンサローラ3やウエイト41の自
重などのダンサローラ3にかかる重力をWとし、線状体
10にかかる張力をTとし、アーム4の支持力をFとす
ると、その重力W、線状体10の張力T及びアーム4の
支持力Fの三つの力はつり合うことになる。このとき、
アーム4が上向きでその支持力Fが下向きとなるため、
線状体10にかかる張力Tは、重力Wより大きなものと
なる。そして、このときのダンサローラ3の偏角をαと
すると、線状体10の線速を下げてアーム4をさらに上
向きとして、ダンサローラ3の偏角αを大きくすると、
その偏角αの増加に応じて線状体10にかかる張力Tが
増加することになる。
体10の張力との関係を示す。図2に示すように、線状
体10の走行中にアーム4が上向きの状態(アーム4の
先端が基端側に対し高い位置にある状態)で維持されて
いる場合において、ダンサローラ3やウエイト41の自
重などのダンサローラ3にかかる重力をWとし、線状体
10にかかる張力をTとし、アーム4の支持力をFとす
ると、その重力W、線状体10の張力T及びアーム4の
支持力Fの三つの力はつり合うことになる。このとき、
アーム4が上向きでその支持力Fが下向きとなるため、
線状体10にかかる張力Tは、重力Wより大きなものと
なる。そして、このときのダンサローラ3の偏角をαと
すると、線状体10の線速を下げてアーム4をさらに上
向きとして、ダンサローラ3の偏角αを大きくすると、
その偏角αの増加に応じて線状体10にかかる張力Tが
増加することになる。
【0015】一方、図3に示すように、線状体10の走
行中においてアーム4が下向きの状態(アーム4の先端
が基端側に対し低い位置にある状態)で維持されている
ときには、アーム4が下向きでその支持力Fが上向きと
なるため、線状体10にかかる張力Tは、重力Wより小
さなものとなる。そして、線状体10の線速を上げてア
ーム4をさらに下向きとして、ダンサローラ3の偏角α
を大きくすると、その偏角αの減少に応じて線状体10
にかかる張力Tが減少することになる。
行中においてアーム4が下向きの状態(アーム4の先端
が基端側に対し低い位置にある状態)で維持されている
ときには、アーム4が下向きでその支持力Fが上向きと
なるため、線状体10にかかる張力Tは、重力Wより小
さなものとなる。そして、線状体10の線速を上げてア
ーム4をさらに下向きとして、ダンサローラ3の偏角α
を大きくすると、その偏角αの減少に応じて線状体10
にかかる張力Tが減少することになる。
【0016】このように、線状体10の線速の調整によ
り、固定ローラ2とダンサローラ3間の線状体10の張
力が制御可能となる。
り、固定ローラ2とダンサローラ3間の線状体10の張
力が制御可能となる。
【0017】次にダンサローラ装置1の使用方法及びそ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0018】図1において、モータ制御器6に走行する
線状体10に加えるべき張力の設定を行う。この設定
は、人為的な設定値入力の操作により行い、又は外部装
置からの設定信号を入力することにより行えばよい。ダ
ンサローラ装置1における設定張力の調節は、線状体1
0の走行時において、アーム4を所定の俯仰角度としダ
ンサローラ3の偏角を所定の角度に維持することにより
行われることになる。
線状体10に加えるべき張力の設定を行う。この設定
は、人為的な設定値入力の操作により行い、又は外部装
置からの設定信号を入力することにより行えばよい。ダ
ンサローラ装置1における設定張力の調節は、線状体1
0の走行時において、アーム4を所定の俯仰角度としダ
ンサローラ3の偏角を所定の角度に維持することにより
行われることになる。
【0019】線状体10の張力設定後、モータ12を回
転駆動させ、ボビン11を回転させてダンサローラ装置
1を駆動させる。すると、ボビン11から線状体10が
繰り出され、その線状体10は固定ローラ2、ダンサロ
ーラ3の外周を走行し、再び固定ローラ2の外周を通っ
てダンサローラ装置1を通過していく。このとき、モー
タ制御器6がアーム4の俯仰状態に基づいて線状体10
にかかる張力Tが設定張力となっていないと判断したと
きには、その線状体10の張力Tが適宜調節される。例
えば、図2において、アーム4が上向きとなり過ぎてい
るときには、ダンサローラ3の偏角αが大きくなって線
状体10にかかる張力Tが設定張力に対し過大となる。
その際、モータ制御器6がアーム俯仰検出器5を通じて
その線状体10の張力状態を検知し、モータ12へ回転
速度を速める駆動信号を出力する。そして、モータ12
の回転速度が上がり、線状体10のボビン11からダン
サローラ3までの線状体10の線速が上昇する。このた
め、ダンサローラ3の位置が下がり、ダンサローラ3の
偏角α及びアーム4の俯仰角θが小さくなる。従って、
それら偏角α及び俯仰角θの減少に伴い、線状体10に
かかる張力Tが小さくなり設定張力に調節される。
転駆動させ、ボビン11を回転させてダンサローラ装置
1を駆動させる。すると、ボビン11から線状体10が
繰り出され、その線状体10は固定ローラ2、ダンサロ
ーラ3の外周を走行し、再び固定ローラ2の外周を通っ
てダンサローラ装置1を通過していく。このとき、モー
タ制御器6がアーム4の俯仰状態に基づいて線状体10
にかかる張力Tが設定張力となっていないと判断したと
きには、その線状体10の張力Tが適宜調節される。例
えば、図2において、アーム4が上向きとなり過ぎてい
るときには、ダンサローラ3の偏角αが大きくなって線
状体10にかかる張力Tが設定張力に対し過大となる。
その際、モータ制御器6がアーム俯仰検出器5を通じて
その線状体10の張力状態を検知し、モータ12へ回転
速度を速める駆動信号を出力する。そして、モータ12
の回転速度が上がり、線状体10のボビン11からダン
サローラ3までの線状体10の線速が上昇する。このた
め、ダンサローラ3の位置が下がり、ダンサローラ3の
偏角α及びアーム4の俯仰角θが小さくなる。従って、
それら偏角α及び俯仰角θの減少に伴い、線状体10に
かかる張力Tが小さくなり設定張力に調節される。
【0020】一方、図3において、アーム4が下向きと
なり過ぎているとき、ダンサローラ3の偏角αが大きく
なって線状体10にかかる張力Tが設定張力に対し小さ
くなる。その際、モータ制御器6がアーム俯仰検出器5
を通じてその線状体10の張力状態を検知し、モータ1
2へ回転速度を減ずる駆動信号を出力する。そして、モ
ータ12の回転速度が下がり、線状体10のボビン11
からダンサローラ3までの線状体10の線速が減ぜられ
る。このため、ダンサローラ3の位置が上がり、ダンサ
ローラ3の偏角α及びアーム4の俯仰角θが小さくな
る。従って、それら偏角α及び俯仰角θの減少に伴い、
線状体10にかかる張力Tが大きくなり設定張力に調節
される。
なり過ぎているとき、ダンサローラ3の偏角αが大きく
なって線状体10にかかる張力Tが設定張力に対し小さ
くなる。その際、モータ制御器6がアーム俯仰検出器5
を通じてその線状体10の張力状態を検知し、モータ1
2へ回転速度を減ずる駆動信号を出力する。そして、モ
ータ12の回転速度が下がり、線状体10のボビン11
からダンサローラ3までの線状体10の線速が減ぜられ
る。このため、ダンサローラ3の位置が上がり、ダンサ
ローラ3の偏角α及びアーム4の俯仰角θが小さくな
る。従って、それら偏角α及び俯仰角θの減少に伴い、
線状体10にかかる張力Tが大きくなり設定張力に調節
される。
【0021】このように、線状体10の線速を制御する
ことにより、ダンサローラ3の偏角αを生じさせた状態
でアームの俯仰角θを調整して、線状体10にかかる張
力Tを任意に調節することが可能となる。
ことにより、ダンサローラ3の偏角αを生じさせた状態
でアームの俯仰角θを調整して、線状体10にかかる張
力Tを任意に調節することが可能となる。
【0022】ここで、図4にダンサローラ3の偏角αが
生じている場合におけるアーム4の俯仰角θと線状体1
0にかかる張力Tとの具体的な相関関係を示す。図4に
おいて、縦軸は線状体10にかかる張力の張力指数であ
り、アーム4の水平時の張力を100として相対的な指
数により示している。横軸は、ダンサローラ3の上下動
により変動するアーム4の俯仰角であり、アーム4が水
平より上向きの場合を正、下向きの場合を負としてい
る。また、この図4における俯仰角θと張力指数との関
係は、アーム4の長さを約375mm、アーム4の水平
時における固定ローラ2からダンサローラ3までの距離
を約250mmとしたときのものである。この図4によ
れば、ダンサローラ3の上下動に伴い、アーム4の俯仰
角θが水平を中心に変化するに従い、線状体10の張力
指数が変化することが分かる。
生じている場合におけるアーム4の俯仰角θと線状体1
0にかかる張力Tとの具体的な相関関係を示す。図4に
おいて、縦軸は線状体10にかかる張力の張力指数であ
り、アーム4の水平時の張力を100として相対的な指
数により示している。横軸は、ダンサローラ3の上下動
により変動するアーム4の俯仰角であり、アーム4が水
平より上向きの場合を正、下向きの場合を負としてい
る。また、この図4における俯仰角θと張力指数との関
係は、アーム4の長さを約375mm、アーム4の水平
時における固定ローラ2からダンサローラ3までの距離
を約250mmとしたときのものである。この図4によ
れば、ダンサローラ3の上下動に伴い、アーム4の俯仰
角θが水平を中心に変化するに従い、線状体10の張力
指数が変化することが分かる。
【0023】以上のように、本実施形態に係るダンサロ
ーラ装置1によれば、ダンサローラ3を移動させるだけ
で、複雑な機構などを用いることなく、線状体にかかる
張力を容易に増減させ制御することができる。また、そ
の線状体の張力制御は、線状体の線速を調節することに
より行えるため、線状体10の走行中にも容易に行うこ
とができる。更に、ダンサローラ3が上下方向にほとん
ど抵抗なく移動自在となっているため、ダンサローラ3
に加わる重力以上の力を線状体の張力として加えること
ができる。従って、線状体10にかかる張力Tを大きく
変化させることができる。
ーラ装置1によれば、ダンサローラ3を移動させるだけ
で、複雑な機構などを用いることなく、線状体にかかる
張力を容易に増減させ制御することができる。また、そ
の線状体の張力制御は、線状体の線速を調節することに
より行えるため、線状体10の走行中にも容易に行うこ
とができる。更に、ダンサローラ3が上下方向にほとん
ど抵抗なく移動自在となっているため、ダンサローラ3
に加わる重力以上の力を線状体の張力として加えること
ができる。従って、線状体10にかかる張力Tを大きく
変化させることができる。
【0024】(第二実施形態)次に第二実施形態に係る
ダンサローラ装置について説明する。
ダンサローラ装置について説明する。
【0025】第一実施形態のダンサローラ装置1にあっ
ては、アーム4が水平時にダンサローラ3が固定ローラ
2の真下に位置し、そのアーム4を俯仰させてダンサロ
ーラ3の偏角αを生じさせて線状体10の張力制御を行
うものであったが、本発明はそのようなものに限られる
ものではない。すなわち、本実施形態に係るダンサロー
ラ装置1aは、固定ローラ2に対してダンサローラ3を
水平移動させることにより、ダンサローラ3の偏角αを
生じさせ変化させ、線状体10の張力制御を行うもので
ある。
ては、アーム4が水平時にダンサローラ3が固定ローラ
2の真下に位置し、そのアーム4を俯仰させてダンサロ
ーラ3の偏角αを生じさせて線状体10の張力制御を行
うものであったが、本発明はそのようなものに限られる
ものではない。すなわち、本実施形態に係るダンサロー
ラ装置1aは、固定ローラ2に対してダンサローラ3を
水平移動させることにより、ダンサローラ3の偏角αを
生じさせ変化させ、線状体10の張力制御を行うもので
ある。
【0026】図5に第二実施形態に係るダンサローラ装
置1aの説明図を示す。図5において、ダンサローラ装
置1aは、アーム4の基端部分がスライド機構7に取り
付けられ、このスライド機構7によりアーム4及びダン
サローラ3が任意に水平移動可能な構造となっている。
スライド機構7は、例えば、移動体71、スライド駆動
部72、傾斜体73、センサ74及び水平移動制御器7
5により構成される。移動体71は、線状体10の張力
調節のために移動するものであり、アーム4の基端部分
が取り付けられている。このため、移動体71の移動に
伴って、アーム4及びダンサローラ3が移動することに
なる。また、この移動体71には、図5に示すように、
アーム4の俯仰状態を検出する距離センサ52を取り付
けおくのが望ましい。スライド駆動部72は、移動体7
1を移動させるものであり、例えば、モータ、送りネジ
及びスライドガイド等で構成された移動機構などが用い
られる。
置1aの説明図を示す。図5において、ダンサローラ装
置1aは、アーム4の基端部分がスライド機構7に取り
付けられ、このスライド機構7によりアーム4及びダン
サローラ3が任意に水平移動可能な構造となっている。
スライド機構7は、例えば、移動体71、スライド駆動
部72、傾斜体73、センサ74及び水平移動制御器7
5により構成される。移動体71は、線状体10の張力
調節のために移動するものであり、アーム4の基端部分
が取り付けられている。このため、移動体71の移動に
伴って、アーム4及びダンサローラ3が移動することに
なる。また、この移動体71には、図5に示すように、
アーム4の俯仰状態を検出する距離センサ52を取り付
けおくのが望ましい。スライド駆動部72は、移動体7
1を移動させるものであり、例えば、モータ、送りネジ
及びスライドガイド等で構成された移動機構などが用い
られる。
【0027】傾斜体73及びセンサ74は、アーム4及
びダンサローラ3の水平移動量を検知するためのもので
ある。傾斜体73は、移動体71の移動方向に対し傾斜
する傾斜面73aを形成しており、移動体71に取り付
けられて、移動体71と共に移動するようになってい
る。一方、センサ74は、移動体71の外部に固定さ
れ、傾斜体73の傾斜面73aに向けて配設されてお
り、その傾斜面73aとの距離に応じた信号を出力する
センサである。このセンサ74の出力信号に基づいてア
ーム4及びダンサローラ3の水平移動距離の検出が行わ
れる。このセンサ74としては、傾斜面73aとの距離
を検出できるものであれば、光電式、超音波式などを問
わず用いることができる。なお、アーム4及びダンサロ
ーラ3の移動量を検出する手段としては、傾斜体73及
びセンサ74に限られるものではなく、その移動量を検
出できるものであれば、その他のものを用いてもよい。
びダンサローラ3の水平移動量を検知するためのもので
ある。傾斜体73は、移動体71の移動方向に対し傾斜
する傾斜面73aを形成しており、移動体71に取り付
けられて、移動体71と共に移動するようになってい
る。一方、センサ74は、移動体71の外部に固定さ
れ、傾斜体73の傾斜面73aに向けて配設されてお
り、その傾斜面73aとの距離に応じた信号を出力する
センサである。このセンサ74の出力信号に基づいてア
ーム4及びダンサローラ3の水平移動距離の検出が行わ
れる。このセンサ74としては、傾斜面73aとの距離
を検出できるものであれば、光電式、超音波式などを問
わず用いることができる。なお、アーム4及びダンサロ
ーラ3の移動量を検出する手段としては、傾斜体73及
びセンサ74に限られるものではなく、その移動量を検
出できるものであれば、その他のものを用いてもよい。
【0028】図5において、水平移動制御器75は、ス
ライド駆動部72に駆動信号を出力すると共に、センサ
74の出力信号を入力してダンサローラ3の移動制御を
行うものである。ダンサローラ3の移動量eを設定する
ことにより、それに応じた駆動信号が水平移動制御器7
5から出力され、スライド駆動部72が移動体71を通
じてダンサローラ3が移動する。
ライド駆動部72に駆動信号を出力すると共に、センサ
74の出力信号を入力してダンサローラ3の移動制御を
行うものである。ダンサローラ3の移動量eを設定する
ことにより、それに応じた駆動信号が水平移動制御器7
5から出力され、スライド駆動部72が移動体71を通
じてダンサローラ3が移動する。
【0029】また、ダンサローラ装置1aにおいては、
第一実施形態と同様な固定ローラ2、モータ制御器6、
モータ12が用いられる。
第一実施形態と同様な固定ローラ2、モータ制御器6、
モータ12が用いられる。
【0030】次に、図5に基づいてダンサローラ装置1
aにおけるダンサローラ3の偏角と線状体10の張力と
の関係を説明する。図5において、ダンサローラ装置1
aは、ダンサローラ3を水平移動させてダンサローラ3
の偏角αを変化させることにより、線状体10にかかる
張力Tを任意に制御することができる。例えば、図5の
状態において、スライド機構7によりダンサローラ3を
移動させ、その水平移動量e(固定ローラ2から下ろし
た垂線までの距離)を小さくすると、ダンサローラ3の
偏角αが小さくなり、ダンサローラ3にかかる張力Tの
方向が鉛直方向に近づく。このため、張力Tにおける水
平成分が小さくなる分だけ、その張力Tは小さいものと
なる。このとき、アーム4が水平を保つように、アーム
俯仰角検出器5及びモータ制御器6(図5では図示な
し)により、線状体10の線速を適宜調節すればよい。
aにおけるダンサローラ3の偏角と線状体10の張力と
の関係を説明する。図5において、ダンサローラ装置1
aは、ダンサローラ3を水平移動させてダンサローラ3
の偏角αを変化させることにより、線状体10にかかる
張力Tを任意に制御することができる。例えば、図5の
状態において、スライド機構7によりダンサローラ3を
移動させ、その水平移動量e(固定ローラ2から下ろし
た垂線までの距離)を小さくすると、ダンサローラ3の
偏角αが小さくなり、ダンサローラ3にかかる張力Tの
方向が鉛直方向に近づく。このため、張力Tにおける水
平成分が小さくなる分だけ、その張力Tは小さいものと
なる。このとき、アーム4が水平を保つように、アーム
俯仰角検出器5及びモータ制御器6(図5では図示な
し)により、線状体10の線速を適宜調節すればよい。
【0031】一方、図5の状態において、スライド機構
7によりダンサローラ3を移動させ、その水平移動量e
を大きくすると、ダンサローラ3の偏角αが大きくな
り、ダンサローラ3にかかる張力Tが大きく傾斜する。
このため、張力Tにおける水平成分が大きくなり、その
張力Tは大きくなる。
7によりダンサローラ3を移動させ、その水平移動量e
を大きくすると、ダンサローラ3の偏角αが大きくな
り、ダンサローラ3にかかる張力Tが大きく傾斜する。
このため、張力Tにおける水平成分が大きくなり、その
張力Tは大きくなる。
【0032】このように、ダンサローラ装置1aによれ
ば、ダンサローラ3の水平移動を通じて、その偏角αを
変化させることにより、線状体10にかかる張力Tを任
意に制御することが可能となる。
ば、ダンサローラ3の水平移動を通じて、その偏角αを
変化させることにより、線状体10にかかる張力Tを任
意に制御することが可能となる。
【0033】次にダンサローラ装置1aの使用方法及び
その動作について説明する。
その動作について説明する。
【0034】図5において、水平移動制御器75に指令
を与えてダンサローラ3を移動させ、走行する線状体1
0に加えるべき張力の設定を行う。この設定は、人為的
な設定値入力の操作により行い、又は外部装置からの設
定信号を入力することにより行えばよい。ダンサローラ
装置1aにおける設定張力の調節は、線状体10の走行
時において、ダンサローラ3の水平移動量eを維持し、
ダンサローラ3の偏角αを一定角度に保つことにより行
われる。
を与えてダンサローラ3を移動させ、走行する線状体1
0に加えるべき張力の設定を行う。この設定は、人為的
な設定値入力の操作により行い、又は外部装置からの設
定信号を入力することにより行えばよい。ダンサローラ
装置1aにおける設定張力の調節は、線状体10の走行
時において、ダンサローラ3の水平移動量eを維持し、
ダンサローラ3の偏角αを一定角度に保つことにより行
われる。
【0035】線状体10の張力設定後、モータ12を回
転駆動させ、ボビン11を回転させてダンサローラ装置
1aを駆動させる。すると、ボビン11から線状体10
が繰り出され、その線状体10は固定ローラ2、ダンサ
ローラ3の外周を走行し、再び固定ローラ2の外周を通
ってダンサローラ装置1を通過していく。このとき、線
状体10にかかる張力Tを変えたいときには、スライド
機構7によりダンサローラ3を水平に移動させればよ
い。例えば、図5において、スライド機構7により、ダ
ンサローラ3を固定ローラ2側(図5では右側)に移動
させると、ダンサローラ3の偏角αが小さくなり、線状
体10にかかる張力Tの水平成分が減少する分だけその
張力Tを小さくすることができる。一方、図5におい
て、スライド機構7により、ダンサローラ3を固定ロー
ラ2の反対側(図5では左側)に移動させると、ダンサ
ローラ3の偏角αが大きくなり、線状体10にかかる張
力Tの水平成分が増加する分だけその張力Tを大きくす
ることができる。
転駆動させ、ボビン11を回転させてダンサローラ装置
1aを駆動させる。すると、ボビン11から線状体10
が繰り出され、その線状体10は固定ローラ2、ダンサ
ローラ3の外周を走行し、再び固定ローラ2の外周を通
ってダンサローラ装置1を通過していく。このとき、線
状体10にかかる張力Tを変えたいときには、スライド
機構7によりダンサローラ3を水平に移動させればよ
い。例えば、図5において、スライド機構7により、ダ
ンサローラ3を固定ローラ2側(図5では右側)に移動
させると、ダンサローラ3の偏角αが小さくなり、線状
体10にかかる張力Tの水平成分が減少する分だけその
張力Tを小さくすることができる。一方、図5におい
て、スライド機構7により、ダンサローラ3を固定ロー
ラ2の反対側(図5では左側)に移動させると、ダンサ
ローラ3の偏角αが大きくなり、線状体10にかかる張
力Tの水平成分が増加する分だけその張力Tを大きくす
ることができる。
【0036】このように、ダンサローラ3を適宜水平移
動させることにより、ダンサローラ3の偏角αを制御し
て、線状体10にかかる張力Tを任意に調節することが
可能となる。
動させることにより、ダンサローラ3の偏角αを制御し
て、線状体10にかかる張力Tを任意に調節することが
可能となる。
【0037】ここで、図6にダンサローラ3の移動量e
と線状体10にかかる張力Tとの具体的な相関関係を示
す。図6において、縦軸は線状体10にかかる張力の張
力指数であり、アーム4の水平時においてダンサローラ
3が固定ローラ2の真下に位置しているときの張力を1
00として相対的な指数により示している。横軸は、ダ
ンサローラ3の水平移動量eである。また、この図6に
おける移動量eと張力指数との関係は、アーム4の長さ
を約375mm、アーム4の水平時における固定ローラ
2からダンサローラ3までの距離を約500mmとした
ときのものである。この図6によれば、ダンサローラ3
が固定ローラ2の垂線位置から遠ざかるほど、線状体1
0の張力指数が増加していることが分かる。これは、ダ
ンサローラ3が固定ローラ2の垂線位置から遠ざかるほ
ど、ダンサローラ3の偏角αが大きくなることに因るも
のである。
と線状体10にかかる張力Tとの具体的な相関関係を示
す。図6において、縦軸は線状体10にかかる張力の張
力指数であり、アーム4の水平時においてダンサローラ
3が固定ローラ2の真下に位置しているときの張力を1
00として相対的な指数により示している。横軸は、ダ
ンサローラ3の水平移動量eである。また、この図6に
おける移動量eと張力指数との関係は、アーム4の長さ
を約375mm、アーム4の水平時における固定ローラ
2からダンサローラ3までの距離を約500mmとした
ときのものである。この図6によれば、ダンサローラ3
が固定ローラ2の垂線位置から遠ざかるほど、線状体1
0の張力指数が増加していることが分かる。これは、ダ
ンサローラ3が固定ローラ2の垂線位置から遠ざかるほ
ど、ダンサローラ3の偏角αが大きくなることに因るも
のである。
【0038】以上のように、本実施形態に係るダンサロ
ーラ装置1aによれば、ダンサローラ3を移動させるだ
けで、複雑な機構などを用いることなく、線状体にかか
る張力を容易に増減させ制御することができる。また、
その線状体の張力制御は、ダンサローラ3を水平移動さ
せることにより行えるため、線状体10の走行中にも容
易に行うことができる。更に、ダンサローラ3が上下方
向にほとんど抵抗なく移動自在となっているため、ダン
サローラ3に加わる重力以上の力を線状体の張力として
加えることができる。従って、線状体10にかかる張力
Tを大きく変化させることができる。
ーラ装置1aによれば、ダンサローラ3を移動させるだ
けで、複雑な機構などを用いることなく、線状体にかか
る張力を容易に増減させ制御することができる。また、
その線状体の張力制御は、ダンサローラ3を水平移動さ
せることにより行えるため、線状体10の走行中にも容
易に行うことができる。更に、ダンサローラ3が上下方
向にほとんど抵抗なく移動自在となっているため、ダン
サローラ3に加わる重力以上の力を線状体の張力として
加えることができる。従って、線状体10にかかる張力
Tを大きく変化させることができる。
【0039】(第三実施形態)次に第三実施形態に係る
ダンサローラ装置について説明する。
ダンサローラ装置について説明する。
【0040】第二実施形態に係るダンサローラ装置1a
にあっては、線状体10の走行時にアーム4を水平に保
ちながらそのアーム4と共にダンサローラ3を水平移動
させダンサローラ3の偏角αを変化させて線状体10の
張力制御を行うものであったが、ダンサローラ3を水平
移動させた状態においてアーム4の俯仰角を調整して線
状体10の張力制御を行うものであってよい。
にあっては、線状体10の走行時にアーム4を水平に保
ちながらそのアーム4と共にダンサローラ3を水平移動
させダンサローラ3の偏角αを変化させて線状体10の
張力制御を行うものであったが、ダンサローラ3を水平
移動させた状態においてアーム4の俯仰角を調整して線
状体10の張力制御を行うものであってよい。
【0041】すなわち、本実施形態に係るダンサローラ
装置1bは、アーム4の水平時にダンサローラ3が固定
ローラ2の真下に位置しないように水平移動させてお
き、その状態にてアーム4を俯仰させダンサローラ3の
偏角αを調節し、線状体10の張力制御を行うものであ
る。なお、このダンサローラ装置1bは、第二実施形態
に係るダンサローラ装置1aと同様なものを用いること
ができる。このようなダンサローラ装置1bであって
も、アーム4の俯仰角に応じて線状体10の張力制御が
可能であり、第一実施形態のダンサローラ装置1と同様
な作用効果が得られると共に、その作用効果に加えて線
状体10の張力調節が容易であり、その張力が制御しや
すいという効果が得られる。
装置1bは、アーム4の水平時にダンサローラ3が固定
ローラ2の真下に位置しないように水平移動させてお
き、その状態にてアーム4を俯仰させダンサローラ3の
偏角αを調節し、線状体10の張力制御を行うものであ
る。なお、このダンサローラ装置1bは、第二実施形態
に係るダンサローラ装置1aと同様なものを用いること
ができる。このようなダンサローラ装置1bであって
も、アーム4の俯仰角に応じて線状体10の張力制御が
可能であり、第一実施形態のダンサローラ装置1と同様
な作用効果が得られると共に、その作用効果に加えて線
状体10の張力調節が容易であり、その張力が制御しや
すいという効果が得られる。
【0042】図7に本実施形態に係るダンサローラ装置
1bにおけるアーム4の俯仰角と線状体10の張力との
関係を示す。この図7において、縦軸は、線状体10に
かかる張力の張力指数であり、ダンサローラ3が固定ロ
ーラ2の真下に位置しアーム4の水平であるときの張力
を100として相対的な指数により示している。横軸
は、ダンサローラ3の上下動により変動するアーム4の
俯仰角であり、アーム4が水平より上向きの場合を正、
下向きの場合を負としている。また、この図7における
俯仰角θと張力指数との関係は、アーム4の長さを約3
75mm、アーム4の水平時における固定ローラ2から
ダンサローラ3までの高低差を約250mmとし、固定
ローラ2の垂線位置からダンサローラ3を約200mm
水平移動させた状態におけるものである。
1bにおけるアーム4の俯仰角と線状体10の張力との
関係を示す。この図7において、縦軸は、線状体10に
かかる張力の張力指数であり、ダンサローラ3が固定ロ
ーラ2の真下に位置しアーム4の水平であるときの張力
を100として相対的な指数により示している。横軸
は、ダンサローラ3の上下動により変動するアーム4の
俯仰角であり、アーム4が水平より上向きの場合を正、
下向きの場合を負としている。また、この図7における
俯仰角θと張力指数との関係は、アーム4の長さを約3
75mm、アーム4の水平時における固定ローラ2から
ダンサローラ3までの高低差を約250mmとし、固定
ローラ2の垂線位置からダンサローラ3を約200mm
水平移動させた状態におけるものである。
【0043】この図7によれば、ダンサローラ3の上下
動に伴い、アーム4の俯仰角θが水平を中心に変化する
に従い、線状体10の張力指数が変化することが分か
る。そして、図4のダンサローラ装置1の特性と比較す
ると、本実施形態に係るダンサローラ装置1bにおける
線状体10の張力は、アーム4の俯仰角θの変化に応じ
て緩やかに変化するため、その線状体10の張力の微調
整などが容易となり制御しやすいものとなる。
動に伴い、アーム4の俯仰角θが水平を中心に変化する
に従い、線状体10の張力指数が変化することが分か
る。そして、図4のダンサローラ装置1の特性と比較す
ると、本実施形態に係るダンサローラ装置1bにおける
線状体10の張力は、アーム4の俯仰角θの変化に応じ
て緩やかに変化するため、その線状体10の張力の微調
整などが容易となり制御しやすいものとなる。
【0044】(第四実施形態)次に第四実施形態に係る
ダンサローラ装置について説明する。
ダンサローラ装置について説明する。
【0045】第二実施形態のダンサローラ装置1aにあ
っては、ダンサローラ3を水平移動させることにより、
ダンサローラ3の偏角αを生じさせ変化させて線状体1
0の張力制御を行うものであったが、ダンサローラ3を
鉛直移動させて線状体10の張力制御を行うものであっ
てもよい。
っては、ダンサローラ3を水平移動させることにより、
ダンサローラ3の偏角αを生じさせ変化させて線状体1
0の張力制御を行うものであったが、ダンサローラ3を
鉛直移動させて線状体10の張力制御を行うものであっ
てもよい。
【0046】図8に本実施形態に係るダンサローラ装置
1cの説明図を示す。図8において、ダンサローラ装置
1cは、固定ローラ2の下方にダンサローラ3が配設さ
れ、このダンサローラ3が鉛直方向に摺動自在に設置さ
れたものである。そして、ダンサローラ3は、固定ロー
ラ2の真下でない位置で摺動するように配設されてお
り、このように配設されることにより、鉛直摺動に応じ
てダンサローラ3の偏角αが変化することになる。ダン
サローラ3の摺動機構は、例えば、図8のように、鉛直
方向に摺動自在とした移動体81にダンサローラ3を取
り付けるなどして構成される。また、移動体81の摺動
機構は、鉛直方向に延びるガイドレールに移動体81を
掛止するなどして構成すればよい。
1cの説明図を示す。図8において、ダンサローラ装置
1cは、固定ローラ2の下方にダンサローラ3が配設さ
れ、このダンサローラ3が鉛直方向に摺動自在に設置さ
れたものである。そして、ダンサローラ3は、固定ロー
ラ2の真下でない位置で摺動するように配設されてお
り、このように配設されることにより、鉛直摺動に応じ
てダンサローラ3の偏角αが変化することになる。ダン
サローラ3の摺動機構は、例えば、図8のように、鉛直
方向に摺動自在とした移動体81にダンサローラ3を取
り付けるなどして構成される。また、移動体81の摺動
機構は、鉛直方向に延びるガイドレールに移動体81を
掛止するなどして構成すればよい。
【0047】また、移動体81には傾斜体82が取り付
けられており、この傾斜体82の近傍にはセンサ83が
設置されている。傾斜体82及びセンサ83は、ダンサ
ローラ3の鉛直移動量を検知するためのものである。傾
斜体82は、移動体81の移動方向に対し傾斜する傾斜
面82aを形成しており、移動体81に取り付けられ
て、移動体81と共に移動するようになっている。一
方、センサ83は、移動体81の外部に固定され、傾斜
体82の傾斜面82aに向けて配設されており、その傾
斜面82aとの距離に応じた信号を出力するセンサであ
る。このセンサ83の出力信号に基づいてダンサローラ
3の鉛直方向に対する位置検出が行われる。このセンサ
83としては、傾斜面82aとの距離を検出できるもの
であれば、光電式、超音波式などを問わず用いることが
できる。なお、ダンサローラ3の移動量を検出する手段
としては、傾斜体82及びセンサ83に限られるもので
はなく、その移動量を検出できるものであれば、その他
のものを用いてもよい。なお、このダンサローラ装置1
cにおいては、第一実施形態などと同様な固定ローラ
2、モータ制御器6、モータ12が用いられる。
けられており、この傾斜体82の近傍にはセンサ83が
設置されている。傾斜体82及びセンサ83は、ダンサ
ローラ3の鉛直移動量を検知するためのものである。傾
斜体82は、移動体81の移動方向に対し傾斜する傾斜
面82aを形成しており、移動体81に取り付けられ
て、移動体81と共に移動するようになっている。一
方、センサ83は、移動体81の外部に固定され、傾斜
体82の傾斜面82aに向けて配設されており、その傾
斜面82aとの距離に応じた信号を出力するセンサであ
る。このセンサ83の出力信号に基づいてダンサローラ
3の鉛直方向に対する位置検出が行われる。このセンサ
83としては、傾斜面82aとの距離を検出できるもの
であれば、光電式、超音波式などを問わず用いることが
できる。なお、ダンサローラ3の移動量を検出する手段
としては、傾斜体82及びセンサ83に限られるもので
はなく、その移動量を検出できるものであれば、その他
のものを用いてもよい。なお、このダンサローラ装置1
cにおいては、第一実施形態などと同様な固定ローラ
2、モータ制御器6、モータ12が用いられる。
【0048】次に、図8に基づいてダンサローラ装置1
cにおけるダンサローラ3の偏角と線状体10の張力と
の関係を説明する。図8において、ダンサローラ装置1
cは、ダンサローラ3を鉛直方向に移動させてダンサロ
ーラ3の偏角αを変化させることにより、線状体10に
かかる張力Tを任意に制御することができる。例えば、
図8の状態において、線状体10の線速を調節すること
によりダンサローラ3を下方に移動させると、ダンサロ
ーラ3の偏角αが小さくなり、ダンサローラ3にかかる
張力Tの方向が鉛直方向に近づく。このため、張力Tに
おける水平成分が小さくなる分だけ、その張力Tは小さ
いものとなる。
cにおけるダンサローラ3の偏角と線状体10の張力と
の関係を説明する。図8において、ダンサローラ装置1
cは、ダンサローラ3を鉛直方向に移動させてダンサロ
ーラ3の偏角αを変化させることにより、線状体10に
かかる張力Tを任意に制御することができる。例えば、
図8の状態において、線状体10の線速を調節すること
によりダンサローラ3を下方に移動させると、ダンサロ
ーラ3の偏角αが小さくなり、ダンサローラ3にかかる
張力Tの方向が鉛直方向に近づく。このため、張力Tに
おける水平成分が小さくなる分だけ、その張力Tは小さ
いものとなる。
【0049】一方、図8の状態において、線状体10の
線速を調節することによりダンサローラ3を上方に移動
させると、ダンサローラ3の偏角αが大きくなり、ダン
サローラ3にかかる張力Tが大きく傾斜する。このた
め、張力Tにおける水平成分が大きくなり、その張力T
は大きなものとなる。
線速を調節することによりダンサローラ3を上方に移動
させると、ダンサローラ3の偏角αが大きくなり、ダン
サローラ3にかかる張力Tが大きく傾斜する。このた
め、張力Tにおける水平成分が大きくなり、その張力T
は大きなものとなる。
【0050】このように、ダンサローラ装置1cによれ
ば、ダンサローラ3の鉛直移動を通じて、その偏角αを
変化させることにより、線状体10にかかる張力Tを任
意に制御することが可能となる。
ば、ダンサローラ3の鉛直移動を通じて、その偏角αを
変化させることにより、線状体10にかかる張力Tを任
意に制御することが可能となる。
【0051】次にダンサローラ装置1cの使用方法及び
その動作について説明する。
その動作について説明する。
【0052】図8において、まず、モータ制御器6に走
行する線状体10に加えるべき張力の設定を行う。この
設定は、人為的な設定値入力の操作により行い、又は外
部装置からの設定信号を入力することにより行えばよ
い。ダンサローラ装置1cにおける設定張力の調節は、
線状体10の走行時において、ダンサローラ3を所定の
鉛直位置とし、ダンサローラ3の偏角を所定の角度に維
持することにより行われる。
行する線状体10に加えるべき張力の設定を行う。この
設定は、人為的な設定値入力の操作により行い、又は外
部装置からの設定信号を入力することにより行えばよ
い。ダンサローラ装置1cにおける設定張力の調節は、
線状体10の走行時において、ダンサローラ3を所定の
鉛直位置とし、ダンサローラ3の偏角を所定の角度に維
持することにより行われる。
【0053】線状体10の張力設定後、モータ12を回
転駆動させ、ボビン11を回転させてダンサローラ装置
1cを駆動させる。すると、ボビン11から線状体10
が繰り出され、その線状体10は固定ローラ2、ダンサ
ローラ3の外周を走行し、再び固定ローラ2の外周を通
ってダンサローラ装置1cを通過していく。このとき、
線状体10にかかる張力Tを変えたいときには、線状体
10の線速を調節しダンサローラ3の鉛直位置を変えれ
ばよい。例えば、図8において、線状体10の線速調節
により、ダンサローラ3を下方に移動させると、ダンサ
ローラ3の偏角αが小さくなり、線状体10にかかる張
力Tの水平成分が減少する。その水平成分が減少する分
だけ張力Tが小さくなる。一方、図8において、線状体
10の線速調節により、ダンサローラ3を上方に移動さ
せると、ダンサローラ3の偏角αが大きくなり、線状体
10にかかる張力Tの水平成分が増加する分だけ、その
張力Tが大きくなる。
転駆動させ、ボビン11を回転させてダンサローラ装置
1cを駆動させる。すると、ボビン11から線状体10
が繰り出され、その線状体10は固定ローラ2、ダンサ
ローラ3の外周を走行し、再び固定ローラ2の外周を通
ってダンサローラ装置1cを通過していく。このとき、
線状体10にかかる張力Tを変えたいときには、線状体
10の線速を調節しダンサローラ3の鉛直位置を変えれ
ばよい。例えば、図8において、線状体10の線速調節
により、ダンサローラ3を下方に移動させると、ダンサ
ローラ3の偏角αが小さくなり、線状体10にかかる張
力Tの水平成分が減少する。その水平成分が減少する分
だけ張力Tが小さくなる。一方、図8において、線状体
10の線速調節により、ダンサローラ3を上方に移動さ
せると、ダンサローラ3の偏角αが大きくなり、線状体
10にかかる張力Tの水平成分が増加する分だけ、その
張力Tが大きくなる。
【0054】このように、ダンサローラ3の鉛直位置を
適宜変えることにより、ダンサローラ3の偏角αを制御
して、線状体10にかかる張力Tを任意に調節すること
が可能となる。
適宜変えることにより、ダンサローラ3の偏角αを制御
して、線状体10にかかる張力Tを任意に調節すること
が可能となる。
【0055】ここで、図9にダンサローラ3の鉛直移動
量と線状体10にかかる張力Tとの具体的な相関関係を
示す。図9において、縦軸は線状体10にかかる張力の
張力指数であり、アーム4の水平時においてダンサロー
ラ3が固定ローラ2の真下に位置しているときの張力を
100として相対的な指数により示している。横軸は、
ダンサローラ3の鉛直移動量であり、固定ローラ3から
約500mmの位置を移動量0mmとし、上方への移動
を正としている。
量と線状体10にかかる張力Tとの具体的な相関関係を
示す。図9において、縦軸は線状体10にかかる張力の
張力指数であり、アーム4の水平時においてダンサロー
ラ3が固定ローラ2の真下に位置しているときの張力を
100として相対的な指数により示している。横軸は、
ダンサローラ3の鉛直移動量であり、固定ローラ3から
約500mmの位置を移動量0mmとし、上方への移動
を正としている。
【0056】この図9によれば、ダンサローラ3が上方
に移動するほど、線状体10の張力指数が増加している
ことが分かる。これは、ダンサローラ3が上方へ移動す
るほど、ダンサローラ3の偏角αが大きくなることに因
るものである。
に移動するほど、線状体10の張力指数が増加している
ことが分かる。これは、ダンサローラ3が上方へ移動す
るほど、ダンサローラ3の偏角αが大きくなることに因
るものである。
【0057】以上のように、本実施形態に係るダンサロ
ーラ装置1cによれば、ダンサローラ3を移動させるだ
けで、複雑な機構などを用いることなく、線状体にかか
る張力を容易に増減させ制御することができる。また、
その線状体の張力制御は、ダンサローラ3を鉛直移動さ
せることにより行えるため、線状体10の走行中にも容
易に行うことができる。更に、ダンサローラ3が上下方
向にほとんど抵抗なく移動自在となっているため、ダン
サローラ3に加わる重力以上の力を線状体の張力として
加えることができる。このため、線状体10にかかる張
力Tを大きく変化させることができる。
ーラ装置1cによれば、ダンサローラ3を移動させるだ
けで、複雑な機構などを用いることなく、線状体にかか
る張力を容易に増減させ制御することができる。また、
その線状体の張力制御は、ダンサローラ3を鉛直移動さ
せることにより行えるため、線状体10の走行中にも容
易に行うことができる。更に、ダンサローラ3が上下方
向にほとんど抵抗なく移動自在となっているため、ダン
サローラ3に加わる重力以上の力を線状体の張力として
加えることができる。このため、線状体10にかかる張
力Tを大きく変化させることができる。
【0058】(第五実施形態)次に第五実施形態に係る
ダンサローラ装置について説明する。
ダンサローラ装置について説明する。
【0059】第一実施形態〜第四実施形態に係るダンサ
ローラ装置1、1a〜1cは、ダンサローラ3の移動又
は位置の状態を変化させて線状体10の張力制御するも
のであったが、線状体10の張力を実測する手段を具備
したものであってもよい。すなわち、本実施形態に係る
ダンサローラ装置1dは、線状体10の張力を実測する
張力検出手段を備えたものである。
ローラ装置1、1a〜1cは、ダンサローラ3の移動又
は位置の状態を変化させて線状体10の張力制御するも
のであったが、線状体10の張力を実測する手段を具備
したものであってもよい。すなわち、本実施形態に係る
ダンサローラ装置1dは、線状体10の張力を実測する
張力検出手段を備えたものである。
【0060】図10に本実施形態に係るダンサローラ装
置1dの説明図を示す。図10において、ダンサローラ
装置1dには、線状体10の走行経路の途中に張力検出
器91が設けられている。張力検出器91は線状体10
の張力を実測するものであり、この張力検出器91によ
り線状体10の正確な張力を検知することができる。そ
して、張力検出器91から出力される張力信号がモータ
制御器6にフィードバックされることにより、走行する
線状体10の張力を正確に制御することができる。
置1dの説明図を示す。図10において、ダンサローラ
装置1dには、線状体10の走行経路の途中に張力検出
器91が設けられている。張力検出器91は線状体10
の張力を実測するものであり、この張力検出器91によ
り線状体10の正確な張力を検知することができる。そ
して、張力検出器91から出力される張力信号がモータ
制御器6にフィードバックされることにより、走行する
線状体10の張力を正確に制御することができる。
【0061】(第六実施形態)前述の第一実施形態〜第
五実施形態に係るダンサローラ装置にあっては、線状体
10の繰り出し部分に設置されるものであったが、本発
明はそのようなものに限られるものでなく、線状体10
の巻き取り部分に設置されるものであってもよい。
五実施形態に係るダンサローラ装置にあっては、線状体
10の繰り出し部分に設置されるものであったが、本発
明はそのようなものに限られるものでなく、線状体10
の巻き取り部分に設置されるものであってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果を得ることができる。
のような効果を得ることができる。
【0063】ダンサローラを移動させるだけで複雑な機
構などを用いることなく、線状体にかかる張力を容易に
増減させて張力制御が行える。
構などを用いることなく、線状体にかかる張力を容易に
増減させて張力制御が行える。
【図1】ダンサローラ装置の説明図である。
【図2】ダンサローラ装置における張力制御の説明図で
ある。
ある。
【図3】ダンサローラ装置における張力制御の説明図で
ある。
ある。
【図4】ダンサローラ装置におけるアームの俯仰角と線
状体の張力との関係を示す図である。
状体の張力との関係を示す図である。
【図5】第二実施形態に係るダンサローラ装置の説明図
である。
である。
【図6】第二実施形態に係るダンサローラ装置における
ダンサローラの移動量と線状体の張力との関係を示す図
である。
ダンサローラの移動量と線状体の張力との関係を示す図
である。
【図7】第三実施形態に係るダンサローラ装置における
ダンサローラの移動量と線状体の張力との関係を示す図
である。
ダンサローラの移動量と線状体の張力との関係を示す図
である。
【図8】第四実施形態に係るダンサローラ装置の説明図
である。
である。
【図9】第四実施形態に係るダンサローラ装置における
ダンサローラの移動量と線状体の張力との関係を示す図
である。
ダンサローラの移動量と線状体の張力との関係を示す図
である。
【図10】第五実施形態に係るダンサローラ装置の説明
図である。
図である。
1…ダンサローラ装置、2…固定ローラ、3…ダンサロ
ーラ
ーラ
Claims (4)
- 【請求項1】 固定ローラとその下方に配されたダンサ
ローラとを備え、その固定ローラ及びダンサローラに線
状体を巻き掛けた状態にて前記線状体に張力を付与し、
運転中に前記ダンサローラの上流側と下流側における前
記線状体の速度を同期させるダンサローラ装置におい
て、 前記ダンサローラを前記固定ローラから下ろした垂線に
対し偏角を生じる方向に移動させ、この偏角を変化させ
ることにより前記線状体にかかる張力を可変制御する張
力可変制御手段を備えたこと、を特徴とするダンサロー
ラ装置。 - 【請求項2】 前記張力可変制御手段は、前記ダンサロ
ーラの制御中点位置を変化させる手段であることを特徴
とする請求項1に記載のダンサローラ装置。 - 【請求項3】 前記張力可変制御手段は、前記固定ロー
ラに対し前記ダンサローラを水平移動させる水平移動手
段であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダン
サローラ装置。 - 【請求項4】 前記張力可変制御手段は、前記固定ロー
ラに対し前記ダンサローラを上下動させる鉛直移動手段
であることを特徴とする請求項1又は2に記載のダンサ
ローラ装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091102A JP2907182B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | ダンサローラ装置 |
| EP98106077A EP0870715A3 (en) | 1997-04-09 | 1998-04-02 | Tension control apparatus |
| KR1019980012239A KR19980081155A (ko) | 1997-04-09 | 1998-04-07 | 댄서 롤러 장치 |
| CN98106355A CN1197033A (zh) | 1997-04-09 | 1998-04-08 | 张力控制设备 |
| US09/056,936 US6024319A (en) | 1997-04-09 | 1998-04-08 | Tension control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091102A JP2907182B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | ダンサローラ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10279183A true JPH10279183A (ja) | 1998-10-20 |
| JP2907182B2 JP2907182B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=14017170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9091102A Expired - Fee Related JP2907182B2 (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | ダンサローラ装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6024319A (ja) |
| EP (1) | EP0870715A3 (ja) |
| JP (1) | JP2907182B2 (ja) |
| KR (1) | KR19980081155A (ja) |
| CN (1) | CN1197033A (ja) |
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