JPH10298990A - 振動杭打抜装置、および振動杭打抜の制御方法 - Google Patents
振動杭打抜装置、および振動杭打抜の制御方法Info
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Landscapes
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Abstract
て振動杭打ち、振動杭抜き工事を行なう場合、運転中に
上記ロータリ起振機の固定偏心重錘と可動偏心重錘との
回転位相差の調節を可能ならしめることにより、起振力
の増減制御を行ない、地盤やクレーンブームの共振に因
るトラブルを防止する。 【解決手段】 複数基のロータリ起振機60A,60B
について、固定偏心重錘軸同志を自在継手65aで連結
して駆動モータMaで回転駆動するとともに、可動偏心
重錘軸同志を自在継手65bで連結して駆動モータMb
で回転駆動する。上記2個のモータMa,Mbを電気的
に制御して、固定偏心重錘と可動偏心重錘とを回転させ
つつ両者の回転位相差を増減調節する。
Description
もしくは一体的に結合された複数の杭を、複数基のロー
タリ起振機で打込み、および/または引抜く新規な技術
に関するものである。
したりすること無く既製杭を地盤中に打設する技術とし
て振動杭打機が公知であり、この振動杭打機は杭の引抜
きにも有効に用いられる。振動杭打抜機には、偏心重錘
を回転させるロータリ起振機、および、流体圧力でピス
トンを激しく往復させるピストン式起振機が公知で、共
に広く実用されているが、大きい起振力を発生させなけ
ればならない場合にはロータリ起振機の方が有利であ
る。さらに、大きい起振機を必要とする大形の杭を打込
む場合や、多数の杭を一体的に結合して打込む場合に
は、複数基のロータリ起振機を杭に取り付け、該複数基
のロータリ起振機を機械的に同調連動させて打込む技術
も公知である。
の打込み作業を遂行している2例を示し、(A)は1本
の大型鋼管杭に2基のロータリ起振機を取り付けた状態
の斜視図、(B)は多数の鋼矢板を筒状に組み立てた鋼
矢板セルに多数のロータリ起振機を取り付けた状態の斜
視図である。本図9(A)に示した例では、ベース部材
72の下方に設けた杭用チャック62A,62Bで鋼管
杭63を把持している。そして上記ベース部材72の上
には2基の起振機60A,60Bを設置し、スプリング
64を介してクレーンで吊持されている。すなわち、図
に現れていないが前記の起振機60A,60Bは、クレ
ーンフックを介してクレーンブームによって吊持されて
いる。このように、クレーンブーム(図外)によって吊
持された状態で起振機60A,60Bが作動して振動を
発生するということは、後に詳しく述べるクレーンブー
ムの共振という問題を発生させる原因として重要にな
る。前記の鋼管杭63よりも格段に大きい杭を構成しな
ければならない場合は、本図9(B)に示すように多数
の矢板を結合して矢板組立杭71を形成する技術も公知
であり、広く実用されている。この例では、多数の起振
機60のそれぞれがチャック62によって矢板組立杭7
1の上端に取り付けられ、該多数の起振機60は環状フ
レーム73を介して図外のクレーンブームに吊持されて
いる。
抜(以下、振動杭打抜と略称する)は、従前のスチーム
ハンマ,ドロップハンマ,ヂーゼルハンマ等に比して衝
撃的音響や衝撃的振動が著しく低減されているが、振動
の共振について難しい技術的問題が有る。図5は、振動
杭打抜作業における共振の問題を説明するために示した
もので、(A)はロータリ式の起振機をクレーンブーム
で吊持して杭の振動打抜を実施している状態を模式的に
描いた断面図、(B)は振動杭打抜工事における時間経
過を横軸にとって振動数の変化を表した図表である。本
図5(A)のように杭7の頂部を起振機6のチャック6
aで把持するとともに、該起振機6をクレーンブーム5
で吊持し、起振機6を作動させて杭7に振動を与えなが
ら吊り降ろすと、該杭7は地盤中に沈下してゆく。この
とき、地表波aおよび地中波bが図示のように伝播し、
民家8に到達して振動公害を生じる虞れが有る。この場
合、地盤の共振周波数(固有振動数)n1と起振機6の
発生振動数とが一致すると共振(共鳴)現象を生じて振
動公害発生の危険性が著しく増大する。また、クレーン
ブーム5の共振周波数n2と起振機6の発生振動数とが
一致すると、クレーンブーム5が共振現象を生じて破損
する危険性が大きい。
刻t0で起振機の運転を開始すると、ロータリ形起振機
の回転速度の上昇に伴って、振動数は矢印cのように上
昇し、加速期間T1を経過した時刻t1で定格回転に達す
る。この回転速度上昇に伴う振動数増加(矢印c)の途
中で、地盤の共振周波数n1を通過するので、この時に
著しい振動公害を生じる虞れが有る。
るため、ロータリ起振機の回転速度を変えずに、偏心重
錘の偏心モーメントを変化させて起振力を調節する技術
が公知である。前掲の図5(B)において、時刻t0で
偏心モーメントを零にして、回転させても起振力を生じ
ない状態にして矢印cのように増速し(この場合、回転
速度を上昇させることと振動数を増加させることとはほ
ぼ同じ意味になる)。定格回転に達したところで偏心モ
ーメントを増加させて起振力を発生させると、地盤の共
振周波数n1、およびクレーンブームの共振周波数n
2を、起振力零の状態で通過するので共振に関するトラ
ブルの発生を防止することができる。また、時刻t2で
杭の打抜を終えて矢印dのように減速すると、この減速
期間T2を経過して時刻t3で停止するまでの間に前記の
共振周波数n2,n1を通過しなければならないが、この
場合も減速開始時(時刻t2)で起振力を零にしておけ
ば共振に関するトラブルを生じる虞れが無い。以上の説
明によって明らかとなったように、共振に関するトラブ
ルを防止するための偏心モーメントの変化(すなわち起
振力の調節)は、ロータリ式起振機の場合、その回転を
停止せしめること無く運転を継続しながら行ない得るこ
とが必要である。
偏心モーメントを変化させることによって起振力を調節
するための手法について説明する。図6は、固定偏心重
錘と可動偏心重錘とを備えたロータリ起振機における起
振力の調節を説明するために示した模式図であって、
(A)は起振力最大の状態を、(B)は起振力中等度の
状態を、(C)は起振力が小さい状態を、(D)は起振
力が零の状態を、それぞれ表している。(本図6(B)
参照)固定偏心重錘9を取り付けた回転軸2は駆動モー
タMによって回転せしめられる。上記固定偏心重錘9お
よび回転軸2の回転は、同期伝動歯車4,4′を介し
て、可動偏心重錘10を取り付けられた回転軸2′に伝
動される。これにより、固定偏心重錘9と可動偏心重錘
10とは反対方向に同じ速さで回転するが、これを矢印
E方向に見ると、すなわち投影面S上に投影して考察す
ると、固定偏心重錘9と可動偏心重錘10とは常に同一
方向に同一速さで上下動する。これにより、回転軸2,
2′は上下方向の反力を受けて起振力を発生する。上述
のように、起振力を発生するメカニズムについては、固
定偏心重錘と可動偏心重錘とが均等に関与していて格別
の差異は無い。本発明においては説明の便宜上、駆動モ
ータによって直接的に回転駆動される偏心重錘を固定偏
心重錘と呼ぶ。これは駆動軸に固定されている偏心重錘
という意味での命名である。そして、固定偏心重錘に対
して回転位相を調節し得る偏心重錘を可動偏心重錘と呼
ぶ。こうした事情から明らかなように、固定偏心重錘と
可動偏心重錘とは、基準の取り方によって置換可能な相
対的な呼称である。従って、例えば特許請求の範囲の記
載内容についても固定偏心重錘と可動偏心重錘とを相互
に読み換えることができ、読み換えた構成も本発明の技
術的範囲に属するものである。
動偏心重錘10が180度の位相差を与えられた状態で
ある。この状態で双方の偏心重錘が反対方向に同じ速さ
で回転すると、回転軸2と同2′との垂直2等分線m−
mに関して双方の偏心重錘が常に対称に位置することに
なる。すなわち、双方の偏心重錘は上下方向について常
に反対方向に等しい速さで移動する。従って、回転軸2
と同2′とは上下方向に関して反対方向の反力を受け、
双方の回転軸が受ける反力が相殺されて起振力を発生し
ない。図6(B)および(C)は、前記(A)の起振力
最大状態と(D)の起振力零の状態との中間の状態であ
る。(B)と(C)とを比べると、(B)は(A)に近
く、(C)は(D)に近い。従って、起振力の大きい方
から順に並べると(A),(B),(C),(D)とな
る。本図6においては固定偏心重錘軸と可動偏心重錘軸
とを平行に描いたが、固定偏心重錘と可動偏心重錘とを
同心状に配列することもできる。上述のように、固定偏
心重錘9と可動偏心重錘10とを、原則的には同じ回転
速度で回転させながら、その回転を停止させることなく
両者の位相差を変化させる構成については種々の研究,
工夫が為されている。
タリ起振機の模式的な断面図であって、構造・機能の理
解に便なるごとく変形して描いてあるので、正確なJI
S規格の投影図ではない。全体的な構成はA系統とB系
統とに分かれていて、後に詳しく述べるように、系統ご
とに回転駆動される。まずA,B両系統の回転軸を回転
駆動している伝動系を見ると、A系統の回転軸31は、
A系統被動プーリ45,巻掛伝動手段47,A系統駆動
プーリ48を介してA系統の電気モータMaによって回
転駆動される。同様に、B系統回転軸32はB系統被動
プーリ46,巻掛伝動手段47,B系統駆動プーリ49
を介してB系統の電気モータMbによって回転駆動され
る。前記A系統回転軸31に対してA系統駆動歯車33
が、キー34によって固定されている。本図7におい
て、上記のキー34以外のキーには符号を省略してある
が、キーの形状が描かれている個所は軸に対して固定さ
れており、キーの形状が描かれていない個所は相対的回
動自在に嵌合している。
統駆動歯車33は、これと歯数を同じくするA系統被動
歯車35と噛合して伝動している。このA系統被動歯車
35は、先に述べたB系統回転軸32によって相対的回
動自在に(キーが描かれていない)支承されている。さ
らに、上記B系統回転軸32によって相対的回動可能に
支承されているA系統可動偏心重錘39は、同期連結杆
40によって前記A系統被動歯車35に連結されてい
る。一方、先に述べたA系統回転軸31に対してA系統
固定偏心重錘26が固着(キーが描かれている)されて
いる。以上のようにして、A系統の固定偏心重錘26と
A系統の可動偏心重錘39とは、A系統電気モータMa
によって、相互に反対方向に、等しい速さで回転せしめ
られる。これらの偏心重錘の回転によって生じる遠心反
力は、回転軸を介してケース1に伝達される。
統駆動歯車44は、これと歯数を同じくするB系統被動
歯車41と噛合して伝動している。このB系統被動歯車
41は、先に述べたA系統回転軸31によって相対的回
動自在に(キーが描かれていない)支承されている。さ
らに、上記A系統回転軸31によって相対的回動可能に
支承されているB系統可動偏心重錘37は、同期連結杆
43によって前記B系統被動歯車41に連結されてい
る。一方、先に述べたB系統回転軸32に対してB系統
固定偏心重錘38が固着(キーが描かれている)されて
いる。以上のようにして、B系統の固定偏心重錘38と
B系統の可動偏心重錘37とは、B系統電気モータMb
によって、相互に反対方向に、等しい速さで回転せしめ
られる。これらの偏心重錘の回転によって生じる遠心反
力は、回転軸を介してケース1に伝達される。
と、B系統を駆動している電気モータMbとは、それぞ
れ相互に連動せしめて電気的に制御され、両系統それぞ
れの固定偏心重錘と可動偏心重錘とを、基本的には等速
で回転させつつ、必要に応じて両者の位相差を変化させ
る。
錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントが変化し、起
振力が増減調節される。
8−345620号)を備えたロータリ起振機の模式的
な断面図である。偏心重錘軸44はケーシング43に対
して回転自在に支承され、駆動モータ50によって回転
駆動される。この駆動モータ50は、電気モータであっ
ても良く、また油圧モータその他任意のモータであって
も良い。上記偏心重錘軸44に対して駆動側固定偏心重
錘46が固着されるとともに、駆動側可動偏心重錘48
が相対的な回動自在に支承されている。一方、外管45
aと内軸45bとから成る2重軸45がケーシング43
に対して回転自在に支承されており、制御側固定偏心重
錘47が前記の外管45aと一体に連設されている。そ
して制御側可動偏心重錘49は前記内軸45bに対して
固着されている。さらに前記駆動側固定偏心重錘46と
制御側固定偏心重錘47とが歯車伝動により同期回転す
るよう機械的に拘束されるとともに、駆動側可動偏心重
錘48と制御側可動偏心重錘49とが歯車伝動により同
期回転するよう機械的に拘束されている。
は、位相差制御機構(楕円形鎖線で囲って示す)を介し
て、位相差調節可能に伝動されている。前記の内軸45
bには右ネジ形の螺旋溝54が、外管45aには左ネジ
形の逆捩り方向螺旋溝55が、それぞれ形成されてい
て、筒状部材56の内壁に形成された突起が上記それぞ
れの螺旋溝に嵌合している。このような構造であるか
ら、上記筒状部材56が図の左右方向に動かされると、
ネジ作用によって内軸45bと外管45aとが相対的に
回動せしめられる。これにより前記2個の固定偏心重錘
(46,47)と2個の可動偏心重錘(48,49)と
の位相差が変化する。位相差の変化によって総合偏心モ
ーメントが変化し、起振力が増減調節される。この調節
は油圧シリンダ51の環状ピストン52によって、当該
起振機の運転中に行なうことができる。
記の図7もしくは図8に例示した起振機を杭に装着し
て、起振力を制御しながら作業することができるが、大
型の杭を打抜く場合や、地盤による杭の打抜抵抗値が大
きい場合は多数の起振機を装着して作業を遂行する。
た2例を示し、(A)は1本の鋼管杭に2基の起振機を
装着して吊持した状態の斜視図、(B)は多数の鋼矢板
を円筒状に配列して結合した1組の矢板組立杭の上端に
多数の起振機を装着して吊持した状態の斜視図である。
本図(A)に示した例では、ベース部材72の下側に設
置した2組の杭用チャック62A,62Bによって鋼管
杭63の頂部を把持するとともに、上記ベース部材72
の上側に2基の起振機60A,60Bを装着し、これら
2基の起振機のそれぞれをスプリング64により図外の
クレーンで吊持している。本図(B)に示した例では、
筒状の矢板組立杭71の頂部に多数の起振機60が列設
されている。この例では前掲の(A)図の例におけるベ
ース部材72に相当する部材が顕在していないが、一体
に結合された剛性部材である矢板組立杭71の頂部付近
が環状のベースとして機能している。前記多数の起振機
60のそれぞれは環状フレーム73を介して図外のクレ
ーンによって吊持される。
1個の杭に装着して杭打抜を行なう場合は、該複数の起
振機それぞれの上下方向振動がランダムにならず、協調
して杭打抜作用を果たすように同調させなければならな
い。これらの起振機が「固定偏心重錘と可動偏心重錘と
の区分の無い単純なロータリ起振機」である場合は、単
に各起振機同志の回転軸が同期するように連結すれば良
い。このように、複数のロータリ起振機(偏心モーメン
トの調節ができない構造のもの)を連結して1本の杭も
しくは1個の組立杭を打設する技術は、本発明者の発明
に係る特開昭57−116828号公報および特開昭5
9−41523号公報によって公知である。しかし、複
数の起振機を1本の杭もしくは1個の組立杭に取り付け
て該複数の起振機を運転しながら起振力を増減調節する
ことは、従来技術によっては不可能であった。本発明は
上述の事情に鑑みて為されたものであって、固定偏心重
錘と可動偏心重錘とを具備するロータリ起振機の複数基
を協働せしめて、杭の打抜作業を中断することなく継続
しつつ前記固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モ
ーメントを変化せしめて起振力を増減せしめる技術を提
供することを目的とする。
振機の起振力制御)を達成するために創作した本発明の
基本的な原理について、その1実施形態に対応する図1
(B)を参照して略述すると、2基の起振機60A,6
0Bのそれぞれに設けられている固定偏心重錘と可動偏
心重錘軸とを対向せしめ、自在継手65a,65bによ
って相互に同期回転するように拘束して連結する。
動して複数基の起振機の上下動を同期させることしか考
えられていなかったが、本発明においては複数基の起振
機について、それぞれの固定偏心重錘軸同志を同期せし
めるとともに、上記固定偏心重錘軸に対する可動偏心重
錘の位相差の増減調節可能に、可動偏心重錘軸同志を同
期させる。その具体的な構成について、各請求項ごと
に、以下に説明する。
明装置の構成は、梁状のベース部材の下方に杭用チャッ
クが設置されており、上記梁状ベース部材の上に複数の
ロータリ起振機が設置されている振動杭打抜装置におい
て、前記複数のロータリ起振機はそれぞれ固定偏心重錘
を装着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着さ
れた可動偏心重錘軸とを備えており、かつ、上記複数の
ロータリ起振機同志が、固定偏心重錘軸をほぼ一直線状
に位置せしめるとともに、可動偏心重錘軸をほぼ一直線
状に位置せしめて配置されていて、一直線状に配列され
た固定偏心重錘軸が相互に同期回転するように連結さ
れ、一直線状に配列された可動偏心重錘軸が相互に同期
回転するように連結されていて、前記の連結された固定
偏心重錘軸を回転駆動するモータ、および、該連結され
た固定偏心重錘軸の回転を、連結された可動偏心重錘軸
に伝動するとともに、双方の偏心重錘軸の位相差を調節
する機構を具備していることを特徴とする。以上に説明
した請求項1の発明装置によると、複数のロータリ起振
機それぞれの固定偏心重錘軸同志がほぼ一直線状に配列
されているので、これらを同期回転せしめるように連結
することが容易であって、継手部分から騒音を発したり
継手部分が発熱したり、軸受部分が焼き付いたりする虞
れが無い。そしてこれらの固定偏心重錘軸同志が連結さ
れているので、複数本の固定偏心重錘軸を1個のモータ
で回転駆動することができる。さらに複数本の可動偏心
重錘が相互に同期回転するように連結されるとともに、
これらの連結された可動偏心重錘軸が前記の固定偏心重
錘軸から伝動されて回転せしめられるので、複数のロー
タリ起振機を備えた振動杭打抜装置全体として1個の駆
動モータを設ければ足りるので構造が簡単である。この
ように駆動モータの設置個数が少ないということは、該
駆動モータにエネルギーを供給するための配線もしくは
配管の系統が簡素になるので保守整備が容易でトラブル
発生率を低下させて作動信頼性が上昇するといった実用
的価値の向上に資するところも多大である。さらに、連
結された可動偏心重錘軸は、可動偏心重錘軸相互が同期
回転しつつ固定偏心重錘軸に対する位相差を増減調節さ
れるので、これに伴って各起振機について固定偏心重錘
と可動偏心重錘との位相差、および総合偏心モーメント
が増減して起振力が変化する。この起振力変化は、当該
ロータリ起振機の運転を継続しつつ行なうことができる
ので、地盤またはクレーンブームとの共振に関するトラ
ブルを防止することができる。
部材の下方に杭用チャックが設置されており、上記梁状
ベース部材の上に複数のロータリ起振機が設置されてい
る振動杭打抜装置において、前記複数のロータリ起振機
はそれぞれ固定偏心重錘を装着された固定偏心重錘軸
と、可動偏心重錘を装着された可動偏心重錘軸とを備え
ており、かつ、上記複数のロータリ起振機同志が、固定
偏心重錘軸をほぼ一直線状に位置せしめて配設されてい
て、上記一直線状に配列された固定偏心重錘軸が相互に
同個回転するように連結されるとともに、これらの連結
された固定偏心重錘軸を回転駆動するモータが設けられ
ており、前記複数のロータリ起振機ごとに、「固定偏心
重錘軸の回転を可動偏心重錘軸に伝動しつつ、双方の偏
心重錘軸の位相差を増減調節する位相差調節機構」が設
けられるとともに、それぞれの位相差調節機構それぞれ
を個別に、もしくは相互に連携せしめて作動させる操作
系統が設けられていることを特徴とする。以上に説明し
た請求項2の発明装置によると、複数のロータリ起振機
それぞれの固定偏心重錘軸同志がほぼ一直線状に配列さ
れているので、これらを同期回転せしめるように連結す
ることが容易であって、継手部分から騒音を発したり継
手部分が発熱したり、軸受部分が焼き付いたりする虞れ
が無い。そしてこれらの固定偏心重錘軸同志が連結され
ているので、複数本の固定偏心重錘軸を1個のモータで
回転駆動することができる。さらに、複数のロータリ起
振機のそれぞれに「固定偏心重錘軸の回転を可動偏心重
錘軸に伝動しつつ、双方の偏心重錘軸の位相差を増減調
節する位相差調節機構」が設けられるとともに、これら
の位相差調節機構を作動させる操作系統が設けられてい
るので、各起振機に位相差制御用のモータを設ける必要
無く、各起振機ごとに固定偏心重錘と可動偏心重錘との
総合偏心モーメントを変化させて起振力を増減制御する
ことができる。これにより、地盤との共振やクレーンブ
ームとの共振に関するトラブルを防止することができ
る。
部材の下方に杭用チャックが設置されており、上記梁状
ベース部材の上に複数のロータリ起振機が設置されてい
る振動杭打抜装置において、前記複数のロータリ起振機
はそれぞれ固定偏心重錘を装着された固定偏心重錘軸
と、可動偏心重錘を装着された可動偏心重錘軸とを備え
ており、かつ、上記複数のロータリ起振機同志が、固定
偏心重錘軸および可動偏心重錘軸をほぼ一直線状に位置
せしめて連結されるとともに、固定偏心重錘軸を回転駆
動する電気モータと可動偏心重錘を回転駆動する電気モ
ータとを具備しており、上記双方の電気モータは、その
回転位相差を制御されるようになっていることを特徴と
する。以上に説明した請求項3の発明装置によると、複
数の起振機の固定偏心重錘軸同志および可動偏心重錘軸
同志がそれぞれ一直線状に配列して連結されているので
該複数本の固定偏心重錘軸が同期回転せしめられる。そ
して、複数本の可動偏心重錘軸同志がそれぞれ一直線状
に配列して連結されているので該複数本の可動偏心重錘
が同期回転せしめられる。さらに上記一連の固定偏心重
錘軸と一連の可動偏心重錘軸とのそれぞれが、回転位相
差を制御し得る電気モータによって回転駆動されるの
で、固定偏心重錘軸に装着された固定偏心重錘と可動偏
心重錘軸に装着された可動偏心重錘との位相差、および
総合偏心モーメントを増減調節することができる。これ
により、当該起振機の運転を中止することなく継続しつ
つ、その起振力を増減調節することができるので、地盤
と共振する危険性の有る回転速度域、および/またはク
レーンブームと共振する危険性の有る回転速度域におい
て起振力を零(もしくは重力加速度未満)ならしめるこ
とにより、共振現象に起因するトラブルを防止すること
ができる。
は弧状のベースにN基のロータリ起振機が搭載されてお
り(ただし、Nは3もしくは3以上の整数)、前記N基
のロータリ起振機のそれぞれは、固定偏心重錘を装着さ
れた固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着された可動
偏心重錘軸とを備えており、前記のベースに沿って環状
もしくは弧状に配置されたN基のロータリ起振機相互の
間の(N−1)個所で、ロータリ起振機の固定偏心重錘
軸同志が同期回転するように連結されるとともに、可動
偏心重錘軸同志が同期回転するように連結されており、
前記の連結された固定偏心重錘軸を回転駆動するモータ
が設けられるとともに、該連結された固定偏心重錘軸の
回転を、前記の連結された可動偏心重錘軸に伝動しつ
つ、双方の偏心重錘軸の位相差を増減調節する位相差調
節機構が設けられていることを特徴とする。以上に説明
した請求項4の発明装置によると、環状もしくは弧状に
配置されているN基のロータリ起振機同志が対向するN
個所のうちの(N−1)個所について、固定偏心重錘同
志および可動偏心重錘同志が相互に連結されているの
で、N基の起振機全部の固定偏心重錘軸相互、および全
部の可動偏心重錘軸相互が強制的に同期回転せしめられ
る。ただし、N基の起振機同志が対向するN個所全部を
連結していないので、回転力を受ける各部材の歪み(ね
じり変形を含む)が末端で逃がされ、無理なく回転する
ことができるので、異音,発熱,早期摩耗,焼付を誘発
する虞れが無い。そして、連結されたN本の固定偏心重
錘軸を1個のモータで回転駆動することができ、連結さ
れたN本の可動偏心重錘軸を1個の位相差調節機構で位
相制御することができる。偏心重錘軸の位相制御により
起振力を制御して、共振に関するトラブルを防止するこ
とができる。
は弧状のベースにN基のロータリ起振機が搭載されてお
り(ただし、Nは3もしくは3以上の整数)、前記N基
のロータリ起振機のそれぞれは、固定偏心重錘を装着さ
れた固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着された可動
偏心重錘軸とを備えており、前記のベースに沿って環状
もしくは弧状に配置されたN基のロータリ起振機相互の
間の(N−1)個所で、ロータリ起振機の固定偏心重錘
軸同志が同期回転するように連結されるとともに、上記
の連結された固定偏心重錘軸を回転駆動するモータが設
けられており、かつ、前記N基のロータリ起振機のそれ
ぞれに、「固定偏心重錘軸の回転を可動偏心重錘軸に伝
動しつつ、双方の偏心重錘軸の位相差を増減調節する位
相差調節機構」が設けられるとともに、それぞれの位相
差制御機構を個別に、もしくは相互に連携せしめて作動
させる操作系統が設けられていることを特徴とする。以
上に説明した請求項5の発明装置によると、環状もしく
は弧状に配置されているN基の起振機のそれぞれに設け
られているN本の固定偏心重錘軸が相互に連結されてい
るので、これらN本の固定偏心軸を1個のモータによっ
て同期回転せしめることができる。この場合の連結個所
がN個所ではなく(N−1)個所であるから、請求項4
の発明におけると同様の理由によって固定偏心重錘軸を
支持している構造部分に異音,発熱,早期摩耗を生じる
虞れが無い。
N基の起振機ごとに「固定偏心重錘軸の回転を可動偏心
重錘軸に伝動しつつ、双方の偏心重錘軸の位相差を増減
調節する位相差制御機構」が設けられるとともに、それ
ぞれの位相差制御機構を作動させる操作系統が設けられ
ているので、各起振機ごとに可動偏心重錘を回転駆動し
つつ固定偏心重錘軸に対する位相差を増減調節して、固
定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを変
化させることにより、起振機の運転を継続しつつ起振力
を制御することができる。これにより、起振機と地盤と
の共振に関するトラブルや、起振機とクレーンブームと
の共振に関するトラブルを防止することができる。
弧状のベースにN基のロータリ起振機が搭載されており
(ただし、Nは3もしくは3以上の整数)、前記N基の
ロータリ起振機のそれぞれは、固定偏心重錘を装着され
た固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着された可動偏
心重錘軸とを備えており、前記のベースに沿って環状も
しくは弧状に配置されたN基のロータリ起振機相互の間
の(N−1)個所で、ロータリ起振機の固定偏心重錘軸
同志が同期回転するように連結されるとともに、可動偏
心重錘軸同志が同期回転するように連結されており、か
つ、上記の連結された固定偏心重錘軸と連結された可動
偏心重錘軸とのそれぞれを回転駆動する少なくとも2個
の電気モータが設けられるとともに、これら2個の電気
モータを相互に同期回転させる機能、および、相互の位
相差を調節する機能を備えた制御手段を具備しているこ
とを特徴とする。以上に説明した請求項6の発明装置に
よると、環状もしくは弧状に配列されたN基のロータリ
起振機同志が対向するN個所の内の(N−1)個所で、
固定偏心重錘軸同志および可動偏心重錘軸同志が同期回
転するように連結されているので、N本の固定偏心重錘
軸を1個の電気モータで同期回転させることができると
ともに、N本の可動偏心重錘軸を上記と異なる1個の電
気モータで同期回転させることができる。そして、上記
1個の電気モータおよび上記と異なる1個の電気モータ
を相互に同期回転させたり位相差を調節したりできる制
御手段が設けられているので、これら計2個の電気モー
タの回転を制御することにより、N基の起振機のそれぞ
れについて固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差を増
減調節して総合偏心モーメントを変化させ、起振機を運
転しながら起振力を増減制御することができる。こうし
た機能を有しているので、地盤と共振する回転速度域お
よび/またはクレーンブームと共振する回転速度域にお
いて起振機の起振力を零とすることにより(もしくは起
振力を重力加速度未満とすることにより)、共振に関す
るトラブルの発生を防止することができる。
1,同2,同4,もしくは同5の発明装置の構成要件に
加えて、前記の位相差調節機構が流体圧で駆動される構
造であって、流体圧で往復駆動されるピストンと、上記
ピストンと固定偏心重錘軸とを連結して該ピストンの往
復動を固定偏心重錘軸との相対的回動に変換するネジ手
段および/または前記ピストンと可動偏心重錘軸とを連
結して該ピストンの往復動を可動偏心重錘軸との相対的
回動に変換するネジ手段とを具備していることを特徴と
する。以上に説明した請求項7の発明装置によると、位
相差調節機構が流体圧で駆動される構造であって電気を
用いないで、杭打抜作業が水辺作業もしくは水中作業で
あっても漏電事故発生の危険性が無い。陸上の杭打作業
においてもウォータージェットを併用する場合が少なく
ないが、ウォータージェットによって作業環境が水浸し
になったり、降雨中で作業したりする場合も、本請求項
7を適用して位相差調節を行なうと、位相差調節機構部
分で漏電事故を生じる虞れが無くても安全である。さら
に、ピストンの往復動を相対的回動に変換して位相差調
節を行なう構造であるから、該ピストンが流体圧によっ
て往復ストロークエンドに静止している限り、位相差が
変動する虞れが無く、起振力の調節状態が安定してい
る。その上、位相差調節を流体圧によって行なうので、
リモートコントロールするのに適している。
クを設けたベース部材の上に複数基のロータリ起振機
を、その回転軸をほぼ同心状に揃えて配列し、前記複数
基の起振機それぞれの固定偏心重錘軸を相互に連結して
モータにより回転駆動するとともに、上記複数基の起振
機それぞれの可動偏心重錘軸を相互に連結し、前記の連
結された固定偏心重錘軸の回転を、前記の連結された可
動偏心重錘軸に伝動するとともに、双方の偏心重錘軸の
位相差を調節することによって、固定偏心重錘と可動偏
心重錘との総合偏心モーメントを変化させて起振力を制
御することを特徴とする。以上に説明した請求項8の発
明方法によると、回転軸を同心状に揃えて配列された複
数基の起振機の固定偏心重錘軸同志が同期回転するよう
に機械的に拘束されているので、1個のモータによって
回転駆動することができる。さらに、複数基の起振機の
可動偏心重錘軸同志も同期回転するように機械的に拘束
されているので、N基の起振機の全数が「固定偏心重錘
と可動偏心重錘との位相差の増減」を同じくする。従っ
て、連結された固定偏心重錘軸の回転を連結された可動
偏心重錘軸に伝動することによって、可動偏心重錘軸専
用の駆動モータを用いる必要無く、前記1個のモータに
よってN基全数の起振機を駆動して作動せしめることが
できる。しかも、前記の伝動に際して、伝動側である固
定偏心重錘軸と、被伝動側である可動偏心重錘軸との位
相差を調節することによって総合偏心モーメントを増減
調節し、起振機の運転を中断することなく起振力を制御
して共振に関するトラブルを防止することができる。
クを設けたベース部材の上に複数基のロータリ起振機
を、その回転軸をほぼ同心状に揃えて配列し、前記複数
基の起振機それぞれの固定偏心重錘軸を相互に連結して
モータにより回転駆動するとともに、各起振機ごとに、
固定偏心重錘軸によって可動偏心重錘軸を回転駆動し、
かつ、上記の回転駆動に際して、固定偏心重錘軸に対す
る可動偏心重錘軸の回転位相差を増減調節することによ
り、固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメン
トを変化させて起振力を増減調節することを特徴とす
る。以上に説明した請求項9の発明方法によると、回転
軸をほぼ同心状に揃えて配列された複数基の起振機につ
いて、その固定偏心重錘軸同志が連結されているので、
1個のモータによって複数基の起振機の固定偏心重錘軸
を同期回転せしめることができる。そして各起振機ごと
に固定偏心重錘軸によって可動偏心重錘軸を回転駆動す
るので、前記1個のモータによって複数基の起振機全部
の固定偏心重錘軸および可動偏心重錘軸を回転せしめる
ことができ、さらに、駆動側である固定偏心重錘軸と被
動側である可動偏心重錘軸との回転位相差を調節するこ
とによって固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モ
ーメントを増減調節して起振力を制御することができ
る。
ックを設けたベース部材の上に複数基のロータリ起振機
を、その回転軸をほぼ同心状に揃えて配列し、前記複数
基の起振機それぞれの固定偏心重錘軸を相互に連結して
モータにより回転駆動するとともに、上記複数基の起振
機それぞれの可動偏心重錘軸を相互に連結して、前記モ
ータと異なるモータによって回転駆動し、前記双方のモ
ータを電気的に制御して固定偏心重錘軸に対する可動偏
心重錘軸の位相差を変化させ、固定偏心重錘と可動偏心
重錘との総合偏心モーメントを増減調節することを特徴
とする。以上に説明した請求項10の発明方法による
と、複数基のロータリ起振機それぞれの複数本の固定偏
心重錘軸と、複数基のロータリ起振機それぞれの複数本
の可変重錘軸とが、それぞれ同期回転するように連結さ
れるとともに、相互に独立したモータによって回転駆動
され、かつ、上記相互に独立したモータが電気的に制御
されて位相差を調節されるので、前記複数基のロータリ
起振機はタイミングを揃えて上下に振動するとともに、
その起振力が一斉に増減制御されるので、振動公害の防
止、および共振に因るクレーンの破損防止に有効であ
る。
重錘軸と可動偏心重錘軸とを有する起振機の複数基を用
いて杭を打込み、または引き抜く場合、それぞれの起振
機の固定偏心重錘軸を、仮想の円弧に対してほぼ接線方
向となるように配列し、相互に同期回転するように拘束
して連結するとともに、これらの連結された固定偏心重
錘軸をモータによって回転駆動し、それぞれの起振機の
可動偏心重錘軸を、仮想の円弧に対してほぼ接線方向と
なるように配列して相互に同期回転するように拘束して
連結し、前記の連結された固定偏心重錘軸の回転を伝動
して前記の連結された可動偏心重錘軸を回転させるとと
もに、双方の偏心重錘軸の位相差を増減調節することに
より、固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメ
ントを増減せしめて起振力を制御することを特徴とす
る。以上に説明した請求項11の発明方法によると、大
形の鋼管杭、特に、複数個の柱状部材を結合して成る巨
大な杭を多数の起振機によって打抜きする場合に、上記
多数の起振機の上下振動のタイミングを揃え、しかも該
上下振動の起振力を増減調節することによって地盤の共
振に因る振動公害を防止すること、および、クレーンブ
ームの共振に因る破損を防止することができ、かつ、上
述の作動を、1個の駆動用モータと、1組の「位相差調
節可能な伝動機構」とによって遂行することができる。
重錘軸と可動偏心重錘軸とを有する起振機の複数基を用
いて杭を打込み、または引き抜く場合、それぞれの起振
機の固定偏心重錘軸を、仮想の円弧に対してほぼ接線方
向となるように配列し、相互に同期回転するように拘束
して連結するとともに、これらの連結された固定偏心重
錘軸をモータによって回転駆動し、前記複数基の起振機
の可動偏心重錘軸を一連に連結して強制的に同期回転さ
せるように拘束することなく、各起振機ごとに、もしく
はグループ分けした起振機の各グループごとに、固定偏
心重錘軸によって可動偏心重錘軸を回転駆動するととも
に、双方の偏心重錘軸の位相差を増減調節することによ
り、固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメン
トを増減せしめて起振力を制御することを特徴とする。
以上に説明した請求項12の発明方法によると、大形の
鋼管杭、特に、複数個の柱状部材を結合して成る巨大な
杭を多数の起振機によって打抜きする場合に、上記多数
の起振機の上下振動のタイミングを揃え、しかも該上下
振動の起振力を増減調節することによって地盤の共振に
因る振動公害を防止すること、および、クレーンブーム
の共振に因る破損を防止することができ、かつ、上述の
作動を、1個のモータで駆動することができ、さらに
「各起振機の可動偏心重錘軸の全部を一連に連結して強
制的に同期回転するように拘束すること」を必要とせず
に遂行することができる。
重錘軸と可動偏心重錘軸とを有する起振機の複数基を用
いて杭を打込み、または引き抜く場合、それぞれの起振
機の固定偏心重錘軸を、仮想の円弧に対してほぼ接線方
向となるように配列し、相互に同期回転するように拘束
して連結するとともに、これらの連結された固定偏心重
錘軸をモータによって回転駆動し、それぞれの起振機の
可動偏心重錘軸を、仮想の円弧に対してほぼ接線方向と
なるように配列して相互に同期回転するように拘束して
連結するとともに、これらの連結された可動偏心重錘軸
を前記モータと異なるモータによって回転駆動しつつ、
前記双方のモータを電気的に制御して固定偏心重錘軸に
対する可動偏心重錘軸の位相差を変化させ、固定偏心重
錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを増減調節す
ることを特徴とする。以上に説明した請求項13の発明
方法によると、大形の鋼管杭、特に、複数個の柱状部材
を結合して成る巨大な杭を多数の起振機によって打抜き
する場合に、上記多数の起振機の上下振動のタイミング
を揃え、しかも該上下振動の起振力を増減調節すること
によって地盤の共振に因る振動公害を防止すること、お
よび、クレーンブームの共振に因る破損を防止すること
ができ、かつ、上述の作動を、「位相差調節可能な機械
的伝動機構」を用いる必要無く、2個のモータの電気的
制御によって遂行することができる。
し、(A)は外観正面図、(B)は模式的に描いた断面
図である。図1(A)参照、2基のロータリ起振機60
A,60Bが、ベース61の上に設置され、スプリング
64を介して吊持できるようになっている。前記ベース
61の下方には2組の杭用チャック(略称・チャック)
62A,62Bが装着されて、鋼管杭63を把持してい
る。本図1の例では2基の起振機を設置してあるが、3
基もしくはそれ以上の複数基の起振機を設置しても良
い。図1(B)参照、前記のロータリ起振機60A,6
0Bは、それぞれ前掲の図7に示した位相差制御機構に
類似した位相差制御機構を備えており、それぞれのA系
統固定偏心重錘48を固着した固定偏心重錘軸同志が自
在継手65aで連結され、A系統の駆動モータMaによ
って2個のA系統固定偏心重錘48Aが同期回転駆動さ
れる。2個のB系統可動偏心重錘49も、歯車伝動によ
って同期回転せしめられる。同様にして、2個のB系統
固定偏心重錘47と2個のA系統可動偏心重錘46と
は、B系統の駆動モータMbと自在継手65bとによっ
て同期回転せしめられる。以上のように構成するため、
前記2基のロータリ起振機60A,60Bは、相互に回
転軸をほぼ同心状に揃えてベース61上に固定されてい
る。
リ起振機60A,60Bが上下方向の振動を同期させて
強力に杭を打抜くことができる。さらに、図7について
説明したように2個のモータMa,Mbを電気的に制御
して固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差を調節する
ことによって双方の偏心重錘の総合偏心モーメントを増
減調節できるので、共振に因るトラブルを発生する振動
数領域で起振力を零にして、共振に関するトラブルを防
止することができる。なお、完全に零にしなくても、振
動加速度を重力加速度(980センチメートル/秒・
秒)以下にすれば共振に関するトラブルを回避すること
ができる。
し、(A)は外観正面図、(B)は模式的な断面図であ
る。この図2の実施形態を前掲の図1の実施形態に比較
して異なるところの概要を述べると、本実施形態(図
2)は、前掲の図8に示した位相差調節機構と類似する
位相差調節機構66を備えた2基のロータリ起振機60
A,60Bの回転軸を同心状に揃えて、固定偏心重錘4
6′と偏心重錘軸同志を自在継手56aで接続し、駆動
モータ50によって2個の固定偏心重錘46′を同期回
転させる。説明の便宜上、これらの、駆動モータ50に
直結された固定偏心重錘46′を駆動側固定偏心重錘4
6′と呼ぶ。本図2に示した位相差制御機構66は、前
掲の図8(未公知の先願に係る発明)に示した位相差調
節機構と類似の機構であって、油圧シリンダの環状ピス
トンの往復動をネジ手段によって相対的回動に変換する
構造である。図2(B)に表されているように、2基の
起振機60A,60Bは1個の駆動モータ50によって
固定偏心重錘を回転駆動されるとともに、該2基の起振
機それぞれに固定偏心重錘の回転位相差調節機構66を
設けて可動偏心重錘49′に伝動される。説明の便宜
上、これらの可動偏心重錘49′を制御側可動偏心重錘
49′と呼ぶ。2組の位相差調節機構66を連動させて
調節する操作系統(図示せず)を設け、もしくは2組の
位相差調節機構66を個別に調節する操作系統(図示せ
ず)を設けて連動的に操縦することにより、前述の実施
形態(図1)におけると同様に総合偏心モーメントを増
減調節して起振力を制御し、共振に因るトラブルを防止
することができる。
良した振動杭打抜装置を示し、(A)は外観正面図、
(B)は模式的な断面図である。前掲の図2の実施形態
においては、2基の起振機60A,60Bの固定偏心重
錘軸同志のみを同期回転させるように拘束して連結し、
可動偏心重錘の位相差は起振機ごとに伝動・制御した
が、本図3の実施形態においては2基の起振機60A,
60Bの固定偏心重錘軸同志を自在継手65aで連結す
るとともに、可動偏心重錘軸同志も自在継手65bによ
って連結した。そして、連結された固定偏心重錘軸の回
転を、位相差調節機構66を介して可動偏心重錘軸に伝
動するとともに、双方の偏心重錘軸の位相差を調節でき
るようにした。この実施形態(図3)によると、駆動モ
ータ50が1個で足りるのみでなく、位相差調節機構6
6も1組で足りる。このため、該位相差調節機構の操作
系統(図示せず)も簡単になり、作動信頼性が高い。
鋼矢板を結合して成る巨大な組立杭71に多数の起振機
60を装着して杭の打抜作業を行なう場合について述べ
る。図4は、1個の巨大な矢板組立杭に6基のロータリ
起振機を装着して杭の打抜き作業を行なう状態を模式的
に描いた平面図である。ただし、模式化して描いてある
ので厳密に正確な平面投影図ではない。この図4は、6
基の起振機60C〜60Hの配置と、それらの連結状態
とを表しており、回転駆動手段、および位相差制御機構
の図示は省略してある。矢板組立杭71の平面図形と同
心をなす仮想の円Sを、施工設計的に想定し、この円S
の円弧に対してそれぞれの起振機の固定偏心重錘軸67
c〜67hおよび可動偏心重錘軸68c〜68hがほぼ
接線方向となり、もしくは接線と平行になるように前記
6個の起振機を配置して、矢板組立杭71に装着する。
装着の具体的な方法としては、前掲の図1〜図3の実施
形態におけるベース61に対応する輪形のベース部材
(図示せず)を構成しても良く、または矢板組立杭71
の頂部付近をベースとしてこれに直接的に装着しても良
い(図9(B)参照)。
と、隣接する起振機の固定偏心重錘軸同志が対向する個
所がN個所、可動偏心重錘軸同志が対向する個所がN個
所出来る。これらN個所の内の1個所を除いた(N−
1)個所について、固定偏心重錘軸同志をプロペラシャ
フト69および自在継手により、同期回転させるように
拘束して連結し、かつ、可動偏心重錘軸同志をプロペラ
シャフト70および自在継手により同期回転させるよう
に拘束して連結する。これにより、連結された偏心重錘
軸は環状を為さずにC字状をなす。このように構成する
理由は、(a)環状でなくても、同期回転させるために
はC字状の連結で足りること、(b)環状にすると、各
種の誤差や弾性変形が重なって、軸受部材に予期しない
偏荷重が掛かって異音,発熱を生じて耐久性を損う場合
が少なくないこと、に鑑みて、これを未然に防止したも
のである。
位相差制御について説明する。6基の起振機それぞれの
固定偏心重錘軸67c〜67hがプロペラシャフト69
によって連結されているので、その端部もしくは中間部
に、例えば図示のごとく駆動モータMaを接続すると、
1個のモータで6基の起振機の固定偏心重錘を回転駆動
することができる。同様に、1個のモータMbで6基の
起振機の可動偏心重錘を回転駆動することができる。こ
のように構成すると、前掲の図7に示した位相差制御機
構において2個のモータMa,Mbを電気的に制御して
起振力を増減調節したのと同様にして起振力を制御し、
共振に因るトラブルを防止することができる。
形態を次に述べる。前記2個の駆動モータMa,Mbの
内、可動偏心重錘を回転駆動するモータMbを取り除
き、前掲の図8(未公知の先願発明)における位相差調
節機構と類似の、液圧シリンダとネジ手段とを用いた位
相差調節機構66を、プロペラシャフト69と同70と
の間に介装接続して設置し、固定偏心重錘軸の回転を上
記位相差調節機構66によって可動偏心重錘軸に伝動す
るとともに双方の偏心重錘軸の位相差を増減調節する
と、1個の駆動用モータMaと1組の位相差調節機構6
6とによって6基のロータリ起振機60C〜60Hを協
働せしめて強力に杭の打抜き作業を遂行し、かつ、起振
力を制御して共振に関するトラブルを防止することがで
きる。
る実施形態について説明する。図示した2個のモータM
a,Mbの内、可動偏心重錘を回転駆動するモータMb
を取り除くとともに、(N−1)本のプロペラシャフト
70(可動偏心重錘軸接続用のプロペラシャフト。本実
施形態においてN−1=5本)を取り除く。そしてN基
のロータリ起振機60C〜60Hのそれぞれは、前掲の
図2に示したロータリ起振機60A,60Bのように、
それぞれ位相差調節機構66を備えたものとする。この
位相差調節機構の具体的な構成は、前掲の図8(未公知
の先願発明)に示した位相差調節機構と同様に、液圧シ
リンダの往復動をネジ手段によって相対的回動に変換す
る構造のものである。このように構成すると、N基の起
振機相互を連結するプロペラシャフトの本数が(N−
1)本で足り、N個の位相差調節機構のそれぞれを個別
に、もしくは連動させて調節する操作系統を設けてN基
の起振機を協働せしめて強力に杭の打抜き作業を遂行す
ることができ、しかも起振力を制御して共振に関するト
ラブルを防止することができる。
成・機能を明らかならしめたように、請求項1の発明装
置によると、複数のロータリ起振機それぞれの固定偏心
重錘軸同志がほぼ一直線状に配列されているので、これ
らを同期回転せしめるように連結することが容易であっ
て、継手部分から騒音を発したり継手部分が発熱した
り、軸受部分が焼き付いたりする虞れが無い。そしてこ
れらの固定偏心重錘軸同志が連結されているので、複数
本の固定偏心重錘軸を1個のモータで回転駆動すること
ができる。さらに複数本の可動偏心重錘が相互に同期回
転するように連結されるとともに、これらの連結された
可動偏心重錘軸が前記の固定偏心重錘軸から伝動されて
回転せしめられるので、複数のロータリ起振機を備えた
振動杭打抜装置全体として1個の駆動モータを設ければ
足りるので構造が簡単である。このように駆動モータの
設置個数が少ないということは、該駆動モータにエネル
ギーを供給するための配線もしくは配管の系統が簡素に
なるので保守整備が容易でトラブル発生率を低下させて
作動信頼性が上昇するといった実用的価値の向上に資す
るところも多大である。さらに、連結された可動偏心重
錘軸は、可動偏心重錘軸相互が同期回転しつつ固定偏心
重錘軸に対する位相差を増減調節されるので、これに伴
って各起振機について固定偏心重錘と可動偏心重錘との
位相差、および総合偏心モーメントが増減して起振力が
変化する。この起振力変化は、当該ロータリ起振機の運
転を継続しつつ行なうことができるので、地盤またはク
レーンブームとの共振に関するトラブルを防止すること
ができる。
タリ起振機それぞれの固定偏心重錘軸同志がほぼ一直線
状に配列されているので、これらを同期回転せしめるよ
うに連結することが容易であって、継手部分から騒音を
発したり継手部分が発熱したり、軸受部分が焼き付いた
りする虞れが無い。そしてこれらの固定偏心重錘軸同志
が連結されているので、複数本の固定偏心重錘軸を1個
のモータで回転駆動することができる。さらに、複数の
ロータリ起振機のそれぞれに「固定偏心重錘軸の回転を
可動偏心重錘軸に伝動しつつ、双方の偏心重錘軸の位相
差を増減調節する位相差調節機構」が設けられるととも
に、これらの位相差調節機構を作動させる操作系統が設
けられているので、各起振機に位相差制御用のモータを
設ける必要無く、各起振機ごとに固定偏心重錘と可動偏
心重錘との総合偏心モーメントを変化させて起振力を増
減制御することができる。これにより、地盤との共振や
クレーンブームとの共振に関するトラブルを防止するこ
とができる。
機の固定偏心重錘軸同志および可動偏心重錘軸同志がそ
れぞれ一直線状に配列して連結されているので該複数本
の固定偏心重錘軸が同期回転せしめられる。そして、複
数本の可動偏心重錘軸同志がそれぞれ一直線状に配列し
て連結されているので該複数本の可動偏心重錘が同期回
転せしめられる。さらに上記一連の固定偏心重錘軸と一
連の可動偏心重錘軸とのそれぞれが、回転位相差を制御
し得る電気モータによって回転駆動されるので、固定偏
心重錘軸に装着された固定偏心重錘と可動偏心重錘軸に
装着された可動偏心重錘との位相差、および総合偏心モ
ーメントを増減調節することができる。これにより、当
該起振機の運転を中止することなく継続しつつ、その起
振力を増減調節することができるので、地盤と共振する
危険性の有る回転速度域、および/またはクレーンブー
ムと共振する危険性の有る回転速度域において起振力を
零(もしくは重力加速度未満)ならしめることにより、
共振現象に起因するトラブルを防止することができる。
は弧状に配置されているN基のロータリ起振機同志が対
向するN個所のうちの(N−1)個所について、固定偏
心重錘同志および可動偏心重錘同志が相互に連結されて
いるので、N基の起振機全部の固定偏心重錘軸相互、お
よび全部の可動偏心重錘軸相互が強制的に同期回転せし
められる。ただし、N基の起振機同志が対向するN個所
全部を連結していないので、回転力を受ける各部材の歪
み(ねじり変形を含む)が末端で逃がされ、無理なく回
転することができるので、異音,発熱,早期摩耗,焼付
を誘発する虞れが無い。そして、連結されたN本の固定
偏心重錘軸を1個のモータで回転駆動することができ、
連結されたN本の可動偏心重錘軸を1個の位相差調節機
構で位相制御することができる。偏心重錘軸の位相制御
により起振力を制御して、共振に関するトラブルを防止
することができる。
は弧状に配置されているN基の起振機のそれぞれに設け
られているN本の固定偏心重錘軸が相互に連結されてい
るので、これらN本の固定偏心軸を1個のモータによっ
て同期回転せしめることができる。この場合の連結個所
がN個所ではなく(N−1)個所であるから、請求項4
の発明におけると同様の理由によって固定偏心重錘軸を
支持している構造部分に異音,発熱,早期摩耗を生じる
虞れが無い。
N基の起振機ごとに「固定偏心重錘軸の回転を可動偏心
重錘軸に伝動しつつ、双方の偏心重錘軸の位相差を増減
調節する位相差制御機構」が設けられるとともに、それ
ぞれの位相差制御機構を作動させる操作系統が設けられ
ているので、各起振機ごとに可動偏心重錘を回転駆動し
つつ固定偏心重錘軸に対する位相差を増減調節して、固
定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを変
化させることにより、起振機の運転を継続しつつ起振力
を制御することができる。これにより、起振機と地盤と
の共振に関するトラブルや、起振機とクレーンブームと
の共振に関するトラブルを防止することができる。
は弧状に配列されたN基のロータリ起振機同志が対向す
るN個所の内の(N−1)個所で、固定偏心重錘軸同志
および可動偏心重錘軸同志が同期回転するように連結さ
れているので、N本の固定偏心重錘軸を1個の電気モー
タで同期回転させることができるとともに、N本の可動
偏心重錘軸を上記と異なる1個の電気モータで同期回転
させることができる。そして、上記1個の電気モータお
よび上記と異なる1個の電気モータを相互に同期回転さ
せたり位相差を調節したりできる制御手段が設けられて
いるので、これら計2個の電気モータの回転を制御する
ことにより、N基の起振機のそれぞれについて固定偏心
重錘と可動偏心重錘との位相差を増減調節して総合偏心
モーメントを変化させ、起振機を運転しながら起振力を
増減制御することができる。こうした機能を有している
ので、地盤と共振する回転速度域および/またはクレー
ンブームと共振する回転速度域において起振機の起振力
を零とすることにより(もしくは起振力を重力加速度未
満とすることにより)、共振に関するトラブルの発生を
防止することができる。
機構が流体圧で駆動される構造であって電気を用いない
で、杭打抜作業が水辺作業もしくは水中作業であっても
漏電事故発生の危険性が無い。陸上の杭打作業において
もウォータージェットを併用する場合が少なくないが、
ウォータージェットによって作業環境が水浸しになった
り、降雨中で作業したりする場合も、本請求項7を適用
して位相差調節を行なうと、位相差調節機構部分で漏電
事故を生じる虞れが無くても安全である。さらに、ピス
トンの往復動を相対的回動に変換して位相差調節を行な
う構造であるから、該ピストンが流体圧によって往復ス
トロークエンドに静止している限り、位相差が変動する
虞れが無く、起振力の調節状態が安定している。その
上、位相差調節を流体圧によって行なうので、リモート
コントロールするのに適している。
心状に揃えて配列された複数基の起振機の固定偏心重錘
軸同志が同期回転するように機械的に拘束されているの
で、1個のモータによって回転駆動することができる。
さらに、複数基の起振機の可動偏心重錘軸同志も同期回
転するように機械的に拘束されているので、N基の起振
機の全数が「固定偏心重錘と可動偏心重錘との位相差の
増減」を同じくする。従って、連結された固定偏心重錘
軸の回転を連結された可動偏心重錘軸に伝動することに
よって、可動偏心重錘軸専用の駆動モータを用いる必要
無く、前記1個のモータによってN基全数の起振機を駆
動して作動せしめることができる。しかも、前記の伝動
に際して、伝動側である固定偏心重錘軸と、被伝動側で
ある可動偏心重錘軸との位相差を調節することによって
総合偏心モーメントを増減調節し、起振機の運転を中断
することなく起振力を制御して共振に関するトラブルを
防止することができる。
ぼ同心状に揃えて配列された複数基の起振機について、
その固定偏心重錘軸同志が連結されているので、1個の
モータによって複数基の起振機の固定偏心重錘軸を同期
回転せしめることができる。そして各起振機ごとに固定
偏心重錘軸によって可動偏心重錘軸を回転駆動するの
で、前記1個のモータによって複数基の起振機全部の固
定偏心重錘軸および可動偏心重錘軸を回転せしめること
ができ、さらに、駆動側である固定偏心重錘軸と被動側
である可動偏心重錘軸との回転位相差を調節することに
よって固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメ
ントを増減調節して起振力を制御することができる。
ロータリ起振機それぞれの複数本の固定偏心重錘軸と、
複数基のロータリ起振機それぞれの複数本の可変重錘軸
とが、それぞれ同期回転するように連結されるととも
に、相互に独立したモータによって回転駆動され、か
つ、上記相互に独立したモータが電気的に制御されて位
相差を調節されるので、前記複数基のロータリ起振機は
タイミングを揃えて上下に振動するとともに、その起振
力が一斉に増減制御されるので、振動公害の防止、およ
び共振に因るクレーンの破損防止に有効である。
管杭、特に、複数個の柱状部材を結合して成る巨大な杭
を多数の起振機によって打抜きする場合に、上記多数の
起振機の上下振動のタイミングを揃え、しかも該上下振
動の起振力を増減調節することによって地盤の共振に因
る振動公害を防止すること、および、クレーンブームの
共振に因る破損を防止することができ、かつ、上述の作
動を、1個の駆動用モータと、1組の「位相差調節可能
な伝動機構」とによって遂行することができる。
管杭、特に、複数個の柱状部材を結合して成る巨大な杭
を多数の起振機によって打抜きする場合に、上記多数の
起振機の上下振動のタイミングを揃え、しかも該上下振
動の起振力を増減調節することによって地盤の共振に因
る振動公害を防止すること、および、クレーンブームの
共振に因る破損を防止することができ、かつ、上述の作
動を、1個のモータで駆動することができ、さらに「各
起振機の可動偏心重錘軸の全部を一連に連結して強制的
に同期回転するように拘束すること」を必要とせずに遂
行することができる。
管杭、特に、複数個の柱状部材を結合して成る巨大な杭
を多数の起振機によって打抜きする場合に、上記多数の
起振機の上下振動のタイミングを揃え、しかも該上下振
動の起振力を増減調節することによって地盤の共振に因
る振動公害を防止すること、および、クレーンブームの
共振に因る破損を防止することができ、かつ、上述の作
動を、「位相差調節可能な機械的伝動機構」を用いる必
要無く、2個のモータの電気的制御によって遂行するこ
とができる。
図、(B)は模式的に描いた断面図である。
外観正面図、(B)は模式的な断面図である。
打抜装置を示し、(A)は外観正面図、(B)は模式的
な断面図である。
機を装着して杭の打抜き作業を行なう状態を模式的に描
いた平面図である。ただし、模式化して描いてあるので
厳密に正確な平面投影図ではない。
ために示したもので、(A)はロータリ式の起振機をク
レーンブームで吊持して杭の振動打抜を実施している状
態を模式的に描いた断面図、(B)は振動杭打抜工事に
おける時間経過を横軸にとって振動数の変化を表した図
表である。
リ起振機における起振力の調節を説明するために示した
模式図であって、(A)は起振力最大の状態を、(B)
は起振力中等度の状態を、(C)は起振力が小さい状態
を、(D)は起振力が零の状態を、それぞれ表してい
る。
模式的な断面図であって、構造・機能の理解に便なるご
とく変形して描いてあるので、正確なJIS規格の投影
図ではない。
20号)を備えたロータリ起振機の模式的な断面図であ
る。
し、(A)は1本の鋼管杭に2基の起振機を装着して吊
持した状態の斜視図、(B)は多数の鋼矢板を円筒状に
配列して結合した1組の矢板組立杭の上端に多数の起振
機を装着して吊持した状態の斜視図である。
用伝動歯車、5…クレーンブーム、6…起振機、6a…
チャック、7…杭、8…民家、9…固定偏心重錘、10
…可動偏心重錘、21…A系統回転軸、22…B系統回
転軸、23…A系統駆動歯車、24…キー、25…A系
統被動歯車、27…B系統可動偏心重錘、28…B系統
固定偏心重錘、29…A系統可動偏心重錘、30…同期
連結杆、31…B系統被動歯車、33…同期連結杆、3
4…A系統駆動歯車、35…A系統被動プーリ、36…
B系統被動プーリ、37…巻掛伝動手段、43…ケーシ
ング、44…偏心重錘軸、45…2重軸、45a…外
管、45b…内軸、46…A系統可動偏心重錘、46′
…駆動側固定偏心重錘、47…B系統固定偏心重錘、4
7′…制御側固定偏心重錘、48…A系統固定偏心重
錘、48′…駆動側可動偏心重錘、49…B系統可動偏
心重錘、49′…制御側可動偏心重錘、50…駆動モー
タ、51…油圧シリンダ、52…環状ピストン、54…
螺旋溝、55…逆捩り方向螺旋溝、56…筒状部材、6
0A〜60H…ロータリ式の起振機、61…ベース、6
2A,62B…杭用チャック、63…鋼管杭、64…ス
プリング、65a,65b…自在継手、66…位相差調
節機構、67c〜67h…固定偏心重錘軸、68c〜6
8h…可動偏心重錘軸、69,70…プロペラシャフ
ト、71…矢板組立杭、72…ベース、73…環状フレ
ーム。
Claims (13)
- 【請求項1】 梁状のベース部材の下方に杭用チャック
が設置されており、上記梁状ベース部材の上に複数のロ
ータリ起振機が設置されている振動杭打抜装置におい
て、 前記複数のロータリ起振機はそれぞれ固定偏心重錘を装
着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着された
可動偏心重錘軸とを備えており、かつ、 上記複数のロータリ起振機同志が、固定偏心重錘軸をほ
ぼ一直線状に位置せしめるとともに、可動偏心重錘軸を
ほぼ一直線状に位置せしめて配置されていて、 一直線状に配列された固定偏心重錘軸が相互に同期回転
するように連結され、一直線状に配列された可動偏心重
錘軸が相互に同期回転するように連結されていて、 前記の連結された固定偏心重錘軸を回転駆動するモー
タ、および、該連結された固定偏心重錘軸の回転を、連
結された可動偏心重錘軸に伝動するとともに、双方の偏
心重錘軸の位相差を調節する機構を具備していることを
特徴とする、振動杭打抜装置。 - 【請求項2】 梁状のベース部材の下方に杭用チャック
が設置されており、上記梁状ベース部材の上に複数のロ
ータリ起振機が設置されている振動杭打抜装置におい
て、 前記複数のロータリ起振機はそれぞれ固定偏心重錘を装
着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着された
可動偏心重錘軸とを備えており、かつ、 上記複数のロータリ起振機同志が、固定偏心重錘軸をほ
ぼ一直線状に位置せしめて配設されていて、上記一直線
状に配列された固定偏心重錘軸が相互に同個回転するよ
うに連結されるとともに、これらの連結された固定偏心
重錘軸を回転駆動するモータが設けられており、 前記複数のロータリ起振機ごとに、「固定偏心重錘軸の
回転を可動偏心重錘軸に伝動しつつ、双方の偏心重錘軸
の位相差を増減調節する位相差調節機構」が設けられる
とともに、 それぞれの位相差調節機構それぞれを個別に、もしくは
相互に連携せしめて作動させる操作系統が設けられてい
ることを特徴とする、振動杭打抜装置。 - 【請求項3】 梁状のベース部材の下方に杭用チャック
が設置されており、上記梁状ベース部材の上に複数のロ
ータリ起振機が設置されている振動杭打抜装置におい
て、 前記複数のロータリ起振機はそれぞれ固定偏心重錘を装
着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着された
可動偏心重錘軸とを備えており、かつ、 上記複数のロータリ起振機同志が、固定偏心重錘軸およ
び可動偏心重錘軸をほぼ一直線状に位置せしめて連結さ
れるとともに、固定偏心重錘軸を回転駆動する電気モー
タと可動偏心重錘を回転駆動する電気モータとを具備し
ており、 上記双方の電気モータは、その回転位相差を制御される
ようになっていることを特徴とする振動杭打抜装置。 - 【請求項4】 環状もしくは弧状のベースにN基のロー
タリ起振機が搭載されており(ただし、Nは3もしくは
3以上の整数)、 前記N基のロータリ起振機のそれぞれは、固定偏心重錘
を装着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着さ
れた可動偏心重錘軸とを備えており、 前記のベースに沿って環状もしくは弧状に配置されたN
基のロータリ起振機相互の間の(N−1)個所で、ロー
タリ起振機の固定偏心重錘軸同志が同期回転するように
連結されるとともに、可動偏心重錘軸同志が同期回転す
るように連結されており、 前記の連結された固定偏心重錘軸を回転駆動するモータ
が設けられるとともに、該連結された固定偏心重錘軸の
回転を、前記の連結された可動偏心重錘軸に伝動しつ
つ、双方の偏心重錘軸の位相差を増減調節する位相差調
節機構が設けられていることを特徴とする、振動杭打抜
装置。 - 【請求項5】 環状もしくは弧状のベースにN基のロー
タリ起振機が搭載されており(ただし、Nは3もしくは
3以上の整数)、 前記N基のロータリ起振機のそれぞれは、固定偏心重錘
を装着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着さ
れた可動偏心重錘軸とを備えており、 前記のベースに沿って環状もしくは弧状に配置されたN
基のロータリ起振機相互の間の(N−1)個所で、ロー
タリ起振機の固定偏心重錘軸同志が同期回転するように
連結されるとともに、 上記の連結された固定偏心重錘軸を回転駆動するモータ
が設けられており、 かつ、前記N基のロータリ起振機のそれぞれに、「固定
偏心重錘軸の回転を可動偏心重錘軸に伝動しつつ、双方
の偏心重錘軸の位相差を増減調節する位相差調節機構」
が設けられるとともに、それぞれの位相差制御機構を個
別に、もしくは相互に連携せしめて作動させる操作系統
が設けられていることを特徴とする、振動杭打抜装置。 - 【請求項6】 環状もしくは弧状のベースにN基のロー
タリ起振機が搭載されており(ただし、Nは3もしくは
3以上の整数)、 前記N基のロータリ起振機のそれぞれは、固定偏心重錘
を装着された固定偏心重錘軸と、可動偏心重錘を装着さ
れた可動偏心重錘軸とを備えており、 前記のベースに沿って環状もしくは弧状に配置されたN
基のロータリ起振機相互の間の(N−1)個所で、ロー
タリ起振機の固定偏心重錘軸同志が同期回転するように
連結されるとともに、可動偏心重錘軸同志が同期回転す
るように連結されており、 かつ、上記の連結された固定偏心重錘軸と連結された可
動偏心重錘軸とのそれぞれを回転駆動する少なくとも2
個の電気モータが設けられるとともに、これら2個の電
気モータを相互に同期回転させる機能、および、相互の
位相差を調節する機能を備えた制御手段を具備している
ことを特徴とする、振動杭打抜装置。 - 【請求項7】 前記の位相差調節機構が流体圧で駆動さ
れる構造であって、流体圧で往復駆動されるピストン
と、上記ピストンと固定偏心重錘軸とを連結して該ピス
トンの往復動を固定偏心重錘軸との相対的回動に変換す
るネジ手段および/または前記ピストンと可動偏心重錘
軸とを連結して該ピストンの往復動を可動偏心重錘軸と
の相対的回動に変換するネジ手段とを具備していること
を特徴とする請求項1,同2,同4もしくは同5の内の
何れか一つに記載した振動杭打抜装置。 - 【請求項8】 杭用チャックを設けたベース部材の上に
複数基のロータリ起振機を、その回転軸をほぼ同心状に
揃えて配列し、 前記複数基の起振機それぞれの固定偏心重錘軸を相互に
連結してモータにより回転駆動するとともに、 上記複数基の起振機それぞれの可動偏心重錘軸を相互に
連結し、 前記の連結された固定偏心重錘軸の回転を、前記の連結
された可動偏心重錘軸に伝動するとともに、双方の偏心
重錘軸の位相差を調節することによって、固定偏心重錘
と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを変化させて起
振力を制御することを特徴とする、振動杭打抜の制御方
法。 - 【請求項9】 杭用チャックを設けたベース部材の上に
複数基のロータリ起振機を、その回転軸をほぼ同心状に
揃えて配列し、 前記複数基の起振機それぞれの固定偏心重錘軸を相互に
連結してモータにより回転駆動するとともに、 各起振機ごとに、固定偏心重錘軸によって可動偏心重錘
軸を回転駆動し、 かつ、上記の回転駆動に際して、固定偏心重錘軸に対す
る可動偏心重錘軸の回転位相差を増減調節することによ
り、固定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメン
トを変化させて起振力を増減調節することを特徴とす
る、振動杭打抜の制御方法。 - 【請求項10】 杭用チャックを設けたベース部材の上
に複数基のロータリ起振機を、その回転軸をほぼ同心状
に揃えて配列し、 前記複数基の起振機それぞれの固定偏心重錘軸を相互に
連結してモータにより回転駆動するとともに、 上記複数基の起振機それぞれの可動偏心重錘軸を相互に
連結して、前記モータと異なるモータによって回転駆動
し、 前記双方のモータを電気的に制御して固定偏心重錘軸に
対する可動偏心重錘軸の位相差を変化させ、固定偏心重
錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを増減調節す
ることを特徴とする、振動杭打抜の制御方法。 - 【請求項11】 固定偏心重錘軸と可動偏心重錘軸とを
有する起振機の複数基を用いて杭を打込み、または引き
抜く場合、 それぞれの起振機の固定偏心重錘軸を、仮想の円弧に対
してほぼ接線方向となるように配列し、相互に同期回転
するように拘束して連結するとともに、これらの連結さ
れた固定偏心重錘軸をモータによって回転駆動し、 それぞれの起振機の可動偏心重錘軸を、仮想の円弧に対
してほぼ接線方向となるように配列して相互に同期回転
するように拘束して連結し、 前記の連結された固定偏心重錘軸の回転を伝動して前記
の連結された可動偏心重錘軸を回転させるとともに、双
方の偏心重錘軸の位相差を増減調節することにより、固
定偏心重錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを増
減せしめて起振力を制御することを特徴とする、振動杭
打抜の制御方法。 - 【請求項12】 固定偏心重錘軸と可動偏心重錘軸とを
有する起振機の複数基を用いて杭を打込み、または引き
抜く場合、 それぞれの起振機の固定偏心重錘軸を、仮想の円弧に対
してほぼ接線方向となるように配列し、相互に同期回転
するように拘束して連結するとともに、これらの連結さ
れた固定偏心重錘軸をモータによって回転駆動し、 前記複数基の起振機の可動偏心重錘軸を一連に連結して
強制的に同期回転させるように拘束することなく、各起
振機ごとに、もしくはグループ分けした起振機の各グル
ープごとに、固定偏心重錘軸によって可動偏心重錘軸を
回転駆動するとともに、双方の偏心重錘軸の位相差を増
減調節することにより、固定偏心重錘と可動偏心重錘と
の総合偏心モーメントを増減せしめて起振力を制御する
ことを特徴とする、振動杭打抜の制御方法。 - 【請求項13】 固定偏心重錘軸と可動偏心重錘軸とを
有する起振機の複数基を用いて杭を打込み、または引き
抜く場合、 それぞれの起振機の固定偏心重錘軸を、仮想の円弧に対
してほぼ接線方向となるように配列し、相互に同期回転
するように拘束して連結するとともに、これらの連結さ
れた固定偏心重錘軸をモータによって回転駆動し、 それぞれの起振機の可動偏心重錘軸を、仮想の円弧に対
してほぼ接線方向となるように配列して相互に同期回転
するように拘束して連結するとともに、これらの連結さ
れた可動偏心重錘軸を前記モータと異なるモータによっ
て回転駆動しつつ、 前記双方のモータを電気的に制御して固定偏心重錘軸に
対する可動偏心重錘軸の位相差を変化させ、固定偏心重
錘と可動偏心重錘との総合偏心モーメントを増減調節す
ることを特徴とする、振動杭打抜の制御方法。
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| JP10639297A JP3731169B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 振動杭打抜の制御方法 |
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Family Applications (1)
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| JP10639297A Expired - Lifetime JP3731169B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 振動杭打抜の制御方法 |
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Cited By (8)
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1997
- 1997-04-23 JP JP10639297A patent/JP3731169B2/ja not_active Expired - Lifetime
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