JPH10285341A - 光源および画像読取装置 - Google Patents
光源および画像読取装置Info
- Publication number
- JPH10285341A JPH10285341A JP9089750A JP8975097A JPH10285341A JP H10285341 A JPH10285341 A JP H10285341A JP 9089750 A JP9089750 A JP 9089750A JP 8975097 A JP8975097 A JP 8975097A JP H10285341 A JPH10285341 A JP H10285341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphor
- fluorescent
- fluorescent lamp
- color
- blue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 色再現性を向上させることができるようにす
る。 【解決手段】 蛍光ランプ3は、ブルーB、レッドR、
グリーンGの発光色を有する蛍光体およびイエローYの
発光色を有する蛍光体が、それぞれ所定の比で混合され
て内壁面に塗布されている。イエローYの蛍光体として
は、波長570nm近傍にピーク値を有する、ジスプロ
シウム付活燐バナジン酸塩−Y(P,V)O4:Dy−
を用いている。この結果、蛍光ランプ3では、測色品質
係数qB,qG,qRが全てが0.8以上となり、色再現
性が向上する。蛍光ランプ3から放射された光は、原稿
面に放射される。原稿面で反射された反射光は、第1反
射鏡4〜第3反射鏡6、赤外線除去フィルタ7、レンズ
8を通って、カラーリニアイメージセンサ9上で結像す
る。結像したイメージは、電気信号(以下、画像信号と
いう)に変換された後、後段の処理系に供給される。
る。 【解決手段】 蛍光ランプ3は、ブルーB、レッドR、
グリーンGの発光色を有する蛍光体およびイエローYの
発光色を有する蛍光体が、それぞれ所定の比で混合され
て内壁面に塗布されている。イエローYの蛍光体として
は、波長570nm近傍にピーク値を有する、ジスプロ
シウム付活燐バナジン酸塩−Y(P,V)O4:Dy−
を用いている。この結果、蛍光ランプ3では、測色品質
係数qB,qG,qRが全てが0.8以上となり、色再現
性が向上する。蛍光ランプ3から放射された光は、原稿
面に放射される。原稿面で反射された反射光は、第1反
射鏡4〜第3反射鏡6、赤外線除去フィルタ7、レンズ
8を通って、カラーリニアイメージセンサ9上で結像す
る。結像したイメージは、電気信号(以下、画像信号と
いう)に変換された後、後段の処理系に供給される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の発光色を
有する蛍光体を混合して成る光源および画像読取装置に
関する。
有する蛍光体を混合して成る光源および画像読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、カラー原稿を読み取るスキャ
ナ、カラー原稿を複写する複写機等では、カラー原稿を
読み取る光学走査系の光源に、赤色(レッド)R、緑色
(グリーン)G、青色(ブルー)Bの発光色を有する蛍
光体(複数)を混合して成る蛍光ランプが用いられてい
る。このようなスキャナや複写機等の画像読取装置で
は、光源である蛍光ランプの発光色を決める分光エネル
ギ特性のスペクトル分布は、カラー原稿の色をより忠実
に再現するための重要な要素であることが知られてい
る。このため、蛍光ランプの発光色を如何にして制御す
るか、すなわち、分光エネルギ特性をどのようなスペク
トル分布にするかが色再現性を向上させるためのポイン
トになる。
ナ、カラー原稿を複写する複写機等では、カラー原稿を
読み取る光学走査系の光源に、赤色(レッド)R、緑色
(グリーン)G、青色(ブルー)Bの発光色を有する蛍
光体(複数)を混合して成る蛍光ランプが用いられてい
る。このようなスキャナや複写機等の画像読取装置で
は、光源である蛍光ランプの発光色を決める分光エネル
ギ特性のスペクトル分布は、カラー原稿の色をより忠実
に再現するための重要な要素であることが知られてい
る。このため、蛍光ランプの発光色を如何にして制御す
るか、すなわち、分光エネルギ特性をどのようなスペク
トル分布にするかが色再現性を向上させるためのポイン
トになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図12は、水
銀を封入した従来の三波長型蛍光ランプの分光エネルギ
特性を示す図であり、図13は、キセノンガスを封入し
た従来のキセノン蛍光ランプの分光エネルギ特性を示す
図である。図12および図13に示すように、いずれの
蛍光ランプにおいても、波長570nm近傍の発光がな
い。また、赤色(レッド)R、緑色(グリーン)Gの分
光特性は、帯域の狭いシャープな分光特性を有してい
る。このため、これを光源として用いると、カラー原稿
を読み取り、再現させたときの再現色と、元のカラー原
稿の色との間に色ずれが生じるという問題があった。こ
れは、従来技術における蛍光ランプでは、帯域幅が狭
い、図14(a)に示す分光エネルギ特性を有する蛍光
体(ブルーB)、図14(b)に示す分光エネルギ特性
を有する蛍光体(レッドR)、および図14(c)に示
す分光エネルギ特性を有する蛍光体(グリーンG)を混
合して用いていたためである。
銀を封入した従来の三波長型蛍光ランプの分光エネルギ
特性を示す図であり、図13は、キセノンガスを封入し
た従来のキセノン蛍光ランプの分光エネルギ特性を示す
図である。図12および図13に示すように、いずれの
蛍光ランプにおいても、波長570nm近傍の発光がな
い。また、赤色(レッド)R、緑色(グリーン)Gの分
光特性は、帯域の狭いシャープな分光特性を有してい
る。このため、これを光源として用いると、カラー原稿
を読み取り、再現させたときの再現色と、元のカラー原
稿の色との間に色ずれが生じるという問題があった。こ
れは、従来技術における蛍光ランプでは、帯域幅が狭
い、図14(a)に示す分光エネルギ特性を有する蛍光
体(ブルーB)、図14(b)に示す分光エネルギ特性
を有する蛍光体(レッドR)、および図14(c)に示
す分光エネルギ特性を有する蛍光体(グリーンG)を混
合して用いていたためである。
【0004】そこで、例えば、特開平2−201439
号公報では、蛍光ランプの分光エネルギ特性を肉眼の分
光感度特性に一致するように、帯域幅が比較的広い分光
エネルギ特性を有する蛍光体を用い、ブルーB,レッド
R,グリーンGの各々に対する蛍光体の混合比を所定の
値にすることにより、色再現性を向上させる技術が開示
されている。しかしながら、上記従来技術では、ブルー
B,レッドR,グリーンGの各々に対するピーク波長あ
るいは帯域幅を自由に選択することができないので、色
再現性の改善に限界があり、結果として波長570nm
近傍の発光を増やすことができないという問題があっ
た。また、従来の蛍光体は、グリーンGの波長領域、レ
ッドRの波長領域で鋭いピークを有するため、これを光
源として用いると、カラー原稿を読み取り再現させたと
きの再現色と、元のカラー原稿の色との間で色ずれが生
ずるという問題があった。
号公報では、蛍光ランプの分光エネルギ特性を肉眼の分
光感度特性に一致するように、帯域幅が比較的広い分光
エネルギ特性を有する蛍光体を用い、ブルーB,レッド
R,グリーンGの各々に対する蛍光体の混合比を所定の
値にすることにより、色再現性を向上させる技術が開示
されている。しかしながら、上記従来技術では、ブルー
B,レッドR,グリーンGの各々に対するピーク波長あ
るいは帯域幅を自由に選択することができないので、色
再現性の改善に限界があり、結果として波長570nm
近傍の発光を増やすことができないという問題があっ
た。また、従来の蛍光体は、グリーンGの波長領域、レ
ッドRの波長領域で鋭いピークを有するため、これを光
源として用いると、カラー原稿を読み取り再現させたと
きの再現色と、元のカラー原稿の色との間で色ずれが生
ずるという問題があった。
【0005】また、分光エネルギ特性における波長57
0nm近傍の発光を増加するためには、例えば、図14
(c)に示すグリーンの蛍光体、または図14(b)に
示すレッドRの蛍光体によるピーク波長の位置または帯
域幅を制御すればよいことが考えられる。しかしなが
ら、特に、キセノン蛍光ランプでは、レッドRの発光色
を有する蛍光体の中には、広い帯域幅を有するようなも
のは知られていない。また、キセノンガスの147nm
のエネルギ線で励起され、550nm近傍に発光のピー
クを示すグリーンGの蛍光体であって、鋭いピークを持
たないものは知られていない。このため、少なくとも現
在知られている範囲で、グリーンGの蛍光体をより広い
帯域幅を有する蛍光体に変更したとしても、最終的に得
られる分光エネルギ特性は、図15に示すように、波長
570nm近傍の発光を十分に増やすことができないと
いう問題があった。
0nm近傍の発光を増加するためには、例えば、図14
(c)に示すグリーンの蛍光体、または図14(b)に
示すレッドRの蛍光体によるピーク波長の位置または帯
域幅を制御すればよいことが考えられる。しかしなが
ら、特に、キセノン蛍光ランプでは、レッドRの発光色
を有する蛍光体の中には、広い帯域幅を有するようなも
のは知られていない。また、キセノンガスの147nm
のエネルギ線で励起され、550nm近傍に発光のピー
クを示すグリーンGの蛍光体であって、鋭いピークを持
たないものは知られていない。このため、少なくとも現
在知られている範囲で、グリーンGの蛍光体をより広い
帯域幅を有する蛍光体に変更したとしても、最終的に得
られる分光エネルギ特性は、図15に示すように、波長
570nm近傍の発光を十分に増やすことができないと
いう問題があった。
【0006】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、色再現性を向上させることができる光源および
画像読取装置を提供することを目的としている。
もので、色再現性を向上させることができる光源および
画像読取装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、不活性ガスが封入
された透明部材と、前記透明部材の内部に備えられ、赤
色、緑色、青色の各々に対応する蛍光色を発する3つの
蛍光体と、前記透明部材の内部に備えられ、赤、緑、青
の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げる蛍
光色を発する測色係数向上蛍光体とを具備することを特
徴とする。
るために、請求項1記載の発明では、不活性ガスが封入
された透明部材と、前記透明部材の内部に備えられ、赤
色、緑色、青色の各々に対応する蛍光色を発する3つの
蛍光体と、前記透明部材の内部に備えられ、赤、緑、青
の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げる蛍
光色を発する測色係数向上蛍光体とを具備することを特
徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の光源において、前記測色係向上蛍光体は、黄色の
蛍光色を有することを特徴とする。
記載の光源において、前記測色係向上蛍光体は、黄色の
蛍光色を有することを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の光源において、前記不活性ガスは、キセノンガス
であることを特徴とする。
記載の光源において、前記不活性ガスは、キセノンガス
であることを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明では、請求項1
記載の光源において、前記測色係数向上蛍光体は、「ジ
スプロシウム付活燐バナジン酸塩蛍光体、Y(P,V)
O4:Dy」であることを特徴とする。
記載の光源において、前記測色係数向上蛍光体は、「ジ
スプロシウム付活燐バナジン酸塩蛍光体、Y(P,V)
O4:Dy」であることを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明では、請求項1
記載の光源において、前記測色係数向上蛍光体は、少な
くとも560〜590nmの範囲に、その発光波長のピ
ーク波長を有することを特徴とする。
記載の光源において、前記測色係数向上蛍光体は、少な
くとも560〜590nmの範囲に、その発光波長のピ
ーク波長を有することを特徴とする。
【0012】また、上述した問題点を解決するために、
請求項6記載の発明では、蛍光体により発せられる光に
よって原稿を照射する蛍光ランプと、前記蛍光ランプに
よって照射された原稿の画像を読み取る読取手段とを具
備し、前記蛍光ランプは、赤色、緑色、青色の蛍光色を
発する3つの蛍光体を備えるとともに、赤、緑、青の測
色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げる蛍光色
を発する測色係数向上蛍光体を備えていることを特徴と
する。
請求項6記載の発明では、蛍光体により発せられる光に
よって原稿を照射する蛍光ランプと、前記蛍光ランプに
よって照射された原稿の画像を読み取る読取手段とを具
備し、前記蛍光ランプは、赤色、緑色、青色の蛍光色を
発する3つの蛍光体を備えるとともに、赤、緑、青の測
色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げる蛍光色
を発する測色係数向上蛍光体を備えていることを特徴と
する。
【0013】また、請求項7に記載の発明では、不活性
ガスが封入された透明部材と、前記透明部材の内部に備
えられ、青色に対応する蛍光色を発する蛍光体と黄色に
対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以上の蛍光体
を、赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも1つの測色
係数を上げるように混合した混合蛍光体とを具備するこ
とを特徴とする。
ガスが封入された透明部材と、前記透明部材の内部に備
えられ、青色に対応する蛍光色を発する蛍光体と黄色に
対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以上の蛍光体
を、赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも1つの測色
係数を上げるように混合した混合蛍光体とを具備するこ
とを特徴とする。
【0014】また、請求項8記載の発明では、請求項7
記載の光源において、前記黄色に対応する蛍光色を発す
る蛍光体は、発光波長のピーク波長が545nm〜58
5nmの範囲にあり、かつ、半値幅が90nm〜150
nmの範囲にあることを特徴とする。
記載の光源において、前記黄色に対応する蛍光色を発す
る蛍光体は、発光波長のピーク波長が545nm〜58
5nmの範囲にあり、かつ、半値幅が90nm〜150
nmの範囲にあることを特徴とする。
【0015】また、請求項9記載の発明では、請求項7
記載の光源において、前記黄色に対応する蛍光色を発す
る蛍光体は、分光エネルギピーク値の50%となる短波
長側の波長が、500nm〜550nmであることを特
徴とする。
記載の光源において、前記黄色に対応する蛍光色を発す
る蛍光体は、分光エネルギピーク値の50%となる短波
長側の波長が、500nm〜550nmであることを特
徴とする。
【0016】また、請求項10記載の発明では、請求項
7記載の光源において、前記不活性ガスは、キセノンガ
スであることを特徴とする。
7記載の光源において、前記不活性ガスは、キセノンガ
スであることを特徴とする。
【0017】また、請求項11記載の発明では、蛍光体
により発せられる光によって原稿を照射する蛍光ランプ
と、前記蛍光ランプによって照射された原稿の画像を読
み取る読取手段とを具備し、前記蛍光ランプは、青色に
対応する蛍光色を発する蛍光体と黄色に対応する蛍光色
を発する蛍光体とを含む2以上の蛍光体を、赤、緑、青
の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げるよ
うに混合した混合蛍光体を備えていることを特徴とす
る。
により発せられる光によって原稿を照射する蛍光ランプ
と、前記蛍光ランプによって照射された原稿の画像を読
み取る読取手段とを具備し、前記蛍光ランプは、青色に
対応する蛍光色を発する蛍光体と黄色に対応する蛍光色
を発する蛍光体とを含む2以上の蛍光体を、赤、緑、青
の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げるよ
うに混合した混合蛍光体を備えていることを特徴とす
る。
【0018】この発明によれば、赤色、緑色、青色の蛍
光色を発する3つの蛍光体を備えるとともに、赤、緑、
青の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げる
蛍光色を発する測色係数向上蛍光体を備える蛍光ランプ
から発せられる光によって原稿を照射すると、読取手段
が上記照射された光の反射光によって原稿の画像を読み
取る。あるいは、青色に対応する蛍光色を発する蛍光体
と黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以上
の蛍光体を赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも1つ
の測色係数を上げるように混合した混合蛍光体を具備す
る蛍光ランプから発せられる光によって原稿を照射する
と、読取手段が上記照射された光の反射光によって原稿
の画像を読み取る。このように、赤、緑、青の測色係数
のうち少なくとも1つの測色係数を上げることにより、
色再現性を向上させることが可能となる。
光色を発する3つの蛍光体を備えるとともに、赤、緑、
青の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げる
蛍光色を発する測色係数向上蛍光体を備える蛍光ランプ
から発せられる光によって原稿を照射すると、読取手段
が上記照射された光の反射光によって原稿の画像を読み
取る。あるいは、青色に対応する蛍光色を発する蛍光体
と黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以上
の蛍光体を赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも1つ
の測色係数を上げるように混合した混合蛍光体を具備す
る蛍光ランプから発せられる光によって原稿を照射する
と、読取手段が上記照射された光の反射光によって原稿
の画像を読み取る。このように、赤、緑、青の測色係数
のうち少なくとも1つの測色係数を上げることにより、
色再現性を向上させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図面を参照してこの発明の実
施形態について説明する。
施形態について説明する。
【0020】A.第1実施形態 A−1.画像読取装置の構成 図1は本発明の第1実施形態に係わる画像読取装置の構
成を示すブロック図である。図において、1は原稿が載
置される原稿台ガラスであり、2は色補正用の基準白色
板である。基準白色板2は、原稿の画像を読み取るのに
先だって読み取られ、該基準白色板2を読み取ることに
より得られる画像信号は、後述するシェーディング補正
における補正データとして用いられる。
成を示すブロック図である。図において、1は原稿が載
置される原稿台ガラスであり、2は色補正用の基準白色
板である。基準白色板2は、原稿の画像を読み取るのに
先だって読み取られ、該基準白色板2を読み取ることに
より得られる画像信号は、後述するシェーディング補正
における補正データとして用いられる。
【0021】3は、後述する少なくとも4種類の蛍光体
3a,3b,3c,3dを、所定の比で混合し、不活性
ガスが封入された透明ガラス管3eの内壁に塗布した蛍
光ランプである。なお、本実施例では、不活性ガスとし
てキセノンガスが用いられている。また蛍光体3aは、
ブルーBの蛍光色を発するもので、蛍光体3bは、グリ
ーンGの蛍光色を発するもので、蛍光体3cは、レッド
Rの蛍光色を発するものである。さらに、蛍光体3d
は、本発明で新たに採用した、イエローYの蛍光色を発
するものである。該蛍光ランプ3から放射された光は、
上記原稿台ガラス1を介して原稿面に放射され、原稿面
で反射された反射光は、原稿台ガラス1を介して第1反
射鏡4に導かれる。
3a,3b,3c,3dを、所定の比で混合し、不活性
ガスが封入された透明ガラス管3eの内壁に塗布した蛍
光ランプである。なお、本実施例では、不活性ガスとし
てキセノンガスが用いられている。また蛍光体3aは、
ブルーBの蛍光色を発するもので、蛍光体3bは、グリ
ーンGの蛍光色を発するもので、蛍光体3cは、レッド
Rの蛍光色を発するものである。さらに、蛍光体3d
は、本発明で新たに採用した、イエローYの蛍光色を発
するものである。該蛍光ランプ3から放射された光は、
上記原稿台ガラス1を介して原稿面に放射され、原稿面
で反射された反射光は、原稿台ガラス1を介して第1反
射鏡4に導かれる。
【0022】第1反射鏡4は、反射光を第2反射鏡5に
導き、第2反射鏡5は、さらに、第3反射鏡6に導く。
第3反射鏡6は、上記反射光を赤外線吸収フィルタ7に
導く。赤外線吸収フィルタ7は、図3に示すような分光
透過率特性を有しており、反射光から長波長の赤外線を
除去し、レンズ8に導く。レンズ8は、赤外線が除去さ
れた反射光を、カラーリニアイメージセンサ(例えば、
カラーCCD)9上に結像させる。カラーリニアイメー
ジセンサ9は、各波長(ブルーB、グリーンG、レッド
R)に対して図4に示す分光感度特性を有しており、該
分光感度特性に応じて、結像したイメージを電気信号
(以下、画像信号という)に変換した後、後述する処理
系に供給する。なお、上記蛍光ランプ3、第1反射鏡4
は、原稿の主走査方向に沿って配設されており、原稿の
副走査方向に移動することにより、原稿全体のカラーイ
メージを取得するようになっている。
導き、第2反射鏡5は、さらに、第3反射鏡6に導く。
第3反射鏡6は、上記反射光を赤外線吸収フィルタ7に
導く。赤外線吸収フィルタ7は、図3に示すような分光
透過率特性を有しており、反射光から長波長の赤外線を
除去し、レンズ8に導く。レンズ8は、赤外線が除去さ
れた反射光を、カラーリニアイメージセンサ(例えば、
カラーCCD)9上に結像させる。カラーリニアイメー
ジセンサ9は、各波長(ブルーB、グリーンG、レッド
R)に対して図4に示す分光感度特性を有しており、該
分光感度特性に応じて、結像したイメージを電気信号
(以下、画像信号という)に変換した後、後述する処理
系に供給する。なお、上記蛍光ランプ3、第1反射鏡4
は、原稿の主走査方向に沿って配設されており、原稿の
副走査方向に移動することにより、原稿全体のカラーイ
メージを取得するようになっている。
【0023】A−2.画像処理系の構成 ここで、図2は、上述した画像読取装置で読み取ったカ
ライメージデータの画像処理系(一部)を示すブロック
図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を
付けて説明を省略する。図において、増幅器10は、カ
ラーリニアイメージセンサ9から供給される画像信号を
所定のレベルに増幅し、A/D変換器11に供給する。
A/D変換器11は、上記画像信号をデジタル信号(以
下、画像データという)に変換し、切換器12に供給す
る。なお、原稿に対する画像データをDi、基準白色板
2に対する画像データをRiとする。
ライメージデータの画像処理系(一部)を示すブロック
図である。なお、図1に対応する部分には同一の符号を
付けて説明を省略する。図において、増幅器10は、カ
ラーリニアイメージセンサ9から供給される画像信号を
所定のレベルに増幅し、A/D変換器11に供給する。
A/D変換器11は、上記画像信号をデジタル信号(以
下、画像データという)に変換し、切換器12に供給す
る。なお、原稿に対する画像データをDi、基準白色板
2に対する画像データをRiとする。
【0024】次に、切換器12は、上述した基準白色板
2に対する画像信号を補正データ記憶回路13に供給す
る一方、原稿の画像信号をシェーディング補正回路14
に供給するように、画像信号の切り換えを行う。補正デ
ータ記憶回路13は、上記基準白色板2に対する画像信
号を記憶し、所定のタイミングでシェーディング補正回
路14に供給する。また、シェーディング補正回路14
は、上記原稿に対する画像データDiに対して、基準白
色板2に対する画像データRiでシェーディング補正を
施した後、図示しない後段の回路へ送出する。
2に対する画像信号を補正データ記憶回路13に供給す
る一方、原稿の画像信号をシェーディング補正回路14
に供給するように、画像信号の切り換えを行う。補正デ
ータ記憶回路13は、上記基準白色板2に対する画像信
号を記憶し、所定のタイミングでシェーディング補正回
路14に供給する。また、シェーディング補正回路14
は、上記原稿に対する画像データDiに対して、基準白
色板2に対する画像データRiでシェーディング補正を
施した後、図示しない後段の回路へ送出する。
【0025】A−3.蛍光ランプ 次に、上述した蛍光ランプ3について説明する。本実施
形態で用いた蛍光ランプ3には、前述したように、図1
4(a)〜(c)に示す分光エネルギ特性を有する、ブ
ルーB、レッドR、グリーンGの発光色を有する蛍光体
3a,3b,3cに加えて、図5に示す分光エネルギ特
性を有する蛍光体3dが、それぞれ所定の比で混合され
て内壁面に塗布されている。該加えられた蛍光体3d
は、図5に示すように、波長570nm近傍にピーク値
を有しており、イエローYの発光色を放射する。本実施
形態では、波長570nm近傍の発光エネルギを増加さ
せるための蛍光体3dとして、ジスプロシウム付活燐バ
ナジン酸塩−Y(P,V)O4:Dy−を用いた。
形態で用いた蛍光ランプ3には、前述したように、図1
4(a)〜(c)に示す分光エネルギ特性を有する、ブ
ルーB、レッドR、グリーンGの発光色を有する蛍光体
3a,3b,3cに加えて、図5に示す分光エネルギ特
性を有する蛍光体3dが、それぞれ所定の比で混合され
て内壁面に塗布されている。該加えられた蛍光体3d
は、図5に示すように、波長570nm近傍にピーク値
を有しており、イエローYの発光色を放射する。本実施
形態では、波長570nm近傍の発光エネルギを増加さ
せるための蛍光体3dとして、ジスプロシウム付活燐バ
ナジン酸塩−Y(P,V)O4:Dy−を用いた。
【0026】上記ブルーB,レッドR,グリーンG,イ
エローYの各々に対する蛍光体3a〜3dは、カラー
リニアイメージセンサ9におけるブルーB,グリーン
G,レッドRの各チャンネルの出力電圧比が同一値(す
なわち、1:1:1)になるか、またはカラーリニアイ
メージセンサ9のブルーB,グリーンG,レッドRの各
チャンネルの出力電圧比が所定の目標値(例えば、0.
8:1:0.8)になり、かつ、色再現性の指標とな
る値(後述)が目標値になる、という条件を満足するよ
うな比で混合された後、一般的な工程を経て、蛍光ラン
プ3の透明ガラス管3eの内壁に塗布される。なお、蛍
光ランプ3自体の製造方法(蛍光体の塗布)は、従来か
らの方法で行われるので、ここでは説明を省略する。
エローYの各々に対する蛍光体3a〜3dは、カラー
リニアイメージセンサ9におけるブルーB,グリーン
G,レッドRの各チャンネルの出力電圧比が同一値(す
なわち、1:1:1)になるか、またはカラーリニアイ
メージセンサ9のブルーB,グリーンG,レッドRの各
チャンネルの出力電圧比が所定の目標値(例えば、0.
8:1:0.8)になり、かつ、色再現性の指標とな
る値(後述)が目標値になる、という条件を満足するよ
うな比で混合された後、一般的な工程を経て、蛍光ラン
プ3の透明ガラス管3eの内壁に塗布される。なお、蛍
光ランプ3自体の製造方法(蛍光体の塗布)は、従来か
らの方法で行われるので、ここでは説明を省略する。
【0027】A−4.蛍光ランプの分光エネルギ特性例 次に、図6は、ブルーB,グリーンG,レッドR,イエ
ローYの各々に対応する4種類の蛍光体3a,3b,3
c,3dを混合したときの蛍光ランプ3の分光エネルギ
特性を示す図である。図示する分光エネルギ特性は、上
述したカラーリニアイメージセンサ9のブルーB,グ
リーンG,レッドRの各チャンネルの出力電圧比が0.
8:1:0.8になるように維持しつつ、色再現性の
指標となる測色品質係数qが0.8以上なるように、ブ
ルーB,グリーンG,レッドR,イエローYの各々に対
応する4種類の蛍光体3a〜3dを混合した場合での蛍
光ランプ3の特性である。図示するように、本実施形態
による蛍光ランプ3では、波長570nm近傍の発光エ
ネルギが増加している。
ローYの各々に対応する4種類の蛍光体3a,3b,3
c,3dを混合したときの蛍光ランプ3の分光エネルギ
特性を示す図である。図示する分光エネルギ特性は、上
述したカラーリニアイメージセンサ9のブルーB,グ
リーンG,レッドRの各チャンネルの出力電圧比が0.
8:1:0.8になるように維持しつつ、色再現性の
指標となる測色品質係数qが0.8以上なるように、ブ
ルーB,グリーンG,レッドR,イエローYの各々に対
応する4種類の蛍光体3a〜3dを混合した場合での蛍
光ランプ3の特性である。図示するように、本実施形態
による蛍光ランプ3では、波長570nm近傍の発光エ
ネルギが増加している。
【0028】なお、イエローYに対する蛍光体3dの分
光エネルギ特性は、必ずしも、図4に示すものと同一で
ある必要はなく、最終的な蛍光ランプ3の分光エネルギ
特性において、波長570nm近傍での発光エネルギが
増加すればよいのであって、イエローYに対する蛍光体
のピーク波長は、波長575nmからずれて、波長56
0〜590nmの範囲にあってもよく、また、帯域幅
は、図示の例より広くてもよい。
光エネルギ特性は、必ずしも、図4に示すものと同一で
ある必要はなく、最終的な蛍光ランプ3の分光エネルギ
特性において、波長570nm近傍での発光エネルギが
増加すればよいのであって、イエローYに対する蛍光体
のピーク波長は、波長575nmからずれて、波長56
0〜590nmの範囲にあってもよく、また、帯域幅
は、図示の例より広くてもよい。
【0029】A−5.蛍光ランプの評価方法 次に、本実施形態による蛍光ランプの評価方法について
説明する。本実施形態では、測色品質係数qを用いて蛍
光ランプの評価を行った。測色品質係数qとは、画像読
取装置の総合した装置分光感度特性が人間の肉眼分光感
度特性にどの程度合致しているかを表す指標である。例
えば、装置分光感度特性と肉眼分光感度特性において、
ブルーB,グリーンG,レッドRの各々で等しければ、
画像読取装置は人間の肉眼と同じ特性を有していると認
識でき、この場合、測色品質係数qは「1」となる。
説明する。本実施形態では、測色品質係数qを用いて蛍
光ランプの評価を行った。測色品質係数qとは、画像読
取装置の総合した装置分光感度特性が人間の肉眼分光感
度特性にどの程度合致しているかを表す指標である。例
えば、装置分光感度特性と肉眼分光感度特性において、
ブルーB,グリーンG,レッドRの各々で等しければ、
画像読取装置は人間の肉眼と同じ特性を有していると認
識でき、この場合、測色品質係数qは「1」となる。
【0030】装置分光感度特性は、画像読取装置の光源
の分光特性Eλ×光学系の分光特性(赤外線吸収フィル
タを含む)Oλ×カラーリニアイメージセンサの各チャ
ンネルの分光感度特性SBλ,SGλ,SRλで表され
る。すなわち、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々
に対する装置分光感度特性は、Blue=Eλ×Oλ×
SBλ、Green=Eλ×Oλ×SGλ、Red=Eλ
×Oλ×SRλとなる。
の分光特性Eλ×光学系の分光特性(赤外線吸収フィル
タを含む)Oλ×カラーリニアイメージセンサの各チャ
ンネルの分光感度特性SBλ,SGλ,SRλで表され
る。すなわち、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々
に対する装置分光感度特性は、Blue=Eλ×Oλ×
SBλ、Green=Eλ×Oλ×SGλ、Red=Eλ
×Oλ×SRλとなる。
【0031】また、肉眼分光感度特性は、標準光源の分
光特性ESTDλ×肉眼のブルーB,グリーンG,レッド
Rの各々に対する分光感度特性(三刺激値)SVBλ,S
VGλ,SVRλで表される。すなわち、ブルーB,グリー
ンG,レッドRの各々に対する肉眼分光感度特性は、B
lue=ESTDλ×SVBλ、Green=ESTDλ×SVG
λ、Red=ESTDλ×SVRλとなる。
光特性ESTDλ×肉眼のブルーB,グリーンG,レッド
Rの各々に対する分光感度特性(三刺激値)SVBλ,S
VGλ,SVRλで表される。すなわち、ブルーB,グリー
ンG,レッドRの各々に対する肉眼分光感度特性は、B
lue=ESTDλ×SVBλ、Green=ESTDλ×SVG
λ、Red=ESTDλ×SVRλとなる。
【0032】上述した測色品質係数qは、ブルーB,グ
リーンG,レッドRの各々が共に「1」となることが理
想であるが、現実の画像読取装置では実現できないの
で、一般に、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々に
対する測色品質係数qB,qG,qRは、各々、0.8以
上になることが望ましい。
リーンG,レッドRの各々が共に「1」となることが理
想であるが、現実の画像読取装置では実現できないの
で、一般に、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々に
対する測色品質係数qB,qG,qRは、各々、0.8以
上になることが望ましい。
【0033】ここで、図7(a)は、前述した従来技術
による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数qB,
qG,qRを示す表図であり、図7(b)は、本実施形態
による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数qB,
qG,qRを示す表図である。従来の蛍光ランプでは、図
7(a)に示すように、測色品質係数qB,qG,qR
は、各々、0.99,0.79,0.69となり、測色
品質係数qBを除き、0.8を下回る。これに対して、
本実施形態による蛍光ランプでは、図7(b)に示すよ
うに、測色品質係数qB,qG,qRは、各々、0.9
3,0.88,0.81となり、全てが0.8以上とな
る。このように、本実施形態による蛍光ランプ3では、
波長570nm近傍の発光エネルギを増加させることに
より、色再現性を向上させることができた。
による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数qB,
qG,qRを示す表図であり、図7(b)は、本実施形態
による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数qB,
qG,qRを示す表図である。従来の蛍光ランプでは、図
7(a)に示すように、測色品質係数qB,qG,qR
は、各々、0.99,0.79,0.69となり、測色
品質係数qBを除き、0.8を下回る。これに対して、
本実施形態による蛍光ランプでは、図7(b)に示すよ
うに、測色品質係数qB,qG,qRは、各々、0.9
3,0.88,0.81となり、全てが0.8以上とな
る。このように、本実施形態による蛍光ランプ3では、
波長570nm近傍の発光エネルギを増加させることに
より、色再現性を向上させることができた。
【0034】B.第2実施形態 第2実施形態は、蛍光ランプ3の内壁に塗布する蛍光体
を除いて、第1実施形態と同様である。具体的には、第
1実施形態では、4種類の蛍光体3a,3b,3c,3
dを所定の比で混合して用いたのに対し、第2実施形態
では、ブルーBの蛍光色を発する蛍光体3aとイエロー
Yの蛍光色を発する蛍光体3xを所定の比で混合して用
いる。なお、第2実施形態に係わる画像読取装置の構成
と画像処理系の構成は、第1実施形態の構成と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。
を除いて、第1実施形態と同様である。具体的には、第
1実施形態では、4種類の蛍光体3a,3b,3c,3
dを所定の比で混合して用いたのに対し、第2実施形態
では、ブルーBの蛍光色を発する蛍光体3aとイエロー
Yの蛍光色を発する蛍光体3xを所定の比で混合して用
いる。なお、第2実施形態に係わる画像読取装置の構成
と画像処理系の構成は、第1実施形態の構成と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。
【0035】B−1.蛍光ランプ 図8は第2実施形態に係わる蛍光ランプ3の断面図であ
る。蛍光ランプ3には不活性ガスが封入されたており、
その透明ガラス管3eの内壁にはブルーBの蛍光色を発
する蛍光体3aとイエローYの蛍光色を発する蛍光体3
xを所定の比で混合した混合蛍光体が塗布されている。
本実施例では、不活性ガスとしてキセノンガスが用いら
れている。
る。蛍光ランプ3には不活性ガスが封入されたており、
その透明ガラス管3eの内壁にはブルーBの蛍光色を発
する蛍光体3aとイエローYの蛍光色を発する蛍光体3
xを所定の比で混合した混合蛍光体が塗布されている。
本実施例では、不活性ガスとしてキセノンガスが用いら
れている。
【0036】ここで、蛍光体3aの分光エネルギ特性
は、図14(a)に示すものと同様である。一方、蛍光
体3xの分光エネルギ特性を、図9に示す。この図から
蛍光体3xの分光エネルギは、460nmから徐々に上
昇し、520nmでピーク値の50%に達し、570n
m近傍でピークとなり、さらに、波長が長くなると、6
40nmでピーク値の50%に達し、800nm近傍で
ピーク値のほぼ0%になることが分かる。
は、図14(a)に示すものと同様である。一方、蛍光
体3xの分光エネルギ特性を、図9に示す。この図から
蛍光体3xの分光エネルギは、460nmから徐々に上
昇し、520nmでピーク値の50%に達し、570n
m近傍でピークとなり、さらに、波長が長くなると、6
40nmでピーク値の50%に達し、800nm近傍で
ピーク値のほぼ0%になることが分かる。
【0037】上記ブルーB,イエローYの各々に対する
蛍光体3a,3xは、カラーリニアイメージセンサ9
におけるブルーB,グリーンG,レッドRの各チャンネ
ルの出力電圧比が同一値(すなわち、1:1:1)にな
るか、またはカラーリニアイメージセンサ9のブルー
B,グリーンG,レッドRの各チャンネルの出力電圧比
が所定の目標値(例えば、0.65:1:0.65)に
なり、かつ、色再現性の指標となる値(後述)が目標
値になる、という条件を満足するような比で混合された
後、一般的な工程を経て、蛍光ランプ3の透明ガラス管
3eの内壁に塗布される。なお、蛍光ランプ3自体の製
造方法(蛍光体の塗布)は、従来からの方法で行われる
ので、ここでは説明を省略する。
蛍光体3a,3xは、カラーリニアイメージセンサ9
におけるブルーB,グリーンG,レッドRの各チャンネ
ルの出力電圧比が同一値(すなわち、1:1:1)にな
るか、またはカラーリニアイメージセンサ9のブルー
B,グリーンG,レッドRの各チャンネルの出力電圧比
が所定の目標値(例えば、0.65:1:0.65)に
なり、かつ、色再現性の指標となる値(後述)が目標
値になる、という条件を満足するような比で混合された
後、一般的な工程を経て、蛍光ランプ3の透明ガラス管
3eの内壁に塗布される。なお、蛍光ランプ3自体の製
造方法(蛍光体の塗布)は、従来からの方法で行われる
ので、ここでは説明を省略する。
【0038】B−2.蛍光ランプの分光エネルギ特性例 次に、図10は、ブルーB,イエローYの各々に対応す
る2種類の蛍光体3a,3xを混合したときの蛍光ラン
プ3の分光エネルギ特性を示す図である。図示する分光
エネルギ特性は、上述したカラーリニアイメージセン
サ9のブルーB,グリーンG,レッドRの各チャンネル
の出力電圧比が0.65:1:0.65になるように維
持しつつ、色再現性の指標となる測色品質係数qが
0.8以上なるように、ブルーB,イエローYの各々に
対応する2種類の蛍光体3a,3xを混合した場合での
蛍光ランプ3の特性である。図示するように、本実施形
態による蛍光ランプ3では、可視波長域全域に渡ってエ
ネルギがない領域がなく、また、可視波長域全域に渡り
シャープなピークを持たない。
る2種類の蛍光体3a,3xを混合したときの蛍光ラン
プ3の分光エネルギ特性を示す図である。図示する分光
エネルギ特性は、上述したカラーリニアイメージセン
サ9のブルーB,グリーンG,レッドRの各チャンネル
の出力電圧比が0.65:1:0.65になるように維
持しつつ、色再現性の指標となる測色品質係数qが
0.8以上なるように、ブルーB,イエローYの各々に
対応する2種類の蛍光体3a,3xを混合した場合での
蛍光ランプ3の特性である。図示するように、本実施形
態による蛍光ランプ3では、可視波長域全域に渡ってエ
ネルギがない領域がなく、また、可視波長域全域に渡り
シャープなピークを持たない。
【0039】なお、イエローYに対する蛍光体3xの分
光エネルギ特性は、必ずしも、図9に示すものと同一で
ある必要はなく、最終的な蛍光ランプ3の分光エネルギ
特性において、可視領域全域に渡りエネルギの足らない
領域がなく、かつ、可視領域全域に渡りシャープなピー
クを持たなければよい。例えば、イエローYに対する蛍
光体3xの発光エネルギのピーク波長が、波長545n
mから585nmの範囲でかつ、半値幅は90nm〜1
50nmの範囲にあればよい。また、イエローYに対す
る蛍光体3xについて、分光エネルギーピークの50%
となる短波長側の波長は、500nm〜550nmの範
囲にあればよい。
光エネルギ特性は、必ずしも、図9に示すものと同一で
ある必要はなく、最終的な蛍光ランプ3の分光エネルギ
特性において、可視領域全域に渡りエネルギの足らない
領域がなく、かつ、可視領域全域に渡りシャープなピー
クを持たなければよい。例えば、イエローYに対する蛍
光体3xの発光エネルギのピーク波長が、波長545n
mから585nmの範囲でかつ、半値幅は90nm〜1
50nmの範囲にあればよい。また、イエローYに対す
る蛍光体3xについて、分光エネルギーピークの50%
となる短波長側の波長は、500nm〜550nmの範
囲にあればよい。
【0040】B−3.蛍光ランプの評価方法 次に、第2実施形態による蛍光ランプの評価方法につい
て説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様に
測色品質係数qを用いて蛍光ランプの評価を行った。測
色品質係数qとは、画像読取装置の総合した装置分光感
度特性が人間の肉眼分光感度特性にどの程度合致してい
るかを表す指標である。具体的には、測色品質係数q
は、画像読取装置の光源で照明され、光学系を介してセ
ンサで読み取ったときの総合した装置分光感度特性A
が、自然光(例えば、色温度5000Kの標準光源)で
照明され人間の肉眼で読み取ったときの分光感度特性B
にどの程度合致しているかを示す。
て説明する。第2実施形態では、第1実施形態と同様に
測色品質係数qを用いて蛍光ランプの評価を行った。測
色品質係数qとは、画像読取装置の総合した装置分光感
度特性が人間の肉眼分光感度特性にどの程度合致してい
るかを表す指標である。具体的には、測色品質係数q
は、画像読取装置の光源で照明され、光学系を介してセ
ンサで読み取ったときの総合した装置分光感度特性A
が、自然光(例えば、色温度5000Kの標準光源)で
照明され人間の肉眼で読み取ったときの分光感度特性B
にどの程度合致しているかを示す。
【0041】例えば、装置分光感度特性Aと肉眼分光感
度特性Bにおいて、ブルーB,グリーンG,レッドRの
各々で等しければ、画像読取装置は自然光で照明され人
間の肉眼で読み取ったときの総合分光感度特性と同じ特
性を有しており、この場合、測色品質係数qB,qG,
qRは各々「1」となる。
度特性Bにおいて、ブルーB,グリーンG,レッドRの
各々で等しければ、画像読取装置は自然光で照明され人
間の肉眼で読み取ったときの総合分光感度特性と同じ特
性を有しており、この場合、測色品質係数qB,qG,
qRは各々「1」となる。
【0042】装置分光感度特性は、画像読取装置の光源
の分光特性Eλ×光学系の分光特性(赤外線吸収フィル
タを含む)Oλ×カラーリニアイメージセンサの各チャ
ンネルの分光感度特性SBλ,SGλ,SRλで表され
る。すなわち、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々
に対する装置分光感度特性は、Blue=Eλ×Oλ×
SBλ、Green=Eλ×Oλ×SGλ、Red=Eλ
×Oλ×SRλとなる。
の分光特性Eλ×光学系の分光特性(赤外線吸収フィル
タを含む)Oλ×カラーリニアイメージセンサの各チャ
ンネルの分光感度特性SBλ,SGλ,SRλで表され
る。すなわち、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々
に対する装置分光感度特性は、Blue=Eλ×Oλ×
SBλ、Green=Eλ×Oλ×SGλ、Red=Eλ
×Oλ×SRλとなる。
【0043】また、肉眼分光感度特性は、標準光源の分
光特性ESTDλ×肉眼のブルーB,グリーンG,レッド
Rの各々に対する分光感度特性(三刺激値)SVBλ,S
VGλ,SVRλで表される。すなわち、ブルーB,グリー
ンG,レッドRの各々に対する肉眼分光感度特性は、B
lue=ESTDλ×SVBλ、Green=ESTDλ×SVG
λ、Red=ESTDλ×SVRλとなる。
光特性ESTDλ×肉眼のブルーB,グリーンG,レッド
Rの各々に対する分光感度特性(三刺激値)SVBλ,S
VGλ,SVRλで表される。すなわち、ブルーB,グリー
ンG,レッドRの各々に対する肉眼分光感度特性は、B
lue=ESTDλ×SVBλ、Green=ESTDλ×SVG
λ、Red=ESTDλ×SVRλとなる。
【0044】上述した測色品質係数qは、ブルーB,グ
リーンG,レッドRの各々が共に「1」となることが理
想であるが、現実の画像読取装置では実現できないの
で、一般に、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々に
対する測色品質係数qB,qG,qRは、各々、0.8以
上になることが望ましい。
リーンG,レッドRの各々が共に「1」となることが理
想であるが、現実の画像読取装置では実現できないの
で、一般に、ブルーB,グリーンG,レッドRの各々に
対する測色品質係数qB,qG,qRは、各々、0.8以
上になることが望ましい。
【0045】ここで、図11(a)は、前述した従来技
術による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数q
B,qG,qRを示す表図であり、図11(b)は、本実
施形態による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数
qB,qG,qRを示す表図である。従来の蛍光ランプで
は、図11(a)に示すように、測色品質係数qB,q
G,qRは、各々、0.99,0.79,0.69とな
り、測色品質係数qBを除き、0.8を下回る。これに
対して、本実施形態による蛍光ランプでは、図11
(b)に示すように、測色品質係数qB,qG,qRは、
各々、0.93,0.96,0.88となり、全てが
0.85以上となり、品質が大幅に改善される。このよ
うに、本実施形態による蛍光ランプ3では、ブルーB、
イエローYの蛍光体3a,3xを混合し、可視波長域全
域に渡りエネルギが無い領域をなくし、さらに、可視波
長域全域に渡りシャープなピークを持たないようにした
ことにより、色再現性を向上させることができた。
術による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数q
B,qG,qRを示す表図であり、図11(b)は、本実
施形態による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数
qB,qG,qRを示す表図である。従来の蛍光ランプで
は、図11(a)に示すように、測色品質係数qB,q
G,qRは、各々、0.99,0.79,0.69とな
り、測色品質係数qBを除き、0.8を下回る。これに
対して、本実施形態による蛍光ランプでは、図11
(b)に示すように、測色品質係数qB,qG,qRは、
各々、0.93,0.96,0.88となり、全てが
0.85以上となり、品質が大幅に改善される。このよ
うに、本実施形態による蛍光ランプ3では、ブルーB、
イエローYの蛍光体3a,3xを混合し、可視波長域全
域に渡りエネルギが無い領域をなくし、さらに、可視波
長域全域に渡りシャープなピークを持たないようにした
ことにより、色再現性を向上させることができた。
【0046】B−4.蛍光ランプの具体例 次に、第2実施形態に係わる蛍光ランプの具体例につい
て説明する。 <比較例>まず、比較のために、従来のハロゲン蛍光ラ
ンプの分光エネルギ特性を図16に、その測色品質係数
とカラーリニアイメージセンサの出力電圧比を図17に
示す。図16に示すように従来のハロゲン蛍光ランプ
は、波長が長くなるにつれ、相対分光エネルギーが増大
する特性を有している。また、このハロゲン蛍光ランプ
の測色品質係数qは、図17に示すようにqB=0.8
7、qG=0.99、qR=0.86となっている。
て説明する。 <比較例>まず、比較のために、従来のハロゲン蛍光ラ
ンプの分光エネルギ特性を図16に、その測色品質係数
とカラーリニアイメージセンサの出力電圧比を図17に
示す。図16に示すように従来のハロゲン蛍光ランプ
は、波長が長くなるにつれ、相対分光エネルギーが増大
する特性を有している。また、このハロゲン蛍光ランプ
の測色品質係数qは、図17に示すようにqB=0.8
7、qG=0.99、qR=0.86となっている。
【0047】ところで、画像読取装置の読取画像品質
は、様々な特性の他にAD変換器に入力される画像信号
の品質によっても左右される。画像信号の信号成分Sは
各チャンネル(B,G,R)の出力電圧vB,vG,v
Rによって定まる。一方、画像信号のノイズ成分Nは、
カラーイメージセンサの各チャンネル(B,G,R)の
ノイズ、およびカラーイメージセンサからAD変換器に
至るまでの各種のアナログ回路(例えば、図2に示す増
幅器10)に起因するノイズである。ここで、ノイズ成
分Nは装置毎に定まる固定量であり、またこれを低減す
るは容易でない。このため、カラーイメージセンサの各
チャネルのうち、最小の出力電圧は大きいことが望まし
い。したがって、この例のように、カラーイメージセン
サから出力されるB,G,R画像信号の各電圧vB,v
G,vRの比を比較的自由に変更することができる場合
には、各電圧vB,vG,vRが、バランスしているこ
とが望ましい。
は、様々な特性の他にAD変換器に入力される画像信号
の品質によっても左右される。画像信号の信号成分Sは
各チャンネル(B,G,R)の出力電圧vB,vG,v
Rによって定まる。一方、画像信号のノイズ成分Nは、
カラーイメージセンサの各チャンネル(B,G,R)の
ノイズ、およびカラーイメージセンサからAD変換器に
至るまでの各種のアナログ回路(例えば、図2に示す増
幅器10)に起因するノイズである。ここで、ノイズ成
分Nは装置毎に定まる固定量であり、またこれを低減す
るは容易でない。このため、カラーイメージセンサの各
チャネルのうち、最小の出力電圧は大きいことが望まし
い。したがって、この例のように、カラーイメージセン
サから出力されるB,G,R画像信号の各電圧vB,v
G,vRの比を比較的自由に変更することができる場合
には、各電圧vB,vG,vRが、バランスしているこ
とが望ましい。
【0048】比較例のハロゲン蛍光ランプにあっては、
出力電圧vB,vG,vRの比が、0.33:1:0.
61となっている。ここで、カラーイメージセンサの飽
和出力電圧2Vであり、実際に使用する電圧の最大値を
1.5Vとなるように設計すると(本例のvG)、出力
電圧vBは、0.5Vになる。この程度の出力電圧比の
差であれば、SN比が劣化しない。以下に述べる実施例
1〜5にあっては、出力電圧比は0.33を基準とす
る。
出力電圧vB,vG,vRの比が、0.33:1:0.
61となっている。ここで、カラーイメージセンサの飽
和出力電圧2Vであり、実際に使用する電圧の最大値を
1.5Vとなるように設計すると(本例のvG)、出力
電圧vBは、0.5Vになる。この程度の出力電圧比の
差であれば、SN比が劣化しない。以下に述べる実施例
1〜5にあっては、出力電圧比は0.33を基準とす
る。
【0049】<実施例1>次に、イエローYの蛍光色を
発する蛍光体3xとして、ピーク波長が545nm、半
値幅が90nmのものを用い、これにブルーBの蛍光色
を発する蛍光体3aを混合した蛍光ランプについて説明
する。なお、蛍光体3xの分光エネルギ特性の傾向は、
図9に示したものとほぼ同様であり、このピーク波長を
545nmにシフトさせるとともに、この半値幅を90
nmにして波形を若干鋭くしたものとなっている。
発する蛍光体3xとして、ピーク波長が545nm、半
値幅が90nmのものを用い、これにブルーBの蛍光色
を発する蛍光体3aを混合した蛍光ランプについて説明
する。なお、蛍光体3xの分光エネルギ特性の傾向は、
図9に示したものとほぼ同様であり、このピーク波長を
545nmにシフトさせるとともに、この半値幅を90
nmにして波形を若干鋭くしたものとなっている。
【0050】図18は、実施例1に係わる蛍光ランプの
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略545nmとなっていることが判る。ここ
で、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、カ
ラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスするよ
うに配分している。図19は、実施例1に係わる蛍光ラ
ンプの測色品質係数q、カラーイメージセンサの出力電
圧v、および蛍光体の混合比を示したものである。
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略545nmとなっていることが判る。ここ
で、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、カ
ラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスするよ
うに配分している。図19は、実施例1に係わる蛍光ラ
ンプの測色品質係数q、カラーイメージセンサの出力電
圧v、および蛍光体の混合比を示したものである。
【0051】図19に示すように、この蛍光ランプに
は、蛍光体3aと蛍光体3xを1:2.35で混合した
蛍光体がその内面に塗布されている。また、測色品質係
数はqB=0.94、qG=0.95、qR=0.95
となっている。これらの値を、比較例と比較すると、測
色品質係数qGは0.04だけ減少しているが、測色品
質係数qBは0.07、測色品質係数qRは0.09増
加している。したがって、全体としてみれば、実施例1
の測色品質係数qは改善されている。
は、蛍光体3aと蛍光体3xを1:2.35で混合した
蛍光体がその内面に塗布されている。また、測色品質係
数はqB=0.94、qG=0.95、qR=0.95
となっている。これらの値を、比較例と比較すると、測
色品質係数qGは0.04だけ減少しているが、測色品
質係数qBは0.07、測色品質係数qRは0.09増
加している。したがって、全体としてみれば、実施例1
の測色品質係数qは改善されている。
【0052】次に、カラーイメージセンサの出力電圧比
は、vB:vG:vR=0.33:1:0.33となっ
ており、比較例で示した電圧比1:0.33と同様とな
っている。この場合、蛍光体3xのピーク波長を545
nmより短くすると、vGに対するvBまたはvRの電
圧比が減少して、良好なSN比を得ることが困難とな
る。また、蛍光体3xの半値幅を90nmより短くした
場合も同様の問題が生じる。これらのことから、蛍光体
3xのピーク波長を545nmに、その半値幅を90n
mに設定することは、良好なSN比を得る限界値として
把握することができる。
は、vB:vG:vR=0.33:1:0.33となっ
ており、比較例で示した電圧比1:0.33と同様とな
っている。この場合、蛍光体3xのピーク波長を545
nmより短くすると、vGに対するvBまたはvRの電
圧比が減少して、良好なSN比を得ることが困難とな
る。また、蛍光体3xの半値幅を90nmより短くした
場合も同様の問題が生じる。これらのことから、蛍光体
3xのピーク波長を545nmに、その半値幅を90n
mに設定することは、良好なSN比を得る限界値として
把握することができる。
【0053】<実施例2>次に、イエローYの蛍光色を
発する蛍光体3xとして、ピーク波長が585nm、半
値幅が90nmのものを用い、これにブルーBの蛍光色
を発する蛍光体3aを混合した蛍光ランプについて説明
する。なお、蛍光体3xの分光エネルギ特性の傾向は、
図9に示したものとほぼ同様であり、このピーク波長を
585nmにシフトさせるとともに、この半値幅を90
nmにして波形を若干鋭くしたものとなっている。
発する蛍光体3xとして、ピーク波長が585nm、半
値幅が90nmのものを用い、これにブルーBの蛍光色
を発する蛍光体3aを混合した蛍光ランプについて説明
する。なお、蛍光体3xの分光エネルギ特性の傾向は、
図9に示したものとほぼ同様であり、このピーク波長を
585nmにシフトさせるとともに、この半値幅を90
nmにして波形を若干鋭くしたものとなっている。
【0054】図20は、実施例2に係わる蛍光ランプの
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略585nmとなっていることが判る。ここ
で、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、カ
ラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスするよ
うに配分している。この例では、蛍光体3aと蛍光体3
xを1:1で混合している。図21は、実施例2に係わ
る蛍光ランプの測色品質係数q、カラーイメージセンサ
の出力電圧v、および蛍光体の混合比を示したものであ
る。
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略585nmとなっていることが判る。ここ
で、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、カ
ラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスするよ
うに配分している。この例では、蛍光体3aと蛍光体3
xを1:1で混合している。図21は、実施例2に係わ
る蛍光ランプの測色品質係数q、カラーイメージセンサ
の出力電圧v、および蛍光体の混合比を示したものであ
る。
【0055】図21に示すように、カラーイメージセン
サの出力電圧比は、vB:vG:vR=1:0.87:
1となっており、比較例で示した電圧比vB:vG:v
R=0.33:1:0.61よりもバランスが向上して
いる。また、測色品質係数qを、比較例のものと比較す
ると、qBでは0.87から0.94へ、qRでは0.
86から0.91へ各々増加している。但し、測色品質
係数qGについては0.99から0.79に減少してい
るが、測色品質係数qは略0.8以上あればよいので、
問題とはならない。
サの出力電圧比は、vB:vG:vR=1:0.87:
1となっており、比較例で示した電圧比vB:vG:v
R=0.33:1:0.61よりもバランスが向上して
いる。また、測色品質係数qを、比較例のものと比較す
ると、qBでは0.87から0.94へ、qRでは0.
86から0.91へ各々増加している。但し、測色品質
係数qGについては0.99から0.79に減少してい
るが、測色品質係数qは略0.8以上あればよいので、
問題とはならない。
【0056】この場合、蛍光体3xのピーク波長を58
5nmより長くすると、測色品質係数qGが減少して、
読取画像品質が目標値に満たないことになる。また、ま
た、蛍光体3xの半値幅を90nmより短くした場合も
同様の問題が生じる。これらのことから、蛍光体3xの
ピーク波長を585nmに、その半値幅を90nmに設
定することは、良好な測色品質係数qを得る限界値とし
て把握することができる。
5nmより長くすると、測色品質係数qGが減少して、
読取画像品質が目標値に満たないことになる。また、ま
た、蛍光体3xの半値幅を90nmより短くした場合も
同様の問題が生じる。これらのことから、蛍光体3xの
ピーク波長を585nmに、その半値幅を90nmに設
定することは、良好な測色品質係数qを得る限界値とし
て把握することができる。
【0057】<実施例3>次に、イエローYの蛍光色を
発する蛍光体3xとして、分光エネルギピーク値の50
%となる短波長側の波長が500nmとなるものを用
い、これにブルーBの蛍光色を発する蛍光体3aを混合
した蛍光ランプについて説明する。
発する蛍光体3xとして、分光エネルギピーク値の50
%となる短波長側の波長が500nmとなるものを用
い、これにブルーBの蛍光色を発する蛍光体3aを混合
した蛍光ランプについて説明する。
【0058】図22は、実施例2に係わる蛍光ランプの
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略545nmとなっていることが判る。また、
P50は第2ピークP2の50%となる短波長側の位置
を示しており、その波長は500nmとなっている。こ
こで、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、
カラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスする
ように配分している。この例では、蛍光体3aと蛍光体
3xを1:2.2で混合している。図23は、実施例3
に係わる蛍光ランプの測色品質係数q、カラーイメージ
センサの出力電圧v、および蛍光体の混合比を示したも
のである。
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略545nmとなっていることが判る。また、
P50は第2ピークP2の50%となる短波長側の位置
を示しており、その波長は500nmとなっている。こ
こで、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、
カラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスする
ように配分している。この例では、蛍光体3aと蛍光体
3xを1:2.2で混合している。図23は、実施例3
に係わる蛍光ランプの測色品質係数q、カラーイメージ
センサの出力電圧v、および蛍光体の混合比を示したも
のである。
【0059】図23に示すように、測色品質係数はqB
=0.94、qG=0.98、qR=0.92となって
いる。これらの値を、比較例と比較すると、測色品質係
数qGは0.01だけ減少しているが、測色品質係数q
Bは0.07、測色品質係数qRは0.06増加してい
る。したがって、全体としてみれば、実施例3の測色品
質係数qは改善されている。
=0.94、qG=0.98、qR=0.92となって
いる。これらの値を、比較例と比較すると、測色品質係
数qGは0.01だけ減少しているが、測色品質係数q
Bは0.07、測色品質係数qRは0.06増加してい
る。したがって、全体としてみれば、実施例3の測色品
質係数qは改善されている。
【0060】次に、カラーイメージセンサの出力電圧比
は、vB:vG:vR=0.36:1:0.36となっ
ており、比較例で示した電圧比1:0.33と同様とな
っている。この場合、蛍光体3xついて分光エネルギピ
ーク値の50%となる短波長側の波長を500nmより
短いものを用いると、vGに対するvBまたはvRの電
圧比が減少して、良好なSN比を得ることが困難とな
る。これらのことから、蛍光体3xの分光エネルギピー
ク値の50%となる短波長側の波長を500nmに設定
することは、良好なSN比を得る限界値として把握する
ことができる。
は、vB:vG:vR=0.36:1:0.36となっ
ており、比較例で示した電圧比1:0.33と同様とな
っている。この場合、蛍光体3xついて分光エネルギピ
ーク値の50%となる短波長側の波長を500nmより
短いものを用いると、vGに対するvBまたはvRの電
圧比が減少して、良好なSN比を得ることが困難とな
る。これらのことから、蛍光体3xの分光エネルギピー
ク値の50%となる短波長側の波長を500nmに設定
することは、良好なSN比を得る限界値として把握する
ことができる。
【0061】<実施例4>次に、イエローYの蛍光色を
発する蛍光体3xとして、分光エネルギピーク値の50
%となる短波長側の波長が550nmとなるものを用
い、これにブルーBの蛍光色を発する蛍光体3aを混合
した蛍光ランプについて説明する。
発する蛍光体3xとして、分光エネルギピーク値の50
%となる短波長側の波長が550nmとなるものを用
い、これにブルーBの蛍光色を発する蛍光体3aを混合
した蛍光ランプについて説明する。
【0062】図24は、実施例4に係わる蛍光ランプの
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略590nmとなっていることが判る。また、
P50は第2ピークP2の50%となる短波長側の位置
を示しており、その波長は550nmとなっている。こ
こで、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、
カラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスする
ように配分している。この例では、蛍光体3aと蛍光体
3xを1:0.84で混合している。図25は、実施例
4に係わる蛍光ランプの測色品質係数q、カラーイメー
ジセンサの出力電圧v、および蛍光体の混合比を示した
ものである。
分光エネルギ特性を示す図である。この図から、第1ピ
ークP1の波長は略440nmであり、第2ピークP2
の波長は略590nmとなっていることが判る。また、
P50は第2ピークP2の50%となる短波長側の位置
を示しており、その波長は550nmとなっている。こ
こで、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比(重量比)は、
カラーイメージセンサの各出力電圧が最もバランスする
ように配分している。この例では、蛍光体3aと蛍光体
3xを1:0.84で混合している。図25は、実施例
4に係わる蛍光ランプの測色品質係数q、カラーイメー
ジセンサの出力電圧v、および蛍光体の混合比を示した
ものである。
【0063】図25に示すように、カラーイメージセン
サの出力電圧比は、vB:vG:vR=1:0.8:1
となっており、比較例で示した電圧比vB:vG:vR
=0.33:1:0.61よりもバランスが向上してい
る。また、測色品質係数qについては、目標値である
0.8をいずれも上回っている。
サの出力電圧比は、vB:vG:vR=1:0.8:1
となっており、比較例で示した電圧比vB:vG:vR
=0.33:1:0.61よりもバランスが向上してい
る。また、測色品質係数qについては、目標値である
0.8をいずれも上回っている。
【0064】この場合、蛍光体3xついて分光エネルギ
ピーク値の50%となる短波長側の波長を550nmよ
り長いものを用いると、測色品質係数qGが減少して、
読取画像品質が目標値に満たないことになる。これらの
ことから、蛍光体3xついて分光エネルギピーク値の5
0%となる短波長側の波長を550nmの設定すること
は、良好な測色品質係数qを得る限界値として把握する
ことができる。
ピーク値の50%となる短波長側の波長を550nmよ
り長いものを用いると、測色品質係数qGが減少して、
読取画像品質が目標値に満たないことになる。これらの
ことから、蛍光体3xついて分光エネルギピーク値の5
0%となる短波長側の波長を550nmの設定すること
は、良好な測色品質係数qを得る限界値として把握する
ことができる。
【0065】<実施例5>次に、イエローYの蛍光色を
発する蛍光体3xとして、図9に示す分光エネルギ特性
を示すものを用い、これにブルーBの蛍光色を発する蛍
光体3aを混合した蛍光ランプについて説明する。実施
例5では、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比を、a)
1:0.5、b)1:0.75、c)1:1.05、
d)1:1.5、e)1:2といったように変化させて
いる。a)〜e)の混合比における蛍光ランプの分光エ
ネルギ特性を図26に示す。第2ピークP2のエネルギ
レベルを100%とすると、図に示すように蛍光体3x
の混合比が増加するにつれ、第1ピークP1は減少す
る。
発する蛍光体3xとして、図9に示す分光エネルギ特性
を示すものを用い、これにブルーBの蛍光色を発する蛍
光体3aを混合した蛍光ランプについて説明する。実施
例5では、蛍光体3aと蛍光体3xの混合比を、a)
1:0.5、b)1:0.75、c)1:1.05、
d)1:1.5、e)1:2といったように変化させて
いる。a)〜e)の混合比における蛍光ランプの分光エ
ネルギ特性を図26に示す。第2ピークP2のエネルギ
レベルを100%とすると、図に示すように蛍光体3x
の混合比が増加するにつれ、第1ピークP1は減少す
る。
【0066】また、図27は、実施例5に係わる蛍光ラ
ンプの測色品質係数q、カラーイメージセンサの出力電
圧v、および蛍光体の混合比を示したものである。この
図に示すように測色品質係数qは、混合比を変化させた
としても大きく変化しない。一方、カラーイメージセン
サの出力電圧比は、蛍光体3xの混合比を増加させるに
つれて変化しており、特に、vGに対するvBの割合が
減少していく。但し、混合比e)1:2の場合であって
も、vGに対するvBの割合は0.38となり目標値で
ある0.33を上回っている。
ンプの測色品質係数q、カラーイメージセンサの出力電
圧v、および蛍光体の混合比を示したものである。この
図に示すように測色品質係数qは、混合比を変化させた
としても大きく変化しない。一方、カラーイメージセン
サの出力電圧比は、蛍光体3xの混合比を増加させるに
つれて変化しており、特に、vGに対するvBの割合が
減少していく。但し、混合比e)1:2の場合であって
も、vGに対するvBの割合は0.38となり目標値で
ある0.33を上回っている。
【0067】このことから、蛍光体3aと蛍光体3xの
混合比を変化させても、測色品質係数qに与える影響は
少なく、カラーイメージセンサの出力電圧比に与える影
響が大きいといえる。
混合比を変化させても、測色品質係数qに与える影響は
少なく、カラーイメージセンサの出力電圧比に与える影
響が大きいといえる。
【0068】C.変形例 本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、
例えば、以下に述べる各種の変形が可能である。 上述した各実施形態では、蛍光ランプを画像読取装置
に適用したが、これに限定されることなく、一般の室内
における照明器具に用いてもよい。したがって、光源と
しては、キセノン蛍光ランプでも、水銀入りの蛍光ラン
プ(例えば、三波長型)であってもよい。
例えば、以下に述べる各種の変形が可能である。 上述した各実施形態では、蛍光ランプを画像読取装置
に適用したが、これに限定されることなく、一般の室内
における照明器具に用いてもよい。したがって、光源と
しては、キセノン蛍光ランプでも、水銀入りの蛍光ラン
プ(例えば、三波長型)であってもよい。
【0069】また、上述した第1実施形態では、4種類
の蛍光体としたが、これに限定されることなく、波長5
70nm近傍の分光エネルギを上げるのであれば、5種
類以上の蛍光体を用いてもよい。また、上述した第2実
施形態では2種類の蛍光体を混合して使用したが、可視
波長域全域に渡りエネルギが無い領域をなくし、さら
に、可視波長域全域に渡りシャープなピークを持たない
ならば、3種類以上の蛍光体を用いてもよい。
の蛍光体としたが、これに限定されることなく、波長5
70nm近傍の分光エネルギを上げるのであれば、5種
類以上の蛍光体を用いてもよい。また、上述した第2実
施形態では2種類の蛍光体を混合して使用したが、可視
波長域全域に渡りエネルギが無い領域をなくし、さら
に、可視波長域全域に渡りシャープなピークを持たない
ならば、3種類以上の蛍光体を用いてもよい。
【0070】上述した第2実施形態において、ブルー
Bに係わる波長領域のピーク波長をシフトさせるため、
第3の蛍光体を混合してもよい。この場合、第3の蛍光
体としては、例えば、500nmにピークを有するサイ
アンC蛍光体が好適である。
Bに係わる波長領域のピーク波長をシフトさせるため、
第3の蛍光体を混合してもよい。この場合、第3の蛍光
体としては、例えば、500nmにピークを有するサイ
アンC蛍光体が好適である。
【0071】上述した第2実施形態においては、カラ
ーリニアイメージセンサ9のブルーB、グリーンG、レ
ッドRの各チャンネル出力電圧比が0.65:1:0.
65になるようにしたが、この各チャンネルの出力電圧
比を0.8:1:0.8にするため、図14(b)に示
すレッドR蛍光体を少量混合してもよい。この場合に
は、レッドR波長域に若干鋭いピークが生じるため、測
色品質係数qRが多少劣化するが、カラーリニアイメー
ジセンサ9のブルーB、グリーンG、レッドRの各チャ
ンネル出力電圧比のバランスが改善される。この結果、
総合的に読み取った画像の品質を向上することができ
る。
ーリニアイメージセンサ9のブルーB、グリーンG、レ
ッドRの各チャンネル出力電圧比が0.65:1:0.
65になるようにしたが、この各チャンネルの出力電圧
比を0.8:1:0.8にするため、図14(b)に示
すレッドR蛍光体を少量混合してもよい。この場合に
は、レッドR波長域に若干鋭いピークが生じるため、測
色品質係数qRが多少劣化するが、カラーリニアイメー
ジセンサ9のブルーB、グリーンG、レッドRの各チャ
ンネル出力電圧比のバランスが改善される。この結果、
総合的に読み取った画像の品質を向上することができ
る。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、赤色、緑色、青色の蛍光色を発する3つの蛍光体を
備えるとともに、赤、緑、青の測色係数のうち少なくと
も1つの測色係数を上げる蛍光色を発する測色係数向上
蛍光体を備える蛍光ランプから発せられる光によって原
稿を照射し、上記照射された光の反射光によって読取手
段が原稿の画像を読み取るようにしたので、赤、緑、青
の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げるこ
とにより色再現性を向上させることができる。
ば、赤色、緑色、青色の蛍光色を発する3つの蛍光体を
備えるとともに、赤、緑、青の測色係数のうち少なくと
も1つの測色係数を上げる蛍光色を発する測色係数向上
蛍光体を備える蛍光ランプから発せられる光によって原
稿を照射し、上記照射された光の反射光によって読取手
段が原稿の画像を読み取るようにしたので、赤、緑、青
の測色係数のうち少なくとも1つの測色係数を上げるこ
とにより色再現性を向上させることができる。
【0073】また、青色に対応する蛍光色を発する蛍光
体と黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以
上の蛍光体を、赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも
1つの測色係数を上げるように混合した混合蛍光体を備
える蛍光ランプを用いたので、読み取った画像の品質を
向上することができる。
体と黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以
上の蛍光体を、赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも
1つの測色係数を上げるように混合した混合蛍光体を備
える蛍光ランプを用いたので、読み取った画像の品質を
向上することができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係わる画像読取装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態による画像読取装置の画像処理系
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】 同実施形態による画像読取装置の赤外線吸収
フィルタの分光透過率特性を示す図である。
フィルタの分光透過率特性を示す図である。
【図4】 同実施形態による画像読取装置のカラーリニ
アイメージセンサの分光感度特性を示す図である。
アイメージセンサの分光感度特性を示す図である。
【図5】 同実施形態による蛍光ランプの蛍光体として
加えたジスプロシウム付活燐バナジン酸塩の分光エネル
ギ特性を示す図である。
加えたジスプロシウム付活燐バナジン酸塩の分光エネル
ギ特性を示す図である。
【図6】 同実施形態による蛍光ランプの分光エネルギ
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図7】 従来技術による蛍光ランプの各波長に対する
測色品質係数qB,qG,qRを示す表図、および第1実
施形態による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数
qB,qG,qRを示す表図である。
測色品質係数qB,qG,qRを示す表図、および第1実
施形態による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係数
qB,qG,qRを示す表図である。
【図8】 第2実施形態に係わる蛍光ランプの断面図で
ある。
ある。
【図9】 同実施形態に係わる蛍光体3xの分光エネル
ギ特性を示す図である。
ギ特性を示す図である。
【図10】 同実施形態に係わる蛍光ランプの分光エネ
ルギ特性を示す図である。
ルギ特性を示す図である。
【図11】 従来技術による蛍光ランプの各波長に対す
る測色品質係数qB,qG,qRを示す表図、および第2
実施形態による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係
数qB,qG,qRを示す表図である。
る測色品質係数qB,qG,qRを示す表図、および第2
実施形態による蛍光ランプの各波長に対する測色品質係
数qB,qG,qRを示す表図である。
【図12】 従来の蛍光ランプ(水銀入り)の分光エネ
ルギ特性を示す図である。
ルギ特性を示す図である。
【図13】 従来のキセノン蛍光ランプの分光エネルギ
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図14】 従来のキセノン蛍光ランプで用いられてい
る各色B、R、Gに対する蛍光体の分光エネルギ特性を
示す図である。
る各色B、R、Gに対する蛍光体の分光エネルギ特性を
示す図である。
【図15】 従来のキセノン蛍光ランプにおいて、色G
に対して帯域幅の広い蛍光体を用いた場合のキセノン蛍
光ランプの分光エネルギ特性を示す図である。
に対して帯域幅の広い蛍光体を用いた場合のキセノン蛍
光ランプの分光エネルギ特性を示す図である。
【図16】 従来のハロゲン蛍光ランプの分光エネルギ
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図17】 従来のハロゲン蛍光ランプの測色品質係数
とカラーリニアイメージセンサの出力電圧比を示す図で
ある。
とカラーリニアイメージセンサの出力電圧比を示す図で
ある。
【図18】 実施例1に係わるハロゲン蛍光ランプの分
光エネルギ特性を示す図である。
光エネルギ特性を示す図である。
【図19】 同実施例に係わるハロゲン蛍光ランプの測
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
【図20】 実施例2に係わるハロゲン蛍光ランプの分
光エネルギ特性を示す図である。
光エネルギ特性を示す図である。
【図21】 同実施例に係わるハロゲン蛍光ランプの測
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
【図22】 実施例3に係わるハロゲン蛍光ランプの分
光エネルギ特性を示す図である。
光エネルギ特性を示す図である。
【図23】 同実施例に係わるハロゲン蛍光ランプの測
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
【図24】 実施例4に係わるハロゲン蛍光ランプの分
光エネルギ特性を示す図である。
光エネルギ特性を示す図である。
【図25】 同実施例に係わるハロゲン蛍光ランプの測
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
【図26】 実施例5において蛍光体3aと蛍光体3x
の混合比を変化させた場合の分光エネルギ特性を示す図
である。
の混合比を変化させた場合の分光エネルギ特性を示す図
である。
【図27】 同実施例に係わるハロゲン蛍光ランプの測
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
色品質係数、カラーイメージセンサの出力電圧、および
蛍光体の混合比を示す図である。
【符号の説明】 3 蛍光ランプ 3e 透明ガラス管(透明管) 3a,3b,3c 蛍光体(3つの蛍光体) 3d 蛍光体(測色係数向上蛍光体) 3x 蛍光体(黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体) 4 第1反射鏡 5 第2反射鏡 6 第3反射鏡 7 赤外線除去フィルタ 8 レンズ 9 カラーリニアイメージセンサ(読取手段)
Claims (11)
- 【請求項1】 不活性ガスが封入された透明部材と、 前記透明部材の内部に備えられ、赤色、緑色、青色の各
々に対応する蛍光色を発する3つの蛍光体と、 前記透明部材の内部に備えられ、赤、緑、青の測色係数
のうち少なくとも1つの測色係数を上げる蛍光色を発す
る測色係数向上蛍光体とを具備することを特徴とする光
源。 - 【請求項2】 前記測色係数向上蛍光体は、黄色の蛍光
色を有することを特徴とする請求項1記載の光源。 - 【請求項3】 前記不活性ガスは、キセノンガスである
ことを特徴とする請求項1記載の光源。 - 【請求項4】 前記測色係数向上蛍光体は、「ジスプロ
シウム付活燐バナジン酸塩蛍光体、Y(P,V)O4:
Dy」であることを特徴とする請求項1記載の光源。 - 【請求項5】 前記測色係数向上蛍光体は、少なくとも
560〜590nmの範囲に、その発光波長のピーク波
長を有することを特徴とする請求項1記載の光源。 - 【請求項6】 蛍光体により発せられる光によって原稿
を照射する蛍光ランプと、 前記蛍光ランプによって照射された原稿の画像を読み取
る読取手段とを具備し、 前記蛍光ランプは、赤色、緑色、青色の蛍光色を発する
3つの蛍光体を備えるとともに、赤、緑、青の測色係数
のうち少なくとも1つの測色係数を上げる蛍光色を発す
る測色係数向上蛍光体を備えていることを特徴とする画
像読取装置。 - 【請求項7】 不活性ガスが封入された透明部材と、 前記透明部材の内部に備えられ、青色に対応する蛍光色
を発する蛍光体と黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体
とを含む2以上の蛍光体を、赤、緑、青の測色係数のう
ち少なくとも1つの測色係数を上げるように混合した混
合蛍光体とを具備することを特徴とする光源。 - 【請求項8】 前記黄色に対応する蛍光色を発する蛍光
体は、発光波長のピーク波長が545nm〜585nm
の範囲にあり、かつ、半値幅が90nm〜150nmの
範囲にあることを特徴とする請求項7記載の光源。 - 【請求項9】 前記黄色に対応する蛍光色を発する蛍光
体は、分光エネルギピーク値の50%となる短波長側の
波長が、500nm〜550nmであることを特徴とす
る請求項7に記載の光源。 - 【請求項10】 前記不活性ガスは、キセノンガスであ
ることを特徴とする請求項7記載の光源。 - 【請求項11】 蛍光体により発せられる光によって原
稿を照射する蛍光ランプと、 前記蛍光ランプによって照射された原稿の画像を読み取
る読取手段とを具備し、 前記蛍光ランプは、青色に対応する蛍光色を発する蛍光
体と黄色に対応する蛍光色を発する蛍光体とを含む2以
上の蛍光体を、赤、緑、青の測色係数のうち少なくとも
1つの測色係数を上げるように混合した混合蛍光体を備
えていることを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9089750A JPH10285341A (ja) | 1996-04-09 | 1997-04-08 | 光源および画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8685896 | 1996-04-09 | ||
| JP8-86858 | 1997-02-10 | ||
| JP2695797 | 1997-02-10 | ||
| JP9-26957 | 1997-02-10 | ||
| JP9089750A JPH10285341A (ja) | 1996-04-09 | 1997-04-08 | 光源および画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10285341A true JPH10285341A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=27285610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9089750A Pending JPH10285341A (ja) | 1996-04-09 | 1997-04-08 | 光源および画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10285341A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11219687A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 蛍光ランプ、固体撮像素子および画像読取装置 |
-
1997
- 1997-04-08 JP JP9089750A patent/JPH10285341A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11219687A (ja) * | 1998-01-30 | 1999-08-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 蛍光ランプ、固体撮像素子および画像読取装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8022632B2 (en) | Color-controlled illumination device | |
| US5684359A (en) | Discharge lamp and illumination instrument for general illumination | |
| US7731390B2 (en) | Illumination system with multiple sets of light sources | |
| JP2003174651A (ja) | 投射型画像表示システム及びその色補正方法 | |
| JPH05244408A (ja) | カラー印刷システム較正方法 | |
| US20160106299A1 (en) | Observation apparatus | |
| KR20090056858A (ko) | 광학 특성 측정 장치 | |
| US20040023063A1 (en) | Method of evaluating whiteness, method of evaluating comparative whiteness, light source and luminaire | |
| US5898510A (en) | Image forming apparatus and light source unit | |
| TWI223830B (en) | Fluorescent lamp and liquid crystal display device having the same | |
| US20150146406A1 (en) | Blue light mixing method and system using the same | |
| JPH10285341A (ja) | 光源および画像読取装置 | |
| CN106990462A (zh) | 投射型图像显示装置 | |
| US7324243B2 (en) | Fluorescent color scanning method for use in a scanner | |
| JP3689448B2 (ja) | 画像読取装置及び光源ユニット | |
| KR100207985B1 (ko) | Cie 표색계를 이용한 화이트 밸런스 조정 장치 | |
| US6219159B1 (en) | Spectrally balanced scanner | |
| ITBZ970019A1 (it) | Sistema di rilevamenti densitometrici e spettrometrici. | |
| JP2805891B2 (ja) | 照度標準設定装置 | |
| JPS60236566A (ja) | カラ−原稿読み取り装置 | |
| KR100744231B1 (ko) | 색 측정 기술로 측정된 광분포를 색에 맞게 디스플레이하기 위한 방법 및 장치 | |
| JP4581875B2 (ja) | 撮像素子の補正テーブル作成方法 | |
| JP2005244504A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
| JP3986251B2 (ja) | 画像読取装置 | |
| JP2019139489A (ja) | 光ラインセンサユニットの受光出力補正方法及び受光出力補正システム、並びに、これに用いられる光ラインセンサユニット |