JPH10289558A - 3.5インチ・フロッピディスク・ドライブを利用した磁気カードのデータ読み書きシステム - Google Patents

3.5インチ・フロッピディスク・ドライブを利用した磁気カードのデータ読み書きシステム

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JPH10289558A
JPH10289558A JP13155097A JP13155097A JPH10289558A JP H10289558 A JPH10289558 A JP H10289558A JP 13155097 A JP13155097 A JP 13155097A JP 13155097 A JP13155097 A JP 13155097A JP H10289558 A JPH10289558 A JP H10289558A
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JP
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card
magnetic card
floppy disk
magnetic
disk drive
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Kazuhiro Saito
和広 齋藤
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の磁気カードの読み書きには、個人的な使
用には不向きな専用の装置類が必要であったため、個人
的に作成したり配布することは困難であった。 【解決手段】そこで本発明は、パソコンに標準的に装備
される3.5インチ・フロッピディスク・ドライブを、
磁気カードの読み書き装置として利用するもので、その
ための規格を有する磁気カード、及び同カードを使用す
るためのアダプタを提供することで上記課題の解決手段
とするものである。 【効果】パソコンを所有さえしていれば手軽に磁気カー
ドが個人的に利用できることから、例えば名刺に利用す
ればデータベース作成の際の文字入力の手間や誤りを大
幅に改善できる他、紙面の制約を超えた新しい情報交換
手段となりうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3.5インチ・フ
ロッピディスク・ドライブにて、磁気カードのデータの
書き込みと読み込みを可能にさせる、カード用アダプタ
及び同アダプタ専用の磁気カードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】名刺や会員証、IDカード等、様々な種
類の名刺大程のサイズのカードには基本的な事項である
氏名、住所、電話番号等がカード表面に印刷されてお
り、各々のカードの目的によっては更に必要な情報も記
載される。特に名刺等のように自分の情報を他者に伝達
・紹介させる役割を主とするカードに至っては、記載さ
れている情報を基に宛名書きや、電話の発信等の通信資
料、又はデータベース作成等の必須な資料ともなってい
る。近年では大量に集積され続ける名刺に対して、上記
の目的のためにパーソナル・コンピュータが利用される
傾向にあり、情報の入力にはキーボートの他、印刷され
ている文字情報を光学式文字読み取り装置によって入力
する方法等があるが、いずれも知覚可能な記載されてい
る情報に限られている。IDカード等カードの種類によ
っては、セキュリティーやプライバシー等の見地から、
バーコード又は磁気記録媒体等をカードに備える電子
的、電磁的方法を駆使し意図的に知覚による認識を不可
能にしている場合もある。又、特開平5−41733に
は「カードリーダ付き電話機」が開示されている。この
発明は、バーコードもしくは磁気帯を備えた名刺等のカ
ードと専用のカードリーダ付き電話機によって、人手に
よる誤りやすいダイヤル操作を省くことを主体にしたシ
ステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在、名刺や会員証、
IDカード等、様々な種類の名刺大程のサイズのカード
が広く利用されているが、以下のような限界及び課題が
存在した。 (イ)名刺程のサイズは取扱には適当であるが、印刷で
きる文字や画像等には紙面上の制約があり、情報伝達機
能としては不十分である。 (ロ)受け取った名刺からパーソナル・コンピュータを
利用して住所録、名簿等のデータベースを作成したり、
年賀状、各種挨拶状等の宛名印刷を行う場合には、キー
ボード入力作業が必要である。この作業を人手で行う以
上、操作に慣れている者にとってさえも大変煩わしく、
入力誤りも決して珍しくはない。まして操作に不慣れな
初心者にとってはコンピュータの恩恵にあずかる以前
に、操作上の不手際からむしろ非能率的となることが多
い。 (ハ)上記(ロ)同様の目的の場合、入力方法はキーボ
ードによるもの以外に、光学式文字読み取り装置による
方法がある。しかし読み取られる情報はカードに記載さ
れている文字や一部の画像に限られている。そのためキ
ー入力の煩雑さからは解放される一方、新たな機器購入
等へのコスト負担や、ケーブルの接続、ソフトウェアの
設定作業の負担等を強いられることになる。上記
(イ)、(ロ)、(ハ)の課題に関して、名刺等カード
の整理や各種の使途に、パーソナル・コンピュータを利
用することを前提とした一般的な解決策は以下の通りで
ある。従来、名刺等カードを受け取った側の者がキー入
力をしていたカード上印字部分の情報を、今度は、名刺
等カード渡す側の者が名刺等カードに装備した電子的方
法、電磁的方法、光学的方法等による記録媒体に予め記
録しておくようにする。記録媒体を装備した名刺等カー
ドを受け取った側の者は、記録された方法に対応した読
み取り装置及びインターフェース装置によって、各自使
用するパーソナル・コンピュータにデータを入力する。
上記解決策により、従来のカードサイズではとても記載
しきれなかった大量の文字数の格納を可能とさせ、キー
ボード入力の係わる誤操作や煩雑さの回避を可能とす
る。更に記録媒体の能力次第では画像、音声等の比較的
高い容量を要する情報をも格納可能である。しかし、上
記(イ)、(ロ)、(ハ)に示した解決策は以下に示す
新たな課題を生じさせることになる。 (ニ)既に存在している磁気カード、ICカード、バー
コード付きカード付きカード等、電子的方法、電磁的方
法、光学的方法等による記録媒体を装備したカードに
は、各々の種類に合致した読み取り装置、書き込み装置
等のインターフェース機器が必要である。そのため個人
的に記録媒体を装備したカードを使用又は、作成する場
合、パーソナル・コンピュータを所有していても各々専
用の読み書き装置が新たに必要となる。記録媒体付きカ
ードは、コンピュータの普及を背景に更に需要は増加
し、一般個人が作成配布等の利用にもシフトしていくは
ずであるが、現段階ではこの流れを受容できる機器的体
制は整っていない。 (ホ)オペレーティング・システムの異なる両者間での
カード型記録媒体の授受で、情報データを開くこと。い
わゆる規格や互換性の問題。 (ヘ)普及させる上での課題。パーソナル・コンピュー
タでの名刺等カードの整理や各種用途への利便性を格段
に向上させる(イ)、(ロ)、(ハ)の条件を満足しな
がらも、既に所有しているパーソナル・コンピュータを
含む周辺機器の買い換えを必要としたり、買い足しのた
めに大きなコスト負担を必要とせず、扱いやすく、そし
て従来の名刺カードから乗り換えようとするインセンテ
ィブをはたらかせるものでなければ普及する条件に合致
しない。なお、特開平5−41733の「カードリーダ
付き電話機」では、電話機や名刺に対し新たな買い換え
コスト等の負担を要することになるが、ダイヤリングの
自動化という効用程度でこのシステムの利用意欲を惹起
させることは考えにくく、上記(ヘ)の条件は満たさな
い。本発明は、前述した課題(イ)、(ロ)、(ハ)及
び(ニ)、(ホ)、(ヘ)を克服すべく、特に名刺のよ
うに社会人すべてが利用するカードに関しては、その性
質上なるべく多くの利用者が既に所有しているか、今後
とも普及の最も進むとされるシステムを利用できること
を目標としている。そこで本発明は、パーソナル・コン
ピュータの所有者が、最小のコストで容易に利用できる
ことを主眼に、前記課題の克服に合致するカード型磁気
記録媒体と、同媒体をパーソナル・コンピュータにて利
用するためのインターフェース機器に関して、現在ほと
んどのパーソナル・コンピュータに標準装備されている
3.5インチ・フロッピディスク・ドライブを、インタ
ーフェース機器の主体として用いるアダプタを提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記磁気カードにおける
諸課題の解決に、バーソナル・コンピュータさえ所有し
ていれば誰でもすぐに扱えるよう、同カードのインター
フェース機器の中核を3.5インチ・フロッピディスク
・ドライブとして、同磁気カードをフロッピディスク・
ドライブで利用するためのアダプタと同ドライブで利用
を可能とするための規格を有する磁気カード等の提供を
手段とするものである。プラスチック、又は紙などの繊
維質を基材とするカードの裏面全域に、記録媒体として
フロッピディスクHDタイプ相当の磁性体を装備する。
又、同磁気カードの磁性帯のトラック数は同タイプ・デ
ィスク片面分相当数存在するため、例えば同カードを名
刺として使用する場合には、同記録媒体には氏名、身
分、所属、住所、電話番号、更に小容量であれば静止画
像、音声等、各種情報データを、通常の磁気カードより
比較的高い容量の情報を記録することが可能である。利
用方法は専用のアプリケーション・ソフトウェアの起動
を除いて図1に示したように、同磁気カードZを前記ア
ダプタYの取り入れ口よりスリット9にセットし、同ア
ダプタYをフロッピディスク・ドライブのスロットXに
挿入するという、通常のフロッピディスクを扱う要領
で、同磁気カードに格納されている情報データの受伝送
が可能となる。同磁気カードZを名刺として利用した場
合には、格納されている前述したような情報データがパ
ーソナル・コンピュータに受伝送され、ディスプレイに
表示される他、利用者の目的に応じてデータベース、宛
名印刷等の各種処理に利用できるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施についてまず磁気カ
ードZについて以下に簡潔に説明する。前記請求項2で
述べた同磁気カードZは、温度、湿度等の環境変化に対
し伸縮率の小さい、プラスチック又は紙等の繊維質を基
材とし、その表面に、同カードが名刺である場合には、
表面に氏名、身分、電話番号、住所等を記載する。名刺
以外のカードに関しても、氏名他、必要とされる情報、
記号、番号等を記載する。同カードに備えられる磁気記
録媒体は、図2Aに示すカード短辺端部か、図2Bに示
す裏面全体に対し、通常の3.5インチ高密度媒体型フ
ロッピディスクに用いられるのと同等の磁性粉をコーテ
ィングするか、磁気ストライプ又は磁気フィルムを貼着
する。磁性体いわゆる磁気記録媒体には、名刺等カード
の表面に記載された情報を含め、更に必要に応じて、そ
の他パーソナル・コンピュータを介してディスプレイ、
スピーカ、プリンターにて再現しうる文字、小容量の画
像、音声等のデータを記録するものである。本発明の磁
気カードに対する特徴として、請求項3、請求項4に述
べたように、1枚の磁気カードに対し、複数の磁気媒体
を備えることができる。例えば名刺等のように特に広範
囲に交換される特徴を有すカードに関して、渡す側と受
け取る側で利用するパーソナル・コンピュータのオペレ
ーティング・システムが必ずしも同一しない現状に対処
するものであり、情報データの疎通を互いに確保する目
的で、同じ内容の情報を異なるフォーマットで記録する
ものである。利用者の判断もしくは、将来フォーマット
が統一された場合には、同じフォーマットで各々の磁気
媒体に対し異なる情報を格納することも当然可能である
し、更に異なる4種類のフォーマットを同カード上に格
納することも可能である。前述したように、利用者の判
断で各々4個の磁気媒体をフォーマット別や目的別に、
任意に設定可能である。この場合は請求項4に述べた方
法がとられる。同項に述べた方法は、図5に示すよう
に、磁気カードとは別に文字記載用の極薄の糊付き紙2
2を、磁気カード表面に貼着する方法がとられる。同カ
ードから情報データを装置により読み込ませる際には、
文字が記載された紙22を剥がして使用するものであ
る。これは磁気記録媒体表面を不使用時には保護すると
ともに、印刷(記載)部分と磁気カード部分を分離する
ことで、印刷(記載)時における磁気記録媒体への物理
的ダメージ等のトラブルを防ぐ目的がある。又、請求項
2から請求項4までに述べた磁気カードは、請求項5に
述べたように、バーコード等別個の記録媒体20を、図
3B及び図3Cに示すように備えることを可能としてい
る。これは、同磁気カードを本発明のアダプタだけの使
用にとどまらず、同アダプタを使用する以外の読み取り
装置のために配慮するもので、将来の拡張されたシステ
ムや利用方法により、記録媒体の種類等はその時点で決
定されるものである。請求項6の意味するところは、保
護シート21を貼着することで、磁気面を傷や埃などの
障害から保護するとともに、図4にみるように同シート
4辺がカードよりわずかにはみ出す程度のサイズにする
ことで、カード4辺に対する直接的な携帯時等の振動等
衝撃から保護する役割を有し、各辺の変形からオフ・ト
ラックが生じぬように配慮したものである。使用者は使
用時直前、つまりアダプタにセットする直前に同シート
を剥離するものである。図8は本発明の磁気カードのト
ラック・フォーマットを示している。ただし51から6
5にかけての各々の領域バイト数の大小は同図上では反
映させていない。51は「インデックス信号」でトラッ
クの始点をフロッピディスク・ドライブが検出するため
のもの、52は「ギャップ」、53は「SYNC」、5
4は「インデックス・マーク」でソフトウェアとしての
トラック始点検出箇所、55の「ギャップ」の以上4領
域がプリ・アンプルを構成し、トラック始点とインデッ
クスのタイミングの緩衝域となっている。56が「SY
NC」、57が「ID Address Mark」、
58がセクタを特定するための「ID」、59の「CR
C(Cyclic Redundancy cod
e)」の以上4領域でID部を構成する。次に60のギ
ャップを挟んでデータ部を構成する61の「SYNC」
と、62の「Data Address Mark」、
63の「データ」、64の「CRC」が存在し、65の
ギャップで1セクタを終える。以上のように、各領域の
諸機能は3.5インチフロッピディスク・HDタイプの
フォーマットに準拠するものである。同磁気カードは、
フロッピディスク・ドライブで使用するものではある
が、図6Aに示す通常の円盤型とは異なり、図6Bに示
すような長方形のカード型磁気記録媒体であるため、デ
ータ・トラック帯は、円周状のデータ・トラック25a
ではなく直線状のデータ・トラック25b形態となる。
フロッピディスクのトラック帯は、磁気ヘッドのリー
ド、ライト、イレース各々のギャップに対し垂直方向に
交わらなければならない。前述した直線状のデータ・ト
ラック25b帯は、同カードのアダプタ筐体内での直線
運動の方向が短辺と平行であるため、同トラックの方向
も同様にして短辺と平行に配列される。更に本発明の磁
気カード特有の形態として、トラック数は通常のフロッ
ピディスクに準じているが、セクタ数とサイド数を各々
1つに限定している。図9Aは通常のフロッピディスク
の1ファイル構成例で、図9Bが本発明の磁気カードの
ファイル構成例の一つである。図9A、同Bの構成表に
即して説明すると、通常のフロッピディスクに含まれる
ファイル管理のためのFAT(File Alloca
tion Table)領域”a”、”b”、”
c”、”d”と、ルート・ディレクトリ領域”e”、”
f”、”g”、”h”、”i”、”j”が図9Bに示す
とおり含まれていない。通常の円盤型のドライブをカー
ド型磁気媒体に転用することへの物理的な制約でもある
が、同磁気カード上の読み書きする位置と量を予め一定
に定めているため用いる方法をとらないのである。本来
ファイル管理システムとは、フロッピディスク側にあっ
て、ブート・ローダ、FAT領域、ルート・ディレクト
リ領域等で構成され、例えばコンピュータが目的のデー
タを読み込む際には、「ルート・ディレクトリ」内の図
9Cに示す「ルート・エント1月によって目的データの
最初のクラスタ番号を、「FAT」によって目的データ
のクラスタ(セクタ、トラック)の順番の指示を受け実
行されるものである。本発明に関して、同カードのアプ
リケーション・ソフトウェアを使用する場合、同カード
を唯一の記録媒体として、読み出したり書き込まれる情
報データの種類や容量を常に一定の規格に基づかせるこ
とで、記録する場合も読み込む場合も常に同一のクラス
タ番号に始まり、そして順番通りに終るという命令を予
め設定することで、図9Bのようなシンプルな形態とす
ることを可能としている。図9Aに示す通常存在すべき
ファイル管理システムを記録媒体側から排除し、コンピ
ュータ側いわゆるソフトウェア側に移管するということ
である。同カードの情報データの記録については、当
然、通常のフロッピディスクとは異なる独自の指示で固
有のクラスタ箇所と順番により格納しなければならない
ため、フォーマット(初期化)を行うに関しては専用の
ハードウェアが必要である。一般に同カードを名刺とし
て用いる場合には、一定の制作行程と専用のハードウェ
アで、フォーマットと個人情報の書き込みを同時に行う
ことになる。一方、ある種のカードを一般個人が作成す
る場合にも、予めフォーマット済みのカードに関して
は、データの記録箇所であるクラスタ指定を行うドライ
バ・ソフトウェアにより実施は個人的に可能である。次
に同磁気カードを3.5インチ・フロッピディスク・ド
ライブにて利用を可能にする、請求項1に挙げたアダプ
タについて説明する。同アダプタは、3.5インチ・フ
ロッピディスクと同形、同寸法の筐体を利用するもので
ある。 筐体や部品に関しては、金属使用箇所では磁気
媒体に影響のでない非磁性金属等(この場合メタル・ハ
ブ10を除く)で素材の選択等を配慮しながら、同アダ
プタ内部でのクランク機構から発生する共振で磁気ヘッ
ドのオフ・トラックが生じぬよう、筐体を構成する上部
シェル26、下部シェル1の各素材は高剛性の金属であ
り、かつ高比重であること、そして連接板3はカードと
円盤クランク4の間で可動するため、極薄であっても歪
みにくい高剛性の金属であることが望ましい。円盤クラ
ンク4はピン11bを受け止める凹構造を有す部品であ
ること、クランクを安定的に運動させるためにも高比重
の金属を素材とし、凹部分を特に配慮すれば特に高剛製
の素材を選ぶ必要はない。各ガイド・リング5a、5b
に関しては減摩合金等摩擦の少ない金属を、大小各リン
グ・ステイ6a、6b、6c、6dそして7a、7b、
7c、7dに関しては下部シェル1と同時に同素材で一
体で形成するのがよいが、軽金属を素材として後付けす
ることも可能である。メタル・ハブ10は、磁性ステン
レスを用いる。ヘッド加圧調整バネ16は、薄いステン
レス板等を用いる。同バネ16の内側に装着されたライ
ナー17は、ポリエステル、レーヨン等を素材とした不
織布である。12a、11bの各連接部分、ガイド・リ
ング5a、5bとスリーブ14の箇所については摩擦が
可能な限り軽減できるようベアリングを利用することも
よい。キャリッジ2は、狭小な空間内にあってしかもカ
ードを収めて可動させる部品ではあるが、軽量で丈夫な
素材であれば、素材に関しては金属、樹脂製を特に問わ
ない。図7Aより図7Gまでに示されているのは同アダ
プタの最も基本的な構成図である。アダプタ内の動作の
基本は、前述したように、直線状のトラック帯を有する
前記磁気カードを、通常のフロッピディスク・ドライブ
で扱うための機構的仲介を果たすことであるため、前記
カード型磁気記録媒体を格納及び固定し、トラック帯に
対し平行な直線運動を行わせるキャリッジ2が設けられ
ている。以下図を追って説明する。両スリット9はキャ
リッジ2に備わるカード取り入れ部である。磁気カード
Zはカード着脱用閉開部8(図指はするが図上で詳細は
しない)を開いて同スリット9に装着するものである。
同カードZは、(図7Cがカード装着時を示す)、フロ
ッピディスク・ドライブのスピンドル・モータ及びテー
ブル15から伝達される円周運動を、メタル・ハブ10
と一体に運動する円盤クランク4によりアダプタ側で受
容し、同円周運動は、同クランク4から同キャリッジ2
に運動を伝達させるための連接板3によって往復直線運
動に変換されるが、このとき、キャリッジ2は自らに備
わるスリーブ14aとスリーブ14bがアダプタに備え
たリング・ステイ6a、同6b、同6c、同6d、同7
a、同7bにて固定されたガイド・リング5a、同5b
によって直線運動を矯正され、オフ・トラックが生じに
くい動作環境を整えるものである。なお、連接板3に備
わるピン11bとピン11aにて各々円盤クランク4と
キャリッジ2を連結するものであるが、両ピンを有す連
接板を凸型として連接部bでは円盤クランク4が凹型、
連接部12aではキャリッジ2が凹型構造の対偶構造を
意味するものである。同磁気カードZはフロッピディス
ク・ドライブの「サイド0」側を利用するため読み書き
を行う側をアダプタ上部に向けることになるが、このと
き利用しない側のサイド1側のヘッドが直接カードに接
触しないように、ヘッド加圧調整バネ16を設けてい
る。サイド1側の磁気ヘッドがカードに直接接触しない
ようにするのと同時にヘッドの圧力を利用して同バネ1
6の内側に装着されたライナー17によりカードZがサ
イド0側のヘッドにと適度に接触させる働きをする。
又、ライナー17は、ブレのない安定した直線運動と埃
や静電気の除去に寄与させるものでもある。次に本発明
の磁気カードから読み出すためのモジュールを、図10
における各ステップ101から113までのフローチャ
ートに即しながら簡潔に説明する。 ステップ101; 予め設定していた読み込み開始トラ
ック番号を与える。 ステップ102; 読み込みを開始するトラック番号を
データ・レジスタへ設定する。 ステップ103; リード・エラー回数の許容数Xを与
える。 ステップ104; 読み取り実行準備を整える。 ステップ105; 指定を受けたトラックにヘッドを移
動する。 ステップ106; ヘッド移動が完了したらステップ1
07へ。もしヘッド移動に失敗したならば読み込みモジ
ュールを「エラー終了」させる。 ステップ107; 指定するセクタ番号をセクタ・レジ
スタへ設定。ここではセクタ1となる。 ステップ108; 指定されたセクタの読み込みを実行
する。 ステップ109; リード・エラーが発生しなければス
テップ112へ。もしエラーが発生したならばステップ
110へ。 ステップ110; 読み取りリトライ・カウンタを1減
算する。 ステップ111; リトライ・カウンタがX=0でなけ
ればステップ108へ。もしX=0であるならば読み込
みモジュールを「エラー終了」させる。 ステップ112; 予め設定されている最終トラックで
あるかを確認して、もし最終であるならば読み込みモジ
ュールを「正常終了」させる。最終トラックでなければ
ステップ113へ。 ステップ113; ヘッドの現在トラック位置より1ト
ラック分ステップ・インしたトラック番号をステップ1
02へ引き渡す。 次に本発明の磁気カードに書き込むためのモジュール
を、図11における各ステップ201から218までの
フローチャートに即しながら簡潔に説明する。 ステップ201; 予め設定していた書き込み開始トラ
ック番号を与える。 ステップ202; 書き込みを開始するトラック番号を
データ・レジスタへ設定する。 ステップ203; ライト・エラー許容回数Yを与え
る。 ステップ204; 書き込み実行準備を整える。 ステップ205; 指定を受けたトラックにヘッドを移
動する。 ステップ206; ヘッド移動が完了したらステップ2
07へ。もしヘッド移動に失敗したならば書き込みモジ
ュールを「エラー終了」させる。 ステップ207; リード・エラー回数の許容数Xを与
える。 ステップ208; 指定するセクタ番号をセクタ・レジ
スタへ設定。ここではセクタ1となる。 ステップ209; 指定されたセクタへの書き込みを実
行する。 ステップ210; ライト・エラーが発生しなければス
テップ211へ。もしエラーが発生したならばステップ
215へ。 ステップ211; 書き込んだデータのチェックを行
う。 ステップ212; データにエラーがなければステップ
217へ。もしエラーが発生したならばステップ213
へ。 ステップ213; 読み取りリトライ・カウンタを1減
算する。 ステップ214; リトライ・カウンタがX=0でなけ
ればステップ211へ。もしX=0であるならばステッ
プ215へ。 ステップ215; 書き込みリトライ・カウンタを1減
算する。 ステップ216; リトライ・カウンタがY=0でなけ
ればステップ207へ。もしY=0であるならば書き込
みモジュールを「エラー終了」させる。 ステップ217; 予め設定されている最終トラックで
あるかを確認して、もし最終であるならば書き込みモジ
ュールを「正常終了」させる。もし最終トラックでなけ
ればステップ216へ。 ステップ218; ヘッドの現在トラック位置より1ト
ラック分ステップ・インしたトラック番号をステップ2
02へ引き渡す。 以上のようにプロセスの基本は、1つのセクタ内のトラ
ックを順番に連続して読み出し、書き込むことであるこ
とを示している。
【考案の効果】
【0006】本発明によるフロッピディスク・ドライブ
を応用する磁気カードシステムは、パーソナル・コンピ
ュータを所有さえしていれば、前記「課題を解決するた
めの手段」に述べたような特徴を有す磁気カードを、誰
でも簡単に利用できることが最大の特徴である。従来は
いわば特殊ともいえる利用向けの存在であった磁気カー
ドを、一般個人が自由に作成し配布することができるよ
うになる効用も存在する。又、本発明の磁気カードは、
フロッピディスク相当のとラック数を有すことからも比
較的記憶用量の高い磁気カードであることも特徴であ
る。そのため企業はもとより、一般家庭におけるパーソ
ナル・コンピュータの急速な普及を背景に、単なる文字
情報のみを記載していた従来の名刺等カードの範疇を超
越し、個人間における新たなコミュニケーションを構築
するための土台となりうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用要領のイメージ図である。
【図2A】本発明に用いられる磁気カードZで、磁性体
(磁気記録媒体18)を基材19全面に貼着又はコーテ
ィングした場合の強調拡大した側面イメージ図である。
【図2B】本発明に用いられる磁気カードZで、磁性体
(磁気記録媒体18)を基材19上の必要な部位だけに
貼着又はコーティングした場合の強調拡大した側面イメ
ージ図である。
【図3A】本発明に用いられる磁気カードZで、磁気面
2枚を必要な部位に備えた請求項3に相当する磁気カー
ドZの裏面図である。
【図3B】本発明に用いられる磁気カードZで、磁気面
2枚を必要な部位に備えるとともに、中央部にバーコー
ド、磁気媒体等本発明以外の手段に用いるための記録媒
体20を備えた、請求項5に相当する磁気カードZの裏
面図である。
【図3C】本発明に用いられる磁気カードZで、磁性体
を基材19の全面に備えるとともに、中央部にバーコー
ド、磁気媒体等本発明以外の手段に用いるための記録媒
体を備えた、請求項5に相当する磁気カードZ裏面図で
ある。
【図4】本発明に用いられる磁気カードZで、同カード
より若干上回るサイズの保護シート21をカード裏面に
貼着した請求項6に相当する磁気カードZ裏面図であ
る。
【図5】本発明に用いられる磁気カードZで、文字等を
記載でき容易に剥がすことのできる紙(文字記載用貼着
紙22)を貼着した請求項4に相当する磁気カードZの
斜視図である。
【図6A】3.5インチ・フロッピディスクの円盤型デ
ータ・トラック帯を説明する図である。
【図6B】本発明の磁気カードZに用いられる直線状の
データ・トラック帯を説明する図である。
【図7A】本発明のアダプタより上部シェル26を除い
たところの内部正面図である。
【図7B】カードZをキャリッジ2に装着し、筐体部分
及び下部シェル1を除いて同キャリッジ上方より見た平
面図で、同キャリッジにあるスリット部分が上部では塞
がっていることを示す図である。
【図7C】カードZをキャリッジ2に装着し、本発明の
アダプタより上部シェルを除いたところの表面正面図で
ある。
【図7D】カードZをキャリッジ2に装着し、筐体部分
及び下部シェル1を除いて同キャリッジ下方より見た平
面図である。
【図7E】本発明のアダプタ内部におけるクランク等主
要な可動部分の構造を強調拡大し、側面より見たとこ
ろ。
【図7F】本発明のアダプタ下部シェル1の外観図であ
る。
【図7G】本発明のアダプタ構造図である。
【図8】本発明の磁気カードZにおけるフォーマット・
マップである。
【図9A】MS−DOS向け3.5インチ・フロッピデ
ィスク2HD型上のファイル構成とクラスタ番号であ
る。
【図9B】MS−DOS向け3.5インチ・フロッピデ
ィスク2HD型を本発明で実施する場合の磁気カードZ
上のファイル構成とクラスタ番号例である。
【図9C】MS−DOS向け3.5インチ・フロッピデ
ィスク2HD型におけるルート・ディレクトリ内のディ
レクトリ・エントリの概要図である。
【図10】本発明における磁気カードZの読み込みモジ
ュールのフローチャートである。
【図11】本発明における磁気カードZの書き込みモジ
ュールのフローチャートである。
【符号の説明】
1: 下部シェル 2: キャリッジ 3: 連接板 4: 円盤クランク 5a: ガイド・リング 5b: ガイド・リング 6a: リング・ステイ(大) 6b: リング・ステイ(大) 6c: リング・ステイ(大) 6d: リング・ステイ(大) 7a: リング・ステイ(小) 7b: リング・ステイ(小) 7c: リング・ステイ(小) 7d: リング・ステイ(小) 8: カード着脱用閉開部 9: スリット 10: メタル・ハブ 11a: 連接板3とキャリッジ2を連結するピン 11b: 連接板3と円盤クランク4を連結するピン 12: 連接板3とキャリッジ2を連結する連接部a 13: 連接板3と円盤クランク4を連結する連接部b 14: スリーブ 15: テーブル 16: ヘッド加圧調整バネ 17: ライナー 18: 磁気記録媒体 19: 基材 20: バーコード等その他記録媒体 21: 保護シート 22: 文字記載用貼着紙 23: R/Wギャップ(リード/ライト・ギャップ) 24: イレース・ギャップ 25a: フロッピディスクのデータ・トラック 25b: 磁気カードのデータ・トラック 26: 上部シェル X: フロッピディスク・ドライブのスロット Y: 請求項1のアダプタ Z: 請求項3から請求項6までのいずれかに該当する
請求項2の磁気カード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気カードを、3.5インチ・フロッピ
    ディスク・ドライブを利用してデータの読み書きを行え
    ることを特徴とし、同ドライブと同磁気カードの機構的
    仲介機能を有す、3.5インチ・フロッピディスク・ド
    ライブを利用した磁気カードのデータ読み書きシステム
    を構成するアダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアダプタに用いるための
    規格である、カード寸法、及び記録データのフォーマッ
    ト等を有す、3.5インチ・フロッピディスク・ドライ
    ブを利用した磁気カードのデータ読み書きシステムを利
    用することを目的とした磁気カード。
  3. 【請求項3】 1枚のカード上に、表面には文字記号、
    マーク等を記載し、裏面には各々別個の2つの磁気記録
    媒体をカード短辺上下部に備えた請求項2の3.5イン
    チ・フロッピディスク・ドライブを利用した磁気カード
    のデータ読み書きシステムを利用することを目的とした
    磁気カード。
  4. 【請求項4】 1枚のカード両面に、各々別個の2つの
    磁気記録媒体をカード短辺上下部に備え、両面中、一方
    の面には文字記号、マーク等を記載するための紙又はビ
    ニル等の素材を貼着した請求項2の3.5インチ・フロ
    ッピディスク・ドライブを利用した磁気カードのデータ
    読み書きシステムを利用することを目的とした磁気カー
    ド。
  5. 【請求項5】 上記記載の磁気カード裏面中央部に対
    し、バーコード等更に別個の記録媒体を備えた請求項2
    から請求項4までの、3.5インチ・フロッピディスク
    ・ドライブを利用した磁気カードのデータ読み書きシス
    テムを利用することを目的とした磁気カード。
  6. 【請求項6】 磁気カードの記録媒体表面を汚れや傷等
    から保護すると共に、カード角部や四辺の変形を防ぐた
    めの紙又はビニル製等の保護シートを貼着した請求項2
    から請求項5までの、3.5インチ・フロッピディスク
    ・ドライブを利用した磁気カードのデータ読み書きシス
    テムを利用することを目的とした磁気カード。
JP13155097A 1997-04-16 1997-04-16 3.5インチ・フロッピディスク・ドライブを利用した磁気カードのデータ読み書きシステム Pending JPH10289558A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE38290E1 (en) * 1995-10-18 2003-10-28 Rose David H Personal computer data storage card and method for transferring information between the data storage card and personal computers

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