JPH10292251A - 横編機における針押さえ装置 - Google Patents

横編機における針押さえ装置

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JPH10292251A
JPH10292251A JP9753097A JP9753097A JPH10292251A JP H10292251 A JPH10292251 A JP H10292251A JP 9753097 A JP9753097 A JP 9753097A JP 9753097 A JP9753097 A JP 9753097A JP H10292251 A JPH10292251 A JP H10292251A
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JP
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needle
knitting
bed
groove
plate
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JP9753097A
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English (en)
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Masahiro Shima
正博 島
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Shima Seiki Mfg Ltd
Original Assignee
Shima Seiki Mfg Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ニードルベッドの針溝に配
置した編針の交換作業を行う際、容易に編針の解放を行
うことが可能な横編機における針押さえ装置を提供する
ことである。 【解決手段】 ニードルプレートの一部を上方に延長し
た延長部分で、針溝に配置した編針と交差する方向に配
設する編針の針押さえの針押さえ部を、ニードルベッド
の針溝に配置した編針の浮揚を防止する針押さえ位置
と、編針を針溝から解放する針解放位置とに上下動可能
に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ニードルベッド
の針溝に配置した編針の浮揚を防止するための横編機に
おける針押さえ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の横編機においては、ニードルベッ
ド100の針溝102に配置した編針(針・ジャック・
スライダー等)103の浮揚を防止するために、ニード
ルベッド100に針溝102を横切るようにして設けた
蟻溝104に、断面台形の針押さえ106を蟻嵌合させ
ている(図12)。このような針押さえは、帯金あるい
は口蓋などと呼ばれている。
【0003】編成中に損傷した編針を新しい編針に交換
する場合などには、ニードルベッドに蟻嵌合により嵌合
している針押さえを、引抜き治具等を用いてニードルベ
ッドの蟻溝端部から引き出すことにより編針が針溝から
解放され、損傷した編針の交換を行うことが可能とな
る。
【0004】また出願人は、ニードルベッドに設けた蟻
溝に蟻嵌合している針押さえを、左又は右に若干移動さ
せれば、蟻溝から針押さえを離脱することができる針押
さえ装置を提案した(実開昭56−91395号公
報)。
【0005】これは、ニードルベッドの針溝に設けた蟻
溝に断面台形の針押さえを蟻嵌合させる針押さえ装置に
おいて、蟻溝の両側縁に所定間隔に突出部分を残して切
欠部を設け、針押さえの側縁には、蟻溝の突出部分を嵌
合させることのできる大きさの切欠部を設ける。そし
て、針押さえをニードルベッドの上面に設けた蟻溝に、
その上位から針押さえの突出部と蟻溝の切欠部,針押さ
えの切欠部と蟻溝の突出部とを対向させて落とし込み、
針押さえを左又は右に摺動させ、針押さえと蟻溝の突出
部同志を互いに係合させることにより蟻溝内に針押さえ
を固定することができる針押さえ装置について開示をし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら先に説明
をした針押さえ装置では、損傷した編針を交換する場合
などでは、編針が浮揚するのを防止するために針溝を横
切りニードルベッドに蟻嵌合によって嵌合している針押
さえを、ニードルベッドに設けた蟻溝の端部から引き出
さなくてはならない。針押さえは、ニードルベッド長手
方向に渡り、数区分に分割している場合でも、蟻嵌合し
ている針押さえを蟻溝から引き出すことは容易ではな
い。
【0007】また実開昭56−91395号公報にあっ
ては、針押さえを左又は右に若干移動させれば、蟻溝か
ら針押さえを離脱できるようになっているが、前記の先
行技術と同様、ニードルベッドの上面に設けた蟻溝に針
押さえの突出部を蟻嵌合させるものであり、蟻嵌合によ
り嵌合した針押さえを左又は右に若干移動させるにも、
容易ではない。
【0008】また針押さえは、編成箇所であるニードル
ベッドの歯口に近い位置で編針を押さえると、編成時に
おける編針の進退動を安定させることができ、高品質な
編地編成が可能となる。ところが、前後一対に先端部を
突き合わせて配設したニードルベッドの上位に、更に上
部編み部材として上部編針,またはトランスファージャ
ック,シンカー等を支持させた形式の横編機にあって
は、下部ニードルベッドに設ける針押さえは、上部ベッ
ドにより隠れた位置となり、また針押さえの引抜き治具
を挿入するスペースにも問題があるため、従来のように
針溝を横切りニードルベッドに蟻嵌合によって針押さえ
を嵌合させる針押さえ装置では、針押さえを蟻溝から引
き抜くあるいは離脱させる作業は更に困難となり、編針
交換に時間を要する。
【0009】上記した問題に鑑み、本発明は、ニードル
ベッドの針溝に配置した編針の交換作業を行う際、容易
に編針の解放を行うことが可能な横編機における針押さ
え装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ニードルベッド基板にニードルプレ
ート溝を複数列設し、各ニードルプレート溝にはニード
ルプレートを挿入して、ニードルプレート間を針溝とし
て形成し、各針溝には編針を進退自在に配置するニード
ルベッドを前後一対に先端部を突き合わせた状態で配設
すると共に、前後ニードルベッドの少なくともどちらか
一方のニードルベッドのニードルプレート溝に挿入する
ニードルプレートの一部を上方に延長させ上部編針,ま
たはトランスファージャック,シンカー等の上部編み部
材を直接あるいは間接的に支持させた形式の横編機にお
いて、前記ニードルプレートの一部を上方に延長した延
長部分で、前記針溝に配置した編針と交差する方向に配
設する編針の針押さえの針押さえ部を、前記ニードルベ
ッドの針溝に配置した前記編針の浮揚を防止する針押さ
え位置と、前記編針を針溝から解放する針解放位置とに
上下動可能に支持したことを特徴とする。
【0011】また好ましくは、前記針押さえ支持部に支
持された前記針押さえの針押さえ部を上下動させるため
の操作を行う操作部を、前記ニードルベッドの端部に設
ける。
【0012】また好ましくは、前記針押さえは、前記針
押さえ支持部に回動可能に支持され、針押さえの回動に
より、針押さえの針押さえ部が、針押さえ位置と針解放
位置とに上下動する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。本実施の形態における横編機1は、前
後一対に先端部を突き合わせた状態でフレーム(不図
示)上に支持した下部ニードルベッド2の上位に、更に
上部ニードルベッド4を先端部を突き合わせた状態で配
置した所謂4枚ベッド横編機で、各ニードルベッドの頂
部を集中した歯口部を通る中心線X−Xを対称の中心に
して左右対称となっている。
【0014】図1は、本発明の針押さえ装置を設けた横
編機1のニードルベッド平面図である。図2,図3は、
図1の横編機1のニードルベッド2,4の断面図であ
る。下部ニードルベッド基板6には、複数のニードルプ
レート溝8が等間隔で平行に設けられており、各ニード
ルプレート溝8には下部ニードルプレート10が挿入さ
れ、隣接する2つの下部ニードルプレート10,10間
を針溝12とする。針溝12内には、針14,ニードル
ジャック16等が進退操作可能に配置されている。
【0015】ニードルジャック16は先頭部が針14の
尾部に嵌合し、中央部上面には繰針用のバット18a,
18bが形成され、バット18a,18bは針溝12外
に突出するように付勢されている。バット18a,18
bはニードルジャック16に代えて針14に設けても良
い。以下、針14及びニードルジャック16等をまとめ
て編針20と呼ぶ。
【0016】下部ニードルベッド基板6のニードルプレ
ート溝8には、図4に示した下部ニードルプレート10
を挿入する。下部ニードルプレート10は、その頭部を
上方に延長し、その延長部分22に上部ニードルベッド
基板支持部23として上部ニードルベッド基板24を直
接支持する支持面26を形成すると共に、後に説明を行
う、編針20の浮揚を防止するための針押さえ28を回
動可能に支持するための針押さえ支持部30として透孔
を設けている。
【0017】本実施の形態では、下部ニードルベッド2
の全てのニードルプレート溝8に図4の下部ニードルプ
レート10を挿入するが、下部ニードルプレート10を
ニードルプレート溝8の一本あるいは複数本毎に挿入
し、他のニードルプレート溝8には、頭部を上方に延長
した延長部分22を有しない下部ニードルプレートを挿
入するようにしても良い。
【0018】上部ニードルベッド基板24は、下部ニー
ドルプレート10の上部ニードルベッド基板支持部23
の支持面26上に載置する。上部ニードルベッド基板2
4には、下部ニードルベッド基板6と同ピッチ同位相に
ニードルプレート溝32を設け、上部ニードルプレート
34を挿入している。そして隣接する2つの上部ニード
ルプレート34,34間を上部針溝36とし、針溝36
内には、編針38が進退操作可能に配置されている。本
実施の形態では、下部ニードルプレート10は、上部ニ
ードルベッド4により間接的に上部編み部材である編針
38を支持するが、上部編み部材は下部ニードルプレー
ト10に直接支持されるようにしても構わない。
【0019】下部ニードルベッド2及び上部ニードルベ
ッド4のそれぞれの針溝12,36内に配置した編針2
0,38は、ニードルベッド2,4上面を往復走行する
キャリッジ(不図示)に設けたカムにより、進退操作さ
れる。
【0020】次ぎに針押さえ装置についての説明を行
う。本実施の形態では、下部ニードルベッド2の針溝1
2に配置する編針20が浮揚することを防止するために
設ける針押さえ28を、丸棒の側面を長手方向に切り欠
いた切欠部40を有する、断面半月形に形成し、丸棒の
側面を針押さえ28の針押さえ部39とする。
【0021】針押さえ28は、下部ニードルベッド2の
針溝12に配置した編針20の上位で編針20を横切
り、編針20上面に設けたバット18の編地編成におけ
る最進出位置、例えば目移し時におけるバット18の最
進出位置よりも前方において、下部ニードルプレート1
0の延長部分22に設けた針押さえ支持部30により支
持される。
【0022】針押さえ支持部30は、下部ニードルプレ
ート10の延長部分22に断面半月形の丸棒の針押さえ
28を挿通し、かつ回動可能に支持する円形の透孔とし
て形成し、針押さえ28を回動変位により針押さえ28
の針押さえ部39を上下動させ、針押さえ位置と針解放
位置とが切り換わるように支持する。針押さえ支持部3
0は、針押さえ28を挿通し、回動可能に支持すること
ができればよく、透孔は円形でなくても構わない。
【0023】針押さえ位置とは、針押さえ28の切欠部
40が針押さえ28の下位の編針20上面に対向せず、
針押さえ28の針押さえ部39が編針20上面に位置す
る図2の状態で、針押さえ28の針押さえ部39が編針
20の浮揚を防ぎ、また編針20を編地編成における最
進出位置を越えて進出させたときには、編針20上部に
設けられるバット18が針押さえ28の側面に当接し、
編針20の針溝12からの脱落を防止することができ
る。そして針解放位置とは、針押さえ28の切欠部40
が針押さえ28の下位の編針20上面に対向し、針押さ
え28の針押さえ部39が編針20上面から上方へ変位
した図3の状態で、針押さえ28の針押さえ部39によ
る編針20の浮揚防止は解かれ、また編針20を編地編
成における最進出位置を越えて進出させたときに、編針
20上部に設けられるバット18が針押さえ28に当接
することなく、針押さえ28と下部ニードルベッド2と
の間を編針20のバット18が通過でき、編針20を針
溝12から解放することができる。
【0024】針押さえ28は、下部ニードルベッド基板
6のニードルプレート溝8に挿入される下部ニードルプ
レート10に形成した針押さえ支持部30により支持さ
れるため、針押さえ28はニードルベッド2長手方向に
渡って撓みを生じることはない。
【0025】また本実施例の針押さえ装置には、針押さ
え28の回動変位を針押さえ28から離れた位置におい
て遠隔操作できるように、操作部42を上部ニードルベ
ッド4の端部に設けている。操作部42は、作業者によ
り上部ニードルベッド4上で編針38の進退方向と同じ
向きに摺動させる操作板44と、操作板44の移動を針
押さえ28に伝達して回動させる伝達機構としての揺動
板46とから構成される。
【0026】図5は、上部ニードルベッド4を取り外し
た状態の下部ニードルベッド2の平面図である。図6及
び図7は、それぞれ針押さえ28の針押さえ位置と針解
放位置において、操作板44と揺動板46との位置関係
を示したニードルベッド側面図である。図8及び図9
は、針押さえ28の針押さえ位置及び針解放位置におけ
る、一部透視したニードルベッド平面図である。
【0027】揺動板46は、略扇形でその円弧部には歯
48を形成している。そして揺動板46を針押さえ28
に固着させるための取付部50を揺動板46に対して垂
直に設けている。揺動板46は、針押さえ28の長手方
向と直交し、揺動板46の円弧部に設けられた歯48が
上部ニードルベッド4に対向する方向で、かつ針押さえ
28の回動の中心軸とほぼ同心となるように、揺動板4
6と針押さえ28とを揺動板46に設けた取付部50を
ボルト52で針押さえ28の側面に固着している。
【0028】揺動板46の上位には、揺動板46に形成
した歯48と噛合させるラック54を有する操作板44
を、上部ニードルベッド4の端部上面に編針38の進退
方向と同じ向きに摺動可能に設ける。ただし操作板44
のラック54部分は、操作板44下位に設ける揺動板4
6と噛合させるため、上部ニードルベッド4より外側に
位置させている。
【0029】また操作板44には、端部に突片56を有
し上部ニードルベッド4の左右方向への弾性変形が可能
な操作レバー58を設けている。操作板44上位には、
操作板44に設けた操作レバー58の突片56が挿通す
る1本の縦溝60と2本の横溝62a,62bとからな
るコ字型に開口部64を穿設したニードルベッドカバー
66が被せられる。図8及び図9においては、ニードル
ベッドカバー66に穿設するコ字型の開口部64を二点
鎖線で表している。
【0030】そして図1に示したように、ニードルベッ
ドカバー66のコ字型の溝64から突出する操作レバー
58の突片56を、ニードルベッドカバー66の縦溝6
0内を上部ニードルベッド4の前後方向に移動させるこ
とにより、操作板44と噛合された揺動板46が揺動を
開始する。揺動板46と固着した針押さえ28も回動
し、針押さえ28の針押さえ位置と針解放位置とが切り
換わる。
【0031】本実施の形態では、ニードルベッドカバー
66に形成される2本の横溝62a,62bの内、ニー
ドルベッドカバー66の横溝62bは針押さえ位置で操
作レバー58に設けられた突片56を掛止する。またニ
ードルベッドカバー66の横溝62aは針解放位置で操
作レバー58に設けられた突片56を掛止し、針押さえ
28が回動しないようにストッパーの作用をする。
【0032】操作レバー58の突片56は、針押さえ位
置と針解放位置とを切り換える時以外では、ニードルベ
ッドカバー66に設けられた横溝62a,62b内に位
置する。そして針押さえ28を他方の作用位置に切り換
えるために回動させるときには、操作レバー58を弾性
変形させて突片56を縦溝60内まで移動させ、縦溝6
0内を上部ニードルベッド4の前あるいは後方向に突片
56を他方の横溝まで移動させる。そして突片56を解
放すると、突片56は操作レバー58により横溝62
a,62b内に入る。
【0033】以上のように、針押さえ位置と針解放位置
とを回動変位により針押さえ部39を上下動させて切り
換えることができる針押さえ28を、針押さえ支持部3
0に回動可能に支持することで、針押さえ28の針押さ
え位置と針解放位置との切り換えを容易に行うことがで
きる。また、揺動板46と操作板44とから構成される
操作部42を上部ニードルベッド4側端に設けることに
より、針押さえ28の針押さえ位置と針解放位置との切
換操作が更に容易になる。したがって、ニードルベッド
2の針溝12に配置された編針20の交換作業を行う
際、時間をかけず容易に編針20を針溝12から解放す
ることができる。
【0034】また針押さえ支持部30を、下部ニードル
プレート10の頭部を上方に延長した延長部分22に上
部ニードルベッド基板支持部23と共に形成することに
より、下部ニードルベッド2と上部ニードルベッド4と
の間における空間を有効に利用することができ、下部ニ
ードルベッド等を小型化することができる。
【0035】また上部ニードルベッド4の針溝36に配
置する編針38の針押さえは、従来の技術と同様に針溝
36を横切るようにして設けた蟻溝70に、断面台形の
針押さえ72を蟻嵌合させるものとするが、上部ニード
ルベッド4の針溝36に配置する編針38の針押さえに
ついても、本発明の針押さえ装置を用いて構わない。
【0036】<変形例>本発明の変形例を図面を参照し
て説明をする。図10は針押さえの平面図である。図1
1は変形例におけるニードルベッド断面図である。この
変形例は、針押さえを上下動変位させることにより、針
押さえの針押さえ位置と針解放位置との切り換えを行う
ものである。変形例における横編機は、上記の実施の形
態と同じであるため、ここでの説明は省略する。また上
記の実施の形態に対応する部分には、同一参照符を付
す。
【0037】80は、針押さえとしての溝カム板であ
る。溝カム板80には、傾斜部82bと上部水平部82
a,下部水平部82cとから形成される溝カム82が、
溝カム板80の長手方向の適宜箇所に穿設される。83
は針押さえ部であり、編針20の浮揚を防止する。下部
ニードルプレート84の延長部分86には、針押さえ支
持部として溝カム板80を支持するためのピン88を編
針20の進退方向と同じ方向に設ける。ピン88を設け
る下部ニードルプレート84は、ニードルプレート溝8
の複数本毎に挿入する。その他のニードルプレート溝8
には、ピン88を有しない下部ニードルプレートを挿入
する。延長部分86にピン88を有する下部ニードルプ
レート84,84間と同じ間隔で、溝カム板80に溝カ
ム82を穿設する。
【0038】溝カム板80は、下部ニードルベッド2の
針溝12に配置した編針20の上位で編針20を横切
り、編針20上面に設けたバット18の編地編成におけ
る最進出位置よりも前方において、下部ニードルプレー
ト84の延長部分86に設けられるピン88により支持
される。溝カム板80を左右方向に移動させることによ
り、溝カム板80は溝カム82により上下方向に変位す
る。ピン88が溝カム82の上部水平部82aにあると
きは、針押さえ位置となり、溝カム板80の針押さえ部
83が編針20上面を押さえる。またピン88が溝カム
82の下部水平部82cにあるときは、針解放位置とな
り、溝カム板80の針押さえ部83が編針20上面から
上方に変位している。
【0039】以上のように、針押さえ位置と針解放位置
とを上下動変位により切り換えることができる針押さえ
としての溝カム板80を、ピン88により下部ニードル
プレート84の延長部分86に支持することで、溝カム
板80の針押さえ位置と針解放位置との切り換えを容易
に行うことができる。
【0040】なお、針押さえはニードルベッド長手方向
に渡り、単体で形成しても、分割して形成しても構わな
い。また、前述の実施の形態においては、針押さえは丸
棒の側面を長手方向に切り欠いた切欠部を有する断面半
月形に形成しているが、これは断面半月形に限ったもの
ではなく、例えば角棒でも構わない。このときは角棒の
それぞれの側面を切欠部とする。針押さえは、針押さえ
位置においては編針の浮揚を防止し、針解放位置におい
ては編針を針溝から解放できる形状であればよい。
【0041】また、上記の実施の形態では、針押さえ2
8の回動による針押さえ部39の上下動変位で針押さえ
の針押さえ位置と針解放位置との切り換えが可能な針押
さえ装置についての説明を行ったが、揺動による上下動
変位で針押さえの針押さえ位置と針解放位置とを切り換
えるようにしても構わない。
【0042】なお、実施の形態では、針押さえの針押さ
え位置と針解放位置との切り換えは、ニードルベッド側
端に設けられる操作部により遠隔操作が行われるように
構成したが、操作部を設けずに作業者が直接針押さえを
変位させるようにしてもよい。
【0043】なお、実施の形態では本発明の針押さえ装
置を4枚ベッド方式の横編機に適用した場合についての
説明をしたが、本発明は4枚ベッド方式以外の横編機に
も適用することができる。
【0044】なお、本発明についての好適な実施の形態
を上記に示したが、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の主旨に逸脱しない範囲にお
いて実施できることはいうまでもない。
【0045】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、ニードル
プレートの一部を上方に延長した延長部分で、針溝に配
置した編針と交差する方向に配設する編針の針押さえの
針押さえ部を、ニードルベッドの針溝に配置した編針の
浮揚を防止する針押さえ位置と、編針を針溝から解放す
る針解放位置とに上下動可能に支持するため、針押さえ
の針押さえ位置と針解放位置との切り換えを容易に行う
ことができる。
【0046】また、針押さえ支持部に支持された針押さ
えの針押さえ部を上下動させるための操作を行う操作部
を、ニードルベッドの端部に設けることにより、針押さ
えの針押さえ位置と針解放位置との切換操作を更に容易
にすることができる。
【0047】また、針押さえは、針押さえ支持部に回動
可能に支持され、針押さえの回動により、針押さえの針
押さえ部が、針押さえ位置と針解放位置とに上下動する
ため、針押さえ位置と針解放位置とを容易に切り換える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ニードルベッド端部における平面図である。
【図2】針押さえの針押さえ位置でのニードルベッド断
面図である。
【図3】針押さえの針解放位置でのニードルベッド断面
図である。
【図4】下部ニードルプレートの側面図である。
【図5】上部ニードルベッドを取り外した状態の平面図
である。
【図6】針押さえの針押さえ位置におけるニードルベッ
ド側面図である。
【図7】針押さえの針解放位置におけるニードルベッド
側面図である。
【図8】針押さえの針押さえ位置における一部透視した
ニードルベッド平面図である。
【図9】針押さえの針解放位置における一部透視したニ
ードルベッド平面図である。
【図10】変形例の針押さえ平面図である。
【図11】変形例におけるニードルベッド断面図であ
る。
【図12】従来の針押さえ装置を示す図である。
【符号の説明】
1・・・横編機 2・・・下部ニードルベッド 4・・・上部ニードルベッド 6・・・下部ニードルベッド基板 8・・・下部ニードルプレート溝 10,84・・・下部ニードルプレート 12・・・下部針溝 14・・・針 16・・・ニードルジャック 18・・・バット 20・・・編針 22,86・・・延長部分 23・・・上部ニードルベッド基板支持部 24・・・上部ニードルベッド基板 26・・・支持面 28・・・針押さえ 30・・・針押さえ支持部 32・・・上部ニードルプレート溝 34・・・上部ニードルプレート 36・・・上部針溝 39,83・・・針押さえ部 40・・・切欠部 42・・・操作部 44・・・操作板 46・・・摺動板 48・・・歯 50・・・取付部 52・・・ボルト 54・・・ラック 56・・・突片 58・・・操作レバー 60・・・縦溝 62・・・横溝 64・・・コ字型開口部 66・・・ニードルベッドカバー 80・・・溝カム板 82・・・溝カム 88・・・ピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ニードルベッド基板にニードルプレート溝
    を複数列設し、各ニードルプレート溝にはニードルプレ
    ートを挿入して、ニードルプレート間を針溝として形成
    し、各針溝には編針を進退自在に配置するニードルベッ
    ドを前後一対に先端部を突き合わせた状態で配設すると
    共に、前後ニードルベッドの少なくともどちらか一方の
    ニードルベッドのニードルプレート溝に挿入するニード
    ルプレートの一部を上方に延長させ上部編針,またはト
    ランスファージャック,シンカー等の上部編み部材を直
    接あるいは間接的に支持させた形式の横編機において、 前記ニードルプレートの一部を上方に延長した延長部分
    で、前記針溝に配置した編針と交差する方向に配設する
    編針の針押さえの針押さえ部を、前記ニードルベッドの
    針溝に配置した前記編針の浮揚を防止する針押さえ位置
    と、前記編針を針溝から解放する針解放位置とに上下動
    可能に支持したことを特徴とする、横編機における針押
    さえ装置。
  2. 【請求項2】前記針押さえ支持部に支持された前記針押
    さえの針押さえ部を上下動させるための操作を行う操作
    部を、前記ニードルベッドの端部に設けたことを特徴と
    する、請求項1記載の横編機における針押さえ装置。
  3. 【請求項3】前記針押さえは、前記針押さえ支持部に回
    動可能に支持され、針押さえの回動により、針押さえの
    針押さえ部が、針押さえ位置と針解放位置とに上下動す
    ることを特徴とする、請求項1あるいは2の何れかに記
    載の横編機における針押さえ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100476496B1 (ko) * 2001-03-13 2005-03-17 그로츠-베케르트 카게 시스템 부품
CN103437052A (zh) * 2013-09-09 2013-12-11 宁波慈星股份有限公司 横机中的针板打开辅助机构
CN108642694A (zh) * 2018-07-05 2018-10-12 蒋伊柠 横机织针面板结构及包含它的横机
CN111020847A (zh) * 2020-01-17 2020-04-17 孙荣飞 一种用于横编机的复合针床
CN111945287A (zh) * 2020-08-21 2020-11-17 浙江丰帆数控机械有限公司 一种针织横机的针床装置及针织横机

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