JPH1029543A - キャブオーバ車のステアリング装置 - Google Patents
キャブオーバ車のステアリング装置Info
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- JPH1029543A JPH1029543A JP18726496A JP18726496A JPH1029543A JP H1029543 A JPH1029543 A JP H1029543A JP 18726496 A JP18726496 A JP 18726496A JP 18726496 A JP18726496 A JP 18726496A JP H1029543 A JPH1029543 A JP H1029543A
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract description 15
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract 1
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 4
- 210000003141 lower extremity Anatomy 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
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- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 簡単な構造をもってステアリングコラムの後
方への移動に基づく衝撃から運転者を保護することがで
きるキャブオーバ車のステアリング装置の提供。 【解決手段】 上部ステアリングシャフト6がジョイン
ト10を介して下部ステアリングシャフトに対して屈曲
可能にするとともに、ステアリングコラム1における上
部コラム2のアッパーチューブ5をリインフォースメン
ト16に連結固定し、衝突等に起因してフロントパネル
11に衝撃が加えられた際に、上部コラム2は、下部コ
ラム3の上端がパイプステー22により押圧されること
に基づいてジョイント部4を介してリインフォースメン
ト16の回りに前方(フロントパネル11の方向)に回
動される。従って、上部コラム2をフロントパネル11
の方向に回動させるについてシフトロッド等の作用は全
く必要とせず、コラムシフト、フロアシフト等のいずれ
のシフト形態を採用するキャブオーバ車についても適用
できる。
方への移動に基づく衝撃から運転者を保護することがで
きるキャブオーバ車のステアリング装置の提供。 【解決手段】 上部ステアリングシャフト6がジョイン
ト10を介して下部ステアリングシャフトに対して屈曲
可能にするとともに、ステアリングコラム1における上
部コラム2のアッパーチューブ5をリインフォースメン
ト16に連結固定し、衝突等に起因してフロントパネル
11に衝撃が加えられた際に、上部コラム2は、下部コ
ラム3の上端がパイプステー22により押圧されること
に基づいてジョイント部4を介してリインフォースメン
ト16の回りに前方(フロントパネル11の方向)に回
動される。従って、上部コラム2をフロントパネル11
の方向に回動させるについてシフトロッド等の作用は全
く必要とせず、コラムシフト、フロアシフト等のいずれ
のシフト形態を採用するキャブオーバ車についても適用
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転席の空間が比
較的狭く、ステアリングコラムがキャブフロアに対して
大きな角度をもって配設されるキャブオーバ車におい
て、衝突等に起因してフロントパネルに衝撃が加わった
際にステアリングコラムからの衝撃が運転者に及ぼされ
ることを防止するステアリング装置に関し、特に、コラ
ムシフトやフロアシフト等のいずれのシフト形態を採用
するキャブオーバ車であっても簡単な構造をもってステ
アリングコラムの移動に基づく衝撃から運転者を保護す
ることが可能なキャブオーバ車のステアリング装置に関
するものである。
較的狭く、ステアリングコラムがキャブフロアに対して
大きな角度をもって配設されるキャブオーバ車におい
て、衝突等に起因してフロントパネルに衝撃が加わった
際にステアリングコラムからの衝撃が運転者に及ぼされ
ることを防止するステアリング装置に関し、特に、コラ
ムシフトやフロアシフト等のいずれのシフト形態を採用
するキャブオーバ車であっても簡単な構造をもってステ
アリングコラムの移動に基づく衝撃から運転者を保護す
ることが可能なキャブオーバ車のステアリング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、キャブオーバ車は、運転席の空
間が比較的狭く、これよりステアリングコラムはキャブ
フロアに対して大きな角度をもって配設されている。か
かるキャブオーバ車においては、衝突等に起因してフロ
ントパネルに衝撃が加わった場合、運転席の空間が狭い
ことを勘案してフロントパネルからステアリングコラム
に伝達される衝撃が運転者に及ぼされることを防止すべ
く各種のステアリング装置が提案されている。
間が比較的狭く、これよりステアリングコラムはキャブ
フロアに対して大きな角度をもって配設されている。か
かるキャブオーバ車においては、衝突等に起因してフロ
ントパネルに衝撃が加わった場合、運転席の空間が狭い
ことを勘案してフロントパネルからステアリングコラム
に伝達される衝撃が運転者に及ぼされることを防止すべ
く各種のステアリング装置が提案されている。
【0003】例えば、実公平6−11858号には、フ
ロントパネルに衝撃を受けた場合においても、衝撃が乗
員へ伝達されないように衝撃伝達防止構造を採用したキ
ャブオーバ車のステアリング装置が記載されている。か
かるステアリング装置では、フロントパネルが衝撃を受
けて後方へ変形した場合、フロントパネルの変形に従っ
て支持ステーも後方へ移動し、支持ステーのコーナー面
に存在するシフトロッドに当接しつつシフトロッド及び
ステアリングコラム下半部を後方に押し、シフトロッド
を「く」字状に屈曲させる。このとき、シフトロッドに
はその屈曲に対応して張力が発生することから、シフト
ロッドの上端に固着されたステアリングコラムの上半部
が下半部に対して「く」字状に前方に屈曲され、これに
よりステアリングコラムが後方へ傾倒することが防止さ
れるものである。
ロントパネルに衝撃を受けた場合においても、衝撃が乗
員へ伝達されないように衝撃伝達防止構造を採用したキ
ャブオーバ車のステアリング装置が記載されている。か
かるステアリング装置では、フロントパネルが衝撃を受
けて後方へ変形した場合、フロントパネルの変形に従っ
て支持ステーも後方へ移動し、支持ステーのコーナー面
に存在するシフトロッドに当接しつつシフトロッド及び
ステアリングコラム下半部を後方に押し、シフトロッド
を「く」字状に屈曲させる。このとき、シフトロッドに
はその屈曲に対応して張力が発生することから、シフト
ロッドの上端に固着されたステアリングコラムの上半部
が下半部に対して「く」字状に前方に屈曲され、これに
よりステアリングコラムが後方へ傾倒することが防止さ
れるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記実
公平6−11858号に記載されたキャブオーバ車のス
テアリング装置では、衝突時等においてフロントパネル
に衝撃を受けた場合にステアリングコラムの上半部を前
方に屈曲させるにつき、支持ステーのコーナー面に存在
するシフトロッドに作用する張力を利用してステアリン
グコラムの上半部を前方に回動させている。従って、か
かるステアリング装置においては、ステアリングコラム
の上半部を回動させるためにはシフトロッドが必ず必要
となり、これより各種のシフト形態を有するキャブオー
バ車の内、コラムシフトを採用するキャブオーバ車にし
か適用することができないという問題がある。
公平6−11858号に記載されたキャブオーバ車のス
テアリング装置では、衝突時等においてフロントパネル
に衝撃を受けた場合にステアリングコラムの上半部を前
方に屈曲させるにつき、支持ステーのコーナー面に存在
するシフトロッドに作用する張力を利用してステアリン
グコラムの上半部を前方に回動させている。従って、か
かるステアリング装置においては、ステアリングコラム
の上半部を回動させるためにはシフトロッドが必ず必要
となり、これより各種のシフト形態を有するキャブオー
バ車の内、コラムシフトを採用するキャブオーバ車にし
か適用することができないという問題がある。
【0005】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、コラムシフトやフロアシフト等
のいずれのシフト形態を採用するキャブオーバ車であっ
ても簡単な構造をもってステアリングコラムの後方への
移動に基づく衝撃から運転者の胸部を保護することがで
きるキャブオーバ車のステアリング装置を提供すること
を目的とする。
になされたものであり、コラムシフトやフロアシフト等
のいずれのシフト形態を採用するキャブオーバ車であっ
ても簡単な構造をもってステアリングコラムの後方への
移動に基づく衝撃から運転者の胸部を保護することがで
きるキャブオーバ車のステアリング装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るキャブオーバ車のステアリング装置は、
ステアリングホイールを有する上部コラムとキャブフロ
アに固設された下部コラムとがジョイント部を介して連
結され、上部コラムが下部コラムに対して前後方向に屈
曲可能に設けられたステアリングコラムと、フロントパ
ネルと前記ジョイント部の近傍で下部コラムの上端との
間に介設されたステー部材と、前記上部コラムに連結さ
れた補強部材とを備え、前記ステアリングコラムの上部
コラムは、フロントパネルに対して衝撃が加えられた際
に、下部コラムの上端がステー部材により押圧されるこ
とに基づきジョイント部を介して補強部材の回りにフロ
ントパネルの方向に回動される構成を有する。
請求項1に係るキャブオーバ車のステアリング装置は、
ステアリングホイールを有する上部コラムとキャブフロ
アに固設された下部コラムとがジョイント部を介して連
結され、上部コラムが下部コラムに対して前後方向に屈
曲可能に設けられたステアリングコラムと、フロントパ
ネルと前記ジョイント部の近傍で下部コラムの上端との
間に介設されたステー部材と、前記上部コラムに連結さ
れた補強部材とを備え、前記ステアリングコラムの上部
コラムは、フロントパネルに対して衝撃が加えられた際
に、下部コラムの上端がステー部材により押圧されるこ
とに基づきジョイント部を介して補強部材の回りにフロ
ントパネルの方向に回動される構成を有する。
【0007】請求項1のキャブオーバ車のステアリング
装置では、ステアリングコラムの上部コラムが補強部材
に連結されていることから、フロントパネルに衝撃が加
えられた際に、上部コラムは、下部コラムの上端がステ
ー部材により押圧されることに基づいてジョイント部を
介して補強部材の回りにフロントパネルの方向に回動さ
れる。かかるステアリング装置では、上部コラムをフロ
ントパネルの方向に回動させるについてシフトロッドの
作用は全く必要とせず、従って、コラムシフト、フロア
シフト等のいずれのシフト形態を採用するキャブオーバ
車についても適用することが可能となり、簡単な構造を
もってステアリングコラムの後方への移動に基づく衝撃
から運転者を保護することができる。
装置では、ステアリングコラムの上部コラムが補強部材
に連結されていることから、フロントパネルに衝撃が加
えられた際に、上部コラムは、下部コラムの上端がステ
ー部材により押圧されることに基づいてジョイント部を
介して補強部材の回りにフロントパネルの方向に回動さ
れる。かかるステアリング装置では、上部コラムをフロ
ントパネルの方向に回動させるについてシフトロッドの
作用は全く必要とせず、従って、コラムシフト、フロア
シフト等のいずれのシフト形態を採用するキャブオーバ
車についても適用することが可能となり、簡単な構造を
もってステアリングコラムの後方への移動に基づく衝撃
から運転者を保護することができる。
【0008】また、請求項2に係るキャブオーバ車のス
テアリング装置は、請求項1のステアリング装置におい
て、前記ステー部材の一端は下部コラムの上端に固定さ
れており、ステー部材の他端は所定の間隙をもってフロ
ントパネルに離間対向されていることを特徴とする。か
かる請求項2のステアリング装置では、ステー部材の一
端が下部コラムの上端に固定されているに対して、ステ
ー部材の他端は所定の間隙をもってフロントパネルに離
間対向された状態、即ち、フリーな状態にされており、
従って、フロントパネルに加えられる衝撃が所定値以下
の小さい場合には、ステアリング装置は作動されること
はない。これにより、ステー部材の他端がフロントパネ
ルに直接固着されている場合にはフロントパネルからの
振動等がステー部材を介してステアリングコラム等の他
の部材に伝達されるという問題がある。請求項2のステ
アリング装置では、かかる問題に対して確実に対処する
ことが可能となる。
テアリング装置は、請求項1のステアリング装置におい
て、前記ステー部材の一端は下部コラムの上端に固定さ
れており、ステー部材の他端は所定の間隙をもってフロ
ントパネルに離間対向されていることを特徴とする。か
かる請求項2のステアリング装置では、ステー部材の一
端が下部コラムの上端に固定されているに対して、ステ
ー部材の他端は所定の間隙をもってフロントパネルに離
間対向された状態、即ち、フリーな状態にされており、
従って、フロントパネルに加えられる衝撃が所定値以下
の小さい場合には、ステアリング装置は作動されること
はない。これにより、ステー部材の他端がフロントパネ
ルに直接固着されている場合にはフロントパネルからの
振動等がステー部材を介してステアリングコラム等の他
の部材に伝達されるという問題がある。請求項2のステ
アリング装置では、かかる問題に対して確実に対処する
ことが可能となる。
【0009】更に、請求項3に係るキャブオーバ車のス
テアリング装置は、請求項2のステアリング装置におい
て、前記ステー部材はパイプ状部材から形成されている
ことを特徴とする。かかる請求項3のステアリング装置
では、ステー部材としてパイプ状部材を使用しているの
で、ステー部材を配置するためのスペースを少なくする
ことが可能となり、また、ステー部材を作成するにつき
加工上の工程数を低減してコストを低く抑えることが可
能となる。
テアリング装置は、請求項2のステアリング装置におい
て、前記ステー部材はパイプ状部材から形成されている
ことを特徴とする。かかる請求項3のステアリング装置
では、ステー部材としてパイプ状部材を使用しているの
で、ステー部材を配置するためのスペースを少なくする
ことが可能となり、また、ステー部材を作成するにつき
加工上の工程数を低減してコストを低く抑えることが可
能となる。
【0010】また、請求項4に係るキャブオーバ車のス
テアリング装置は、請求項2のステアリング装置におい
て、前記ステー部材は平板状部材から形成され、所定以
上の荷重がかけられた際に座屈することを特徴とする。
かかる請求項4のステアリング装置では、ステー部材に
所定以上の荷重がかけられた場合には座屈するように構
成されているので、ステー部材が運転席の下部にて一定
以上運転者側に入り込むことはなく、これにより運転者
の下肢部のスペースを確保することができる。
テアリング装置は、請求項2のステアリング装置におい
て、前記ステー部材は平板状部材から形成され、所定以
上の荷重がかけられた際に座屈することを特徴とする。
かかる請求項4のステアリング装置では、ステー部材に
所定以上の荷重がかけられた場合には座屈するように構
成されているので、ステー部材が運転席の下部にて一定
以上運転者側に入り込むことはなく、これにより運転者
の下肢部のスペースを確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキャブオーバ
車のステアリング装置について、本発明を具体化した実
施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先
ず、第1実施形態に係るキャブオーバ車のステアリング
装置について図1乃至図4に基づき説明する。ここに、
図1は第1実施形態に係るステアリング装置の概略側面
図、図2はステアリング装置の分解斜視図、図3はパイ
プステーとステアリングコラムの下部コラムとの連結構
造を示す斜視図、図4はフロントパネルに衝撃が加えら
れた際にステアリング装置が回動する状態を示す説明図
である。
車のステアリング装置について、本発明を具体化した実
施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先
ず、第1実施形態に係るキャブオーバ車のステアリング
装置について図1乃至図4に基づき説明する。ここに、
図1は第1実施形態に係るステアリング装置の概略側面
図、図2はステアリング装置の分解斜視図、図3はパイ
プステーとステアリングコラムの下部コラムとの連結構
造を示す斜視図、図4はフロントパネルに衝撃が加えら
れた際にステアリング装置が回動する状態を示す説明図
である。
【0012】図1、図2において、キャブオーバ車にお
ける運転席の空間S内にはキャブフロアFからステアリ
ングコラム1が立設されている。このステアリングコラ
ム1は、上下に分割された2つの上部コラム2、下部コ
ラム3、及び、上部コラム2が下部コラム3に対して前
後方向に屈曲可能に連結するジョイント部4から構成さ
れている。
ける運転席の空間S内にはキャブフロアFからステアリ
ングコラム1が立設されている。このステアリングコラ
ム1は、上下に分割された2つの上部コラム2、下部コ
ラム3、及び、上部コラム2が下部コラム3に対して前
後方向に屈曲可能に連結するジョイント部4から構成さ
れている。
【0013】ここに、上部コラム2は、アッパーチュー
ブ5内に上部ステアリングシャフト6が配設されてな
り、上部ステアリングシャフト6の上端にはステアリン
グホイール7が固定されている。また、下部コラム3に
は、下部ステアリングシャフト(図示せず)が配設され
てなる。更に、ジョイント部4はジョイントカバー9を
有し、ジョイントカバー9内には、上部ステアリングシ
ャフト6の下端と下部ステアリングシャフトの上端とを
フレキシブルに連結するジョイント10が配設されてい
る。
ブ5内に上部ステアリングシャフト6が配設されてな
り、上部ステアリングシャフト6の上端にはステアリン
グホイール7が固定されている。また、下部コラム3に
は、下部ステアリングシャフト(図示せず)が配設され
てなる。更に、ジョイント部4はジョイントカバー9を
有し、ジョイントカバー9内には、上部ステアリングシ
ャフト6の下端と下部ステアリングシャフトの上端とを
フレキシブルに連結するジョイント10が配設されてい
る。
【0014】また、ステアリングコラム1とキャブオー
バ車のフロントパネル11との間にはペダルブラケット
12が配設されている。かかるペダルブラケット12
は、図2に示すように、一対のブラケットボード12A
と各ブラケットボード12Aを連結する連結部12Bと
から構成されており、各ブラケットボード12Aは、カ
ウル部13の固定パネル13A、及び、キャブフロアF
にネジ15により連結固定されている。また、ペダルブ
ラケット12における各ブラケットボード12Aの後端
部(図1、図2中右端部)の上部には、高い剛性を有す
るインストルパネルリインフォースメント(以下、リイ
ンフォースメントと略記する)16がネジ15を介して
連結固定されており、更に、ペダルブラケット12にお
ける各ブラケットボード12Aの後端部には、ステアリ
ングコラム1のアッパーチューブ5が、2つの固定ブラ
ケット17、18及びネジ15を介して連結固定されて
いる。
バ車のフロントパネル11との間にはペダルブラケット
12が配設されている。かかるペダルブラケット12
は、図2に示すように、一対のブラケットボード12A
と各ブラケットボード12Aを連結する連結部12Bと
から構成されており、各ブラケットボード12Aは、カ
ウル部13の固定パネル13A、及び、キャブフロアF
にネジ15により連結固定されている。また、ペダルブ
ラケット12における各ブラケットボード12Aの後端
部(図1、図2中右端部)の上部には、高い剛性を有す
るインストルパネルリインフォースメント(以下、リイ
ンフォースメントと略記する)16がネジ15を介して
連結固定されており、更に、ペダルブラケット12にお
ける各ブラケットボード12Aの後端部には、ステアリ
ングコラム1のアッパーチューブ5が、2つの固定ブラ
ケット17、18及びネジ15を介して連結固定されて
いる。
【0015】更に、図2に示すように、ペダルブラケッ
ト12における各ブラケットボード12Aの間には、ペ
ダルブラケット12の一部を構成するブラケット部材1
9がブラケットボード12Aと重なるように配設されて
おり、前記リインフォースメント16は、このブラケッ
ト部材19に対してもネジ15により連結固定されてい
る。尚、各ブラケットボード12Aの間には、ブレーキ
ブースター20が配置される。
ト12における各ブラケットボード12Aの間には、ペ
ダルブラケット12の一部を構成するブラケット部材1
9がブラケットボード12Aと重なるように配設されて
おり、前記リインフォースメント16は、このブラケッ
ト部材19に対してもネジ15により連結固定されてい
る。尚、各ブラケットボード12Aの間には、ブレーキ
ブースター20が配置される。
【0016】ステアリングコラム1における下部コラム
3には、その上端に固定部材21が固着されており、か
かる固定部材21はパイプ状に形成されたパイプステー
22の一端を下部コラム3に固定するための部材であ
る。固定部材21は、その一端が二股状に形成された二
股状部21Aを有するとともに、その他端が収束されて
ネジ穴が形成された連結部21Bを有する。二股状部2
1Aは下部コラム3の周囲に固定されるとともに、連結
部21Bはパイプステー22の一端にネジ15を介して
連結される。
3には、その上端に固定部材21が固着されており、か
かる固定部材21はパイプ状に形成されたパイプステー
22の一端を下部コラム3に固定するための部材であ
る。固定部材21は、その一端が二股状に形成された二
股状部21Aを有するとともに、その他端が収束されて
ネジ穴が形成された連結部21Bを有する。二股状部2
1Aは下部コラム3の周囲に固定されるとともに、連結
部21Bはパイプステー22の一端にネジ15を介して
連結される。
【0017】また、パイプステー22は、その一端が偏
平に形成され、固定部材21の連結部21Bに連結され
る連結部22Aを有し、また、その他端が平板状に形成
された荷重受け部22Bを有する。かかるパイプステー
22がその連結部22Aを介してネジ15により固定部
材21の連結部21Bに連結された状態においては、図
1に示すように、荷重受け部22Bは、フロントパネル
11との間に所定の間隙Aが形成されるようにフロント
パネル11に離間対向されている。このように荷重受け
部22Bが間隙Aを介してフロントパネル11に離間対
向された状態、即ち、フリーな状態にある場合には、フ
ロントパネル11に加えられる衝撃が所定値以下の小さ
い場合には、ステアリング装1は作動されることはな
く、これにより、パイプステー22がフロントパネル1
1に直接固着されることに起因してフロントパネル11
からの振動等がパイプステー22を介してステアリング
コラム1等の他の部材に伝達されるという問題を確実に
回避することができる。
平に形成され、固定部材21の連結部21Bに連結され
る連結部22Aを有し、また、その他端が平板状に形成
された荷重受け部22Bを有する。かかるパイプステー
22がその連結部22Aを介してネジ15により固定部
材21の連結部21Bに連結された状態においては、図
1に示すように、荷重受け部22Bは、フロントパネル
11との間に所定の間隙Aが形成されるようにフロント
パネル11に離間対向されている。このように荷重受け
部22Bが間隙Aを介してフロントパネル11に離間対
向された状態、即ち、フリーな状態にある場合には、フ
ロントパネル11に加えられる衝撃が所定値以下の小さ
い場合には、ステアリング装1は作動されることはな
く、これにより、パイプステー22がフロントパネル1
1に直接固着されることに起因してフロントパネル11
からの振動等がパイプステー22を介してステアリング
コラム1等の他の部材に伝達されるという問題を確実に
回避することができる。
【0018】尚、パイプステー22は、そのパイプ形状
に基づき比較的大きな強度を有しているが、キャブオー
バ車の衝突等に起因してフロントパネル11から荷重受
け部22Bを介して所定以上の衝撃荷重を受けた場合に
は座屈するように設計されている。このようにパイプス
テー22を設計することにより、パイプステー22が運
転席の空間Sの下部にて一定以上運転者側に入り込むこ
とはなく、これにより運転者の下肢部のスペースを確保
することががきる。
に基づき比較的大きな強度を有しているが、キャブオー
バ車の衝突等に起因してフロントパネル11から荷重受
け部22Bを介して所定以上の衝撃荷重を受けた場合に
は座屈するように設計されている。このようにパイプス
テー22を設計することにより、パイプステー22が運
転席の空間Sの下部にて一定以上運転者側に入り込むこ
とはなく、これにより運転者の下肢部のスペースを確保
することががきる。
【0019】また、パイプステー22は、そのパイプ形
状に基づきパイプステー22を各ブラケットボード12
Aの間に配置するためのスペースを少なくすることがで
き、更に、その加工を行うについてパイプを利用するこ
とができるので加工上の工程数を低減してコストを低く
抑えることができる。
状に基づきパイプステー22を各ブラケットボード12
Aの間に配置するためのスペースを少なくすることがで
き、更に、その加工を行うについてパイプを利用するこ
とができるので加工上の工程数を低減してコストを低く
抑えることができる。
【0020】次に、前記のように構成される第1実施形
態のステアリング装置の動作について図4に基づき説明
する。尚、図4中、実線は衝突前におけるステアリング
装置の状態を示し、点線は衝突後におけるステアリング
装置の状態を示す。
態のステアリング装置の動作について図4に基づき説明
する。尚、図4中、実線は衝突前におけるステアリング
装置の状態を示し、点線は衝突後におけるステアリング
装置の状態を示す。
【0021】図4において、キャブオーバ車が障害物2
3に衝突した場合フロントパネル11に矢印Bで示す方
向に衝撃が加わり、フロントパネル11からパイプステ
ー22の荷重受け部22Bに衝撃荷重が伝達される。こ
れにより、パイプステー22の連結部22A、固定部材
21の21Bを介して下部コラム3の上端が、図4中右
方向に押圧される。このとき、アッパーチューブ5の下
端も右方向に押圧されて移動するが、アッパーチューブ
5の上端は剛性の高いリインフォースメント16に固定
されており、また、上部ステアリングシャフト6はジョ
イント10を介して下部ステアリングシャフトに対して
屈曲可能にされているので、アッパーチューブ5はリイ
ンフォースメント16との結合部の回りに矢印C方向に
回動される。かかるアッパーチューブ5の回動に基づ
き、上部コラム2は前方(図4中左方)に回動されてス
テアリングホイール7は矢印D方向に回動される。これ
により、ステアリングホイール7は、殆ど運転席の方向
(後方)に移動することはなく、従って、フロントパネ
ル11の変形による衝撃は、運転者に伝達されることな
く阻止することができる。
3に衝突した場合フロントパネル11に矢印Bで示す方
向に衝撃が加わり、フロントパネル11からパイプステ
ー22の荷重受け部22Bに衝撃荷重が伝達される。こ
れにより、パイプステー22の連結部22A、固定部材
21の21Bを介して下部コラム3の上端が、図4中右
方向に押圧される。このとき、アッパーチューブ5の下
端も右方向に押圧されて移動するが、アッパーチューブ
5の上端は剛性の高いリインフォースメント16に固定
されており、また、上部ステアリングシャフト6はジョ
イント10を介して下部ステアリングシャフトに対して
屈曲可能にされているので、アッパーチューブ5はリイ
ンフォースメント16との結合部の回りに矢印C方向に
回動される。かかるアッパーチューブ5の回動に基づ
き、上部コラム2は前方(図4中左方)に回動されてス
テアリングホイール7は矢印D方向に回動される。これ
により、ステアリングホイール7は、殆ど運転席の方向
(後方)に移動することはなく、従って、フロントパネ
ル11の変形による衝撃は、運転者に伝達されることな
く阻止することができる。
【0022】以上詳細に説明した通り第1実施形態に係
るキャブオーバ車のステアリング装置では、上部ステア
リングシャフト6がジョイント10を介して下部ステア
リングシャフトに対して屈曲可能に構成されているとと
もに、ステアリングコラム1における上部コラム2のア
ッパーチューブ5がリインフォースメント16に連結固
定されていることから、衝突等に起因してフロントパネ
ル11に衝撃が加えられた際に、上部コラム2は、下部
コラム3の上端がパイプステー22により押圧されるこ
とに基づいてジョイント部4を介してリインフォースメ
ント16の回りに前方(フロントパネル11の方向)に
回動される。このように、第1実施形態のステアリング
装置では、上部コラム2をフロントパネル11の方向に
回動させるについてシフトロッド等の作用は全く必要と
せず、従って、コラムシフト、フロアシフト等のいずれ
のシフト形態を採用するキャブオーバ車についても適用
することができるとともに、簡単な構造をもってステア
リングコラム1の後方への移動に基づく衝撃から運転者
の胸部を保護することができる。
るキャブオーバ車のステアリング装置では、上部ステア
リングシャフト6がジョイント10を介して下部ステア
リングシャフトに対して屈曲可能に構成されているとと
もに、ステアリングコラム1における上部コラム2のア
ッパーチューブ5がリインフォースメント16に連結固
定されていることから、衝突等に起因してフロントパネ
ル11に衝撃が加えられた際に、上部コラム2は、下部
コラム3の上端がパイプステー22により押圧されるこ
とに基づいてジョイント部4を介してリインフォースメ
ント16の回りに前方(フロントパネル11の方向)に
回動される。このように、第1実施形態のステアリング
装置では、上部コラム2をフロントパネル11の方向に
回動させるについてシフトロッド等の作用は全く必要と
せず、従って、コラムシフト、フロアシフト等のいずれ
のシフト形態を採用するキャブオーバ車についても適用
することができるとともに、簡単な構造をもってステア
リングコラム1の後方への移動に基づく衝撃から運転者
の胸部を保護することができる。
【0023】また、パイプステー22の連結部22Aが
固定部材21の連結部21Bを介して下部コラム3の上
端に固定されているに対して、パイプステー22の荷重
受け部22Bは所定間隙Aをもってフロントパネル11
に離間対向された状態、即ち、フリーな状態にされてお
り、従って、フロントパネル11に加えられる衝撃が所
定値以下の小さい場合には、ステアリング装置が作動さ
れることはない。これにより、パイプステー22の荷重
受け部22がフロントパネル11に直接固着されている
場合にはフロントパネル11からの振動等がパイプステ
ー22を介してステアリングコラム1等の他の部材に伝
達されるという問題に対して確実に対処することができ
る。
固定部材21の連結部21Bを介して下部コラム3の上
端に固定されているに対して、パイプステー22の荷重
受け部22Bは所定間隙Aをもってフロントパネル11
に離間対向された状態、即ち、フリーな状態にされてお
り、従って、フロントパネル11に加えられる衝撃が所
定値以下の小さい場合には、ステアリング装置が作動さ
れることはない。これにより、パイプステー22の荷重
受け部22がフロントパネル11に直接固着されている
場合にはフロントパネル11からの振動等がパイプステ
ー22を介してステアリングコラム1等の他の部材に伝
達されるという問題に対して確実に対処することができ
る。
【0024】更に、パイプステー22を使用しているの
で、ペダルブラケット12の各ブラケットボード12A
間にパイプステー22を配置するためのスペースを少な
くすることができ、また、パイプステー22を作成する
につき加工上の工程数を低減してコストを低く抑えるこ
とができる。
で、ペダルブラケット12の各ブラケットボード12A
間にパイプステー22を配置するためのスペースを少な
くすることができ、また、パイプステー22を作成する
につき加工上の工程数を低減してコストを低く抑えるこ
とができる。
【0025】また、パイプステー22に所定以上の荷重
がかけられた場合には座屈するように設計されているの
で、パイプステー22が運転席の下部にて一定以上運転
者側に入り込むことはなく、これにより運転者の下肢部
のスペースを確保することができる。
がかけられた場合には座屈するように設計されているの
で、パイプステー22が運転席の下部にて一定以上運転
者側に入り込むことはなく、これにより運転者の下肢部
のスペースを確保することができる。
【0026】次に、第2実施形態に係るキャブオーバ車
のステアリング装置について図5乃至図7に基づき説明
する。ここに、図5は第2実施形態に係るステアリング
装置の概略側面図、図6はステアリング装置の分解斜視
図、図7はフロントパネルに衝撃が加えられた際にステ
アリング装置が回動する状態を示す説明図である。尚、
第2実施形態に係るステアリング装置は、基本的に前記
した第1実施形態のステアリング装置と同一の構成を有
しており、第1実施形態におけるパイプステー22に代
えて平板状の板ステーを使用している点でのみ第1実施
形態とは異なるだけである。従って、以下の説明におい
ては、第1実施形態におけると同一の部材等については
同一の番号を付することとし、また、第1実施形態と異
なる構成のみについて説明することとする。
のステアリング装置について図5乃至図7に基づき説明
する。ここに、図5は第2実施形態に係るステアリング
装置の概略側面図、図6はステアリング装置の分解斜視
図、図7はフロントパネルに衝撃が加えられた際にステ
アリング装置が回動する状態を示す説明図である。尚、
第2実施形態に係るステアリング装置は、基本的に前記
した第1実施形態のステアリング装置と同一の構成を有
しており、第1実施形態におけるパイプステー22に代
えて平板状の板ステーを使用している点でのみ第1実施
形態とは異なるだけである。従って、以下の説明におい
ては、第1実施形態におけると同一の部材等については
同一の番号を付することとし、また、第1実施形態と異
なる構成のみについて説明することとする。
【0027】図5、図6において、ステアリングコラム
1における下部コラム3の上端には平板状の板ステー3
0が固定されている。かかる板ステー30は、その断面
が略ハット(帽子)形状に形成された本体部31を有
し、本体部31における上部両側の角部には複数個のビ
ード32が設けられている。各ビード32は、後述する
ように、キャブオーバ車の衝突等に起因して板ステー3
0に所定以上の衝撃荷重が加えられた時に、衝撃荷重を
吸収しながら本体部31を座屈変形させるために設けら
れている。また、本体部31の一端(図5、図6中右
端)には、下部コラム3の周囲形状に合致した凹部33
が形成されており、また、凹部33の両側には一対の取
付片34が設けられている。各取付片34は、ネジ15
を介して下部コラム3の上端に形成された2つの取付片
8A(図6中には1つの取付片8Aのみを示す)に締結
固定される。更に、本体部31の他端(図5、図6中左
端)には平板状の荷重受け部35が形成されている。荷
重受け部35は、図5に示すように、間隙Aを保持しつ
つフロントパネル11に対して離間対向されている。こ
の点については、前記第1実施形態におけるパイプステ
ー22の場合と同様である。
1における下部コラム3の上端には平板状の板ステー3
0が固定されている。かかる板ステー30は、その断面
が略ハット(帽子)形状に形成された本体部31を有
し、本体部31における上部両側の角部には複数個のビ
ード32が設けられている。各ビード32は、後述する
ように、キャブオーバ車の衝突等に起因して板ステー3
0に所定以上の衝撃荷重が加えられた時に、衝撃荷重を
吸収しながら本体部31を座屈変形させるために設けら
れている。また、本体部31の一端(図5、図6中右
端)には、下部コラム3の周囲形状に合致した凹部33
が形成されており、また、凹部33の両側には一対の取
付片34が設けられている。各取付片34は、ネジ15
を介して下部コラム3の上端に形成された2つの取付片
8A(図6中には1つの取付片8Aのみを示す)に締結
固定される。更に、本体部31の他端(図5、図6中左
端)には平板状の荷重受け部35が形成されている。荷
重受け部35は、図5に示すように、間隙Aを保持しつ
つフロントパネル11に対して離間対向されている。こ
の点については、前記第1実施形態におけるパイプステ
ー22の場合と同様である。
【0028】次に、前記のように構成される第2実施形
態のステアリング装置の動作について図7に基づき説明
する。尚、図7中、実線は衝突前におけるステアリング
装置の状態を示し、点線は衝突後におけるステアリング
装置の状態を示す。
態のステアリング装置の動作について図7に基づき説明
する。尚、図7中、実線は衝突前におけるステアリング
装置の状態を示し、点線は衝突後におけるステアリング
装置の状態を示す。
【0029】図7において、キャブオーバ車が障害物2
3に衝突した場合フロントパネル11に矢印Bで示す方
向に衝撃が加わり、フロントパネル11から板ステー3
0の荷重受け部35に衝撃荷重が伝達される。これによ
り、板ステー30の本体部31、凹部33、各取付片3
4、8Aを介して下部コラム3の上端が、図7中右方向
に押圧される。このとき、アッパーチューブ5の下端も
右方向に押圧されて移動するが、アッパーチューブ5の
上端は剛性の高いリインフォースメント16に固定され
ており、また、上部ステアリングシャフト6はジョイン
ト10を介して下部ステアリングシャフトに対して屈曲
可能にされているので、アッパーチューブ5はリインフ
ォースメント16との結合部の回りに矢印C方向に回動
される。かかるアッパーチューブ5の回動に基づき、上
部コラム2は前方(図7中左方)に回動されてステアリ
ングホイール7は矢印D方向に回動される。これによ
り、ステアリングホイール7は、殆ど運転席の方向(後
方)に移動することはなく、従って、フロントパネル1
1の変形による衝撃は、運転者に伝達されることなく阻
止することができる。
3に衝突した場合フロントパネル11に矢印Bで示す方
向に衝撃が加わり、フロントパネル11から板ステー3
0の荷重受け部35に衝撃荷重が伝達される。これによ
り、板ステー30の本体部31、凹部33、各取付片3
4、8Aを介して下部コラム3の上端が、図7中右方向
に押圧される。このとき、アッパーチューブ5の下端も
右方向に押圧されて移動するが、アッパーチューブ5の
上端は剛性の高いリインフォースメント16に固定され
ており、また、上部ステアリングシャフト6はジョイン
ト10を介して下部ステアリングシャフトに対して屈曲
可能にされているので、アッパーチューブ5はリインフ
ォースメント16との結合部の回りに矢印C方向に回動
される。かかるアッパーチューブ5の回動に基づき、上
部コラム2は前方(図7中左方)に回動されてステアリ
ングホイール7は矢印D方向に回動される。これによ
り、ステアリングホイール7は、殆ど運転席の方向(後
方)に移動することはなく、従って、フロントパネル1
1の変形による衝撃は、運転者に伝達されることなく阻
止することができる。
【0030】以上説明した通り第2実施形態に係るキャ
ブオーバ車のステアリング装置では、上部ステアリング
シャフト6がジョイント10を介して下部ステアリング
シャフトに対して屈曲可能に構成されているとともに、
ステアリングコラム1における上部コラム2のアッパー
チューブ5がリインフォースメント16に連結固定され
ていることから、衝突等に起因してフロントパネル11
に衝撃が加えられた際に、上部コラム2は、下部コラム
3の上端が板ステー30により押圧されることに基づい
てジョイント部4を介してリインフォースメント16の
回りに前方(フロントパネル11の方向)に回動され
る。このように、第2実施形態のステアリング装置で
は、第1実施形態の場合と同様、上部コラム2をフロン
トパネル11の方向に回動させるについてシフトロッド
等の作用は全く必要とせず、従って、コラムシフト、フ
ロアシフト等のいずれのシフト形態を採用するキャブオ
ーバ車についても適用することができるとともに、簡単
な構造をもってステアリングコラム1の後方への移動に
基づく衝撃から運転者の胸部を保護することができる。
ブオーバ車のステアリング装置では、上部ステアリング
シャフト6がジョイント10を介して下部ステアリング
シャフトに対して屈曲可能に構成されているとともに、
ステアリングコラム1における上部コラム2のアッパー
チューブ5がリインフォースメント16に連結固定され
ていることから、衝突等に起因してフロントパネル11
に衝撃が加えられた際に、上部コラム2は、下部コラム
3の上端が板ステー30により押圧されることに基づい
てジョイント部4を介してリインフォースメント16の
回りに前方(フロントパネル11の方向)に回動され
る。このように、第2実施形態のステアリング装置で
は、第1実施形態の場合と同様、上部コラム2をフロン
トパネル11の方向に回動させるについてシフトロッド
等の作用は全く必要とせず、従って、コラムシフト、フ
ロアシフト等のいずれのシフト形態を採用するキャブオ
ーバ車についても適用することができるとともに、簡単
な構造をもってステアリングコラム1の後方への移動に
基づく衝撃から運転者の胸部を保護することができる。
【0031】また、板ステー30の凹部33が下部コラ
ム3に合致した状態でネジ15を介して取付片34と取
付片8Aとにより下部コラム3の上端に固定されている
に対して、板ステー30の荷重受け部35は所定間隙A
をもってフロントパネル11に離間対向された状態、即
ち、フリーな状態にされており、従って、フロントパネ
ル11に加えられる衝撃が所定値以下の小さい場合に
は、ステアリング装置が作動されることはない。これに
より、板ステー30の荷重受け部35がフロントパネル
11に直接固着されている場合にはフロントパネル11
からの振動等が板ステー30を介してステアリングコラ
ム1等の他の部材に伝達されるという問題に対して確実
に対処することができる。
ム3に合致した状態でネジ15を介して取付片34と取
付片8Aとにより下部コラム3の上端に固定されている
に対して、板ステー30の荷重受け部35は所定間隙A
をもってフロントパネル11に離間対向された状態、即
ち、フリーな状態にされており、従って、フロントパネ
ル11に加えられる衝撃が所定値以下の小さい場合に
は、ステアリング装置が作動されることはない。これに
より、板ステー30の荷重受け部35がフロントパネル
11に直接固着されている場合にはフロントパネル11
からの振動等が板ステー30を介してステアリングコラ
ム1等の他の部材に伝達されるという問題に対して確実
に対処することができる。
【0032】更に、板ステー30の本体部31には複数
個のビード32が設けられており、板ステー30に所定
以上の大きな衝撃荷重が加わるような場合にはその衝撃
荷重を吸収し座屈するように設計されているので、板ス
テー30が運転席の下部にて一定以上運転者側に入り込
むことはなく、これにより運転者の下肢部のスペースを
確保することができる。尚、本発明は前記各第1及び第
2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々改良、変形が可能であることは勿
論である。
個のビード32が設けられており、板ステー30に所定
以上の大きな衝撃荷重が加わるような場合にはその衝撃
荷重を吸収し座屈するように設計されているので、板ス
テー30が運転席の下部にて一定以上運転者側に入り込
むことはなく、これにより運転者の下肢部のスペースを
確保することができる。尚、本発明は前記各第1及び第
2実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々改良、変形が可能であることは勿
論である。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1のキャブオー
バ車のステアリング装置では、ステアリングコラムの上
部コラムが補強部材に連結されていることから、フロン
トパネルに衝撃が加えられた際に、上部コラムは、下部
コラムの上端がステー部材により押圧されることに基づ
いてジョイント部を介して補強部材の回りにフロントパ
ネルの方向に回動される。かかるステアリング装置で
は、上部コラムをフロントパネルの方向に回動させるに
ついてシフトロッドの作用は全く必要とせず、従って、
コラムシフト、フロアシフト等のいずれのシフト形態を
採用するキャブオーバ車についても適用することがで
き、簡単な構造をもってステアリングコラムの後方への
移動に基づく衝撃から運転者を保護することができる。
バ車のステアリング装置では、ステアリングコラムの上
部コラムが補強部材に連結されていることから、フロン
トパネルに衝撃が加えられた際に、上部コラムは、下部
コラムの上端がステー部材により押圧されることに基づ
いてジョイント部を介して補強部材の回りにフロントパ
ネルの方向に回動される。かかるステアリング装置で
は、上部コラムをフロントパネルの方向に回動させるに
ついてシフトロッドの作用は全く必要とせず、従って、
コラムシフト、フロアシフト等のいずれのシフト形態を
採用するキャブオーバ車についても適用することがで
き、簡単な構造をもってステアリングコラムの後方への
移動に基づく衝撃から運転者を保護することができる。
【0034】また、請求項2に係るキャブオーバ車のス
テアリング装置では、ステー部材の一端が下部コラムの
上端に固定されているに対して、ステー部材の他端は所
定の間隙をもってフロントパネルに離間対向された状
態、即ち、フリーな状態にされており、従って、フロン
トパネルに加えられる衝撃が所定値以下の小さい場合に
は、ステアリング装置は作動されることはない。これに
より、ステー部材の他端がフロントパネルに直接固着さ
れている場合にはフロントパネルからの振動等がステー
部材を介してステアリングコラム等の他の部材に伝達さ
れるという問題が生じるところ、請求項2のステアリン
グ装置では、かかる問題に対して確実に対処することが
できる。
テアリング装置では、ステー部材の一端が下部コラムの
上端に固定されているに対して、ステー部材の他端は所
定の間隙をもってフロントパネルに離間対向された状
態、即ち、フリーな状態にされており、従って、フロン
トパネルに加えられる衝撃が所定値以下の小さい場合に
は、ステアリング装置は作動されることはない。これに
より、ステー部材の他端がフロントパネルに直接固着さ
れている場合にはフロントパネルからの振動等がステー
部材を介してステアリングコラム等の他の部材に伝達さ
れるという問題が生じるところ、請求項2のステアリン
グ装置では、かかる問題に対して確実に対処することが
できる。
【0035】更に、請求項3に係るキャブオーバ車のス
テアリング装置では、ステー部材としてパイプ状部材を
使用しているので、ステー部材を配置するためのスペー
スを少なくすることができ、また、ステー部材を作成す
るにつき加工上の工程数を低減してコストを低く抑える
ことができる。
テアリング装置では、ステー部材としてパイプ状部材を
使用しているので、ステー部材を配置するためのスペー
スを少なくすることができ、また、ステー部材を作成す
るにつき加工上の工程数を低減してコストを低く抑える
ことができる。
【0036】また、請求項4に係るキャブオーバ車のス
テアリング装置では、ステー部材に所定以上の大荷重が
かけられた場合には座屈するように構成されているの
で、ステー部材が運転席の下部にて一定以上運転者側に
入り込むことはなく、これにより運転者の下肢部のスペ
ースを確保することができる。
テアリング装置では、ステー部材に所定以上の大荷重が
かけられた場合には座屈するように構成されているの
で、ステー部材が運転席の下部にて一定以上運転者側に
入り込むことはなく、これにより運転者の下肢部のスペ
ースを確保することができる。
【0037】以上説明した通り本発明は、コラムシフト
やフロアシフト等のいずれのシフト形態を採用するキャ
ブオーバ車であっても簡単な構造をもってステアリング
コラムの後方への移動に基づく衝撃から運転者を保護す
ることができるキャブオーバ車のステアリング装置を提
供することできる。
やフロアシフト等のいずれのシフト形態を採用するキャ
ブオーバ車であっても簡単な構造をもってステアリング
コラムの後方への移動に基づく衝撃から運転者を保護す
ることができるキャブオーバ車のステアリング装置を提
供することできる。
【図1】第1実施形態に係るステアリング装置の概略側
面図である。
面図である。
【図2】ステアリング装置の分解斜視図である。
【図3】パイプステーとステアリングコラムの下部コラ
ムとの連結構造を示す斜視図である。
ムとの連結構造を示す斜視図である。
【図4】フロントパネルに衝撃が加えられた際にステア
リング装置が回動する状態を示す説明図である。
リング装置が回動する状態を示す説明図である。
【図5】第2実施形態に係るステアリング装置の概略側
面図である。
面図である。
【図6】ステアリング装置の分解斜視図である。
【図7】フロントパネルに衝撃が加えられた際にステア
リング装置が回動する状態を示す説明図である。
リング装置が回動する状態を示す説明図である。
1 ステアリングコラム 2 上部コラム 3 下部コラム 4 ジョイント部 5 アッパーチューブ 6 上部ステアリングシャフト 7 ステアリングホイール 9 ジョイントカバー 10 ジョイント 11 フロントパネル 12 ペダルブラケット 15 ネジ 16 リインフォースメント 17、18 固定ブラケット 21 固定部材 21A 二股状部 21B 連結部 22 パイプステー 22A 連結部 22B 荷重受け部 30 板ステー 31 本体部 32 ビード 33 凹部 34 取付片 35 荷重受け部
Claims (4)
- 【請求項1】 ステアリングホイールを有する上部コラ
ムとキャブフロアに固設された下部コラムとがジョイン
ト部を介して連結され、上部コラムが下部コラムに対し
て前後方向に屈曲可能に設けられたステアリングコラム
と、 フロントパネルと前記ジョイント部の近傍で下部コラム
の上端との間に介設されたステー部材と、 前記上部コラムに連結された補強部材とを備え、 前記ステアリングコラムの上部コラムは、フロントパネ
ルに対して衝撃が加えられた際に、下部コラムの上端が
ステー部材により押圧されることに基づきジョイント部
を介して補強部材の回りにフロントパネルの方向に回動
されることを特徴とするキャブオーバ車のステアリング
装置。 - 【請求項2】 前記ステー部材の一端は下部コラムの上
端に固定されており、ステー部材の他端は所定の間隙を
もってフロントパネルに離間対向されていることを特徴
とする請求項1記載のキャブオーバ車のステアリング装
置。 - 【請求項3】 前記ステー部材はパイプ状部材から形成
されていることを特徴とする請求項2記載のキャブオー
バ車のステアリング装置。 - 【請求項4】 前記ステー部材は平板状部材から形成さ
れ、所定以上の荷重がかけられた際に座屈することを特
徴とする請求項2記載のキャブオーバ車のステアリング
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18726496A JPH1029543A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | キャブオーバ車のステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18726496A JPH1029543A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | キャブオーバ車のステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029543A true JPH1029543A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16202943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18726496A Pending JPH1029543A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | キャブオーバ車のステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029543A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006069400A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | ステアリングコラムの支持構造 |
| WO2015146783A1 (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-01 | フタバ産業株式会社 | ステアリングコラムの支持構造 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18726496A patent/JPH1029543A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006069400A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Nissan Motor Light Truck Co Ltd | ステアリングコラムの支持構造 |
| WO2015146783A1 (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-01 | フタバ産業株式会社 | ステアリングコラムの支持構造 |
| JP2015182736A (ja) * | 2014-03-26 | 2015-10-22 | フタバ産業株式会社 | ステアリングコラムの支持構造 |
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