JPH10292956A - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents
吸収式ヒートポンプ装置Info
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- JPH10292956A JPH10292956A JP9100553A JP10055397A JPH10292956A JP H10292956 A JPH10292956 A JP H10292956A JP 9100553 A JP9100553 A JP 9100553A JP 10055397 A JP10055397 A JP 10055397A JP H10292956 A JPH10292956 A JP H10292956A
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- heat
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- absorber
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蒸発器あるいは吸収器の内壁における伝熱面
積を確保しつつ、冷媒あるいは作動液の流れを促進して
熱交換効率の低下を軽減することを解決すべき課題とす
る。 【解決手段】 吸収式ヒートポンプ装置において、蒸発
器あるいは吸収器が複数の伝熱管12・20を備え、こ
れらの伝熱管の内壁に、周方向に沿った溝Lが長さ方向
に所定間隔おいて形成され、かつ、この溝が、前記内壁
と直交する水平面40と、上方に位置する水平面の先端
と下方に位置する水平面の基端とを結ぶ傾斜面41とに
よって構成されていることを特徴としている。
積を確保しつつ、冷媒あるいは作動液の流れを促進して
熱交換効率の低下を軽減することを解決すべき課題とす
る。 【解決手段】 吸収式ヒートポンプ装置において、蒸発
器あるいは吸収器が複数の伝熱管12・20を備え、こ
れらの伝熱管の内壁に、周方向に沿った溝Lが長さ方向
に所定間隔おいて形成され、かつ、この溝が、前記内壁
と直交する水平面40と、上方に位置する水平面の先端
と下方に位置する水平面の基端とを結ぶ傾斜面41とに
よって構成されていることを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷暖房機や給湯器
等に用いられる吸収式ヒートポンプ装置に関する。
等に用いられる吸収式ヒートポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吸収式ヒートポンプ装置
として、たとえば、図2に示す構造のものが提案されて
いる。
として、たとえば、図2に示す構造のものが提案されて
いる。
【0003】この図2において、符号1で示す吸収式ヒ
ートポンプ装置は、熱交換用の冷媒Aを吸収した吸収液
Dを加熱して、この吸収液Dから前記冷媒Aを気化させ
て分離する精溜器2と、前記分離された気化冷媒Aを凝
縮して液化する凝縮器3と、この凝縮器3から排出され
る液化冷媒Aが内部に供給されるとともに、外面に接触
させられる外気等の熱媒体Cから蒸発潜熱を奪って前記
液化冷媒Aを気化させる蒸発器4と、この蒸発器4から
供給される気化された冷媒Aと、前記精溜器2から供給
される吸収液Bとを反応させることにより前記吸収液B
中に気化した冷媒Aを吸収させるとともに、この冷媒A
を吸収した吸収液Bを前記精溜器2へ循環させる吸収器
5とを備えた概略構成となっている。
ートポンプ装置は、熱交換用の冷媒Aを吸収した吸収液
Dを加熱して、この吸収液Dから前記冷媒Aを気化させ
て分離する精溜器2と、前記分離された気化冷媒Aを凝
縮して液化する凝縮器3と、この凝縮器3から排出され
る液化冷媒Aが内部に供給されるとともに、外面に接触
させられる外気等の熱媒体Cから蒸発潜熱を奪って前記
液化冷媒Aを気化させる蒸発器4と、この蒸発器4から
供給される気化された冷媒Aと、前記精溜器2から供給
される吸収液Bとを反応させることにより前記吸収液B
中に気化した冷媒Aを吸収させるとともに、この冷媒A
を吸収した吸収液Bを前記精溜器2へ循環させる吸収器
5とを備えた概略構成となっている。
【0004】前記精溜器2は、鉛直方向に沿って設けら
れた筒状の精溜塔6と、この精溜塔6の下方に連設さ
れ、前記冷媒Aを吸収した吸収液D(以下、冷媒Aを吸
収した状態の吸収液Dを、作動液Dと称する)を加熱す
るための加熱部としてのバーナ7を備えた再生器8と、
前記精溜塔6の略中間部に設けられ、この精溜塔6内に
前記作動液Dを散布する作動液散布ノズル9と、この作
動液散布ノズル9と前記再生器8との間に介装された不
織布等の充填材10とによって構成され、前記凝縮器3
には、凝縮された冷媒Aを貯留する冷媒タンク11が連
設されている。
れた筒状の精溜塔6と、この精溜塔6の下方に連設さ
れ、前記冷媒Aを吸収した吸収液D(以下、冷媒Aを吸
収した状態の吸収液Dを、作動液Dと称する)を加熱す
るための加熱部としてのバーナ7を備えた再生器8と、
前記精溜塔6の略中間部に設けられ、この精溜塔6内に
前記作動液Dを散布する作動液散布ノズル9と、この作
動液散布ノズル9と前記再生器8との間に介装された不
織布等の充填材10とによって構成され、前記凝縮器3
には、凝縮された冷媒Aを貯留する冷媒タンク11が連
設されている。
【0005】前記蒸発器4は、鉛直方向に沿って配設さ
れた複数の伝熱管12と、これらの伝熱管12の上端を
相互に連通状態で接続する上部ヘッダ13と、前記各伝
熱管12の下端を相互に連通状態で接続する下部ヘッダ
14と、前記伝熱管12の長さ方向に沿って間隔をおい
て設けられ、かつ、これらの伝熱管12が貫通状態で固
定された多数の伝熱フィン15とによって構成され、さ
らに、前記各伝熱管12の下端部が、冷媒供給管16を
介して前記冷媒タンク11へ連通させられているととも
に、前記上部ヘッダ13が連通管17を介して前記吸収
器5の上端部に連通させられ、さらに、前記下部ヘッダ
14が、前記吸収器5の下端に設けられている作動液タ
ンク18へ連通させられている。
れた複数の伝熱管12と、これらの伝熱管12の上端を
相互に連通状態で接続する上部ヘッダ13と、前記各伝
熱管12の下端を相互に連通状態で接続する下部ヘッダ
14と、前記伝熱管12の長さ方向に沿って間隔をおい
て設けられ、かつ、これらの伝熱管12が貫通状態で固
定された多数の伝熱フィン15とによって構成され、さ
らに、前記各伝熱管12の下端部が、冷媒供給管16を
介して前記冷媒タンク11へ連通させられているととも
に、前記上部ヘッダ13が連通管17を介して前記吸収
器5の上端部に連通させられ、さらに、前記下部ヘッダ
14が、前記吸収器5の下端に設けられている作動液タ
ンク18へ連通させられている。
【0006】一方、前記吸収器5は、前記蒸発器4の上
部ヘッダ13に連設されている連通管17が接続された
吸収液滴下手段19と、この吸収液滴下手段19の下方
に間隔をおいて配設され、前記気化冷媒Aとの反応によ
りこの冷媒Aの吸収を行った吸収液Bすなわち作動液D
が貯留される前記作動液タンク18と、これらの吸収液
滴下手段19と作動液タンク18とを連通する複数の伝
熱管20と、これらの伝熱管20を取り囲んで設けられ
るとともに、前記吸収液滴下手段19と作動液タンク1
8との間に冷却水流路21を形成する外装体22とによ
って構成されており、その内部圧力を減圧することによ
り、前記伝熱管12において気化した冷媒Aを吸引する
ようになっている。
部ヘッダ13に連設されている連通管17が接続された
吸収液滴下手段19と、この吸収液滴下手段19の下方
に間隔をおいて配設され、前記気化冷媒Aとの反応によ
りこの冷媒Aの吸収を行った吸収液Bすなわち作動液D
が貯留される前記作動液タンク18と、これらの吸収液
滴下手段19と作動液タンク18とを連通する複数の伝
熱管20と、これらの伝熱管20を取り囲んで設けられ
るとともに、前記吸収液滴下手段19と作動液タンク1
8との間に冷却水流路21を形成する外装体22とによ
って構成されており、その内部圧力を減圧することによ
り、前記伝熱管12において気化した冷媒Aを吸引する
ようになっている。
【0007】また、前記吸収液滴下手段19は、その上
部に、前記再生器8において濃縮された吸収液Bを供給
する吸収液供給管23が接続され、また、内部には、こ
の内部を上下方向に2分割するようにして配設された分
散板24が装着され、この分散板24よりも下方には、
前記伝熱管20が貫通して固定されるとともに、前記吸
収液滴下手段19と前記冷却水流路21とを分離する隔
壁25が設けられ、この隔壁25と前記分散板24との
間に前記連通管17が接続されており、この連通管17
によって、前記蒸発器4から気化した冷媒Aが送り込ま
れるようになっている。
部に、前記再生器8において濃縮された吸収液Bを供給
する吸収液供給管23が接続され、また、内部には、こ
の内部を上下方向に2分割するようにして配設された分
散板24が装着され、この分散板24よりも下方には、
前記伝熱管20が貫通して固定されるとともに、前記吸
収液滴下手段19と前記冷却水流路21とを分離する隔
壁25が設けられ、この隔壁25と前記分散板24との
間に前記連通管17が接続されており、この連通管17
によって、前記蒸発器4から気化した冷媒Aが送り込ま
れるようになっている。
【0008】さらに、前記作動液タンク18は、作動液
戻し管26を介して前記作動液散布ノズル9へ連通させ
られており、この作動液戻し管26の途中には、前記作
動液タンク18に貯留されている作動液Dを前記作動液
散布ノズル9へ送り込むための作動液循環ポンプ27が
設けられている。
戻し管26を介して前記作動液散布ノズル9へ連通させ
られており、この作動液戻し管26の途中には、前記作
動液タンク18に貯留されている作動液Dを前記作動液
散布ノズル9へ送り込むための作動液循環ポンプ27が
設けられている。
【0009】前記吸収器5の外装体22の上端部と凝縮
器3との間には連通管28が設けられて両者の連通がな
されているとともに、前記凝縮器3と前記吸収器5の外
装体22の下端部との間には連通管29が設けられてこ
れらの連通がなされており、これらの外装体22、連通
管28、凝縮器3、および、連通管29によって冷却水
循環用の閉回路が形成され、前記連通管29の途中に
は、暖房用の室内機30と、前記冷却水Eの循環をなす
冷却水循環ポンプ31が設けられている。
器3との間には連通管28が設けられて両者の連通がな
されているとともに、前記凝縮器3と前記吸収器5の外
装体22の下端部との間には連通管29が設けられてこ
れらの連通がなされており、これらの外装体22、連通
管28、凝縮器3、および、連通管29によって冷却水
循環用の閉回路が形成され、前記連通管29の途中に
は、暖房用の室内機30と、前記冷却水Eの循環をなす
冷却水循環ポンプ31が設けられている。
【0010】また、符号32は、前記吸収液供給管23
と作動液戻し管26とが挿通させられるとともに、これ
らの間で熱交換を行わせるための熱交換器を示し、符号
33は、前記蒸発器4に対して外部の熱媒体Cとしての
外気を送り込む送風ファンを示し、さらに、符号34
は、前記吸収器5へ供給される冷却水と前記吸収液滴下
手段19へ供給される冷媒Aとの熱交換を行なう熱交換
器を示す。
と作動液戻し管26とが挿通させられるとともに、これ
らの間で熱交換を行わせるための熱交換器を示し、符号
33は、前記蒸発器4に対して外部の熱媒体Cとしての
外気を送り込む送風ファンを示し、さらに、符号34
は、前記吸収器5へ供給される冷却水と前記吸収液滴下
手段19へ供給される冷媒Aとの熱交換を行なう熱交換
器を示す。
【0011】一方、前記蒸発器4の伝熱管12あるいは
前記吸収器5の伝熱管20の内壁には、図3に示すよう
に、断面形状が山形の溝Mが長さ方向に所定間隔で全長
に亙って形成されている。
前記吸収器5の伝熱管20の内壁には、図3に示すよう
に、断面形状が山形の溝Mが長さ方向に所定間隔で全長
に亙って形成されている。
【0012】この溝Mは、伝熱管12・20の内壁の表
面積を大きくするとともに、内壁に沿って流れる冷媒A
や作動液Dを、前記内壁に均一に広げて熱交換効率を高
めるために設けられている。
面積を大きくするとともに、内壁に沿って流れる冷媒A
や作動液Dを、前記内壁に均一に広げて熱交換効率を高
めるために設けられている。
【0013】このように構成された吸収式ヒートポンプ
装置1では、冷媒タンク11から送り込まれる液化冷媒
Aが、各伝熱管12の内壁面に滴下され、前記液化冷媒
Aが伝熱管12の内壁面に沿って流下させられるととも
に、前記伝熱フィン15および伝熱管12の表面に熱媒
体Cとしての外気が接触させられることにより、この外
気Cと前記伝熱管12の内壁面を流下する液化冷媒Aと
の熱交換が行なわれ、この液化冷媒Aが前記外気Cから
気化潜熱を奪って気化するとともに、この気化冷媒Aが
各伝熱管12内を上方へ移動し、この伝熱管12の上端
に設けられている上部ヘッダ13によって集合させられ
た後に前記吸収器5へ送り込まれる。
装置1では、冷媒タンク11から送り込まれる液化冷媒
Aが、各伝熱管12の内壁面に滴下され、前記液化冷媒
Aが伝熱管12の内壁面に沿って流下させられるととも
に、前記伝熱フィン15および伝熱管12の表面に熱媒
体Cとしての外気が接触させられることにより、この外
気Cと前記伝熱管12の内壁面を流下する液化冷媒Aと
の熱交換が行なわれ、この液化冷媒Aが前記外気Cから
気化潜熱を奪って気化するとともに、この気化冷媒Aが
各伝熱管12内を上方へ移動し、この伝熱管12の上端
に設けられている上部ヘッダ13によって集合させられ
た後に前記吸収器5へ送り込まれる。
【0014】この吸収器5へ送り込まれた気化冷媒A
は、再生器8から送り込まれる吸収液Bと接触させられ
ることによってこの吸収液B中に吸収されて作動液Dと
なされ、この作動液Dが前記伝熱管20を経て下方の作
動液タンク18へ回収され、さらに、この作動液Dが、
作動液循環ポンプ27によって作動液散布ノズル9へ送
り込まれて精溜塔6内に散布されるとともに、精溜塔6
の下部に設けられているバーナ7によって加熱されて前
記冷媒Aが気化されることにより、前記作動液Dが吸収
液Bと冷媒Aとに分離される。
は、再生器8から送り込まれる吸収液Bと接触させられ
ることによってこの吸収液B中に吸収されて作動液Dと
なされ、この作動液Dが前記伝熱管20を経て下方の作
動液タンク18へ回収され、さらに、この作動液Dが、
作動液循環ポンプ27によって作動液散布ノズル9へ送
り込まれて精溜塔6内に散布されるとともに、精溜塔6
の下部に設けられているバーナ7によって加熱されて前
記冷媒Aが気化されることにより、前記作動液Dが吸収
液Bと冷媒Aとに分離される。
【0015】そして、分離された冷媒Aは、凝縮器3を
通過させられる間において冷却水Eとの熱交換を行な
い、また、吸収器5を通過させられる間において、外気
から吸収した熱を前記冷却水Eへ与える。
通過させられる間において冷却水Eとの熱交換を行な
い、また、吸収器5を通過させられる間において、外気
から吸収した熱を前記冷却水Eへ与える。
【0016】したがって、冷却水Eが吸収器5、およ
び、凝縮器3へと循環させられる間に徐々に加熱された
後に、前記室内機30へ送り込まれて暖房に供される。
び、凝縮器3へと循環させられる間に徐々に加熱された
後に、前記室内機30へ送り込まれて暖房に供される。
【0017】このような吸収式ヒートポンプ装置1にお
いては、外気Cの熱エネルギを吸収して冷却水Eの加熱
の補助を行なうことにより、前記バーナ7の発熱量に対
する室内機30からの放熱量を1.3倍以上に高めるこ
とが可能となる。
いては、外気Cの熱エネルギを吸収して冷却水Eの加熱
の補助を行なうことにより、前記バーナ7の発熱量に対
する室内機30からの放熱量を1.3倍以上に高めるこ
とが可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
吸収式ヒートポンプ装置1においては、前記蒸発器4の
伝熱管12あるいは前記吸収器5の伝熱管20の内壁
に、断面形状が山形の溝Mを長さ方向に所定間隔で全長
に亙って形成して、伝熱管12・20の内壁の表面積を
大きくし、また、内壁に沿って流れる冷媒Aや作動液D
を、前記内壁に均一に広げるようにしているが、冷媒A
や作動液Dが伝熱管12・20の内壁面に沿って流れる
際に、前記溝Mの底の部分に、図3に示すように、液溜
まりXが生じてしまい、熱交換機能を妨げているといっ
た不具合が生じている。
吸収式ヒートポンプ装置1においては、前記蒸発器4の
伝熱管12あるいは前記吸収器5の伝熱管20の内壁
に、断面形状が山形の溝Mを長さ方向に所定間隔で全長
に亙って形成して、伝熱管12・20の内壁の表面積を
大きくし、また、内壁に沿って流れる冷媒Aや作動液D
を、前記内壁に均一に広げるようにしているが、冷媒A
や作動液Dが伝熱管12・20の内壁面に沿って流れる
際に、前記溝Mの底の部分に、図3に示すように、液溜
まりXが生じてしまい、熱交換機能を妨げているといっ
た不具合が生じている。
【0019】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、蒸発器あるいは吸収器の内壁における伝熱
面積を確保しつつ、冷媒あるいは作動液の流れを促進し
て熱交換効率の低下を軽減することを解決すべき課題と
する。
れたもので、蒸発器あるいは吸収器の内壁における伝熱
面積を確保しつつ、冷媒あるいは作動液の流れを促進し
て熱交換効率の低下を軽減することを解決すべき課題と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の吸収式ヒートポ
ンプ装置は、前述した課題を達成するために、熱交換用
の冷媒を吸収した吸収液を加熱して、この吸収液から前
記冷媒を気化させて分離する加熱部を備えた精溜器と、
前記分離された気化冷媒を凝縮して液化する凝縮器と、
この凝縮器から排出される液化冷媒が内部に供給される
とともに、外面に接触させられる熱媒体との熱交換によ
り前記冷媒を気化させる蒸発器と、この蒸発器から排出
される気化冷媒と前記精溜器から供給される吸収液とを
反応させることにより、前記吸収液中に冷媒を吸収させ
るとともにこの冷媒を吸収した吸収液を前記精溜器へ循
環させる吸収器とからなり、前記蒸発器あるいは前記吸
収器が複数の伝熱管を備え、これらの伝熱管の内壁に、
周方向に沿った溝が長さ方向に所定間隔おいて形成さ
れ、かつ、この溝が、前記内壁と直交する水平面と、上
方に位置する水平面の先端と下方に位置する水平面の基
端とを結ぶ傾斜面とによって構成されていることを特徴
とするものである。
ンプ装置は、前述した課題を達成するために、熱交換用
の冷媒を吸収した吸収液を加熱して、この吸収液から前
記冷媒を気化させて分離する加熱部を備えた精溜器と、
前記分離された気化冷媒を凝縮して液化する凝縮器と、
この凝縮器から排出される液化冷媒が内部に供給される
とともに、外面に接触させられる熱媒体との熱交換によ
り前記冷媒を気化させる蒸発器と、この蒸発器から排出
される気化冷媒と前記精溜器から供給される吸収液とを
反応させることにより、前記吸収液中に冷媒を吸収させ
るとともにこの冷媒を吸収した吸収液を前記精溜器へ循
環させる吸収器とからなり、前記蒸発器あるいは前記吸
収器が複数の伝熱管を備え、これらの伝熱管の内壁に、
周方向に沿った溝が長さ方向に所定間隔おいて形成さ
れ、かつ、この溝が、前記内壁と直交する水平面と、上
方に位置する水平面の先端と下方に位置する水平面の基
端とを結ぶ傾斜面とによって構成されていることを特徴
とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図1に基づき説明する。
て、図1に基づき説明する。
【0022】なお、以下の説明中、図2ないし図3と共
通する部分については同一符号を用いて説明を簡略化す
る。
通する部分については同一符号を用いて説明を簡略化す
る。
【0023】図1は、吸収式ヒートポンプ装置1を構成
する蒸発器4の伝熱管12、あるいは、吸収器5の伝熱
管20を示し、この伝熱管12(20)の内壁には、周
方向に沿った溝Lが長さ方向に所定間隔おいて形成さ
れ、かつ、この溝Lが、前記内壁と直交する水平面40
と、上方に位置する水平面40の先端と下方に位置する
水平面40の基端とを結ぶ傾斜面41とによって構成さ
れていることを特徴としている。
する蒸発器4の伝熱管12、あるいは、吸収器5の伝熱
管20を示し、この伝熱管12(20)の内壁には、周
方向に沿った溝Lが長さ方向に所定間隔おいて形成さ
れ、かつ、この溝Lが、前記内壁と直交する水平面40
と、上方に位置する水平面40の先端と下方に位置する
水平面40の基端とを結ぶ傾斜面41とによって構成さ
れていることを特徴としている。
【0024】このような内面形状となされた伝熱管12
(20)においては、前記水平面40と傾斜面41とに
より、内壁の表面積が拡大されて、大きな伝熱面が確保
される。
(20)においては、前記水平面40と傾斜面41とに
より、内壁の表面積が拡大されて、大きな伝熱面が確保
される。
【0025】そして、冷媒Aあるいは作動液Dが流下さ
せられると、図1に矢印(イ)で示すように、前記冷媒
Aあるいは作動液Dが、前記水平面40の先端において
流れ方向が変更されて、前記傾斜面41に沿って溝Lの
底部へ向かう流れとなり、この傾斜面41の基端部にお
いて水平面40に衝突した後に、この水平面40に沿っ
てその先端部へ向かう流れとなり、前記溝Lの底部に、
図1に符号Yで示すように、渦が発生する。
せられると、図1に矢印(イ)で示すように、前記冷媒
Aあるいは作動液Dが、前記水平面40の先端において
流れ方向が変更されて、前記傾斜面41に沿って溝Lの
底部へ向かう流れとなり、この傾斜面41の基端部にお
いて水平面40に衝突した後に、この水平面40に沿っ
てその先端部へ向かう流れとなり、前記溝Lの底部に、
図1に符号Yで示すように、渦が発生する。
【0026】この結果、前記溝Lの底部の冷媒Aあるい
は作動液Dが撹拌されて、伝熱管12(20)との熱交
換が促進され、蒸発器4あるいは吸収器5における熱交
換効率の低下が抑制される。
は作動液Dが撹拌されて、伝熱管12(20)との熱交
換が促進され、蒸発器4あるいは吸収器5における熱交
換効率の低下が抑制される。
【0027】なお、前記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
【0028】たとえば、前記溝Lの深さやピッチ等は、
使用する冷媒Aや作動液Dの種類等に応じて変更可能で
ある。
使用する冷媒Aや作動液Dの種類等に応じて変更可能で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吸収式ヒ
ートポンプ装置によれば、吸収式ヒートポンプ装置を構
成する蒸発器の伝熱管、あるいは、吸収器の伝熱管の内
壁に、周方向に沿った溝を長さ方向に所定間隔おいて形
成し、かつ、この溝を、前記内壁と直交する水平面と、
上方に位置する水平面の先端と下方に位置する水平面の
基端とを結ぶ傾斜面とによって構成したことにより、こ
れらの水平面および傾斜面によって伝熱管の内壁の表面
積を大きくして伝熱面積を確保し、また、伝熱管の内壁
に沿って流下する冷媒あるいは作動液を、前記水平面の
先端において溝の底部へ向かう流れとし、この溝の底部
に渦を発生させて、この溝の底部の冷媒あるいは作動液
を撹拌し、これによって、伝熱管との熱交換を促進させ
て、蒸発器あるいは吸収器における熱交換効率の低下を
抑制することができる。
ートポンプ装置によれば、吸収式ヒートポンプ装置を構
成する蒸発器の伝熱管、あるいは、吸収器の伝熱管の内
壁に、周方向に沿った溝を長さ方向に所定間隔おいて形
成し、かつ、この溝を、前記内壁と直交する水平面と、
上方に位置する水平面の先端と下方に位置する水平面の
基端とを結ぶ傾斜面とによって構成したことにより、こ
れらの水平面および傾斜面によって伝熱管の内壁の表面
積を大きくして伝熱面積を確保し、また、伝熱管の内壁
に沿って流下する冷媒あるいは作動液を、前記水平面の
先端において溝の底部へ向かう流れとし、この溝の底部
に渦を発生させて、この溝の底部の冷媒あるいは作動液
を撹拌し、これによって、伝熱管との熱交換を促進させ
て、蒸発器あるいは吸収器における熱交換効率の低下を
抑制することができる。
【図1】本発明の一実施形態を示す要部の拡大縦断面図
である。
である。
【図2】吸収式ヒートポンプ装置の一例を示すシステム
構成図である。
構成図である。
【図3】図2における吸収器の要部を示す拡大縦断面図
である。
である。
1 吸収式ヒートポンプ装置 2 精溜器 3 凝縮器 4 蒸発器 5 吸収器 12・20 伝熱管 41 水平面 42 傾斜面 L 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱
して、この吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加
熱部を備えた精溜器と、前記分離された気化冷媒を凝縮
して液化する凝縮器と、この凝縮器から排出される液化
冷媒が内部に供給されるとともに、外面に接触させられ
る熱媒体との熱交換により前記冷媒を気化させる蒸発器
と、この蒸発器から排出される気化冷媒と前記精溜器か
ら供給される吸収液とを反応させることにより、前記吸
収液中に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒を吸収した
吸収液を前記精溜器へ循環させる吸収器とからなり、前
記蒸発器あるいは前記吸収器が複数の伝熱管を備え、こ
れらの伝熱管の内壁に、周方向に沿った溝が長さ方向に
所定間隔おいて形成され、かつ、この溝が、前記内壁と
直交する水平面と、上方に位置する水平面の先端と下方
に位置する水平面の基端とを結ぶ傾斜面とによって構成
されていることを特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100553A JPH10292956A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 吸収式ヒートポンプ装置 |
| KR1019980009265A KR19980080427A (ko) | 1997-04-09 | 1998-03-18 | 흡수식 냉동기 |
| CN98106352A CN1197915A (zh) | 1997-04-09 | 1998-04-08 | 吸收式制冷机 |
| EP98302834A EP0870999A3 (en) | 1997-04-09 | 1998-04-09 | An absorption refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9100553A JPH10292956A (ja) | 1997-04-17 | 1997-04-17 | 吸収式ヒートポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10292956A true JPH10292956A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14277141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9100553A Withdrawn JPH10292956A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-17 | 吸収式ヒートポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10292956A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002115933A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 吸収器用伝熱管 |
| JP2003042676A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-13 | Japan Steel Works Ltd:The | 液媒用内面溝付伝熱管とその伝熱管を用いた熱交換器 |
| JP2008205087A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 冷却装置および半導体電力変換装置 |
| JP2011132100A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | オゾン濃縮装置 |
-
1997
- 1997-04-17 JP JP9100553A patent/JPH10292956A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002115933A (ja) * | 2000-10-10 | 2002-04-19 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 吸収器用伝熱管 |
| JP2003042676A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-13 | Japan Steel Works Ltd:The | 液媒用内面溝付伝熱管とその伝熱管を用いた熱交換器 |
| JP2008205087A (ja) * | 2007-02-19 | 2008-09-04 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 冷却装置および半導体電力変換装置 |
| JP2011132100A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | オゾン濃縮装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040123 |