JPH10292743A - 複層ガラス用スペーサーおよび複層ガラス - Google Patents

複層ガラス用スペーサーおよび複層ガラス

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JPH10292743A
JPH10292743A JP9094127A JP9412797A JPH10292743A JP H10292743 A JPH10292743 A JP H10292743A JP 9094127 A JP9094127 A JP 9094127A JP 9412797 A JP9412797 A JP 9412797A JP H10292743 A JPH10292743 A JP H10292743A
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JP
Japan
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bottom plate
double glazing
reinforcing core
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Pending
Application number
JP9094127A
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English (en)
Inventor
Yuji Miyaake
雄司 宮明
Eisuke Saito
栄亮 斉藤
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】樹脂スペーサーの撓みと捩じれを減少させる。 【解決手段】樹脂製の本体部3の中空内部に、底板4a
にリブ部4bを直角に植立して形成した金属製の補強芯
材4を、本体部の外面部3bにこの底板4aを密接して
組み込んだスペーサー2。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用、自動車用
および産業機器用等に使用される複層ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複層ガラス用スペーサーの一つと
して樹脂スペーサーが知られている。このスペーサーは
廉価でかつ成形加工が容易であり、さらに断熱効果に優
れていることから、金属スペーサーに代替して使用する
ことが提案されている。この樹脂スペーサーも通常の金
属スペーサーと同様に、中空長尺体に形成されており、
複層ガラスを構成するガラス板の周縁部に配置した状態
で、これらガラス板で囲まれた空間層に露呈する内面
部、封着剤で接着される外面部、ガラス板と面合する側
面部とを有している。
【0003】しかしながら、この樹脂スペーサーは樹脂
製でしかも断面が小さいために、一般に複層ガラス組立
時に自重あるいは外力により撓みが発生したり、組立精
度に曲がりや捩じれ等が発生し、複層ガラスとして外観
的および性能的に問題が生じることがある。
【0004】上記の撓みや捩じれを解決する方法とし
て、樹脂スペーサーを成形するときに、ガラス繊維など
の補強材を混練したり、スペーサーの前記内面部と外面
部との中空部に補強部材を設けることが提案されてい
る。前者はガラス繊維の混練により材料費が割高になる
ばかりでなく、成形性が樹脂だけの場合に比べ悪くな
り、かつスペーサー成形時に金型を摩耗するため、金型
の寿命が短くなり生産コストを高くする。
【0005】また、後者はスペーサー全体の補強効果お
よび前記の撓みや捩じれに対して、これらを減少させる
効果は認められるが、特に作業性を悪くさせる撓みにつ
いては、撓み方向の高さがスペーサーの側面部の幅に制
約されて所望の高さが取れないために、撓み防止効果が
十分に得られず、依然として組み立て作業時および運搬
取り扱いする時に撓みを発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、樹脂の柔軟
性に起因して樹脂スペーサーに発生するこれら撓みと捩
じれを更に減少しあるいは解消することを主たる目的と
し、さらに使用態様により透湿防止も同時に得られる複
層ガラス用スペーサーを得ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部に中空部
を有する中空長尺体に形成された樹脂製本体部と、該本
体部の中空部に組み込まれた金属製の補強芯材とを具備
し、前記本体部はガラス板で囲まれた空間層に露呈する
内面部、封着材で接着される外面部およびガラス板と面
合してガラス板を隔置する側面部とにより形成されてお
り、前記補強芯材は底板とこの底板に植立したリブ部と
からなり、前記本体部に組み込まれた状態において、底
板は本体部の外面部に密接し、リブ部の端部は内面部に
係合されていることを特徴とする複層ガラス用スペーサ
ー、およびこのスペーサーを用いた複層ガラスを提供す
る。
【0008】すなわち、本発明の特徴はスペーサーの本
体部は樹脂製の中空長尺体とし、これに強度および剛性
の大きい金属製の特定形状の補強芯材を、前記本体部の
中空部に組み込むことにより、樹脂スペーサーの欠点で
ある撓みや捩じれの減少を図ることである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における複層ガラス用スペ
ーサーは、前記したように樹脂製の本体部とこの本体部
内に組み込まれた金属製の補強芯材からなり、通常は長
尺体として形成されている。使用するときにはこの長尺
体を適当な長さに切断し、その端部を連結してスペーサ
ーを完成した後2枚のガラス板間に配置し、複層ガラス
に組み立てられる。この場合、多くの複層ガラス用スペ
ーサーと同様に、スペーサー内部に乾燥剤を入れて、複
層ガラス内部に侵入する湿気をスペーサーの内面部に設
けた通気孔を通して吸収し、複層ガラスの長寿化を図っ
ている。
【0010】前記本体部は、複層ガラスの空間層に露呈
する内面部、封着材で接着される外面部およびガラス板
と面合してガラス板を隔置する側面部により囲まれた中
空長尺体に形成されている。この材料としては、例えば
AES樹脂(アクリロ ニトリル EPTラバー スチ
レン)、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂が適当であり、
中でもAES樹脂は物性、成形性および材料コストなど
の点で好ましい。
【0011】本体部を成形するとき、中空内部の前記内
面部および外面部に、あらかじめ補強芯材の差し込み溝
を形成しておくと、補強芯材の組み込み作業が容易とな
る。しかし、補強芯材の寸法を本体部の中空部の大きさ
に整合させれば、このような溝の形成は必ずしも必要で
ない。
【0012】一方、金属製の上記補強芯材は、リボン状
の底板と該底板の長手方向に連続して底板にほぼ直角に
植立したリブ部からなっている。この構造により、補強
芯材は縦、横両方向における撓みを減少させることがで
きるとともに、捩じれに対してもこれを抑制できる。な
お、上記リブ部は底板に対して通常はその中央部に一個
設けるだけで十分であるが、必要あれば2個以上を所定
の間隔をおいて並列して設けてもよい。
【0013】この補強芯材の材料としては、ステンレ
ス、スチール、アルミニウムなどの樹脂より剛性の高い
金属材料を用いる。特に、ステンレス、スチールは熱伝
導率がアルミニウムよりも低いので、樹脂製の本体部に
組み込まれたとき、この本体部が持っている低熱伝導率
を損なうことなくほとんど維持することができ好まし
い。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従って具体的
に説明する。図1は、本発明に係る複層ガラスの部分断
面図である。図において、1は複層ガラスを構成するガ
ラス板、2はこれらガラス板の周縁に沿って配置された
スペーサーであり、これらガラス板1とスペーサー2と
は、該スペーサー2により隔置された状態で1次封着材
7と2次封着材6とにより機密に封着されている。な
お、図示されていなが中空長尺体のスペーサー内部には
乾燥剤が装入されており、11はこの乾燥剤が入ってい
るスペーサー内部と複層ガラスの空間層とを連通させる
通気孔である。
【0015】図示するようにスペーサー2は、例えばA
ES樹脂から中空状に成形された本体部3とこの本体部
の中空部5内に組み込んだスチール製の補強芯材4から
構成されている。本体部3は、複層ガラスの空間層に露
呈する内面部3aと外側を2次封着材6により接着され
る外面部3bとこれらをつなぐ側面部3cにより形成さ
れる中空構造の長尺体である。そして、この本体部3の
内面部3aと外面部3bの内面には、補強芯材4を組み
込むための溝が形成してある。この溝の形態は特定され
ないが、補強芯材の端部を差し込みできるものが便利で
ある。
【0016】なお、本例では本体部3の側面部3cを、
1次封着材を担持しやすくするため便宜的に中空部5に
向かって凸に湾曲させているが、平面形状であってもよ
い。
【0017】一方、上記補強芯材4は、底板4aとこの
底板の中央に植立して設けたリブ部4bからなってい
る。ここで、底板4aの幅およびリブ部4bの高さは、
それぞれ前記本体部3の外面部3bの幅および中空部5
の高さ(外面部3bと内面部3aとの間隔)に合わせて
いる。これら底板4aおよびリブ部4bを本体部3の中
空部内に設けた前記溝に差し込むことにより、補強芯材
4は本体部の中空部5に組み込まれ、スペーサーが完成
される。
【0018】本体部に組み込まれた補強芯材4は、底板
4aが本体部2の外面部に密接して積層され、かつリブ
部4bの端部が内面部に係止され、本体部3を補強す
る。この補強芯材4は、スチール製で剛性が大きいの
で、スペーサー2の撓みや捩じれは減少する。
【0019】さらに、図1において補強芯材4の底板4
aの少なくとも両端部を、本体部3の外面部3bに接着
すれば、補強構造がより一層強固になるとともに、該底
板の透湿防止効果により、本体部の外面部3bにおける
透湿をより完全に防止することができる。
【0020】図2は、このようなスペーサー2を切断し
て、その端部をコネクター8により連結し使用する場合
の1例を示す。コネクター8は、スペーサー2の中空部
5に差し込むほぞ9を直角方向に具備し、これらほぞ9
の先部には切り溝10が形成されていて、これをスペー
サー2の本体部3に組み込まれている前記補強芯材のリ
ブ部4bに嵌合してコーナー部を連結する。なお、12
は、ほぞ9の前記切り溝10の内側に設けた突起(図示
せず)を嵌合する凹部または孔であり、スペーサー2と
コネクター8とを確実に係止できるので、これら凹部ま
たは孔12と突起とを設けることは好ましい。
【0021】補強芯材を金属製とすることは、図2に示
すようなスペーサーのコーナー連結において特に有効で
ある。すなわち、例えば補強芯材が樹脂製であると、コ
ネクター8の切り溝10に嵌合されるリブ部は薄肉なの
で破損しやすくなる。したがって、スペーサーのコーナ
ー連結構造を考慮すると、本発明において補強芯材を金
属製とするものである。
【0022】
【発明の効果】本発明のスペーサーは、樹脂製の本体部
と剛性の大きい金属製の補強芯材とを組み合わせてお
り、この補強芯材を底板にリブ部を直角に植立して形成
し、この底板を前記本体部の外面部に密接してその中空
部に組み込んでいるので、スペーサーの縦、横両方向に
おける撓みや捩じれを減少させることができる。これに
より複層ガラス組立時における作業性を非常に向上させ
ることができるばかりでなく、スペーサーの撓み変形に
起因する複層ガラスの外観および品質の悪化を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複層ガラスの部分断面図
【図2】本発明に係るスペーサーのコーナー連結部の一
例における分解斜視図
【符号の説明】
1:ガラス板 2:スペーサー 3:本体部 4:補強芯材 5:中空部 6:2次封着材 7:1次封着材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に中空部を有する中空長尺体に形成さ
    れた樹脂製本体部と、該本体部の中空部に組み込まれた
    金属製の補強芯材とを具備し、前記本体部はガラス板で
    囲まれた空間層に露呈する内面部、封着材で接着される
    外面部およびガラス板と面合してガラス板を隔置する側
    面部とにより形成されており、前記補強芯材は底板とこ
    の底板に植立したリブ部とからなり、前記本体部に組み
    込まれた状態において、底板は本体部の外面部に密接
    し、リブ部の端部は内面部に係合されていることを特徴
    とする複層ガラス用スペーサー。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスペーサーを用いた複層ガ
    ラス。
JP9094127A 1997-04-11 1997-04-11 複層ガラス用スペーサーおよび複層ガラス Pending JPH10292743A (ja)

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