JPH10294701A - モデム付無線機 - Google Patents

モデム付無線機

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JPH10294701A
JPH10294701A JP9117638A JP11763897A JPH10294701A JP H10294701 A JPH10294701 A JP H10294701A JP 9117638 A JP9117638 A JP 9117638A JP 11763897 A JP11763897 A JP 11763897A JP H10294701 A JPH10294701 A JP H10294701A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要輻射による妨害を与えることのないモデ
ム付無線機を提供する。 【解決手段】 PTT.SW2が押されると、コントローラ21
A はモデム13からの転送要求クロック信号に応動して、
所定の制御データを内蔵RAM22 からモデム13に転送す
る。モデム13は制御データをMSK 変調して送信回路16に
出力する。データ転送後、コントローラ21A はリセット
信号をローに落とし、モデム13の稼働を停止させ、モデ
ム13とコントローラ21A の配線にクロック信号が現れな
いようにする。そして、切り換えスイッチ15をマイク側
に切り換えて音声信号を送信回路16に入力させる。音声
送信状態で1分経過すると、リセット信号をハイにして
モデム13の稼働を再開させ、再び制御データを送信さ
せ、送信後、リセット信号をローに落としてモデム13の
稼働を停止させる。PTT.SW2 が解放されたときも、リセ
ット信号をハイにして制御データを送信させ、送信後、
セットを受信状態に移行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモデム付無線機に係
り、とくにパーソナルトランシーバ、簡易業務無線等に
おいてディジタルデータをモデムに転送し、MSK、F
SK、QPSK等の所定形式のアナログ信号に変調して
外部にデータ送信できるようにしたモデム付無線機に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナル無線では、相手局と
同じ群番号をテンキーで設定するだけで簡単に通話でき
るようになっており、同調ダイヤルを回して運用周波数
を可変し、相手局を探す手間が不要である。しかも、呼
び出し符号(ATIS番号=Automatic Transmitter Id
entification System 番号)が自動的に発射されるの
で、コールサインを称呼する必要もない便利なシステム
である。図5にパーソナル無線に用いられている従来の
パーソナルトランシーバの構成を示す。1はテンキー、
2はPTT.SW(プレストークスイッチ)、3は送受
兼用のアンテナ、4はアンテナ切り換えスイッチ、5は
アンテナ3でキャッチされた内、パーソナル無線帯域内
の所望chの電波の増幅、中間周波信号への周波数変
換、FM復調をする受信回路、6はパワーアンプ、7は
スピーカである。
【0003】10はマイク、11はマイクアンプ、12
はミュート回路、13はモデムであり、発振器14から
入力した動作クロックCK0 に基づき動作し、データ受信
時は受信回路5からアナログのMSK変調信号を入力す
ると、MSK復調をし、読み取り用ビットクロック信号
CKRXとともに1ビットずつ受信データRX-Dをコントロー
ラへ転送し、データ送信時は転送要求用クロック信号CK
TXに応動してコントローラから転送された送信データTX
-DをMSK変調し、アナログのMSK変調信号を出力す
る。送受信されるデータは、10進5桁、20ビットの
群番号GN、10進2桁、8ビットのチャンネル番号C
H、4ビットのコマンドコードCC(コントローラの図
示しない内蔵ROMに記憶してある)、48ビットの呼
び出し符号IDを合わせた全80ビットから成る制御デ
ータである。
【0004】15はミュート回路12の出力とモデム1
3の出力を切り換えるスイッチ、16はスイッチ15か
ら出力されたベースバンド信号のFM変調、パーソナル
無線帯域内の所望chへの周波数変換、電力増幅をする
送信回路であり、出力側がアンテナ切り換えスイッチ4
を介してアンテナ3と接続される。20はパーソナルト
ランシーバの呼び出し符号を記憶したEEPROM、2
1はマイクロコンピュータで構成されたコントローラで
あり、着信通話制御、発呼通話制御等の各種制御をす
る。
【0005】図6、図7はコントローラ21による着信
通話処理を示すフローチャートである。電源オン操作を
受けて、コントローラ21は次の起動処理を行う(図6
のステップ50)。まず、各部に給電し(送信回路16
の電力増幅回路を除く)、EEPROM20から呼び出
し符号を読み出し内蔵RAM22にIDとして記憶す
る。次に、ミュート回路12にミュートをオンさせ、ア
ンテナ切り換えスイッチ4を受信側に切り換え、制御用
チャンネルに対応する周波数制御データを受信回路5に
出力し、制御用チャンネルを受信させる。また、一定時
間ローレベルに落ちるリセット信号Rをモデム13に出
力し、初期化する。初期化後、リセット信号Rがハイレ
ベルになるとモデム13は通常動作状態となり、読み取
り用ビットクロック信号CKRX、転送要求クロック信号CK
TXの出力を開始する。このあと、コントローラ21は送
信イネーブル信号TEをローレベルに落とし、モデム1
3を受信イネーブル状態とし、内蔵RAM22に群番号
GNの初期値として「0000010」を登録し、待ち受
けに入る(ステップ51)。
【0006】ユーザがテンキー1で5桁の群番号を入力
すると、コントローラ21は内蔵RAM22にGNとし
て記憶する(ステップ52、53)。相手局から制御用
チャンネルを通して制御データのMSK変調信号が受信
されると、モデム13はMSK復調を行い、着信検出信
号Wを出力したあと、読み取り用ビットクロックCKRX
同期させて1ビットずつ受信データRX-Dを出力する。コ
ントローラ21は着信検出信号Wが入力されると、読み
取り用ビットクロックCKRXを用いて受信データRX-Dを入
力し、内蔵メモリ22の受信バッファ領域220に記憶
する(ステップ54、55)。そして、受信群番号GN
RXがユーザの設定した群番号GNと一致していれば(ス
テップ56でYES)、受信チャンネル番号をCHRX
して、まず、群番号GN、チャンネル番号CH=C
RX、コマンドコードCC、呼び出し符号IDを組み合
わせた制御データを作成し内蔵RAM22の送信バッフ
ァ領域221に記憶する(ステップ57)。そして、チ
ャンネル番号CH=CHRXに対応する周波数制御データ
を受信回路5に出力し、相手局と同じ通話用チャンネル
を受信させる(ステップ58)。
【0007】チャンネル番号CHの通話用チャンネルを
通して相手局から音声信号が受信されれば、スピーカ7
から聞こえる。新たな制御データが受信されれば、コン
トローラ21は受信群番号がユーザの設定した群番号G
Nと一致しているかチェックし(ステップ59〜6
1)、YESであればステップ59に戻り、NOであれ
ば制御用チャンネルの受信に切り換えて元の待ち受けに
戻る(ステップ62、52)。また、チャンネル番号C
Hの通話用チャンネルでの受信状態が5分継続したとき
も待ち受けに戻る(ステップ63でYES)。
【0008】相手局と通話をしたい場合、PTT.SW
2を押す。すると、コントローラ21はステップ64で
YESと判断し、アンテナ切り換えスイッチ4を送信側
に切り換え、チャンネル番号CH(=CHRX)に対応す
る周波数制御データを送信回路16に出力し、送信回路
16の電力増幅回路に給電してそれまで受信していた通
話用チャンネルでの送信状態とする(ステップ65)。
次に、送信イネーブル信号TEをハイレベルにしてモデ
ム13を送信イネーブル状態とし(ステップ66)、切
り換えスイッチ15をモデム13の側に切り換えたあと
(図7のステップ70)、モデム13から入力した転送
要求用クロック信号CKTXに応動して1ビットずつ、送信
バッファ領域の制御データを送信データTX-Dとしてモデ
ム13に転送する(ステップ71、72の繰り返し)。
モデム13は送信データTX-DをMKS変調して送信回路
16に出力し、電波で発射させる。
【0009】制御データの転送が終わると、切り換えス
イッチ14をマイク側に切り換え(ステップ73)、ミ
ュート回路12のミュートをオフし(ステップ74)、
音声の送信を可能とする。音声送信状態が1分続くとス
テップ75でYESと判断し、ミュートをオンしたあと
(ステップ76)、ステップ70に戻って再び制御デー
タを送信する。相手局はチャンネル番号CHの通話用チ
ャンネルを通して受信した制御データ中の群番号が自身
で設定された群番号と一致しているときに、こちらから
送信した音声を受信することかできる。
【0010】こちらが受信状態に移行したいとき、PT
T.SW2を解放する。すると、コントローラ21はス
テップ77でYESと判断し、まず、ミュート回路12
に対しミュートをオンし(ステップ78)、切り換えス
イッチ14をモデム側に切り換え(ステップ79)、制
御データを送信させたあと(ステップ80、81の繰り
返し)、送信回路16の電力増幅回路への給電を止めて
電波の発射を停止させる(ステップ82)。そして、モ
デム13に対する送信イネーブル信号TEをローレベル
に落とす(ステップ83)。次に、アンテナ切り換えス
イッチ4を受信側に切り換え、それまで送信していたチ
ャンネル番号CHの通話用チャンネルでの受信を行う
(ステップ84、図6のステップ59)。
【0011】以上、着信通話制御処理を説明したが、発
呼通話制御処理の場合は、待ち受け状態でPTT.SW
2が押されたとき、最初に受信回路5での受信電界強度
が一定以下となっている空きの通話用チャンネルを探
し、続いて制御用チャンネルを通して制御データを送信
し、しかるのち、最初に探した通話用チャンネルでの送
信に移行し、あとは、図7のステップ70以降と同様の
処理をする。このように、パーソナルトランシーバは、
群番号を含む制御データを送受し、群番号が一致する局
間に同じ通話用チャンネルを成立させるので、ユーザが
とくに同調操作をしなくても所望の相手局と通話可能と
なる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記した従
来のパーソナルトランシーバでは、PTT.SW2を押
している間で、制御データは送信しておらず音声の送信
が可能となっている期間であっても、モデム13は転送
要求用クロック信号CKTR、読み取り用ビットクロックCK
RXを出力しているので、モデム13とコントローラ21
の間の配線が長いと、転送要求用クロック信号CKTX、読
み取り用ビットクロック信号CKRXが配線から放射されて
送信回路16に入り込み、アンテナ3から外部に発射さ
れて妨害を与えてしまうことがあった。このため、モデ
ム13とコントローラ21の間の配線を最短距離で行わ
なければならず、基板上での回路配置が制約されてしま
う欠点があった。本発明は上記した従来技術の問題に鑑
み、外部に不要輻射による妨害を与えることのないモデ
ム付無線機を提供することを、その目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
モデム付無線機では、送信データの転送を受けて、送信
用のアナログ信号に変調して出力するモデムと、モデム
から出力されたアナログ信号を外部に無線で送信する送
信手段と、を備えたモデム付無線機において、モデムに
送信データが転送されていない期間は、モデムの稼働を
停止させて不要輻射の発生を抑える不要輻射抑制手段を
設けたこと、を特徴としている。これにより、送信デー
タがモデムに転送されていない期間はモデムの稼働が停
止されるので、モデムの配線から放射されたクロック信
号が送信手段に入り込み、送信信号に重畳した形でアン
テナから外部空間に輻射されて相手局に妨害を与えると
いう問題が起きない。よって、モデムの配線を最短にす
る必要がなくなり、基板上での回路レイアウトの自由度
が増す。
【0014】本発明の請求項5記載のモデム付無線機で
は、送信データの転送を受けて、送信用のアナログ信号
に変調して出力するモデムと、データ送信指令を受ける
と、記憶手段から読み出した送信データまたは外部から
入力した送信データをモデムに転送するデータ転送手段
と、音声を電気信号に変換するマイクと、送信の指示操
作をする送信指示操作手段と、送信指示操作手段で送信
が指示されている間の或る1または複数の期間に、デー
タ転送手段にデータ送信指令を与えるとともにモデムか
ら出力されたアナログ信号を送信手段により外部に無線
で送信させ、送信指示操作手段で送信が指示されている
間でモデムに送信データが転送されていない期間は、マ
イク入力を送信手段により外部に送信させる送信制御手
段と、を備えたモデム付無線機において、送信指示操作
手段で送信が指示されている間でモデムに送信データが
転送されていない期間は、モデムの稼働を停止させて不
要輻射の発生を抑える不要輻射抑制手段を設けたこと、
を特徴としている。
【0015】これにより、例えば、パーソナル無線の如
く、送信指示をしている間の内、モデムを使ってデータ
送信している或る1または複数の期間以外でマイクから
入力した音声を外部に送信している期間は、モデムの稼
働が自動的に停止されるので、モデムの配線から放射さ
れたクロック信号が送信手段に入り込み、送信信号に重
畳した形でアンテナから外部空間に輻射されて相手局に
妨害を与えるという問題が起きない。よって、モデムの
配線を最短にする必要がなくなり、回路レイアウト上の
自由度が増す。
【0016】請求項1、5記載のモデム付無線機におい
て、不要輻射抑制手段は、モデムをリセット状態に保つ
ことで稼働を停止させることができるが、このほか、モ
デムの動作クロックを停止させたり、モデムへの給電を
停止させることでもモデムの稼働を停止させることがで
きる。
【0017】
【発明の実施の態様】次に、図1を参照して本発明の1
つの実施の態様を説明する。図1は本発明に係るパーソ
ナルトランシーバのブロック図であり、図5と同一の構
成部分には同一の符号が付してある。マイクロコンピュ
ータで構成されたコントローラ21Aは、セット各部に
対し従来と同様の着信通話制御処理、発呼通話制御処理
をするが、これらの制御処理の中で、PTT.SW2が
押されている間の内、モデム13に制御データを転送し
ていない期間は、リセット信号Rをローレベルに保持
し、次に制御データの転送をする直前にハイレベルに戻
すようになっている。
【0018】モデム13はリセット信号Rがローレベル
に落ちると初期化するが、ハイレベルに戻らない間は初
期化状態(リセット状態)を保持したままとなり、通常
動作状態に復帰せず、稼働を停止するので、転送要求用
クロック信号CKTX、読み取り用ビットクロック信号CKRX
の出力が止まり、コントローラ21Aとモデム13の間
の配線からこれらのクロック信号が空間に放射されるこ
とはない。リセット信号Rがローレベルからハイレベル
に戻るとモデム13は通常動作状態に入る。パーソナル
トランシーバのその他の構成部分は、図5と全く同一に
構成されている。
【0019】次に、図2を参照して、上記したコントロ
ーラ21Aによる着信通話制御処理を説明する。図2は
コントローラ21Aによる着信通話制御処理の一部を示
すフローチャートであり、図6のステップ66に続く処
理を表す。電源オン操作がされると、コントローラ21
Aは図6と全く同一の処理を行い、所定の立ち上げ処理
を行って制御用チャンネルでの待ち受けに入り(図6の
ステップ50、51)、ユーザがテンキー1で入力した
群番号を記憶する(ステップ52、53)。制御データ
を受信すると、受信群番号がユーザの設定した群番号と
一致するかチェックし(ステップ54〜56)、一致す
れば送信用の制御データを作成したのち受信チャンネル
番号の示す通話用チャンネルでの受信に移行し(ステッ
プ57、58)、相手の音声をスピーカ2から流す。
【0020】通話用チャンネルでの受信中に、新たな制
御データが受信されれば、受信群番号がユーザの設定し
た群番号GNと一致しているかチェックし(ステップ5
9〜61)、YESであればステップ59に戻り、NO
であれば制御用チャンネルの受信に切り換えて元の待ち
受けに戻る(ステップ62、52)。また、チャンネル
番号CHの通話用チャンネルでの受信状態が5分継続し
たときも待ち受けに戻る(ステップ63でYES)。以
上は、従来と全く同様の処理である。
【0021】通話用チャンネルでの受信中に、相手局と
通話をしたい場合、PTT.SW2を押す。すると、コ
ントローラ21Aはステップ64でYESと判断し、ま
ず、アンテナ切り換えスイッチ4を送信側に切り換え、
チャンネル番号CH(=CHRX)に対応する周波数制御
データを送信回路16に出力し、送信回路16の電力増
幅回路に給電してそれまで受信していた通話用チャンネ
ルでの送信状態とする(ステップ65)。次に、送信イ
ネーブル信号TEをハイレベルにしてモデム13を送信
イネーブル状態とする(ステップ66)。そして、図2
に進み切り換えスイッチ15をモデム13の側に切り換
えたあと(ステップ700)、モデム13から入力した
転送要求用クロック信号CKTXに応動して1ビットずつ、
送信バッファ領域の制御データを送信データTX-Dとして
モデム13に転送する(ステップ710、720の繰り
返し)。モデム13は送信データTX-DをMKS変調して
送信回路16に出力し、電波で発射させる。
【0022】全80ビットの制御データの転送が終わる
と、コントローラ21Aはモデム13に出力しているリ
セット信号Rをローレベルに落として保持する(ステッ
プ721)。これにより、モデム13は初期化状態のま
まとなって稼働が停止し、転送要求用クロック信号C
KTX、読み取り用ビットクロック信号CKRXの出力が止ま
る。このあと、切り換えスイッチ14をマイク側に切り
換え(ステップ730)、ミュート回路12のミュート
をオフして音声の送信を可能とする(ステップ74
0)。音声送信状態が1分続くとステップ750でYE
Sと判断し、ミュートをオンしたあと(ステップ76
0)、リセット信号Rをハイレベルに立ち上げる(ステ
ップ761)。これにより、モデム13は初期化が完了
し、通常動作状態に戻る。このあと、コントローラ21
Aはステップ700に戻って再び制御データを送信す
る。相手局はチャンネル番号CHの通話用チャンネルを
通して受信した制御データ中の群番号が自身で設定され
た群番号と一致しているときに、こちらから送信した音
声を受信することかできる。
【0023】こちらが受信状態に移行したいとき、PT
T.SW2を解放する。すると、コントローラ21Aは
ステップ770でYESと判断し、まず、ミュート回路
12に対しミュートをオンし(ステップ780)、リセ
ット信号Rをハイレベルに立ち上げ、モデム13を通常
動作状態に復帰させる(ステップ781)。そして、切
り換えスイッチ14をモデム側に切り換え(ステップ7
90)、制御データを送信させたあと(ステップ80
0、810の繰り返し)、送信回路16の電力増幅回路
への給電を止めて電波の発射を停止させる(ステップ8
20)。そして、モデム13に対する送信イネーブル信
号TEをローレベルに落とす(ステップ830)。次
に、アンテナ切り換えスイッチ4を受信側に切り換え、
それまで送信していたチャンネル番号CHの通話用チャ
ンネルでの受信を行う(ステップ840)。あとは、図
6のステップ59以降に進んで、前述と同様の処理をす
る。
【0024】以上、コントローラ21Aによる着信通話
制御処理を説明したが、発呼通話制御処理の場合は、待
ち受け状態でPTT.SW2が押されたとき、最初に受
信回路5での受信電界強度が一定以下となっている空き
の通話用チャンネルを探し、続いて制御用チャンネルを
通して制御データを送信し、しかるのち、最初に探した
通話用チャンネルでの送信に移行し、あとは、図2のス
テップ700以降と同様の処理をする。
【0025】この実施の態様によれば、コントローラ2
1は不要輻射抑制手段としての機能を有する。すなわ
ち、ユーザがPTT.SW2を押して送信指示をしてい
る間の内、モデム13に制御データを転送し、外部に送
信させている1または複数の期間以外でマイク10から
入力した音声を外部に送信させている期間は、モデム1
3へのリセット信号出力をローレベルに保ち、モデム1
3を初期化状態のままに保持して稼働を停止させるの
で、モデム13とコントローラ21Aとの間の配線に転
送要求用クロック信号CKTX、読み取り用ビットクロック
信号CKRXが出力されず、これらのクロック信号が配線か
ら空間に放射されたあと送信回路16に入り込み、送信
信号に重畳した形でアンテナ3から外部空間に輻射され
て相手局に妨害を与えるという問題が起きない。よっ
て、モデムの配線を最短にする必要がなくなり、回路レ
イアウト上の自由度が増す。
【0026】また、音声の送信期間中、モデム13の稼
働が停止されることで、モデム13での消費電力が大幅
に減り、節電を図ることができる。更に、リセット信号
のレベルを制御するだけでモデム13の稼働停止と、稼
働再開をできるので、従来と比べて回路構成上の負担増
が少ない。
【0027】なお、上記した実施の態様では、コントロ
ーラ21AはユーザがPTT.SW2を押している間の
内、モデム13に制御データを転送し、外部に送信させ
ている期間以外でマイク10から入力した音声を外部に
送信させている期間は、モデム13へのリセット信号出
力をローレベルに保つことで稼働を停止させるようにし
たが、これと異なり、発振器14からの動作クロックCK
0 の入力を止めて稼働を停止させるようにしても良い。
具体的には、図3に示す如く、発振器14とモデム13
の動作クロック入力端子CKINとの間にスイッチ40を設
けておき、コントローラ21Aは電源オン操作後、図2
のステップ720の処理を行うまでは、スイッチ40を
閉じて動作クロックCK0 をモデム13に与えるように
し、ステップ721においてリセット信号をローレベル
に落とす代わりにスイッチ40を開いて動作クロックCK
0 の入力を止め、モデム13の稼働を停止させ、ステッ
プ761と781でリセット信号をハイレベルに立ち上
げる代わりにスイッチ40を閉じて動作クロックCK0
入力を再開し、モデム13を再び稼働させる。
【0028】また、ユーザがPTT.SW2を押してい
る間の内、モデム13に制御データを転送し、外部に送
信させている期間以外でマイク10から入力した音声を
外部に送信させている期間は、モデム13への給電を止
めて稼働を停止させるようにしても良い。具体的には、
図4に示す如く、電源とモデム13の電源入力端子VIN
との間にスイッチ41を設けておき、コントローラ21
Aは電源オン操作後、図2のステップ720の処理を行
うまでは、スイッチ41を閉じてモデム13に給電する
ようにし、ステップ721においてリセット信号をロー
レベルに落とす代わりにスイッチ41を開いて給電を止
め、モデム13の稼働を停止させ、ステップ761と7
81でリセット信号をハイレベルに立ち上げる代わりに
スイッチ41を閉じて給電を再開し、モデム13を再び
稼働させる。
【0029】また、上記した実施の態様では、送受信が
可能なパーソナルトランシーバを例に挙げて説明した
が、本発明は何らこれに限定されず、例えば、送受信が
可能な国内簡易業務無線や送信だけ行う無線機にも同様
に適用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、送信データがモデムに
転送されていない期間はモデムの稼働が停止されるの
で、モデムの配線から放射されたクロック信号が送信手
段に入り込み、送信信号に重畳した形でアンテナから外
部空間に輻射されて相手局に妨害を与えるという問題が
起きない。よって、モデムの配線を最短にする必要がな
くなり、基板上での回路レイアウトの自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の態様に係るパーソナルト
ランシーバのブロック図である。
【図2】図1中のコントローラの着信制御処理の一部を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の他の実施の態様に係るパーソナルトラ
ンシーバの要部のブロック図である。
【図4】本発明の更に他の実施の態様に係るパーソナル
トランシーバの要部のブロック図である。
【図5】従来のパーソナルトランシーバの構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5中のコントローラの着信制御処理を示す第
1のフローチャートである。
【図7】図5中のコントローラの着信制御処理を示す第
2のフローチャートである。
【符号の説明】
2 PTT.SW 3 アンテナ 10 マイク 13 モデム 14 発振器 15 切り換えス
イッチ 16 送信回路 20 EEPRO
M 21A コントローラ 22 内蔵RAM

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データの転送を受けて、送信用のア
    ナログ信号に変調して出力するモデムと、モデムから出
    力されたアナログ信号を外部に無線で送信する送信手段
    と、を備えたモデム付無線機において、 モデムに送信データが転送されていない期間は、モデム
    の稼働を停止させて不要輻射の発生を抑える不要輻射抑
    制手段を設けたこと、 を特徴とするモデム付無線機。
  2. 【請求項2】 不要輻射抑制手段は、モデムに送信デー
    タが転送されていない期間、モデムをリセット状態に保
    つようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のモデム付無線機。
  3. 【請求項3】 不要輻射抑制手段は、モデムに送信デー
    タが転送されていない期間、モデムの動作クロックを停
    止させるようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のモデム付無線機。
  4. 【請求項4】 不要輻射抑制手段は、モデムに送信デー
    タが転送されていない期間、モデムへの給電を停止させ
    るようにしたこと、 を特徴とする請求項1記載のモデム付無線機。
  5. 【請求項5】 送信データの転送を受けて、送信用のア
    ナログ信号に変調して出力するモデムと、データ送信指
    令を受けると、記憶手段から読み出した送信データまた
    は外部から入力した送信データをモデムに転送するデー
    タ転送手段と、音声を電気信号に変換するマイクと、送
    信の指示操作をする送信指示操作手段と、送信指示操作
    手段で送信が指示されている間の或る1または複数の期
    間に、データ転送手段にデータ送信指令を与えるととも
    にモデムから出力されたアナログ信号を送信手段により
    外部に無線で送信させ、送信指示操作手段で送信が指示
    されている間でモデムに送信データが転送されていない
    期間は、マイク入力を送信手段により外部に送信させる
    送信制御手段と、を備えたモデム付無線機において、 送信指示操作手段で送信が指示されている間でモデムに
    送信データが転送されていない期間は、モデムの稼働を
    停止させて不要輻射の発生を抑える不要輻射抑制手段を
    設けたこと、 を特徴とするモデム付無線機。
  6. 【請求項6】 不要輻射抑制手段は、送信指示操作手段
    で送信が指示されている間でモデムに送信データが入力
    されていない期間、モデムをリセット状態に保つように
    したこと、 を特徴とする請求項5記載のモデム付無線機。
  7. 【請求項7】 不要輻射抑制手段は、送信指示操作手段
    で送信が指示されている間でモデムに送信データが入力
    されていない期間、モデムの動作クロックを停止させる
    ようにしたこと、 を特徴とする請求項5記載のモデム付無線機。
  8. 【請求項8】 不要輻射抑制手段は、送信指示操作手段
    で送信が指示されている間でモデムに送信データが入力
    されていない期間、モデムへの給電を停止させるように
    したこと、 を特徴とする請求項5記載のモデム付無線機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002247128A (ja) * 2001-02-22 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信制御デジタル無線通信装置
US7630726B2 (en) 2005-02-03 2009-12-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Communication method operated by software and apparatus thereof

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