JPH10291314A - インクジェット式記録ヘッド - Google Patents
インクジェット式記録ヘッドInfo
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- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
電振動子の変位特性の変動を防止すること。 【解決手段】 縦振動モードで作動する圧電振動子9、
9、9、‥‥を、複数個、所定のピッチで固定基板27
にその一端を固定して構成された振動子ユニット8にお
いて、圧電振動子9、9、9、‥‥の列設方向に延びる
弾性変形可能な連結部材28を圧電振動子9の振動領域
に固定して、連結部材28により圧電振動子相互の変位
特性を平均化する。
Description
圧電振動子の伸縮によりノズル開口からインク滴を吐出
させて画像や文字を記録用紙に記録するインクジェット
式記録ヘッドに関する。
高速駆動が可能である縦振動モードの圧電振動子を使用
した記録ヘッドは、ノズル開口が穿設されたノズルプレ
ート、リザーバに連通する圧力発生室及びリザーバを形
成する流路形成板、及び弾性板により流路ユニットを積
層形成し、一端を一定ピッチで固定基板に軸長方向に伸
縮する圧電振動子を固定した振動子ユニットにより駆動
するように構成されている。
子ユニットは、振動子自体の剛性が高いため、圧力発生
室との当接面の面積を小さくすることが可能で、高い密
度での印刷に適した記録ヘッドを構成するのに適してい
る反面、高密度印刷に対応する場合にはその配列ピッチ
が極めて小さくなって固定基板に作用する反力が極めて
大きくなり、同時に駆動する圧電振動子の数により固定
基板のたわみ量に変動を来し、インク滴の吐出の能力が
同時に駆動する圧電振動子の数に左右されるという問題
がある。
するため、高い剛性を有する材料で固定基板を構成した
り、また流路ユニットと振動子ユニットとを一体に固定
するフレームとの間に金属等の補強部材を挿入して固定
する等の方策が講じられているが、固定基板が大型化し
たり、また組立作業が複雑になる等の問題がある。本発
明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、
その目的とするところは大型化や接着作業の複雑化を招
くことなく、さらに同時に駆動される圧電振動子の数に
関かわりなく、圧電振動子相互間の変位特性を均一化す
ることができるインクジェット式記録ヘッドを提供する
ことである。
るために本発明においては、ノズル開口が穿設されたノ
ズルプレート、圧力発生室及びリザーバを形成する流路
形成板、及び弾性板を積層して形成された流路ユニット
と、縦振動モードで作動する圧電振動子を、複数個、所
定のピッチで固定基板に一端を固定して構成された振動
子ユニットとからなり、前記圧電振動子の先端面を前記
弾性板に当接させて前記圧力発生室を膨張、収縮させて
インク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドにおい
て、前記圧電振動子の列設方向に延びる弾性変形可能な
連結部材を前記圧電振動子の振動領域に固定するように
した。
振動子の変位は、連結部材によりその変位を抑制され、
また多数が同時に変位する場合には、連結部材により相
互の変位、及び変位速度が平均化され、圧電振動子の駆
動数による変位特性の変動が抑えられる。
した実施例に基づいて説明する。図1、図2は本発明の
インクジェット式記録ヘッドの一実施例を示すものであ
って、流路ユニット1は、ノズル開口2を一定ピッチで
穿設したノズルプレート3と、ノズル開口2に連通する
圧力発生室4、これにインク供給口5を介してインクを
供給するリザーバ6を備えた流路形成基板7と、圧電振
動ユニット8の各圧電振動子9の先端に当接して圧力発
生室4の容積を膨張、縮小させる弾性板10とを一体に
積層して構成されている。
等により構成されたホルダー11の開口面12に、また
振動ユニット8は外部からの駆動信号を伝達するFPC
(フレキシブルケーブル)やTCP(テープキャリアパ
ッケージ)、TAB等の弾性変形可能なリボン状ケーブ
ル13に接続された上で、収容室14に収容され、それ
ぞれのホルダー11との当接面を接着剤により固定さ
れ、ノズルプレート側にシールド材を兼ねる枠体15を
挿入してて記録ヘッドに纏められている。
ト8の一実施例を示すものであって、複数の圧電振動子
9を固定基板27に圧力発生室4の配列ピッチに一致さ
せて固定するとともに、圧電振動子9の列設方向の両端
にはインク滴の吐出に関与しない、いわゆるダミーの圧
電振動子9’、9’が固定して構成されている。これら
圧電振動子9、9’は、一方の極となる電極21と、他
方の極となる電極22とを圧電材料23を介してサンド
イッチ状に積層し、一方の電極21を自由端側の先端
に、また他方の電極22を固定端側の先端に露出させ
て、各端面で共通電極24、及びセグメント電極極25
にそれぞれ接続して構成されている。
動子9’は、振動領域、つまり固定基板27との接着部
から突出した領域には、高分子等の電気絶縁性を備えた
弾性材からなり、圧電振動子9、9、9、‥‥の並び方
向に延びる連結部材28が接着剤により固定されてい
る。
にだけ駆動信号を印加すると、連結部材28の拘束を受
けて駆動信号が印加された圧電振動子9の変位量、及び
速度が低下する。また、複数、たとえば全ての圧電振動
子9に同時に駆動信号を印加すると、複数の圧電振動子
9、9、9、…は、それぞれ連結部材28の弾性を介し
て変位するため、その変位量、及び変位速度が均等化さ
れ、駆動信号を受けた圧電振動子9、9、9…の一部だ
けが特別な変位形態で変位するのが防止される。
た実験結果によれば、単一の圧電振動子9に2.5ボル
トの一定の駆動信号を印加すると、当該圧電振動子9は
変位量0.057μm、変位速度29mm/sで変位し
た。また全ての圧電振動子9に駆動信号を印加した場合
には変位量0.058μm、変位速度30mm/sで変
位した。
の振動子ユニットを構成し、単一の圧電振動子に同一の
駆動信号を印加した場合には、変位量0.061μm、
変位速度36mm/s、また全ての圧電振動子に駆動信
号を印加した場合には変位量0.058μm、変位速度
31mm/sで変位した。このように従来の圧電振動子
ユニットでは、全ての圧電振動子を同時に駆動した場
合、固定基板がたわむため、単一の圧電振動子を駆動し
た場合に比べて変位量、及び変位速度が大幅に低下す
る。
8が単一の圧電振動子9の変位を拘束するため、単一の
ものを駆動の場合と、全数を駆動の場合とにおける変位
量及び変位速度の変動率は、それぞれ2.4%及び2.
1%である。これに対して、従来の振動子ユニットでは
変位量及び変位速度の変動率は、それぞれ5.0%及び
14.6%となった。
複数の圧電振動子9の自由端側を連結部材28で相互に
連結することが、圧電振動子9の変位量、及び変位速度
を均一化するのに極めて有効であることが確認できた。
9、9、9、‥‥をその側面でのみ固定基板27に接着
しているが、図4(イ)に示したように固定基板27に
段差部27aを形成して、圧電振動子9の後端面9aを
段差部27aに突き当てて、側面と段差部27aとで固
定すると、圧電振動子9を側面でのみ固定基板27に接
合した場合に比較して接着剤の弾性に起因する圧電振動
子9の後退量を小さくして、圧力発生室4を効果的に加
圧することができる。
9、9、9、…の活性領域、つまり一方の極の内部電極
21と他方の極となる内部電極22がオーバーラップす
る領域に連結部材27を固定しているが、図4(ロ)に
示したように活性領域Aから外れ、かつ固定基板27か
ら突出した領域に固定しても、少なくとも固定基板27
のたわみやまた圧電振動子9、9、9、…と固定基板2
7とを固定する接着剤層の弾性変形に起因する変位特性
の変動を小さくすることができる。
他の実施例を示すものであって、この実施例では外部の
駆動回路から圧電振動子9に駆動信号を供給する弾性変
形可能なリボン状ケーブル13を構成している導電層1
3bの先端部からベースフィルム13aだけを圧電振動
子9の振動領域まで延長し、ケーブル13の電気的接続
部を圧電振動子9の非振動領域、つまり固定基板27に
対向する領域で接続し、またケーブル13の先端で露出
しているベースフィルム13aを圧電振動子9、9、
9、‥‥の自由端側、望ましくは活性領域にまで延長し
て圧電振動子9、9、9、…に固定するとともに、ケー
ブル13の両側をもダミーの圧電振動子9’、9’に固
定したものである。
aを構成しているポリイミド等の耐熱性高分子材料の剛
性により圧電振動子9の変位特性を均等化することがで
き、また、ケーブル13の圧電振動子9への電気接続の
工程に合わせて連結部材となるケーブル13のベースフ
ィルム13aをも固定して製造工程の簡素化を図ること
がができる。
として使用する場合には、図6(イ)に示したように弾
性変形可能なリボン状ケーブル13の導電層13bと、
ベースフィルムの圧電振動子9への固定領域との間に窓
13cを形成しておくと、ケーブル13の本体部と連結
部材となるケーブル13の先端との間の曲げ剛性を下げ
ることができて、ケーブル13の引き回し等に起因する
外力が圧電振動子9に作用するのを大幅に低減すること
ができる。
(ロ)に示したようにホストからの信号を受けて圧電振
動子9、9、9、…を駆動するための信号を生成する半
導体集積回路30を実装したり、また圧電振動子9、
9、9の共通電極25をダミーの圧電振動子9’、9’
に接続するとともに、ケーブル13の両側に各圧電振動
子9、9、9、…の共通電極に接続する導電パターン3
1を形成しておくことができる。
ミーの圧電振動子9’、9’の外部電極を介して各圧電
振動子9、9、9、…の共通電極24に接続される。こ
のような接続構造を採ることにより、幅広に形成できて
電圧降下を小さくすることができる。なお、図中符号3
2、32、32、…はホストから半導体集積回路30に
信号を伝送する導電パターンを、また33、33、3
3、…は、半導体集積回路30で生成された駆動信号を
各圧電振動子9、9、9、…に伝送する導電パターンを
示す。
の実施例を示すものであって、この実施例ではケーブル
13の導電層13bを圧電振動子9、9、9、…の自由
端側、望ましくは活性領域Aまで延長して、圧電振動子
9の振動領域で電極25に半田や導電性接着剤等の導電
性接着層34により接合したもので、ケーブル13のベ
ース材13aと導電層13bとの剛性により連結部材と
しての強度を十分に確保して、圧電振動子相互間の変位
特性を効果的に平均化することができる。
31の圧電振動子に例を取って説明したが、図8(イ)、
(ロ)に示したようにそれぞれの極をなす内部電極4
0、41を圧電材料42を介して伸縮方向に垂直に積層
し、圧電定数d33に基づいて軸方向に伸縮する圧電振動
子43を構成し、これを複数個、列状に配置して固定基
板44に固定するとともに、列設方向の両側にダミーの
圧電振動子43’、43’を設けて構成された振動ユニ
ット45に対しては、前述の実施例と同様に、圧電振動
子43、43、43、‥‥の自由端側に連結部材46を
固定しても同様の作用を奏する。なお、連結部材46
は、前述の実施例と同様に両側がダミーの圧電振動子4
3’、43’に固定されている。また、この連結部材4
6を前述の実施例と同様に圧電振動子43、43、4
3、…に駆動信号を供給するケーブルで構成しても同様
の作用を奏することは明らかである。
は、ノズル開口が穿設されたノズルプレート、圧力発生
室及びリザーバを形成する流路形成板、及び弾性板を積
層して形成された流路ユニットと、縦振動モードで作動
する圧電振動子を、複数個、所定のピッチで固定基板に
一端を固定して構成された振動子ユニットと、圧電振動
子に駆動信号を供給するフレキシブルケーブルとからな
るインクジェット式記録ヘッドにおいて、圧電振動子の
列設方向に延びる弾性変形可能な連結部材を圧電振動子
の振動領域に固定したので、単独で駆動した場合には連
結部材の弾性によりより先端の大きな変位を抑制でき、
また多数のものを同時に駆動した場合には、連結部材に
より相互の変位、及び変位速度を平均化することができ
て、圧電振動子の駆動数による変位特性を均等化するこ
とができる。
例を示す組み立て斜視図である。
の一実施例を示す斜視図と、断面図である。
施例を示す断面図である。
ッドの他の実施例を示す振動子ユニットの正面図と、断
面図である。
ットに適したケーブルの一実施例を示す斜視図と、正面
図である。
ッドの他の実施例を示す振動子ユニットの正面図と、断
面図である。
施例を示す振動子ユニットの上面図と、断面図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 ノズル開口が穿設されたノズルプレー
ト、圧力発生室及びリザーバを形成する流路形成板、及
び弾性板を積層して形成された流路ユニットと、縦振動
モードで作動する圧電振動子を、複数個、所定のピッチ
で固定基板に一端を固定して構成された振動子ユニット
とからなり、前記圧電振動子の先端面を前記弾性板に当
接させて前記圧力発生室を膨張、収縮させてインク滴を
吐出するインクジェット式記録ヘッドにおいて、 前記圧電振動子の列設方向に延びる弾性変形可能な連結
部材を前記圧電振動子の振動領域に固定してなるインク
ジェット式記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記圧電振動子の並び方向の端部にダミ
ーの圧電振動子が配置され、前記連結部材の端部が前記
ダミーの振動子に固定されている請求項1に記載のイン
クジェット式記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記連結部材が、前記圧電振動子の変位
領域、または非変位領域に固定されている請求項1に記
載のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記連結部材が、前記圧電振動子に駆動
信号を供給する弾性変形可能なリボン状のケーブルによ
り構成されている請求項1に記載のインクジェット式記
録ヘッド。 - 【請求項5】 前記ケーブルが前記連結部材として作用
する領域を本体部から区画するように窓が形成されてい
る請求項4に記載のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記ケーブルを構成するベースフィルム
と導電層の内、前記ベースフィルムを前記圧電振動子の
側に延長して前記圧電振動子の振動領域側に接着剤によ
り接合してなる請求項4に記載のインクジェット式記録
ヘッド。 - 【請求項7】 前記ケーブルを構成する導電層の先端
を、前記圧電振動子の振動領域の電極に導電性接着手段
により接合してなる請求項4に記載のインクジェット式
記録ヘッド。 - 【請求項8】 前記ケーブルに前記圧電振動子を駆動す
る半導体集積回路が実装されている請求項4に記載のイ
ンクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項9】 前記ケーブルに前記ダミーの圧電振動子
に接続する導電パターンが形成されている請求項4に記
載のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項10】 前記圧電振動子の後端面の少なくとも
一部領域が前記固定基板に突き当てた状態で固定されて
いる請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項11】 前記圧電振動子が、圧電材料と内部電
極を交互に積層して構成されている請求項1に記載のイ
ンクジェット式記録ヘッド。 - 【請求項12】 前記内部電極が、前記圧電振動子の伸
縮方向に平行、または垂直に配置されている請求項11
に記載のインクジェット式記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4628298A JP3381775B2 (ja) | 1997-02-21 | 1998-02-12 | インクジェット式記録ヘッド |
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|---|---|---|---|
| JP9-54180 | 1997-02-21 | ||
| JP5418097 | 1997-02-21 | ||
| JP4628298A JP3381775B2 (ja) | 1997-02-21 | 1998-02-12 | インクジェット式記録ヘッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10291314A true JPH10291314A (ja) | 1998-11-04 |
| JP3381775B2 JP3381775B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=26386390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4628298A Expired - Fee Related JP3381775B2 (ja) | 1997-02-21 | 1998-02-12 | インクジェット式記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3381775B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009101543A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP4628298A patent/JP3381775B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009101543A (ja) * | 2007-10-22 | 2009-05-14 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド及び画像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JP3381775B2 (ja) | 2003-03-04 |
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