JPH10294315A - 金属配線の形成方法 - Google Patents

金属配線の形成方法

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JPH10294315A
JPH10294315A JP10122797A JP10122797A JPH10294315A JP H10294315 A JPH10294315 A JP H10294315A JP 10122797 A JP10122797 A JP 10122797A JP 10122797 A JP10122797 A JP 10122797A JP H10294315 A JPH10294315 A JP H10294315A
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wiring material
metal
wiring
film
forming
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JP10122797A
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Masateru Hara
昌輝 原
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な工程でAlやCuなどの金属配線材料
をリフローや高圧埋め込みを可能とする金属配線の形成
方法を提供する。 【解決手段】 SiO2 膜3をエッチングして溝配線を
形成するための溝2を形成したのち、Cu膜4をスパッ
タ法で成膜する。次に、水素プラズマ5で処理すること
により、Cu膜4中に水素を拡散させる。その後、水素
雰囲気中でCu膜4についてリフローを行うと、気相中
の水素だけでなく、Cu膜4中から脱離してゆく水素に
よっても酸化されたCuが効率よく還元される。これに
より、低温でCu膜4のリフローが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属配線の形成方
法に関する。詳しくは、半導体装置の作製に用いる埋込
み配線やプラグ等の金属配線の形成方法に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において、素子と素子、ある
いは素子と外部配線とを電気的に接続するための配線や
プラグ(本明細書では、これらを総称して「金属配線」
又は「配線」と呼ぶ)としては、一般にアルミニウム
(Al)や銅(Cu)などの金属が用いられる。金属配
線を形成する方法の一つとして、ダマシン(damas
cene)法が知られている。ダマシン法は、金属配線
の形状に対応した溝を層間絶縁膜に形成してから金属膜
を成膜し、CMP(Chemical Mechani
cal Polishing)法などで上部の不要部分
を削除することによって溝配線を形成する方法である。
ダマシン法を実施するには、カバレッジを向上させるた
めに、細い溝や小さい開口部に金属配線材料を十分に埋
め込ませることが必要があり、そのための方法としてリ
フロー技術や高圧埋込み技術などが用いられている。
【0003】リフロー技術は、絶縁材料の表面に配線形
成領域となる溝やホールなどの凹部を形成し、この上に
金属膜を成膜し、その後にこの金属を流動化させて溝内
に流し込んで所望の配線とする方法である。リフロー技
術については、Park,C.S. et al:V−
MIC Conf.,326(1991)を参照するこ
とができる。一方、高圧埋込み技術は、金属膜の成膜後
に高温を保って金属を流動化させ、不活性ガスであるア
ルゴン(Ar)ガス等を高圧にして金属を溝に押し込む
という方法である。この高圧埋込み技術については、保
坂真弥他:第50回応用物理学会学術講演会講演予稿集
第2分冊636(1989)などを参照することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配線材料が
アルミニウム(Al)の場合、Alを溝などの凹部の上
に成膜した後に大気などの酸化雰囲気にさらすと、低い
温度でのリフローや高圧埋込みがうまくいかないという
問題がある。これはAlを成膜したあとに大気にさらす
と表面に酸化膜ができ、これがリフローや高圧埋込みを
阻害するからである。かかる点については、『ロジック
LSI技術の革新』(サイエンスフォーラム社)211
〜214ページを参照することができる。配線材料が銅
(Cu)の場合にも同様の問題がある。
【0005】しかし、AlやCuを成膜したあとに同じ
真空を維持したまま別の装置へ搬送し、リフローや真空
埋込みを行うのは困難を伴う。Cuの場合については、
真空アニール法や還元法などを用いてリフロー温度を下
げる工夫がなされている(これについては、『ロジック
LSI技術の革新』(サイエンスフォーラム社)215
〜220ページを参照することができる)。しかし、こ
れらの方法も、実際の製造ラインにおいて実行するに
は、種々の問題がある。
【0006】本発明は上記事情に基づいてなされたもの
であり、簡単な工程で銅やアルミニウムなどの金属配線
材料についてリフローや高圧埋込みを可能とする金属配
線の形成方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの第1の発明である金属配線の形成方法は、金属配線
を形成するための凹部領域の上に配線材料を成膜する成
膜工程と、成膜された配線材料中に水素イオン及び水素
原子を含むイオンのうち少なくとも一方を注入する注入
工程と、前記イオン注入後の配線材料を前記凹部領域内
に埋め込む埋込み工程とを具備することを特徴とする。
【0008】第2の発明である金属配線の形成方法は、
金属配線を形成するための凹部領域の上に配線材料を成
膜する成膜工程と、成膜された配線材料の上に水素を吸
蔵した水素吸蔵金属を成膜する水素吸蔵金属成膜工程
と、上部に水素を吸蔵した水素吸蔵金属を成膜した前記
配線材料を前記凹部領域中に埋め込む埋込み工程とを具
備することを特徴とする。
【0009】第3の発明である金属配線の形成方法は、
金属配線を形成するための凹部領域の上に配線材料を成
膜する成膜工程と、成膜した配線材料の酸化を防止しな
がら前記配線材料の上部に耐酸化性の金属膜を成膜する
耐酸化性金属膜成膜工程と、前記耐酸化性金属膜成膜工
程後の配線材料を前記凹部領域内に埋め込む埋込み工程
とを具備することを特徴とする。
【0010】第1の発明は、前記のように、成膜された
配線材料中に水素イオンや水素原子を含むイオンを注入
することにより、配線材料中の水素が配線材料から脱離
してゆくときに酸化された配線材料を効果的に還元する
ので、配線材料のリフローや高圧埋込み技術の適用が可
能となり、配線材料を配線形成領域となる凹部領域に確
実に埋め込むことができる。
【0011】第2の発明は、前記のように、配線材料の
上に水素を吸蔵した水素吸蔵金属を成膜することによ
り、水素吸蔵金属中の水素が脱離してゆくときに酸化さ
れた配線材料を効果的に還元するので、配線材料のリフ
ローや高圧埋込み技術の適用が可能となり、配線材料を
配線形成領域となる凹部領域に確実に埋め込むことがで
きる。
【0012】第3の発明は、前記のように、成膜した配
線材料の酸化を防止しながら配線材料の上に耐酸化性の
金属膜を成膜することにより、配線材料の酸化が防止さ
れ、したがって配線材料のリフローや高圧埋込み技術の
適用が可能となり、配線材料を配線形成領域となる凹部
領域に確実に埋め込むことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明の
一実施形態について説明する。 第1実施形態 図1は、本出願に係る発明の第1実施形態である銅(C
u)の溝配線を形成する方法を工程順に説明するための
断面図である。まず、図1(a)に示したシリコン基板
1にシラン(SiH4 )とN2 Oを用いて、プラズマC
VD(Chemical Vapor Deposit
ion)法で0.5μmのSiO2 膜3を成膜し、ドラ
イエッチング法で幅0.5μmの溝2を形成する。図1
(b)にこの状態を示す。尚、実際はSiO2 膜3の下
には、金属ビアプラグ等があるが、本発明には直接関係
しないので、図では省略している。後述の図2及び図3
についても同様である。
【0014】次に、図1(b)の上に、厚さ約1.5μ
mのCu膜4をスパッタ法により成膜する。但し、図1
(c)に示すように、この段階のCu膜4は平坦ではな
く、SiO2 膜3の上では蒲鉾状に、また溝2の底部で
は断面が三角形状になっている。次に、このCu膜4を
成膜したシリコン基板1を300℃に加熱し、H2 ガス
1SLM、圧力500mTorrの雰囲気中で、基板側
に800Vの負のバイアスを印加した状態で、1500
WのRF電力を投入して、水素プラズマ5を発生させ
る。図1(d)は、このときの状態を示している。この
水素プラズマ中には、水素イオンおよび水素ラディカル
が含まれており、これらがCu膜4と反応する。これに
より、Cu膜4の表層部分(表面から数百オングストロ
ーム程度の深さまで)に、水素が拡散して留まる。処理
時間は約10分である。
【0015】続いて、このシリコン基板1を1SLM,
1Torrの水素雰囲気中で約400℃に加熱し、5分
間保持する。このとき、気相雰囲気中の水素がCu膜4
の酸化物を還元するのに加え、更に水素プラズマによっ
てCu膜4中に導入された水素が表面から脱離してゆく
ときに、Cu膜4の酸化物を有効に還元する。これによ
り、単に水素雰囲気中で処理した場合に比べて、より効
果的にCu膜4を還元することができ、リフロー前にC
u膜を大気にさらしたとしても、脱離する水素がCuの
酸化物を還元することによって、確実にCu膜4をリフ
ローさせることができる。このため、Cu膜4は、Cu
の融点である1080℃よりも大幅に低い400℃程度
でリフローする。Cuは、リフローすることにより、溝
2の内部に確実に埋め込まれてゆく。
【0016】Cu膜4をリフローすると、図1(e)に
示すようにほぼ平坦なCu膜6になると同時に、Cuは
溝2の内部に確実に埋め込まれてゆく。その後、CMP
法によってCu膜6の表面を研削することにより、図1
(f)に示すような平坦な埋込み溝配線7が得られる。
ところで、上記では、図1(d)に示したように、Cu
膜4中に水素を拡散させる方法として水素プラズマを発
生させたが、他の方法として、例えばイオンクラスター
ビームを利用し、水素イオン或いは水素原子を含むイオ
ン(水素原子を構成元素とするイオン、たとえばSiH
4 やPH3 等のイオン)を注入してもよい。このイオン
クラスタービームについては、例えば、イオンビーム応
用技術編集委員会「イオンビーム応用技術」(シーエム
シー)などを参照することができる。
【0017】また、第1実施形態で用いた膜の種類や膜
厚の具体的な値などはあくまでも一例にすぎず、これら
は発明の要旨を逸脱しない範囲で変更できる。例えば、
上記では、配線材料としてCuを用いたが、Cuの代わ
りにAlを用いることもできる。また、Cuを溝内へ埋
め込む方法としてCuをリフローさせる方法を用いた
が、高圧埋込み法を適用することもできる。この方法
は、例えばAlを成膜した後、溝2の上部にAlのブリ
ッジを作り、アルゴン等の不活性ガスの高圧室(60M
Pa、400℃)でAlを溝2の内部へ押し込むことに
よって実現できる。この高圧埋込み法は、Cuにも適用
できる。
【0018】第2実施形態 図2は、本出願に係る発明の第2実施形態のCuの溝配
線を形成する方法を工程順に説明するための断面図であ
る。まず、図2(a)に示したシリコン基板11にSi
H4 とN2 Oを用いて、プラズマCVD法で0.5μm
のSiO2 膜13を成膜し、ドライエッチング法で幅
0.5μmの溝12を形成する。図2(b)にこの状態
を示す。
【0019】次に、図2(b)の溝12の上に、厚さ約
1.5μmのCu膜14をスパッタ法により成膜する。
但し、図2(c)に示すようにこの段階のCu膜14は
平坦ではなく、SiO2 膜13の上では蒲鉾状に、また
溝12の底部では断面が三角形状になっている。この
後、シリコン基板11を100℃の温度に保持し、プラ
ズマ発生用のArガスとH2 ガスとの混合ガス(Ar/
H2 ガス)中で、スパッタ法により、Cu膜14の上に
膜厚0.1μmのパラジウム(Pd)膜15を成膜す
る。Pdは水素吸蔵金属であるため、かかる処理によっ
て成膜されたPd膜15には水素が取り込まれている。
【0020】続いて、このシリコン基板11を1SL
M,1Torrの水素雰囲気中で400℃に加熱し、5
分間保持する。このとき、気相雰囲気中の水素がCu膜
14の酸化物を還元するのに加え、更にPd膜15中の
水素が脱離してゆくときにCu膜14の酸化物を有効に
還元する。これにより、単に水素雰囲気中で処理した場
合に比べて、より効果的にCu膜14を還元することが
でき、リフロー前にCu膜14を大気にさらしたとして
も、確実にCu膜14をリフローさせることができる。
このときCu膜14は、Cuの融点である1080℃よ
りも大幅に低い400℃程度でリフローする。これによ
り、Cuは溝12の内部に確実に埋め込まれてゆく。
【0021】また、Cuをリフローするとき、Pd膜1
5はそのほとんどが、平坦なCu膜16の上層に集中し
たままとなっている。したがって、CMP法によってC
u膜16の表面を研削するとPdはほぼ完全に除去さ
れ、結果的に図2(f)に示すように、Cuの平坦な埋
込み溝配線17が得られる。ところで、上記では、Cu
膜15の上に形成する膜としてPd膜15を用いた。こ
れは混合ガス(Ar/H2 ガス)中でPdを成膜すると
きに、水素を吸蔵するという性質がある点に着目したも
のである。水素を吸蔵する金属、合金その他の物質(本
明細書では、これらを総称して「水素吸蔵金属」とい
う)は、Pd以外にも例えばZrMn2 、LaCo5 、
Mg2 Cu、LaNiなどが知られている。したがっ
て、これらをPdの代わりにCu膜14上に成膜して
も、Pdの場合と同様の効果が期待できる。
【0022】第2実施形態で用いた膜の種類や膜厚の具
体的な値などはあくまでも一例にすぎず、これらは発明
の要旨を逸脱しない範囲で変更できる。例えば、水素吸
蔵金属に水素を吸蔵させる方法としては、上記のように
スパッタ法による成膜時に同時に水素を吸蔵させる方法
の他、例えば成膜後に水素雰囲気中で加熱するという方
法をとることもできる。また、上記の第2実施形態で
は、配線材料としてCuを用いたが、Cuの代わりにA
lを用いることもできる。更に、Cuを溝内へ埋め込む
方法としてCuをリフローさせる方法を用いたが、第1
実施形態の場合と同様に、不活性ガスを用いた高圧埋込
み法を適用することもできる。
【0023】第3実施形態 図3は、本出願に係る発明の第3実施形態であるCuの
溝配線を形成する方法を工程順に説明するための断面図
である。まず、図3(a)に示したシリコン基板21に
SiH4 とN2 Oを用いて、プラズマCVD法で0.5
μmのSiO2膜23を成膜し、ドライエッチング法で
幅0.5μmの溝22を形成する。図3(b)にこの状
態を示す。
【0024】次に、図3(b)の上に、厚さ約1.5μ
mのCu膜24をスパッタ法により成膜する。但し、図
3(c)に示すようにこの段階のCu膜24は平坦では
なく、SiO2 膜23の上では蒲鉾状に、溝22の底部
では断面が三角形状になっている。続いて、Cu膜24
を成膜した後のシリコン基板21を真空中に保持したま
ま、銀(Ag)膜25を0.2μmの膜厚で成膜する。
この成膜後の状態を図3(d)に示す。AgはCuに比
べて酸化しにくい耐酸化性の金属であるため、Ag膜2
5を成膜したシリコン基板21を大気にさらしても、A
g膜25の表面に形成される酸化物層は極めて薄く、ま
たCu膜24はAg膜25で覆われているのでほとんど
酸化しない。
【0025】このシリコン基板21を1SLM、1To
rrの水素雰囲気中て400℃に加熱して5分間保持す
る。このとき、上にAg膜25があるためほとんど酸化
していないCu膜は、この程度の比較的低温で容易にリ
フローすることができる。リフローの結果、図3(e)
に示すようにほぼ平坦なCu膜26になると同時に、C
uは溝22の内部に均一に埋め込まれてゆく。尚、この
リフローの際にCuの中にAgが一部混入することがあ
るが、Agの導電性は高いので、Cuを配線に使う場合
であれば、特に不都合は生じない。最後に、CMP法に
よってCu膜26の表面を研削することにより、図1
(f)に示すような平坦な埋込み溝配線27が得られ
る。
【0026】このように、本実施形態によれば、Cu膜
24を成膜した後、真空中に保持したまま耐酸化性金属
であるAg膜25を成膜するので、Cu膜24はほとん
ど酸化せず、このため配線層となるCu膜24を400
℃という低温でリフローすることができ、高いカバレッ
ジを維持しながら微細な金属配線が可能となる。尚、第
3実施形態で用いた膜の種類や膜厚の具体的な値などは
あくまでも一例にすぎず、これらは発明の要旨を逸脱し
ない範囲で変更できる。例えば、上記ではCu膜24を
成膜した後のシリコン基板21にAg膜25を成膜した
が、これ以外の耐酸化性の金属、例えば金(Au)を成
膜しても同様の効果が得られる。また、上記では、配線
材料としてCuを用いたが、Cuの代わりにAlを用い
ることもできる。また、Cuを溝内へ埋め込む方法とし
てCuをリフローさせる方法を用いたが、第1及び第2
実施形態の場合と同様に、不活性ガスを用いた高圧埋込
み法を適用することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、成膜された配線材料中に、例えば水素イオン或いは
水素原子を含むイオンを注入することにより、簡単な方
法でCu、Al等の金属配線材料の酸化防止及び還元を
比較的低温で、かつ、単に水素雰囲気中で還元した場合
に比べてより効果的に行うことができるので、金属配線
材料のリフローや高圧埋込み技術の適用が可能となり、
このため高いカバレッジを維持しながら微細なピッチの
金属配線が可能となる。
【0028】また、第2の発明によれば、配線材料の上
に水素を吸蔵した水素吸蔵金属を成膜することにより、
水素吸蔵金属中の水素が脱離してゆくときに酸化された
配線材料を効果的に還元するので、簡単な方法でCu、
Al等の金属配線材料の酸化防止及び還元を比較的低温
で、かつ、単に水素雰囲気中で還元した場合に比べてよ
り効果的に行うことができるので、金属配線材料のリフ
ローや高圧埋込み技術の適用が可能となり、このため高
いカバレッジを維持しながら微細なピッチの金属配線が
可能となる。
【0029】更に、第3の発明によれば、配線材料の上
に耐酸化性の金属膜を成膜することによって配線材料の
酸化が防止され、したがって配線材料のリフローや高圧
埋込み技術の適用が可能となり、配線材料を配線形成領
域となる凹部領域に確実に埋め込むことができ、このた
め高いカバレッジを維持しながら微細なピッチの金属配
線が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の第1実施形態であるCuの
溝配線を形成する方法を工程順に説明するための断面図
であり、(a)はシリコン基板1を示し、(b)は成膜
したSiO2 膜3に溝2を形成した状態を示し、(c)
はCu膜4を成膜した状態を示し、(d)は水素プラズ
マを照射している様子を示し、(e)はCuをリフロー
して平坦にした状態を示し、(f)はCMP法によって
Cu膜の表面を研削して平坦な埋込み溝配線7を形成し
た状態を示す。
【図2】本出願に係る発明の第2実施形態であるCuの
溝配線を形成する方法を工程順に説明するための断面図
であり、(a)はシリコン基板11を示し、(b)は成
膜したSiO2 膜13に溝12を形成した状態を示し、
(c)はCu膜14を成膜した状態を示し、(d)はC
u膜の上にPd膜15を成膜した状態を示し、(e)は
Cuをリフローして平坦にした状態を示し、(f)はC
MP法によってCu膜の表面を研削して平坦な埋込み溝
配線17を形成した状態を示す。
【図3】本出願に係る発明の第3実施形態であるCuの
溝配線を形成する方法を工程順に説明するための断面図
であり、(a)はシリコン基板21を示し、(b)は成
膜したSiO2 膜23に溝22を形成した状態を示し、
(c)はCu膜24を成膜した状態を示し、(d)はC
u膜の上にAg膜25を成膜した状態を示し、(e)は
Cuをリフローして平坦にした状態を示し、(f)はC
MP法によってCu膜の表面を研削して平坦な埋込み溝
配線27を形成した状態を示す。
【符号の説明】
1,11,21 シリコン基板 2,12,22 溝 3,13,23 SiO2 膜 4,14,24 Cu膜 5 水素プラズマ 6,16,26 平坦なCu膜 7,17,27 埋込み溝配線 15 Pd膜 25 Ag膜

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属配線を形成するための凹部領域の上
    に配線材料を成膜する成膜工程と、 成膜された配線材料中に水素イオン及び水素原子を含む
    イオンのうち少なくとも一方を注入する注入工程と、 前記イオン注入後の配線材料を前記凹部領域内に埋め込
    む埋込み工程と、 を具備することを特徴とする金属配線の形成方法。
  2. 【請求項2】 前記注入工程は、イオンクラスタービー
    ム法によって水素イオン及び水素原子を含むイオンのう
    ち少なくとも一方を注入するものである請求項1記載の
    金属配線の形成方法。
  3. 【請求項3】 前記注入工程は、前記成膜された配線材
    料に水素を含むガスで発生されたプラズマを照射するも
    のである請求項1記載の金属配線の形成方法。
  4. 【請求項4】 前記埋込み工程は、前記配線材料を高温
    に保つことにより前記配線材料を前記凹部領域に流れ込
    ませるものである請求項1記載の金属配線の形成方法。
  5. 【請求項5】 前記埋込み工程は、所定の温度で前記配
    線材料に不活性ガスにより高圧をかけて前記凹部領域中
    に前記配線材料を押し込むことによって行うものである
    請求項1記載の金属配線の形成方法。
  6. 【請求項6】 前記埋込み工程の後に、前記配線材料の
    不要部分を除去する工程を具備することを特徴とする請
    求項1記載の金属配線の形成方法。
  7. 【請求項7】 前記配線材料は、銅又はアルミニウムで
    ある請求項1記載の金属配線の形成方法。
  8. 【請求項8】 前記凹部領域は、金属配線用の溝又は金
    属プラグ用のホールである請求項1記載の金属配線の形
    成方法。
  9. 【請求項9】 前記成膜工程は、スパッタ法により行う
    ものである請求項1記載の金属配線の形成方法。
  10. 【請求項10】 金属配線を形成するための凹部領域の
    上に配線材料を成膜する成膜工程と、 成膜された配線材料の上に水素を吸蔵した水素吸蔵金属
    を成膜する水素吸蔵金属成膜工程と、 上部に水素を吸蔵した水素吸蔵金属を成膜した前記配線
    材料を前記凹部領域中に埋め込む埋込み工程と、 を具備することを特徴とする金属配線の形成方法。
  11. 【請求項11】 前記埋込み工程は、前記配線材料を高
    温に保つことにより前記配線材料を前記凹部領域に流れ
    込ませるものである請求項10記載の金属配線の形成方
    法。
  12. 【請求項12】 前記埋込み工程は、所定の温度で前記
    配線材料に不活性ガスにより高圧をかけて前記凹部領域
    中に前記配線材料を押し込むことによって行うものであ
    る請求項10記載の金属配線の形成方法。
  13. 【請求項13】 前記水素吸蔵金属成膜工程は、プラズ
    マ発生用のアルゴンガスに水素を含むガスを添加したガ
    ス中でスパッタ法により水素吸蔵金属を成膜するもので
    ある請求項10記載の金属配線の形成方法。
  14. 【請求項14】 前記水素吸蔵金属成膜工程は、水素吸
    蔵金属を成膜したあとに水素雰囲気下で加熱して前記水
    素吸蔵金属に水素を吸蔵させるものである請求項10記
    載の金属配線の形成方法。
  15. 【請求項15】 前記埋込み工程の後に、前記配線材料
    の不要部分を除去する工程を具備することを特徴とする
    請求項10記載の金属配線の形成方法。
  16. 【請求項16】 前記配線材料は、銅又はアルミニウム
    である請求項10記載の金属配線の形成方法。
  17. 【請求項17】 前記凹部領域は、金属配線用の溝又は
    金属プラグ用のホールである請求項10記載の金属配線
    の形成方法。
  18. 【請求項18】 前記成膜工程は、スパッタ法により行
    うものである請求項10記載の金属配線の形成方法。
  19. 【請求項19】 金属配線を形成するための凹部領域の
    上に配線材料を成膜する成膜工程と、 成膜した配線材料の酸化を防止しながら前記配線材料の
    上部に耐酸化性の金属膜を成膜する耐酸化性金属膜成膜
    工程と、 前記耐酸化性金属膜成膜工程後の配線材料を前記凹部領
    域内に埋め込む埋込み工程と、 を具備することを特徴とする金属配線の形成方法。
  20. 【請求項20】 前記埋込み工程は、前記配線材料を高
    温に保つことにより前記配線材料を前記凹部領域に流れ
    込ませるものである請求項19記載の金属配線の形成方
    法。
  21. 【請求項21】 前記埋込み工程は、所定の温度で前記
    配線材料に不活性ガスにより高圧をかけて前記凹部領域
    中に前記配線材料を押し込むことによって行うものであ
    る請求項19記載の金属配線の形成方法。
  22. 【請求項22】 前記埋込み工程の後に、前記配線材料
    の不要部分を除去する工程を具備することを特徴とする
    請求項19記載の金属配線の形成方法。
  23. 【請求項23】 前記配線材料は、銅又はアルミニウム
    である請求項19記載の金属配線の形成方法。
  24. 【請求項24】 前記凹部領域は、金属配線用の溝又は
    金属プラグ用のホールである請求項19記載の金属配線
    の形成方法。
  25. 【請求項25】 前記成膜工程は、スパッタ法により行
    うものである請求項19記載の金属配線の形成方法。
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