JPH10298542A - 食品加熱剤 - Google Patents

食品加熱剤

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JPH10298542A
JPH10298542A JP14446697A JP14446697A JPH10298542A JP H10298542 A JPH10298542 A JP H10298542A JP 14446697 A JP14446697 A JP 14446697A JP 14446697 A JP14446697 A JP 14446697A JP H10298542 A JPH10298542 A JP H10298542A
Authority
JP
Japan
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reduced iron
iron powder
temperature
bag
heating agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP14446697A
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English (en)
Inventor
Harumi Handa
春見 半田
Seihachi Muto
清八 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAIHATSU KOGYO KK
MUTO GIKEN KK
Original Assignee
KAIHATSU KOGYO KK
MUTO GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来主としてカイロに用いられていた還元鉄
粉利用の発熱剤を、発熱温度が高くなるように改良し
て、食品加熱剤に用いる。 【構成】 原料に良質な還元鉄粉及び良質な粉体活性炭
を用い、更に無機塩類に、従来主として用いられていた
NaClの代わりに、100℃以上でも水分を包含して
いる無機塩類であるMgCl、MgBr、CaCl
、CaBr、CaI、LiI、NaI、KI、L
iSCN、NaSCNまたは及びCa(SCN)が5
0%以上含まれること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として近年発展が目
覚ましいレトルト食品を、火器のない場所にて安全に加
熱して食することを目的とする食品加熱剤に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、加熱機能つきの日本酒を収容
した容器などが存在した。また近年一般食品についても
同様な機能つきの食品が出回っている。これらに用いら
れている加熱部は全て生石灰に注水して生ずる反応熱を
利用したものである。
【0003】また従来より還元鉄粉を用いた発熱剤の用
途はカイロが主で,発熱を抑制する発明の提案は多い
(例えば、特開昭58−19255号公報参照)。近年
はヘアカラーへの利用の提案もある(例えば、特開平1
−212504号公報参照)。
【0004】
【[発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法
では以下のような問題点があった。上記生石灰による方
法では、取扱時、反応が激しく、日本酒などでは成人が
取り扱うので問題はないが、一般食品では年少者も取り
扱うので危険性がともなった。一方、従来用いられてい
た還元鉄粉の発熱剤への利用方法では、発熱温度が低
く、上がっても102℃止まりであるため、一般食品の
加熱には用いられなかった。
【0005】そこでこの発明は、発熱反応が柔和な還元
鉄粉を用い、生石灰に準じる発熱量が得られる発熱剤を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明では次のような技術的手段を講じている。
すなわち、原料の厳選と無機塩類の探索を行った。還元
鉄粉は純良な黒色還元鉄粉を用い、粉体活性炭は優良品
(白鷺A,C,;武田薬品工業株式会社製)を用いた。
【0007】鉄の酸化は、古くから塩水によってより早
く進むと考えられてきた。このように鉄の酸化には塩類
のほか水が触媒として必要であることは明らかである。
水分子は塩分の中にも結晶水として存在しているが、一
般には102℃以上では分解蒸発してしまう。しかし、
塩類でもイオン雰囲気が大きいもの、すなわち原子イオ
ンまたは分子イオンが原子量上または分子量上大きいも
のならば102℃以上でも水分子を包含しているものと
考えられる。この考えを元に実験を繰り返した結果、次
の原子イオンまたは分子イオンが選ばれた。陽イオンで
はMg++、Ca++、陰イオンではI、SCN
ある。これらのイオン同士,またはこれらと化合するイ
オンはLi、Na、K、Cl、Brであり、
陽イオンと陰イオンの組み合わせは任意である。
【0008】
【作用】上記のようにして選ばれた塩類は、所定の原料
と混合することにより、温度が105℃を越えても水分
子を包含し、発熱触媒反応を持続する。このことは10
5℃を越えても、加熱剤から盛んに水蒸気が蒸発してい
ることから確認できる。また中には最高到達温度が12
0℃を越える組成もある。
【0009】
【実施例】この実施例は、本発明における実験の方法
を、表1中の実施例3の組成を例としてその発熱状態を
説明するものである。各組成の使用量は黒色還元鉄粉3
7.5g(75%)、活性炭白鷺A5.0g(10
%)、水5.5g(11%)、CaCl2.0g(4
%)である。
【0010】
【表1】
【0011】予め、通気性ポリエチレン製不織布平袋
(75mm×90mm)長尺方向切口、内袋と呼ぶ)と
ポリエチレン・アルミラミネートフィルム製平袋(10
0mm×120mm、長尺方向切口、外袋と呼ぶ)及び
ウエルダーを用意する。またビーカー中で黒色還元鉄粉
と活性炭白鷺Aを混合し、別のビーカーにCaCl
入れ水で溶解しておく。
【0012】まず外袋に内袋を切口を同じ方向にして入
れ、内袋に鉄粉混合物を入れる。次いで同様に内袋にC
aCl水溶液を入れ、素早く内袋の切口を外袋の切口
より15mmほど外に出し内袋の切口をシールする。次
いで素早く内袋を外袋の中に完全に入れ、外袋の中の空
気を押すようにして除きながら外袋を同様にシールす
る。このCaCl水溶液を入れた後の操作は、熱量損
失を最小限に押さえるために、遅くとも7秒以内に終了
させなければならない。次いでこの加熱剤入り袋を、約
15秒間かけて回転及び揉んで、組成剤をよく混合す
る。
【0013】次いで、室温20℃に調節された部屋の実
験台の上に、大きさ120mm×140mmの厚めの中
低圧ポリエチレン網を2枚重ねて置き、その上に加熱剤
入り袋の外袋を切り開き内袋を取り出してのせる。その
上に温度計を、感知部が中央にくるようにのせ、さらに
その上に、内袋が完全に隠れるように布を1枚被せる。
この状態で発熱温度の測定に入る。
【0014】初温度20℃から、4分後には80℃に達
する。この間が温度上昇が最も急である。その後はやや
緩やかとなり、初めから12分後には105℃に達し、
その6分後に最高到達温度の121℃に達する。その5
分後に105℃に降下する。
【0015】組成を変えて、同様な手順で行った実施例
(12例)及び請求項1記載の無機塩類を含まない比較
例(2例)を表1及び表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【発明の効果】この発明の効果は、本発明の効果を表2
中の実施例12の組成を例として説明するものである。
【0019】
【表2】
【0020】実施例と同じ材質の内袋(120mm×1
70mm)と外袋(130mm×180mm))を用
い、黒色還元鉄粉112.5g(75%)、活性炭白鷺
A7.5g(5%)、活性炭白鷺C7.5g(5%)、
水16.5g(11%)、CaCl3g (2%)、
NaSCN1.5g(1%)及びNaCl1.5g(1
%)の各組成を実施例と同じ操作で袋詰めする。次にポ
リエチレンフィルムの袋(120mm×170mm)に
米飯300gを入れシールする。
【0021】実施例と同じ実験台の上に、大きさ150
mm×200mmの実施例と同じ材質の網を2枚重ねて
置き、その上に180mm×230mmの布袋(長方向
解放部)を用意する。そのほか130mm×180mm
の厚めの布も用意する。
【0022】先ず、実施例と同様に、加熱剤入り袋の外
袋を切り開き、内袋を取り出して上記布袋にいれる。次
いでその内袋の上に上記厚めの布を敷き、米飯入りの袋
を、角の一か所を切り5mmほどの穴を開け、厚めの布
の上になるように布袋の中へ入れる。
【0023】20分間放置後、米飯袋を取り出し切り開
いて、中から米飯を取り出し温度分布を測定した。隅部
の温度は66℃で、中心部に向かって上昇し、中心部の
下部(内袋に接した部分)は71℃であった。食するに
は十分な温度が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成分割合が還元鉄粉74±5%、粉体活
    性炭9±3%、水11±2%及び無機塩類5±1%から
    成り、空気との接触時発熱温度が105℃以上、該温度
    持続時間が8分間以上であることを特徴とする食品加熱
    剤。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲1.の無機塩類にMgC
    、MgBr、CaCl,CaBr,Ca
    ,LiI,NaI,KI,LiSCN,NaSC
    N,または及びCa(SCN)が50%以上含有する
    ことを特徴とする請求項1記載の食品加熱剤。
JP14446697A 1997-04-25 1997-04-25 食品加熱剤 Pending JPH10298542A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002038109A (ja) * 2000-07-28 2002-02-06 Japan Pionics Co Ltd 発熱袋
CN102092533A (zh) * 2010-12-03 2011-06-15 熊娟玉 一种用于给食品加热的发热剂的制备方法
KR101425201B1 (ko) * 2013-04-11 2014-08-01 김재희 마시는 죽 및 음료를 위한 휴대용 발열 용기
KR20210131492A (ko) * 2020-04-23 2021-11-03 월드플러스 주식회사 냉동 닭강정 해동을 위한 발열용기
WO2023182487A1 (ja) * 2022-03-25 2023-09-28 エステー株式会社 発熱体、および、発熱組成物

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