JPH10285137A - スペクトル拡散パルス位置変調通信方式 - Google Patents
スペクトル拡散パルス位置変調通信方式Info
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- JPH10285137A JPH10285137A JP9083144A JP8314497A JPH10285137A JP H10285137 A JPH10285137 A JP H10285137A JP 9083144 A JP9083144 A JP 9083144A JP 8314497 A JP8314497 A JP 8314497A JP H10285137 A JPH10285137 A JP H10285137A
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- circuit
- slot
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低速な媒体を用い安価で高速かつ高信頼性を
有する通信方式を提供する。 【解決手段】 送信回路1では、クロック回路2からの
クロックを基に、スロット及びフレームの制御を行い、
PPM符号発生器6で入力されたデータシンボルに対
し、PPM符号化タイミング信号に同期してクロック信
号から1/i分周信号を発生させ、PN符号発生器5で
は、前記分周信号を基にPN符号を発生する。PN符号
発生器5では、Lチップ(1周期)信号を発生させた
後、符号の発生を停止する。このPN符号を基に発光ダ
イオード7を駆動して、光を媒体に情報を伝送する。受
信側10では、PD15により電流変換した後、電圧に
変換後、増幅してコンパレータにてパルス信号に戻す。
その後、マッチドフィルタ11にて相関パルス信号に変
換し、それを基にクロック及びフレーム同期信号を得る
と同時に、符号判定器12にてスロット位置を判定して
元のデータシンボルに変換する。
有する通信方式を提供する。 【解決手段】 送信回路1では、クロック回路2からの
クロックを基に、スロット及びフレームの制御を行い、
PPM符号発生器6で入力されたデータシンボルに対
し、PPM符号化タイミング信号に同期してクロック信
号から1/i分周信号を発生させ、PN符号発生器5で
は、前記分周信号を基にPN符号を発生する。PN符号
発生器5では、Lチップ(1周期)信号を発生させた
後、符号の発生を停止する。このPN符号を基に発光ダ
イオード7を駆動して、光を媒体に情報を伝送する。受
信側10では、PD15により電流変換した後、電圧に
変換後、増幅してコンパレータにてパルス信号に戻す。
その後、マッチドフィルタ11にて相関パルス信号に変
換し、それを基にクロック及びフレーム同期信号を得る
と同時に、符号判定器12にてスロット位置を判定して
元のデータシンボルに変換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信,光無線
LAN,光インターコネクション等のデータ通信などに
用いるスペクトル拡散パルス位置変調方式に関する。
LAN,光インターコネクション等のデータ通信などに
用いるスペクトル拡散パルス位置変調方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図8乃至図12は、本出願人が先に提案
したスペクトル拡散パルス位置変調通信(SS−PP
M)方式の概要を説明するための図で、図8において、
使用する拡散符号(擬似雑音系列;PN code)並びにS
AWマッチドフィルタの段数をLとし、スペクトル拡散
パルス(SSパルス)の位置を1フレーム中M箇所とる
ものとするとlog2Mbit/frame,送信1フレームはM+
2Lスロットで構成されている。1スロット長は擬似雑
音符号の1チップ長と等しい。図中、最後のスロットは
同期信号として、さらにその前のLスロットはパルスの
重複を防ぐスロットとしてとっておく。すなわち、SS
−PPM送信用の情報パルスは、第1スロットから第M
スロットのいずれかで始まり、そのスロットからLスロ
ットの間にSSパルスとして存在する。
したスペクトル拡散パルス位置変調通信(SS−PP
M)方式の概要を説明するための図で、図8において、
使用する拡散符号(擬似雑音系列;PN code)並びにS
AWマッチドフィルタの段数をLとし、スペクトル拡散
パルス(SSパルス)の位置を1フレーム中M箇所とる
ものとするとlog2Mbit/frame,送信1フレームはM+
2Lスロットで構成されている。1スロット長は擬似雑
音符号の1チップ長と等しい。図中、最後のスロットは
同期信号として、さらにその前のLスロットはパルスの
重複を防ぐスロットとしてとっておく。すなわち、SS
−PPM送信用の情報パルスは、第1スロットから第M
スロットのいずれかで始まり、そのスロットからLスロ
ットの間にSSパルスとして存在する。
【0003】さて、いま拡散符号のチップ速度をRcと
すると、1フレームは2L+Mスロットでlog2Mビット
の情報が伝送可能なので、そのときの情報伝送速度RB
は、 RB=(log2M)Rc/(2L+M) [bps] …(1) (M:2以上の整数)となる。RBはMに関し、上に凸
の関数であり、最大値を持つ。いま、Lを128とする
と情報の伝送速度は図8のようになる。ここで、L=1
28は微弱無線通信の実験から十分実用的な値と考えら
れる。
すると、1フレームは2L+Mスロットでlog2Mビット
の情報が伝送可能なので、そのときの情報伝送速度RB
は、 RB=(log2M)Rc/(2L+M) [bps] …(1) (M:2以上の整数)となる。RBはMに関し、上に凸
の関数であり、最大値を持つ。いま、Lを128とする
と情報の伝送速度は図8のようになる。ここで、L=1
28は微弱無線通信の実験から十分実用的な値と考えら
れる。
【0004】スペクトル拡散パルス位置変調通信(SS
−PPM)方式とオン・オフ・キーイング(SS−OO
K)方式の誤り率(いずれも包絡線検波)は、伝送帯域、
情報伝送速度(図8より、M=210の場合)を同一とし
た場合を比較すると、図10に示すようになる。ここ
で、SS−PPMはM個のスロットからの最尤判定の場
合の計算を行っており、さらに、M値のシンボル誤り率
から、2値のビット誤り率に変換している。各フレーム
に同期用擬似雑音符号パルスを入れた場合と、入れない
場合の誤り率を示しているが、いずれも大幅にSS−O
OKに比べ特性の向上が見られる。
−PPM)方式とオン・オフ・キーイング(SS−OO
K)方式の誤り率(いずれも包絡線検波)は、伝送帯域、
情報伝送速度(図8より、M=210の場合)を同一とし
た場合を比較すると、図10に示すようになる。ここ
で、SS−PPMはM個のスロットからの最尤判定の場
合の計算を行っており、さらに、M値のシンボル誤り率
から、2値のビット誤り率に変換している。各フレーム
に同期用擬似雑音符号パルスを入れた場合と、入れない
場合の誤り率を示しているが、いずれも大幅にSS−O
OKに比べ特性の向上が見られる。
【0005】図11は、本出願人が先に提案したスペク
トル拡散パルス位置変調通信方式の一例を説明するため
の送信機の構成図で、図中、31はクロック発生器、3
2はモジュールM+2Lカウンタ(CNT1)、33は
M+L−1検出器(DET1)、34はコンパレータ、
35は直列並列変換器、36はバッファ、37は逓倍回
路(PLL1)、38はORゲート、39は擬似雑音
(PN)信号発生器、40は変調器(MOD)、41は
発振器、42はバンドパスフィルタ(BPF;Band Pas
s Filter)である。
トル拡散パルス位置変調通信方式の一例を説明するため
の送信機の構成図で、図中、31はクロック発生器、3
2はモジュールM+2Lカウンタ(CNT1)、33は
M+L−1検出器(DET1)、34はコンパレータ、
35は直列並列変換器、36はバッファ、37は逓倍回
路(PLL1)、38はORゲート、39は擬似雑音
(PN)信号発生器、40は変調器(MOD)、41は
発振器、42はバンドパスフィルタ(BPF;Band Pas
s Filter)である。
【0006】クロック信号発生器31は直接拡散(D
S)方式におけるチップレートに相当するクロックを発
生する。このクロックの信号名およびクロック速度を混
乱のない限りRcで表記する。ここの例では、Rc=1
2.8MHzであるとする。CNT1はモジュール(Mod
ule)M+2Lカウンタ(Counter)である。ここで、L=
128,M=28=256であるとすると、M+2L=
512=29であるから、この数値の列では通常の9ビ
ットカウンタで実現できる。CNT1の出力信号名とそ
のカウント値の両方をCで表記する。
S)方式におけるチップレートに相当するクロックを発
生する。このクロックの信号名およびクロック速度を混
乱のない限りRcで表記する。ここの例では、Rc=1
2.8MHzであるとする。CNT1はモジュール(Mod
ule)M+2Lカウンタ(Counter)である。ここで、L=
128,M=28=256であるとすると、M+2L=
512=29であるから、この数値の列では通常の9ビ
ットカウンタで実現できる。CNT1の出力信号名とそ
のカウント値の両方をCで表記する。
【0007】検出器(DET1)33はM+L−1を検
出する検出器であり、一般的な論理回路ではデコーダと
呼ばれることもある。この例における数値では、M+L
−1=383であり、DET1はC=383を検出した
時に論理1を出力する。この出力の周波数(周期の逆
数)は、CNT1の出力周波数に等しいから、 Rc/(M+2L)=12.8・106/29=25・103(Hz) …(2) となる。この数値を、シンボルレート(fs)と呼ぶ。
この出力信号とシンボルレートに混乱を来さない限り、
同一のfsで表記する。
出する検出器であり、一般的な論理回路ではデコーダと
呼ばれることもある。この例における数値では、M+L
−1=383であり、DET1はC=383を検出した
時に論理1を出力する。この出力の周波数(周期の逆
数)は、CNT1の出力周波数に等しいから、 Rc/(M+2L)=12.8・106/29=25・103(Hz) …(2) となる。この数値を、シンボルレート(fs)と呼ぶ。
この出力信号とシンボルレートに混乱を来さない限り、
同一のfsで表記する。
【0008】逓倍回路(PLL1)37はDET1の出力
をn倍の周波数に逓倍する逓倍回路で、この逓倍回路3
7は種々知られているが、ここではPLL(位相同期ル
ープ)による逓倍を例として挙げておく。ここの数値例
としてはn=8であり、この逓倍回路37の出力周波数
(fb)は先のシンボルレート(fs)のn倍である。
すなわち、 fb=n・fs=8×25・103=200・103(Hz) …(3) である。
をn倍の周波数に逓倍する逓倍回路で、この逓倍回路3
7は種々知られているが、ここではPLL(位相同期ル
ープ)による逓倍を例として挙げておく。ここの数値例
としてはn=8であり、この逓倍回路37の出力周波数
(fb)は先のシンボルレート(fs)のn倍である。
すなわち、 fb=n・fs=8×25・103=200・103(Hz) …(3) である。
【0009】直列並列変換器35は、通常nビットのシ
フトレジスタによって構成され、ここでは、8ビットの
シリアルイン・パラレルアウトのシフトレジスタであ
る。入力であるシリアル・データは出力周波数(fb)
のタイミングでサンプルされるから、この出力周波数
(fb)をビットタイミング信号と呼び、同じ記号を、
ビットレート(伝送速度)を表すものとする。すなわ
ち、 fb=200・103(bit/sec) …(4) という意味にも用いる。なお、逓倍回路(PLL)37は
シンボルレート(fs)のn倍に相当する信号を出せば
良いから、全く別の回路でも実現可能である。シンボル
レート(fs)はCNT1の周期に一致するから、CN
T1のカウント値を適当にn個デコードし、その論理和
を使用することができる。ここにおける数値では、CN
T1の周期が29カウントであったから、29/8=26
カウント毎にパルスを発生させれば良い。この方法とし
ては良く知られているように、CNT1(C)の下位6ビ
ットが特定の値、例えば全て論理0になった場合、を検
出すれば良い。より具体的には、CNT1(C)の下位
6ビットをLogical NOR ゲートに入力することで得られ
る。
フトレジスタによって構成され、ここでは、8ビットの
シリアルイン・パラレルアウトのシフトレジスタであ
る。入力であるシリアル・データは出力周波数(fb)
のタイミングでサンプルされるから、この出力周波数
(fb)をビットタイミング信号と呼び、同じ記号を、
ビットレート(伝送速度)を表すものとする。すなわ
ち、 fb=200・103(bit/sec) …(4) という意味にも用いる。なお、逓倍回路(PLL)37は
シンボルレート(fs)のn倍に相当する信号を出せば
良いから、全く別の回路でも実現可能である。シンボル
レート(fs)はCNT1の周期に一致するから、CN
T1のカウント値を適当にn個デコードし、その論理和
を使用することができる。ここにおける数値では、CN
T1の周期が29カウントであったから、29/8=26
カウント毎にパルスを発生させれば良い。この方法とし
ては良く知られているように、CNT1(C)の下位6ビ
ットが特定の値、例えば全て論理0になった場合、を検
出すれば良い。より具体的には、CNT1(C)の下位
6ビットをLogical NOR ゲートに入力することで得られ
る。
【0010】バッファ(Buffer)はシンボルレート(f
s)のタイミングで、直列並列変換器の出力信号をサン
プルするnビットのパラレルイン・パラレルアウトのレ
ジスターである。ここの例では、8(=n)個のDフリ
ップフロップ(Flip-Flop)である。このバッファ(Buffe
r)の出力は、入力直列データを並列に変換し、タイミン
グが揃えられたものであり、この信号をシンボルSと称
し、その出力の2進数値を、混乱がない限り同一のSと
する。このシンボルSのとり得る値は全部でM個であ
る。ここでは、 M=2n=28=256 …(5) である。なお、シンボルSは、通常のモデム等で良く行
なわれるように、受信機で判定誤りを起こしやすいシン
ボル間の符号間距離が最小になるように、符号変換が行
なわれても良い。また、ディファレンシャル・エンコー
ディング(差分符号化)が行われても良い。
s)のタイミングで、直列並列変換器の出力信号をサン
プルするnビットのパラレルイン・パラレルアウトのレ
ジスターである。ここの例では、8(=n)個のDフリ
ップフロップ(Flip-Flop)である。このバッファ(Buffe
r)の出力は、入力直列データを並列に変換し、タイミン
グが揃えられたものであり、この信号をシンボルSと称
し、その出力の2進数値を、混乱がない限り同一のSと
する。このシンボルSのとり得る値は全部でM個であ
る。ここでは、 M=2n=28=256 …(5) である。なお、シンボルSは、通常のモデム等で良く行
なわれるように、受信機で判定誤りを起こしやすいシン
ボル間の符号間距離が最小になるように、符号変換が行
なわれても良い。また、ディファレンシャル・エンコー
ディング(差分符号化)が行われても良い。
【0011】コンパレータ34はC=Sになった時、論
理1を出力する。この出力信号をeqと表記する。ここ
で、Sは0≦S<M=256であり、Cは0≦C<M+
2L=512であり、S,Cのそれぞれは8ビット、9
ビットで表現されている。従って、この例では、コンパ
レータ34は、Sの最上位ビットのさらに上位ビットが
0である物として扱う。
理1を出力する。この出力信号をeqと表記する。ここ
で、Sは0≦S<M=256であり、Cは0≦C<M+
2L=512であり、S,Cのそれぞれは8ビット、9
ビットで表現されている。従って、この例では、コンパ
レータ34は、Sの最上位ビットのさらに上位ビットが
0である物として扱う。
【0012】論理ORゲート38はfsとeqを合成す
る。その信号名をpとする。後述するようにfsはフレ
ーム同期信号の位置を示し、eqはデータシンボルに対
応する位置を示す。なお、この例では、ORゲート38
の出力パルス幅は1チップ分であるものと仮定している
が、DET1やコンパレータの出力波形がなまったり、
グリッチを生じたり、二つの出力に位相ずれを生じたり
するような回路構成の場合は、通常の良く知られた方法
であるが、ORゲート38の出力信号を一度D−FF(D
Flip-Flop)でバッファすれば良い。この時のクロック
はRcである。
る。その信号名をpとする。後述するようにfsはフレ
ーム同期信号の位置を示し、eqはデータシンボルに対
応する位置を示す。なお、この例では、ORゲート38
の出力パルス幅は1チップ分であるものと仮定している
が、DET1やコンパレータの出力波形がなまったり、
グリッチを生じたり、二つの出力に位相ずれを生じたり
するような回路構成の場合は、通常の良く知られた方法
であるが、ORゲート38の出力信号を一度D−FF(D
Flip-Flop)でバッファすれば良い。この時のクロック
はRcである。
【0013】PN発生器39はpにパルスが乗った時、
Lチップに渡って雑音系列を発生し、その後、0を出力
する。この出力名をpnとする。雑音系列の典型的な例
としてはM系列が良く知られている。ここでは、L=1
28としているが、L=127,1023といった数値
を採る事は一向に差し支えない。この場合、M系列が使
用できる。
Lチップに渡って雑音系列を発生し、その後、0を出力
する。この出力名をpnとする。雑音系列の典型的な例
としてはM系列が良く知られている。ここでは、L=1
28としているが、L=127,1023といった数値
を採る事は一向に差し支えない。この場合、M系列が使
用できる。
【0014】発振器(OSC)41は搬送周波数の発振
器であり、その信号名と周波数をfcで表記する。MO
Dは変調器40であり、fcとpnを乗ずる。その出力
信号名をtx’とする。tx’は、BPF(Band Pass
Filter)42によって、不要周波数成分を除去され、適
当にバッファアンプや出力アンプ等によって増幅されて
アンテナより電波として出力される。その電波信号をt
xとする。なお、ここでは、アンテナより電波として出
力したが、同軸ケーブルに高周波信号として出力しても
良い事は明らかである。また、伝送媒体が、例えば、水
であれば、アンテナをスピーカに、電波を超音波に置き
換える事で、全く同一原理の通信システムが構成される
事も明らかである。すなわち、伝送信号は電波(電磁
波)に限られず、電気、音波(弾性波)、光(特に赤外
線)の何れにも適用できる。これらの場合の伝送媒体例
は、それぞれ、空間あるいは導波管、ケーブルの様な電
線路、水(の様な液体)や空気(の様な気体)や金属
(の様な固体)、空間や光ファイバーが対応する。伝送
線路は、導波管やケーブルな光ケーブルの様に一対一に
接続されるような場合ばかりでなく、上記の様に、空間
的な拡がりのある伝送媒体についても拡大解釈されるべ
きものである。すなわち、信号が放送(Broadcast)さ
れる様な場合でも、個々の送受信機間で、信号が伝わる
限り、伝送線路が存在すると考えるべきである。
器であり、その信号名と周波数をfcで表記する。MO
Dは変調器40であり、fcとpnを乗ずる。その出力
信号名をtx’とする。tx’は、BPF(Band Pass
Filter)42によって、不要周波数成分を除去され、適
当にバッファアンプや出力アンプ等によって増幅されて
アンテナより電波として出力される。その電波信号をt
xとする。なお、ここでは、アンテナより電波として出
力したが、同軸ケーブルに高周波信号として出力しても
良い事は明らかである。また、伝送媒体が、例えば、水
であれば、アンテナをスピーカに、電波を超音波に置き
換える事で、全く同一原理の通信システムが構成される
事も明らかである。すなわち、伝送信号は電波(電磁
波)に限られず、電気、音波(弾性波)、光(特に赤外
線)の何れにも適用できる。これらの場合の伝送媒体例
は、それぞれ、空間あるいは導波管、ケーブルの様な電
線路、水(の様な液体)や空気(の様な気体)や金属
(の様な固体)、空間や光ファイバーが対応する。伝送
線路は、導波管やケーブルな光ケーブルの様に一対一に
接続されるような場合ばかりでなく、上記の様に、空間
的な拡がりのある伝送媒体についても拡大解釈されるべ
きものである。すなわち、信号が放送(Broadcast)さ
れる様な場合でも、個々の送受信機間で、信号が伝わる
限り、伝送線路が存在すると考えるべきである。
【0015】図12は、前述のごときスペクトル拡散パ
ルス位置変調通信方式に用いられる受信機の構成図で、
図中、50は増幅器、51は変調器、52は発振器(O
SC)、53はバンドパスフィルタ(BPF)、54は
自動利得制御(AGC)、55はマッチドフィルタ(Ma
tched Filter)、56は検波デバイス、57は1フレー
ム遅延回路(1Frame Delay)、58はANDゲート、
59は位相比較器(Phase Comparator)、60はループ
フィルタ(Loop Filter)、61は電圧制御発振器(V
CO)、62は分周器、63はフレーム同期回路、64
はRS−ラッチ回路、65はLクロック遅延単発パルス
発生器、66はカウンタ(CNT3)、67は並列直列
変換器、68は逓倍回路(PLL2)である。
ルス位置変調通信方式に用いられる受信機の構成図で、
図中、50は増幅器、51は変調器、52は発振器(O
SC)、53はバンドパスフィルタ(BPF)、54は
自動利得制御(AGC)、55はマッチドフィルタ(Ma
tched Filter)、56は検波デバイス、57は1フレー
ム遅延回路(1Frame Delay)、58はANDゲート、
59は位相比較器(Phase Comparator)、60はループ
フィルタ(Loop Filter)、61は電圧制御発振器(V
CO)、62は分周器、63はフレーム同期回路、64
はRS−ラッチ回路、65はLクロック遅延単発パルス
発生器、66はカウンタ(CNT3)、67は並列直列
変換器、68は逓倍回路(PLL2)である。
【0016】アンテナで受信した信号rxは伝送歪と伝
送遅延を除けばtxと相似である。通常の受信機が行な
うように、増幅され中間周波数に落とされ中間周波数で
帯域が(BPFによって)制限され、AGC54によっ
て一定レベルにされる。中間周波数に落とされた一定レ
ベルの信号はマッチド・フィルタ55に入力される。こ
こでマッチド・フィルタ55のパターンと一致する入力
があると、1チップ区間相当の中間周波数の信号がパル
ス状に出力される。この信号は検波デバイス56によっ
て包絡線検波される。この検波デバイス56の出力をd
とする。このdは1フレーム遅延回路(1Frame Dela
y)57に入力される。AND58はdと1フレーム前
のdとの論理積をとる。1フレームの長さは(M+2
L)チップ分である。送信機の説明で述べたように、フ
レーム同期信号が各フレーム中の同一場所に(拡散され
て)常にあるから、このAND58の出力には常にフレ
ーム同期信号が含まれる事になる。このAND58の出
力をfs’とする。
送遅延を除けばtxと相似である。通常の受信機が行な
うように、増幅され中間周波数に落とされ中間周波数で
帯域が(BPFによって)制限され、AGC54によっ
て一定レベルにされる。中間周波数に落とされた一定レ
ベルの信号はマッチド・フィルタ55に入力される。こ
こでマッチド・フィルタ55のパターンと一致する入力
があると、1チップ区間相当の中間周波数の信号がパル
ス状に出力される。この信号は検波デバイス56によっ
て包絡線検波される。この検波デバイス56の出力をd
とする。このdは1フレーム遅延回路(1Frame Dela
y)57に入力される。AND58はdと1フレーム前
のdとの論理積をとる。1フレームの長さは(M+2
L)チップ分である。送信機の説明で述べたように、フ
レーム同期信号が各フレーム中の同一場所に(拡散され
て)常にあるから、このAND58の出力には常にフレ
ーム同期信号が含まれる事になる。このAND58の出
力をfs’とする。
【0017】フレーム同期回路63はfs’に同期した
フレーム同期信号fsを再生し、さらにチップレベルの
チップ(スロット)同期信号Rc’を再生する。この回
路は位相同期ループ(PLL)で構成されて、源発振器
VCO61の中心発振周波数はRcに設定されている。
VCO61の出力Rc’は分周器によって1/(M+2
L)に分周される。ここではM+2L=512であった
ので9ビットのバイナリカウンタで実現され、図10に
おけるCNT1と同一のものが使用できる。分周器62
の出力をfsとする。フレーム同期回路中の位相比較器
69はfs’とfsのパルスの位相を比較する。この位
相比較器59は様々なものが知られているが、ここでは
イクスクルーシブ・オア(排他的論理和;EX−OR)
の例を示す。このイクスクルーシブ・オアによる比較器
は、少なくとも一方の入力信号のパルスのデューティ比
が50%でなければならないが、比較信号中に多少の
(異常な)パルスが加わっても動作に異常をきたさない
ことが利点である。位相比較器の出力はループフィルタ
60を通してからVCO61の周波数制御入力端子に入
力される。ここでは、fsのデューティ比が50%であ
るとする。良く知られているように、この例では、fs
の立上がりエッジがfs’のパルスの(フレーム同期信
号の)中央に位相ロックされる。
フレーム同期信号fsを再生し、さらにチップレベルの
チップ(スロット)同期信号Rc’を再生する。この回
路は位相同期ループ(PLL)で構成されて、源発振器
VCO61の中心発振周波数はRcに設定されている。
VCO61の出力Rc’は分周器によって1/(M+2
L)に分周される。ここではM+2L=512であった
ので9ビットのバイナリカウンタで実現され、図10に
おけるCNT1と同一のものが使用できる。分周器62
の出力をfsとする。フレーム同期回路中の位相比較器
69はfs’とfsのパルスの位相を比較する。この位
相比較器59は様々なものが知られているが、ここでは
イクスクルーシブ・オア(排他的論理和;EX−OR)
の例を示す。このイクスクルーシブ・オアによる比較器
は、少なくとも一方の入力信号のパルスのデューティ比
が50%でなければならないが、比較信号中に多少の
(異常な)パルスが加わっても動作に異常をきたさない
ことが利点である。位相比較器の出力はループフィルタ
60を通してからVCO61の周波数制御入力端子に入
力される。ここでは、fsのデューティ比が50%であ
るとする。良く知られているように、この例では、fs
の立上がりエッジがfs’のパルスの(フレーム同期信
号の)中央に位相ロックされる。
【0018】fsはLクロック遅延単発パルス発生器6
5に入力される。この回路は、fsの立上がりから丁度
Lクロックだけ遅れて1クロック(チップ)の幅のパルス
を発生する。この信号をスタート(start)とする。この
実現方法は、直感的にはL段のシフトレジスタにfsを
入力し、クロックをRc’で駆動し、最終段が論理0、
その直前の段が論理1になった時に(デコーダによっ
て)論理1を出力する方法が挙げられる。勿論、適当な
カウンタと、デコーダを組合せる事で、同一機能が実現
できる事はいうまでもない。
5に入力される。この回路は、fsの立上がりから丁度
Lクロックだけ遅れて1クロック(チップ)の幅のパルス
を発生する。この信号をスタート(start)とする。この
実現方法は、直感的にはL段のシフトレジスタにfsを
入力し、クロックをRc’で駆動し、最終段が論理0、
その直前の段が論理1になった時に(デコーダによっ
て)論理1を出力する方法が挙げられる。勿論、適当な
カウンタと、デコーダを組合せる事で、同一機能が実現
できる事はいうまでもない。
【0019】RSラッチ64はスタートによってセット
され、dによってリセットされる。スタートは同期PN
Codeの次のタイミング、すなわち、データシンボル(s)
に挿入されるべきスロットの最初を示している。一方、
dはフレーム同期信号と実際に挿入されたデータシンボ
ルのスロットを示している。従って、dのフレーム同期
信号でRSラッチ64がリセットされた後(実は既にリ
セットされている)、Lチップ後、スタートによってセ
ットされ、dの挿入されたデータシンボルのスロットで
リセットされる。すなわち、RSラッチ64のセットさ
れている期間は挿入されたデータシンボルのスロット番
号(s)に相当する。従って、この期間カウンタでチッ
プ数をカウントする事で伝送されて来たシンボルsを求
めることができる。
され、dによってリセットされる。スタートは同期PN
Codeの次のタイミング、すなわち、データシンボル(s)
に挿入されるべきスロットの最初を示している。一方、
dはフレーム同期信号と実際に挿入されたデータシンボ
ルのスロットを示している。従って、dのフレーム同期
信号でRSラッチ64がリセットされた後(実は既にリ
セットされている)、Lチップ後、スタートによってセ
ットされ、dの挿入されたデータシンボルのスロットで
リセットされる。すなわち、RSラッチ64のセットさ
れている期間は挿入されたデータシンボルのスロット番
号(s)に相当する。従って、この期間カウンタでチッ
プ数をカウントする事で伝送されて来たシンボルsを求
めることができる。
【0020】カウンタ(CNT3)66は、同期式クリ
ア及びカウントイネーブル機能のある同期式カウンタで
ある。ただし0から少なくともM−1間ではカウントで
きなければならない。データスロットの最初で(start
=1)CNT3はクリアーされ、RSラッチ64がON
の期間だけ、カウントする。カウントが終った時の値は
伝送されて来たシンボルの値である。この値は並列直列
変換器67に取込まれ、直列のデータとして出力され
る。これが受信データである。
ア及びカウントイネーブル機能のある同期式カウンタで
ある。ただし0から少なくともM−1間ではカウントで
きなければならない。データスロットの最初で(start
=1)CNT3はクリアーされ、RSラッチ64がON
の期間だけ、カウントする。カウントが終った時の値は
伝送されて来たシンボルの値である。この値は並列直列
変換器67に取込まれ、直列のデータとして出力され
る。これが受信データである。
【0021】並列直列変換器67は、一般にパラレルロ
ード・シフトレジスターによって構成される。パラレル
ロードのタイミングカウンタ(CNT3)66がクリア
ーされる直前が良く、スタートあるいはfsを使用する
ことができる。このシフトレジスターはビットレートf
b(=n・fs)で駆動される必要があるが、これは逓
倍回路(PLL2)68によって作られる。
ード・シフトレジスターによって構成される。パラレル
ロードのタイミングカウンタ(CNT3)66がクリア
ーされる直前が良く、スタートあるいはfsを使用する
ことができる。このシフトレジスターはビットレートf
b(=n・fs)で駆動される必要があるが、これは逓
倍回路(PLL2)68によって作られる。
【0022】上述のように、スペクトル拡散パルス位置
変調通信方式としては、例えば、前述のような(特開平
4−113732号公報)に記載された方式があるが、
この方式は、前述のように、周期Lの擬似雑音系列を用
い、1フレームがM+2Lスロットよりなるフレーム構
成において、該フレームのスロットレートは前記擬似雑
音系列のチップレートに同じで、特定のスロットから始
まるスロットには、常に同期信号として一周期分の前記
擬似雑音系列を挿入し、該同期信号の最後のスロットの
次のスロットからであって、かつ、前記同期信号の最初
のスロットよりL+1スロットの前までのスロットに対
応する各フレーム中のM個の何れかから始まるLスロッ
トの前記擬似雑音系列信号を挿入し、該擬似雑音系列の
挿入スロット位置を伝送すべきデータシンボルに対応さ
せ、連続する前記フレームを伝送するものである。
変調通信方式としては、例えば、前述のような(特開平
4−113732号公報)に記載された方式があるが、
この方式は、前述のように、周期Lの擬似雑音系列を用
い、1フレームがM+2Lスロットよりなるフレーム構
成において、該フレームのスロットレートは前記擬似雑
音系列のチップレートに同じで、特定のスロットから始
まるスロットには、常に同期信号として一周期分の前記
擬似雑音系列を挿入し、該同期信号の最後のスロットの
次のスロットからであって、かつ、前記同期信号の最初
のスロットよりL+1スロットの前までのスロットに対
応する各フレーム中のM個の何れかから始まるLスロッ
トの前記擬似雑音系列信号を挿入し、該擬似雑音系列の
挿入スロット位置を伝送すべきデータシンボルに対応さ
せ、連続する前記フレームを伝送するものである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したスペク
トル拡散パルス位置変調方式は、雑音等に対する耐環境
性に優れ、かつ、この方式では送受信器構成が簡単にな
るなどの利点があるが、伝送レートを上げようとする
と、どうしてもスロットレートが早くなり、その結果、
チップレートも早くしなければならない。これは、電波
ではより高い周波数帯の送受信回路を持たなければなら
ないし、光を媒体にする場合は、より変調速度の高い受
発光素子を用いなければならなくなるため、コストが上
昇してしまうなどの問題がある。特に、光の場合、高速
な発光素子としては、LDのようなレーザ素子を用いな
ければならず、安全性などでも問題が残る。
トル拡散パルス位置変調方式は、雑音等に対する耐環境
性に優れ、かつ、この方式では送受信器構成が簡単にな
るなどの利点があるが、伝送レートを上げようとする
と、どうしてもスロットレートが早くなり、その結果、
チップレートも早くしなければならない。これは、電波
ではより高い周波数帯の送受信回路を持たなければなら
ないし、光を媒体にする場合は、より変調速度の高い受
発光素子を用いなければならなくなるため、コストが上
昇してしまうなどの問題がある。特に、光の場合、高速
な発光素子としては、LDのようなレーザ素子を用いな
ければならず、安全性などでも問題が残る。
【0024】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、低速な媒体を用い安価で高速かつ高信頼性
を有する通信方式を提供することを目的としてなされて
ものである。
れたもので、低速な媒体を用い安価で高速かつ高信頼性
を有する通信方式を提供することを目的としてなされて
ものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、1フ
レームを複数のスロットに分割し、伝送すべきデータシ
ンボルに対応したスロット位置に擬似雑音系列を挿入し
て連続する前記フレームを伝送し、前記スロット位置情
報からデータを再現するスペクトル拡散パルス位置変調
通信方式において、1フレームが自然数MとNに対しM
×N個のデータシンボルに対応する位置情報用のスロッ
ト群に続き擬似雑音系列符号用のスロット群から構成さ
れていて、伝送するデータのjビット情報(j:自然
数)及びi(ただし、i≧2の自然数)に対し次式を満
たし、 2j≦MN−i+1<2j+1 かつ、前記擬似雑音系列が前記スロットのi倍のスロッ
トを1チップとした周期Lチップの擬似雑音系列よりな
り、また、擬似雑音系列符号用スロット群のスロット数
が(L×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数
Kに対して、[擬似雑音系列符号用スロット総数≦2K
×Nスロット]の関係を値たすよう構成されている前記
フレームに対し、前記M×Nスロットからなるスロット
位置のいずれかにデータシンボルを対応させて前記擬似
雑音系列を挿入し、前記フレームを連続に伝送して情報
の伝送をすることを特徴とし、もって、低速な媒体を用
いても、安価で高信頼性を有する通信方式を提供するよ
うにしたものである。
レームを複数のスロットに分割し、伝送すべきデータシ
ンボルに対応したスロット位置に擬似雑音系列を挿入し
て連続する前記フレームを伝送し、前記スロット位置情
報からデータを再現するスペクトル拡散パルス位置変調
通信方式において、1フレームが自然数MとNに対しM
×N個のデータシンボルに対応する位置情報用のスロッ
ト群に続き擬似雑音系列符号用のスロット群から構成さ
れていて、伝送するデータのjビット情報(j:自然
数)及びi(ただし、i≧2の自然数)に対し次式を満
たし、 2j≦MN−i+1<2j+1 かつ、前記擬似雑音系列が前記スロットのi倍のスロッ
トを1チップとした周期Lチップの擬似雑音系列よりな
り、また、擬似雑音系列符号用スロット群のスロット数
が(L×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数
Kに対して、[擬似雑音系列符号用スロット総数≦2K
×Nスロット]の関係を値たすよう構成されている前記
フレームに対し、前記M×Nスロットからなるスロット
位置のいずれかにデータシンボルを対応させて前記擬似
雑音系列を挿入し、前記フレームを連続に伝送して情報
の伝送をすることを特徴とし、もって、低速な媒体を用
いても、安価で高信頼性を有する通信方式を提供するよ
うにしたものである。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、SET信号により出力を“High”にし、RES
ET信号で出力を“Low”にするラッチ回路を用い、
データシンボルスロット位置情報信号によるSET及び
前記擬似雑音系列信号発生回路の最終チップ判定信号に
よるRESETによるラッチ回路によりゲート素子を制
御しクロック信号の1/i分周回路からの出力を基に前
記擬似雑音系列を発生する回路からの前記擬似雑音系列
信号を用いたことを特徴とし、もって、安価で高信頼性
を有する送信回路を簡単な構成で実現できるようにした
ものである。
て、SET信号により出力を“High”にし、RES
ET信号で出力を“Low”にするラッチ回路を用い、
データシンボルスロット位置情報信号によるSET及び
前記擬似雑音系列信号発生回路の最終チップ判定信号に
よるRESETによるラッチ回路によりゲート素子を制
御しクロック信号の1/i分周回路からの出力を基に前
記擬似雑音系列を発生する回路からの前記擬似雑音系列
信号を用いたことを特徴とし、もって、安価で高信頼性
を有する送信回路を簡単な構成で実現できるようにした
ものである。
【0027】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、1フレームが自然数MとNに対しM×N+2K×N
スロットに分割されていて、SET信号により出力を
“High”、RESET信号で出力を“Low”にす
るラッチ回路を用い、前記SET信号で同期用に(M×
N+K×N+1)番目のスロットに前記擬似雑音系列を
挿入するためのスロット位置情報信号とデータシンボル
スロット位置情報信号との論理和で得られる信号を制御
信号に用いて前記ラッチ回路のSET信号とし、前記擬
似雑音系列信号発生回路における前記系列の最終チップ
判定信号によるRESET信号によりラッチ回路からの
出力信号でゲートを制御し、クロック信号の1/i分周
回路からの出力を基に前記擬似雑音系列を発生する回路
からの前記擬似雑音系列信号を用いたことを特徴とし、
もって、安価で高信頼性を有する送信回路を簡単な構成
で実現できるとともに、安価で高信頼性を有する受信回
路を簡単な構成で実現できるようにしたものである。
て、1フレームが自然数MとNに対しM×N+2K×N
スロットに分割されていて、SET信号により出力を
“High”、RESET信号で出力を“Low”にす
るラッチ回路を用い、前記SET信号で同期用に(M×
N+K×N+1)番目のスロットに前記擬似雑音系列を
挿入するためのスロット位置情報信号とデータシンボル
スロット位置情報信号との論理和で得られる信号を制御
信号に用いて前記ラッチ回路のSET信号とし、前記擬
似雑音系列信号発生回路における前記系列の最終チップ
判定信号によるRESET信号によりラッチ回路からの
出力信号でゲートを制御し、クロック信号の1/i分周
回路からの出力を基に前記擬似雑音系列を発生する回路
からの前記擬似雑音系列信号を用いたことを特徴とし、
もって、安価で高信頼性を有する送信回路を簡単な構成
で実現できるとともに、安価で高信頼性を有する受信回
路を簡単な構成で実現できるようにしたものである。
【0028】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、受信回路でマッチドフィルタによる同期補足をする
回路構成であって、マッチドフィルタからの相関パルス
出力から前記相関パルス先尖位置に対応したパルス信号
を発生する回路を用いて、前記相関パルス信号を変換し
たパルス信号を用いて、同期の補足と追従,データの復
調を行うことを特徴とし、もって、安価で高信頼性を有
する送信回路を簡単な構成で実現できるようにしたもの
である。
て、受信回路でマッチドフィルタによる同期補足をする
回路構成であって、マッチドフィルタからの相関パルス
出力から前記相関パルス先尖位置に対応したパルス信号
を発生する回路を用いて、前記相関パルス信号を変換し
たパルス信号を用いて、同期の補足と追従,データの復
調を行うことを特徴とし、もって、安価で高信頼性を有
する送信回路を簡単な構成で実現できるようにしたもの
である。
【0029】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、周波数多重及び符号多重もしくは複数の波長の光を
用いた波長多重方式であって、異なるチャンネル間で各
チャンネルの送信データシンボルの位置情報スロット送
信タイミングが他のチャンネルのデータシンボル位置情
報用のスロット群に続く前記擬似雑音系列符号用のスロ
ット群の送信タイミング中に送信されることを特徴と
し、もって、多重化による高速もしくは大容量の通信方
式を提供するとともに、高信頼性を有する通信方式を提
供することを可能としたものである。
て、周波数多重及び符号多重もしくは複数の波長の光を
用いた波長多重方式であって、異なるチャンネル間で各
チャンネルの送信データシンボルの位置情報スロット送
信タイミングが他のチャンネルのデータシンボル位置情
報用のスロット群に続く前記擬似雑音系列符号用のスロ
ット群の送信タイミング中に送信されることを特徴と
し、もって、多重化による高速もしくは大容量の通信方
式を提供するとともに、高信頼性を有する通信方式を提
供することを可能としたものである。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるスペクトル
拡散パルス位置変調通信方式の実施に使用するフレーム
構成を示す図で、本発明による通信方式は、図1に示す
ようなフレーム構成を有し、1フレームが自然数MとN
に対しM×N個のデータシンボルに対応する位置情報用
のスロット群に続き擬似雑音(PN)系列符号用のスロ
ット群から構成されている。前記M×N個スロットルの
それぞれの位置に擬似雑音系列符号を挿入し、そのスロ
ットル位置を、例えば、先頭スロットから(00…0
1)、(00…10)、…、(111…11)のjビッ
ト情報(jは自然数)のデータシンボルに対応させるこ
とにより情報伝送する。この時、本発明でPN符号のチ
ップには、スロット信号を1/i倍(ただし、i≧2の
自然数)に分周して得られる信号をチップとして用い
る。この時、前記各パラメータは、次式を満たしてい
る。 2j≦MN−i+1<2j+1
拡散パルス位置変調通信方式の実施に使用するフレーム
構成を示す図で、本発明による通信方式は、図1に示す
ようなフレーム構成を有し、1フレームが自然数MとN
に対しM×N個のデータシンボルに対応する位置情報用
のスロット群に続き擬似雑音(PN)系列符号用のスロ
ット群から構成されている。前記M×N個スロットルの
それぞれの位置に擬似雑音系列符号を挿入し、そのスロ
ットル位置を、例えば、先頭スロットから(00…0
1)、(00…10)、…、(111…11)のjビッ
ト情報(jは自然数)のデータシンボルに対応させるこ
とにより情報伝送する。この時、本発明でPN符号のチ
ップには、スロット信号を1/i倍(ただし、i≧2の
自然数)に分周して得られる信号をチップとして用い
る。この時、前記各パラメータは、次式を満たしてい
る。 2j≦MN−i+1<2j+1
【0031】より具体的に言えば、例えば、N=i=2
n、M=1=2m(n,mは自然数)とすると、前記の式
により、j=m+nビットのデータシンボルに対して、
スロット位置を対応させることができる。この時、挿入
するPN符号には、例えば、M系列などがある。S段の
シフトレジスタから得られるM系列符号では、L=2s
−1チップ周期のPN符号が得られる。一般に、PN符
号は複数個のチップで構成されるため、データシンボル
用スロット群の最終位置に挿入されるPN符号用に(L
×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数Kに対
しK×N個のPN符号用のスロット群を設ける。また、
受信回路の同期回路を簡単にするために、さらに、K×
N個のPN符号用のスロット群を設けてもよい。
n、M=1=2m(n,mは自然数)とすると、前記の式
により、j=m+nビットのデータシンボルに対して、
スロット位置を対応させることができる。この時、挿入
するPN符号には、例えば、M系列などがある。S段の
シフトレジスタから得られるM系列符号では、L=2s
−1チップ周期のPN符号が得られる。一般に、PN符
号は複数個のチップで構成されるため、データシンボル
用スロット群の最終位置に挿入されるPN符号用に(L
×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数Kに対
しK×N個のPN符号用のスロット群を設ける。また、
受信回路の同期回路を簡単にするために、さらに、K×
N個のPN符号用のスロット群を設けてもよい。
【0032】図2は、本発明によるスペクトル拡散パル
ス位置変調通信方式に用いて好適な送受信回路の一例を
説明するための要部構成図で、図1(A)に示す送信回
路1では、クロック回路2からのクロックを基に、スロ
ット及びフレームの制御を行い、PPM符号発生器6で
入力されたデータシンボルに対し、PPM符号化タイミ
ング信号に同期してクロック信号から1/i分周信号を
発生させ、PN符号発生器5では、前記分周信号を基に
PN符号を発生する。また、PN符号発生器5では、L
チップ(1周期)信号を発生させた後、符号の発生を停
止する。このPN符号を基に、本実施例では、発光ダイ
オード(LED)7を駆動して、光を媒体に情報を伝送
する。図1(B)に示す受信回路10では、PD15に
より電流変換した後、電圧に変換し、増幅してコンパレ
ータにてパルス信号に戻す。その後、マッチドフィルタ
11にて相関パルス信号に変換し、それを基にクロック
再生器13にてクロックを得るとともに、フレーム再生
器14によりフレーム同期信号を得る、符号判定器12
にてスロット位置を判定して元のデータシンボルに変換
する。判定方法には、最尤判定法などを用いることがで
きる。
ス位置変調通信方式に用いて好適な送受信回路の一例を
説明するための要部構成図で、図1(A)に示す送信回
路1では、クロック回路2からのクロックを基に、スロ
ット及びフレームの制御を行い、PPM符号発生器6で
入力されたデータシンボルに対し、PPM符号化タイミ
ング信号に同期してクロック信号から1/i分周信号を
発生させ、PN符号発生器5では、前記分周信号を基に
PN符号を発生する。また、PN符号発生器5では、L
チップ(1周期)信号を発生させた後、符号の発生を停
止する。このPN符号を基に、本実施例では、発光ダイ
オード(LED)7を駆動して、光を媒体に情報を伝送
する。図1(B)に示す受信回路10では、PD15に
より電流変換した後、電圧に変換し、増幅してコンパレ
ータにてパルス信号に戻す。その後、マッチドフィルタ
11にて相関パルス信号に変換し、それを基にクロック
再生器13にてクロックを得るとともに、フレーム再生
器14によりフレーム同期信号を得る、符号判定器12
にてスロット位置を判定して元のデータシンボルに変換
する。判定方法には、最尤判定法などを用いることがで
きる。
【0033】図3は、送信回路の他の実施例を示す図
で、この実施例では、PPM符号発生器6からのPN符
号を挿入するスロットタイミング信号をゲート制御信号
に用いるため、前記スロットタイミング信号をRSラッ
チ回路4cのSET信号として入力にいれ、RSラッチ
出力のQを“High”にする。このRSラッチ出力Q
はクロック信号とともに、ANDゲート4bに入力さ
れ、SET信号が入力された時点でアンドゲート4bを
オープンにする。よって、クロック信号は、1/i分周
回路4aに入力され、前記分周信号がPN符号発生回路
5に入力される。また、前記スロットタイミング信号
は、PN符号発生器5にも入力され、内部のカクンタを
リセットする。これにより、PN符号発生器5は初期化
され、前記分周信号をチップとしてPN符号を出力す
る。前記分周回路でPN符号のチップをカウントし、最
終チップの出力タイミングを検知する信号を出力し、こ
れを前記RSラッチ回路4cのRESET信号に用い
て、出力Qを“Low”にする。これにより、前記ゲー
ト4bは、クローズして、分周回路4aのクロック信号
は遮断される。前記RSラッチ回路4c及びゲート回路
4bの制御により、前記データシンボルに対応した任意
の位置でのPN符号の挿入が可能になる。
で、この実施例では、PPM符号発生器6からのPN符
号を挿入するスロットタイミング信号をゲート制御信号
に用いるため、前記スロットタイミング信号をRSラッ
チ回路4cのSET信号として入力にいれ、RSラッチ
出力のQを“High”にする。このRSラッチ出力Q
はクロック信号とともに、ANDゲート4bに入力さ
れ、SET信号が入力された時点でアンドゲート4bを
オープンにする。よって、クロック信号は、1/i分周
回路4aに入力され、前記分周信号がPN符号発生回路
5に入力される。また、前記スロットタイミング信号
は、PN符号発生器5にも入力され、内部のカクンタを
リセットする。これにより、PN符号発生器5は初期化
され、前記分周信号をチップとしてPN符号を出力す
る。前記分周回路でPN符号のチップをカウントし、最
終チップの出力タイミングを検知する信号を出力し、こ
れを前記RSラッチ回路4cのRESET信号に用い
て、出力Qを“Low”にする。これにより、前記ゲー
ト4bは、クローズして、分周回路4aのクロック信号
は遮断される。前記RSラッチ回路4c及びゲート回路
4bの制御により、前記データシンボルに対応した任意
の位置でのPN符号の挿入が可能になる。
【0034】図4は、送信回路の更に他の実施例を示す
図で、この実施例では、フレーム構成で最終スロットに
K×Nスロットを追加し、同期用のPN符号を挿入す
る。送信側では、前記SET信号に同期用の(M×N+
K×N+1)番目のスロットを検知するスロット位置情
報信号を出力する回路2bを付加し、前記信号とデータ
シンボルスロット位置情報信号との論理和4dで得られ
る信号を制御信号に用いて前記RSラッチ回路4cのS
ET信号とし、前記擬似雑音系列信号発生回路5におけ
る前記系列の最終チップ判定信号によるRESETによ
り前記RSラッチ回路4cからのゲート制御4bを通し
てクロック信号の1/i分周回路4aからの出力を基に
前記擬似雑音系列を発生する回路5より構成されてい
る。これにより、受信側におけるクロック及びフレーム
の同期回路と判定方法を簡素化できる。
図で、この実施例では、フレーム構成で最終スロットに
K×Nスロットを追加し、同期用のPN符号を挿入す
る。送信側では、前記SET信号に同期用の(M×N+
K×N+1)番目のスロットを検知するスロット位置情
報信号を出力する回路2bを付加し、前記信号とデータ
シンボルスロット位置情報信号との論理和4dで得られ
る信号を制御信号に用いて前記RSラッチ回路4cのS
ET信号とし、前記擬似雑音系列信号発生回路5におけ
る前記系列の最終チップ判定信号によるRESETによ
り前記RSラッチ回路4cからのゲート制御4bを通し
てクロック信号の1/i分周回路4aからの出力を基に
前記擬似雑音系列を発生する回路5より構成されてい
る。これにより、受信側におけるクロック及びフレーム
の同期回路と判定方法を簡素化できる。
【0035】図5は、受信回路の他の実施例を示す図
で、この実施例では、前記同期用PN符号を挿入する場
合、マッチドフィルタ出力信号を遅延回路21にて1フ
レーム分遅延した信号とAND22をとることにより、
フレーム周期の信号を得ることができる。ただし、本発
明では、PN符号のチップレートがスロットの整数倍さ
れていることにより、相関パルス信号は複数スロットに
またがる比較的広がった信号であるため、そのまま用い
ると伝送品質等に問題を残す。そこで、本発明では、前
記相関パルスよりそのパルス出力が最大になる(先尖
値)位置に対応する位置に1スロット分に相当するパル
スを発生させる相関パルス変換回路20を用いて、パル
ス信号の変換を行い、その変換パルス信号を用いて以後
の処理を行う。具体的な前記パルス変換回路20として
は、例えば、固定の基準電圧もしくは前記相関パルスを
ピークホールド回路でパルスの最大振幅を検出して、こ
れを基に生成される基準電圧を用いてコンパレータで前
記パルスを1スロット分に相当するパルスに変換するこ
とにより実現できる。前記フレーム周期の信号をPLL
回路23によりフレーム同期信号とその逓倍機能によ
り、クロック(=スロット)同期信号を得る。この同期
信号によりRSラッチ回路24のSETを行い、情報信
号によるパルスによるRESET信号により、ANDゲ
ート25を制御して、その間の通過クロックパルス信号
をカウンタ26にてカウントすることにより、データシ
ンボル信号のスロット位置を判定する。
で、この実施例では、前記同期用PN符号を挿入する場
合、マッチドフィルタ出力信号を遅延回路21にて1フ
レーム分遅延した信号とAND22をとることにより、
フレーム周期の信号を得ることができる。ただし、本発
明では、PN符号のチップレートがスロットの整数倍さ
れていることにより、相関パルス信号は複数スロットに
またがる比較的広がった信号であるため、そのまま用い
ると伝送品質等に問題を残す。そこで、本発明では、前
記相関パルスよりそのパルス出力が最大になる(先尖
値)位置に対応する位置に1スロット分に相当するパル
スを発生させる相関パルス変換回路20を用いて、パル
ス信号の変換を行い、その変換パルス信号を用いて以後
の処理を行う。具体的な前記パルス変換回路20として
は、例えば、固定の基準電圧もしくは前記相関パルスを
ピークホールド回路でパルスの最大振幅を検出して、こ
れを基に生成される基準電圧を用いてコンパレータで前
記パルスを1スロット分に相当するパルスに変換するこ
とにより実現できる。前記フレーム周期の信号をPLL
回路23によりフレーム同期信号とその逓倍機能によ
り、クロック(=スロット)同期信号を得る。この同期
信号によりRSラッチ回路24のSETを行い、情報信
号によるパルスによるRESET信号により、ANDゲ
ート25を制御して、その間の通過クロックパルス信号
をカウンタ26にてカウントすることにより、データシ
ンボル信号のスロット位置を判定する。
【0036】図6は、多重化通信方式に関する実施例を
示す図で、多重化方式は電波では周波数多重、光では波
長多重、また、双方で使用可能なPN符号多重などの方
式があるが、本実施例では、媒体に光を用いた波長多重
化方式について説明する。なお、本発明による方式は多
重化方式に左右されずに適用可能であるのは言うまでも
ない。図6に示す2波長多重方式では、波長λ1及びλ2
の光信号にてそれぞれ独立したデータシンボルを伝送す
る。前記同期信号を付加したフレーム構成で送信された
それぞれの光信号は、対応する波長のみを透過させる光
学的なバンドパスフィルタ(BPF)31,32によ
り、図7(A),(B)に示すように、個別の受信装置
10a,10bに入力する。通常、このままでも十分通
信が可能であるが、前記BPFの性能や光源のコヒーレ
ンス性や波長間隔により、信号間の干渉によるノイズ成
分が信号成分に混入してしまい、S/Nを低下させてし
まう原因になる。そこで、本発明では、λ1の送信信号
に対し、λ2の送信タイミングが前記送信信号のデータ
シンボル位置情報のスロット群に続く前記擬似雑音系列
符号用のスロット群のタイミング中に送信されるように
送信側でタイミング調整を行っている。これにより、信
号間干渉を低減でき、S/Nを低下させることなく、多
重化通信方式を実現できる。
示す図で、多重化方式は電波では周波数多重、光では波
長多重、また、双方で使用可能なPN符号多重などの方
式があるが、本実施例では、媒体に光を用いた波長多重
化方式について説明する。なお、本発明による方式は多
重化方式に左右されずに適用可能であるのは言うまでも
ない。図6に示す2波長多重方式では、波長λ1及びλ2
の光信号にてそれぞれ独立したデータシンボルを伝送す
る。前記同期信号を付加したフレーム構成で送信された
それぞれの光信号は、対応する波長のみを透過させる光
学的なバンドパスフィルタ(BPF)31,32によ
り、図7(A),(B)に示すように、個別の受信装置
10a,10bに入力する。通常、このままでも十分通
信が可能であるが、前記BPFの性能や光源のコヒーレ
ンス性や波長間隔により、信号間の干渉によるノイズ成
分が信号成分に混入してしまい、S/Nを低下させてし
まう原因になる。そこで、本発明では、λ1の送信信号
に対し、λ2の送信タイミングが前記送信信号のデータ
シンボル位置情報のスロット群に続く前記擬似雑音系列
符号用のスロット群のタイミング中に送信されるように
送信側でタイミング調整を行っている。これにより、信
号間干渉を低減でき、S/Nを低下させることなく、多
重化通信方式を実現できる。
【0037】本発明は、実施例に限定されるものではな
く、その他、本発明の精神を逸脱することなく種々の変
形が可能である。例えば、クロック再生方法には、パル
ス間隔の最大値または最小値を検出して、その時点から
フレームの開始時刻を求め、その時刻になった時にクロ
ック生成回路を初期状態にリセットして、同期を図るこ
とも可能である。また、ラッチ回路には、前記RSラッ
チ回路の他に、Dフリップフロップを用い、出力端子か
らの帰還信号とSET信号との論理和をD端子に入力
し、クロック端子にクロック信号を、そして、クリア端
子にRESET信号(アクティブ“Low”の場合はイ
ンバータを介して)を入力することにより実現すること
も可能である。
く、その他、本発明の精神を逸脱することなく種々の変
形が可能である。例えば、クロック再生方法には、パル
ス間隔の最大値または最小値を検出して、その時点から
フレームの開始時刻を求め、その時刻になった時にクロ
ック生成回路を初期状態にリセットして、同期を図るこ
とも可能である。また、ラッチ回路には、前記RSラッ
チ回路の他に、Dフリップフロップを用い、出力端子か
らの帰還信号とSET信号との論理和をD端子に入力
し、クロック端子にクロック信号を、そして、クリア端
子にRESET信号(アクティブ“Low”の場合はイ
ンバータを介して)を入力することにより実現すること
も可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、1フレームを複数の
スロットに分割し、伝送すべきデータシンボルに対応し
たスロット位置に擬似雑音系列を挿入して連続する前記
フレームを伝送し、前記スロット位置情報からデータを
再現するスペクトル拡散パルス位置変調通信方式におい
て、1フレームが自然数MとNに対しM×N個のデータ
シンボルに対応する位置情報用のスロット群に続き擬似
雑音系列符号用のスロット群から構成されていて、伝送
するデータのjビット情報(j:自然数)及びi(ただ
し、i≧2の自然数)に対し次式を満たし、 2j≦MN−i+1<2j+1 かつ、前記擬似雑音系列が前記スロットのi倍のスロッ
トを1チップとした周期Lチップの擬似雑音系列よりな
り、また、擬似雑音系列符号用スロット群のスロット数
が(L×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数
Kに対して、[擬似雑音系列符号用スロット総数≦2K
×Nスロット]の関係を満たすよう構成されている前記
フレームに対し、前記M×Nスロットからなるスロット
位置のいずれかにデータシンボルを対応させて前記擬似
雑音系列を挿入し、前記フレームを連続に伝送して情報
の伝送をするようにしたので、低速な媒体を用いても、
安価で高信頼性を有する通信方式を提供することができ
る。
スロットに分割し、伝送すべきデータシンボルに対応し
たスロット位置に擬似雑音系列を挿入して連続する前記
フレームを伝送し、前記スロット位置情報からデータを
再現するスペクトル拡散パルス位置変調通信方式におい
て、1フレームが自然数MとNに対しM×N個のデータ
シンボルに対応する位置情報用のスロット群に続き擬似
雑音系列符号用のスロット群から構成されていて、伝送
するデータのjビット情報(j:自然数)及びi(ただ
し、i≧2の自然数)に対し次式を満たし、 2j≦MN−i+1<2j+1 かつ、前記擬似雑音系列が前記スロットのi倍のスロッ
トを1チップとした周期Lチップの擬似雑音系列よりな
り、また、擬似雑音系列符号用スロット群のスロット数
が(L×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数
Kに対して、[擬似雑音系列符号用スロット総数≦2K
×Nスロット]の関係を満たすよう構成されている前記
フレームに対し、前記M×Nスロットからなるスロット
位置のいずれかにデータシンボルを対応させて前記擬似
雑音系列を挿入し、前記フレームを連続に伝送して情報
の伝送をするようにしたので、低速な媒体を用いても、
安価で高信頼性を有する通信方式を提供することができ
る。
【0039】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、SET信号により出力を“High”にし、RES
ET信号で出力を“Low”にするラッチ回路を用い、
データシンボルスロット位置情報信号によるSET及び
前記擬似雑音系列信号発生回路の最終チップ判定信号に
よるRESETによるラッチ回路によりゲート素子を制
御してクロック信号の1/i分周回路からの出力を基に
前記擬似雑音系列を発生する回路からの前記擬似雑音系
列信号を用いるようにしたので、安価で高信頼性を有す
る送信回路を簡単な構成で実現できる。
て、SET信号により出力を“High”にし、RES
ET信号で出力を“Low”にするラッチ回路を用い、
データシンボルスロット位置情報信号によるSET及び
前記擬似雑音系列信号発生回路の最終チップ判定信号に
よるRESETによるラッチ回路によりゲート素子を制
御してクロック信号の1/i分周回路からの出力を基に
前記擬似雑音系列を発生する回路からの前記擬似雑音系
列信号を用いるようにしたので、安価で高信頼性を有す
る送信回路を簡単な構成で実現できる。
【0040】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、1フレームが自然数MとNに対しM×N+2K×N
スロットに分割されていて、SET信号により出力を
“High”、RESET信号で出力を“Low”にす
るラッチ回路を用い、前記SET信号で同期用に(M×
N+K×N+1)番目のスロットに前記擬似雑音系列を
挿入するためのスロット位置情報信号とデータシンボル
スロット位置情報信号との論理和で得られる信号を制御
信号に用いて前記ラッチ回路のSET信号とし、前記擬
似雑音系列信号発生回路における前記系列の最終チップ
判定信号によるRESET信号によりラッチ回路からの
出力信号でゲートを制御してクロック信号の1/i分周
回路からの出力を基に前記擬似雑音系列を発生する回路
からの前記擬似雑音系列信号を用いるようにしたので、
安価で高信頼性を有する送信回路を簡単な構成で実現で
きるとともに、安価で高信頼性を有する受信回路を簡単
な構成で実現できる。
て、1フレームが自然数MとNに対しM×N+2K×N
スロットに分割されていて、SET信号により出力を
“High”、RESET信号で出力を“Low”にす
るラッチ回路を用い、前記SET信号で同期用に(M×
N+K×N+1)番目のスロットに前記擬似雑音系列を
挿入するためのスロット位置情報信号とデータシンボル
スロット位置情報信号との論理和で得られる信号を制御
信号に用いて前記ラッチ回路のSET信号とし、前記擬
似雑音系列信号発生回路における前記系列の最終チップ
判定信号によるRESET信号によりラッチ回路からの
出力信号でゲートを制御してクロック信号の1/i分周
回路からの出力を基に前記擬似雑音系列を発生する回路
からの前記擬似雑音系列信号を用いるようにしたので、
安価で高信頼性を有する送信回路を簡単な構成で実現で
きるとともに、安価で高信頼性を有する受信回路を簡単
な構成で実現できる。
【0041】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、受信回路でマッチドフィルタによる同期補足をする
回路構成であって、マッチドフィルタからの相関パルス
出力から前記相関パルス先尖位置に対応したパルス信号
を発生する回路を用いて、前記相関パルス信号を変換し
たパルス信号を用いて、同期の補足と追従,データの復
調を行うようにしたので、安価で高信頼性を有する送信
回路を簡単な構成で実現できる。
て、受信回路でマッチドフィルタによる同期補足をする
回路構成であって、マッチドフィルタからの相関パルス
出力から前記相関パルス先尖位置に対応したパルス信号
を発生する回路を用いて、前記相関パルス信号を変換し
たパルス信号を用いて、同期の補足と追従,データの復
調を行うようにしたので、安価で高信頼性を有する送信
回路を簡単な構成で実現できる。
【0042】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、周波数多重及び符号多重もしくは複数の波長の光を
用いた波長多重方式であって、異なるチャンネル間で各
チャンネルの送信データシンボルの位置情報スロット送
信タイミングが他のチャンネルのデータシンボル位置情
報用のスロット群に続く前記擬似雑音系列符号用のスロ
ット群の送信タイミング中に送信されるようにしたの
で、多重化による高速もしくは大容量の通信方式を提供
するとともに、高信頼性を有する通信方式を提供するこ
とが可能となる。
て、周波数多重及び符号多重もしくは複数の波長の光を
用いた波長多重方式であって、異なるチャンネル間で各
チャンネルの送信データシンボルの位置情報スロット送
信タイミングが他のチャンネルのデータシンボル位置情
報用のスロット群に続く前記擬似雑音系列符号用のスロ
ット群の送信タイミング中に送信されるようにしたの
で、多重化による高速もしくは大容量の通信方式を提供
するとともに、高信頼性を有する通信方式を提供するこ
とが可能となる。
【図1】 本発明によるフレーム構成を示す図である。
【図2】 本発明による送受信装置の回路構成のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】 送信回路のブロック図である。
【図4】 他の送信回路のブロック図である。
【図5】 受信回路のブロック図である。
【図6】 2波長多重化方式におけるフレーム構成の例
を示す図である。
を示す図である。
【図7】 2波長多重化方式における受信回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】 本出願人が先に提案したスペクトル拡散パル
ス位置変調システムにおける信号構成図である。
ス位置変調システムにおける信号構成図である。
【図9】 情報の伝送速度を示す図である。
【図10】 誤り率の比較を示す図である。
【図11】 本出願人が先に提案したスペクトル拡散パ
ルス位置変調システムに使用する送信機の一例を示す図
である。
ルス位置変調システムに使用する送信機の一例を示す図
である。
【図12】 本出願人が先に提案したスペクトル拡散パ
ルス位置変調システムに使用する受信機の一例を示す図
である。
ルス位置変調システムに使用する受信機の一例を示す図
である。
1…送信機、2…クロック信号発生器、3…フレーム制
御モジュール、4…1/i分周信号発生器、5…PN信
号発生器、6…PPM符号発生器、7…発光ダイオード
(LED)、10…受信機、11…マッチドフィルタ、
12…符号判定器、13…クロック再生器、14…フレ
ーム再生器、15…PD、20…相関パルス変換回路、
21…遅延回路、22…アンド回路、23…PLL回
路、24…RSラッチ回路、25…ANDゲート、26
…カウンタ。
御モジュール、4…1/i分周信号発生器、5…PN信
号発生器、6…PPM符号発生器、7…発光ダイオード
(LED)、10…受信機、11…マッチドフィルタ、
12…符号判定器、13…クロック再生器、14…フレ
ーム再生器、15…PD、20…相関パルス変換回路、
21…遅延回路、22…アンド回路、23…PLL回
路、24…RSラッチ回路、25…ANDゲート、26
…カウンタ。
Claims (5)
- 【請求項1】 1フレームを複数のスロットに分割し、
伝送すべきデータシンボルに対応したスロット位置に擬
似雑音系列を挿入して連続する前記フレームを伝送し、
前記スロット位置情報からデータを再現するスペクトル
拡散パルス位置変調通信方式において、1フレームが自
然数MとNに対しM×N個のデータシンボルに対応する
位置情報用のスロット群に続き擬似雑音系列符号用のス
ロット群から構成されていて、伝送するデータのjビッ
ト情報(j:自然数)及びi(ただし、i≧2の自然
数)に対し次式を満たし、 2j≦MN−i+1<2j+1 かつ、前記擬似雑音系列が前記スロットのi倍のスロッ
トを1チップとした周期Lチップの擬似雑音系列よりな
り、また、擬似雑音系列符号用スロット群のスロット数
が(L×i/N)に対してそれを下回らない最小の整数
Kに対して、[擬似雑音系列符号用スロット総数≦2K
×Nスロット]の関係を値たすよう構成されている前記
フレームに対し、前記M×Nスロットからなるスロット
位置のいずれかにデータシンボルを対応させて前記擬似
雑音系列を挿入し、前記フレームを連続に伝送して情報
の伝送をすることを特徴とするスペクトル拡散パルス位
置変調通信方式。 - 【請求項2】 SET信号により出力を“High”に
し、RESET信号で出力を“Low”にするラッチ回
路を用い、データシンボルスロット位置情報信号による
SET及び前記擬似雑音系列信号発生回路の最終チップ
判定信号によるRESETによるラッチ回路によりゲー
ト素子を制御しクロック信号の1/i分周回路からの出
力を基に前記擬似雑音系列を発生する回路からの前記擬
似雑音系列信号を用いたことを特徴とする請求項1に記
載のスペクトル拡散パルス位置変調通信方式。 - 【請求項3】 1フレームが自然数MとNに対しM×N
+2K×Nスロットに分割されていて、SET信号によ
り出力を“High”、RESET信号で出力を“Lo
w”にするラッチ回路を用い、前記SET信号で同期用
に(M×N+K×N+1)番目のスロットに前記擬似雑
音系列を挿入するためのスロット位置情報信号とデータ
シンボルスロット位置情報信号との論理和で得られる信
号を制御信号に用いて前記ラッチ回路のSET信号と
し、前記擬似雑音系列信号発生回路における前記系列の
最終チップ判定信号によるRESET信号によりラッチ
回路からの出力信号でゲートを制御しクロック信号の1
/i分周回路からの出力を基に前記擬似雑音系列を発生
する回路からの前記擬似雑音系列信号を用いたことを特
徴とする請求項1に記載のスペクトル拡散パルス位置変
調通信方式。 - 【請求項4】 受信回路でマッチドフィルタによる同期
補足をする回路構成であって、マッチドフィルタからの
相関パルス出力から前記相関パルス先尖位置に対応した
パルス信号を発生する回路を用いて、前記相関パルス信
号を変換したパルス信号を用いて、同期の補足と追従,
データの復調を行うことを特徴とする請求項1に記載の
スペクトル拡散パルス位置変調通信方式。 - 【請求項5】 周波数多重及び符号多重もしくは複数の
波長の光を用いた波長多重方式であって、異なるチャン
ネル間で各チャンネルの送信データシンボルの位置情報
スロット送信タイミングが他のチャンネルのデータシン
ボル位置情報用のスロット群に続く前記擬似雑音系列符
号用のスロット群の送信タイミング中に送信されること
を特徴とする請求項1に記載のスペクトル拡散パルス位
置変調通信方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9083144A JPH10285137A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | スペクトル拡散パルス位置変調通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9083144A JPH10285137A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | スペクトル拡散パルス位置変調通信方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10285137A true JPH10285137A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13794034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9083144A Pending JPH10285137A (ja) | 1997-04-01 | 1997-04-01 | スペクトル拡散パルス位置変調通信方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10285137A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112255467A (zh) * | 2019-07-22 | 2021-01-22 | 苏州普镭辰光光电有限公司 | 测量脉冲信号到达时间的装置和方法 |
| CN113114113A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-07-13 | 浙江大学 | 一种基于双频无线供电的频率信号产生电路和方法 |
| CN118199580A (zh) * | 2024-05-16 | 2024-06-14 | 西安智多晶微电子有限公司 | 一种多路pwm的实现方法和系统 |
-
1997
- 1997-04-01 JP JP9083144A patent/JPH10285137A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112255467A (zh) * | 2019-07-22 | 2021-01-22 | 苏州普镭辰光光电有限公司 | 测量脉冲信号到达时间的装置和方法 |
| CN113114113A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-07-13 | 浙江大学 | 一种基于双频无线供电的频率信号产生电路和方法 |
| CN118199580A (zh) * | 2024-05-16 | 2024-06-14 | 西安智多晶微电子有限公司 | 一种多路pwm的实现方法和系统 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
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