JPH10298908A - 橋梁伸縮連結装置 - Google Patents
橋梁伸縮連結装置Info
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- JPH10298908A JPH10298908A JP12168297A JP12168297A JPH10298908A JP H10298908 A JPH10298908 A JP H10298908A JP 12168297 A JP12168297 A JP 12168297A JP 12168297 A JP12168297 A JP 12168297A JP H10298908 A JPH10298908 A JP H10298908A
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- composite material
- fiber composite
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高強度、高弾性率の強化繊維複合材を積層し
た上に連結部被覆樹脂を打設することにより路面高さを
橋梁上面の舗装高さと一致させることができ、且つ強化
繊維複合材が有する優れた防振特性を利用することによ
り、発生する騒音を低減することができ、しかも耐摩耗
性、耐衝撃性、補修での開放性に優れた橋梁伸縮連結装
置を提供する。 【解決手段】 橋梁連結装置1は、橋梁の接続部200
において遊間部の両側に位置した躯体201の表面にそ
れぞれ取付けられる支持金属板2と、伸縮可能の湾曲部
10Cを有し、この湾曲部10Cの両端部にて両支持金
属板2に接合された強化繊維複合材10とを有する。
た上に連結部被覆樹脂を打設することにより路面高さを
橋梁上面の舗装高さと一致させることができ、且つ強化
繊維複合材が有する優れた防振特性を利用することによ
り、発生する騒音を低減することができ、しかも耐摩耗
性、耐衝撃性、補修での開放性に優れた橋梁伸縮連結装
置を提供する。 【解決手段】 橋梁連結装置1は、橋梁の接続部200
において遊間部の両側に位置した躯体201の表面にそ
れぞれ取付けられる支持金属板2と、伸縮可能の湾曲部
10Cを有し、この湾曲部10Cの両端部にて両支持金
属板2に接合された強化繊維複合材10とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁の伸縮を吸収
緩和するために橋梁に設けた接続部にて、遊間部の両側
に位置した躯体を伸縮自在に連結するための橋梁伸縮連
結装置に関するものである。
緩和するために橋梁に設けた接続部にて、遊間部の両側
に位置した躯体を伸縮自在に連結するための橋梁伸縮連
結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、橋梁の伸縮を吸収緩和するための
橋梁伸縮連結装置として、鋼製及びゴム製の橋梁伸縮連
結装置が広く使用されている。図6及び図7には、この
ような鋼製の橋梁伸縮連結装置の一例を示す。簡単に説
明すると、鋼製の橋梁伸縮連結装置100は、波形をし
た鋼製のコネクタ本体101、102を有し、この橋梁
伸縮連結装置100は、両コネクタ本体101、102
をアンカーバー103にて橋梁遊間部の両側躯体端部に
埋設することによって橋梁接続部200に設置される。
橋梁伸縮連結装置として、鋼製及びゴム製の橋梁伸縮連
結装置が広く使用されている。図6及び図7には、この
ような鋼製の橋梁伸縮連結装置の一例を示す。簡単に説
明すると、鋼製の橋梁伸縮連結装置100は、波形をし
た鋼製のコネクタ本体101、102を有し、この橋梁
伸縮連結装置100は、両コネクタ本体101、102
をアンカーバー103にて橋梁遊間部の両側躯体端部に
埋設することによって橋梁接続部200に設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような鋼製の橋梁伸縮連結装置100は、車両の継続的
な通行により、連結装置近傍の舗装材が破損したり、轍
が生じ、通行車両がこの装置の上を通行するたびに大き
な騒音を発生させている。又、アンカーバー103を止
めるアンカーの抜けによる本体の浮きによって生じるた
たき音も騒音の一因となっている。
ような鋼製の橋梁伸縮連結装置100は、車両の継続的
な通行により、連結装置近傍の舗装材が破損したり、轍
が生じ、通行車両がこの装置の上を通行するたびに大き
な騒音を発生させている。又、アンカーバー103を止
めるアンカーの抜けによる本体の浮きによって生じるた
たき音も騒音の一因となっている。
【0004】不具合がなく健全な場合でも、コネクタ本
体101、102の目地部空隙による通行衝撃音も、コ
ネクタ本体の構造上止むを得ないところである。更に、
この目地部に水が侵入することにより遊間部下方の主桁
や支承が腐食し、それによって水が下方躯体部へと流出
し通行障害の原因となっている。
体101、102の目地部空隙による通行衝撃音も、コ
ネクタ本体の構造上止むを得ないところである。更に、
この目地部に水が侵入することにより遊間部下方の主桁
や支承が腐食し、それによって水が下方躯体部へと流出
し通行障害の原因となっている。
【0005】又、橋梁伸縮連結装置は、橋梁が圧縮され
たときに盛り上がり、そのために橋梁接続部の平坦性を
損なうために、車両の通行時に大きな騒音を発生する。
更に、ゴム製伸縮連結装置は、ゴムの摩耗、剥離、損傷
などが生じ易く、耐久性に欠ける、という欠点をも有し
ている。
たときに盛り上がり、そのために橋梁接続部の平坦性を
損なうために、車両の通行時に大きな騒音を発生する。
更に、ゴム製伸縮連結装置は、ゴムの摩耗、剥離、損傷
などが生じ易く、耐久性に欠ける、という欠点をも有し
ている。
【0006】従って、本発明の目的は、高強度、高弾性
率の強化繊維複合材を積層した上に連結部被覆樹脂を打
設することにより路面高さを橋梁上面の舗装高さと一致
させることができ、且つ強化繊維複合材が有する優れた
防振特性を利用することにより、発生する騒音を低減す
ることができ、しかも耐摩耗性、耐衝撃性、補修での開
放性に優れた橋梁伸縮連結装置を提供することである。
率の強化繊維複合材を積層した上に連結部被覆樹脂を打
設することにより路面高さを橋梁上面の舗装高さと一致
させることができ、且つ強化繊維複合材が有する優れた
防振特性を利用することにより、発生する騒音を低減す
ることができ、しかも耐摩耗性、耐衝撃性、補修での開
放性に優れた橋梁伸縮連結装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、防水膜と同様な効果
を持つ強化繊維複合材を積層することにより、完全防水
構造となり、排水部材が不要とされる橋梁伸縮連結装置
を提供することである。
を持つ強化繊維複合材を積層することにより、完全防水
構造となり、排水部材が不要とされる橋梁伸縮連結装置
を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
橋梁伸縮連結装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、橋梁の接続部において遊間部の両側に位置した躯体
の表面にそれぞれ取付けられる支持金属板と、伸縮可能
の湾曲部を有し、この湾曲部の両端部にて前記両支持金
属板に接合された強化繊維複合材とを有することを特徴
とする橋梁伸縮連結装置である。
橋梁伸縮連結装置にて達成される。要約すれば、本発明
は、橋梁の接続部において遊間部の両側に位置した躯体
の表面にそれぞれ取付けられる支持金属板と、伸縮可能
の湾曲部を有し、この湾曲部の両端部にて前記両支持金
属板に接合された強化繊維複合材とを有することを特徴
とする橋梁伸縮連結装置である。
【0009】本発明の一実施態様によれば、前記支持金
属板は、遊間部の両側躯体の上面に設置される平坦部
と、遊間部の両側躯体の端面角部の湾曲に沿って形成さ
れた湾曲部と、遊間部の両側躯体の端面へと垂下して延
在する垂下部とを有し、前記強化繊維複合材の端部は、
前記支持金属板の前記平坦部と湾曲部に接合される。
属板は、遊間部の両側躯体の上面に設置される平坦部
と、遊間部の両側躯体の端面角部の湾曲に沿って形成さ
れた湾曲部と、遊間部の両側躯体の端面へと垂下して延
在する垂下部とを有し、前記強化繊維複合材の端部は、
前記支持金属板の前記平坦部と湾曲部に接合される。
【0010】本発明の他の実施態様によれば、前記支持
金属板は、遊間部の両側躯体の上面に設置される平坦部
と、上方にしかも該平坦部側へと屈曲した屈曲部とを有
し、前記強化繊維複合材の端部は、前記支持金属板の前
記屈曲部に接合される。
金属板は、遊間部の両側躯体の上面に設置される平坦部
と、上方にしかも該平坦部側へと屈曲した屈曲部とを有
し、前記強化繊維複合材の端部は、前記支持金属板の前
記屈曲部に接合される。
【0011】本発明の更に他の実施態様によれば、前記
支持金属板は、遊間部の両側躯体の上面に設置される平
坦部と、上方に所定半径にて湾曲した湾曲部とを有し、
前記強化繊維複合材の端部は、前記支持金属板の前記湾
曲部に接合される。
支持金属板は、遊間部の両側躯体の上面に設置される平
坦部と、上方に所定半径にて湾曲した湾曲部とを有し、
前記強化繊維複合材の端部は、前記支持金属板の前記湾
曲部に接合される。
【0012】好ましくは、前記強化繊維複合材は、強化
繊維として少なくとも炭素繊維を有し、所望により、炭
素繊維に、ガラス繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維或
はポリエステル繊維を一種又は複数種混入したハイブリ
ッドタイプのものを使用することができる。又、好まし
くは、強化繊維複合材は、シート状とされる。
繊維として少なくとも炭素繊維を有し、所望により、炭
素繊維に、ガラス繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維或
はポリエステル繊維を一種又は複数種混入したハイブリ
ッドタイプのものを使用することができる。又、好まし
くは、強化繊維複合材は、シート状とされる。
【0013】前記支持金属板は、接着用樹脂と金属アン
カーにより遊間部の両側躯体に固定され、前記接着用樹
脂は、ラジカル反応系樹脂又はエポキシ系樹脂であるこ
とが好ましい。
カーにより遊間部の両側躯体に固定され、前記接着用樹
脂は、ラジカル反応系樹脂又はエポキシ系樹脂であるこ
とが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る橋梁伸縮連結
装置を図面に則して更に詳しく説明する。
装置を図面に則して更に詳しく説明する。
【0015】実施例1 図1を参照すると、本発明の一実施例に係る橋梁伸縮連
結装置1を橋梁接続部200に取付けた態様が示され
る。本実施例の橋梁伸縮連結装置1は、両側に対向配置
された支持金属板2を有する。両支持金属板2は、例え
ば鋼板とされ、同じ形状とすることができる。各支持金
属板2は、橋梁の遊間部の両側に対向して配置された躯
体、即ち、両コンクリート201、201の上面に設置
される平坦部2Aと、該平坦部2Aに連接し、両コンク
リート201の端面角部の湾曲(半径R)に添って形成
された湾曲部2Bと、更に、コンクリート201の端面
へと垂下して延在する垂下部2Cとを有する。両支持金
属板2の垂下部2Cの外側寸法(W)は、両コンクリー
ト間の間隙(遊間幅)(W0 )より僅かに小さくなるよ
うに形成される。
結装置1を橋梁接続部200に取付けた態様が示され
る。本実施例の橋梁伸縮連結装置1は、両側に対向配置
された支持金属板2を有する。両支持金属板2は、例え
ば鋼板とされ、同じ形状とすることができる。各支持金
属板2は、橋梁の遊間部の両側に対向して配置された躯
体、即ち、両コンクリート201、201の上面に設置
される平坦部2Aと、該平坦部2Aに連接し、両コンク
リート201の端面角部の湾曲(半径R)に添って形成
された湾曲部2Bと、更に、コンクリート201の端面
へと垂下して延在する垂下部2Cとを有する。両支持金
属板2の垂下部2Cの外側寸法(W)は、両コンクリー
ト間の間隙(遊間幅)(W0 )より僅かに小さくなるよ
うに形成される。
【0016】本実施例の橋梁伸縮連結装置1は、上記両
支持金属板2の上面に一体的に接合された強化繊維複合
材10を備えている。つまり、強化繊維複合材10は、
両支持金属板2の平坦部2Aの上に接合される長さ
(L)とされる両側の平坦部10A、10Aと、この平
坦部10Aから、前記各支持金属板2の湾曲部2Bに添
って下方へと湾曲した湾曲部10Bと、両湾曲部10B
から下方へとU字形状に所定の半径(R)にて湾曲し、
前記両湾曲部10Bを接続する伸縮湾曲部10Cとを有
する。強化繊維複合材10の湾曲部10Bは支持金属板
2の湾曲部2Bに一体に接合されるが、強化繊維複合材
10の前記伸縮湾曲部10Cは、支持金属板2に接合さ
れることはなく、橋梁接続部200の伸縮に対応して伸
縮可能とされる。本実施例では、支持金属板2の平坦部
2Aは、強化繊維複合材10の平坦部10Aより、更に
外側方へと距離(L0 )だけ長く延在するように形成さ
れた。
支持金属板2の上面に一体的に接合された強化繊維複合
材10を備えている。つまり、強化繊維複合材10は、
両支持金属板2の平坦部2Aの上に接合される長さ
(L)とされる両側の平坦部10A、10Aと、この平
坦部10Aから、前記各支持金属板2の湾曲部2Bに添
って下方へと湾曲した湾曲部10Bと、両湾曲部10B
から下方へとU字形状に所定の半径(R)にて湾曲し、
前記両湾曲部10Bを接続する伸縮湾曲部10Cとを有
する。強化繊維複合材10の湾曲部10Bは支持金属板
2の湾曲部2Bに一体に接合されるが、強化繊維複合材
10の前記伸縮湾曲部10Cは、支持金属板2に接合さ
れることはなく、橋梁接続部200の伸縮に対応して伸
縮可能とされる。本実施例では、支持金属板2の平坦部
2Aは、強化繊維複合材10の平坦部10Aより、更に
外側方へと距離(L0 )だけ長く延在するように形成さ
れた。
【0017】強化繊維複合材10は、強化繊維としての
炭素繊維にマトリクス樹脂が含浸され、上述のように成
形された炭素繊維強化プラスチックである。炭素繊維
は、PAN系繊維、ピッチ系繊維などを使用することが
できる。この所定形状とされる強化繊維複合材10は、
例えば、図2(A)に示すように、網目状とされる支持
体シート11の上に炭素繊維12を配列して構成される
トウシート(東燃株式会社製、商品名「FTS−C1−
20」)10’を使用して作製することができる。
炭素繊維にマトリクス樹脂が含浸され、上述のように成
形された炭素繊維強化プラスチックである。炭素繊維
は、PAN系繊維、ピッチ系繊維などを使用することが
できる。この所定形状とされる強化繊維複合材10は、
例えば、図2(A)に示すように、網目状とされる支持
体シート11の上に炭素繊維12を配列して構成される
トウシート(東燃株式会社製、商品名「FTS−C1−
20」)10’を使用して作製することができる。
【0018】つまり、図3に示すように、成形型M(M
1、M2 )の上に所定形状に成形された支持金属板2、2
をセットする。次いで、トウシート10’を、例えば支
持体シート11が外側に位置するようにして支持金属板
2、2の上に配置し、両支持金属板2、2が対面する遊
間部にて伸縮湾曲部10Cを形成し、その両端部10A
及び湾曲部10Bは、支持金属板2の平坦部2A及び湾
曲部2Bに配置する。支持金属板2の表面には予めプラ
イマを塗布しておくことが好ましい。次いで、支持体シ
ート11側よりマトリクス樹脂を塗布し、トウシート1
0’の炭素繊維12に樹脂を含浸する。必要に応じて、
更に他のトウシート10’を積層し、樹脂を含浸させ
る。このようにして所要枚数のトウシート10’を支持
金属板2の上に積層し、その後、樹脂を硬化する。これ
によって、トウシート10’は所定形状に成形され硬化
した強化繊維複合材10となる。又、この強化繊維複合
材10は一体的に支持金属板2に接合され、連結装置1
を形成する。通常、強化繊維複合材10の成形後の厚さ
は、0.1〜20mmとされる。
1、M2 )の上に所定形状に成形された支持金属板2、2
をセットする。次いで、トウシート10’を、例えば支
持体シート11が外側に位置するようにして支持金属板
2、2の上に配置し、両支持金属板2、2が対面する遊
間部にて伸縮湾曲部10Cを形成し、その両端部10A
及び湾曲部10Bは、支持金属板2の平坦部2A及び湾
曲部2Bに配置する。支持金属板2の表面には予めプラ
イマを塗布しておくことが好ましい。次いで、支持体シ
ート11側よりマトリクス樹脂を塗布し、トウシート1
0’の炭素繊維12に樹脂を含浸する。必要に応じて、
更に他のトウシート10’を積層し、樹脂を含浸させ
る。このようにして所要枚数のトウシート10’を支持
金属板2の上に積層し、その後、樹脂を硬化する。これ
によって、トウシート10’は所定形状に成形され硬化
した強化繊維複合材10となる。又、この強化繊維複合
材10は一体的に支持金属板2に接合され、連結装置1
を形成する。通常、強化繊維複合材10の成形後の厚さ
は、0.1〜20mmとされる。
【0019】勿論、トウシート10’の代わりに、例え
ば、図2(B)に示すように、強化繊維としての炭素繊
維12にマトリクス樹脂13が含浸された炭素繊維プリ
プレグ10”を利用することもできる。即ち、このよう
な炭素繊維プリプレグ10”を、図3に示す上記成形型
Mの上に設置された支持金属板2、2上に所定枚数積層
し、その後、硬化することによっても本実施例の連結装
置1を作製し得る。更には、SMC法にても作製するこ
とができる。
ば、図2(B)に示すように、強化繊維としての炭素繊
維12にマトリクス樹脂13が含浸された炭素繊維プリ
プレグ10”を利用することもできる。即ち、このよう
な炭素繊維プリプレグ10”を、図3に示す上記成形型
Mの上に設置された支持金属板2、2上に所定枚数積層
し、その後、硬化することによっても本実施例の連結装
置1を作製し得る。更には、SMC法にても作製するこ
とができる。
【0020】又、強化繊維複合材10の強化繊維は、炭
素繊維のみに限定されるものではなく、その他に、ガラ
ス繊維;ボロン、チタン、スチールなどの金属繊維;ア
ラミド、ナイロン、ポリエステルなどの有機繊維;など
を一種又は複数種混入して使用したハイブリッドタイプ
とすることも可能である。又、マトリクス樹脂として
は、常温硬化型或は熱硬化型のエポキシ樹脂、ポリエス
テル系樹脂などの熱硬化性樹脂、又、所望に応じてポリ
アミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、MMA樹脂などの
熱可塑性樹脂をも使用することができる。
素繊維のみに限定されるものではなく、その他に、ガラ
ス繊維;ボロン、チタン、スチールなどの金属繊維;ア
ラミド、ナイロン、ポリエステルなどの有機繊維;など
を一種又は複数種混入して使用したハイブリッドタイプ
とすることも可能である。又、マトリクス樹脂として
は、常温硬化型或は熱硬化型のエポキシ樹脂、ポリエス
テル系樹脂などの熱硬化性樹脂、又、所望に応じてポリ
アミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、MMA樹脂などの
熱可塑性樹脂をも使用することができる。
【0021】更に、所望により、絶縁性付与を目的とし
て、強化繊維複合材10と支持金属板2との間に、ガラ
ス繊維或はガラスクロスに樹脂を含浸して形成されるガ
ラス繊維強化複合材(図示せず)を配置することもでき
る。含浸樹脂としては、上記強化繊維複合材10に使用
した樹脂を同様に使用することができる。
て、強化繊維複合材10と支持金属板2との間に、ガラ
ス繊維或はガラスクロスに樹脂を含浸して形成されるガ
ラス繊維強化複合材(図示せず)を配置することもでき
る。含浸樹脂としては、上記強化繊維複合材10に使用
した樹脂を同様に使用することができる。
【0022】本実施例にて上記橋梁伸縮連結装置1は、
詳しくは後述する橋梁接続部200に適用するに際し、
次のような具体的寸法とすることにより好結果を得るこ
とができた。
詳しくは後述する橋梁接続部200に適用するに際し、
次のような具体的寸法とすることにより好結果を得るこ
とができた。
【0023】支持金属板2 金属板(鋼板)2の板厚: 6mm 平坦部2Aの長さ(L+L0 ):382mm 湾曲部2Bの半径(R0 ): 53mm 垂下部2Cの長さ: 50mm 両垂下部2Cの幅(W): 70mm強化繊維複合材10 平坦部10Aの長さ(L):132.5mm 湾曲部10Bの半径: 59mm 伸縮湾曲部10Cの半径R: 25mm 強化繊維複合材の物性: 炭素繊維の弾性率 1.0×106 〜7.0×1
06 kgf/cm2 炭素繊維の引張強度 5000〜70000kgf
/cm2 炭素繊維の目付量 50〜1000g/m2 強化繊維複合材10の成形後の厚さ 2mm 強化繊維複合材の積層枚数 5層
06 kgf/cm2 炭素繊維の引張強度 5000〜70000kgf
/cm2 炭素繊維の目付量 50〜1000g/m2 強化繊維複合材10の成形後の厚さ 2mm 強化繊維複合材の積層枚数 5層
【0024】次に、図1を参照して、上記構成の本発明
の橋梁伸縮連結装置1の施工方法について説明する。
の橋梁伸縮連結装置1の施工方法について説明する。
【0025】本発明の橋梁伸縮連結装置1が取り付けら
れる橋梁の接続部200においては、対面する両コンク
リート201の上面は、橋梁伸縮連結装置1が十分設置
できる程度の長さにて且つ道路全幅にわたって舗装材、
即ち、アスファルト300が除去される。本実施例で
は、両コンクリート201の遊間幅(W0 )は80mm
とされ、橋梁接続部200は、長さ(LW )が1255
mmとなるようにアスファルト300を除去し、コンク
リート201を露出した。
れる橋梁の接続部200においては、対面する両コンク
リート201の上面は、橋梁伸縮連結装置1が十分設置
できる程度の長さにて且つ道路全幅にわたって舗装材、
即ち、アスファルト300が除去される。本実施例で
は、両コンクリート201の遊間幅(W0 )は80mm
とされ、橋梁接続部200は、長さ(LW )が1255
mmとなるようにアスファルト300を除去し、コンク
リート201を露出した。
【0026】次いで、橋梁接続部200の対面する両コ
ンクリート201の半径R0 とされる端面角部を削り取
る。削り取った後の端面角部には、異形鉄筋アンカー2
02を埋設する。更に、各コンクリート201の上面
の、連結装置1の強化繊維複合材10の外側端縁より更
に外側部分を所定深さ(d)にて、例えば10mm程度
の深さまでハツリ(削り)、コンクリートを除去する。
そして、この部分に、例えばMMA樹脂203を打設
し、不陸の修正を行なう。
ンクリート201の半径R0 とされる端面角部を削り取
る。削り取った後の端面角部には、異形鉄筋アンカー2
02を埋設する。更に、各コンクリート201の上面
の、連結装置1の強化繊維複合材10の外側端縁より更
に外側部分を所定深さ(d)にて、例えば10mm程度
の深さまでハツリ(削り)、コンクリートを除去する。
そして、この部分に、例えばMMA樹脂203を打設
し、不陸の修正を行なう。
【0027】次いで、図1に示すように、本発明の橋梁
伸縮連結装置1を、アスファルト300が除去された橋
梁接続部200のコンクリート201上に設置する。こ
のとき、橋梁伸縮連結装置1の支持金属板垂下部2C、
2Cが橋梁接続部200の遊間部(W0 )に適合して挿
入される。
伸縮連結装置1を、アスファルト300が除去された橋
梁接続部200のコンクリート201上に設置する。こ
のとき、橋梁伸縮連結装置1の支持金属板垂下部2C、
2Cが橋梁接続部200の遊間部(W0 )に適合して挿
入される。
【0028】又、支持金属板2及び強化繊維複合材10
の平坦部2B、10Bにはそれぞれ取付け穴2D、10
D(図3)が形成されており、従って、連結装置1をコ
ンクリート201の上面に設置したとき、両コンクリー
ト201に埋設されているアンカーボルトのような金属
アンカー204がこの取付け穴2D、10Dから突出す
る。このアンカーボルト204にナット205を螺合す
ることにより、連結装置1は両コンクリート201に強
固に取付けられる。図1には、アンカーボルト204
は、一方のコンクリート201にのみ図示されている
が、他方のコンクリート201にも設けられている。
の平坦部2B、10Bにはそれぞれ取付け穴2D、10
D(図3)が形成されており、従って、連結装置1をコ
ンクリート201の上面に設置したとき、両コンクリー
ト201に埋設されているアンカーボルトのような金属
アンカー204がこの取付け穴2D、10Dから突出す
る。このアンカーボルト204にナット205を螺合す
ることにより、連結装置1は両コンクリート201に強
固に取付けられる。図1には、アンカーボルト204
は、一方のコンクリート201にのみ図示されている
が、他方のコンクリート201にも設けられている。
【0029】又、支持金属板2及び強化繊維複合材10
の、本実施例では平坦部2A、10Aに注入孔2E、1
0Eが形成されており、この注入孔2E、10Eを介し
て、コンクリート201の前記削り取った端面角部に樹
脂206が注入され、支持金属板2の湾曲部2Bの内部
に接着用樹脂206が充填される。このとき、充填した
樹脂206が連結装置1の支持金属板垂下部2Cの下方
端とコンクリート端面との間隙から流出しないように、
この間隙部にウレタン或は発泡スチロールなどとされる
バックアップ材207が設けられる。更に、遊間部端面
角部を削り取った部分に充填した樹脂206と連結装置
1との剥離を防止するために、連結装置1の支持金属板
湾曲部2B或は垂下部2Cにジベル208を予め取付け
ておくことが好ましい。又、樹脂206は、コンクリー
ト201に埋設された異形鉄筋アンカー202により、
コンクリート201に強固に固定される。このとき使用
する注入接着用樹脂206としては、上記MMA樹脂の
ようなラジカル反応系樹脂又はエポキシ系樹脂を同様に
使用し得る。
の、本実施例では平坦部2A、10Aに注入孔2E、1
0Eが形成されており、この注入孔2E、10Eを介し
て、コンクリート201の前記削り取った端面角部に樹
脂206が注入され、支持金属板2の湾曲部2Bの内部
に接着用樹脂206が充填される。このとき、充填した
樹脂206が連結装置1の支持金属板垂下部2Cの下方
端とコンクリート端面との間隙から流出しないように、
この間隙部にウレタン或は発泡スチロールなどとされる
バックアップ材207が設けられる。更に、遊間部端面
角部を削り取った部分に充填した樹脂206と連結装置
1との剥離を防止するために、連結装置1の支持金属板
湾曲部2B或は垂下部2Cにジベル208を予め取付け
ておくことが好ましい。又、樹脂206は、コンクリー
ト201に埋設された異形鉄筋アンカー202により、
コンクリート201に強固に固定される。このとき使用
する注入接着用樹脂206としては、上記MMA樹脂の
ようなラジカル反応系樹脂又はエポキシ系樹脂を同様に
使用し得る。
【0030】次に、上記連結装置1を覆って、前記アス
ファルト300が除去されている領域にアスファルト部
分300と同じ高さまで、連結部被覆樹脂、例えばMM
A樹脂208が打設される。その時、下層部と上層部で
樹脂と硅砂及び骨材の配合を変えながら厚みに対応して
いくことが好ましい。
ファルト300が除去されている領域にアスファルト部
分300と同じ高さまで、連結部被覆樹脂、例えばMM
A樹脂208が打設される。その時、下層部と上層部で
樹脂と硅砂及び骨材の配合を変えながら厚みに対応して
いくことが好ましい。
【0031】このように、高強度、高弾性率の強化繊維
複合材10を備えた連結装置1の上に連結部被覆樹脂2
08を打設することにより路面高さを橋梁上面の舗装高
さと一致させることができ、しかも、強化繊維複合材は
防振特性に優れているために、発生する騒音を著しく低
減することができる。又、連結部被覆樹脂208は耐久
性にも優れていることが分かった。更に、本発明の連結
装置によれば、防水膜と同様な効果を持つ強化繊維複合
材が、MMA樹脂などによる接着、鉄筋アンカーやジベ
ル筋による定着、更にはアンカーボルトの固結などによ
り遊間部両側躯体に密着固定され、従って、橋梁接続部
200が完全防水構造となり、排水部材が不要とされる
といった利点を有している。
複合材10を備えた連結装置1の上に連結部被覆樹脂2
08を打設することにより路面高さを橋梁上面の舗装高
さと一致させることができ、しかも、強化繊維複合材は
防振特性に優れているために、発生する騒音を著しく低
減することができる。又、連結部被覆樹脂208は耐久
性にも優れていることが分かった。更に、本発明の連結
装置によれば、防水膜と同様な効果を持つ強化繊維複合
材が、MMA樹脂などによる接着、鉄筋アンカーやジベ
ル筋による定着、更にはアンカーボルトの固結などによ
り遊間部両側躯体に密着固定され、従って、橋梁接続部
200が完全防水構造となり、排水部材が不要とされる
といった利点を有している。
【0032】実施例2 図4に、本発明の橋梁伸縮連結装置の第2の実施例を示
す。本実施例では、橋梁伸縮連結装置1は、遊間部の両
側に対向配置して同じ形状の支持金属板2が設けられ、
この両支持金属板2の上面に一体的に強化繊維複合材1
0が接合される点では、実施例1の連結装置と同様の構
成とされる。
す。本実施例では、橋梁伸縮連結装置1は、遊間部の両
側に対向配置して同じ形状の支持金属板2が設けられ、
この両支持金属板2の上面に一体的に強化繊維複合材1
0が接合される点では、実施例1の連結装置と同様の構
成とされる。
【0033】本実施例では、両支持金属板2は、橋梁の
両コンクリート201の上面に設置される平坦部2A
と、該平坦部2Aに連接し、上方にしかも該平坦部2A
側へと屈曲した屈曲部2Fを有しており、又、強化繊維
複合材10は、両支持金属板2の前記屈曲部2Fの上に
接合される両側の平坦部10Aと、この両平坦部10A
を接続する所定の半径(R)にて湾曲した伸縮湾曲部1
0Cとにて形成される点で実施例1の連結装置と異なっ
ている。
両コンクリート201の上面に設置される平坦部2A
と、該平坦部2Aに連接し、上方にしかも該平坦部2A
側へと屈曲した屈曲部2Fを有しており、又、強化繊維
複合材10は、両支持金属板2の前記屈曲部2Fの上に
接合される両側の平坦部10Aと、この両平坦部10A
を接続する所定の半径(R)にて湾曲した伸縮湾曲部1
0Cとにて形成される点で実施例1の連結装置と異なっ
ている。
【0034】本実施例の橋梁伸縮連結装置の施工方法に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0035】本発明の橋梁伸縮連結装置1が取り付けら
れる橋梁接続部200においては、実施例1の場合と同
様に、連結装置1を設置するに十分な長さにわたって、
対面する両コンクリート201上のアスファルト300
が除去される。
れる橋梁接続部200においては、実施例1の場合と同
様に、連結装置1を設置するに十分な長さにわたって、
対面する両コンクリート201上のアスファルト300
が除去される。
【0036】次いで、更に、アスファルト300を除去
した両コンクリート201の上面を所定深さ(d)にて
ハツリ(削り)、コンクリートを除去する。本実施例の
連結装置1を設置する場合には、実施例1で説明したよ
うな両コンクリート201の端面角部を削り取るといっ
た作業は必要なく、作業がより容易となるという利点が
ある。
した両コンクリート201の上面を所定深さ(d)にて
ハツリ(削り)、コンクリートを除去する。本実施例の
連結装置1を設置する場合には、実施例1で説明したよ
うな両コンクリート201の端面角部を削り取るといっ
た作業は必要なく、作業がより容易となるという利点が
ある。
【0037】次いで、両コンクリート201の端面角部
の端縁に沿って所定厚さ及び幅を有するパッキン209
を取付けた後、このパッキン209の厚さで、コンクリ
ートの上面に、例えばMMA樹脂203を打設し、均一
な平面とする。このとき、塗布する樹脂が橋梁接続部2
00における両コンクリート201の遊間部から下方へ
と流出しないように、この遊間部に、ウレタン或は発泡
スチロールなどとされるバックアップ材210が設けら
れる。樹脂硬化後、本発明の橋梁伸縮連結装置1の強化
繊維複合材湾曲部10Cが橋梁接続部200における両
コンクリート201の遊間部(W0 )に位置するように
して、橋梁伸縮連結装置1を橋梁の接続部200に設置
する。コンクリート201の均一な平面とされた樹脂面
に載置された支持金属板2の平坦部2Aは、金属アンカ
ー、即ち、コンクリートアンカー211によりコンクリ
ート201に固定される。
の端縁に沿って所定厚さ及び幅を有するパッキン209
を取付けた後、このパッキン209の厚さで、コンクリ
ートの上面に、例えばMMA樹脂203を打設し、均一
な平面とする。このとき、塗布する樹脂が橋梁接続部2
00における両コンクリート201の遊間部から下方へ
と流出しないように、この遊間部に、ウレタン或は発泡
スチロールなどとされるバックアップ材210が設けら
れる。樹脂硬化後、本発明の橋梁伸縮連結装置1の強化
繊維複合材湾曲部10Cが橋梁接続部200における両
コンクリート201の遊間部(W0 )に位置するように
して、橋梁伸縮連結装置1を橋梁の接続部200に設置
する。コンクリート201の均一な平面とされた樹脂面
に載置された支持金属板2の平坦部2Aは、金属アンカ
ー、即ち、コンクリートアンカー211によりコンクリ
ート201に固定される。
【0038】次に、橋梁伸縮連結装置1を覆って、アス
ファルト300が除去されている領域に、アスファルト
部分300と同じ高さまで、実施例1と同様の連結部被
覆樹脂208、例えばMMA樹脂が打設される。
ファルト300が除去されている領域に、アスファルト
部分300と同じ高さまで、実施例1と同様の連結部被
覆樹脂208、例えばMMA樹脂が打設される。
【0039】実施例3 図5に、本発明の橋梁伸縮連結装置の第3の実施例を示
す。本実施例は、実施例2で説明した橋梁伸縮連結装置
と同様の構成とされ、ただ、支持金属板2の端部形状及
び強化繊維複合材10の形状において異なるのみであ
る。
す。本実施例は、実施例2で説明した橋梁伸縮連結装置
と同様の構成とされ、ただ、支持金属板2の端部形状及
び強化繊維複合材10の形状において異なるのみであ
る。
【0040】つまり、本実施例では、両支持金属板2
は、橋梁の両コンクリート201の上面に設置される平
坦部2Aと、該平坦部2Aに連接し、上方に所定半径
(R)にて湾曲した湾曲部2Gを有しており、又、強化
繊維複合材10は、両支持金属板2の前記湾曲部2Gの
上に接合される両側の湾曲部10Gと、この両湾曲部1
0Gを接続する所定の半径(R)にて湾曲した伸縮湾曲
部10Cとにて形成される。
は、橋梁の両コンクリート201の上面に設置される平
坦部2Aと、該平坦部2Aに連接し、上方に所定半径
(R)にて湾曲した湾曲部2Gを有しており、又、強化
繊維複合材10は、両支持金属板2の前記湾曲部2Gの
上に接合される両側の湾曲部10Gと、この両湾曲部1
0Gを接続する所定の半径(R)にて湾曲した伸縮湾曲
部10Cとにて形成される。
【0041】本実施例の橋梁伸縮連結装置の施工方法
は、実施例2と同様にして実施されるので、詳しい説明
は省略する。ただ、本実施例の連結装置1を使用した場
合には、支持金属板2の湾曲部2Gは、両コンクリート
の端面角部近傍に接触することはないので、両コンクリ
ートの端面角部近傍を削り取るといった作業は必要な
く、作業が更により容易となるという利点がある。
は、実施例2と同様にして実施されるので、詳しい説明
は省略する。ただ、本実施例の連結装置1を使用した場
合には、支持金属板2の湾曲部2Gは、両コンクリート
の端面角部近傍に接触することはないので、両コンクリ
ートの端面角部近傍を削り取るといった作業は必要な
く、作業が更により容易となるという利点がある。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の橋梁伸縮
連結装置は、橋梁の接続部において遊間部の両側に位置
した躯体の表面に取付けられる支持金属板と、伸縮可能
の湾曲部を有し、この湾曲部の両端部にて前記両支持金
属板に接合された強化繊維複合材とを有する構成とされ
るので、 (1)高強度、高弾性率の強化繊維複合材を積層した上
に連結部被覆樹脂を打設することにより路面高さを橋梁
上面の舗装高さと一致させることができ、且つ強化繊維
複合材が有する優れた防振特性を利用することにより、
発生する騒音を低減することができ、しかも耐摩耗性、
耐衝撃性、補修での開放性に優れている。 2)防水膜と同様な効果を持つ強化繊維複合材を積層す
ることにより、完全防水構造となり、排水部材が不要と
される。といった効果を奏し得る。
連結装置は、橋梁の接続部において遊間部の両側に位置
した躯体の表面に取付けられる支持金属板と、伸縮可能
の湾曲部を有し、この湾曲部の両端部にて前記両支持金
属板に接合された強化繊維複合材とを有する構成とされ
るので、 (1)高強度、高弾性率の強化繊維複合材を積層した上
に連結部被覆樹脂を打設することにより路面高さを橋梁
上面の舗装高さと一致させることができ、且つ強化繊維
複合材が有する優れた防振特性を利用することにより、
発生する騒音を低減することができ、しかも耐摩耗性、
耐衝撃性、補修での開放性に優れている。 2)防水膜と同様な効果を持つ強化繊維複合材を積層す
ることにより、完全防水構造となり、排水部材が不要と
される。といった効果を奏し得る。
【図1】本発明の橋梁伸縮連結装置の一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】強化繊維複合材を作製するためのトウシート
(図2(A))及びプリプレグ(図2(B))の構成を
示す図である。
(図2(A))及びプリプレグ(図2(B))の構成を
示す図である。
【図3】本発明の橋梁伸縮連結装置の作製方法を説明す
る図である。
る図である。
【図4】本発明の橋梁伸縮連結装置の他の実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の橋梁伸縮連結装置の更に他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】従来の橋梁伸縮連結装置の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来の橋梁伸縮連結装置を使用した橋梁接続部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 橋梁伸縮連結装置 2 支持金属板 10 強化繊維複合材 10C 強化繊維複合材伸縮湾曲部 200 橋梁接続部 201 躯体(コンクリート) 208 連結部被覆樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉沢 弘之 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 東 燃株式会社内 (72)発明者 田辺 友宏 山梨県塩山市上粟生野22 株式会社中村興 業内 (72)発明者 小山 則雄 東京都千代田区神田錦町3−16 美州興産 株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 橋梁の接続部において遊間部の両側に位
置した躯体の表面にそれぞれ取付けられる支持金属板
と、伸縮可能の湾曲部を有し、この湾曲部の両端部にて
前記両支持金属板に接合された強化繊維複合材とを有す
ることを特徴とする橋梁伸縮連結装置。 - 【請求項2】 前記支持金属板は、遊間部の両側躯体の
上面に設置される平坦部と、遊間部の両側躯体の端面角
部の湾曲に沿って形成された湾曲部と、遊間部の両側躯
体の端面へと垂下して延在する垂下部とを有し、前記強
化繊維複合材の端部は、前記支持金属板の前記平坦部と
湾曲部に接合される請求項1の橋梁伸縮連結装置。 - 【請求項3】 前記支持金属板は、遊間部の両側躯体の
上面に設置される平坦部と、上方にしかも該平坦部側へ
と屈曲した屈曲部とを有し、前記強化繊維複合材の端部
は、前記支持金属板の前記屈曲部に接合される請求項1
の橋梁伸縮連結装置。 - 【請求項4】 前記支持金属板は、遊間部の両側躯体の
上面に設置される平坦部と、上方に所定半径にて湾曲し
た湾曲部とを有し、前記強化繊維複合材の端部は、前記
支持金属板の前記湾曲部に接合される請求項1の橋梁伸
縮連結装置。 - 【請求項5】 前記強化繊維複合材は、強化繊維として
少なくとも炭素繊維を有する炭素繊維強化プラスチック
である請求項1〜4のいずれかの項に記載の橋梁伸縮連
結装置。 - 【請求項6】 前記強化繊維複合材は、強化繊維として
炭素繊維に、ガラス繊維、アラミド繊維、ナイロン繊維
或はポリエステル繊維を一種又は複数種混入したハイブ
リッドタイプのものを使用する請求項5の橋梁伸縮連結
装置。 - 【請求項7】 前記強化繊維複合材は、シート状とされ
る請求項1〜6のいずれかの項に記載の橋梁伸縮連結装
置。 - 【請求項8】 前記支持金属板は、接着用樹脂と金属ア
ンカーにより遊間部の両側躯体に固定される請求項1〜
7のいずれかの項に記載の橋梁伸縮連結装置。 - 【請求項9】 前記接着用樹脂は、ラジカル反応系樹脂
又はエポキシ系樹脂である請求項8の橋梁伸縮連結装
置。 - 【請求項10】 前記強化繊維複合材と前記支持金属板
との間に、ガラス繊維又はガラスクロスに樹脂を含浸し
たガラス繊維強化複合材を配置したことを特徴とする請
求項1〜9のいずれかの項に記載の橋梁伸縮連結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12168297A JPH10298908A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 橋梁伸縮連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12168297A JPH10298908A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 橋梁伸縮連結装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10298908A true JPH10298908A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14817273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12168297A Pending JPH10298908A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 橋梁伸縮連結装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10298908A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003064609A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-03-05 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 弾性舗装材、弾性舗装体およびその舗装方法 |
| JP2004027630A (ja) * | 2002-06-25 | 2004-01-29 | Nippon Steel Composite Co Ltd | 橋梁連結部被覆材用樹脂及び樹脂硬化物 |
| KR100440621B1 (ko) * | 2001-08-10 | 2004-07-15 | 박재만 | 교량 부모멘트 발생부분의 보강공법 및 그 구조 |
| KR100730095B1 (ko) | 2006-04-21 | 2007-06-19 | 주식회사 우일엔지니어링 | 교량의 접속부포장층 균열방지장치 |
| JP2008069269A (ja) * | 2006-09-14 | 2008-03-27 | Yokogawa Bridge Holdings Corp | 接着剤含浸基材を用いた部材接合工法と、それに使用される接合用部材と、部材接合構造 |
| JP2011099233A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Seibu Polymer Corp | コンクリート構造物用伸縮継手の固定構造およびその固定方法 |
| KR101066636B1 (ko) | 2011-04-22 | 2011-09-22 | 주식회사 베스탑 | 콘크리트구조물에 대한 봉합형 신축이음구조 및 그 설치방법 |
| CN117127483A (zh) * | 2023-11-02 | 2023-11-28 | 江苏水工建设集团有限公司 | 一种模块化施工桥梁结构及施工工艺 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP12168297A patent/JPH10298908A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100440621B1 (ko) * | 2001-08-10 | 2004-07-15 | 박재만 | 교량 부모멘트 발생부분의 보강공법 및 그 구조 |
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| KR101066636B1 (ko) | 2011-04-22 | 2011-09-22 | 주식회사 베스탑 | 콘크리트구조물에 대한 봉합형 신축이음구조 및 그 설치방법 |
| CN117127483A (zh) * | 2023-11-02 | 2023-11-28 | 江苏水工建设集团有限公司 | 一种模块化施工桥梁结构及施工工艺 |
| CN117127483B (zh) * | 2023-11-02 | 2024-06-04 | 江苏水工建设集团有限公司 | 一种模块化施工桥梁结构及施工工艺 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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|
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| A02 | Decision of refusal |
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