JPH10281094A - 遠心式流体機械 - Google Patents
遠心式流体機械Info
- Publication number
- JPH10281094A JPH10281094A JP9086857A JP8685797A JPH10281094A JP H10281094 A JPH10281094 A JP H10281094A JP 9086857 A JP9086857 A JP 9086857A JP 8685797 A JP8685797 A JP 8685797A JP H10281094 A JPH10281094 A JP H10281094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- shroud
- flange
- impeller
- centrifugal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インペラとハウジング間の流体の洩れを防止
する。 【解決手段】 流体の流入口67と流出口とを有するコ
ンプレッサハウジング61と、ハウジング61の内部に
回転自在に配置され、ハウジング61に対向するシュラ
ウド117と基部115とを多数の羽根119で連結し
てなるインペラ57と、シュラウド117に設けられた
フランジ部121及びフランジ部121が隙間を介して
貫入するハウジング61側の凹部123からなり、シュ
ラウド117とハウジング61との間で流体の洩れを防
止するシールとを備えた。
する。 【解決手段】 流体の流入口67と流出口とを有するコ
ンプレッサハウジング61と、ハウジング61の内部に
回転自在に配置され、ハウジング61に対向するシュラ
ウド117と基部115とを多数の羽根119で連結し
てなるインペラ57と、シュラウド117に設けられた
フランジ部121及びフランジ部121が隙間を介して
貫入するハウジング61側の凹部123からなり、シュ
ラウド117とハウジング61との間で流体の洩れを防
止するシールとを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧縮機や膨張機
として用いられる遠心式流体機械に関する。
として用いられる遠心式流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】特公平4−61987号公報に図4のよ
うな遠心式流体機械201のハウジング203側シール
ホルダ205とインペラのシュラウド207との間に設
けられたラビリンスシール209が記載されている。
うな遠心式流体機械201のハウジング203側シール
ホルダ205とインペラのシュラウド207との間に設
けられたラビリンスシール209が記載されている。
【0003】このラビリンスシール209は、シールホ
ルダ205に固定されたシール材211とシュラウド2
07に形成された歯状突部213とで構成されており、
流体機械201による流体の流れ215に対して、ハウ
ジング203及びシールホルダ205とシュラウド20
7との間に生じるバイパス流れ217(流体の洩れ)を
軽減し、流体機械201の効率低下を防止している。
ルダ205に固定されたシール材211とシュラウド2
07に形成された歯状突部213とで構成されており、
流体機械201による流体の流れ215に対して、ハウ
ジング203及びシールホルダ205とシュラウド20
7との間に生じるバイパス流れ217(流体の洩れ)を
軽減し、流体機械201の効率低下を防止している。
【0004】又、シールホルダ205はボルト219に
より、熱伝導率の低い滑りリング221、221を介し
てハウジング203に固定されていると共に、シールホ
ルダ205とハウジング203との間には隙間223が
設けられている。
より、熱伝導率の低い滑りリング221、221を介し
てハウジング203に固定されていると共に、シールホ
ルダ205とハウジング203との間には隙間223が
設けられている。
【0005】こうして、ハウジング203の熱をシール
ホルダ205から遮断し、シールホルダ205とシュラ
ウド207(インペラ)の温度を常にほぼ等しく保つこ
とによって、温度変化によるラビリンスシール209の
間隔変化を防止し、流体の洩れを低減させている。
ホルダ205から遮断し、シールホルダ205とシュラ
ウド207(インペラ)の温度を常にほぼ等しく保つこ
とによって、温度変化によるラビリンスシール209の
間隔変化を防止し、流体の洩れを低減させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラビリンスシ
ール209は、インペラの遠心力が働く方向に配置され
ている上に、遠心式の流体機械201ではインペラが極
めて高速で回転し大きな遠心力が掛かるから、この大き
な遠心力によってシュラウド207が膨張し、ラビリン
スシール209のシール材211と歯状突部213とが
接触して摩耗する。
ール209は、インペラの遠心力が働く方向に配置され
ている上に、遠心式の流体機械201ではインペラが極
めて高速で回転し大きな遠心力が掛かるから、この大き
な遠心力によってシュラウド207が膨張し、ラビリン
スシール209のシール材211と歯状突部213とが
接触して摩耗する。
【0007】更に、インペラの高速回転によって、シー
ル材211と歯状突部213との相対回転数が大きくな
ると、ラビリンスシール209で流体が低圧になり、シ
ール材211と歯状突部213とが引き付けられて接触
と摩耗とが助長され、摩耗によってラビリンスシール2
09の隙間が大きくなり、シール性と流体機械201の
効率とを低下させる。
ル材211と歯状突部213との相対回転数が大きくな
ると、ラビリンスシール209で流体が低圧になり、シ
ール材211と歯状突部213とが引き付けられて接触
と摩耗とが助長され、摩耗によってラビリンスシール2
09の隙間が大きくなり、シール性と流体機械201の
効率とを低下させる。
【0008】又、シール材211と歯状突部213とが
接触して摺動すると、摩擦熱によってこれらが高温にな
り、更に膨張して強く接触し、甚だしい場合はこれらが
焼き付く恐れもある。
接触して摺動すると、摩擦熱によってこれらが高温にな
り、更に膨張して強く接触し、甚だしい場合はこれらが
焼き付く恐れもある。
【0009】更に、流体機械201ではラビリンスシー
ル209のシール性を保つために、シールホルダ205
とハウジング203とを別体にし、滑りリング221を
介してこれらをボルト219で固定する構成を採ってい
るから、それだけ構造が複雑であり、部品点数が多く、
コスト高である。
ル209のシール性を保つために、シールホルダ205
とハウジング203とを別体にし、滑りリング221を
介してこれらをボルト219で固定する構成を採ってい
るから、それだけ構造が複雑であり、部品点数が多く、
コスト高である。
【0010】そこで、この発明は、簡単な構造で、低コ
ストに、インペラとハウジング間の流体の洩れを防止
し、効率を向上させる遠心式流体機械の提供を目的とす
る。
ストに、インペラとハウジング間の流体の洩れを防止
し、効率を向上させる遠心式流体機械の提供を目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の遠心式流体機
械は、流体の移動方向に直角な断面積が一側に向かって
変化する渦巻き型流体流路の両端に流体の流入口と流出
口とが設けられたハウジングと、ハウジングの内部に回
転自在に配置され、ハウジングに対向するシュラウドと
基部とを多数の羽根で連結してなるインペラと、シュラ
ウドに設けられたフランジ部及びこのフランジ部が隙間
を介して貫入するハウジング側の凹部からなり、シュラ
ウドとハウジングとの間で流体の洩れを防止するシール
とを備えたことを特徴とする。
械は、流体の移動方向に直角な断面積が一側に向かって
変化する渦巻き型流体流路の両端に流体の流入口と流出
口とが設けられたハウジングと、ハウジングの内部に回
転自在に配置され、ハウジングに対向するシュラウドと
基部とを多数の羽根で連結してなるインペラと、シュラ
ウドに設けられたフランジ部及びこのフランジ部が隙間
を介して貫入するハウジング側の凹部からなり、シュラ
ウドとハウジングとの間で流体の洩れを防止するシール
とを備えたことを特徴とする。
【0012】このように、請求項1の遠心式流体機械で
は、インペラのシュラウドに設けたフランジ部をハウジ
ングの凹部に貫入させてシールを形成しており、インペ
ラが回転すると、フランジ部は凹部の流体を遠心方向に
加速して遠心ポンプ作用を行い、シールのこの遠心ポン
プ作用によって、シュラウドとハウジングとの間で流体
の洩れが防止される。
は、インペラのシュラウドに設けたフランジ部をハウジ
ングの凹部に貫入させてシールを形成しており、インペ
ラが回転すると、フランジ部は凹部の流体を遠心方向に
加速して遠心ポンプ作用を行い、シールのこの遠心ポン
プ作用によって、シュラウドとハウジングとの間で流体
の洩れが防止される。
【0013】このようにシールの遠心ポンプ作用によっ
て流体の洩れを防止する構成であるから、ラビリンスシ
ールを遠心方向に配置した従来例と異なって、遠心力
や、インペラとハウジング間に発生する低圧によってイ
ンペラが膨張しても、インペラとハウジングとの接触、
接触による発熱と摩耗、流体の洩れなどが防止され、遠
心式流体機械のシール性と効率とが高く保たれる。
て流体の洩れを防止する構成であるから、ラビリンスシ
ールを遠心方向に配置した従来例と異なって、遠心力
や、インペラとハウジング間に発生する低圧によってイ
ンペラが膨張しても、インペラとハウジングとの接触、
接触による発熱と摩耗、流体の洩れなどが防止され、遠
心式流体機械のシール性と効率とが高く保たれる。
【0014】又、このように、充分なシール性が得られ
るから、従来例のようにハウジング203とシールホル
ダ205とを滑りリング221を介して連結する複雑な
構造にする必要がなく、ハウジングを一体に形成できる
から、それだけ構造が簡単になり、部品点数が低減さ
れ、低コストになる。
るから、従来例のようにハウジング203とシールホル
ダ205とを滑りリング221を介して連結する複雑な
構造にする必要がなく、ハウジングを一体に形成できる
から、それだけ構造が簡単になり、部品点数が低減さ
れ、低コストになる。
【0015】又、フランジ部を設けたことによってシュ
ラウドの強度が向上し、高速回転に対するインペラの耐
久性が高くなると共に、遠心力によるインペラの膨張、
ハウジングとの接触、シール性の低下などが更に軽減さ
れる。
ラウドの強度が向上し、高速回転に対するインペラの耐
久性が高くなると共に、遠心力によるインペラの膨張、
ハウジングとの接触、シール性の低下などが更に軽減さ
れる。
【0016】なお、シュラウドの変形などを防止するフ
ランジ部の効果は、フランジ部をシュラウドの端部に設
けたとき最も大きい。
ランジ部の効果は、フランジ部をシュラウドの端部に設
けたとき最も大きい。
【0017】請求項2の発明は、請求項1記載の遠心式
流体機械であって、フランジ部がシュラウドの一側端部
付近で遠心方向に設けられていると共に、シュラウドの
他側端部の外径がフランジ部の外径より大きく、シュラ
ウドとハウジングとの隙間Aがフランジ部と前記凹部と
の隙間Bより広いことを特徴とする。
流体機械であって、フランジ部がシュラウドの一側端部
付近で遠心方向に設けられていると共に、シュラウドの
他側端部の外径がフランジ部の外径より大きく、シュラ
ウドとハウジングとの隙間Aがフランジ部と前記凹部と
の隙間Bより広いことを特徴とする。
【0018】この構成では、シュラウドとハウジングと
の隙間Aをフランジ部と凹部との隙間Bより広くしたこ
とによって、この隙間Bでラビリンスシール効果が得ら
れ、シュラウドとハウジングとの間で流体の洩れが防止
される。
の隙間Aをフランジ部と凹部との隙間Bより広くしたこ
とによって、この隙間Bでラビリンスシール効果が得ら
れ、シュラウドとハウジングとの間で流体の洩れが防止
される。
【0019】又、シュラウドにフランジ部を設けたこと
により、隙間Bを形成するフランジ部と凹部との対向面
積を広くすることができるから、隙間Bのラビリンスシ
ール効果は大きく、流体の洩れを効果的に防止する。
により、隙間Bを形成するフランジ部と凹部との対向面
積を広くすることができるから、隙間Bのラビリンスシ
ール効果は大きく、流体の洩れを効果的に防止する。
【0020】又、フランジ部を遠心方向に形成したこと
により、ラビリンスシールを遠心方向に配置した従来例
と異なって、隙間Bは遠心方向とほぼ直角方向に形成さ
れ、遠心力の影響から解放されて、シール性が高く保た
れる。こうして、請求項1の構成と同等の効果を得る。
により、ラビリンスシールを遠心方向に配置した従来例
と異なって、隙間Bは遠心方向とほぼ直角方向に形成さ
れ、遠心力の影響から解放されて、シール性が高く保た
れる。こうして、請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0021】請求項3の発明は、請求項1記載の遠心式
流体機械であって、フランジ部がシュラウドの一側端部
付近に設けられていると共に、シュラウドの他側端部の
外径がフランジ部の外径より小さいことを特徴とする。
流体機械であって、フランジ部がシュラウドの一側端部
付近に設けられていると共に、シュラウドの他側端部の
外径がフランジ部の外径より小さいことを特徴とする。
【0022】この構成では、シュラウドの他側端部より
大径にしたフランジ部の遠心ポンプ作用によってシュラ
ウドとハウジングとの間で流体の洩れが防止され、請求
項1の構成と同等の効果を得る。
大径にしたフランジ部の遠心ポンプ作用によってシュラ
ウドとハウジングとの間で流体の洩れが防止され、請求
項1の構成と同等の効果を得る。
【0023】又、フランジ部をシュラウドの他側端部よ
り大径にしたこの構成では、シュラウドとハウジングの
隙間やフランジ部と凹部の隙間などを調整する必要がな
く、それだけ低コストに実施できる。
り大径にしたこの構成では、シュラウドとハウジングの
隙間やフランジ部と凹部の隙間などを調整する必要がな
く、それだけ低コストに実施できる。
【0024】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれか一項に記載の遠心式流体機械であって、ハウ
ジングが、互いに固定された第1ハウジング部材と第2
ハウジング部材とからなると共に、シュラウドのフラン
ジ部が貫入する前記凹部が、第1ハウジング部材に設け
られた凹部と第2ハウジング部材の平面とで形成される
ことを特徴とし、請求項1乃至請求項3のいずれかと同
等の効果を得る。
のいずれか一項に記載の遠心式流体機械であって、ハウ
ジングが、互いに固定された第1ハウジング部材と第2
ハウジング部材とからなると共に、シュラウドのフラン
ジ部が貫入する前記凹部が、第1ハウジング部材に設け
られた凹部と第2ハウジング部材の平面とで形成される
ことを特徴とし、請求項1乃至請求項3のいずれかと同
等の効果を得る。
【0025】これに加えて、ハウジングを2分割構成に
し、フランジ部が貫入する凹部を、第1ハウジング部材
の凹部と第2ハウジング部材の平面とで形成したことに
より、例えば、シール性を調整するためにフランジ部を
異なった外径に変える場合、第1ハウジング部材を変え
るだけで、低コストに対応することができる。
し、フランジ部が貫入する凹部を、第1ハウジング部材
の凹部と第2ハウジング部材の平面とで形成したことに
より、例えば、シール性を調整するためにフランジ部を
異なった外径に変える場合、第1ハウジング部材を変え
るだけで、低コストに対応することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1と図2によって本発明の第1
実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、4
の特徴を備えている。以下、左右の方向は図1での左右
の方向であり、符号のない部材等は図示されていない。
実施形態を説明する。この実施形態は請求項1、2、4
の特徴を備えている。以下、左右の方向は図1での左右
の方向であり、符号のない部材等は図示されていない。
【0027】図1は機械式過給機1を示しており、この
機械式過給機1は入力プーリ3とプラネタリーギヤ式の
増速機構5と遠心式のエアコンプレッサ7(第1実施形
態の遠心式流体機械)とから構成されている。
機械式過給機1は入力プーリ3とプラネタリーギヤ式の
増速機構5と遠心式のエアコンプレッサ7(第1実施形
態の遠心式流体機械)とから構成されている。
【0028】このエアコンプレッサ7は、例えば、冷凍
サイクルで冷媒を圧縮する冷凍機用コンプレッサに用い
られ、エンジンやモータによって駆動される。
サイクルで冷媒を圧縮する冷凍機用コンプレッサに用い
られ、エンジンやモータによって駆動される。
【0029】入力プーリ3は、プーリ本体9とハブ11
とをボルト13で固定して形成されており、ハブ11は
増速機構5の入力軸15にキー17とナット19とで固
定されている。入力プーリ3はベルトを介してクランク
シャフト側のプーリに連結されており、エンジンの駆動
力によって回転駆動される。
とをボルト13で固定して形成されており、ハブ11は
増速機構5の入力軸15にキー17とナット19とで固
定されている。入力プーリ3はベルトを介してクランク
シャフト側のプーリに連結されており、エンジンの駆動
力によって回転駆動される。
【0030】入力軸15はベアリング21によってケー
シング23のボス部25に支承されている。入力軸15
とケーシング23との間にはシール27が配置され、オ
イル洩れを防止している。
シング23のボス部25に支承されている。入力軸15
とケーシング23との間にはシール27が配置され、オ
イル洩れを防止している。
【0031】増速機構5は、入力軸15のフランジ部2
9に形成されたインターナルギヤ31と、周方向等間隔
に配置された複数個のピニオンギヤ33と、エアコンプ
レッサ7のインペラシャフト35に形成されたサンギヤ
37とを備えている。
9に形成されたインターナルギヤ31と、周方向等間隔
に配置された複数個のピニオンギヤ33と、エアコンプ
レッサ7のインペラシャフト35に形成されたサンギヤ
37とを備えている。
【0032】ピニオンギヤ33はベアリング39を介し
てピニオンシャフト41に支承されている。ピニオンシ
ャフト41はケーシング23のフランジ部材43を貫通
して支持され、ボール45とねじ47によって抜け止め
されている。
てピニオンシャフト41に支承されている。ピニオンシ
ャフト41はケーシング23のフランジ部材43を貫通
して支持され、ボール45とねじ47によって抜け止め
されている。
【0033】このフランジ部材43はケーシング23の
内周に嵌入されており、これらの間には0リング48が
配置され、外部へのオイル洩れを防止している。
内周に嵌入されており、これらの間には0リング48が
配置され、外部へのオイル洩れを防止している。
【0034】インペラシャフト35には、サンギヤ37
の右側から、リング49、リング51、スペーサ53、
ブッシュ55、インペラ57が装着され、ナット59で
固定されている。
の右側から、リング49、リング51、スペーサ53、
ブッシュ55、インペラ57が装着され、ナット59で
固定されている。
【0035】増速機構5は入力プーリ3からインターナ
ルギヤ31に入力したエンジンの駆動力をピニオンギヤ
33からサンギヤ37を介して増速し、インペラシャフ
ト35(インペラ57)を高速で回転駆動する。
ルギヤ31に入力したエンジンの駆動力をピニオンギヤ
33からサンギヤ37を介して増速し、インペラシャフ
ト35(インペラ57)を高速で回転駆動する。
【0036】エアコンプレッサ7のコンプレッサハウジ
ング61は、渦巻き室63(渦巻き型流体流路)を有す
る渦巻き室部材65(第1のハウジング部材)と吸入口
67(流入口)を有する吸入口部材69(第2のハウジ
ング部材)とをボルト71で固定して構成されている。
ング61は、渦巻き室63(渦巻き型流体流路)を有す
る渦巻き室部材65(第1のハウジング部材)と吸入口
67(流入口)を有する吸入口部材69(第2のハウジ
ング部材)とをボルト71で固定して構成されている。
【0037】コンプレッサハウジング61とケーシング
23は、ケーシング23の周溝73に係合した連結部材
75を、フランジ部材43を挟み、ボルト77で渦巻き
室部材65に固定することによって互いに固定されてい
る。
23は、ケーシング23の周溝73に係合した連結部材
75を、フランジ部材43を挟み、ボルト77で渦巻き
室部材65に固定することによって互いに固定されてい
る。
【0038】エアコンプレッサ7は、インペラ57の回
転によって吸入口67から吸気を吸入し、吸入された吸
気はインペラ57の遠心力によって渦巻き室63に移動
して加圧され、図2に示す吐出口78(流出口)から吐
き出されてエンジンを過給する。
転によって吸入口67から吸気を吸入し、吸入された吸
気はインペラ57の遠心力によって渦巻き室63に移動
して加圧され、図2に示す吐出口78(流出口)から吐
き出されてエンジンを過給する。
【0039】増速機構5とエアコンプレッサ7とはフラ
ンジ部材43の隔壁部79によって区分されている。こ
の隔壁部79には鋸歯状の溝を有するラビリンスリング
81がボルト83によって固定されており、インペラ5
7との間でラビリンスシール85を構成している。ラビ
リンスシール85はその減圧作用によってエアコンプレ
ッサ7のエア洩れを低減させている。
ンジ部材43の隔壁部79によって区分されている。こ
の隔壁部79には鋸歯状の溝を有するラビリンスリング
81がボルト83によって固定されており、インペラ5
7との間でラビリンスシール85を構成している。ラビ
リンスシール85はその減圧作用によってエアコンプレ
ッサ7のエア洩れを低減させている。
【0040】フランジ部材43にはベアリングホルダ8
7が止め輪89と段差部91とによって固定されてい
る。このベアリングホルダ87は円筒部93と円錐状の
凸部95とからなり、凸部95は入力軸15に形成され
た円錐状の凹部97に僅かな空隙を介して貫入してい
る。
7が止め輪89と段差部91とによって固定されてい
る。このベアリングホルダ87は円筒部93と円錐状の
凸部95とからなり、凸部95は入力軸15に形成され
た円錐状の凹部97に僅かな空隙を介して貫入してい
る。
【0041】インペラシャフト35上にはサンギヤ37
の左側にすべり軸受99が配置され、スペーサ53の外
周にはすべり軸受101が配置されている。これらのす
べり軸受99、101はそれぞれベアリングホルダ87
の凸部95の内周と円筒部93の内周との間でインペラ
シャフト35を支承している。
の左側にすべり軸受99が配置され、スペーサ53の外
周にはすべり軸受101が配置されている。これらのす
べり軸受99、101はそれぞれベアリングホルダ87
の凸部95の内周と円筒部93の内周との間でインペラ
シャフト35を支承している。
【0042】又、ベアリングホルダ87には径方向外側
からスラストワッシャ103が装着されており、このス
ラストワッシャ103はリング49、51の間に形成さ
れた溝105に係合し、インペラシャフト35のスラス
ト力を受けている。
からスラストワッシャ103が装着されており、このス
ラストワッシャ103はリング49、51の間に形成さ
れた溝105に係合し、インペラシャフト35のスラス
ト力を受けている。
【0043】各すべり軸受99、101とベアリングホ
ルダ87との間には、外部のオイルポンプからケーシン
グ23に取り付けられたオイルプラグ107とノズル1
09及びフランジ部材43とベアリングホルダ87に形
成された油路111を介して加圧オイルが供給され、オ
イルフィルムダンパが形成される。
ルダ87との間には、外部のオイルポンプからケーシン
グ23に取り付けられたオイルプラグ107とノズル1
09及びフランジ部材43とベアリングホルダ87に形
成された油路111を介して加圧オイルが供給され、オ
イルフィルムダンパが形成される。
【0044】各すべり軸受99、101はこのオイルフ
ィルムダンパによってフローティング支持され、振動を
吸収しながらインペラシャフト35を支承する。この加
圧オイルは溝105にも供給され、スラストワッシャ1
03との摺動部を潤滑し、更に、油路113を介してシ
ール27に供給され、これを潤滑する。
ィルムダンパによってフローティング支持され、振動を
吸収しながらインペラシャフト35を支承する。この加
圧オイルは溝105にも供給され、スラストワッシャ1
03との摺動部を潤滑し、更に、油路113を介してシ
ール27に供給され、これを潤滑する。
【0045】図1のように、インペラ57は、インペラ
シャフト35に固定されたハブ115(基部)とシュラ
ウド117とを多数の羽根119で連結して構成されて
いる。
シャフト35に固定されたハブ115(基部)とシュラ
ウド117とを多数の羽根119で連結して構成されて
いる。
【0046】シュラウド117の右端部(一側端部側)
にはフランジ部材121が遠心方向に固定されており、
コンプレッサハウジング61にはこのフランジ部材12
1が貫入する凹部123が設けられている。
にはフランジ部材121が遠心方向に固定されており、
コンプレッサハウジング61にはこのフランジ部材12
1が貫入する凹部123が設けられている。
【0047】この凹部123は、渦巻き室部材65に設
けられた凹部125と吸入口部材69の平面127とで
形成されている。
けられた凹部125と吸入口部材69の平面127とで
形成されている。
【0048】シュラウド117の左端部(他側端部)の
外径D1は、フランジ部材121の外径D2より大きく
してある。又、シュラウド117とコンプレッサハウジ
ング61との隙間Aはフランジ部材121と凹部123
との隙間Bより広くしてある。
外径D1は、フランジ部材121の外径D2より大きく
してある。又、シュラウド117とコンプレッサハウジ
ング61との隙間Aはフランジ部材121と凹部123
との隙間Bより広くしてある。
【0049】このように隙間Bを隙間Aより狭くしたこ
とにより、隙間Bでラビリンスシール効果が得られ、シ
ュラウド117とコンプレッサハウジング61との間
(隙間A)で吸気の洩れ(バイパス)が防止される。こ
うして、機械式過給機1が構成されている。
とにより、隙間Bでラビリンスシール効果が得られ、シ
ュラウド117とコンプレッサハウジング61との間
(隙間A)で吸気の洩れ(バイパス)が防止される。こ
うして、機械式過給機1が構成されている。
【0050】機械式過給機1では、上記のように、隙間
Aより狭くした隙間Bのラビリンスシール効果によって
吸気の洩れが防止され、エアコンプレッサ7はシール性
と効率とが向上する。
Aより狭くした隙間Bのラビリンスシール効果によって
吸気の洩れが防止され、エアコンプレッサ7はシール性
と効率とが向上する。
【0051】又、フランジ部材121によって形成され
た隙間Bは面積が広いから、そのラビリンスシール効果
は大きく、吸気の洩れを効果的に防止する。
た隙間Bは面積が広いから、そのラビリンスシール効果
は大きく、吸気の洩れを効果的に防止する。
【0052】又、ラビリンスシールを遠心方向に配置し
た従来例と異なって、フランジ部材121を遠心方向に
設けたことにより隙間Bは遠心方向とほぼ直角に形成さ
れている。
た従来例と異なって、フランジ部材121を遠心方向に
設けたことにより隙間Bは遠心方向とほぼ直角に形成さ
れている。
【0053】従って、遠心力によってインペラ57が膨
張しても、あるいは、インペラ57とコンプレッサハウ
ジング61との相対回転によりこれらの隙間Aに生じる
低圧によってインペラ57が膨張しても、隙間Bの幅は
その影響を受けない。
張しても、あるいは、インペラ57とコンプレッサハウ
ジング61との相対回転によりこれらの隙間Aに生じる
低圧によってインペラ57が膨張しても、隙間Bの幅は
その影響を受けない。
【0054】こうして、インペラ57の膨張によるイン
ペラ57とコンプレッサハウジング61との接触、接触
による発熱と摩耗、吸気の洩れなどが防止され、エアコ
ンプレッサ7のシール性と効率とが高く保たれる。
ペラ57とコンプレッサハウジング61との接触、接触
による発熱と摩耗、吸気の洩れなどが防止され、エアコ
ンプレッサ7のシール性と効率とが高く保たれる。
【0055】又、シュラウド117にフランジ部材12
1を固定したことにより、シュラウド117の強度が向
上するから、高速回転に対するインペラ57の耐久性が
高くなると共に、遠心力によるインペラ57の膨張、コ
ンプレッサハウジング61との接触、シール性の低下な
どが防止される。
1を固定したことにより、シュラウド117の強度が向
上するから、高速回転に対するインペラ57の耐久性が
高くなると共に、遠心力によるインペラ57の膨張、コ
ンプレッサハウジング61との接触、シール性の低下な
どが防止される。
【0056】又、フランジ部材121をシュラウド11
7の端部に設けたから、フランジ部材121によるシュ
ラウド117の変形などを防止する効果は最も大きい。
7の端部に設けたから、フランジ部材121によるシュ
ラウド117の変形などを防止する効果は最も大きい。
【0057】又、コンプレッサハウジング61を渦巻き
室部材65と吸入口部材69の2分割構成にし、シュラ
ウド117のフランジ部材121が貫入する凹部123
を、渦巻き室部材65の凹部125と吸入口部材69の
平面127とで形成したことにより、例えば、隙間Bの
ラビリンスシール効果を調整するためにフランジ部材1
21を異なった外径のものに変える場合でも、渦巻き室
部材65を変えるだけで、低コストに対応することがで
きる。
室部材65と吸入口部材69の2分割構成にし、シュラ
ウド117のフランジ部材121が貫入する凹部123
を、渦巻き室部材65の凹部125と吸入口部材69の
平面127とで形成したことにより、例えば、隙間Bの
ラビリンスシール効果を調整するためにフランジ部材1
21を異なった外径のものに変える場合でも、渦巻き室
部材65を変えるだけで、低コストに対応することがで
きる。
【0058】次に、図3によって本発明の第2実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、3、4の特徴を
備えている。
を説明する。この実施形態は請求項1、3、4の特徴を
備えている。
【0059】なお、図3及び第2実施形態の説明におい
て、第1実施形態と同機能の部材には同一の符号を与え
て引用し、これら同機能部材の重複説明は省く。
て、第1実施形態と同機能の部材には同一の符号を与え
て引用し、これら同機能部材の重複説明は省く。
【0060】図3は機械式過給機129を示しており、
この機械式過給機129は入力プーリ3とプラネタリー
ギヤ式の増速機構131と遠心式のエアコンプレッサ1
33(第2実施形態の遠心式流体機械)とから構成され
ている。
この機械式過給機129は入力プーリ3とプラネタリー
ギヤ式の増速機構131と遠心式のエアコンプレッサ1
33(第2実施形態の遠心式流体機械)とから構成され
ている。
【0061】増速機構131は、入力軸15のフランジ
部29に形成されたインターナルギヤ135と、周方向
等間隔に配置された複数個のピニオンギヤ137と、エ
アコンプレッサ133のインペラシャフト35に形成さ
れたサンギヤ139とを備えている。これらの各ギヤは
ヘリカルギヤで構成されている。
部29に形成されたインターナルギヤ135と、周方向
等間隔に配置された複数個のピニオンギヤ137と、エ
アコンプレッサ133のインペラシャフト35に形成さ
れたサンギヤ139とを備えている。これらの各ギヤは
ヘリカルギヤで構成されている。
【0062】入力軸15は、インターナルギヤ135に
生じるヘリカルギヤの噛み合いスラスト力を受けるため
に、複列のアンギュラーボールベアリング141を介し
てケーシング23のボス部25に支承されている。
生じるヘリカルギヤの噛み合いスラスト力を受けるため
に、複列のアンギュラーボールベアリング141を介し
てケーシング23のボス部25に支承されている。
【0063】又、ピニオンギヤ137は、その噛み合い
スラスト力を受けるために、複列のアンギュラーボール
ベアリング143を介してピニオンシャフト145に支
承されている。ピニオンシャフト145はケーシング2
3のフランジ部材43を貫通して支持され、ボール14
7とねじ149によって抜け止めされている。
スラスト力を受けるために、複列のアンギュラーボール
ベアリング143を介してピニオンシャフト145に支
承されている。ピニオンシャフト145はケーシング2
3のフランジ部材43を貫通して支持され、ボール14
7とねじ149によって抜け止めされている。
【0064】機械式過給機129はスロットルバルブの
下流側に配置されている。又、ベアリングホルダ87と
フランジ部材43とインペラ57との間には空間151
が形成されている。スロットルバルブの下流側とこの空
間151はバイパス路153とコントロールバルブとを
介して連通しており、スロットルバルブの開度によって
インペラ57の右側に負圧が生じると、空間151はコ
ントロールバルブによって大気側に開放され、常に正圧
に保たれる。
下流側に配置されている。又、ベアリングホルダ87と
フランジ部材43とインペラ57との間には空間151
が形成されている。スロットルバルブの下流側とこの空
間151はバイパス路153とコントロールバルブとを
介して連通しており、スロットルバルブの開度によって
インペラ57の右側に負圧が生じると、空間151はコ
ントロールバルブによって大気側に開放され、常に正圧
に保たれる。
【0065】インペラ57のシュラウド117の右端部
(一側端部側:流入側端部)にはフランジ部材155が
遠心方向に固定されている。又、コンプレッサハウジン
グ61にはこのフランジ部材155が適度な隙間を介し
て貫入する凹部157が設けられており、この凹部15
7は渦巻き室部材65に設けられた凹部159と吸入口
部材69の平面127とで形成されている。
(一側端部側:流入側端部)にはフランジ部材155が
遠心方向に固定されている。又、コンプレッサハウジン
グ61にはこのフランジ部材155が適度な隙間を介し
て貫入する凹部157が設けられており、この凹部15
7は渦巻き室部材65に設けられた凹部159と吸入口
部材69の平面127とで形成されている。
【0066】フランジ部材155と凹部159とによっ
てシール161が形成されており、フランジ部材155
の外径D3は、シュラウド117の他側端部の外径D1
より大きくしてある。
てシール161が形成されており、フランジ部材155
の外径D3は、シュラウド117の他側端部の外径D1
より大きくしてある。
【0067】このようにフランジ部材155の外径D3
をシュラウド117の外径D1より大きくしたことによ
って、インペラ57が回転すると、フランジ部材155
が凹部157の吸気を遠心方向に加速して遠心ポンプ作
用を行う。シール161のこのような遠心ポンプ作用に
よってシュラウド117とコンプレッサハウジング61
との間で吸気の洩れが防止される。こうして、機械式過
給機129が構成されている。
をシュラウド117の外径D1より大きくしたことによ
って、インペラ57が回転すると、フランジ部材155
が凹部157の吸気を遠心方向に加速して遠心ポンプ作
用を行う。シール161のこのような遠心ポンプ作用に
よってシュラウド117とコンプレッサハウジング61
との間で吸気の洩れが防止される。こうして、機械式過
給機129が構成されている。
【0068】機械式過給機129では、上記のように、
フランジ部材155と凹部157とによって形成したシ
ール161のシールの遠心ポンプ作用によって吸気の洩
れを防止する構成であるから、ラビリンスシールを遠心
方向に配置した従来例と異なって、遠心力によってイン
ペラ57が膨張しても、あるいは、インペラ57とコン
プレッサハウジング61との相対回転によりこれらの隙
間に生じる低圧によってインペラ57が膨張しても、シ
ール161はその影響を受けない。
フランジ部材155と凹部157とによって形成したシ
ール161のシールの遠心ポンプ作用によって吸気の洩
れを防止する構成であるから、ラビリンスシールを遠心
方向に配置した従来例と異なって、遠心力によってイン
ペラ57が膨張しても、あるいは、インペラ57とコン
プレッサハウジング61との相対回転によりこれらの隙
間に生じる低圧によってインペラ57が膨張しても、シ
ール161はその影響を受けない。
【0069】従って、インペラ57の膨張によるインペ
ラ57とコンプレッサハウジング61との接触、接触に
よる発熱と摩耗、吸気の洩れなどが防止され、エアコン
プレッサ133のシール性と効率とが高く保たれる。
ラ57とコンプレッサハウジング61との接触、接触に
よる発熱と摩耗、吸気の洩れなどが防止され、エアコン
プレッサ133のシール性と効率とが高く保たれる。
【0070】又、シュラウド117にフランジ部材15
5を固定したことによってシュラウド117の強度が向
上しているから、高速回転に対するインペラ57の耐久
性が高くなると共に、遠心力によるインペラ57の膨
張、コンプレッサハウジング61との接触、シール性の
低下などが防止される。
5を固定したことによってシュラウド117の強度が向
上しているから、高速回転に対するインペラ57の耐久
性が高くなると共に、遠心力によるインペラ57の膨
張、コンプレッサハウジング61との接触、シール性の
低下などが防止される。
【0071】又、フランジ部材155をシュラウド11
7の端部に設けたから、フランジ部材155によるシュ
ラウド117の変形などを防止する効果は最も大きい。
7の端部に設けたから、フランジ部材155によるシュ
ラウド117の変形などを防止する効果は最も大きい。
【0072】又、フランジ部材155の外径D3をシュ
ラウド117の外径D1より大きくしたこの構成では、
シュラウド117とコンプレッサハウジング61の隙間
やフランジ部材155と凹部157の隙間などを調整す
る必要がなく、それだけ低コストに実施できる。
ラウド117の外径D1より大きくしたこの構成では、
シュラウド117とコンプレッサハウジング61の隙間
やフランジ部材155と凹部157の隙間などを調整す
る必要がなく、それだけ低コストに実施できる。
【0073】これに加えて、コンプレッサハウジング6
1を渦巻き室部材65と吸入口部材69の2分割構成に
し、シュラウド117のフランジ部材155が貫入する
凹部157を、渦巻き室部材65の凹部159と吸入口
部材69の平面127とで形成したことにより、例え
ば、シール161のシール性を調整するためにフランジ
部材155を異なった外径のものに変える場合でも、渦
巻き室部材65を変えるだけで、低コストに対応するこ
とができる。
1を渦巻き室部材65と吸入口部材69の2分割構成に
し、シュラウド117のフランジ部材155が貫入する
凹部157を、渦巻き室部材65の凹部159と吸入口
部材69の平面127とで形成したことにより、例え
ば、シール161のシール性を調整するためにフランジ
部材155を異なった外径のものに変える場合でも、渦
巻き室部材65を変えるだけで、低コストに対応するこ
とができる。
【0074】なお、本発明の遠心式流体機械は、各実施
形態のようにインペラに回転力を与えて流体を圧縮する
圧縮機のような用途の他に、加圧された流体を膨張させ
て回転力を取り出す膨張機として用いてもよい。
形態のようにインペラに回転力を与えて流体を圧縮する
圧縮機のような用途の他に、加圧された流体を膨張させ
て回転力を取り出す膨張機として用いてもよい。
【0075】
【発明の効果】請求項1の遠心式流体機械では、インペ
ラのシュラウドに設けたフランジ部をハウジングの凹部
に貫入させて形成したシールの遠心ポンプ作用によって
流体の洩れを防止するように構成したから、従来例と異
なって、インペラが膨張しても、ハウジングとの接触、
接触による発熱と摩耗、流体の洩れなどが防止され、遠
心式流体機械のシール性と効率とが高く保たれる。
ラのシュラウドに設けたフランジ部をハウジングの凹部
に貫入させて形成したシールの遠心ポンプ作用によって
流体の洩れを防止するように構成したから、従来例と異
なって、インペラが膨張しても、ハウジングとの接触、
接触による発熱と摩耗、流体の洩れなどが防止され、遠
心式流体機械のシール性と効率とが高く保たれる。
【0076】又、このように充分なシール性が得られる
から、従来例と異なって、ハウジングを一体に形成する
ことができ、それだけ構造が簡単になり、部品点数が低
減され、低コストになる。
から、従来例と異なって、ハウジングを一体に形成する
ことができ、それだけ構造が簡単になり、部品点数が低
減され、低コストになる。
【0077】又、フランジ部によってシュラウドの強度
が向上するから、高速回転に対するインペラの耐久性が
高くなると共に、遠心力によるインペラの膨張、ハウジ
ングとの接触、シール性の低下などが更に軽減される。
が向上するから、高速回転に対するインペラの耐久性が
高くなると共に、遠心力によるインペラの膨張、ハウジ
ングとの接触、シール性の低下などが更に軽減される。
【0078】請求項2の発明は、シュラウドとハウジン
グとの隙間Aより狭くしたフランジ部と凹部との隙間B
で得られるラビリンスシール効果によって、流体の洩れ
が防止されると共に、フランジ部が形成する隙間Bは面
積が広いから、大きなラビリンスシール効果及び洩れ防
止効果が得られる。
グとの隙間Aより狭くしたフランジ部と凹部との隙間B
で得られるラビリンスシール効果によって、流体の洩れ
が防止されると共に、フランジ部が形成する隙間Bは面
積が広いから、大きなラビリンスシール効果及び洩れ防
止効果が得られる。
【0079】又、フランジ部を遠心方向に形成したこと
により、従来例と異なって、隙間Bは遠心方向とほぼ直
角に形成されるから、遠心力の影響から解放され、シー
ル性が高く保たれる。こうして、請求項1の構成と同等
の効果を得る。
により、従来例と異なって、隙間Bは遠心方向とほぼ直
角に形成されるから、遠心力の影響から解放され、シー
ル性が高く保たれる。こうして、請求項1の構成と同等
の効果を得る。
【0080】請求項3の発明は、シュラウドの他側端部
より大径にしたフランジ部の遠心ポンプ作用によってシ
ュラウドとハウジングとの間で流体の洩れが防止され、
請求項1の構成と同等の効果を得る。
より大径にしたフランジ部の遠心ポンプ作用によってシ
ュラウドとハウジングとの間で流体の洩れが防止され、
請求項1の構成と同等の効果を得る。
【0081】又、フランジ部をシュラウドの他側端部よ
り大径にしたこの構成では、シュラウドとハウジングの
隙間とフランジ部と凹部の隙間とを調整する必要がな
く、それだけ低コストに実施できる。
り大径にしたこの構成では、シュラウドとハウジングの
隙間とフランジ部と凹部の隙間とを調整する必要がな
く、それだけ低コストに実施できる。
【0082】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかと同等の効果を得ると共に、フランジ部が貫
入する凹部を、第1ハウジング部材の凹部と第2ハウジ
ング部材の平面とで形成したことにより、シール性を調
整するためにフランジ部を異なった外径に変える場合で
も、第1ハウジング部材を変えるだけで、低コストに対
応できる。
のいずれかと同等の効果を得ると共に、フランジ部が貫
入する凹部を、第1ハウジング部材の凹部と第2ハウジ
ング部材の平面とで形成したことにより、シール性を調
整するためにフランジ部を異なった外径に変える場合で
も、第1ハウジング部材を変えるだけで、低コストに対
応できる。
【図1】本発明の第1実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示す断面図である。
【図4】従来例の要部を示す断面図である。
7、129 エアコンプレッサ(遠心式流体機械) 57 インペラ 61 コンプレッサハウジング 63 渦巻き室(渦巻き型流体流路) 65 渦巻き室部材(第1ハウジング部材) 67 吸入口(流入口) 69 吸入口部材(第2ハウジング部材) 78 吐出口(流出口) 115 インペラのハブ(基部) 117 インペラのシュラウド 119 インペラの羽根 121、155 フランジ部材(フランジ部) 123、157 フランジ部材が貫入する凹部 125、159 渦巻き室部材の凹部 127 吸入口部材の平面 161 シール A シュラウドとコンプレッサハウジングとの隙間 B フランジ部材と凹部との隙間(ラビリンスシール) D1 シュラウドの他側端部の外径 D2 フランジ部材121の外径 D3 フランジ部材155の外径
Claims (4)
- 【請求項1】 流体の移動方向に直角な断面積が一側に
向かって変化する渦巻き型流体流路の両端に流体の流入
口と流出口とが設けられたハウジングと、ハウジングの
内部に回転自在に配置され、ハウジングに対向するシュ
ラウドと基部とを多数の羽根で連結してなるインペラ
と、シュラウドに設けられたフランジ部及びこのフラン
ジ部が隙間を介して貫入するハウジング側の凹部からな
り、シュラウドとハウジングとの間で流体の洩れを防止
するシールとを備えたことを特徴とする遠心式流体機
械。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、フランジ
部がシュラウドの一側端部付近で遠心方向に設けられて
いると共に、シュラウドの他側端部の外径がフランジ部
の外径より大きく、シュラウドとハウジングとの隙間A
がフランジ部と前記凹部との隙間Bより広いことを特徴
とする遠心式流体機械。 - 【請求項3】 請求項1記載の発明であって、フランジ
部がシュラウドの一側端部付近に設けられていると共
に、シュラウドの他側端部の外径がフランジ部の外径よ
り小さいことを特徴とする遠心式流体機械。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
記載の発明であって、ハウジングが、互いに固定された
第1ハウジング部材と第2ハウジング部材とからなると
共に、シュラウドのフランジ部が貫入する前記凹部が、
第1ハウジング部材に設けられた凹部と第2ハウジング
部材の平面とで形成されることを特徴とする遠心式流体
機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086857A JPH10281094A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 遠心式流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086857A JPH10281094A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 遠心式流体機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281094A true JPH10281094A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13898495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9086857A Pending JPH10281094A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 遠心式流体機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10281094A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538210A (ja) * | 2007-09-07 | 2010-12-09 | マン ターボ アーゲー | ターボエンジン及び当該ターボエンジンの製造方法 |
| US20130163900A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Felix Winkler | Debris resistant thrust bearing assembly for high speed hydraulic centrifugal turbines and pumps |
| WO2020021744A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械及び過給機 |
| EP4141235A4 (en) * | 2020-06-04 | 2023-06-07 | Mitsubishi Heavy Industries Marine Machinery & Equipment Co., Ltd. | TURBINE HOUSING AND SUPERCHARGER |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP9086857A patent/JPH10281094A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538210A (ja) * | 2007-09-07 | 2010-12-09 | マン ターボ アーゲー | ターボエンジン及び当該ターボエンジンの製造方法 |
| US20130163900A1 (en) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Felix Winkler | Debris resistant thrust bearing assembly for high speed hydraulic centrifugal turbines and pumps |
| US8834028B2 (en) * | 2011-12-22 | 2014-09-16 | Energy Recovery, Inc. | Debris resistant thrust bearing assembly for high speed hydraulic centrifugal turbines and pumps |
| US20150043845A1 (en) * | 2011-12-22 | 2015-02-12 | Energy Recovery, Inc. | Debris resistant thrust bearing assembly for high speed hydraulic centrifugal turbines and pumps |
| US9683574B2 (en) | 2011-12-22 | 2017-06-20 | Energy Recovery, Inc. | Debris resistant thrust bearing assembly for high speed hydraulic centrifugal turbines and pumps |
| WO2020021744A1 (ja) * | 2018-07-24 | 2020-01-30 | 三菱重工業株式会社 | 回転機械及び過給機 |
| EP4141235A4 (en) * | 2020-06-04 | 2023-06-07 | Mitsubishi Heavy Industries Marine Machinery & Equipment Co., Ltd. | TURBINE HOUSING AND SUPERCHARGER |
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