JPH10298065A - 温感貼付剤 - Google Patents
温感貼付剤Info
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- JPH10298065A JPH10298065A JP9106523A JP10652397A JPH10298065A JP H10298065 A JPH10298065 A JP H10298065A JP 9106523 A JP9106523 A JP 9106523A JP 10652397 A JP10652397 A JP 10652397A JP H10298065 A JPH10298065 A JP H10298065A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温熱効果が高く、かつ、皮膚刺激の少ない貼
付剤を提供する。 【解決手段】 透湿度が200g/m2/24hr以下の
高分子フィルムと織布または不織布とを接着した支持体
層の織布または不織布面に、水を30〜80重量%含有
する親水性基剤層が設けられていることを特徴とする温
感貼付剤。
付剤を提供する。 【解決手段】 透湿度が200g/m2/24hr以下の
高分子フィルムと織布または不織布とを接着した支持体
層の織布または不織布面に、水を30〜80重量%含有
する親水性基剤層が設けられていることを特徴とする温
感貼付剤。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は貼付剤に関し、さら
に詳しくは温熱効果を有し、かつ、非ステロイド性抗炎
症剤による皮膚刺激を軽減した貼付剤に関する。
に詳しくは温熱効果を有し、かつ、非ステロイド性抗炎
症剤による皮膚刺激を軽減した貼付剤に関する。
【0002】
【従来の技術】貼付剤はその使い分けから2種に分類す
ることができる。一方は主に急性炎症(捻挫、打ち身な
ど)に用いる冷感貼付剤であり、他方は主に慢性炎症
(肩こり、腰痛など)に有効な温感貼付剤である。急性
炎症の治療は患部を冷却することが必要であり、慢性炎
症は逆に温めて筋肉をほぐし、血流を増加させることが
必要だからである。
ることができる。一方は主に急性炎症(捻挫、打ち身な
ど)に用いる冷感貼付剤であり、他方は主に慢性炎症
(肩こり、腰痛など)に有効な温感貼付剤である。急性
炎症の治療は患部を冷却することが必要であり、慢性炎
症は逆に温めて筋肉をほぐし、血流を増加させることが
必要だからである。
【0003】特開平7−330589号公報、特開平7
−68582号公報、特開平8−127531号公報な
どには薬物の浸透拡散防止性に優れた貼付剤用支持体が
記載されている。また、基剤に水を配合した貼付剤は、
冷感タイプでははがすときの物理的刺激の低減と冷感の
増加を目的に汎用されている。しかし、温感タイプの貼
付剤で水の保温効果を利用した貼付剤は報告されている
ものの、親水性基剤で同効果を期待した貼付剤は知られ
ていない。
−68582号公報、特開平8−127531号公報な
どには薬物の浸透拡散防止性に優れた貼付剤用支持体が
記載されている。また、基剤に水を配合した貼付剤は、
冷感タイプでははがすときの物理的刺激の低減と冷感の
増加を目的に汎用されている。しかし、温感タイプの貼
付剤で水の保温効果を利用した貼付剤は報告されている
ものの、親水性基剤で同効果を期待した貼付剤は知られ
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、温熱
効果が高く、かつ、皮膚刺激の少ない貼付剤を提供する
ことにある。
効果が高く、かつ、皮膚刺激の少ない貼付剤を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、透湿性が
低い高分子フィルム面に織布または不織布を接着した支
持体層の織布または不織布面に、水を含有する基剤層を
設けた貼付剤を製造したところ、得られた貼付剤は、貼
付した際に高い温熱効果を有することを見出し本発明を
完成した。
低い高分子フィルム面に織布または不織布を接着した支
持体層の織布または不織布面に、水を含有する基剤層を
設けた貼付剤を製造したところ、得られた貼付剤は、貼
付した際に高い温熱効果を有することを見出し本発明を
完成した。
【0006】すなわち本発明は、透湿度が200g/m
2/24hr以下の高分子フィルムと織布または不織布と
を接着した支持体層の織布または不織布面に、水を30
〜80重量%含有する親水性基剤層が設けられているこ
とを特徴とする温感貼付剤である。
2/24hr以下の高分子フィルムと織布または不織布と
を接着した支持体層の織布または不織布面に、水を30
〜80重量%含有する親水性基剤層が設けられているこ
とを特徴とする温感貼付剤である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いる高分子フィルムは
透湿度が200g/m2/24hr以下のものであり、
100g/m2/24hr以下のものがさらに好ましい。高
分子フィルムの透湿度が200g/m2/24hrを超える
と充分な保温効果が発揮できなくなるからである。フィ
ルムの厚みは透湿性に影響するが、使用感の点から50
0μm未満のものが好ましく、150μm未満のものが
さらに好ましい。
透湿度が200g/m2/24hr以下のものであり、
100g/m2/24hr以下のものがさらに好ましい。高
分子フィルムの透湿度が200g/m2/24hrを超える
と充分な保温効果が発揮できなくなるからである。フィ
ルムの厚みは透湿性に影響するが、使用感の点から50
0μm未満のものが好ましく、150μm未満のものが
さらに好ましい。
【0008】本発明における高分子フィルムとしては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート、塩酸ゴムな
どで形成されたものがあげられるが、皮膚との気密性を
確保するため、皮膚面に対して追従性を有する素材が好
ましく、特にポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体のフィルムなどが好ましい。また、フィルム
層は、目的に応じて2層以上の樹脂層で形成されたもの
でもよいが、その素材の選択には、ヒートシール性があ
り、簡単に熱融着できるものを選ぶのが好ましい。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリア
ミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリウレタン、ポリスチレン、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート、塩酸ゴムな
どで形成されたものがあげられるが、皮膚との気密性を
確保するため、皮膚面に対して追従性を有する素材が好
ましく、特にポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリエチレンテレフタレート、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体のフィルムなどが好ましい。また、フィルム
層は、目的に応じて2層以上の樹脂層で形成されたもの
でもよいが、その素材の選択には、ヒートシール性があ
り、簡単に熱融着できるものを選ぶのが好ましい。
【0009】本発明における織布または不織布は、貼付
剤に一般に使用されるものなら特に限定されず、織布と
してはネル、綿、絹、ポリエステル、ナイロンなどがあ
げられる。織布または不織布の厚さは、ガーゼのように
薄く目の粗いものから、厚さ2mm程度の厚手のもので
も適度の目の間隙を有するものであれば使用可能であ
る。
剤に一般に使用されるものなら特に限定されず、織布と
してはネル、綿、絹、ポリエステル、ナイロンなどがあ
げられる。織布または不織布の厚さは、ガーゼのように
薄く目の粗いものから、厚さ2mm程度の厚手のもので
も適度の目の間隙を有するものであれば使用可能であ
る。
【0010】親水性基剤としては、ポリアクリル酸、ゼ
ラチン、カゼイン、プルラン、デキストラン、アルギン
酸ナトリウム、可溶性デンプン、カルボキシデンプン、
デキストリン、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビ
ニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロ
リドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルエーテ
ル、ポリマレイン酸共重合体、メトキシエチレン無水マ
レイン酸共重合体、イソブチレン無水マレイン酸共重合
体、ポリエチレンイミンなどの合成または半合成の親水
性ポリマーなどの従来用いられるものがあげられる。
ラチン、カゼイン、プルラン、デキストラン、アルギン
酸ナトリウム、可溶性デンプン、カルボキシデンプン、
デキストリン、カルボキシメチルセルロース、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビ
ニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリ
ルアミド、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルピロ
リドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルエーテ
ル、ポリマレイン酸共重合体、メトキシエチレン無水マ
レイン酸共重合体、イソブチレン無水マレイン酸共重合
体、ポリエチレンイミンなどの合成または半合成の親水
性ポリマーなどの従来用いられるものがあげられる。
【0011】基剤中には水分を30〜80重量%配合す
る必要があり、50〜80重量%の配合量が好ましい。
30重量%未満であると保温効果が十分でなく、80重
量%を越えて配合すると製造が困難になるからである。
る必要があり、50〜80重量%の配合量が好ましい。
30重量%未満であると保温効果が十分でなく、80重
量%を越えて配合すると製造が困難になるからである。
【0012】また、本発明の貼付剤は基剤のpHが3.
5〜7の範囲が好ましく、4〜6.5の範囲がさらに好
ましい。pHが3.5〜7の範囲を外れると皮膚刺激が
生じるからである。
5〜7の範囲が好ましく、4〜6.5の範囲がさらに好
ましい。pHが3.5〜7の範囲を外れると皮膚刺激が
生じるからである。
【0013】一般的に貼付剤では、フェナム酸などのア
ントラニル酸系、ジクロフェナック、フェルビナクなど
のフェニル酢酸系、インドメタシンなどのインドール
系、ケトプロフェン、フルルブプロフェンなどのプロピ
オン酸系、フェニルブタゾンなどのピラゾロン系、ピロ
キシカムなどのベンゾサイアジン系、ニメスライドなど
のスルホンアミド系などの非ステロイド性抗炎症剤を配
合すると抗炎症効果の点から好ましい。しかし、それら
の非ステロイド性抗炎症剤はそれ自身が皮膚刺激を発現
することがあることも本発明者らは見出したが、本発明
の貼付剤により、それらの抗炎症剤を配合したときに生
じる皮膚刺激、特にインドメタシンにより生じる独特の
皮膚刺激を低減させる効果があることもわかった。その
皮膚刺激の低減効果は皮膚血流が上昇することによるも
のと推測されるが、具体的な理由は不明である。
ントラニル酸系、ジクロフェナック、フェルビナクなど
のフェニル酢酸系、インドメタシンなどのインドール
系、ケトプロフェン、フルルブプロフェンなどのプロピ
オン酸系、フェニルブタゾンなどのピラゾロン系、ピロ
キシカムなどのベンゾサイアジン系、ニメスライドなど
のスルホンアミド系などの非ステロイド性抗炎症剤を配
合すると抗炎症効果の点から好ましい。しかし、それら
の非ステロイド性抗炎症剤はそれ自身が皮膚刺激を発現
することがあることも本発明者らは見出したが、本発明
の貼付剤により、それらの抗炎症剤を配合したときに生
じる皮膚刺激、特にインドメタシンにより生じる独特の
皮膚刺激を低減させる効果があることもわかった。その
皮膚刺激の低減効果は皮膚血流が上昇することによるも
のと推測されるが、具体的な理由は不明である。
【0014】それらの非ステロイド性抗炎症剤を配合す
るときの配合量は、基剤中0.1〜10重量%が好まし
く、0.1〜5重量%がさらに好ましい。貼付剤の場
合、非ステロイド性抗炎症剤の配合量が0.1重量%未
満であると抗炎症効果が期待できず、10重量%を越え
て配合すると非ステロイド性抗炎症剤自身の皮膚刺激が
生じる可能性があるためである。
るときの配合量は、基剤中0.1〜10重量%が好まし
く、0.1〜5重量%がさらに好ましい。貼付剤の場
合、非ステロイド性抗炎症剤の配合量が0.1重量%未
満であると抗炎症効果が期待できず、10重量%を越え
て配合すると非ステロイド性抗炎症剤自身の皮膚刺激が
生じる可能性があるためである。
【0015】また、本発明では、ビタミンEアセテー
ト、ポリエチレンスルホン酸ナトリウム、ノニル酸ワニ
リルアミド、トウガラシエキス、トウガラシ末、トウガ
ラシチンキ、カプサイシン、ニコチン酸ベンジル、ペラ
ルゴン酸などの血流促進剤を配合すると皮膚温上昇効果
の点で好ましい。血流促進剤としては安全性及び有効性
の点から、ビタミンEアセテート、ノニル酸ワニリルア
ミド、トウガラシエキス、ニコチン酸ベンジルまたはポ
リエチレンスルホン酸ナトリウムが特に好ましい。
ト、ポリエチレンスルホン酸ナトリウム、ノニル酸ワニ
リルアミド、トウガラシエキス、トウガラシ末、トウガ
ラシチンキ、カプサイシン、ニコチン酸ベンジル、ペラ
ルゴン酸などの血流促進剤を配合すると皮膚温上昇効果
の点で好ましい。血流促進剤としては安全性及び有効性
の点から、ビタミンEアセテート、ノニル酸ワニリルア
ミド、トウガラシエキス、ニコチン酸ベンジルまたはポ
リエチレンスルホン酸ナトリウムが特に好ましい。
【0016】本発明での皮膚温上昇効果は、血流促進剤
の影響を大きく受けるので、血流促進剤によって配合濃
度は異なる。すなわち、ビタミンEアセテートは基剤中
0.1〜5重量%、ノニル酸ワニリルアミドは0.00
1〜0.5重量%、トウガラシエキスは原生薬換算量と
して0.1〜30重量%、ニコチン酸ベンジルは0.0
1〜5重量%、ポリエチレンスルホン酸ナトリウムは
0.01〜5重量%の範囲で配合することが好ましい。
それらの範囲未満であると、血流促進剤配合効果が十分
に得られず、それらの範囲を超えて配合すると、血流促
進剤自身の皮膚刺激が生じる場合があるからである。
の影響を大きく受けるので、血流促進剤によって配合濃
度は異なる。すなわち、ビタミンEアセテートは基剤中
0.1〜5重量%、ノニル酸ワニリルアミドは0.00
1〜0.5重量%、トウガラシエキスは原生薬換算量と
して0.1〜30重量%、ニコチン酸ベンジルは0.0
1〜5重量%、ポリエチレンスルホン酸ナトリウムは
0.01〜5重量%の範囲で配合することが好ましい。
それらの範囲未満であると、血流促進剤配合効果が十分
に得られず、それらの範囲を超えて配合すると、血流促
進剤自身の皮膚刺激が生じる場合があるからである。
【0017】また、本発明の貼付剤の基剤には必要に応
じ低級アルコール(メタノール、エタノール、変性エタ
ノール、イソプロピルアルコールなど)、溶解補助剤
(アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピ
ル、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセリン、中鎖脂肪酸
トリグリセリド、脂肪酸エステル類、各種植物油、各種
動物油、多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルグリ
セリルエーテル、炭化水素類、乳酸、水酸化ナトリウム
など)、界面活性剤(ソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒ
マシ油、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキ
シエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、レシチ
ン誘導体、高分子乳化剤など)、乳化安定剤(高級アル
コールなど)、ゲル化剤(高分子など)、粘着剤などの
通常使用される基剤成分などを配合でき、使用目的によ
っては血管拡張剤(塩化カルプロニウム、センブリ抽出
物、オタネニンジンエキスなど)、副腎皮質ホルモン
(酢酸ヒドロコルチゾン、酪酸プロピオン酸ヒドロコル
チゾンなど)、角質溶解剤(尿素、サリチル酸など)、
保湿剤(ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫
酸、冬虫夏草抽出物、サフラン抽出物など)、殺菌剤
(グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフ
ェノール、第4級アンモニウム塩、ヒノキチオールな
ど)、抗酸化剤(ジブチルヒドロキシトルエン、イソプ
ロピルガレートなど)、清涼化剤(メントール、ハッカ
油、カンフルなど)、香料、色素などを本発明の効果が
損なわれない範囲で配合できる。
じ低級アルコール(メタノール、エタノール、変性エタ
ノール、イソプロピルアルコールなど)、溶解補助剤
(アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸イソプロピ
ル、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、グリセリン、中鎖脂肪酸
トリグリセリド、脂肪酸エステル類、各種植物油、各種
動物油、多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルグリ
セリルエーテル、炭化水素類、乳酸、水酸化ナトリウム
など)、界面活性剤(ソルビタン脂肪酸エステル、グリ
セリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリ
セリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒ
マシ油、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、ポリオキ
シエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレンアルキ
ルアミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、レシチ
ン誘導体、高分子乳化剤など)、乳化安定剤(高級アル
コールなど)、ゲル化剤(高分子など)、粘着剤などの
通常使用される基剤成分などを配合でき、使用目的によ
っては血管拡張剤(塩化カルプロニウム、センブリ抽出
物、オタネニンジンエキスなど)、副腎皮質ホルモン
(酢酸ヒドロコルチゾン、酪酸プロピオン酸ヒドロコル
チゾンなど)、角質溶解剤(尿素、サリチル酸など)、
保湿剤(ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫
酸、冬虫夏草抽出物、サフラン抽出物など)、殺菌剤
(グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフ
ェノール、第4級アンモニウム塩、ヒノキチオールな
ど)、抗酸化剤(ジブチルヒドロキシトルエン、イソプ
ロピルガレートなど)、清涼化剤(メントール、ハッカ
油、カンフルなど)、香料、色素などを本発明の効果が
損なわれない範囲で配合できる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、高い温熱効果を持つばか
りでなく、非ステロイド性抗炎症剤の皮膚刺激を低減し
た貼付剤を提供することが可能になった。
りでなく、非ステロイド性抗炎症剤の皮膚刺激を低減し
た貼付剤を提供することが可能になった。
【0019】
【実施例】以下、実施例および試験例により、本発明を
さらに具体的に説明する。
さらに具体的に説明する。
【0020】実施例1 ポリアクリル酸ナトリウム 4重量% ポリアクリル酸 8 グリセリン 6 水酸化アルミニウムマグネシウム 0.25 無水ケイ酸(平均粒子径:10mμ) 1.5 ニッコールTS−10(商品名) 0.3 インドメタシン 0.5 精製水 79.45 ポリアクリル酸ナトリウム及びポリアクリル酸にグリセ
リン及び70重量%分の精製水を加えて溶解した。この
溶液に無水ケイ酸を残りの精製水で攪拌しながら均一に
混合した。別に、ニッコールTS―10および水酸化ア
ルミニウムマグネシウムを均一に攪拌後、先のポリアク
リル酸の水溶液に加えて混合し、貼付膏体とした。
リン及び70重量%分の精製水を加えて溶解した。この
溶液に無水ケイ酸を残りの精製水で攪拌しながら均一に
混合した。別に、ニッコールTS―10および水酸化ア
ルミニウムマグネシウムを均一に攪拌後、先のポリアク
リル酸の水溶液に加えて混合し、貼付膏体とした。
【0021】得られた貼付膏体をポリエステルのライナ
ー上に約1mmの厚さで展延後、ポリエステルの不織布
を貼り合わせ、その後不織布に両面テープを用いてポリ
エチレン製高分子フィルム(透湿度100g/m2/2
4hr)を貼り付けた。所定の大きさに裁断し貼付剤を
得た。
ー上に約1mmの厚さで展延後、ポリエステルの不織布
を貼り合わせ、その後不織布に両面テープを用いてポリ
エチレン製高分子フィルム(透湿度100g/m2/2
4hr)を貼り付けた。所定の大きさに裁断し貼付剤を
得た。
【0022】実施例2 実施例1のインドメタシンをケトプロフェンに変更した
処方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
処方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
【0023】実施例3 実施例1のインドメタシンをフルルビプロフェンに変更
した処方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
した処方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
【0024】実施例4 実施例1のインドメタシンをフェルビナクに変更した処
方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
【0025】実施例5 実施例1のインドメタシンをフルルビプロフェンに変更
した処方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
した処方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
【0026】実施例6 実施例1のインドメタシンをピロキシカムに変更した処
方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
方で実施例1に準じて貼付剤を得た。
【0027】実施例7 ポリアクリル酸ナトリウム 4重量% ポリアクリル酸 8 グリセリン 6 水酸化アルミニウムマグネシウム 0.25 無水ケイ酸(平均粒子径:10mμ) 1.5 ニッコールTS−10 0.3 ジフェンヒドラミン 0.1 ノニル酸ワニリルアミド 0.005 ニコチン酸ベンジル 0.125 インドメタシン 0.5 精製水 79.22 上記処方で、実施例1に準じて貼付剤を製造した。
【0028】実施例9 実施例1の処方で貼付膏体を製造し、この貼付膏体をポ
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポリ
エステルの不織布を貼り合わせた。不織布に両面テープ
を用いてウレタン製高分子フィルム(透湿度150g/
m2/24hr)を貼り付けた。所定の大きさに裁断し
貼付剤を得た。
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポリ
エステルの不織布を貼り合わせた。不織布に両面テープ
を用いてウレタン製高分子フィルム(透湿度150g/
m2/24hr)を貼り付けた。所定の大きさに裁断し
貼付剤を得た。
【0029】実施例10 実施例1の処方で貼付膏体を製造し、この貼付膏体をポ
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポリ
エステルの不織布を貼り合わせた。不織布に両面テープ
を用いてポリプロピレン製高分子フィルム(透湿度50
g/m2/24hr)を貼り付けた。所定の大きさに裁
断し貼付剤を得た。
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポリ
エステルの不織布を貼り合わせた。不織布に両面テープ
を用いてポリプロピレン製高分子フィルム(透湿度50
g/m2/24hr)を貼り付けた。所定の大きさに裁
断し貼付剤を得た。
【0030】比較例1 実施例1の処方で貼付膏体を製造し、この貼付膏体をポ
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポ
リエステルの不織布を貼り合わせた。所定の大きさに裁
断し貼付剤を得た。
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポ
リエステルの不織布を貼り合わせた。所定の大きさに裁
断し貼付剤を得た。
【0031】比較例2 実施例1よりインドメタシンを除いた処方で貼付膏体を
製造し、この貼付膏体をポリエステルのライナー上に約
1mmの厚さで展延後、ポリエステルの不織布を貼り合わ
せた。その後所定の大きさに裁断し貼付剤を得た。
製造し、この貼付膏体をポリエステルのライナー上に約
1mmの厚さで展延後、ポリエステルの不織布を貼り合わ
せた。その後所定の大きさに裁断し貼付剤を得た。
【0032】比較例3 実施例7の処方で貼付膏体を製造し、この貼付膏体をポ
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポリ
エステルの不織布を貼り合わせた。その後所定の大きさ
に裁断し貼付剤を得た。
リエステルのライナー上に約1mmの厚さで展延後、ポリ
エステルの不織布を貼り合わせた。その後所定の大きさ
に裁断し貼付剤を得た。
【0033】試験例1 実施例1及び比較例1、2で得られた貼付剤を、被験者
6名に24時間、閉塞貼付した。24時間後、貼付剤を
剥がし皮膚刺激を目視判定、直後値とした。その後1時
間後、3時間後、5時間後、24時間後も同様に判定し
た。目視判定は反応なしを0、かすかな紅斑を1、明ら
かな紅斑を2としスコア化した結果を表1に示した。
6名に24時間、閉塞貼付した。24時間後、貼付剤を
剥がし皮膚刺激を目視判定、直後値とした。その後1時
間後、3時間後、5時間後、24時間後も同様に判定し
た。目視判定は反応なしを0、かすかな紅斑を1、明ら
かな紅斑を2としスコア化した結果を表1に示した。
【0034】
【表1】
【0035】表1から明らかなように、実施例1はイン
ドメタシンの皮膚刺激を明らかに軽減し、インドメタシ
ンの配合されていない比較例2とほぼ同等な結果となっ
た。
ドメタシンの皮膚刺激を明らかに軽減し、インドメタシ
ンの配合されていない比較例2とほぼ同等な結果となっ
た。
【0036】試験例2 実施例7および比較例3で得られた製剤について、肩こ
りを訴える患者10名を対象に有効性アンケート試験を
行った。用法・用量としては、1日数回、適量を患部に
貼付するように指示した。貼付終了時に開始時と比較し
た肩こり症状改善度を「著明改善」、「中等度改善」、
「軽度改善」、「不変」、「悪化」の5段階で評価し
た。結果を表2に示した。
りを訴える患者10名を対象に有効性アンケート試験を
行った。用法・用量としては、1日数回、適量を患部に
貼付するように指示した。貼付終了時に開始時と比較し
た肩こり症状改善度を「著明改善」、「中等度改善」、
「軽度改善」、「不変」、「悪化」の5段階で評価し
た。結果を表2に示した。
【0037】
【表2】
【0038】試験例3 実施例7および比較例3で得られた製剤について、ラッ
トへの貼付試験を行い、インドメタシン血中濃度推移を
測定した。適用方法はラットを背位固定後、腹部30cm
2の範囲に貼付し、経時的に頚部動脈より採血した。定
量はHPLC法を用いて行った。このときの定量限界は
50ng/mlであった。その結果を表3に示した。
トへの貼付試験を行い、インドメタシン血中濃度推移を
測定した。適用方法はラットを背位固定後、腹部30cm
2の範囲に貼付し、経時的に頚部動脈より採血した。定
量はHPLC法を用いて行った。このときの定量限界は
50ng/mlであった。その結果を表3に示した。
【0039】
【表3】
【0040】試験例4 実施例7および比較例3で得られた製剤について、男性
被験者10名の背部部に14X10cmに切断した貼付剤
を投与し、経時的な皮膚温変化をサーモグラフィー(日
本光電)を用いて測定した。被験者は皮膚温を一定とす
るため恒温恒湿(温度23℃、相対湿度60%)に保た
れた室内に入室した後、上半身の衣服を脱衣し待機させ
た。被験者が脱衣1時間後、その室内にて皮膚温が一定
になった事を確認し、測定を開始した。結果を初期から
皮膚温変化(℃)の平均値として表4に示した。
被験者10名の背部部に14X10cmに切断した貼付剤
を投与し、経時的な皮膚温変化をサーモグラフィー(日
本光電)を用いて測定した。被験者は皮膚温を一定とす
るため恒温恒湿(温度23℃、相対湿度60%)に保た
れた室内に入室した後、上半身の衣服を脱衣し待機させ
た。被験者が脱衣1時間後、その室内にて皮膚温が一定
になった事を確認し、測定を開始した。結果を初期から
皮膚温変化(℃)の平均値として表4に示した。
【0041】
【表4】
Claims (6)
- 【請求項1】透湿度が200g/m2/24hr以下の高
分子フィルムと織布または不織布とを接着した支持体層
の織布または不織布面に、水を30〜80重量%含有す
る親水性基剤層が設けられていることを特徴とする温感
貼付剤。 - 【請求項2】基剤層にビタミンEアセテート、ポリエチ
レンスルホン酸ナトリウム、ノニル酸ワニリルアミド、
トウガラシエキス、トウガラシ末、トウガラシチンキ、
カプサイシン、ニコチン酸ベンジルおよびペラルゴン酸
から選ばれる少なくとも1種の血流促進剤を配合した請
求項1記載の貼付剤。 - 【請求項3】基剤層に非ステロイド性抗炎症剤を配合し
た請求項1または2に記載の貼付剤。 - 【請求項4】非ステロイド性抗炎症剤がアントラニル酸
系、フェニル酢酸系、インドール系、プロピオン酸系、
ピラゾロン系、ベンゾサイアジン系、スルホンアミド系
から選ばれる少なくとも1種である請求項3記載の貼付
剤。 - 【請求項5】非ステロイド性抗炎症剤がインドメタシ
ン、ケトプロフェン、フェルビナク、ピロキシカムおよ
びフルルビプロフェンから選ばれる少なくとも1種であ
る請求項3記載の貼付剤。 - 【請求項6】基剤のpHが3.5〜7の範囲である請求
項1〜5のいずれかに記載の貼付剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9106523A JPH10298065A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 温感貼付剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9106523A JPH10298065A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 温感貼付剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298065A true JPH10298065A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14435769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9106523A Withdrawn JPH10298065A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 温感貼付剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298065A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004047820A1 (ja) | 2002-11-27 | 2004-06-10 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | 温感パップ剤 |
| WO2006070672A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Kowa Co., Ltd. | 含水型貼付剤 |
| US9884030B2 (en) | 2010-07-12 | 2018-02-06 | Toyobo Co., Ltd. | Patch backing for water-based pasty preparation |
| WO2019146614A1 (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
| WO2019146613A1 (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
| US10583043B2 (en) | 2010-07-12 | 2020-03-10 | Teikoku Seiyaku Co., Ltd. | Backing having three-layer structure and aqueous patch using the backing |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP9106523A patent/JPH10298065A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004047820A1 (ja) | 2002-11-27 | 2004-06-10 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | 温感パップ剤 |
| WO2006070672A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Kowa Co., Ltd. | 含水型貼付剤 |
| US9884030B2 (en) | 2010-07-12 | 2018-02-06 | Toyobo Co., Ltd. | Patch backing for water-based pasty preparation |
| US10583043B2 (en) | 2010-07-12 | 2020-03-10 | Teikoku Seiyaku Co., Ltd. | Backing having three-layer structure and aqueous patch using the backing |
| WO2019146614A1 (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
| WO2019146613A1 (ja) | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 久光製薬株式会社 | 貼付剤 |
| KR20200105894A (ko) | 2018-01-24 | 2020-09-09 | 히사미쓰 세이야꾸 가부시키가이샤 | 첩부제 |
| KR20200106175A (ko) | 2018-01-24 | 2020-09-11 | 히사미쓰 세이야꾸 가부시키가이샤 | 첩부제 |
| US11166921B2 (en) | 2018-01-24 | 2021-11-09 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Patch |
| US11400053B2 (en) | 2018-01-24 | 2022-08-02 | Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. | Patch containing nonylic acid vanillylamide |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061221 |