JPH10287607A - 9−アントラセンカルバルデヒドの製造法 - Google Patents

9−アントラセンカルバルデヒドの製造法

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JPH10287607A
JPH10287607A JP10098255A JP9825598A JPH10287607A JP H10287607 A JPH10287607 A JP H10287607A JP 10098255 A JP10098255 A JP 10098255A JP 9825598 A JP9825598 A JP 9825598A JP H10287607 A JPH10287607 A JP H10287607A
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JP
Japan
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formula
mol
dimethylformamide
anthracene
phosphoryl chloride
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JP10098255A
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English (en)
Inventor
Wolfram Dr Eichinger
ボルフラム・アイヒンガー
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Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C47/00Compounds having —CHO groups
    • C07C47/52Compounds having —CHO groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings
    • C07C47/546Compounds having —CHO groups bound to carbon atoms of six—membered aromatic rings polycyclic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/582Recycling of unreacted starting or intermediate materials

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Other In-Based Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な方法を用い、高収率及び高純度で9−
アントラセンカルバルデヒドを製造する方法の提供。 【解決手段】 対応するアントラセン誘導体を塩化ホス
ホリルの存在下でジメチルホルムアミドと反応させ、得
られる反応混合物を加水分解し、生成する9−アントラ
センカルバルデヒドを塩基を混合することにより沈澱さ
せることにより、9−アントラセンカルバルデヒドが特
に有利な方法で得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は9−アントラセンカルバルデヒド
の製造のための好ましい方法に関する。9−アントラセ
ンカルバルデヒドは作物保護剤及び薬剤の製造のための
有用な中間体である。
【0002】DRP 519 444はアントラセンを
塩化ホスホリル(=オキシ塩化リン=POCl3)の存
在下に、80℃においてN−メチルホルムアニリドと反
応させ、反応混合物を続いて希塩酸中に導入し、短時間
の加熱の後、生成物を沈澱させ、氷酢酸から再結晶させ
る9−アントラセンカルバルデヒドの製造を開示してい
る。後にこの方法は、溶媒として1,2−ジクロロベン
ゼンを用いることにより改良され(Org.Synt
h.Coll.Vol.III,p.98(195
8))、最高で84%の収率を生じた。しかしこの方法
は種々の欠点を有する。かくして副生成物として得られ
るN−メチルアニリンを生態学的に安全な方法で廃棄し
なければならないかあるいはN−メチルホルムアニリド
の製造に再利用してリサイクルさせなければならない。
N−メチルアニリン及び場合により1,2−ジクロロベ
ンゼンを水蒸気蒸留により除去しなければならない。9
−アントラセンカルバルデヒドも水蒸気中で揮発性なの
で、生成物のいくらかは失われる。最後に、初期に得ら
れる黒い油をいずれの場合にも精製のために再結晶させ
なければならない。
【0003】N−メチルホルムアミドの代わりにジメチ
ルホルムアミドを用いると、溶媒として1,2−ジクロ
ロベンゼンを用いて62.5%の収率が得られ、溶媒と
してもジメチルホルムアミドを用いると45%の収率が
得られた(J.Am.Chem.Soc.75,989
(1953))が、この場合も生成物の再結晶を省略で
きなかった。アントラセンをトリフルオロメタンスルホ
ン酸無水物/ジメチルホルムアミド錯体と反応させるこ
とにより、ほとんど定量的収率で9−アントラセンカル
バルデヒドを製造することが可能である。しかしこの方
法の場合、経済的及び生態学的理由のために、得られる
トリフルオロメタンスルホン酸ナトリウムを回収し、無
水物中にリサイクルさせなければならない。
【0004】従って本発明は、式(II)
【0005】
【化3】
【0006】[式中、AはC−R9又はNを示し、R1
9は互いに独立してそれぞれ水素、ハロゲン、C1−C
6−アルコキシ、フェニル、ナフチル、アントラセニ
ル、C1−C4−アルキル又はC3−C7−シクロアルキル
を示す]のアントラセン誘導体を塩化ホスホリルの存在
下でジメチルホルムアミドと反応させ、得られる反応混
合物を加水分解し、生成した−9−アントラセンカルバ
ルデヒドを塩基を混合することにより沈澱させることを
特徴とする、式(I)
【0007】
【化4】
【0008】[式中、A及びR1〜R9はそれぞれ式(I
I)において定義された通りである]の9−アントラセ
ンカルバルデヒドの製造法を提供する。
【0009】式(I)及び(II)において、R1〜R9
は互いに独立してそれぞれ水素、フッ素、塩素、臭素、
メトキシ、エトキシ、メチル、エチル、n−プロピル、
i−プロピル、n−ブチル又はt−ブチルを示すのが好
ましい。
【0010】さらに基R1〜R9の最高4個は好ましくは
上記の置換基の1つを示し、残りの基は好ましくは水素
を示す。特に好ましくは基R1〜R9の最高2個が上記の
置換基の1つを示し、残りの基は特に好ましくは水素を
示す。非置換アントラセンを用いるのが特別に好まし
い。
【0011】本発明の方法は例えば50〜150℃で、
好ましくは80〜120℃で行うことができる。該方法
は大気圧、加圧又は減圧において行うことができる。該
方法は大気圧において行われるのが好ましい。
【0012】式(II)のアントラセン誘導体の1モル
当たり、例えば1〜5モル、好ましくは1〜2.5モル
の塩化ホスホリル及び1〜5モル、好ましくは1〜2.
5モルのジメチルホルムアミドが用いられる。塩化ホス
ホリルの1モル当たり、例えば0.2〜1.5モル、好
ましくは0.5〜1モルのジメチルホルムアミドが用い
られる。
【0013】本発明の方法は、例えば最初に式(II)
のアントラセン誘導体及び塩化ホスホリルを装填し、所
望の反応温度において、例えば0.5〜48時間かけて
ジメチルホルムアミドを計量供給することにより行うこ
とができる。2〜18時間の計量供給時間が好ましい。
反応のパートナーは異なる順序で加えることもできる。
【0014】最後の反応物の添加が終了した後、50〜
150℃の温度範囲内でしばらく反応混合物の撹拌を続
けるのが有利である。反応混合物を、例えばさらに1〜
30時間撹拌することができる。
【0015】最も単純な場合、反応混合物を水中に導入
することにより加水分解が行われる。塩化水素が発生
し、暗赤−褐色溶液が生成する。生成する9−アントラ
センカルバルデヒドは、塩基を加えることにより最後に
沈澱させる。この目的に適しているのは、例えば水酸化
ナトリウム又は水酸化ナトリウム水溶液である。
【0016】加水分解を行うために用いられる水の温度
を、最初に例えば30〜70℃に調節し、加水分解の
間、それを35〜90℃に保つのが好ましい。塩基の添
加は、例えば0.5〜7、好ましくは1〜5.5のpH
が生ずるような方法で行うことができる。塩基の添加の
間、温度を10〜30℃の範囲内に保ち、続いて20〜
90℃、特に30〜80℃に温度を上昇させ、しばら
く、例えば0.5〜5時間、この温度範囲内で反応混合
物を撹拌するのが有利である。
【0017】そうすると、製造された式(I)の9−ア
ントラセンカルバルデヒドは沈澱として存在し、機械的
分離により、例えば濾過により単離することができる。
【0018】得られる9−アントラセンカルバルデヒド
をさらに精製しなければならない場合、それを例えば水
と一緒に撹拌することができ、生成する懸濁液を例えば
0.5〜5時間20〜80℃において撹拌し、再度濾過
し、水を用いて洗浄する。この方法で9−アントラセン
カルバルデヒドを例えば97%より高い収率及び98%
より高い純度で得ることができる。
【0019】先行技術と比較して本発明の方法は、より
簡単でより経済的な方法でならびにより高い収率及び純
度で式(I)の9−アントラセンカルバルデヒドを与え
る。副生成物、有機材料で汚染された廃水及び塩(塩化
ナトリウム、リン酸塩、ジメチルアンモニウム塩)の量
は最小に減少し、骨の折れる処理段階、例えば水蒸気蒸
留、再結晶、反応物のリサイクル及び溶媒の回収は必要
でない。
【0020】
【実施例】実施例1 撹拌機及び還流コンデンサーを取り付けた容器に最初に
520gの塩化ホスホリルを装填し、300gのアント
ラセンを加え、165gのジメチルホルムアミドを85
〜90℃で撹拌しながら7時間の時間をかけて滴下し
た。この時間の後、転化率は99.8%であった。得ら
れる熱い暗−赤から黒色の反応混合物を、50℃に加熱
された2リットルの水を含有する受容器中に導入し、撹
拌し、この操作の間、温度を50〜60℃に保った。塩
化水素ガスの激しい発生が起こり、ガスを還流コンデン
サーを介して排出した。得られる反応混合物を室温に冷
却した。固体水酸化ナトリウム(約240g)を1回に
少しづつ加えることによりpHを3.5に調節し、その
間、温度を30℃に保ち、次いで混合物を60℃で1.
5時間撹拌した。9−アントラセンカルバルデヒドは少
量の未反応アントラセンと一緒に定量的に沈澱した。沈
澱を濾過し、母液のほとんどを除去した。残るフィルタ
ーケークをもう一度2リットルの水中に懸濁させ、60
℃で1.5時間撹拌し、濾過し、得られるフィルターケ
ークを500mlの水で洗浄した。
【0021】固体を60℃で乾燥し、98%の収率に相
当する340gの9−アントラセンカルバルデヒドを得
た。生成物の融点は104℃であり、9−アントラセン
カルバルデヒド含有率は99.7%(GCにより決定)
であり、アントラセン含有率は0.3%(GCにより決
定)であった。元素分析により以下の値がさらに決定さ
れた: リン含有率:<0.05% 窒素含有率:<0.01% ナトリウム含有率:<0.03% 塩素含有率:<0.05%。
【0022】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0023】1.式(II)
【0024】
【化5】
【0025】[式中、AはC−R9又はNを示し、R1
9は互いに独立してそれぞれ水素、ハロゲン、C1−C
6−アルコキシ、フェニル、ナフチル、アントラセニ
ル、C1−C4−アルキル又はC3−C7−シクロアルキル
を示す]のアントラセン誘導体を塩化ホスホリルの存在
下でジメチルホルムアミドと反応させ、得られる反応混
合物を加水分解し、生成したアントラセンカルバルデヒ
ドを塩基を混合することにより沈澱させることを特徴と
する、式(I)
【0026】
【化6】
【0027】[式中、A及びR1〜R9はそれぞれ式(I
I)において定義された通りである]の9−アントラセ
ンカルバルデヒドの製造法。
【0028】2.式(I)及び(II)において、基R
1〜R9の最高4個が上記の置換基の1つを示し、残りの
基が水素を示す上記1項に記載の方法。
【0029】3.式(I)及び(II)において、R1
及びR2が互いに独立してそれぞれ水素、フッ素、塩
素、臭素、メトキシ、エトキシ、メチル、エチル、n−
プロピル、i−プロピル、n−ブチル又はt−ブチルを
示す上記1項に記載の方法。
【0030】4.反応を50〜150℃及び大気圧にお
いて行う上記1項に記載の方法。
【0031】5.式(II)のアントラセン誘導体の1
モル当たり1〜5モルの塩化ホスホリル及び1〜5モル
のジメチルホルムアミドを用い、塩化ホスホリルの1モ
ル当たり0.2〜1.5モルのジメチルホルムアミドを
用いる上記1項に記載の方法。
【0032】6.式(II)のアントラセン誘導体及び
オキシ塩化リンを最初に装填し、ジメチルホルムアミド
を所望の反応温度で0.5〜48時間をかけて計量供給
する上記1項に記載の方法。
【0033】7.反応混合物を水中に導入し、温度を3
5〜90℃の範囲内に保つことにより加水分解を行う上
記1項に記載の方法。
【0034】8.塩基として水酸化ナトリウム又は水酸
化ナトリウム水溶液を10〜30℃において、添加の後
のpHが0.5〜7となるようにして加える上記1項に
記載の方法。
【0035】9.塩基の添加が終了した後、反応混合物
を20〜90℃においてさらに0.5〜5時間撹拌する
上記1項に記載の方法。
【0036】10.加水分解及び塩基を用いる処理の後
に存在する沈澱を濾過し、フィルターケークを水と一緒
に20〜80℃において0.5〜5時間再び撹拌し、再
び濾過し、洗浄する上記1項に記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(II) 【化1】 [式中、AはC−R9又はNを示し、R1〜R9は互いに
    独立してそれぞれ水素、ハロゲン、C1−C6−アルコキ
    シ、フェニル、ナフチル、アントラセニル、C1−C4
    アルキル又はC3−C7−シクロアルキルを示す]のアン
    トラセン誘導体を塩化ホスホリルの存在下でジメチルホ
    ルムアミドと反応させ、得られる反応混合物を加水分解
    し、生成したアントラセンカルバルデヒドを塩基を混合
    することにより沈澱させることを特徴とする、式(I) 【化2】 [式中、A及びR1〜R9はそれぞれ式(II)において
    定義された通りである]の9−アントラセンカルバルデ
    ヒドの製造法。
JP10098255A 1997-04-04 1998-03-27 9−アントラセンカルバルデヒドの製造法 Pending JPH10287607A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19713912.4 1997-04-04
DE19713912A DE19713912A1 (de) 1997-04-04 1997-04-04 Verfahren zur Herstellung von 9-Anthracenylaldehyden

Publications (1)

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JPH10287607A true JPH10287607A (ja) 1998-10-27

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DE (1) DE19713912A1 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE519444C (de) * 1927-02-26 1931-02-28 I G Farbenindustrie Akt Ges Verfahren zur Einfuehrung von Aldehydgruppen in aromatische Kohlenwasserstoffe

Also Published As

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EP0869109A1 (de) 1998-10-07
DE19713912A1 (de) 1998-10-08
US6084134A (en) 2000-07-04

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