JPH10281482A - 面状採暖具 - Google Patents

面状採暖具

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JPH10281482A
JPH10281482A JP8709797A JP8709797A JPH10281482A JP H10281482 A JPH10281482 A JP H10281482A JP 8709797 A JP8709797 A JP 8709797A JP 8709797 A JP8709797 A JP 8709797A JP H10281482 A JPH10281482 A JP H10281482A
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floor
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floor surface
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Kiyoshi Watanabe
潔 渡辺
Kenji Hattori
健治 服部
Takanobu Nakazawa
卓信 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーペット本体の裏生地から床面への熱損失
を少なくし、採暖面の暖房効率を改善し、実使用時に床
面との滑り性能を改善した電気カーペット等からなる面
状採暖具を提供する。 【解決手段】 表生地3とフェルトよりなる裏生地2と
の間にヒーター線5を介在して面状からなるカーペット
本体1を構成する面状採暖具において、前記裏生地2の
床面11に接する面に樹脂層21を表面に付着する凸部
8を設けたものとし、または、前記樹脂層21を表面に
付着する凸部8の目の方向が相反するように前記裏生地
2を分割して設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット本体の
裏生地から床への熱損失を少なくし、採暖面の暖房効率
を改善した電気カーペット等からなる面状採暖具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来に知られている一般的な電気カーペ
ット等の面状採暖具を図6に示す。
【0003】このものはフェルトよりなる裏生地12の
上面にヒーター線13、温度センサー14を所定のパタ
ーンで配設し、その上面に同じくフェルトやカーペット
地等よりなり、かつ裏生地12より厚さの薄い表生地1
5を乗せ、両者を熱プレスで圧着してカーペット本体1
6を形成するものである。
【0004】また、他の例として図7に示すように、カ
ーペット本体16の裏生地12に樹脂発泡体を使用し、
その発泡体の床18と接する面に多数の凹部17を設け
たものもある。(例えば実開平4−32409号公報、
特開昭61−294786号公報等参照のこと) さらに、他の例として特開平4−208318号公報に
示すように、カーペット本体の裏生地の下面に凹凸を設
け、さらにこの凹凸の表面にポリエステル繊維等よりな
る不繊布を貼り合わせたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すものにおい
ては、採暖面である表生地15側への熱伝達を良くし、
床面側への断熱効果を向上させるためには、裏生地の厚
さを厚くすれば良いが、この裏生地は伸縮性の少ないニ
ードルパンチフェルトによって成形されているため、硬
さがあり、クッション性や包装、収納時の折り畳み等の
問題からその厚さには限界があった。
【0006】また、図7に示すものは、裏生地12の凹
部17と床面18との間に空間部が形成されているた
め、この空間部においてはある程度の断熱効果は発揮す
るものの、樹脂発泡体として使用されるウレタンフォー
ムはクッション性がほとんど期待出来ない程度の弱いも
のであるため、採暖者が座った場合、しずみ込みやへた
りが大きく、その部分での断熱効果や快適な採暖感は得
られない欠点があるとともに、さらに樹脂発泡体はフェ
ルトに比べて立体加工が複雑で価格が高いという欠点を
有するものである。
【0007】さらに、特開平4−208318号公報に
示すものは、裏生地の下面にポリエステル等の不繊布を
貼り付け、さらにそのあとに裏生地全体を細かく折り畳
んで波形の凹凸を形成しているため、床面への断熱効果
はある程度発揮するものの、裏生地側を二層にしたり、
裏生地を細かく折り畳む等の作業が必要であり、また裏
生地全体が波をうっているため採暖時に座りごこちが悪
いという欠点がある。
【0008】また、裏生地の床面側を凸部にし、空気層
を多く設けると、床面との接触面積が少なくなり摩擦抵
抗がへり、フローリング等の床面で滑り易いという欠点
がある。一方、床面側に発泡樹脂を施したものは、床面
での滑りはないがカーペット本体を部屋に敷くときに滑
らないため、位置決めができないという問題もある。
【0009】また、さらに床面側の裏生地が凹凸状にな
っていると、フローリング等の滑り易い床面では効果が
あるが、毛足の長いカーペット本体が床に敷いてある場
合、凹凸の目の向きとカーペット本体の目の向きによっ
ては徐々に移動してずれるという問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の電気カーペット等か
らなる面状採暖具における欠点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところはカーペット本体の裏
生地にフェルトを使用する面状採暖具において、床側へ
の熱伝達が少なく、採暖効率がよく、さらに床面で滑り
にくく、毛足の長いカーペット本体の上で使用されても
移動やずれのない電気カーペット等からなる面状採暖具
を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明においては、表生地とフェルトよりなる裏生
地との間にヒーター線を介在して面状からなるカーペッ
ト本体を構成する面状採暖具において、前記裏生地の床
面に接する面に樹脂層を表面に付着する凸部を設けたも
のとした。
【0012】また、前記裏生地の床面に接する面に樹脂
層を表面に付着する凸部の目の方向が一定となる裏生地
を、凸部の目の方向が相反するように分割した裏生地を
配設したものとした。
【0013】また、前記裏生地の床面に接する面に樹脂
層を表面に付着する凸部と凹部とを平板状に交互に設け
たものとした。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は前述したごとく、ヒータ
ー線からの熱は、主として裏生地への熱伝達によって床
に伝わるが、カーペット本体の裏生地と床面との間には
凸部による空気層が形成されているため、この空気層が
断熱空間となり、床面への熱伝達が減少する。
【0015】また、裏生地と床面との接触が凸部となる
ため裏生地から床面へ逃げる熱は少なくなる。この結
果、表生地への熱伝達が向上し、表生地全面の温度分布
が均一となり、採暖感が向上する。
【0016】さらに、カーペット本体を敷くときは、凸
部が床面と接触しているだけなので、部屋への位置決め
はやりやすく、カーペット本体を使用しているときは凸
部が倒れ、繊維についている樹脂層の床面との接触面積
が増え、床面との摩擦力が増え、カーペット本体が滑り
にくくなる。
【0017】また、裏生地の凸部が倒れたり、起きたり
することで床面の状態によっては徐々にカーペット本体
が移動し、ずれることがあつたが、前記樹脂層を表面に
付着する凸部の目の方向が相反するように前記裏生地を
分割して設けたことで、移動やずれがなくなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す添付図面に従
って説明する。
【0019】図において、1は電気カーペット等からな
る面状採暖具のカーペット本体であり、フェルトよりな
る裏生地2と同じくフェルトよりなる表生地3及びこの
裏生地2と表生地3との間に挾み込まれたヒーター部4
とで構成されている。
【0020】ヒーター部4は裏生地2の分割した裏生地
2a・裏生地2bと表生地3との間に蛇行状に配設され
たヒーター線5と、このヒーター線5に沿って配設され
た温度センサー6及びこの温度センサー6の信号に基づ
いてヒーター線5の温度を指定された温度に制御するコ
ントローラ7とで構成されている。
【0021】また、分割した裏生地2aと裏生地2bか
らなる裏生地2の平板状において、床面11と接する面
に多数の凸部8を千鳥状、格子状等任意の配列で形成
し、床面11との間に前記多数の凸部8に隣接する凹部
9を交互に区分して設けてあり、凹部9で形成される空
気層を設けている。
【0022】この凸部8は、図3に示すように裏生地2
の上面よりニードル10でパンチングすることによりフ
ェルトそのものを床面11側に突出させている。
【0023】いわゆる、裏生地2は平板状に凸部8と凹
部9とを区分して交互に形成する構成とするか、あるい
は平板状に凸部8を形成させる波形形状を構成し、裏生
地2の上面には谷部を形成するとともに、下面には平坦
部あるいは逆山部を形成した連続体を形づくる。
【0024】この際、凸部8の数あるいは逆山部の高
さ、配列はニードル10の長さや配列の仕方を適宜選定
することによって最良の状態に形成することができる。
【0025】ニードルパンチングで凸部8を突出した表
面上にスプレーや含浸等の方法でゴム系やアクリル系の
樹脂層21を設けてあり、樹脂層21は凸部8の繊維に
付着している。
【0026】また、ニードルパンチングで凸部8を形成
した裏生地2は、ニードルパンチングの加工方向に対し
て、平行もしくは直角に複数に分割し、分割したそれぞ
れの裏生地2a・裏生地2bは相反して互い違いに目の
向きを変えてカーペット本体1を形成している。
【0027】次に、前記構成における作用を説明する。
【0028】この実施例におけるカーペット本体1は床
面11に敷いた場合、前記裏生地2の凸部8と床面11
との間に空気層が形成される。
【0029】この空気層において、ヒーター線5から床
面11への熱の通過量はヒーター線5と裏生地2の間の
熱伝達率、裏生地2の熱伝導率、空気層の厚さとその面
積が影響するが、凹部9が断熱空間の役目をし、また凸
部8と床11との接触面積が少ないことにより床面11
への熱伝達は少なくなる。
【0030】また、凸部8の表面の樹脂層21は、フロ
ーリングなどの床面上で摩擦が大きくなり滑りにくくな
るが、採暖者がカーペツト本体1上に載っていないとき
は、床面11と接する部分は凸部8だけなので、接触面
積が少なく摩擦力もそれほど大きくならず部屋に敷いて
位置決めするときに簡単にできる。
【0031】また、図5に示すようにカーペット本体1
上に採暖者が座った場合には、(a)に示すように凸部8
にクツシヨン効果があることからヒーター線5のストレ
スが減少する。
【0032】また、凸部8が倒れたり、つぶれたりする
と繊維層の床面11との接触面積が増加し、凸部8の繊
維層に付着している樹脂層21と床面11とが密着する
ことで床面11での滑りを防止する。
【0033】また、凸部8はニードルパンチ加工にて形
成されるため、加工方向に対して一定の方向に目の向き
があり、凸部8が倒れる方向はその目の方向になるた
め、床面11側も毛足が長くて毛足の目の方向が強いカ
ーペツト本体1のような場合、凸部8がカーペツト本体
1上の荷重の繰り返しにより倒れたり、起きたりを繰返
すと目の方向に徐々に移動したり、ずれたりするが、裏
生地2の分割した裏生地2a・裏生地2bは目の方向を
変えて形成してあるため、凸部8の目の方向を打ち消
し、一定の方向に移動することはなく、ほとんど移動、
およびずれがない。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
表生地とフェルトよりなる裏生地との間にヒーター線を
介在して面状からなるカーペツト本体を構成する面状採
暖具において、前記裏生地の床面に接する面に樹脂層を
表面に付着する凸部を設けたものとし、または、前記樹
脂層を表面に付着する凸部の目の方向が相反するように
前記裏生地を分割して設けたものにしたので、凸部の繊
維に付着した樹脂層により、床面での滑りは設置時は滑
りやすく、使用時は滑りにくくなり、床面の状況によつ
て徐々に移動やずれが発生しない。
【0035】また、床への熱伝達が少なくなる分消費電
力も抑えることができ、かつ裏生地を薄くすることも可
能である。
【0036】また、裏生地と床面との間には凸部による
空気層が形成され、床への熱伝達が少なくなり、表生地
への熱伝達が良好となり、温度分布が均一となり、採暖
感が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気カーペット等から
なる面状採暖具の断面図である。
【図2】同ヒーター部の斜視図である。
【図3】同製造工程説明図である
【図4】同裏生地の拡大断面図である。
【図5】同じく本体に採暖者が座ったときの状態を示す
図である。
【図6】従来の電気カーペット面状採暖具の断面図であ
る。
【図7】従来の電気カーペット面状採暖具の要部断面図
である。
【符号の説明】
1 カーペツト本体 2 裏生地 2a 裏生地 2b 裏生地 3 表生地 5 ヒーター線 8 凸部 9 凹部 11 床面 21 樹脂層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表生地(3)とフェルトよりなる裏生地
    (2)との間にヒーター線(5)を介在して面状からな
    るカーペット本体(1)を構成する面状採暖具におい
    て、前記裏生地(2)の床面(11)に接する面に樹脂
    層(21)を表面に付着する凸部(8)を設けたことを
    特徴とする面状採暖具。
  2. 【請求項2】 前記裏生地(2)の床面(11)に接す
    る面に樹脂層(21)を表面に付着する凸部(8)の目の
    方向が一定となる裏生地(2)を、凸部(8)の目の方向
    が相反するように裏生地(2a)と裏生地(2b)とに
    配設したことを特徴とする請求項1記載の面状採暖具。
  3. 【請求項3】 前記裏生地(2)の床面(11)に接す
    る面に樹脂層(21)を表面に付着する凸部(8)と凹部
    (9)とを平板状に交互に設けたことを特徴とする請求
    項1記載の面状採暖具。
JP08709797A 1997-04-07 1997-04-07 面状採暖具 Expired - Fee Related JP3559677B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2472881C2 (ru) * 2007-11-23 2013-01-20 Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. Светоизлучающий ворсовый ковер

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2472881C2 (ru) * 2007-11-23 2013-01-20 Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. Светоизлучающий ворсовый ковер

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