JPH10288331A - 所内単独運転機能を備えたボイラの燃料調節弁開度制御装置 - Google Patents

所内単独運転機能を備えたボイラの燃料調節弁開度制御装置

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JPH10288331A
JPH10288331A JP9893197A JP9893197A JPH10288331A JP H10288331 A JPH10288331 A JP H10288331A JP 9893197 A JP9893197 A JP 9893197A JP 9893197 A JP9893197 A JP 9893197A JP H10288331 A JPH10288331 A JP H10288331A
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JP9893197A
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Inventor
Shigekazu Furukawa
繁一 古川
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所内単独運転発生時に、燃料調節弁の設定時
との開度ずれを補正して確実な所内単独運転を行えるよ
うにする。 【解決手段】 燃料指令13に基づいた開度指令20
を、所内単独運転指令17発生時に規定開度28に切替
えて出力する回路26と、弁3の入側と出側の差圧35
を検出する差圧計34と、差圧35の平方根39を求め
る計算器40と、燃料流量16に比例定数41を掛算し
て流量係数信号42を得る掛算器43と、信号42を平
方根39で割算して弁3のCv値44を得る割算器45
と、Cv値44の移動平均値46aを求める移動平均計
算器46と、値46aから計測弁開度信号50を得る関
数発生器48と、指令20と信号50とを引算して開度
ずれ信号52を得る引算器51と、指令17の発生と同
時に信号52をホールドして出力する切替器55と、切
替器55からの信号52を規定開度28に加算する加算
器56を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所内単独運転機能
を備えたボイラの燃料調節弁開度制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5は、発電用のボイラの一例を示した
もので、油或いは天然ガス等の燃料1が、燃料管2に備
えた燃料調節弁3を介してボイラ4のバーナ5に供給さ
れて燃焼されており、ボイラ4にて水を加熱することに
より発生した蒸気6は、過熱器7を介して過熱された
後、タービン加減弁8を介して高圧の蒸気タービン9に
供給されて発電機10を駆動することにより発電を行
い、高圧の蒸気タービン9から出た蒸気6は、再熱器1
1により再熱された後、中圧の蒸気タービン12及び図
示しない低圧の蒸気タービンに導かれて発電機10を駆
動することにより発電を行うようになっている。
【0003】発電機指令に基づいてボイラ負荷指令から
得られた燃料指令13が燃料調節弁開度制御装置14に
入力されており、該燃料調節弁開度制御装置14により
前記燃料指令13に基づいて前記燃料調節弁3の開度が
制御されるようになっている。また、燃料調節弁開度制
御装置14には燃料管2に備えた流量計15にて検出し
た燃料流量16が入力されるようになっている。
【0004】上記したような発電用のボイラ4において
は、発電した電気を供給する送電系統の事故や変電所関
係の事故等によって送電がストップされる事態が発生し
た場合に、所内単独運転指令17(Fast Cut
Back)によってボイラ4を所内単独運転に切替える
機能を備えたものがある。
【0005】所内単独運転は、送電系統の事故や変電所
関係の事故等によって送電がストップされた場合に、蒸
気タービン9,12から送電系統の負荷を切離し、ボイ
ラ4(発電所)側での必要な最低限の発電のみを得る規
定開度(3%〜5%)に燃料調節弁3を絞り込んでボイ
ラ4及び蒸気タービン9,12を最小の負荷で運転して
おき、前記送電系統や変電所関係の事故が復旧した際
に、直ちにボイラ4の負荷を上昇させて所要の電力が供
給できるようにするためのものである。
【0006】図6は燃料調節弁開度制御装置14の一例
を示したもので、該燃料調節弁開度制御装置14は、前
記燃料指令13と燃料管2に備えられた流量計15から
の燃料流量16とを引算して偏差信号19を得る引算器
18を備えており、更に該引算器18からの偏差信号1
9がなくなるように開度指令20(電気信号)を電流−
空気変換器21に出力する比例積分器22(PI調節
計)を備えている。
【0007】前記燃料調節弁3は、作動空気源23から
の加圧空気が供給されたポジショナー変換器24によっ
て開度を変更できるようになっており、前記比例積分器
22からの開度指令20が電流−空気変換器21により
空気制御信号25に変換されて、該空気制御信号25に
より前記ポジショナー変換器24を作動させて燃料調節
弁3の開度を制御するようになっている。なお、上記で
は燃料調節弁3の開度を空気制御信号25で制御する場
合を示したが、開度指令20(電気信号)によって直接
燃料調節弁3の開度を制御するようにしたものもあり、
この場合は電流−空気変換器21を省略することができ
る。
【0008】上記燃料調節弁開度制御装置14によれ
ば、ボイラ4に供給される燃料1の流量が、燃料指令1
3になるように自動的に制御される。
【0009】前記燃料調節弁開度制御装置14には、図
6に示すように所内単独運転切替回路26が備えられて
いる。
【0010】所内単独運転切替回路26は、前記比例積
分器22と電流−空気変換器21との間に備えられた第
1の切替器27と、ボイラ4の所内単独運転時に必要な
例えば3〜5%程度の規定開度28を出力する信号発生
器29と、該信号発生器29からの規定開度28に変化
率(レート)を付加した規定開度指令30を前記第1の
切替器27に入力する変化率制限器31と、前記信号発
生器29と変化率制限器31との間に設けられ、前記比
例積分器22からの開度指令20が入力された第2の切
替器32とを備えている。
【0011】前記第1の切替器27と第2の切替器32
は、ボイラ4の通常運転時はb側に切替えられており、
所内単独運転指令17が発せられると60秒間だけa側
に切替えられるようになっている。
【0012】更に、前記変化率制限器31は、前記第1
の切替器27と第2の切替器32が夫々a側に切替えら
れた時だけ変化率(レート)動作するようになってい
る。
【0013】また、前記比例積分器22は、前記所内単
独運転指令17が発せられると、引算器18からの偏差
信号19による制御を停止して、第1の切替器27出口
の信号と同じ信号を出力するように切り替わるタイバッ
ク回路33を備えている。
【0014】従って、前記燃料調節弁開度制御装置14
において、ボイラ4の通常の運転時は、比例積分器22
からの開度指令20が第1の切替器27を通って電流−
空気変換器21に出力されることにより、燃料調節弁3
の開度が制御される。この時、第2の切替器32に導か
れた開度指令20は変化率制限器31を介して第1の切
替器27の入口まできている。
【0015】この様な状態において、送電系統の事故や
変電所関係の事故等によって所内単独運転指令17が発
せられると、所内単独運転切替回路26の第1の切替器
27及び第2の切替器32が夫々60秒間だけa側に切
替えられ、これにより図6及び図7に示すように、第2
の切替器32に入力されていた比例積分器22からの開
度指令20を、信号発生器29からの規定開度28(3
%〜5%)に切替えて変化率制限器31に出力するよう
になり、これにより変化率制限器31は、前記開度指令
20から前記規定開度28に所要の変化率X(レート)
で変化するようにした規定開度指令30を、第1の切替
器27を介して電流−空気変換器21に出力するように
なる。これにより、燃料調節弁3は速やかに規定開度2
8まで開度が絞り込まれてその状態が保持される。
【0016】燃料調節弁3が規定開度28に絞り込ま
れ、且つ前記所内単独運転指令17の発生から60秒間
経過すると、第1の切替器27及び第2の切替器32が
夫々b側に切り替わるが、この時には既に、燃料指令1
3が所内単独運転発生時における燃料調節弁3の規定開
度28に対応した低い流量値に設定されているので、こ
のように小さく設定された燃料指令13に基づいて、前
記比例積分器22、第1の切替器27、及び電流−空気
変換器21を介して燃料調節弁3の開度が制御されるよ
うになる。
【0017】尚、所内単独運転指令17によって第1の
切替器27及び第2の切替器32がa側に切り替わった
時、比例積分器22はタイバック回路33によって第1
の切替器27出口と同じ信号を第1の切替器27に出力
するようになっているので、前記第1の切替器27を所
内単独運転指令17の発生から60秒後にb側に切替え
るときの切替えを安定して行うことができる。
【0018】前記所内単独運転指令17の発生時に燃料
を絞り込む操作は、図5の再熱器11を保護する上で決
められた変化率X(レート)にて行う必要がある。即
ち、所内単独運転指令17の発生時、蒸気タービン9,
12の負荷が切離されることによって今まで3000r
pm或いは3600rpmの回転数で回転していた蒸気
タービン9,12の回転数が急激に上昇することになる
ため、タービン加減弁8を一旦急激に絞り込むことによ
り、前記蒸気タービン9,12の回転数の上昇を抑えて
一定に保持することを行っており、このために蒸気ター
ビン9,12に取込まれる蒸気6が急激に希薄になり、
このために、再熱器11が蒸し焼きになって焼損してし
まうという問題がある。
【0019】このために、所内単独運転指令17の発生
時には、10秒間で規定燃料α%以下に絞り込み、また
30秒間で規定燃料β%以下に絞り込む(絞り込み幅
は、α%以下に絞り込む際の方がβ%以下に絞り込む際
より大きい)という条件を満たす必要があり、このため
に、図6の変化率制限器31によって図7に示すように
所定の変化率X(レート)で燃料調節弁3の急激な絞り
込み操作を例えば30秒間で行い、その後30秒間で整
定させた後に、第1の切替器27と第2の切替器32を
b側に切替えて、前記燃料指令13に基づいた制御を行
うようにしている。
【0020】従って、前記所内単独運転指令17発生時
に、前記燃料調節弁3の絞り込み操作が遅れると、再熱
器11を保護できなくなるという問題があり、また燃料
調節弁3の絞り込み操作が早過ぎた場合には、燃料1の
バーナ5前圧力が低下してバーナ5が失火してしまうと
いう問題がある。バーナ5が失火すると、ボイラ4の再
起動に1〜2時間の長い時間が掛かり、このために送電
系統や変電所関係の事故が復旧しても、直ちに給電を再
開することができないという問題がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記所内単独運
転切替回路26に備えられる変化率制限器31に設定さ
れる変化率X(レート)は、ボイラ4の建設時に行う所
内単独運転試験時に設定するようにしているが、ボイラ
4の運転を継続すると、バーナチップの摩耗や電流−空
気変換器21及びポジショナー変換器24等の経年変化
による設定時との開度ずれ(ドリフト)が生じ、この開
度ずれのために、所内単独運転時に燃料調節弁3が最適
開度になっておらず、よって前記したように再熱器11
を焼損させたり、或いはバーナ5の失火により所内単独
運転を失敗するという危険を有していた。
【0022】本発明は、かかる従来装置の問題点を解決
すべくなしたもので、所内単独運転発生時に、燃料調節
弁の設定時との開度ずれを補正して確実な所内単独運転
を行えるようにした所内単独運転機能を備えたボイラの
燃料調節弁開度制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、燃料指令に基
づいて燃料調節弁に出力されている開度指令を、所内単
独運転指令発生時に規定開度に切替えて出力する所内単
独運転切替回路と、前記燃料調節弁の入側と出側の燃料
の差圧を検出する差圧計と、前記差圧の平方根を求める
計算器と、燃料流量を検出する流量計と、前記燃料流量
に比例定数を掛算して流量係数信号を得る掛算器と、前
記流量係数信号を差圧の平方根で割算して燃料調節弁の
Cv値を得る割算器と、前記Cv値の移動平均値を求め
る移動平均計算器と、前記Cv値の移動平均値から計測
弁開度信号を得る関数発生器と、前記開度指令と前記計
測弁開度信号とを引算して開度ずれ信号を得る引算器
と、所内単独運転指令の発生と同時に前記開度ずれ信号
をホールドして出力する切替器と、該切替器からの開度
ずれ信号を前記所内単独運転切替回路の規定開度に加算
する加算器とを備えたことを特徴とする所内単独運転機
能を備えたボイラの燃料調節弁開度制御装置、に係るも
のである。
【0024】本発明では、開度ずれ信号を常時求めてお
き、所内単独運転指令の発生と同時に開度ずれ信号をホ
ールドして規定開度指令に加算するようにしているの
で、バーナチップの摩耗や電流−空気変換器及びポジシ
ョナー変換器等の経年変化が生じても、経年変化に基づ
いた開度ずれ信号にて補正した規定開度指令により燃料
調節弁を制御することができ、よって、燃料調節弁の絞
り込み操作が遅れたり早過ぎたりするようなことがな
く、最適なタイミングで所内単独運転を確実に行うこと
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
【0026】図1は本発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図6と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしている。
【0027】図1に示すごとく、図6と同様に、燃料指
令13と流量計15からの燃料流量16との偏差信号1
9がなくなるように、比例積分器22から電流−空気変
換器21を介して燃料調節弁3に出力されている開度指
令20を、所内単独運転指令17によって規定開度28
に切替えて出力するようにした所内単独運転切替回路2
6を備えている。
【0028】一方、前記燃料管2における燃料調節弁3
の入側と出側の燃料1の差圧35を検出する差圧計34
を設ける。図1の場合は、燃料調節弁3の入側と出側の
燃料1の圧力を検出する圧力計36,37と、該圧力計
36,37からの圧力検出信号36a,37aを引算器
38で引算することにより差圧35を得るようになって
いる。
【0029】前記差圧計34からの差圧35の平方根3
9を求める計算器40を設けている。更に、前記流量計
15からの燃料流量16に比例定数41を掛算して流量
係数信号42を得る掛算器43を設け、該掛算器43か
らの流量係数信号42を、前記計算器40からの差圧の
平方根39で割算して燃料調節弁3の特性を表すCv値
44を得る割算器45を設けている。前記燃料流量を
Q、定数をK、前記圧力検出信号36a,37aを
1,P2とすると、燃料調節弁3のCv値44は下記式
1から求めることができる。
【0030】
【数1】
【0031】前記Cv値44は移動平均計算器46に入
力されることにより、図2に示すように移動平均値46
aが求められるようになっており、更にCv値44の移
動平均値46aが、基準値47を入力している関数発生
器48に入力されることにより図3に示すような関数4
9から計測弁開度信号50が得られるようになってい
る。
【0032】前記所内単独運転切替回路26からの開度
指令20と、前記関数発生器48からの計測弁開度信号
50とが、引算器51に入力されて引算されることによ
り開度ずれ信号52が得られるようになっている。この
開度ずれ信号52は、図1のバーナ5のバーナチップの
摩耗や電流−空気変換器21及びポジショナー変換器2
4等の経年変化によって表れる燃料調節弁3のCv値が
設定時と比較して変化したずれ量である。
【0033】更に、前記引算器51からの開度ずれ信号
52を図4に示すような不感帯53を有する不感帯付加
関数発生器54に入力して、不感帯53が与えられた開
度ずれ信号52が得られるようになっており、更に該不
感帯付加関数発生器54からの開度ずれ信号52が切替
器55に入力されている。
【0034】切替器55は、所内単独運転指令17の発
生と同時に、前記不感帯付加関数発生器54からの開度
ずれ信号52をホールドして出力するようになってお
り、該切替器55からの開度ずれ信号52が、前記所内
単独運転切替回路26の信号発生器29からの規定開度
28に加算器56を介して加算されるようになってい
る。
【0035】以下、上記図1に示した実施の形態例の作
用を説明する。
【0036】ボイラ4の通常の運転時は、比例積分器2
2からの開度指令20が第1の切替器27を通って電流
−空気変換器21に出力されることにより、燃料調節弁
3の開度が自動的に制御される。
【0037】この時、差圧計34により燃料調節弁3の
入側と出側の燃料1の差圧35が検出され、該差圧35
から計算器40により得た平方根39が割算器45に入
力されていると共に、流量計15からの燃料流量16に
掛算器43にて比例定数41を掛算することにより得た
流量係数信号42が前記割算器45に入力されており、
該掛算器43により前記流量係数信号42を差圧の平方
根39で割算することによって燃料調節弁3の特性を表
すCv値44が求められている。
【0038】更に、前記Cv値44が移動平均計算器4
6に入力されて、図2に示すように移動平均値46aが
求められ、更にCv値44の移動平均値46aが関数発
生器48に入力され、基準値47に基づいて図3に示す
ような関数49から計測弁開度信号50が得られてい
る。
【0039】前記所内単独運転切替回路26からの開度
指令20と、前記関数発生器48からの計測弁開度信号
50とが引算器51に入力されて引算されることによ
り、開度ずれ信号52が得られ、更に該開度ずれ信号5
2が不感帯付加関数発生器54に入力されることにより
図4に示すような不感帯53が与えられる。
【0040】不感帯53が与えられた開度ずれ信号52
は、所内単独運転指令17の発生と同時に前記不感帯付
加関数発生器54からの開度ずれ信号52をホールドし
て出力するようにした切替器55に入力されており、該
切替器55からの開度ずれ信号52が、加算器56を介
して前記所内単独運転切替回路26の信号発生器29か
らの規定開度28に加算されて、常時規定開度28を補
正するようになっている。
【0041】上記状態において、送電系統の事故や変電
所関係の事故等によって所内単独運転指令17が発せら
れると、所内単独運転切替回路26の第1の切替器27
及び第2の切替器32が夫々60秒間だけa側に切替え
られ、これにより、第2の切替器32に入力されていた
比例積分器22からの開度指令20を、信号発生器29
からの規定開度28(3%〜5%)に切替えて変化率制
限器31に出力するようになり、これにより変化率制限
器31は、前記開度指令20から前記規定開度28に所
要の変化率X(レート)で変化するようにした規定開度
指令30を、第1の切替器27を介して電流−空気変換
器21に出力するようになる。
【0042】この時、所内単独運転指令17の発生と同
時に不感帯付加関数発生器54からの開度ずれ信号52
をホールドして出力するようにした切替器55からの開
度ずれ信号52が、加算器56を介して前記所内単独運
転切替回路26の信号発生器29からの規定開度28に
加算されるので、経年変化に基づいた開度ずれ信号52
により補正された規定開度指令30が、第1の切替器2
7及び電流−空気変換器21を介して燃料調節弁3に出
力されるようになり、よってバーナチップの摩耗や電流
−空気変換器21及びポジショナー変換器24等の経年
変化が生じても、燃料調節弁3の絞り込み操作が遅れた
り早過ぎたりするようなことがなく、最適なタイミング
で所内単独運転を確実に行うことができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、開度ずれ信号を常時求
めておき、所内単独運転指令の発生と同時に開度ずれ信
号をホールドして規定開度指令に加算するようにしてい
るので、バーナチップの摩耗や電流−空気変換器及びポ
ジショナー変換器等の経年変化が生じても、経年変化に
基づいた開度ずれ信号にて補正した規定開度指令により
燃料調節弁を制御することができ、よって、燃料調節弁
の絞り込み操作が遅れたり早過ぎたりするようなことが
なく、最適なタイミングで所内単独運転を確実に行うこ
とができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例を示すブロック図
である。
【図2】Cv値から移動平均値を求める例を示す線図で
ある。
【図3】Cv値の移動平均値から計測弁開度信号を求め
る例を示す線図である。
【図4】開度ずれ信号に不感帯を付加する例を示す線図
である。
【図5】発電用のボイラの一例を示す概略図である。
【図6】従来の燃料調節弁開度制御装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図7】所内単独運転指令発生時における燃料調節弁開
度の例を示す線図である。
【符号の説明】
1 燃料 3 燃料調節弁 13 燃料指令 15 流量計 16 燃料流量 17 所内単独運転指令 20 開度指令 26 所内単独運転切替回路 28 規定開度 34 差圧計 35 差圧 39 平方根 40 計算器 41 比例定数 42 流量係数信号 43 掛算器 44 Cv値 45 割算器 46 移動平均計算器 46a 移動平均値 48 関数発生器 50 計測弁開度信号 51 引算器 52 開度ずれ信号 55 切替器 56 加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料指令に基づいて燃料調節弁に出力さ
    れている開度指令を、所内単独運転指令発生時に規定開
    度に切替えて出力する所内単独運転切替回路と、前記燃
    料調節弁の入側と出側の燃料の差圧を検出する差圧計
    と、前記差圧の平方根を求める計算器と、燃料流量を検
    出する流量計と、前記燃料流量に比例定数を掛算して流
    量係数信号を得る掛算器と、前記流量係数信号を差圧の
    平方根で割算して燃料調節弁のCv値を得る割算器と、
    前記Cv値の移動平均値を求める移動平均計算器と、前
    記Cv値の移動平均値から計測弁開度信号を得る関数発
    生器と、前記開度指令と前記計測弁開度信号とを引算し
    て開度ずれ信号を得る引算器と、所内単独運転指令の発
    生と同時に前記開度ずれ信号をホールドして出力する切
    替器と、該切替器からの開度ずれ信号を前記所内単独運
    転切替回路の規定開度に加算する加算器とを備えたこと
    を特徴とする所内単独運転機能を備えたボイラの燃料調
    節弁開度制御装置。
JP9893197A 1997-04-16 1997-04-16 所内単独運転機能を備えたボイラの燃料調節弁開度制御装置 Pending JPH10288331A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101484858B (zh) 2006-06-06 2011-02-16 美卓自动化有限公司 流量控制阀的控制方法和控制系统
CN103822225A (zh) * 2013-12-31 2014-05-28 深圳市国创新能源研究院 集成低氮燃烧系统及控制方法
JP2019045076A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 三浦工業株式会社 ガス流量制御装置

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