JPH10287372A - 折り畳み式保冷保温ボックス - Google Patents

折り畳み式保冷保温ボックス

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Publication number
JPH10287372A
JPH10287372A JP9097675A JP9767597A JPH10287372A JP H10287372 A JPH10287372 A JP H10287372A JP 9097675 A JP9097675 A JP 9097675A JP 9767597 A JP9767597 A JP 9767597A JP H10287372 A JPH10287372 A JP H10287372A
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JP
Japan
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heat insulating
container body
folded
foldable
side walls
Prior art date
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Pending
Application number
JP9097675A
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English (en)
Inventor
Katsutoshi Nakamura
克利 中村
Daijiro Nakamura
大二郎 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sunrex Industry Co Ltd
Nakamura Hifuku KK
Original Assignee
Sunrex Industry Co Ltd
Nakamura Hifuku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sunrex Industry Co Ltd, Nakamura Hifuku KK filed Critical Sunrex Industry Co Ltd
Priority to JP9097675A priority Critical patent/JPH10287372A/ja
Publication of JPH10287372A publication Critical patent/JPH10287372A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単に組み立てられて、相当の全体剛性を備
える折り畳み式保冷保温ボックスを提供すること。 【解決手段】 一辺に平行な第1の折り曲げ部で内方に
折り込み可能な底部12、及び底部を折り曲げ部で逆V
字状に内方に折り込んだ時に内方に折り込み可能な折り
曲げ部18を備える相対向する一対の側壁部13、14
を含む上部開放の折り畳み可能な容器本体11の一対の
側壁部15、16に沿って内側に断熱パネル19、20
がそれぞれ常置され、容器本体の折り畳み時に断熱パネ
ル19に重ねられて配置された断熱パネルが拡張時に底
部12に傾倒して配置され、容器本体の折り畳み時に折
り畳まれて断熱パネル20に重ね合わされていた展開可
能な断熱パネル22、23が拡張時に側壁部13、14
に沿って配置されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は折り畳み式保冷保温
ボックスに関し、更に詳細には例えば薬品や食品等保冷
又は保温が必要な商品を配送する際に使用するのに特に
好適な折り畳み式保冷保温ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の折り畳み式の保冷保温ボ
ックスは、特開平8−58847号公報に開示されてい
るようなものが知られている。この公開特許公報に開示
された折り畳み式保冷保温ボックスは、有底角筒体の袋
本体と、その袋本体の相対向する一対の側壁に沿って配
置され、この側壁を剛的に支持する2つの補強部材と、
この袋本体の上部開口を閉塞する蓋部とから構成されて
いる。
【0003】このような従来の折り畳み式保冷保温ボッ
クスは、相対する一対の側壁を剛的に支持する2つの補
強部材が当該ボックスの折り畳み時にその側壁から取り
外されて袋本体の底部に積み重ねられ、これによって剛
性を失った袋本体を上方からつぶすように折り畳み、こ
の上部に蓋部を被せるようにしたものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
折り畳み式保冷保温ボックスは、前述したように2つの
補強部材によって有底筒体の袋本体における相対向する
一対の側壁を支持するだけであるので、折り畳み状態か
ら広げられた当該保冷保温ボックスの全体剛性があまり
高くはなかった。そのためもう一方の相対向する一対の
側壁にもこれを支持する補強部材を配置することが望ま
しいが、すると当該ボックスの折り畳み時にこの補強部
材の収納が問題となる。
【0005】すなわち、従来の折り畳み式保冷保温ボッ
クスでは、補強部材をその折り畳み時に底部に重ねて配
置し、組み立てる時に個々に側壁に沿って立設し、ファ
スナ等で固定するような組み立て構造とされていたの
で、その数が増えれば折り畳み時の取り外しや組み立て
時の装着が非常に煩わしくなり、折り畳みや組み立てに
多くの時間や労力を費やすという問題があった。
【0006】本発明の目的は、かかる従来の折り畳み式
保冷保温ボックスにおける問題点を解決するためになさ
れたもので、折り畳みや組み立てに多くの時間や労力を
費やすことなく、しかも組み立てられた時には相当の全
体剛性を備える折り畳み式保冷保温ボックスを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は折り畳み式保冷
保温ボックスであり、前述した技術的課題を達成するた
め以下のような構成とされている。すなわち、本発明の
折り畳み式保冷保温ボックスは、底部及びこの底部の4
辺からほぼ垂直に立設された4つの側壁部を備えると共
に柔軟な材料で形成され、前記底部がその一辺に平行な
第1の折り曲げ部で内方に折り込み可能とされ、前記底
部の前記第1の折り曲げ部に交差する一方の相対向する
一対の前記側壁部が前記底部を前記第1の折り曲げ部で
逆V字状に内方に折り畳んだ時にそれに連動して内方に
折り込み可能な第2の折り曲げ部を備える、上部が開放
した折り畳み可能な容器本体と、前記4つの側壁部の
内、前記第1の折り曲げ部に平行な他方の相対向する一
対の側壁部に沿って内側にそれぞれ常置された第1及び
第2の断熱パネルと、前記容器本体が折り畳まれた時、
前記第1又は第2の断熱パネルのいずれか一方に重ねら
れて配置され、前記容器本体の拡張時に前記底部に傾倒
して配置される第3の断熱パネルと、前記容器本体が折
り畳まれた時、前記第1又は第2の断熱パネルのいずれ
か他方に折り畳まれて配置され、前記容器本体の拡張時
に一方の相対向する一対の前記側壁部に沿って配置され
るように展開可能な第4及び第5の断熱パネルと、前記
容器本体の他方の相対向する一対の前記側壁部のいずれ
か一方の外壁面に一辺が接続され、前記容器本体の拡張
時に最大に開いた前記開口部と前記容器本体の折り畳み
時に最小に開いた前記開口部とを閉鎖可能なように折り
曲げ部により2つに区画された閉鎖区画面を備える開閉
可能な蓋部とから構成されていることを特徴とする。
【0008】<本発明における付加的構成>本発明の折
り畳み式保冷保温ボックスは、前述した必須の構成要素
からなるが、その構成要素に更に以下のような構成を加
えた場合であっても成立する。その付加的構成要素と
は、前記第1の折り曲げ部で分けられた前記容器本体の
前記底部における2つの区画面の少なくとも一方に硬質
な床板が固定されていることを特徴する。
【0009】また、本発明の折り畳み式保冷保温ボック
スでは、前記蓋部の内側における前記各閉鎖区画面にそ
れぞれ断熱パネルを固定的に取り付けて当該ボックス内
部の保冷又は保温効果を高めるようにすることができ
る。更に、前記容器本体を形成している柔軟な材料の一
部又は全部を断熱性のシートとすることも好ましい。
【0010】そして、本発明の折り畳み式保冷保温ボッ
クスでは、前記第1、第2、第4及び第5の断熱パネル
の上端面とこれらの上端面に密着する前記蓋部の内面と
にそれぞれ設けられた相互に固定及び離脱可能なファス
ナを設けて蓋部を閉めた時の密閉性を高めるようにする
ことも好ましい。更に、前記各断熱パネルは、発泡体を
アルミ蒸着積層シートで包囲して構成することができ
る。
【0011】本発明の折り畳み式保冷保温ボックスによ
ると、使用時に組み立てられた状態(以下、拡張と称す
る)では、柔軟な材料からなる上部が開放した容器本体
の底部及びこの底部の周囲四辺から立設する側壁部に沿
ってその内側にそれぞれ断熱パネルが配置され、このボ
ックス全体の剛性は極めて高くなるように構成されてい
る。そして、蓋部の内面にも断熱パネルが取り付けら
れ、この蓋部内面の断熱パネルは、蓋部を閉めた時に容
器本体の側壁部に沿って立てられた断熱パネルで区画形
成される上部の開口部に緊密に嵌入するような寸法とさ
れている。
【0012】使用時にはこのような構造となっている本
発明の折り畳み式保冷保温ボックスを不使用時に折り畳
む場合には、容器本体の底部に配置されている第3の断
熱パネルを他方の相対向する一対の側壁部に常置された
第1又は第2の断熱パネルのいずれか一方に重ねるよう
に持ち上げる。
【0013】その後、容器本体の一方の相対向する一対
の側壁部に沿って立てられている折り畳み可能な第4及
び第5の断熱パネルを畳みながら第1又は第2の断熱パ
ネルの他方に重ねる。この時、第4及び第5の断熱パネ
ルは、屏風のように折り畳むようにされていることが好
ましい。
【0014】このようにして、容器本体の底部を含む各
壁面に配置されていた各断熱パネルを容器本体の他方の
相対する一対の側壁部に重ね合わせたことにより、容器
本体の底部と一方の相対向する一対の側壁部の剛性はな
くなり、柔軟な材料により形成された壁面の状態とな
る。そこで、底部を第1の折り曲げ部で折り曲げて内方
に折り込み、これに連動して一方の相対向する一対の側
壁部が第2の折り曲げ部で内方に折り込み、これにより
他方の相対する一対の側壁部が接近して容器本体の厚み
が薄くなるように折り畳まれる。
【0015】このように折り畳まれた容器本体に蓋部が
被せられるが、その際、蓋部はこれを2つに区画した一
方の閉鎖区画面が容器本体の折り畳み時に最小に開いた
開口部上を覆って閉鎖し、折り曲げ部で折れ曲がった他
方の閉鎖区画面は折り畳まれた容器本体の一方の側壁部
表面にフラップのように配置され、適当な留め具により
この側壁部表面に固定される。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の折り畳み式保冷保
温ボックスを図に示される実施形態について更に詳細に
説明する。図1には本発明の一実施形態に係る折り畳み
式保冷保温ボックス10が使用可能な状態即ち拡張した
状態で示されている。この実施形態に係る折り畳み式保
冷保温ボックス10は、柔軟な材料で形成され且つ上部
が開放した折り畳み可能な容器本体11を備える。
【0017】この容器本体11は、底部12及びこの底
部12の4辺からほぼ垂直に立設され、それぞれ相対向
する二対の側壁部13、14、15、16を備えると共
に底部12がその一辺に平行な第1の折り曲げ部17
(図2及び図3参照)で内側に折り込み可能とされてい
る。
【0018】また、容器本体11における底部12の第
1の折り曲げ部17と交差する一方の相対向する一対の
側壁部13、14は、図3に示されるように底部12を
第1の折り曲げ部17で逆V字状に内側に折り込んだ時
に共に内側に折り込めるような第2の折り曲げ部18を
備えている。そして、その側壁部13、14の外面には
ベルトで形成された把手(一方の把手14aのみが図1
及び図2に示されている)が設けられている。
【0019】このような容器本体11における4つの側
壁部13、14、15、16の内、相対向する一対の側
壁部15、16に沿って内側全面にそれぞれ第1及び第
2の断熱パネル19、20が常置されている。「常置さ
れている」とは、各断熱パネル19、20がその位置を
変更しないように側壁部15、16に適当な手段で密着
した状態に固定されていることを言う。
【0020】これらの断熱パネル19、20を側壁部1
5、16に密着して固定する一つの手段としては、各側
壁部15、16の内表面適所に例えば鈎止ファスナ(図
示せず)を取り付けておき、他方断熱パネル19、20
における対応部分にも同様に鈎止ファスナを取り付けて
構成することができる。これにより、断熱パネル19、
20をそれぞれ側壁部15、16に対して着脱可能に固
定させることができる。
【0021】容器本体11の側壁部15の内側に常置さ
れている第1の断熱パネル19に並んで第3の断熱パネ
ル21が配置され、この第3の断熱パネル21はその下
端縁を第1の断熱パネル19の下端縁に縫製して接続さ
れ、この接続部をヒンジとして回転できるようにされて
いる。従って、この第3の断熱パネル21を第1の断熱
パネル19への接続部である下端縁を中心に90度回転
して傾倒させれば、容器本体11の底部12に配置する
ことができるし、また90度回転して片側を引き上げれ
ば元の位置に戻すこともできる。
【0022】容器本体11における他の相対向する一対
の側壁部13、14の内側にはそれぞれ第4及び第5の
断熱パネル22、23が配置されている。この第4及び
第5の断熱パネル22、23はそれぞれ2枚の断熱パネ
ル片22a、22b、23a、23bを側端縁で相互に
縫製して連結し、屏風状に折り畳んだり広げたりできる
ように構成されている。
【0023】そして、第2の断熱パネル20に当接する
第4及び第5の断熱パネル22、23における片側半分
の断熱パネル22a、23aの端部内側縁は、第2の断
熱パネル20に縫製により接続され、図2に仮想線で示
されるようにこの接続部をヒンジとして第2の断熱パネ
ル20に相対して回転可能とされている。
【0024】これにより、これら第4及び第5の断熱パ
ネル22、23を、前述したように屏風状に折り畳んだ
状態で更に図3に示されるように第2の断熱パネル20
側に引き寄せて密着配置させることができ、またこれら
を図1に示されるように拡張することもできる。
【0025】ところで、容器本体11の底部12の内側
表面には、図2に示されるように第1の折り曲げ部17
を挟んでその両側に硬質な床板24、25が固定されて
いる。一方の床板24は、第4及び第5の断熱パネル2
2、23が折り畳まれて、第2の断熱パネル20に重ね
合わされた時、及び拡張されて側壁部13、14に沿っ
て密着配置された時にその下に入り込まないような大き
さとされている。
【0026】また、他方の床板25も同様に、第3の断
熱パネル21が第1の断熱パネル19に重ね合わされた
時、及び第4及び第5の断熱パネル21、22、23が
拡張されて側壁部13、14に沿って密着配置された時
にその下に入り込まないような大きさとされている。こ
のような床板24、25は、容器本体11を折り畳む時
に側壁部15又は16方向からの押圧力により底部12
が第1の折り曲げ部17で容易に内側に逆V字形に折り
込まれるようにするためのものである。
【0027】この容器本体11の相対向する側壁部1
5、16における一方の側壁部16には、その外壁面に
一辺が縫製により接続された蓋部26が取り付けられて
いる。この蓋部26は、各断熱パネル19、20、2
1、22、23のすべてが容器本体11の底部12及び
各側壁部13、14、15、16に密着して配置された
拡張時における容器本体11上部の開口部を完全に覆う
大きさに設計されている。
【0028】また、この蓋部26は、容器本体11の側
壁部16における上縁に沿い且つその近傍に折り曲げ部
27が設けられ、この折り曲げ部27と更に平行に且つ
所定の間隔をあけた位置に別の折り曲げ部28が設けら
れ、これにより2つの折り曲げ部27、28の間と、側
壁部16に接続された一辺に相対向する他辺と折り曲げ
部27の間とに2つの閉鎖区画面26a、26bが区画
される。前者の折り曲げ部27は、拡張され又は折り畳
まれた容器本体11上部の開口部に蓋部26を被せて閉
塞する時に折り曲げられる。
【0029】他方、後者の折り曲げ部28は、拡張され
た容器本体11上部の開口部を閉鎖する時には折り曲げ
られず、容器本体11が折り畳まれた時に最小に開いた
上部の開口部を閉鎖する際に折り曲げられる。この場合
の動作説明は後述する。この蓋部26の内側表面におけ
る各閉鎖区画面26a、26bには、それぞれ断熱パネ
ル29、30が折り曲げ線28を挟んで並列に取り付け
られている。
【0030】これら2つの断熱パネル29、30は、そ
れぞれ容器本体11の拡張時に位置決めされている相対
向する断熱パネル22、23間の間隔と同じ長さとさ
れ、且つ折り曲げ部28を挟んで取り付けられた2つの
断熱パネル29、30の全幅は相対向する断熱パネル1
9、20間の間隔と同じ寸法とされている。
【0031】これにより、蓋部26が拡張時の容器本体
11に被せられた時、内側表面に取り付けられた2つの
断熱パネル29、30は、容器本体11の各側壁部1
3、14、15、16に密着して配置された各断熱パネ
ル19、20、22、23により区画形成された上部の
開口部に緊密に嵌入され、当該開口部を断熱材で完全に
閉鎖することができる。
【0032】次に、この実施形態に係る折り畳み式保冷
保温ボックス10の使用方法について説明する。説明の
便宜上、この折り畳み式保冷保温ボックス10が図1に
示されるように使用時に組み立てられた状態即ち拡張さ
れた状態にある時からこれを折り畳むまでの手順につい
て説明する。
【0033】この折り畳み式保冷保温ボックス10にお
いて、拡張された状態では図1に示されるように柔軟な
材料からなる上部が開放した容器本体11の底部12及
びこの底部12の周囲四辺から立設する側壁部13、1
4、15、16に沿ってその内側にそれぞれ断熱パネル
19、20、21、22、23が配置され、このボック
ス全体の剛性は極めて高くなるように構成されている。
【0034】そして、この断熱パネル19、20、2
1、22、23で囲まれた方形空間内に食品や薬品など
の被保冷搬送品又は被保温配送品が収納され、蓋部26
が容器本体11上部の開口部に被せられる。この時、蓋
部26の内側表面に取り付けられた断熱パネル29、3
0が断熱パネル19、20、22、23により区画形成
された上部の開口部に緊密に嵌入し、以って上述の立方
空間は実質的にすべての面が断熱材で囲まれたことにな
り、ボックス内部温度の一定化を図ることができる。
【0035】使用時にはこのような構造となっているこ
の折り畳み式保冷保温ボックス10を不使用時に折り畳
む場合には、容器本体11の底部に配置されている第3
の断熱パネル21を下端縁の接続部を中心として回転さ
せながら引き起こし、図2に示されるように側壁部15
に常置された第1の断熱パネル19に重ね合わせる。
【0036】その後、容器本体11の相対向する一対の
側壁部13、14に沿って立てられている折り畳み可能
な第4及び第5の断熱パネル22、23を屏風のように
折り曲げながら第2の断熱パネル20に重ね合わせる。
このようにして、容器本体11の底部12を含む各壁面
に配置されていた各断熱パネル21、22、23を容器
本体11の相対する二対の側壁部にそれぞれ重ね合わせ
たことにより、容器本体11の底部12と相対向する一
対の側壁部13、14の剛性はなくなり、柔軟な材料に
より形成された壁面の状態となる。
【0037】そこで、容器本体11の好ましくは下側を
一対の側壁部15、16方向から押し込むと、底部12
は第1の折り曲げ部17で内方に折り込まれ、これに連
動して図2に示されるように相対向する一対の側壁部1
3、14がそれぞれ第2の折り曲げ部18で内方に折り
込まれる。これにより相対する一対の側壁部15、16
が接近して図4に示されるようにこの容器本体11の厚
みが薄くなるように折り畳まれる。
【0038】次いで、折り畳まれた容器本体11に蓋部
26が被せられるが、その際、蓋部26は折り曲げ部2
8で折り曲げられ、閉鎖区画面26aに取り付けられた
断熱パネル29が容器本体11の折り畳み時に最小に開
いた開口部上を覆って閉鎖し、折り曲げ部29で折れ曲
がった他の閉鎖区画面26bに取り付けられた断熱パネ
ル30は折り畳まれた容器本体11の側壁部15外表面
にフラップのように配置される。この時、側壁部15外
表面にフラップのように配置された蓋部26における他
の閉鎖区画面26bを、鈎止ファスナを含む適当な留め
具31によりこの側壁部外表面に固定しておくことが好
ましい。
【0039】このように折り畳まれた折り畳み式保冷保
温ボックス10を使用する際に拡張する場合には、前述
した折り畳み操作手順の逆を行えばよい。すなわち、留
め具31を解除して蓋部26を全開し、次いで相対向す
る一対の側壁部15、16を最大に引き離すように容器
本体11を拡張してボックス状にする。
【0040】その後、折り畳まれて第2の断熱パネル2
0に重ねられている第4及び第5の断熱パネル22、2
3を展開してそれぞれ側壁部13、14に密着させ、最
後に第1の断熱パネル19に重ねられている第3の断熱
パネル21を下端縁の接続部を中心に回転して傾倒し、
底板とすることにより組み立ては終了する。
【0041】このことから明らかなように、この実施形
態に係る折り畳み式保冷保温ボックス10は、折り畳み
及び組み立てが非常に容易で、従来のこの種のボックス
に比べて極めて短時間でこれを行うことができる。しか
も、使用する際の拡張時には柔軟な容器本体のすべての
壁面に断熱パネルを配置することができるため、ボック
ス全体の剛性が非常に高く、多くの内容物を入れて重量
が重くなっても、当該ボックスを持ち上げて移動するこ
ともできる。
【0042】なお、前述した実施形態に係る折り畳み式
保冷保温ボックス10において、第4及び第5の断熱パ
ネル22、23を構成している断熱パネル片22b、2
3bの各端面と、これらの断熱パネルが展開された時に
これらの端面が当接する第1の断熱パネル19の表面と
には鈎止ファスナ(図示せず)を取り付け、拡張時の相
互の連結を図ることが好ましい。
【0043】また、第4及び第5の断熱パネル22、2
3を図3及び図4に示されるように折り畳む時これを構
成している断熱パネル片22aと22b、23aと23
bがそれぞれ開かないようにその合わせ面の適所(通常
は上部の縁に沿った部分が好ましい)に鈎止ファスナ
(図示せず)を取り付けておくことも好ましい。
【0044】この断熱パネル22、23は、この保冷保
温ボックス10の拡張時に前述したように容器本体11
の相対向する一対の側壁部13、14の内面に断熱パネ
ル片22aと22b、及び23aと23bの合わせ面が
密着して配置される。そのため、断熱パネル片の合わせ
面の例えば上部の縁に沿った部分に鈎止ファスナを設け
たとしたら、この鈎止ファスナを利用して固定力を発揮
するように各側壁部13、14の内面上端縁に沿って図
3に示されるように対応する鈎止ファスナ32を設けて
おけば拡張時の両者の確実な固定を図ることができる。
【0045】更に、蓋部26の内側に取り付けられた断
熱パネル29、30周囲に鍔状に張り出した蓋部26の
周囲部内面と、第1、第2、第4及び第5の断熱パネル
19、20、22、23の上端面とにも鈎止ファスナを
取り付けておくことが好ましい。これは、拡張された折
り畳み式保冷保温ボックス10における容器本体11の
上面を蓋部26で閉鎖する際に、蓋部26内側の断熱パ
ネル29、30が4つの第1、第2、第4及び第5の断
熱パネル19、20、22、23で区画形成する上部の
開口部に緊密に嵌合した後に蓋部26の周囲部内面とこ
れら断熱パネル19、10、22、23上端面との確実
な密着連結を図るためである。
【0046】更にまた、蓋部26における断熱パネル2
9の表面に、例えば合成樹脂製網布からなる袋33を図
1及び図3に示されるように取り付け、これに例えばド
ライアイスなどの冷却材を入れておけば、使用時のボッ
クス10内温度を下げて保冷状態を保つことができる。
勿論、ボックス10内を保温する時にはこの袋33に発
熱材を入れておけばよいことは言うまでもない。
【0047】なお、この実施形態に係る折り畳み式保冷
保温ボックス10における容器本体11を形成する柔軟
な材料としては、例えばポリエチレンのような合成樹脂
製テープを織って形成されたクロスに、高強度ポリエチ
レンフィルムのような発泡ポリエチレンシート、高強度
合成樹脂フィルム、及び例えばアルミニウム蒸着したポ
リエチレンテレフタレートシートのような金属蒸着フィ
ルムを順次積層した積層シートを使用することが好まし
い。その理由としてこのような構成の積層シートは、そ
れ自体が優れた断熱性を備えているからである。
【0048】また、断熱パネルは、上述した積層シート
で発泡体を包み込んで形成することができる。その際、
発泡体としてはポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン及びウレタン等の材質のものを単独で又は組み合
わせて形成することができる。
【0049】前述した実施形態に係る折り畳み式保冷保
温ボックス10では、容器本体11の底部12に、第1
の折り曲げ部17を挟んでその両側に硬質な床板24、
25を固定的に配置したが、本発明では第1の折り曲げ
部17を挟んでそのいずれか一方の片側に硬質な床板を
固定的に配置するだけでも折り曲げ容易性の効果を発揮
することができる。
【0050】更に、この硬質な床板を第1の折り曲げ部
17を挟んでその両側若しくは片側に配置する時、それ
ぞれ全面に配置する必要もなく、第1の折り曲げ部17
に沿って部分的に配置してもよいし、また底部12の効
果的な折り曲げが生じる適宜の位置に設けてもよい。ま
た、前述した実施形態では、この硬質な床板を容器本体
11の内側に配置固定したが、勿論外側であってもよ
く、その場合には当該ボックスを滑らせて移動させる際
の滑り板としても機能させることもできる。
【0051】そして、この床板は、例えば合成樹脂製の
板材、木製の板材、金属製の板材などから形成すること
ができるが、これを合成樹脂製の板材から形成する場合
には、厚みが例えば約0.1mm〜3.0mmのものを
用いることが好ましい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の折り畳み
式保冷保温ボックスによれば、使用時の拡張状態におい
て容器本体の各壁面に断熱パネルを配置しながらも、不
使用時にはこれらの断熱パネルを同一方向の面内に簡単
に移動し得るようにしたことから、折り畳み及び組み立
てが非常に容易で、その結果折り畳みや組み立てに多く
の時間や労力を費やすことなく、しかも組み立てられた
時には相当の全体剛性を備えるなど優れた効果を奏す
る。
【0053】また、本発明の折り畳み式保冷保温ボック
スによれば、容器本体の底部における2つの区画面の少
なくとも一方に硬質な床板を固定したことにより、この
ボックスを折り畳む時に側壁部方向からの押圧力により
底部を第1の折り曲げ部で容易に内側に逆V字形に折り
込むことができる。
【0054】更に、本発明の折り畳み式保冷保温ボック
スによれば、蓋部の内側における各閉鎖区画面にそれぞ
れ断熱パネルを固定したことにより、蓋部を折り畳み時
と拡張時のいずれにも使用できるのみならず、拡張時に
はこの蓋部が断熱蓋となるので保冷効果及び保温効果を
より発揮することができる。
【0055】更にまた、本発明の折り畳み式保冷保温ボ
ックスによれば、容器本体を形成している柔軟な材料の
一部又は全部が断熱性のシートとしたことから、断熱パ
ネルの使用と相まってより保冷効果及び保温効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る折り畳み式保冷保温ボ
ックスを使用時の拡張状態にして全体を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示される折り畳み式保冷保温ボックス
を、底板となる第3の断熱パネルを畳んだ状態にして上
方からその内部を見た平面図である。
【図3】図1に示される折り畳み式保冷保温ボックスを
折り畳む途中の状態を示す斜視図である。
【図4】折り畳まれた本発明の保冷保温ボックスを、蓋
部を一部省略して示す平面図である。
【図5】折り畳まれた本発明の保冷保温ボックスを概略
的に示す側面図である。
【符号の説明】
10 折り畳み式保冷保温ボックス 11 容器本体 12 底部 13、14、15、16 側壁部 17、18 折り曲げ部 19 第1の断熱パネル 20 第2の断熱パネル 21 第3の断熱パネル 22 第4の断熱パネル 22a 断熱パネル片 22b 断熱パネル片 23 第5の断熱パネル 24 床板 25 床板 26 蓋部 27、28 折り曲げ部 29、30 断熱パネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部及びこの底部の4辺からほぼ垂直に
    立設された4つの側壁部を備えると共に柔軟な材料で形
    成され、前記底部がその一辺に平行な第1の折り曲げ部
    で内方に折り込み可能とされ、前記底部の前記第1の折
    り曲げ部に交差する一方の相対向する一対の前記側壁部
    が前記底部を前記第1の折り曲げ部で逆V字状に内方に
    折り畳んだ時に内方に折り込み可能な第2の折り曲げ部
    を備える、上部が開放した折り畳み可能な容器本体と、 前記4つの側壁部の内、前記第1の折り曲げ部に平行な
    他方の相対向する一対の側壁部に沿って内側にそれぞれ
    常置された第1及び第2の断熱パネルと、 前記容器本体が折り畳まれた時、前記第1又は第2の断
    熱パネルのいずれか一方に重ねられて配置され、前記容
    器本体の拡張時に前記底部に傾倒して配置される第3の
    断熱パネルと、 前記容器本体が折り畳まれた時、前記第1又は第2の断
    熱パネルのいずれか他方に折り畳まれて配置され、前記
    容器本体の拡張時に一方の相対向する一対の前記側壁部
    に沿って配置されるように展開可能な第4及び第5の断
    熱パネルと、 前記容器本体の他方の相対向する一対の前記側壁部のい
    ずれか一方の外壁面に一辺が接続され、前記容器本体の
    拡張時に最大に開いた前記開口部と前記容器本体の折り
    畳み時に最小に開いた前記開口部とを閉鎖可能なように
    折り曲げ部により2つに区画された閉鎖区画面を備える
    開閉可能な蓋部とから構成されていることを特徴とする
    折り畳み式保冷保温ボックス。
  2. 【請求項2】 前記第1の折り曲げ部で分けられた前記
    容器本体の前記底部における2つの区画面の少なくとも
    一方に硬質な床板が固定されていることを特徴とする請
    求項1に記載の折り畳み式保冷保温ボックス。
  3. 【請求項3】 前記蓋部の内側における前記各閉鎖区画
    面にそれぞれ断熱パネルが固定されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の折り畳み式保冷保温ボック
    ス。
  4. 【請求項4】 前記容器本体を形成している柔軟な材料
    の一部又は全部が断熱性のシートであることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の折り畳み式保冷保温
    ボックス。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2、第4及び第5の断熱パ
    ネルの上端面とこれらの上端面に密着する前記蓋部の内
    面とにそれぞれ設けられた相互に固定及び離脱可能なフ
    ァスナを備えていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の折り畳み式保冷保温ボックス。
  6. 【請求項6】 前記各断熱パネルが発泡体をアルミ蒸着
    積層シートで包囲して構成されていることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の折り畳み式保冷保温ボ
    ックス。
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