JPH1029230A - 射出成形機の型締制御方法 - Google Patents

射出成形機の型締制御方法

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JPH1029230A
JPH1029230A JP18780396A JP18780396A JPH1029230A JP H1029230 A JPH1029230 A JP H1029230A JP 18780396 A JP18780396 A JP 18780396A JP 18780396 A JP18780396 A JP 18780396A JP H1029230 A JPH1029230 A JP H1029230A
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clamping
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Kazuto Sato
和人 佐藤
Noboru Kawaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型締装置を、特にその金型がスプリング入り
金型の場合であっても、安定かつ確実に型締めすること
ができる射出成形機の型締制御方法を提供する。 【解決手段】 移動金型10を保持する移動ダイプレー
ト12を、固定金型14を保持する固定ダイプレート1
6に対して、型開閉バルブ20および型開閉シリンダ2
4を介し移動して型閉じした後、型締バルブ30および
型締シリンダ34を介して型締めする型締装置の型締制
御において、この型締制御を、移動ダイプレート12が
そのリミットスイッチ12aを介して型閉限を確認し、
そして型開閉バルブ20がその圧力スイッチ26を介し
て型閉圧(22a)上昇を確認し、かつこの上昇した型
閉圧(22a)がそのまま保持されるよう、すなわち型
開閉バルブ20がオフされた状態で、型締バルブ30を
作動し、そしてその圧力スイッチ36を介して型締圧
(32)上昇を確認するように操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機の型締
制御方法に係り、特にその型締工程に金型を型開閉シリ
ンダを介して高速開閉するように構成した型締装置にお
ける型締制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図1に示すような射出成形機の
複合式型締装置では、移動金型10を保持する移動ダイ
プレート12を、固定金型14を保持する固定ダイプレ
ート16に対して、先ず型開閉バルブ20をそのb位置
に操作して油圧源18からの圧油をその供給油圧ライン
18aから型閉油圧ライン22aを介して型開閉シリン
ダ24(シリンダ24a、ピストン24b)へ供給する
ことにより、図示の矢印方向へ移動させて型閉じを行
う。その後、型締バルブ30をそのa位置に操作して前
記油圧源18からの圧油を、その供給油圧ライン18b
から型締油圧ライン32を介して、型締シリンダ34
(シリンダ34a、ラム34b)へ供給することにより
型締めを行うよう構成されている。
【0003】なお、図1において、参照符号12aは、
移動ダイプレート12の移動経路上に設けられ、その型
閉限を確認するリミットスイッチを示す。また、参照符
号26は型開閉バルブ20の型閉油圧ライン22a上に
設けられ、型閉圧の上昇を確認する圧力スイッチを示
す。さらに、参照符号28は、同じく型開油圧ライン2
2b上に設けられ、その過剰圧を解放するリリーフバル
ブを示す。そして、参照符号36は、型締バルブ30の
型締油圧ライン32上に設けられ、型締圧の上昇を確認
する圧力スイッチを示す。
【0004】なお、前記装置においては、移動金型10
は、反発スプリング10aを有するスプリング入り金型
に構成されている。また、移動ダイプレート12および
固定ダイプレート16の間には、タイバー40が装架さ
れ、その係合ねじ部40aに対向する位置には、ハーフ
ナット46が配置され、そしてこのハーフナット46
は、供給油圧ライン18bからの圧油を、操作バルブ4
2および操作シリンダ44を介して供給することによ
り、前記係合ねじ部40aに係合脱着されるように構成
されている。
【0005】従って、このような構成によれば、この種
の射出成形機の型締めを自動的にかつ高能率に行うこと
が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出成形機の型締制御方法は、なお次に述べるよう
な難点を有していた。
【0007】すなわち、図3は、前述した型締制御を、
操作工程(1〜8)別にそれぞれ作動時間的なグラフ表
示を行ったものである。従って、前述と重複するが、再
び簡単に説明すると、前記グラフは、型開閉バルブ20
がb位置に操作されると(工程1)、移動ダイプレート
10が移動を開始する(工程8)。そして、型閉限に到
達すると、リミットスイッチ12aが作動すると共に、
型閉圧力22aが上昇し(工程3、6)、そしてこの型
閉圧22aが所定圧に達すると、型閉圧圧力スイッチ2
6が作動すると共に、型締バルブ30がa位置へ操作さ
れて、型締圧力32が上昇し(工程4、2)、そしてこ
の型締圧力32が所定圧に達すると型締圧圧力スイッチ
36が作動する。すなわち、型締めが行われる(工程
7、5)。
【0008】しかるに、このグラフにおいて、すなわち
前記型締制御において、作動時間の昇圧および型締めに
亘る特定時間ΔTの間は、型閉限リミットスイッチ12
aおよび型閉圧圧力スイッチ26が、図示されているよ
うに、その機能が中断されることがあった。すなわち、
この特定時間ΔTの間は、同じくグラフに示されている
ように、型締バルブ30の操作(型締圧力32の上昇)
に際して、型閉圧力22aが一時的に低下する。
【0009】何故ならば、これら両圧力32、22aの
間は、油圧ライン18a、18bで連通しているので、
その油圧ラインの圧力差により両金型10、12の型閉
圧力が保持されず、特にスプリング10a入り金型の場
合には、その反発力で移動ダイプレート10が逆に後退
してリミットスイッチ12aをオフし、その後その作動
を停止するかあるいは再度前進する等の不安定な動作を
発生していた。なお、この場合、タイバー40を有する
本装置においては、そのねじ部40aとハーフナット4
6との係合も行われないことは明らかである。
【0010】そこで、本発明の目的は、型締装置を、特
にその金型がスプリング入り金型の場合であっても、安
定かつ確実に型締めすることができる射出成形機の型締
制御方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る射出成形機の型締制御方法は、移動金
型を保持する移動ダイプレートを、固定金型を保持する
固定ダイプレートに対して、型開閉バルブおよび型開閉
シリンダを介し移動して型閉じした後、型締バルブおよ
び型締シリンダを介して型締めを行う射出成形機の型締
制御方法において、移動ダイプレートはその移動経路上
に型閉限を確認するリミットスイッチを設け、型開閉バ
ルブはその型閉油圧ライン上に型閉圧の上昇を確認する
圧力スイッチを設け、さらに型締バルブはその型締油圧
ライン上に型締圧の上昇を確認する圧力スイッチを設け
て、型開閉バルブを作動して型閉じを開始し、移動ダイ
プレートのリミットスイッチを介して型閉限を確認し、
型閉油圧ラインの圧力スイッチを介して型閉圧上昇を確
認し、かつこの上昇した型閉圧がそのまま保持されるよ
うに型開閉バルブを作動し、その後型締バルブを作動し
てその圧力スイッチを介して型締圧上昇を確認するよう
に操作することを特徴とする。
【0012】この場合、本発明の前記型締制御方法は、
特に移動および/または固定金型が反発スプリングを設
けた場合にも、安定かつ確実に行うことができる。
【0013】本発明の型締制御方法においては、型締操
作は、移動ダイプレートを型閉する型開閉バルブの型閉
圧が所定圧に上昇した後、この上昇所定圧をそのまま保
持した状態で、型締バルブを作動することにより達成さ
れる。
【0014】従って、本発明によれば、型締バルブの作
動時に、その型締圧が仮に前記上昇する型閉圧より低圧
であっても、前記型閉圧が従来のように一時的に低下す
ることはないので、型締操作を安定かつ確実に行うこと
ができる。
【0015】
【実施例】次に、本発明に係る射出成形機の型締制御方
法の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
【0016】先ず初めに、本発明においては、その型締
制御方法を実施する装置およびその操作工程は、前記従
来の装置(図1参照)および工程(図3参照)と基本的
に同一である。従って、本発明の型締制御方法に係る以
下の説明は、前記図1を参照しかつ前記図3に対応する
図2に準拠して行う。
【0017】すなわち、操作工程(1〜8)を、それぞ
れ作動時間的にグラフ表示した図2において、本発明の
型締制御方法の基本的工程は、前記従来の場合(図3)
と同様に、型開閉バルブ20がb位置に操作されると
(工程1)、移動ダイプレート10が移動を開始する
(工程8)。そして、型閉限に到達すると、型閉限リミ
ットスイッチ12aが作動すると共に、型閉圧力22a
が上昇する(工程3、6)。そして、この型閉圧力22
aが所定圧に達すると、型閉圧圧力スイッチ26が作動
すると共に、型締バルブ30がa位置へ操作されて、型
締圧力32が上昇する(工程4、2)。そして、この型
締圧力32が所定圧に達すると、型締圧圧力スイッチ3
6が作動する。すなわち、型締めが行われる(工程7、
5)。
【0018】しかるに、本発明において、前記構成(工
程)によれば、前記型締めは、移動ダイプレート12が
その型閉限リミットスイッチ12aを介して型閉限を確
認し、そして型開閉バルブ20がその圧力スイッチ26
を介して型閉圧(22a)上昇を確認し、かつこの上昇
した型閉圧(22a)が保持されたままの状態で(すな
わち、型開閉バルブ20がオフされた状態)で、型締バ
ルブ30が作動し、そしてその圧力スイッチ36を介し
て型締圧(32)の上昇が確認されるように操作され
る。
【0019】すなわち、図2に示す前記工程に関連して
説明すると、型締操作は、型開閉バルブ20が作動して
(工程1)、その型閉圧22aの上昇が圧力スイッチ2
6で確認される(工程6)と、この上昇した型閉圧力2
2aがそのまま保持された状態(工程6)で、型締バル
ブ30が作動し(工程2)、そしてその型締圧力32の
上昇が圧力スイッチ36で確認し得る(工程7)ように
操作される。
【0020】このように、本発明においては、型締操作
が、移動ダイプレートを型閉じする型開閉バルブの型閉
圧が、所定圧に上昇した後、この上昇所定圧がそのまま
保持するように型開閉バルブを作動し、その後型締バル
ブを作動することにより達成される。この結果、型締バ
ルブの作動時に、その型締圧が仮に前記上昇する型閉圧
より低圧であっても、前記型閉圧が、従来のように一時
的に、すなわち前記特定時間ΔTの間に、型締圧と同等
に低下することはなく、次工程では、ハーフナット46
を供給油圧ライン18bからの圧油を操作バルブ42お
よび操作シリンダ44を介して供給することにより、係
合ねじ部40aに係合脱着することができる。
【0021】従って、本発明によれば、この種の複合式
型締制御を、特にその金型がスプリング入りであって
も、安定しかつ確実に達成することができる。
【0022】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。例えば、本発明の型締制御方法は、前記装置
(図1)において、タイバー係合ねじ部を持たない、い
わゆる型開閉シリンダを有する直圧式型締制御について
も、実質的に同様に作動することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る射出
成形機の型締制御方法は、要約すると、移動ダイプレー
ト(移動金型)を固定ダイプレート(固定金型)に対し
て、型開閉バルブを介して高速型閉じした後、型締バル
ブを介して型締めする型締装置の型締制御において、こ
の型締制御を、前記型開閉バルブの型閉圧が所定圧に上
昇した後、この上昇所定圧がそのまま保持された状態で
前記型締バルブを作動する構成としたことにより、型締
バルブの作動時にその型締圧が仮に前記上昇する型閉圧
より低圧であっても、特にその金型がスプリング入りで
あっても、型締制御を安定かつ確実に達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】射出成形機の型締制御方法を実施する一般的装
置の概略構成図である。
【図2】図1に示す装置における本発明に係る型締制御
方法の一実施例の操作工程別のそれぞれ作動時間を示す
グラフである。
【図3】図1に示す装置における従来の型締制御方法の
操作工程別のそれぞれ作動時間を示すグラフである。
【符号の説明】 10 移動金型 10a スプリング 12 移動ダイプレート 12a リミットスイッチ 14 固定金型 16 固定ダイプレート 18 油圧源 18a、18b 供給油圧ライン 20 型開閉バルブ 22a 型閉油圧ライン(型閉圧力) 24 型開閉シリンダ 26 型閉圧上昇確認圧力スイッチ 30 型締バルブ 32 型締油圧ライン(型締圧力) 34 型締シリンダ 36 型締圧上昇確認圧力スイッチ 40 タイバー 40a 係合ねじ部 42 操作バルブ 44 操作シリンダ 46 ハーフナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動金型を保持する移動ダイプレート
    を、固定金型を保持する固定ダイプレートに対して、型
    開閉バルブおよび型開閉シリンダを介し移動して型閉じ
    した後、型締バルブおよび型締シリンダを介して型締め
    を行う射出成形機の型締制御方法において、 移動ダイプレートはその移動経路上に型閉限を確認する
    リミットスイッチを設け、型開閉バルブはその型閉油圧
    ライン上に型閉圧の上昇を確認する圧力スイッチを設
    け、さらに型締バルブはその型締油圧ライン上に型締圧
    の上昇を確認する圧力スイッチを設けて、型開閉バルブ
    を作動して型閉じを開始し、移動ダイプレートのリミッ
    トスイッチを介して型閉限を確認し、型閉油圧ラインの
    圧力スイッチを介して型閉圧上昇を確認し、かつこの上
    昇した型閉圧がそのまま保持されるように型開閉バルブ
    を作動し、その後型締バルブを作動してその圧力スイッ
    チを介して型締圧上昇を確認するように操作することを
    特徴とする射出成形機の型締制御方法。
  2. 【請求項2】 移動および/または固定金型は、反発ス
    プリングを設けてなる請求項1記載の射出成形機の型締
    制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107511460A (zh) * 2017-09-29 2017-12-26 湖北荆安汽车零部件有限公司 一种砂芯制造机

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