JPH1028005A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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Abstract
スプリアス特性を改善し、しかも、高性能化、小型化、
安価化を図ること。 【構成】 バンドエリミネーションフィルタ側のローパ
スフィルタを構成しているインダクタンスL2 と並列に
コンデンサC0 を接続する。そして、インダクタンスL
2 とコンデンサC0 との並列共振周波数を通過帯域の2
倍、3倍の周波数(2f0 ,3f0 )になるようにコン
デンサC0 の容量値を設定する。並列共振周波数を通過
帯域の2倍、3倍の周波数(2f0 ,3f0 )として、
その並列共振周波数に対するインピーダンスが開放(オ
ープン)となり、通過帯域の2倍、3倍の周波数(2f
0 ,3f0 )におけるスプリアス特性を減衰させること
ができる。
Description
携帯電話等の移動通信機器に使用される誘電体フィルタ
に関するものである。
動通信機器に使用される誘電体フィルタとしての所謂ア
ンテナ共用器の回路図を示すものである。このアンテナ
共用器は、送信部側は誘電体同軸共振器1,2を2個用
いた2段のバンドエリミネーションフィルタを構成し、
また、受信部側は誘電体同軸共振器3,4を2個用いた
2段のバンドパスフィルタで構成されている。また、中
央のアンテナ端子ANTにはアンテナが接続されるよう
になっている。
側のバンドエリミネーションフィルタは、上述の誘電体
同軸共振器1,2、キャパシタンスC1 〜C5 、インダ
クタンスL1 ,L2 等で構成されている。また、受信部
側のバンドパスフィルタは、上述の誘電体同軸共振器
3,4、キャパシタンスC6 〜C8 等で構成されてい
る。
ーションフィルタのアンテナ端子ANTにおいて、受信
部側のバンドパスフィルタの通過帯域で反射位相が開放
(オープン)となるように、キャパシタンスC4 ,
C5 、インダクタンスL2 のπ型のローパスフィルタで
位相を調整している。このバンドエリミネーションフィ
ルタの通過特性を図12に示す。図12において、横軸
に周波数をとり、左側の縦軸は挿入損失(dB)を示
し、右側の縦軸は反射損失(dB)を示している。
し、曲線(ロ)は反射特性S1 1 を示している。曲線
(イ)のAは通過域を示し、また、Bは減衰域を示して
いる。図13は、周波数領域を広げた場合(500〜3
000MHz)の通過特性を示している。
エリミネーションフィルタの通過特性において、図13
に示すように、送信側のバンドエリミネーションフィル
タで重要な送信波の通過帯域の2倍,3倍(2f0 ,3
f0 )の周波数における減衰量が不足している。そこ
で、この送信波の通過帯域の2倍,3倍(2f0 ,3f
0 )の周波数における減衰量を改善するために、図14
及び図15に示すような方法をとっていた。
TX側に、さらにキャパシタンスC 9 及びインダクタン
スL3 からなるローパスフィルタを挿入し、アンテナ端
子ANT側のローパスフィルタ(キャパシタンスC4 ,
C5 、インダクタンスL2 )ではローパス機能の足りな
い分を補足して、通過帯域の2倍,3倍(2f0 ,3f
0 )の周波数における減衰量を改善していた。また、図
15においては、アンテナ端子ANT側に、さらにキャ
パシタンスC9 ,C1 0 、インダクタンスL3 からなる
ローパスフィルタを挿入し、図14の場合と同様に、ロ
ーパスフィルタ(キャパシタンスC4 ,C5 、インダク
タンスL2 )ではローパス機能の足りない分を補足し
て、通過帯域の2倍,3倍(2f0 ,3f0 )の周波数
における減衰量を改善していた。
は、通過帯域の2倍,3倍(2f0,3f0 )の周波数
における減衰量を改善することができるものの、複数の
部品からなるローパスフィルタをさらに追加するため
に、部品点数が増え、また、サイズも大きくなるという
問題があった。また、スプリアス特性を改善するため、
ローパスフィルタのカットオフ周波数を下げると、通過
特性(挿入損失)を悪化させてしまう。
あって、通過特性(挿入損失)を悪化させることなくス
プリアス特性を改善し、しかも、高性能化、小型化、安
価化を図ることを目的とした誘電体フィルタを提供する
ものである。
振器間をインダクタンスで結合し、所定の周波数帯域を
阻止ないし通過させる誘電体フィルタにおいて、上記イ
ンダクタンスに、所定の周波数で並列共振させるコンデ
ンサを並列に接続したものである。
振器を用いて所定の周波数帯域を阻止ないし通過させ、
外部回路との結合をインダクタンスで行う誘電体フィル
タにおいて、上記インダクタンスに、所定の周波数で並
列共振させるコンデンサを並列に接続したものである。
振器とπ型のローパスフィルタを用いて所定の周波数帯
域を阻止ないし通過させる誘電体フィルタにおいて、上
記ローパスフィルタを構成するコンデンサに、所定の周
波数で直列共振する積層チップコンデンサを用いてい
る。
とで並列共振させ、その並列共振周波数を、例えば、通
過帯域の2倍、3倍になるように設定することで、スプ
リアス特性を改善することができ、高性能化を図ること
ができる。また、単に、インダクタンスにコンデンサを
並列に接続する構成であり、従来のようにローパスフィ
ルタを付加しないために、小型且つ安価に構成すること
ができる。
器を用いて所定の周波数帯域を阻止ないし通過させ、外
部回路との結合をインダクタンスで行う誘電体フィルタ
において、上記インダクタンスに、所定の周波数で並列
共振させるコンデンサを並列に接続していることで、イ
ンダクタンスとコンデンサとで並列共振させ、その並列
共振周波数を、例えば、通過帯域の2倍、3倍になるよ
うに設定することで、スプリアス特性を改善することが
でき、高性能化を図ることができる。また、単に、イン
ダクタンスにコンデンサを並列に接続する構成であり、
従来のようにローパスフィルタを付加しないために、小
型且つ安価に構成することができる。
器とπ型のローパスフィルタを用いて所定の周波数帯域
を阻止ないし通過させる誘電体フィルタにおいて、上記
ローパスフィルタを構成するコンデンサに、所定の周波
数で自己直列共振が起きる積層チップコンデンサを用い
ていることで、挿入損失を悪化させずに所望の周波数の
スプリアス特性を改善することができる。しかも、従来
のようにさらにローパスフィルタを付加しないために、
フィルタを小型化することができるものである。
する。図1は従来と同様のバンドエリミネーションフィ
ルタとバンドパスフィルタからなるアンテナ共用器の回
路図を示している。尚、従来と同じ部材は同じ番号を付
して説明を省略し、本発明の要旨の部分について詳述す
る。
ーションフィルタ側のローパスフィルタを構成している
インダクタンスL2 と並列にコンデンサC0 を接続した
ものである。そして、インダクタンスL2 とコンデンサ
C0 との並列共振周波数を通過帯域の2倍、3倍の周波
数(2f0 ,3f0 )になるようにコンデンサC0 の容
量値を設定している。並列共振周波数を通過帯域の2
倍、3倍の周波数(2f0 ,3f0 )として、その並列
共振周波数に対するインピーダンスが開放(オープン)
となり、通過帯域の2倍、3倍の周波数(2f0 ,3f
0 )におけるスプリアス特性を減衰させることができ、
スプリアス特性を改善することができる。
施例では、インダクタンスL1 と並列にコンデンサC0
を接続したものである。本実施例においても、先の実施
例と同様に、インダクタンスL1 とコンデンサC0 との
並列共振周波数を通過帯域の2倍、3倍の周波数(2f
0 ,3f0 )になるようにコンデンサC0 の容量値を設
定している。これにより、スプリアス特性を改善するこ
とができる。
3に対応した実施例1,2における通過特性を示し、図
4に示すように、3000MHzの近傍においてLCの
並列共振が行われ、通過帯域の2倍、3倍の周波数(2
f0 ,3f0 )におけるスプリアス特性を従来より多く
減衰させている。尚、図3において、従来の場合と同様
に、曲線(イ)は通過特性S2 1 を示し、曲線(ロ)は
反射特性S1 1 を示している。曲線(イ)のAは通過域
を示し、また、Bは減衰域を示している。
体同軸共振器1,2を用いた2段のバンドパスフィルタ
の回路図を示している。かかるバンドパスフィルタの場
合でも、図6に示すように、インダクタンスL1 と並列
に並列共振させるコンデンサC3 を接続し、その値を先
の実施例と同様に設定することで、スプリアス特性の改
善を図ることができる。
ドパスフィルタにおいて、外部回路との結合にインダク
タンスL1 を使用している場合である。かかる場合で
も、上記インダクタンスL1 と並列にコンデンサC3 を
接続し、その値を先の実施例と同様に設定することで、
スプリアス特性の改善を図ることができる。
エリミネーションフィルタ、2段のバンドパスフィルタ
の場合について説明したが、段数には限定されず、3段
以上のフィルタの場合にも本発明を適用できるものであ
る。また、アンテナ共用器にかかわらず、バンドエリミ
ネーションフィルタの単独構成や、バンドエリミネーシ
ョンフィルタ、バンドパスフィルタ、ローパスフィル
タ、ハイパスフィルタ等の組み合わせた場合にも本発明
を適用できるものである。
の誘電体同軸共振器1〜3を用いた3段のバンドエリミ
ネーションフィルタの回路図を示している。尚、C1 〜
C6 はキャパシタンスである。ここで、共振器間を接続
する1/4波長伝送線路と同機能を実現しているインダ
クタンスL2 とキャパシタンスC5 ,C6 と、またイン
ダクタンスL1 、コンデンサC4 ,C5 からなるπ型の
ローパスフィルタ機能を利用して、通過帯域の2倍、3
倍の周波数(2f0 ,3f0 )におけるスプリアス特性
を改善を図っている。
タンスC4 〜C6 は、誘電体からなるベース基板に電極
膜を形成して構成していたために、十分な容量値がとれ
ず、スプリアス特性を一層抑制しようとする場合には無
理があった。そこで、本実施例では、キャパシタンスC
4 〜C6 のいずれか、あるいは全てに積層チップコンデ
ンサを使用するようにしたものである。
列共振が生じる。そこで、スプリアス特性を抑制する周
波数で自己共振させることで、挿入損失を悪化させずに
所望の周波数のスプリアス特性を改善することができ
る。また、図9は2段のバンドエリミネーションフィル
タの回路図を示し、位相調整用のキャパシタンスC5 に
積層チップコンデンサを用いた場合を示している。
と共振周波数との関係を示す図であり、図示するよう
に、積層チップコンデンサの容量によって自己共振周波
数が異なるので、落としたい周波数の容量を選択して使
用する。図8及び図9の実施例の場合には、積層チップ
コンデンサを用いたキャパシタンスC6 ,C5 の各両端
間に直列共振を起こして各両端間を短絡することによ
り、挿入損失を悪化させずにスプリアス特性の改善を図
っている。
シタンスC4 〜C6 をベース基板の電極膜間で取った場
合には、通過帯域の2倍の周波数での減衰量は25dB
であったのが、キャパシタンスC4 〜C6 のいずれか、
あるいは全てに積層チップコンデンサを使用した場合に
は、通過帯域の2倍の周波数での減衰量は33dBであ
った。
エリミネーションフィルタの場合について説明したが、
入出力端間の伝送線路とアースラインとの間にコンデン
サが接続されているフィルタを構成する場合には、バン
ドエリミネーションフィルタに限らず、あらゆるフィル
タに本発明を適用できるものである。また、誘電体同軸
共振器の段数にも限定されず、3段以上の場合にも適用
できる。
インダクタンスで結合し、所定の周波数帯域を阻止ない
し通過させる誘電体フィルタにおいて、上記インダクタ
ンスに、所定の周波数で並列共振させるコンデンサを並
列に接続したものであるから、インダクタンスとコンデ
ンサとで並列共振させ、その並列共振周波数を、例え
ば、通過帯域の2倍、3倍になるように設定すること
で、スプリアス特性を改善することができ、高性能化を
図ることができる。また、単に、インダクタンスにコン
デンサを並列に接続する構成であり、従来のようにロー
パスフィルタを付加しないために、小型且つ安価に構成
することができるという効果を奏するものである。
器を用いて所定の周波数帯域を阻止ないし通過させ、外
部回路との結合をインダクタンスで行う誘電体フィルタ
において、上記インダクタンスに、所定の周波数で並列
共振させるコンデンサを並列に接続していることで、イ
ンダクタンスとコンデンサとで並列共振させ、その並列
共振周波数を、例えば、通過帯域の2倍、3倍になるよ
うに設定することで、スプリアス特性を改善することが
でき、高性能化を図ることができる。また、単に、イン
ダクタンスにコンデンサを並列に接続する構成であり、
従来のようにローパスフィルタを付加しないために、小
型且つ安価に構成することができる。
器とπ型のローパスフィルタを用いて所定の周波数帯域
を阻止ないし通過させる誘電体フィルタにおいて、上記
ローパスフィルタを構成するコンデンサに、所定の周波
数で自己直列共振が起きる積層チップコンデンサを用い
ていることで、挿入損失を悪化させずに所望の周波数の
スプリアス特性を改善することができる。しかも、従来
のようにさらにローパスフィルタを付加しないために、
フィルタを小型化することができるものである。
る。
ある。
図である。
図である。
図である。
図である。
ィルタの回路図である。
ィルタの回路図である。
容量と自己共振周波数の関係を示す図である。
る。
ある。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 誘電体同軸共振器間をインダクタンスで
結合し、所定の周波数帯域を阻止ないし通過させる誘電
体フィルタにおいて、上記インダクタンスに、所定の周
波数で並列共振させるコンデンサを並列に接続したこと
を特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項2】 誘電体同軸共振器を用いて所定の周波数
帯域を阻止ないし通過させ、外部回路との結合をインダ
クタンスで行う誘電体フィルタにおいて、上記インダク
タンスに、所定の周波数で並列共振させるコンデンサを
並列に接続したことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項3】 誘電体同軸共振器とπ型のローパスフィ
ルタを用いて所定の周波数帯域を阻止ないし通過させる
誘電体フィルタにおいて、上記ローパスフィルタを構成
するコンデンサに、所定の周波数で直列共振する積層チ
ップコンデンサを用いたことを特徴とする誘電体フィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8748897A JP2853702B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8748897A JP2853702B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1028005A true JPH1028005A (ja) | 1998-01-27 |
| JP2853702B2 JP2853702B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13916346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8748897A Expired - Lifetime JP2853702B2 (ja) | 1997-03-21 | 1997-03-21 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2853702B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100140A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Sony Corp | シールド方法及び電子機器 |
| KR100965810B1 (ko) * | 2005-03-10 | 2010-06-24 | 소신 덴키 가부시키가이샤 | 지연선 |
| CN110676543A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-10 | 南京邮电大学 | 一种传输响应可重构的耦合线外部加载型低通和带阻微波传输线滤波器 |
| CN110707401A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-17 | 南京邮电大学 | 一种传输响应可重构的耦合线加载低通或带阻滤波器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10227890A1 (de) | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Carl Freudenberg Kg | Flexibles Band- oder Flachkabel |
-
1997
- 1997-03-21 JP JP8748897A patent/JP2853702B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100965810B1 (ko) * | 2005-03-10 | 2010-06-24 | 소신 덴키 가부시키가이샤 | 지연선 |
| US7990231B2 (en) | 2005-03-10 | 2011-08-02 | Soshin Electric Co., Ltd. | Delay line |
| JP2009100140A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Sony Corp | シールド方法及び電子機器 |
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| CN110707401A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-17 | 南京邮电大学 | 一种传输响应可重构的耦合线加载低通或带阻滤波器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2853702B2 (ja) | 1999-02-03 |
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Legal Events
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