JPH10291367A - 感熱記録体 - Google Patents

感熱記録体

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JPH10291367A
JPH10291367A JP9104494A JP10449497A JPH10291367A JP H10291367 A JPH10291367 A JP H10291367A JP 9104494 A JP9104494 A JP 9104494A JP 10449497 A JP10449497 A JP 10449497A JP H10291367 A JPH10291367 A JP H10291367A
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recording
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JP9104494A
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English (en)
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Masato Kawai
昌人 河合
Chieko Oshisaka
智恵子 押阪
Satoko Iida
聡子 飯田
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐水性と記録走行性に優れた感熱記録体を提供
することにある。 【解決手段】支持体上に、ロイコ染料および呈色剤を含
有する記録層または該記録層上に保護層を設けた感熱記
録体において、上記の課題を解決するための手段とし
て、本発明は、記録層中または保護層中に、接着剤とし
てカゼインまたはアセトアセチル変性ポリビニルアルコ
ール、および該接着剤の架橋剤としてケトン樹脂を含有
させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロイコ染料と呈色
剤と発色反応を利用した感熱記録体に関し、特に耐水性
と記録走行性に優れた感熱記録体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無色ないしは淡色のロイコ染料と呈色剤
との呈色反応を利用し、熱により両発色物質を接触させ
て記録像を得るようにした感熱記録体はよく知られてい
る。かかる感熱記録体は比較的安価であり、また記録機
器がコンパクトで、且つその保守も容易なため、ファク
シミリや各種計算機等の記録媒体としてのみならず巾広
い分野において使用されている。
【0003】例えば、他の利用分野の1つとして、検針
用等に使用されるハンディタ−ミナル機の記録媒体があ
る。かかるハンディタ−ミナル機は屋外を始め、様々な
場所、条件で使用されることが多くなってきてる。屋外
で使用すると、当然、雨天時には記録層面が水で濡れる
恐れがあり、そのため水に濡れても記録層面が剥がれた
り、溶け出さない耐水性に優れた感熱記録体が望まれて
いる。
【0004】特公昭58−33117号公報および特公
昭59−30555号公報には、記録層中のポリビニル
アルコールの架橋剤としてそれぞれ四ほう酸ナトリウ
ム、およびアルデヒド化合物を使用する方法が記載され
ているが、記録層を形成するための塗液がゲル化する恐
れがある。また、特開昭59−16995号公報には、
保護層中のアセトアセチル変性ポリビニルアルコールの
架橋剤としてアルデヒド化合物を使用する方法が記載さ
れ、特開昭60−154095号公報には保護層中のカ
ゼインの架橋剤としてメチロール尿素を使用する方法が
記載されているが、アルデヒド化合物、あるいはメチロ
ール尿素の場合は十分に耐水化するためには100℃程
度に加熱する必要があり実用上問題がある。
【0005】更に、特開昭61−69491号公報には
記録層または保護層中のケイ素変性ポリビニルアルコー
ルの架橋剤としてケトン樹脂を使用する方法が記載され
ているが、さらなる耐水性と記録走行性が求められてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、耐水
性と記録走行性に優れた感熱記録体を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】支持体上に、ロイコ染料
および呈色剤を含有する記録層または該記録層上に保護
層を設けた感熱記録体において、上記の課題を解決する
ための手段として、本発明は、記録層中または保護層中
に、接着剤としてカゼインまたはアセトアセチル変性ポ
リビニルアルコール、および該接着剤の架橋剤としてケ
トン樹脂を含有させるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、支持体上に、ロイコ染
料および呈色剤を含有する記録層または該記録層上に保
護層を設けた感熱記録体において、記録層または保護層
中に、接着剤としてカゼインまたはアセトアセチル変性
ポリビニルアルコールなる特定の接着剤、および該接着
剤の架橋剤としてケトン樹脂を含有させることを特徴と
し、特定の接着剤の使用量としては、記録層では記録層
の全固形量に対して5〜40重量%程度、保護層では保
護層の全固形量に対して20〜99重量%程度である。
ケトン樹脂の使用量としては、特定の樹脂に対して1〜
100、好ましくは2〜30重量%程度である。
【0009】アセトアセチル変性ポリビニルアルコール
としては、重合度200〜3000程度のポリビニルア
ルコールの分子内にアセトアセチル基が0.01〜10
モル%程度含有するものが使用される。
【0010】また、ケトン樹脂としては、例えばアセト
ンとホルムアルデヒドとの縮合物、アセトフェノン、シ
クロヘキサノン等の環状ケトンとホルムアルデヒドとの
縮合物等が挙げられる。
【0011】感熱記録層には、各種公知のロイコ染料と
呈色剤が含有される。かかるロイコ染料としては、例え
ば3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−
ジメチルアミノフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−
2−メチルフェニル)−3−(4−ジメチルアミノフェ
ニル)−6−ジメチルアミノフタリド、3−ジエチルア
ミノ−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−
7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ
−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルア
ミノ−7−クロロフルオラン、3−(N−エチル−N−
イソアミル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオ
ラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキシル)アミノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチル
アミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ
(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジ(n−ペンチル)アミノ−6−メチル−
7−アニリノフルオラン、3−ジ(n−ブチル)アミノ
−7−(o−フルオロフェニルアミノ)フルオラン、3
−(N−エチル−N−イソブチル)アミノ−7−(p−
トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−(N−
エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノ
フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−ア
ニリノフルオラン、3,3−ビス〔1−(4−メトキシ
フェニル)−1−(4−ジメチルアミノフェニル)エチ
レン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタ
リド、3−p−(p−アニリノアニリノ)アニリノ−6
−メチル−7−クロロフルオラン、3,6−ビス(ジメ
チルアミノ)フルオレン−9−スピロ−3’−(6’−
ジメチルアミノ)フタリド、3−(N−エチル−N−イ
ソブチル)アミノ−7−(p−トリフルオロメチルアニ
リノ)フルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチ
ル)アミノ−7−(o−トリフルオロメチルアニリノ)
フルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミル)アミ
ノ−7−(p−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラ
ン、3−ジ(n−ブチル)アミノ−7−(m−トリフル
オロメチルアニリノ)フルオラン等が挙げられる。これ
らのロイコ染料は二種以上併用しても良い。また、ロイ
コ染料の使用量としては、記録層の全固形量に対して5
〜35重量%程度が好ましい。
【0012】呈色剤としては、例えばヒドロキノンモノ
ベンジルエーテル、4,4’−イソプロピリデンジフェ
ノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シク
ロヘキサン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル−2,
2−ブタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルメタ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メ
チルペンタン、2,2−ビス(ヒドロキシフェニル)ヘ
プタン、ビス(4−ヒドロキシフェニルチオエトキシ)
メタン、1,5−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−
3−オキサペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−1−フェニルエタン1,4−ビス〔α−メチ
ル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル〕ベンゼ
ン、1,3−ビス〔α−メチル−α−(4’−ヒドロキ
シフェニル)エチル〕ベンゼン、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルスルフィド、ジ(4−ヒオロキシ−3−メ
チルフェニル)スルフィン、4,4’−ジヒドロキシジ
フェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニル
スルホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルス
ルホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェ
ニルスルホン、4−ヒドロキシフェニル−4’−ベンジ
ルオキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−3’,
4’−テトラメチレンビフェニルスルホン、3,4−ジ
ヒドロキシフェニル−p−トリルスルホン、4−ヒドロ
キシ−安息香酸ベンジル、N,N−ジ−m−クロロフェ
ニルチオ尿素、4−〔2−(p−メトキシフェノキシ)
エチルオキシ〕サリチル酸亜鉛、4−〔3−(p−トリ
ルスルホニル)プロピルオキシ〕サリチル酸亜鉛、5−
〔p−(2−p−メトキシフェノキシエトキシ)クミ
ル〕サリチル酸亜鉛、4,4’−ビス(p−トリルスル
ホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン、N
−p−トリルスルホニル−N’−フェニル尿素等が挙げ
られる。
【0013】ロイコ染料と呈色剤との使用割合は特に限
定されないが、ロイコ染料1重量部に対して1〜8重量
部、好ましくは2〜5重量部程度の呈色剤である。
【0014】更に、記録層には記録感度を高めるために
増感剤、および記録部の経時的保存性を高めるために保
存性改良剤を含有させることができる。かかる増感剤の
具体例としては、例えばステアリン酸アミド、ステアリ
ン酸エチレンビスアミド、2−ナフチルベンジルエーテ
ル、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ−p−メチルベン
ジルエステル、シュウ酸ジ−p−クロロベンジルエステ
ル、テレフタル酸ジベンジルエステル、テレフタル酸ジ
ベンジブルエステル、1−ヒドロキシナフトエ酸フェニ
ルエステル、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エタ
ン、1,2−ジフェノキシエタン、1−フェノキシ−2
−(4−メチルフェノキシ)エタン、p−アセトトルイ
ジド、p−アセトフェネチジド、N−アセトアセチル−
p−トルイジン、p−ベンジルビフェニル等が挙げられ
る。
【0015】また、保存性改良剤の具体例としては、例
えば2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−tert−
ブチルフェノール)、2,2’−エチレンビス(4−メ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、2,2’−エチ
リデンビス(4,6−ジ−tert−ブチルフェノール)、
2,2’−エチリデンビス(4−メチル−6−tert−ブ
チルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4−エ
チル−6−tert−ブチルフェノール)、1,1,3−ト
リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシ
ルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル
−4−ヒドロキシ−5−tert−ブチルフェニル)ブタ
ン、N,N’−ジ−2−ナフチル−p−フェニレンジア
ミン、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−tert−ブ
チルフェニル)リン酸ソーダ、4−ベンジルオキシ−
4’−(2−メチル−2,3−エポキシプロピルオキ
シ)ジフェニルスルホン、ノボラック型樹脂等が挙げら
れる。これらの増感剤および保存性改良剤は、通常、ロ
イコ染料1重量部に対して各々0.1〜4重量部程度使
用される。
【0016】記録層は、一般に水を分散媒体とし、ボー
ルミル、アトライター、サンドミル等の撹拌、粉砕機に
よりロイコ染料、呈色剤、および必要に応じて増感剤、
保存性改良剤とを一緒にまたは別々に分散剤と共に平均
粒子径が0.3〜3μm程度となるように微分散した
後、特定の接着剤とケトン樹脂とを添加し、混合攪拌し
て調製された記録層用塗液を支持体上に塗布乾燥して形
成される。
【0017】保護層は、水を媒体とし、溶解された特定
の接着剤を含有する保護層用塗液を記録層上に塗布乾燥
して形成される。
【0018】記録層または保護層には、本発明の所望の
効果を損なわない限りにおいて、特定の接着剤以外に、
他の接着剤を含有させることもできる。他の接着剤とし
ては、例えば完全(部分)ケン化ポリビニルアルコー
ル、ケイ素変性ポリビニルアルコール、カルボキシ変性
ポリビニルアルコール、デンプン、酸化デンプン、ヒド
ロキシエチルセルローズ、メチルセルローズ、カルボキ
シメチルセルローズ、ゼラチン、アラビヤゴム、ジイソ
ブチレン・無水マレイン酸共重合体塩、スチレン・無水
マレイン酸共重合体塩、エチレン・アクリル酸共重合体
塩、スチレン・アクリル酸共重合体塩等の水溶性接着
剤、および、スチレン・ブタジエン系ラテックス、アク
リル系ラテックス、ウレタン系ラテックス等の水分散性
接着剤が挙げられる。ながでも、平均分子量が500万
以上のアクリル系ラテックスとの併用が記録走行性に優
れ好ましい。
【0019】記録層用塗液または保護層用塗液中には、
各種の助剤を添加することができる。かかる助剤とし
て、例えばカオリン、クレー、タルク、炭酸カルシウ
ム、焼成クレー、水酸化アルミニウム、無定形シリカ、
尿素・ホルマリン樹脂フィラー等の顔料、ジオクチルス
ルフォコハク酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルフォ
ン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステル・ナ
トリウム塩等の界面活性剤、ステアリン酸カルシウム、
ステアリン酸亜鉛、パラフィンワックス、ポリエチレン
ワックス等の滑剤、ベンゾフェノン系、トリアゾール系
などの紫外線吸収剤、その他消泡剤、蛍光染料、着色染
料などが挙げられる。
【0020】本発明において、記録層および保護層の形
成方法については特に限定されず、従来から周知慣用の
技術に従って形成することができ、例えばエアーナイフ
コーティング、バリバーブレードコーティング、ピュア
ーブレードコーティング、ロッドブレードコーティン
グ、ショート・ドウェルコーティング、カーテンコーテ
ィング、ダイコーティング等の塗布方法により記録層用
塗液を支持体の片面上に塗布乾燥して記録層を形成した
後、更に保護層用塗液を塗布乾燥して保護層が形成され
る。なお、支持体としては、紙、プラスチックフィル
ム、合成紙、不織布、金属蒸着物等のうちから適宜選択
して使用される。また、記録層用塗液の塗布量は乾燥重
量で2〜12g/m2 、好ましくは3〜10g/m2
度であり、保護層用塗液の塗布量は乾燥重量で0.5〜
10g/m2 、好ましくは1〜6g/m2 程度である。
【0021】なお、必要に応じて支持体の裏面側にも保
護層を設けることも可能である。さらに、支持体と記録
層との間に記録感度および記録画質を高めるために下塗
り層を設けたり、各層塗工後にスーパーカレンダー掛け
等の平滑化処理を施したり、あるいは記録体裏面に粘着
剤処理を施して粘着ラベルに加工するなど、感熱記録体
製造分野における各種の公知技術が必要に応じて付加し
得るものである。
【0022】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をより具体的に
説明するが、勿論これらに限定されるものではない。ま
た、特に断らない限り例中の「部」および「%」はそれ
ぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
【0023】〔実施例1〕 下塗り層用塗液の調製 吸油量110mlの焼成カオリン100部、ポリアクリ
ル酸ナトリウムの40%水溶液2部、水100部、ポリ
ビニルアルコール(商品名:PVA110、クラレ社
製)の10%水溶液100部および固形濃度48%のス
チレン・ブタジエン系ラテックス10部からなる組成物
を混合撹拌して下塗り層用塗液を得た。
【0024】A液調製 3−ジ(n−ブチル)アミノ−6−メチル−7−アニリ
ノフルオラン40部、スルホン変性ポリビニルアルコー
ルの20%水溶液20部、及び水40部からなる組成物
をサンドミルで平均粒子径が1.5μm以下になるまで
粉砕してA液を得た。
【0025】B液調製 シュウ酸ジ−p−メチルベンジルエステル40部、スル
ホン変性ポリビニルアルコールの20%水溶液20部、
及び水40部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径
が2μm以下になるまで粉砕してB液を得た。
【0026】C液調製 4、4’−ビス(p−トルエンスルホニルアミノカルボ
ニルアミノ)ジフェニルメタン40部、スルホン変性ポ
リビニルアルコールの20%水溶液20部、及び水40
部からなる組成物をサンドミルで平均粒子径が2μm以
下になるまで粉砕してC液を得た。
【0027】記録層用塗液の調製 A液25部、B液40部、C液40部、固形濃度50
%、平均分子量1000万以上のアクリル系ラテックス
(商品名:AM2250、昭和高分子社製)10部、ア
セトアセチル変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴー
セファイマー Z−200、日本合成化学工業社製)の
10%水溶液100部、水酸化アルミニウム30部、ス
テアリン酸亜鉛の30%分散液15部、パラフィンワッ
クスの30%分散液10部、架橋剤としてのケトン樹脂
水溶液(商品名:SI−668、不揮発分50%、日本
PMC社製)6部を混合攪拌して記録層用塗液を得た。
【0028】感熱記録体の作成 60g/m2 の中性紙の片面に、下塗り層用塗液および
記録層用塗液を乾燥後の塗布量が8g/m2 、6g/m
2 となるように塗布乾燥して下塗り層および記録層を順
次形成して感熱記録体を得た。なお、各層形成後、スー
パーキャレンダー処理をした。
【0029】〔実施例2〕実施例1のC液調製におい
て、4、4’−ビス(p−トルエンスルホニルアミノカ
ルボニルアミノ)ジフェニルメタン40部の代わりに4
−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルフ
ォン40部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱
記録体を得た。
【0030】〔実施例3〕実施例1の記録層用塗液の調
製において、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール
(商品名:ゴーセファイマー Z−200、日本合成化
学工業社製)の10%水溶液100部の代わりに、アン
モニア水で溶解されたカゼインの10%水溶液100重
量部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録体
を得た。
【0031】〔実施例4〕実施例1の記録層用塗液の調
製において、平均分子量1000万以上のアクリル系ラ
テックス(商品名:AM2250、昭和高分子社製)1
0部代わりに、アンモニア水で溶解されたカゼインの1
0%水溶液100重量部を用いた以外は、実施例1と同
様にして感熱記録体を得た。
【0032】〔実施例5〕実施例1の記録層用塗液の調
製において、ケトン樹脂水溶液(商品名:SI−66
8、不揮発分50%、日本PMC社製)6部の代わりに
水6部を用いて実施例1と同様にして形成した記録層上
に、下記の保護層用塗液を乾燥後の塗布量が3g/m2
となるように塗布乾燥して保護層を形成した後、スーパ
ーキャレンダー処理して感熱記録体を得た。
【0033】保護層用塗液の調製 水酸化アルミニウム(平均粒子径1μm)の60%水分
散液100部、アセトアセチル変性ポリビニルアルコー
ル(商品名:ゴーセファイマー Z−200、日本合成
化学工業社製)の10%水溶液300部、ステアリン酸
亜鉛の30%分散液20部、架橋剤としてのケトン樹脂
水溶液(商品名:SI−668、不揮発分50%、日本
PMC社製)10部を混合攪拌して保護層用塗液を得
た。
【0034】〔実施例6〕実施例5の保護層用塗液の調
製において、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール
(商品名:ゴーセファイマー Z−200、日本合成化
学工業社製)の10%水溶液300部の代わりに、平均
分子量1000万以上のアクリル系ラテックス(商品
名:AM2250、昭和高分子社製)10部、アセトア
セチル変性ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファ
イマー Z−200、日本合成化学工業社製)の10%
水溶液200部を用いた以外は、実施例5と同様にして
感熱記録体を得た。
【0035】〔実施例7〕実施例5の保護層用塗液の調
製において、水酸化アルミニウム(平均粒子径1μm)
の60%水分散液100部、およびアセトアセチル変性
ポリビニルアルコール(商品名:ゴーセファイマー Z
−200、日本合成化学工業社製)の10%水溶液30
0部の代わりに、カオリン(平均粒子径0.8μm)の
60%水分散液100部、およびアンモニア水で溶解さ
れたカゼインの10%水溶液300部を用いた以外は、
実施例5と同様にして感熱記録体を得た。
【0036】〔比較例1〕実施例1の記録層用塗液の調
製において、ケトン樹脂水溶液(商品名:SI−66
8、不揮発分50%、日本PMC社製)6部の代わりに
水6部を用いた以外は、実施例1と同様にして感熱記録
体を得た。
【0037】〔比較例2〕実施例1の記録層用塗液の調
製において、ケトン樹脂水溶液(商品名:SI−66
8、不揮発分50%、日本PMC社製)6部の代わりに
グリオキサールの40%水溶液7部用いたところ、記録
層用塗液が1時間後にゲル化して記録層を形成すること
ができなかった。
【0038】〔比較例3〕実施例1の記録層用塗液の調
製において、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール
(商品名:ゴーセファイマー Z−200、日本合成化
学工業社製)の10%水溶液100部の代わりに、部分
ケン化ポリビニルアルコール(商品名:PVA217、
クラレ社製)の10%水溶液100部を用いた以外は、
実施例1と同様にして感熱記録体を得た。
【0039】〔比較例4〕実施例5の保護層用塗液の調
製において、ケトン樹脂水溶液(商品名:SI−66
8、不揮発分50%、日本PMC社製)6部の代わりに
グリオキサールの40%水溶液7部用いたところ、保護
層用塗液が1時間後にゲル化して保護層を形成すること
ができなかった。
【0040】〔比較例5〕実施例5の保護層用塗液の調
製において、アセトアセチル変性ポリビニルアルコール
(商品名:ゴーセファイマー Z−200、日本合成化
学工業社製)の10%水溶液300部の代わりに、完全
ケン化ポリビニルアルコール(商品名:PVA117、
クラレ社製)の10%水溶液100部を用いた以外は、
実施例5と同様にして感熱記録体を得た。
【0041】かくして得られた感熱記録体について、以
下の品質評価テストを行い、その結果を表1に示した。
【0042】〔発色性〕感熱記録評価機(TH−PMD
型、大倉電気社製、印加エネルギー0.4mJ/dot )
を用いて、感熱記録体を記録し、記録部および未記録部
を、マクベス濃度計(商品名:RD−914R型、マク
ベス社製)でビジュアルモードにて測定した。
【0043】〔耐水性〕感熱記録面に水道水1ml適下
し、指で10往復擦ったときの記録層の状態を下記のご
とく目視判定した。 <評価基準> ◎:記録層が全く剥がれない無い。 ○:記録層が僅かに剥がれる。 ×:記録層が剥がれる。
【0044】〔記録走行性〕感熱記録評価機(TH−P
MD型、大倉電気社製、印加エネルギー0.45mJ/
dot )を用いて、感熱記録体を記録し、記録部に現れる
スティッキングの状態を下記のごとく目視判定した。 <評価基準> ◎:記録画像にスティッキングの跡が全く見られない。 ○:記録画像にスティッキングの跡が僅かに見られる。 ×:記録画像にスティッキングの跡が多く見られる。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】表1の結果から明らかなように本発明の
感熱記録体は、耐水性と記録走行性に優れた効果を有す
るた感熱記録体であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09J 189/00 C09J 189/00 B41M 5/18 E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体上に、ロイコ染料および呈色剤を含
    有する記録層または該記録層上に保護層を設けた感熱記
    録体において、記録層または保護層中に、接着剤として
    カゼインまたはアセトアセチル変性ポリビニルアルコー
    ル、および該接着剤の架橋剤としてケトン樹脂を含有さ
    せたことを特徴とする感熱記録体。
JP9104494A 1997-04-22 1997-04-22 感熱記録体 Pending JPH10291367A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003301084A (ja) * 2002-04-12 2003-10-21 Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The 樹脂組成物およびその用途
US8268746B2 (en) 2008-09-10 2012-09-18 Ricoh Company, Ltd. Thermosensitive recording material
JP2016107608A (ja) * 2014-12-04 2016-06-20 日本合成化学工業株式会社 保護層用塗工液、保護層及び感熱記録媒体

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US8268746B2 (en) 2008-09-10 2012-09-18 Ricoh Company, Ltd. Thermosensitive recording material
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