JPH10292600A - 玄関スロープ - Google Patents

玄関スロープ

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JPH10292600A
JPH10292600A JP9116183A JP11618397A JPH10292600A JP H10292600 A JPH10292600 A JP H10292600A JP 9116183 A JP9116183 A JP 9116183A JP 11618397 A JP11618397 A JP 11618397A JP H10292600 A JPH10292600 A JP H10292600A
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entrance
slope
soil
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slope body
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Soichiro Kobori
宗一郎 小堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関口における車椅子などの出入りの容易
化。 【解決手段】 1個または複数個一組として車椅子Cな
どの上り下りに用いられるスロープ体10である。玄関
土間部Aに設けられている収納凹部B内に略収め入れの
状態で、上り框41の側に向けて傾斜立ち上げ状態とな
るように一端側で回動可能に組み付けてある。また、ス
ロープ体10を、その傾斜立上げ状態に維持する支持手
段20を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、玄関口に備えら
れて車椅子の上り下りなどに用いられるスロープの提供
に関する。
【0002】
【従来の技術】玄関口から車椅子によって家屋内に出入
りする場合、玄関土間と廊下床面との間に備えられてい
る段差が、その円滑な出入りに際しての障碍となる不都
合があった。
【0003】反面、かかる段差を無くして、玄関土間
と、廊下床面とを面一となるように構成した場合、外部
からの塵芥などが居住空間内にもたらされ易く、また、
玄関口における外観を損うなどの不都合があった。
【0004】かかる点から、車椅子などによる出入りに
際して必要とされるスロープ手段を別段に用意し、これ
を必要に応じて玄関の上り框の前面側に備えつけ用いる
と共に、これを必要としない場合には、取り外して物置
などに保管することが試みられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車椅子
などによる玄関口からの出入りに際して、逐一、これに
必要とされるスロープ手段を物置などから運び込み設置
することは、これに用いられるスロープ手段が、相当の
嵩張りを有し、しかも重量物として構成されていること
が多いことから、その取扱いに多くの労力を要すると共
に、これを保管する為の比較的大きな空間を必要とする
などの不都合があった。
【0006】また、車椅子などの上り下りに用いられる
スロープ手段は、これを、その設置面に対して固定状態
で用いることを要請される場合が多く、玄関土間に運び
込まれたスロープ手段を、この玄関土間部に固定する操
作を別段に施すことが要請される場合があった。
【0007】この発明は、かかる従来の玄関口における
車椅子などの出入りに際しての不都合を解消し、玄関口
の外観を損うことなしに、玄関土間部分にスロープを備
えつけ、これを、必要に際して、容易に取り出し用い得
るようになすと共に、これが不要な際には、玄関土間部
内に容易に収め入れ得るようにした玄関スロープの提供
に関する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る玄関スロ
ープは、前記の目的を達成するために、請求項1記載の
発明に係る玄関スロープを、1個または複数個一組とし
て車椅子などの上り下りに用いられるスロープ体を、玄
関土間部に設けられている収納凹部内に略収め入れの状
態で、上り框の側に向けて傾斜立上げ状態となるように
一端側で回動可能に組み付けてあると共に、該スロープ
体を、その傾斜立上げ状態に維持する支持手段を備えて
いる構成としてある。
【0009】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、この玄関スロープを必要とする際に、スロープ体
を玄関土間部に設けた収納凹部から回動状態に引き出
し、車椅子などの上り下りを可能とする傾斜立上げ状態
に該スロープ体を支持して用いることができる。
【0010】また、かかる玄関スロープを必要としない
際には、このスロープ体を玄関土間部に設けた収納凹部
内に回動状態に収め入れ、玄関口を、すっきりとした形
態として用いることができる。
【0011】次いで、請求項2の発明に係る玄関スロー
プを、前記請求項1記載の発明に係る玄関スロープにお
いて、玄関土間部に設けられている収納凹部内に収め入
れられるスロープ体が、この収納凹部内に収め入れの状
態における上面を、玄関土間の土間面と略面一となるよ
うに構成してある。
【0012】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、この玄関スロープを構成するスロープ体を、玄関
土間部内に収め入れた際に、この玄関土間面に何等の段
差を生ずることがなく、玄関土間面が快適な動作面とさ
れると共に外観の整った玄関土間面を構成することがで
きる。
【0013】さらに、前記目的を達成するために、請求
項3記載の発明に係る玄関スロープを、前記請求項1記
載の発明に係る玄関スロープにおいて、玄関土間部に設
けられている収納凹部内に収め入れられるスロープ体
が、この収納凹部内に収め入れの状態における上面側
に、玄関土間部の土間面の化粧手段と同一の化粧手段を
備えている構成としてある。
【0014】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、この玄関スロープを構成するスロープ体を、玄関
土間部内に収め入れた際に、この玄関土間面の化粧と、
このスロープ体の上面化粧とが一連の連続したものとし
て構成され、玄関土間面における化粧性が良好とされ
る。
【0015】また、前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明に係る玄関スロープを、前記請求項1記載
の発明に係る玄関スロープにおいて、スロープ体を収め
入れる収納凹部が、玄関土間部に埋め込み状態で備えら
れる上面開口の平箱体によって構成してある。
【0016】このように構成される玄関スロープにあっ
ては、玄関土間部に対する玄関スロープの設置が、平箱
体の備えつけによって容易になすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る玄関スロープ
の典型的な各実施の形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、この典型的な実施の形態に係る玄
関スロープSを備えた玄関の主要部分の断面図、図2
は、玄関スロープSを傾斜立上げ状態として用いる状態
の要部を、図3は、この玄関スロープSを玄関土間部内
に収め入れた状態の要部を夫々断面図として示してい
る。
【0019】図4は、車椅子Cの上り下りに用いられる
2個一組みで用いられるスロープ体10を備えた玄関ス
ロープSを、車椅子の上り下りに用いられる状態とし
て、これを斜視図で示しており、図5は、玄関土間に収
め入れた状態として、これを平面図として示している。
【0020】図6及び図7は、この玄関スロープSの取
り出し、及び収め入れ動作を、図6では、これを取り出
して傾斜立上げ状態に支持している状態として、図7で
は、これを収納凹部内に収め入れている状態として、夫
々を断面図で示している。
【0021】図8は、この玄関スロープSの各構成主要
部品を分離した状態で、図9では、これを組み付けた状
態で、夫々斜視図として示しており、図10は、スロー
プ体10を、これに取付けられている支持手段の側から
斜視図として示している。また、図11は、玄関スロー
プSの構成部品、特に、スロープ体10の回動組み付け
部分の要部を縦方向で断面し、図12では、これを水平
方向で断面することで示してある。
【0022】先ず、この実施の形態に係る玄関スロープ
Sは、1個または複数個一組として車椅子Cなどの上り
下りに用いられるスロープ体10を、玄関土間部Aに設
けられている収納凹部B内に略収め入れの状態で、上り
框41の側に向けて傾斜立上げ状態となるように一端側
で回動可能に組み付けてあると共に、該スロープ体10
を、その傾斜立上げ状態に維持する支持手段20を備え
ている構成としている。
【0023】このように構成される玄関スロープSにあ
っては、この玄関スロープSを必要とする際に、スロー
プ体10を玄関土間部Aに設けた収納凹部Bから回動状
態に引き出し、車椅子Cなどの上り下りを可能とする傾
斜立上げ状態に該スロープ体10を支持して用いること
ができる。
【0024】また、かかる玄関スロープSを必要としな
い際には、このスロープ体10を玄関土間部Aに設けた
収納凹部B内に回動状態に収め入れ、玄関口を、すっき
りとした形態として用いることができる。
【0025】かかる玄関スロープSは、所謂玄関土間部
Aに備えられるものであって、図1は、かかる玄関スロ
ープSの備えつけられる最も典型的な玄関構造の一例を
示している。
【0026】ここで玄関土間部Aに備えられる玄関スロ
ープSは、これを用いて、玄関土間部Aから廊下などの
床40に対して上り下りする手段として構成されるもの
であって、この車椅子Cの各車輪Ca、Cbを、各別に
案内する2個(またはそれ以上)のスロープ体10、1
0を、所定の間隔を離して設けることで、この玄関土間
部Aに玄関スロープSを構成し、又は、この車椅子Cの
各車輪Ca、Caを玄関土間部Aに備えられた1個のス
ロープ体10によって案内するように玄関スロープSを
構成する。
【0027】この図示例にあっては、この典型的な実施
例の一つとして、2個のスロープ体10、10を備えた
玄関スロープSについて説明する。
【0028】この典型的な玄関口における玄関土間部A
は、割ぐり石51上に土間コンクリート52を打設し、
これにタイル53を下地材としてのモルタル54上に張
設して構成してある。
【0029】また、この玄関土間部Aから一段、立上げ
の状態で構成される床40は、コンクリート基礎55上
に備えられた土台42に根太43を配して、これに床板
44を張り込んで構成してあり、その前端部分に上り框
41を備えた構成としてある。
【0030】尚、この玄関口にあって、外壁61に設け
られた出入口開口部60には玄関戸62が備えてあると
共に、野縁63によって、各天井板64が張り設けた構
成としてある。尚、図中65は壁66に備えられた手摺
を示している。
【0031】かかる玄関口、特に玄関土間部Aに備えら
れる玄関スロープSは、この玄関土間部Aに対して埋設
状態に備えられて、この玄関土間部Aに収納凹部Bを構
成する上面開口の平箱体30と、この平箱体30内に収
め入れられると共に、上り框41の側に向けて傾斜立上
げ状態となるように、この平箱体30の一端側で、回動
可能に組み付けられるスロープ体10と、このスロープ
体10を、その傾斜立上げ状態に維持する支持手段20
とによって構成してあり、このスロープ体10を、玄関
土間部Aのなす面、この実施例にあっては、タイル53
の面と面一の状態から、これを回動立上げることによっ
て、車椅子Cなどが、玄関土間部Aから上り框41を介
して床40面上に乗り上げ、あるいは、これと逆に、床
40面から、上り框41を介して玄関土間部Bに降りる
ことのできる傾斜状態として用い得る構成としてある。
【0032】即ち、この実施の形態に係る玄関スロープ
Sにあっては、スロープ体10を備えた平箱体30を、
上り框41の前方にある玄関土間部Aに対して、このス
ロープ体10の回動組み付け側を、この上り框41と反
対の側にあるようにして備えつけ、しかも、この平箱体
30に備えられているスロープ体10が、回動立上げら
れた際に、このスロープ体10を利用して、玄関土間部
Aから床40面上に、又は、この床40面から、玄関土
間部Aに向けて車椅子Cなどが上り下り可能とされるよ
うに、このスロープ体10の先端側を、上り框41に近
接し、しかも、この上り下りに適する勾配となるように
備えつける構成としてある。
【0033】ここで用いられる上面開口の平箱体30
は、これに収め入れるスロープ体10を回動可能に組み
付け、しかも、このスロープ体10を傾斜状態に支承で
きる強度を備えたものとして構成され、例えば、ステン
レススチールなどの錆び難い素材などで構成できると共
に、アルミ材、プラスチック材、繊維強化プラスチック
材、繊維強化コンクリート材などの適宜の素材によって
構成することができる。
【0034】この平箱体30は、この実施例にあって
は、長方形の底板部30aと、この底板部30aの各辺
から起立された各側板部、即ち、長辺側から起立されて
いる一対の側板部30bと、短辺側から起立されている
一対の側板部30cとによって構成してあると共に、長
辺側から起立されている側板部30bの一側端部側の上
部に、軸31、31を、この軸31が、平箱体30の内
方に突き出すように、例えば、溶接などによって止着状
態に設け、短辺側から起立されている側板部30cが上
り框41の前面に対して平行となるように玄関土間部A
に備えつけ用いられる構成としてある。
【0035】また、この軸31の設けられている側と反
対の側にある側板部30cの内側には、スロープ体10
の受け片32が張り出し鍔状の形態に設けてあり、この
受け片32上にスロープ体10を受け入れた際に、この
スロープ体10の上面が、この平箱体30に対して都合
良く収まり、しかも、玄関土間部Aを構成している化粧
手段としてのタイル53の表面と、このスロープ体10
の表面化粧手段の面とが都合良く面一の状態となる構成
としてある。
【0036】かかる受け片32は、スロープ体10上に
おける歩行などに際して、このスロープ体10にかかる
荷重を確実に受けることのできる耐荷重性を備えたもの
として備えつけられるものであって、これを一体として
構成し、あるいは、これを別材で構成した後に、溶接、
リベット、ビスなどを用いて一体に組み付けてあっても
良く、例えば、平箱体30をステンレススチールで構成
してある場合には、溶接などの手法で、この側板部30
cに対して一体的に備えつけることが好ましい一例とさ
れる。又、アルミ材、プラスチック材、繊維強化プラス
チック材、繊維強化コンクリート材などによって平箱体
30が構成されている場合にあっては、この受け片32
の下部に補強リブなどを設け、平箱体30と、この受け
片32及び補強リブなどを一体に成形することが好まし
い一例とされる。
【0037】かくして構成される受け片32によって、
この受け片32の上方がスロープ体10の収め入れ空間
とされると共に、この受け片32の下方が支持手段20
などの収め入れ空間として構成される。
【0038】また、この受け片32の前方、即ち、平箱
体30の内側方に寄った位置の底板部30aに、支持手
段20の一方をなす脚受け具22が設けてある。
【0039】この脚受け具22は、スロープ体10を傾
斜立上げ状態で、その四角環状をなす脚具21の下端水
平棒部21aを、その両側で受け入れる2個一組みの構
成としてあり、回動状態で立上げられるスロープ体10
を、目的とする傾斜角で、支持できるように、側板部3
0bに沿った向きに、複数個の受け部22aが列設され
た構成としてある。
【0040】即ち、この脚受け具22は、長方形状の取
付け板部22bと、この取付け板部22bの長さ側の縁
で折り曲げ起立された受け片部22cとを備えた構成と
してあり、この取付け板部22bを、その長さ側を、側
板部30bの長さ側に沿うようにして、例えば、溶接、
ビスなどの適宜の手法で底板部30aに止着してあり、
この受け片部22cの上端縁に、その長さ方向に亘て複
数の係合凹部としての各受け部22a〜22aを列設状
態に設けてある。
【0041】かかる構成よりなる平箱体30は、これに
スロープ体10を組み付けの状態、又は、このスロープ
体10を追って組みつける形態のものとして玄関土間部
Aの一部を構成するように、これを埋設状態に玄関土間
部Aに設け、この玄関土間部Aに収納凹部Bを構成す
る。
【0042】この玄関土間部Aに対する平箱体30の備
えつけは、この平箱体30における受け片32を備えた
側板部30cが上り框41の前面と平行となり、しか
も、この平箱体30に収め入れたスロープ体10を回動
起立した際に、このスロープ体10の先端が、上り框4
1に突き当ることなく、この上り框41の前方に都合良
く近接して位置づけられる各条件を満たした位置に設置
される。
【0043】かかる平箱体30の備えつけは、より具体
的には、この平箱体30の底板部30aに設けた排水孔
33に連通する排水孔が、打設コンクリート部分に構成
されるように、例えば、この排水孔33から下方に突き
出すように塩ビチューブなどを挿通した状態で、これを
土間コンクリート52の打設時に、この土間コンクリー
ト52内に備えつけ、更に、その外周を、土間コンクリ
ート52で覆って構成すると共に、化粧手段としてのタ
イル53の上面が、この平箱体30内に収め入れられる
スロープ体10における化粧手段としてのタイル13の
上面と面一となるように調整塗り込まれるモルタル54
と、これに張り込まれるタイル53とによって、その外
周を覆われた形態として備えつけられる。
【0044】次いで、前記の平箱体30に収め入れられ
るスロープ体10は、前記軸31を溝状軸受け部14に
組み入れ、且つ、溝上端受け部14aで該軸31を受け
ることによって、このスロープ体10を回動可能とした
状態で、相互間に隙間が極力生じない構成としてあるこ
とが好ましく、上面開口の偏平箱状基体11内にモルタ
ル12を充填してタイル13を張り設けて構成してあ
る。
【0045】即ち、このスロープ体10を構成する偏平
箱状基体11は、例えば、ステンレススチール材、アル
ミ材、プラスチック材、繊維強化プラスチック材、繊維
強化コンクリート材、などの充分な強度を備えた素材な
どによって構成される長方体形状としてあり、この実施
例にあっては、底板部11aから起立されている各側板
部の向き合っている一対の側板部11b、11bの一端
側の外側に、その下端から上部側に向けて上部で塞がれ
て、溝上端受け部14aとされている溝状受け部14が
設けてあり、この溝状受け部14に、前記軸31を受け
入れ、この軸31を、この溝状受け部14の溝上端受け
部14aで支持するようにして、このスロープ体10を
平箱体30に対して、回動可能に収め入れ状態に組付け
得る構成としてある。
【0046】また、この偏平箱状基体11の他の一対の
側板部11cにおける先端側にある側板部11c、即
ち、前記溝状受け部14の備えられている側と反対の側
にある側板部11cの内側面に、上面の一部を開口15
aしたボックス状の把手部材15を、この開口15a
が、打ち込みモルタル12上に張り込まれるタイル13
の上面と面一に構成されるように備えつけてある。
【0047】かかる把手部材15は、ほゞ長方体形状の
ボックスとして構成してあると共に、上面板部15bの
一部、特に、この把手部材15の備えつけられる側板部
11cと反対の側が欠設されて、手指の差し込みに用い
られる開口15aとしてあり、この開口15aに連続し
た上面板部15bが把手として機能するように構成して
ある。
【0048】かかる把手部材15は、例えば、側板部1
1cの略中央部分にあって、その内側に沿って、その側
板部15cを添装状態として、これを溶接、ビスなどの
適宜の手法で止めつけ、あるいは充填モルタル12によ
って固着するようにしてある。
【0049】また、この偏平箱状基体11の底板部11
aの下面側、より具体的には、前記の溝状軸受け部14
による回動状態での組み付け側と反対の側にある下面側
に、一対の脚支持片23、23を、この各脚支持片2
3、23が、前記軸31によるスロープ体10の回動中
心線と平行となるように設けてある。
【0050】この脚支持片23は、取付け片部23a
と、この取付け片部23aの一側縁から屈曲状態に起立
し、しかも互に向き合って設けられる支持片部23bと
によって構成してあり、取付け片部23aを、底板部1
1aの下面に添装した状態で、溶接、ビスなど任意の手
法で、この底板部11aに止着してある。
【0051】かくして構成される偏平箱状基体11に
は、モルタル12が充填され、しかも、その表面に化粧
手段としてのタイル13が備えつけられたスロープ体1
0として構成される。
【0052】かかるスロープ体10には、四角形の所
謂、角環状枠として構成される脚具21の上端水平棒部
21bを、前記支持片部23bの孔23b’を挿通した
態様で、この脚具21が回動可能に備えつけられる。
【0053】かかるスロープ体10に備えつけられる脚
具21は、互に平行に対設された上端水平棒部21b及
び下端水平棒部21aと、この各棒部21a、21bの
側端部間を連設する互に平行に向き合っている支持棒部
21c、21cとによって四角形の環体として構成して
あり、スロープ体10に必要とされる立上げ傾斜角をも
たらすことのできる長さ寸法を、前記支持棒部21cが
備えた構成としてある。
【0054】かかる構成よりなるスロープ体10は、そ
の溝状軸受け部14に、前記平箱体30における軸31
を受け入れ、且つ、その把手部材15の側を、前記上り
框41の側に向けて平箱体30に組み付けることによっ
て、このスロープ体10は、軸31に対する溝状軸受け
部14の溝上端受け部14aの当接と、スロープ体10
の先端側下面の受け片32に対する当接とによって、こ
の平箱体30の構成する収納凹部B内に都合良く収め入
れられると共に、このスロープ体10上面の化粧手段で
あるタイル13が、玄関土間部Aの化粧手段であるタイ
ル53と面一の状態とされ、互に連続した化粧面を構成
する。
【0055】また、かかる軸31を、溝状軸受け部14
の溝上端受け部14aに当接することで一端側を支持さ
れているスロープ体10の他端側を持ち上げると共に、
脚具21を立上げ、これを受け部22aに係合すること
によって、このスロープ体10を、この傾斜立上げ状態
に維持することができる。尚、この脚具21は、これ
を、鉛直、または、この鉛直位置より、その下端水平棒
部21aを上り框41の側に近づけるように傾斜した状
態で、その下端水平棒部21aを受け部22aに係合す
ることによって、よりスロープ体10を安定に支持でき
る構成とすることができる。
【0056】かかるスロープ体10の収納される平箱体
30にあっては、前記受け片32の下方にスロープ体1
0の出し入れに支障の無い空所が構成され、この受け片
32の下方に構成されている空間内に、前記脚受け具2
2を構成すると共に、脚具21の動作空間、及び、その
収納空間として用いることができる。
【0057】尚、前記の各実施の形態に係る玄関スロー
プSにあっては、車椅子Cの車輪幅に合せた位置に、一
対のスロープ体10を備えつけることによって、この各
スロープ体10の小型、軽量化を計った構成として示し
てあるが、このスロープ体10を車椅子Cの車輪幅を備
えたものとして、一個のスロープ体10によって玄関ス
ロープSを構成するようにしてあっても良い。
【0058】このように一個のスロープ体10によって
玄関スロープSを構成した場合、スロープ体10の立上
げ操作、あるいは収納空間に対する収め入れ操作が容易
とされ、しかも、その設置コストを割安とすることがで
きる。
【0059】
【発明の効果】この発明に係る玄関スロープは、前記の
目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る玄関
スロープを、1個または複数個一組として車椅子などの
上り下りに用いられるスロープ体を、玄関土間部に設け
られている収納凹部内に略収め入れの状態で、上り框の
側に向けて傾斜立上げ状態となるように一端側で回動可
能に組み付けてあると共に、該スロープ体を、その傾斜
立上げ状態に維持する支持手段を備えている構成として
あることによって、この玄関スロープを必要とする際
に、スロープ体を玄関土間部に設けた収納凹部から回動
状態に引き出し、車椅子などの上り下りを可能とする傾
斜立上げ状態に該スロープ体を支持して用いることがで
きる特長を有している。
【0060】また、かかる玄関スロープを必要としない
際には、このスロープ体を玄関土間部に設けた収納凹部
内に回動状態に収め入れ、玄関口を、すっきりとした形
態として用いることができる特長を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的な実施の形態に係る玄関スロープを備え
た玄関主要部分の断面図
【図2】同玄関スロープを用いる状態で示した玄関部分
の要部断面図
【図3】同玄関スロープを収め入れ状態で示した玄関部
分の要部断面図
【図4】同玄関スロープの使用状態を示した要部斜視図
【図5】同玄関スロープを収め入れた状態を示した要部
平面図
【図6】同玄関スロープのスロープ体を傾斜立上げた状
態で示す要部断面図
【図7】同玄関スロープのスロープ体を収納空間に収め
入れた状態で示す要部断面図
【図8】同玄関スロープの構成主要部品の分離斜視図
【図9】同玄関スロープの主要構成体の斜視図
【図10】同要部斜視図
【図11】同要部の縦断面図
【図12】同要部の平断面図
【符号の説明】
A 玄関土間部 B 収納凹部 S 玄関スロープ 10 スロープ体 20 支持手段 41 上り框

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個または複数個一組として車椅子など
    の上り下りに用いられるスロープ体を、玄関土間部に設
    けられている収納凹部内に略収め入れの状態で、上り框
    の側に向けて傾斜立上げ状態となるように一端側で回動
    可能に組み付けてあると共に、該スロープ体を、その傾
    斜立上げ状態に維持する支持手段を備えていることを特
    徴とする玄関スロープ。
  2. 【請求項2】 玄関土間部に設けられている収納凹部内
    に収め入れられるスロープ体が、この収納凹部内に収め
    入れの状態における上面を、玄関土間の土間面と略面一
    となるように構成してあることを特徴とする請求項1記
    載の玄関スロープ。
  3. 【請求項3】 玄関土間部に設けられている収納凹部内
    に収め入れられるスロープ体が、この収納凹部内に収め
    入れの状態における上面側に、玄関土間部の土間面の化
    粧手段と同一の化粧手段を備えていることを特徴とする
    請求項1記載の玄関スロープ。
  4. 【請求項4】 スロープ体を収め入れる収納凹部が、玄
    関土間部に埋め込み状態で備えられる上面開口の平箱体
    によって構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の玄関スロープ。
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