JPH10293669A - 印刷システム及び印刷制御方法 - Google Patents

印刷システム及び印刷制御方法

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JPH10293669A
JPH10293669A JP10019719A JP1971998A JPH10293669A JP H10293669 A JPH10293669 A JP H10293669A JP 10019719 A JP10019719 A JP 10019719A JP 1971998 A JP1971998 A JP 1971998A JP H10293669 A JPH10293669 A JP H10293669A
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Masanari Toda
雅成 戸田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構成の簡単で処理の速いプリンタを提供する。 【解決手段】ホストコンピュータ101は、印刷データ
から文字を抽出し、文字毎にIDを与え、IDとイメー
ジとを対応させて文字セット202を所定長で作成す
る。プリンタに送るデータは、文字データ205はその
位置と文字IDとで示され、それ以外はイメージに展開
されてバンドイメージ203ごとに圧縮される。文字デ
ータ及びイメージデータも前記所定長単位で作成され
る。こうして得られたデータ204をプリンタ102に
送信する。プリンタでは前記所定長を単位としてデータ
の読み書きを制御し、空いた領域は開放される。空き領
域は前記所定長を単位とするため、ホストから受信する
データはすべてこの領域に納まる。従ってプリンタは、
文字を展開する処理を行うことがなく、また、未使用領
域を収集する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト・コンピュ
ータからの印刷情報を受けて動作する印刷装置を含む印
刷システム及び印刷制御方法に関するものであり、特に
プリンタ制御言語(PDL(Printer Description Langu
ag))やプリンタ制御コマンドなどと呼ばれるプリンタ
制御機能を持つ印刷装置及び、その印刷装置のためにホ
ストコンピュータ側で用意されるプリンタドライバ、ま
たはプリントスプーラやプリントプロセッサなどと呼ば
れるソフトウェアを含む印刷システムや印刷制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の印刷装置として、CAD(計算機
支援用設計)、CG(コンピュータグラフィックス)、
デザイン、ビジネスにおけるDTP(デスクトップパブ
リッシング)分野等のマルチメディア処理で利用される
データを高精細に印刷・記録するプリンタが製品化され
ている。
【0003】このようなプリンタとして、ホストコンピ
ュータから送られるPDL(ページ記述言語)コードを
受け取って解析して作成した中間言語をハードウェアま
たはソフトウェアで高速にレンダリング(ラスタライ
ズ)するPDLプリンタと、低価格化するためにプリン
タ側の機能を減らし、ホストコンピュータ側でプリント
が出力可能なイメージデータ形式にまでラスタライズし
てプリンタに送信するイメージプリンタがある。
【0004】PDLプリンタはページ内の情報をページ
記述言語として受取り、中間言語を作成し、1ページ分
溜まったところで描画処理を行うものである。
【0005】文字の描画方法はプリンタ内部のROM内
にあるフォントデータを使う場合と、ホストコンピュー
タでフォントデータを展開してイメージデータにして送
ってくる場合があるが、ディスプレイの表示と同じ印刷
結果を得るために後者の利用率が上がっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文字すべてを
イメージデータとして送ると転送データ量が増え、描画
速度が低下する。
【0007】本発明の目的は、前記イメージプリンタに
近い、簡単な構成のイメージ専用プリンタでありなが
ら、文字の部分は文字コードで受信して文字画像に展開
することで、ホストにおける文字の展開処理時間とホス
トからの転送データ量とを非常に小さくし、しかも印刷
装置のメモリ容量を小さく抑えて効率的に利用する印刷
システム及び印刷制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成からなる。すなわち、文字
データを含む印刷データを作成する情報処理装置と印刷
システムとを接続して成る印刷システムであって、前記
情報処理装置は、1プリントジョブ分の印刷データから
文字データを抽出する文字抽出手段と、前記文字抽出手
段により抽出された文字データの登録番号と文字画像と
それが出現するページとを検索可能に格納する第1の格
納手段と、印刷するページに応じて、前記第1の格納手
段に格納された文字データから、文字の登録番号とその
文字画像とを含む所定長の文字セットデータを生成する
文字セット生成手段と、印刷するページごとに文字の登
録番号を含む文字描画命令を生成し、該文字描画命令
と、前記文字セットデータと、文字セットデータを削除
する削除命令とを印刷装置に送信する送信手段とを備
え、前記印刷装置は、受信した文字描画命令と文字セッ
トデータと削除命令とを格納する第2の格納手段と、前
記第2の格納手段へのデータの書き込み及び削除を所定
長の領域を単位として、ページごとに管理する管理手段
と、前記格納手段に格納された文字描画命令と文字セッ
トデータと削除命令とに基づいてページごとに画像を形
成する出力手段とを備える。
【0009】あるいは、文字データを含む印刷データを
作成して印刷装置により印刷させる印刷制御装置であっ
て、1プリントジョブ分の印刷データから文字データを
抽出する文字抽出手段と、前記文字抽出手段により抽出
された文字データの登録番号と文字画像とそれが出現す
るページとを検索可能に格納する格納手段と、印刷する
ページに応じて、前記第1の格納手段に格納された文字
データから、文字の登録番号とその文字画像とを含む所
定長の文字セットデータを生成する文字セット生成手段
と、印刷するページごとに文字の登録番号を含む文字描
画命令を生成し、該文字描画命令と、前記文字セットデ
ータと、文字セットデータを削除する削除命令とを印刷
装置に送信する送信手段とを備る。
【0010】あるいは、文字描画命令と文字セットデー
タと文字セットデータの削除命令とを情報処理装置から
受信して印刷する印刷装置であって、受信した文字描画
命令と文字セットデータと削除命令とを格納する格納手
段と、前記第2の格納手段へのデータの書き込み及び削
除を所定長の領域を単位として、ページごとに管理する
管理手段と、前記格納手段に格納された文字描画命令と
文字セットデータと削除命令とに基づいてページごとに
画像を形成する出力手段とを備える。
【0011】あるいは、文字データを含む印刷データを
作成して印刷装置により印刷させる印刷制御方法であっ
て、1プリントジョブ分の印刷データから文字データを
抽出する文字抽出工程と、前記文字抽出手段により抽出
された文字データの登録番号と文字画像とそれが出現す
るページとを検索可能にメモリに格納する格納工程と、
印刷するページに応じて、前記メモリに格納された文字
データから、文字の登録番号とその文字画像とを含む所
定長の文字セットデータを生成する文字セット生成工程
と、印刷するページごとに文字の登録番号を含む文字描
画命令を生成し、該文字描画命令と、前記文字セットデ
ータと、文字セットデータを削除する削除命令とを印刷
装置に送信する送信工程とを備る。
【0012】あるいは、文字描画命令と文字セットデー
タと文字セットデータの削除命令とを情報処理装置から
受信して印刷する印刷方法であって、受信した文字描画
命令と文字セットデータと削除命令とをメモリに格納す
る格納手段と、前記第2の格納手段へのデータの書き込
み及び削除を所定長の領域を単位として、ページごとに
管理する管理工程と、前記メモリに格納された文字描画
命令と文字セットデータと削除命令とに基づいてページ
ごとに画像を形成する画像形成工程とを備える。
【0013】あるいは、文字データを含む印刷データを
作成して印刷装置により印刷させるプログラムを格納す
るコンピュータ可読記憶媒体であって、1プリントジョ
ブ分の印刷データから文字データを抽出する文字抽出手
段と、前記文字抽出手段により抽出された文字データの
登録番号と文字画像とそれが出現するページとを検索可
能に格納する格納手段と、印刷するページに応じて、前
記第1の格納手段に格納された文字データから、文字の
登録番号とその文字画像とを含む所定長の文字セットデ
ータを生成する文字セット生成手段と、印刷するページ
ごとに文字の登録番号を含む文字描画命令を生成し、該
文字描画命令と、前記文字セットデータと、文字セット
データを削除する削除命令とを印刷装置に送信する送信
手段として前記コンピュータを機能させるプログラムを
記憶する。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)本発明の印刷手法の実施の形態につい
て説明する。図1は実施の形態における印刷装置の構成
を示すブロック図である。 <システムの構成>図1において、101はホストコン
ピュータである。ホストコンピュータ101において
は、文字や自然画像などを含んだ画像を作成する作画ア
プリケーションを用いて作成したデータを、CPU10
11で実行されるイメージドライバによって、プリンタ
が受け取れるデータ形式に変換する。変換されたデータ
をプリンタコントローラ102に送出する。このイメー
ジドライバは外部メモリ1013あるいは主メモリ10
12に格納されたプログラムである。
【0015】プリンタコントローラ102に入力された
データはDMA転送によって入力バッファ103(RA
M)に格納される。入力バッファ103に格納されたデ
ータは、CPU105で実行されるプログラム用ROM
104内の転送データ解析プログラムによって処理され
る。また入力バッファ103は文字セットデータを保持
するための領域としても利用される。プログラム用RO
M104は後述する図に示す処理手順(制御プログラ
ム)を格納するメモリであり、CPU105がこの制御
プログラムにしたがってデータを読み込み各処理を実行
する。
【0016】CPU105は入力バッファに格納された
イメージデータの描画位置などのパラメータをイメージ
ハードレンダラ107にセットする。イメージハードレ
ンダラ107は入力バッファ内の圧縮されたイメージデ
ータを伸長してバンドメモリ108に描画する。
【0017】CPU105は入力バッファに格納された
文字描画命令を解析し、既に登録された文字データを文
字ハードレンダラ106にセットする。文字ハードレン
ダラ106は入力バッファ内の文字データを文字のイメ
ージに展開して、バンドメモリ108に既に展開されて
いるイメージがあればその上に直接描画する。
【0018】バンドメモリ(ページ幅×128画素程度
のバンドの高さ)は少なくとも2つ備えられ、ひとつの
メモリがシッピング状態(バンドメモリからエンジン部
へとイメージデータが出力されている状態)であれば、
他のメモリは、イメージ展開状態(バンドメモリに文字
データ以外のイメージデータを展開している状態)及び
文字描画状態(バンドメモリに文字イメージを展開して
いる状態)とを続けて行う行うことによってイメージの
合成処理を行っている。合成が終わったバンドの情報は
即座にプリンタインターフェース109を介してプリン
タエンジン110に送られる。一方、シッピングが終え
たバンドメモリには、イメージ展開及び文字描画が行わ
れる。
【0019】プリンタインターフェース109は、プリ
ンタエンジン110、例えばLBPとの間でバンドメモ
リ108との間でプリンタエンジン110へのコマンド
送信やプリンタエンジン110からのステータス(デー
タ格納可能など)受信を行う。
【0020】CPU105はプリンタコントローラ10
2の内部処理を制御する演算装置であり、プリンタ全体
を制御している。110はプリンタコントローラ102
から送出されるビデオ信号を印字するプリンタエンジン
であり、電子写真によるLBPでもインクジェット方式
であっても良い。またカラープリンタでもモノクロプリ
ンタでも良い。 <TypeWing方式の説明>上記構成のシステムに
おいては、ホストコンピュータから印刷データをプリン
タに送るに際して、その前にジョブごとにデータの先頭
から順に文字データを拾う。その文字が初めて送られる
文字データであればその登録番号(文字ID)と文字イ
メージとを所定数セットにしてプリンタに登録し(これ
を文字セットと呼び、その識別子を文字セットIDと呼
ぶ)、2回目以降の文字は文字IDと描画位置とをホス
トコンピュータからプリンタに送る。プリンタでは、先
に登録されている文字IDとその文字の文字イメージと
を参照して文字イメージを展開し、印刷するイメージを
作成する。この手法を発明者らはTypeWing方式
と呼んでいる。
【0021】本実施例におけるTypeWing方式
は、ホストコンピュータからプリンタへ文字セットデー
タを登録するための文字セット登録命令、印刷データに
おける文字描画命令、登録されている文字セットを削除
するための文字セット削除命令で実現可能である。プリ
ンタは、各命令に対して次のように動作する。
【0022】文字セット登録命令によって、文字セット
IDに対応したフォントセット用アドレステーブル領域
を確保し、その文字セットに含まれる文字IDと文字イ
メージデータを関連づけて登録する。
【0023】登録文字印字(文字描画)命令によって、
既に登録されている文字を指定された位置に描画する。
【0024】文字セット削除命令は、プリンタ内部のメ
モリが一杯になった場合などにあまり使わない文字セッ
トを消去するための命令であり、登録されている文字セ
ットから指定された文字セットを削除してその領域を開
放する。
【0025】このTypeWing方式により、文字は
コード化されるためにデータ量が減り、ホストコンピュ
ータからプリンタへの転送時間も短くなる。そのため、
低価格プリンタで文字印字の高速化を実現するために
は、イメージプリンタにTypeWing方式を取り入
れる方法が有効である。
【0026】図2はホストコンピュータで文字と図形が
混ざったデータを作成し、プリンタコントローラで出力
するまでを示す説明図である。
【0027】201はホストコンピュータ101の作画
アプリケーションで作画した結果をディスプレイに表示
した出力結果の模式図である。ホストコンピュータ10
1においては、文字はキャラクタコード、線はその開始
点と終了点と線幅等のデータ形式で保持している。プリ
ンタドライバはこれらのデータ形式からプリンタコント
ローラ102が出力可能なデータ形式に変換する。 (プリンタドライバの処理) (1)プリントジョブの初期化 1プリントジョブ全体の印刷データをスキャンし、プリ
ンタコントローラ102が描画可能な文字を抽出して、
抽出された文字を文字種毎に管理テーブルに保存する。
管理テーブルの各文字には、出現したページの情報も付
加する。1プリントジョブ全体について、文字の管理テ
ーブルへの保存が終了した後、複数のページで使用され
る文字を集めて、ビットマップフォントデータと文字識
別子とで構成される文字セットを作成する。 (2)ページデータの生成 1ページに必要な文字セットを生成する。印刷データを
再度スキャンし、文字データについては、その文字デー
タが属する文字セットの識別子(ID)、その文字セッ
ト内での文字識別子(ID)、文字のページ内の描画位
置で文字描画命令を生成する。
【0028】文字として描画する印刷データ以外は全て
イメージデータに展開する。それをバンドメモリ108
のサイズ毎に伸長できるよう、バンド毎に圧縮して圧縮
イメージデータ203とする。こうして生成された1ペ
ージ分の文字描画命令及び圧縮イメージデータ及びその
ページに必要な文字セットデータをページデータと称す
る。 (3)データ転送 ホストコンピュータ101の内部メモリ空間に1ページ
分のページデータがそろうと、プリンタコントローラ1
02に文字セット登録命令及び文字描画命令を送り付
け、プリンタコトローラ102のメモリに余裕がある限
りイメージデータをプリンタに転送する。
【0029】プリンタコントローラ102からメモリに
十分な余裕ができたことを知らされると、空いた分だけ
続きのイメージデータを送り付ける。 (4)不要データの削除 1ページ分のページデータの転送を終えると、ホストコ
ンピュータ101は、そのページでしか使われない文字
で構成された文字セットの削除命令を作成し、印刷装置
に転送する。
【0030】なお、ホストコンピュータでは、プリンタ
からの出力が済んだか否かに関わらず命令やデータをプ
リンタに次々と転送する。プリンタは、印刷の状態とホ
ストコンピュータからの命令とに応じて文字セットを管
理する。例えば、あるページを出力し終えたなら、その
後にそのページの文字セット削除命令を処理すること
で、データの整合性を取る。こうすることで、プリンタ
とホストとが双方向通信で接続されなくとも、本実施形
態の処理を行うことが可能となる。
【0031】図3は、ホストコンピュータ101により
文字セットの管理の為に用意される各種テーブルを示し
ている。
【0032】図3において、ドライバ管理用文字テーブ
ル群301は、印刷ジョブを単位として用意されるテー
ブル群で、文字セットテーブル303と文字管理テーブ
ル304が含まれる。 (ドライバ管理用文字セット)ドライバ管理用文字セッ
ト301は、プリンタドライバによりプリンタが有する
文字セットを管理する為に、その印刷ジョブ中はホスト
コンピュータに保持されている。
【0033】文字セットテーブル303は、文字種(ポ
イント数や明朝、ゴシックなど)に分けて文字セットを
登録してあるテーブルである。プリンタドライバは、1
ジョブ中の印刷しようとするデータに含まれる文字を調
べ、その文字種をドライバ管理用文字セットテーブル3
03に登録する。この文字種の登録は、ドライバ管理用
文字セットテーブル303のポインタ部に文字種毎に対
応するドライバ管理用文字管理テーブル304へのポイ
ンタがセットされることで行われる。
【0034】ドライバ管理用文字管理テーブル304は
各文字種毎に作成される。以下図9で文字管理テーブル
304の構造を説明する。
【0035】ページデータに含まれる文字は、ホストコ
ンピュータで使用されている文字コードとは別に、各文
字に固有の文字ID901が文字毎に割り当てられる。
割り当てられた文字ID901は、高速に検索可能な方
法、例えばハッシングなどにより文字コードから検索で
きるように登録される。
【0036】初めて登録される時は、出現したページ番
号を、minPage902、maXPage903に
セットする。ビットマップ形式に展開した文字データは
文字データ格納領域に保管し、その先頭アドレスを文字
ポインタ904にセットする。
【0037】1ジョブ中に同一文字が複数回出現した際
は、ドライバ管理用文字管理テーブル304内の対応す
る文字IDを見つけ、出現したページ番号でmaxPa
ge903を更新する。
【0038】1ジョブ分の文字が登録されると、ドライ
バ管理用文字管理テーブル304に登録された文字の出
現したページ番号を参照し、プリンタ転送用文字セット
を作成する為のグループ分けを行う。プリンタ転送用文
字セットを作成するに当たり、まず複数のページで用い
られる文字のうち、共通するページ範囲で用いられる文
字同士をグループ化する。それによって1ジョブ中で極
力同一文字のビットマップデータ転送を行わないように
する。
【0039】このグループが決定したら、1ページ目に
必要となる文字セットのグループ分けを行う。1ページ
目に必要な文字セットのグループが決定したら、プリン
タ転送用文字セットを作成し、プリンタ転送用文字セッ
トの管理テーブル305に登録する。
【0040】このように、文字セットのグルーピングは
下記の3つのルールに従って行われる。 (1)ページの描画に必要な文字は全て印刷装置内に転
送されていなくてはならない。 (2)印刷装置内のデータ格納メモリがあふれないよ
う、不用になった文字セットは、文字セット削除命令で
消去される。 (3)互いに共通のページ範囲で使われる文字同士は、
同じ文字セットに登録することで再送回数を減らすよう
にする。
【0041】文字が格納された文字セットのIDと、文
字セット内のオフセット値(相対アドレス)は、文字管
理テーブル304のCharSetID905,Off
set906に登録される。
【0042】なお、ひらがな、数字などの頻繁に出現す
る文字の文字IDは予約されており、文字管理テーブル
304においてその予約されたIDの位置に優先的に登
録される。このことにより、ハッシュ関数の計算や衝突
時の処理などのオーバーヘッドを防止できる。 (文字のグループ化及びプリンタ転送用文字セット作成
例)図10は、こうして生成されたドライバ管理用文字
セットの一例を示す図である。例えば文字1すなわち文
字IDが”1”の文字と、文字7すなわち文字IDが”
7”の文字は、1ページ目から5ページ目までの間で用
いられており、文字8、すなわち文字IDが”8”の文
字は5ページ目でだけ用いられていることがわかる。従
って、文字1と文字7とは、それらが用いられるページ
範囲が同じであるから同一のグループにまとめられる。
そのほかの文字は全て用いられるページ範囲が互いに異
なっているから、別々のグループに分けられる。
【0043】このグループから転送用文字セットを作成
する際には、プリンタ転送用文字セットは固定長である
ことから、文字セットの長さに応じて複数のグループを
ひとつの文字セットにまとめた方が効率的な場合もあ
る。まとめた方が良いグループの条件は、例えば次の2
つの条件をともに満たすことである。 (1)まとめられて作成されたプリンタ転送用文字セット
が前記固定長に収まる。 (2)使用されるページ範囲が連続しているか、あるいは
重複している。
【0044】図10においては、例えば文字1と文字7
の使用範囲は、他のすべての文字の使用範囲を含むた
め、文字セット長に空きがあればどのグループともまと
められる。また、文字4も、他のすべての文字の使用範
囲と重複するか連続しているため、空きさえあればどの
グループともまとめられる。文字2と文字8は上記条件
を満たさないためにまとめることができない。
【0045】これは一例に過ぎないが、このようにして
文字をグループ化し、そのグループから転送用文字セッ
トを作成する。 (プリンタ転送用文字セット)プリンタ転送用文字セッ
ト302は、プリンタに送る文字セット登録命令を作成
するためのデータである。ドライバ管理用文字セット3
01に登録された文字データはプリンタ転送用文字セッ
ト302にも登録される。
【0046】プリンタ転送用文字セット302は、文字
セット管理テーブル305と文字セットデータ306と
を含んでいる。なお、文字セットデータ306はドライ
バからプリンタに転送される文字セットデータそのもの
であり、後述する形式を有している。
【0047】文字データの実態であるビットマップデー
タは、ホストコンピュータが有するアウトラインフォン
トからの展開などで得られる。文字セット306は文字
セット削除処理によって消去されてしまう。そのため、
ドライバ用の文字管理テーブル304にも1文字単位で
ビットマップデータを登録することによって、文字セッ
ト削除処理後に紙詰まりなどが発生した場合に、ビット
マップデータを新たに展開する処理を行わずとも文字セ
ットを再登録することが出来、処理のスピードアップが
可能である。 <ホストコンピュータからプリンタヘの転送データ>次
に図4を用いて転送データ形式について説明する。
【0048】図4は、ホストコンピュータで作成される
1ページ分のページデータの構造である。 (ジョブ開始データ部)ジョブ開始データ401は、転
送される各々のデータの情報を登録したテーブルであ
り、ページのレイアウト情報データなど、描画処理を行
う為に必要な初期設定データが含まれている。 (文字セットデータ部)文字セットデータ402は、そ
のページの描画に用いられる文字のビットマップフォン
トデータを文字IDから簡単に探し出せるように構成さ
れているデータである。
【0049】1つの文字セットのサイズはプリンタによ
って決められた固定長の倍数であり、フォントサイズや
圧縮率などによって登録文字数は変化する。また、固定
長サイズに満たない場合は空白をつめることで固定長サ
イズに調整する。文字セットデータには、文字セットヘ
ッダ部405と相対アドレス406と文字データ部40
7とが含まれている。
【0050】文字セットヘッダ部405には、文字セッ
トID4051や、その文字セットに登録されている文
字数4052、またその文字セットが使われる最初のペ
ージであるfirstPage4053と最後のページ
lastPage4054が含まれている。
【0051】相対アドレス部406には、文字セットデ
ータ内の各文字データにアクセスする為のヘッダ部から
のバイトオフセット値が登録文字数分だけセットされて
いる。
【0052】文字データ部407は、実際に文字データ
が登録されている部分であり、文字の幅、高さ、圧縮タ
イプ、サイズなどの情報が格納された文字ヘッダ部に続
いて各文字のビットマップデータが圧縮されて登録され
ている。 (文字描画命令データ部)文字描画命令データ403
は、文字の描画位置を命令するコマンド群である。各文
字描画命令データはバンド単位に分けられており、印刷
すべき文字が含まれている文字セットのIDと、文字セ
ット内でのその文字のオフセット値により示されてい
る。その描画位置としては、バンド内における相対座標
位置がセットされる。
【0053】また、文字描画命令データ全体のデータサ
イズも前記固定長サイズの倍数になるように調整され
る。 (イメージデータ部)イメージデータ部404は、プリ
ンタが処理する単位であるバンドごとの高さ及び幅で生
成され、圧縮されたイメージデータである。 <文字セット管理及び文字描画命令作成手順>次に、図
8のフローチャート及び図3,4,9のデータ構造を用
いて、ホストコンピュータのプリンタドライバによる文
字セットデータの生成及び文字描画命令の生成手順を説
明する。
【0054】S801:印刷データを1ジョブ分スプー
ルする。その中で文字データだけを処理し、ドライバ管
理用文字セット301を構築する。この際、文字が出現
するページ番号を、文字管理テーブル304中のmin
Page902,maxPage903で管理する。
【0055】S802:ドライバ管理用文字セットから
複数ページで使われる文字を、文字が出現するページ数
を示すminPage902,maXPage903に
より探し出し、複数のページで用いられる文字をグルー
プにする。
【0056】S803:処理中の注目ページで用いられ
る文字を、その文字が出現するページ数を示すminP
age902,maXPage903に基づいてグルー
プにする。このグループ及びS802で作成された文字
グループから、注目ページで用いられる文字の転送用文
字セット302を作成する。この際、異なるグループに
属する文字は、異なる文字セットに登録される。
【0057】S804:注目ページ用の文字描画命令を
作成し、S803で作成した文字セットと共にプリンタ
に転送する。文字描画命令は、文字セットID905
と、文字セット内の相対アドレス906を描画位置と組
み合わせて生成する。それ以外のデータは全てイメージ
に展開され、イメージ描画命令とされ、プリンタに転送
される。
【0058】S805:注目ページ以降では不必要とな
った文字セットを削除する削除命令を生成して、プリン
タに転送する。削除の対象となる文字セットは、通常S
803でグループ化された文字が含まれる文字セットで
あり、S802でグループ化された文字セットは、注目
ページ以降でも用いられるために削除対象とはならな
い。
【0059】S806:このジョブ内に次のページがあ
る場合はそのページを注目ページとしてS803へ戻
り、次のページがない場合は処理終了となる。
【0060】以上の手順により、プリンタ転送用文字セ
ットを作成し、文字描画命令とともにプリンタに送信す
る。 <プリンタにおけるデータ形式>次に図5及び図11を
用いてプリンタのRAM上にデータが格納される手順及
び登録されるデータ形式について説明する。
【0061】S1101プリンタ102はドライバが作
成した転送データ400のジョブ開始データを読み込
み、プリンタの初期設定を行う。
【0062】S1102:その後、ジョブ開始命令に含
まれているデータのサイズに従ってデータをRAM上に
読み込む。
【0063】受信バッファ103は、多くの固定長の受
信セルから構成されている。各受信セル501は、次の
空きバッファへのポインタであるアドレス部(next
p)とデータ部とを持った構造になっている。ホストコ
ンピュータで作成する1つの文字セットデータのサイズ
は、この受信セルのサイズと一致している。一致してい
なくともデータは管理できるが、プリンタでは受信セル
ごとに領域の使用・未使用の別を管理するため、半端な
サイズのデータも受信セル1つを占めることになり、メ
モリが有効利用できない。
【0064】受信バッファ103は、受信バッファ制御
構造体502によって管理されている。受信バッファ制
御構造体502は、空き状態の受信セルへのポインタF
reep、空き状態受信セルの最終セルへのポインタF
reeEndp、文字セットデータ部のトップへのポイ
ンタFontp、文字描画命令データ部のトップへのポ
インタRenderp、イメージデータ部のトップへの
ポインタImagepによって構成されている。初期状
態では、ポインタFreepは受信バッファの先頭を、
ポインタFreeEndpは受信バッファの末尾の受信
セルを指し、各々の受信セルのアドレス部には次の受信
セルへのポインタが書き込まれている。
【0065】ホストコンピュータから受信したデータ
は、ポインタFreepが示す先に受信バッファセル単
位で詰め込まれる。ポインタFreepは、データが格
納された受信セルのポインタnextpの値で更新され
る。ポインタFreepがポインタFreeEndpと
同じになるまでデータの読み込みが可能である。
【0066】S1103:最初に読み込んだジョブ開始
命令のデータサイズから文字セットデータのトップの位
置(Fontp)、文字描画命令データのトップの位置
(Renderp)、イメージデータのトップの位置
(Imagep)が算出でき、その位置を受信バッファ
制御構造体502に登録する。
【0067】なお、イメージデータは1ページ分入りき
れない場合があるが、その場合には格納できるぶんだけ
格納しておく。
【0068】S1104:ポインタfontpをたど
り、文字セットごとに、文字セットIDとそれに対応す
る文字セットへのポインタを格納した文字セットテーブ
ル503を作成する。 <印刷の手順>次に、図6を用いて以上のメモリ空間上
で複数ページを受信するところからそれを印刷出力する
までの処理を説明する。
【0069】600:描画開始時は受信バッファは初期
化状態である。
【0070】601:受信バッファ上部からnextp
に従って、受信した文字セットデータ、文字描画データ
を格納する。
【0071】602:イメージデータがメモリフルにな
るまで格納し、ジョブ開始命令に含まれる各々のデータ
サイズからポインタFontp,Renderp,Im
agepをセットする。
【0072】また、格納された文字セットは各セット毎
に先頭アドレスを文字セットテーブルに登録する。ここ
までが図11の手順である。
【0073】603:描画を開始する。ポインタIma
gepが示す先のバンドイメージデータをバンドメモリ
に展開し、その上にポインタRenderpが示す先の
文字描画命令データをCPUが解析して、文字セットデ
ータから対応する文字イメージを獲得して文字の描画を
行う。
【0074】それに伴い、バンドメモリに展開されたイ
メージデータ部の受信セルを解放する。それまでポイン
タFreeEndpで指し示される受信セルのポインタ
nextp部に解放された受信セルのアドレスをセット
し、その後FreeEndpにも解放された受信セルの
アドレスをセットする。
【0075】解放された受信セルには、受信バッファへ
の格納待ちとなっている状態のデータを随時読み込む。
【0076】604:1ページ分のデータが全て受信セ
ルに読み込まれた後は、次のページのデータも取り込
む。状態604では、1ページ目のイメージデータに続
けて、空き領域に2ページ目の文字セットデータを格納
している。
【0077】605:1ページのデータ処理が全て終わ
る直前の状態を示している。1ページ目の文字セットデ
ータと文字描画命令、それとイメージデータの一部が格
納されている。また、2ページ目の文字セットデータと
文字描画命令とイメージデータの一部が格納されてい
る。
【0078】606:必要に応じてホストコンピュータ
から文字セットデータの削除命令が送られてくる。注目
ページの文字描画命令の処理を終えたならば、文字セッ
トの削除命令に従って、要らなくなった文字セットデー
タと1ページ目の描画命令を格納していた受信セルを解
放する。その後、2ページ目のジョブ開始命令を読み込
んでパラメータをセットする。
【0079】文字データを削除する場合、解放された受
信セルの先頭アドレスを、ポインタFreeEndpが
指し示す先の受信セルのポインタnextpにセット
し、最終アドレスをFreeEndpにセットする。 <削除命令の処理手順>次に、図12を参照して文字セ
ット削除命令に対する処理手順を説明する。
【0080】S1201:削除対象として指定された文
字セットIDをプリンタで保持している文字セットテー
ブル503から検索する。
【0081】S1202:見つからなければエラー処理
を行う。
【0082】S1203:指定された文字セットIDに
対応する文字セットの受信セルのアドレスを文字セット
テーブルから得て、その受信セルを開放する。受信セル
の開放は、現在の空き領域と新たに開放する領域とを各
受信セルのポインタnextpにより接続して行われ
る。すなわち、現在の空き領域の末尾へのポインタFr
eeEndpに指し示される受信セルのポインタnex
tpを新たに開放される受信セルのアドレスをセット
し、その後ポインタFreeEndpにも新たに開放さ
れる受信セルのアドレスをセットする。
【0083】S1204:削除された文字セットIDに
対応する文字セットテーブルのエントリを削除して更新
する。
【0084】以上のようにして文字セットデータを削除
することで、空き領域は受信セルの単位で開放される。
そのため、開放された領域を集めなくともそのままで再
利用することができる。なお、この受信セルの開放の手
順は、文字セットデータに限らず、1ページ分出力しお
えた文字描画命令や、1バンド分出力し終えたバンドイ
メージデータの格納されている受信セルを開放する際に
も用いられる。
【0085】図7に描画処理が進んだ時の状態を示す。
ポインタFreepをたどり、その示す受信セルからn
extpをたどる先が空き領域である。なお、next
pが連続する受信セルを示している場合には、そのne
xtpを表す矢印を省略してある。
【0086】このように、文字セットサイズが非固定長
かつ不連続にメモリを占有する場合には文字セットデー
タを消去したときにできる空き領域のサイズは不均一で
あり、また1文字単位で登録した文字セットを削除する
と不連続な空き領域ができる。そこで、空きメモリを集
めるために文字セットデータの再構築を行うと多くの時
間が掛かり、連続ページ出力時のページ間で文字セット
データの再構築処理を行うことは不可能である。
【0087】これに対して、本実施例に係る印刷システ
ムでは、プリンタのメモリを固定長の受信セル単位で管
理している。そのため、プリンタのメモリにおいて開放
される空き領域は受信セルの単位であり、空き領域の収
集を行わなくとも直ちに再利用できる。
【0088】このような場合、文字セットデータを例え
ば1文字毎に作成すると、1文字分の文字セットデータ
を1つの受信セルに格納するために多くの領域が無駄に
使用されることになる。本実施例においては、ホストコ
ンピュータでは、文字セットデータを受信セルにあわせ
たサイズを単位として固定長で作成しているため、文字
セットデータは無駄なく受信セルに納まり、メモリの利
用効率を低下させることがない。
【0089】以上、プリンタ側で文字セットデータの削
除命令を実行するタイミングを決めて、文字セット削除
命令を実行する印刷システムを説明したが、双方向イン
ターフェースで接続されており、ホストコンピュータが
プリンタから情報を得られるならば、ページの印刷出力
の終了をプリンタからホストコンピュータに通知させ、
ホストコンピュータではその情報に基づいて、そのペー
ジ以降では使用しない文字セット削除命令をプリンタに
送信しても良い。 <プリンタエンジン>上記実施例のプリンタエンジンと
しては特に何を用いるという制限はない。ここでは本実
施例のプリンタに適用できる代表的な2種のエンジンを
説明する。
【0090】図13はこの場合のレーザビームプリンタ
(以下、LBPと略す)の内部構造を示す断面図で、こ
のLBPは、文字パターンデータ等を入力して記録紙に
印刷することができる。
【0091】図において、740はLBP本体であり、
供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録
紙上に像を形成する。700は操作のためのスイツチ及
びLED表示器などが配されている操作パネル、701
はLBP740全体の制御及び文字パターン情報等を解
析するプリンタ制御ユニツトである。このプリンタ制御
ユニツト701は主に文字パターン情報をビデオ信号に
変換してレーザドライバ702に出力する。
【0092】レーザドライバ702は半導体レーザ70
3を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号
に応じて半導体レーザ703から発射されるレーザ光7
04をオン・オフ切替えする。レーザ光704は回転多
面鏡705で左右方向に振られて静電ドラム706上を
走査する。これにより、静電ドラム706上には文字パ
ターンの静電潜像が形成される。この潜像は静電ドラム
706周囲の現像ユニツト707により現像された後、
記録紙に転写される。この記録紙にはカツトシートを用
い、カツトシート記録紙はLBP740に装着した用紙
カセツト708に収納され、給紙ローラ709及び搬送
ローラ710と711とにより装置内に取込まれて、静
電ドラム706に供給される。
【0093】図14は、本発明が適用できるインクジェ
ット記録装置IJRAの概観図である。同図において、
駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギ
ア5011,5009を介して回転するリードスクリュ
ー5005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッ
ジHCはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復
移動される。このキャリッジHCには、インクジェット
カートリッジIJCが搭載されている。5002は紙押
え板であり、キャリッジの移動方向に亙って紙をプラテ
ン5000に対して押圧する。5007,5008はフ
ォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域で
の存在を確認して、モータ5013の回転方向切り換え
等を行うためのホームポジション検知手段である。50
16は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5
022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を
吸引する吸引手段で、キャップ内開口5023を介して
記録ヘッドの吸引回復を行う。5017はクリーニング
ブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動
可能にする部材であり、本体支持板5018にこれらが
支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のク
リーニングブレードが本例に適用できることは言うまで
もない。又、5021は、吸引回復の吸引を開始するた
めのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移
動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ
切り換え等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0094】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0095】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成される。
【0096】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0097】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0098】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0099】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な構成でありながら、文字の部分は文字コードで受
信して文字画像に展開することで、ホストにおける文字
の展開処理時間とホストからの転送データ量とを非常に
小さくし、しかも印刷装置のメモリ容量を小さく抑えて
効率的に利用することができるという効果を奏する。
【0101】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における印刷制御システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】ドライバのデータ作成処理とプリンタの印字処
理とを説明する図である。
【図3】ドライバ側の文字セットの管理データの構造を
説明する図である。
【図4】転送用文字セットの詳細な構造の説明図であ
る。
【図5】プリンタの受信バッファの構造と格納形態(1
頁目)を示す図である。
【図6】プリンタのメモリ管理方法を示す図である。
【図7】プリンタの受信バッファの構造と格納形態(複
数ページ出力中)を示す図である。
【図8】ホストコンピュータにおける文字処理手順のフ
ローチャートである。
【図9】ドライバ管理用文字セットの構造を示す図であ
る。
【図10】ドライバ管理用文字セットの使われかたの一
例を示す図である。
【図11】プリンタにおいて印刷データを受信する手順
のフローチャートである。
【図12】プリンタにおいて文字セットデータを削除す
る手順のフローチャートである。
【図13】レーザビームプリンタのエンジンの図であ
る。
【図14】インクジェットプリンタのエンジンの図であ
る。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ 102 プリンタコントローラ 103 入力バッファ 104 ROM 105 CPU 106 文字ハードレンダラ 107 イメージレンダラ 108 バンドメモリ 110 プリンタエンジン

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字データを含む印刷データを作成する
    情報処理装置と印刷システムとを接続して成る印刷シス
    テムであって、 前記情報処理装置は、 1プリントジョブ分の印刷データから文字データを抽出
    する文字抽出手段と、 前記文字抽出手段により抽出された文字データの登録番
    号と文字画像とそれが出現するページとを検索可能に格
    納する第1の格納手段と、 印刷するページに応じて、前記第1の格納手段に格納さ
    れた文字データから、文字の登録番号とその文字画像と
    を含む所定長の文字セットデータを生成する文字セット
    生成手段と、 印刷するページごとに文字の登録番号を含む文字描画命
    令を生成し、該文字描画命令と、前記文字セットデータ
    と、文字セットデータを削除する削除命令とを印刷装置
    に送信する送信手段とを備え、 前記印刷装置は、 受信した文字描画命令と文字セットデータと削除命令と
    を格納する第2の格納手段と、 前記第2の格納手段へのデータの書き込み及び削除を所
    定長の領域を単位として、ページごとに管理する管理手
    段と、 前記格納手段に格納された文字描画命令と文字セットデ
    ータと削除命令とに基づいてページごとに画像を形成す
    る出力手段とを備えることを特徴とする印刷システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置は、前記抽出手段によ
    り抽出された文字データを除く印刷データをイメージデ
    ータに変換する変換手段を更に備え、前記送信手段は更
    に、イメージデータをページごとに印刷装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記文字描画データと
    イメージデータとを前記所定長単位で送信することを特
    徴とする請求項2に記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 前記文字セット生成手段は、前記第1の
    格納手段に格納されている各文字データの出現するペー
    ジから、複数のページに出現する文字と単一のページに
    出現する文字とを別々のグループとして文字セットデー
    タを生成し、前記送信手段は、単一のページに出現する
    文字セットデータを削除する削除命令を送信することを
    特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 前記管理手段は、1ページの画像形成が
    終了した後、削除命令を実行して文字セットデータを削
    除することを特徴とする請求項1に記載の印刷システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置は、前記印刷装置から
    1ページの画像形成の終了の通知を受信する受信手段を
    更に備え、前記送信手段は、1ページの画像形成の終了
    の通知に基づいて、そのページ以降では使用しない文字
    セットデータの削除命令を印刷装置に送信することを特
    徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  7. 【請求項7】 文字データを含む印刷データを作成して
    印刷装置により印刷させる印刷制御装置であって、 1プリントジョブ分の印刷データから文字データを抽出
    する文字抽出手段と、 前記文字抽出手段により抽出された文字データの登録番
    号と文字画像とそれが出現するページとを検索可能に格
    納する格納手段と、 印刷するページに応じて、前記第1の格納手段に格納さ
    れた文字データから、文字の登録番号とその文字画像と
    を含む所定長の文字セットデータを生成する文字セット
    生成手段と、 印刷するページごとに文字の登録番号を含む文字描画命
    令を生成し、該文字描画命令と、前記文字セットデータ
    と、文字セットデータを削除する削除命令とを印刷装置
    に送信する送信手段とを備ることを特徴とする印刷制御
    装置。、
  8. 【請求項8】 前記抽出手段により抽出された文字デー
    タを除く印刷データをイメージデータに変換する変換手
    段を更に備え、前記送信手段は更に、イメージデータを
    ページごとに印刷装置に送信することを特徴とする請求
    項7に記載の印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 前記送信手段は、前記文字描画データと
    イメージデータとを前記所定長単位で送信することを特
    徴とする請求項8に記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 前記文字セット生成手段は、前記格納
    手段に格納されている各文字データの出現するページか
    ら、複数のページに出現する文字と単一のページに出現
    する文字とを別々のグループとして文字セットデータを
    生成し、前記送信手段は、単一のページに出現する文字
    セットデータを削除する削除命令を送信することを特徴
    とする請求項7に記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 前記印刷装置から1ページの画像形成
    の終了の通知を受信する受信手段を更に備え、前記送信
    手段は、1ページの画像形成の終了の通知に基づいて、
    そのページ以降では使用しない文字セットデータの削除
    命令を印刷装置に送信することを特徴とする請求項7に
    記載の印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 文字描画命令と文字セットデータと文
    字セットデータの削除命令とを情報処理装置から受信し
    て印刷する印刷装置であって、 受信した文字描画命令と文字セットデータと削除命令と
    を格納する格納手段と、 前記第2の格納手段へのデータの書き込み及び削除を所
    定長の領域を単位として、ページごとに管理する管理手
    段と、 前記格納手段に格納された文字描画命令と文字セットデ
    ータと削除命令とに基づいてページごとに画像を形成す
    る出力手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記管理手段は、1ページの画像形成
    が終了した後、削除命令を実行して文字セットデータを
    削除することを特徴とする請求項12に記載の印刷装
    置。
  14. 【請求項14】 文字データを含む印刷データを作成し
    て印刷装置により印刷させる印刷制御方法であって、 1プリントジョブ分の印刷データから文字データを抽出
    する文字抽出工程と、 前記文字抽出手段により抽出された文字データの登録番
    号と文字画像とそれが出現するページとを検索可能にメ
    モリに格納する格納工程と、 印刷するページに応じて、前記メモリに格納された文字
    データから、文字の登録番号とその文字画像とを含む所
    定長の文字セットデータを生成する文字セット生成工程
    と、 印刷するページごとに文字の登録番号を含む文字描画命
    令を生成し、該文字描画命令と、前記文字セットデータ
    と、文字セットデータを削除する削除命令とを印刷装置
    に送信する送信工程とを備ることを特徴とする印刷制御
    方法。、
  15. 【請求項15】 前記抽出工程により抽出された文字デ
    ータを除く印刷データをイメージデータに変換する変換
    工程を更に備え、前記送信工程は更に、イメージデータ
    をページごとに印刷装置に送信することを特徴とする請
    求項14に記載の印刷制御方法。
  16. 【請求項16】 前記送信工程は、前記文字描画データ
    とイメージデータとを前記所定長単位で印刷装置に送信
    することを特徴とする請求項15に記載の印刷制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記文字セット生成工程は、前記メモ
    リに格納されている各文字データの出現するページか
    ら、複数のページに出現する文字と単一のページに出現
    する文字とを別々のグループとして文字セットデータを
    生成し、前記送信工程は、単一のページに出現する文字
    セットデータを削除する削除命令を印刷装置に送信する
    ことを特徴とする請求項14に記載の印刷制御方法。
  18. 【請求項18】 前記管理工程は、1ページの画像形成
    が終了した後、削除命令を実行して文字セットデータを
    削除することを特徴とする請求項14に記載の印刷制御
    方法。
  19. 【請求項19】 印刷装置から1ページの画像形成の終
    了の通知を受信する受信工程を更に備え、前記送信工程
    は、1ページの画像形成の終了の通知に基づいて、その
    ページ以降では使用しない文字セットデータの削除命令
    を送信することを特徴とする請求項14に記載の印刷制
    御方法。
  20. 【請求項20】 文字描画命令と文字セットデータと文
    字セットデータの削除命令とを情報処理装置から受信し
    て印刷する印刷方法であって、 受信した文字描画命令と文字セットデータと削除命令と
    をメモリに格納する格納手段と、 前記第2の格納手段へのデータの書き込み及び削除を所
    定長の領域を単位として、ページごとに管理する管理工
    程と、 前記メモリに格納された文字描画命令と文字セットデー
    タと削除命令とに基づいてページごとに画像を形成する
    画像形成工程とを備えることを特徴とする印刷方法。
  21. 【請求項21】 前記管理工程は、1ページの画像形成
    が終了した後、削除命令を実行して文字セットデータを
    削除することを特徴とする請求項20に記載の印刷方
    法。
  22. 【請求項22】 文字データを含む印刷データを作成し
    て印刷装置により印刷させるプログラムを格納するコン
    ピュータ可読記憶媒体であって、 1プリントジョブ分の印刷データから文字データを抽出
    する文字抽出手段と、 前記文字抽出手段により抽出された文字データの登録番
    号と文字画像とそれが出現するページとを検索可能に格
    納する格納手段と、 印刷するページに応じて、前記第1の格納手段に格納さ
    れた文字データから、文字の登録番号とその文字画像と
    を含む所定長の文字セットデータを生成する文字セット
    生成手段と、 印刷するページごとに文字の登録番号を含む文字描画命
    令を生成し、該文字描画命令と、前記文字セットデータ
    と、文字セットデータを削除する削除命令とを印刷装置
    に送信する送信手段として前記コンピュータを機能させ
    るプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011070366A (ja) * 2009-09-25 2011-04-07 Brother Industries Ltd Pdlデータ処理装置とコンピュータプログラム
CN103373093A (zh) * 2012-04-28 2013-10-30 新采国际股份有限公司 打印控制方法以及相关的打印装置系统

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