JPH10292357A - オイルフェンス - Google Patents
オイルフェンスInfo
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- JPH10292357A JPH10292357A JP9093992A JP9399297A JPH10292357A JP H10292357 A JPH10292357 A JP H10292357A JP 9093992 A JP9093992 A JP 9093992A JP 9399297 A JP9399297 A JP 9399297A JP H10292357 A JPH10292357 A JP H10292357A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil fence
- bag
- liquid
- filled
- floating body
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
- Y02A20/204—Keeping clear the surface of open water from oil spills
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 とくに汀線付近での展張作業が容易で、しか
も設置後は、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安
定で、より確実に油もれを防止できるオイルフェンスを
提供する。 【解決手段】 水面WS上に浮揚する、可とう性を有す
る長尺柱状の浮体11の下部に、液体AQを充てんし
て、水底BWに着底する柱状の錘体として使用される、
可とう性を有する長尺の袋体12を、長手方向に平行に
配置したオイルフェンス1である。
も設置後は、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安
定で、より確実に油もれを防止できるオイルフェンスを
提供する。 【解決手段】 水面WS上に浮揚する、可とう性を有す
る長尺柱状の浮体11の下部に、液体AQを充てんし
て、水底BWに着底する柱状の錘体として使用される、
可とう性を有する長尺の袋体12を、長手方向に平行に
配置したオイルフェンス1である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、とくに汀線付近
において好適に使用される新規なオイルフェンスに関す
るものである。
において好適に使用される新規なオイルフェンスに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のオイルフェンスは、十分に水深の
あるところでの使用を中心に考えられたものであって、
たとえば図3(a) に示すように、水面WS上に浮揚す
る、可とう性を有する長尺の浮体91の下部に、ポリ塩
化ビニルシートなどからなる柔軟な膜体92を設け、こ
の膜体92を、その先端部に設けた錘体93によって水
中に垂下する構造を有していた。また上記錘体93は、
膜体92の先端を小径の袋状にして、その内部にチェー
ンなどの長尺でかつ柔軟な錘部材93aを収容すること
で構成されていた。
あるところでの使用を中心に考えられたものであって、
たとえば図3(a) に示すように、水面WS上に浮揚す
る、可とう性を有する長尺の浮体91の下部に、ポリ塩
化ビニルシートなどからなる柔軟な膜体92を設け、こ
の膜体92を、その先端部に設けた錘体93によって水
中に垂下する構造を有していた。また上記錘体93は、
膜体92の先端を小径の袋状にして、その内部にチェー
ンなどの長尺でかつ柔軟な錘部材93aを収容すること
で構成されていた。
【0003】そして、上記従来のオイルフェンスを、錘
体93が着底するような水深の浅い汀線付近で使用した
場合には、小径でかつ柔軟な錘体93が水底の砂に食い
込んだり、あるいは砂利などに引っ掛かったりしやすい
ので展張作業が容易でない上、波浪や潮の満ち引きによ
る揺動にともなって柔軟な膜体92がめくれ上がるなど
して油もれが発生するおそれもあった。
体93が着底するような水深の浅い汀線付近で使用した
場合には、小径でかつ柔軟な錘体93が水底の砂に食い
込んだり、あるいは砂利などに引っ掛かったりしやすい
ので展張作業が容易でない上、波浪や潮の満ち引きによ
る揺動にともなって柔軟な膜体92がめくれ上がるなど
して油もれが発生するおそれもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特公昭59−2284
8号公報には、図3(b) に示すように、水底BWに着底
する、可とう性を有する長尺柱状の錘体94の上部に、
それ自体が浮力によって水中で直立する膜体95を設け
た水域汚濁防止膜が開示されている。かかる防止膜は、
上記のように錘体94が、水底BWに着底させることを
考慮して、従来のオイルフェンスの錘体93よりも直径
の大きい柱状に形成されているため、砂に食い込んだり
砂利などに引っ掛かったりしにくいという利点がある。
8号公報には、図3(b) に示すように、水底BWに着底
する、可とう性を有する長尺柱状の錘体94の上部に、
それ自体が浮力によって水中で直立する膜体95を設け
た水域汚濁防止膜が開示されている。かかる防止膜は、
上記のように錘体94が、水底BWに着底させることを
考慮して、従来のオイルフェンスの錘体93よりも直径
の大きい柱状に形成されているため、砂に食い込んだり
砂利などに引っ掛かったりしにくいという利点がある。
【0005】しかし、上記の防止膜を汀線付近に使用し
た場合には、波浪や潮の満ち引きによる揺動にともなっ
て、単に水中で直立するだけの浮力しか持たない膜体9
5が倒れて油もれが発生するおそれがあった。この発明
の目的は、汀線付近での展張作業が容易で、しかも設置
後は、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定で、
より確実に油もれを防止しうるオイルフェンスを提供す
ることにある。
た場合には、波浪や潮の満ち引きによる揺動にともなっ
て、単に水中で直立するだけの浮力しか持たない膜体9
5が倒れて油もれが発生するおそれがあった。この発明
の目的は、汀線付近での展張作業が容易で、しかも設置
後は、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定で、
より確実に油もれを防止しうるオイルフェンスを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明のオイルフェンスは、水面上に浮揚する、
可とう性を有する長尺柱状の浮体の下部に、液体を充て
んして、着底する柱状の錘体として使用される、可とう
性を有する長尺の袋体を、長手方向に平行に配置したこ
とを特徴としている。
の、この発明のオイルフェンスは、水面上に浮揚する、
可とう性を有する長尺柱状の浮体の下部に、液体を充て
んして、着底する柱状の錘体として使用される、可とう
性を有する長尺の袋体を、長手方向に平行に配置したこ
とを特徴としている。
【0007】上記構成からなる、この発明のオイルフェ
ンスにおいては、袋体に水などの液体を充てんして形成
される錘体が、着底を考慮して、従来の、オイルフェン
スの錘体よりも直径の大きい柱状に形成されているとと
もに、上記の構造ゆえ、可とう性は有するものの、従来
の錘体よりは柔軟性が低く、ある程度の剛直性を有して
いるため、水底の砂に食い込んだり砂利などに引っ掛か
ったりしにくいものとなり、あらかじめ袋体に液体を充
てんした状態での、汀線付近における展張作業が容易で
ある。
ンスにおいては、袋体に水などの液体を充てんして形成
される錘体が、着底を考慮して、従来の、オイルフェン
スの錘体よりも直径の大きい柱状に形成されているとと
もに、上記の構造ゆえ、可とう性は有するものの、従来
の錘体よりは柔軟性が低く、ある程度の剛直性を有して
いるため、水底の砂に食い込んだり砂利などに引っ掛か
ったりしにくいものとなり、あらかじめ袋体に液体を充
てんした状態での、汀線付近における展張作業が容易で
ある。
【0008】また、袋体に液体を充てんする前のオイル
フェンスを汀線付近に展張した後、袋体に液体を充てん
して着底させてもよく、その場合にも汀線付近での展張
作業が容易である。しかも、上記のようにして汀線付近
に設置されたこの発明のオイルフェンスは、錘体および
浮体がともに柱状であるため、従来の、ポリ塩化ビニル
シートなどからなる柔軟な膜体のようにめくれ上がった
り、あるいは従来の、水中に直立するだけの浮力しか持
たない膜体のように倒れたりするおそれがない上、着底
した錘体と、水面上に浮揚する十分な浮力を有する浮体
とのバランスによって、全体が倒れたりするおそれもな
いため、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定
で、より確実に油もれを防止しうるものとなる。
フェンスを汀線付近に展張した後、袋体に液体を充てん
して着底させてもよく、その場合にも汀線付近での展張
作業が容易である。しかも、上記のようにして汀線付近
に設置されたこの発明のオイルフェンスは、錘体および
浮体がともに柱状であるため、従来の、ポリ塩化ビニル
シートなどからなる柔軟な膜体のようにめくれ上がった
り、あるいは従来の、水中に直立するだけの浮力しか持
たない膜体のように倒れたりするおそれがない上、着底
した錘体と、水面上に浮揚する十分な浮力を有する浮体
とのバランスによって、全体が倒れたりするおそれもな
いため、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定
で、より確実に油もれを防止しうるものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明のオイルフェン
スを、その実施の形態の一例を示す図面を参照しつつ説
明する。まず図1(a)(b)の例について説明する。これら
の図にみるようにこの例のオイルフェンス1は、水面W
S上に浮揚する、可とう性を有する長尺円柱状の浮体1
1の下部に、水などの液体AQを充てんして、水底BW
に着底する円柱状の錘体として使用される、可とう性を
有する長尺の袋体12を1つ、長手方向に平行に配置し
たものである。
スを、その実施の形態の一例を示す図面を参照しつつ説
明する。まず図1(a)(b)の例について説明する。これら
の図にみるようにこの例のオイルフェンス1は、水面W
S上に浮揚する、可とう性を有する長尺円柱状の浮体1
1の下部に、水などの液体AQを充てんして、水底BW
に着底する円柱状の錘体として使用される、可とう性を
有する長尺の袋体12を1つ、長手方向に平行に配置し
たものである。
【0010】上記のうち浮体11は、その両端が閉じら
れた1重または多重の、長尺円筒状の袋体11a内に、
図に見るように、ポリスチレンなどの発泡体を円柱形な
どの所定の形状に成形した浮部材11bを複数個収容す
るか、または浮部材11bに代えて、袋体11a内に空
気などの気体を充てんすることで構成される。また、錘
体となる袋体12は、同じくその両端が閉じられた1重
または多重の長尺円筒状に形成されている。
れた1重または多重の、長尺円筒状の袋体11a内に、
図に見るように、ポリスチレンなどの発泡体を円柱形な
どの所定の形状に成形した浮部材11bを複数個収容す
るか、または浮部材11bに代えて、袋体11a内に空
気などの気体を充てんすることで構成される。また、錘
体となる袋体12は、同じくその両端が閉じられた1重
または多重の長尺円筒状に形成されている。
【0011】上記浮体11や袋体12の具体的なサイズ
についてはとくに限定されないが、上記の円筒状の浮体
11は、水面WS上に浮揚しうる十分な浮力を付与する
ために、その直径が、従来のオイルフェンスの浮体と同
程度、つまり200〜600mm程度であるのが好まし
い。一方、袋体12は、液体AQを充てんして、錘体と
して水底BWに着底させる際に、砂に食い込んだり砂利
などに引っ掛かったりしないように、その直径が、およ
そ200mm以上であればよい。
についてはとくに限定されないが、上記の円筒状の浮体
11は、水面WS上に浮揚しうる十分な浮力を付与する
ために、その直径が、従来のオイルフェンスの浮体と同
程度、つまり200〜600mm程度であるのが好まし
い。一方、袋体12は、液体AQを充てんして、錘体と
して水底BWに着底させる際に、砂に食い込んだり砂利
などに引っ掛かったりしないように、その直径が、およ
そ200mm以上であればよい。
【0012】ただし袋体12の直径は、当該袋体12
の、液体AQを充てんした際の断面積が、浮体11の断
面積より大きくなるように、上記範囲内でもとくに、浮
体11を構成する袋体11aの直径よりも大きめに設定
されているのが好ましい。上記のように、錘体となる袋
体12の、液体AQの充てん時の断面積を、浮体11の
断面積より大きくした場合には、波浪や潮の満ち引きに
よる揺動に対する安定性がさらに向上するという利点が
ある。
の、液体AQを充てんした際の断面積が、浮体11の断
面積より大きくなるように、上記範囲内でもとくに、浮
体11を構成する袋体11aの直径よりも大きめに設定
されているのが好ましい。上記のように、錘体となる袋
体12の、液体AQの充てん時の断面積を、浮体11の
断面積より大きくした場合には、波浪や潮の満ち引きに
よる揺動に対する安定性がさらに向上するという利点が
ある。
【0013】上記袋体11a、12はそれぞれ、種々の
素材により形成することができるが、袋体11aは、従
来同様に、ポリ塩化ビニルシートなどで形成すればよ
い。一方、水底BWに着底する袋体12は、波浪や潮の
満ち引きによる揺動によって短期間で破損するのを防止
すべく、耐摩擦性の高い、基布と樹脂との複合体にて形
成するのが好ましい。
素材により形成することができるが、袋体11aは、従
来同様に、ポリ塩化ビニルシートなどで形成すればよ
い。一方、水底BWに着底する袋体12は、波浪や潮の
満ち引きによる揺動によって短期間で破損するのを防止
すべく、耐摩擦性の高い、基布と樹脂との複合体にて形
成するのが好ましい。
【0014】上記の、複合体を構成する樹脂としては、
たとえばゴムやポリウレタンなどがあげられる。複合体
は、たとえば基布に、加硫前のゴムを含むゴム糊や、ポ
リウレタンのプレポリマーを含む塗布液などを含浸させ
た後、ゴムを加硫するかプレポリマーを反応硬化させる
ことにより形成される。
たとえばゴムやポリウレタンなどがあげられる。複合体
は、たとえば基布に、加硫前のゴムを含むゴム糊や、ポ
リウレタンのプレポリマーを含む塗布液などを含浸させ
た後、ゴムを加硫するかプレポリマーを反応硬化させる
ことにより形成される。
【0015】なお、ごく短期間の使用に限られ、耐久性
よりもコストを優先する場合は、袋体12を、上記の複
合体ではなく、袋体11aと同じポリ塩化ビニルシート
などで形成してもよい。この例のオイルフェンス1は、
図1(a) に示したように、袋体12内に液体AQを充て
んして、水底BWに着底する柱状の錘体として、汀線付
近で使用される他、図1(b) に示したように、袋体12
内に液体AQを充てんしない状態で、十分に水深のある
ところで、通常のオイルフェンスと同様にして使用する
こともできる。
よりもコストを優先する場合は、袋体12を、上記の複
合体ではなく、袋体11aと同じポリ塩化ビニルシート
などで形成してもよい。この例のオイルフェンス1は、
図1(a) に示したように、袋体12内に液体AQを充て
んして、水底BWに着底する柱状の錘体として、汀線付
近で使用される他、図1(b) に示したように、袋体12
内に液体AQを充てんしない状態で、十分に水深のある
ところで、通常のオイルフェンスと同様にして使用する
こともできる。
【0016】つぎに、図2に示したオイルフェンス1に
ついて説明する。図にみるように、この例のオイルフェ
ンス1は、水面WS上に浮揚する、可とう性を有する長
尺円柱状の浮体11の下部に、水などの液体AQを充て
んして、水底BWに着底する円柱状の錘体として使用さ
れる、可とう性を有する長尺の袋体12を2つ、長手方
向に平行に配置したものである。
ついて説明する。図にみるように、この例のオイルフェ
ンス1は、水面WS上に浮揚する、可とう性を有する長
尺円柱状の浮体11の下部に、水などの液体AQを充て
んして、水底BWに着底する円柱状の錘体として使用さ
れる、可とう性を有する長尺の袋体12を2つ、長手方
向に平行に配置したものである。
【0017】浮体11、および各袋体12はそれぞれ、
先のものと同様に構成される。上記のように袋体12を
2つ設けた場合には、波浪や潮の満ち引きによる揺動に
対する安定性がさらに向上するという利点がある。また
上記の場合、2つの袋体が並列に配置されているので、
個々の袋体12の直径が前記の好ましい範囲以下であっ
ても、錘体として水底BWに着底させる際に、砂に食い
込んだり砂利などに引っ掛かったりしないという利点も
ある。
先のものと同様に構成される。上記のように袋体12を
2つ設けた場合には、波浪や潮の満ち引きによる揺動に
対する安定性がさらに向上するという利点がある。また
上記の場合、2つの袋体が並列に配置されているので、
個々の袋体12の直径が前記の好ましい範囲以下であっ
ても、錘体として水底BWに着底させる際に、砂に食い
込んだり砂利などに引っ掛かったりしないという利点も
ある。
【0018】ただし安定性をより一層向上させるために
は、2つの袋体12の合計の断面積が、浮体11の断面
積より大きくなるように、各袋体12の直径を設定する
のが好ましい。なおこの例のオイルフェンス1も、先の
例のものと同様に、図に示したように、2つの袋体1
2、12内に液体AQを充てんして、水底BWに着底す
る柱状の錘体として、汀線付近で使用してもよく、また
図示していないが、袋体12内に液体AQを充てんしな
い状態で、十分に水深のあるところで、通常のオイルフ
ェンスと同様にして使用してもよい。
は、2つの袋体12の合計の断面積が、浮体11の断面
積より大きくなるように、各袋体12の直径を設定する
のが好ましい。なおこの例のオイルフェンス1も、先の
例のものと同様に、図に示したように、2つの袋体1
2、12内に液体AQを充てんして、水底BWに着底す
る柱状の錘体として、汀線付近で使用してもよく、また
図示していないが、袋体12内に液体AQを充てんしな
い状態で、十分に水深のあるところで、通常のオイルフ
ェンスと同様にして使用してもよい。
【0019】上記各例のオイルフェンス1はいずれも、
従来のものと同様に、1ユニットがおよそ10〜20m
程度の長さに形成される。そして、その両端部に連結部
材(図示せず)を設けておき、この連結部材を用いて複
数個を連結した状態で、主として汀線付近の、所定の水
域を囲むように展張して使用される。より具体的には、
輸送および収納に便利なように、袋体12内に液体AQ
を充てんしない状態で、浮体11の、隣り合う浮部材1
1b間の中空部分を利用して折り曲げて、あるいは浮体
11内に充てんされた気体を抜いて、渦巻き状に巻きつ
けてあったオイルフェンス1を、地上あるいは船上か
ら、上記の連結部材を用いて複数個を次々に連結すると
ともに、袋体12内に、船舷からくみ上げた水などの液
体AQを充てんしながら少しずつ繰り出す。
従来のものと同様に、1ユニットがおよそ10〜20m
程度の長さに形成される。そして、その両端部に連結部
材(図示せず)を設けておき、この連結部材を用いて複
数個を連結した状態で、主として汀線付近の、所定の水
域を囲むように展張して使用される。より具体的には、
輸送および収納に便利なように、袋体12内に液体AQ
を充てんしない状態で、浮体11の、隣り合う浮部材1
1b間の中空部分を利用して折り曲げて、あるいは浮体
11内に充てんされた気体を抜いて、渦巻き状に巻きつ
けてあったオイルフェンス1を、地上あるいは船上か
ら、上記の連結部材を用いて複数個を次々に連結すると
ともに、袋体12内に、船舷からくみ上げた水などの液
体AQを充てんしながら少しずつ繰り出す。
【0020】また、浮体11が気体式のものである場合
には、上記作業と同時に、浮体11に空気などの気体を
充てんする。そしてその先端を船舶で曳航して、また汀
線付近では人力あるいは地上の作業車などで牽引して、
所定の水域を囲むように展張する。この際、オイルフェ
ンス1が汀線付近だけでなく、着底の必要がない十分に
水深のある領域まで及ぶようであれば、その領域では、
前述したように袋体12に液体AQを充てんせずに使用
するか、または従来のオイルフェンスを連結すればよ
い。
には、上記作業と同時に、浮体11に空気などの気体を
充てんする。そしてその先端を船舶で曳航して、また汀
線付近では人力あるいは地上の作業車などで牽引して、
所定の水域を囲むように展張する。この際、オイルフェ
ンス1が汀線付近だけでなく、着底の必要がない十分に
水深のある領域まで及ぶようであれば、その領域では、
前述したように袋体12に液体AQを充てんせずに使用
するか、または従来のオイルフェンスを連結すればよ
い。
【0021】あるいはまた、前述したように袋体12に
液体AQを充てんする前のオイルフェンス1を汀線付近
に展張した後、袋体12に液体AQを充てんして着底さ
せてもよい。上記の、オイルフェンス1の連結に使用さ
れる連結部材としては、たとえば日本船舶標準協会の規
格JMS−0992で規定されたオイルフェンス用のフ
ァスナーや、あるいは米国材料・試験協会(ASTM)
で規定されたオイルフェンス用のアルミニウム製接続具
などが好適に使用される。また、どちらの連結部材とも
連結できるように改造した連結部材を使用してもよい。
液体AQを充てんする前のオイルフェンス1を汀線付近
に展張した後、袋体12に液体AQを充てんして着底さ
せてもよい。上記の、オイルフェンス1の連結に使用さ
れる連結部材としては、たとえば日本船舶標準協会の規
格JMS−0992で規定されたオイルフェンス用のフ
ァスナーや、あるいは米国材料・試験協会(ASTM)
で規定されたオイルフェンス用のアルミニウム製接続具
などが好適に使用される。また、どちらの連結部材とも
連結できるように改造した連結部材を使用してもよい。
【0022】なお、この発明のオイルフェンスの構成
は、以上で説明した図の例に限定されるものではない。
たとえば浮体11および袋体12は円柱状には限定され
ず、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定性を有
するのであれば、たとえば多角柱状などの、種々の断面
形状を有する柱状とすることができる。また袋体12の
数は1つまたは2つには限定されず、浮体11の下部に
3つ以上の袋体を設けてもよい。
は、以上で説明した図の例に限定されるものではない。
たとえば浮体11および袋体12は円柱状には限定され
ず、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定性を有
するのであれば、たとえば多角柱状などの、種々の断面
形状を有する柱状とすることができる。また袋体12の
数は1つまたは2つには限定されず、浮体11の下部に
3つ以上の袋体を設けてもよい。
【0023】その他、この発明の要旨を変更しない範囲
で、種々の設計変更を施すことができる。
で、種々の設計変更を施すことができる。
【0024】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、とくに汀線付近での展張作業が容易で、しかも設置
後は、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定で、
より確実に油もれを防止できるオイルフェンスがえられ
る。
ば、とくに汀線付近での展張作業が容易で、しかも設置
後は、波浪や潮の満ち引きによる揺動に対して安定で、
より確実に油もれを防止できるオイルフェンスがえられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のオイルフェンスの、実施の形態の一
例を示す図であって、同図(a)は、上記オイルフェンス
を、袋体内に液体を充てんして、水底に着底する柱状の
錘体として、汀線付近で使用する状態を示す部分切裁斜
視図、同図(b) は、袋体内に液体を充てんしない状態
で、十分に水深のあるところで、通常のオイルフェンス
と同様にして使用する状態を示す部分切裁斜視図であ
る。
例を示す図であって、同図(a)は、上記オイルフェンス
を、袋体内に液体を充てんして、水底に着底する柱状の
錘体として、汀線付近で使用する状態を示す部分切裁斜
視図、同図(b) は、袋体内に液体を充てんしない状態
で、十分に水深のあるところで、通常のオイルフェンス
と同様にして使用する状態を示す部分切裁斜視図であ
る。
【図2】この発明のオイルフェンスの、実施の形態の他
の例を示す部分切裁斜視図である。
の例を示す部分切裁斜視図である。
【図3】同図(a) は、十分に水深のあるところで使用さ
れる従来のオイルフェンスの一例を示す部分切裁斜視
図、同図(b) は、着底する錘体を備えた従来の水域汚濁
防止膜の部分切裁斜視図である。
れる従来のオイルフェンスの一例を示す部分切裁斜視
図、同図(b) は、着底する錘体を備えた従来の水域汚濁
防止膜の部分切裁斜視図である。
1 オイルフェンス 11 浮体 12 袋体 AQ 液体 BW 水底 WS 水面
Claims (4)
- 【請求項1】水面上に浮揚する、可とう性を有する長尺
柱状の浮体の下部に、液体を充てんして、着底する柱状
の錘体として使用される、可とう性を有する長尺の袋体
を、長手方向に平行に配置したことを特徴とするオイル
フェンス。 - 【請求項2】液体充てん時の断面積が浮体の断面積より
大きい袋体を、当該浮体の下部に1つ配置した請求項1
記載のオイルフェンス。 - 【請求項3】液体充てん時の合計の断面積が浮体の断面
積より大きい袋体を、当該浮体の下部に2つ以上、配置
した請求項1記載のオイルフェンス。 - 【請求項4】袋体が、基布と樹脂との複合体にて形成さ
ている請求項1記載のオイルフェンス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9093992A JPH10292357A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | オイルフェンス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9093992A JPH10292357A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | オイルフェンス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10292357A true JPH10292357A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14097909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9093992A Pending JPH10292357A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | オイルフェンス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10292357A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6854927B2 (en) | 2002-12-20 | 2005-02-15 | Kunio Miyazaki | Containment boom |
| KR102084406B1 (ko) * | 2019-05-23 | 2020-03-04 | 주식회사 조영 | 강관파이프 및 고무슬리브를 이용한 오탁방지막 |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9093992A patent/JPH10292357A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6854927B2 (en) | 2002-12-20 | 2005-02-15 | Kunio Miyazaki | Containment boom |
| KR102084406B1 (ko) * | 2019-05-23 | 2020-03-04 | 주식회사 조영 | 강관파이프 및 고무슬리브를 이용한 오탁방지막 |
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