JPH10296329A - コンパクトコイルの製造方法 - Google Patents
コンパクトコイルの製造方法Info
- Publication number
- JPH10296329A JPH10296329A JP10505397A JP10505397A JPH10296329A JP H10296329 A JPH10296329 A JP H10296329A JP 10505397 A JP10505397 A JP 10505397A JP 10505397 A JP10505397 A JP 10505397A JP H10296329 A JPH10296329 A JP H10296329A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- lubricant
- compact
- compact coil
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 線材の繰出しが安定して良好に行えるコンパ
クトコイルの製造方法を提供する。 【解決手段】 伸線機12から製出される線材13をコンパ
クトに巻取るコンパクトコイル17の製造方法において、
伸線後、巻取るまでの間で線材13に潤滑剤を塗布する。 【効果】 線材13に潤滑剤が塗布されているため、線材
13を繰出す際、線材13同士が滑って絡み合うことがなく
線材13の繰出しが安定して良好に行え生産性が向上す
る。
クトコイルの製造方法を提供する。 【解決手段】 伸線機12から製出される線材13をコンパ
クトに巻取るコンパクトコイル17の製造方法において、
伸線後、巻取るまでの間で線材13に潤滑剤を塗布する。 【効果】 線材13に潤滑剤が塗布されているため、線材
13を繰出す際、線材13同士が滑って絡み合うことがなく
線材13の繰出しが安定して良好に行え生産性が向上す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線材の繰出しが安定
して良好に行えるコンパクトコイルの製造方法に関す
る。
して良好に行えるコンパクトコイルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】銅荒引線の伸線加工は、図4に示すよう
に、アンコイラー11から繰出される荒引線10を伸線機12
により1〜3mmφの線材13に伸線し、次いで通電加熱器
14により焼鈍したのち、分解スプーラー16にコンパクト
に巻取られる。分解スプーラーに巻取られた線材は、図
2(イ)〜(ト)に示すように、コンパクトコイル17を
金属バンド18で結束後(図2イ)、反転し(図2ロ)、
分解スプーラー16を撤去し(図2ハ)、コンパクトコイ
ル17を吊り具19で吊りだし(図2ニ)、吊った状態で下
方部をフィルム20で包装後(図2ホ)、台座21に載せて
上部を包装し(図2ヘ)、必要に応じ外周カバー21を掛
けスポンジ22で固定して(図2ト)、出荷または保管さ
れる。図2(ニ)の状態で別の伸線機に運ばれそのまま
細線に伸線される場合もある。このコンパクトコイル17
は、スプールなどの支持体を具備せず、しかも線材占積
率を70%以上にできるため、軽量小型であり、特に銅
線などの製品形態として普及し始めている。
に、アンコイラー11から繰出される荒引線10を伸線機12
により1〜3mmφの線材13に伸線し、次いで通電加熱器
14により焼鈍したのち、分解スプーラー16にコンパクト
に巻取られる。分解スプーラーに巻取られた線材は、図
2(イ)〜(ト)に示すように、コンパクトコイル17を
金属バンド18で結束後(図2イ)、反転し(図2ロ)、
分解スプーラー16を撤去し(図2ハ)、コンパクトコイ
ル17を吊り具19で吊りだし(図2ニ)、吊った状態で下
方部をフィルム20で包装後(図2ホ)、台座21に載せて
上部を包装し(図2ヘ)、必要に応じ外周カバー21を掛
けスポンジ22で固定して(図2ト)、出荷または保管さ
れる。図2(ニ)の状態で別の伸線機に運ばれそのまま
細線に伸線される場合もある。このコンパクトコイル17
は、スプールなどの支持体を具備せず、しかも線材占積
率を70%以上にできるため、軽量小型であり、特に銅
線などの製品形態として普及し始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このコンパクトコイル
の線材をさらに細線に伸線加工する場合、このコンパク
トコイルは、図3に示すように、縦に配置し、コンパク
トコイル17の内側から線材13を繰出して伸線機(図示せ
ず)に供給する。ここで線材は巻かれた位置からそのま
ま上方に繰出されるのではなく、一旦コイル底部に落下
し、その後コイル上方に繰出されていく。このとき、後
方の線材が先にコイル底部に落下することがあり、そう
したとき線材同士が絡み合って線材の繰出しが良好に行
えなくなり、生産性が阻害されるという問題がある。本
発明の目的は、線材の繰出しが安定して良好に行えるコ
ンパクトコイルの製造方法を提供することにある。
の線材をさらに細線に伸線加工する場合、このコンパク
トコイルは、図3に示すように、縦に配置し、コンパク
トコイル17の内側から線材13を繰出して伸線機(図示せ
ず)に供給する。ここで線材は巻かれた位置からそのま
ま上方に繰出されるのではなく、一旦コイル底部に落下
し、その後コイル上方に繰出されていく。このとき、後
方の線材が先にコイル底部に落下することがあり、そう
したとき線材同士が絡み合って線材の繰出しが良好に行
えなくなり、生産性が阻害されるという問題がある。本
発明の目的は、線材の繰出しが安定して良好に行えるコ
ンパクトコイルの製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
伸線機から製出される線材をコンパクトに巻取るコンパ
クトコイルの製造方法において、伸線後、巻取るまでの
間で線材に潤滑剤を塗布することを特徴とするコンパク
トコイルの製造方法である。
伸線機から製出される線材をコンパクトに巻取るコンパ
クトコイルの製造方法において、伸線後、巻取るまでの
間で線材に潤滑剤を塗布することを特徴とするコンパク
トコイルの製造方法である。
【0005】請求項2記載の発明は、線材が銅または銅
合金線材であることを特徴とする請求項1記載のコンパ
クトコイルの製造方法である。
合金線材であることを特徴とする請求項1記載のコンパ
クトコイルの製造方法である。
【0006】請求項3記載の発明は、潤滑剤が油分を3
〜10wt%含有する潤滑剤であることを特徴とする請求
項1または2記載のコンパクトコイルの製造方法であ
る。
〜10wt%含有する潤滑剤であることを特徴とする請求
項1または2記載のコンパクトコイルの製造方法であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、伸線後の線材に潤滑剤
を塗布したのち巻取るので、コンパクトコイルから線材
を繰出す際に、後方の線材が先にコイル底部に落下した
場合でも、線材同士が滑って絡み合うことがなく、線材
の繰出しが安定して良好に行える。本発明は、任意の線
材に適用して有効であるが、特に銅又は銅合金線材にお
いて、その効果が十分に発揮される。潤滑剤は均一に塗
布するのが望ましく、その方法としては、潤滑剤をスプ
レイで塗布する方法、線材をフェルトで挟みフェルトに
潤滑剤を点滴補給する方法などが適用できる。本発明で
は、塗布する潤滑剤は線材同士の滑りを良くするもので
あれば、防錆油、アニオン系油などを含む任意の潤滑剤
が使用できる。潤滑剤中の油分濃度は3〜10wt%のも
のが塗布が均一にできて望ましい。
を塗布したのち巻取るので、コンパクトコイルから線材
を繰出す際に、後方の線材が先にコイル底部に落下した
場合でも、線材同士が滑って絡み合うことがなく、線材
の繰出しが安定して良好に行える。本発明は、任意の線
材に適用して有効であるが、特に銅又は銅合金線材にお
いて、その効果が十分に発揮される。潤滑剤は均一に塗
布するのが望ましく、その方法としては、潤滑剤をスプ
レイで塗布する方法、線材をフェルトで挟みフェルトに
潤滑剤を点滴補給する方法などが適用できる。本発明で
は、塗布する潤滑剤は線材同士の滑りを良くするもので
あれば、防錆油、アニオン系油などを含む任意の潤滑剤
が使用できる。潤滑剤中の油分濃度は3〜10wt%のも
のが塗布が均一にできて望ましい。
【0008】本発明方法を図を参照して具体的に説明す
る。図1は本発明方法の実施の形態を示す工程説明図で
ある。荒引線10をアンコイラー11から繰出し、伸線機12
により1〜3mmφの線材13に伸線し、次いで通電加熱器
14により焼鈍したのち、線材13の表面に潤滑剤を潤滑剤
塗布器15により塗布し、その後、分解スプーラー16にコ
ンパクトに巻取る。潤滑剤の塗布位置は伸線機12と分解
スプーラー16の間であれば任意である。
る。図1は本発明方法の実施の形態を示す工程説明図で
ある。荒引線10をアンコイラー11から繰出し、伸線機12
により1〜3mmφの線材13に伸線し、次いで通電加熱器
14により焼鈍したのち、線材13の表面に潤滑剤を潤滑剤
塗布器15により塗布し、その後、分解スプーラー16にコ
ンパクトに巻取る。潤滑剤の塗布位置は伸線機12と分解
スプーラー16の間であれば任意である。
【0009】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。 (実施例)線径8mmの銅荒引線を図1に示す工程に従
って連続伸線および焼鈍を順に施し、焼鈍後の銅線材13
に潤滑剤を塗布して分解スプーラー16にコンパクトに巻
取った。素線径、伸線速度、伸線長さ、潤滑剤、コンパ
クトコイル形状を種々に変化させた。コンパクトコイル
は各条件毎に10個づつ巻取った。潤滑剤は線材をフェ
ルトで挟みフェルトに潤滑剤を点滴補給する方法により
塗布した。
る。 (実施例)線径8mmの銅荒引線を図1に示す工程に従
って連続伸線および焼鈍を順に施し、焼鈍後の銅線材13
に潤滑剤を塗布して分解スプーラー16にコンパクトに巻
取った。素線径、伸線速度、伸線長さ、潤滑剤、コンパ
クトコイル形状を種々に変化させた。コンパクトコイル
は各条件毎に10個づつ巻取った。潤滑剤は線材をフェ
ルトで挟みフェルトに潤滑剤を点滴補給する方法により
塗布した。
【0010】(従来例)焼鈍後の線材の表面に潤滑剤を
塗布しなかった他は、実施例と同じ方法によりコンパク
トコイルを製造した。
塗布しなかった他は、実施例と同じ方法によりコンパク
トコイルを製造した。
【0011】巻取った各々のコンパクトコイルから分解
スプーラーを撤去し、コンパクトコイルを縦に配置し、
その内側から線材を繰出し(図3参照)、そのときの線
材の絡みの発生回数を調べた。結果を表1に示す。
スプーラーを撤去し、コンパクトコイルを縦に配置し、
その内側から線材を繰出し(図3参照)、そのときの線
材の絡みの発生回数を調べた。結果を表1に示す。
【0012】
【表1】 (注)絡み発生回数について、例えば、No.4の *4−5は絡みが4コイルに発生 し、そのうち3コイルは絡みが各1回ずつ、1コイルは絡みが2回発生し、絡み の総発生回数が5回になったことを示す。
【0013】表1より明らかなように、本発明例のNo.1
〜3 はいずれも絡みが発生せず線材を安定して良好に繰
出すことができ、高い生産性が得られた。これに対し従
来例のNo.4〜6 ではいずれも絡みが発生した。これは線
材に潤滑剤を塗布しなかったためである。
〜3 はいずれも絡みが発生せず線材を安定して良好に繰
出すことができ、高い生産性が得られた。これに対し従
来例のNo.4〜6 ではいずれも絡みが発生した。これは線
材に潤滑剤を塗布しなかったためである。
【0014】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明により製造
されたコンパクトコイルは、線材に潤滑剤が塗布されて
いるため、線材を繰出す際、線材同士が滑って絡み合う
ことがない。従って、線材が安定して良好に繰出され生
産性が向上する。
されたコンパクトコイルは、線材に潤滑剤が塗布されて
いるため、線材を繰出す際、線材同士が滑って絡み合う
ことがない。従って、線材が安定して良好に繰出され生
産性が向上する。
【図1】本発明のコンパクトコイル製造方法の例を示す
工程説明図である。
工程説明図である。
【図2】巻取り後スプーラーを分解撤去してコンパクト
コイルを取出す工程説明図(イ〜ト)である。
コイルを取出す工程説明図(イ〜ト)である。
【図3】コンパクトコイルから線材を繰出す状況の説明
図である。
図である。
【図4】従来のコンパクトコイル製造方法の工程説明図
である。
である。
10 荒引線 11 アンコイラー 12 伸線機 13 線材 14 通電加熱器 15 潤滑剤塗布器 16 分解スプーラー 17 コンパクトコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C10N 40:24 40:32
Claims (3)
- 【請求項1】 伸線機から製出される線材をコンパクト
に巻取るコンパクトコイルの製造方法において、伸線
後、巻取るまでの間で線材に潤滑剤を塗布することを特
徴とするコンパクトコイルの製造方法。 - 【請求項2】 線材が銅または銅合金線材であることを
特徴とする請求項1記載のコンパクトコイルの製造方
法。 - 【請求項3】 潤滑剤が油分を3〜10wt%含有する潤
滑剤であることを特徴とする請求項1または2記載のコ
ンパクトコイルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10505397A JPH10296329A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | コンパクトコイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10505397A JPH10296329A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | コンパクトコイルの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10296329A true JPH10296329A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14397254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10505397A Pending JPH10296329A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | コンパクトコイルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10296329A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010184272A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 銅又は銅合金の荒引線 |
| CN103920747A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-16 | 江苏金奕达铜业股份有限公司 | 多功能铜线拉伸装置 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10505397A patent/JPH10296329A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010184272A (ja) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 銅又は銅合金の荒引線 |
| CN103920747A (zh) * | 2014-05-05 | 2014-07-16 | 江苏金奕达铜业股份有限公司 | 多功能铜线拉伸装置 |
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