JPH10289426A - クリーニングカセット - Google Patents
クリーニングカセットInfo
- Publication number
- JPH10289426A JPH10289426A JP9421997A JP9421997A JPH10289426A JP H10289426 A JPH10289426 A JP H10289426A JP 9421997 A JP9421997 A JP 9421997A JP 9421997 A JP9421997 A JP 9421997A JP H10289426 A JPH10289426 A JP H10289426A
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- JP
- Japan
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- cleaning
- cassette
- tape
- tape body
- cleaning roller
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 テープ体に転写されるクリーニング液の量が
適量とされ、良好にテープ体を走行させることが可能と
なったクリーニングテカセットを提供する。 【解決手段】 クリーニングカセットは、上ハーフ1及
び下ハーフ2を組み合わせて構成され、テープ体4が巻
回される一対のテープリール5A,5Bを収納するカセ
ット本体と、このカセット本体内に配設されてテープ体
4を掛け合わせるクリーニングローラ23とを備えるク
リーニングカセットにおいて、上記クリーニングローラ
23が100%ウールからなり、その標準密度が0.2
5〜0.5とされてなるものである。
適量とされ、良好にテープ体を走行させることが可能と
なったクリーニングテカセットを提供する。 【解決手段】 クリーニングカセットは、上ハーフ1及
び下ハーフ2を組み合わせて構成され、テープ体4が巻
回される一対のテープリール5A,5Bを収納するカセ
ット本体と、このカセット本体内に配設されてテープ体
4を掛け合わせるクリーニングローラ23とを備えるク
リーニングカセットにおいて、上記クリーニングローラ
23が100%ウールからなり、その標準密度が0.2
5〜0.5とされてなるものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニングロー
ラに浸潤させたクリーニング液をテープ体に転写させ、
このクリーニング液が転写されたテープ体を走行させる
ことによりクリーニングを行うクリーニングカセットに
関する。
ラに浸潤させたクリーニング液をテープ体に転写させ、
このクリーニング液が転写されたテープ体を走行させる
ことによりクリーニングを行うクリーニングカセットに
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ等に搭載されてい
る磁気ヘッドは、そのテープ摺動面に、磁気テープから
脱落した磁性粉末や外部環境からの塵、埃等の粉末が付
着することがある。また、磁気ヘッドは、そのテープ摺
動面に、磁気テープに塗布されている滑剤が付着して焼
付きを発生することもある。従来より、これらテープ摺
動面の汚れを除去するために、クリーニングカセットが
用いられている。
る磁気ヘッドは、そのテープ摺動面に、磁気テープから
脱落した磁性粉末や外部環境からの塵、埃等の粉末が付
着することがある。また、磁気ヘッドは、そのテープ摺
動面に、磁気テープに塗布されている滑剤が付着して焼
付きを発生することもある。従来より、これらテープ摺
動面の汚れを除去するために、クリーニングカセットが
用いられている。
【0003】ビデオテープレコーダの分野では、例え
ば、回転ヘッドとして、シリンダに10個以上の磁気ヘ
ッドが搭載され、450rpm以上の回転数で回転する
ような高性能なものもある。このような回転ヘッドで
は、特に、上述したような磁気ヘッドの汚れ、シリンダ
及び走行系の汚れや水分の付着が記録再生特性に大きく
影響する。このため、磁気ヘッドの高性能化にともな
い、クリーニングカセットのクリーニング効果の向上が
求められている。
ば、回転ヘッドとして、シリンダに10個以上の磁気ヘ
ッドが搭載され、450rpm以上の回転数で回転する
ような高性能なものもある。このような回転ヘッドで
は、特に、上述したような磁気ヘッドの汚れ、シリンダ
及び走行系の汚れや水分の付着が記録再生特性に大きく
影響する。このため、磁気ヘッドの高性能化にともな
い、クリーニングカセットのクリーニング効果の向上が
求められている。
【0004】このクリーニングカセットには、クリーニ
ング液を使用する湿式のものとクリーニング液を使用し
ない乾式のものとがある。このなかでも、ビデオテープ
レコーダ等に用いられる湿式のクリーニングカセット
は、クリーニング効果に優れており、テープ摺動面への
悪影響が少ないことから広く用いられている。
ング液を使用する湿式のものとクリーニング液を使用し
ない乾式のものとがある。このなかでも、ビデオテープ
レコーダ等に用いられる湿式のクリーニングカセット
は、クリーニング効果に優れており、テープ摺動面への
悪影響が少ないことから広く用いられている。
【0005】湿式のクリーニングカセットとしては、図
11に概略的に示すようなクリーニング液を浸潤させた
クリーニングローラ100を用いたものが挙げられる。
11に概略的に示すようなクリーニング液を浸潤させた
クリーニングローラ100を用いたものが挙げられる。
【0006】このクリーニングカセットは、図示しない
が上下ハーフが組み合わされてなるカセット本体と、こ
のカセット本体内に収納されてテープ体Tが巻回される
とともに掛け合わされた一対のリールと、これら一対の
リールに掛け合わされたテープ体Tをガイドするガイド
ローラと、テープ体Tに所定の圧力で接するクリーニン
グローラ100とを備える。
が上下ハーフが組み合わされてなるカセット本体と、こ
のカセット本体内に収納されてテープ体Tが巻回される
とともに掛け合わされた一対のリールと、これら一対の
リールに掛け合わされたテープ体Tをガイドするガイド
ローラと、テープ体Tに所定の圧力で接するクリーニン
グローラ100とを備える。
【0007】このクリーニングローラ100は、基台1
01上に立設された支軸102と、この支軸102に取
り付けられたローラ部103とから構成されている。こ
のローラ部103は、吸液性の材料で形成されており、
クリーニング液が浸潤されてなる。
01上に立設された支軸102と、この支軸102に取
り付けられたローラ部103とから構成されている。こ
のローラ部103は、吸液性の材料で形成されており、
クリーニング液が浸潤されてなる。
【0008】このように構成されたクリーニングカセッ
トは、記録再生装置に装填され、記録再生装置を通常の
記録再生動作させることによって、記録再生装置の磁気
ヘッド等をクリーニングする。
トは、記録再生装置に装填され、記録再生装置を通常の
記録再生動作させることによって、記録再生装置の磁気
ヘッド等をクリーニングする。
【0009】記録再生装置は、クリーニングカセットが
装填されると、このクリーニングカセットからテープ体
Tを引き出してローディングする。すなわち、テープ体
Tは、クリーニングカセットが装填されると、記録再生
装置の磁気ヘッドを有する回転ドラム等へ掛け合わされ
る。そして、記録再生装置は、テープ体Tをローディン
グした状態で記録再生動作することによりテープ体Tを
走行させる。
装填されると、このクリーニングカセットからテープ体
Tを引き出してローディングする。すなわち、テープ体
Tは、クリーニングカセットが装填されると、記録再生
装置の磁気ヘッドを有する回転ドラム等へ掛け合わされ
る。そして、記録再生装置は、テープ体Tをローディン
グした状態で記録再生動作することによりテープ体Tを
走行させる。
【0010】これにより、このクリーニングカセットで
は、テープ体Tの一主面にクリーニング液が転写される
こととなる。そして、クリーニング液が転写されたテー
プ体は、磁気ヘッド等へ走行されることにより、磁気ヘ
ッド等に付着した汚れを除去することができる。
は、テープ体Tの一主面にクリーニング液が転写される
こととなる。そして、クリーニング液が転写されたテー
プ体は、磁気ヘッド等へ走行されることにより、磁気ヘ
ッド等に付着した汚れを除去することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなクリーニングカセットにおいて、テープ体への
クリーニング液の転写量が多すぎるような場合、クリー
ニング液が転写されたテープ体Tが走行すると、クリー
ニング対象である磁気ヘッド等に多量のクリーニング液
が付着することとなる。
たようなクリーニングカセットにおいて、テープ体への
クリーニング液の転写量が多すぎるような場合、クリー
ニング液が転写されたテープ体Tが走行すると、クリー
ニング対象である磁気ヘッド等に多量のクリーニング液
が付着することとなる。
【0012】このようにクリーニング液の付着量が多量
であると、テープ体Tは、クリーニング対象物に張り付
いてしまうこととなる。これにより、従来のクリーニン
グカセットでは、テープ体Tを良好に走行させることが
困難であるといった問題点があった。また、クリーニン
グ液の付着量が多量である場合には、磁気ヘッド等が長
時間未乾燥となるために塵等の再付着を発生してしまう
ことがあった。
であると、テープ体Tは、クリーニング対象物に張り付
いてしまうこととなる。これにより、従来のクリーニン
グカセットでは、テープ体Tを良好に走行させることが
困難であるといった問題点があった。また、クリーニン
グ液の付着量が多量である場合には、磁気ヘッド等が長
時間未乾燥となるために塵等の再付着を発生してしまう
ことがあった。
【0013】これに対して、従来のクリーニングカセッ
トにおいて、テープ体へのクリーニング液の転写量が少
なすぎる場合には、十分なクリーニング効果を発揮する
ことができないといった問題点もある。
トにおいて、テープ体へのクリーニング液の転写量が少
なすぎる場合には、十分なクリーニング効果を発揮する
ことができないといった問題点もある。
【0014】そこで、本発明は、テープ体に転写される
クリーニング液の量が適量とされ、良好にテープ体を走
行させることが可能となったクリーニングカセットを提
供することを目的とする。
クリーニング液の量が適量とされ、良好にテープ体を走
行させることが可能となったクリーニングカセットを提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した目
的を達成するために鋭意検討した結果、吸液性が良好で
あり、且つ、テープ体に対する転写性が良好であるよう
な材料の検討及びその材料の密度の検討を行うことによ
り本発明を完成するに至った。
的を達成するために鋭意検討した結果、吸液性が良好で
あり、且つ、テープ体に対する転写性が良好であるよう
な材料の検討及びその材料の密度の検討を行うことによ
り本発明を完成するに至った。
【0016】すなわち、上述した目的を達成した本発明
に係るクリーニングカセットは、上ハーフ及び下ハーフ
を組み合わせて構成され、テープ体が巻回される一対の
テープリールを収納するカセット本体と、このカセット
本体内に配設されてテープ体が接触走行されるクリーニ
ングローラとを備えるクリーニングカセットにおいて、
上記クリーニングローラが100%ウールからなり、そ
の標準密度が0.25〜0.5とされてなるものであ
る。
に係るクリーニングカセットは、上ハーフ及び下ハーフ
を組み合わせて構成され、テープ体が巻回される一対の
テープリールを収納するカセット本体と、このカセット
本体内に配設されてテープ体が接触走行されるクリーニ
ングローラとを備えるクリーニングカセットにおいて、
上記クリーニングローラが100%ウールからなり、そ
の標準密度が0.25〜0.5とされてなるものであ
る。
【0017】以上のように構成された本発明に係るクリ
ーニングカセットは、標準密度が0.25〜0.5であ
る100%ウールがクリーニングローラの材料として用
いられることによって、吸液性及び転写性の良好なクリ
ーニングローラを有することとなる。このため、このク
リーニングカセットは、テープ体に対して適量のクリー
ニング液を転写することができる。したがって、このク
リーニングカセットでは、テープ体に転写されたクリー
ニング液により、良好にクリーニング対象物をクリーニ
ングすることができる。
ーニングカセットは、標準密度が0.25〜0.5であ
る100%ウールがクリーニングローラの材料として用
いられることによって、吸液性及び転写性の良好なクリ
ーニングローラを有することとなる。このため、このク
リーニングカセットは、テープ体に対して適量のクリー
ニング液を転写することができる。したがって、このク
リーニングカセットでは、テープ体に転写されたクリー
ニング液により、良好にクリーニング対象物をクリーニ
ングすることができる。
【0018】また、本発明に係るクリーニングカセット
は、クリーニングローラが、テープ体と当接する塗布部
とテープ体と非接触の非塗布部とを有してなるような構
成であっても良い。
は、クリーニングローラが、テープ体と当接する塗布部
とテープ体と非接触の非塗布部とを有してなるような構
成であっても良い。
【0019】このように構成されたクリーニングカセッ
トは、テープ体を走行させると、テープ体の長手方向に
沿って帯状とされたクリーニング液の非塗布領域が形成
される。このように、この場合、クリーニングカセット
では、非塗布部の大きさを調節することにより、テープ
体へのクリーニング液の転写量を制御することができ
る。
トは、テープ体を走行させると、テープ体の長手方向に
沿って帯状とされたクリーニング液の非塗布領域が形成
される。このように、この場合、クリーニングカセット
では、非塗布部の大きさを調節することにより、テープ
体へのクリーニング液の転写量を制御することができ
る。
【0020】さらに、本発明に係るクリーニングカセッ
トは、クリーニングローラが、テープ体の幅方向の中心
を対称軸として対称な位置に塗布部を有してなるような
構成であっても良い。
トは、クリーニングローラが、テープ体の幅方向の中心
を対称軸として対称な位置に塗布部を有してなるような
構成であっても良い。
【0021】このように構成されたクリーニングカセッ
トは、クリーニングローラによりテープ体の幅方向の中
心を対称軸として対象な位置にクリーニング液を塗布す
ることができる。このため、クリーニング液が転写され
たテープ体は、その幅内における走行性が均一なものと
なる。これにより、このクリーニングカセットは、走行
中のテープテンションを均一に維持することができる。
したがって、このクリーニングカセットでは、クリーニ
ング液が転写されたテープ体がより良好に走行すること
となる。
トは、クリーニングローラによりテープ体の幅方向の中
心を対称軸として対象な位置にクリーニング液を塗布す
ることができる。このため、クリーニング液が転写され
たテープ体は、その幅内における走行性が均一なものと
なる。これにより、このクリーニングカセットは、走行
中のテープテンションを均一に維持することができる。
したがって、このクリーニングカセットでは、クリーニ
ング液が転写されたテープ体がより良好に走行すること
となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るクリーニング
カセットの実施の形態を図面を参照して詳細詳細に説明
する。
カセットの実施の形態を図面を参照して詳細詳細に説明
する。
【0023】この実施の形態に示すクリーニングカセッ
トは、図1に示すように、概略、一対の上ハーフ1及び
下ハーフ2を有するカセット本体3と、テープ体4が巻
回されてカセット本体3内に収納された一対のテープリ
ール5A,5Bと、カセット本体3の前面に設けられた
リッド6とを備えている。
トは、図1に示すように、概略、一対の上ハーフ1及び
下ハーフ2を有するカセット本体3と、テープ体4が巻
回されてカセット本体3内に収納された一対のテープリ
ール5A,5Bと、カセット本体3の前面に設けられた
リッド6とを備えている。
【0024】このクリーニングカセットにおいて、上ハ
ーフ1は、テープリール5Bに巻回されているテープ体
4の量を目視可能とするためのウインド10を備えてい
る。また、この上ハーフ1には、詳細を後述するクリー
ニングローラに対応した位置に開口部13が穿設されて
いる。この開口部13は、後述する蓋体が嵌合して取り
付けられるものであり、断部13Aを有するように構成
されている。
ーフ1は、テープリール5Bに巻回されているテープ体
4の量を目視可能とするためのウインド10を備えてい
る。また、この上ハーフ1には、詳細を後述するクリー
ニングローラに対応した位置に開口部13が穿設されて
いる。この開口部13は、後述する蓋体が嵌合して取り
付けられるものであり、断部13Aを有するように構成
されている。
【0025】また、このクリーニングカセットにおい
て、下ハーフ2は、上述した上ハーフ1の内面に形成さ
れた上周壁(図示せず。)に対応した位置に形成された
下周壁14と、テープリール5A,5Bの略中心部を外
方へ露出させるように穿設されたリール駆動軸穴15
A,15Bとを備える。したがって、一対のテープリー
ル5A,5Bは、上ハーフ1の上周壁と下ハーフの下周
壁14とから構成されて下方にリール駆動軸穴15A,
15Bを有するテープリール収納部に収納されることと
なる。
て、下ハーフ2は、上述した上ハーフ1の内面に形成さ
れた上周壁(図示せず。)に対応した位置に形成された
下周壁14と、テープリール5A,5Bの略中心部を外
方へ露出させるように穿設されたリール駆動軸穴15
A,15Bとを備える。したがって、一対のテープリー
ル5A,5Bは、上ハーフ1の上周壁と下ハーフの下周
壁14とから構成されて下方にリール駆動軸穴15A,
15Bを有するテープリール収納部に収納されることと
なる。
【0026】さらに、このクリーニングカセットにおい
て、リッド6は、カセット本体3の前面を覆うに足る長
さを及び高さを有して構成されている。このリッド6
は、カセット本体3の前面を閉塞させる第1の位置と開
口させる第2の位置とを回動自在となるように、カセッ
ト本体3に取り付けられている。このリッド6は、リッ
ドロックスプリング16により第1の位置に付勢されて
いる。また、このリッド6は、容易に第2の位置に回動
動作しないようにリッドロック部材17によって、第1
の位置に固定されている。したがって、カセット本体3
の前面を開口させる際には、このリッドロック部材17
による固定を外し、リッドロックスプリング16の付勢
力に抗してリッド6を回動させる。
て、リッド6は、カセット本体3の前面を覆うに足る長
さを及び高さを有して構成されている。このリッド6
は、カセット本体3の前面を閉塞させる第1の位置と開
口させる第2の位置とを回動自在となるように、カセッ
ト本体3に取り付けられている。このリッド6は、リッ
ドロックスプリング16により第1の位置に付勢されて
いる。また、このリッド6は、容易に第2の位置に回動
動作しないようにリッドロック部材17によって、第1
の位置に固定されている。したがって、カセット本体3
の前面を開口させる際には、このリッドロック部材17
による固定を外し、リッドロックスプリング16の付勢
力に抗してリッド6を回動させる。
【0027】さらにまた、このクリーニングカセットに
おいて、一対のテープリール5A,5Bは、テープ体4
が巻回されるリールハブ18と、このリールハブ18の
下端と一体に形成された下フランジ部19と、リールハ
ブ18の上端に組み合わされた上フランジ部20とから
それぞれ構成されている。
おいて、一対のテープリール5A,5Bは、テープ体4
が巻回されるリールハブ18と、このリールハブ18の
下端と一体に形成された下フランジ部19と、リールハ
ブ18の上端に組み合わされた上フランジ部20とから
それぞれ構成されている。
【0028】この一対のテープリール5A,5Bには、
リールハブ18の側面にクランパ21が設けられてい
る。そして、この一対のテープリール5A,5Bでは、
このクランパ21にテープ体4の端部が挟み込まれる。
そして、テープ体4は、下フランジ部19と上フランジ
部20とで挟まれた部分に巻回され、これら下フランジ
部19及び上フランジ部20により上下方向のズレが規
制されている。
リールハブ18の側面にクランパ21が設けられてい
る。そして、この一対のテープリール5A,5Bでは、
このクランパ21にテープ体4の端部が挟み込まれる。
そして、テープ体4は、下フランジ部19と上フランジ
部20とで挟まれた部分に巻回され、これら下フランジ
部19及び上フランジ部20により上下方向のズレが規
制されている。
【0029】このようにテープ体4が巻回された一対の
テープリール5A,5Bは、上ハーフ1及び下ハーフ2
が組み合わされテープリール収納部に収納される。この
とき、一対のテープリール5A,5Bは、テープリール
押え部材22により上フランジ部20の略中心を下方に
付勢されている。これにより、一対のテープリール5
A,5Bは、上下方向の揺動を規制されてテープリール
収納部に収納されることとなる。
テープリール5A,5Bは、上ハーフ1及び下ハーフ2
が組み合わされテープリール収納部に収納される。この
とき、一対のテープリール5A,5Bは、テープリール
押え部材22により上フランジ部20の略中心を下方に
付勢されている。これにより、一対のテープリール5
A,5Bは、上下方向の揺動を規制されてテープリール
収納部に収納されることとなる。
【0030】このクリーニングカセットでは、上述のよ
うに収納された一対のテープリール5A,5Bの間にテ
ープ体4が掛け渡されている。このとき、テープ体4
は、テープリール5Bからテープリール5Aに向かって
順に配設されたクリーニングローラ23、第1のテープ
ガイド24、第2のテープガイド25及びガイドローラ
26に掛け渡されている。これにより、テープ体4は、
リッド6により閉塞された部分に所定のテンションをも
って延在する。
うに収納された一対のテープリール5A,5Bの間にテ
ープ体4が掛け渡されている。このとき、テープ体4
は、テープリール5Bからテープリール5Aに向かって
順に配設されたクリーニングローラ23、第1のテープ
ガイド24、第2のテープガイド25及びガイドローラ
26に掛け渡されている。これにより、テープ体4は、
リッド6により閉塞された部分に所定のテンションをも
って延在する。
【0031】このクリーニングローラ23は、100%
ウールからなり、その標準密度が0.25〜0.5とさ
れてなるものである。また、このクリーニングローラ2
3は、円筒状に形成され、テープ体4の幅寸法よりも大
とされる高さ寸法を有している。
ウールからなり、その標準密度が0.25〜0.5とさ
れてなるものである。また、このクリーニングローラ2
3は、円筒状に形成され、テープ体4の幅寸法よりも大
とされる高さ寸法を有している。
【0032】ここで、クリーニングローラ23に用いら
れるウールとは、羊毛を主体とする天然繊維のみからな
るものであり、一般にウールと称されているもの全てを
指している。
れるウールとは、羊毛を主体とする天然繊維のみからな
るものであり、一般にウールと称されているもの全てを
指している。
【0033】そしてクリーニングローラ23は、下ハー
フ2に立設された支軸27に取り付けられる。このと
き、支軸27は、下ハーフ2に対して回転することがな
いように固定される。クリーニングローラ23は、この
支軸27に対して回転自在に取り付けられても良いし、
支軸27に対して回転しないように取り付けられても良
い。クリーニングローラ23が支軸27に対して回転自
在に取り付けられる場合には、クリーニングローラ23
の内径が支軸27の径寸法よりも大径とされればよい。
一方、クリーニングローラ23が支軸27に対して回転
しないように取り付けられる場合には、クリーニングロ
ーラ23の内径が支軸27の径寸法よりも小径とされ、
クリーニングローラ23が圧入するように支軸27に取
り付けられればよい。
フ2に立設された支軸27に取り付けられる。このと
き、支軸27は、下ハーフ2に対して回転することがな
いように固定される。クリーニングローラ23は、この
支軸27に対して回転自在に取り付けられても良いし、
支軸27に対して回転しないように取り付けられても良
い。クリーニングローラ23が支軸27に対して回転自
在に取り付けられる場合には、クリーニングローラ23
の内径が支軸27の径寸法よりも大径とされればよい。
一方、クリーニングローラ23が支軸27に対して回転
しないように取り付けられる場合には、クリーニングロ
ーラ23の内径が支軸27の径寸法よりも小径とされ、
クリーニングローラ23が圧入するように支軸27に取
り付けられればよい。
【0034】また、第1のテープガイド24及び第2の
テープガイド25は、下ハーフ2の前面のコーナー部に
立設された支持棒28にそれぞれ取り付けられている。
これら第1のテープガイド24及び第2のテープガイド
25は、ゴム等の合成樹脂からなり、回転しないように
支持棒28に固定されて取り付けられている。
テープガイド25は、下ハーフ2の前面のコーナー部に
立設された支持棒28にそれぞれ取り付けられている。
これら第1のテープガイド24及び第2のテープガイド
25は、ゴム等の合成樹脂からなり、回転しないように
支持棒28に固定されて取り付けられている。
【0035】さらに、ガイドローラ26は、合成樹脂等
からなり、下ハーフ2に立設された支軸29に取り付け
られている。このとき、支軸29は、下ハーフ2に対し
て回転することがないように固定される。また、ガイド
ローラ26は、その内径が支軸29の径寸法よりも大径
とされてなるため、支軸29に取り付けられて回転自在
となる。
からなり、下ハーフ2に立設された支軸29に取り付け
られている。このとき、支軸29は、下ハーフ2に対し
て回転することがないように固定される。また、ガイド
ローラ26は、その内径が支軸29の径寸法よりも大径
とされてなるため、支軸29に取り付けられて回転自在
となる。
【0036】一方、このクリーニングカセットには、こ
のクリーニングローラ23にクリーニング液を供給する
ため、上ハーフ1に穿設された開口部13に蓋体30が
取り付けられている。この蓋体30は、耐薬品性を有す
るような材料から形成されることが好ましく、例えば、
材料としては、ポリアセタール等の合成樹脂を挙げるこ
とができる。
のクリーニングローラ23にクリーニング液を供給する
ため、上ハーフ1に穿設された開口部13に蓋体30が
取り付けられている。この蓋体30は、耐薬品性を有す
るような材料から形成されることが好ましく、例えば、
材料としては、ポリアセタール等の合成樹脂を挙げるこ
とができる。
【0037】この蓋体30は、図2に示すように、開口
部13の径と略同寸法の外形を有する円筒状に形成さ
れ、上端部に形成されたフランジ部31を備え、このフ
ランジ部31が形成された上端部に注入孔32が形成さ
れている。
部13の径と略同寸法の外形を有する円筒状に形成さ
れ、上端部に形成されたフランジ部31を備え、このフ
ランジ部31が形成された上端部に注入孔32が形成さ
れている。
【0038】このように構成された蓋体30は、上ハー
フ1に穿設された開口部13に嵌合して取り付けられ
る。このとき、蓋体30のフランジ部31は、開口部1
3に形成された段部13Aに係止される。そして、蓋体
30は、開口部13に嵌合するとともにフランジ部31
が係止されることにより上ハーフ1に取り付けられるこ
ととなる。
フ1に穿設された開口部13に嵌合して取り付けられ
る。このとき、蓋体30のフランジ部31は、開口部1
3に形成された段部13Aに係止される。そして、蓋体
30は、開口部13に嵌合するとともにフランジ部31
が係止されることにより上ハーフ1に取り付けられるこ
ととなる。
【0039】このように蓋体30が上ハーフ1に取り付
けられると、蓋体30の鉛直下方向にはクリーニングロ
ーラ23が位置することとなる。この蓋体30は、注入
孔32からクリーニングローラ23のテープ体4が掛け
合わされた部分と支軸27とが臨むように開口部13に
嵌合して取り付けられている。
けられると、蓋体30の鉛直下方向にはクリーニングロ
ーラ23が位置することとなる。この蓋体30は、注入
孔32からクリーニングローラ23のテープ体4が掛け
合わされた部分と支軸27とが臨むように開口部13に
嵌合して取り付けられている。
【0040】一方、このクリーニングカセットは、上述
したようなクリーニングローラ23等に掛け合わされ、
一対のテープリール5A,5Bに巻回されたテープ体4
が弛まないようにするため、一対の弛み防止部材33を
備えている。これら弛み防止部材33は、クリーニング
ローラ23及びガイドローラ26近傍に取り付けられ、
テープ体4をクリーニングローラ23及びガイドローラ
26方向に付勢するように作用する。
したようなクリーニングローラ23等に掛け合わされ、
一対のテープリール5A,5Bに巻回されたテープ体4
が弛まないようにするため、一対の弛み防止部材33を
備えている。これら弛み防止部材33は、クリーニング
ローラ23及びガイドローラ26近傍に取り付けられ、
テープ体4をクリーニングローラ23及びガイドローラ
26方向に付勢するように作用する。
【0041】また、このクリーニングカセットは、一対
のテープリール5A,5Bの不測の回転を防止するた
め、一対のリールロック34及び一対のリールロックス
プリング35を備えている。これら一対のリールロック
34及び一対のリールロックスプリング35は、一対の
テープリール5A,5Bの近傍に配設される。そして、
一対のリールロック34は、一対のリールロックスプリ
ング35により一対のテープリール5A,5Bを押さえ
る方向に付勢され、一対のテープリール5A,5Bの不
測の回転を防止している。
のテープリール5A,5Bの不測の回転を防止するた
め、一対のリールロック34及び一対のリールロックス
プリング35を備えている。これら一対のリールロック
34及び一対のリールロックスプリング35は、一対の
テープリール5A,5Bの近傍に配設される。そして、
一対のリールロック34は、一対のリールロックスプリ
ング35により一対のテープリール5A,5Bを押さえ
る方向に付勢され、一対のテープリール5A,5Bの不
測の回転を防止している。
【0042】さらに、このクリーニングカセットは、上
ハーフ1及び下ハーフ2を組み付けるための4本のビス
36を備えている。これらビス36は、上ハーフ1と下
ハーフ2とを組み合わせた状態で下ハーフ2の下方から
取り付けられる。これにより、カセット本体3が組み立
てられることとなる。
ハーフ1及び下ハーフ2を組み付けるための4本のビス
36を備えている。これらビス36は、上ハーフ1と下
ハーフ2とを組み合わせた状態で下ハーフ2の下方から
取り付けられる。これにより、カセット本体3が組み立
てられることとなる。
【0043】以上のように構成されたクリーニングカセ
ットにおいて、クリーニングローラ23は、図2及び図
3に示すように、クリーニング液が浸潤され、テープ体
4にこのクリーニング液を転写する。このクリーニング
カセットでは、図2に示すように、クリーニング液用容
器37に充填されたクリーニング液が注入孔32から注
入される。
ットにおいて、クリーニングローラ23は、図2及び図
3に示すように、クリーニング液が浸潤され、テープ体
4にこのクリーニング液を転写する。このクリーニング
カセットでは、図2に示すように、クリーニング液用容
器37に充填されたクリーニング液が注入孔32から注
入される。
【0044】このクリーニングカセットでは、注入孔3
2からは、クリーニングローラ23及び支軸27が臨ん
でいる。このため、このクリーニングカセットにおい
て、クリーニング液の一部は、支軸27の側面を伝って
クリーニングローラ23に達し、クリーニングローラ2
3を浸潤させる。また、クリーニング液の一部は、注入
孔32から注入されると、直接、クリーニングローラ2
3に達し、クリーニングローラ23を浸潤させる。
2からは、クリーニングローラ23及び支軸27が臨ん
でいる。このため、このクリーニングカセットにおい
て、クリーニング液の一部は、支軸27の側面を伝って
クリーニングローラ23に達し、クリーニングローラ2
3を浸潤させる。また、クリーニング液の一部は、注入
孔32から注入されると、直接、クリーニングローラ2
3に達し、クリーニングローラ23を浸潤させる。
【0045】なお、このクリーニングカセットにおい
て、用いられるクリーニング液としては、何等限定され
るものではなく、従来より用いられている何れのものが
使用できる。例示すれば、イソプロピルアルコールに水
を加えたものや、エタノールに水を加えたもの、パーフ
ロロポリエーテル、カルボン酸パーフロルポリエーテ
ル、パーフロロカーボン等のフッ素系液体等が挙げられ
る。また、これらのクリーニング液に炭水化物系添加物
やフッ素系添加物を添加してクリーニング効果を増大さ
せたものであっても良い。
て、用いられるクリーニング液としては、何等限定され
るものではなく、従来より用いられている何れのものが
使用できる。例示すれば、イソプロピルアルコールに水
を加えたものや、エタノールに水を加えたもの、パーフ
ロロポリエーテル、カルボン酸パーフロルポリエーテ
ル、パーフロロカーボン等のフッ素系液体等が挙げられ
る。また、これらのクリーニング液に炭水化物系添加物
やフッ素系添加物を添加してクリーニング効果を増大さ
せたものであっても良い。
【0046】このクリーニングカセットは、上述したよ
うにクリーニングローラ23にクリーニング液を浸潤さ
せた状態で図示しない記録再生装置に装填される。クリ
ーニングカセットが記録再生装置に装填されると、リッ
ド6がカセット本体3の前面を開口する方向、すなわ
ち、第2の位置の方向に回動し、図3に示すように、リ
ッド6により閉塞されていた空間に延在するテープ体4
がローディングされる。すなわち、テープ体4は、テー
プリール5Bから引き出され、先ず、クリーニングロー
ラ23に掛け合わされ、次に、テープガイド24に掛け
合わされ、そして、クリーニング対象である記録再生装
置の磁気ヘッド等に掛け合わされる。
うにクリーニングローラ23にクリーニング液を浸潤さ
せた状態で図示しない記録再生装置に装填される。クリ
ーニングカセットが記録再生装置に装填されると、リッ
ド6がカセット本体3の前面を開口する方向、すなわ
ち、第2の位置の方向に回動し、図3に示すように、リ
ッド6により閉塞されていた空間に延在するテープ体4
がローディングされる。すなわち、テープ体4は、テー
プリール5Bから引き出され、先ず、クリーニングロー
ラ23に掛け合わされ、次に、テープガイド24に掛け
合わされ、そして、クリーニング対象である記録再生装
置の磁気ヘッド等に掛け合わされる。
【0047】そして、記録再生装置を通常の記録再生動
作させることによって、上述のように掛け渡されたテー
プ体4は走行することになり、その一主面にクリーニン
グローラ23からクリーニング液が転写される。クリー
ニング液が転写されたテープ体4は、クリーニング対象
である磁気ヘッドに達し、磁気ヘッドにクリーニング液
を付着させる。このように、テープ体4は、転写された
クリーニング液を磁気ヘッド等のクリーニング対象に付
着させて塵等を除去している。
作させることによって、上述のように掛け渡されたテー
プ体4は走行することになり、その一主面にクリーニン
グローラ23からクリーニング液が転写される。クリー
ニング液が転写されたテープ体4は、クリーニング対象
である磁気ヘッドに達し、磁気ヘッドにクリーニング液
を付着させる。このように、テープ体4は、転写された
クリーニング液を磁気ヘッド等のクリーニング対象に付
着させて塵等を除去している。
【0048】例えば、ビデオテープレコーダ等に搭載さ
れた回転シリンダヘッドをクリーニングする際には、テ
ープ体4が回転シリンダヘッドに対して斜めに掛け渡さ
れ、テープ体4を走行させるとともに回転シリンダヘッ
ドを回転させる。これにより、回転シリンダヘッドの周
面に埋め込まれた複数の磁気ヘッドは、テープ体4の長
手方向に対して斜めに摺動することになり、クリーニン
グ液が付着しクリーニングされる。
れた回転シリンダヘッドをクリーニングする際には、テ
ープ体4が回転シリンダヘッドに対して斜めに掛け渡さ
れ、テープ体4を走行させるとともに回転シリンダヘッ
ドを回転させる。これにより、回転シリンダヘッドの周
面に埋め込まれた複数の磁気ヘッドは、テープ体4の長
手方向に対して斜めに摺動することになり、クリーニン
グ液が付着しクリーニングされる。
【0049】このとき、本実施の形態に示すクリーニン
グカセットでは、テープ体4にクリーニング液を転写す
るに際して、標準密度が0.25〜0.5であるような
100%ウールを用いている。このため、このクリーニ
ングローラ23は、クリーニング液に対する吸液性に優
れている。すなわち、このクリーニングローラ23を用
いれば、単位体積当たりにより多くのクリーニング液を
吸収させることができることとなる。また、このクリー
ニングローラ23は、クリーニング液の転写性も向上し
たものとなる。
グカセットでは、テープ体4にクリーニング液を転写す
るに際して、標準密度が0.25〜0.5であるような
100%ウールを用いている。このため、このクリーニ
ングローラ23は、クリーニング液に対する吸液性に優
れている。すなわち、このクリーニングローラ23を用
いれば、単位体積当たりにより多くのクリーニング液を
吸収させることができることとなる。また、このクリー
ニングローラ23は、クリーニング液の転写性も向上し
たものとなる。
【0050】したがって、このクリーニングカセットで
は、テープ体4が走行されると、適量なクリーニング液
がクリーニングローラ23からテープ体4に転写され
る。このクリーニングカセットは、テープ体4に転写さ
れたクリーニング液が良好な状態であるために、磁気ヘ
ッド等に対して多量のクリーニング液を付着させること
はない。したがって、このクリーニングカセットでは、
磁気ヘッド等に多量のクリーニング液が付着することに
よって、テープ体4が磁気ヘッド等に張り付くようなこ
とがない。つまり、このクリーニングカセットは、テー
プ体4の走行性が顕著に向上したものとなる。
は、テープ体4が走行されると、適量なクリーニング液
がクリーニングローラ23からテープ体4に転写され
る。このクリーニングカセットは、テープ体4に転写さ
れたクリーニング液が良好な状態であるために、磁気ヘ
ッド等に対して多量のクリーニング液を付着させること
はない。したがって、このクリーニングカセットでは、
磁気ヘッド等に多量のクリーニング液が付着することに
よって、テープ体4が磁気ヘッド等に張り付くようなこ
とがない。つまり、このクリーニングカセットは、テー
プ体4の走行性が顕著に向上したものとなる。
【0051】ところで、本発明に係るクリーニングカセ
ットは、上述したような実施の形態に示したクリーニン
グカセットの構成に限定されるものではない。本発明の
他の実施の形態としては、図4に示すようなクリーニン
グローラ50を備えるようなクリーニングカセットであ
ってもよい。
ットは、上述したような実施の形態に示したクリーニン
グカセットの構成に限定されるものではない。本発明の
他の実施の形態としては、図4に示すようなクリーニン
グローラ50を備えるようなクリーニングカセットであ
ってもよい。
【0052】以下、他の実施の形態に示すクリーニング
カセットの説明において、上述したクリーニングカセッ
トと同一の部材に関しては、構成及び動作の詳細な説明
を省略する。
カセットの説明において、上述したクリーニングカセッ
トと同一の部材に関しては、構成及び動作の詳細な説明
を省略する。
【0053】この実施の形態に示すクリーニングカセッ
トは、図4に示すようなクリーニングローラ50を有す
るものである。このクリーニングカセットにおいて、ク
リーニングローラ50は、100%ウールからなり、そ
の標準密度が0.25〜0.5とされてなるものであ
る。また、クリーニングローラ50は、テープ体4を掛
け合わせた部分に、テープ体4に当接した塗布部とテー
プ体4に離間した非塗布部とを有してなる。この実施の
形態に示すクリーニングカセットでは、クリーニングロ
ーラ50が、塗布部として、第1の塗布部51、第2の
塗布部52及び第3の塗布部53を備えており、非塗布
部として、第1の非塗布部54、第2の非塗布部55、
第3の非塗布部56及び第4の非塗布部57を備えてい
る。
トは、図4に示すようなクリーニングローラ50を有す
るものである。このクリーニングカセットにおいて、ク
リーニングローラ50は、100%ウールからなり、そ
の標準密度が0.25〜0.5とされてなるものであ
る。また、クリーニングローラ50は、テープ体4を掛
け合わせた部分に、テープ体4に当接した塗布部とテー
プ体4に離間した非塗布部とを有してなる。この実施の
形態に示すクリーニングカセットでは、クリーニングロ
ーラ50が、塗布部として、第1の塗布部51、第2の
塗布部52及び第3の塗布部53を備えており、非塗布
部として、第1の非塗布部54、第2の非塗布部55、
第3の非塗布部56及び第4の非塗布部57を備えてい
る。
【0054】すなわち、このクリーニングローラ50で
は、第2の塗布部52によりテープ体4の幅方向の略中
心部にクリーニング液を塗布し、第1の塗布部51及び
第3の塗布部53によりテープ体4の幅方向の両端部付
近にクリーニング液を塗布する。
は、第2の塗布部52によりテープ体4の幅方向の略中
心部にクリーニング液を塗布し、第1の塗布部51及び
第3の塗布部53によりテープ体4の幅方向の両端部付
近にクリーニング液を塗布する。
【0055】このクリーニングローラ50を製造する際
には、例えば、先ず、100%ウールからなるフェルト
原反を塗布部の径寸法となるように円筒状に打ち抜く。
そして、円筒状に打ち抜かれたものに非塗布部を形成す
る。このとき、非塗布部は、円筒状に打ち抜かれたもの
の周面に切削加工を施すことにより形成される。
には、例えば、先ず、100%ウールからなるフェルト
原反を塗布部の径寸法となるように円筒状に打ち抜く。
そして、円筒状に打ち抜かれたものに非塗布部を形成す
る。このとき、非塗布部は、円筒状に打ち抜かれたもの
の周面に切削加工を施すことにより形成される。
【0056】また、クリーニングローラ50を製造する
際には、塗布部と非塗布部とを別個に形成した後にそれ
ぞれを組み合わせても良い。すなわち、この場合には、
先ず、フェルト原反を塗布部の高さ寸法及び径寸法とな
るように円筒状に打ち抜く。同様に、フェルト原反を非
塗布部の高さ寸法及び径寸法となるように円筒状に打ち
抜く。そして、これらを交互に組み合わせることによ
り、クリーニングローラ50を製造することができる。
際には、塗布部と非塗布部とを別個に形成した後にそれ
ぞれを組み合わせても良い。すなわち、この場合には、
先ず、フェルト原反を塗布部の高さ寸法及び径寸法とな
るように円筒状に打ち抜く。同様に、フェルト原反を非
塗布部の高さ寸法及び径寸法となるように円筒状に打ち
抜く。そして、これらを交互に組み合わせることによ
り、クリーニングローラ50を製造することができる。
【0057】このように構成されたクリーニングローラ
50を備えるクリーニングカセットは、クリーニングロ
ーラ50にクリーニング液を浸潤させた状態で図示しな
い記録再生装置に装填される。
50を備えるクリーニングカセットは、クリーニングロ
ーラ50にクリーニング液を浸潤させた状態で図示しな
い記録再生装置に装填される。
【0058】そして、記録再生装置を通常の記録再生動
作させることによって、掛け渡されたテープ体4は走行
することになり、その一主面にクリーニングローラ50
からクリーニング液が転写される。このテープ体4は、
第1の非塗布部54及び第4の非塗布部57によりその
幅方向の両端部にクリーニング液が塗布されない。すな
わち、このテープ体4は、幅方向の両端部に長手方向に
沿って非塗布領域を有することとなる。また、クリーニ
ング液が転写されたテープ体4は、第2の非塗布部55
及び第3の非塗布部56に対応した位置に、それぞれ長
手方向に沿って形成された非塗布領域を有することとな
る。
作させることによって、掛け渡されたテープ体4は走行
することになり、その一主面にクリーニングローラ50
からクリーニング液が転写される。このテープ体4は、
第1の非塗布部54及び第4の非塗布部57によりその
幅方向の両端部にクリーニング液が塗布されない。すな
わち、このテープ体4は、幅方向の両端部に長手方向に
沿って非塗布領域を有することとなる。また、クリーニ
ング液が転写されたテープ体4は、第2の非塗布部55
及び第3の非塗布部56に対応した位置に、それぞれ長
手方向に沿って形成された非塗布領域を有することとな
る。
【0059】そして、このようにクリーニング液が転写
されたテープ体4は、クリーニング対象である磁気ヘッ
ドに達し、磁気ヘッドにクリーニング液を付着させる。
このように、テープ体4は、転写されたクリーニング液
を磁気ヘッド等のクリーニング対象に付着させて塵等を
除去している。
されたテープ体4は、クリーニング対象である磁気ヘッ
ドに達し、磁気ヘッドにクリーニング液を付着させる。
このように、テープ体4は、転写されたクリーニング液
を磁気ヘッド等のクリーニング対象に付着させて塵等を
除去している。
【0060】例えば、ビデオテープレコーダ等に搭載さ
れた回転シリンダヘッドをクリーニングするに際して
は、回転シリンダヘッドの周面に埋め込まれた磁気ヘッ
ドがテープ体4の長手方向に対して斜めに摺動すること
になる。このため、テープ体4の一主面に長手方向に沿
って非塗布領域があるような場合でも、クリーニング対
称物である磁気ヘッドは、必ず塗布領域を摺動すること
となるために確実にクリーニングされることになる。
れた回転シリンダヘッドをクリーニングするに際して
は、回転シリンダヘッドの周面に埋め込まれた磁気ヘッ
ドがテープ体4の長手方向に対して斜めに摺動すること
になる。このため、テープ体4の一主面に長手方向に沿
って非塗布領域があるような場合でも、クリーニング対
称物である磁気ヘッドは、必ず塗布領域を摺動すること
となるために確実にクリーニングされることになる。
【0061】このように、クリーニングローラ50を用
いた場合には、塗布部と非塗布部とを所望の割合とする
ことにより、テープ体4に転写するクリーニング液の量
を制御することができる。すなわち、このクリーニング
ローラ50は、テープ体4に対して適量のクリーニング
液を転写することができる。
いた場合には、塗布部と非塗布部とを所望の割合とする
ことにより、テープ体4に転写するクリーニング液の量
を制御することができる。すなわち、このクリーニング
ローラ50は、テープ体4に対して適量のクリーニング
液を転写することができる。
【0062】このクリーニングカセットは、テープ体4
に転写されたクリーニング液が良好な状態であるため
に、磁気ヘッド等に対して多量のクリーニング液を付着
させることはない。したがって、このクリーニングカセ
ットでは、磁気ヘッド等に多量のクリーニング液が付着
することによって、テープ体4が磁気ヘッド等に張り付
くようなことがない。つまり、このクリーニングカセッ
トは、テープ体4の走行性が顕著に向上したものとな
る。
に転写されたクリーニング液が良好な状態であるため
に、磁気ヘッド等に対して多量のクリーニング液を付着
させることはない。したがって、このクリーニングカセ
ットでは、磁気ヘッド等に多量のクリーニング液が付着
することによって、テープ体4が磁気ヘッド等に張り付
くようなことがない。つまり、このクリーニングカセッ
トは、テープ体4の走行性が顕著に向上したものとな
る。
【0063】一方、このクリーニングカセットを用いた
場合、テープ体4は、クリーニングローラ50の第1の
非塗布部54及び第4の非塗布部57によって、その両
端部に非塗布部領域を有することとなる。テープ体4の
幅方向の両端部にクリーニング液が塗布されているよう
な場合、ローディングされたテープ体4が走行すると、
両端部に塗布されたクリーニング液が飛散する可能性が
ある。しかしながら、このクリーニングカセットでは、
テープ体4の幅方向の両端部にクリーニング液が塗布さ
れていないため、クリーニング液が飛散するといった不
都合を回避することができる。また、クリーニング液が
テープ体4の裏面に回るようなことがあると、テープ体
4同士の付着等が発生してしまう虞れがある。この場
合、テープ体4に転写されたクリーニング液は、テープ
体4の裏面に回るようなことがない。したがって、この
クリーニングカセットは、テープ体4のより安定した走
行性を確保することができる。
場合、テープ体4は、クリーニングローラ50の第1の
非塗布部54及び第4の非塗布部57によって、その両
端部に非塗布部領域を有することとなる。テープ体4の
幅方向の両端部にクリーニング液が塗布されているよう
な場合、ローディングされたテープ体4が走行すると、
両端部に塗布されたクリーニング液が飛散する可能性が
ある。しかしながら、このクリーニングカセットでは、
テープ体4の幅方向の両端部にクリーニング液が塗布さ
れていないため、クリーニング液が飛散するといった不
都合を回避することができる。また、クリーニング液が
テープ体4の裏面に回るようなことがあると、テープ体
4同士の付着等が発生してしまう虞れがある。この場
合、テープ体4に転写されたクリーニング液は、テープ
体4の裏面に回るようなことがない。したがって、この
クリーニングカセットは、テープ体4のより安定した走
行性を確保することができる。
【0064】さらに、このクリーニングカセットでは、
テープ体4の幅方向における対称な位置に、クリーニン
グローラ50の塗布部が設けられている。このため、テ
ープ体4は、幅方向の中心を対称軸として対称にクリー
ニング液が塗布される。これにより、クリーニング液が
転写されたテープ体4は、幅内における走行性が均一な
ものとなる。これにより、テープ体4は、走行したとき
に、幅方向に均一のテープテンションを有することとな
る。したがって、このクリーニングカセットでは、不均
一なテープテンションに起因するような走行性のずれを
防止することができる。
テープ体4の幅方向における対称な位置に、クリーニン
グローラ50の塗布部が設けられている。このため、テ
ープ体4は、幅方向の中心を対称軸として対称にクリー
ニング液が塗布される。これにより、クリーニング液が
転写されたテープ体4は、幅内における走行性が均一な
ものとなる。これにより、テープ体4は、走行したとき
に、幅方向に均一のテープテンションを有することとな
る。したがって、このクリーニングカセットでは、不均
一なテープテンションに起因するような走行性のずれを
防止することができる。
【0065】
【実施例】以下、本発明に係るクリーニングカセットを
実際に製造し、そのクリーニング効果を測定して評価し
た。
実際に製造し、そのクリーニング効果を測定して評価し
た。
【0066】実施例1 この実施例1に示すクリーニングカセットにおいて、テ
ープ体4は、図5に示すように、支持体60と、この支
持体60上に形成されたクリーニング層61とから構成
される。ここで、支持体60は、ポリエチレンテレフタ
レートからなり、厚みが10μmとするテープ状に形成
される。また、クリーニング層61は、以下に示すよう
な組成からなる塗布液を作製して支持体60上に塗布し
たものである。
ープ体4は、図5に示すように、支持体60と、この支
持体60上に形成されたクリーニング層61とから構成
される。ここで、支持体60は、ポリエチレンテレフタ
レートからなり、厚みが10μmとするテープ状に形成
される。また、クリーニング層61は、以下に示すよう
な組成からなる塗布液を作製して支持体60上に塗布し
たものである。
【0067】 ・主粉末 カーボンブラック 旭カーボン(株)社製#80 ・・・100重量部 ・接着剤 塩化ビニル共重合体 MR−110 ・・・ 20重量部 ・溶媒 メチルエチルケトン ・・・260重量部 トルエン ・・・150重量部 シクロヘキサノン ・・・100重量部 クリーニング層61を形成する際には、先ず、主粉末に
接着剤を混合し、適量の溶媒とともにボールミルで分散
させる。その後、残りの溶媒で希釈し、所望の固形分と
なるように調節した。そして、クリーニング層61は、
このように製造された塗布液を、上述した支持体60上
に0.7〜0.8μmの膜厚となるように塗布し、乾燥
させることにより形成される。
接着剤を混合し、適量の溶媒とともにボールミルで分散
させる。その後、残りの溶媒で希釈し、所望の固形分と
なるように調節した。そして、クリーニング層61は、
このように製造された塗布液を、上述した支持体60上
に0.7〜0.8μmの膜厚となるように塗布し、乾燥
させることにより形成される。
【0068】この実施例1に示すクリーニングカセット
は、このように製造されたテープ体4を備え、図1及び
図2に示したようなクリーニングローラ23を備える。
このクリーニングローラ23は、100%ウールからな
り、その標準密度を0.42とするものが用いられる。
は、このように製造されたテープ体4を備え、図1及び
図2に示したようなクリーニングローラ23を備える。
このクリーニングローラ23は、100%ウールからな
り、その標準密度を0.42とするものが用いられる。
【0069】なお、テープ体4は、図6に示すように、
支持体60と、この支持体60上に形成されたクリーニ
ング層61と、支持体60上のクリーニング層61が形
成された面とは反対の面に形成されたバックコート層6
2とからなるような構成であってもよい。この場合、バ
ックコート層62は、テープ体4の走行性を向上させる
ために配されており、例えば、カーボン等の帯電防止剤
や接着剤等を有機溶剤とともに混合分散させて調節され
た塗料を塗布乾燥して形成される。
支持体60と、この支持体60上に形成されたクリーニ
ング層61と、支持体60上のクリーニング層61が形
成された面とは反対の面に形成されたバックコート層6
2とからなるような構成であってもよい。この場合、バ
ックコート層62は、テープ体4の走行性を向上させる
ために配されており、例えば、カーボン等の帯電防止剤
や接着剤等を有機溶剤とともに混合分散させて調節され
た塗料を塗布乾燥して形成される。
【0070】実施例2 実施例2に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.39とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.39とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0071】実施例3 実施例3に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.25とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.25とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0072】比較例1 比較例1に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.63とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.63とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0073】比較例2 比較例2に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.53とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%ウールか
らなり、その標準密度を0.53とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0074】比較例3 比較例3に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、80%ウールから
なり、その標準密度を0.25とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、80%ウールから
なり、その標準密度を0.25とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0075】比較例4 比較例4に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、60%ウールから
なり、その標準密度を0.25とするものを用いた以外
は、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、60%ウールから
なり、その標準密度を0.25とするものを用いた以外
は、実施例1と同様に作製した。
【0076】比較例5 比較例5に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%山羊毛か
らなり、その標準密度を0.73とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%山羊毛か
らなり、その標準密度を0.73とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0077】比較例6 比較例6に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%山羊毛か
らなり、その標準密度を0.61とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%山羊毛か
らなり、その標準密度を0.61とするものを用いた以
外、実施例1と同様に作製した。
【0078】比較例7 比較例7に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%ポリエス
テル繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に
作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%ポリエス
テル繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に
作製した。
【0079】比較例8 比較例8に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%ポリプロ
ピレン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様
に作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%ポリプロ
ピレン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様
に作製した。
【0080】比較例9 比較例9に示すクリーニングカセットでは、クリーニン
グローラ23を構成する材料として、100%耐熱ナイ
ロン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に
作製した。
グローラ23を構成する材料として、100%耐熱ナイ
ロン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に
作製した。
【0081】比較例10 比較例10に示すクリーニングカセットでは、クリーニ
ングローラ23を構成する材料として、100%ナイロ
ン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に作
製した。
ングローラ23を構成する材料として、100%ナイロ
ン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に作
製した。
【0082】比較例11 比較例11に示すクリーニングカセットでは、クリーニ
ングローラ23を構成する材料として、100%アクリ
ル繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に作
製した。
ングローラ23を構成する材料として、100%アクリ
ル繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に作
製した。
【0083】比較例12 比較例12に示すクリーニングカセットでは、クリーニ
ングローラ23を構成する材料として、100%ポリス
チレン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様
に作製した。
ングローラ23を構成する材料として、100%ポリス
チレン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様
に作製した。
【0084】比較例13 比較例13に示すクリーニングカセットでは、クリーニ
ングローラ23を構成する材料として、100%レーヨ
ン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に作
製した。
ングローラ23を構成する材料として、100%レーヨ
ン繊維からなるものを用いた以外、実施例1と同様に作
製した。
【0085】以上のように作製した実施例1乃至実施例
3及び比較例1乃至比較例13に関して、各クリーニン
グローラにクリーニング液を0.1〜0.2ml浸潤さ
せて吸水性及び転写性についての特性評価試験を行っ
た。この結果を表1に示す。
3及び比較例1乃至比較例13に関して、各クリーニン
グローラにクリーニング液を0.1〜0.2ml浸潤さ
せて吸水性及び転写性についての特性評価試験を行っ
た。この結果を表1に示す。
【0086】
【表1】
【0087】この表1において、吸液性は、各クリーニ
ングローラに対してクリーニング液を0.2ml滴下
し、そのときの吸収性をそれぞれ目視により確認した。
評価結果は、クリーニング液を非常に良く吸収したもの
を◎とし、クリーニング液が流れ出すことなく良く吸収
したものを○とし、若干吸収するが吸収しきれずにクリ
ーニング液が流れ出てしまうものを△とし、クリーニン
グ液を殆ど吸収することができずに流れ出てしまうもの
を×とした。
ングローラに対してクリーニング液を0.2ml滴下
し、そのときの吸収性をそれぞれ目視により確認した。
評価結果は、クリーニング液を非常に良く吸収したもの
を◎とし、クリーニング液が流れ出すことなく良く吸収
したものを○とし、若干吸収するが吸収しきれずにクリ
ーニング液が流れ出てしまうものを△とし、クリーニン
グ液を殆ど吸収することができずに流れ出てしまうもの
を×とした。
【0088】また、表1において、転写性は、各クリー
ニングローラに対してクリーニング液を浸潤させ、クリ
ーニング液がテープ体にどの程度転写されるかを目視に
より確認した。評価結果は、良く転写したものを○と
し、薄くしか転写しないものを△とし、殆ど転写しない
ものを×とした。
ニングローラに対してクリーニング液を浸潤させ、クリ
ーニング液がテープ体にどの程度転写されるかを目視に
より確認した。評価結果は、良く転写したものを○と
し、薄くしか転写しないものを△とし、殆ど転写しない
ものを×とした。
【0089】この表1から明らかなように、実施例1乃
至実施例3に示したクリーニングカセットでは、吸液性
及び転写性とも優れたものとなっている。
至実施例3に示したクリーニングカセットでは、吸液性
及び転写性とも優れたものとなっている。
【0090】これに対して、クリーニングロールを構成
するウールの標準密度が0.5より大である場合には、
クリーニング液に対する吸液性が良すぎるために、転写
性は殆どなくなってしまう。したがって、比較例1及び
比較例2は、クリーニングカセットとして不向きなもの
であるといえる。
するウールの標準密度が0.5より大である場合には、
クリーニング液に対する吸液性が良すぎるために、転写
性は殆どなくなってしまう。したがって、比較例1及び
比較例2は、クリーニングカセットとして不向きなもの
であるといえる。
【0091】また、クリーニングローラとして80%ウ
ールや60%ウールを用いた場合には、クリーニング液
の吸液性は優れているが、転写性が不良となっている。
したがって、比較例3及び比較例4は、クリーニングロ
ールとして不向きなものであるといえる さらに、クリーニングローラとして100%山羊毛を用
いた場合には、クリーニング液の吸液性は良好である
が、転写性が良好でない。このため、比較例5及び比較
例6に示したように山羊毛を用いた場合には、クリーニ
ングカセットとしては不向きであるといえる。
ールや60%ウールを用いた場合には、クリーニング液
の吸液性は優れているが、転写性が不良となっている。
したがって、比較例3及び比較例4は、クリーニングロ
ールとして不向きなものであるといえる さらに、クリーニングローラとして100%山羊毛を用
いた場合には、クリーニング液の吸液性は良好である
が、転写性が良好でない。このため、比較例5及び比較
例6に示したように山羊毛を用いた場合には、クリーニ
ングカセットとしては不向きであるといえる。
【0092】さらにまた、クリーニングローラとして化
学繊維を用いた場合には、吸液性及び転写性とも良好な
結果を得ることができなかった。したがって、比較例7
乃至比較例13に示したようにクリーニングローラにか
化学繊維を用いた場合には、クリーニングカセットとし
て不適であるということができる。
学繊維を用いた場合には、吸液性及び転写性とも良好な
結果を得ることができなかった。したがって、比較例7
乃至比較例13に示したようにクリーニングローラにか
化学繊維を用いた場合には、クリーニングカセットとし
て不適であるということができる。
【0093】ところで、図4に示したような、塗布部と
非塗布部とを有するようなクリーニングローラのクリー
ニング効果を検証するため、以下に示すような実施例4
乃至実施例7を作製した。
非塗布部とを有するようなクリーニングローラのクリー
ニング効果を検証するため、以下に示すような実施例4
乃至実施例7を作製した。
【0094】実施例4 実施例4に示すクリーニングカセットは、図7に示すよ
うな円筒状のクリーニングローラ65を有する以外は実
施例1と同様に作製された。
うな円筒状のクリーニングローラ65を有する以外は実
施例1と同様に作製された。
【0095】実施例5 実施例5に示すクリーニングカセットは、図8に示すよ
うに、高さ寸法の略下半分が非塗布部とされ、略上半分
が塗布部とされるクリーニングローラ66を有する以外
は実施例1と同様に作製された。
うに、高さ寸法の略下半分が非塗布部とされ、略上半分
が塗布部とされるクリーニングローラ66を有する以外
は実施例1と同様に作製された。
【0096】実施例6 実施例6に示すクリーニングカセットは、図9に示すよ
うに、高さ寸法の略下半分が塗布部とされ、略上半分が
非塗布部とされるクリーニングローラ67を有する以外
は実施例1と同様に作製された。
うに、高さ寸法の略下半分が塗布部とされ、略上半分が
非塗布部とされるクリーニングローラ67を有する以外
は実施例1と同様に作製された。
【0097】実施例7 実施例7に示すクリーニングカセットは、図10に示す
ように、高さ寸法の上端部と下端部とが塗布部とされ、
略中心部が非塗布部とされるクリーニングローラ67を
有する以外は実施例1と同様に作製された。この実施例
7を用いた場合、テープ体4は、その幅方向の略中心が
長手方向に沿って非塗布領域となり、その幅方向の両端
部付近が長手方向に沿って塗布領域となる。
ように、高さ寸法の上端部と下端部とが塗布部とされ、
略中心部が非塗布部とされるクリーニングローラ67を
有する以外は実施例1と同様に作製された。この実施例
7を用いた場合、テープ体4は、その幅方向の略中心が
長手方向に沿って非塗布領域となり、その幅方向の両端
部付近が長手方向に沿って塗布領域となる。
【0098】以上のように構成された実施例4乃至実施
例7を用いて、実際に、BetaCAM用ビデオテープ
レコーダ(商品名;BVW−75、(株)ソニー社製)
に対してクリーニングを行った。このとき、各クリーニ
ングローラには、0.1〜0.2mlのクリーニング液
を浸潤させた。
例7を用いて、実際に、BetaCAM用ビデオテープ
レコーダ(商品名;BVW−75、(株)ソニー社製)
に対してクリーニングを行った。このとき、各クリーニ
ングローラには、0.1〜0.2mlのクリーニング液
を浸潤させた。
【0099】実施例4を用いた場合には、クリーニング
ローラ65は、良好な吸液性及び転写性を有しており、
テープ体4の全体にクリーニング液を転写させた。この
場合には、磁気ヘッドやガイドローラ等のクリーニング
対象物に対して比較的多量のクリーニング液を付着させ
ることがある。
ローラ65は、良好な吸液性及び転写性を有しており、
テープ体4の全体にクリーニング液を転写させた。この
場合には、磁気ヘッドやガイドローラ等のクリーニング
対象物に対して比較的多量のクリーニング液を付着させ
ることがある。
【0100】実施例5を用いた場合には、クリーニング
ローラ66は、その略上半分に形成された塗布部に対応
した位置のテープ体にクリーニング液を転写する。ま
た、実施例6を用いた場合には、クリーニングローラ6
7は、その略下半分に形成された塗布部に対応した位置
のテープ体にクリーニング液を転写する。すなわち、こ
れら実施例5及び実施例6を用いた場合には、テープ体
4の幅方向に非対象に塗布領域が形成される。
ローラ66は、その略上半分に形成された塗布部に対応
した位置のテープ体にクリーニング液を転写する。ま
た、実施例6を用いた場合には、クリーニングローラ6
7は、その略下半分に形成された塗布部に対応した位置
のテープ体にクリーニング液を転写する。すなわち、こ
れら実施例5及び実施例6を用いた場合には、テープ体
4の幅方向に非対象に塗布領域が形成される。
【0101】これに対して、実施例7を用いた場合に
は、クリーニングローラ67は、その上端部と下端部と
に形成された塗布部に対応した位置のテープ体4にクリ
ーニング液を転写する。すなわち、テープ体4には、そ
の幅方向の両端部に長手方向に沿って塗布領域が形成さ
れる。
は、クリーニングローラ67は、その上端部と下端部と
に形成された塗布部に対応した位置のテープ体4にクリ
ーニング液を転写する。すなわち、テープ体4には、そ
の幅方向の両端部に長手方向に沿って塗布領域が形成さ
れる。
【0102】この実施例7では、テープ体4に対するク
リーニング液の転写量を適量とすることができる。この
ため、クリーニング液が転写されたテープ体4は、クリ
ーニング対象物に対して適量のクリーニング液を付着さ
せることができる。このため、この実施例7では、クリ
ーニング液がクリーニング対象物に多量に付着すること
により、テープ体4の走行性を劣化させるようなことが
確実に防止される。
リーニング液の転写量を適量とすることができる。この
ため、クリーニング液が転写されたテープ体4は、クリ
ーニング対象物に対して適量のクリーニング液を付着さ
せることができる。このため、この実施例7では、クリ
ーニング液がクリーニング対象物に多量に付着すること
により、テープ体4の走行性を劣化させるようなことが
確実に防止される。
【0103】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明に係
るクリーニングカセットでは、クリーニングローラが1
00%ウールからなり、その標準密度を0.25〜0.
5とすることにより、クリーニング液に対する吸液性及
び転写性が向上したものとなる。このため、このクリー
ニングカセットによれば、適量のクリーニング液が転写
されたテープ体を走行させることによって、テープ体の
走行性が向上する。
るクリーニングカセットでは、クリーニングローラが1
00%ウールからなり、その標準密度を0.25〜0.
5とすることにより、クリーニング液に対する吸液性及
び転写性が向上したものとなる。このため、このクリー
ニングカセットによれば、適量のクリーニング液が転写
されたテープ体を走行させることによって、テープ体の
走行性が向上する。
【図1】本発明に係るクリーニングカセットの一構成例
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係るクリーニングカセットにおけるク
リーニングローラ周辺の要部縦断面図である。
リーニングローラ周辺の要部縦断面図である。
【図3】同クリーニングカセットがローディングされた
状態を示す要部平面図である。
状態を示す要部平面図である。
【図4】本発明に係る他のクリーニングカセットにおけ
るクリーニングローラ周辺の要部縦断面図である。
るクリーニングローラ周辺の要部縦断面図である。
【図5】テープ体の一例を示す断面斜視図である。
【図6】テープ体の他の例を示す断面斜視図である。
【図7】実施例4に用いられたクリーニングローラの要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図8】実施例5に用いられたクリーニングローラの要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図9】実施例6に用いられたクリーニングローラの要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図10】実施例7に用いられたクリーニングローラの
要部斜視図である。
要部斜視図である。
【図11】従来のクリーニングカセットの要部斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 上ハーフ、2 下ハーフ、3 カセット本体、4
テープ体、5 テープリール、6 リッド、23 クリ
ーニングローラ、27 支軸、30,50 蓋体、3
1,51 フランジ部、32,52 注入孔
テープ体、5 テープリール、6 リッド、23 クリ
ーニングローラ、27 支軸、30,50 蓋体、3
1,51 フランジ部、32,52 注入孔
Claims (4)
- 【請求項1】 上ハーフ及び下ハーフを組み合わせて構
成され、テープ体が巻回される一対のテープリールを収
納するカセット本体と、このカセット本体内に配設され
てテープ体が接触走行されるクリーニングローラとを備
えるクリーニングカセットにおいて、 上記クリーニングローラは、100%ウールからなり、
その標準密度が0.25〜0.5とされてなることを特
徴とするクリーニングカセット。 - 【請求項2】 上記クリーニングローラは、テープ体と
接触する塗布部とテープ体と非接触の非塗布部とを有し
てなることを特徴とする請求項1記載のクリーニングカ
セット。 - 【請求項3】 上記クリーニングローラは、テープ体の
幅方向の両端部に対向する部分を非塗布部としたことを
特徴とする請求項2記載のクリーニングカセット。 - 【請求項4】 上記クリーニングローラは、テープ体の
幅方向の中心を対称軸として対称な位置に塗布部を有し
てなることを特徴とする請求項2記載のクリーニングカ
セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9421997A JPH10289426A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | クリーニングカセット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9421997A JPH10289426A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | クリーニングカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10289426A true JPH10289426A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14104215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9421997A Withdrawn JPH10289426A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | クリーニングカセット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10289426A (ja) |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9421997A patent/JPH10289426A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20040319 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |