JPH10298525A - 異方導電性接着剤樹脂組成物及び異方導電性接着フィルム - Google Patents

異方導電性接着剤樹脂組成物及び異方導電性接着フィルム

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JPH10298525A
JPH10298525A JP9106480A JP10648097A JPH10298525A JP H10298525 A JPH10298525 A JP H10298525A JP 9106480 A JP9106480 A JP 9106480A JP 10648097 A JP10648097 A JP 10648097A JP H10298525 A JPH10298525 A JP H10298525A
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JP
Japan
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conductive adhesive
anisotropic conductive
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adhesive resin
weight
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JP9106480A
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Inventor
Kengo Yamanouchi
建吾 山野内
Kamio Yonemoto
神夫 米本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

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  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性試験後においても、接続すべき回路間
の接続信頼性が高く、且つ隣接する回路間の絶縁信頼性
が高い異方導電性接着剤樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂、ポリフェニレンエーテ
ル、硬化剤からなる組成物100重量部に、エラストマ
ー5〜50重量部を配合したものを主成分とする樹脂組
成物において、導電性粒子を0.1〜15vol%含有
する。ポリフェニレンエーテルの配合によって異方導電
性接着剤樹脂組成物の硬化物の耐熱性を高めることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細な回路同士の
電気的接続、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)とフ
レキシブル回路基板との接続や、半導体ICとIC搭載
用回路基板のマイクロ接合など、電子部品の組立等に用
いられる異方導電性接着剤樹脂組成物及び異方導電性接
着フィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器の小型化、薄型化に伴
い、微細な回路同士の接続、微小部品と微細回路の接続
等の必要性が増大してきており、その接続方法として異
方性を有する導電性接着剤や導電性フィルムを使用する
ことが行なわれている。異方導電性接着フィルムは、所
定量の導電性粒子を含有する異方導電性接着剤樹脂組成
物を離型フィルム上に流延、乾燥して作製されるもので
あり、シート状あるいは、一定の幅のリボン状にスリッ
ト加工して使用されるものである。異方導電性接着フィ
ルムを用いて接続を行なうにあたっては、例えば2枚の
回路板を接続する場合、一方の回路板の回路に離型フィ
ルム上に形成した異方導電性接着フィルムを載せ、離型
フィルム側から所定の温度、圧力を加えて仮圧着し、次
いで離型フィルムを剥がした後、回路同士を位置合わせ
して他方の回路板の回路を異方導電性接着フィルムに重
ね、所定の温度、圧力、時問で熱圧着することによっ
て、2枚の回路板の回路問の電気的接続を行うことがで
きるものであり、このとき、同じ回路板において隣接す
る回路間には絶縁性を確保させることができるものであ
る。
【0003】この異方導電性接着フィルムは、熱可塑性
タイプのものと熱硬化性タイプのものに分類されるが、
最近では熱可塑性タイプのものより信頼性の優れたエポ
キシ樹脂系の熱硬化性タイプのものが広く用いられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱硬化性タイプのものでは耐熱性が不足するため、絶縁
性接着剤樹脂成分が長期信頼性試験の際の温度及び湿度
によって劣化し、隣接する回路問の絶縁性を安定して得
ることができないという問題があった。本発明は上記の
点に鑑みてなされたものであり、信頼性試験後において
も、接続すべき回路間の接続信頼性が高く、且つ隣接す
る回路間の絶縁信頼性が高い異方導電性接着剤樹脂組成
物及び異方導電性接着フィルムを提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る異方導電性
接着剤樹脂組成物は、エポキシ樹脂、ポリフェニレンエ
ーテル、硬化剤からなる組成物100重量部に、エラス
トマー5〜50重量部を配合したものを主成分とする樹
脂組成物において、導電性粒子を0.1〜15vol%
含有して成ることを特徴とするものである。
【0006】また請求項2の発明は、ポリフェニレンエ
ーテルとして数平均分子量が1000〜3000のもの
を用いることを特徴とするものである。また請求項3の
発明は、導電性粒子として平均粒径が1〜20μmのも
のを用いることを特徴とするものである。本発明に係る
異方導電性接着フィルムは、上記の異方導電性接着剤樹
脂組成物をフィルム状に成形して成ることを特徴とする
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明において接着剤樹脂組成物を構成するエポ
キシ樹脂としては、電気絶縁用途の樹脂として一般に使
用されている任意のものが使用できるものであり、例え
ば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、
フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボ
ラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型ノボラック
型エポキシ樹脂、2,6−キシレノールダイマーのグリ
シジルエーテル化樹脂、ビスフェノールF型ノボラック
型エポキシ樹脂、イソシアヌレート型エポキシ樹脂、ヒ
ダントイン型エポキシ樹脂、3官能型エポキシ樹脂や4
官能型エポキシ樹脂等の多官能型エポキシ樹脂、グリシ
ジルアミン型エポキシ樹脂、ジアミノフェニルエーテル
のグリシジル化エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、あ
るいはこれらの臭素化された難燃性エポキシ樹脂等を挙
げることができる。これらのエポキシ樹脂は、単独で使
用することもでき、また複数の種類を併用することもで
きる。
【0008】また本発明においてポリフェニレンエーテ
ル(PPE)としては市販の任意のものを用いることが
できるものであり、あるいはポリスチレン等で変性した
ものを使用することもできる。このようにポリフェニレ
ンエーテルは市販の任意のものを使用することが可能で
あるが、市販のポリフェニレンエーテルは一般に数平均
分子量が15000〜25000と比較的大きく、これ
をそのまま使用して異方導電性接着剤樹脂組成物を調製
した場含、組成物の粘度が高くなってフィルム作製時に
ボイドが残留し易くなる。従ってこのように作製された
異方導電性接着フィルムを用いて回路基板等の接続を行
うと、回路接続部にもボイドを発生し、回路間の接続信
頼性が悪化する。そこで本発明においては、分子量の低
いポリフェニレンエーテルを使用することによって、異
方導電性接着剤樹脂組成物の粘度を低下させ、ボイドの
ない異方導電性接着フィルムを作製することができるよ
うにするのが好ましい。
【0009】しかしながら、ポリフェニレンエーテルで
分子量の低いタイプのものは市販されておらず、市販品
のポリフェニレンエーテルを使用する場合にはその分子
量を調整して用いる必要がある。ポリフェニレンエーテ
ルの分子量調整には、Journal of orga
nic chemistry,34,297〜303
(1968)に記載されている方法を用いることができ
る。すなわち、ポリフェニレンエーテルを過酸化べンゾ
イルのようなラジカル開始剤の下で、ビスフェノールA
などのフェノール性化合物と反応させて、ポリフェニレ
ンエーテル骨格を切断することにより達成することがで
きる。過酸化べンゾイルの添加量はポリフェニレンエー
テル100重量部に対して3〜10重量部が好ましく、
ビスフェノールAの添加量は同じく3〜20重量部が好
ましい。過酸化べンゾイルやビスフェノールAの添加量
が多過ぎるとポリフェニレンエーテルの数平均分子量が
下がり過ぎ、また添加量が少な過ぎるとポリフェニレン
エーテルの数平均分子量を下げる効果が少ない。なお、
このポリフェニレンエーテルの骨格切断反応は80〜1
20℃の範囲で行うことが好ましく、反応時問は10〜
100分が好ましい。また、この反応ではこれらの材料
を溶解できる後述の芳香族炭化水素系溶剤やハロゲン系
溶剤を使用することが、反応性や粘度調整のために好ま
しい。
【0010】本発明において使用されるポリフェニレン
エーテルの数平均分子量は1000〜3000が好まし
く、数平均分子量が3000を超えるポリフェニレンエ
ーテルを用いると、異方導電性接着剤樹脂組成物の粘度
が高くなって、異方導電性接着フィルムを作製した際に
ボイドが発生するおそれがある。逆に数平均分子量が1
000未満のポリフェニレンエーテルを用いると、異方
導電性接着剤樹脂組成物の硬化物の耐熱性が低くなり、
好ましくない。
【0011】また本発明において用いる硬化剤として
は、エポキシ樹脂の硬化に関与するものであれば特に限
定されないものであり、アミン系、フェノール系、酸無
水物系の硬化剤が好ましい。さらに、本発明において添
加するエラストマーについては、反応性のものであって
も非反応性のものであってもよく、特に限定されるもの
ではないが、SBR(スチレン−ブタジエンラバー)、
SBS(スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体)、
SEBS(スチレン−エチレン−ブテン・スチレン共重
合体)、SIS(スチレン−イソプレン−スチレン共重
合体)等を用いるのが好ましい。
【0012】また本発明において導電性粒子としては、
特に限定するものではないが、例えぱニッケル、銅、
鉄、アルミニウム、金、銀、鉛、錫等の金属や金属酸化
物、半田等の合金、カーボン、グラファイト、あるいは
プラスチックやセラミック等の核材の表面にめっきなど
の方法で金属をコーティングしたものを挙げることがで
きる。導電性粒子の平均粒径は、接続すべき回路間の接
続の高信頼性を確保し、且つ隣接する回路間の絶縁性を
確保するために、1〜20μmの範囲のものがより好ま
しい。
【0013】そして上記のエポキシ樹脂、ポリフェニレ
ンエーテル、硬化剤を配合すると共にエラストマーを配
合し、さらに導電性粒子を配合することによって、本発
明に係る異方導電性接着剤樹脂組成物を得ることができ
るものである。ここで、エラストマーは、エポキシ樹
脂、ポリフェニレンエーテル、硬化剤からなる組成物1
00重量部に対して5〜50重量部の範囲で配合するも
のである。エラストマーの配合量が5重量部未満である
と、異方導電性接着剤樹脂組成物が脆くなり、フィルム
化することが困難になって異方導電性接着フィルムを調
製することができなくなる。逆にエラストマーの配合量
が50重量部を超えると、異方導電性接着剤樹脂組成物
の硬化物の耐熱性が損なわれるおそれがある。尚、エポ
キシ樹脂、ポリフェニレンエーテル、硬化剤の各配合割
合は、エポキシ樹脂100重量部に対して、ポリフェニ
レンエーテル20〜100重量部、硬化剤0.5〜20
重量部の範囲が好ましい。
【0014】また導電性粒子の配合量は、上記のエポキ
シ樹脂、ポリフェニレンエーテル、硬化剤、エラストマ
ーを配合した樹脂組成物に対して、0.1〜15vol
%の範囲が好ましい。導電性粒子の配合量が0.lvo
l%未満であると、接続すべき回路間の安定した導通信
頼性を得ることが難しく、また導電性粒子の配合量が1
5vol%を超えると、隣接する回路間の絶縁信頼性が
得られなくなるおそれがある。
【0015】ここで、本発明の異方導電性接着剤樹脂組
成物は、溶剤で希釈して使用することができる。この溶
剤としては、ポリフェニレンエーテルを溶解することが
できるものであれば特に限定されないが、例えばトルエ
ン、ベンゼン、キシレンのような芳香族炭化水素系溶剤
やトリクロロエタン、テトラクロロエタン、トリクロロ
エチレン、テトラクロロエチレン、クロロホルム等のハ
ロゲン系溶剤を使用することができる。これらの溶剤は
単独で使用することもでき、複数の種類を併用すること
もできるものである。
【0016】一方、本発明の異方導電性接着フィルム
は、異方導電性接着剤樹脂組成物をフィルムに成形する
ことによって得ることができる。例えば、キャリア用の
フィルムとしてポリエステルフィルム、ポリイミドフィ
ルム、フッ素樹脂系フィルムなど異方導電性接着剤樹脂
組成物の樹脂液中の溶剤に不溶で、かつ離型処理されて
いるものを用い、このキャリアフィルム上に異方導電性
接着剤樹脂組成物を流延して乾燥することによって、異
方導電性接着フィルムを得ることができるものである。
【0017】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。 (実施例1)日本GEプラスチック(株)製の数平均分
子量(Mn)20000のポリフェニレンエーテル(P
PE)に表1に示す割合でベンゾイルパーオキサイド
(BPO)とビスフェノールA(BPA)及びトルエン
を配合し、これを90℃にて60分間攪拌して反応させ
た生成物を用いた。この生成物の数平均分子量を表1に
示す。尚、PPEの数平均分子量の測定は、ゲル浸透ク
ロマトグラフ(カラム構成…東ソー(株)製TSKge
l SuperHM−M(1本)+SuperHM−H
(1本))にて分子量分布を測定して求めた。
【0018】上記のようにして得た数平均分子量130
0のポリフェニレンエーテルのトルエン溶液64重量部
と、エラストマー成分としてSBS(旭化成工業(株)
製「タフプレンA」)40重量部を配合し、90℃で6
0分間攪拌してその後室温まで冷却した。次にこれに、
臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(東都化成
(株)製「YDBー500」をトルエンにより不揮発分
80重量%にしたもの)80重量部、硬化剤としてジア
ミノジフェニルメタン(DDM)1重量部、2−エチル
−4−メチルイミダゾール(2E4MZ)5重量部を加
え、さらに平均粒径2μmのニッケル粒子を10vol
%添加し、これらを均一に攪拌することによって、異方
導電性接着剤樹脂組成物を調製した。
【0019】そして、この異方導電性接着剤樹脂組成物
を、離型処理を施したポリエチレンテレフタレートフィ
ルム上にバーコータを用いて塗布し、80℃で送風乾燥
することによって、厚みが25μmの異方導電性接着フ
ィルムを得た。 (実施例2)SBSの配合量を45重量部にし、平均粒
径5μmのニッケル粒子を8vol%添加するようにし
た他は、実施例1と同様にして異方導電性接着剤樹脂組
成物を調製し、さらにこの異方導電性接着剤樹脂組成物
を用いて、実施例1と同様にして厚みが25μmの異方
導電性接着フィルムを得た。
【0020】(実施例3)数平均分子量20000のポ
リフェニレンエーテルに表1に示す割合でベンゾイルパ
ーオキサイドとビスフェノールAを配合し、実施例1と
同様に反応させることによって得た数平均分子量230
0のポリフェニレンエーテルを用い、SBSの配合量を
30重量部にし、ジアミノジフェニルメタンの配合量を
0.8重量部にし、平均粒径15μmのニッケル粒子を
5vol%添加するようにした他は、実施例1と同様に
して異方導電性接着剤樹脂組成物を調製し、さらにこの
異方導電性接着剤樹脂組成物を用いて、実施例1と同様
にして厚みが25μmの異方導電性接着フィルムを得
た。
【0021】(実施例4)実施例3と同様にして得た数
平均分子量2300のポリフェニレンエーテルを用い、
SBSの配合量を20重量部にし、ジアミノジフェニル
メタンの配合量を0.6重量部にし、平均粒径5μmの
ニッケル粒子を15vol%添加するようにした他は、
実施例1と同様にして異方導電性接着剤樹脂組成物を調
製し、さらにこの異方導電性接着剤樹脂組成物を用い
て、実施例1と同様にして厚みが25μmの異方導電性
接着フィルムを得た。
【0022】(実施例5)数平均分子量20000のポ
リフェニレンエーテルに表1に示す割合でベンゾイルパ
ーオキサイドとビスフェノールAを配合し、実施例1と
同様に反応させることによって得た数平均分子量280
0のポリフェニレンエーテルを用い、SBSの配合量を
7重量部にし、ジアミノジフェニルメタンの配合量を
0.6重量部にし、平均粒径18μmのニッケル粒子を
1vol%添加するようにした他は、実施例1と同様に
して異方導電性接着剤樹脂組成物を調製し、さらにこの
異方導電性接着剤樹脂組成物を用いて、実施例1と同様
にして厚みが25μmの異方導電性接着フィルムを得
た。
【0023】(実施例6)数平均分子量20000のポ
リフェニレンエーテルに表1に示す割合でベンゾイルパ
ーオキサイドとビスフェノールAを配合し、実施例1と
同様に反応させることによって得た数平均分子量700
のポリフェニレンエーテルを用い、ジアミノジフェニル
メタンの配合量を1.2重量部にし、平均粒径5μmの
ニッケル粒子を3vol%添加するようにした他は、実
施例1と同様にして異方導電性接着剤樹脂組成物を調製
し、さらにこの異方導電性接着剤樹脂組成物を用いて、
実施例1と同様にして厚みが25μmの異方導電性接着
フィルムを得た。
【0024】(実施例7)数平均分子量20000のポ
リフェニレンエーテルに表1に示す割合でベンゾイルパ
ーオキサイドとビスフェノールAを配合し、実施例1と
同様に反応させることによって得た数平均分子量340
0のポリフェニレンエーテルを用い、ジアミノジフェニ
ルメタンの配合量を1.5重量部にし、平均粒径12μ
mのニッケル粒子を5vol%添加するようにした他
は、実施例1と同様にして異方導電性接着剤樹脂組成物
を調製し、さらにこの異方導電性接着剤樹脂組成物を用
いて、実施例1と同様にして厚みが25μmの異方導電
性接着フィルムを得た。
【0025】(比較例1)エラストマー成分を配合しな
い他は、実施例1と同様にして異方導電性接着剤樹脂組
成物を調製した。この異方導電性接着剤樹脂組成物から
はフイルム状のものを成形することはできず、異方導電
性接着フィルムを得ることはできなかった。
【0026】(比較例2)平均粒径5μmのニッケル粒
子を18vol%添加するようにした他は、実施例1と
同様にして異方導電性接着剤樹脂組成物を調製し、さら
にこの異方導電性接着剤樹脂組成物を用いて、実施例1
と同様にして厚みが25μmの異方導電性接着フィルム
を得た。
【0027】(比較例3)平均粒径25μmのニッケル
粒子を18vol%添加するようにした他は、実施例1
と同様にして異方導電性接着剤樹脂組成物を調製し、さ
らにこの異方導電性接着剤樹脂組成物を用いて、実施例
1と同様にして厚みが25μmの異方導電性接着フィル
ムを得た。
【0028】(比較例4)エラストマー成分としてカル
ボキシル基末端アクリロニトリルブタジエンラバー(宇
部興産(株)製「CTBN」)を50重量部、臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(東都化成(株)製「Y
DBー500」をトルエンにより不揮発分80重量%に
したもの)を125重量部、硬化剤としてジアミノジフ
ェニルメタンを1.7重量部、2−エチル−4−メチル
イミダゾールを8.3重量部を加え、さらに平均粒径2
μmのニッケル粒子を8vol%添加し、これらを均一
に攪拌することによって、異方導電性接着剤樹脂組成物
を調製した。さらにこの異方導電性接着剤樹脂組成物を
用いて、実施例1と同様にして厚みが25μmの異方導
電性接着フィルムを得た。
【0029】
【表1】
【0030】上記のようにして実施例1〜7、比較例2
〜4で得た異方導電性接着フィルムを用い、50μmピ
ッチのバンプを設けた評価用ICチップと50μmピッ
チの配線パターンを設けた評価用基板の間に異方導電性
接着フィルムを挟み、190℃、20kg/cm2 、3
0秒の条件で圧着することによって、評価用ICチップ
のバンプと評価用基板の配線パターンとを電気的に接続
した。この評価用ICチップと評価用基板の回路間の接
続抵抗及び評価用基板の隣接する回路間の絶縁抵抗につ
いて、初期値と85℃−95%RHで1000時間放置
の信頼性試験後の値を測定した。その結果を表2〜3に
示した。接続抵抗値の測定は4端子法を用いて行ない、
10mΩ以内を合格「○」、10mΩを超えたものを不
合格「×」とした。また絶縁抵抗値の測定は絶縁抵抗計
を用いて行ない、108 Ω以上を合格「○」、108 Ω
未満を不合格「×」とした。
【0031】さらに、実施例1〜7、比較例2〜4で得
た異方導電性接着フィルムを温度90℃、時間30秒、
圧力20kgf/cm2 の条件で硬化させた硬化物のT
gをDMA法(動的粘弾性法)で測定した。その結果を
表2〜3に示した。
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】表2〜3にみられるように、実施例1〜7
のものは信頼性試験後も良好な電気特性を示するもので
あった。一方、エラストマーを添加しなかった比較例1
のものはフィルム化できなかった。また、導電性粒子を
18vol%添加した比較例2や、平均粒径25μmの
導電性粒子を添加した比較例3のものは初期の絶縁抵抗
が劣り、いわゆる分解能が得られなかった。さらに、ポ
リフェニレンエーテルを添加しなかった比較例4のもの
は、信頼性試験後の電気特性において満足なものが得ら
れなかった。これは低いTgにみられるように耐熱性が
低いことに起因するものと考えられる。
【0035】
【発明の効果】上記のように本発明は、エポキシ樹脂、
ポリフェニレンエーテル、硬化剤からなる組成物100
重量部に、エラストマー5〜50重量部を配合したもの
を主成分とする樹脂組成物において、導電性粒子を0.
1〜15vol%含有することによって異方導電性接着
剤樹脂組成物を調製するようにしたので、ポリフェニレ
ンエーテルの配合によって異方導電性接着剤樹脂組成物
の硬化物の耐熱性を高めることができ、信頼性試験後に
おいても、接続すべき回路間の接続信頼性や隣接する回
路間の絶縁信頼性を高く得ることができるものであり、
しかもエラストマーの配合によって異方導電性接着剤樹
脂組成物を容易にフィルム化することができ、異方導電
性接着フィルムの成形が容易になるものである。
【0036】また請求項2の発明は、ポリフェニレンエ
ーテルとして数平均分子量が1000〜3000のもの
を用いるようにしたので、耐熱性を低下させることなく
ボイドの発生が少ない異方導電性接着フィルムを作製す
ることができるものである。また請求項3の発明は、導
電性粒子として平均粒径が1〜20μmのものを用いる
ようにしたので、接続すべき回路間の接続の高信頼性を
確保し、且つ隣接する回路間の絶縁性を確保することが
できるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09J 171:12 121:00)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂、ポリフェニレンエーテ
    ル、硬化剤からなる組成物100重量部に、エラストマ
    ー5〜50重量部を配合したものを主成分とする樹脂組
    成物において、導電性粒子を0.1〜15vol%含有
    して成ることを特徴とする異方導電性接着剤樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 ポリフェニレンエーテルとして数平均分
    子量が1000〜3000のものを用いることを特徴と
    する請求項1に記載の異方導電性接着剤樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 導電性粒子として平均粒径が1〜20μ
    mのものを用いることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の異方導電性接着剤樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの異方導電性
    接着剤樹脂組成物をフィルム状に成形して成ることを特
    徴とする異方導電性接着フィルム。
JP9106480A 1997-04-23 1997-04-23 異方導電性接着剤樹脂組成物及び異方導電性接着フィルム Withdrawn JPH10298525A (ja)

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