JPH10283579A - 異常警報装置 - Google Patents

異常警報装置

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JPH10283579A
JPH10283579A JP9096727A JP9672797A JPH10283579A JP H10283579 A JPH10283579 A JP H10283579A JP 9096727 A JP9096727 A JP 9096727A JP 9672797 A JP9672797 A JP 9672797A JP H10283579 A JPH10283579 A JP H10283579A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯と火災とをともに監視する異常警報シス
テムにおいて、火災の検出精度を落さずに、人体を検出
する精度を高くすることができる異常警報装置を提供す
ることを目的とするものである。 【解決手段】 赤外線センサの出力信号を増幅する炎用
増幅回路を設け、赤外線センサの出力信号を増幅し、炎
用増幅回路における増幅率よりも増幅率が高い人体用増
幅回路を設け、常時は、赤外線センサの出力信号を人体
用増幅回路に出力し、被測定物の温度が40。Cよりも
高い温度であることを温度検出手段が検出すると、赤外
線センサの出力信号を炎用増幅回路に出力するように、
スイッチ手段の切換を制御するスイッチ制御手段を設
け、人体用増幅回路の出力レベル、炎用増幅回路の出力
レベルに応じて異常警報する異常警報手段を設けた装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線カメラによ
って被測定物を監視する異常監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】防犯と火災とを監視する従来の異常警報
システムには、赤外線センサが設置され、人体から放出
される赤外線と火災時の炎から放出される赤外線とを、
上記赤外線センサが検出する。そして、上記赤外線セン
サの出力信号を1つの増幅器で増幅し、この増幅器の出
力信号を、30〜40。Cに対応する成分と、40。C
よりも高い成分とに分離し、30〜40。Cに対応する
成分のレベルが第1の閾値以上である場合に、人間が存
在すると判断し、40。Cよりも高い成分のレベルが第
2の閾値以上である場合に、火災が発生していると判断
する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、火災が発生した場合には、増幅器の出力信号
のうちで、40。Cよりも高い成分のレベルが非常に高
く、これと比較して、30〜40。Cの範囲における出
力成分のレベルが低いので、30〜40。Cの範囲にお
ける出力成分は、増幅器の出力成分におけるノイズ成分
とレベルが同程度であり、したがって、30〜40。C
に対応する成分のレベルを検出する精度が低い。
【0004】つまり、上記従来の異常警報システムは、
防犯と火災とを監視する場合、人体を検出する精度が低
いという問題がある。
【0005】本発明は、防犯と火災とをともに監視する
異常警報システムにおいて、火災の検出精度を落さず
に、人体を検出する精度を高くすることができる異常警
報装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤外線センサ
によって被測定物を監視する異常監視システムにおい
て、赤外線センサの出力信号を増幅する炎用増幅回路を
設け、赤外線センサの出力信号を増幅し、炎用増幅回路
における増幅率よりも増幅率が高い人体用増幅回路を設
け、常時は、赤外線センサの出力信号を人体用増幅回路
に出力し、被測定物の温度が40。Cよりも高い温度で
あることを温度検出手段が検出すると、赤外線センサの
出力信号を炎用増幅回路に出力するように、スイッチ手
段の切換を制御するスイッチ制御手段を設け、人体用増
幅回路の出力レベル、炎用増幅回路の出力レベルに応じ
て異常警報する異常警報手段を設けた装置である。
【0007】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である異常警報装置100のブロック図である。
【0008】異常警報装置100は、赤外線センサSに
よって被測定物を監視する異常監視システムであり、赤
外線センサSと、この赤外線センサSの角度を制御する
モータMと、スイッチ手段SWと、人体用増幅回路10
と、炎用増幅回路20と、温度検出手段30と、スイッ
チ制御手段31と、制御手段40と、警報手段50と、
角度検出回路60と、ディスプレイ70とを有する。
【0009】温度検出手段30は、赤外線センサSの出
力信号に基づいて、被測定物の温度を検出する手段であ
り、炎用増幅回路20は、赤外線センサSの出力信号を
増幅する回路であり、人体用増幅回路10は、赤外線セ
ンサSの出力信号を増幅し、炎用増幅回路20における
増幅率よりも増幅率が高い回路である。
【0010】スイッチ手段SWは、赤外線センサSの出
力信号を、炎用増幅回路20と人体用増幅回路10とに
切り替えて出力するスイッチ手段である。
【0011】スイッチ制御手段31は、常時は、赤外線
センサSの出力信号を人体用増幅回路10に出力し、上
記被測定物の温度が40。Cよりも高い温度であること
を温度検出手段30が検出すると、赤外線センサSの出
力信号を炎用増幅回路20に出力するように、スイッチ
手段SWの切換を制御する制御手段である。
【0012】制御手段40は、増幅回路10、20の一
方の出力信号に基づいて画像処理を行い、温度分布をデ
ィスプレイ70に表示する手段である。
【0013】警報部50は、人体用増幅回路10の出力
レベル、炎用増幅回路20の出力レベルに応じて異常警
報する異常警報手段である。
【0014】また、制御手段40は、人体判別動作と、
炎判別動作と、放火判別動作とを実行するものである。
人体判別動作は、温度検出手段30が30〜40。Cの
成分を検出しているときに、その温度領域における成分
のレベルが所定のレベル以上であれば、その温度領域を
切り出し、その領域に基づいて、監視している被測定物
が人体であるか小動物であるかを区別する動作である。
炎判別動作は、温度検出手段30が120。C以上の温
度の成分を検出しているときに、その温度領域を切り出
し、その領域に基づいて、炎が存在すると判別する動作
である。
【0015】この判別する温度について、燃焼状態とし
ての温度は、最低でも400℃であるが、ゴミ清掃工場
の滞留ピットについて火災判別する場合には、120℃
を閾値として火災判別している。これは、水の沸点以上
の温度を検出した場合に、火災発生したとみなし、発火
前の蓄熱状態を早期に検知するためである。
【0016】放火判別動作は、人体が存在すると判別さ
れているときに、センサSの出力信号に基づいて得られ
た画像から切り出されている人体領域の周囲で、炎領域
が存在すると判別されれば、放火または失火であると判
別する動作である。この場合、人体判別動作において、
人体領域を検出したことを記憶し、次の炎判別動作にお
いて炎を検出すると、この検出された炎領域と、上記記
憶されている人体領域との比較を行う。
【0017】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0018】図2は、上記実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【0019】まず、常時は、スイッチ制御手段31によ
って、スイッチ手段SWが人体用増幅回路10に接続さ
れ、つまり、赤外線センサSの出力信号が人体用増幅回
路10に供給されている。
【0020】ここで、赤外線センサSの視野内をモータ
Mによって走査し、視野内の温度分布を測定し(S
1)、この測定された視野内の温度分布をディスプレイ
70に表示している(S2)。このときに、測定温度T
が人体判別用温度(たとえば30。C)を越える高温領
域が検出されなければ(S3)、上記と同じ走査、温度
分布測定、ディスプレイ表示という動作(S1、S2)
を繰り返す。
【0021】そして、30。C以上の温度領域が検出さ
れ(S3)、その検出温度が40。Cよりも低ければ
(S10)、温度分布からその30。C以上の温度領域
における被測定物の大きさを認識し、この認識された大
きさが所定の閾値以上であれば(S11)、人体を検出
したと判断し(S12)、制御手段40内の図示しない
メモリに人体領域を記憶し(S12a)、ステップS1
に戻る。
【0022】また、上記認識された大きさが所定の閾値
未満であれば(S11)、小動物を検出したと判断し
(S13)、ステップS1に戻る。
【0023】一方、検出温度が40。C以上であれば
(S10)、スイッチ制御手段31が切り換え回路10
を切り替え、赤外線センサSの出力信号が炎用増幅回路
30に送られる(S21)。
【0024】そして、炎判別用温度、たとえば120。
C以上の高温領域が検出されると(S22)、人体領域
が既に記憶されていないか、または人体領域が記憶され
ていても隣接されていなければ(S23)、火災警報す
る(S24)。
【0025】一方、人体領域が既に記憶され、検出され
た120。C以上の高温領域が、メモリに記憶されてい
る人体領域に隣接していれば(S23)、放火であると
判別し、火災警報とともに、放火通報を行う(S2
5)。
【0026】なお、上記放火通報は、ベル、音声、ラン
プ等を使用して放火である旨を、火災警報と同時に通報
するようなものでもよく、また、火災警報時に、放火通
報としては音、光等を出さずに、放火を検出した旨の情
報をメモリ等に記憶し、後で、その放火情報を取り出せ
るようにしてもよい。そして、この放火通報に基づい
て、放火対策を実行することができる。
【0027】上記動作は、赤外線カメラを赤外線センサ
Sとして使用する場合の動作であるが、所定監視領域の
平均温度を出力する赤外線感知器を赤外線センサSとし
て使用してもよい。このように、所定監視領域の平均温
度を出力する赤外線感知器を赤外線センサSとして使用
する場合には、領域を判別できないので、人体のみを検
出か、炎のみを検出するかに制限される。すなわち、赤
外線感知器では、監視範囲の温度分布を認識できないの
で、検出値が一元化され、領域の比較ができず、放火を
判断することができない。
【0028】また、増幅器における分解能としての増幅
率を変化する手段として、増幅率が互いに異なる2つの
増幅回路を設け、これらの増幅回路を切り替えて使用す
る代わりに、センサSの正面位置近傍に光学フィルタを
設置し、センサSに入射する赤外線が通過する経路位置
に、上記光学フィルタを進入させてセンサSへの入射光
量を制限したり、その経路から光学フィルタを退避させ
てセンサSへの入射光量を増加させたりするようにして
もよい。
【0029】つまり、炎用増幅回路と人体用増幅回路と
を、1つの増幅回路で構成し、センサSの正面位置近傍
に光学フィルタを設置し、上記1つの増幅回路を人体用
増幅回路として使用するときに、センサSに入射する赤
外線が通過する経路位置から光学フィルタを退避させ、
一方、上記1つの増幅回路を炎用増幅回路として使用す
るときに、上記経路に光学フィルタを進入させてセンサ
Sへの入射光量を制限するようにしてもよい。
【0030】また、上記実施例において、監視領域を撮
影したビデオ信号に、監視データを乗せて伝送するよう
にしてもよい。なお、監視データは、人体や炎であると
して検出され、切り出された領域における重心、平均温
度、人体数または炎数等のデータである。なお、監視デ
ータを検出するには、人体として検出された30〜40
℃の領域、炎として検出された120℃以上の領域を、
画像データから切り出し、所定の温度を重さと見なし、
その温度の重心を計算する。そして、切り出された領域
が互いに分離されている場合は、個々の重心を求め、同
時に個々の平均温度を求める。
【0031】そして、上記各切り出し処理において、温
度と領域とに基づいて、重心や平均温度を求め、領域と
ともにディスプレイ70に表示することが好ましい。
【0032】または、上記監視領域を撮影したビデオ信
号とは別に、LAN伝送によって上記監視データを伝送
するようにしてもよく、この場合、赤外線カメラの方向
や監視範囲等を、監視センタで制御する制御手段を設け
ることが好ましい。
【0033】つまり、人体または炎であるとして検出さ
れた領域であって、画像領域から切り出された領域にお
ける重心、平均温度、人体数、炎数の各データのうちの
少なくとも1つのデータで構成される監視データを、上
記赤外線センサが監視領域を撮影したビデオ信号に乗せ
て伝送するか、または、上記ビデオ信号とは別に、LA
N伝送によって、伝送する。
【0034】また、プライバシーの保護等のため、ビデ
オ信号を送出できない場合でも、監視データを送出する
ことによって、迅速で有効な対応が可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、防犯と火災とをともに
監視する異常警報システムにおいて、火災の検出精度を
落さずに、人体を検出する精度を高くすることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である異常警報装置100の
ブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
S…赤外線センサ、 SW…スイッチ手段、 M…モータ、 10…人体用増幅回路、 20…炎用増幅回路、 30…温度検出手段、 31…スイッチ制御手段、 40…制御手段、 50…警報手段、 60…角度検出回路、 70…ディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 H04N 7/18 N

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線センサによって被測定物を監視す
    る異常監視システムにおいて、 上記赤外線センサの出力信号に基づいて、上記被測定物
    の温度を検出する温度検出手段と;上記赤外線センサの
    出力信号を増幅する炎用増幅回路と;上記赤外線センサ
    の出力信号を増幅し、上記炎用増幅回路における増幅率
    よりも増幅率が高い人体用増幅回路と;上記赤外線セン
    サの出力信号を、上記炎用増幅回路と上記人体用増幅回
    路とに切り替えて出力するスイッチ手段と;常時は、上
    記赤外線センサの出力信号を上記人体用増幅回路に出力
    し、上記被測定物の温度がほぼ40。Cよりも高い温度
    であることを上記温度検出手段が検出すると、上記赤外
    線センサの出力信号を上記炎用増幅回路に出力するよう
    に、上記スイッチ手段の切換を制御するスイッチ制御手
    段と;上記人体用増幅回路の出力レベル、上記炎用増幅
    回路の出力レベルに応じて異常警報する異常警報手段
    と;を有することを特徴とする異常警報装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 人体または炎であるとして検出された領域であって、画
    像領域から切り出された領域における重心、平均温度、
    人体数、炎数の各データのうちの少なくとも1つのデー
    タで構成される監視データを、上記赤外線センサが監視
    領域を撮影したビデオ信号に乗せて伝送するか、また
    は、上記ビデオ信号とは別に、LAN伝送によって、伝
    送することを特徴とする異常警報装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記赤外線センサの方向または監視範囲を、監視センタ
    で制御する制御手段を有することを特徴とする異常警報
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記炎用増幅回路と上記人体用増幅回路とは、1つの増
    幅回路で構成され、上記赤外線センサの正面位置近傍に
    光学フィルタが設置され、上記1つの増幅回路を上記人
    体用増幅回路として使用するときに、上記赤外線センサ
    に入射する赤外線が通過する経路位置から、上記光学フ
    ィルタを退避させ、一方、上記1つの増幅回路を上記炎
    用増幅回路として使用するときに、上記経路に上記光学
    フィルタを進入させて上記赤外線センサへの入射光量を
    制限し、上記スイッチ手段は、上記光学フィルタを上記
    経路から進退させる手段であることを特徴とする異常警
    報装置。
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