JPH0556743U - 車両用のステアリングコラム支持構造 - Google Patents

車両用のステアリングコラム支持構造

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JPH0556743U
JPH0556743U JP11312591U JP11312591U JPH0556743U JP H0556743 U JPH0556743 U JP H0556743U JP 11312591 U JP11312591 U JP 11312591U JP 11312591 U JP11312591 U JP 11312591U JP H0556743 U JPH0556743 U JP H0556743U
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support
frame
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体静止側に対するステアリングコラムの支
持が強固になされるようにし、かつ、上記ステアリング
コラムを支持する支持フレームに衝撃力が与えられたと
き、この衝撃力が上記支持フレームにより効果的に吸収
されるようにする。 【構成】 ステアリングコラム16を車体静止側5,1
2に支持する支持フレーム23を設ける。この支持フレ
ーム23に対する上記ステアリングコラム16の第1固
定点36,37を同上ステアリングコラム16の左右に
振り分け状に一対設ける。上記支持フレーム23の中途
部27c,28cの少なくとも一部を、上記第1固定点
36,37と、車体静止側5,12に対する同上支持フ
レーム23の第2固定点38,39とを結ぶ仮想直線3
2から偏位させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ステアリングハンドルを支承するステアリングコラムを、支持フ レームにより車体静止側に支持させるようにした車両用のステアリングコラム支 持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記ステアリングコラム支持構造には、従来、実開昭63‐70473号公報 で示されるものがある。 これによれば、車室前部にステアリングコラムが立設され、このステアリング コラムの下部が支持フレームにより車体静止側に支持されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記構成における支持フレームは左右幅が狭いものであり、このた め、ステアリングコラムの左右方向の支持強度が不十分になるおそれがある。 また、上記支持フレームは、この支持フレームに対するステアリングコラムの 固定点と、車体静止側に対する同上支持フレームの固定点とを結ぶ仮想直線上に 延びているため、例えば衝突時に上記支持フレームに衝撃力が与えられたときに は、これは支持フレームに主に軸方向力として作用する。よって、この支持フレ ームは変形しにくいことから、上記衝撃力の吸収が不十分になるおそれがある。
【0004】
【考案の目的】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、車体静止側に対す るステアリングコラムの支持が強固になされるようにし、かつ、上記ステアリン グコラムを支持する支持フレームに衝撃力が与えられたとき、この衝撃力が上記 支持フレームにより効果的に吸収されるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、ステアリングコラ ムの下部を支持フレームにより車体静止側に支持させるようにした場合において 、上記支持フレームに対するステアリングコラムの第1固定点を、同上ステアリ ングコラムの左右に振り分け状に一対設け、上記車体静止側からステアリングコ ラムに至る上記支持フレームの中途部の少なくとも一部を、上記第1固定点と、 車体静止側に対する同上支持フレームの第2固定点とを結ぶ仮想直線から偏位さ せた点にある。
【0006】
【作 用】
上記構成による作用は次の如くである。 ステアリングコラム16を車体静止側5,12に支持する下支持フレーム(支 持フレーム)23を設け、この下支持フレーム(支持フレーム)23に対しステ アリングコラム16を固定する第1固定点36,37を、同上ステアリングコラ ム16の左右に振り分け状に一対設けてある。 このため、下支持フレーム(支持フレーム)23の左右幅がステアリングコラ ム16の左右に跨ることとなって、その幅寸法が大きくなる。
【0007】 また、上記下支持フレーム(支持フレーム)23の連結部材(中途部)27c ,28cの少なくとも一部を、上記第1固定点36,37と、車体静止側5,1 2に対し上記下支持フレーム(支持フレーム)23を固定する第2固定点38, 39とを結ぶ仮想直線32から偏位させてある。 このため、例えば、車両の衝突時に、上記下支持フレーム(支持フレーム)2 3に衝撃力が与えられて、上記第1、第2固定点36〜39が互いに接近しよう とするときには、上記下支持フレーム(支持フレーム)23の連結部材(中途部 )27c,28cが、上記衝撃力を受けて容易に折れ曲がる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 図2において、符号1は車両たる自動車におけるステアリング装置で、このス テアリング装置1は車室2の前部に設けられている。また、矢印Frは自動車の 前方を示している。
【0009】 上記車室2の前面は車体静止側たるフロントカウル3と、このフロントカウル 3から下方から向って延びるダッシュパネル4とで形成され、上記フロントカウ ル3の車室2側の面には補強プレート5が強固に溶接されている。7はサポート パイプで、このサポートパイプ7は車幅方向に延び、その各端は左右各フロント カウルに固着されている。このサポートパイプ7の左右中途部から支持アーム8 が突設され、この支持アーム8の突出端が第1ボルト9により上記補強プレート 5にねじ止めされている。これにより、上記補強プレート5と上記サポートパイ プ7とが互いに補強し合って、これらに十分の剛性が与えられている。
【0010】 11はアクセル、クラッチ用のペダルで、12はこのペダル11を枢支させる 車体静止側たるペダルサポートである。このペダルサポート12の前端は上記ダ ッシュパネル4に第2ボルト13によりねじ止めされ、後端は上記補強プレート 5に左右一対の第3ボルト14によりねじ止めされている。
【0011】 前記ステアリング装置1は、車室2前部に立設されるステアリングコラム16 を有し、このステアリングコラム16は円形パイプで構成され、後ろ上方に向っ て延びている。このステアリングコラム16の上下中途部には上支持片17が突 設され、同上ステアリングコラム16の下部にはこのステアリングコラム16か ら左右に突出する下支持片18が取り付けられている。
【0012】 上記上支持片17と下支持片18とに上支持フレーム19が架設されている。 この上支持フレーム19の上端は上記上支持片17に第4ボルト20によりねじ 止めされ、同上上支持フレーム19の下端は上記下支持片18に第5ボルト21 によりねじ止めされている。そして、上記上支持フレーム19の上下中途部が前 記サポートパイプ7に強固に溶接されている。
【0013】 上記ステアリングコラム16の下部を、補強プレート5とペダルサポート12 側に支持させる下支持フレーム23が設けられている。 そして、上記補強プレート5、サポートパイプ7、ペダルサポート12、上支 持フレーム19、および下支持フレーム23等によって、ステアリングコラム1 6が車体静止側に支持され、このステアリングコラム16にステアリングシャフ ト24が軸心回り回動自在に支承されている。また、このステアリングシャフト 24の上端にはステアリングハンドル25が取り付けられ、同上ステアリングシ ャフト24の下端は操向輪たる前輪側に連結されている。
【0014】 図1から図4において、上記下支持フレーム23につき説明する。 この下支持フレーム23は左フレーム27と右フレーム28とで構成され、こ れら左、右フレーム27,28はそれぞれ断面コの字状の一本の長尺材を折り曲 げて形成されている。
【0015】 上記左、右フレーム27,28は、それぞれペダルサポート12に沿って水平 に延びる上部材27a,28aと、下支持片18に沿って水平に延びる下部材2 7b,28bと、これら上部材27a,28aと下部材27b,28bの各外側 端同士を連結させる連結部材27c,28cとで構成されている。上記連結部材 27c,28cは上下方向に延び、これらは下支持フレーム23の上下中途部を 構成している。
【0016】 上記両上部材27a,28aは互いに重ね合わされて溶接され、これらは前記 一対の第3ボルト14,14のうち、一方の第3ボルト14でペダルサポート1 2と共に補強プレート5に共締めされている。また、左フレーム27の上部材2 7aの自由端は他方の第3ボルト14で同上ペダルサポート12と共に補強プレ ート5に共締めされている。
【0017】 上記下部材27b,28bはそれぞれ第6ボルト29,29により前記下支持 片18にねじ止めされている。この場合、前記上支持フレーム19の下端の一部 が延出して、この延出部30が上記各下部材27b,28bと、下支持片18と の間に介在し、この延出部30は上記第6ボルト29により共締めされている。
【0018】 図1において、自動車が衝突して、その衝撃で、ペダルサポート12に対しス テアリングコラム16が接近するよう移動する場合に、左、右フレーム27,2 8の各連結部材27c,28cに軸方向の圧縮力が作用するときには、下支持フ レーム23に対するステアリングコラム16の支点は、上記各連結部材27c, 28cのステアリングコラム16側の端部が上記延出部30に当接している部分 に位置し、これが第1固定点36,37となっている。また、ペダルサポート1 2に対する下支持フレーム23の支点は、同上各連結部材27c,28cのペダ ルサポート12側の端部が上記ペダルサポート12に当接している部分に位置し 、これが第2固定点38,39となっている。
【0019】 そして、上記第1固定点36,37はステアリングコラム16の左右に振り分 け状に設けられている。 このため、下支持フレーム23の左右幅がステアリングコラム16の左右に跨 ることとなってその幅寸法が大きくなっており、これにより上記ステアリングコ ラム16の支持強度が十分に確保されている。
【0020】 また、上記第1固定点36,37と第2固定点38,39を結ぶ仮想直線32 ,32を設定したとき、前記ペダルサポート12側からステアリングコラム16 に至る下支持フレーム23の各連結部材27c,28cの中途部は、上記仮想直 線32,32から左右に偏位させられている。
【0021】 このため、例えば、自動車の衝突時に、前記したようにペダルサポート12に 対しステアリングコラム16が接近するよう移動するときには、上記下支持フレ ーム23の連結部材27c,28cが容易に折れ曲がり、上記衝撃力が効果的に 吸収される。
【0022】 特に、図1と図3とで示すように、各連結部材27c,28cの上下中途部に は、上折れ曲がり部33と下折れ曲がり部34が形成されており、これらの各折 れ曲がり線は上記連結部材27c,28cの長手方向に対し傾斜している。そし て、これにより、下支持フレーム23が衝撃力を受けたとき、上記上折れ曲がり 部33と下折れ曲がり部34とで下支持フレーム23の変形が容易に始まり、か つ、この変形が円滑に進行して、上記衝撃力が効果的に吸収される。
【0023】
【考案の効果】
この考案によれば、ステアリングコラムを車体静止側に支持する支持フレーム を設け、この支持フレームに対するステアリングコラムの第1固定点を同上ステ アリングコラムの左右に振り分け状に一対設けたため、支持フレームの左右幅が ステアリングコラムの左右に跨ることとなって、その幅寸法が大きくなり、よっ て、上記ステアリングコラムの支持強度が向上する。 しかも、上記支持フレームの中途部の少なくとも一部を、上記第1固定点と、 車体静止側に対する同上支持フレームの第2固定点とを結ぶ仮想直線から偏位さ せたため、例えば、車両の衝突時に、上記支持フレームが衝撃力を受けて、上記 第1、第2固定点同士が互いに接近しようとするときには、上記支持フレームの 中途部が容易に折れ曲がり、よって、上記衝撃力が効果的に吸収される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3の1‐1線矢視部分断面図である。
【図2】ステアリング装置の全体側面図である。
【図3】図2の部分拡大部分断面図である。
【図4】図3の4‐4線矢視図である。
【符号の説明】
1 ステアリング装置 2 車室 5 補強プレート(車体静止側) 12 ペダルサポート(車体静止側) 14 第3ボルト 16 ステアリングコラム 23 下支持フレーム(支持フレーム) 27c 連結部材(中途部) 28c 連結部材(中途部) 29 第6ボルト 32 仮想直線 36 第1固定点 37 第1固定点 38 第2固定点 39 第2固定点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室前部にステアリングコラムを立設
    し、このステアリングコラムの下部を支持フレームによ
    り車体静止側に支持させるようにした車両用のステアリ
    ングコラム支持構造において、 上記支持フレームに対するステアリングコラムの第1固
    定点を、同上ステアリングコラムの左右に振り分け状に
    一対設け、上記車体静止側からステアリングコラムに至
    る上記支持フレームの中途部の少なくとも一部を、上記
    第1固定点と、車体静止側に対する同上支持フレームの
    第2固定点とを結ぶ仮想直線から偏位させた車両用のス
    テアリングコラム支持構造。
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