JPH10298335A - 芳香族ポリエステル系樹脂発泡体 - Google Patents
芳香族ポリエステル系樹脂発泡体Info
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- JPH10298335A JPH10298335A JP11303897A JP11303897A JPH10298335A JP H10298335 A JPH10298335 A JP H10298335A JP 11303897 A JP11303897 A JP 11303897A JP 11303897 A JP11303897 A JP 11303897A JP H10298335 A JPH10298335 A JP H10298335A
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- polyester resin
- resin
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 緩衝性、機械的性質および耐熱性にすぐれる
うえ、独立気泡率および発泡倍率が高い芳香族ポリエス
テル系樹脂発泡体を提供すること。 【解決手段】 平衡コンプライアンスJe0とゼロ剪断粘
度η0の積Je0η0が2.0秒以上であることを特徴とす
る芳香族ポリエステル系樹脂を発泡成形させてなる芳香
族ポリエステル系樹脂発泡体。
うえ、独立気泡率および発泡倍率が高い芳香族ポリエス
テル系樹脂発泡体を提供すること。 【解決手段】 平衡コンプライアンスJe0とゼロ剪断粘
度η0の積Je0η0が2.0秒以上であることを特徴とす
る芳香族ポリエステル系樹脂を発泡成形させてなる芳香
族ポリエステル系樹脂発泡体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芳香族ポリエステ
ル系樹脂発泡体を製造し使用する技術分野に属する。さ
らに詳しくは、たとえば耐熱容器、断熱容器、緩衝包装
材などに好適に使用しうる芳香族ポリエステル系樹脂発
泡体を製造し使用する技術分野に属する。
ル系樹脂発泡体を製造し使用する技術分野に属する。さ
らに詳しくは、たとえば耐熱容器、断熱容器、緩衝包装
材などに好適に使用しうる芳香族ポリエステル系樹脂発
泡体を製造し使用する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ポリ
エチレンテレフタレートをはじめとする芳香族ポリエス
テル系樹脂は、機械的特性、耐熱性、耐薬品性、寸法安
定性などに優れているため、射出成形品、ブロー成形
品、フィルム、繊維などの広範囲な用途に用いられてい
るが、押出発泡成形を行なうには、その溶融時の弾性が
不足しており粘度も低いため、良好な発泡体をうること
が困難であるという問題がある。
エチレンテレフタレートをはじめとする芳香族ポリエス
テル系樹脂は、機械的特性、耐熱性、耐薬品性、寸法安
定性などに優れているため、射出成形品、ブロー成形
品、フィルム、繊維などの広範囲な用途に用いられてい
るが、押出発泡成形を行なうには、その溶融時の弾性が
不足しており粘度も低いため、良好な発泡体をうること
が困難であるという問題がある。
【0003】前記問題を解決する手段として、芳香族ポ
リエステル系樹脂を押出発泡成形する際に、酸二無水物
基を有する化合物を加える方法が提案されている(特公
平5−15736号公報)。しかし、このような方法
は、溶融粘弾性の改善効果が不充分で、充分な発泡倍率
を有する発泡体がえらないという欠点がある。
リエステル系樹脂を押出発泡成形する際に、酸二無水物
基を有する化合物を加える方法が提案されている(特公
平5−15736号公報)。しかし、このような方法
は、溶融粘弾性の改善効果が不充分で、充分な発泡倍率
を有する発泡体がえらないという欠点がある。
【0004】また、分子量分布Mw/Mn(Mwは重量
平均分子量であり、Mnは数平均分子量である)が5.
0〜21.0のポリエステルを使用して押出発泡成形す
る方法が提案されている(特開平7−33899号公報
(特許第2521854号明細書))。しかしながら、
Mw/Mnの値が前記範囲にあるポリエステルを使用し
ても必ずしも発泡良好でないばあいがある。
平均分子量であり、Mnは数平均分子量である)が5.
0〜21.0のポリエステルを使用して押出発泡成形す
る方法が提案されている(特開平7−33899号公報
(特許第2521854号明細書))。しかしながら、
Mw/Mnの値が前記範囲にあるポリエステルを使用し
ても必ずしも発泡良好でないばあいがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、緩衝性、機械
的性質および耐熱性に優れることはもちろんのこと、独
立気泡率が高く、発泡倍率が高い発泡体を提供するため
になされたものであり、平衡コンプライアンスJe0とゼ
ロ剪断粘度η0の積Je0η0が2.0秒以上である芳香族
ポリエステル系樹脂を押出発泡させてなる芳香族ポリエ
ステル系樹脂発泡体(請求項1)、芳香族ポリエステル
系樹脂の分岐パラメータが0.80以下である請求項1
記載の芳香族ポリエステル系樹脂発泡体(請求項2)、
芳香族ポリエステル系樹脂の歪み速度100sec-1にお
ける歪み硬化率 ηe/(3η) (ここでηeは伸長粘度を示し、ηは剪断粘度を示す)
が2.0以上である請求項1または2記載の芳香族ポリ
エステル系樹脂発泡体(請求項3)、および芳香族ポリ
エステル系樹脂の歪み速度100sec-1における歪み硬
化率 ηe/(3η) (ηeおよびηは前記と同じである)が5.0以上であ
る請求項1記載の芳香族ポリエステル系樹脂発泡体(請
求項4)に関する。
的性質および耐熱性に優れることはもちろんのこと、独
立気泡率が高く、発泡倍率が高い発泡体を提供するため
になされたものであり、平衡コンプライアンスJe0とゼ
ロ剪断粘度η0の積Je0η0が2.0秒以上である芳香族
ポリエステル系樹脂を押出発泡させてなる芳香族ポリエ
ステル系樹脂発泡体(請求項1)、芳香族ポリエステル
系樹脂の分岐パラメータが0.80以下である請求項1
記載の芳香族ポリエステル系樹脂発泡体(請求項2)、
芳香族ポリエステル系樹脂の歪み速度100sec-1にお
ける歪み硬化率 ηe/(3η) (ここでηeは伸長粘度を示し、ηは剪断粘度を示す)
が2.0以上である請求項1または2記載の芳香族ポリ
エステル系樹脂発泡体(請求項3)、および芳香族ポリ
エステル系樹脂の歪み速度100sec-1における歪み硬
化率 ηe/(3η) (ηeおよびηは前記と同じである)が5.0以上であ
る請求項1記載の芳香族ポリエステル系樹脂発泡体(請
求項4)に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の芳香族ポリエステル系樹
脂発泡体は、平衡コンプライアンスJe0とゼロ剪断粘度
η0の積Je0η0が2.0秒以上の芳香族ポリエステル系
樹脂を押出発泡させてえられたものである。
脂発泡体は、平衡コンプライアンスJe0とゼロ剪断粘度
η0の積Je0η0が2.0秒以上の芳香族ポリエステル系
樹脂を押出発泡させてえられたものである。
【0007】前記平衡コンプライアンスJe0は弾性変形
の大きさの尺度であり、ゼロ剪断粘度η0は塑性変形の
しにくさの尺度である。したがって、平衡コンプライア
ンスとゼロ剪断粘度の積Je0η0は樹脂の最大緩和時間
の指標であり、高分子のからみ合いのほどけにくさを表
わす。平衡コンプライアンスとゼロ剪断粘度の積が大き
い樹脂は、高分子のからみ合いがほどけにくいために、
発泡剤の圧力に抵抗する力があり破泡しにくいため、良
好な発泡体をうることができると考えられる。
の大きさの尺度であり、ゼロ剪断粘度η0は塑性変形の
しにくさの尺度である。したがって、平衡コンプライア
ンスとゼロ剪断粘度の積Je0η0は樹脂の最大緩和時間
の指標であり、高分子のからみ合いのほどけにくさを表
わす。平衡コンプライアンスとゼロ剪断粘度の積が大き
い樹脂は、高分子のからみ合いがほどけにくいために、
発泡剤の圧力に抵抗する力があり破泡しにくいため、良
好な発泡体をうることができると考えられる。
【0008】このような性質は従来論じられてきた溶融
時の粘度や弾性の指標であるダイスウェルだけでは見る
ことができないものである。
時の粘度や弾性の指標であるダイスウェルだけでは見る
ことができないものである。
【0009】前記平衡コンプライアンスJe0とゼロ剪断
粘度η0は、以下に示す方法に基づいて測定される。
粘度η0は、以下に示す方法に基づいて測定される。
【0010】まず、応力制御型の溶融粘弾性測定装置を
用い、試料をコーンアンドプレートにはさみ溶融させた
のち、一定応力を加えて試料に生じる歪みを280℃で
測定する。このときのクリープコンプライアンスJ
(t)は次式(I)で定義される。
用い、試料をコーンアンドプレートにはさみ溶融させた
のち、一定応力を加えて試料に生じる歪みを280℃で
測定する。このときのクリープコンプライアンスJ
(t)は次式(I)で定義される。
【0011】 J(t)=γ(t)/σ (I) ここでγ(t)は歪み、σは応力、tは時間である。え
られた歪みの値からJ(t)を求め、クリープ曲線を作
成する。また、このクリープコンプライアンスは次式
(II)のように近似的に表わされる。
られた歪みの値からJ(t)を求め、クリープ曲線を作
成する。また、このクリープコンプライアンスは次式
(II)のように近似的に表わされる。
【0012】 J(t)=Je0+t/η0 (II) ここでη0はゼロ剪断粘度、Je0が平衡コンプライアン
スである。したがって前記式(II)にしたがい、クリー
プ曲線を直線で近似し、その直線の切片から平衡コンプ
ライアンスJe0を算出し、直線の傾きからη0を算出す
る。
スである。したがって前記式(II)にしたがい、クリー
プ曲線を直線で近似し、その直線の切片から平衡コンプ
ライアンスJe0を算出し、直線の傾きからη0を算出す
る。
【0013】前記式(II)の第1項(Je0)は弾性変形
の大きさを、第2項(t/η0)は塑性変形の大きさを
表わす。
の大きさを、第2項(t/η0)は塑性変形の大きさを
表わす。
【0014】本発明に用いられる芳香族ポリエステル系
樹脂のJe0η0は、前記したように2.0秒以上である
が、かかる樹脂の破泡を抑制するという効果を向上させ
るためには、好ましくは3.0秒以上、さらに好ましく
は5.0秒以上であることが望ましく、また溶融成形を
容易に行なえるようにするためには、好ましくは70秒
以下、さらに好ましくは50秒以下であることが望まし
い。Je0η0が前記範囲の芳香族ポリエステル系樹脂
は、高分子のからみ合いがほどけにくいために、発泡剤
の圧力に抵抗する力があり破泡しにくいので、独立気泡
率および発泡倍率が高い発泡体がえられる。
樹脂のJe0η0は、前記したように2.0秒以上である
が、かかる樹脂の破泡を抑制するという効果を向上させ
るためには、好ましくは3.0秒以上、さらに好ましく
は5.0秒以上であることが望ましく、また溶融成形を
容易に行なえるようにするためには、好ましくは70秒
以下、さらに好ましくは50秒以下であることが望まし
い。Je0η0が前記範囲の芳香族ポリエステル系樹脂
は、高分子のからみ合いがほどけにくいために、発泡剤
の圧力に抵抗する力があり破泡しにくいので、独立気泡
率および発泡倍率が高い発泡体がえられる。
【0015】また、本発明に用いる芳香族ポリエステル
系樹脂は、分岐パラメータgが0.80以下であること
が望ましい。用いる芳香族ポリエステル系樹脂の分岐パ
ラメータが0.80以下であると独立気泡率および発泡
倍率が高い発泡体がえられる。
系樹脂は、分岐パラメータgが0.80以下であること
が望ましい。用いる芳香族ポリエステル系樹脂の分岐パ
ラメータが0.80以下であると独立気泡率および発泡
倍率が高い発泡体がえられる。
【0016】さらに、分岐パラメータは、好ましくは
0.7以下、さらに好ましくは0.6以下であることが
望ましい。
0.7以下、さらに好ましくは0.6以下であることが
望ましい。
【0017】前記範囲の分岐パラメータを有する芳香族
ポリエステル系樹脂は1分子あたりの分岐点数が多いた
め高分子のからみ合いがほどけにくくなるので、独立気
泡率および発泡倍率が高い発泡体がえられる。
ポリエステル系樹脂は1分子あたりの分岐点数が多いた
め高分子のからみ合いがほどけにくくなるので、独立気
泡率および発泡倍率が高い発泡体がえられる。
【0018】分岐パラメータgは、長鎖分岐構造を持つ
高分子の、1分子あたりの分岐点数の指標である。分岐
パラメータgは、次式に示すように、同じ分子量をもつ
分岐高分子と線状高分子の希薄溶液中の慣性半径の二乗
の比で定義される。
高分子の、1分子あたりの分岐点数の指標である。分岐
パラメータgは、次式に示すように、同じ分子量をもつ
分岐高分子と線状高分子の希薄溶液中の慣性半径の二乗
の比で定義される。
【0019】g=(分岐高分子の慣性半径の二乗)/(線
状高分子の慣性半径の二乗) 線状高分子のgは1であり、gが1より小さいほど1分
子あたりの分岐点の数は多い。
状高分子の慣性半径の二乗) 線状高分子のgは1であり、gが1より小さいほど1分
子あたりの分岐点の数は多い。
【0020】高分子が長鎖分岐構造を有すると、ほどけ
にくいからみ合いが生じ、そのことが高いJe0η0とな
って測定される。分子量分布Mw/Mn(Mwは重量平
均分子量、Mnは数平均分子量である)が5.0〜2
1.0の芳香族ポリエステル系樹脂を使用して押出発泡
成形するという従来技術(特開平7−33899号公報
(特許第2521854号明細書))があるが、そのよ
うなものを用いても良好な発泡体をうることができると
は限らない。分岐点数の多い分岐芳香族ポリエステル系
樹脂を用いることが良好な発泡体をうるためにより効果
的なことである。本発明に用いられる芳香族ポリエステ
ル系樹脂の分岐パラメータが0.80以下であることが
望ましいのはそうした理由による。
にくいからみ合いが生じ、そのことが高いJe0η0とな
って測定される。分子量分布Mw/Mn(Mwは重量平
均分子量、Mnは数平均分子量である)が5.0〜2
1.0の芳香族ポリエステル系樹脂を使用して押出発泡
成形するという従来技術(特開平7−33899号公報
(特許第2521854号明細書))があるが、そのよ
うなものを用いても良好な発泡体をうることができると
は限らない。分岐点数の多い分岐芳香族ポリエステル系
樹脂を用いることが良好な発泡体をうるためにより効果
的なことである。本発明に用いられる芳香族ポリエステ
ル系樹脂の分岐パラメータが0.80以下であることが
望ましいのはそうした理由による。
【0021】本明細書において、樹脂の分岐パラメータ
gは、以下に示す方法に基づいて測定した値をいう。
gは、以下に示す方法に基づいて測定した値をいう。
【0022】まず、線状高分子を適当な溶媒に溶解した
ものを多角レーザー光散乱装置(MALLS)と屈折計
(RI)とを備えたGPC(ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー)装置に注入し、分子量と慣性半径との
関係曲線をうる。この曲線を式:
ものを多角レーザー光散乱装置(MALLS)と屈折計
(RI)とを備えたGPC(ゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー)装置に注入し、分子量と慣性半径との
関係曲線をうる。この曲線を式:
【0023】
【数1】
【0024】で近似し、dとeを求める。前記式におい
て
て
【0025】
【数2】
【0026】は慣性半径、Mは分子量、d、eは定数で
ある。
ある。
【0027】つぎに分岐高分子を適当な溶媒に溶解した
ものを多角レーザー光散乱装置(MALLS)と屈折計
(RI)とを備えたGPC装置に注入し、分子量と慣性
半径との関係曲線をうる。分岐高分子の分子量Mである
成分の分岐パラメータgは、gの定義式にしたがい、 で算出される。MALLSクロマトグラムのピークの位
置に相当する分子量でのgの値をその試料の分岐パラメ
ータとする。
ものを多角レーザー光散乱装置(MALLS)と屈折計
(RI)とを備えたGPC装置に注入し、分子量と慣性
半径との関係曲線をうる。分岐高分子の分子量Mである
成分の分岐パラメータgは、gの定義式にしたがい、 で算出される。MALLSクロマトグラムのピークの位
置に相当する分子量でのgの値をその試料の分岐パラメ
ータとする。
【0028】本発明に用いられる芳香族ポリエステル系
樹脂は、Je0η0が2.0秒以上という要件に加え、よ
り均一な気泡構造を持つ発泡体をうるためには歪み速度
100sec-1における歪み硬化率が2.0以上であるこ
とが望ましい。歪み硬化率は樹脂の歪み硬化性の指標で
あり、ηe/(3η)(ここでηeは伸長粘度、ηは剪断
粘度を示す)で定義される。歪み硬化性とは、歪みが大
きくなるほど伸長粘度が大きくなる性質のことをいう。
樹脂は、Je0η0が2.0秒以上という要件に加え、よ
り均一な気泡構造を持つ発泡体をうるためには歪み速度
100sec-1における歪み硬化率が2.0以上であるこ
とが望ましい。歪み硬化率は樹脂の歪み硬化性の指標で
あり、ηe/(3η)(ここでηeは伸長粘度、ηは剪断
粘度を示す)で定義される。歪み硬化性とは、歪みが大
きくなるほど伸長粘度が大きくなる性質のことをいう。
【0029】歪み速度については、日本レオロジー学会
誌、vol.13、p.13〜23に記載されている。
誌、vol.13、p.13〜23に記載されている。
【0030】棒状または短冊状に成形した樹脂の試料を
溶融状態で引っ張ることにより伸長粘度を測定する方法
において、歪み硬化性がない樹脂のばあいは、試料を引
き伸ばすにつれて(歪みを大きくするにつれて)伸長粘
度の値が大きくなった後3ηに近づき定常値に達する。
一方、歪み硬化性がある樹脂のばあいは、歪みを大きく
するにつれて伸長粘度の値が3ηから大きく立ち上がっ
たのちに定常値に達する。すなわち、歪み硬化性がない
樹脂のηe/(3η)は1以下であり、歪み硬化性があ
る樹脂のηe/(3η)は1より大きく、歪み硬化性が
高いほどその値は大きい。ηe/(3η)が歪み硬化性
の指標となるのはこうした理由による。
溶融状態で引っ張ることにより伸長粘度を測定する方法
において、歪み硬化性がない樹脂のばあいは、試料を引
き伸ばすにつれて(歪みを大きくするにつれて)伸長粘
度の値が大きくなった後3ηに近づき定常値に達する。
一方、歪み硬化性がある樹脂のばあいは、歪みを大きく
するにつれて伸長粘度の値が3ηから大きく立ち上がっ
たのちに定常値に達する。すなわち、歪み硬化性がない
樹脂のηe/(3η)は1以下であり、歪み硬化性があ
る樹脂のηe/(3η)は1より大きく、歪み硬化性が
高いほどその値は大きい。ηe/(3η)が歪み硬化性
の指標となるのはこうした理由による。
【0031】芳香族ポリエステル系樹脂は、溶融時の粘
度が低いため、棒状または短冊状の試料を溶融状態で保
持することができず、前記のような方法で伸長粘度を測
定することが困難である。ところが本発明者らは、以下
に示すような方法で芳香族ポリエステル系樹脂の伸長粘
度を測定することができることを見出した。
度が低いため、棒状または短冊状の試料を溶融状態で保
持することができず、前記のような方法で伸長粘度を測
定することが困難である。ところが本発明者らは、以下
に示すような方法で芳香族ポリエステル系樹脂の伸長粘
度を測定することができることを見出した。
【0032】すなわち、まず直径の等しい、長さの短い
ダイと長いダイをつけたキャピラリーレオメータを用い
て、それぞれ溶融樹脂の圧力損失を測定する。つぎに次
式にしたがい、仮想的な長さ0のダイの圧力損失p0を
算出する。
ダイと長いダイをつけたキャピラリーレオメータを用い
て、それぞれ溶融樹脂の圧力損失を測定する。つぎに次
式にしたがい、仮想的な長さ0のダイの圧力損失p0を
算出する。
【0033】 ここでp1は長いダイで測定される圧力損失、p2は短い
ダイで測定される圧力損失、L1は長いダイの長さ、L2
は短いダイの長さである。
ダイで測定される圧力損失、L1は長いダイの長さ、L2
は短いダイの長さである。
【0034】剪断粘度および剪断速度は、キャピラリー
レオメータを用いて求めることができる。
レオメータを用いて求めることができる。
【0035】
【数3】
【0036】nはパワーローインデックスで、次式
(V)で定義される。
(V)で定義される。
【0037】
【数4】
【0038】cは定数である。
【0039】このような方法で測定されるηeは伸長粘
度である。
度である。
【0040】したがってこの方法で求めたηe、ηから
以下に示すようにして歪み硬化率を算出することができ
る。
以下に示すようにして歪み硬化率を算出することができ
る。
【0041】本明細書において、歪み硬化率はつぎの方
法で算出した値をいう。
法で算出した値をいう。
【0042】前記方法で280℃における樹脂の伸長粘
度と剪断粘度を測定したのち、剪断速度と剪断粘度の関
係を最小二乗法により式(VI):
度と剪断粘度を測定したのち、剪断速度と剪断粘度の関
係を最小二乗法により式(VI):
【0043】
【数5】
【0044】で近似してaとpを求め、歪み速度と伸長
粘度の関係を最小二乗法により式(VII):
粘度の関係を最小二乗法により式(VII):
【0045】
【数6】
【0046】で近似してbとqを求める。
【0047】
【数7】
【0048】比ηe/(3η)を本発明でいう歪み硬化
率とする。すなわち、 で歪み硬化率を算出することができる。
率とする。すなわち、 で歪み硬化率を算出することができる。
【0049】歪み硬化性を有する樹脂で発泡体を製造し
たばあい、気泡の成長時に気泡膜の薄くなった部分はよ
り大きな抵抗力を有して爆発的な気泡の成長を抑制する
ため、均一な気泡構造がえられると考えられる。
たばあい、気泡の成長時に気泡膜の薄くなった部分はよ
り大きな抵抗力を有して爆発的な気泡の成長を抑制する
ため、均一な気泡構造がえられると考えられる。
【0050】本発明に用いる芳香族ポリエステル系樹脂
の歪み速度100sec-1における歪み硬化率ηe/(3
η)は2.0以上であることが望ましく、前記範囲の歪
み硬化率を有する芳香族ポリエステル系樹脂は気泡の成
長時に気泡膜の薄くなった部分がより大きな抵抗力を有
するので、破泡が抑制され、独立気泡率および発泡倍率
が高い発泡体がえられる。
の歪み速度100sec-1における歪み硬化率ηe/(3
η)は2.0以上であることが望ましく、前記範囲の歪
み硬化率を有する芳香族ポリエステル系樹脂は気泡の成
長時に気泡膜の薄くなった部分がより大きな抵抗力を有
するので、破泡が抑制され、独立気泡率および発泡倍率
が高い発泡体がえられる。
【0051】本発明に用いられる芳香族ポリエステル系
樹脂は、より均一で微細な気泡構造を持つ発泡体をうる
ためには、三次元ネットワーク構造を含むことが望まし
い。しかしこのような構造を含む樹脂は溶媒に不溶にな
るため、前記分岐パラメータの分析が不可能になる。と
ころが三次元ネットワーク構造を含む芳香族ポリエステ
ル系樹脂は前記歪み硬化率が5.0以上になることを本
発明者らは見出した。すなわち、より均一で微細な気泡
構造を持つ発泡体をうるためには、樹脂の歪み硬化率が
5.0以上であることが望ましい。
樹脂は、より均一で微細な気泡構造を持つ発泡体をうる
ためには、三次元ネットワーク構造を含むことが望まし
い。しかしこのような構造を含む樹脂は溶媒に不溶にな
るため、前記分岐パラメータの分析が不可能になる。と
ころが三次元ネットワーク構造を含む芳香族ポリエステ
ル系樹脂は前記歪み硬化率が5.0以上になることを本
発明者らは見出した。すなわち、より均一で微細な気泡
構造を持つ発泡体をうるためには、樹脂の歪み硬化率が
5.0以上であることが望ましい。
【0052】つぎに、本発明に用いられる芳香族ポリエ
ステル系樹脂について説明する。
ステル系樹脂について説明する。
【0053】本発明に用いられる芳香族ポリエステル系
樹脂として、たとえば分岐状芳香族コポリエステル系樹
脂(芳香族ポリエステル系樹脂(A−1))があげられ
る。
樹脂として、たとえば分岐状芳香族コポリエステル系樹
脂(芳香族ポリエステル系樹脂(A−1))があげられ
る。
【0054】前記分岐状芳香族コポリエステル系樹脂
は、たとえば、芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分
との重縮合によりえられる線状芳香族ポリエステル系樹
脂と、少なくとも3個のエステル生成基を有する分岐生
成性成分とを共重合することによりえられる。
は、たとえば、芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分
との重縮合によりえられる線状芳香族ポリエステル系樹
脂と、少なくとも3個のエステル生成基を有する分岐生
成性成分とを共重合することによりえられる。
【0055】前記芳香族ジカルボン酸成分としては、た
とえばテレフタル酸、テレフタル酸ジメチルなどのテレ
フタル酸ジアルキルエステル、イソフタル酸、イソフタ
ル酸ジメチルなどのイソフタル酸ジアルキルエステル、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシ
エタンジカルボン酸などがあげられ、これらは単独でま
たは2種以上を混合して用いることができる。これらの
なかでは、工業的利用価値が高く、取り扱いやすいとい
う点から、テレフタル酸およびテレフタル酸ジアルキル
エステルが好ましい。
とえばテレフタル酸、テレフタル酸ジメチルなどのテレ
フタル酸ジアルキルエステル、イソフタル酸、イソフタ
ル酸ジメチルなどのイソフタル酸ジアルキルエステル、
ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシ
エタンジカルボン酸などがあげられ、これらは単独でま
たは2種以上を混合して用いることができる。これらの
なかでは、工業的利用価値が高く、取り扱いやすいとい
う点から、テレフタル酸およびテレフタル酸ジアルキル
エステルが好ましい。
【0056】前記ジオール成分としては、たとえばエチ
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブタンジオール、ネオペンチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメチ
ロール、トリシクロデカンジメチロール、2,2−ビス
(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
4,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ジフェニルス
ルホンなどがあげられ、これらは単独でまたは2種以上
混合して用いることができる。これらのなかでは、工業
的利用価値が高く、取り扱いやすいという点からエチレ
ングリコールおよびブタンジオールが好ましい。
レングリコール、ジエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブタンジオール、ネオペンチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、シクロヘキサンジメチ
ロール、トリシクロデカンジメチロール、2,2−ビス
(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン、
4,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ジフェニルス
ルホンなどがあげられ、これらは単独でまたは2種以上
混合して用いることができる。これらのなかでは、工業
的利用価値が高く、取り扱いやすいという点からエチレ
ングリコールおよびブタンジオールが好ましい。
【0057】前記線状芳香族ポリエステル系樹脂は、前
記芳香族ジカルボン酸成分と、前記ジオール成分とを縮
重合させることによりえられる。
記芳香族ジカルボン酸成分と、前記ジオール成分とを縮
重合させることによりえられる。
【0058】えられた線状芳香族ポリエステル系樹脂
は、一般に極限粘度が4.0×10-5m3/g〜1.2
×10-4m3/gである。前記線状芳香族ポリエステル
系樹脂の具体例としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レンジカルボキシレートなどがあげられる。
は、一般に極限粘度が4.0×10-5m3/g〜1.2
×10-4m3/gである。前記線状芳香族ポリエステル
系樹脂の具体例としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタ
レンジカルボキシレートなどがあげられる。
【0059】前記分岐生成性成分としては、たとえばグ
リセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、ペンタエリスリトールなどのトリまたはテトラオ
ール類、ジヒドロキシカルボン酸およびそれらの誘導体
などの、たとえば水酸基、カルボキシル基などのエステ
ル生成基を少なくとも3個、好ましくは3〜4個有する
化合物があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混
合して用いられる。これらのなかでは、目的とする分岐
状芳香族コポリエステルの重合度をコントロールしやす
いという点から、グリセリンが好ましい。
リセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、ペンタエリスリトールなどのトリまたはテトラオ
ール類、ジヒドロキシカルボン酸およびそれらの誘導体
などの、たとえば水酸基、カルボキシル基などのエステ
ル生成基を少なくとも3個、好ましくは3〜4個有する
化合物があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混
合して用いられる。これらのなかでは、目的とする分岐
状芳香族コポリエステルの重合度をコントロールしやす
いという点から、グリセリンが好ましい。
【0060】分岐生成性成分の使用量は、前記芳香族ジ
カルボン酸成分の総モル数100モルに対して0.01
〜5モル、好ましくは0.1〜3モルであることが望ま
しい。
カルボン酸成分の総モル数100モルに対して0.01
〜5モル、好ましくは0.1〜3モルであることが望ま
しい。
【0061】本発明に用いられる前記芳香族ポリエステ
ル系樹脂(A−1)は、通常の芳香族ポリエステルの製
造法によって製造することができる。たとえば、所望の
芳香族ジカルボン酸成分、ジオール成分および1分子中
に少なくとも3個のエステル生成基を有する分岐生成性
成分を溶融状態で混合し、3〜12時間程度にわたって
25〜135Pa程度の高真空にすれば、揮発性生成物
の除去につれて分子量が増大した芳香族ポリエステル系
樹脂(A−1)をうることができる。えられた芳香族ポ
リエステル系樹脂(A−1)は分子鎖中に存在するエス
テル生成基と芳香族ジカルボン酸成分中のカルボキシル
基との反応によって生成された分岐を有するものであ
り、かかる分岐が生成されることによってJe0η0が
2.0秒以上になる。
ル系樹脂(A−1)は、通常の芳香族ポリエステルの製
造法によって製造することができる。たとえば、所望の
芳香族ジカルボン酸成分、ジオール成分および1分子中
に少なくとも3個のエステル生成基を有する分岐生成性
成分を溶融状態で混合し、3〜12時間程度にわたって
25〜135Pa程度の高真空にすれば、揮発性生成物
の除去につれて分子量が増大した芳香族ポリエステル系
樹脂(A−1)をうることができる。えられた芳香族ポ
リエステル系樹脂(A−1)は分子鎖中に存在するエス
テル生成基と芳香族ジカルボン酸成分中のカルボキシル
基との反応によって生成された分岐を有するものであ
り、かかる分岐が生成されることによってJe0η0が
2.0秒以上になる。
【0062】また、本発明に用いられる芳香族ポリエス
テル系樹脂としては、少なくとも3個のエステル生成基
を有する分岐生成性成分を用いて共重合することにより
えられた前記分岐状芳香族コポリエステル系樹脂(芳香
族ポリエステル系樹脂(A−1))が線状芳香族ポリエ
ステル系樹脂を含有しているもの(芳香族ポリエステル
系樹脂(A−2))であってもよい。
テル系樹脂としては、少なくとも3個のエステル生成基
を有する分岐生成性成分を用いて共重合することにより
えられた前記分岐状芳香族コポリエステル系樹脂(芳香
族ポリエステル系樹脂(A−1))が線状芳香族ポリエ
ステル系樹脂を含有しているもの(芳香族ポリエステル
系樹脂(A−2))であってもよい。
【0063】前記線状芳香族ポリエステル系樹脂は、分
岐状芳香族コポリエステル系樹脂中の分岐生成性成分単
位の含有率を、目的に応じて所望する程度に調整するた
めに好適に用いることができるものである。
岐状芳香族コポリエステル系樹脂中の分岐生成性成分単
位の含有率を、目的に応じて所望する程度に調整するた
めに好適に用いることができるものである。
【0064】前記線状芳香族ポリエスエル系樹脂は、前
記例示した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂をうる際
に用いた線状芳香族ポリエステル系樹脂を製造するのと
同様の方法で、芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分
とを重縮合させることによってうることができる。えら
れた線状芳香族ポリエステル系樹脂は前記と同様の性質
を有する。
記例示した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂をうる際
に用いた線状芳香族ポリエステル系樹脂を製造するのと
同様の方法で、芳香族ジカルボン酸成分とジオール成分
とを重縮合させることによってうることができる。えら
れた線状芳香族ポリエステル系樹脂は前記と同様の性質
を有する。
【0065】前記芳香族ジカルボン酸成分としては、た
とえば前記例示した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂
をうる際に用いられる化合物と同じものなどがあげら
れ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いるこ
とができる。
とえば前記例示した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂
をうる際に用いられる化合物と同じものなどがあげら
れ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いるこ
とができる。
【0066】前記ジオール成分としては、たとえば前記
例示した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂をうる際に
用いられる化合物と同じものなどがあげられ、これらは
単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
例示した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂をうる際に
用いられる化合物と同じものなどがあげられ、これらは
単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
【0067】線状芳香族ポリエステル系樹脂の具体例と
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリ
ブチレンイソフタレート、ポリエチレンナフタレートな
どがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合し
て用いることができるが、これらの中でも工業的利用価
値の高さや取り扱いやすさなどの観点からポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−
1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレートが好
ましい。
しては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテ
レフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキサンジメチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリ
ブチレンイソフタレート、ポリエチレンナフタレートな
どがあげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合し
て用いることができるが、これらの中でも工業的利用価
値の高さや取り扱いやすさなどの観点からポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−
1,4−シクロヘキサンジメチレンテレフタレートが好
ましい。
【0068】分岐状芳香族コポリエステル系樹脂と線状
芳香族ポリエステル系樹脂との重量比は、分岐状芳香族
コポリエステル系樹脂1部に対して線状芳香族ポリエス
テル系樹脂10部以下である。
芳香族ポリエステル系樹脂との重量比は、分岐状芳香族
コポリエステル系樹脂1部に対して線状芳香族ポリエス
テル系樹脂10部以下である。
【0069】本発明に用いられる前記芳香族ポリエステ
ル系樹脂(A−2)は、前記芳香族ポリエステル系樹脂
(A−1)と線状芳香族ポリエステル系樹脂とを混合す
ることによりえられる。えられた芳香族ポリエステル系
樹脂(A−2)は、分子鎖中に存在するエステル生成基
と芳香族ジカルボン酸成分中のカルボキシル基との反応
によって生成された分岐を有するものであり、かかる分
岐が生成されることによってJe0η0が2.0秒以上に
なる。
ル系樹脂(A−2)は、前記芳香族ポリエステル系樹脂
(A−1)と線状芳香族ポリエステル系樹脂とを混合す
ることによりえられる。えられた芳香族ポリエステル系
樹脂(A−2)は、分子鎖中に存在するエステル生成基
と芳香族ジカルボン酸成分中のカルボキシル基との反応
によって生成された分岐を有するものであり、かかる分
岐が生成されることによってJe0η0が2.0秒以上に
なる。
【0070】また、本発明に用いられる芳香族ポリエス
テル系樹脂としては、より均一で微細な気泡を持つ発泡
体をうるために、前記線状芳香族ポリエステル系樹脂を
含有した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂(芳香族ポ
リエステル系樹脂(A−2))が、さらに1分子中に2
個以上の酸無水物基を有する化合物を含有するもの(芳
香族ポリエステル系樹脂(A−3))であることが好ま
しい。
テル系樹脂としては、より均一で微細な気泡を持つ発泡
体をうるために、前記線状芳香族ポリエステル系樹脂を
含有した分岐状芳香族コポリエステル系樹脂(芳香族ポ
リエステル系樹脂(A−2))が、さらに1分子中に2
個以上の酸無水物基を有する化合物を含有するもの(芳
香族ポリエステル系樹脂(A−3))であることが好ま
しい。
【0071】前記1分子中に2個以上の酸無水物基を有
する化合物は、分岐状芳香族コポリエステル系樹脂がよ
り複雑な分岐構造を有するように作用するものである。
これは、分岐状芳香族コポリエステル系樹脂の分子鎖中
に存在する水酸基と、1分子中に2個以上の酸無水物基
を有する化合物中に存在する酸無水物基との反応による
結合に起因するものと考えられる。したがって、かかる
1分子中に2個以上の酸無水物基を有する化合物を用い
たばあいには、分岐状芳香族コポリエステル系樹脂に三
次元ネットワーク構造を生じさせ、歪み硬化率を大きく
することができる。
する化合物は、分岐状芳香族コポリエステル系樹脂がよ
り複雑な分岐構造を有するように作用するものである。
これは、分岐状芳香族コポリエステル系樹脂の分子鎖中
に存在する水酸基と、1分子中に2個以上の酸無水物基
を有する化合物中に存在する酸無水物基との反応による
結合に起因するものと考えられる。したがって、かかる
1分子中に2個以上の酸無水物基を有する化合物を用い
たばあいには、分岐状芳香族コポリエステル系樹脂に三
次元ネットワーク構造を生じさせ、歪み硬化率を大きく
することができる。
【0072】前記1分子中に2個以上の酸無水物基を有
する化合物には、とくに限定がなく、1分子中に2個以
上、好ましくは2〜4個の酸無水物基を有する化合物が
使用できるが、前記したような水酸基と酸無水物基との
反応性が良好であるという点を考慮すると、ピロメリッ
ト酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物、ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、シクロペン
タンテトラカルボン酸二無水物、エチレングリコール−
ビス(アンヒドロトリメリテート)、グリセロール−ト
リス(アンヒドロトリメリテート)などが好ましく、こ
れらは単独でまたは2種以上を混合して用いることがで
きる。これらのなかでは、取り扱いが容易であるという
点から、ピロメリット酸二無水物およびベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物がとくに好ましい。
する化合物には、とくに限定がなく、1分子中に2個以
上、好ましくは2〜4個の酸無水物基を有する化合物が
使用できるが、前記したような水酸基と酸無水物基との
反応性が良好であるという点を考慮すると、ピロメリッ
ト酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物、ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、シクロペン
タンテトラカルボン酸二無水物、エチレングリコール−
ビス(アンヒドロトリメリテート)、グリセロール−ト
リス(アンヒドロトリメリテート)などが好ましく、こ
れらは単独でまたは2種以上を混合して用いることがで
きる。これらのなかでは、取り扱いが容易であるという
点から、ピロメリット酸二無水物およびベンゾフェノン
テトラカルボン酸二無水物がとくに好ましい。
【0073】1分子中に2個以上の酸無水物基を有する
化合物の使用量は、芳香族ポリエステル系樹脂(A−
2)100部に対して0.1〜5部であることが望まし
い。
化合物の使用量は、芳香族ポリエステル系樹脂(A−
2)100部に対して0.1〜5部であることが望まし
い。
【0074】本発明に用いられる前記芳香族ポリエステ
ル系樹脂(A−3)は、芳香族ポリエステル系樹脂(A
−2)と1分子中に2個以上の酸無水物基を有する化合
物を混合することによりえられる。えられた芳香族ポリ
エステル系樹脂(A−3)は、芳香族ポリエステル系樹
脂(A−2)中に存在する生成基と、1分子中に2個以
上の酸無水物基を有する化合物中に存在する酸無水物基
との反応により三次元ネットワークが生じた結果、Je0
η0が2.0秒以上、ηe/(3η)が5.0以上とな
る。
ル系樹脂(A−3)は、芳香族ポリエステル系樹脂(A
−2)と1分子中に2個以上の酸無水物基を有する化合
物を混合することによりえられる。えられた芳香族ポリ
エステル系樹脂(A−3)は、芳香族ポリエステル系樹
脂(A−2)中に存在する生成基と、1分子中に2個以
上の酸無水物基を有する化合物中に存在する酸無水物基
との反応により三次元ネットワークが生じた結果、Je0
η0が2.0秒以上、ηe/(3η)が5.0以上とな
る。
【0075】つぎに、本発明の芳香族ポリエステル系樹
脂発泡体の製法を説明する。
脂発泡体の製法を説明する。
【0076】Je0η0が2.0秒以上である芳香族ポリ
エステル系樹脂を加熱溶融させ、えられた溶融物と発泡
剤とを混合したのち、えられた混合物を低圧領域に押出
発泡させることにより、芳香族ポリエステル系樹脂発泡
体がえられる。
エステル系樹脂を加熱溶融させ、えられた溶融物と発泡
剤とを混合したのち、えられた混合物を低圧領域に押出
発泡させることにより、芳香族ポリエステル系樹脂発泡
体がえられる。
【0077】発泡剤としては、加熱によって気化ないし
膨張する性質を有するものであれば、とくに限定なく用
いることができる。
膨張する性質を有するものであれば、とくに限定なく用
いることができる。
【0078】前記発泡剤の代表例としては、たとえば二
酸化炭素、窒素などの不活性ガス;メタン、エタン、ノ
ルマルブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタ
ン、ネオペンタン、n−ヘキサン、2−メチルペンタ
ン、3−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、
2,3−ジメチルブタンなどの飽和脂肪族炭化水素;メ
チルシクロプロパン、シクロペンタン、エチルシクロブ
タン、1,1,2−トリメチルシクロプロパンなどの飽
和脂環族炭化水素;ベンゼンなどの芳香族炭化水素;ト
リクロロモノフルオロメタン、ジクロロフルオロメタ
ン、モノクロロジフルオロメタン、トリクロロトリフル
オロエタン、ジクロロテトラフルオロエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素;ジメチルエーテル、2−エトキシエタ
ノールなどのエーテル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、アセチルアセトンなどのケトン類などの蒸発型発泡
剤があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合し
て用いることができる。
酸化炭素、窒素などの不活性ガス;メタン、エタン、ノ
ルマルブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタ
ン、ネオペンタン、n−ヘキサン、2−メチルペンタ
ン、3−メチルペンタン、2,2−ジメチルブタン、
2,3−ジメチルブタンなどの飽和脂肪族炭化水素;メ
チルシクロプロパン、シクロペンタン、エチルシクロブ
タン、1,1,2−トリメチルシクロプロパンなどの飽
和脂環族炭化水素;ベンゼンなどの芳香族炭化水素;ト
リクロロモノフルオロメタン、ジクロロフルオロメタ
ン、モノクロロジフルオロメタン、トリクロロトリフル
オロエタン、ジクロロテトラフルオロエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素;ジメチルエーテル、2−エトキシエタ
ノールなどのエーテル類;アセトン、メチルエチルケト
ン、アセチルアセトンなどのケトン類などの蒸発型発泡
剤があげられ、これらは単独でまたは2種以上を混合し
て用いることができる。
【0079】発泡剤の使用量には、とくに限定がなく、
えられる芳香族ポリエステル系樹脂発泡体の所望の発泡
倍率に応じて適宜調整すればよい。通常、発泡剤は芳香
族ポリエステル系樹脂100重量部に対して1〜30重
量部用いる。
えられる芳香族ポリエステル系樹脂発泡体の所望の発泡
倍率に応じて適宜調整すればよい。通常、発泡剤は芳香
族ポリエステル系樹脂100重量部に対して1〜30重
量部用いる。
【0080】本発明の発泡体の製造には、たとえば単軸
押出機、多軸押出機、タンデム押出機などの押出成形
機、中空成形機、射出成形機などを用いることができ
る。
押出機、多軸押出機、タンデム押出機などの押出成形
機、中空成形機、射出成形機などを用いることができ
る。
【0081】口金としては、たとえば丸棒型、スリット
型、サーキュラー型のものを用いることができる。
型、サーキュラー型のものを用いることができる。
【0082】本発明の発泡体の製造方法を以下に具体的
に説明する。
に説明する。
【0083】前記成形機内でJe0η0が2.0秒以上で
ある芳香族ポリエステル系樹脂を加熱溶融させ、発泡剤
と混合したのち、口金より低圧域に押出すことにより、
発泡成形体を成形することができる。
ある芳香族ポリエステル系樹脂を加熱溶融させ、発泡剤
と混合したのち、口金より低圧域に押出すことにより、
発泡成形体を成形することができる。
【0084】本発明における低圧域とは、大気圧の領域
をいう。
をいう。
【0085】前記混合物を低圧域に押出発泡させる際に
は、該混合物の温度を発泡に適した温度に調整すること
が好ましい。かかる発泡に適した温度は、芳香族ポリエ
ステル系樹脂の種類に応じて適宜調整すればよく、とく
に限定がない。
は、該混合物の温度を発泡に適した温度に調整すること
が好ましい。かかる発泡に適した温度は、芳香族ポリエ
ステル系樹脂の種類に応じて適宜調整すればよく、とく
に限定がない。
【0086】なお、本発明においては前記芳香族ポリエ
ステル系樹脂を加熱溶融させ、発泡剤と混合する際に、
必要に応じて、たとえばタルク、シリカなどの無機粉
末、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムなどの
有機粉末などの造核剤をはじめ、安定剤、滑剤、たとえ
ばI族、II族またはIII族に属する金属の化合物などの
芳香族ポリエステル系樹脂の溶融粘弾性を向上させる作
用をする化合物、顔料、充填剤、難燃剤、帯電防止剤な
どの添加剤を、本発明の目的が阻害されない範囲内で適
宜添加してもよい。
ステル系樹脂を加熱溶融させ、発泡剤と混合する際に、
必要に応じて、たとえばタルク、シリカなどの無機粉
末、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムなどの
有機粉末などの造核剤をはじめ、安定剤、滑剤、たとえ
ばI族、II族またはIII族に属する金属の化合物などの
芳香族ポリエステル系樹脂の溶融粘弾性を向上させる作
用をする化合物、顔料、充填剤、難燃剤、帯電防止剤な
どの添加剤を、本発明の目的が阻害されない範囲内で適
宜添加してもよい。
【0087】このようにしてえられる本発明の芳香族ポ
リエステル系樹脂発泡体は、発泡倍率が好ましくは5〜
30倍、より好ましくは7〜30倍、独立気泡率が好ま
しくは80%以上より好ましくは90%以上、気泡の大
きさが好ましくは5〜1000μm、より好ましくは5
〜500μmという特性を有するものである。
リエステル系樹脂発泡体は、発泡倍率が好ましくは5〜
30倍、より好ましくは7〜30倍、独立気泡率が好ま
しくは80%以上より好ましくは90%以上、気泡の大
きさが好ましくは5〜1000μm、より好ましくは5
〜500μmという特性を有するものである。
【0088】芳香族ポリエステル系樹脂発泡体の溶融レ
オロジー特性(Je0η0、ηe/(3η))についても、
芳香族ポリエステル系樹脂と同様の範囲が好ましい。
オロジー特性(Je0η0、ηe/(3η))についても、
芳香族ポリエステル系樹脂と同様の範囲が好ましい。
【0089】本発明の芳香族ポリエステル系樹脂発泡体
は、緩衝性、機械的特性および耐熱性にすぐれることは
もちろんのこと、独立気泡率および発泡倍率が高いの
で、たとえば耐熱容器、断熱容器、緩衝包装材に好適に
使用しうるものである。
は、緩衝性、機械的特性および耐熱性にすぐれることは
もちろんのこと、独立気泡率および発泡倍率が高いの
で、たとえば耐熱容器、断熱容器、緩衝包装材に好適に
使用しうるものである。
【0090】
【実施例】以下に、本発明の芳香族ポリエステル系樹脂
発泡体を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本
発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
発泡体を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本
発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0091】製造例1 極限粘度が7.0×10-5m3/gの線状ポリエチレン
テレフタレート100部(重量部、以下同様)、グリセ
リン1.2部、安定剤としてリン酸トリフェニル0.5
1部およびアデガスタブAO−60(商品名、旭電化工
業(株)製)0.32部、触媒として三酸化アンチモン
0.03部からなる混合物を製造した後、この混合物
を、撹拌機つきの横型連続反応装置に供給し、280℃
で65分間、減圧下で溶融し、揮発成分を除去して極限
粘度7.3×10-5m3/gの芳香族ポリエステル系樹
脂(A−1)のペレットをえた。
テレフタレート100部(重量部、以下同様)、グリセ
リン1.2部、安定剤としてリン酸トリフェニル0.5
1部およびアデガスタブAO−60(商品名、旭電化工
業(株)製)0.32部、触媒として三酸化アンチモン
0.03部からなる混合物を製造した後、この混合物
を、撹拌機つきの横型連続反応装置に供給し、280℃
で65分間、減圧下で溶融し、揮発成分を除去して極限
粘度7.3×10-5m3/gの芳香族ポリエステル系樹
脂(A−1)のペレットをえた。
【0092】えられたペレットを用い、芳香族ポリエス
テル系樹脂の平衡コンプライアンス、ゼロ剪断粘度、分
岐パラメータ、歪み硬化率を求めた。その結果を表1に
示す。
テル系樹脂の平衡コンプライアンス、ゼロ剪断粘度、分
岐パラメータ、歪み硬化率を求めた。その結果を表1に
示す。
【0093】なお、樹脂の特性値は以下の方法で測定し
た。
た。
【0094】(平衡コンプライアンスおよびゼロ剪断粘
度)ペレットを熱盤温度290℃、圧力4.9×106
N/m2でプレス成形し、厚さ1.4mmのシートをえ
た。えられたシートから直径25mmの円盤を切り出
し、測定用試料とした。
度)ペレットを熱盤温度290℃、圧力4.9×106
N/m2でプレス成形し、厚さ1.4mmのシートをえ
た。えられたシートから直径25mmの円盤を切り出
し、測定用試料とした。
【0095】つぎに、応力制御型の溶融粘弾性測定装置
(レオメトリック・サイエンティフィック社製、DSR
−200)を用い、前記試料を直径25mmのコーンア
ンドプレートにはさみ、窒素雰囲気中、280℃で溶融
させたのち、そのまま5000秒静置し、一定応力50
N/m2を加えて時計方向にねじり続け、クリープコン
プライアンスを280℃で測定した。
(レオメトリック・サイエンティフィック社製、DSR
−200)を用い、前記試料を直径25mmのコーンア
ンドプレートにはさみ、窒素雰囲気中、280℃で溶融
させたのち、そのまま5000秒静置し、一定応力50
N/m2を加えて時計方向にねじり続け、クリープコン
プライアンスを280℃で測定した。
【0096】かくして測定された式(I): J(t)=γ(t)/σ (I) で表わされるクリープコンプライアンスJ(t)のクリ
ープ曲線を、式(II): J(t)=Je0+t/η0 (II) のように直線で近似し、かかる直線の切片から平衡コン
プライアンスJe0および直線の傾きからゼロ剪断粘度η
0を算出した。
ープ曲線を、式(II): J(t)=Je0+t/η0 (II) のように直線で近似し、かかる直線の切片から平衡コン
プライアンスJe0および直線の傾きからゼロ剪断粘度η
0を算出した。
【0097】(分岐パラメータ)ペレットを冷凍粉砕し
た後、濃度0.2wt%になるように溶離液を加え、平
均孔径0.5μmのフィルターで濾過したものを試料に
した。
た後、濃度0.2wt%になるように溶離液を加え、平
均孔径0.5μmのフィルターで濾過したものを試料に
した。
【0098】まず線状高分子から作成した試料を多角レ
ーザー光散乱装置(MALLS)と屈折計(RI)とを
備えたGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー)装置に注入し、線状高分子の慣性半径と分子量との
関係曲線をえた。この曲線を最小二乗法により式:
ーザー光散乱装置(MALLS)と屈折計(RI)とを
備えたGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー)装置に注入し、線状高分子の慣性半径と分子量との
関係曲線をえた。この曲線を最小二乗法により式:
【0099】
【数8】
【0100】で近似し、dとeを求めた。前記式におい
て
て
【0101】
【数9】
【0102】は慣性半径、Mは分子量、d、eは定数で
ある。
ある。
【0103】つぎに分岐高分子から作成した試料をGP
C装置に注入し、分子の慣性半径と分子量との関係曲線
をえた。分岐高分子の分子量Mである成分の分岐パラメ
ータgを、 で算出した。
C装置に注入し、分子の慣性半径と分子量との関係曲線
をえた。分岐高分子の分子量Mである成分の分岐パラメ
ータgを、 で算出した。
【0104】分岐高分子のMALLSクロマトグラムの
ピークの位置に相当する分子量Mpでのgの値をその試
料の分岐パラメータとした。
ピークの位置に相当する分子量Mpでのgの値をその試
料の分岐パラメータとした。
【0105】なお、GPCの測定条件は以下に示すとお
りである。
りである。
【0106】 装 置:東ソー(株)製、CCP&8020システム カラム:昭和電工(株)製、Shodex(商品名)
HFIP−800P、HFIP−805、HFIP−8
03 カラム温度:40℃ 溶離液:5mMトリフルオロ酢酸ナトリウム/ヘキサフ
ルオロイソプロパノール 流 速:1ml/分 検出器:RI検出器、東ソー(株)製、RI−8020
MALLS検出器、ワイアットテクノロジー社製、DA
WN DSP 注入量:500μl (歪み硬化率)2本のキャピラリーレオメータをならべ
た構成であるツインキャピラリーレオメータ(ロザンド
・プレシジョン製)を用い、それぞれにL1=16m
m、D1=1mmのダイ(これを長いダイと呼ぶ)とL2
=0.25mm、D2=1mmのダイ(これを短いダイ
と呼ぶ)を取付け、バレルおよびダイを280℃に設定
してそれぞれに同量のペレットを供給して溶融させ、同
時に押出して剪断速度20〜2000sec-1の範囲で圧
力損失p1およびp2を測定した。えられた圧力損失の値
から、仮想的な長さ0のダイの圧力損失p0を次式で算
出した。
HFIP−800P、HFIP−805、HFIP−8
03 カラム温度:40℃ 溶離液:5mMトリフルオロ酢酸ナトリウム/ヘキサフ
ルオロイソプロパノール 流 速:1ml/分 検出器:RI検出器、東ソー(株)製、RI−8020
MALLS検出器、ワイアットテクノロジー社製、DA
WN DSP 注入量:500μl (歪み硬化率)2本のキャピラリーレオメータをならべ
た構成であるツインキャピラリーレオメータ(ロザンド
・プレシジョン製)を用い、それぞれにL1=16m
m、D1=1mmのダイ(これを長いダイと呼ぶ)とL2
=0.25mm、D2=1mmのダイ(これを短いダイ
と呼ぶ)を取付け、バレルおよびダイを280℃に設定
してそれぞれに同量のペレットを供給して溶融させ、同
時に押出して剪断速度20〜2000sec-1の範囲で圧
力損失p1およびp2を測定した。えられた圧力損失の値
から、仮想的な長さ0のダイの圧力損失p0を次式で算
出した。
【0107】 ここでp1は長いダイで測定された圧力損失、p2は短い
ダイで測定された圧力損失、L1は長いダイの長さ、L2
は短いダイの長さである。
ダイで測定された圧力損失、L1は長いダイの長さ、L2
は短いダイの長さである。
【0108】
【数10】
【0109】nはパワーローインデックスで、次式
(V)で定義される。
(V)で定義される。
【0110】
【数11】
【0111】cは定数である。
【0112】剪断速度と剪断粘度の関係を最小二乗法に
より式(VI):
より式(VI):
【0113】
【数12】
【0114】で近似してaとpを求め、歪み速度と伸長
粘度の関係を最小二乗法により式(VII):
粘度の関係を最小二乗法により式(VII):
【0115】
【数13】
【0116】で近似してbとqを求めた。歪み硬化率を
【0117】
【数14】
【0118】比ηe/(3η)、すなわち で算出した。
【0119】製造例2 製造例1でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A−
1)と、線状芳香族ポリエステル系樹脂として極限粘度
7.0×10-5m3/gの線状ポリエチレンテレフタレ
ートとを140℃に設定された除湿乾燥機内で4時間乾
燥させたのち、芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)と
線状ポリエチレンテレフタレートとを重量比が1:2と
なるように調整し、これらを二軸押出機(口径(直
径):29mm、L/D:25)に供給して280℃、
スクリュー回転数100rpmにて65分間溶融混練
し、芳香族ポリエステル系樹脂(A−2)のペレットを
えた。
1)と、線状芳香族ポリエステル系樹脂として極限粘度
7.0×10-5m3/gの線状ポリエチレンテレフタレ
ートとを140℃に設定された除湿乾燥機内で4時間乾
燥させたのち、芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)と
線状ポリエチレンテレフタレートとを重量比が1:2と
なるように調整し、これらを二軸押出機(口径(直
径):29mm、L/D:25)に供給して280℃、
スクリュー回転数100rpmにて65分間溶融混練
し、芳香族ポリエステル系樹脂(A−2)のペレットを
えた。
【0120】えられたペレットを用い、平衡コンプライ
アンス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を
製造例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
アンス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を
製造例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
【0121】製造例3 製造例1でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A−
1)と極限粘度7.0×10-5m3/gの線状ポリエチ
レンテレフタレートとの重量比1:2の混合物100部
を、140℃に設定された除湿乾燥機内で4時間乾燥さ
せたのち、ピロメリット酸二無水物0.5部を加えてこ
れらを二軸押出機(口径(直径):29mm、L/D:
25)に供給して280℃、スクリュー回転数100r
pmにて65分間溶融混練し、芳香族ポリエステル系樹
脂(A−3)のペレットをえた。
1)と極限粘度7.0×10-5m3/gの線状ポリエチ
レンテレフタレートとの重量比1:2の混合物100部
を、140℃に設定された除湿乾燥機内で4時間乾燥さ
せたのち、ピロメリット酸二無水物0.5部を加えてこ
れらを二軸押出機(口径(直径):29mm、L/D:
25)に供給して280℃、スクリュー回転数100r
pmにて65分間溶融混練し、芳香族ポリエステル系樹
脂(A−3)のペレットをえた。
【0122】えられたペレットを用い、平衡コンプライ
アンス、ゼロ剪断粘度、歪み硬化率を製造例1と同様に
求めた。その結果を表1に示す。なお、このペレットは
ヘキサフルオロイソプロパノールに不溶であったため、
分岐パラメータの測定は不可能であった。
アンス、ゼロ剪断粘度、歪み硬化率を製造例1と同様に
求めた。その結果を表1に示す。なお、このペレットは
ヘキサフルオロイソプロパノールに不溶であったため、
分岐パラメータの測定は不可能であった。
【0123】比較製造例1 極限粘度が7.0×10-5m3/gの線状ポリエチレン
テレフタレートのペレットを用い、平衡コンプライアン
ス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を製造
例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
テレフタレートのペレットを用い、平衡コンプライアン
ス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を製造
例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
【0124】比較製造例2 極限粘度が1.1×10-4m3/gの線状ポリエチレン
テレフタレートのペレットを用い、平衡コンプライアン
ス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を製造
例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
テレフタレートのペレットを用い、平衡コンプライアン
ス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を製造
例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
【0125】比較製造例3 極限粘度が7.0×10-5m3/gの線状ポリエチレン
テレフタレート100部、ピロメリット酸二無水物0.
5部の割合で混合した組成物を二軸押出機(口径(直
径):29mm、L/D:25)に供給して280℃、
スクリュー回転数100rpmにて65分間溶融混練
し、芳香族ポリエステル系樹脂(A′−4)のペレット
をえた。
テレフタレート100部、ピロメリット酸二無水物0.
5部の割合で混合した組成物を二軸押出機(口径(直
径):29mm、L/D:25)に供給して280℃、
スクリュー回転数100rpmにて65分間溶融混練
し、芳香族ポリエステル系樹脂(A′−4)のペレット
をえた。
【0126】えられたペレットを用い、平衡コンプライ
アンス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を
製造例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
アンス、ゼロ剪断粘度、分岐パラメータ、歪み硬化率を
製造例1と同様に求めた。その結果を表1に示す。
【0127】
【表1】
【0128】実施例1 製造例1でえられた芳香族ポリエスエル系樹脂(A−
1)800gを140℃の除湿乾燥機内で4時間乾燥さ
せたのち、タルク4gを加えて混合し、フラッシュバル
ブと口径2mm、長さ10mmのダイを取り付けたオー
トクレーブに供給し、装置中に該芳香族ポリエステル系
樹脂に対して12g/100gの割合でイソリッチブタ
ンを注入した。樹脂とイソリッチブタンを1時間溶融混
合したのち、窒素ガスで加圧することによりダイから大
気中に押出してロッド状の発泡体をえた。
1)800gを140℃の除湿乾燥機内で4時間乾燥さ
せたのち、タルク4gを加えて混合し、フラッシュバル
ブと口径2mm、長さ10mmのダイを取り付けたオー
トクレーブに供給し、装置中に該芳香族ポリエステル系
樹脂に対して12g/100gの割合でイソリッチブタ
ンを注入した。樹脂とイソリッチブタンを1時間溶融混
合したのち、窒素ガスで加圧することによりダイから大
気中に押出してロッド状の発泡体をえた。
【0129】 掃き出し用バルブの温度 260℃ ダイの温度 260℃ オートクレーブ内の温度 260℃ 窒素加圧 3MPa えられた発泡体の特性として、発泡倍率、独立気泡率お
よび気泡構造を以下の方法にしたがって調べた。その結
果を表2に示す。
よび気泡構造を以下の方法にしたがって調べた。その結
果を表2に示す。
【0130】(発泡倍率)えられた発泡体の質量を、水
没法によって測定した体積で除して、発泡体の密度を求
めた。この密度と用いられた未発泡の芳香族ポリエステ
ル系樹脂の密度とから、以下の式に基づいて発泡倍率を
算出した。未発泡の芳香族ポリエステル系樹脂の密度と
して1.39g/cm3を用いた。
没法によって測定した体積で除して、発泡体の密度を求
めた。この密度と用いられた未発泡の芳香族ポリエステ
ル系樹脂の密度とから、以下の式に基づいて発泡倍率を
算出した。未発泡の芳香族ポリエステル系樹脂の密度と
して1.39g/cm3を用いた。
【0131】 (独立気泡率)ピクノメータ(湯浅アイオニクス(株)
製)を用い、ASTM−2856にしたがって測定し
た。
製)を用い、ASTM−2856にしたがって測定し
た。
【0132】(気泡構造)えられた発泡体の断面を切り
出し、気泡構造を目視により観察し、以下の評価基準に
基づいて評価した。
出し、気泡構造を目視により観察し、以下の評価基準に
基づいて評価した。
【0133】 A:均一できわめて微細な気泡 B:均一で細かい気泡 C:やや不均一で粗大な気泡 D:不均一で粗大な気泡 なお、えられた発泡成形体は、緩衝性、機械的性質およ
び耐熱性にもすぐれたものであった。
び耐熱性にもすぐれたものであった。
【0134】実施例2 芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)のかわりに製造例
2でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A−2)を用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
2でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A−2)を用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
【0135】えられた発泡体の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を表2に示す。
して調べた。その結果を表2に示す。
【0136】実施例3 芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)のかわりに製造例
3でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A−3)を用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
3でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A−3)を用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
【0137】えられた発泡体の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を表2に示す。
して調べた。その結果を表2に示す。
【0138】比較例1 芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)のかわりに比較製
造例1で使用した線状ポリエチレンテレフタレートを用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
造例1で使用した線状ポリエチレンテレフタレートを用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
【0139】えられた発泡体の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を表2に示す。
して調べた。その結果を表2に示す。
【0140】比較例2 芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)のかわりに比較製
造例2で使用した線状ポリエチレンテレフタレートを用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
造例2で使用した線状ポリエチレンテレフタレートを用
いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の発泡体を
えた。
【0141】えられた発泡体の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を表2に示す。
して調べた。その結果を表2に示す。
【0142】比較例3 芳香族ポリエステル系樹脂(A−1)のかわりに比較製
造例3でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A′−
4)を用いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の
発泡体をえた。
造例3でえられた芳香族ポリエステル系樹脂(A′−
4)を用いたほかは実施例1と同様にして、ロッド状の
発泡体をえた。
【0143】えられた発泡体の物性を実施例1と同様に
して調べた。その結果を表2に示す。
して調べた。その結果を表2に示す。
【0144】
【表2】
【0145】表2に示された結果から、2.0秒以上の
Je0η0を有する特定の芳香族ポリエステル系樹脂から
えられた実施例1〜3の発泡体は、独立気泡率が80%
以上であるうえ、約6〜8倍の高発泡倍率を有するもの
であることがわかる。
Je0η0を有する特定の芳香族ポリエステル系樹脂から
えられた実施例1〜3の発泡体は、独立気泡率が80%
以上であるうえ、約6〜8倍の高発泡倍率を有するもの
であることがわかる。
【0146】これに対して、比較例1〜3の発泡体は、
Je0η0が2.0秒より小さい芳香族ポリエステル系樹
脂からえられたものであるので、不均一な気泡を有し、
独立気泡構造がほとんどない不良品であり、発泡倍率も
低いものであることがわかる。
Je0η0が2.0秒より小さい芳香族ポリエステル系樹
脂からえられたものであるので、不均一な気泡を有し、
独立気泡構造がほとんどない不良品であり、発泡倍率も
低いものであることがわかる。
【0147】
【発明の効果】本発明の芳香族ポリエステル系樹脂発泡
体は、緩衝性、機械的特性および耐熱性にすぐれること
はもちろんのこと、独立気泡率および発泡倍率が高いの
で、たとえば耐熱容器、断熱容器、緩衝包装材などに好
適に使用することができるという効果を奏する。
体は、緩衝性、機械的特性および耐熱性にすぐれること
はもちろんのこと、独立気泡率および発泡倍率が高いの
で、たとえば耐熱容器、断熱容器、緩衝包装材などに好
適に使用することができるという効果を奏する。
Claims (4)
- 【請求項1】 平衡コンプライアンスJe0とゼロ剪断粘
度η0の積Je0η0が2.0秒以上である芳香族ポリエス
テル系樹脂を押出発泡させてなる芳香族ポリエステル系
樹脂発泡体。 - 【請求項2】 芳香族ポリエステル系樹脂の分岐パラメ
ータが0.80以下である請求項1記載の芳香族ポリエ
ステル系樹脂発泡体。 - 【請求項3】 芳香族ポリエステル系樹脂の歪み速度1
00sec-1における歪み硬化率 ηe/(3η) (ここでηeは伸長粘度を示し、ηは剪断粘度を示す)
が2.0以上である請求項1または2記載の芳香族ポリ
エステル系樹脂発泡体。 - 【請求項4】 芳香族ポリエステル系樹脂の歪み速度1
00sec-1における歪み硬化率 ηe/(3η) (ηeおよびηは前記と同じである)が5.0以上であ
る請求項1記載の芳香族ポリエステル系樹脂発泡体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11303897A JPH10298335A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 芳香族ポリエステル系樹脂発泡体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11303897A JPH10298335A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 芳香族ポリエステル系樹脂発泡体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298335A true JPH10298335A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14601915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11303897A Pending JPH10298335A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 芳香族ポリエステル系樹脂発泡体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298335A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003080549A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形品の製造方法 |
| JP2016027074A (ja) * | 2013-11-21 | 2016-02-18 | ユニチカ株式会社 | ポリエステル樹脂組成物及びそれからなるブロー成形品 |
| WO2024242421A1 (ko) * | 2023-05-23 | 2024-11-28 | 에스케이케미칼 주식회사 | 폴리에스테르 수지 및 이로부터 제조된 성형품 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP11303897A patent/JPH10298335A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003080549A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂成形品の製造方法 |
| JP2016027074A (ja) * | 2013-11-21 | 2016-02-18 | ユニチカ株式会社 | ポリエステル樹脂組成物及びそれからなるブロー成形品 |
| WO2024242421A1 (ko) * | 2023-05-23 | 2024-11-28 | 에스케이케미칼 주식회사 | 폴리에스테르 수지 및 이로부터 제조된 성형품 |
| CN121039197A (zh) * | 2023-05-23 | 2025-11-28 | Sk化学公司 | 聚酯树脂及由其制造的成型制品 |
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