JPH10286852A - 射出成形機のトグル式型締装置 - Google Patents
射出成形機のトグル式型締装置Info
- Publication number
- JPH10286852A JPH10286852A JP11364397A JP11364397A JPH10286852A JP H10286852 A JPH10286852 A JP H10286852A JP 11364397 A JP11364397 A JP 11364397A JP 11364397 A JP11364397 A JP 11364397A JP H10286852 A JPH10286852 A JP H10286852A
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- Japan
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- mold clamping
- toggle
- molding machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トグル機構の構成要素であるリンクのピン間
の加工精度が比較的にラフでも、また長年の稼動により
ブシュ等にアンバランスな摩耗が生じて、上下のリンク
間の芯間寸法にアンバランスが生じても、金型取付面間
の並行精度を容易に出すことができる射出成形機のトグ
ル式型締装置を提供する。 【解決手段】 クロスヘッド(2)、長短のリンク
(4、4’、5、5’)等からなるトグル機構(1)の
長リンク(5、5’)の一方を取り付けるためのリンク
受部(21、21’)を、移動調節可能テーパ状のスペ
ーサ(24、24’)を介在させて、可動盤20に取り
付ける。
の加工精度が比較的にラフでも、また長年の稼動により
ブシュ等にアンバランスな摩耗が生じて、上下のリンク
間の芯間寸法にアンバランスが生じても、金型取付面間
の並行精度を容易に出すことができる射出成形機のトグ
ル式型締装置を提供する。 【解決手段】 クロスヘッド(2)、長短のリンク
(4、4’、5、5’)等からなるトグル機構(1)の
長リンク(5、5’)の一方を取り付けるためのリンク
受部(21、21’)を、移動調節可能テーパ状のスペ
ーサ(24、24’)を介在させて、可動盤20に取り
付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロスヘッド、長
短のリンク等からなるトグル機構の一方が可動盤のリン
ク受部に、そして他方が型締ハウジングのリンク受部に
それぞれ取り付けられている射出成形機のトグル式型締
装置に関するものである。
短のリンク等からなるトグル機構の一方が可動盤のリン
ク受部に、そして他方が型締ハウジングのリンク受部に
それぞれ取り付けられている射出成形機のトグル式型締
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機の型締装置の1つとして、ト
グル式型締装置が知られている。トグル式型締機は、図
2にも示されているように、概略的には1個のクロスヘ
ッド30、一対のクロスリンク31、31’、一対の短
リンク32、32’、同様に一対の長リンク33、3
3’等から構成されている。そして、一対の長リンク3
3、33’の一方の端部は、可動盤40と一体のブラケ
ット41、41’にピン36、36’により回動自在に
結合されている。また、一対の短リンク32、32’の
一方の端部は、型締ハウジング50と一体のブラケット
51、51’に同様にピン34、34’により回動自在
に結合されている。
グル式型締装置が知られている。トグル式型締機は、図
2にも示されているように、概略的には1個のクロスヘ
ッド30、一対のクロスリンク31、31’、一対の短
リンク32、32’、同様に一対の長リンク33、3
3’等から構成されている。そして、一対の長リンク3
3、33’の一方の端部は、可動盤40と一体のブラケ
ット41、41’にピン36、36’により回動自在に
結合されている。また、一対の短リンク32、32’の
一方の端部は、型締ハウジング50と一体のブラケット
51、51’に同様にピン34、34’により回動自在
に結合されている。
【0003】したがって、クロスヘッド30を、図には
示されていないが、油圧ピストン機構等の駆動装置で軸
方向に駆動すると、従来周知のようにして可動盤40が
固定盤45に対して型締め方向に駆動され、可動金型4
7が固定金型46に型締めされる。また、逆方向に駆動
して、可動金型47を固定金型46から開くことができ
る。
示されていないが、油圧ピストン機構等の駆動装置で軸
方向に駆動すると、従来周知のようにして可動盤40が
固定盤45に対して型締め方向に駆動され、可動金型4
7が固定金型46に型締めされる。また、逆方向に駆動
して、可動金型47を固定金型46から開くことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなトグル式
型締装置によって、可動金型47を固定金型46に型締
めし、成形品を得るとき、可動盤40と固定盤45との
間の金型取付面間eの並行精度は、高品質の成形品を得
るため、あるいは射出成形機の寿命等からも重要な要素
となっている。なぜならば、この金型取付面間eの並行
精度が悪いと、固定金型46に対する可動金型47の締
付け荷重にアンバランスが生じ、その結果充填時の樹脂
圧力に対し型締力がアンバランスな状態で反抗し、成形
品の寸法不良、バリの発生等の成形不良の原因の1つに
なるからである。また、並行精度が悪い状態で型締めす
ると、金型46、47、トグル式型締装置等を損傷する
こともあり得る。
型締装置によって、可動金型47を固定金型46に型締
めし、成形品を得るとき、可動盤40と固定盤45との
間の金型取付面間eの並行精度は、高品質の成形品を得
るため、あるいは射出成形機の寿命等からも重要な要素
となっている。なぜならば、この金型取付面間eの並行
精度が悪いと、固定金型46に対する可動金型47の締
付け荷重にアンバランスが生じ、その結果充填時の樹脂
圧力に対し型締力がアンバランスな状態で反抗し、成形
品の寸法不良、バリの発生等の成形不良の原因の1つに
なるからである。また、並行精度が悪い状態で型締めす
ると、金型46、47、トグル式型締装置等を損傷する
こともあり得る。
【0005】ところで、可動盤40と固定盤45との間
の金型取付面間eは、図2に示されているように、ピン
34と35との間の間隔bと、ピン35と36との間の
間隔cがリンク芯間dを決定し、このリンク芯間dによ
り決まるので、トグル式型締装置の場合、上下のピン間
の間隔b、b’、c、c’の加工精度は重要で、この加
工精度を確保するために高度の加工技術を要し、コスト
高の原因にもなっている。また、射出成形機を長年稼動
していると、トグルの滑動部であるブシュが摩耗するこ
とがある。摩耗が、図2において上下の一対のブシュに
均等に生じれば問題は少ないが、アンバランスな摩耗が
生じると、ピン間の間隔b、b’、c、c’が上下にお
いて変わり、金型取付面間eの並行精度が落ちるように
なる。そうすると、リンク32、32’、33、33’
を再製作し、そしてトグル機構を分解して交換する等の
対応が必要となり、機械製作、分解再組立時間等の面で
コスト高になる。また、その間、成形を中断しなければ
ならない問題もある。
の金型取付面間eは、図2に示されているように、ピン
34と35との間の間隔bと、ピン35と36との間の
間隔cがリンク芯間dを決定し、このリンク芯間dによ
り決まるので、トグル式型締装置の場合、上下のピン間
の間隔b、b’、c、c’の加工精度は重要で、この加
工精度を確保するために高度の加工技術を要し、コスト
高の原因にもなっている。また、射出成形機を長年稼動
していると、トグルの滑動部であるブシュが摩耗するこ
とがある。摩耗が、図2において上下の一対のブシュに
均等に生じれば問題は少ないが、アンバランスな摩耗が
生じると、ピン間の間隔b、b’、c、c’が上下にお
いて変わり、金型取付面間eの並行精度が落ちるように
なる。そうすると、リンク32、32’、33、33’
を再製作し、そしてトグル機構を分解して交換する等の
対応が必要となり、機械製作、分解再組立時間等の面で
コスト高になる。また、その間、成形を中断しなければ
ならない問題もある。
【0006】本発明は、上記したようなコスト高になる
欠点、問題点等を解決した射出成形機のトグル式型締装
置を提供しようとするもので、具体的には、トグル機構
の構成要素であるリンクのピン間の間隔の加工精度が比
較的にラフでも、また長年の稼動によりブシュ等にアン
バランスな摩耗が生じても、可動盤と固定盤との間の金
型取付面間の並行精度が容易に得られる、あるいは低コ
ストで得られる射出成形機のトグル式型締装置を提供す
ることを目的としている。
欠点、問題点等を解決した射出成形機のトグル式型締装
置を提供しようとするもので、具体的には、トグル機構
の構成要素であるリンクのピン間の間隔の加工精度が比
較的にラフでも、また長年の稼動によりブシュ等にアン
バランスな摩耗が生じても、可動盤と固定盤との間の金
型取付面間の並行精度が容易に得られる、あるいは低コ
ストで得られる射出成形機のトグル式型締装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、可
動盤あるいは型締ハウジングのリンク受部に、テーパ状
のスペーサを介在させ、このスペーサを移動調節するこ
とにより達成される。すなわち、本発明は、上記目的を
達成するために、クロスヘッド、長短のリンク等からな
るトグル機構の一方が可動盤のリンク受部に、そして他
方が型締ハウジングのリンク受部にそれぞれ取り付けら
れている射出成形機のトグル式型締装置であって、前記
可動盤または型締ハウジングの少なくとも一個のリンク
受部は、移動調節可能なテーパ状のスペーサが介在され
て、前記可動盤または型締ハウジングに取り付けられて
いる。請求項2に記載の発明は、クロスヘッド、長短の
リンク等からなるトグル機構の一方が可動盤のリンク受
部に、そして他方が型締ハウジングのリンク受部にそれ
ぞれ取り付けられている射出成形機のトグル式型締装置
であって、前記可動盤の各リンク受部は、移動調節可能
なテーパ状のスペーサが介在されて、前記可動盤に取り
付けられている。
動盤あるいは型締ハウジングのリンク受部に、テーパ状
のスペーサを介在させ、このスペーサを移動調節するこ
とにより達成される。すなわち、本発明は、上記目的を
達成するために、クロスヘッド、長短のリンク等からな
るトグル機構の一方が可動盤のリンク受部に、そして他
方が型締ハウジングのリンク受部にそれぞれ取り付けら
れている射出成形機のトグル式型締装置であって、前記
可動盤または型締ハウジングの少なくとも一個のリンク
受部は、移動調節可能なテーパ状のスペーサが介在され
て、前記可動盤または型締ハウジングに取り付けられて
いる。請求項2に記載の発明は、クロスヘッド、長短の
リンク等からなるトグル機構の一方が可動盤のリンク受
部に、そして他方が型締ハウジングのリンク受部にそれ
ぞれ取り付けられている射出成形機のトグル式型締装置
であって、前記可動盤の各リンク受部は、移動調節可能
なテーパ状のスペーサが介在されて、前記可動盤に取り
付けられている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
により説明する。本実施の形態に係わるダブルトグル機
構1は、図1に示されているように、概略的には、1個
のクロスヘッド2と、一対のクロスリンク3、3’と、
同様に一対の短リンク4、4’と、一対の長リンク5、
5’とから構成されている。クロスヘッド2の両端に
は、クロスリンク3、3’の一方の端部がピンにより回
動自在に結合されている。クロスリンク3、3’の他方
の端部は、短リンク4、4’の端部にピンにより同様に
回動自在に結合され、また短リンク4、4’の一方の端
部と、一対の長リンク5、5’の一方の端部は、ピン
7、7’により互いに回動自在に結合されている。そし
て、ダブルトグル機構1の長リンク5、5’の他方の端
部は、後述するように、可動盤20に、また短リンク
4、4’の他方の端部は、型締ハウジング30に、ピン
によりそれぞれ回動自在に結合されている。
により説明する。本実施の形態に係わるダブルトグル機
構1は、図1に示されているように、概略的には、1個
のクロスヘッド2と、一対のクロスリンク3、3’と、
同様に一対の短リンク4、4’と、一対の長リンク5、
5’とから構成されている。クロスヘッド2の両端に
は、クロスリンク3、3’の一方の端部がピンにより回
動自在に結合されている。クロスリンク3、3’の他方
の端部は、短リンク4、4’の端部にピンにより同様に
回動自在に結合され、また短リンク4、4’の一方の端
部と、一対の長リンク5、5’の一方の端部は、ピン
7、7’により互いに回動自在に結合されている。そし
て、ダブルトグル機構1の長リンク5、5’の他方の端
部は、後述するように、可動盤20に、また短リンク
4、4’の他方の端部は、型締ハウジング30に、ピン
によりそれぞれ回動自在に結合されている。
【0009】可動盤20の、図1において左側には、長
リンク5、5’の他方の端部を回動自在に取り付けるた
めの、一対のリンク受部21、21’が設けられてい
る。これらのリンク受部21、21’は、可動盤20の
面に対してテーパ状に傾斜している斜面を有する取付台
部22、22’と、この取付台部22、22’から立ち
上がっている支持部23、23’とからなっている。そ
して、取付台部22、22’が、テーパ状のスペーサ2
4、24’を介して、複数本の取り付けボルト25、2
5’により、可動盤20に取り付けられている。スペー
サ24、24’のテーパ面は、図1にも示されているよ
うに、リンク受部21、21’の斜面とは逆方向に傾斜
している。したがって、リンク受部21、21’を取り
付けボルト25、25’により可動盤20に取り付ける
と、リンク受部21、21は、可動盤20に対して略垂
直に取り付けられる。また、テーパ状のスペーサ24、
24’には、図1には示されていないが、例えば長孔が
形成され、取り付けボルト25、25’は、この長孔を
通っている。したがって、取り付けボルト25、25’
を緩めると、テーパ状のスペーサ24、24’を、図1
において上下方向にスライド的に移動することができ
る。これにより、後述するように金型取付面間の並行精
度が調節できることになる。
リンク5、5’の他方の端部を回動自在に取り付けるた
めの、一対のリンク受部21、21’が設けられてい
る。これらのリンク受部21、21’は、可動盤20の
面に対してテーパ状に傾斜している斜面を有する取付台
部22、22’と、この取付台部22、22’から立ち
上がっている支持部23、23’とからなっている。そ
して、取付台部22、22’が、テーパ状のスペーサ2
4、24’を介して、複数本の取り付けボルト25、2
5’により、可動盤20に取り付けられている。スペー
サ24、24’のテーパ面は、図1にも示されているよ
うに、リンク受部21、21’の斜面とは逆方向に傾斜
している。したがって、リンク受部21、21’を取り
付けボルト25、25’により可動盤20に取り付ける
と、リンク受部21、21は、可動盤20に対して略垂
直に取り付けられる。また、テーパ状のスペーサ24、
24’には、図1には示されていないが、例えば長孔が
形成され、取り付けボルト25、25’は、この長孔を
通っている。したがって、取り付けボルト25、25’
を緩めると、テーパ状のスペーサ24、24’を、図1
において上下方向にスライド的に移動することができ
る。これにより、後述するように金型取付面間の並行精
度が調節できることになる。
【0010】このように構成されているリンク受部2
1、21’の支持部23、23’に、長リンク5、5’
の他方の端部がピン8、8’により回動自在に結合され
ている。なお、可動盤20には、周知のように、可動金
型26が取り付けられ、またこの可動盤20と対をなす
固定盤27には固定金型28が取り付けられている。
1、21’の支持部23、23’に、長リンク5、5’
の他方の端部がピン8、8’により回動自在に結合され
ている。なお、可動盤20には、周知のように、可動金
型26が取り付けられ、またこの可動盤20と対をなす
固定盤27には固定金型28が取り付けられている。
【0011】型締ハウジング30の、図1において右側
には、リンク受部31、31’が型締ハウジング30と
一体的に設けられ、これらのリンク受部31、31’に
短リンク4、4’の他方の端部がピン6、6’により回
動自在に結合されている。なお、クロスヘッド2を駆動
する油圧ピストン機構、電動モータ等の駆動機構、型締
ハウジング30と固定盤27とを結合しているタイバ等
は、図1には示されていない。
には、リンク受部31、31’が型締ハウジング30と
一体的に設けられ、これらのリンク受部31、31’に
短リンク4、4’の他方の端部がピン6、6’により回
動自在に結合されている。なお、クロスヘッド2を駆動
する油圧ピストン機構、電動モータ等の駆動機構、型締
ハウジング30と固定盤27とを結合しているタイバ等
は、図1には示されていない。
【0012】本実施の形態の係わるダブルトグル機構1
を備えた射出成形機によっても、従来周知のようにし
て、ダブルトグル機構1により可動金型26を固定金型
28に対して型締し、そして型締めされた金型26、2
8に溶融樹脂を射出して成形品を得ることができること
は明らかである。今、長期間の稼動により、ピン6、
7、8、6’、7’、8’等を軸受けしている例えばブ
シュが摩耗し、あるいは製作上の誤差等により、図1に
おいて上方のピン6とピン7との間隔Bと、下方のピン
6’とピン7’との間隔B’が、あるいは上方のピン6
とピン7との間隔Cと、下方のピン6’とピン7’との
間隔C’にアンバランスが生じ、その合計であるリンク
芯間D、D’が上下にアンバランスなときは、可動盤2
0と固定盤27との間の金型取付面間Eの並行精度は落
ちている。このときは、並行精度を出さなければならな
いので、取り付けボルト25、25’を緩め、テーパ状
のスペーサ24、24’を、図1には示されていない
が、調整ネジ等により上下方向に適量スライドさせる。
そして、取り付けボルト25、25’を再び締め付け
る。これにより、金型取付面間Eの並行精度の高い射出
成形機が得られる。
を備えた射出成形機によっても、従来周知のようにし
て、ダブルトグル機構1により可動金型26を固定金型
28に対して型締し、そして型締めされた金型26、2
8に溶融樹脂を射出して成形品を得ることができること
は明らかである。今、長期間の稼動により、ピン6、
7、8、6’、7’、8’等を軸受けしている例えばブ
シュが摩耗し、あるいは製作上の誤差等により、図1に
おいて上方のピン6とピン7との間隔Bと、下方のピン
6’とピン7’との間隔B’が、あるいは上方のピン6
とピン7との間隔Cと、下方のピン6’とピン7’との
間隔C’にアンバランスが生じ、その合計であるリンク
芯間D、D’が上下にアンバランスなときは、可動盤2
0と固定盤27との間の金型取付面間Eの並行精度は落
ちている。このときは、並行精度を出さなければならな
いので、取り付けボルト25、25’を緩め、テーパ状
のスペーサ24、24’を、図1には示されていない
が、調整ネジ等により上下方向に適量スライドさせる。
そして、取り付けボルト25、25’を再び締め付け
る。これにより、金型取付面間Eの並行精度の高い射出
成形機が得られる。
【0013】本発明は、上記の実施の形態に限定される
ことなく、色々な形で実施できる。例えば、可動盤20
の上方の1個のリンク受部21のみにテーパ状のスペー
サ24を設けるように実施することもできる。このよう
に実施しても、同様にして可動盤20と固定盤27との
間の金型取付面間Eの並行精度を調整することができる
ことは明らかである。また、型締ハウジング30の支持
部31、31’の両方に、あるいは一方の支持部31の
みにテーパ状のスペーサをスライド自在に介在させて
も、同様に実施できることも明らかである。さらには、
可動盤20の上方のリンク受部21と、型締ハウジング
30の下方の支持部31’とにテーパ状のスペーサを介
在させることもできる。
ことなく、色々な形で実施できる。例えば、可動盤20
の上方の1個のリンク受部21のみにテーパ状のスペー
サ24を設けるように実施することもできる。このよう
に実施しても、同様にして可動盤20と固定盤27との
間の金型取付面間Eの並行精度を調整することができる
ことは明らかである。また、型締ハウジング30の支持
部31、31’の両方に、あるいは一方の支持部31の
みにテーパ状のスペーサをスライド自在に介在させて
も、同様に実施できることも明らかである。さらには、
可動盤20の上方のリンク受部21と、型締ハウジング
30の下方の支持部31’とにテーパ状のスペーサを介
在させることもできる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によると、クロスヘ
ッド、長短のリンク等からなるトグル機構の一方が取り
付けられる可動盤のリンク受部、または他方が取り付け
られる型締ハウジングのリンク受部の少なくとも一個の
リンク受部は、移動調節可能なテーパ状のスペーサが介
在されて、可動盤または型締ハウジングに取り付けられ
ているので、トグル機構の構成要素であるリンク等の製
作上に例え問題があり、リンク間の芯間寸法にバラつき
があっても、またリンクの軸受ブシュ等にアンバランス
な摩耗が生じ、リンク間の芯間寸法にバラつきが生じて
も、テーパ状のスペーサを移動調節するだけで、容易に
金型取付面間の並行精度を出すことができる。したがっ
て、本発明によると、バリ、寸法不良等のない高品質の
成形品を低コストで得ることができる。また、テーパ状
のスペーサを移動調節して、金型取付面間の並行精度を
高い状態に保つことができるので、アンバランスな型締
力により金型等を傷めるようなこともない。
ッド、長短のリンク等からなるトグル機構の一方が取り
付けられる可動盤のリンク受部、または他方が取り付け
られる型締ハウジングのリンク受部の少なくとも一個の
リンク受部は、移動調節可能なテーパ状のスペーサが介
在されて、可動盤または型締ハウジングに取り付けられ
ているので、トグル機構の構成要素であるリンク等の製
作上に例え問題があり、リンク間の芯間寸法にバラつき
があっても、またリンクの軸受ブシュ等にアンバランス
な摩耗が生じ、リンク間の芯間寸法にバラつきが生じて
も、テーパ状のスペーサを移動調節するだけで、容易に
金型取付面間の並行精度を出すことができる。したがっ
て、本発明によると、バリ、寸法不良等のない高品質の
成形品を低コストで得ることができる。また、テーパ状
のスペーサを移動調節して、金型取付面間の並行精度を
高い状態に保つことができるので、アンバランスな型締
力により金型等を傷めるようなこともない。
【図1】 本発明の実施の形態を一部断面して模式的に
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】 従来の射出成形機の例を一部断面して模式的
に示す正面図である。
に示す正面図である。
1 ダブルトグル機構 2 クロスヘッド 4、4’ 短リンク 5、5’ 長リンク 8、8’ ピン 20 可動盤 21、21’ リンク受部 22、22’ テーパ状のスペーサ 30 型締ハウジング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 クロスヘッド(2)、長短のリンク
(4、4’、5、5’)等からなるトグル機構(1)の
一方が可動盤(20)のリンク受部(21、21’)
に、そして他方が型締ハウジング(30)のリンク受部
(31、31’)にそれぞれ取り付けられている射出成
形機のトグル式型締装置であって、 前記可動盤(20)または型締ハウジング(30)の少
なくとも一個のリンク受部(21、21’、31、3
1’)は、移動調節可能なテーパ状のスペーサ(24、
24’)が介在されて、前記可動盤(20)または型締
ハウジング(30)に取り付けられていることを特徴と
する射出成形機のトグル式型締装置。 - 【請求項2】 クロスヘッド(2)、長短のリンク
(4、4’、5、5’)等からなるトグル機構(1)の
一方が可動盤(20)のリンク受部(21、21’)
に、そして他方が型締ハウジング(30)のリンク受部
(31、31’)にそれぞれ取り付けられている射出成
形機のトグル式型締装置であって、 前記可動盤(20)の各リンク受部(21、21’)
は、移動調節可能なテーパ状のスペーサ(24、2
4’)が介在されて、前記可動盤(20)に取り付けら
れていることを特徴とする射出成形機のトグル式型締装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11364397A JPH10286852A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 射出成形機のトグル式型締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11364397A JPH10286852A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 射出成形機のトグル式型締装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10286852A true JPH10286852A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14617450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11364397A Pending JPH10286852A (ja) | 1997-04-16 | 1997-04-16 | 射出成形機のトグル式型締装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10286852A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005144762A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Canon Chemicals Inc | 射出成形機 |
| JP2009285842A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Japan Steel Works Ltd:The | トグル式射出成形機の型締装置の操作方法および型締装置 |
| TWI403403B (ja) * | 2008-09-05 | 2013-08-01 | ||
| CN111016099A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-17 | 海盐县美栊达科技有限公司 | 一种注塑机 |
-
1997
- 1997-04-16 JP JP11364397A patent/JPH10286852A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005144762A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Canon Chemicals Inc | 射出成形機 |
| JP2009285842A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Japan Steel Works Ltd:The | トグル式射出成形機の型締装置の操作方法および型締装置 |
| TWI403403B (ja) * | 2008-09-05 | 2013-08-01 | ||
| CN111016099A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-17 | 海盐县美栊达科技有限公司 | 一种注塑机 |
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