JPH10285628A - 無線基地局装置および無線通信システム - Google Patents

無線基地局装置および無線通信システム

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Publication number
JPH10285628A
JPH10285628A JP9093771A JP9377197A JPH10285628A JP H10285628 A JPH10285628 A JP H10285628A JP 9093771 A JP9093771 A JP 9093771A JP 9377197 A JP9377197 A JP 9377197A JP H10285628 A JPH10285628 A JP H10285628A
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JP
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base station
terminal
communication
handover
phs
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Application number
JP9093771A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Shiichi
一宏 私市
Tomoo Mizuno
智雄 水野
Katsumi Murano
勝巳 村野
Katsumi Yamagishi
勝已 山岸
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信中の移動通信端末がハンドオーバ
しても、継続してデータ通信を行なうことを可能とす
る。 【解決手段】 第1のPHS基地局101にてデータ通
信中のPHS端末301が第2のPHS基地局201に
ハンドオーバすると、第1のPHS基地局101がPH
S端末301が通信しているデータ通信相手局601と
の通信リンクを保持し、第2のPHS基地局がPHS端
末301の加入者番号を着信先とする発信を行ない、こ
れに対して第1のPHS基地局101が応答して第2の
PHS基地局201との間に通信リンクを確立し、この
通信リンクと上記保持していた相手局との通信リンクと
を接続し、第2のPHS基地局201は第1のPHS基
地局101との間の通信リンクと上記PHS端末301
との間の無線通信リンクとを接続するようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばPHS
(Personal Handyphone System)などの無線通信システ
ムに用いられ、移動通信端末のデータ通信を中継するこ
とが可能な無線基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、PHSの移動端末(以
下、PHS端末と称する)は、PHS基地局との間で使
用している無線通信回線の品質が劣化すると、いわゆる
ハンドオーバを行なうようにしている。
【0003】以下、図8乃至図10を参照して、PHS
のハンドオーバについて説明する。図8は、PHSのハ
ンドオーバのシーケンスを示す図である。まず、図9に
示すようにPHS端末300が第1のPHS基地局10
0およびPHS接続装置400を介してディジタル通信
網(以下、網と略称する)500上の通信相手局600
と通信を行なっている。
【0004】やがて、PHS端末300が第1のPHS
基地局100の無線ゾーンZ1から第2のPHS基地局
200の無線ゾーンZ2に移動して、第1のPHS基地
局100との間の回線品質が劣化すると、PHS端末3
00は第1のPHS基地局100に対して情報チャネル
(以下、TCHと称する)切替要求(S801)すなわ
ちハンドオーバ要求を出す。これに対して第1のPHS
基地局100は、PHS端末300に上記ハンドオーバ
の要求を許可するTCH切替指示(S802)を出す。
【0005】その後、PHS端末300は、回線品質の
よい第2のPHS基地局200の通信チャネルを検出す
ると、第2のPHS基地局200に対してリンクチャネ
ル確立要求(S803)を出す。これに対して第2のP
HS基地局200は、PHS端末300に対してリンク
チャネル割当を行ない(S804)、無線区間のリンク
確立が行なわれる。
【0006】そして、上記無線区間のリンクが確立され
ると、PHS端末300が第2のPHS基地局200に
呼設定メッセージ(以下、SETUPと称する)を転送
し(S805)、ハンドオーバを開始する。
【0007】これに対して第2のPHS基地局200
は、上記SETUPを受信し、このメッセージが正当な
ものであることが確認されると、PHS端末300から
の呼を受付け、PHS端末300に対して呼を処理して
いることを示すために呼設定受付メッセージ(以下、C
ALLPROCと称する)を送信し(S806)、発呼
(再発呼)受付状態に遷移する。一方PHS端末300
は、CALLPROCを受信すると、同様に発呼受付
(再発呼)状態に遷移する。
【0008】その後、第2のPHS基地局200は、網
500との間で呼設定を行ない(S807〜S80
9)、網500との間のリンクを確立する。そして、第
2のPHS基地局200は、網500より再発呼型のハ
ンドオーバを受け付けたことを示す応答メッセージ(以
下、CONNと称する)を受信すると(S809)、P
HS端末300に対してCONNを送信する(S81
0)。これに対して、PHS端末300は、第2のPH
S基地局200からCONNを受信すると、ハンドオー
バが正常になされたと判断して、図10に示すような通
信状態に遷移する。
【0009】以上のように、PHSでは例えばPHS端
末300が移動などして使用している無線通信回線の品
質が劣化すると、回線品質のよい他のPHS基地局との
間の無線通信回線を検出し、上記品質劣化した回線に代
わり新たに検出した品質のよい無線通信回線を用いて通
信を再開するようにしている。
【0010】しかしながら、既存網の既存端末ともデー
タ通信できるように、端末−基地局間でプロトコル変換
や誤り訂正制御を行なう方式において、こうしたハンド
オーバが行なわれると、ハンドオーバ前の基地局(上述
では第1のPHS基地局100)と網500上の通信相
手局600との通信リンクの状態が、新たな基地局(上
述では第2のPHS基地局200)に引き継がれること
なくハンドオーバされるため、データ通信が中断してし
まうという問題がある。
【0011】これに対して従来は、非制限ディジタルデ
ータ通信中はハンドオーバを禁止するという対策を講じ
たが、PHS基地局の無線ゾーンが小さいためにユーザ
の移動によって結局データ通信が中断してしまう可能性
が非常に高かった。
【0012】以上のように、従来においてはユーザは停
止した状態でデータ通信を行なわなければならないとい
う制約があり、モバイルデータ通信としての利便性が著
しく低いという問題があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来は、例えば非制限
ディジタルデータ通信などのデータ通信中にハンドオー
バが生じると、データ通信が中断してしまうという問題
があり、これに対してハンドオーバを禁止するとモバイ
ルデータ通信としての利便性が著しく低いという問題が
あった。
【0014】この発明は上記の問題を解決すべくなされ
たもので、データ通信中の移動通信端末がハンドオーバ
しても、継続してデータ通信を行なうことが可能な無線
基地局装置および無線通信システムを提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係わる無線基地局装置は、無線通信回
線を介して接続される移動通信端末を公衆網に接続可能
な無線基地局装置を複数備え、無線基地局装置と移動通
信端末との間の無線通信回線が劣化した場合に、移動通
信端末を同じページングエリアの他の無線基地局装置に
ハンドオーバして再接続することが可能な無線通信シス
テムに用いられる無線基地局装置において、データ通信
中の移動通信端末が他の無線基地局装置よりハンドオー
バして当該無線基地局装置と接続された場合に、この移
動通信端末の加入者番号を着信先とする発信を行なうハ
ンドオーバ端末宛発信手段と、このハンドオーバ端末宛
発信手段の発信に応答した相手局との間に確立された通
信リンクと、ハンドオーバしてきた移動通信端末との無
線通信リンクとを接続する第1のリンク接続制御手段
と、当該無線基地局装置を介してデータ通信中の移動通
信端末がハンドオーバして他の無線基地局装置と接続し
た場合に、この移動通信端末がハンドオーバ前に通信し
ていた相手局との通信リンクを保持するデータ通信リン
ク保持手段と、データ通信中に他の無線基地局装置にハ
ンドオーバした移動通信端末の加入者番号を着信先とす
る着信があった場合に、この着信に応答するハンドオー
バ端末宛着信応答手段と、このハンドオーバ端末宛着信
応答手段の応答により確立された通信リンクと、データ
通信リンク保持手段にて保持した通信リンクとを接続す
る第2のリンク接続制御手段とを具備して構成するよう
にした。
【0016】上記構成の無線基地局装置では、データ通
信中の移動通信端末が他の無線基地局装置よりハンドオ
ーバして当該無線基地局装置と接続されると、この移動
通信端末の加入者番号を着信先とする発信を行ない、こ
の発信に応答した相手局との間に確立された通信リンク
と、ハンドオーバしてきた移動通信端末との無線通信リ
ンクとを接続する。
【0017】そしてまた、当該無線基地局装置を介して
データ通信中の移動通信端末がハンドオーバして他の無
線基地局装置と接続すると、この移動通信端末がハンド
オーバ前に通信していた相手局との通信リンクを保持
し、上記ハンドオーバした移動通信端末の加入者番号を
着信先とする着信があった場合にこれに応答し、この応
答により確立された通信リンクと、上記保持した通信リ
ンクとを接続するようにしている。
【0018】すなわち、上記構成の無線基地局装置を用
いた無線通信システムでは、データ通信中の移動通信端
末がハンドオーバすると、ハンドオーバ前に接続してい
た無線基地局装置が移動通信端末の通信相手との通信リ
ンクを保持し、ハンドオーバ後に接続した無線基地局装
置はハンドオーバ前に接続していた無線基地局装置が応
答し得る発信を行なって、ハンドオーバ前後の無線基地
局間に通信リンクを確立する。そして、移動通信端末と
ハンドオーバ後に接続した無線基地局装置との間の無線
通信リンクと、ハンドオーバ前後に接続した無線基地局
間の通信リンクと、上記保持した通信相手との通信リン
クとが接続されることになる。したがって、上記構成の
無線基地局装置によれば、データ通信中の移動通信端末
がハンドオーバしても、通信相手との間に保持していた
通信リンクを再び介してデータ通信が行なわれるため、
継続してデータ通信を行なうことが可能である。
【0019】また、上記の目的を達成するために、この
発明に係わる無線通信システムは、無線通信回線を介し
て接続される移動通信端末を公衆網に接続可能な無線基
地局装置を複数備え、第1の無線基地局装置と移動通信
端末との間の無線通信回線が劣化した場合に、移動通信
端末を同じページングエリアの第2の無線基地局装置に
ハンドオーバして再接続することが可能な無線通信シス
テムにおいて、上記第2の無線基地局装置は、データ通
信中の移動通信端末が他の無線基地局装置よりハンドオ
ーバして当該無線基地局装置と接続された場合に、この
移動通信端末の加入者番号を着信先とする発信を行なう
ハンドオーバ端末宛発信手段と、このハンドオーバ端末
宛発信手段の発信に応答した相手局との間に確立された
通信リンクと、ハンドオーバしてきた移動通信端末との
無線通信リンクとを接続する第1のリンク接続制御手段
とを備え、上記第1の無線基地局装置は、当該第1の無
線基地局装置を介してデータ通信中の移動通信端末がハ
ンドオーバして他の無線基地局装置と接続した場合に、
この移動通信端末がハンドオーバ前に通信していた相手
局との通信リンクを保持するデータ通信リンク保持手段
と、データ通信中に他の無線基地局装置にハンドオーバ
した移動通信端末の加入者番号を着信先とする着信があ
った場合に、この着信に応答するハンドオーバ端末宛着
信応答手段と、このハンドオーバ端末宛着信応答手段の
応答により確立された通信リンクと、データ通信リンク
保持手段にて保持した通信リンクとを接続する第2のリ
ンク接続制御手段とを具備して構成するようにした。
【0020】上記構成の無線通信システムでは、第1の
無線基地局装置にてデータ通信中の移動通信端末が第2
の無線基地局装置にハンドオーバすると、第1の無線基
地局装置が上記移動通信端末がハンドオーバ前に通信し
ていた相手局との通信リンクを保持し、第2の無線基地
局装置が上記移動通信端末の加入者番号を着信先とする
発信を行ない、これに対して第1の無線基地局装置が応
答して第2の無線基地局装置との間に通信リンクを確立
し、この通信リンクと上記保持していた相手局との通信
リンクとを接続し、第2の無線基地局装置は第1の無線
基地局装置との間の通信リンクと上記移動通信端末との
間の無線通信リンクとを接続するようにしている。
【0021】したがって、上記構成の無線通信システム
によれば、データ通信中の移動通信端末がハンドオーバ
しても、通信相手との間に保持していた通信リンクを再
び介してデータ通信が行なわれるため、継続してデータ
通信を行なうことが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】まず図1を参照して、この発明の
一実施形態に係わる第1のPHS基地局101について
説明する。第1のPHS基地局101は、有線通信部1
10と、アンテナ121を備えた無線通信部120と、
記憶部130と、制御部140とを備えている。
【0023】有線通信部110は、後述の制御部140
の制御により例えばISDN網などのディジタル通信網
500との間で通信リンクを確立してディジタルデータ
の送受信を行なうものであって、ディジタル通信網50
0からの着信に対して応答する機能と、ディジタル通信
網500に向けた発信を行なうを機能の他に、ディジタ
ル通信網500との間でベアラ通信などの非制限ディジ
タルデータ通信を行なう場合には所定のプロトコルにし
たがってこのデータ通信用のリンクを確立しデータ通信
を行なう機能を有している。
【0024】そして、ディジタル通信網500より受信
したディジタルデータ(音声データも含む)を所定の通
信速度に変換して後述の無線通信部120に入力すると
ともに、無線通信部120から入力されるディジタルデ
ータをディジタル通信網500に送出する。
【0025】無線通信部120は、制御部140の制御
によりPHS端末301との間で無線通信リンクを確立
するもので、上記PHS端末301より受信したディジ
タルデータに対して誤り訂正処理を施す機能を備えてい
る。
【0026】そして、PHS端末301から空間を介し
て送られる送信信号をアンテナ121により受信し、こ
の受信により得たディジタルデータを所定の速度に変換
して有線通信部110に入力するとともに、有線通信部
110から入力されるディジタルデータをアンテナ12
1より空間を介してPHS端末301に送信する。
【0027】記憶部130は、例えばROMやRAMな
どの半導体メモリを記録媒体としたもので、この記録媒
体には後述の制御部140の制御プログラムおよび種々
の制御データを記憶するエリアを備えるとともに、デー
タ通信端末記憶エリア130aを備えている。
【0028】このデータ通信端末記憶エリア130a
は、自局を介して上述したような非制限ディジタルデー
タ通信をPHS端末301が行なう場合に、このPHS
端末301の加入者番号を記憶するエリアである。
【0029】制御部140は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備え、上述したように当該PHS
基地局101を構成する各部を統括制御し、PHS端末
301とディジタル通信網500との接続制御やハンド
オーバに関する制御を行なうものである。
【0030】また、制御部140はこのような通信に関
わる通常の制御機能の他に、新たな制御機能としてデー
タ通信端末記録制御手段140aと、データ通信リンク
保持手段140bと、ハンドオーバ端末宛着信応答制御
手段140cと、網側リンク接続制御手段140dとを
備えている。
【0031】データ通信端末記録制御手段140aは、
当該PHS基地局101を介して非制限ディジタルデー
タ通信を行なうPHS端末301の加入者番号を、上記
データ通信端末記憶エリア130aに記録する制御を行
なうものである。
【0032】データ通信リンク保持手段140bは、当
該PHS基地局101を介してデータ通信中のPHS端
末301からハンドオーバの要求があった場合に、有線
通信部110を制御し、上記PHS端末301とデータ
通信中のデータ通信相手局601と、当該PHS基地局
101との間に確立されたデータ通信リンクを保持する
ものである。
【0033】ハンドオーバ端末宛着信応答制御手段14
0cは、上記データ通信端末記憶エリア130aに記憶
される加入者番号を着信先とする着信を待機し、この着
信があった場合には有線通信部110を制御して上記着
信に応答させ、上記着信の発信元と通信リンクを確立す
る制御を行なうものである。
【0034】網側リンク接続制御手段140dは、デー
タ通信リンク保持手段140bが保持制御した通信リン
クと、ハンドオーバ端末宛着信応答制御手段140cが
応答制御して確立された通信リンクとを接続する制御を
行なうものである。
【0035】次に、図2を参照して、この発明の一実施
形態に係わる第2のPHS基地局201について説明す
る。第2のPHS基地局201は、有線通信部210
と、アンテナ221を備えた無線通信部220と、記憶
部230と、制御部240とを備えている。なお、有線
通信部210および無線通信部220については、前述
の有線通信部110、無線通信部120とそれぞれ同様
の構成のため説明を省略する。
【0036】記憶部230は、前述の記憶部130と同
様のもので、例えばROMやRAMなどの半導体メモリ
を記録媒体としたもので、この記録媒体には後述の制御
部240の制御プログラムおよび種々の制御データを記
憶するエリアを備える。
【0037】制御部240は、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備え、上述したように当該PHS
基地局201を構成する各部を統括制御し、PHS端末
301とディジタル通信網500との接続制御やハンド
オーバに関する制御を行なうものである。
【0038】また、制御部240はこのような通信に関
わる通常の制御機能の他に、新たな制御機能としてハン
ドオーバ端末宛発信制御手段240aと、端末側リンク
接続制御手段240bとを備えている。
【0039】ハンドオーバ端末宛発信制御手段240a
は、データ通信中のPHS端末301が他のPHS基地
局よりハンドオーバしてきた場合に、有線通信部210
を制御してディジタル通信網500に上記PHS端末3
01の加入者番号宛ての発信制御を行ない、PHS端末
301がハンドオーバ前に接続していた上記PHS基地
局との間に通信リンクを確立する処理を行なうものであ
る。
【0040】端末側リンク接続制御手段240bは、ハ
ンドオーバ端末宛発信制御手段240aによって通信リ
ンクが確立された場合に、この通信リンクと、上記PH
S端末301との間に確立されている無線通信リンクと
を接続する制御を行なうものである。
【0041】なお、PHS端末301は、PHSとして
の通信機能を備えたパーソナルコンピュータやPDA
(Personal Digital Assistance )などのデータ通信端
末装置である。
【0042】次に図3乃至図5を参照して、第1のPH
S基地局101を介してデータ通信中のPHS端末30
1が第2のPHS基地局201にハンドオーバした場合
の第1のPHS基地局101および第2のPHS基地局
201の動作について説明する。
【0043】なお、図3は第1のPHS基地局101の
制御動作を説明するフローチャート、図4は第2のPH
S基地局201の制御動作を説明するフローチャート、
図5はPHS端末301、第1のPHS基地局101お
よび第2のPHS基地局201のシーケンスを説明する
ための図である。
【0044】なお、以下の説明では、図6に示すように
第1のPHS基地局101と第2のPHS基地局201
とは、同じPHS接続装置400によって接続制御され
る同じページングエリアのPHS基地局であるものとす
る。
【0045】まず第1のPHS基地局101は、PHS
端末301より発信要求があると、この発信が非制限デ
ィジタルデータ通信を行なうためのものであるか否か判
定する(ステップ3a)。
【0046】ここで、上記データ通信を行なうためのも
のでない場合には、ステップ3bに移行して通常の発信
処理を行ない、一方上記データ通信を行なうためのもの
である場合には、ステップ3cに移行する。
【0047】そして、ステップ3cでは、第1のPHS
基地局101の制御部140が無線通信部120を制御
してPHS端末301との間に無線通信リンクを確立す
る。そしてまた、制御部140が有線通信部110を制
御してディジタル通信網500上のデータ通信相手局6
01と非制限ディジタルデータ通信を行なうためのデー
タ通信リンクを確立する。
【0048】またこの時、第1のPHS基地局101で
は、データ通信端末記録制御手段140aが、PHS端
末301の加入者番号をデータ通信端末記憶エリア13
0aに記録する。
【0049】このようにして第1のPHS基地局101
により通信リンクが確立されると、PHS端末301は
第1のPHS基地局101を介した非制限ディジタルデ
ータ通信を開始する。なお、図6はこの様子を示すもの
で、点線は上記通信リンクを示す。
【0050】次に第1のPHS基地局101は、ステッ
プ3dに移行してPHS端末301からのハンドオーバ
要求の待機状態となる。やがて、PHS端末301が第
1のPHS基地局101からの受信信号のレベルが低下
したり、あるいは受信信号の品質が劣化すると第1のP
HS基地局101に対して情報チャネル(以下、TCH
と称する)切替要求(S501)すなわちハンドオーバ
要求を出す。
【0051】これに対して第1のPHS基地局101
は、ステップ3dからステップ3eに移行して、PHS
端末301に上記ハンドオーバの要求を許可するTCH
切替指示(S502)を出す。そして、データ通信リン
ク保持手段140bが有線通信部110を制御し、上記
PHS端末301とデータ通信中のデータ通信相手局6
01と、当該PHS基地局101との間に確立されたデ
ータ通信リンクを保持し、ステップ3fに移行する。
【0052】ステップ3fでは、ハンドオーバ端末宛着
信応答制御手段140cがデータ通信端末記憶エリア1
30aに記憶される加入者番号を着信先とする着信が到
来するのを待機する。
【0053】一方、ハンドオーバ許可を受けたPHS端
末301は、回線品質の良好な第2のPHS基地局20
1に対してリンクチャネル確立要求(S503)を出
す。これに対して第2のPHS基地局201は、PHS
端末301に対してリンクチャネル割当を行ない(S5
04)、両者間の無線区間のリンクが確立が行なわれ
る。
【0054】そして、上記無線区間のリンクが確立され
ると、PHS端末301が第2のPHS基地局201に
呼設定メッセージ(以下、SETUPと称する)を転送
する(S505)。第2のPHS基地局201は、上記
SETUPを受信すると、図4に示す処理を開始する。
【0055】まず、第2のPHS基地局201は、ステ
ップ4aにて上記SETUPにハンドオーバを示す情報
が含まれるか否かを判定する。ここで、ハンドオーバの
情報を含まないSETUPの場合にはステップ4bに移
行して、通常の発信処理を行なう。一方、ハンドオーバ
の情報を含むSETUPの場合には、ステップ4cに移
行する。
【0056】ステップ4cでは、さらに上記SETUP
に非制限ディジタルデータ通信を示す情報が含まれるか
否かが判定される。ここで、非制限ディジタルデータ通
信の情報を含まないSETUPの場合には、ステップ4
dに移行して通常のハンドオーバとして処理する。一
方、非制限ディジタルデータ通信の情報を含むSETU
Pの場合には、ステップ4eに移行する。
【0057】ステップ4eでは、PHS端末301から
の呼を受付け、PHS端末301に対して呼を処理して
いることを示すために呼設定受付メッセージ(以下、C
ALLPROCと称する)を送信し(S506)、PH
S端末301との間に無線通信リンクが確立され、ステ
ップ4fに移行する。
【0058】ステップ4fでは、ハンドオーバ端末宛発
信制御手段240aが有線通信部210を制御してディ
ジタル通信網500にPHS端末301の加入者番号宛
ての発信制御を行ない、PHS端末301がハンドオー
バ前に接続していた第1のPHS基地局101との間に
通信リンクを確立する処理を行なうものである。
【0059】まず、ここでは、第2のPHS基地局20
1はディジタル通信網500に対し、SETUPを送信
する(S507)。なお、このSETUPには、着番号
情報としてPHS端末301の加入者番号をのせてお
く。したがって、この発信は、第1のPHS基地局10
1を含むページングエリアのPHS基地局宛てに送信さ
れることになる。
【0060】また、SETUPの伝達能力を示す情報に
は、非制限ディジタルデータを示す情報を用いる。そし
てまた、ディジタル通信網500の付加サービスである
ユーザユーザ情報(以下、UUIと称する)に非制限デ
ィジタルデータ通信中のハンドオーバである旨を示す情
報をのせておく。
【0061】一方、第1のPHS基地局101は、上述
したようにステップ3fにおいて、PHS端末301を
着信先とするSETUPが到来するのを待機している。
このため、上記SETUPを受信すると、ステップ3g
に移行する。
【0062】ステップ3gでは、ハンドオーバ端末宛着
信応答制御手段140cが上記SETUPのUUIを参
照して、非制限ディジタルデータ通信中のハンドオーバ
である旨の情報がのせてあるか否かを判定する。
【0063】ここで上記情報をのせていない場合にはス
テップ3hに移行して上記SETUPを放置(あるいは
切断)する。一方、上記情報をのせている場合には、ス
テップ3iに移行してハンドオーバ端末宛着信応答制御
手段140cが有線通信部110を制御し、ディジタル
通信網500経由でCALLPROC(S509)およ
び応答メッセージ(以下、CONNと称する;S51
0)を送信し、第2のPHS基地局201のSETUP
に対して応答する。そして、ステップ3jに移行する。
【0064】ステップ3jでは、データ通信リンク保持
手段140bが保持したディジタル通信網500上のデ
ータ通信相手局601との通信リンクと、ハンドオーバ
端末宛着信応答制御手段140cによって第2のPHS
基地局201との間に確立された通信リンクとが、網側
リンク接続制御手段140dによって接続される。
【0065】一方、第2のPHS基地局201では、ハ
ンドオーバ端末宛発信制御手段240aによって第1の
PHS基地局101との間に通信リンクが確立される
と、ステップ4gに移行する。
【0066】ステップ4gでは、端末側リンク接続制御
手段240bが、第1のPHS基地局101との間に確
立された通信リンクと、PHS端末301との間に確立
されている無線通信リンクとを接続する制御を行なう。
【0067】かくして、図7に示すように、PHS端末
301−第2のPHS基地局201−ディジタル通信網
500−第1のPHS基地局101−ディジタル通信網
500−データ通信相手局601という通信リンクが確
立される。
【0068】以上のように、上記構成の第1のPHS基
地局101および第2のPHS基地局201では、PH
S端末301がハンドオーバ前に接続していた第1のP
HS基地局101においてデータ通信相手局601との
通信リンクを保持しておき、ハンドオーバ後の第2のP
HS基地局201が第1のPHS基地局101が応答し
得る発信を行なって第1のPHS基地局101と第2の
PHS基地局201との間に通信リンクを確立する。
【0069】そして、第1のPHS基地局101とデー
タ通信相手局601との通信リンク、第1のPHS基地
局101と第2のPHS基地局201との間に通信リン
クおよび第2のPHS基地局201とPHS端末301
との通信リンクを接続するようにしている。
【0070】したがって、PHS端末301の移動など
によりハンドオーバが発生しても、第1のPHS基地局
101とデータ通信相手局601との通信リンクの状態
は引き継がれるため、データ通信を中断することなく継
続して行なうことができる。
【0071】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば上記実施の形態では、第1の
PHS基地局101がデータ通信相手局601との間の
通信リンクを保持すると説明した。
【0072】これに対し例えば、データ通信相手局60
1が図示しないPHS基地局(以下、第3のPHS基地
局と称する)を介してデータ通信を行なうものであっ
て、データ通信を行なう場合に第3のPHS基地局と第
1のPHS基地局101とが所定のプロトコルにしたが
ってデータ通信専用の通信リンクを確立してデータ通信
を行なうシステムに適用しても同様の作用効果を奏す
る。
【0073】なぜならこのようなシステムに適用した場
合においても、ハンドオーバ前に第3のPHS基地局と
第1のPHS基地局101との間で確立していたデータ
通信専用の通信リンクが、ハンドオーバが生じても第1
のPHS基地局101によって保持されることになるた
め、データ通信を継続することができる。その他、この
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同
様に実施可能であることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、デー
タ通信中の移動通信端末がハンドオーバすると、ハンド
オーバ前に接続していた無線基地局装置が移動通信端末
の通信相手との通信リンクを保持し、ハンドオーバ後に
接続した無線基地局装置はハンドオーバ前に接続してい
た無線基地局装置が応答し得る発信を行なって、ハンド
オーバ前後の無線基地局装置間に通信リンクが確立す
る。そして、移動通信端末とハンドオーバ後に接続した
無線基地局装置との間の無線通信リンクと、ハンドオー
バ前後に接続した無線基地局間の通信リンクと、上記保
持した通信相手との通信リンクとを接続するようにして
いる。
【0075】したがって、この発明によれば、データ通
信中の移動通信端末がハンドオーバしても、通信相手と
の間に保持していた通信リンクを再び介してデータ通信
が行なわれるため、継続してデータ通信を行なうことが
可能な無線基地局装置および無線通信システムを提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる第1のPHS基地局の一実施
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】この発明に係わる第2のPHS基地局の一実施
形態の構成を示す回路ブロック図。
【図3】図1に示した第1のPHS基地局の通信リンク
確立制御を説明するフローチャート。
【図4】図2に示した第2のPHS基地局の通信リンク
確立制御を説明するフローチャート。
【図5】図1に示した第1のPHS基地局、図2に示し
た第2のPHS基地局およびPHS端末間のシーケンス
を説明するための図。
【図6】図1に示した第1のPHS基地局、図2に示し
た第2のPHS基地局およびPHS端末との間に確立さ
れる通信リンクを説明するための図。
【図7】図1に示した第1のPHS基地局、図2に示し
た第2のPHS基地局およびPHS端末との間に確立さ
れる通信リンクを説明するための図。
【図8】第1のPHS基地局から第2のPHS基地局へ
ハンドオーバを行なう場合のシーケンス図。
【図9】第1のPHS基地局から第2のPHS基地局へ
ハンドオーバを行なう場合に確立される通信リンクを説
明するための図。
【図10】第1のPHS基地局から第2のPHS基地局
へハンドオーバを行なう場合に確立される通信リンクを
説明するための図。
【符号の説明】
101…第1のPHS基地局 110…有線通信部 120…無線通信部 121…アンテナ 130…記憶部 130a…データ通信端末記憶エリア 140…制御部 140a…データ通信端末記録制御手段 140b…データ通信リンク保持手段 140c…ハンドオーバ端末宛着信応答制御手段 140d…網側リンク接続制御手段 201…第2のPHS基地局 210…有線通信部 220…無線通信部 221…アンテナ 230…記憶部 240…制御部 240a…ハンドオーバ端末宛発信制御手段 240b…端末側リンク接続制御手段 301…PHS端末 400…PHS接続装置 500…ディジタル通信網 601…データ通信相手局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 勝已 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信回線を介して接続される移動通
    信端末を公衆網に接続可能な無線基地局装置を複数備
    え、前記無線基地局装置と前記移動通信端末との間の前
    記無線通信回線が劣化した場合に、前記移動通信端末を
    同じページングエリアの他の無線基地局装置にハンドオ
    ーバして再接続することが可能な無線通信システムに用
    いられる無線基地局装置において、 データ通信中の移動通信端末が他の無線基地局装置より
    ハンドオーバして当該無線基地局装置と接続された場合
    に、この移動通信端末の加入者番号を着信先とする発信
    を行なうハンドオーバ端末宛発信手段と、 このハンドオーバ端末宛発信手段の発信に応答した相手
    局との間に確立された通信リンクと、前記ハンドオーバ
    してきた移動通信端末との無線通信リンクとを接続する
    第1のリンク接続制御手段と、 当該無線基地局装置を介してデータ通信中の移動通信端
    末がハンドオーバして他の無線基地局装置と接続した場
    合に、この移動通信端末がハンドオーバ前に通信してい
    た相手局との通信リンクを保持するデータ通信リンク保
    持手段と、 データ通信中に他の無線基地局装置にハンドオーバした
    前記移動通信端末の加入者番号を着信先とする着信があ
    った場合に、この着信に応答するハンドオーバ端末宛着
    信応答手段と、 このハンドオーバ端末宛着信応答手段の応答により確立
    された通信リンクと、前記データ通信リンク保持手段に
    て保持した通信リンクとを接続する第2のリンク接続制
    御手段とを具備することを特徴とする無線基地局装置。
  2. 【請求項2】 前記無線基地局装置は、移動通信端末と
    無線基地局装置との間をTDMA−TDD方式の無線通
    信回線に接続するPHS(Personal Handyphone Syste
    m)に用いられることを特徴とする請求項1に記載の無
    線基地局装置。
  3. 【請求項3】 無線通信回線を介して接続される移動通
    信端末を公衆網に接続可能な無線基地局装置を複数備
    え、第1の無線基地局装置と前記移動通信端末との間の
    前記無線通信回線が劣化した場合に、前記移動通信端末
    を同じページングエリアの第2の無線基地局装置にハン
    ドオーバして再接続することが可能な無線通信システム
    において、 前記第2の無線基地局装置は、 データ通信中の移動通信端末が他の無線基地局装置より
    ハンドオーバして当該無線基地局装置と接続された場合
    に、この移動通信端末の加入者番号を着信先とする発信
    を行なうハンドオーバ端末宛発信手段と、 このハンドオーバ端末宛発信手段の発信に応答した相手
    局との間に確立された通信リンクと、前記ハンドオーバ
    してきた移動通信端末との無線通信リンクとを接続する
    第1のリンク接続制御手段とを備え、 前記第1の無線基地局装置は、 当該第1の無線基地局装置を介してデータ通信中の移動
    通信端末がハンドオーバして他の無線基地局装置と接続
    した場合に、この移動通信端末がハンドオーバ前に通信
    していた相手局との通信リンクを保持するデータ通信リ
    ンク保持手段と、 データ通信中に他の無線基地局装置にハンドオーバした
    前記移動通信端末の加入者番号を着信先とする着信があ
    った場合に、この着信に応答するハンドオーバ端末宛着
    信応答手段と、 このハンドオーバ端末宛着信応答手段の応答により確立
    された通信リンクと、前記データ通信リンク保持手段に
    て保持した通信リンクとを接続する第2のリンク接続制
    御手段と備えることを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 前記無線通信システムは、移動通信端末
    と無線基地局装置との間をTDMA−TDD方式の無線
    通信回線に接続するPHS(Personal Handyphone Syst
    em)であることを特徴とする請求項3に記載の無線通信
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8081980B2 (en) 2002-12-31 2011-12-20 Sk Telecom Co., Ltd. Method and system for recovering from hand-off fail for use in CDMA 2000 1xEV-DO system
US9769172B2 (en) 2013-09-06 2017-09-19 Fujitsu Limited Method of accessing a network securely from a personal device, a personal device, a network server and an access point

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