JPH10284995A - シンセサイザ受信機 - Google Patents

シンセサイザ受信機

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Publication number
JPH10284995A
JPH10284995A JP8816897A JP8816897A JPH10284995A JP H10284995 A JPH10284995 A JP H10284995A JP 8816897 A JP8816897 A JP 8816897A JP 8816897 A JP8816897 A JP 8816897A JP H10284995 A JPH10284995 A JP H10284995A
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JP
Japan
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data
frequency
station
area
key
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JP8816897A
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English (en)
Inventor
Naoki Iwashita
直喜 岩下
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サテライト局のプリセットを実現する。 【解決手段】 プリセットのキー操作をしたとき、エリ
アコールにより放送局の周波数のデータがメモリ34の
データエリアに書き込まれる。メモリ34のデータエリ
アの1つを指定してデータの変更のキー操作をしたと
き、対応する放送局のサテライト局の所在地などのデー
タがデータテーブルから読み出され、その所在地などが
表示素子50に表示される。この表示が行われていると
きに、所定のキー操作をしたとき、その表示に使用され
ている所在地などのデータに対応する周波数のデータ
が、メモリ34の指定されたデータエリアに書き込まれ
る。選局キーP1 〜P7 の1つを操作したとき、メモリ
34のデータエリアのうち、操作した選局キーに対応す
るデータエリアから周波数のデータが読み出され、可変
分周回路22の分周比が変更されて選局が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリセット機能
を有するシンセサイザ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、PLLを使用したシンセサイザ
方式の受信機は、放送局を選局キーにプリセットしてお
くことができ、選局キーを押すと、その押されたキーに
プリセットされている放送局を選局できるようにされて
いる。
【0003】この場合、そのプリセットは、受信周波数
のデータ、例えばPLLの可変分周回路の分周比を、選
局キーに対応したメモリのアドレスに書き込んでおくも
のである。また、選局は、押された選局キーに対応した
アドレスから分周比を読み出し、これを可変分周回路に
セットすることにより、実現している。なお、選局キー
の数は、一般に5〜9個程度である。
【0004】そして、分周比をプリセット用のメモリに
書き込む方法として、「エリアコール」と呼ばれる方法
がある。これは、例えば日本全国をいくつかのエリア
(地域)に分割し、そのエリアを選択すると、そのエリ
アで受信できる周波数のデータをROMのデータベース
から読み出してプリセット用のメモリに書き込むもので
ある。
【0005】したがって、このエリアコールによれば、
誰でも簡単にプリセットを行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、いくつかの
放送局は、山岳地帯などのように受信条件の悪い地域
に、サテライト局と呼ばれる中継局を用意し、このサテ
ライト局を通じて自局(親となる放送局)と同一の内容
を異なる周波数で放送し、受信状態の改善を図ってい
る。例えば、北海道では、NHKや地元の民間放送局
が、それぞれ複数のサテライト局を用意している。
【0007】このため、サテライト局も選局キーにプリ
セットできるようにすると、選局キーの数が多くなって
しまう。しかも、そのうちのいくつかには、放送を受信
できない放送局がプリセットされることになる。しか
し、そうかと言って、サテライト局を選局キーにプリセ
ットしないと、当然のことながら、サテライト局をマニ
ュアルで選局することになってしまう。
【0008】この発明は、このような問題点を解決する
とともに、特にそのサテライト局のプリセットを容易に
行うことができるようにするものである。なお、この明
細書においては、サテライト局には、親となる放送局の
放送内容をそのまま送信する中継局以外にも、天気予報
などの一部の番組を、放送するエリアにしたがって変更
して放送する放送局も含むものとする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、PLLにおいて形成された信号を使用して受信
信号の周波数変換を行うとともに、上記PLLの可変分
周回路の分周比を変更することにより、上記信号の周波
数を変更して受信周波数を変更するようにしたシンセサ
イザ方式の受信機において、複数の選局キーと、データ
テーブルと、上記複数の選局キーのそれぞれにデータエ
リアが対応したメモリと、表示素子とを有し、上記デー
タテーブルは、受信機の使用されるエリアが複数のエリ
アに分割されたときの、その分割エリアごとに、その分
割エリアで受信することのできる放送局の周波数のデー
タと、その放送局のサテライト局の周波数のデータと、
その放送局およびそのサテライト局の所在地などのデー
タとを有し、上記分割エリアの1つを指定してプリセッ
トのキー操作をしたとき、その指定された分割エリアに
用意されている上記放送局の周波数のデータが、その放
送局ごとに、上記メモリのデータエリアにそれぞれ書き
込まれ、上記メモリのデータエリアの1つを指定してデ
ータの変更のキー操作をしたとき、そのキー操作ごと
に、上記指定されたデータエリアに周波数のデータの書
き込まれた放送局のサテライト局の所在地などのデータ
が、上記データテーブルから読み出されるとともに、こ
の読み出された所在地などのデータにしたがって、その
所在地などが上記表示素子に表示され、この表示が行わ
れているときに、所定のキー操作をしたとき、その表示
に使用されている所在地などのデータに対応する上記周
波数のデータが、上記指定されたデータエリアに書き込
まれ、上記複数の選局キーの1つを操作したとき、上記
メモリの上記データエリアのうち、上記操作した選局キ
ーに対応するデータエリアから、そのデータエリアに書
き込まれている周波数のデータが読み出され、この読み
出された周波数のデータにしたがって上記可変分周回路
の分周比が変更されて選局が行われるようにしたシンセ
サイザ受信機とするものである。したがって、所在地名
などを選択することにより、選局キーにプリセットされ
た放送局が、親局から適切なサテライト局に変更され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明を、DARC方
式と呼ばれるFM文字多重放送の受信機に適用した場合
の一例を示す。なお、DARC方式のFM文字多重放送
においては、文字情報などのデジタルデータが、LMS
K信号(副搬送周波数は76kHz)に変換され、このLM
SK信号が、本来の音声放送の番組のオーディオ信号
(モノラル信号あるいはステレオコンポジット信号)に
周波数多重化され、その周波数多重化信号が送信され
る。
【0011】図1において、符号10はシンセサイザ方
式に構成されたFM受信回路であり、アンテナ11から
の受信信号が、電子同調方式のアンテナ同調回路12に
供給されて目的とする周波数fRXの放送波信号SRXが取
り出され、この信号SRXが、高周波アンプ13を通じて
ミキサ回路14に供給されるとともに、VCO21から
周波数fLOが、例えば、 fLO=fRX−fIF〔kHz〕 ・・・ (1) fIFは中間周波数で、例えば、fIF=10.7MHz の発振信号SLOが取り出され、この信号SLOがミキサ
回路14に局部発振信号として供給され、信号SRXは中
間周波信号SIF(中間周波数fIF)に周波数変換され
る。
【0012】さらに、この中間周波信号SIFが、中間周
波フィルタおよびアンプを有する中間周波回路15を通
じてFM復調回路16に供給され、復調回路16から
は、オーディオ信号(モノラル信号あるいはステレオコ
ンポジット信号)と、上述したFM文字多重放送におけ
るLMSK信号との周波数多重化信号が復調されて取り
出される。
【0013】そして、この復調信号のうち、オーディオ
信号がアンプ17を通じてスピーカ18に供給される。
また、復調回路16の復調信号のうち、LMSK信号が
デコーダ回路19に供給されてLMSK信号から文字番
組のデータがデコードおよびエラー訂正されて取り出さ
れる。
【0014】そして、このとき、VCO21は、回路2
2〜25とともに、PLL20を構成している。すなわ
ち、VCO21からの信号SLOが、可変分周回路22に
供給されて1/Nの周波数に分周され、この分周信号が
位相比較回路23に供給されるとともに、発振回路24
から基準周波数、例えば周波数100 kHzの発振信号が取
り出され、この発振信号が比較回路23に供給され、そ
の比較出力がローパスフィルタ25を通じてVCO21
にその制御電圧として供給される。また、フィルタ25
の出力電圧が、同調回路12に選局電圧として供給され
る。
【0015】したがって、定常状態においては、分周回
路22からの分周信号と、発振回路24の発振信号とは
周波数が等しいので、このときの発振信号SLOの周波数
fLOは、 fLO=N×0.1 〔MHz〕 ・・・ (2) となり、(1) 、(2) 式から fRX=fLO+fIF =N×0.1 +10.7〔MHz〕 ・・・
(3) となる。
【0016】したがって、分周比Nを、653 〜793 の間
において1ずつ変化させれば、局部発振周波数fLOが、
65.3MHz〜79.3MHzの間を100 kHzの間隔で変化するの
で、受信周波数fRXは、76.0MHz〜90.0MHzの周波数帯
を100 kHzの周波数ステップで、かつ、分周比Nに対応
して変化することになる。
【0017】さらに、このFM受信機には、システム制
御用として、マイクロコンピュータ30が設けられてい
る。このマイクロコンピュータ30は、CPU31と、
プログラム用のROM32と、ワークエリア用のRAM
33と、データ保持用のメモリ34と、文字番組の受信
バッファ用のRAM35とを有する。そして、メモリ3
2〜35はシステムバス39を通じてCPU31に接続
されている。
【0018】この場合、ROM32は、例えば図2およ
び図3に示すメインルーチン100を有する。このメイ
ンルーチン100の詳細については後述するが、図2お
よび図3においては、簡単のため、この発明に関係する
部分だけを抜粋して示している。
【0019】さらに、ROM32は、エリアコール用の
周波数データのデータベースとして、例えば図4に示す
ようなデータテーブルDTBLを有する。すなわち、図4の
データテーブルDTBLの場合には、日本全国が、「北海
道」、「東北1」、・・・、「九州2」の14エリアに分
割されている。そして、このデータテーブルDTBLは、そ
の分割されたエリアごとに、そのエリア名を示すデータ
ERIAと、放送局名のデータKYOKU と、周波数のデータFR
EQと、所在地名のデータSHOZAIとを有する。
【0020】この場合、放送局名のデータKYOKU は、該
当するエリアのどこかで実用的に放送を受信できる放送
局(サテライト局を含む)の局名を示す文字データであ
る。また、周波数のデータFREQは、データKYOKU の示す
放送局うち、親局が放送に使用している周波数のデータ
と、サテライト局が放送に使用している周波数のデータ
とであり、親局およびサテライト局の順に用意されてい
る。さらに、所在地名のデータSHOZAIは、データFREQに
対応する親局あるいはサテライト局の放送を実用的に受
信できる地域の地名、あるいはその放送局の所在地の地
名などの文字データである。
【0021】なお、サテライト局のない放送局について
は、その周波数のデータFREQおよび所在地のデータSHOZ
AIは用意されない。また、実際には、例えば「関東1」
には、NHKのFM放送局として、「東京」、「横
浜」、「浦和」などが含まれ、これら放送局のうち、ど
の放送局が親局であって、どの放送局がサテライト局で
あると区別できないこともあるが、この明細書では、1
つのエリア内では、その代表的な放送局を親局とし、残
りの局をサテライト局としている。また、ROM32
は、このほかにも、各種の表示に必要な文字データを有
する。
【0022】さらに、メモリ34は、データの消去およ
び書き込みを電気的に行うことのできるROMとされ、
あるいは、図示はしないが、電池によりバックアップさ
れたRAMとされ、すなわち、メモリ34は不揮発性メ
モリとされ、電源をオフにしたときでも、書き込まれた
データを保持できるようにされている。
【0023】そして、このメモリ34には、例えば図5
に示すように、後述する選局キーに対応して、例えば7
局分のデータエリアA1 〜A7 が用意される。そして、
データエリアA1 〜A7 のそれぞれに、その選局キーに
プリセットされる放送局の周波数のデータFREQと、その
放送局の局名のデータKYOKU と、その放送局の所在地名
のデータSHOZAIとを記憶できるようにされている。ま
た、後述するように、メモリ34には、受信機の電源を
オフにした場合でも保持しておく必要のある各種のデー
タがアクセスされる。
【0024】さらに、バス39には、ポート36、37
およびインターフェイス回路38が接続されている。そ
して、CPU31からポート36を通じて可変分周回路
22に分周比Nがセットされ、受信回路10の選局およ
び受信が実行される。また、復調回路14からの復調信
号が、デコーダ回路19に供給されてLMSK信号から
文字番組のデータがデコードおよびエラー訂正されて取
り出され、このデータがポート37を通じて受信バッフ
ァ用のRAM35に蓄積される。
【0025】また、インターフェイス回路38には、操
作キーとして、カーソルキー(ダウンキーおよびアップ
キー)KD およびKU 、決定キーKE 、メニューキーK
M 、設定キーKS と、例えば7個の選局キーP1 〜P7
とが接続される。なお、キーKD 〜KS 、P1 〜P7
は、ノンロックタイプのプッシュスイッチにより構成さ
れている。
【0026】さらに、バス39には、FM文字多重放送
により送られてきた文字データを表示データに変換する
ためのフォントデータを有するフォントROM(キャラ
クタジェネレータ)41が接続されるとともに、ディス
プレイコントローラ42が接続されている。そして、コ
ントローラ42には、表示用のメモリ43が接続される
とともに、表示素子として、例えばLCD50が接続さ
れている。
【0027】この場合、LCD50は、ドットの組み合
わせにより文字などを表示するもので、例えば図6に示
すように、15.5文字×4.5 行(横248 ドット×縦72ドッ
ト)の大きさとされている。そして、最上部の0.5 行
(縦8ドット)の領域がヘッダ領域とされ、残る4行
(縦64ドット)の領域が本文の表示する主領域とされて
いる。
【0028】さらに、メモリ43は、LCD50のドッ
ト表示方式に対応してビットマップ方式とされ、LCD
50の1画面分の容量を有する。そして、受信バッファ
用のRAM35に保持されているデータ、あるいはRO
M32にあらかじめが用意されているデータが、CPU
31により読み出され、この読み出されたデータが、R
OM41のフォントデータを使用して表示データに変換
され、この表示データがコントローラ42を通じてメモ
リ43に書き込まれる。
【0029】また、このとき、コントローラ42によ
り、メモリ43の表示データが繰り返し読み出されると
ともに、表示信号に変換されてLCD50に供給され
る。したがって、LCD50には、CPU31がRAM
35から読み出した文字データによる文字、あるいはR
OM32に用意されている文字データによる文字が表示
される。
【0030】このような構成において、プリセットなど
の各種の処理がCPU31により以下のように実行され
る。
【0031】〔キー入力待ちになるまで〕ここでは、受
信機の電源を入れてから受信機が定常時のキー入力待ち
になるまでについて説明する。すなわち、受信機の電源
をオンにすると、CPU31の処理がルーチン100の
ステップ101からスタートし、次にステップ102に
おいて、各部の初期設定が実行される。例えば、メモリ
34からラストチャンネル(前回、電源をオフにしたと
きに受信していた受信周波数)の分周比Nが読み出さ
れ、この分周比Nがポート36を通じて可変分周回路2
2に供給され、セットされる。また、メモリ34に保存
しておいたデータを使用して、そのラストチャンネルの
局名や周波数がLCD50に表示される。したがって、
この時点から、ラストチャンネルが受信され、その音声
がスピーカ18から出力される。
【0032】続いて、処理はステップ103に進み、こ
のステップ103において、サテライトフラグSFLGが
“0”とされる。このサテライトフラグSFLGは、選局キ
ーに親局をプリセットするときには“0”であり、サテ
ライト局をプリセットするときには“1”となるもので
ある。そして、その後、処理はステップ104に進み、
このステップ104において、キー入力待ちとなる。
【0033】なお、このとき、そのラストチャンネル
で、文字多重放送が行われていれば、デコーダ回路19
から文字番組のデータがデコードおよびエラー訂正され
て取り出され、このデータが受信バッファ用のRAM3
5に蓄積されていく。
【0034】そして、このキー入力待ちの状態では、ユ
ーザがキー入力を行うと、そのキー入力にしたがって、
それぞれの処理が以下のように実行される。
【0035】〔文字番組の選択〕これは、LCD50に
表示されたメインメニュー(総目次)から任意の文字番
組を選択して表示する場合である。そして、この場合に
は、まず、メニューキーKM を押す。
【0036】すると、CPU31の処理は、ステップ1
04からステップ111に進み、このステップ111に
おいて、サテライトフラグSFLGが“0”であるかどうか
がチェックされる。そして、今の場合、ステップ103
によりSFLG=“0”なので、処理はステップ111から
ステップ112に進み、このステップ112において、
ステップ104で入力されたキーが選局キーP1 〜P7
であるかどうかがチェックされる。
【0037】そして、今の場合、メニューキーKM なの
で、処理はステップ112からステップ120に進み、
このステップ120において、RAM35の文字データ
にしたがってLCD50に文字番組のメインメニューが
表示される。そして、ダウンキーKD あるいはアップキ
ーKU を押すと、カーソルが、LCD50に表示された
メインメニューの項目の間を、キーKD 、KU にしたが
って移動する。
【0038】そこで、メインメニューの項目のうち、目
的とする項目にカーソルを移動させ、決定キーKE を押
すと、その項目が選択され、その項目における下位のメ
ニューがLCD50に表示される。そして、以後、同様
のキー操作を行うことにより、LCD50に目的とする
文字番組を表示することができる。また、その後、処理
はステップ104において、キー入力待ちとなる。
【0039】〔放送局のプリセット〕これは、選局キー
P1 〜P7 に放送局(親局)をそれぞれプリセットする
場合であるが、このプリセットはエリアコールにより実
行される。このため、この〔放送局のプリセット〕を行
う場合には、ステップ104においてキー入力待ちとな
っているときに、設定キーKS を押す。
【0040】すると、CPU31の処理は、ステップ1
04からステップ111を通じ、さらに、ステップ11
2を通じてステップ120に進む。そして、このステッ
プ120において、ステップ104のキー入力にしたが
って、LCD50に、この受信機の動作モードなどを設
定するためのメニューが表示される。そこで、ダウンキ
ーKD およびアップキーKU を押すと、LCD50に表
示されたメニューの項目の間を、カーソルが移動するの
で、そのメニューのうちの「エリアの設定」にカーソル
を位置させ、次に決定キーKE を押すと、〔エリアの設
定モード〕になる。
【0041】この〔エリアの設定モード〕では、データ
テーブルDTBLに用意されているエリア名のデータERIAに
より、LCD50にそのエリア名「北海道」、「東北
1」、…、「関東1」、…、「九州2」が表示される。
そこで、ダウンキーKD およびアップキーKU を押す
と、表示されたエリア名の間をカーソルが移動するの
で、そのエリア名のうちのユーザの受信地を含むエリア
名にカーソルを位置させ、次に決定キーKE を押す。
【0042】例えば、受信地が“東京”ならば、「関東
1」にカーソルが位置させて決定キーKE を押す。する
と、データテーブルDTBLから、「関東1」に含まれる放
送局名のデータ「放送大学」、「NHK−FM」、「F
Mサウンド千葉」、…、「FM横浜」と、放送局ごとの
周波数のデータFREQのうちの先頭の周波数のデータ「7
8.8」、「82.5」、「78.0」、…、「84.7」と、これら
周波数に対応する所在地名のデータ「東京」、「東
京」、「千葉」、…、「横浜」とが読み出され、これら
読み出されたデータが、図5に示すように、メモリ34
のエリアA1 〜A7 にそれぞれ書き込まれる。
【0043】すなわち、目的とするエリア名にカーソル
が位置しているとき、決定キーKEを押すと、データテ
ーブルDTBLのデータのうち、該当するエリアの放送局名
のデータKYOKU と、周波数のデータFREQと、その周波数
に対応する所在地名のデータSHOZAIとが読み出されてメ
モリ34のエリアA1 〜A7 にそれぞれ書き込まれる。
ただし、この場合、周波数のデータFREQとして、親局お
よびサテライト局のデータのある放送局については、親
局の周波数のデータFREQが書き込まれる。また、データ
テーブルDTBLに、該当する局名のデータKYOKU 、周波数
のデータFREQおよび所在地名のデータSHOZAIが7局分な
いときには、一部の放送局のデータが重複して使用され
る。さらに、このときのエリア名のデータERIAが、メモ
リ34に保持される。
【0044】そして、以上の処理が終了すると、処理は
ステップ120からステップ104に戻り、再びキー入
力待ちとなる。
【0045】したがって、選局キーP1 〜P7 に、エリ
アコールにより放送局がプリセットされたことになる。
また、このときにプリセットされた放送局はすべて親局
である。
【0046】〔プリセットされた放送局の選局〕これ
は、〔放送局のプリセット〕により選局キーP1 〜P7
にプリセットされている放送局を選局する場合である。
そして、この場合には、ステップ104においてキー入
力待ちとなっている場合に、選局キーP1 〜P7 のう
ち、目的とする放送局のプリセットされている選局キー
Pm (m=1〜7のどれか。以下同様)を、短く押す。
【0047】すると、CPU31の処理は、上記のよう
に、ステップ104からステップ111を通じてステッ
プ112に進むが、今の場合は、選局キーPm が押され
たので、処理はステップ112からステップ131に進
み、このステップ131において、ステップ104にお
いて押された選局キーPm が、その後も例えば2秒以上
押されているかどうかがチェックされる。
【0048】そして、この〔プリセットされた放送局の
選局〕の場合には、選局キーKm は上記のように短くし
か押されていないので、処理はステップ131からステ
ップ132に進み、このステップ132において、メモ
リ34のデータエリアA1 〜A7 のうち、選局キーPm
に対応したエリアAm から、ここに書き込まれている周
波数のデータFREQが読み出され、この読み出されたデー
タFREQが(3) 式にしたがって分周比Nに変換されるとと
もに、この分周比Nが可変分周回路22にセットされ
る。
【0049】したがって、その読み出したデータFREQの
示す周波数が、受信回路10の受信周波数fRXとなり、
すなわち、選局キーPm にプリセットされている放送局
が選局されたことになる。
【0050】続いて、処理はステップ133に進み、こ
のステップ133において、メモリ34のデータエリア
A1 〜A7 のうち、選局キーPm に対応したエリアAm
から、ここに書き込まれている放送局名のデータKYOKU
および所在地名のデータSHOZAIが読み出され、この読み
出されたデータKYOKU 、SHOZAIが、ROM41のデータ
により表示データに変換されてからコントローラ42に
供給され、例えば図7Aに示すように、このときの放送
局名および所在地名がLCD50に表示される。
【0051】また、このとき、ステップ132で読み出
した周波数のデータFREQが、同様に表示データに変換さ
れてからコントローラ42に供給され、例えば図7Aに
示すように、このときの受信周波数fRXが、LCD50
にデジタル表示される。
【0052】続いて、処理はステップ134に進み、こ
のステップ134において、例えば、図7Aの表示に使
用された周波数のデータFREQおよび局名のデータKYOKU
を使用してデータテーブルDTBLを参照することにより、
現在、受信中の放送局にサテライト局(あるいは親局)
が用意されているかどうかがチェックされ、サテライト
局が用意されているときには、例えば図7Aに示すよう
に、周波数を示す数字の後ろに、サテライト局のあるこ
とを示すマーク「*」が表示される。そして、その後、
処理はステップ104に戻り、再びキー入力待ちとな
る。
【0053】したがって、選局キーPm を押すと、その
選局キーPm にプリセットされている放送局を選局する
ことができる。また、LCD50には、その選局された
放送局の局名、所在地名および周波数も表示される。さ
らに、受信中の放送局にサテライト局(あるいは親局)
が用意されていれば、これがマーク「*」により表示さ
れる。
【0054】〔サテライト局のプリセット〕上記の〔放
送局のプリセット〕において説明したように、〔放送局
のプリセット〕では、メモリ34のエリアA1 〜A7 に
は、親局がプリセットされ、たとえサテライト局があっ
ても、サテライト局はプリセットされない。そして、上
述のように受信地によっては、親局では受信状態が悪い
場合がある。そこで、そのような場合に、親局に代えて
サテライト局をプリセットする処理が、この〔サテライ
ト局のプリセット〕である。
【0055】そして、この処理を実行する場合には、
〔プリセットされた放送局の選局〕により、まず、親局
を選局する。なお、このとき、その親局にサテライト局
が用意されていれば、上記のように(図7Aに示すよう
に)、周波数を示す数字の後ろに、サテライト局のある
ことを示すマーク「*」が表示される。
【0056】そして、その後、ステップ104によりキ
ー入力待ちとなったとき、その親局を選局したときの選
局キーPm を、例えば2秒以上にわたって押し続ける。
すると、CPU31の処理は、ステップ104からステ
ップ111およびステップ112を通じてステップ13
1に進むが、今の場合、選局キーPm が2秒以上にわた
って押されているので、処理はステップ131からステ
ップ141に進む。
【0057】すると、ステップ141において、サテラ
イトフラグSFLGが“1”にセットされ、次にステップ1
42において、例えば図7Bに示すように、LCD50
には、現在選局されている放送局の所在地の所在地名の
一覧表が表示される。この一覧表は、データテーブルDT
BLのうち、現在受信している放送局(親局)の欄の所在
地名のデータSHOZAIを使用して表示される。
【0058】例えば、現在受信中の放送局(親局)が、
データテーブルDTBLのエリア「関東1」の「NHK−F
M」であるとすれば、この「NHK−FM」に対してデ
ータテーブルDTBLに用意されている所在地名のデータSH
OZAIは、「東京」、「千葉」、…、「浦和」であるか
ら、これらの所在地名が図7Bに示すように表示され
る。
【0059】また、このとき、その第1番目の所在地名
を示す文字「東京」がカーソルを意味する反転表示とさ
れる(図7においては、作図の都合で、反転表示は斜線
により示す。以下同様)。
【0060】そして、処理はステップ142からステッ
プ104に戻り、キー入力待ちとなる。そこで、次に、
ダウンキーKD あるいはアップキーKU を押すと、処理
はステップ104からステップ111に進むが、今の場
合、ステップ141によりSFLG=“1”とされているの
で、処理はステップ111からステップ151に進む。
このステップ151においては、ステップ104で押さ
れたキーがアップキーKU あるいはダウンキーKD であ
るかどうかが判別され、今の場合、キーKD あるいはK
U なので、処理はステップ151からステップ152に
進む。
【0061】そして、このステップ152において、ス
テップ104で押されたキーがダウンキーKD のときに
は、例えば図7Cに示すように、LCD50に表示され
ているカーソル(反転表示)が、それまでの所在地名を
示す文字の位置から次の所在地名を示す文字の位置へと
移動し、ステップ104で押されたキーがダウンキーK
D のときには、カーソルが、それまでの所在地名を示す
文字の位置から前の所在地名を示す文字の位置へと移動
するように、表示が制御される。
【0062】そして、ステップ152においてカーソル
の表示位置が1つの所在地名分だけ移動させられると、
処理はステップ152からステップ104に戻り、キー
入力待ちとなる。したがって、ダウンキーKD あるいは
アップキーKU を押すことにより、カーソルを、LCD
50に表示された放送局の所在地名のうちの任意の所在
地名に位置させることができる。
【0063】そこで、任意のサテライト局(あるいは親
局)の所在地名の文字、例えば図7Cに示すように、
「千葉」にカーソルが位置しているとき、決定キーKE
を押すと、処理はステップ104からステップ111を
通じ、さらに、ステップ151を通じてステップ161
に進み、このステップ161において、ステップ104
で押されたキーが決定キーKE であるかどうかが判別さ
れ、今の場合、決定キーKE なので、処理はステップ1
61からステップ162に進む。
【0064】そして、このステップ162において、サ
テライトフラグSFLGが“0”とされ、次にステップ16
3において、LCD50に表示された放送局の所在地名
のうち、カーソルが表示されている位置の所在地名に対
応する周波数のデータFREQが、データテーブルDTBLから
取り出される。例えば、図7Cのように、「千葉」にカ
ーソルが表示されているときには、この「千葉」のデー
タには、周波数のデータ「81.9」が対応しているので、
このデータ「81.9」が取り出される。
【0065】そして、この取り出された周波数のデータ
FREQが、メモリ34のデータエリアA1 〜A7 のうち、
2秒以上にわたって押し続けたキーPm (ステップ13
1以降の実行のきっかけとなった選局キーKm )に対応
するデータエリアAm に書き込まれる。
【0066】次にステップ164において、ステップ1
63でメモリ34のデータエリアAm に書き込まれた周
波数のデータFREQが分周比Nに変換され、この分周比N
が可変分周回路22にセットされる。したがって、この
時点から受信回路10の受信周波数fRXは、決定キーK
E を押したときにカーソルの位置していた所在地名に対
応した周波数となる。例えば図7Cの状態から決定キー
KE を押したときには、カーソルが「千葉」に位置して
いるので、受信周波数fRXは、「千葉」に対応した周波
数81.9MHzとされる。
【0067】続いて、処理はステップ165に進み、例
えば図7Dに示すように、LCD50における受信周波
数の表示がステップ164において選局した周波数の表
示に変更される。また、LCD50の所在地名の表示
も、その周波数が対応する所在地名、すなわち、決定キ
ーKE を押したときに、カーソルが表示されている位置
の所在地名に変更される。
【0068】そして、その後、処理はステップ104に
戻り、再びキー入力待ちとなる。なお、このキー入力待
ちのとき、ステップ162によりSFLG=“0”とされて
いるので、キーKD 、KU あるいはKE を押しても、処
理はステップ151に進むことはなく、ステップ112
以降のステップにより、〔プリセットされた放送局の選
局〕などの処理が実行される。
【0069】したがって、〔プリセットされた放送局の
選局〕により放送局(親局)を選局し、次に目的とする
サテライト局の所在地名を選択すると、そのサテライト
局を親局に代わってプリセットすることができる。そし
て、このようにしてプリセットされたサテライト局は、
〔プリセットされた放送局の選局〕において、選局キー
Pm により親局と変わりなく選局することができる。
【0070】〔まとめ〕以上のように、上述の受信機に
よれば、エリアコールにより放送局を選局キーP1 〜P
7 にプリセットできるとともに、プリセットされた親局
の受信状態が悪い場合には、そのプリセットされた親局
をサテライト局と入れ換えることができる。したがっ
て、どの放送についても最良の状態で受信ができる。
【0071】しかも、親局をサテライト局に入れ換える
場合、例えば図7B、Cに示すように、サテライト局の
所在地名の一覧表が表示され、その一覧表の中からサテ
ライト局を選択するようにしているので、最適なサテラ
イト局の選択が容易であり、サテライト局の周波数を知
らなくても、容易に選択することができる。
【0072】また、受信状態が悪い親局をサテライト局
と入れ換えるようにしているので、選局キーP1 〜P7
の数の増えることがないとともに、選局キーP1 〜P7
には良好に受信できる放送局だけをプリセットすること
ができる。
【0073】さらに、サテライト局の選択および決定に
使用するキーKD 、KU 、KE およびLCD50は、F
M文字多重放送を受信するために設けられているキーと
兼用することができるので、サテライト局の選択および
決定のために新たなキーを必要としない。
【0074】〔その他〕なお、上述において、ラストチ
ャンネルのデータは、例えばステップ132、164で
メモリ34に保存すればよい。また、ステップ120に
おけるエリアの選択や、ステップ132における選局な
どを、ロータリーエンコーダにより行うこともできる。
【0075】さらに、データテーブルDTBLおよびメモリ
34における周波数のデータFREQは、可変分周回路22
の分周比Nとすることもできる。また、上述において
は、受信回路10がFM放送を受信する場合であるが、
AM放送あるいはテレビ放送を受信する場合も、同様に
構成することができる。
【0076】
【発明の効果】この発明によれば、選局キーにプリセッ
トされた親局をサテライト局と入れ換えることができる
ので、どの放送局についても最良の状態で受信ができ
る。
【0077】さらに、入れ換えに使用するサテライト局
は、その所在地などを示す一覧表の中から選択すること
ができるので、入れ換えが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態の一部を示すフローチャート
である。
【図3】図2の続きの一形態を示すフローチャートであ
る。
【図4】データテーブルの一形態を示す図である。
【図5】メモリ内容の一形態を示す図である。
【図6】この発明の一部の一形態を示す図である。
【図7】表示内容の一形態を示す図である。
【符号の説明】
10…受信回路、14…ミキサ回路、15…中間周波ア
ンプ、16…FM復調回路、20…PLL、21…VC
O、22…可変分周回路、30…マイクロコンピュー
タ、31…CPU、32…ROM(プログラムおよびデ
ータベース用)、34…メモリ(データ保持用)、35
…受信バッファ用、41…フォントROM、42…ディ
スプレイコントローラ、43…メモリ(ディスプレイ
用)、50…LCD、100…メインルーチン、KD 〜
P7 …操作キー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】PLLにおいて形成された信号を使用して
    受信信号の周波数変換を行うとともに、上記PLLの可
    変分周回路の分周比を変更することにより、上記信号の
    周波数を変更して受信周波数を変更するようにしたシン
    セサイザ方式の受信機において、 複数の選局キーと、 データテーブルと、 上記複数の選局キーのそれぞれにデータエリアが対応し
    たメモリと、 表示素子とを有し、 上記データテーブルは、 受信機の使用されるエリアが複数のエリアに分割された
    ときの、その分割エリアごとに、その分割エリアで受信
    することのできる放送局の周波数のデータと、 その放送局のサテライト局の周波数のデータと、 その放送局およびそのサテライト局の所在地などのデー
    タとを有し、 上記分割エリアの1つを指定してプリセットのキー操作
    をしたとき、その指定された分割エリアに用意されてい
    る上記放送局の周波数のデータが、その放送局ごとに、
    上記メモリのデータエリアにそれぞれ書き込まれ、 上記メモリのデータエリアの1つを指定してデータの変
    更のキー操作をしたとき、 そのキー操作ごとに、上記指定されたデータエリアに周
    波数のデータの書き込まれた放送局のサテライト局の所
    在地などのデータが、上記データテーブルから読み出さ
    れるとともに、 この読み出された所在地などのデータにしたがって、そ
    の所在地などが上記表示素子に表示され、 この表示が行われているときに、所定のキー操作をした
    とき、その表示に使用されている所在地などのデータに
    対応する上記周波数のデータが、上記指定されたデータ
    エリアに書き込まれ、 上記複数の選局キーの1つを操作したとき、上記メモリ
    の上記データエリアのうち、上記操作した選局キーに対
    応するデータエリアから、そのデータエリアに書き込ま
    れている周波数のデータが読み出され、 この読み出された周波数のデータにしたがって上記可変
    分周回路の分周比が変更されて選局が行われるようにし
    たシンセサイザ受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のシンセサイザ受信機にお
    いて、 文字多重放送のデコーダ回路を有し、 このデコーダ回路から取り出された文字のデータにより
    上記表示素子に上記文字多重放送による文字番組が表示
    されるようにしたシンセサイザ受信機。
JP8816897A 1997-04-07 1997-04-07 シンセサイザ受信機 Pending JPH10284995A (ja)

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