JPH1029586A - 摩擦抵抗低減船における微小気泡発生用空気吹き出し器の設置方法 - Google Patents
摩擦抵抗低減船における微小気泡発生用空気吹き出し器の設置方法Info
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- JPH1029586A JPH1029586A JP8201012A JP20101296A JPH1029586A JP H1029586 A JPH1029586 A JP H1029586A JP 8201012 A JP8201012 A JP 8201012A JP 20101296 A JP20101296 A JP 20101296A JP H1029586 A JPH1029586 A JP H1029586A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T70/00—Maritime or waterways transport
- Y02T70/10—Measures concerning design or construction of watercraft hulls
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- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加圧空気の吹き出し位置を決定して船首部に
空気吹き出し口を設ける場合に、多数の空気吹き出し口
を穿設してなる多孔板を容易に組み付けることができる
ようにする。 【解決手段】 船首部の船側外板1aの流線領域に窓孔
6を開口させる。窓孔6に空気吹き出し器本体枠7を嵌
め込んで、船側外板1aの外方への突出部を切断する。
空気吹き出し器本体枠7の前端開口部の内側周縁に多孔
板ホルダー8を取り付ける。空気吹き出し器本体枠7の
前端開口部に多孔板9を嵌め入れて多孔板ホルダー8に
ボルト止めする。
空気吹き出し口を設ける場合に、多数の空気吹き出し口
を穿設してなる多孔板を容易に組み付けることができる
ようにする。 【解決手段】 船首部の船側外板1aの流線領域に窓孔
6を開口させる。窓孔6に空気吹き出し器本体枠7を嵌
め込んで、船側外板1aの外方への突出部を切断する。
空気吹き出し器本体枠7の前端開口部の内側周縁に多孔
板ホルダー8を取り付ける。空気吹き出し器本体枠7の
前端開口部に多孔板9を嵌め入れて多孔板ホルダー8に
ボルト止めする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は航行時に船体表面に
作用する摩擦抵抗を低減させるために船体表面を微小気
泡で覆うようにさせる摩擦抵抗低減船における微小気泡
発生用空気吹き出し器の設置方法に関するものである。
作用する摩擦抵抗を低減させるために船体表面を微小気
泡で覆うようにさせる摩擦抵抗低減船における微小気泡
発生用空気吹き出し器の設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船舶の航行時には、流体としての海水の
粘性のために船体の周りに海水による境界層が形成され
るが、この境界層の中では、海水の流速は船体表面が零
で船体表面から離れるに従い急激に大きく変化する傾向
にあり、船体の表面に海水の摩擦抵抗が作用し船体抵抗
の大きな要素の一つとなっている。
粘性のために船体の周りに海水による境界層が形成され
るが、この境界層の中では、海水の流速は船体表面が零
で船体表面から離れるに従い急激に大きく変化する傾向
にあり、船体の表面に海水の摩擦抵抗が作用し船体抵抗
の大きな要素の一つとなっている。
【0003】そのため、近年、上記船体の表面に作用す
る摩擦抵抗を減少させて推進性能を向上させるための研
究が進められており、その対策の一つとして、船体表面
から微小気泡(マイクロバブル)を噴出させ、船体の浸
水部(没水部)表面の境界層内に微小気泡を吹き込んで
船体の浸水部表面を微小気泡で覆うことにより船体表面
に作用する摩擦抵抗を低減することを狙ったマイクロバ
ブル推進法の研究が進められている。
る摩擦抵抗を減少させて推進性能を向上させるための研
究が進められており、その対策の一つとして、船体表面
から微小気泡(マイクロバブル)を噴出させ、船体の浸
水部(没水部)表面の境界層内に微小気泡を吹き込んで
船体の浸水部表面を微小気泡で覆うことにより船体表面
に作用する摩擦抵抗を低減することを狙ったマイクロバ
ブル推進法の研究が進められている。
【0004】マイクロバブル推進法を具現化するための
一つの方法として、空気ポンプ等の空気供給装置で発生
させた加圧空気を船底から水中へ吹き出させて、船底に
微小気泡による所要のボイドを形成させるようにするこ
とが考えられる。
一つの方法として、空気ポンプ等の空気供給装置で発生
させた加圧空気を船底から水中へ吹き出させて、船底に
微小気泡による所要のボイドを形成させるようにするこ
とが考えられる。
【0005】しかしながら、加圧空気を船底から水中に
吹き出させて微小気泡を発生させる技術では、船底部の
静圧が大きいことから、加圧空気吹き出し時のエネルギ
ー消費が大きく、摩擦抵抗低減によるエネルギー節約よ
りも、微小気泡発生のためのエネルギー消費の方が大き
くなってしまうので、実用化を図る上で難点がある。
吹き出させて微小気泡を発生させる技術では、船底部の
静圧が大きいことから、加圧空気吹き出し時のエネルギ
ー消費が大きく、摩擦抵抗低減によるエネルギー節約よ
りも、微小気泡発生のためのエネルギー消費の方が大き
くなってしまうので、実用化を図る上で難点がある。
【0006】そこで、本発明者等は、加圧空気の吹き出
し位置を、静圧の小さいところに定め且つ発生させた微
小気泡を船底や船側に沿わせて流すことができれば、マ
イクロバブル推進法を実用化できることを見出し、上記
空気吹き出し口の位置を静圧の小さい所要個所に設定す
べく、船体形状が与えられると、船体周りにおいて流線
に沿って流れる微小気泡の乱流拡散を考慮した運動と任
意位置でのボイド率分布を求める計算式を確立した。こ
の計算式では、乱流拡散の影響は、等方性乱流の仮定の
基で乱数を用いて、X軸、Y軸、Z軸(上向き)方向の
流速を変動させ、微小気泡の軌跡に乱れを与えることに
より考慮した。すなわち、微小気泡のランダムな運動を
モンテカルロ法により直接的にシミュレートした。微小
気泡の運動が計算されると、ボイド率は、ある時刻にお
ける検査領域内(セル内)に存在する微小気泡の体積を
検査領域(セル)の体積で除することにより求めること
ができるので、このようにして求めたボイド率の分布を
基に、摩擦抵抗低減に効果のある高いボイド率が生じる
ような船首部での流線を求めることによって、上記加圧
空気の吹き出し位置を決定することができる。
し位置を、静圧の小さいところに定め且つ発生させた微
小気泡を船底や船側に沿わせて流すことができれば、マ
イクロバブル推進法を実用化できることを見出し、上記
空気吹き出し口の位置を静圧の小さい所要個所に設定す
べく、船体形状が与えられると、船体周りにおいて流線
に沿って流れる微小気泡の乱流拡散を考慮した運動と任
意位置でのボイド率分布を求める計算式を確立した。こ
の計算式では、乱流拡散の影響は、等方性乱流の仮定の
基で乱数を用いて、X軸、Y軸、Z軸(上向き)方向の
流速を変動させ、微小気泡の軌跡に乱れを与えることに
より考慮した。すなわち、微小気泡のランダムな運動を
モンテカルロ法により直接的にシミュレートした。微小
気泡の運動が計算されると、ボイド率は、ある時刻にお
ける検査領域内(セル内)に存在する微小気泡の体積を
検査領域(セル)の体積で除することにより求めること
ができるので、このようにして求めたボイド率の分布を
基に、摩擦抵抗低減に効果のある高いボイド率が生じる
ような船首部での流線を求めることによって、上記加圧
空気の吹き出し位置を決定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、加圧空気の
吹き出し位置を決定して船首部に空気吹き出し口を設け
る場合に、船側外板に直接微小径の孔を多数あけること
もできるが、多孔板を組み付けるようにする場合は、船
側外板が曲面となっていることから、容易に組み付ける
ことができないという問題がある。
吹き出し位置を決定して船首部に空気吹き出し口を設け
る場合に、船側外板に直接微小径の孔を多数あけること
もできるが、多孔板を組み付けるようにする場合は、船
側外板が曲面となっていることから、容易に組み付ける
ことができないという問題がある。
【0008】そこで、本発明は、曲面を有する船側外板
に対し多孔板を容易に組み付けることができて効率よく
微小気泡を発生させることができるような微小気泡発生
用空気吹き出し器の設置方法を提供しようとするもので
ある。
に対し多孔板を容易に組み付けることができて効率よく
微小気泡を発生させることができるような微小気泡発生
用空気吹き出し器の設置方法を提供しようとするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、船首部の船側外板の所要位置に窓孔を開
口させ、該窓孔に、前端部が船側外板から所要量突出す
るように空気吹き出し器本体枠を嵌め込んで、該空気吹
き出し器本体枠を上記窓孔の縁に溶接し、次に、上記空
気吹き出し器本体枠の船側外板外方への突出部を船側外
板の表面形状に沿わせて切断し、次いで、該突出部切断
後の空気吹き出し器本体枠の前端開口部の内側周縁に、
多孔板ホルダーを溶接し、しかる後、多数の空気吹き出
し口を平板に穿設してなる多孔板を、空気吹き出し器本
体枠の前端開口部内に嵌め入れて、上記多孔板ホルダー
にパッキンを介してボルトにより取り付け、更に、空気
吹き出し器本体枠の後端開口部に蓋板を取り付けて空気
吹き出し器とするようにした摩擦抵抗低減船の微小気泡
設置方法とする。
決するために、船首部の船側外板の所要位置に窓孔を開
口させ、該窓孔に、前端部が船側外板から所要量突出す
るように空気吹き出し器本体枠を嵌め込んで、該空気吹
き出し器本体枠を上記窓孔の縁に溶接し、次に、上記空
気吹き出し器本体枠の船側外板外方への突出部を船側外
板の表面形状に沿わせて切断し、次いで、該突出部切断
後の空気吹き出し器本体枠の前端開口部の内側周縁に、
多孔板ホルダーを溶接し、しかる後、多数の空気吹き出
し口を平板に穿設してなる多孔板を、空気吹き出し器本
体枠の前端開口部内に嵌め入れて、上記多孔板ホルダー
にパッキンを介してボルトにより取り付け、更に、空気
吹き出し器本体枠の後端開口部に蓋板を取り付けて空気
吹き出し器とするようにした摩擦抵抗低減船の微小気泡
設置方法とする。
【0010】船側外板の窓孔の部分に溶接した空気吹き
出し器本体枠の前端突出部を船側外板表面に沿わせて切
断し、切断後の空気吹き出し器本体枠の前端開口部に多
孔板を取り付けることから、平板状の多孔板を船体外板
の表面とほぼ面一の状態として容易に組み付けることが
できるようになる。
出し器本体枠の前端突出部を船側外板表面に沿わせて切
断し、切断後の空気吹き出し器本体枠の前端開口部に多
孔板を取り付けることから、平板状の多孔板を船体外板
の表面とほぼ面一の状態として容易に組み付けることが
できるようになる。
【0011】又、複数の空気吹き出し器を互いに平行に
配置し、且つ該各空気吹き出し器の蓋板が同一面内に並
ぶようにすると、蓋板への配管の接続作業を画一的に行
うことができる。
配置し、且つ該各空気吹き出し器の蓋板が同一面内に並
ぶようにすると、蓋板への配管の接続作業を画一的に行
うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】図1(イ)(ロ)及び図2(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)は本発明の実施の一形態を示すもので、船
体1の船首部2の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線
3が向かうようになっている流線領域でしかも最も静圧
の小さい位置(吃水線D.Lよりもやや下側位置)の船
側外板1aに、複数(図では4個)の空気吹き出し器4
を船首尾方向に所要間隔を隔てて設置する場合について
示す。
(ハ)(ニ)は本発明の実施の一形態を示すもので、船
体1の船首部2の浸水部で且つ船底や船尾の方向へ流線
3が向かうようになっている流線領域でしかも最も静圧
の小さい位置(吃水線D.Lよりもやや下側位置)の船
側外板1aに、複数(図では4個)の空気吹き出し器4
を船首尾方向に所要間隔を隔てて設置する場合について
示す。
【0014】先ず、図2(イ)に示す如く、横フレーム
等の船殻骨材5の位置を避けて船側外板1aに矩形の窓
孔6を船首尾方向に並べて開口させる。
等の船殻骨材5の位置を避けて船側外板1aに矩形の窓
孔6を船首尾方向に並べて開口させる。
【0015】次に、図2(ロ)に示す如く、工場等で角
筒状に組み立てておいた各空気吹き出し器本体枠7を、
互いに平行となるように上記各窓孔6に嵌め入れ、各空
気吹き出し器本体枠7の後端開口面が同一面上に並ぶよ
うに且つ前端が船側外板1aの外側へ所要量突出するよ
うな状態に配置して、該各空気吹き出し器本体枠7の外
周面を窓孔6の縁に溶接する。
筒状に組み立てておいた各空気吹き出し器本体枠7を、
互いに平行となるように上記各窓孔6に嵌め入れ、各空
気吹き出し器本体枠7の後端開口面が同一面上に並ぶよ
うに且つ前端が船側外板1aの外側へ所要量突出するよ
うな状態に配置して、該各空気吹き出し器本体枠7の外
周面を窓孔6の縁に溶接する。
【0016】次いで、図2(ハ)に示す如く、船側外板
1aから突出する上記空気吹き出し器本体枠7の前端突
出部を、船側外板1aの表面形状に沿わせて切断する。
続いて、前端突出部を切断した後の空気吹き出し器本体
枠7の前端開口部の内側周縁に、多孔板ホルダー8を溶
接する。なお、この多孔板ホルダー8には、後述する多
孔板9のボルトに合わせて所要間隔でボルト孔を穿設し
ておくようにする。
1aから突出する上記空気吹き出し器本体枠7の前端突
出部を、船側外板1aの表面形状に沿わせて切断する。
続いて、前端突出部を切断した後の空気吹き出し器本体
枠7の前端開口部の内側周縁に、多孔板ホルダー8を溶
接する。なお、この多孔板ホルダー8には、後述する多
孔板9のボルトに合わせて所要間隔でボルト孔を穿設し
ておくようにする。
【0017】しかる後、図2(ニ)に示す如く、真鍮の
如き金属や硬質ゴム、硬質プラスチック等からなる平板
13に、たとえば、直径を2mmとした多数の空気吹き出
し口(細孔)14を縦横に5mmの配列ピッチで穿設して
なる多孔板9を、空気吹き出し器本体枠7の前端開口部
に対応する形状として、前端開口部内にパッキン11を
介して嵌め入れ、多孔板9の周辺部に固設しておいたス
タッドボルト10を多孔板ホルダー8のボルト孔に差し
通してナット12で締め付け固定することにより、多孔
板9を船側外板1aの表面とほぼ面一に組み付けるよう
にする。なお、この際、必要に応じてパッキン11の厚
さを調整するようにする。更に、空気吹き出し器本体枠
7の後端開口部をパッキン15を介して蓋板16で塞ぐ
ようにする。この際、各空気吹き出し器本体枠7の後端
開口面は同一面上に位置しているため、蓋板16も同一
面上に位置することになる。これにより、多孔板9の空
気吹き出し口14から加圧空気17を吹き出させること
により微小気泡18を発生させることのできる空気吹き
出し器4が設置されたことになる。
如き金属や硬質ゴム、硬質プラスチック等からなる平板
13に、たとえば、直径を2mmとした多数の空気吹き出
し口(細孔)14を縦横に5mmの配列ピッチで穿設して
なる多孔板9を、空気吹き出し器本体枠7の前端開口部
に対応する形状として、前端開口部内にパッキン11を
介して嵌め入れ、多孔板9の周辺部に固設しておいたス
タッドボルト10を多孔板ホルダー8のボルト孔に差し
通してナット12で締め付け固定することにより、多孔
板9を船側外板1aの表面とほぼ面一に組み付けるよう
にする。なお、この際、必要に応じてパッキン11の厚
さを調整するようにする。更に、空気吹き出し器本体枠
7の後端開口部をパッキン15を介して蓋板16で塞ぐ
ようにする。この際、各空気吹き出し器本体枠7の後端
開口面は同一面上に位置しているため、蓋板16も同一
面上に位置することになる。これにより、多孔板9の空
気吹き出し口14から加圧空気17を吹き出させること
により微小気泡18を発生させることのできる空気吹き
出し器4が設置されたことになる。
【0018】一方、上記空気吹き出し器4へ加圧空気1
7を供給するために、図1(イ)に示す如く、船体1の
船首部2の甲板上に、電動機19によって駆動されるブ
ロワ20を加圧空気供給装置として設置し、該ブロワ2
0に一端を接続した流量調整弁21付きの空気送給管2
2の他端を、各空気吹き出し器4の蓋板16にそれぞれ
分岐させて接続し、ブロワ20にて発生させた加圧空気
17を空気送給管22を通し空気吹き出し器4に供給で
きるようにする。又、上記空気吹き出し器4の空気吹き
出し口14を清掃できるようにするために、船体1の船
首部2の甲板上に、電動機23によって駆動される圧縮
空気供給装置としてのコンプレッサ24を設置し、該コ
ンプレッサ24に一端を接続した開閉弁25付きのブロ
ー用空気管26の他端を、上記各空気吹き出し器4の蓋
板16にそれぞれ分岐させて接続し、空気吹き出し器4
内に導いた圧縮空気27を各空気吹き出し口14よりブ
ローさせられるようにする。
7を供給するために、図1(イ)に示す如く、船体1の
船首部2の甲板上に、電動機19によって駆動されるブ
ロワ20を加圧空気供給装置として設置し、該ブロワ2
0に一端を接続した流量調整弁21付きの空気送給管2
2の他端を、各空気吹き出し器4の蓋板16にそれぞれ
分岐させて接続し、ブロワ20にて発生させた加圧空気
17を空気送給管22を通し空気吹き出し器4に供給で
きるようにする。又、上記空気吹き出し器4の空気吹き
出し口14を清掃できるようにするために、船体1の船
首部2の甲板上に、電動機23によって駆動される圧縮
空気供給装置としてのコンプレッサ24を設置し、該コ
ンプレッサ24に一端を接続した開閉弁25付きのブロ
ー用空気管26の他端を、上記各空気吹き出し器4の蓋
板16にそれぞれ分岐させて接続し、空気吹き出し器4
内に導いた圧縮空気27を各空気吹き出し口14よりブ
ローさせられるようにする。
【0019】上記のようにして空気吹き出し器4を設置
した船舶の場合、巡航速度での航行時に、ブロワ20を
電動機19で駆動して、加圧空気17を空気送給管22
を通し空気吹き出し器4内に導き、各空気吹き出し口1
4より水中へ吹き出させるようにすると、発生した微小
気泡18が船尾や船底へ向かう流線3に沿って流れるた
め、船体1の浸水部表面を微小気泡で覆うことができ、
船体1の摩擦抵抗を低減することができる。
した船舶の場合、巡航速度での航行時に、ブロワ20を
電動機19で駆動して、加圧空気17を空気送給管22
を通し空気吹き出し器4内に導き、各空気吹き出し口1
4より水中へ吹き出させるようにすると、発生した微小
気泡18が船尾や船底へ向かう流線3に沿って流れるた
め、船体1の浸水部表面を微小気泡で覆うことができ、
船体1の摩擦抵抗を低減することができる。
【0020】一方、定期的、あるいは、停泊時に、ブロ
ワ20系の空気送給管22の流量調整弁21を閉じ、コ
ンプレッサ24系のブロー用空気管26の開閉弁25を
開き、電動機23によってコンプレッサ24を駆動させ
るようにすると、コンプレッサ24にて圧縮された圧縮
空気27がブロー用空気管26を通り空気吹き出し器4
内に導かれ、各空気吹き出し口14よりブローされるた
め、空気吹き出し口14が清掃されることになる。
ワ20系の空気送給管22の流量調整弁21を閉じ、コ
ンプレッサ24系のブロー用空気管26の開閉弁25を
開き、電動機23によってコンプレッサ24を駆動させ
るようにすると、コンプレッサ24にて圧縮された圧縮
空気27がブロー用空気管26を通り空気吹き出し器4
内に導かれ、各空気吹き出し口14よりブローされるた
め、空気吹き出し口14が清掃されることになる。
【0021】本発明においては、船側外板1aの窓孔6
に溶接した空気吹き出し器本体枠7の前端突出部を船側
外板1aの湾曲表面に沿わせて切断し、切断後の空気吹
き出し器本体枠7の前端開口部に多孔板9を取り付ける
ようにしたので、平板状の多孔板9を船側外板1aの表
面とほぼ面一の状態に容易に組み付けることができる。
このため、発生した微小気泡18は淀み点を作ることな
く流線3に乗って円滑に流される。又、各空気吹き出し
器4の蓋板16は同一面内で並ぶように設定してあるた
め、空気送給管22やブロー用空気管26を蓋板16に
接続する作業を画一的に容易に行うことができる。
に溶接した空気吹き出し器本体枠7の前端突出部を船側
外板1aの湾曲表面に沿わせて切断し、切断後の空気吹
き出し器本体枠7の前端開口部に多孔板9を取り付ける
ようにしたので、平板状の多孔板9を船側外板1aの表
面とほぼ面一の状態に容易に組み付けることができる。
このため、発生した微小気泡18は淀み点を作ることな
く流線3に乗って円滑に流される。又、各空気吹き出し
器4の蓋板16は同一面内で並ぶように設定してあるた
め、空気送給管22やブロー用空気管26を蓋板16に
接続する作業を画一的に容易に行うことができる。
【0022】なお、上記実施の形態では、空気送給管2
2やブロー用空気管26の接続作業の画一化を図るため
に、各空気吹き出し器本体枠7を平行に並べて蓋板16
を同一面上に位置させるようにした場合を示したが、こ
れらは必要不可欠なことではないこと、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
2やブロー用空気管26の接続作業の画一化を図るため
に、各空気吹き出し器本体枠7を平行に並べて蓋板16
を同一面上に位置させるようにした場合を示したが、こ
れらは必要不可欠なことではないこと、その他本発明の
要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得るこ
とは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の摩擦抵抗低減
船における微小空気発生用空気吹き出し器の設置方法に
よれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 船首部の船側外板の所要位置に窓孔を開口させ、該
窓孔に、前端部が船側外板から所要量突出するように空
気吹き出し器本体枠を嵌め込んで、該空気吹き出し器本
体枠を上記窓孔の縁に溶接し、次に、上記空気吹き出し
器本体枠の船側外板外方への突出部を船側外板の表面形
状に沿わせて切断し、次いで、該突出部切断後の空気吹
き出し器本体枠の前端開口部の内側周縁に、多孔板ホル
ダーを溶接し、しかる後、多数の空気吹き出し口を平板
に穿設してなる多孔板を、空気吹き出し器本体枠の前端
開口部内に嵌め入れて、上記多孔板ホルダーにパッキン
を介してボルトにより取り付け、更に、空気吹き出し器
本体枠の後端開口部に蓋板を取り付けて空気吹き出し器
とするようにしたので、平板状の多孔板を船側外板の表
面とほぼ面一に組み付けることができ、曲率が違う位置
でも容易に組み付けることができて、微小気泡を効率よ
く発生させることができる。 (2) 複数の空気吹き出し器を互いに平行に配置し、且つ
該各空気吹き出し器の蓋板が同一面内に並ぶようにする
ことにより、空気送給管やブロー用空気管等の配管の接
続作業を画一的に行うことができる。
船における微小空気発生用空気吹き出し器の設置方法に
よれば、次の如き優れた効果を発揮する。 (1) 船首部の船側外板の所要位置に窓孔を開口させ、該
窓孔に、前端部が船側外板から所要量突出するように空
気吹き出し器本体枠を嵌め込んで、該空気吹き出し器本
体枠を上記窓孔の縁に溶接し、次に、上記空気吹き出し
器本体枠の船側外板外方への突出部を船側外板の表面形
状に沿わせて切断し、次いで、該突出部切断後の空気吹
き出し器本体枠の前端開口部の内側周縁に、多孔板ホル
ダーを溶接し、しかる後、多数の空気吹き出し口を平板
に穿設してなる多孔板を、空気吹き出し器本体枠の前端
開口部内に嵌め入れて、上記多孔板ホルダーにパッキン
を介してボルトにより取り付け、更に、空気吹き出し器
本体枠の後端開口部に蓋板を取り付けて空気吹き出し器
とするようにしたので、平板状の多孔板を船側外板の表
面とほぼ面一に組み付けることができ、曲率が違う位置
でも容易に組み付けることができて、微小気泡を効率よ
く発生させることができる。 (2) 複数の空気吹き出し器を互いに平行に配置し、且つ
該各空気吹き出し器の蓋板が同一面内に並ぶようにする
ことにより、空気送給管やブロー用空気管等の配管の接
続作業を画一的に行うことができる。
【図1】本発明の摩擦抵抗低減船における微小気泡発生
用空気吹き出し器の設置方法の実施の一形態を示すもの
で、(イ)は船体船首部の概略側面図、(ロ)は(イ)
のA−A線矢視図である。
用空気吹き出し器の設置方法の実施の一形態を示すもの
で、(イ)は船体船首部の概略側面図、(ロ)は(イ)
のA−A線矢視図である。
【図2】図1(イ)のB−B線矢視で、(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)は空気吹き出し器の具体的な設置手順を示
す概要図である。
(ハ)(ニ)は空気吹き出し器の具体的な設置手順を示
す概要図である。
1 船体 1a 船側外板 4 空気吹き出し器 6 窓孔 7 空気吹き出し器本体枠 8 多孔板ホルダー 9 多孔板 10 スタッドボルト(ボルト) 11 パッキン 13 平板 14 空気吹き出し口 16 蓋板
Claims (2)
- 【請求項1】 船首部の船側外板の所要位置に窓孔を開
口させ、該窓孔に、前端部が船側外板から所要量突出す
るように空気吹き出し器本体枠を嵌め込んで、該空気吹
き出し器本体枠を上記窓孔の縁に溶接し、次に、上記空
気吹き出し器本体枠の船側外板外方への突出部を船側外
板の表面形状に沿わせて切断し、次いで、該突出部切断
後の空気吹き出し器本体枠の前端開口部の内側周縁に、
多孔板ホルダーを溶接し、しかる後、多数の空気吹き出
し口を平板に穿設してなる多孔板を、空気吹き出し器本
体枠の前端開口部内に嵌め入れて、上記多孔板ホルダー
にパッキンを介してボルトにより取り付け、更に、空気
吹き出し器本体枠の後端開口部に蓋板を取り付けて空気
吹き出し器とするようにした摩擦抵抗低減船における微
小気泡発生用空気吹き出し器の設置方法。 - 【請求項2】 複数の空気吹き出し器を互いに平行に配
置し、且つ該各空気吹き出し器の蓋板が同一面内に並ぶ
ようにした摩擦抵抗低減船における微小気泡発生用空気
吹き出し器の設置方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201012A JPH1029586A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 摩擦抵抗低減船における微小気泡発生用空気吹き出し器の設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201012A JPH1029586A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 摩擦抵抗低減船における微小気泡発生用空気吹き出し器の設置方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029586A true JPH1029586A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16434029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8201012A Pending JPH1029586A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 摩擦抵抗低減船における微小気泡発生用空気吹き出し器の設置方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1029586A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010058612A1 (ja) * | 2008-11-21 | 2010-05-27 | 三菱重工業株式会社 | 船体摩擦抵抗低減装置 |
| CN108177724A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-06-19 | 中船重工船舶设计研究中心有限公司 | 一种用于气层减阻技术的稳压腔结构及安装方法 |
| KR20210132859A (ko) * | 2020-04-28 | 2021-11-05 | 대우조선해양 주식회사 | 선박의 공기윤활시스템 공기분사장치 |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8201012A patent/JPH1029586A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010058612A1 (ja) * | 2008-11-21 | 2010-05-27 | 三菱重工業株式会社 | 船体摩擦抵抗低減装置 |
| JP2010120610A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 船体摩擦抵抗低減装置 |
| CN102224064A (zh) * | 2008-11-21 | 2011-10-19 | 三菱重工业株式会社 | 船体摩擦阻力降低装置 |
| US8516970B2 (en) | 2008-11-21 | 2013-08-27 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Device for reducing frictional resistance of ship body |
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