JPH10294820A - 画像生成システム用の分解能評価装置 - Google Patents

画像生成システム用の分解能評価装置

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JPH10294820A
JPH10294820A JP9100514A JP10051497A JPH10294820A JP H10294820 A JPH10294820 A JP H10294820A JP 9100514 A JP9100514 A JP 9100514A JP 10051497 A JP10051497 A JP 10051497A JP H10294820 A JPH10294820 A JP H10294820A
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JP
Japan
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group
image
hole
thin plate
stimulable phosphor
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JP9100514A
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English (en)
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Keiji Mori
啓司 森
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 分解能を簡易、かつ迅速に評価する。 【解決手段】 画像データの画素ピッチpの正の整数倍
よりも、画素ピッチのk%小さい幅で、生成されるべき
画像を担持する媒体を露光可能な露光光を透過可能な複
数の透過部分が、ピッチM×p(Mは2以上の整数)
で、透過部分の間の不透過部分の幅が画素ピッチpより
も小さくならない条件を満足する間隔で、列状に形成さ
れ、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含むK個の透
過部分のグループが形成された評価用の薄板において、
一端部に最も近接して形成された第1の透過部分のグル
ープの前記一端部に最も近接して形成された透過部分か
ら、前記一端部にn番目(nは2以上で、K以下の整
数)に近く形成された第nの透過部分のグループの前記
一端部に最も近接して形成された透過部分までの距離を
所定値とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像生成システム用の
分解能評価装置に関するものであり、さらに詳細には、
ディジタル画像データに基づいて、画像を生成する画像
生成システムの分解能を、簡易にかつ迅速に、評価する
ことのできる画像生成システム用の分解能評価装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル画像データに基づき、
画像を生成する画像生成システムが、広く用いられてい
る。たとえば、放射線が照射されると、放射線のエネル
ギーを吸収して、蓄積、記録し、その後に、特定の波長
域の電磁波を用いて励起すると、照射された放射線のエ
ネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有す
る輝尽性蛍光体を、放射線の検出材料として用い、被写
体を透過した放射線のエネルギーを、蓄積性蛍光体シー
トに設けられた輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体
に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波により、輝尽性
蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝尽性蛍
光体から放出された輝尽光を光電的に検出し、ディジタ
ル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの
表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、放
射線画像を再生するように構成された放射線医療診断シ
ステム(たとえば、特開昭55−12429号公報、特
開昭55−116340号公報、特開昭55−1634
72号公報、特開昭56−11395号公報、特開昭5
6−104645号公報など。)、同様な輝尽性蛍光体
を、放射線の検出材料として用い、放射性標識を付与し
た物質を、生物体に投与した後、その生物体あるいはそ
の生物体の組織の一部を試料とし、この試料を、輝尽性
蛍光体層が設けられた蓄積性蛍光体シートと一定時間重
ね合わせることによって、放射線エネルギーを輝尽性蛍
光体に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波によって、
輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起し、輝
尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出して、
ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施して、CR
Tなどの表示手段上あるいは写真フイルムなどの記録材
料上に、オートラジオグラフィ画像を再生するように構
成されたオートラジオグラフィシステム(たとえば、特
公平1−60784号公報、特公平1−60782号公
報、特公平4−3952号公報など)、光が照射される
と、そのエネルギーを吸収して、蓄積、記録し、その後
に、特定の波長域の電磁波を用いて励起すると、照射さ
れた光のエネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する
特性を有する輝尽性蛍光体を、光の検出材料として用
い、蛋白質、核酸配列などの固定された高分子を、化学
発光物質と接触して、化学発光を生じさせる標識物質に
より、選択的に標識し、標識物質によって選択的に標識
された高分子と、化学発光物質とを接触させて、化学発
光物質と標識物質との接触によって生ずる可視光波長域
の化学発光を、蓄積性蛍光体シートに設けられた輝尽性
蛍光体層に、蓄積、記録し、しかる後に、電磁波によ
り、輝尽性蛍光体層を走査して、輝尽性蛍光体を励起
し、輝尽性蛍光体から放出された輝尽光を光電的に検出
して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施し
て、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの
記録材料上に、ケミルミネッセンス画像を再生して、遺
伝子情報などの高分子に関する情報を得るようにしたケ
ミルミネッセンスシステム(たとえば、米国特許第5,
028,793号、英国特許出願公開GB第2,24
6,197Aなど。)、電子線あるいは放射線が照射さ
れると、電子線あるいは放射線のエネルギーを吸収し
て、蓄積、記録し、その後に、特定の波長域の電磁波を
用いて励起すると、照射された電子線あるいは放射線の
エネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発する特性を有
する輝尽性蛍光体を、電子線あるいは放射線の検出材料
として用い、金属あるいは非金属試料などに電子線を照
射し、試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元
素分析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこな
ったり、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の
画像を検出する電子顕微鏡による検出システム、放射線
を試料に照射し、得られた放射線回折像を検出して、試
料の構造解析などをおこなう放射線回折画像検出システ
ム(たとえば、特開昭61−51738号公報、特開昭
61−93538号公報、特開昭59−15843号公
報など)などが知られている。
【0003】輝尽性蛍光体を用いるこれらの画像生成シ
ステムにおいて、生成された画像を解析して、正しく評
価する上で、画像生成システム全体の分解能が評価可能
であることが、必要不可欠である。そのための方法とし
て、放射線、光あるいは電子線を透過しない材料により
形成された板状部材に、放射線、光あるいは電子線を透
過する部分を、透過部分と不透過部分が等間隔で複数組
あり、かつ、その幅が数段階に異なる透過部分と不透過
部分の組み合わせが組み合わされるように形成し、この
板状部材を介して、放射線、光あるいは電子線により、
蓄積性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層を露光し、その後
に、電磁波で、輝尽性蛍光体層の表面を走査して、輝尽
性蛍光体から放出された輝尽光を、光電的に検出し、デ
ィジタル画像データを生成して、生成されたディジタル
画像データに基づいて、画像を生成し、生成された画像
にしたがって、画像生成システム全体の分解能を評価し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにして、画像生成システムの分解能を評価する場合に
は、板状部材を介して、輝尽性蛍光体層を露光する際
に、放射線、光あるいは電子線を透過する部分と輝尽性
蛍光体層に形成される画素との相対的位置関係が異なる
と、得られる画像や分解能特性値が異なる結果となり、
評価が困難になる。しかしながら、透過部分と形成され
る画素との相対的位置関係を一定に保つことは困難であ
り、しかも、所望のように露光することができたか否か
は、画像を生成するまでは、わからないため、画像生成
システムの分解能の評価に時間がかかり、その操作が煩
雑であるという問題を有していた。画像が記録された写
真フイルムを、光により走査し、透過光を光電的に検出
して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を施し
て、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムなどの
記録材料上に、画像を再生する画像生成システムにおい
ても、同様の問題がある。
【0005】したがって、本発明は、ディジタル画像デ
ータに基づいて、画像を生成する画像生成システムの分
解能を、簡易にかつ迅速に、評価することのできる画像
生成システム用の分解能評価装置を提供することを目的
とするものである。
【0006】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、本件第一発明に
よれば、薄板を備え、該薄板に、生成されるべき画像に
対応する画像データの画素ピッチpの正の整数倍より
も、画素ピッチのk%(kは、100未満の正の数であ
る。)小さい幅で、生成されるべき画像を担持する媒体
を露光可能な露光光を透過可能な複数の透過部分が、ピ
ッチM×p(Mは、2以上の整数である。)で、かつ、
前記透過部分の間の不透過部分の幅が画素ピッチpより
も小さくならない条件を満足する間隔で、列状に形成さ
れ、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含むK個(K
は2以上の正の整数である。)の透過部分のグループが
形成されており、前記薄板の一端部に最も近接して形成
された第1の透過部分のグループの前記一端部に最も近
接して形成された前記透過部分から、前記一端部にn番
目(nは2以上で、K以下の整数である。)に近く形成
された第nの透過部分のグループの前記一端部に最も近
接して形成された前記透過部分までの距離が、(n−
1)×N×p+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の
整数、mは、0<m≦k/100を満足する正の数で、
nは、n<1/m+1を満足する2以上の整数であ
る。)となるように、前記複数の透過部分が形成された
画像生成システム用の分解能評価装置によって達成され
る。
【0007】本件第一発明によれば、画像生成システム
用の分解能評価装置は、生成されるべき画像に対応する
画像データの画素サイズの正の整数倍よりも画素サイズ
のk%(kは、100以下の正の数である。)小さく、
生成されるべき画像を担持する媒体を露光可能な露光光
を透過可能な複数の透過部分が、所定の間隔で、列状に
形成された薄板を備えているから、生成されるべき画像
を担持する媒体を露光可能な露光光源によって、媒体を
露光する際に、薄板に形成された複数の透過部分が、媒
体に形成される隣接する画素を覆う確率を低くすること
ができる。さらには、それぞれ、所定の数の透過部分を
含むK個(Kは、2以上の正の整数である。)の透過部
分のグループが形成されており、薄板の一端部に最も近
接して形成された第1の透過部分のグループの薄板の一
端部に最も近接して形成された透過部分から、薄板の一
端部にn番目(nは2以上の整数である。)に近く形成
された第nの透過部分のグループの薄板の一端部に最も
近接して形成された透過部分までの距離が、(n−1)
×N×p+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の整
数、mは、0<m≦k/100を満足する正の数で、n
は、n<1/m+1を満足する2以上の整数である。)
となるように、複数の透過部分が形成されているから、
媒体の露光の際に、薄板に形成された複数の透過部分
が、媒体に形成される隣接する画素を覆っていても、複
数の透過部分のグループのいずれかの複数の透過部分の
位置を、確実に、媒体に形成される画素の位置と一致さ
せることができ、1回の露光操作により、簡易に、画像
生成システムの分解能を評価することが可能になる。
【0008】本発明の前記目的は、本件第二発明によれ
ば、薄板と、生成されるべき画像を担持する媒体を露光
可能な露光光源を備え、前記薄板に、生成されるべき画
像に対応する画像データの画素ピッチpの正の整数倍よ
りも、画素ピッチのk%(kは、100未満の正の数で
ある。)小さい幅で、生成されるべき画像を担持する媒
体を露光可能な露光光を透過可能な複数の透過部分が、
ピッチM×p(Mは2以上の整数でしる。)で、かつ、
前記透過部分の間の不透過部分の幅が画素ピッチpより
も小さくならない条件を満足する間隔で、列状に形成さ
れ、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含むK個(K
は2以上の正の整数である。)の透過部分のグループが
形成されており、前記薄板の一端部に最も近接して形成
された第1の透過部分のグループの前記一端部に最も近
接して形成された前記透過部分から、前記一端部にn番
目(nは、2以上で、K以下の整数である。)に近く形
成された第nの透過部分のグループの前記一端部に最も
近接して形成された前記透過部分までの距離が、(n−
1)×N×p+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の
整数、mは、0<m≦k/100を満足する正の数で、
nは、n<1/m+1を満足する2以上の整数であ
る。)となるように、前記複数の透過部分が形成された
画像生成システム用の分解能評価装置によって達成され
る。
【0009】本件第二発明によれば、画像生成システム
用の分解能評価装置は、生成されるべき画像に対応する
画像データの画素サイズの正の整数倍よりも画素サイズ
のk%(kは、100以下の正の数である。)小さく、
生成されるべき画像を担持する媒体を露光可能な露光光
を透過可能な複数の透過部分が、所定の間隔で、列状に
形成された薄板を備えているから、露光光源によって、
媒体を露光する際に、薄板に形成された複数の透過部分
が、媒体に形成される隣接する画素を覆う確率を低くす
ることができる。さらには、それぞれ、所定の数の透過
部分を含むK個(Kは2以上の正の整数である。)の透
過部分のグループが形成されており、薄板の一端部に最
も近接して形成された第1の透過部分のグループの薄板
の一端部に最も近接して形成された透過部分から、薄板
の一端部にn番目(nは2以上の整数である。)に近く
形成された第nの透過部分のグループの薄板の一端部に
最も近接して形成された透過部分までの距離が、(n−
1)×N×p+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の
整数、mは、0<m≦k/100を満足する正の数で、
nは、n<1/m+1を満足する2以上の整数であ
る。)となるように、複数の透過部分が形成されている
から、媒体の露光の際に、薄板に形成された複数の透過
部分が、媒体に形成される隣接する画素を覆っていて
も、複数の透過部分のグループのいずれかの複数の透過
部分の位置を、確実に、媒体に形成される画素の位置と
一致させることができ、1回の露光操作により、簡易
に、画像生成システムの分解能を評価することが可能に
なる。
【0010】本発明の前記目的は、本件第三発明によれ
ば、薄板と、前記薄板の一方の面に設けられ、生成され
るべき画像を担持する媒体を露光可能な露光光源を備
え、前記薄板に、生成されるべき画像に対応する画像デ
ータの画素サイズの正の整数倍よりも画素サイズのk%
(kは100以下の正の数である。)小さく、生成され
るべき画像を担持する媒体を露光可能な露光光を透過可
能な複数の透過部分が、所定の間隔で、列状に形成さ
れ、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含むK個(K
は2以上の正の整数である。)の透過部分のグループが
形成されており、前記薄板の一端部に最も近接して形成
された第1の透過部分のグループの前記一端部に最も近
接して形成された前記透過部分から、前記一端部にn番
目(nは2以上の整数である。)に近く形成された第n
の透過部分のグループの前記一端部に最も近接して形成
された前記透過部分までの距離が、(n−1)×N×p
+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の整数、mは、
0<m≦k/100を満足する正の数で、nは、n<1
/m+1を満足する2以上の整数である。)となるよう
に、前記複数の透過部分が形成された画像生成システム
用の分解能評価装置によって達成される。
【0011】本件第三発明によれば、画像生成システム
用の分解能評価装置は、生成されるべき画像に対応する
画像データの画素サイズ正の整数倍よりも画素サイズの
k%(kは100以下の正の数である。)小さく、生成
されるべき画像を担持する媒体を露光可能な露光光を透
過可能な複数の透過部分が、所定の間隔で、列状に形成
された薄板を備えているから、薄板の一方の面に設けら
れた露光光源によって、媒体を露光する際に、薄板に形
成された複数の透過部分が、媒体に形成される隣接する
画素を覆う確率を低くすることができる。さらには、そ
れぞれ、所定の数の透過部分を含むK個(Kは2以上の
正の整数である。)の透過部分のグループが形成されて
おり、薄板の一端部に最も近接して形成された第1の透
過部分のグループの薄板の一端部に最も近接して形成さ
れた透過部分から、薄板の一端部にn番目(nは、2以
上の整数である。)に近く形成された第nの透過部分の
グループの薄板の一端部に最も近接して形成された透過
部分までの距離が、(n−1)×N×p+〔1−(n−
1)×m〕×p(Nは正の整数、mは、0<m≦k/1
00を満足する正の数で、nは、n<1/m+1を満足
する2以上の整数である。)となるように、複数の透過
部分が形成されているから、媒体の露光の際に、薄板に
形成された複数の透過部分が、媒体に形成される隣接す
る画素を覆っていても、複数の透過部分のグループのい
ずれかの複数の透過部分の位置を、確実に、媒体に形成
される画素の位置と一致させることができ、1回の露光
操作により、簡易に、画像生成システムの分解能を評価
することが可能になる。
【0012】本発明の好ましい実施態様においては、前
記媒体が、輝尽性蛍光体層を備えた蓄積性蛍光体シート
によって構成されている。本発明のさらに好ましい実施
態様においては、前記薄板が金属によって形成され、前
記透過部分が、フォトエッチングによって形成された孔
により形成されている。本発明のさらに好ましい実施態
様においては、前記読み取るべき画像が、オートラジオ
グラフィ画像であり、前記光源が、放射性同位元素また
は放射性元素の一様放射線源により構成されている。本
発明のさらに好ましい実施態様においては、kが10な
いし20であり、mがm=k/100に設定されてい
る。
【0013】本発明において、被写体の放射線画像、オ
ートラジオグラフィ画像、放射線回折画像または電子顕
微鏡画像を蓄積、記録するために使用することのできる
輝尽性蛍光体としては、放射線または電子線のエネルギ
ーを蓄積可能で、電磁波によって励起され、蓄積してい
る放射線または電子線のエネルギーを光の形で放出可能
なものであればよく、とくに限定されるものではない
が、可視光波長域の光によって励起可能であるものが好
ましい。具体的には、たとえば、特開昭55−1214
5号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化
物系蛍光体(Ba 1-x,2+ x )FX:yA(ここに、M
2+はMg、Ca、Sr、ZnおよびCdからなる群より
選ばれる少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、Xは
Cl、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも
一種のハロゲン、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、
Pr、Ho、Nd、YbおよびErからなる群より選ば
れる少なくとも一種の3価金属元素、xは0≦x≦0.
6、yは0≦y≦0.2である。)、特開平2−276
997号公報に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲ
ン化物系蛍光体SrFX:Z(ここに、XはCl、Br
およびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロ
ゲン、ZはEuまたはCeである。)、特開昭59−5
6479号公報に開示されたユーロピウム付活複合ハロ
ゲン物系蛍光体BaFX・xNaX’:aEu2+(ここ
に、XおよびX’はいずれも、Cl、BrおよびIから
なる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、
xは0<x≦2、aは0<a≦0.2である。)、特開
昭58−69281号公報に開示されたセリウム付活三
価金属オキシハロゲン物系蛍光体であるMOX:xCe
(ここに、MはPr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、
Dy、Ho、Er、Tm、YbおよびBiからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、XはBrお
よびIのうちの一方あるいは双方、xは、0<x<0.
1である。)、特開昭60−101179号公報および
同60−90288号公報に開示されたセリウム付活希
土類オキシハロゲン物系蛍光体であるLnOX:xCe
(ここに、LnはY、La、GdおよびLuからなる群
より選ばれる少なくとも一種の希土類元素、XはCl、
BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種の
ハロゲン、xは、0<x≦0.1である。)および特開
昭59−75200号公報に開示されたユーロピウム付
活複合ハロゲン物系蛍光体MIIFX・aMI X’・bM
'II '' 2 ・cMIII ''' 3 ・xA:yEu2+(ここ
に、MIIはBa、SrおよびCaからなる群より選ばれ
る少なくとも一種のアルカリ土類金属元素、MIはL
i、Na、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる
少なくとも一種のアルカリ金属元素、M’IIはBeおよ
びMgからなる群より選ばれる少なくとも一種の二価金
属元素、MIII はAl、Ga、InおよびTlからなる
群より選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、Aは少
なくとも一種の金属酸化物、XはCl、BrおよびIか
らなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、
X’、X''およびX''' はF、Cl、BrおよびIから
なる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、
aは、0≦a≦2、bは、0≦b≦10-2、cは、0≦
c≦10-2で、かつ、a+b+c≧10-2であり、x
は、0<x≦0.5で、yは、0<y≦0.2であ
る。)が、好ましく使用し得る。
【0014】本発明において、ケミルミネッセンス画像
を蓄積、記録するために使用することのできる輝尽性蛍
光体としては、可視光波長域の光のエネルギーを蓄積可
能で、電磁波によって励起され、蓄積している可視光波
長域の光のエネルギーを光の形で放出可能なものであれ
ばよく、とくに限定されるものではない。具体的には、
たとえば、特開平4−232864号公報に開示された
金属ハロリン酸塩系蛍光体、希土類元素付活硫化物系蛍
光体、アルミン酸塩系蛍光体、珪酸塩系蛍光体、フッ化
物系蛍光体などがあげられる。これらの中では、希土類
元素付活硫化物系蛍光体が好ましく、とくに、米国特許
第5,029,253号、同第4,983,834号明
細書に開示された希土類元素付活アルカリ土類金属硫化
物系蛍光体が好ましく使用し得る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明にかかる好ましい実施態様につき、詳細に説明を加え
る。図1は、本発明の実施態様にかかるオートラジオグ
ラフィシステム用の分解能評価装置の略斜視図である。
図1に示されるように、本実施態様にかかるオートラジ
オグラフィシステム用の分解能評価装置1は、ステンレ
ス製の金属薄板2を備え、金属薄板2には、その長手方
向に沿って、フォトエッチングによって、後述する蓄積
性蛍光体シート(図示せず)の輝尽性蛍光体層(図示せ
ず)に形成される画素サイズよりも、その金属薄板2の
長手方向の幅が10%小さい複数の直方体状の孔3が、
列状に、形成されている。図2に示されるように、本実
施態様においては、5つの孔3によって、1つの孔3の
グループ4が構成され、合計10の孔3のグループ4a
ないし4jが、金属薄板2に形成されている。第1の孔
3のグループ4aの最初の孔3から第2の孔3のグルー
プ4bの最初の孔3までの距離は、N×p+0.9p
(ここに、pは輝尽性蛍光体層に形成される画素のピッ
チであり、Nは正の整数である。)に、第1の孔3のグ
ループ4aの最初の孔3から第3の孔3のグループ4c
の最初の孔3までの距離は、2N×p+0.8pに、第
1の孔3のグループ4aの最初の孔3から第4の孔3の
グループ4dの最初の孔3までの距離は、3N×p+
0.7pに、第1の孔3のグループ4aの最初の孔3か
ら第5の孔3のグループ4eの最初の孔3までの距離
は、4N×p+0.6pに、第1の孔3のグループ4a
の最初の孔3から第6の孔3のグループ4fの最初の孔
3までの距離は、5N×p+0.5pに、第1の孔3の
グループ4aの最初の孔3から第7の孔3のグループ4
gの最初の孔3までの距離は、6N×p+0.4pに、
第1の孔3のグループ4aの最初の孔3から第8の孔3
のグループ4hの最初の孔3までの距離は、7N×p+
0.3pに、第1の孔3のグループ4aの最初の孔3か
ら第9の孔3のグループ4iの最初の孔3までの距離
は、8N×p+0.2pに、第1の孔3のグループ4a
の最初の孔3から第10の孔3のグループ4jの最初の
孔3までの距離は、9N×p+0.1pに、それぞれ、
設定されている。金属薄板2の厚さは、金属薄板を構成
する金属材料および対象とするオートラジオグラフィシ
ステムに使用される放射性標識物質の種類により、適
宜、選択され、本実施態様においては、50ミクロンの
厚さを有するステンレス製の金属薄板2が用いられてい
る。
【0016】オートラジオグラフィシステムの分解能評
価にあたっては、オートラジオグラフィシステム用分解
能評価装置1は、図3に示されるように、その一方の面
が、 14Cからなる一様放射線源5と、他方の面が、輝尽
性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層(図示せず)が形成され
た蓄積性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層が形成された
側の面と、それぞれ、面接触するように、所定時間にわ
たって、重ね合わされ、14Cからなる一様放射線源6に
より、オートラジオグラフィシステム用の分解能評価装
置1を介して、蓄積性蛍光体シート6に形成された輝尽
性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体が露光される。ここ
に、14Cから放出される放射線は、金属薄板2を透過せ
ず、金属薄板2に形成された複数の孔3のみを透過する
から、オートラジオグラフィシステム用の分解能評価装
置1の金属薄板2に形成された複数の孔3のパターンに
したがって、輝尽性蛍光体層に、放射線エネルギが蓄
積、記録される。
【0017】こうして、露光が完了すると、蓄積性蛍光
体シート6に設けられた輝尽性蛍光体層に蓄積、記録さ
れた放射線エネルギのパターンが読み取られる。図4
は、蓄積性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層に蓄積、記
録された放射線エネルギのパターンを読み取るための画
像読み取り装置の略斜視図である。画像読み取り装置
は、放射線エネルギのパターンが蓄積、記録された蓄積
性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層を、レーザ光10に
より、走査して、励起し、輝尽光を発生させる。レーザ
光10は、レーザ光源11により発生され、フィルタ1
2を通過することによって、レーザ光10による励起に
よって蓄積性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層に含まれ
る輝尽性蛍光体から発生する輝尽光の波長領域に対応す
る波長領域の部分がカットされる。次いで、レーザ光1
0は、ビーム・エクスパンダ13により、そのビーム径
が正確に調整され、ガルバノミラー等の光偏向器14に
入射する。光偏向器14によって偏向されたレーザ光1
0は、fθレンズ15を介して、平面反射鏡16により
反射され、蓄積性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層上
に、一次元的に入射する。fθレンズ15は、輝尽性蛍
光体層上を、レーザ光10により走査するときに、つね
に、均一のビーム速度で、走査がなされることを保証す
るものである。
【0018】このようなレーザ光10による走査と同期
して、蓄積性蛍光体シート6は、図4において、矢印A
の方向に移動され、その結果、輝尽性蛍光体層の全面
が、レーザ光10によって走査されるようになってい
る。輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体は、レーザ
光10が照射されると、蓄積、記録していた放射線エネ
ルギに比例する光量の輝尽光を発光し、発光した輝尽光
は、導光性シート17に入射する。導光性シート17
は、その受光端部が直線状をなし、蓄積性蛍光体シート
6上の走査線に対向するように近接して配置され、ま
た、その射出端部は、円環状をなし、フォトマルチプラ
イアなどの光電変換型の光検出器18の受光面に接続さ
れている。この導光性シート17は、アクリル系合成樹
脂などの透明な熱可塑性樹脂シートを加工して作られて
おり、受光端部から入射した光が、その内面で、全反射
を繰り返しながら、射出端部を経て、光検出器18の受
光面に伝達されるように、その形状が定められている。
【0019】したがって、レーザ光10の照射に応じ
て、輝尽性蛍光体層から放出された輝尽光は、導光性シ
ート17に入射し、その内部で、全反射を繰り返しなが
ら、射出端部を経て、光検出器18によって受光され
る。光検出器18の受光面には、輝尽性蛍光体層から放
出される輝尽光の波長領域の光のみを透過し、レーザ光
10の波長領域の光をカットするフィルタが貼着されて
おり、光検出器18は、輝尽性蛍光体層から放出された
輝尽光のみを光電的に検出するように構成されている。
光検出器18によって光電的に検出された輝尽光は、電
気信号に変換され、所定の増幅率を有する増幅器19に
よって、所定のレベルの電気信号に増幅された後、A/
D変換器20に入力される。電気信号は、A/D変換器
20において、信号変動幅に適したスケールファクタ
で、ディジタル信号に変換され、ラインバッファ21に
入力される。ラインバッファ21は、走査線1列分の画
像データを一時的に記憶するものであり、以上のように
して、走査線1列分の画像データが記憶されると、その
データを、ラインバッファ21の容量よりもより大きな
容量を有する送信バッファ22に出力し、送信バッファ
22は、所定の容量の画像データが記憶されると、画像
データを、画像解析装置23に出力するように構成され
ている。
【0020】こうして生成され、画像解析装置23に送
られた画像データは、オートラジオグラフィシステム用
の分解能評価装置1の金属薄板2に形成された複数の孔
3のパターンに対応する画像データを備えている。画像
解析装置23は、送信バッファ22から入力された画像
データに、必要に応じて、画像処理を施して、画像をC
RTの画面上に表示するとともに、画像データに基づ
き、種々の解析を実行可能に構成されており、画像デー
タ中のx座標あるいはy座標を共通にする画素の濃度レ
ベルを積算値を求め、濃度レベルのプロファイルを生成
して、CRTの画面上に表示可能に構成されている。し
たがって、操作者は、オートラジオグラフィシステム用
分解能評価装置1の金属薄板2に形成された複数の孔3
のパターンに対応する画像データに基づき、濃度レベル
のプロファイルを生成して、CRT(図示せず)の画面
上に表示することにより、蓄積性蛍光体シート6、画像
読み取り装置および画像解析装置23からなるオートラ
ジオグラフィシステムの分解能を評価することができ
る。
【0021】しかしながら、金属薄板2を介して、蓄積
性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層を露光する際に、放
射線が透過する複数の孔3を、輝尽性蛍光体層に形成さ
れる画素と合致するように、金属薄板2を蓄積性蛍光体
シート6に対して位置決めすることは、きわめて困難で
あり、したがって、金属薄板2に形成された孔3が、輝
尽性蛍光体層に形成される隣接する画素を覆うように、
金属薄板2が位置決めされて、輝尽性蛍光体層の露光が
なされていることがあり得る。しかるに、本実施態様に
おいては、金属薄板2に形成されている複数の孔3は、
蓄積性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層に形成される画
素サイズよりも、その幅が10%小さいため、輝尽性蛍
光体層に形成される隣接する画素を覆う確率は低く、さ
らには、金属薄板2には、合計10の孔3のグループ4
aないし4jが形成され、第1の孔3のグループ4aの
最初の孔3から第2の孔3のグループ4bの最初の孔3
までの距離は、N×p+0.9pに、第1の孔3のグル
ープ4aの最初の孔3から第3の孔3のグループ4cの
最初の孔3までの距離は、2N×p+0.8pに、第1
の孔3のグループ4aの最初の孔3から第4の孔3のグ
ループ4dの最初の孔3までの距離は、3N×p+0.
7pに、第1の孔3のグループ4aの最初の孔3から第
5の孔3のグループ4eの最初の孔3までの距離は、4
N×p+0.6pに、第1の孔3のグループ4aの最初
の孔3から第6の孔3のグループ4fの最初の孔3まで
の距離は、5N×p+0.5pに、第1の孔3のグルー
プ4aの最初の孔3から第7の孔3のグループ4gの最
初の孔3までの距離は、6N×p+0.4pに、第1の
孔3のグループ4aの最初の孔3から第8の孔3のグル
ープ4hの最初の孔3までの距離は、7N×p+0.3
pに、第1の孔3のグループ4aの最初の孔3から第9
の孔3のグループ4iの最初の孔3までの距離は、8N
×p+0.2pに、第1の孔3のグループ4aの最初の
孔3から第10の孔3のグループ4jの最初の孔3まで
の距離は、9N×p+0.1pになるように、それぞれ
形成されているため、もし、第1の孔3のグループ4a
の位置が、輝尽性蛍光体層に形成される画素に対して、
画素のピッチpの10%だけ、ずれていた場合には、第
2の孔3のグループ4bの複数の孔3または第10の孔
3のグループ4jの複数の孔3は、その位置が、輝尽性
蛍光体層に形成される画素の位置と完全に一致し、第1
の孔3のグループ4aの位置が、輝尽性蛍光体層に形成
される画素に対して、画素のピッチpの50%ずれてい
た場合には、第6の孔3のグループ4fの複数の孔3
は、その位置が、輝尽性蛍光体層に形成される画素の位
置と完全に一致するから、10の孔3のグループ4aな
いし4jのいずれかの複数の孔3の位置を、確実に、輝
尽性蛍光体層に形成される画素の位置と一致させること
ができる。したがって、1回の露光操作で、簡易に、オ
ートラジオグラフィシステムの分解能を評価することが
可能になる。
【0022】本実施態様によれば、オートラジオグラフ
ィシステム用分解能評価装置1は、50ミクロン厚のス
テンレス製の金属薄板2により構成されており、金属薄
板2には、フォトエッチングによって、蓄積性蛍光体シ
ート6の輝尽性蛍光体層に形成される画素サイズより
も、その幅が10%小さい複数の直方体状の孔3が、列
状に形成されているから、輝尽性蛍光体層の露光の際
に、金属薄板2に形成された複数の孔3が、輝尽性蛍光
体層に形成される隣接する画素を覆う確率を低くするこ
とができる。さらには、5つの孔3によって、1つの孔
3のグループ4が構成され、合計10の孔3のグループ
4aないし4jが、金属薄板2に形成されており、第1
の孔3のグループ4aの最初の孔3から第2の孔3のグ
ループ4bの最初の孔3までの距離は、N×p+0.9
pに、第1の孔3のグループ4aの最初の孔3から第3
の孔3のグループ4cの最初の孔3までの距離は、2N
×p+0.8pに、第1の孔3のグループ4aの最初の
孔3から第4の孔3のグループ4dの最初の孔3までの
距離は、3N×p+0.7pに、第1の孔3のグループ
4aの最初の孔3から第5の孔3のグループ4eの最初
の孔3までの距離は、4N×p+0.6pに、第1の孔
3のグループ4aの最初の孔3から第6の孔3のグルー
プ4fの最初の孔3までの距離は、5N×p+0.5p
に、第1の孔3のグループ4aの最初の孔3から第7の
孔3のグループ4gの最初の孔3までの距離は、6N×
p+0.4pに、第1の孔3のグループ4aの最初の孔
3から第8の孔3のグループ4hの最初の孔3までの距
離は、7N×p+0.3pに、第1の孔3のグループ4
aの最初の孔3から第9の孔3のグループ4iの最初の
孔3までの距離は、8N×p+0.2pに、第1の孔3
のグループ4aの最初の孔3から第10の孔3のグルー
プ4jの最初の孔3までの距離は、9N×p+0.1p
になるように、それぞれ、設定されているから、輝尽性
蛍光体層の露光の際に、金属薄板2に形成された複数の
孔3が、輝尽性蛍光体層に形成される隣接する画素を覆
っていても、10の孔3のグループ4aないし4jのい
ずれかの複数の孔3の位置を、確実に、輝尽性蛍光体層
に形成される画素の位置と一致させることができ、1回
の露光操作により、簡易に、オートラジオグラフィシス
テムの分解能を評価することが可能になる。
【0023】図5は、本発明の別の実施態様にかかるオ
ートラジオグラフィシステム用分解能評価装置の略斜視
図である。図5に示されるように、本発明の別の実施態
様にかかるオートラジオグラフィシステム用分解能評価
装置31は、フォトエッチングによって、複数の孔33
が形成された金属薄板32と、金属薄板32の一方の面
に貼着された14Cからなる一様放射線源35を備えてい
る。本実施態様において、金属薄板32に形成された複
数の孔33のパターンは、前記実施態様の金属薄板2に
形成された複数の孔3のパターンと同一であり、本実施
態様にかかるオートラジオグラフィシステム用分解能評
価装置31は、金属薄板32の一方の面に、14Cからな
る一様放射線源35が貼着されている点においてのみ、
前記実施態様にかかるオートラジオグラフィシステム用
分解能評価装置1と異なっている。
【0024】オートラジオグラフィシステムの評価にあ
たっては、オートラジオグラフィシステム用の分解能評
価装置1は、図6に示されるように、14Cからなる一様
放射線源35が貼着されていない側の金属薄板32の面
が、輝尽性蛍光体を含む輝尽性蛍光体層が形成された蓄
積性蛍光体シート6の輝尽性蛍光体層が形成された側の
面と、面接触するように、所定時間にわたって、重ね合
わされ、14Cからなる一様放射線源35により、金属薄
板32を介して、蓄積性蛍光体シート6に形成された輝
尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体が露光され、金属
薄板32に形成された複数の孔33のパターンにしたが
って、輝尽性蛍光体層に放射線エネルギが蓄積、記録さ
れる。こうして、輝尽性蛍光体層に蓄積、記録された金
属薄板32に形成された複数の孔33のパターンに対応
する放射線エネルギのパターンを、前記実施態様とまっ
たく同様にして、読み取り、画像データを得て、得られ
た画像データを、画像解析装置23によって解析するこ
とにより、蓄積性蛍光体シート6、画像読み取り装置お
よび画像解析装置23からなるオートラジオグラフィシ
ステムの分解能を、簡易に、評価することができる。
【0025】本実施態様によれば、オートラジオグラフ
ィシステム用の分解能評価装置31は、14Cからなる一
様放射線源35を備えているから、分解能の評価にあた
っては、単に、14Cからなる一様放射線源35が貼着さ
れていない側の金属薄板32の面が、輝尽性蛍光体を含
む輝尽性蛍光体層が形成された蓄積性蛍光体シート6の
輝尽性蛍光体層が形成された側の面と、面接触するよう
に、所定時間にわたって、重ね合わせることによって、
輝尽性蛍光体層に含まれる輝尽性蛍光体が露光して、オ
ートラジオグラフィシステムの分解能を評価することが
可能となる。本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることがいうまでもない。
【0026】たとえば、前記実施態様においては、蓄積
性蛍光体シート1に形成された輝尽性蛍光体層に含まれ
る輝尽性蛍光体に、放射性標識物質の位置情報が蓄積、
記録されたオートラジオグラフィ画像を読み取るオート
ラジオグラフィシステム用の分解能評価装置1、31に
つき、説明を加えたが、本発明は、オートラジオグラフ
ィシステムの分解能評価装置に限定されるものではな
く、蓄積性蛍光体シートを用いた放射線医療診断システ
ム、ケミルミネッセンスシステム、電子顕微鏡による検
出システム、放射線回折画像検出システムなどの分解能
の評価に適用可能であることはもちろん、画像が記録さ
れた写真フイルムを、光により走査し、透過光を光電的
に検出して、ディジタル画像信号を生成し、画像処理を
施して、CRTなどの表示手段あるいは写真フイルムな
どの記録材料上に、画像を再生するシステムの分解能評
価にも、適用することができる。
【0027】さらに、前記実施態様においては、金属薄
板2、32に、輝尽性蛍光体層に形成される画素サイズ
よりも、その幅が10%小さい複数の直方体状の孔3、
33を、列状に形成しているが、孔3、33の金属薄板
2、32の長手方向の幅は、画素サイズの正の整数倍よ
りも小さいものであればよく、画素サイズの正の整数倍
よりも、画素サイズの10ないし20%程度、小さく設
定すると、好ましい。また、前記実施態様においては、
金属薄板2、32に形成された5つの孔3、33によっ
て、1つの孔3、33のグループ4を構成しているが、
1つの孔3、33のグループを構成する孔3、33の数
は10に限定されるものではない。さらに、前記実施態
様においては、合計10の孔3、33のグループ4aな
いし4fを、金属薄板2、32に形成し、第1の孔3の
グループ4aの最初の孔3、33から第2の孔3、33
のグループ4bの最初の孔3、33までの距離が、N×
p+0.9pに、第1の孔3、33のグループ4aの最
初の孔3、33から第3の孔3、33のグループ4cの
最初の孔3、33までの距離が、2N×p+0.8p
に、第1の孔3、33のグループ4aの最初の孔3、3
3から第4の孔3、33のグループ4dの最初の孔3、
33までの距離が、3N×p+0.7pに、第1の孔
3、33のグループ4aの最初の孔3、33から第5の
孔3、33のグループ4eの最初の孔3、33までの距
離が、4N×p+0.6pに、第1の孔3、33のグル
ープ4aの最初の孔3、33から第6の孔3のグループ
4fの最初の孔3、33までの距離が、5N×p+0.
5pに、第1の孔3、33のグループ4aの最初の孔
3、33から第7の孔3のグループ4gの最初の孔3、
33までの距離が、6N×p+0.4pに、第1の孔
3、33のグループ4aの最初の孔3、33から第8の
孔3のグループ4hの最初の孔3、33までの距離が、
7N×p+0.3pに、第1の孔3、33のグループ4
aの最初の孔3、33から第9の孔3のグループ4iの
最初の孔3、33までの距離が、8N×p+0.2p
に、第1の孔3、33のグループ4aの最初の孔3、3
3から第10の孔3のグループ4jの最初の孔3、33
までの距離が、9N×p+0.1pになるように、それ
ぞれ、設定しているが、第1の孔3、33のグループの
最初の孔3、33から、第n番目(nは2以上の整数で
ある。)の孔3、33のグループ4nの最初の孔3、3
3までの距離が、(n−1)×N×p+〔1−(n−
1)×0.1〕×pとなるように、第n番目の孔3、3
3のグループ4nの複数の孔3、33を形成することは
必ずしも必要でなく、第1の孔3、33のグループの最
初の孔3、33から、第n番目の孔3、33のグループ
4nの最初の孔3、33までの距離が、(n−1)×N
×p+〔1−(n−1)×m〕×p(mは、0<m≦k
/100を満足する正の数で、nは、n<1/m+1を
満足する2以上の整数である。)となるように、第n番
目の孔3、33のグループ4nの複数の孔3、33を形
成すればよく、その場合には、孔3、33のグループの
数は、1/m+1未満の整数値に設定される。
【0028】また、前記実施態様においては、ステンレ
スにより、金属薄板2、32を形成しているが、分解能
を評価する際、露光するために用いる電磁波を透過しな
い材料であれば、ステンレス製の金属薄板に限らず、他
の金属、ガラス、プラスチックなどの材料により、薄板
を形成してもよく、さらには、露光するために用いる電
磁波を透過可能であれば、薄板に孔3、33を形成する
ことなく、孔3、33と同様のパターンで、電磁波透過
部を設けるようにしてもよい。さらに、前記実施態様に
おいては、輝尽性蛍光体の露光に際して、一様放射線源
5を、金属薄板2に密着させているが、本発明にかかる
分解能評価装置を、蓄積性蛍光体シートを用いた放射線
医療診断システム、画像が記録された写真フイルムを、
光により走査し、透過光を光電的に検出して、ディジタ
ル画像信号を生成し、画像処理を施して、CRTなどの
表示手段あるいは写真フイルムなどの記録材料上に、画
像を再生するシステムの評価に使用する場合には、蓄積
性蛍光体シートや写真フイルムから離れた位置に、露光
光源を置いて、露光するようにしてもよい。
【0029】また、前記実施態様においては、一様放射
線源として、14Cからなる一様放射線源5、35を用い
ているが、14C以外の放射性同位元素または放射性元素
を用いることもできる。さらに、前記実施態様において
は、生成された画像データに基づき、濃度レベルのプロ
ファイルを生成して、オートラジオグラフィシステムの
評価をおこなっているが、濃度レベルのプロファイルを
生成することなく、画像データに基づいて、画像をCR
Tの画面上に表示し、あるいは、写真フイルム上に形成
して、目視によって、評価するようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル画像データ
に基づいて、画像を生成する画像生成システムの分解能
を、簡易にかつ迅速に、評価することのできる画像生成
システム用の分解能評価装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施態様にかかるオートラジ
オグラフィシステム用の分解能評価装置の略斜視図であ
る。
【図2】図2は、金属薄板に形成された孔のパターンの
一例を説明するための図面である。
【図3】図3は、本発明の実施態様にかかるオートラジ
オグラフィシステム用の分解能評価装置を用いて、オー
トラジオグラフィシステムの分解能評価を実行する方法
を示す略正面図である。
【図4】図4は、蓄積性蛍光体シートの輝尽性蛍光体層
に蓄積、記録された放射線エネルギのパターンを読み取
るための画像読み取り装置の略斜視図である。
【図5】図5は、本発明の別の実施態様にかかるオート
ラジオグラフィシステム用分解能評価装置の略斜視図で
ある。
【図6】図6は、本発明の別の実施態様にかかるオート
ラジオグラフィシステム用の分解能評価装置を用いて、
オートラジオグラフィシステムの分解能評価を実行する
方法を示す略正面図である。
【符号の説明】
1 オートラジオグラフィシステム用の分解能評価装置 2 金属薄板 3 孔 4 孔のグループ 5 14Cの一様放射線源 6 蓄積性蛍光体シート 10 レーザ光 11 レーザ光源 12 フィルタ 13 ビーム・エクスパンダ 14 光偏向器 15 fθレンズ 16 平面反射鏡 17 導光性シート 18 光検出器 19 増幅器 20 A/D変換器 21 ラインバッファ 22 送信バッファ 23 画像解析装置 31 オートラジオグラフィシステム用の分解能評価装
置 32 金属薄板 33 孔 35 14Cの一様放射線源

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄板を備え、該薄板に、生成されるべき
    画像に対応する画像データの画素ピッチpの正の整数倍
    よりも、画素ピッチのk%(kは100未満の正の数で
    ある。)小さい幅で、生成されるべき画像を担持する媒
    体を露光可能な露光光を透過可能な複数の透過部分が、
    ピッチM×p(Mは2以上の整数である。)で、かつ、
    前記透過部分の間の不透過部分の幅が画素ピッチpより
    も小さくならない条件を満足する間隔で、列状に形成さ
    れ、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含むK個(K
    は2以上の正の整数である。)の透過部分のグループが
    形成されており、前記薄板の一端部に最も近接して形成
    された第1の透過部分のグループの前記一端部に最も近
    接して形成された前記透過部分から、前記一端部にn番
    目(nは2以上で、K以下の整数である。)に近く形成
    された第nの透過部分のグループの前記一端部に最も近
    接して形成された前記透過部分までの距離が、(n−
    1)×N×p+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の
    整数、mは、0<m≦k/100を満足する正の数で、
    nは、n<1/m+1を満足する2以上の整数であ
    る。)となるように、前記複数の透過部分が形成された
    ことを特徴とする画像生成システム用の分解能評価装
    置。
  2. 【請求項2】 薄板と、生成されるべき画像を担持する
    媒体を露光可能な露光光源を備え、前記薄板に、生成さ
    れるべき画像に対応する画像データの画素ピッチpの正
    の整数倍よりも、画素ピッチのk%(kは、100未満
    の正の数である。)小さい幅で、生成されるべき画像を
    担持する媒体を露光可能な露光光を透過可能な複数の透
    過部分が、ピッチM×p(Mは2以上の整数でしる。)
    で、かつ、前記透過部分の間の不透過部分の幅が画素ピ
    ッチpよりも小さくならない条件を満足する間隔で、列
    状に形成され、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含
    むK個(Kは2以上の正の整数である。)の透過部分の
    グループが形成されており、前記薄板の一端部に最も近
    接して形成された第1の透過部分のグループの前記一端
    部に最も近接して形成された前記透過部分から、前記一
    端部にn番目(nは、2以上で、K以下の整数であ
    る。)に近く形成された第nの透過部分のグループの前
    記一端部に最も近接して形成された前記透過部分までの
    距離が、(n−1)×N×p+〔1−(n−1)×m〕
    ×p(Nは正の整数、mは、0<m≦k/100を満足
    する正の数で、nは、n<1/m+1を満足する2以上
    の整数である。)となるように、前記複数の透過部分が
    形成されたことを特徴とする画像生成システム用の分解
    能評価装置。
  3. 【請求項3】 薄板と、前記薄板の一方の面に設けら
    れ、生成されるべき画像を担持する媒体を露光可能な露
    光光源を備え、前記薄板に、生成されるべき画像に対応
    する画像データの画素サイズの正の整数倍よりも画素サ
    イズのk%(kは100以下の正の数である。)小さ
    く、生成されるべき画像を担持する媒体を露光可能な露
    光光を透過可能な複数の透過部分が、所定の間隔で、列
    状に形成され、それぞれ、所定の数の前記透過部分を含
    むK個(Kは2以上の正の整数である。)の透過部分の
    グループが形成されており、前記薄板の一端部に最も近
    接して形成された第1の透過部分のグループの前記一端
    部に最も近接して形成された前記透過部分から、前記一
    端部にn番目(nは2以上の整数である。)に近く形成
    された第nの透過部分のグループの前記一端部に最も近
    接して形成された前記透過部分までの距離が、(n−
    1)×N×p+〔1−(n−1)×m〕×p(Nは正の
    整数、mは、0<m≦k/100を満足する正の数で、
    nは、n<1/m+1を満足する2以上の整数であ
    る。)となるように、前記複数の透過部分が形成された
    ことを特徴とする画像生成システム用の分解能評価装
    置。
  4. 【請求項4】 前記媒体が、輝尽性蛍光体層を備えた蓄
    積性蛍光体シートにより構成されたことを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像生成システ
    ム用の分解能評価装置。
  5. 【請求項5】 前記薄板が金属によって形成され、前記
    透過部分が、フォトエッチングによって形成された孔に
    より形成されていることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか1項に記載の画像生成システム用の分解能評
    価装置。
  6. 【請求項6】 前記読み取るべき画像がオートラジオグ
    ラフィ画像であり、前記露光光源が放射性同位元素また
    は放射性元素の一様放射線源によって構成されたことを
    特徴とする請求項5に記載の画像生成システム用の分解
    能評価装置。
  7. 【請求項7】 kが10ないし20であり、mがk/1
    00であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
    か1項に記載の画像生成システム用の分解能評価装置。
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