JPH1028374A - 電源装置 - Google Patents
電源装置Info
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- JPH1028374A JPH1028374A JP19551096A JP19551096A JPH1028374A JP H1028374 A JPH1028374 A JP H1028374A JP 19551096 A JP19551096 A JP 19551096A JP 19551096 A JP19551096 A JP 19551096A JP H1028374 A JPH1028374 A JP H1028374A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の小型化を図ることができると共に電源
投入初期時において安定して動作を開始することができ
る電源装置を提供することを主目的とする。 【解決手段】 入力直流をスイッチング用のトランス2
を介してスイッチングするためのスイッチング素子13
を制御する制御部14と、起動抵抗15を介して入力し
た入力直流によって充電されると共に充電エネルギーに
基づく直流電力を制御部14に供給可能なコンデンサ1
7と、制御部14によってスイッチング素子13が作動
させられている常態時においてトランス2の補助巻線2
cに発生した交流に基づいて生成した直流電力を制御部
14およびコンデンサ17の少なくとも一方に供給する
補助電源部16とを備えている電源装置1において、コ
ンデンサ17の充電電圧が所定の電圧値を超えたときに
充電エネルギーに基づく直流電力を制御部に供給させる
ためのスイッチ回路18を備えている。
投入初期時において安定して動作を開始することができ
る電源装置を提供することを主目的とする。 【解決手段】 入力直流をスイッチング用のトランス2
を介してスイッチングするためのスイッチング素子13
を制御する制御部14と、起動抵抗15を介して入力し
た入力直流によって充電されると共に充電エネルギーに
基づく直流電力を制御部14に供給可能なコンデンサ1
7と、制御部14によってスイッチング素子13が作動
させられている常態時においてトランス2の補助巻線2
cに発生した交流に基づいて生成した直流電力を制御部
14およびコンデンサ17の少なくとも一方に供給する
補助電源部16とを備えている電源装置1において、コ
ンデンサ17の充電電圧が所定の電圧値を超えたときに
充電エネルギーに基づく直流電力を制御部に供給させる
ためのスイッチ回路18を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源装置に関し、
詳しくは、スイッチング素子を制御する制御部の起動を
制御可能な電源装置に関するものである。
詳しくは、スイッチング素子を制御する制御部の起動を
制御可能な電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチング素子を制御する制御ICの
起動を制御可能な電源装置として、図4に示す電源装置
61が従来から知られている。同図に示す電源装置61
は、例えば、交流を整流することによって直流を生成す
る直流電源Uから直流を入力するためのスイッチ11
と、入力された入力直流を平滑するコンデンサ12と、
二次巻線2bが図示しない整流回路に接続されているス
イッチング用のトランス2と、入力直流をトランス2の
一次巻線2aを介してスイッチングするFET13と、
FET13のスイッチングを制御する制御IC14と、
トランス2の補助巻線2cに発生した交流を整流平滑す
ることによって制御IC14に直流を供給する補助電源
部16と、入力直流を制御IC14に供給するための起
動抵抗15とを備えている。また、補助電源部16は、
補助巻線2cに発生したパルス電圧を整流するダイオー
ド21,22と、整流した脈流を平滑するためのチョー
クコイル23および電解コンデンサ62とを備えてい
る。
起動を制御可能な電源装置として、図4に示す電源装置
61が従来から知られている。同図に示す電源装置61
は、例えば、交流を整流することによって直流を生成す
る直流電源Uから直流を入力するためのスイッチ11
と、入力された入力直流を平滑するコンデンサ12と、
二次巻線2bが図示しない整流回路に接続されているス
イッチング用のトランス2と、入力直流をトランス2の
一次巻線2aを介してスイッチングするFET13と、
FET13のスイッチングを制御する制御IC14と、
トランス2の補助巻線2cに発生した交流を整流平滑す
ることによって制御IC14に直流を供給する補助電源
部16と、入力直流を制御IC14に供給するための起
動抵抗15とを備えている。また、補助電源部16は、
補助巻線2cに発生したパルス電圧を整流するダイオー
ド21,22と、整流した脈流を平滑するためのチョー
クコイル23および電解コンデンサ62とを備えてい
る。
【0003】この電源装置61では、スイッチ11を投
入すると、直流電源Uからの入力直流によってコンデン
サ12が充電されると共に、起動抵抗15を介して入力
された入力直流によって、起動抵抗15の抵抗値および
電解コンデンサ62の容量値に基づく時定数に応じて、
電解コンデンサ62も充電される。電解コンデンサ62
の充電電圧が制御IC14の作動可能電圧よりも高くな
ると、制御IC14が起動して発振出力であるパルス信
号を出力することによって、FET13が作動する。F
ET13がスイッチングを開始すると、そのスイッチン
グ動作によって、トランス2の一次巻線2aに電圧が誘
起されると共に、二次巻線2bおよび補助巻線2cにパ
ルス電圧が発生する。二次巻線2bに発生したパルス電
圧は整流回路によって整流されて装置外部に出力され
る。一方、補助巻線2cに発生したパルス電圧は、補助
電源部16のダイオード21,22によって整流される
と共にチョークコイル23および電解コンデンサ62に
よって平滑され、平滑された直流が、制御IC14に供
給され、これにより、制御IC14が継続して作動す
る。
入すると、直流電源Uからの入力直流によってコンデン
サ12が充電されると共に、起動抵抗15を介して入力
された入力直流によって、起動抵抗15の抵抗値および
電解コンデンサ62の容量値に基づく時定数に応じて、
電解コンデンサ62も充電される。電解コンデンサ62
の充電電圧が制御IC14の作動可能電圧よりも高くな
ると、制御IC14が起動して発振出力であるパルス信
号を出力することによって、FET13が作動する。F
ET13がスイッチングを開始すると、そのスイッチン
グ動作によって、トランス2の一次巻線2aに電圧が誘
起されると共に、二次巻線2bおよび補助巻線2cにパ
ルス電圧が発生する。二次巻線2bに発生したパルス電
圧は整流回路によって整流されて装置外部に出力され
る。一方、補助巻線2cに発生したパルス電圧は、補助
電源部16のダイオード21,22によって整流される
と共にチョークコイル23および電解コンデンサ62に
よって平滑され、平滑された直流が、制御IC14に供
給され、これにより、制御IC14が継続して作動す
る。
【0004】つまり、この電源装置61では、電源投入
初期時においては、起動抵抗15を介して入力直流によ
って電解コンデンサ62が充電され、その充電電圧が制
御IC14の作動可能電圧を超えたときに制御IC14
が自動的に起動し、制御IC14の起動後においては、
スイッチングによって生成された補助電源部16の直
流、および起動抵抗15を介して入力されている入力直
流の両者に基づいて、制御IC14が作動状態を維持し
ている。
初期時においては、起動抵抗15を介して入力直流によ
って電解コンデンサ62が充電され、その充電電圧が制
御IC14の作動可能電圧を超えたときに制御IC14
が自動的に起動し、制御IC14の起動後においては、
スイッチングによって生成された補助電源部16の直
流、および起動抵抗15を介して入力されている入力直
流の両者に基づいて、制御IC14が作動状態を維持し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
電源装置61には、以下の課題が存在する。すなわち、
第1に、制御IC14の作動可能電圧と作動停止電圧と
の電圧幅が小さい場合に、制御IC14が起動すると、
制御IC14の消費電流によって電解コンデンサ62の
充電電圧が低下して制御IC14の作動停止電圧以下に
なることがある。かかる場合には、制御IC14は、作
動を停止し、電解コンデンサ62の充電電圧が作動可能
電圧まで充電されると、再び起動する。この結果、制御
IC14が起動および作動停止を繰り返すことによっ
て、電源装置61が永久に立ち上がらないという問題点
がある。この場合、電解コンデンサ62の容量を大きく
することによって、この問題点を解消することもでき
る。しかし、この場合にあっては、電解コンデンサ62
の大型化に伴い電源装置の大型化を招くばかりでなく、
電解コンデンサ62の容量値と起動抵抗15の抵抗値に
基づく時定数が大きくなるために、スイッチ11の投入
後から制御IC14が起動するまでに長時間を要してし
まうという他の問題が生じてしまう。さらに、比較的大
きな容量値を必要とするために電解コンデンサ62を用
いている結果、電源装置61には、装置全体としての寿
命が一般的に短寿命である電解コンデンサ62によって
制限されてしまうという問題点と、電解コンデンサ62
の容量抜けに起因して起動不良が発生するため信頼性が
低いという問題点とがある。なお、制御IC14の消費
電流のすべての分を、電解コンデンサ62を使用しない
で、抵抗15を介し供給することによって、電解コンデ
ンサ62に関する問題点を解決することも可能である。
しかし、かかる場合、抵抗15による発熱および大形化
が問題となると共に、電源装置の効率の低下の原因とな
るという問題点が生じてしまう。
電源装置61には、以下の課題が存在する。すなわち、
第1に、制御IC14の作動可能電圧と作動停止電圧と
の電圧幅が小さい場合に、制御IC14が起動すると、
制御IC14の消費電流によって電解コンデンサ62の
充電電圧が低下して制御IC14の作動停止電圧以下に
なることがある。かかる場合には、制御IC14は、作
動を停止し、電解コンデンサ62の充電電圧が作動可能
電圧まで充電されると、再び起動する。この結果、制御
IC14が起動および作動停止を繰り返すことによっ
て、電源装置61が永久に立ち上がらないという問題点
がある。この場合、電解コンデンサ62の容量を大きく
することによって、この問題点を解消することもでき
る。しかし、この場合にあっては、電解コンデンサ62
の大型化に伴い電源装置の大型化を招くばかりでなく、
電解コンデンサ62の容量値と起動抵抗15の抵抗値に
基づく時定数が大きくなるために、スイッチ11の投入
後から制御IC14が起動するまでに長時間を要してし
まうという他の問題が生じてしまう。さらに、比較的大
きな容量値を必要とするために電解コンデンサ62を用
いている結果、電源装置61には、装置全体としての寿
命が一般的に短寿命である電解コンデンサ62によって
制限されてしまうという問題点と、電解コンデンサ62
の容量抜けに起因して起動不良が発生するため信頼性が
低いという問題点とがある。なお、制御IC14の消費
電流のすべての分を、電解コンデンサ62を使用しない
で、抵抗15を介し供給することによって、電解コンデ
ンサ62に関する問題点を解決することも可能である。
しかし、かかる場合、抵抗15による発熱および大形化
が問題となると共に、電源装置の効率の低下の原因とな
るという問題点が生じてしまう。
【0006】第2に、仮に制御IC14が正常に継続し
て作動した場合にあっても、起動抵抗15を介して入力
直流が制御IC14および電解コンデンサ62に常時流
れ込んでいる。このため、電源装置61には、起動抵抗
15の電圧降下によって電力損失が発生する結果、装置
全体として低効率であるという問題点がある。
て作動した場合にあっても、起動抵抗15を介して入力
直流が制御IC14および電解コンデンサ62に常時流
れ込んでいる。このため、電源装置61には、起動抵抗
15の電圧降下によって電力損失が発生する結果、装置
全体として低効率であるという問題点がある。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたものであり、装置の小型化を図ることができると共
に電源投入初期時において安定して動作を開始すること
ができる電源装置を提供することを主目的とする。ま
た、装置全体としての効率を向上させることができる電
源装置を提供することを他の目的とする。
れたものであり、装置の小型化を図ることができると共
に電源投入初期時において安定して動作を開始すること
ができる電源装置を提供することを主目的とする。ま
た、装置全体としての効率を向上させることができる電
源装置を提供することを他の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の電源装置は、入力された入力直流をスイッ
チング用のトランスを介してスイッチングするためのス
イッチング素子を制御する制御部と、電源投入初期時に
おいて起動抵抗を介して入力した入力直流によって充電
されると共に充電エネルギーに基づく直流電力を制御部
に供給可能なコンデンサと、制御部によってスイッチン
グ素子が作動させられている常態時においてトランスの
補助巻線に発生した交流に基づいて生成した直流電力を
制御部およびコンデンサの少なくとも一方に供給する補
助電源部とを備えている電源装置において、コンデンサ
の充電電圧が所定の電圧値を超えたときに充電エネルギ
ーに基づく直流電力を制御部に供給させるためのスイッ
チ回路を備えていることを特徴とする。
求項1記載の電源装置は、入力された入力直流をスイッ
チング用のトランスを介してスイッチングするためのス
イッチング素子を制御する制御部と、電源投入初期時に
おいて起動抵抗を介して入力した入力直流によって充電
されると共に充電エネルギーに基づく直流電力を制御部
に供給可能なコンデンサと、制御部によってスイッチン
グ素子が作動させられている常態時においてトランスの
補助巻線に発生した交流に基づいて生成した直流電力を
制御部およびコンデンサの少なくとも一方に供給する補
助電源部とを備えている電源装置において、コンデンサ
の充電電圧が所定の電圧値を超えたときに充電エネルギ
ーに基づく直流電力を制御部に供給させるためのスイッ
チ回路を備えていることを特徴とする。
【0009】この電源装置では、電源投入初期時におい
て、コンデンサが、起動抵抗を介して入力した入力直流
によって充電され、充電電圧が所定の電圧値を超えたと
きに、スイッチ回路が作動する。これにより、コンデン
サに蓄積されている充電エネルギーに基づく直流電力が
制御部に供給される。このように、この電源装置では、
制御部を起動させるタイミングを自由に設定することが
できる。この場合、所定の電圧値を制御部の作動可能電
圧よりも十分大きく設定してコンデンサの蓄積エネルギ
ーを大きくすることにより、制御部が起動したときであ
っても、コンデンサの充電電圧が制御部の作動停止電圧
よりも低下することがなく、制御部が、作動を継続する
ことが可能になる。
て、コンデンサが、起動抵抗を介して入力した入力直流
によって充電され、充電電圧が所定の電圧値を超えたと
きに、スイッチ回路が作動する。これにより、コンデン
サに蓄積されている充電エネルギーに基づく直流電力が
制御部に供給される。このように、この電源装置では、
制御部を起動させるタイミングを自由に設定することが
できる。この場合、所定の電圧値を制御部の作動可能電
圧よりも十分大きく設定してコンデンサの蓄積エネルギ
ーを大きくすることにより、制御部が起動したときであ
っても、コンデンサの充電電圧が制御部の作動停止電圧
よりも低下することがなく、制御部が、作動を継続する
ことが可能になる。
【0010】また、コンデンサに蓄積されるエネルギー
Eは、コンデンサの容量値および充電電圧をそれぞれ値
Cおよび値Vとすると、 E=C・V2 /2 と表される。このため、コンデンサの充電電圧を高く設
定すればするほど、コンデンサに蓄積することができる
エネルギー量が増加する。したがって、エネルギー量を
一定とすれば、充電電圧を上げた分だけコンデンサの容
量を小さくすることができる結果、制御部の起動時間を
長時間化することなく、コンデンサの小型化ひいては装
置の小型化を図ることができる。また、大容量コンデン
サを必要としないため、電解コンデンサのような経年変
化による容量抜けに起因する問題を生じさせることがな
い長寿命の積層セラミックコンデンサなどを用いること
ができるため、装置の信頼性の向上および長寿命化を図
ることが可能となる。
Eは、コンデンサの容量値および充電電圧をそれぞれ値
Cおよび値Vとすると、 E=C・V2 /2 と表される。このため、コンデンサの充電電圧を高く設
定すればするほど、コンデンサに蓄積することができる
エネルギー量が増加する。したがって、エネルギー量を
一定とすれば、充電電圧を上げた分だけコンデンサの容
量を小さくすることができる結果、制御部の起動時間を
長時間化することなく、コンデンサの小型化ひいては装
置の小型化を図ることができる。また、大容量コンデン
サを必要としないため、電解コンデンサのような経年変
化による容量抜けに起因する問題を生じさせることがな
い長寿命の積層セラミックコンデンサなどを用いること
ができるため、装置の信頼性の向上および長寿命化を図
ることが可能となる。
【0011】請求項2記載の電源装置は、請求項1記載
の電源装置において、所定の電圧値を設定するためのヒ
ステリシス設定回路を備えていることを特徴とする。
の電源装置において、所定の電圧値を設定するためのヒ
ステリシス設定回路を備えていることを特徴とする。
【0012】この電源装置では、ヒステリシス設定回路
によって所定の電圧値を設定することで、コンデンサの
充電電圧に対する制御部の作動開始時の電圧を任意に設
定することができる。このため、制御部の消費電流に応
じて所定の電圧値を自由に設定することが可能になる。
これにより、コンデンサの充電電圧が低下して制御部の
作動停止電圧以下になってしまうことを防止すること
で、制御部は、安定して動作を継続することが可能にな
る。
によって所定の電圧値を設定することで、コンデンサの
充電電圧に対する制御部の作動開始時の電圧を任意に設
定することができる。このため、制御部の消費電流に応
じて所定の電圧値を自由に設定することが可能になる。
これにより、コンデンサの充電電圧が低下して制御部の
作動停止電圧以下になってしまうことを防止すること
で、制御部は、安定して動作を継続することが可能にな
る。
【0013】請求項3記載の電源装置は、請求項1また
は2記載の電源装置において、所定の電圧値は、補助電
源部の出力電圧よりも高い電圧値であることを特徴とす
る。
は2記載の電源装置において、所定の電圧値は、補助電
源部の出力電圧よりも高い電圧値であることを特徴とす
る。
【0014】この電源装置では、コンデンサの充電電圧
が、補助電源の出力電圧よりも高い電圧である所定の電
圧値に達したときに、スイッチ回路が作動して制御部が
起動する。この場合、制御部の起動に伴ってコンデンサ
の充電電圧が低下するが、制御部の作動開始電圧と作動
停止電圧との電圧幅がより大きいため、コンデンサの充
電電圧が制御部の作動停止電圧に低下するまでの間に、
補助電源が直流電力をより確実にコンデンサまたは制御
部に供給することができる。この結果、コンデンサの充
電電圧が制御部の作動停止電圧よりも低下することを防
止することができ、制御部は、安定して動作を維持する
ことができる。
が、補助電源の出力電圧よりも高い電圧である所定の電
圧値に達したときに、スイッチ回路が作動して制御部が
起動する。この場合、制御部の起動に伴ってコンデンサ
の充電電圧が低下するが、制御部の作動開始電圧と作動
停止電圧との電圧幅がより大きいため、コンデンサの充
電電圧が制御部の作動停止電圧に低下するまでの間に、
補助電源が直流電力をより確実にコンデンサまたは制御
部に供給することができる。この結果、コンデンサの充
電電圧が制御部の作動停止電圧よりも低下することを防
止することができ、制御部は、安定して動作を維持する
ことができる。
【0015】請求項4記載の電源装置は、請求項1から
3のいずれかに記載の電源装置において、常態におい
て、制御部およびコンデンサの少なくとも一方への起動
抵抗を介しての入力直流の入力を停止させるための第2
のスイッチ回路を備えていることを特徴とする。
3のいずれかに記載の電源装置において、常態におい
て、制御部およびコンデンサの少なくとも一方への起動
抵抗を介しての入力直流の入力を停止させるための第2
のスイッチ回路を備えていることを特徴とする。
【0016】この電源装置では、制御部が補助電源の直
流電力に基づいて安定して作動している状態において
は、第2のスイッチ回路が、制御部またはコンデンサへ
の起動抵抗を介しての入力直流の入力を停止させる。こ
のため、起動抵抗の電圧降下に基づく電力損失がなくな
る結果、電源装置全体としての効率が向上する。
流電力に基づいて安定して作動している状態において
は、第2のスイッチ回路が、制御部またはコンデンサへ
の起動抵抗を介しての入力直流の入力を停止させる。こ
のため、起動抵抗の電圧降下に基づく電力損失がなくな
る結果、電源装置全体としての効率が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る電源装置の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来の電源装置61と同一の構成要素につい
ては、同一の符号を付して詳細説明を省略する。
明に係る電源装置の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来の電源装置61と同一の構成要素につい
ては、同一の符号を付して詳細説明を省略する。
【0018】最初に、電源装置1の構成について説明す
る。
る。
【0019】図1に示すように、電源装置1は、フォワ
ード型のDC/DCコンバータで構成されている。電源
装置1は、スイッチング用のトランス2を備え、トラン
ス2の一次巻線2a側には、直流電源Uからの入力直流
を入り切りするための電源スイッチ11と、入力直流を
平滑するコンデンサ12と、スイッチング素子としての
FET13とを備えている。
ード型のDC/DCコンバータで構成されている。電源
装置1は、スイッチング用のトランス2を備え、トラン
ス2の一次巻線2a側には、直流電源Uからの入力直流
を入り切りするための電源スイッチ11と、入力直流を
平滑するコンデンサ12と、スイッチング素子としての
FET13とを備えている。
【0020】また、電源装置1は、トランス2の補助巻
線2c側に、FET13のスイッチングを制御する制御
部としての制御IC14、起動抵抗15、補助電源部1
6、コンデンサ17、スイッチ回路18および電圧検出
部19を備えている。
線2c側に、FET13のスイッチングを制御する制御
部としての制御IC14、起動抵抗15、補助電源部1
6、コンデンサ17、スイッチ回路18および電圧検出
部19を備えている。
【0021】補助電源部16は、補助巻線2cに誘起さ
れるパルス電圧を整流して制御IC14に供給する直流
を生成するものであって、整流用のダイオード21,2
2と、平滑用のチョークコイル23とを備えている。ま
た、コンデンサ17は、起動抵抗15を介して入力され
る入力直流、および補助電源部16から出力される直流
によって充電される。コンデンサ17は、容量抜けがな
く長寿命の積層セラミックコンデンサで構成されてい
る。スイッチ回路18は、起動抵抗15を介して入力さ
れる入力直流、およびコンデンサ17に蓄積されている
エネルギーに基づく直流電流を制御IC14に供給する
ためののものであって、トランジスタ24および抵抗2
5,26から構成されている。電圧検出部19は、コン
デンサ17の充電電圧を監視し所定の電圧値に達したと
きに、トランジスタ24のベース電流を流し込むことに
より、スイッチ回路18を作動させるものであって、抵
抗27〜29、ツェナーダイオード30およびトランジ
スタ31から構成されている。なお、ツェナーダイオー
ド30、抵抗28,29およびトランジスタ31が本発
明におけるヒステリシス設定回路を構成する。
れるパルス電圧を整流して制御IC14に供給する直流
を生成するものであって、整流用のダイオード21,2
2と、平滑用のチョークコイル23とを備えている。ま
た、コンデンサ17は、起動抵抗15を介して入力され
る入力直流、および補助電源部16から出力される直流
によって充電される。コンデンサ17は、容量抜けがな
く長寿命の積層セラミックコンデンサで構成されてい
る。スイッチ回路18は、起動抵抗15を介して入力さ
れる入力直流、およびコンデンサ17に蓄積されている
エネルギーに基づく直流電流を制御IC14に供給する
ためののものであって、トランジスタ24および抵抗2
5,26から構成されている。電圧検出部19は、コン
デンサ17の充電電圧を監視し所定の電圧値に達したと
きに、トランジスタ24のベース電流を流し込むことに
より、スイッチ回路18を作動させるものであって、抵
抗27〜29、ツェナーダイオード30およびトランジ
スタ31から構成されている。なお、ツェナーダイオー
ド30、抵抗28,29およびトランジスタ31が本発
明におけるヒステリシス設定回路を構成する。
【0022】さらに、電源装置1は、トランス2の二次
巻線2b側に、整流用のダイオード41,42と、平滑
用のチョークコイル43およびコンデンサ44とを備え
ている。
巻線2b側に、整流用のダイオード41,42と、平滑
用のチョークコイル43およびコンデンサ44とを備え
ている。
【0023】次に、電源装置1の全体動作について、図
2を参照して説明する。
2を参照して説明する。
【0024】電源スイッチ11を投入すると、直流電源
Uから入力直流が入力され、入力直流は、コンデンサ1
2を充電すると共に、起動抵抗15を介してコンデンサ
17を充電する。この場合、コンデンサ17は、その容
量値と起動抵抗15の抵抗値との時定数に従って充電さ
れる。コンデンサ17の充電電圧VC が、制御IC14
の作動可能電圧VONよりも十分高く、かつ補助電源部1
6から出力される直流電圧VOUT よりも高い電圧V1 に
なると(時間t1 時)、ツェナーダイオード30のオン
電圧に達し、抵抗27を介してツェナーダイオード30
に電流が流れることによって、トランジスタ31にベー
ス電流を供給する。トランジスタ31が作動すると、ト
ランジスタ24にベース電流が流れることにより、トラ
ンジスタ24が作動する。トランジスタ24が作動する
と、抵抗29,28によって設定されるベースバイアス
電圧がトランジスタ31のベースに印加され、トランジ
スタ31が作動を継続することによって、トランジスタ
24の作動も継続させられる。この結果、起動抵抗15
を介しての入力直流、およびコンデンサ17に蓄積され
ているエネルギーに基づく直流電流が、トランジスタ2
4のエミッタ−コレクタを介して制御IC14に供給さ
れる。なお、ツェナーダイオード30のツェナー電圧値
を変えることによって、コンデンサ17の充電電圧に対
するトランジスタ24の作動開始時の電圧を任意に設定
することができ、これにより、制御IC14の作動可能
電圧と作動停止電圧との電圧幅(ヒステリシス幅)を任
意に設定することができる。
Uから入力直流が入力され、入力直流は、コンデンサ1
2を充電すると共に、起動抵抗15を介してコンデンサ
17を充電する。この場合、コンデンサ17は、その容
量値と起動抵抗15の抵抗値との時定数に従って充電さ
れる。コンデンサ17の充電電圧VC が、制御IC14
の作動可能電圧VONよりも十分高く、かつ補助電源部1
6から出力される直流電圧VOUT よりも高い電圧V1 に
なると(時間t1 時)、ツェナーダイオード30のオン
電圧に達し、抵抗27を介してツェナーダイオード30
に電流が流れることによって、トランジスタ31にベー
ス電流を供給する。トランジスタ31が作動すると、ト
ランジスタ24にベース電流が流れることにより、トラ
ンジスタ24が作動する。トランジスタ24が作動する
と、抵抗29,28によって設定されるベースバイアス
電圧がトランジスタ31のベースに印加され、トランジ
スタ31が作動を継続することによって、トランジスタ
24の作動も継続させられる。この結果、起動抵抗15
を介しての入力直流、およびコンデンサ17に蓄積され
ているエネルギーに基づく直流電流が、トランジスタ2
4のエミッタ−コレクタを介して制御IC14に供給さ
れる。なお、ツェナーダイオード30のツェナー電圧値
を変えることによって、コンデンサ17の充電電圧に対
するトランジスタ24の作動開始時の電圧を任意に設定
することができ、これにより、制御IC14の作動可能
電圧と作動停止電圧との電圧幅(ヒステリシス幅)を任
意に設定することができる。
【0025】トランジスタ24が作動すると、電源が供
給されることによって、制御IC14が起動する。この
場合、コンデンサ17の充電電圧VC は、図2に示すよ
うに、制御IC14が作動したことに起因して電圧V1
よりも低下し始める。一方、抵抗29によってトランジ
スタ31および24が強制的に作動させられているた
め、コンデンサ17の充電電圧VC の低下によって、ツ
ェナーダイオード30が導通していない場合であって
も、制御IC14は、動作を継続することができる。ま
た、ツェナーダイオード30が導通していないため、ツ
ェナーダイオード30の導通による電力損失をなくすこ
とができる。
給されることによって、制御IC14が起動する。この
場合、コンデンサ17の充電電圧VC は、図2に示すよ
うに、制御IC14が作動したことに起因して電圧V1
よりも低下し始める。一方、抵抗29によってトランジ
スタ31および24が強制的に作動させられているた
め、コンデンサ17の充電電圧VC の低下によって、ツ
ェナーダイオード30が導通していない場合であって
も、制御IC14は、動作を継続することができる。ま
た、ツェナーダイオード30が導通していないため、ツ
ェナーダイオード30の導通による電力損失をなくすこ
とができる。
【0026】次いで、制御IC14が、パルス信号をF
ET13に出力することにより、FET13がスイッチ
ングを開始してトランス2の一次巻線2aにパルス電圧
を発生させる。これに伴い、二次巻線2bおよび補助巻
線2cにもパルス電圧が発生する。二次巻線2bに発生
したパルス電圧は、ダイオード41,42によって整流
され、チョークコイル43およびコンデンサ44によっ
て平滑された後、装置外部に出力される。一方、補助巻
線2cに発生したパルス電圧は、ダイオード21,22
によって整流されると共に、チョークコイル23および
コンデンサ17によって平滑され、平滑された直流は、
時間t2 時から、トランジスタ24を介して制御IC1
4に供給されると共にコンデンサ17を充電する。これ
により、コンデンサ17の充電電圧は、補助電源部16
の直流電圧VOUT よりも低下していた場合であっても、
補助電源部16の出力電圧値である直流電圧VOUT まで
充電されて維持される。この結果、制御IC14に供給
される電源電圧は、作動停止電圧VOFF よりも高い電圧
である直流電圧VOUT となるため、制御IC14は、起
動および作動停止を繰り返すことなく、安定して作動を
継続することができる。
ET13に出力することにより、FET13がスイッチ
ングを開始してトランス2の一次巻線2aにパルス電圧
を発生させる。これに伴い、二次巻線2bおよび補助巻
線2cにもパルス電圧が発生する。二次巻線2bに発生
したパルス電圧は、ダイオード41,42によって整流
され、チョークコイル43およびコンデンサ44によっ
て平滑された後、装置外部に出力される。一方、補助巻
線2cに発生したパルス電圧は、ダイオード21,22
によって整流されると共に、チョークコイル23および
コンデンサ17によって平滑され、平滑された直流は、
時間t2 時から、トランジスタ24を介して制御IC1
4に供給されると共にコンデンサ17を充電する。これ
により、コンデンサ17の充電電圧は、補助電源部16
の直流電圧VOUT よりも低下していた場合であっても、
補助電源部16の出力電圧値である直流電圧VOUT まで
充電されて維持される。この結果、制御IC14に供給
される電源電圧は、作動停止電圧VOFF よりも高い電圧
である直流電圧VOUT となるため、制御IC14は、起
動および作動停止を繰り返すことなく、安定して作動を
継続することができる。
【0027】以上のように、この電源装置1によれば、
電源投入初期時において、コンデンサ17が、起動抵抗
15を介して入力した入力直流によって充電され、充電
電圧が電圧V1 を超えたときに、制御IC14が起動す
る。このため、電圧V1 の電圧値を予め設定することに
より、制御IC14を起動させるタイミングを自由に設
定することができる。この場合、補助電源部16から直
流電圧VOUT が出力されるまでの間に制御IC14の起
動に起因して低下するコンデンサ17の充電電圧VC
を、制御IC14の作動停止電圧VOFF よりも高くなる
ように設定しておくことによって、制御IC14は、起
動および作動停止を繰り返すことなく、安定して動作を
継続することができる。
電源投入初期時において、コンデンサ17が、起動抵抗
15を介して入力した入力直流によって充電され、充電
電圧が電圧V1 を超えたときに、制御IC14が起動す
る。このため、電圧V1 の電圧値を予め設定することに
より、制御IC14を起動させるタイミングを自由に設
定することができる。この場合、補助電源部16から直
流電圧VOUT が出力されるまでの間に制御IC14の起
動に起因して低下するコンデンサ17の充電電圧VC
を、制御IC14の作動停止電圧VOFF よりも高くなる
ように設定しておくことによって、制御IC14は、起
動および作動停止を繰り返すことなく、安定して動作を
継続することができる。
【0028】また、コンデンサ17に蓄積されるエネル
ギーEは、コンデンサ17の容量値および充電電圧をそ
れぞれ値Cおよび値VC とすると、 E=C・VC 2 /2 と表される。このため、コンデンサ17の充電電圧VC
を高く設定すればするほど、蓄積できるエネルギー量が
増加する。したがって、エネルギー量を一定とすれば、
充電電圧VC を上げた分だけコンデンサ17の容量を小
さくすることができる。この結果、従来の電源装置61
では、大容量コンデンサである電解コンデンサ62を用
いていたのに対し、電源装置1では、小容量のコンデン
サを使用することができるため、充電の時定数を小さく
することができる結果、制御IC14を迅速に起動させ
ることができる。さらに、小容量の小型コンデンサを用
いることにより、装置の小型化を図ることができる。ま
た、短寿命、容量抜けが起こり易い電解コンデンサと比
較して長寿命で容量抜けのない積層セラミックコンデン
サなどを用いることができる結果、電源装置1の長寿命
化および高信頼性化を図ることができる。
ギーEは、コンデンサ17の容量値および充電電圧をそ
れぞれ値Cおよび値VC とすると、 E=C・VC 2 /2 と表される。このため、コンデンサ17の充電電圧VC
を高く設定すればするほど、蓄積できるエネルギー量が
増加する。したがって、エネルギー量を一定とすれば、
充電電圧VC を上げた分だけコンデンサ17の容量を小
さくすることができる。この結果、従来の電源装置61
では、大容量コンデンサである電解コンデンサ62を用
いていたのに対し、電源装置1では、小容量のコンデン
サを使用することができるため、充電の時定数を小さく
することができる結果、制御IC14を迅速に起動させ
ることができる。さらに、小容量の小型コンデンサを用
いることにより、装置の小型化を図ることができる。ま
た、短寿命、容量抜けが起こり易い電解コンデンサと比
較して長寿命で容量抜けのない積層セラミックコンデン
サなどを用いることができる結果、電源装置1の長寿命
化および高信頼性化を図ることができる。
【0029】次に、他の実施形態について、図3を参照
して説明する。なお、同図に示す電源装置51の構成要
素のうち電源装置1の各構成要素と同一の機能を有する
ものについては、同一の符号を付して、詳細説明を省略
する。また、電源装置1と同一の動作についても重複し
た説明を省略して、異なる点について詳述する。
して説明する。なお、同図に示す電源装置51の構成要
素のうち電源装置1の各構成要素と同一の機能を有する
ものについては、同一の符号を付して、詳細説明を省略
する。また、電源装置1と同一の動作についても重複し
た説明を省略して、異なる点について詳述する。
【0030】電源装置1と電源装置51との主たる相違
点は、電源装置1では、制御IC14の安定動作後にお
いても起動抵抗15を介してコンデンサ17および制御
IC14に入力直流が供給されていたのに対して、電源
装置51では、制御IC14の安定動作後では、起動抵
抗15を介して入力直流が供給されない点である。
点は、電源装置1では、制御IC14の安定動作後にお
いても起動抵抗15を介してコンデンサ17および制御
IC14に入力直流が供給されていたのに対して、電源
装置51では、制御IC14の安定動作後では、起動抵
抗15を介して入力直流が供給されない点である。
【0031】電源装置51は、電源装置1の構成に加え
て、トランジスタ52、抵抗53,54、ダイオード5
5(以上により、本発明における第2のスイッチ回路が
構成される)、およびダイオード56を備えている。
て、トランジスタ52、抵抗53,54、ダイオード5
5(以上により、本発明における第2のスイッチ回路が
構成される)、およびダイオード56を備えている。
【0032】この電源装置51では、電源スイッチ11
が投入されると、トランジスタ52および起動抵抗15
を介して入力される入力直流によってコンデンサ17が
充電される。コンデンサ17の充電電圧VC が電圧V1
に達すると、トランジスタ31が、ダイオード56を介
して、トランジスタ24のベース電流を流し込むと共
に、抵抗53,54およびダイオード55を介して電流
を流し込む。このため、トランジスタ52のベース電圧
が低下することにより、トランジスタ52が作動を停止
する。これにより、入力直流が、起動抵抗15を介して
コンデンサ17および制御IC14に供給されず、制御
IC14は、補助電源部16からの出力電流によって作
動させられる。この結果、起動抵抗15を介しての入力
直流の供給が停止させられるため、起動抵抗15の電圧
降下に基づく電力損失がなくなり、装置全体としての効
率が向上する。この場合、抵抗53,54およびダイオ
ード55,56などによる電力損失は、起動抵抗15に
よる電力損失と比較して極めて小さいため、装置全体と
しての効率が電源装置1と比較して向上する。
が投入されると、トランジスタ52および起動抵抗15
を介して入力される入力直流によってコンデンサ17が
充電される。コンデンサ17の充電電圧VC が電圧V1
に達すると、トランジスタ31が、ダイオード56を介
して、トランジスタ24のベース電流を流し込むと共
に、抵抗53,54およびダイオード55を介して電流
を流し込む。このため、トランジスタ52のベース電圧
が低下することにより、トランジスタ52が作動を停止
する。これにより、入力直流が、起動抵抗15を介して
コンデンサ17および制御IC14に供給されず、制御
IC14は、補助電源部16からの出力電流によって作
動させられる。この結果、起動抵抗15を介しての入力
直流の供給が停止させられるため、起動抵抗15の電圧
降下に基づく電力損失がなくなり、装置全体としての効
率が向上する。この場合、抵抗53,54およびダイオ
ード55,56などによる電力損失は、起動抵抗15に
よる電力損失と比較して極めて小さいため、装置全体と
しての効率が電源装置1と比較して向上する。
【0033】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されず、その構成を適宜変更することができる。例え
ば、電源装置1において、ツェナーダイオード30、抵
抗28,29およびトランジスタ31によりヒステリシ
ス設定回路を構成しているが、本発明は、これに限定さ
れず、例えば、演算増幅回路を用いて、制御IC14の
作動可能電圧V1 と作動停止電圧VOFF との電圧幅であ
るヒステリシス幅を自由に設定する構成にしてもよい。
定されず、その構成を適宜変更することができる。例え
ば、電源装置1において、ツェナーダイオード30、抵
抗28,29およびトランジスタ31によりヒステリシ
ス設定回路を構成しているが、本発明は、これに限定さ
れず、例えば、演算増幅回路を用いて、制御IC14の
作動可能電圧V1 と作動停止電圧VOFF との電圧幅であ
るヒステリシス幅を自由に設定する構成にしてもよい。
【0034】さらに、本実施形態では、正電圧を生成す
る電源装置の例について説明したが、本発明は、これに
限定されず、負電圧を生成するいわゆるマイナス電源に
も適用できるし、フライバック型の電源装置にも適用で
きるのは勿論である。
る電源装置の例について説明したが、本発明は、これに
限定されず、負電圧を生成するいわゆるマイナス電源に
も適用できるし、フライバック型の電源装置にも適用で
きるのは勿論である。
【0035】さらに、本実施形態では、制御IC14の
フィードバック制御について説明を省略したが、本発明
は、制御IC14が、スイッチング信号のデューティー
比や周波数を変化させることによって直流出力の電圧値
を安定化する電源装置のいずれにも適用可能である。
フィードバック制御について説明を省略したが、本発明
は、制御IC14が、スイッチング信号のデューティー
比や周波数を変化させることによって直流出力の電圧値
を安定化する電源装置のいずれにも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の電源装置に
よれば、電源投入初期時において、コンデンサの充電電
圧が制御部の作動可能電圧よりも十分高い任意の電圧に
なったときに制御部を作動させることにより、コンデン
サの充電電圧の低下による制御部の作動停止を防止し、
これにより、制御部の動作を安定して継続させることが
できる。また、コンデンサの充電電圧を高くすることに
より、コンデンサの蓄積エネルギー量を増加させること
ができる結果、コンデンサの容量を小さくすることがで
き、これにより、制御部を迅速に起動することができる
と共に、コンデンサの小型化ひいては装置の小型化を図
ることができる。また、コンデンサの小容量化に伴い、
長寿命かつ容量抜けのない積層セラミックコンデンサな
どを用いることができるため、装置の長寿命化を図るこ
とができると共に信頼性を向上させることができる。
よれば、電源投入初期時において、コンデンサの充電電
圧が制御部の作動可能電圧よりも十分高い任意の電圧に
なったときに制御部を作動させることにより、コンデン
サの充電電圧の低下による制御部の作動停止を防止し、
これにより、制御部の動作を安定して継続させることが
できる。また、コンデンサの充電電圧を高くすることに
より、コンデンサの蓄積エネルギー量を増加させること
ができる結果、コンデンサの容量を小さくすることがで
き、これにより、制御部を迅速に起動することができる
と共に、コンデンサの小型化ひいては装置の小型化を図
ることができる。また、コンデンサの小容量化に伴い、
長寿命かつ容量抜けのない積層セラミックコンデンサな
どを用いることができるため、装置の長寿命化を図るこ
とができると共に信頼性を向上させることができる。
【0037】また、請求項2記載の電源装置によれば、
ヒステリシス設定回路によってコンデンサの充電電圧に
対する制御部の作動開始電圧を任意に設定できるため、
制御部の消費電流に応じて所定の電圧値を自由に設定す
ることが可能になり、これにより、コンデンサの充電電
圧が低下して制御部の作動停止電圧以下になってしまう
ことを防止することで、制御部を安定して動作させるこ
とができる。
ヒステリシス設定回路によってコンデンサの充電電圧に
対する制御部の作動開始電圧を任意に設定できるため、
制御部の消費電流に応じて所定の電圧値を自由に設定す
ることが可能になり、これにより、コンデンサの充電電
圧が低下して制御部の作動停止電圧以下になってしまう
ことを防止することで、制御部を安定して動作させるこ
とができる。
【0038】さらに、請求項3記載の電源装置によれ
ば、所定の電圧値を補助電源の出力電圧よりも高い電圧
としたので、制御部の作動開始電圧と作動停止電圧との
電圧幅がより大きくなる結果、コンデンサの充電電圧が
制御部の作動停止電圧よりも低下することをより有効に
防止することができ、これにより、制御部を安定して作
動させることができる。
ば、所定の電圧値を補助電源の出力電圧よりも高い電圧
としたので、制御部の作動開始電圧と作動停止電圧との
電圧幅がより大きくなる結果、コンデンサの充電電圧が
制御部の作動停止電圧よりも低下することをより有効に
防止することができ、これにより、制御部を安定して作
動させることができる。
【0039】また、請求項4記載の電源装置によれば、
第2のスイッチ回路が、常態において、制御部およびコ
ンデンサの少なくとも一方への起動抵抗を介しての入力
直流の入力を停止させるため、起動抵抗の電圧降下に基
づく電力損失がなくなる結果、装置全体としての効率を
向上させることができる。
第2のスイッチ回路が、常態において、制御部およびコ
ンデンサの少なくとも一方への起動抵抗を介しての入力
直流の入力を停止させるため、起動抵抗の電圧降下に基
づく電力損失がなくなる結果、装置全体としての効率を
向上させることができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る電源装置の回路図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施の形態に係る電源装置におけるコ
ンデンサの充電電圧波形図である。
ンデンサの充電電圧波形図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る電源装置の部分
回路図である。
回路図である。
【図4】従来の電源装置の部分回路図である。
1 電源装置 2 トランス 2c 補助巻線 13 FET 14 制御IC 15 起動抵抗 16 補助電源部 17 コンデンサ 18 スイッチ回路 28 抵抗 29 抵抗 31 トランジスタ 51 電源装置 52 トランジスタ 53 抵抗 54 抵抗 56 ダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】 入力された入力直流をスイッチング用の
トランスを介してスイッチングするためのスイッチング
素子を制御する制御部と、電源投入初期時において起動
抵抗を介して入力した前記入力直流によって充電される
と共に充電エネルギーに基づく直流電力を前記制御部に
供給可能なコンデンサと、前記制御部によって前記スイ
ッチング素子が作動させられている常態時において前記
トランスの補助巻線に発生した交流に基づいて生成した
直流電力を前記制御部および前記コンデンサの少なくと
も一方に供給する補助電源部とを備えている電源装置に
おいて、 前記コンデンサの充電電圧が所定の電圧値を超えたとき
に前記充電エネルギーに基づく直流電力を前記制御部に
供給させるためのスイッチ回路を備えていることを特徴
とする電源装置。 - 【請求項2】 前記所定の電圧値を設定するためのヒス
テリシス設定回路を備えていることを特徴とする請求項
1記載の電源装置。 - 【請求項3】 前記所定の電圧値は、前記補助電源部の
出力電圧よりも高い電圧値であることを特徴とする請求
項1または2記載の電源装置。 - 【請求項4】 前記常態において、前記制御部および前
記コンデンサの少なくとも一方への前記起動抵抗を介し
ての前記入力直流の入力を停止させるための第2のスイ
ッチ回路を備えていることを特徴とする請求項1から3
のいずれかに記載の電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19551096A JPH1028374A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19551096A JPH1028374A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1028374A true JPH1028374A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=16342288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19551096A Pending JPH1028374A (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1028374A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010003072A (ko) * | 1999-06-21 | 2001-01-15 | 이형도 | 기동효율을 높인 전원공급장치 |
| JP2003102170A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Micron Corp | スイッチング電源 |
| US7723971B2 (en) * | 2004-08-11 | 2010-05-25 | Rohm Co., Ltd. | Power supply |
| CN101471605B (zh) | 2007-12-29 | 2011-12-07 | 群康科技(深圳)有限公司 | 电源电路 |
| CN102355134A (zh) * | 2011-09-23 | 2012-02-15 | 成都芯源系统有限公司 | 开关变换电路及变换方法 |
| JP2012120315A (ja) * | 2010-11-30 | 2012-06-21 | Canon Inc | スイッチング電源装置、及び、スイッチング電源装置を備えた画像形成装置 |
| CN104184331A (zh) * | 2014-08-11 | 2014-12-03 | 苏州汇川技术有限公司 | 一种反激式开关电源 |
| CN112152468A (zh) * | 2020-10-15 | 2020-12-29 | 西华大学 | 一种支持直流电流源输入的单级隔离式变换器 |
| CN112782448A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-11 | 西华大学 | 一种电流源输入的变换装置 |
-
1996
- 1996-07-05 JP JP19551096A patent/JPH1028374A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8213196B2 (en) | 2007-12-29 | 2012-07-03 | Innocom Technology (Shenzhen) Co., Ltd. | Power supply circuit with protecting circuit having switch element for protecting pulse width modulation circuit |
| CN101471605B (zh) | 2007-12-29 | 2011-12-07 | 群康科技(深圳)有限公司 | 电源电路 |
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| CN102355134A (zh) * | 2011-09-23 | 2012-02-15 | 成都芯源系统有限公司 | 开关变换电路及变换方法 |
| TWI470911B (zh) * | 2011-09-23 | 2015-01-21 | Monolithic Power Systems Inc | 開關變換電路及變換方法 |
| CN104184331A (zh) * | 2014-08-11 | 2014-12-03 | 苏州汇川技术有限公司 | 一种反激式开关电源 |
| CN104184331B (zh) * | 2014-08-11 | 2017-08-08 | 苏州汇川技术有限公司 | 一种反激式开关电源 |
| CN112152468A (zh) * | 2020-10-15 | 2020-12-29 | 西华大学 | 一种支持直流电流源输入的单级隔离式变换器 |
| CN112152468B (zh) * | 2020-10-15 | 2022-03-22 | 西华大学 | 一种支持直流电流源输入的单级隔离式变换器 |
| CN112782448A (zh) * | 2020-12-30 | 2021-05-11 | 西华大学 | 一种电流源输入的变换装置 |
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