JPH10292352A - クラゲ流入防止装置 - Google Patents
クラゲ流入防止装置Info
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- JPH10292352A JPH10292352A JP9115150A JP11515097A JPH10292352A JP H10292352 A JPH10292352 A JP H10292352A JP 9115150 A JP9115150 A JP 9115150A JP 11515097 A JP11515097 A JP 11515097A JP H10292352 A JPH10292352 A JP H10292352A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 海水取水口にクラゲ流入防止用網を張設した
クラゲ流入防止装置において、網に沿うクラゲ排除水流
を発生するためのプロペラ装置が空気を吸入するのを防
止する。 【解決手段】 クラゲ流入防止用網4の海洋21側に植設
した複数の基礎杭7に、上段プロペラ装置9と下段プロ
ペラ装置8とを取付けることで、各プロペラ装置の小型
化を可能にするとともに、液面計12で干潮時を検出して
干潮時に上段プロペラ装置9の運転を停止することによ
り、プロペラ装置が空気や浮遊ゴミを吸込するのを防止
できるようにした。
クラゲ流入防止装置において、網に沿うクラゲ排除水流
を発生するためのプロペラ装置が空気を吸入するのを防
止する。 【解決手段】 クラゲ流入防止用網4の海洋21側に植設
した複数の基礎杭7に、上段プロペラ装置9と下段プロ
ペラ装置8とを取付けることで、各プロペラ装置の小型
化を可能にするとともに、液面計12で干潮時を検出して
干潮時に上段プロペラ装置9の運転を停止することによ
り、プロペラ装置が空気や浮遊ゴミを吸込するのを防止
できるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電所等のよ
うに、多量の海水を冷却水として利用している施設の海
水取水口にクラゲが流入するのを未然に防止するために
設置されるクラゲ流入防止装置に関する。
うに、多量の海水を冷却水として利用している施設の海
水取水口にクラゲが流入するのを未然に防止するために
設置されるクラゲ流入防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】海水の取水口に設置されるクラゲ流入防
止装置として、従来図5,6に示すようなものが提案さ
れている。すなわち、海水の取水口08の(満潮時の)海
面012に設置されたカーテンプレート07と海底014との間
に海洋03側に向かって下向き傾斜にクラゲ流入防止用の
網04が張設され、さらに複数台の小型のクラゲ排除用水
流発生装置06がカーテンプレート07と網04との間で網04
と平行になるようにカーテンプレート07に取り付けられ
ている。
止装置として、従来図5,6に示すようなものが提案さ
れている。すなわち、海水の取水口08の(満潮時の)海
面012に設置されたカーテンプレート07と海底014との間
に海洋03側に向かって下向き傾斜にクラゲ流入防止用の
網04が張設され、さらに複数台の小型のクラゲ排除用水
流発生装置06がカーテンプレート07と網04との間で網04
と平行になるようにカーテンプレート07に取り付けられ
ている。
【0003】なお図中の符号013は干潮時の海面を、符
号015は網下開口部をそれぞれ示している。また符号011
はクラゲ排除用水流発生装置06の排除水流形成範囲を示
しており、この排除水流形成範囲011が網04の前面側
(海洋03側)および後面側(取水口02側)に及ぶように
(図6参照)、クラゲ排除用水流発生装置06が設置され
ている。
号015は網下開口部をそれぞれ示している。また符号011
はクラゲ排除用水流発生装置06の排除水流形成範囲を示
しており、この排除水流形成範囲011が網04の前面側
(海洋03側)および後面側(取水口02側)に及ぶように
(図6参照)、クラゲ排除用水流発生装置06が設置され
ている。
【0004】上述の構成の従来装置では、取水口02への
取水時、潮流05に乗って浮遊するクラゲ09等の浮遊物が
取水口02に近づくと、取水口02に向かって流れ、クラゲ
流入防止用の網04に付着する。このとき、各クラゲ排除
用の水流発生装置06を駆動して、排除水流(乱流)010
を網04の前面側および後面側を含む排除水流形成範囲01
1に横向きに発生させ、斜めに張った網04を揺らして、
網04に付着したクラゲ09等の浮遊物を網04から剥がす一
方、剥がしたクラゲ09等の浮遊物を排除水流(乱流)01
0により斜めに張った網04に沿い上昇させながら横方向
に押し流して排除している。なおクラゲ09等の浮遊物
は、その後潮流05に乗って取水口02から遠ざかる。この
とき、各水流発生装置06はカーテンプレート07に取付け
られていて、海底から離れて海面近くの水中に設置され
ており、しかも各クラゲ排除用水流発生装置06が小型で
(プロペラ駆動用モータが小型で)あるため、各クラゲ
排除用水流発生装置06により海底のヘドロを掻き上げる
ことがないようになっている。
取水時、潮流05に乗って浮遊するクラゲ09等の浮遊物が
取水口02に近づくと、取水口02に向かって流れ、クラゲ
流入防止用の網04に付着する。このとき、各クラゲ排除
用の水流発生装置06を駆動して、排除水流(乱流)010
を網04の前面側および後面側を含む排除水流形成範囲01
1に横向きに発生させ、斜めに張った網04を揺らして、
網04に付着したクラゲ09等の浮遊物を網04から剥がす一
方、剥がしたクラゲ09等の浮遊物を排除水流(乱流)01
0により斜めに張った網04に沿い上昇させながら横方向
に押し流して排除している。なおクラゲ09等の浮遊物
は、その後潮流05に乗って取水口02から遠ざかる。この
とき、各水流発生装置06はカーテンプレート07に取付け
られていて、海底から離れて海面近くの水中に設置され
ており、しかも各クラゲ排除用水流発生装置06が小型で
(プロペラ駆動用モータが小型で)あるため、各クラゲ
排除用水流発生装置06により海底のヘドロを掻き上げる
ことがないようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
装置では、クラゲ排除用の水流発生装置06が海面012の
近くにあるため、水流発生装置06のプロペラと海面012
との差が少ないことに起因して、空気を吸込む可能性が
ある。つまり上述の従来装置は、海面012が一定してい
る場合には有効であるが、潮の干満差が大きい場合、例
えば干潮時の海面が図6の符号13で示すようになると、
水流発生装置06は運転できなくなるという問題点があ
る。
装置では、クラゲ排除用の水流発生装置06が海面012の
近くにあるため、水流発生装置06のプロペラと海面012
との差が少ないことに起因して、空気を吸込む可能性が
ある。つまり上述の従来装置は、海面012が一定してい
る場合には有効であるが、潮の干満差が大きい場合、例
えば干潮時の海面が図6の符号13で示すようになると、
水流発生装置06は運転できなくなるという問題点があ
る。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、干潮時の水深が浅くかつ干満の水位差の
大きい海域に設置しても、干潮時に空気を吸込むことな
く、かつ海底のヘドロを掻き上げることもない水流発生
装置をそなえたクラゲ流入防止装置を提供することを目
的とする。
とするもので、干潮時の水深が浅くかつ干満の水位差の
大きい海域に設置しても、干潮時に空気を吸込むことな
く、かつ海底のヘドロを掻き上げることもない水流発生
装置をそなえたクラゲ流入防止装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、海水の取水口
に設置されるクラゲ流入防止装置において、上記取水口
を囲むように海面から海底の近くまで張設されたクラゲ
流入防止用の網と、同網に沿ったクラゲ排除水流を発生
させるためのプロペラ装置とをそなえ、上記プロペラ装
置を、上記網の海洋側に上下方向に複数段設けて課題解
決の手段としている。
に設置されるクラゲ流入防止装置において、上記取水口
を囲むように海面から海底の近くまで張設されたクラゲ
流入防止用の網と、同網に沿ったクラゲ排除水流を発生
させるためのプロペラ装置とをそなえ、上記プロペラ装
置を、上記網の海洋側に上下方向に複数段設けて課題解
決の手段としている。
【0008】また、上記網を海底に対し垂直に、あるい
は海洋側に向かって下向き傾斜に張設し、上記の上下方
向に複数段に設けられるプロペラ装置を、上記網と平行
に複数基配設して課題解決の手段としている。
は海洋側に向かって下向き傾斜に張設し、上記の上下方
向に複数段に設けられるプロペラ装置を、上記網と平行
に複数基配設して課題解決の手段としている。
【0009】さらに、上記の上下方向に複数段に設けら
れるプロペラ装置のうちの最上段のプロペラ装置を、干
潮時の海面よりも下方の位置に設けるとともに、最下段
のプロペラ装置を海底のヘドロを掻き上げない高さの位
置に設けて課題解決の手段としている。
れるプロペラ装置のうちの最上段のプロペラ装置を、干
潮時の海面よりも下方の位置に設けるとともに、最下段
のプロペラ装置を海底のヘドロを掻き上げない高さの位
置に設けて課題解決の手段としている。
【0010】さらにまた、上記プロペラ装置の駆動制御
を、当該プロペラ装置を設置された海域の潮位を計測す
る液面計あるいは同海域の干満をスケジュールしたウィ
ークリータイマーのいずれかにより行なうようにして課
題解決の手段としている。
を、当該プロペラ装置を設置された海域の潮位を計測す
る液面計あるいは同海域の干満をスケジュールしたウィ
ークリータイマーのいずれかにより行なうようにして課
題解決の手段としている。
【0011】本発明では、クラゲ排除水流を発生するた
めプロペラ装置を上下方向に複数段設けたことにより、
小型のプロペラ装置で多量のクラゲ排除水流を発生で
き、またプロペラ装置を小型化したことにより、海底の
ヘドロの掻き上げを抑制することができ、その分プロペ
ラ装置の設置位置を海底近くまで深くすることが可能と
なる。
めプロペラ装置を上下方向に複数段設けたことにより、
小型のプロペラ装置で多量のクラゲ排除水流を発生で
き、またプロペラ装置を小型化したことにより、海底の
ヘドロの掻き上げを抑制することができ、その分プロペ
ラ装置の設置位置を海底近くまで深くすることが可能と
なる。
【0012】また、上下方向に複数段に設けられるプロ
ペラ装置をクラゲ流入防止用の網と平行に複数基配設し
たことにより、小型のプロペラ装置により大量のクラゲ
排除水流の発生が可能となる。
ペラ装置をクラゲ流入防止用の網と平行に複数基配設し
たことにより、小型のプロペラ装置により大量のクラゲ
排除水流の発生が可能となる。
【0013】さらに、最上段のプロペラ装置を干潮時の
海面よりも下方の位置に設けるとともに、最下段のプロ
ペラ装置を海底のヘドロを掻き上げない高さに設けたた
め、プロペラ装置による空気の吸込みやヘドロの掻き上
げを防止することができる。
海面よりも下方の位置に設けるとともに、最下段のプロ
ペラ装置を海底のヘドロを掻き上げない高さに設けたた
め、プロペラ装置による空気の吸込みやヘドロの掻き上
げを防止することができる。
【0014】さらにまた、潮位を計測する液面計あるい
は干満をスケジュールしたウィークリータイマーのいず
れかにより、プロペラ装置の駆動制御を行なうようにし
たため、干潮時に最上段のプロペラ装置が空気を吸込ん
だり、浮遊ゴミを巻込んだりするおそれがなく、プロペ
ラ装置の安定した運転が可能になる。
は干満をスケジュールしたウィークリータイマーのいず
れかにより、プロペラ装置の駆動制御を行なうようにし
たため、干潮時に最上段のプロペラ装置が空気を吸込ん
だり、浮遊ゴミを巻込んだりするおそれがなく、プロペ
ラ装置の安定した運転が可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としてのクラゲ流入防止装置について説明すると、
図1はその平面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図
3は図1のB−B矢視正面図、図4は変形例の図3に相
当する正面図である。
形態としてのクラゲ流入防止装置について説明すると、
図1はその平面図、図2は図1のA−A矢視断面図、図
3は図1のB−B矢視正面図、図4は変形例の図3に相
当する正面図である。
【0016】この実施形態のクラゲ流入防止装置も、図
1に示すとおり海水の取水口1の海洋側に設置されるも
ので、クラゲ流入防止用の網4が、取水口1を取り囲む
ように上端部を上部工(歩廊)2に取り付けられるとと
もに下端部を海底10に埋設されたシンカー18に取り付け
られて、満潮時の海面5の上方から海底10近くまで、海
洋側に向かって下向き傾斜に張設されている。符号3は
上部工2を支持する杭を、符号19は網下開口部をそれぞ
れ示している。
1に示すとおり海水の取水口1の海洋側に設置されるも
ので、クラゲ流入防止用の網4が、取水口1を取り囲む
ように上端部を上部工(歩廊)2に取り付けられるとと
もに下端部を海底10に埋設されたシンカー18に取り付け
られて、満潮時の海面5の上方から海底10近くまで、海
洋側に向かって下向き傾斜に張設されている。符号3は
上部工2を支持する杭を、符号19は網下開口部をそれぞ
れ示している。
【0017】網4の海洋側に、網4に沿って複数本の基
礎杭7が一列に等間隔で打設されており、各基礎杭7
に、下段プロペラ装置8および上段プロペラ装置9の2
台のプロペラ装置が、それぞれ据付台8a,9aを介し
て取り付けられている。
礎杭7が一列に等間隔で打設されており、各基礎杭7
に、下段プロペラ装置8および上段プロペラ装置9の2
台のプロペラ装置が、それぞれ据付台8a,9aを介し
て取り付けられている。
【0018】両プロペラ装置(群)8,9は、いずれも
網4の前面に沿う同じ方向のクラゲ排除水流20を発生す
るもので、網4に沿って配設された複数の下段プロペラ
装置8の各水中モータ(図示せず)を同時に駆動するた
めの給電ケーブル14aおよびまた網4に沿って配設され
た複数の上段プロペラ装置9の各水中モータ(図示せ
ず)を同時に駆動するための給電ケーブル14bが、陸上
の制御器11と上記の各水中モータとの間にそれぞれ接続
するために設けられている。また、両プロペラ装置8,
9による排除水域の形成範囲が網4の海洋側および取水
口側の両面に形成できるようになっている。
網4の前面に沿う同じ方向のクラゲ排除水流20を発生す
るもので、網4に沿って配設された複数の下段プロペラ
装置8の各水中モータ(図示せず)を同時に駆動するた
めの給電ケーブル14aおよびまた網4に沿って配設され
た複数の上段プロペラ装置9の各水中モータ(図示せ
ず)を同時に駆動するための給電ケーブル14bが、陸上
の制御器11と上記の各水中モータとの間にそれぞれ接続
するために設けられている。また、両プロペラ装置8,
9による排除水域の形成範囲が網4の海洋側および取水
口側の両面に形成できるようになっている。
【0019】杭3に干潮時を検出する液面計12が取り付
けられており、液面計12の信号が信号ケーブル15aを介
して制御器11に伝えられるようになっている。符号6は
干潮時の海面を示している。液面計12に代えて、当該海
域の潮の干満時間をスケジュール化したウィークリータ
イマー13を制御器11に接続しておいてもよい。符号15b
はウィークリータイマー13を制御器11に接続する信号ケ
ーブルを示している。
けられており、液面計12の信号が信号ケーブル15aを介
して制御器11に伝えられるようになっている。符号6は
干潮時の海面を示している。液面計12に代えて、当該海
域の潮の干満時間をスケジュール化したウィークリータ
イマー13を制御器11に接続しておいてもよい。符号15b
はウィークリータイマー13を制御器11に接続する信号ケ
ーブルを示している。
【0020】ここで、各下段プロペラ装置8は海底10の
ヘドロ等を掻き上げることのない高さに設置され、また
各上段プロペラ装置9は干潮時の海面6よりも深い位置
に設置されている。
ヘドロ等を掻き上げることのない高さに設置され、また
各上段プロペラ装置9は干潮時の海面6よりも深い位置
に設置されている。
【0021】上述の構成において、満潮時等の上段プロ
ペラ装置(複数)9の運転による空気の吸込み現象が起
こり、海面に渦が生じて浮遊ゴミの巻込みなどのおそれ
のない時には、上段プロペラ装置9および下段プロペラ
装置8(いずれも複数、以下同じ)が運転され、網4の
網面に沿ったクラゲ排除水流が発生して、網面の清掃が
行なわれるとともに、網4付近のクラゲおよび網面から
剥離されたクラゲを横方向に押し流す作用が行なわれ
る。
ペラ装置(複数)9の運転による空気の吸込み現象が起
こり、海面に渦が生じて浮遊ゴミの巻込みなどのおそれ
のない時には、上段プロペラ装置9および下段プロペラ
装置8(いずれも複数、以下同じ)が運転され、網4の
網面に沿ったクラゲ排除水流が発生して、網面の清掃が
行なわれるとともに、網4付近のクラゲおよび網面から
剥離されたクラゲを横方向に押し流す作用が行なわれ
る。
【0022】干潮時のように、海面6と上段プロペラ装
置9の上端との差が少なく、上段プロペラ装置9を運転
すると空気の吸込み現象が起こり海面に渦が生じて浮遊
ゴミを巻込むおそれのあるときには、液面計12あるいは
ウィークリータイマー13の信号により、下段プロペラ装
置8のみが運転される。
置9の上端との差が少なく、上段プロペラ装置9を運転
すると空気の吸込み現象が起こり海面に渦が生じて浮遊
ゴミを巻込むおそれのあるときには、液面計12あるいは
ウィークリータイマー13の信号により、下段プロペラ装
置8のみが運転される。
【0023】干潮時には網4の有効面積も自ずと少なく
なるので、下段プロペラ装置8のみの運転でカバーでき
る。そして、干潮をすぎて海面が上昇し満潮に向かい、
上段プロペラ装置9が空気を吸込まない高さに海面が達
する(このことは液面計12またはウィークリータイマー
13から制御器11に伝達される)と、上段プロペラ装置9
も運転を開始する。
なるので、下段プロペラ装置8のみの運転でカバーでき
る。そして、干潮をすぎて海面が上昇し満潮に向かい、
上段プロペラ装置9が空気を吸込まない高さに海面が達
する(このことは液面計12またはウィークリータイマー
13から制御器11に伝達される)と、上段プロペラ装置9
も運転を開始する。
【0024】このようにして、この実施形態のもので
は、干潮時における浮遊ゴミの巻込みに伴い発生するプ
ロペラ装置の振動を防止できて、安定したプロペラ装置
の運転が可能となり、網4の網面も確実に清掃され、ク
ラゲ流入防止装置としての信頼性も向上する。特に干潮
時の水深が浅くかつ干潮時と満潮時との水位差の大きい
海域に効果的である。
は、干潮時における浮遊ゴミの巻込みに伴い発生するプ
ロペラ装置の振動を防止できて、安定したプロペラ装置
の運転が可能となり、網4の網面も確実に清掃され、ク
ラゲ流入防止装置としての信頼性も向上する。特に干潮
時の水深が浅くかつ干潮時と満潮時との水位差の大きい
海域に効果的である。
【0025】図4に示した変形例では、上段プロペラ9
がやや上向きの水流を発生できるように、少し海面側へ
傾斜させて設けられている。この構成により、この変形
例のものでは、上段プロペラ装置が上方に向かう水流を
発生するため、網4の網面に付着したクラゲを確実に排
除することができる。
がやや上向きの水流を発生できるように、少し海面側へ
傾斜させて設けられている。この構成により、この変形
例のものでは、上段プロペラ装置が上方に向かう水流を
発生するため、網4の網面に付着したクラゲを確実に排
除することができる。
【0026】なお、上記の実施形態では、網4が海洋側
に向かって下向き傾斜に張設された場合を例にしている
が、網4が垂直状に張設されている場合についても、同
様の作用効果が得られることはいうまでもない。
に向かって下向き傾斜に張設された場合を例にしている
が、網4が垂直状に張設されている場合についても、同
様の作用効果が得られることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のクラゲ流
入防止装置によれば、次のような効果が得られる。 (1) クラゲ排除水流を発生させるためのプロペラ装置を
上下方向に複数段設けたことにより、小型のプロペラ装
置で多量のクラゲ排除水流を発生でき、またプロペラ装
置を小型化したことにより、海底のヘドロの掻き上げを
抑制することができ、その分プロペラ装置の設置位置を
海底近くまで深くすることが可能となる。 (2) 上下方向に複数段に設けられるプロペラ装置をクラ
ゲ流入防止用の網と平行に複数基配設したことにより、
小型のプロペラ装置により大量のクラゲ排除水流の発生
が可能となる。 (3) 最上段のプロペラ装置を干潮時の海面よりも下方の
位置に設けるとともに、最下段のプロペラ装置を海底の
ヘドロを掻き上げない高さに設けたため、プロペラ装置
による空気の吸込みやヘドロの掻き上げを防止すること
ができる。 (4) 潮位を計測する液面計あるいは干満をスケジュール
したウィークリータイマーのいずれかによりプロペラ装
置の駆動制御を行なうようにしたため、干潮時に最上段
のプロペラ装置が空気を吸込んだり、浮遊ゴミを巻込ん
だりするおそれがなく、プロペラ装置の安定した運転が
可能になる。
入防止装置によれば、次のような効果が得られる。 (1) クラゲ排除水流を発生させるためのプロペラ装置を
上下方向に複数段設けたことにより、小型のプロペラ装
置で多量のクラゲ排除水流を発生でき、またプロペラ装
置を小型化したことにより、海底のヘドロの掻き上げを
抑制することができ、その分プロペラ装置の設置位置を
海底近くまで深くすることが可能となる。 (2) 上下方向に複数段に設けられるプロペラ装置をクラ
ゲ流入防止用の網と平行に複数基配設したことにより、
小型のプロペラ装置により大量のクラゲ排除水流の発生
が可能となる。 (3) 最上段のプロペラ装置を干潮時の海面よりも下方の
位置に設けるとともに、最下段のプロペラ装置を海底の
ヘドロを掻き上げない高さに設けたため、プロペラ装置
による空気の吸込みやヘドロの掻き上げを防止すること
ができる。 (4) 潮位を計測する液面計あるいは干満をスケジュール
したウィークリータイマーのいずれかによりプロペラ装
置の駆動制御を行なうようにしたため、干潮時に最上段
のプロペラ装置が空気を吸込んだり、浮遊ゴミを巻込ん
だりするおそれがなく、プロペラ装置の安定した運転が
可能になる。
【図1】本発明の一実施形態としてのクラゲ流入防止装
置の平面図。
置の平面図。
【図2】図1のA−A矢視断面図。
【図3】図1のB−B矢視正面図。
【図4】同変形例の図3に相当する正面図。
【図5】従来のクラゲ流入防止装置の平面図。
【図6】図5のC−C矢視断面図。
1 (海水の)取水口 2 上部工(歩廊) 3 杭 4 クラゲ流入防止用の網 5 満潮時の海面 6 干潮時の海面 7 基礎杭 8 下段プロペラ装置 9 上段プロペラ装置 10 海底 11 制御器 12 液面計 13 ウィークリータイマー 14a, 14b 給電ケーブル 15a,15b 信号ケーブル 18 シンカー 19 網下開口部 20 クラゲ排除水流 21 海洋(側)
Claims (4)
- 【請求項1】 海水の取水口に設置されるクラゲ流入防
止装置において、 上記取水口を囲むように海面から海底の近くまで張設さ
れたクラゲ流入防止用の網と、 同網に沿ったクラゲ排除水流を発生させるためのプロペ
ラ装置とをそなえ、 上記プロペラ装置が、上記網の海洋側に上下方向に複数
段設けられていることを特徴とする、クラゲ流入防止装
置。 - 【請求項2】 上記網が海底に対し垂直に、あるいは海
洋側に向かって下向き傾斜に張設され、上記の上下方向
に複数段に設けられるプロペラ装置が、上記網と平行に
複数基配設されていることを特徴とする、請求項1に記
載のクラゲ流入防止装置。 - 【請求項3】 上記の上下方向に複数段に設けられるプ
ロペラ装置のうちの最上段のプロペラ装置が、干潮時の
海面よりも下方の位置に設けられるとともに、最下段の
プロペラ装置が海底のヘドロを掻き上げない高さの位置
に設けられていることを特徴とする、請求項1または2
に記載のクラゲ流入防止装置。 - 【請求項4】 上記プロペラ装置の駆動制御が、当該プ
ロペラ装置を設置された海域の潮位を計測する液面計あ
るいは同海域の干満をスケジュールしたウィークリータ
イマーのいずれかにより行なわれることを特徴とする、
請求項1乃至3のいずれかに記載のクラゲ流入防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115150A JPH10292352A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | クラゲ流入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115150A JPH10292352A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | クラゲ流入防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10292352A true JPH10292352A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14655562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9115150A Withdrawn JPH10292352A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | クラゲ流入防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10292352A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100975933B1 (ko) | 2009-11-20 | 2010-08-13 | (주)한국해양과학기술 | 발전소 취수구로의 해파리 유입방지장치 |
| JP2015168917A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-28 | 宇部興産機械株式会社 | 除塵装置の運転方法 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP9115150A patent/JPH10292352A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100975933B1 (ko) | 2009-11-20 | 2010-08-13 | (주)한국해양과학기술 | 발전소 취수구로의 해파리 유입방지장치 |
| JP2015168917A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-28 | 宇部興産機械株式会社 | 除塵装置の運転方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040706 |