JPH10281838A - 熱式流速センサ - Google Patents
熱式流速センサInfo
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- JPH10281838A JPH10281838A JP9098286A JP9828697A JPH10281838A JP H10281838 A JPH10281838 A JP H10281838A JP 9098286 A JP9098286 A JP 9098286A JP 9828697 A JP9828697 A JP 9828697A JP H10281838 A JPH10281838 A JP H10281838A
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- heating element
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流速検知素子のクリーニングを効果的に行う
ことができ、しかもそれに伴う抵抗発熱体の特性変化
(あるいは劣化)や寿命低下を防止ないし抑制できる熱
式流速センサを提供する。 【解決手段】 熱式流速センサは次の要件を備えたこと
を特徴とする。 流速検知素子6:通電発熱する流速検知用抵抗発熱体
21の電気抵抗値が、流体との直接的又は間接的な接触
により変化することに基づいて流体の流速を検知する。
クリーニング機構22:流速検知素子に対応して流速
検知用抵抗発熱体21とは別体に設けられたクリーニン
グ用発熱体22を含んで構成され、流速検知素子6に付
着した付着物を該クリーニング用発熱体22の発熱によ
り少なくとも部分的に焼失させる。
ことができ、しかもそれに伴う抵抗発熱体の特性変化
(あるいは劣化)や寿命低下を防止ないし抑制できる熱
式流速センサを提供する。 【解決手段】 熱式流速センサは次の要件を備えたこと
を特徴とする。 流速検知素子6:通電発熱する流速検知用抵抗発熱体
21の電気抵抗値が、流体との直接的又は間接的な接触
により変化することに基づいて流体の流速を検知する。
クリーニング機構22:流速検知素子に対応して流速
検知用抵抗発熱体21とは別体に設けられたクリーニン
グ用発熱体22を含んで構成され、流速検知素子6に付
着した付着物を該クリーニング用発熱体22の発熱によ
り少なくとも部分的に焼失させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流速を検知
するための熱式流速センサに関し、特に流速検知素子に
付着した付着物を焼失させるクリーニング機能を備えた
熱式流速センサに関する。
するための熱式流速センサに関し、特に流速検知素子に
付着した付着物を焼失させるクリーニング機能を備えた
熱式流速センサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば ビル等の建物において、
空調等のために送風ダクト内の風量を、流速センサの一
種である熱式風速センサを用いて測定することが行われ
ている。熱式風速センサは、電熱線等の抵抗発熱体から
なる風速検知素子を気流中に置いたときに、その気流に
奪われる抵抗発熱体からの熱量が気流の流速に依存して
変化することを利用して流速を測定するものである。
空調等のために送風ダクト内の風量を、流速センサの一
種である熱式風速センサを用いて測定することが行われ
ている。熱式風速センサは、電熱線等の抵抗発熱体から
なる風速検知素子を気流中に置いたときに、その気流に
奪われる抵抗発熱体からの熱量が気流の流速に依存して
変化することを利用して流速を測定するものである。
【0003】ところで、上記熱式風速センサにより送風
ダクト内の風速を測定する場合、気流中に存在するホコ
リや汚れ、油等の浮遊物がセンサに付着すると、センサ
の検出特性が悪くなる問題がある。そこで、センサに付
着した付着物を除去する方法として、風速検知用の抵抗
発熱体に対して一定時間毎に電流を供給し、該抵抗発熱
体の通電発熱により風速検知素子に付着した付着物を焼
失させてクリーニングするようにしていた。
ダクト内の風速を測定する場合、気流中に存在するホコ
リや汚れ、油等の浮遊物がセンサに付着すると、センサ
の検出特性が悪くなる問題がある。そこで、センサに付
着した付着物を除去する方法として、風速検知用の抵抗
発熱体に対して一定時間毎に電流を供給し、該抵抗発熱
体の通電発熱により風速検知素子に付着した付着物を焼
失させてクリーニングするようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、風速検知素
子上の付着物を焼き飛ばすためには検知素子の表面をお
おむね600℃程度まで加熱しなければならないが、そ
のためには抵抗発熱体自身はそれよりもさらに高温まで
抵抗発熱させなければならない。ここで、熱式風速セン
サによる風速検知においては、一般には無風状態で抵抗
発熱体に印加する電圧を基準とし、その発熱量を増大さ
せるための印加電圧の増分に基づいて風速を検出するこ
とになるから、長期にわたって精度の高い検知特性を維
持するためには、電気抵抗値の経時変化がなるべく小さ
い抵抗発熱体を使用する必要がある。しかしながら、上
述のように風速検知用の抵抗発熱体をクリーニング用に
使用した場合、抵抗発熱体は風速検知時よりもはるかに
高温まで加熱しなければならないので抵抗発熱体が劣化
しやすく、例えば基準電圧の変化にともない風速検出の
精度が低下したり、基準電圧変化を補償するためのキャ
リブレーションを頻繁に行う必要が生ずる問題がある。
また、そのような高温を得るための大電流をクリーニン
グ用に頻繁に通電すると、抵抗発熱体に焼き切れが生ず
るなど、その寿命低下につながることはいうまでもな
い。
子上の付着物を焼き飛ばすためには検知素子の表面をお
おむね600℃程度まで加熱しなければならないが、そ
のためには抵抗発熱体自身はそれよりもさらに高温まで
抵抗発熱させなければならない。ここで、熱式風速セン
サによる風速検知においては、一般には無風状態で抵抗
発熱体に印加する電圧を基準とし、その発熱量を増大さ
せるための印加電圧の増分に基づいて風速を検出するこ
とになるから、長期にわたって精度の高い検知特性を維
持するためには、電気抵抗値の経時変化がなるべく小さ
い抵抗発熱体を使用する必要がある。しかしながら、上
述のように風速検知用の抵抗発熱体をクリーニング用に
使用した場合、抵抗発熱体は風速検知時よりもはるかに
高温まで加熱しなければならないので抵抗発熱体が劣化
しやすく、例えば基準電圧の変化にともない風速検出の
精度が低下したり、基準電圧変化を補償するためのキャ
リブレーションを頻繁に行う必要が生ずる問題がある。
また、そのような高温を得るための大電流をクリーニン
グ用に頻繁に通電すると、抵抗発熱体に焼き切れが生ず
るなど、その寿命低下につながることはいうまでもな
い。
【0005】本発明の課題は、流速検知素子のクリーニ
ングを効果的に行うことができ、しかもそれに伴う抵抗
発熱体の特性変化(あるいは劣化)や寿命低下を防止な
いし抑制できる熱式流速センサを提供することにある。
ングを効果的に行うことができ、しかもそれに伴う抵抗
発熱体の特性変化(あるいは劣化)や寿命低下を防止な
いし抑制できる熱式流速センサを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上述の課
題を解決するために、本発明の熱式流速センサは下記の
要件を備えたことを特徴とする。 流速検知素子:通電発熱する流速検知用抵抗発熱体の
電気抵抗値が、流体との直接的又は間接的な接触により
変化することに基づいて流体の流速を検知する。 クリーニング機構:流速検知素子に対応して流速検知
用抵抗発熱体とは別に設けられたクリーニング用発熱体
を含んで構成され、流速検知素子に付着した付着物を該
クリーニング用発熱体の発熱により少なくとも部分的に
焼失させる。
題を解決するために、本発明の熱式流速センサは下記の
要件を備えたことを特徴とする。 流速検知素子:通電発熱する流速検知用抵抗発熱体の
電気抵抗値が、流体との直接的又は間接的な接触により
変化することに基づいて流体の流速を検知する。 クリーニング機構:流速検知素子に対応して流速検知
用抵抗発熱体とは別に設けられたクリーニング用発熱体
を含んで構成され、流速検知素子に付着した付着物を該
クリーニング用発熱体の発熱により少なくとも部分的に
焼失させる。
【0007】上述の構成においては、クリーニング用発
熱体が流速検知用抵抗発熱体とは別に設けられており、
検知素子のクリーニングはクリーニング用発熱体を発熱
させて行うことになる。従って、流速検知用抵抗発熱体
はクリーニングに要求される高温まで通電発熱させる必
要がなくなるから、その特性、特に電気抵抗値の変化な
いし劣下が抑えられ、流速検知の精度を長期にわたって
安定的に確保することが可能となり、流速検知用抵抗発
熱体の長寿命化も図ることができる。
熱体が流速検知用抵抗発熱体とは別に設けられており、
検知素子のクリーニングはクリーニング用発熱体を発熱
させて行うことになる。従って、流速検知用抵抗発熱体
はクリーニングに要求される高温まで通電発熱させる必
要がなくなるから、その特性、特に電気抵抗値の変化な
いし劣下が抑えられ、流速検知の精度を長期にわたって
安定的に確保することが可能となり、流速検知用抵抗発
熱体の長寿命化も図ることができる。
【0008】クリーニング用発熱体は、流速検知用抵抗
発熱体に近接配置された抵抗発熱体により構成すること
ができる。このように近接配置することで、流速検知素
子の付着物を確実かつ効率的に焼失することができる。
クリーニング用発熱体は、例えば螺旋状に巻き回された
抵抗発熱線で構成することができるほか、セラミックヒ
ータで構成することもできる。
発熱体に近接配置された抵抗発熱体により構成すること
ができる。このように近接配置することで、流速検知素
子の付着物を確実かつ効率的に焼失することができる。
クリーニング用発熱体は、例えば螺旋状に巻き回された
抵抗発熱線で構成することができるほか、セラミックヒ
ータで構成することもできる。
【0009】例えば、流速検知用抵抗発熱体とクリーニ
ング用発熱体とを、各々螺旋状に巻かれた抵抗発熱線と
して構成することができる。この場合、例えば流速検知
用抵抗発熱体を構成する螺旋状の抵抗発熱線とクリーニ
ング用発熱体を構成する抵抗発熱線とを、互いに並列巻
きされた二重螺旋巻線部として構成することができる。
こうすれば、流速検知用抵抗発熱体とクリーニング用発
熱体とをコンパクトに一体化できるほか、流速検知用抵
抗発熱体の外形形状にほぼ対応して、クリーニング用発
熱体の巻線部が配置されることから、流速検知素子の全
面にわたってほぼ均一にクリーニング用の発熱を生じさ
せることができ、ひいては付着物除去を均一かつ確実に
行うことができる。
ング用発熱体とを、各々螺旋状に巻かれた抵抗発熱線と
して構成することができる。この場合、例えば流速検知
用抵抗発熱体を構成する螺旋状の抵抗発熱線とクリーニ
ング用発熱体を構成する抵抗発熱線とを、互いに並列巻
きされた二重螺旋巻線部として構成することができる。
こうすれば、流速検知用抵抗発熱体とクリーニング用発
熱体とをコンパクトに一体化できるほか、流速検知用抵
抗発熱体の外形形状にほぼ対応して、クリーニング用発
熱体の巻線部が配置されることから、流速検知素子の全
面にわたってほぼ均一にクリーニング用の発熱を生じさ
せることができ、ひいては付着物除去を均一かつ確実に
行うことができる。
【0010】一方、流速検知用及びクリーニング用の各
螺旋状抵抗発熱巻線部とを、その巻軸線と交差する向き
において対向配置することができる。より具体的には、
流速検知用及びクリーニング用の各螺旋状抵抗発熱巻線
部を、それぞれ中間部で曲げ返すことによりU字状と
し、そのU字開口側に通電端子部を形成するとともに、
該U字開口側が互いに同じ側に位置するようにそれらを
対向配置させた構成とすることができる。該構成は、流
速検知用及びクリーニング用の各螺旋状抵抗発熱巻線部
の通電端子部を、それらのU字開口側に集めることがで
きるので、無指向性型の流速センサに好適に使用するこ
とができる。なお、それら各螺旋状抵抗発熱巻線部を前
述の二重螺旋巻線部として構成し、これをU字状に曲げ
返す構成としてもよい。
螺旋状抵抗発熱巻線部とを、その巻軸線と交差する向き
において対向配置することができる。より具体的には、
流速検知用及びクリーニング用の各螺旋状抵抗発熱巻線
部を、それぞれ中間部で曲げ返すことによりU字状と
し、そのU字開口側に通電端子部を形成するとともに、
該U字開口側が互いに同じ側に位置するようにそれらを
対向配置させた構成とすることができる。該構成は、流
速検知用及びクリーニング用の各螺旋状抵抗発熱巻線部
の通電端子部を、それらのU字開口側に集めることがで
きるので、無指向性型の流速センサに好適に使用するこ
とができる。なお、それら各螺旋状抵抗発熱巻線部を前
述の二重螺旋巻線部として構成し、これをU字状に曲げ
返す構成としてもよい。
【0011】また、流速検知用抵抗発熱体とクリーニン
グ用発熱体とは、それぞれ同材質でほぼ同断面積の抵抗
発熱線により構成することができる。この場合、クリー
ニング用抵抗発熱線は、流速検知用抵抗発熱線よりも高
い電流値で通電することにより、該流速検知用抵抗発熱
線よりも高温に発熱することとなる。このように、流速
検知用抵抗発熱体とクリーニング用発熱体とをいわば同
規格の抵抗発熱線で構成することで、その製造工程管理
が容易となるほか、流速検知用抵抗発熱体及びクリーニ
ング用発熱体が同一の仕様で構成されるので、その発熱
量設定あるいは予測が行いやすく、設計が容易となる。
グ用発熱体とは、それぞれ同材質でほぼ同断面積の抵抗
発熱線により構成することができる。この場合、クリー
ニング用抵抗発熱線は、流速検知用抵抗発熱線よりも高
い電流値で通電することにより、該流速検知用抵抗発熱
線よりも高温に発熱することとなる。このように、流速
検知用抵抗発熱体とクリーニング用発熱体とをいわば同
規格の抵抗発熱線で構成することで、その製造工程管理
が容易となるほか、流速検知用抵抗発熱体及びクリーニ
ング用発熱体が同一の仕様で構成されるので、その発熱
量設定あるいは予測が行いやすく、設計が容易となる。
【0012】熱式流速センサは、ダクト側に形成された
ダクト側係合部と係合するためのセンサ側係合部を備
え、該センサ側係合部がダクト側係合部に係合すること
により、熱式流速センサの検出部がダクト内に位置する
ように、該ダクトに対して取り付けられるものとするこ
とができる。これにより、ダクトに対する熱式流速セン
サの取付けを容易に行うことができる。
ダクト側係合部と係合するためのセンサ側係合部を備
え、該センサ側係合部がダクト側係合部に係合すること
により、熱式流速センサの検出部がダクト内に位置する
ように、該ダクトに対して取り付けられるものとするこ
とができる。これにより、ダクトに対する熱式流速セン
サの取付けを容易に行うことができる。
【0013】上記熱式流速センサは、流体の温度変化に
対応してその電気抵抗値が変化する感温抵抗部を有する
温度補償素子を含むものとすることができる。
対応してその電気抵抗値が変化する感温抵抗部を有する
温度補償素子を含むものとすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施例たる熱式流速センサとしての熱式風速センサ
と、これを用いて構成されたセンサシステムとを示すも
のである。該センサシステム1は、熱式風速センサ2
と、該センサ2が接続される制御回路部5とを含んで構
成されている。熱式風速センサ2は、風速検知素子6、
温度補償素子7、及びそれら素子6,7が並列に取り付
けられる板状の支持部材10、さらに該支持部材10の
下端側に形成されたセンサ側係合部としてのフランジ部
12等を有し、気流に対するセンサの検知特性に指向性
を有する指向性型風速センサとして構成されている。な
お、支持部材10には貫通窓部8及び9が並んで隣接し
て形成され、風速検知素子6及び温度補償素子7はそれ
ら貫通窓部8及び9内に配置されている。
面に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の
一実施例たる熱式流速センサとしての熱式風速センサ
と、これを用いて構成されたセンサシステムとを示すも
のである。該センサシステム1は、熱式風速センサ2
と、該センサ2が接続される制御回路部5とを含んで構
成されている。熱式風速センサ2は、風速検知素子6、
温度補償素子7、及びそれら素子6,7が並列に取り付
けられる板状の支持部材10、さらに該支持部材10の
下端側に形成されたセンサ側係合部としてのフランジ部
12等を有し、気流に対するセンサの検知特性に指向性
を有する指向性型風速センサとして構成されている。な
お、支持部材10には貫通窓部8及び9が並んで隣接し
て形成され、風速検知素子6及び温度補償素子7はそれ
ら貫通窓部8及び9内に配置されている。
【0015】図2に示すように、風速検知素子6は、セ
ラミックスあるいはガラス等の耐候性材料からなる棒状
のセラミックス母材20の外周に、同材質(例えばP
t、Niあるいはそれらの合金など)により断面積及び
長さがほぼ同一の抵抗発熱線でそれぞれ構成された風速
検知用抵抗発熱線(風速検知用抵抗発熱体)21とクリ
ーニング用抵抗発熱線(クリーニング用発熱体)22と
を互いに並列して螺旋状に巻き回した構成とされてい
る。また、これら抵抗発熱線21及び22からなる二重
螺旋巻線部24の表面には、これを固定・保護するため
の耐熱強化ガラス等で構成されたオーバーコート23が
施されている。また、セラミックス母材20の両端部に
は、風速検知用抵抗発熱線21及びクリーニング用抵抗
発熱線22の各端部が引き出され、ここに引出線21
a,22aが溶接により取り付けられている。そして、
風速検知用抵抗発熱線21とクリーニング用抵抗発熱線
22とは、これら引出線21a,22aと、リード線1
5(図1)とを介して制御回路部5に対し電気的に接続
されている。
ラミックスあるいはガラス等の耐候性材料からなる棒状
のセラミックス母材20の外周に、同材質(例えばP
t、Niあるいはそれらの合金など)により断面積及び
長さがほぼ同一の抵抗発熱線でそれぞれ構成された風速
検知用抵抗発熱線(風速検知用抵抗発熱体)21とクリ
ーニング用抵抗発熱線(クリーニング用発熱体)22と
を互いに並列して螺旋状に巻き回した構成とされてい
る。また、これら抵抗発熱線21及び22からなる二重
螺旋巻線部24の表面には、これを固定・保護するため
の耐熱強化ガラス等で構成されたオーバーコート23が
施されている。また、セラミックス母材20の両端部に
は、風速検知用抵抗発熱線21及びクリーニング用抵抗
発熱線22の各端部が引き出され、ここに引出線21
a,22aが溶接により取り付けられている。そして、
風速検知用抵抗発熱線21とクリーニング用抵抗発熱線
22とは、これら引出線21a,22aと、リード線1
5(図1)とを介して制御回路部5に対し電気的に接続
されている。
【0016】一方、温度補償素子7は、図3に示すよう
に、セラミックスあるいはガラス等の耐候性材料からな
る棒状のセラミックス母材30の外周に、感温抵抗部と
しての金属抵抗線31を螺旋状に巻き回して構成されて
いる。金属抵抗線31の材質は、温度変化に伴う抵抗変
化が大きく、またその温度計数が正の金属を使用するこ
とが望ましい。そのような金属としては、例えばPt、
Ni又はそれらの合金を使用することができる。なお、
巻き回された金属抵抗線31の表面には耐熱強化ガラス
等によるオーバーコート33が施されている。さらに、
セラミックス母材30の両端部には該金属抵抗線31の
各端部が引き出され、これに引出線31aが溶接等によ
り取り付けられている。そして該金属抵抗線31も、引
出線31a及びリード線15を介して制御回路部5と接
続されている。
に、セラミックスあるいはガラス等の耐候性材料からな
る棒状のセラミックス母材30の外周に、感温抵抗部と
しての金属抵抗線31を螺旋状に巻き回して構成されて
いる。金属抵抗線31の材質は、温度変化に伴う抵抗変
化が大きく、またその温度計数が正の金属を使用するこ
とが望ましい。そのような金属としては、例えばPt、
Ni又はそれらの合金を使用することができる。なお、
巻き回された金属抵抗線31の表面には耐熱強化ガラス
等によるオーバーコート33が施されている。さらに、
セラミックス母材30の両端部には該金属抵抗線31の
各端部が引き出され、これに引出線31aが溶接等によ
り取り付けられている。そして該金属抵抗線31も、引
出線31a及びリード線15を介して制御回路部5と接
続されている。
【0017】図7は、上記熱式風速センサ2のプロテク
タを示すものである。該プロテクク50は、同図(a)
に示すように、ポリアセタール等の断熱性に優れた樹脂
により、一端側が閉じ他端側が開放した円筒状に形成さ
れている。また、その内径k1は、支持部材10の幅k
2よりも少し大きくされている。さらに、その外周壁部
50bには、自身の内側への風の流通が許容されるよう
に、多数の通孔52(例えば直径2mm程度のもの)が
分散形成されている。プロテクタ50は、その開口部5
0dにおいて熱式風速センサ2に対し、風速検知素子6
の上端側からこれに被せるようにして装着され、その開
口部50d側の内周面と支持部材10の側面との間に適
度な摩擦を生じさせることで、これに嵌着されるように
なっている。
タを示すものである。該プロテクク50は、同図(a)
に示すように、ポリアセタール等の断熱性に優れた樹脂
により、一端側が閉じ他端側が開放した円筒状に形成さ
れている。また、その内径k1は、支持部材10の幅k
2よりも少し大きくされている。さらに、その外周壁部
50bには、自身の内側への風の流通が許容されるよう
に、多数の通孔52(例えば直径2mm程度のもの)が
分散形成されている。プロテクタ50は、その開口部5
0dにおいて熱式風速センサ2に対し、風速検知素子6
の上端側からこれに被せるようにして装着され、その開
口部50d側の内周面と支持部材10の側面との間に適
度な摩擦を生じさせることで、これに嵌着されるように
なっている。
【0018】上記センサシステム1は、図8(a)に示
すようにダクト60に取り付けられる。ダクト60に
は、センサシステム1の取付位置に対応して、開口部6
0aが形成されており、該開口部60aを上から塞ぐよ
うにダクト側係合部としてのセンサ取付部材62が、シ
ール部材63を介してボルト65により取り付けられて
いる。センサ取付部材62には、センサシステム1の先
端部(検出部)Sを挿通するための挿通孔66が形成さ
れるとともに、その挿通孔66の周縁に対応して取付部
材62には、外周面に雄ねじ部67が形成された筒状部
68が突出形態でこれと一体に形成されている。そし
て、センサシステム1のフランジ部12を筒状部68の
上端部においてシール部材69を介して配置し、この状
態で、内周面に雌ねじ部が形成されたセンサ押さえ金具
70をねじ部67に螺合させることにより、センサシス
テム1はダクト60に取り付けられる。
すようにダクト60に取り付けられる。ダクト60に
は、センサシステム1の取付位置に対応して、開口部6
0aが形成されており、該開口部60aを上から塞ぐよ
うにダクト側係合部としてのセンサ取付部材62が、シ
ール部材63を介してボルト65により取り付けられて
いる。センサ取付部材62には、センサシステム1の先
端部(検出部)Sを挿通するための挿通孔66が形成さ
れるとともに、その挿通孔66の周縁に対応して取付部
材62には、外周面に雄ねじ部67が形成された筒状部
68が突出形態でこれと一体に形成されている。そし
て、センサシステム1のフランジ部12を筒状部68の
上端部においてシール部材69を介して配置し、この状
態で、内周面に雌ねじ部が形成されたセンサ押さえ金具
70をねじ部67に螺合させることにより、センサシス
テム1はダクト60に取り付けられる。
【0019】なお、図8(b)に示すように、フランジ
部12にねじ挿通孔12aを形成し、ダクト60の開口
部60aの周縁に対して該フランジ部12を直接重ね合
わせるとともに、上記ねじ挿通孔12aに挿通したボル
ト65をダクト60側の雌ねじ孔にねじ込んでこれを締
結する構成とすることもできる。
部12にねじ挿通孔12aを形成し、ダクト60の開口
部60aの周縁に対して該フランジ部12を直接重ね合
わせるとともに、上記ねじ挿通孔12aに挿通したボル
ト65をダクト60側の雌ねじ孔にねじ込んでこれを締
結する構成とすることもできる。
【0020】次に、制御回路部5の内部構成について説
明する。制御回路部5は、図9(a)に示すように検出
回路100と、同図(b)に示すクリーニング機構作動
制御手段としてのクリーニング制御回路110とを含ん
で構成されている。検出回路100は、風速検知素子6
の風速検知用抵抗発熱線21の冷却による抵抗変化を、
該風速検知用抵抗発熱線21と、温度補償素子7を含ん
で構成される温度補償ユニット7’と、電気抵抗値が既
知の抵抗R1及び可変抵抗R2とを各辺に有するブリッ
ジ回路101で測定するようになっている。ブリッジ回
路101においては、風速検知用抵抗発熱線21と温度
補償ユニット7’との結接点cが接地されている。ま
た、抵抗R1と風速検知用抵抗発熱線21との結接点d
と、可変抵抗R2と温度補償ユニット7’との結接点b
はオペアンプ102の入力端子にそれぞれ接続されてい
る。
明する。制御回路部5は、図9(a)に示すように検出
回路100と、同図(b)に示すクリーニング機構作動
制御手段としてのクリーニング制御回路110とを含ん
で構成されている。検出回路100は、風速検知素子6
の風速検知用抵抗発熱線21の冷却による抵抗変化を、
該風速検知用抵抗発熱線21と、温度補償素子7を含ん
で構成される温度補償ユニット7’と、電気抵抗値が既
知の抵抗R1及び可変抵抗R2とを各辺に有するブリッ
ジ回路101で測定するようになっている。ブリッジ回
路101においては、風速検知用抵抗発熱線21と温度
補償ユニット7’との結接点cが接地されている。ま
た、抵抗R1と風速検知用抵抗発熱線21との結接点d
と、可変抵抗R2と温度補償ユニット7’との結接点b
はオペアンプ102の入力端子にそれぞれ接続されてい
る。
【0021】一方、オペアンプ102の出力側は抵抗R
3を介してトランジスタ105のベースに接続されてい
る。また、トランジスタ105のコレクタ側には図示し
ない電源(電圧+Vcc)が接続され、エミッタ側には
ブリッジ回路101が接続されている。なお、R3はト
ランジスタ105のベースへの入力電圧調整用の抵抗器
である。
3を介してトランジスタ105のベースに接続されてい
る。また、トランジスタ105のコレクタ側には図示し
ない電源(電圧+Vcc)が接続され、エミッタ側には
ブリッジ回路101が接続されている。なお、R3はト
ランジスタ105のベースへの入力電圧調整用の抵抗器
である。
【0022】このような検出回路100を用いて風速を
検出する際には、オペアンプ102を作動状態とし、ま
ず無風状態において、上記d点と接地間との電圧値が例
えば既知の所定電圧(例えば3〜4V程度)となるよう
に可変抵抗R2の抵抗値を調整して、これを無風状態の
基準電圧V0として設定する。オペアンプ102は、ブ
リッジ回路101の結接点dとbとの差電圧に応じた出
力をブリッジ回路に向けて出力する。この出力はトラン
ジスタ105で電流増幅されてブリッジ回路101に供
給される。
検出する際には、オペアンプ102を作動状態とし、ま
ず無風状態において、上記d点と接地間との電圧値が例
えば既知の所定電圧(例えば3〜4V程度)となるよう
に可変抵抗R2の抵抗値を調整して、これを無風状態の
基準電圧V0として設定する。オペアンプ102は、ブ
リッジ回路101の結接点dとbとの差電圧に応じた出
力をブリッジ回路に向けて出力する。この出力はトラン
ジスタ105で電流増幅されてブリッジ回路101に供
給される。
【0023】なお、ブリッジ回路101においては、本
来は温度補償素子7が配置されるべき辺部に温度補償ユ
ニット7’が配置されている。これは、温度補償素子7
に過大な電流が流れてこれが抵抗発熱することを防ぐた
めに、該温度補償素子7を組み込んだ副ブリッジ回路に
より構成されている。図10は、温度補償ユニット7’
の回路構成の一例を示すもので、そのブリッジの一辺に
温度補償素子7が入っている。すなわち、温度補償素子
7の電流による過熱を避けるためには大きな抵抗値の素
子を用いる必要があるが、これを金属抵抗線による単一
の抵抗部で構成しようとすると形状が大きくなり、風速
検知素子6との応答性にも差が生じやすくなるので、風
温が急変する場合の温度補償が困難となる。そこで、温
度補償素子7を上記ブリッジ回路に組み込むことで、そ
れほど抵抗値の高くない温度補償素子であってもその見
掛けの抵抗値を大きくすることができる。
来は温度補償素子7が配置されるべき辺部に温度補償ユ
ニット7’が配置されている。これは、温度補償素子7
に過大な電流が流れてこれが抵抗発熱することを防ぐた
めに、該温度補償素子7を組み込んだ副ブリッジ回路に
より構成されている。図10は、温度補償ユニット7’
の回路構成の一例を示すもので、そのブリッジの一辺に
温度補償素子7が入っている。すなわち、温度補償素子
7の電流による過熱を避けるためには大きな抵抗値の素
子を用いる必要があるが、これを金属抵抗線による単一
の抵抗部で構成しようとすると形状が大きくなり、風速
検知素子6との応答性にも差が生じやすくなるので、風
温が急変する場合の温度補償が困難となる。そこで、温
度補償素子7を上記ブリッジ回路に組み込むことで、そ
れほど抵抗値の高くない温度補償素子であってもその見
掛けの抵抗値を大きくすることができる。
【0024】このブリッジは、温度補償素子7(電気抵
抗値R)、トランジスタ201(電圧又は電流によって
抵抗値の変わる素子であれば、FETや傍熱型サーミス
タなども使用できる)、抵抗器202及び203(電気
抵抗値はそれぞれr2、r1)、及びオペアンプ204
で構成されている。なお、205はトランジスタ201
へのベース入力電圧調整用の抵抗器である。ここで、ブ
リッジの平衡が常に取られるようにオペアンプ204に
より帰還をかけると次の式(1)が成り立つ。 r1・rT=r2・R ‥‥‥(1) rTは、トランジスタの抵抗値である。ここで、抵抗器
203として、その電気抵抗値r1が温度補償素子の電
気抵抗値Rよりも十分大きいものを選択すれば、 r1>>R ‥‥‥(2) である。そして、ブリッジ全体の合成抵抗は、次の数1
により表される。
抗値R)、トランジスタ201(電圧又は電流によって
抵抗値の変わる素子であれば、FETや傍熱型サーミス
タなども使用できる)、抵抗器202及び203(電気
抵抗値はそれぞれr2、r1)、及びオペアンプ204
で構成されている。なお、205はトランジスタ201
へのベース入力電圧調整用の抵抗器である。ここで、ブ
リッジの平衡が常に取られるようにオペアンプ204に
より帰還をかけると次の式(1)が成り立つ。 r1・rT=r2・R ‥‥‥(1) rTは、トランジスタの抵抗値である。ここで、抵抗器
203として、その電気抵抗値r1が温度補償素子の電
気抵抗値Rよりも十分大きいものを選択すれば、 r1>>R ‥‥‥(2) である。そして、ブリッジ全体の合成抵抗は、次の数1
により表される。
【0025】
【数1】
【0026】(1)式より、 rT=R・(r2/r1)‥‥‥(3) であり、この(3)を数1に代入すると、次の数2が得ら
れる。
れる。
【0027】
【数2】
【0028】ここで、(2)式より、数2の分母の第1項
は非常に小さく無視できるから、結局合成抵抗は、近似
的に次式により得られる。 R(1+r2/r1) ‥‥‥(4) すなわち、温度補償ユニット7’としての電気抵抗値は
等価的に大きくなり、温度補償素子7の形状は小さくて
も抵抗値が大きく、応答性の高い補償辺として機能す
る。
は非常に小さく無視できるから、結局合成抵抗は、近似
的に次式により得られる。 R(1+r2/r1) ‥‥‥(4) すなわち、温度補償ユニット7’としての電気抵抗値は
等価的に大きくなり、温度補償素子7の形状は小さくて
も抵抗値が大きく、応答性の高い補償辺として機能す
る。
【0029】これにより、図9において、トランジスタ
105で増幅された電流は主に風速検知素子6側に流れ
てこれを抵抗発熱させた後、c点の接地に流れ込むこと
となる。そして、風速検知素子6の電気抵抗値はその発
熱により変化するが、オペアンプ102は、結接点dと
bとの差電圧が可及的に小さくなるように該ブリッジ回
路101への帰還出力電圧を調整するから、無風状態が
維持される限りブリッジ回路101の平衡が維持され、
風速検知用抵抗発熱線21にはほぼ一定の電圧が印加さ
れる。
105で増幅された電流は主に風速検知素子6側に流れ
てこれを抵抗発熱させた後、c点の接地に流れ込むこと
となる。そして、風速検知素子6の電気抵抗値はその発
熱により変化するが、オペアンプ102は、結接点dと
bとの差電圧が可及的に小さくなるように該ブリッジ回
路101への帰還出力電圧を調整するから、無風状態が
維持される限りブリッジ回路101の平衡が維持され、
風速検知用抵抗発熱線21にはほぼ一定の電圧が印加さ
れる。
【0030】この状態で、発熱した風速検知用抵抗発熱
線21に風が当たって冷却されると、該風速検知用抵抗
発熱線21の抵抗値は減少し、ブリッジ回路101の平
衡が破れる。しかしながら、その不平衡電圧がオペアン
プ102及びトランジスタ105を介して該ブリッジ回
路101に帰還されるため、風速検知用抵抗発熱線21
にはもとの電気抵抗値に近づくように、すなわちさらに
発熱するように電流Ifが供給される。これにより、風
速検知用抵抗発熱線21には、無風状態の場合と比べて
風により奪われた熱量に対応する分だけ余分な電流が流
れ、また電流が増加した分だけ余分な電圧が印加され
る。ここで、電流Ifは、風によって奪われた風速検知
用抵抗発熱線21の発熱に対応し、風速が増すほど奪わ
れる発熱量も多くなることから、上記電圧の無風状態に
おける基準電圧からの増分を測定することにより風速を
検出することができる。この場合、例えば上記ブリッジ
回路101の接地レベルからみたd点の電圧を風速信号
として取り出すことができる。
線21に風が当たって冷却されると、該風速検知用抵抗
発熱線21の抵抗値は減少し、ブリッジ回路101の平
衡が破れる。しかしながら、その不平衡電圧がオペアン
プ102及びトランジスタ105を介して該ブリッジ回
路101に帰還されるため、風速検知用抵抗発熱線21
にはもとの電気抵抗値に近づくように、すなわちさらに
発熱するように電流Ifが供給される。これにより、風
速検知用抵抗発熱線21には、無風状態の場合と比べて
風により奪われた熱量に対応する分だけ余分な電流が流
れ、また電流が増加した分だけ余分な電圧が印加され
る。ここで、電流Ifは、風によって奪われた風速検知
用抵抗発熱線21の発熱に対応し、風速が増すほど奪わ
れる発熱量も多くなることから、上記電圧の無風状態に
おける基準電圧からの増分を測定することにより風速を
検出することができる。この場合、例えば上記ブリッジ
回路101の接地レベルからみたd点の電圧を風速信号
として取り出すことができる。
【0031】風速信号を取り出す部分の回路構成は各種
可能であるが、本実施例では例えば次のようにしてい
る。すなわち、d点の電圧は無風状態でも基準電圧V0
を示すが、風速はその基準電圧V0からの増分に反映さ
れるから、d点電圧Vdから基準電圧V0を減じて風速信
号出力とする。具体的には、周辺の抵抗器103a〜1
03dとともに差動増幅器を構成するオペアンプ103
の一方の端子にd点電圧Vdを入力し、他方の端子に電
源103eにより基準電圧V0を入力すれば、該オペア
ンプ103の出力は両者の差Vd−V0に比例するものと
なり、これを風速信号出力として取り出すことができ
る。本実施例では、Vd−V0をオペアンプ103により
ユニティゲインで反転増幅して取り出し、さらにオペア
ンプ104により再度ユニティゲインで反転増幅して、
出力電圧極性をもとに戻す構成としている。なお、該回
路には、上述のようにして得られる風速信号を線形化す
る線形化回路106を設けることができる。
可能であるが、本実施例では例えば次のようにしてい
る。すなわち、d点の電圧は無風状態でも基準電圧V0
を示すが、風速はその基準電圧V0からの増分に反映さ
れるから、d点電圧Vdから基準電圧V0を減じて風速信
号出力とする。具体的には、周辺の抵抗器103a〜1
03dとともに差動増幅器を構成するオペアンプ103
の一方の端子にd点電圧Vdを入力し、他方の端子に電
源103eにより基準電圧V0を入力すれば、該オペア
ンプ103の出力は両者の差Vd−V0に比例するものと
なり、これを風速信号出力として取り出すことができ
る。本実施例では、Vd−V0をオペアンプ103により
ユニティゲインで反転増幅して取り出し、さらにオペア
ンプ104により再度ユニティゲインで反転増幅して、
出力電圧極性をもとに戻す構成としている。なお、該回
路には、上述のようにして得られる風速信号を線形化す
る線形化回路106を設けることができる。
【0032】この風速信号は、図9(b)に示すクリー
ニング制御回路110に入力される(なお、風速信号の
線形化を行う場合、後述の通り、クリーニング制御回路
110は風速信号が0かそうでないかを判断するのみで
あるから、線形化終了後の風速信号を入力するようにし
ても、線形化前の信号を入力するようにしてもいずれで
もよい)。クリーニング制御回路110は、スイッチ制
御手段としてのコンパレータとして機能するオペアンプ
111(以下、コンパレータ111という)、タイマー
回路112、スイッチング回路(スイッチング手段)を
構成するトランジスタ113及びリレー115等により
構成されている。コンパレータ111の一方の入力端子
には上記風速信号が入力される一方、他方の入力端子に
は図示しない電源(電圧+Vref)からの電圧が抵抗
R6とR7とによって分圧調整されて参照用基準電圧と
して入力される。そして、タイマー回路112はこのコ
ンパレータ111の出力側に接続されている。なお、R
4及びR5は不感帯形成用の抵抗器である。
ニング制御回路110に入力される(なお、風速信号の
線形化を行う場合、後述の通り、クリーニング制御回路
110は風速信号が0かそうでないかを判断するのみで
あるから、線形化終了後の風速信号を入力するようにし
ても、線形化前の信号を入力するようにしてもいずれで
もよい)。クリーニング制御回路110は、スイッチ制
御手段としてのコンパレータとして機能するオペアンプ
111(以下、コンパレータ111という)、タイマー
回路112、スイッチング回路(スイッチング手段)を
構成するトランジスタ113及びリレー115等により
構成されている。コンパレータ111の一方の入力端子
には上記風速信号が入力される一方、他方の入力端子に
は図示しない電源(電圧+Vref)からの電圧が抵抗
R6とR7とによって分圧調整されて参照用基準電圧と
して入力される。そして、タイマー回路112はこのコ
ンパレータ111の出力側に接続されている。なお、R
4及びR5は不感帯形成用の抵抗器である。
【0033】ここで、コンパレータ111に入力される
参照用基準電圧は、風速がほぼ0となったときの風速信
号電圧(前述の風速ゼロ基準電圧V0に対応する)を基
準として設定されており、コンパレータ111の出力
は、風速信号電圧が参照基準電圧と等しいか小さくなっ
た場合(無風状態に対応)に、最大出力又は最小出力の
一方(本実施例では最大出力とする)となり、風速信号
電圧が参照基準電圧よりも大きくなった場合(風速検知
状態に対応)に、最大出力又は最小出力の他方(本実施
例では最小出力とする)となるように、抵抗器R4及び
R5の電気抵抗値により定まる不感帯幅で切り替わる。
なお、以下の説明では、上記最大出力及び最小出力の間
に所定の電圧閾値が存在するものとし、それよりも高レ
ベルの電圧信号を「H」レベル信号、同じく低レベルの
信号を「L」レベル信号として取り扱う。
参照用基準電圧は、風速がほぼ0となったときの風速信
号電圧(前述の風速ゼロ基準電圧V0に対応する)を基
準として設定されており、コンパレータ111の出力
は、風速信号電圧が参照基準電圧と等しいか小さくなっ
た場合(無風状態に対応)に、最大出力又は最小出力の
一方(本実施例では最大出力とする)となり、風速信号
電圧が参照基準電圧よりも大きくなった場合(風速検知
状態に対応)に、最大出力又は最小出力の他方(本実施
例では最小出力とする)となるように、抵抗器R4及び
R5の電気抵抗値により定まる不感帯幅で切り替わる。
なお、以下の説明では、上記最大出力及び最小出力の間
に所定の電圧閾値が存在するものとし、それよりも高レ
ベルの電圧信号を「H」レベル信号、同じく低レベルの
信号を「L」レベル信号として取り扱う。
【0034】次にタイマー回路112は、図11(a)
に示すように、電子式の公知のオンディレイタイマー1
20と排他的論理和回路(以下、EX−OR回路とい
う)121とを含んで構成されている。EX−OR回路
121の出力側は、電圧及び電流調整用の抵抗R8,R
9を介してスイッチング用のトランジスタ113のベー
スに接続されている。一方、トランジスタ113のコレ
クタ側にはリレー115のコイル116が接続され、該
コイル116の他方の端子部には図示しない電源(電圧
+Vcc)が接続されている。また、トランジスタ11
3のエミッタは接地されている。そして、リレー115
の開閉接点117には前述のクリーニング用抵抗発熱線
22と、これに通電するための交流電源118が接続さ
れている。
に示すように、電子式の公知のオンディレイタイマー1
20と排他的論理和回路(以下、EX−OR回路とい
う)121とを含んで構成されている。EX−OR回路
121の出力側は、電圧及び電流調整用の抵抗R8,R
9を介してスイッチング用のトランジスタ113のベー
スに接続されている。一方、トランジスタ113のコレ
クタ側にはリレー115のコイル116が接続され、該
コイル116の他方の端子部には図示しない電源(電圧
+Vcc)が接続されている。また、トランジスタ11
3のエミッタは接地されている。そして、リレー115
の開閉接点117には前述のクリーニング用抵抗発熱線
22と、これに通電するための交流電源118が接続さ
れている。
【0035】以下、熱式風速センサシステム1の作動を
説明する。図11(b)に示すように、コンパレータ1
11に入力される風速検知信号が基準電圧(V0)以下
(風速が0)になると、コンパレータ111の出力が
「H」となる。これにより、図11(a)に示すよう
に、EX−OR回路121の入力Aには「H」が入力さ
れるが、オンディレイタイマー120からの入力Bは最
初「L」となり、該タイマー120の遅延時間に対応す
る通電継続時間τが経過すると「H」となる。その結
果、該EX−OR回路121の出力Qは、コンパレータ
111の出力が「H」になるとともに「H」となり、上
記通電継続時間τが経過すれば「L」となる。
説明する。図11(b)に示すように、コンパレータ1
11に入力される風速検知信号が基準電圧(V0)以下
(風速が0)になると、コンパレータ111の出力が
「H」となる。これにより、図11(a)に示すよう
に、EX−OR回路121の入力Aには「H」が入力さ
れるが、オンディレイタイマー120からの入力Bは最
初「L」となり、該タイマー120の遅延時間に対応す
る通電継続時間τが経過すると「H」となる。その結
果、該EX−OR回路121の出力Qは、コンパレータ
111の出力が「H」になるとともに「H」となり、上
記通電継続時間τが経過すれば「L」となる。
【0036】EX−OR回路121の出力Q が「H」
になると、トランジスタ113(図9(b))がオンに
なり、リレー115のコイル116が通電される。該コ
イル116が通電されるとリレー115の接点117が
閉じ、交流電源118からの電流がクリーニング用抵抗
発熱線22に通電される。図2に示すように、風速検知
用抵抗発熱線21とクリーニング用抵抗発熱線22と
は、前述の通り同材質により、断面積及び長さがほぼ同
一の抵抗発熱線により構成されており、交流電源118
の電源電圧は、クリーニング用抵抗発熱線22が、風速
検知用抵抗発熱線21よりも高い電流値で通電されるよ
うに調整されている。これにより、クリーニング用抵抗
発熱線22は流速検知用抵抗発熱線21よりも高温(例
えば600℃程度)に発熱し、風速検知素子6(図1)
の表面に付着した汚れ等の付着物を消失させてこれをク
リーニングする。
になると、トランジスタ113(図9(b))がオンに
なり、リレー115のコイル116が通電される。該コ
イル116が通電されるとリレー115の接点117が
閉じ、交流電源118からの電流がクリーニング用抵抗
発熱線22に通電される。図2に示すように、風速検知
用抵抗発熱線21とクリーニング用抵抗発熱線22と
は、前述の通り同材質により、断面積及び長さがほぼ同
一の抵抗発熱線により構成されており、交流電源118
の電源電圧は、クリーニング用抵抗発熱線22が、風速
検知用抵抗発熱線21よりも高い電流値で通電されるよ
うに調整されている。これにより、クリーニング用抵抗
発熱線22は流速検知用抵抗発熱線21よりも高温(例
えば600℃程度)に発熱し、風速検知素子6(図1)
の表面に付着した汚れ等の付着物を消失させてこれをク
リーニングする。
【0037】そして、上述のように風速検知用抵抗発熱
線21とは別体のクリーニング用抵抗発熱線22により
クリーニングを行うことで、風速検知用抵抗発熱線21
をクリーニングに要求される高温まで通電発熱する必要
がなくなり、その電気抵抗値の変化ないし劣下が抑えら
れ、長寿命化も図ることが可能となる。また、図2に示
すように、風速検知用抵抗発熱線21とクリーニング用
抵抗発熱線22とは、互いに並列巻きされた二重螺旋巻
線部24として構成されており、両者がコンパクトに一
体化されて風速検知素子6の小型化に寄与している他、
結果的に風速検知用抵抗発熱線21の外形形状にほぼ対
応してクリーニング用抵抗発熱線22が配置される形と
なり、風速検知素子6の全面にわたってほぼ均一にクリ
ーニング用の発熱を生じさせることができるようになっ
ている。
線21とは別体のクリーニング用抵抗発熱線22により
クリーニングを行うことで、風速検知用抵抗発熱線21
をクリーニングに要求される高温まで通電発熱する必要
がなくなり、その電気抵抗値の変化ないし劣下が抑えら
れ、長寿命化も図ることが可能となる。また、図2に示
すように、風速検知用抵抗発熱線21とクリーニング用
抵抗発熱線22とは、互いに並列巻きされた二重螺旋巻
線部24として構成されており、両者がコンパクトに一
体化されて風速検知素子6の小型化に寄与している他、
結果的に風速検知用抵抗発熱線21の外形形状にほぼ対
応してクリーニング用抵抗発熱線22が配置される形と
なり、風速検知素子6の全面にわたってほぼ均一にクリ
ーニング用の発熱を生じさせることができるようになっ
ている。
【0038】図9に戻り、上記通電継続時間τが経過し
てEX−OR回路121の出力Qが「L」になると、ト
ランジスタ113がオフし、上記クリーニング用抵抗発
熱線22への通電が停止してクリーニングが完了する。
ここで、通電継続時間τ(すなわちクリーニング時間)
は、風速検知素子6の大きさによっても異なるが、いず
れにしろ汚れ等の除去が十分になされる程度、例えば3
0〜60秒程度に設定するのがよい。ここで、通電継続
時間τが経過する前(すなわちオンディレイタイマー1
20がタイムアップする前)に、コンパレータ111か
らの出力信号が「L」となった場合(すなわち、風速検
知状態となった場合)には、オンディレイタイマー12
0からの入力Bが「L」を維持していても、コンパレー
タ111からの直接の入力Aは「L」となるから、結果
としてEX−OR回路121の出力は「L」となり、上
記クリーニング用抵抗発熱線22への通電が強制的に遮
断される。これにより、該クリーニングを中断して風速
検出に移行することができる。
てEX−OR回路121の出力Qが「L」になると、ト
ランジスタ113がオフし、上記クリーニング用抵抗発
熱線22への通電が停止してクリーニングが完了する。
ここで、通電継続時間τ(すなわちクリーニング時間)
は、風速検知素子6の大きさによっても異なるが、いず
れにしろ汚れ等の除去が十分になされる程度、例えば3
0〜60秒程度に設定するのがよい。ここで、通電継続
時間τが経過する前(すなわちオンディレイタイマー1
20がタイムアップする前)に、コンパレータ111か
らの出力信号が「L」となった場合(すなわち、風速検
知状態となった場合)には、オンディレイタイマー12
0からの入力Bが「L」を維持していても、コンパレー
タ111からの直接の入力Aは「L」となるから、結果
としてEX−OR回路121の出力は「L」となり、上
記クリーニング用抵抗発熱線22への通電が強制的に遮
断される。これにより、該クリーニングを中断して風速
検出に移行することができる。
【0039】なお、図12(a)に示すように、タイマ
ー回路112はオンディレイタイマー120に代えてオ
フディレイタイマー123を用いて構成することができ
る。該構成では、オペアンプ111の出力側には信号反
転用のインバータ125が設けられている。この場合
は、コンパレータ111に入力される風速検知信号が基
準電圧以下(風速が0)になると、コンパレータ111
の出力が「H」となるが、インバータ125により
「L」に反転されて出力される。これにより、図12
(b)に示すように、EX−OR回路121の入力Aに
は「L」が入力されるが、オフディレイタイマー123
からの入力Bは最初「H」となり、該タイマーの遅延時
間に対応する通電継続時間τが経過すると「L」とな
る。該EX−OR回路121の出力Qは、コンパレータ
111の出力が「L」になるとともに「H」となり、上
記通電継続時間τが経過すれば「L」となる。
ー回路112はオンディレイタイマー120に代えてオ
フディレイタイマー123を用いて構成することができ
る。該構成では、オペアンプ111の出力側には信号反
転用のインバータ125が設けられている。この場合
は、コンパレータ111に入力される風速検知信号が基
準電圧以下(風速が0)になると、コンパレータ111
の出力が「H」となるが、インバータ125により
「L」に反転されて出力される。これにより、図12
(b)に示すように、EX−OR回路121の入力Aに
は「L」が入力されるが、オフディレイタイマー123
からの入力Bは最初「H」となり、該タイマーの遅延時
間に対応する通電継続時間τが経過すると「L」とな
る。該EX−OR回路121の出力Qは、コンパレータ
111の出力が「L」になるとともに「H」となり、上
記通電継続時間τが経過すれば「L」となる。
【0040】また、通電継続時間τは、タイマー12
0,123の遅延時間を調整することにより適宜設定可
能である。また、タイマー120及び123は、電子式
タイマ以外に、例えばモータを利用したモータ式タイマ
ー、空気と電磁石とを利用した空気式タイマー等で構成
してもよい。
0,123の遅延時間を調整することにより適宜設定可
能である。また、タイマー120及び123は、電子式
タイマ以外に、例えばモータを利用したモータ式タイマ
ー、空気と電磁石とを利用した空気式タイマー等で構成
してもよい。
【0041】次に、図13は、マイクロプロセッサを主
体に構成されたクリーニング制御回路の一例を示してい
る。クリーニング制御回路130は、I/Oポート13
2とこれに接続されたCPU133、ROM134及び
RAM135等を有するマイクロプロセッサ131を有
し、そのI/Oポート132には、タイマー136と、
前述の風速信号入力をデジタル変換するA/D変換器1
37と、前述のトランジスタ113とがそれぞれ接続さ
れている。ROM134には、クリーニング制御回路1
30の作動制御プログラムが格納されている。
体に構成されたクリーニング制御回路の一例を示してい
る。クリーニング制御回路130は、I/Oポート13
2とこれに接続されたCPU133、ROM134及び
RAM135等を有するマイクロプロセッサ131を有
し、そのI/Oポート132には、タイマー136と、
前述の風速信号入力をデジタル変換するA/D変換器1
37と、前述のトランジスタ113とがそれぞれ接続さ
れている。ROM134には、クリーニング制御回路1
30の作動制御プログラムが格納されている。
【0042】CPU133は、上記作動制御プログラム
により、A/D変換器137を介して入力された風速信
号の値をROM134に予め記憶されている設定値と比
較し、該風速信号がROM134に記憶された設定値以
下になると、トランジスタ113へクリーニング指令信
号を出力するとともにタイマー136に時間計測起動信
号を出力する。トランジスタ113はクリーニング指令
信号を受けてオンとなり、前述と同様にしてクリーニン
グが開始される。そして、タイマー136は、所定の通
電継続時間が経過するとCPU133に通電終了指令信
号を返し、CPU133はこれを受けてトランジスタ1
13へのクリーニング指令信号の出力を停止する。これ
によりトランジスタ113はオフとなり、クリーニング
が終了する。なお、クリーニング中に風速信号が設定値
を越えると、CPU133はクリーニング指令信号の出
力を停止し、クリーニングを強制的に終了させる。ま
た、タイマー136へはリセット信号を送信し、時間計
測をクリアさせる。
により、A/D変換器137を介して入力された風速信
号の値をROM134に予め記憶されている設定値と比
較し、該風速信号がROM134に記憶された設定値以
下になると、トランジスタ113へクリーニング指令信
号を出力するとともにタイマー136に時間計測起動信
号を出力する。トランジスタ113はクリーニング指令
信号を受けてオンとなり、前述と同様にしてクリーニン
グが開始される。そして、タイマー136は、所定の通
電継続時間が経過するとCPU133に通電終了指令信
号を返し、CPU133はこれを受けてトランジスタ1
13へのクリーニング指令信号の出力を停止する。これ
によりトランジスタ113はオフとなり、クリーニング
が終了する。なお、クリーニング中に風速信号が設定値
を越えると、CPU133はクリーニング指令信号の出
力を停止し、クリーニングを強制的に終了させる。ま
た、タイマー136へはリセット信号を送信し、時間計
測をクリアさせる。
【0043】なお、熱式風速センサは、無指向性型のも
のを用いてよい。図4は、その一例を示すものである。
該熱式風速センサ40は、風速検知素子6、温度補償素
子7、該風速検知素子6及び温度補償素子7を同軸状に
支持する支持部材43、その支持部材43の下端部に形
成されたフランジ部12等により構成されている。風速
検知素子6は、図4(b)及び(c)に示すように、螺
旋状抵抗発熱巻線部として構成された風速検知用抵抗発
熱線21とクリーニング用抵抗発熱線22とを、それぞ
れ中間部で曲げ返すことによりU字状とされ、そのU字
開口側に通電端子部21a,21b及び22a,22b
が形成されるとともに、該U字開口側が互いに同じ側に
位置するように互いに対向配置されている。そして、そ
の外側が棒状の殻体45で覆われるとともに、その内側
には絶縁体45aが充填されている。そしてこれら抵抗
発熱線21及び22は、通電端子部21a,21b及び
22a,22bにおいてリード線15により制御回路部
5に接続される。
のを用いてよい。図4は、その一例を示すものである。
該熱式風速センサ40は、風速検知素子6、温度補償素
子7、該風速検知素子6及び温度補償素子7を同軸状に
支持する支持部材43、その支持部材43の下端部に形
成されたフランジ部12等により構成されている。風速
検知素子6は、図4(b)及び(c)に示すように、螺
旋状抵抗発熱巻線部として構成された風速検知用抵抗発
熱線21とクリーニング用抵抗発熱線22とを、それぞ
れ中間部で曲げ返すことによりU字状とされ、そのU字
開口側に通電端子部21a,21b及び22a,22b
が形成されるとともに、該U字開口側が互いに同じ側に
位置するように互いに対向配置されている。そして、そ
の外側が棒状の殻体45で覆われるとともに、その内側
には絶縁体45aが充填されている。そしてこれら抵抗
発熱線21及び22は、通電端子部21a,21b及び
22a,22bにおいてリード線15により制御回路部
5に接続される。
【0044】なお、風速検知用抵抗発熱線21とクリー
ニング用抵抗発熱線22とを二重螺旋巻線部として構成
し、これをU字状に曲げ返す構成としてもよい。また、
図6に示すように、風速検知素子6は、棒材46の外周
に対し風速検知用抵抗発熱線21とクリーニング用抵抗
発熱線22とをそれぞれ並列に螺旋状に巻き回した構成
とすることも可能である。この場合、それぞれの抵抗発
熱線21,22の表面には上記耐熱強化ガラスによるオ
ーバーコート23を施すようにすればよい。
ニング用抵抗発熱線22とを二重螺旋巻線部として構成
し、これをU字状に曲げ返す構成としてもよい。また、
図6に示すように、風速検知素子6は、棒材46の外周
に対し風速検知用抵抗発熱線21とクリーニング用抵抗
発熱線22とをそれぞれ並列に螺旋状に巻き回した構成
とすることも可能である。この場合、それぞれの抵抗発
熱線21,22の表面には上記耐熱強化ガラスによるオ
ーバーコート23を施すようにすればよい。
【0045】また、図5に示すように温度補償素子7
は、ボビン状の巻線支持体13に感温抵抗体としての金
属抵抗線31が巻き回されて構成されている。また、図
6に示すように支持部材43は、クリーニング時の昇温
を考慮して耐熱性の材料、例えばセラミックス等の耐熱
性無機材料により構成され、巻線支持体13の貫通孔1
3a(図5)の内径よりも小さい外径を有する第一の円
筒部43bと、同じく巻線支持体13の外径よりも大き
い外径を有する第二の円筒部43dとを備える。また、
第一の円筒部43bと第二の円筒部43dとの間には、
略水平な上端面を有する段部43cが形成されている。
そして、第一の円筒部43bの上端には、上記風速検知
素子6を嵌入するための図示しない孔部が穿設されてい
る。
は、ボビン状の巻線支持体13に感温抵抗体としての金
属抵抗線31が巻き回されて構成されている。また、図
6に示すように支持部材43は、クリーニング時の昇温
を考慮して耐熱性の材料、例えばセラミックス等の耐熱
性無機材料により構成され、巻線支持体13の貫通孔1
3a(図5)の内径よりも小さい外径を有する第一の円
筒部43bと、同じく巻線支持体13の外径よりも大き
い外径を有する第二の円筒部43dとを備える。また、
第一の円筒部43bと第二の円筒部43dとの間には、
略水平な上端面を有する段部43cが形成されている。
そして、第一の円筒部43bの上端には、上記風速検知
素子6を嵌入するための図示しない孔部が穿設されてい
る。
【0046】上記熱式風速センサ40の組み立ては、例
えば以下のようにして行う。すなわち、支持部材43の
上端の孔部に風速検知素子6を嵌入し、さらに接着剤
(例えば耐熱性無機接着剤)を用いて固定する。また、
該支持部材43の第一の円筒部43bには、温度補償素
子7を挿通し、これを段部43cに当接させた状態で、
同様に接着剤により固定する。
えば以下のようにして行う。すなわち、支持部材43の
上端の孔部に風速検知素子6を嵌入し、さらに接着剤
(例えば耐熱性無機接着剤)を用いて固定する。また、
該支持部材43の第一の円筒部43bには、温度補償素
子7を挿通し、これを段部43cに当接させた状態で、
同様に接着剤により固定する。
【0047】上述の実施例では、風速検知素子6と温度
補償素子7とによって風速を検知する例を示したが、同
様の構成により温水等の液体の流速を測定することも可
能である。
補償素子7とによって風速を検知する例を示したが、同
様の構成により温水等の液体の流速を測定することも可
能である。
【図1】本発明の一実施例としての熱式風速センサと、
それを用いた熱式風速センサシステムとを示す斜視図。
それを用いた熱式風速センサシステムとを示す斜視図。
【図2】風速検知素子の部分断面正面図及び部分概念
図。
図。
【図3】温度補償素子の部分断面正面図。
【図4】無指向性型の熱式風速センサを用いた熱式風速
センサシステムを示す斜視図、及び風速検知素子の内部
構造を示す簡略図及びそのA−A断面図。
センサシステムを示す斜視図、及び風速検知素子の内部
構造を示す簡略図及びそのA−A断面図。
【図5】その温度補償素子を拡大して示す斜視図。
【図6】図4の風速検知素子の変形例を拡大して示す斜
視図。
視図。
【図7】熱式風速センサのプロテクタを示す斜視図。
【図8】熱式風速センサシステムの使用状態の説明断面
図。
図。
【図9】熱式風速センサの検出回路の例を示す図及びク
リーニング制御回路の例を示す図。
リーニング制御回路の例を示す図。
【図10】温度補償ユニットの一例を示す回路図。
【図11】タイマー回路の内部構成の一例を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図12】同じくタイマー回路の内部構成の別の例を示
すブロック図。
すブロック図。
【図13】クリーニング検出回路の変形例を示すブロッ
ク図。
ク図。
【符号の説明】 1 熱式風速センサシステム(熱式流速センサシステ
ム) 2,40 熱式風速センサ(熱式流速センサ) 6 風速検知素子(流速検知素子) 7 温度補償素子 12 フランジ部(センサ側係合部) 21 風速検知用抵抗発熱線(流速検知用抵抗発熱体) 22 クリーニング用抵抗発熱線(クリーニング用発熱
体、クリーニング機構) 62 センサ取付部材(ダクト側係合部) 110 クリーニング制御回路(クリーニング機構作動
制御手段) 111 コンパレータ(スイッチ制御手段) 112 タイマー回路(クリーニング機構作動制御手
段) 113 トランジスタ(スイッチ手段) 115 リレー(スイッチ手段)
ム) 2,40 熱式風速センサ(熱式流速センサ) 6 風速検知素子(流速検知素子) 7 温度補償素子 12 フランジ部(センサ側係合部) 21 風速検知用抵抗発熱線(流速検知用抵抗発熱体) 22 クリーニング用抵抗発熱線(クリーニング用発熱
体、クリーニング機構) 62 センサ取付部材(ダクト側係合部) 110 クリーニング制御回路(クリーニング機構作動
制御手段) 111 コンパレータ(スイッチ制御手段) 112 タイマー回路(クリーニング機構作動制御手
段) 113 トランジスタ(スイッチ手段) 115 リレー(スイッチ手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 通電発熱する流速検知用抵抗発熱体の電
気抵抗値が、流体との直接的又は間接的な接触により変
化することに基づいて前記流体の流速を検知する流速検
知素子と、 その流速検知素子に対応して前記流速検知用抵抗発熱体
とは別に設けられたクリーニング用発熱体を含んで構成
され、前記流速検知素子に付着した付着物を該クリーニ
ング用発熱体の発熱により少なくとも部分的に焼失させ
るクリーニング機構と、 を備えたことを特徴とする熱式流速センサ。 - 【請求項2】 前記クリーニング用発熱体は、前記流速
検知用抵抗発熱体に近接配置された抵抗発熱体により構
成されている請求項1記載の熱式流速センサ。 - 【請求項3】 前記流速検知用抵抗発熱体と前記クリー
ニング用発熱体とは、各々螺旋状に巻かれた抵抗発熱線
により構成されている請求項2記載の熱式流速センサ。 - 【請求項4】 前記流速検知用抵抗発熱体を構成する螺
旋状の抵抗発熱線と前記クリーニング用発熱体を構成す
る抵抗発熱線とは、互いに並列巻きされた二重螺旋巻線
部を構成するものである請求項3記載の熱式流速セン
サ。 - 【請求項5】 前記流速検知用抵抗発熱体と前記クリー
ニング用発熱体とは、それぞれ同材質でほぼ同断面積の
抵抗発熱線により構成されている請求項1ないし4のい
ずれかに記載の熱式流速センサ。 - 【請求項6】 前記熱式流速センサは、ダクト側に形成
されたダクト側係合部と係合するためのセンサ側係合部
を備え、該センサ側係合部が前記ダクト側係合部に係合
することにより、前記熱式流速センサの検出部が前記ダ
クト内に位置するように、該ダクトに対して取り付けら
れるものである請求項1ないし5のいずれかに記載の熱
式流速センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9098286A JPH10281838A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 熱式流速センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9098286A JPH10281838A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 熱式流速センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10281838A true JPH10281838A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14215697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9098286A Pending JPH10281838A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 熱式流速センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10281838A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2072973A1 (en) | 2007-12-14 | 2009-06-24 | Hitachi Ltd. | Fluid flow rate measurement apparatus |
| CN111759012A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-10-13 | 深圳市劲嘉科技有限公司 | 一种加热不燃烧烟具及其发热装置 |
| CN121142090A (zh) * | 2025-11-17 | 2025-12-16 | 青岛海关技术中心 | 基于速度传感器的天然气管道流速检测装置 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP9098286A patent/JPH10281838A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2072973A1 (en) | 2007-12-14 | 2009-06-24 | Hitachi Ltd. | Fluid flow rate measurement apparatus |
| US7971479B2 (en) | 2007-12-14 | 2011-07-05 | Hitachi, Ltd. | Fluid flow rate measurement apparatus |
| CN111759012A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-10-13 | 深圳市劲嘉科技有限公司 | 一种加热不燃烧烟具及其发热装置 |
| CN121142090A (zh) * | 2025-11-17 | 2025-12-16 | 青岛海关技术中心 | 基于速度传感器的天然气管道流速检测装置 |
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