JPH10297435A - 車両保安管理システム - Google Patents

車両保安管理システム

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JPH10297435A
JPH10297435A JP11306197A JP11306197A JPH10297435A JP H10297435 A JPH10297435 A JP H10297435A JP 11306197 A JP11306197 A JP 11306197A JP 11306197 A JP11306197 A JP 11306197A JP H10297435 A JPH10297435 A JP H10297435A
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JP
Japan
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vehicle
user
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security management
security
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Withdrawn
Application number
JP11306197A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Takeshita
和幸 竹下
Masahiko Ikeda
雅彦 池田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗証番号照会処理を車両側で実行し、車両の
破壊や防犯システムへの侵入を感知してホストコンピュ
ータに報知すること。 【解決手段】 入力された入力番号情報12aと暗証番
号情報11aとの照合を行い、不一致と判定した場合に
不正アクセス生起信号13bを無線回線を介してユーザ
端末装置20又はセンター端末装置30に伝達し、又不
利益行為を車両が被ったと判定した場合に被害生起信号
17aを無線回線又は有線回線を介してユーザ端末装置
20に伝達する車載の車両側保安装置10と、不正アク
セス生起信号13bを受け取った旨の警報表示を行い、
有線回線に接続された状態で車両の運行管理情報18a
を収集して車両運行履歴情報25aとしてユーザ側IC
メモリカード24に保存するユーザ端末装置20と、不
正アクセス生起信号13bの受信した旨を報知するセン
ター端末装置30を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック、乗用
車、ローリー等の車両の保安管理を行うシステムに関
し、特に、バス、タクシー等の客送迎車両やトラック、
ローリー等の運搬車両の様な保安管理と運行管理の両方
を中央管理センターが一元的に実行するような管理シス
テムに関する。
【0002】具体的には、トラック、ローリー等の運搬
車両や、バス、タクシー等の客送迎車両を盗難等の不正
稼働から保護する保安管理と共に、運搬車両側や客送迎
車両で蓄積される電子式タコメータからのエンジン回転
数、走行距離、走行速度等の運行情報や、タイヤの空気
圧、油圧、水温、積載重量等の車両情報を中央管理セン
ター側に収集し、無駄な運転状態や危険な運転状態をチ
ェックして効率的で且つ安全な運行を指導するための運
行管理を主目的とする管理システムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来この種の車両保安管理システムAと
しては、例えば、特開昭6−44485号公報(発明の
名称:車両における保安管理方式、出願日:1992年
7月6日、出願人:日本電気株式会社)に示すようなも
のがある(図5参照)。
【0004】すなわち、従来の車両保安管理システムA
は、複数の車両1と管理センター側に設けられたホスト
コンピュータ2との間で通信が実行されて車両1の保安
状態が管理されるものであった。具体的には、車両1を
稼働させる際に暗証番号を入力(図中の[暗証番号入
力])すると、そのデータが無線により送信(図中の
[無線で通信])される。一元管理を実行しているホス
トコンピュータ2は、送信されてきたデータを受信し、
予め暗証番号表に登録されている暗証番号との正当性を
判断(図中の[暗証番号照会])し、条件を満たしたと
きに稼働準備完了のデータを車両1に返信し、条件に合
わないときは車両稼働不可のデータを車両1に返信して
車両の稼働を停止させる処理、ホストコンピュータ2側
で車両1の不正使用を認識する処理、及び現在稼働中の
車両を現稼働車両表に登録する処理(図中の[登録])
を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両保安管理システムAでは、車両1は、暗
証番号照会時にホストコンピュータ2から稼働準備完了
のデータが返信されなければ稼働可能となれないという
技術的課題があった。例えば、ホストコンピュータ2が
停止状態にある場合には、車両1は稼働不可能となって
しまうという技術的課題があった。
【0006】又、防犯装置の正常稼働状態を妨害するよ
うな不正行為(例えば、防犯監視センサの破壊や防犯シ
ステムへの侵入)が生起している場合にホストコンピュ
ータ2はこの様な不正行為を感知することが難しいとい
う技術的課題があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題としており、特に、暗証番号情報を予め
設定して保持するための暗証番号管理手段と、車両を稼
働させる際に、車両の保安を図るための暗証番号にかか
る番号の入力を指示する暗証入力要求手段と、暗証入力
要求手段で入力された入力番号情報に応じて入力番号情
報と暗証番号情報との照合を行い一致すると判定した場
合に保安解除信号を生成し不一致と判定した場合に不正
アクセス生起信号を生成する照合手段と、不正アクセス
生起信号を無線回線を介して車両の管理者に伝達する車
両側無線通信手段と、車両に対する保安解除信号に応じ
て車両のセキュリティ管理状態の解除を行って車両の稼
働を可能にする制御を実行し暗証一致信号に応じて車両
のセキュリティ管理状態を維持して車両の稼働を禁止す
る制御を実行する保安管理手段と、車両においてセキュ
リティ管理を要する少なくとも1つ以上の監視箇所に設
けられ監視内容に応じた監視情報を生成する少なくとも
1種類以上の防犯監視センサと、汚損、傷害、破損、又
はシステム若しくは車両への不正侵入にかかる不利益行
為を車両が被ったと監視情報に基づいて判定した場合に
被害生起信号を生成する不利益行為防止手段と、被害生
起信号、被害状況信号、暗証番号情報、監視情報、保安
解除信号又は不正アクセス生起信号を有線回線を介して
外部に出力するための車両側有線通信手段を有する車両
側保安装置、車両側有線通信手段を介して保安管理手段
に非同期にアクセス可能なユーザ側有線通信手段を有
し、不正アクセス生起信号をユーザ側有線通信手段を介
して非同期に受け取った際に入力番号情報と暗証番号情
報とに不一致が車両側に生起した旨の警報表示を行うユ
ーザ側モニタリング手段と、有線回線に接続された状態
で、車両の運行管理情報を収集して車両運行履歴情報と
してユーザ側ICメモリカードに保存するユーザ側運行
履歴管理手段を有するユーザ端末装置、及び中央管理セ
ンター側に設けられ車両側無線通信手段から不正アクセ
ス生起信号を無線回線を介して受け取るセンター側無線
通信手段、センター側無線通信手段を介してユーザ側I
Cメモリカードにアクセス可能であってセキュリティ管
理履歴情報を無線回線を介して受け取った際に不利益行
為を車両が被った旨の警報表示を行うセンター側無線通
信手段、ユーザ側ICメモリカードからのセキュリティ
管理履歴情報を無線回線を介して受け取った際に汚損、
傷害、破損又は不正侵入にかかる不利益行為の内容に対
応した被害状況を中央管理センター側に表示するセンタ
ー側モニタリング手段を有し、不正アクセス生起信号の
受信に応じて入力番号情報と暗証番号情報とに不一致が
車両側に生起した旨を報知する複数の車両の運行管理や
保安管理を一元的に実行するセンター端末装置を設ける
ことにより、従来中央管理センターのホストコンピュー
タで一元的に行われていた暗証番号照会処理に代えて、
車両側で暗証番号照会処理を実行し正当な暗証番号が入
力されたときのみ車両の稼働を許可する分散処理型の暗
証番号照会機能を実現し、ホストコンピュータの稼働状
況によ存することなく車両を稼働可能に制御する車両保
安管理システムを提供することを目的としている。
【0008】更に、防犯監視センサの破壊や防犯システ
ムへの侵入防犯装置の正常稼働状態を妨害するような不
正行為の生起を感知してホストコンピュータに不正行為
の生起及びその内容を報知できる車両保安管理システム
を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、車両に搭載され、車両の保安管理を行う車両側保安
装置10を有し、前記車両側保安装置10は、暗証番号
情報11aを予め設定して保持するための暗証番号管理
手段11と、車両を稼働させる際に、車両の保安を図る
ための暗証番号にかかる番号の入力を指示する暗証入力
要求手段12と、前記暗証入力要求手段12で入力され
た入力番号情報12aに応じて当該入力番号情報12a
と前記暗証番号情報11aとの照合を行い、一致すると
判定した場合に保安解除信号13aを生成し、不一致と
判定した場合に不正アクセス生起信号13bを生成する
照合手段13と、前記不正アクセス生起信号13bを無
線回線を介して車両の管理者に伝達する車両側無線通信
手段14と、車両に対する前記保安解除信号13aに応
じて車両のセキュリティ管理状態の解除を行って車両の
稼働を可能にする制御を実行し、前記暗証一致信号に応
じて車両のセキュリティ管理状態を維持して車両の稼働
を禁止する制御を実行する保安管理手段15を有するこ
とを特徴とする車両保安管理システム40である。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、従来中央
管理センターのホストコンピュータで一元的に行われて
いた暗証番号照会処理に代えて、暗証番号管理手段11
を介して入力された暗証番号に対して車両側に設けられ
た照合手段13で暗証番号照会処理を実行し、保安管理
手段15を用いて正当な暗証番号が入力されたときのみ
車両の稼働を許可し、ホストコンピュータの稼働状況に
よ存することなく車両を稼働可能に制御する分散処理型
の暗証番号照会機能を実現できるようになる。その結
果、運搬車両や客送迎車両を盗難等の不正稼働から保護
する管理を車両毎に分散処理できるようになるといった
効果を奏する。
【0011】更に、照合手段13を用いて不正アクセス
行為の生起を感知し、ホストコンピュータに車両側無線
通信手段14を用いて報知できるようになるといった効
果を奏する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両保安管理システム40において、前記車両側保安
装置10は、車両においてセキュリティ管理を要する少
なくとも1つ以上の監視箇所に設けられ、監視内容に応
じた監視情報16a1,…,16anを生成する少なくと
も1種類以上の防犯監視センサ161,…,16nと、汚
損、傷害、破損、又はシステム若しくは車両への不正侵
入にかかる不利益行為を車両が被ったと前記監視情報1
6a1,…,16anに基づいて判定した場合に被害生起
信号17aを生成する不利益行為防止手段17を有する
ことを特徴とする車両保安管理システム40である。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、防犯監視センサ161,…,1
6nの破壊や防犯システムへの侵入防犯装置の正常稼働
状態を妨害するような不正行為の生起を照合手段13及
び不利益行為防止手段17を用いて感知してホストコン
ピュータに不正行為の生起にかかる被害生起信号17a
を車両側無線通信手段14を用いて報知できるようにな
るといった効果を奏する。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の車両保安管理システム40において、前記不利益行為
防止手段17は、不利益行為の内容を前記監視情報16
a1,…,16anに基づいて解析し当該解析結果に基づ
いて特定した不利益行為の内容に対応した被害状況信号
17bを生成するように構成されていることを特徴とす
る車両保安管理システム40である。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の効果に加えて、防犯監視センサ161,…,1
6nの破壊や防犯システムへの侵入防犯装置の正常稼働
状態を妨害するような不正行為の生起にかかる被害生起
信号17aを照合手段13及び不利益行為防止手段17
を用いて感知し、ホストコンピュータに被害生起信号1
7aに加えて、不利益行為防止手段17が生成する不正
行為の内容にかかる被害状況信号17bを車両側無線通
信手段14に接続された無線回線を用いて報知できるよ
うになるといった効果を奏する。その結果、中央管理セ
ンター側でも不正稼働の生起に対する迅速且つ最適な防
止処理を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の車両保安管理システム40において、前記車両側無線
通信手段14は、前記被害生起信号17a及び前記被害
状況信号17bを回線を介して車両の管理者に伝達する
ように構成されていることを特徴とする車両保安管理シ
ステム40である。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の効果に加えて、防犯監視センサ161,…,1
6nの破壊や防犯システムへの侵入防犯装置の正常稼働
状態を妨害するような不正行為の生起にかかる被害生起
信号17aを照合手段13及び不利益行為防止手段17
を用いて感知し、被害生起信号17a及びそのときの被
害状況信号17bを車両側無線通信手段14に接続され
た無線回線を用いて車両の管理者(例えば、運転者)に
報知できるようになるといった効果を奏する。その結
果、車両の管理者側でも不正稼働の生起に対する迅速且
つ最適な防止処理を実行できるようになるといった効果
を奏する。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の車両保安管理システム40において、前記被害生起信
号17a、前記被害状況信号17b、前記暗証番号情報
11a、前記監視情報16a1,…,16an、前記保安
解除信号13a又は前記不正アクセス生起信号13bを
有線回線を介して外部に出力するための車両側有線通信
手段19を有することを特徴とする車両保安管理システ
ム40である。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、請求項2
に記載の効果に加えて、車両側有線通信手段19を設け
ることにより、被害生起信号17a、被害状況信号17
b、暗証番号情報11a、監視情報16a1,…,16
an、保安解除信号13a又は不正アクセス生起信号1
3bを任意の場所で受信できる汎用性や拡張性に富むマ
ンマシーンインタフェースを実現できるようになるとい
った効果を奏する。その結果、不正稼働の生起に対する
防止処理を任意の管理サイトで迅速且つ最適に実行でき
るようになるといった効果を奏する。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至7
のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40にお
いて、前記暗証入力要求手段12は、ICメモリカード
内のデータにアクセス可能であって、予め当該ICメモ
リカードに電気的に記録されている識別番号を前記入力
番号情報12aとして読み取るように構成されているこ
とを特徴とする車両保安管理システム40である。
【0021】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、ディジタルタコメータ等の電子
式タコメータから得られるエンジン回転数、走行距離、
走行速度等の運行管理情報18aを中央管理センター側
に搬送する手段として既に実用化されているICメモリ
カードを入力番号情報12aの入力手段として流用する
ことができるようになるといった効果を奏する。すなわ
ち、予め暗証番号情報11aを識別番号としてICメモ
リカードに記憶しておくことにより、入力番号情報12
aの入力ミスを回避し、手入力時における暗証番号情報
11aの第三者への漏洩を回避して暗証番号の秘匿性を
保持し、更に、暗証番号情報11aの記憶違いによる車
両の正当な稼働の失敗の回避を実現できるユーザーイン
タフェースを高い信頼性と低いコストをもって実現でき
るようになるといった効果を奏する。
【0022】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40にお
いて、前記暗証番号情報11aは、装置管理者のみが限
定して前記暗証番号情報11aの設定又は変更ができる
ように、当該暗証番号情報11aが装置管理者による正
当な入力か否かをチェックするための管理者識別コード
情報11bを当該暗証番号に付加したデータ構造を有す
ることを特徴とする車両保安管理システム40である。
【0023】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果に加えて、管理者識
別コード情報11bを暗証番号情報11aに付加したデ
ータ構造とすることにより、管理者識別コード情報11
bを用いて入力者のチェックを暗証番号のチェックに加
えて実行でき、暗証番号情報11aが第三者へ漏洩して
しまった場合でも管理者識別コード情報11bと暗証番
号情報11aとが正当に対応づけられたデータ構造でな
い限り車両を稼働できないようにできる結果、暗証番号
の秘匿性を更に高めることができるようになるといった
効果を奏する。
【0024】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40にお
いて、前記暗証番号管理手段11は、前記暗証番号情報
11aの設定又は変更の生起に応じて、前記暗証番号情
報11aのデータ構造に含まれる前記管理者識別コード
情報11bを検索して当該暗証番号情報11aの設定又
は変更の行為が装置管理者による正当な入力行為か否か
をチェックを行い、装置管理者による正当な入力行為で
あると判定した場合に更新許可命令11cを生成し、装
置管理者以外による不等な入力行為であると判定した場
合に更新禁止命令11dを生成する管理者チェック部1
12と、前記更新許可命令11cを受けた際に設定又は
変更にかかる前記暗証番号情報11aを新たに保持し、
前記更新禁止命令11dを受けた際に以前の前記暗証番
号情報11aをそのまま維持する暗証番号記憶部114
を有し、前記保安管理手段15は、車両に対する前記更
新許可命令11cに応じて車両のセキュリティ管理状態
の解除を行って車両の稼働を可能にする制御を実行し、
前記更新禁止命令11dに応じて車両のセキュリティ管
理状態を維持して車両の稼働を禁止する制御を実行する
ように構成されていることを特徴とする車両保安管理シ
ステム40である。
【0025】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果と同様の効果を奏す
る。請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8のいずれ
か一項に記載の車両保安管理システム40において、前
記車両側有線通信手段19を介して前記保安管理手段1
5に非同期にアクセス可能なユーザ側有線通信手段21
を有し、前記不正アクセス生起信号13bを当該ユーザ
側有線通信手段21を介して非同期に受け取った際に前
記入力番号情報12aと前記暗証番号情報11aとに不
一致が車両側に生起した旨の警報表示を行うユーザ側モ
ニタリング手段23が設けられたユーザ端末装置20を
有することを特徴とする車両保安管理システム40であ
る。
【0026】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
乃至8のいずれか一項に記載の効果に加えて、運行管理
情報18aを任意の管理サイトでユーザ端末装置20を
介して非同期に受信できる可搬性に富むマンマシーンイ
ンタフェースを実現できるようになるといった効果を奏
する。その結果、不正稼働に対する防止処理の過程をユ
ーザ端末装置20を介して任意のサイトや任意のタイミ
ングで非同期にモニタリングできるようになるといった
効果を奏する。
【0027】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
8のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40に
おいて、前記車両側有線通信手段19を介して前記不利
益行為防止手段17に非同期にアクセス可能なユーザ側
有線通信手段21が設けられ、前記被害生起信号17a
を当該ユーザ側有線通信手段21を介して非同期に受け
取った際に前記不利益行為を車両が被った旨の警報表示
を行うユーザ側モニタリング手段23が設けられたユー
ザ端末装置20を有することを特徴とする車両保安管理
システム40である。
【0028】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1乃至8のいずれか一項に記載の効果に加えて、運行管
理情報18aを任意の管理サイトで車両側有線通信手段
19を介して非同期に受信し、不利益行為の被害状況を
ユーザ端末装置20を介して任意のサイトや任意のタイ
ミングで非同期にモニタリングできるようになるといっ
た効果を奏する。その結果、迅速且つ適切な対応策を講
じることができ、被害を最小限に止めることができるよ
うになるといった効果を奏する。
【0029】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の車両保安管理システム40において、前記ユーザ
側モニタリング手段23は、前記被害生起信号17aに
加えて前記被害状況信号17bを前記ユーザ側有線通信
手段21を介して非同期に受け取った際に汚損、傷害、
破損又は不正侵入にかかる不利益行為の内容に対応した
被害状況を表示するように構成されていることを特徴と
する車両保安管理システム40である。
【0030】請求項11に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、汚損、傷害、破損又は不利
益行為の内容に対応した被害状況を任意の管理サイトで
ユーザ側モニタリング手段23ををユーザ側モニタリン
グ手段23を介して任意のサイトや任意のタイミングで
非同期にモニタリングできるようになるといった効果を
奏する。その結果、迅速且つ適切な対応策を講じること
ができ、被害を最小限に止めることができるようになる
といった効果を奏する。
【0031】請求項12に記載の発明は、請求項9乃至
11のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40
において、前記ユーザ端末装置20は、無線回線を介し
て前記保安管理手段15に非同期にアクセスするための
ユーザ側無線通信手段22を有し、前記有線回線に未接
続状態であって前記ユーザ側無線通信手段22を介して
前記不正アクセス生起信号13bを非同期に受け取った
際に、前記入力番号情報12aと前記暗証番号情報11
aとに不一致が車両側に生起した旨の警報表示を行うよ
うに構成されていることを特徴とする車両保安管理シス
テム40である。
【0032】請求項12に記載の発明によれば、請求項
9乃至11のいずれか一項に記載の効果に加えて、ユー
ザ端末装置20と車両側保安装置10が有線回線で接続
状態にない場合であっても、不正アクセス生起信号13
bの発生を任意のサイトや任意のタイミングで非同期に
ユーザ側無線通信手段22を介してモニタリングできる
ようになるといった効果を奏する。又暗証番号の不正ア
クセスによる車両稼働禁止制御が実行された際に、ユー
ザ端末装置20と車両側保安装置10が有線回線で接続
状態にない場合であっても、その不正アクセスの生起を
ユーザ側モニタリング手段23を用いて警報表示し管理
者側に明示できるようになるといった効果を奏する。
【0033】請求項13に記載の発明は、請求項9乃至
11のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40
において、前記ユーザ側モニタリング手段23は、前記
有線回線に未接続状態であって前記無線回線を介して接
続され前記ユーザ側無線通信手段22が前記被害生起信
号17aを非同期に受け取った際に、前記不利益行為を
車両が被った旨の警報表示を行うように構成されている
ことを特徴とする車両保安管理システム40である。
【0034】請求項13に記載の発明によれば、請求項
9乃至11のいずれか一項に記載の効果に加えて、ユー
ザ端末装置20と車両側保安装置10が有線回線で接続
状態にない場合であっても、不利益行為の発生を任意の
サイトや任意のタイミングで非同期にユーザ側無線通信
手段22を介してモニタリングできるようになるといっ
た効果を奏する。又ユーザ端末装置20と車両側保安装
置10が有線回線で接続状態にない場合であっても、そ
の不利益行為の被害状況をユーザ側モニタリング手段2
3を用いて警報表示し管理者側に明示できるようになる
といった効果を奏する。
【0035】請求項14に記載の発明は、請求項10に
記載の車両保安管理システム40において、前記ユーザ
側モニタリング手段23は、前記有線回線に未接続状態
であって前記無線回線を介して接続され前記被害生起信
号17aに加えて前記被害状況信号17bを前記ユーザ
側無線通信手段22が非同期に受け取った際に、汚損、
傷害、破損又は不正侵入にかかる不利益行為の内容に対
応した被害状況を表示するように構成されていることを
特徴とする車両保安管理システム40である。
【0036】請求項14に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、ユーザ端末装置20と車両
側保安装置10が有線回線で接続状態にない場合であっ
ても、不利益行為の生起とその被害状況をユーザ側無線
通信手段22及びユーザ側モニタリング手段23を介し
て任意のサイトや任意のタイミングで非同期にモニタリ
ングできるようになるといった効果を奏する。その結
果、迅速且つ適切な対応策を講じることができ、被害を
最小限に止めることができるようになるといった効果を
奏する。
【0037】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の車両保安管理システム40において、前記ユーザ
端末装置20は電気的に挿抜自由なユーザ側ICメモリ
カード24を有し、前記暗証入力要求手段12は、前記
ユーザ側ICメモリカード24内のデータに非同期にア
クセス可能であって、前記ユーザ側有線通信手段21を
介して前記ユーザ側ICメモリカード24が接続された
場合、予め前記ICメモリカードに電気的に記録されて
いる識別番号を優先的に前記入力番号情報12aとして
読み取るように構成されていることを特徴とする車両保
安管理システム40である。
【0038】請求項15に記載の発明によれば、請求項
14に記載の効果に加えて、ディジタルタコメータ等の
電子式タコメータから得られるエンジン回転数、走行距
離、走行速度等の運行管理情報18aを中央管理センタ
ー側に搬送する手段として既に実用化されているICメ
モリカードをユーザ側ICメモリカード24として用
い、このユーザ側ICメモリカード24を入力番号情報
12aの入力手段として兼用することができるようにな
るといった効果を奏する。すなわち、予め暗証番号情報
11aを識別番号としてユーザ側ICメモリカード24
に記憶しておくことにより、入力番号情報12aの入力
ミスを回避し、手入力時における暗証番号情報11aの
第三者への漏洩を回避して暗証番号の秘匿性を保持し、
更に、暗証番号情報11aの記憶違いによる車両の正当
な稼働の失敗の回避を実現できるユーザーインタフェー
スを高い信頼性と低いコストをもって実現できるように
なるといった効果を奏する。
【0039】請求項16に記載の発明は、請求項10に
記載の車両保安管理システム40において、前記ユーザ
側モニタリング手段23は、前記有線回線に接続された
状態で、前記被害生起信号17aに加えて前記被害状況
信号17bを前記ユーザ側無線通信手段22が非同期に
受け取った際に、汚損、傷害、破損又は不正侵入にかか
る不利益行為の内容に対応した被害状況を表示するよう
に構成されていることを特徴とする車両保安管理システ
ム40である。
【0040】請求項16に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、ユーザ端末装置20と車両
側保安装置10が有線回線で接続されている場合、被害
生起信号17aや被害状況信号17bを任意のサイトや
任意のタイミングで非同期にユーザ側無線通信手段22
を介してモニタリングできるようになるといった効果を
奏する。又ユーザ端末装置20と車両側保安装置10が
有線回線で接続された状態で、不利益行為の被害状況を
ユーザ側モニタリング手段23を用いて警報表示し管理
者側に明示できるようになるといった効果を奏する。
【0041】請求項17に記載の発明は、請求項9乃至
16のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40
において、前記ユーザ端末装置20は、前記有線回線に
接続された状態で、車両の運行管理情報18aを収集し
て車両運行履歴情報25aとして前記ユーザ側ICメモ
リカード24に保存するユーザ側運行履歴管理手段25
を有することを特徴とする車両保安管理システム40で
ある。
【0042】請求項17に記載の発明によれば、請求項
9乃至16のいずれか一項に記載の効果に加えて、ユー
ザ側運行履歴管理手段25を設けることにより、ユーザ
端末装置20と車両側保安装置10が有線回線で接続さ
れた状態で車両側保安装置10から時系列に送信されて
くる運行管理情報18aを収集して運行管理情報18a
の履歴(ヒストリー)を車両運行履歴情報25aとして
生成することができるようになるといった効果を奏す
る。その結果、運搬車両側や客送迎車両側で蓄積される
電子式タコメータや各種センサーからのエンジン回転
数、走行距離、走行速度等の運行管理情報18aを中央
管理センター等の任意の場所で受信して収集し、無駄な
運転状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ
安全な運行を指導する車両運行のヒストリー管理が中央
管理センター等の管理サイトで実行できるようになると
いった効果を奏する。
【0043】請求項18に記載の発明は、請求項9乃至
16のいずれか一項に記載の車両保安管理システム40
において、前記ユーザ側モニタリング手段23は、前記
ユーザ側有線通信手段21を介して前記防犯監視センサ
161,…,16nに非同期にアクセス可能であって、前
記ユーザ側有線通信手段21を介して前記監視情報16
a1,…,16anを選択的に収集して車両のセキュリテ
ィ管理の状況を表示するように構成されていることを特
徴とする車両保安管理システム40である。
【0044】請求項18に記載の発明によれば、請求項
9乃至16のいずれか一項に記載の効果に加えて、監視
状況に応じて防犯監視センサ161,…,16nを選択し
て最適な監視情報16a1,…,16anを任意のタイミ
ングで収集できる結果、車両の種類、運行環境に応じた
最適なセキュリティ管理状況のモニタリングができるよ
うになるといった効果を奏する。又、防犯監視センサ1
61,…,16nを選択して最適な運行管理情報18aを
収集して運行管理情報18aの履歴(ヒストリー)を車
両運行履歴情報25aとして生成することができるよう
になるといった効果を奏する。その結果、運搬車両側や
客送迎車両側で蓄積される電子式タコメータや各種セン
サーからのエンジン回転数、走行距離、走行速度等の運
行管理情報18aを中央管理センター等の任意の場所で
受信して収集し、無駄な運転状態や危険な運転状態をチ
ェックして効率的で且つ安全な運行を指導する車両運行
のヒストリー管理が中央管理センター等の管理サイトで
実行できるようになるといった効果を奏する。
【0045】請求項19に記載の発明は、請求項18に
記載の車両保安管理システム40において、前記ユーザ
側モニタリング手段23は、前記有線回線に接続された
状態で選択的に収集した前記監視情報16a1,…,1
6anをセキュリティ管理履歴情報25bとして前記I
Cメモリカードに保存するように構成されていることを
特徴とする車両保安管理システム40である。
【0046】請求項19に記載の発明によれば、請求項
18に記載の効果に加えて、監視状況に応じて防犯監視
センサ161,…,16nを選択して最適な監視情報16
a1,…,16anをICメモリカードに記録できる結
果、任意の時刻におけるセキュリティ管理状況のヒスト
リーを何度でもリプレイして解析することができるよう
になるといった効果を奏する。
【0047】請求項20に記載の発明は、請求項18又
は19に記載の車両保安管理システム40において、中
央管理センター側に設けられ、前記車両側無線通信手段
14から前記不正アクセス生起信号13bを無線回線を
介して受け取るセンター側無線通信手段31を有し、前
記不正アクセス生起信号13bの受信に応じて前記入力
番号情報12aと前記暗証番号情報11aとに不一致が
車両側に生起した旨を報知する複数の車両の運行管理や
保安管理を一元的に実行するセンター端末装置30を有
することを特徴とする車両保安管理システム40であ
る。
【0048】請求項20に記載の発明によれば、請求項
18又は19に記載の効果に加えて、トラック、ローリ
ー等の運搬車両や、バス、タクシー等の客送迎車両等の
複数車両を盗難等の不正稼働から保護する保安管理を一
元処理できるようになるだけでなく、更に、運搬車両側
や客送迎車両側で蓄積される電子式タコメータから得ら
れるエンジン回転数、走行距離、走行速度等の運行情報
や、タイヤの空気圧、油圧、水温、積載重量等の車両情
報を中央管理センター側に一元的に収集し、無駄な運転
状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ安全
な運行を一元的に指導することができるようになるとい
った効果を奏する。
【0049】請求項21に記載の発明は、請求項20に
記載の車両保安管理システム40において、前記センタ
ー端末装置30は、センター側無線通信手段31を介し
て前記ユーザ側ICメモリカード24にアクセス可能で
あって、前記セキュリティ管理履歴情報25bを当該無
線回線を介して受け取った際に前記不利益行為を車両が
被った旨の警報表示を行うセンター側モニタリング手段
32を有することを特徴とする車両保安管理システム4
0である。
【0050】請求項21に記載の発明によれば、請求項
20に記載の効果に加えて、ユーザ側ICメモリカード
24に記憶されているセキュリティ管理履歴情報25b
にアクセスしてトラック、ローリー等の運搬車両や、バ
ス、タクシー等の客送迎車両等の複数車両を盗難等の不
正稼働から保護する保安管理を一元処理できるようにな
るといった効果を奏する。
【0051】請求項22に記載の発明は、請求項21に
記載の車両保安管理システム40において、前記センタ
ー側モニタリング手段32は、前記ユーザ側ICメモリ
カード24からの前記セキュリティ管理履歴情報25b
を当該無線回線を介して受け取った際に汚損、傷害、破
損又は不正侵入にかかる不利益行為の内容に対応した被
害状況を中央管理センター側に表示するように構成され
ていることを特徴とする車両保安管理システム40であ
る。
【0052】請求項22に記載の発明によれば、請求項
21に記載の効果と同様の効果を奏する。
【0053】請求項23に記載の発明は、請求項22に
記載の車両保安管理システム40において、前記センタ
ー側モニタリング手段32は、前記センター側無線通信
部を介して前記ユーザ側ICメモリカード24からの前
記車両運行履歴情報25aを受け取った際に、車両の前
記運行管理情報18aを表示するように構成されている
ことを特徴とする車両保安管理システム40である。
【0054】請求項23に記載の発明によれば、請求項
22に記載の効果に加えて、ユーザ側ICメモリカード
24に記憶されている車両運行履歴情報25aを解析し
て運行管理情報18aを表示し、無駄な運転状態や危険
な運転状態をチェックして効率的で且つ安全な運行を一
元的に指導することができるようになるといった効果を
奏する。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、車両保安管
理システムの一種実施形態を説明する。
【0056】図1は、本発明の車両保安管理システム4
0を構成する車両側保安装置10、携帯端末20及びホ
ストコンピュータ30の接続形態を説明するための図で
ある。
【0057】図1に示す車両保安管理システム40は、
トラック車両、ローリー等の運搬車両や、バス、タクシ
ー等の客送迎車両を盗難等の不正稼働から保護する保安
管理機能を有し、又、運搬車両側や客送迎車両側で蓄積
される電子式タコメータ(所謂、デジタコ)からのエン
ジン回転数、走行距離、走行速度等の運行情報を中央管
理センター側に収集し更に車両に設けられた各種のセン
サからのタイヤの空気圧、エンジンオイルの油圧や油
量、ラジエターの水温や水量、積載重量、センサの不具
合等の車両情報を中央管理センター側に収集して無駄な
運転状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ
安全な運行を指導するための運行管理機能を有するシス
テムであって、車両側保安装置10、ユーザ端末装置2
0及びセンター端末装置30を中心にして構成されてい
る。
【0058】車両側保安装置10は、ユーザ端末装置2
0、センター端末装置30の各々と無線回線によってア
クセス可能な接続形態を有している。
【0059】ユーザ端末装置20は、車両側保安装置1
0から取り外して運転者が携帯することもできるし、有
線回線を構成するケーブルとコネクタを介して車両側保
安装置10に対して電気的に接続することもできる。ユ
ーザ端末装置20が車両側保安装置10に接続されてい
る場合、ユーザ端末装置20からの入力コマンドが優先
されるようにプログラムがされている。本実施形態で
は、ユーザ端末装置20を携帯端末を用いて実現するこ
とが望ましく、又センター端末装置30をマイクロコン
ピュータを中心にして構成されているホストコンピュー
タ30を用いて実現することが望ましい。以降、ユーザ
端末装置20を携帯端末20で代表し、センター端末装
置30をホストコンピュータ30で代表することにす
る。又、有線回線を通信ケーブルで代表し、車両をトラ
ック車両で代表し、無線回線を無線電話回線で代表する
ことにする。
【0060】次に、図面に基づき、車両側保安装置10
の一実施形態を説明する。
【0061】図2は、図1の車両側保安装置10の一実
施形態を機能ブロック図である。
【0062】図2に示す車両側保安装置10は、トラッ
ク車両に搭載され、トラック車両の保安管理を行う機能
を有し、暗証番号管理手段11と暗証入力要求手段12
と照合手段13と車両側無線通信手段14と保安管理手
段15と少なくとも1種類以上の防犯監視センサ16
1,…,16nと不利益行為防止手段17と車両側有線通
信手段19を中心にして構成されている。
【0063】暗証番号管理手段11は、暗証番号情報1
1aを予め設定して保持する機能を有し、具体的には、
メモリとマイクロコンピュータを中心にして構成されて
いることが望ましい。
【0064】ここで、暗証番号情報11aは、装置管理
者のみが限定して暗証番号情報11aの設定又は変更
(すなわち、書き込み)ができるように、暗証番号情報
11aが装置管理者による正当な入力か否かをチェック
するための管理者識別コード情報11bを暗証番号に付
加したデータ構造を有することが望ましい。
【0065】これにより、管理者識別コード情報11b
を暗証番号情報11aに付加したデータ構造とすること
により、管理者識別コード情報11bを用いて入力者の
チェックを暗証番号のチェックに加えて実行でき、暗証
番号情報11aが第三者へ漏洩してしまった場合でも管
理者識別コード情報11bと暗証番号情報11aとが正
当に対応づけられたデータ構造でない限りトラック車両
を稼働できないようにできる結果、暗証番号の秘匿性を
更に高めることができるようになるといった効果を奏す
る。
【0066】ここで、暗証番号管理手段11は、管理者
チェック部112と暗証番号記憶部114を中心にして構
成されている。
【0067】管理者チェック部112は、暗証番号情報
11aの設定又は変更の生起に応じて、暗証番号情報1
1aのデータ構造に含まれる管理者識別コード情報11
bを検索して暗証番号情報11aの設定又は変更の行為
が装置管理者による正当な入力行為か否かをチェックを
行い、装置管理者による正当な入力行為であると判定し
た場合に更新許可命令11cを生成し、装置管理者以外
による不等な入力行為であると判定した場合に更新禁止
命令11dを生成する機能を有し、マイクロコンピュー
タを中心にして構成されていることが望ましい。
【0068】暗証番号記憶部114は、更新許可命令1
1cを受けた際に設定又は変更にかかる暗証番号情報1
1aを新たに保持し、更新禁止命令11dを受けた際に
以前の暗証番号情報11aをそのまま維持する機能を有
し、具体的には、不揮発性メモリを用いることが望まし
い。
【0069】暗証入力要求手段12は、トラック車両を
稼働(例えば、エンジン始動)させる際に、トラック車
両の保安を図るための暗証番号にかかる番号の入力を指
示する機能を有し、マイクロコンピュータを中心にして
構成されていることが望ましい。
【0070】又暗証入力要求手段12は、ユーザ側IC
メモリカード24内のデータにアクセス可能であって、
予めユーザ側ICメモリカード24に電気的に記録され
ている識別番号を入力番号情報12aとして読み取るよ
うに構成されていることが好ましい。
【0071】これにより、ディジタルタコメータ等の電
子式タコメータから得られるエンジン回転数、走行距
離、走行速度等の運行管理情報18aを中央管理センタ
ー側に搬送する手段として既に実用化されているユーザ
側ICメモリカード24を入力番号情報12aの入力手
段として流用することができるようになるといった効果
を奏する。すなわち、予め暗証番号情報11aを識別番
号としてユーザ側ICメモリカード24に記憶しておく
ことにより、入力番号情報12aの入力ミスを回避し、
手入力時における暗証番号情報11aの第三者への漏洩
を回避して暗証番号の秘匿性を保持し、更に、暗証番号
情報11aの記憶違いによるトラック車両の正当な稼働
の失敗の回避を実現できるユーザーインタフェースを高
い信頼性と低いコストをもって実現できるようになると
いった効果を奏する。
【0072】なお、暗証入力要求手段12は、磁気カー
ド内のデータにアクセス可能であって、予め磁気カード
に磁気記録されている識別番号を入力番号情報12aと
して読み取るように構成されていてもよい。この場合、
ユーザ側ICメモリカード24に比べて装置コストが低
く簡便な磁気カードを入力番号情報12aの入力手段と
して流用することができるようになるといった効果を奏
する。すなわち、予め暗証番号情報11aを識別番号と
して磁気カードに記憶しておくことにより、入力番号情
報12aの入力ミスを回避し、手入力時における暗証番
号情報11aの第三者への漏洩を回避して暗証番号の秘
匿性を保持し、更に、暗証番号情報11aの記憶違いに
よるトラック車両の正当な稼働の失敗の回避を実現でき
るユーザーインタフェースを高い信頼性と低いコストを
もって実現できるようになるといった効果を奏する。
又、暗証入力要求手段12は、バーコードで記述された
データにアクセス可能であって、予めバーコードを用い
て記録されている識別番号を入力番号情報12aとして
読み取るように構成されていてもよい。この場合、ユー
ザ側ICメモリカード24や磁気カードに比べて装置コ
ストが低く簡便なバーコードを入力番号情報12aの入
力手段として流用することができるようになるといった
効果を奏する。すなわち、予め暗証番号情報11aを識
別番号としてバーコードに記憶しておくことにより、入
力番号情報12aの入力ミスを回避し、手入力時におけ
る暗証番号情報11aの第三者への漏洩を回避して暗証
番号の秘匿性を高め、更に、暗証番号情報11aの記憶
違いによるトラック車両の正当な稼働の失敗の回避を実
現できるユーザーインタフェースを高い信頼性と低いコ
ストをもって実現できるようになるといった効果を奏す
る。
【0073】暗証入力要求手段12は、入力番号情報1
2aを手入力するためのキーボードを有していてもよ
い。この場合、入力番号情報12aをキーボードから直
接且つ簡便に入力することができるようになるといった
効果を奏する。
【0074】照合手段13は、暗証入力要求手段12で
入力された入力番号情報12aに応じて入力番号情報1
2aと暗証番号情報11aとの照合を行い、一致すると
判定した場合に保安解除信号13aを生成し、不一致と
判定した場合に不正アクセス生起信号13bを生成する
機能を有し、具体的には、マイクロコンピュータを中心
にして構成されていることが望ましい。
【0075】車両側無線通信手段14は、不正アクセス
生起信号13bを無線電話回線を介してトラック車両の
管理者に伝達する機能を有し、前述のマイクロコンピュ
ータで制御可能な無線電話モデムを用いることが望まし
い。以降、車両側無線通信手段14を無線電話モデム1
4で代表することにする。
【0076】この場合無線電話モデム14は、不利益行
為防止手段17の制御下で、被害生起信号17a及び被
害状況信号17bを無線電話回線又は通信ケーブルを介
してトラック車両の管理者に伝達するように構成されて
いることが好ましい。
【0077】これにより、防犯監視センサ161,…,
16nの破壊や防犯システムへの侵入防犯装置の正常稼
働状態を妨害するような不正行為の生起にかかる被害生
起信号17aを照合手段13及び不利益行為防止手段1
7を用いて感知し、被害生起信号17a及びそのときの
被害状況信号17bを無線電話モデム14に接続された
無線電話回線を用いてトラック車両の管理者(例えば、
運転者)に報知できるようになるといった効果を奏す
る。その結果、トラック車両の管理者側でも不正稼働の
生起に対する迅速且つ最適な防止処理を実行できるよう
になるといった効果を奏する。
【0078】又無線電話モデム14は、照合手段13の
制御下で、無線電話回線を介して不正アクセス生起信号
13bをトラック車両の管理者に伝達するように構成さ
れていることが好ましい。
【0079】これにより、誤った暗証番号の入力による
不正アクセスが自トラック車両に生起したことをトラッ
ク車両の管理者に簡便に伝達できるようになるといった
効果を奏する。
【0080】保安管理手段15は、トラック車両に対す
る保安解除信号13aに応じてトラック車両のセキュリ
ティ管理状態(保安管理状態)の解除を行ってトラック
車両の稼働を可能にする制御を実行し、暗証一致信号に
応じてトラック車両のセキュリティ管理状態を維持して
トラック車両の稼働を禁止する制御を実行する機能を有
し、具体的には、マイクロコンピュータを中心にして構
成されていることが望ましい。
【0081】又保安管理手段15は、トラック車両に対
する更新許可命令11cに応じてトラック車両のセキュ
リティ管理状態の解除を行ってトラック車両の稼働を可
能にする制御を実行し、更新禁止命令11dに応じてト
ラック車両のセキュリティ管理状態を維持してトラック
車両の稼働を禁止する制御を実行する機能を有してい
る。
【0082】少なくとも1種類以上設けられている防犯
監視センサ161,…,16nは、トラック車両において
セキュリティ管理(保安管理)を要する少なくとも1つ
以上の監視箇所に設けられ、監視内容に応じた監視情報
16a1,…,16anを生成する機能を有し、具体的に
は、トラック車両の汚損、傷害又は破損に起因する不利
益行為を検知するための振動センサや接近センサやタッ
チセンサ、又はセキュリティシステムやトラック車両の
荷台や運転席への不正侵入に起因する不利益行為を検知
するための赤外線センサ、超音波センサ、振動センサ
等、及びこれらのセンサ出力を識別する電子回路から構
成されていることが望ましい。
【0083】また防犯監視センサ161,…,16nは、
タイヤの空気圧、エンジンオイルの油圧や油量、ラジエ
ターの水温や水量、積載重量、又はセンサの不具合等を
検出して車両情報を生成することもできる。
【0084】不利益行為防止手段17は、汚損、傷害
(例えば、引っ掻き)、破損(例えば、ドアのこじ開け
やタイヤの破損)、又はシステム若しくはトラック車両
の荷台や運転席への不正侵入に起因する不利益行為(ト
ラック車両の盗難や積荷の盗難)をトラック車両が被っ
たと監視情報16a1,…,16anに基づいて判定した
場合に被害生起信号17aを生成する機能を有し、具体
的には、マイクロコンピュータを中心にして構成されて
いることが望ましい。
【0085】これにより、防犯監視センサ161,…,
16nの破壊や防犯システムへの侵入防犯装置の正常稼
働状態を妨害するような不正行為の生起を照合手段13
及び不利益行為防止手段17を用いて感知してホストコ
ンピュータ30に不正行為の生起にかかる被害生起信号
17aを無線電話モデム14を用いて報知できるように
なるといった効果を奏する。
【0086】又不利益行為防止手段17は、不利益行為
の内容を監視情報16a1,…,16anに基づいて解析
し、その解析結果に基づいて特定した不利益行為の内容
に対応した被害状況信号17bを生成するように構成さ
れていることが好ましい。
【0087】これにより、防犯監視センサ161,…,
16nの破壊や防犯システムへの侵入防犯装置の正常稼
働状態を妨害するような不正行為の生起にかかる被害生
起信号17aを照合手段13及び不利益行為防止手段1
7を用いて感知し、ホストコンピュータ30に被害生起
信号17aに加えて、不利益行為防止手段17が生成す
る不正行為の内容にかかる被害状況信号17bを無線電
話モデム14に接続された無線電話回線を用いて報知で
きるようになるといった効果を奏する。その結果、中央
管理センター側でも不正稼働の生起に対する迅速且つ最
適な防止処理を実行できるようになるといった効果を奏
する。
【0088】車両側有線通信手段19は、被害生起信号
17a、被害状況信号17b、暗証番号情報11a、監
視情報16a1,…,16an、保安解除信号13a又は
不正アクセス生起信号13bを通信ケーブルを介して装
置外部に出力する機能を有し、具体的には、有線通信モ
デムを用いることが望ましい。以降、車両側有線通信手
段19を有線通信モデム19で代表することにする。
【0089】この様な有線通信モデム19を設けること
により、被害生起信号17a、被害状況信号17b、暗
証番号情報11a、監視情報16a1,…,16an、保
安解除信号13a又は不正アクセス生起信号13bを任
意の管理サイトで受信できる汎用性や拡張性に富むマン
マシーンインタフェースを実現できるようになるといっ
た効果を奏する。その結果、不正稼働の生起に対する防
止処理を任意の管理サイトで迅速且つ最適に実行できる
ようになるといった効果を奏する。
【0090】又有線通信モデム19は、電子式タコメー
タ18が生成するトラック車両の運行管理に要する運行
管理情報18aを通信ケーブルを介して装置外部に出力
するように構成されていることが好ましい。
【0091】これにより、運行管理情報18aを任意の
管理サイトで受信できる汎用性や拡張性に富むマンマシ
ーンインタフェースを実現できるようになるといった効
果を奏する。その結果、不正稼働に対する防止処理に加
えて、運搬車両側や客送迎車両側で蓄積される電子式タ
コメータや各種センサーからのエンジン回転数、走行距
離、走行速度等の運行管理情報18aを中央管理センタ
ー等の任意の管理サイトで受信して収集し、無駄な運転
状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ安全
な運行を指導することができるようになるといった効果
を奏する。
【0092】以上説明したように、車両側保安装置10
によれば、従来中央管理センターのホストコンピュータ
30で一元的に行われていた暗証番号照会処理に代え
て、暗証番号管理手段11を介して入力された暗証番号
に対してトラック車両側に設けられた照合手段13で暗
証番号照会処理を実行し、保安管理手段15を用いて正
当な暗証番号が入力されたときのみトラック車両の稼働
を許可し、ホストコンピュータ30の稼働状況によ存す
ることなくトラック車両を稼働可能に制御する分散処理
型の暗証番号照会機能を実現できるようになる。その結
果、運搬車両や客送迎トラック車両を盗難等の不正稼働
から保護する管理を車両毎に分散処理できるようになる
といった効果を奏する。
【0093】更に、照合手段13を用いて不正アクセス
行為の生起を感知し、ホストコンピュータ30に無線電
話モデム14を用いて報知できるようになるといった効
果を奏する。
【0094】次に、図面に基づき、ユーザ端末装置(携
帯端末)20の一実施形態を説明する。
【0095】図3は、図1の携帯端末20の一実施形態
を機能ブロック図である。
【0096】図3に示す携帯端末20は、不正アクセス
生起信号13bをユーザ側有線通信手段21を介して非
同期に受け取った際に入力番号情報12aと暗証番号情
報11aとに不一致がトラック車両側に生起した旨の警
報表示をディスプレイ上で行う機能を有し、ユーザ側有
線通信手段21、ユーザ側モニタリング手段23、ユー
ザ側無線通信手段22、ユーザ側ICメモリカード2
4、ユーザ側運行履歴管理手段25を中心にして構成さ
れている。
【0097】ユーザ側有線通信手段21は、内蔵された
有線通信モデム19を介して保安管理手段15に非同期
に(すなわち、任意のタイミングで)アクセスできる機
能を有し、具体的には、有線通信モデムを用いることが
望ましい。以降、ユーザ側有線通信手段21を有線通信
モデム21で代表することにする。
【0098】又有線通信モデム21は、ユーザ側モニタ
リング手段23の制御下で、有線通信モデム19を介し
て不利益行為防止手段17に非同期にアクセスできる機
能を有している。
【0099】これにより、運行管理情報18aを任意の
管理サイトで携帯端末20を介して非同期に受信できる
可搬性に富むマンマシーンインタフェースを実現できる
ようになるといった効果を奏する。その結果、不正稼働
に対する防止処理の過程を携帯端末20を介して任意の
サイトや任意のタイミングで非同期にモニタリングでき
るようになるといった効果を奏する。
【0100】ユーザ側モニタリング手段23は、被害生
起信号17aを有線通信モデム21を介して非同期に受
け取った際に不利益行為をトラック車両が被った旨の警
報表示をディスプレイ上で行う機能を有し、具体的に
は、マイクロコンピュータ、データ入力用タッチパネ
ル、警報表示用のディスプレイ、警報ブザー等を中心に
して構成されていることが望ましい。
【0101】このような機能を設けることにより、運行
管理情報18aを任意の管理サイトで有線通信モデム1
9を介して非同期に受信し、不利益行為の被害状況を携
帯端末20を介して任意のサイトや任意のタイミングで
非同期にモニタリングできるようになるといった効果を
奏する。その結果、迅速且つ適切な対応策を講じること
ができ、被害を最小限に止めることができるようになる
といった効果を奏する。
【0102】又ユーザ側モニタリング手段23は、被害
生起信号17aに加えて被害状況信号17bを有線通信
モデム21を介して非同期に受け取った際に汚損、傷
害、破損又は不正侵入に起因する不利益行為の内容に対
応した被害状況を表示する機能を有している。
【0103】このような機能を設けることにより、汚
損、傷害、破損又は不利益行為の内容に対応した被害状
況を任意の管理サイトでユーザ側モニタリング手段23
ををユーザ側モニタリング手段23を介して任意のサイ
トや任意のタイミングで非同期にモニタリングできるよ
うになるといった効果を奏する。その結果、迅速且つ適
切な対応策を講じることができ、被害を最小限に止める
ことができるようになるといった効果を奏する。
【0104】又ユーザ側モニタリング手段23は、ユー
ザ端末装置20が車両側保安装置10に未接続状態であ
って且つユーザ端末装置20が車両側保安装置10に無
線電話回線を介して接続されユーザ側無線通信手段22
が被害生起信号17aを非同期に受け取った際に、不利
益行為をトラック車両が被った旨の警報表示をディスプ
レイ上で行う機能を有している。
【0105】このような機能を設けることにより、携帯
端末20と車両側保安装置10が通信ケーブルで接続状
態にない場合であっても、不利益行為の発生を任意のサ
イトや任意のタイミングで非同期にユーザ側無線通信手
段22を介してモニタリングできるようになるといった
効果を奏する。又携帯端末20と車両側保安装置10が
通信ケーブルで接続状態にない場合であっても、その不
利益行為の被害状況をユーザ側モニタリング手段23を
用いて警報表示し管理者側に明示できるようになるとい
った効果を奏する。
【0106】又ユーザ側モニタリング手段23は、ユー
ザ端末装置20が車両側保安装置10に未接続状態であ
って且つユーザ端末装置20が車両側保安装置10に無
線電話回線を介して接続され被害生起信号17aに加え
て被害状況信号17bをユーザ側無線通信手段22が非
同期に受け取った際に、汚損、傷害、破損又は不正侵入
に起因する不利益行為の内容に対応した被害状況を表示
する機能を有している。
【0107】このような機能を設けることにより、携帯
端末20と車両側保安装置10が通信ケーブルで接続状
態にない場合であっても、不利益行為の生起とその被害
状況をユーザ側無線通信手段22及びユーザ側モニタリ
ング手段23を介して任意のサイトや任意のタイミング
で非同期にモニタリングできるようになるといった効果
を奏する。その結果、迅速且つ適切な対応策を講じるこ
とができ、被害を最小限に止めることができるようにな
るといった効果を奏する。
【0108】又、ユーザ側モニタリング手段23は、ユ
ーザ端末装置20が車両側保安装置10に通信ケーブル
を介して接続された状態で、被害生起信号17aに加え
て被害状況信号17bをユーザ側無線通信手段22が任
意のタイミングで非同期に受け取った際に、汚損、傷
害、破損又は不正侵入に起因する不利益行為の内容に対
応した被害状況を表示する機能を有している。
【0109】このような機能を設けることにより、携帯
端末20と車両側保安装置10が通信ケーブルで接続さ
れている場合、被害生起信号17aや被害状況信号17
bを任意のサイトや任意のタイミングで非同期にユーザ
側無線通信手段22を介してモニタリングできるように
なるといった効果を奏する。又携帯端末20と車両側保
安装置10が通信ケーブルで接続された状態で、不利益
行為の被害状況をユーザ側モニタリング手段23を用い
て警報表示し管理者側に明示できるようになるといった
効果を奏する。
【0110】又ユーザ側モニタリング手段23は、ユー
ザ端末装置20が車両側保安装置10に通信ケーブルを
介して接続された状態で、有線通信モデム21を介して
防犯監視センサ161,…,16nに非同期にアクセス可
能であって、有線通信モデム21を介して監視情報16
a1,…,16anを選択的に収集してトラック車両のセ
キュリティ管理の状況を表示する機能を有している。
【0111】このような機能を設けることにより、監視
状況に応じて防犯監視センサ161,…,16nを選択し
て最適な監視情報16a1,…,16anを任意のタイミ
ングで収集できる結果、トラック車両の種類、運行環境
に応じた最適なセキュリティ管理状況のモニタリングが
できるようになるといった効果を奏する。又、防犯監視
センサ161,…,16nを選択して最適な運行管理情報
18aを収集して運行管理情報18aの履歴(ヒストリ
ー)を車両運行履歴情報25aとして生成することがで
きるようになるといった効果を奏する。その結果、運搬
車両側や客送迎車両側で蓄積される電子式タコメータや
各種センサーからのエンジン回転数、走行距離、走行速
度等の運行管理情報18aを中央管理センター等の任意
の管理サイトで受信して収集し、無駄な運転状態や危険
な運転状態をチェックして効率的で且つ安全な運行を指
導する車両運行のヒストリー管理が中央管理センター等
の管理サイトで実行できるようになるといった効果を奏
する。
【0112】又ユーザ側モニタリング手段23は、ユー
ザ端末装置20が車両側保安装置10に通信ケーブルを
介して接続された状態で、選択的に収集した監視情報1
6a1,…,16anをセキュリティ管理履歴情報25b
としてユーザ側ICメモリカード24に保存する機能を
有している。なお、監視情報16a1,…,16anの選
択は、携帯端末20に設けられたタッチパネルやキーボ
ードを介して入力することができる。
【0113】このような機能を設けることにより、監視
状況に応じて防犯監視センサ161,…,16nを選択し
て最適な監視情報16a1,…,16anをユーザ側IC
メモリカード24に記録できる結果、任意の時刻におけ
るセキュリティ管理状況のヒストリーを何度でもリプレ
イして解析することができるようになるといった効果を
奏する。
【0114】ユーザ側無線通信手段22は、ユーザ端末
装置20が車両側保安装置10に無線電話回線を介して
接続された状態で、無線電話回線を介して保安管理手段
15に非同期にアクセスする機能を有し、具体的には、
無線電話モデムを用いることが望ましい。以降、ユーザ
側無線通信手段22を無線電話モデム22で代表するこ
とにする。
【0115】無線電話モデム22を用いる場合、ユーザ
側モニタリング手段23は、ユーザ端末装置20が車両
側保安装置10に未接続状態であって、無線電話モデム
22を介して不正アクセス生起信号13bを非同期に受
け取った際に、入力番号情報12aと暗証番号情報11
aとに不一致がトラック車両側に生起した旨の警報表示
をディスプレイ上で行うことができる。
【0116】これにより、携帯端末20と車両側保安装
置10が通信ケーブルで接続状態にない場合であって
も、不正アクセス生起信号13bの発生を任意のサイト
や任意のタイミングで非同期に無線電話モデム22を介
してモニタリングできるようになるといった効果を奏す
る。又暗証番号の不正アクセスによる車両稼働禁止制御
が実行された際に、携帯端末20と車両側保安装置10
が通信ケーブルで接続状態にない場合であっても、その
不正アクセスの生起をユーザ側モニタリング手段23を
用いて警報表示し管理者側に明示できるようになるとい
った効果を奏する。
【0117】ユーザ側ICメモリカード24は、電気的
に挿抜自由な記憶手段である。ユーザ側ICメモリカー
ド24が携帯端末20に挿着されている場合、暗証入力
要求手段12は、ユーザ側ICメモリカード24内のデ
ータに非同期にアクセス可能となる。又有線通信モデム
21を介してユーザ側ICメモリカード24が接続され
た場合、暗証入力要求手段12は、予めユーザ側ICメ
モリカード24に電気的に記録されている識別番号を優
先的に入力番号情報12aとして読み取る機能を有して
いる。
【0118】ここで、ユーザ側ICメモリカード24内
の識別番号は、暗証番号情報11aとデータ構造の整合
を取ることが望ましい。具体的には、暗証番号が装置管
理者による正当な入力か否かをチェックするための管理
者識別コード情報11bを暗証番号に付加したデータ構
造を有することが望ましい。
【0119】このような機能を設けることにより、ディ
ジタルタコメータ等の電子式タコメータから得られるエ
ンジン回転数、走行距離、走行速度等の運行管理情報1
8aを中央管理センター側に搬送する手段として既に実
用化されているICメモリカードをユーザ側ICメモリ
カード24として用い、このユーザ側ICメモリカード
24を入力番号情報12aの入力手段として兼用するこ
とができるようになるといった効果を奏する。すなわ
ち、予め暗証番号情報11aを識別番号としてユーザ側
ICメモリカード24に記憶しておくことにより、入力
番号情報12aの入力ミスを回避し、手入力時における
暗証番号情報11aの第三者への漏洩を回避して暗証番
号の秘匿性を保持し、更に、暗証番号情報11aの記憶
違いによるトラック車両の正当な稼働の失敗の回避を実
現できるユーザーインタフェースを高い信頼性と低いコ
ストをもって実現できるようになるといった効果を奏す
る。
【0120】ユーザ側運行履歴管理手段25は、ユーザ
端末装置20が車両側保安装置10に通信ケーブルを介
して接続された状態で、トラック車両の運行管理情報1
8aを収集して車両運行履歴情報25aとしてユーザ側
ICメモリカード24に保存する機能を有し、具体的に
は、マイクロコンピュータを中心にして構成されている
ことが望ましい。
【0121】このような機能を設けることにより、ユー
ザ側運行履歴管理手段25を設けることにより、携帯端
末20と車両側保安装置10が通信ケーブルで接続され
た状態で車両側保安装置10から時系列に送信されてく
る運行管理情報18aを収集して運行管理情報18aの
履歴(ヒストリー)を車両運行履歴情報25aとして生
成することができるようになるといった効果を奏する。
その結果、運搬車両側や客送迎車両側で蓄積される電子
式タコメータや各種センサーからのエンジン回転数、走
行距離、走行速度等の運行管理情報18aを中央管理セ
ンター等の任意の管理サイトで受信して収集し、無駄な
運転状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ
安全な運行を指導する車両運行のヒストリー管理が中央
管理センター等の管理サイトで実行できるようになると
いった効果を奏する。
【0122】次に、図面に基づき、センター端末装置の
一実施形態を説明する。
【0123】図4は、図1のホストコンピュータ30の
一実施形態を機能ブロック図である。
【0124】図4に示す中央管理センター側に設けられ
るホストコンピュータ30は、不正アクセス生起信号1
3bの受信に応じて入力番号情報12aと暗証番号情報
11aとに不一致がトラック車両側に生起した旨を報知
する複数のトラック車両の運行管理や保安管理を一元的
に実行する機能を有し、センター側無線通信手段31、
センター側モニタリング手段32を中心にして構成され
ている。
【0125】センター側無線通信手段31は、無線電話
モデム14から不正アクセス生起信号13bを無線電話
回線を介して受け取る機能を有し、具体的には、無線電
話モデムを用いることが望ましい。以降、センター側無
線通信手段31を無線電話モデム31で代表することに
する。
【0126】このような機能を設けることにより、トラ
ック車両、ローリー等の運搬車両や、バス、タクシー等
の客送迎車両等の複数トラック車両を盗難等の不正稼働
から保護する保安管理を一元処理できるようになるだけ
でなく、更に、運搬車両側や客送迎車両側で蓄積される
電子式タコメータから得られるエンジン回転数、走行距
離、走行速度等の運行情報や、タイヤの空気圧、エンジ
ンオイルの油圧や油量、ラジエターの水温や水量、積載
重量、センサの不具合等の車両情報を中央管理センター
側に一元的に収集し、無駄な運転状態や危険な運転状態
をチェックして効率的で且つ安全な運行を一元的に指導
することができるようになるといった効果を奏する。
【0127】センター側モニタリング手段32は、無線
電話モデム31を介してユーザ側ICメモリカード24
にアクセス可能であって、セキュリティ管理履歴情報2
5bを無線電話回線を介して受け取った際に不利益行為
をトラック車両が被った旨の警報表示をディスプレイ上
で行う機能を有し、具体的には、マイクロコンピュー
タ、データ入力用タッチパネル、警報表示用のディスプ
レイ、警報ブザー等を中心にして構成されていることが
望ましい。
【0128】このような機能を設けることにより、ユー
ザ側ICメモリカード24に記憶されているセキュリテ
ィ管理履歴情報25bにアクセスしてトラック車両、ロ
ーリー等の運搬車両や、バス、タクシー等の客送迎車両
等の複数トラック車両を盗難等の不正稼働から保護する
保安管理を一元処理できるようになるといった効果を奏
する。
【0129】又センター側モニタリング手段32は、ユ
ーザ側ICメモリカード24からのセキュリティ管理履
歴情報25bを無線電話回線を介して受け取った際に汚
損、傷害、破損又は不正侵入に起因する不利益行為の内
容に対応した被害状況を中央管理センター側のディスプ
レイ上に表示する機能を有している。
【0130】又センター側モニタリング手段32は、セ
ンター側無線通信部を介してユーザ側ICメモリカード
24からの車両運行履歴情報25aを受け取った際に、
トラック車両の運行管理情報18aを中央管理センター
側のディスプレイ上に表示する機能を有している。
【0131】このような機能を設けることにより、ユー
ザ側ICメモリカード24に記憶されている車両運行履
歴情報25aを解析し、運行管理情報18aを表示し、
無駄な運転状態や危険な運転状態をチェックして効率的
で且つ安全な運行を一元的に指導することができるよう
になるといった効果を奏する。
【0132】
【発明の効果】
【0133】請求項1に記載の発明によれば、従来中央
管理センターのホストコンピュータで一元的に行われて
いた暗証番号照会処理に代えて、暗証番号管理手段を介
して入力された暗証番号に対して車両側に設けられた照
合手段で暗証番号照会処理を実行し、保安管理手段を用
いて正当な暗証番号が入力されたときのみ車両の稼働を
許可し、ホストコンピュータの稼働状況によ存すること
なく車両を稼働可能に制御する分散処理型の暗証番号照
会機能を実現できるようになる。その結果、運搬車両や
客送迎車両を盗難等の不正稼働から保護する管理を車両
毎に分散処理できるようになるといった効果を奏する。
【0134】更に、照合手段を用いて不正アクセス行為
の生起を感知し、ホストコンピュータに車両側無線通信
手段を用いて報知できるようになるといった効果を奏す
る。
【0135】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、防犯監視センサの破壊や防犯シ
ステムへの侵入防犯装置の正常稼働状態を妨害するよう
な不正行為の生起を照合手段及び不利益行為防止手段を
用いて感知してホストコンピュータに不正行為の生起に
かかる被害生起信号を車両側無線通信手段を用いて報知
できるようになるといった効果を奏する。
【0136】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の効果に加えて、防犯監視センサの破壊や防犯シ
ステムへの侵入防犯装置の正常稼働状態を妨害するよう
な不正行為の生起にかかる被害生起信号を照合手段及び
不利益行為防止手段を用いて感知し、ホストコンピュー
タに被害生起信号に加えて、不利益行為防止手段が生成
する不正行為の内容にかかる被害状況信号を車両側無線
通信手段に接続された無線回線を用いて報知できるよう
になるといった効果を奏する。その結果、中央管理セン
ター側でも不正稼働の生起に対する迅速且つ最適な防止
処理を実行できるようになるといった効果を奏する。
【0137】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の効果に加えて、防犯監視センサの破壊や防犯シ
ステムへの侵入防犯装置の正常稼働状態を妨害するよう
な不正行為の生起にかかる被害生起信号を照合手段及び
不利益行為防止手段を用いて感知し、被害生起信号及び
そのときの被害状況信号を車両側無線通信手段に接続さ
れた無線回線を用いて車両の管理者(例えば、運転者)
に報知できるようになるといった効果を奏する。その結
果、車両の管理者側でも不正稼働の生起に対する迅速且
つ最適な防止処理を実行できるようになるといった効果
を奏する。
【0138】請求項5に記載の発明によれば、請求項2
に記載の効果に加えて、車両側有線通信手段を設けるこ
とにより、被害生起信号、被害状況信号、暗証番号情
報、監視情報、保安解除信号13a又は不正アクセス生
起信号を任意の場所で受信できる汎用性や拡張性に富む
マンマシーンインタフェースを実現できるようになると
いった効果を奏する。その結果、不正稼働の生起に対す
る防止処理を任意の管理サイトで迅速且つ最適に実行で
きるようになるといった効果を奏する。
【0139】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
に記載の効果に加えて、ディジタルタコメータ等の電子
式タコメータから得られるエンジン回転数、走行距離、
走行速度等の運行管理情報を中央管理センター側に搬送
する手段として既に実用化されているICメモリカード
を入力番号情報の入力手段として流用することができる
ようになるといった効果を奏する。すなわち、予め暗証
番号情報を識別番号としてICメモリカードに記憶して
おくことにより、入力番号情報の入力ミスを回避し、手
入力時における暗証番号情報の第三者への漏洩を回避し
て暗証番号の秘匿性を保持し、更に、暗証番号情報の記
憶違いによる車両の正当な稼働の失敗の回避を実現でき
るユーザーインタフェースを高い信頼性と低いコストを
もって実現できるようになるといった効果を奏する。
【0140】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果に加えて、管理者識
別コード情報を暗証番号情報に付加したデータ構造とす
ることにより、管理者識別コード情報を用いて入力者の
チェックを暗証番号のチェックに加えて実行でき、暗証
番号情報が第三者へ漏洩してしまった場合でも管理者識
別コード情報と暗証番号情報とが正当に対応づけられた
データ構造でない限り車両を稼働できないようにできる
結果、暗証番号の秘匿性を更に高めることができるよう
になるといった効果を奏する。
【0141】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
乃至5のいずれか一項に記載の効果と同様の効果を奏す
る。
【0142】請求項9に記載の発明によれば、請求項1
乃至8のいずれか一項に記載の効果に加えて、運行管理
情報を任意の管理サイトでユーザ端末装置を介して非同
期に受信できる可搬性に富むマンマシーンインタフェー
スを実現できるようになるといった効果を奏する。その
結果、不正稼働に対する防止処理の過程をユーザ端末装
置を介して任意のサイトや任意のタイミングで非同期に
モニタリングできるようになるといった効果を奏する。
【0143】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1乃至8のいずれか一項に記載の効果に加えて、運行管
理情報を任意の管理サイトで車両側有線通信手段を介し
て非同期に受信し、不利益行為の被害状況をユーザ端末
装置を介して任意のサイトや任意のタイミングで非同期
にモニタリングできるようになるといった効果を奏す
る。その結果、迅速且つ適切な対応策を講じることがで
き、被害を最小限に止めることができるようになるとい
った効果を奏する。
【0144】請求項11に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、汚損、傷害、破損又は不利
益行為の内容に対応した被害状況を任意の管理サイトで
ユーザ側モニタリング手段ををユーザ側モニタリング手
段を介して任意のサイトや任意のタイミングで非同期に
モニタリングできるようになるといった効果を奏する。
その結果、迅速且つ適切な対応策を講じることができ、
被害を最小限に止めることができるようになるといった
効果を奏する。
【0145】請求項12に記載の発明によれば、請求項
9乃至11のいずれか一項に記載の効果に加えて、ユー
ザ端末装置と車両側保安装置が有線回線で接続状態にな
い場合であっても、不正アクセス生起信号の発生を任意
のサイトや任意のタイミングで非同期にユーザ側無線通
信手段を介してモニタリングできるようになるといった
効果を奏する。又暗証番号の不正アクセスによる車両稼
働禁止制御が実行された際に、ユーザ端末装置と車両側
保安装置が有線回線で接続状態にない場合であっても、
その不正アクセスの生起をユーザ側モニタリング手段を
用いて警報表示し管理者側に明示できるようになるとい
った効果を奏する。
【0146】請求項13に記載の発明によれば、請求項
9乃至11のいずれか一項に記載の効果に加えて、ユー
ザ端末装置と車両側保安装置が有線回線で接続状態にな
い場合であっても、不利益行為の発生を任意のサイトや
任意のタイミングで非同期にユーザ側無線通信手段を介
してモニタリングできるようになるといった効果を奏す
る。又ユーザ端末装置と車両側保安装置が有線回線で接
続状態にない場合であっても、その不利益行為の被害状
況をユーザ側モニタリング手段を用いて警報表示し管理
者側に明示できるようになるといった効果を奏する。
【0147】請求項14に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、ユーザ端末装置と車両側保
安装置が有線回線で接続状態にない場合であっても、不
利益行為の生起とその被害状況をユーザ側無線通信手段
及びユーザ側モニタリング手段を介して任意のサイトや
任意のタイミングで非同期にモニタリングできるように
なるといった効果を奏する。その結果、迅速且つ適切な
対応策を講じることができ、被害を最小限に止めること
ができるようになるといった効果を奏する。
【0148】請求項15に記載の発明によれば、請求項
14に記載の効果に加えて、ディジタルタコメータ等の
電子式タコメータから得られるエンジン回転数、走行距
離、走行速度等の運行管理情報を中央管理センター側に
搬送する手段として既に実用化されているICメモリカ
ードをユーザ側ICメモリカードとして用い、このユー
ザ側ICメモリカードを入力番号情報の入力手段として
兼用することができるようになるといった効果を奏す
る。すなわち、予め暗証番号情報を識別番号としてユー
ザ側ICメモリカードに記憶しておくことにより、入力
番号情報の入力ミスを回避し、手入力時における暗証番
号情報の第三者への漏洩を回避して暗証番号の秘匿性を
保持し、更に、暗証番号情報の記憶違いによる車両の正
当な稼働の失敗の回避を実現できるユーザーインタフェ
ースを高い信頼性と低いコストをもって実現できるよう
になるといった効果を奏する。
【0149】請求項16に記載の発明によれば、請求項
10に記載の効果に加えて、ユーザ端末装置と車両側保
安装置が有線回線で接続されている場合、被害生起信号
や被害状況信号を任意のサイトや任意のタイミングで非
同期にユーザ側無線通信手段を介してモニタリングでき
るようになるといった効果を奏する。又ユーザ端末装置
と車両側保安装置が有線回線で接続された状態で、不利
益行為の被害状況をユーザ側モニタリング手段を用いて
警報表示し管理者側に明示できるようになるといった効
果を奏する。
【0150】請求項17に記載の発明によれば、請求項
9乃至16のいずれか一項に記載の効果に加えて、ユー
ザ側運行履歴管理手段を設けることにより、ユーザ端末
装置と車両側保安装置が有線回線で接続された状態で車
両側保安装置から時系列に送信されてくる運行管理情報
を収集して運行管理情報の履歴(ヒストリー)を車両運
行履歴情報として生成することができるようになるとい
った効果を奏する。その結果、運搬車両側や客送迎車両
側で蓄積される電子式タコメータや各種センサーからの
エンジン回転数、走行距離、走行速度等の運行管理情報
を中央管理センター等の任意の場所で受信して収集し、
無駄な運転状態や危険な運転状態をチェックして効率的
で且つ安全な運行を指導する車両運行のヒストリー管理
が中央管理センター等の管理サイトで実行できるように
なるといった効果を奏する。
【0151】請求項18に記載の発明によれば、請求項
9乃至16のいずれか一項に記載の効果に加えて、監視
状況に応じて防犯監視センサを選択して最適な監視情報
を任意のタイミングで収集できる結果、車両の種類、運
行環境に応じた最適なセキュリティ管理状況のモニタリ
ングができるようになるといった効果を奏する。又、防
犯監視センサを選択して最適な運行管理情報を収集して
運行管理情報の履歴(ヒストリー)を車両運行履歴情報
として生成することができるようになるといった効果を
奏する。その結果、運搬車両側や客送迎車両側で蓄積さ
れる電子式タコメータや各種センサーからのエンジン回
転数、走行距離、走行速度等の運行管理情報を中央管理
センター等の任意の場所で受信して収集し、無駄な運転
状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ安全
な運行を指導する車両運行のヒストリー管理が中央管理
センター等の管理サイトで実行できるようになるといっ
た効果を奏する。
【0152】請求項17に記載の発明は、請求項18に
記載の車両保安管理システムにおいて、ユーザ側モニタ
リング手段は、有線回線に接続された状態で選択的に収
集した監視情報をセキュリティ管理履歴情報としてIC
メモリカードに保存するように構成されていることを特
徴とする車両保安管理システムである。
【0153】請求項19に記載の発明によれば、請求項
18に記載の効果に加えて、監視状況に応じて防犯監視
センサを選択して最適な監視情報をICメモリカードに
記録できる結果、任意の時刻におけるセキュリティ管理
状況のヒストリーを何度でもリプレイして解析すること
ができるようになるといった効果を奏する。
【0154】請求項20に記載の発明によれば、請求項
18又は19に記載の効果に加えて、トラック、ローリ
ー等の運搬車両や、バス、タクシー等の客送迎車両等の
複数車両を盗難等の不正稼働から保護する保安管理を一
元処理できるようになるだけでなく、更に、運搬車両側
や客送迎車両側で蓄積される電子式タコメータから得ら
れるエンジン回転数、走行距離、走行速度等の運行情報
や、タイヤの空気圧、油圧、水温、積載重量等の車両情
報を中央管理センター側に一元的に収集し、無駄な運転
状態や危険な運転状態をチェックして効率的で且つ安全
な運行を一元的に指導することができるようになるとい
った効果を奏する。
【0155】請求項21に記載の発明によれば、請求項
20に記載の効果に加えて、ユーザ側ICメモリカード
に記憶されているセキュリティ管理履歴情報にアクセス
してトラック、ローリー等の運搬車両や、バス、タクシ
ー等の客送迎車両等の複数車両を盗難等の不正稼働から
保護する保安管理を一元処理できるようになるといった
効果を奏する。
【0156】請求項22に記載の発明によれば、請求項
21に記載の効果と同様の効果を奏する。
【0157】請求項23に記載の発明によれば、請求項
22に記載の効果に加えて、ユーザ側ICメモリカード
に記憶されている車両運行履歴情報を解析して運行管理
情報を表示し、無駄な運転状態や危険な運転状態をチェ
ックして効率的で且つ安全な運行を一元的に指導するこ
とができるようになるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両保安管理システムを構成する車両
側保安装置、ユーザ端末装置及びセンター端末装置の接
続形態を説明するための図である。
【図2】図1の車両側保安装置の一実施形態を機能ブロ
ック図である。
【図3】図1のユーザ端末装置の一実施形態を機能ブロ
ック図である。
【図4】図1のセンター端末装置の一実施形態を機能ブ
ロック図である。
【図5】従来の車両保安管理システムを説明するための
図である。
【0000】
【符号の説明】
10…車両側保安装置、 11…暗証番号管理手段、 11a…暗証番号情報、 11b…管理者識別コード情報、 11c…更新許可命令、 11d…更新禁止命令、 112…管理者チェック部、 114…暗証番号記憶部、 12…暗証入力要求手段、 12a…入力番号情報、 13…照合手段、 13a…保安解除信号、 13b…不正アクセス生起信号、 14…車両側無線通信手段、 15…保安管理手段、 161,…,16n…防犯監視センサ、 16a1,…,16an…監視情報、 17…不利益行為防止手段、 17a…被害生起信号、 17b…被害状況信号、 18…タコグラフ、 18a…運行管理情報、 19…車両側有線通信手段、 20…ユーザ端末装置、 21…ユーザ側有線通信手段、 22…ユーザ側無線通信手段、 23…ユーザ側モニタリング手段、 24…ユーザ側ICメモリカード、 25…ユーザ側運行履歴管理手段、 25a…車両運行履歴情報、 25b…セキュリティ管理履歴情報、 30…センター端末装置、 31…センター側無線通信手段、 32…センター側モニタリング手段、 40…車両保安管理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // E05B 65/20 G06F 15/21 Z

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、車両の保安管理を行う
    車両側保安装置を有し、 前記車両側保安装置は、 暗証番号情報を予め設定して保持するための暗証番号管
    理手段と、 車両を稼働させる際に、車両の保安を図るための暗証番
    号にかかる番号の入力を指示する暗証入力要求手段と、 前記暗証入力要求手段で入力された入力番号情報に応じ
    て当該入力番号情報と前記暗証番号情報との照合を行
    い、一致すると判定した場合に保安解除信号を生成し、
    不一致と判定した場合に不正アクセス生起信号を生成す
    る照合手段と、 前記不正アクセス生起信号を無線回線を介して車両の管
    理者に伝達する車両側無線通信手段と、 車両に対する前記保安解除信号に応じて車両のセキュリ
    ティ管理状態の解除を行って車両の稼働を可能にする制
    御を実行し、前記暗証一致信号に応じて車両のセキュリ
    ティ管理状態を維持して車両の稼働を禁止する制御を実
    行する保安管理手段を有することを特徴とする車両保安
    管理システム。
  2. 【請求項2】 前記車両側保安装置は、車両においてセ
    キュリティ管理を要する少なくとも1つ以上の監視箇所
    に設けられ、監視内容に応じた監視情報を生成する少な
    くとも1種類以上の防犯監視センサと、 汚損、傷害、破損、又はシステム若しくは車両への不正
    侵入にかかる不利益行為を車両が被ったと前記監視情報
    に基づいて判定した場合に被害生起信号を生成する不利
    益行為防止手段を有することを特徴とする請求項1に記
    載の車両保安管理システム。
  3. 【請求項3】 前記不利益行為防止手段は、不利益行為
    の内容を前記監視情報に基づいて解析し当該解析結果に
    基づいて特定した不利益行為の内容に対応した被害状況
    信号を生成するように構成されていることを特徴とする
    請求項2に記載の車両保安管理システム。
  4. 【請求項4】 前記車両側無線通信手段は、前記被害生
    起信号及び前記被害状況信号を回線を介して車両の管理
    者に伝達するように構成されていることを特徴とする請
    求項3に記載の車両保安管理システム。
  5. 【請求項5】 前記被害生起信号、前記被害状況信号、
    前記暗証番号情報、前記監視情報、前記保安解除信号又
    は前記不正アクセス生起信号を有線回線を介して外部に
    出力するための車両側有線通信手段を有することを特徴
    とする請求項2に記載の車両保安管理システム。
  6. 【請求項6】 前記暗証入力要求手段は、ICメモリカ
    ード内のデータにアクセス可能であって、予め当該IC
    メモリカードに電気的に記録されている識別番号を前記
    入力番号情報として読み取るように構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車
    両保安管理システム。
  7. 【請求項7】 前記暗証番号情報は、装置管理者のみが
    限定して前記暗証番号情報の設定又は変更ができるよう
    に、当該暗証番号情報が装置管理者による正当な入力か
    否かをチェックするための管理者識別コード情報を当該
    暗証番号情報に付加したデータ構造を有することを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両保安
    管理システム。
  8. 【請求項8】 前記暗証番号管理手段は、 前記暗証番号情報の設定又は変更の生起に応じて、前記
    暗証番号情報のデータ構造に含まれる前記管理者識別コ
    ード情報を検索して当該暗証番号情報の設定又は変更の
    行為が装置管理者による正当な入力行為か否かをチェッ
    クを行い、装置管理者による正当な入力行為であると判
    定した場合に更新許可命令を生成し、装置管理者以外に
    よる不等な入力行為であると判定した場合に更新禁止命
    令を生成する管理者チェック部と、 前記更新許可命令を受けた際に設定又は変更にかかる前
    記暗証番号情報を新たに保持し、前記更新禁止命令を受
    けた際に以前の前記暗証番号情報をそのまま維持する暗
    証番号記憶部を有し、 前記保安管理手段は、車両に対する前記更新許可命令に
    応じて車両のセキュリティ管理状態の解除を行って車両
    の稼働を可能にする制御を実行し、前記更新禁止命令に
    応じて車両のセキュリティ管理状態を維持して車両の稼
    働を禁止する制御を実行するように構成されていること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車
    両保安管理システム。
  9. 【請求項9】 前記車両側有線通信手段を介して前記保
    安管理手段に非同期にアクセス可能なユーザ側有線通信
    手段を有し、前記不正アクセス生起信号を当該ユーザ側
    有線通信手段を介して非同期に受け取った際に前記入力
    番号情報と前記暗証番号情報とに不一致が車両側に生起
    した旨の警報表示を行うユーザ側モニタリング手段が設
    けられたユーザ端末装置を有することを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれか一項に記載の車両保安管理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記車両側有線通信手段を介して前記
    不利益行為防止手段に非同期にアクセス可能なユーザ側
    有線通信手段が設けられ、前記被害生起信号を当該ユー
    ザ側有線通信手段を介して非同期に受け取った際に前記
    不利益行為を車両が被った旨の警報表示を行うユーザ側
    モニタリング手段が設けられたユーザ端末装置を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載
    の車両保安管理システム。
  11. 【請求項11】 前記ユーザ側モニタリング手段は、前
    記被害生起信号に加えて前記被害状況信号を前記ユーザ
    側有線通信手段を介して非同期に受け取った際に汚損、
    傷害、破損又は不正侵入にかかる不利益行為の内容に対
    応した被害状況を表示するように構成されていることを
    特徴とする請求項10に記載の車両保安管理システム。
  12. 【請求項12】 前記ユーザ端末装置は、 無線回線を介して前記保安管理手段に非同期にアクセス
    するためのユーザ側無線通信手段を有し、 前記有線回線に未接続状態であって前記ユーザ側無線通
    信手段を介して前記不正アクセス生起信号を非同期に受
    け取った際に、前記入力番号情報と前記暗証番号情報と
    に不一致が車両側に生起した旨の警報表示を行うように
    構成されていることを特徴とする請求項9乃至11のい
    ずれか一項に記載の車両保安管理システム。
  13. 【請求項13】 前記ユーザ側モニタリング手段は、前
    記有線回線に未接続状態であって前記無線回線を介して
    接続され前記ユーザ側無線通信手段が前記被害生起信号
    を非同期に受け取った際に、前記不利益行為を車両が被
    った旨の警報表示を行うように構成されていることを特
    徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載の車両
    保安管理システム。
  14. 【請求項14】 前記ユーザ側モニタリング手段は、前
    記有線回線に未接続状態であって前記無線回線を介して
    接続され前記被害生起信号に加えて前記被害状況信号を
    前記ユーザ側無線通信手段が非同期に受け取った際に、
    汚損、傷害、破損又は不正侵入にかかる不利益行為の内
    容に対応した被害状況を表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の車両保安管理シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記ユーザ端末装置は電気的に挿抜自
    由なユーザ側ICメモリカードを有し、 前記暗証入力要求手段は、前記ユーザ側ICメモリカー
    ド内のデータに非同期にアクセス可能であって、前記ユ
    ーザ側有線通信手段を介して前記ユーザ側ICメモリカ
    ードが接続された場合、予め前記ICメモリカードに電
    気的に記録されている識別番号を優先的に前記入力番号
    情報として読み取るように構成されていることを特徴と
    する請求項14に記載の車両保安管理システム。
  16. 【請求項16】 前記ユーザ側モニタリング手段は、前
    記有線回線に接続された状態で、前記被害生起信号に加
    えて前記被害状況信号を前記ユーザ側無線通信手段が非
    同期に受け取った際に、汚損、傷害、破損又は不正侵入
    にかかる不利益行為の内容に対応した被害状況を表示す
    るように構成されていることを特徴とする請求項10に
    記載の車両保安管理システム。
  17. 【請求項17】 前記ユーザ端末装置は、前記有線回線
    に接続された状態で、車両の運行管理情報を収集して車
    両運行履歴情報として前記ユーザ側ICメモリカードに
    保存するユーザ側運行履歴管理手段を有することを特徴
    とする請求項9乃至16のいずれか一項に記載の車両保
    安管理システム。
  18. 【請求項18】 前記ユーザ側モニタリング手段は、前
    記ユーザ側有線通信手段を介して前記防犯監視センサに
    非同期にアクセス可能であって、前記ユーザ側有線通信
    手段を介して前記監視情報を選択的に収集して車両のセ
    キュリティ管理の状況を表示するように構成されている
    ことを特徴とする請求項9乃至16のいずれか一項に記
    載の車両保安管理システム。
  19. 【請求項19】 前記ユーザ側モニタリング手段は、前
    記有線回線に接続された状態で選択的に収集した前記監
    視情報をセキュリティ管理履歴情報として前記ICメモ
    リカードに保存するように構成されていることを特徴と
    する請求項18に記載の車両保安管理システム。
  20. 【請求項20】 中央管理センター側に設けられ、前記
    車両側無線通信手段から前記不正アクセス生起信号を無
    線回線を介して受け取るセンター側無線通信手段を有
    し、前記不正アクセス生起信号の受信に応じて前記入力
    番号情報と前記暗証番号情報とに不一致が車両側に生起
    した旨を報知する複数の車両の運行管理や保安管理を一
    元的に実行するセンター端末装置を有することを特徴と
    する請求項18又は19に記載の車両保安管理システ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記センター端末装置は、 センター側無線通信手段を介して前記ユーザ側ICメモ
    リカードにアクセス可能であって、前記セキュリティ管
    理履歴情報を当該無線回線を介して受け取った際に前記
    不利益行為を車両が被った旨の警報表示を行うセンター
    側モニタリング手段を有することを特徴とする請求項2
    0に記載の車両保安管理システム。
  22. 【請求項22】 前記センター側モニタリング手段は、
    前記ユーザ側ICメモリカードからの前記セキュリティ
    管理履歴情報を当該無線回線を介して受け取った際に汚
    損、傷害、破損又は不正侵入にかかる不利益行為の内容
    に対応した被害状況を中央管理センター側に表示するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項21に記載
    の車両保安管理システム。
  23. 【請求項23】 前記センター側モニタリング手段は、
    前記センター側無線通信部を介して前記ユーザ側ICメ
    モリカードからの前記車両運行履歴情報を受け取った際
    に、車両の前記運行管理情報を表示するように構成され
    ていることを特徴とする請求項22に記載の車両保安管
    理システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2003072900A1 (en) * 2002-02-28 2003-09-04 Sony Corporation Car, electronic key, data processor, and car management method
WO2015121893A1 (ja) * 2014-02-14 2015-08-20 株式会社ソウ・システム・サービス 操作者認証運転システム
JP2016004496A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 矢崎エナジーシステム株式会社 運行記録装置
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