JPH10287346A - ニラ用包装袋 - Google Patents
ニラ用包装袋Info
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- JPH10287346A JPH10287346A JP9106799A JP10679997A JPH10287346A JP H10287346 A JPH10287346 A JP H10287346A JP 9106799 A JP9106799 A JP 9106799A JP 10679997 A JP10679997 A JP 10679997A JP H10287346 A JPH10287346 A JP H10287346A
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Abstract
蒸散作用による結露水等の水分による鮮度劣化等を抑制
し、ニラを鮮度保持するに適するニラ用包装袋を提供す
ることである。 【解決手段】 微細な開孔部を有するプラスチックフィ
ルムからなる包装袋であり、更に、上記の包装袋を構成
するプラスチックフィルムが、23℃における酸素透過
度が6、200〜17、000cc/m2 ・24hrs
・atmの範囲であることを特徴とするニラ用包装袋に
関するものである。
Description
し、更に詳しくは、ニラの呼吸作用による鮮度劣化、あ
るいは、蒸散作用による結露水等の水分による鮮度劣化
等を抑制し、ニラを鮮度保持するに適するニラ用包装袋
に関するものである。
g程度に束ねられ、その切り口を乾燥させたもの10束
づつを孔開きのポリエチレン製の大袋内に充填包装さ
れ、流通、貯蔵等にに供されいる。あるいは、ニラの呼
吸を抑制するために、上記のポリエチレン製の大袋内を
窒素ガスで置換した包装形態で低温流通に供されて取り
引きする方法も採られている。ところで、農産物の鮮度
低下を抑制する方法としては、プラスチックフィルム等
からなる包装袋内に農産物を充填包装し、その農産物の
呼吸作用を利用し、包装袋内のガス組成を低酸素、高炭
酸ガス濃度の雰囲気に抑制するMA(Modified
Atmosphere)包装法と、プラスチックフィ
ルム等からなる包装袋内に農産物を充填包装し、農産物
の水分等の蒸散作用を抑制する包装法の2点がある。上
記のMA包装法においては、包装袋内を適切なガス組成
に調整するために、例えば、包装袋を構成するプラスチ
ックフィルムに微細な孔開け加工を施して、農産物の呼
吸量に合わせた適度な酸素透過性を有するように調節
し、低酸素、高炭酸ガス濃度の雰囲気に制御し、そし
て、包装袋内の酸素濃度を低下させることにより、農産
物の黄化、褐変等を防止している。また、上記の農産物
の水分等の蒸散作用を抑制する包装法においては、プラ
スチックフィルム等からなる包装袋で包装することによ
り、農産物の水分等の蒸散作用を抑制するものであり、
包装袋が適度な水蒸気透過性を有する場合には、高い鮮
度保持効果を発揮し、他方、水蒸気透過性が高すぎる場
合には、農産物の乾燥目減りによりその商品価値が著し
く低下し、また、水蒸気透過性が低すぎる場合には、包
装袋内に蒸散した水分等がカビ・腐敗等の温床となり、
また、水分等による蕩けが発生し、その表品価値を著し
く低下させるものである。
の鮮度保持は、包装袋を構成するプラスチックフィルム
に、適度の酸素透過性、水蒸気透過性等を保持させ、低
温流通させることが有効であるとされ、このために、包
装袋を構成するプラスチックフィルムに、農産物の呼吸
量、蒸散量等に合わせて微孔を設けて包装袋を製造し、
これに農産物を充填包装して、その鮮度保持を図ってい
るというのが現状である。しかしながら、農産物のの呼
吸量、蒸散量等は、農産物の種類により異なり、例え
ば、ニラ、アスパラガス、キュウリ、マッシュル−ム等
のように、低温貯蔵においても水分等の蒸散が活発であ
り、酸素透過性を調整して黄化、褐変等が抑制されて
も、包装袋内に蒸散による水分等が溜まり、これが、カ
ビ・腐敗等の温床になり、特に、その際に、ニラの場
合、切り口の蕩けが発生し、その表品価値を著しく低下
させるものである。このため、ニラの切り口の蕩けを防
止すべく、ニラの切り口を十分に乾燥させ、包装袋の包
装形態も密閉系とせずに、包装袋の上部を開放して流
通、貯蔵等に供しているが、逆に、葉が剥き出しになっ
ていることから、葉の黄化、萎れ等が発生して好ましく
ないものである。そこで本発明は、ニラの呼吸作用によ
る鮮度劣化、あるいは、蒸散作用による結露水等の水分
による鮮度劣化等を抑制し、ニラを鮮度保持するに適す
るニラ用包装袋を提供することである。
な問題点を改良すべく種々研究の結果、包装袋を構成す
るプラスチックフィルムに、パルス発振型レ−ザで、平
均孔径100μm〜200μmであって、孔の数2.5
×10-3個/cm2 〜7.5×10-3個/cm2 の範囲
で微孔を開孔させ、これにニラを充填包装し、その酸素
透過度を23℃において6、200〜17、000cc
/m2 ・24hrs・atmの範囲内に調節したとこ
ろ、ニラの呼吸作用に伴う低酸素、高炭酸ガスの雰囲気
に抑制することができ、更に、蒸散作用による結露水等
の水分を抑制することができ、これにより、ニラの切り
口、葉の蕩けを抑制し、かつ、葉の黄化、萎れ等も抑制
し、鮮度保持効果に極めて優れたニラ世包装袋を製造し
得ることを見出して本発明を完成したものである。
るプラスチックフィルムからなる包装袋であり、更に、
上記の包装袋を構成するプラスチックフィルムが、23
℃における酸素透過度が6、200〜17、000cc
/m2 ・24hrs・atmの範囲であることを特徴と
するニラ用包装袋に関するものである。
詳しく説明する。本発明にかかるニラ用包装袋の構成に
ついてその一二例を例示して図面を用いて説明すると、
図1、図2および図3は、本発明にかかるニラ用包装袋
の構成を示す概略的斜視図ないし概略的断面図である。
まず、本発明にかかるニラ用包装袋Aについてその一例
を例示すると、図1に示すように、微細な開孔部1を有
し、かつ、ヒ−トシ−ル性を有するプラスチックフィル
ム2、2を、そのヒ−トシ−ル性の面h、hを対向させ
て重ね合わせ、しかる後その周辺端部の三方をヒ−トシ
−ルしてシ−ル部3、3、3を形成して包装袋4を構成
し、而して、上記の包装袋4を構成するプラスチックフ
ィルム2、2には、例えば、パルス発振型レ−ザを照射
して、平均孔径100μm〜200μmであって、孔の
数2.5×10-3個/cm2 〜7.5×10-3個/cm
2の範囲で微細な開孔部1が形成され、更に、該プラス
チックフィルム2は、23℃における酸素透過度が6、
200〜17、000cc/m2 ・24hrs・atm
の範囲であることからなるものである。而して、上記の
ような本発明にかかるニラ用包装袋Aは、図2に示すよ
うに、その開口部から所定量のニラ(内容物)5を充填
し、次いでその開口部をヒ−トシ−ルして上端シ−ル部
6を形成して、ニラ5を充填包装した包装製品Bを製造
し、該包装製品Bの形態で流通、貯蔵等に供するもので
ある。上記の図2において、1、3等の符号は、前述と
同じ意味である。なお、上記のような包装製品Bにおい
ては、例えば、開封用ノッチ7、7の部分を手に持って
袋体を引き裂くことにより開封し、ニラ5を取り出して
その用に供することができる。
て別の形態のものを例示すると、図3に示すように、プ
ラスチック製成形トレイ11内に、ニラ5を入れ、次い
で該プラスチック製成形トレイ11のフランジ部12
に、上記の微細な開孔部1を有し、かつ、ヒ−トシ−ル
性を有するプラスチックフィルム2を、そのヒ−トシ−
ル性の面hを重ね合わせ、しかる後その周辺端部の四方
をヒ−トシ−ルしてシ−ル部13、13を形成して、本
発明にかかるニラ用包装袋Cからなる包装製品を製造す
ることもできる。もちろん、本発明において、上記のニ
ラ用包装袋Cを構成するプラスチックフィルム2には、
上記と同様に、例えば、パルス発振型レ−ザを照射し
て、平均孔径100μm〜200μmであって、孔の数
2.5×10-3個/cm2 〜7.5×10-3個/cm2
の範囲で微細な開孔部1が形成され、更に、該プラスチ
ックフィルム2は、23℃における酸素透過度が6、2
00〜17、000cc/m2 ・24hrs・atmの
範囲であることからなるものである。
袋についての一二の例示であり、これによって本発明は
限定されるものではない。例えば、包装袋の形態として
は、図示しないが、例えば、ピロ−包装形態、カゼット
型包装形態、自立性包装形態、その他等の種々の包装形
態を取り得ることができるものである。
ラ用包装袋を構成する材料、その製造法等について説明
すると、まず、本発明にかかるニラ用包装袋を構成する
プラスチックフィルムとしては、製袋するときにヒ−ト
シ−ル等の熱接着性を利用して製袋することから、熱に
より溶融して相互に熱融着し得る性質を有する樹脂のフ
ィルムを使用することができる。また、本発明において
は、パルス発振タイプのレ−ザの照射により微細な開孔
部を設けることから、レ−ザ発振波長を吸収する性質を
有する樹脂のフィルムであることが望ましい。上記のよ
うな特性を有する樹脂のフィルムとしては、具体的に
は、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸ま
たはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、
ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−
塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹
脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹
脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹
脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド
系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−
ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、
フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、
ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の公
知の樹脂のフィルムないしシ−トから任意に選択して使
用することができる。本発明において、上記の樹脂のフ
ィルムないしシ−トは、未延伸のもの、あるいは、一軸
ないし二軸方向に延伸されたもの等のいずれのものでも
使用することができる。また、その厚さは、任意である
が、数μm〜300μm位の範囲、好ましくは、15μ
m〜200μm位から選択して使用することができる。
樹脂のフィルムないしシ−トの中でも、それ自身でヒ−
トシ−ル性等の熱接着性を有する場合には、単体のフィ
ルムないしシ−トで使用することができ、また、それ自
身でヒ−トシ−ル性等の熱接着性を有しない場合には、
ヒ−トシ−ル性等の熱接着性を有する樹脂のフィルムな
いしシ−トと積層して使用することができる。例えば、
ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド
系樹脂、、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹
脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、アクリル系樹脂、ポリア
セタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂
のフィルムないしシ−トは、例えば、低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低
密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸
共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチ
レン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共
重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ
−、酸変性ポリオレフィン樹脂、その他等の熱によって
溶融し相互に融着し得る樹脂のフィルムないしシ−トを
積層して使用すること好ましい。上記において、積層フ
ィルムの厚さとしては、数μm〜300μm位、好まし
いくは、15μm〜200μm位から選択して使用する
ことができる。勿論、本発明においては、上記の積層フ
ィルムは、その層厚方向において、開孔しているもので
ある。
ニラ用包装袋を構成するプラスチックフィルムとして
は、製袋条件、製造コスト、その他等から、具体的に
は、延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ポリプロピレ
ンフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンフィ
ルム、延伸ポリプロピレンフィルムにポリプロピレン樹
脂または低密度ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系
樹脂を押し出しコ−ト等により膜状に積層した積層フィ
ルム、ポリエチレンフィルムをドライラミネ−ション法
により積層した積層フィルム等を使用することが好まし
い。
のフィルムないしシ−トを使用して製袋する方法につい
て説明すると、かかる方法としては、種々の方法がある
が、上記のような樹脂のフィルムないしシ−トを使用
し、そのヒ−トシ−ル性の面を対向して重ね合わせ、更
に、その周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を設け
て、本発明にかかるニラ用包装袋を製造することができ
る。上記において、周辺端部をヒ−トシ−ルする形態と
しては、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ
−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ
−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−
ル型、角底シ−ル型、舟底シ−ル型、その他等のヒ−ト
シ−ル形態をあげることができ、これに合った種々の形
態の包装袋を製造することができる。その他、例えば、
自立性包装袋(スタンディングパウチ)等も製造するこ
とが可能である。上記において、ヒ−トシ−ルの方法と
しては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベル
トシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ
−ル等の公知の方法で行うことができる。
て、プラスチックフィルムを真空ないし圧空成形してフ
ランジ部を有する成形トレイを製造し、その成形トレイ
のフランジ部において熱接着されるプラスチックフィル
ムからなる蓋材とから構成される身・蓋形式の包装容器
形態からなる場合には、成形トレイと蓋材のいずれか一
方、またはその両者を構成するプラスチックフィルム
が、パルス発振タイプのレ−ザにより微孔を設けること
ができるものであればよく、そのために、いずれか一方
のプラスチックフィルムがレ−ザ発振波長を吸収するこ
とができる材質であればよい。具体的には、無延伸ポリ
プロピレンフィルムを真空ないし圧空成形してなる成形
トレイを使用する場合には、蓋材としては、ヒ−トシ−
ル性を有する延伸ポリプロピレンフィルム、無延伸ポリ
プロプレンフィルム、延伸ポリプロピレンフィルムにポ
リプロピレン樹脂、またはポリオレフィン系樹脂を主成
分とするイ−ジ−ピ−ル性樹脂等を押し出しコ−トした
積層フィルム等を使用することが望ましく、また、ポリ
エチレンフィルムを深絞り成形してなる成形トレイを使
用する場合には、蓋材としては、ポリプロピレンとポリ
エチレンとの積層体フィルムを使用することが好まし
い。
ニラ用包装袋を構成するプラスチックフィルムとして
は、低酸素、高炭酸ガス雰囲気の調整、水分等の蒸散作
用の調整等のために、平均孔径100μm〜200μm
の範囲であって、孔の数2.5×10-3個/cm2 〜
7.5×10-3個/cm2 の範囲で微孔を有し、かつ、
その酸素透過度が、23℃において6、200〜17、
000cc/m2 ・24hrs・atmの範囲内のもの
であることが望ましいものである。上記において、平均
孔径100μm以下の場合は、その孔径が安定せず、酸
素透過度がばらついて好ましくなく、また、平均孔径2
00μm以上の場合は、孔径が大きくなりすぎ、酸素透
過度等を制御することが困難になるという問題点があ
り、好ましくないものである。更に、上記において、孔
の数2.5×10-3個/cm2 以下の場合は、酸素透過
度が低くなり、袋内が低酸素状態になり、ニラが嫌気呼
吸をして異臭を発生し易くなるという問題点があり、ま
た、孔の数7.5×10-3個/cm2 以上の場合は、ニ
ラの呼吸を制御することができず、葉の黄化、褐変の劣
化が発生して好ましくないものである。また、上記にお
いて、酸素透過度が、23℃において6、200cc/
m2 ・24hrs・atm以下の場合は、上記と同様
に、酸素透過度が低くなり、袋内が低酸素状態になり、
ニラが嫌気呼吸をして異臭を発生し易くなるという問題
点があり、また、また、酸素透過度が、17、000c
c/m2 ・24hrs・atm以上の場合も、上記と同
様に、ニラの呼吸を制御することができず、葉の黄化、
褐変の劣化が発生して好ましくないものである。ところ
で、本発明において、ニラ用包装袋を構成する上記のよ
うなプラスチックフィルムの開孔率としては、約2×1
0-7%〜6×10-7%位になるものである。
るニラ用包装袋を構成するプラスチックフィルムに微細
な開孔部を形成する方法としては、例えば、加熱針等を
使用して微孔を開孔させる方法もあるが、この場合に
は、孔径が小さいために、その寸法を安定化させて微孔
を形成することが困難であることから好ましい方法では
ない。本発明においては、パルス発振タイプのレ−ザを
プラスチックフィルムに照射して微孔を形成する方法が
好ましく、この方法によれば、直径100μm以上であ
って、直径200μmまでの微孔を安定した寸法で生産
性よく開孔させることができ、このために、本発明にお
いては、パルス発振タイプのレ−ザで微孔を開孔させる
方法が好ましい。上記において、レ−ザの種類として
は、炭酸ガズレ−ザ(Yttrium Alminiu
m Garnet、YAG)レ−ザ、半導体レ−ザ、ア
ルゴンイオンレ−ザ等を利用することが可能であり、特
に、限定されるものではない。しかし、本発明において
は、微孔を形成するためには、本発明にかかるニラ用包
装袋を構成するプラスチックフィルムにレ−ザ発振の吸
収があることが必要であり、この点から炭酸ガスレ−ザ
が特に好適であり、その際のプラスチックフィルムとし
ては、ポリエチレンテレフタレ−トフィルム、ナイロン
フィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンフィ
ルム等が好ましいものである。本発明においては、上記
のように本発明にかかるニラ用包装袋を構成するプラス
チックフィルムに微孔を形成し、その孔径、孔の数等に
より、包装袋内を低酸素、高炭酸ガス雰囲気に調整し、
更に、水分等の蒸散作用等を調整するものである。
に具体的に説明する。 実施例1 厚さ25μmの延伸ポリプロピレンフィルムを使用し、
まず、パルス発振型レ−ザを、パルス幅60μsec、
孔間ピッチ26.5cm、加工速度70m/minの条
件で照射して、平均孔径100μm〜120μmである
微孔を2.5×10-3個/cm2 形成し、次に、該延伸
ポリプロピレンフィルムを使用して、内寸が縦50cm
×横8cmのピロ−タイプの包装袋を製造した。上記の
ピロ−タイプの包装袋において、それを構成する厚さ2
5μmの延伸ポリプロピレンフィルムにおいては、孔の
数は、上記のように、2.5×10-3個/cm2 であ
り、その開孔率(%)は、2×10-7であり、酸素透過
度は、7000cc/m2 ・24hrs・atmであっ
た。
/cm2 形成する代わりに、微孔の数を5×10-3個/
cm2 形成し、その他は、上記の実施例1と同様にし、
同様の内寸が縦50cm×横8cmのピロ−タイプの包
装袋を製造した。上記のピロ−タイプの包装袋におい
て、それを構成する厚さ25μmの延伸ポリプロピレン
フィルムにおいては、孔の数は、5×10-3個/cm2
であり、その開孔率(%)は、4×10-7であり、酸素
透過度は、12、000cc/m2・24hrs・at
mであった。
/cm2 形成する代わりに、微孔の数を7.5×10-3
個/cm2 形成し、その他は、上記の実施例1と同様に
し、同様の内寸が縦50cm×横8cmのピロ−タイプ
の包装袋を製造した。上記のピロ−タイプの包装袋にお
いて、それを構成する厚さ25μmの延伸ポリプロピレ
ンフィルムにおいては、孔の数は、7.5×10-3であ
り、その開孔率(%)は、6×10-7であり、酸素透過
度は、17.000cc/m2 ・24hrs・atmで
あった。なお、上記において、酸素透過度は、等圧法
(JIS−7126K)により測定した。
微孔を形成しないで、そのまま、内寸が縦50cm×横
8cmのピロ−タイプの包装袋を製造した。
cmのピロ−タイプの包装袋を製造し、この場合、上方
の開口部を密閉しない開放袋として使用した。
ロ−タイプの包装袋を使用し、各袋を10袋を用意し、
それぞれの袋内にニラを100〜120gを一束とし
て、これをその開口部から充填し、しかる後その開口部
をヒ−トシ−ルして充填製品を製造した。ただし、比較
例2のものは、上方の開口部をヒ−トシ−ルしないで開
放しておいた。次に、上記の包装製品を15℃で6日間
まで保存した後、包装袋内のガス組成(酸素と炭酸ガ
ス、%)を測定し、更に、ニラの切り口の蕩けおよび異
臭についての品質の変化を測定した。その結果につい
て、下記の表1に、包装袋内のガス組成の結果、下記の
表2に、ニラの切り口の蕩けおよび異臭についての品質
の変化の結果を示す。なお、上記において、包装袋内の
ガス組成については、酸素は、ジルコニア式酸素濃度計
により、また、炭酸ガスは、赤外線式炭酸ガス濃度計に
より測定し、また、ニラの切り口の蕩けおよび異臭につ
いての品質の変化については、目視と臭覚により測定し
た。
かなように、実施例1〜3のものは、酸素、炭酸ガス濃
度の調節が良好で、切り口の蕩けによる異臭の発生が抑
制され、鮮度保持は良好であった。これに対し、比較例
1〜2のものにおいて、比較例1のものは、保存4日目
からき切り口が蕩け気味であり、また、比較例2のもの
は、葉の萎れ、黄化が発生した。
は、包装袋を構成するプラスチックフィルムに、パルス
発振型レ−ザを照射して、平均孔径100μm〜200
μmであって、孔の数2.5×10-3個/cm2 〜7.
5×10-3個/cm2 の範囲で微孔を開孔させ、これに
ニラを充填包装し、その酸素透過度を23℃において
6、200〜17、000cc/m2 ・24hrs・a
tmの範囲内に調節して、ニラの呼吸作用に伴う低酸
素、高炭酸ガスの雰囲気に抑制することができ、更に、
蒸散作用による結露水等の水分を抑制することができ、
これにより、ニラの切り口、葉の蕩けを抑制し、かつ、
葉の黄化、萎れ等も抑制し、鮮度保持効果に極めて優れ
たニラ世包装袋を製造し得ることができるというもので
ある。
的斜視図である。
的斜視図である。
的断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 微細な開孔部を有するプラスチックフィ
ルムからなる包装袋であり、更に、上記の包装袋を構成
するプラスチックフィルムが、23℃における酸素透過
度が6、200〜17、000cc/m2 ・24hrs
・atmの範囲であることを特徴とするニラ用包装袋。 - 【請求項2】 微細な開孔部が、平均孔径100μm〜
200μmであって、孔の数2.5×10-3個/cm2
〜7.5×10-3個/cm2 の範囲であることを特徴と
する上記の請求項1に記載するニラ用包装袋。 - 【請求項3】 平均孔径100μm〜200μmであっ
て、孔の数2.5×10-3個/cm2 〜7.5×10-3
個/cm2 の範囲からなる微細な開孔部を有するプラス
チックフィルムからなる包装袋であり、更に、上記の包
装袋を構成するプラスチックフィルムが、23℃におけ
る酸素透過度が6、200〜17、000cc/m2 ・
24hrs・atmの範囲であることを特徴とする上記
の請求項1または2に記載するニラ用包装袋。 - 【請求項4】 微細な開孔部が、パルス発振型レ−ザの
照射による開孔部からなることを特徴とする上記の請求
項1、2または3に記載するニラ用包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9106799A JPH10287346A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ニラ用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9106799A JPH10287346A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ニラ用包装袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10287346A true JPH10287346A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14442932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9106799A Pending JPH10287346A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ニラ用包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10287346A (ja) |
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| JPH06199385A (ja) * | 1992-10-21 | 1994-07-19 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 青果物保存用袋 |
| JPH06329162A (ja) * | 1993-05-24 | 1994-11-29 | Shinano Pori:Kk | きのこ包装袋 |
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- 1997-04-10 JP JP9106799A patent/JPH10287346A/ja active Pending
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