JPH10298U - 積荷の昇降装置 - Google Patents

積荷の昇降装置

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JPH10298U
JPH10298U JP005829U JP582998U JPH10298U JP H10298 U JPH10298 U JP H10298U JP 005829 U JP005829 U JP 005829U JP 582998 U JP582998 U JP 582998U JP H10298 U JPH10298 U JP H10298U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな重い荷を上げ下ろしできる大きなリフ
トテーブルを有しながら、ROHの短い小さな車体にも
取り付けができ、しかも、昇降操作なしに後扉を開ける
だけで、荷室内の荷が出し入れでき、操作を簡単にす
る。 【構成】 荷室の後端の両側に配置された支柱52と、
シャシフレーム58に設けられた支持部材60,61
と、支柱52に一端側が、支持部材61に他端側が各々
所定の軸間距離を隔てて回転自在に設けられた第1及び
第2のアーム部材53,54と、第2のアーム部材54
を駆動する駆動手段62と、両支柱の下側を連結する連
結部材55と、シャシフレーム58の位置にスリット5
7aをもち連結部材55上を前後に移動するリフトテー
ブル57とからなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、貨物を集配するトラックの荷台後部に設けられる積荷の昇降装置に 関するものである。
【0002】
【背景の技術】
近年、引越荷物は、幅1100mm×長さ1100mm×高さ1900mm程 度の箱又は籠の下面にキャスタホイルを取り付けた専用ボックスに荷を収容し、 運搬されるシステムが大手の物流業者により確立され、全国ネットで展開されて いる。また、同じ物流業者が、宅配便のシステムを全国ネットで確立し運用され ている。
【0003】 しかし、宅配車は、小口の小さな荷を、各個人宅まで配達するので、狭い道で も入り込めるように車両全長の短い小型車でなければならない。 これに対して、引越専用車は、前述の専用ボックスを積み下ろしするために、 大型の昇降装置(テーブルリフタ)が不可欠であり、車両全長の長い大型な車両 となっている。
【0004】 前者の小型宅配車には、大型の昇降装置を備えることは、宅配車としての機能 を損なう結果となり不可能であった。 後者の引越専用車は、後部の昇降装置を使わず小荷物を後扉から出し入れする 場合には、その昇降装置がジャマになって、使い勝手が悪い。また、ひどい交通 混雑と厳しい駐車規制のある昨今では小回り性が悪く、宅配用にはスピーディな 集配処理が要求され、全く不適当で使えない。 つまり、積荷の昇降装置は、重い荷物を地上から荷台まで、上げ下ろしすると きに用いられるので、大きな重い荷を運ぶことのある引越専用車には不可欠であ るが、小さな荷を集配する宅配車には必要がなかった。
【0005】 しかし、車両が異なるため、車庫も、営業所も、運転手も異なる結果となり、 同一業者が異なる車両を同じエリア内で独立して運用することになって、交通混 雑を助長しているのが現状である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
前述した引越専用車などに使用される積荷の昇降装置としては、図9〜図15 に示したようなA〜Gタイプのものなどがあった。なお、同様な機能部品には、 同一符号を付して説明する。
【0007】 A,B,Eタイプ(図9,図10,図13)の場合には、リフトテーブル10 3を平行リンク104や昇降柱105で昇降するが、昇降装置を収納するときに 、荷室101の後扉102の後方又は前方に、リフトテーブル103を跳ね上げ ておく。このリフトテーブル103は、操作して水平にしなければ、荷室101 内の荷物の出し入れができない欠点がある。
【0008】 Cタイプ(図11)の場合には、走行時、リフトテーブル103を平行リンク 104により床下に引込んで収納するので、リフトテーブル103の長さLを長 くすると、後輪タイヤ106から車体最後部までの寸法ROH(リヤオーバーハ ング)が長くなり、車体全長が長くなる欠点がある。 このことは、ROHの部分の床が昇降するDタイプ(図12)でも、同様であ る。
【0009】 Fタイプ(図14)の場合には、走行時にリフトテーブル103を折りたたん で床下に収納するので、収納作業が複雑である。特に、リフトテーブル103が 大きい場合には、重量も重くなり危険で扱いにくく、平行リンク104があって ROHも余り短くはできない欠点がある。
【0010】 Gタイプ(図15)の場合には、Aタイプの変形であり、リフトテーブル10 3を後扉102の下方に垂直に倒して格納するものである。リフトテーブル10 3を大きくすると、走行時に、リフトテーブル103の先端の地上高Hが不足す るので、リフトテーブル103は余り大きくできない欠点がある。
【0011】 本考案の目的は、大きな重い荷を上げ下ろしできる大きなリフトテーブルを有 しながら、ROHの短い小さな車体にも取り付けができ、しかも、昇降操作なし に後扉を開けるだけで、荷室内の荷が出し入れでき、操作の簡単な積荷の昇降装 置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本考案による積荷の昇降装置は、荷室の後端の両 側に配置された支柱と、シャシフレームに設けられた支持部材と、前記支柱に一 端側が、前記支持部材に他端側が各々所定の軸間距離を隔てて回転自在に設けら れ、平行リンク機構を構成する1組以上の第1及び第2のアーム部材と、前記支 柱又は前記第1若しくは第2のアーム部材を駆動する駆動手段と、前記両支柱の 下側を連結する連結部材と、前記シャシーフレーム又は縦根太に対応する部分に スリットをもち前記連結部材上を前後にスライドするリフトテーブルとを含む構 成としてある。
【0013】 この場合に、前記第1及び第2のアーム部材は、前記支持部材側の軸間距離を 前記支柱側の軸間距離よりも短くして、前記支柱が上昇したときには略鉛直に、 下降したときには後方に傾斜することを特徴とすることができる。 また、前記連結部材に回転自在に設けられ、前記リフトテーブルと転がり接触 する転動部材を設けたことを特徴とすることができる。 さらに、前記リフトテーブルの後方を、前記支柱から吊り上げる吊り部材を設 けたことを特徴とすることができる。このとき、前記吊り部材は、長さ調節が可 能であることを特徴とすることができる。
【0014】
【作用】
本考案によれば、荷室の後端の両側に支柱を設け、支柱を支持部材、第1及び 第2のアーム部材からなる平行リンク機構により昇降し、両支柱を連結部材で結 びスリットのあるリフトテーブルを前後にスライドできるように挿入してあるの で、車両の床下のシャシーフレーム又は縦根太を避けて、引込んで収納すること ができる。 したがって、従来の車両になんらの改良を施すことなく取り付けることができ る。また、第1及び第2のアーム部材のスイング動作により、支柱が門柱外で略 鉛直を保ったまま昇降するので、上昇位置(上死点)でリフトテーブルの前端が 荷台床の後端に隙間なく接触して停止するので、積荷の出し入れがスムーズに行 える。
【0015】 また、転動部材により、リフトテーブルを連結部材上を転がり接触することに より、リフトテーブルを容易に出し入れできる。 さらに、吊り部材を設けたので、引き出した状態でリフトテーブルを略水平に 保つことができる。このとき、吊り部材の長さを調節できるようすれば、リフト テーブルを後ろ上がり又は後ろ下がりにすることができる。
【0016】 一方、連結部材の両側に後方に突出して前記リフトテーブルを支持するアーム 部材を設けたので、リフトテーブルの両サイドに吊り部材を用いることなく、リ フトテーブルを簡単かつ確実に支持することができる。
【0017】
【実施例】
次に、実施例をあげて、本考案を更に詳しく説明する。 図1〜図3は、本考案による積荷の昇降装置の実施例を示した図であって、図 1は斜視図、図2は側面図、図3は背面図である。 自動車1は、図1〜図3に示すように、宅配車などに使用される車両重量が3 t程度の車両であり、例えば、全長4925mm,全幅1730mm,全高31 10mm程度のものが好適に用いられる。 この自動車1には、車体2の後面両側に、門柱51が配置されており、門柱5 1には、ヒンジ51bを介して後面扉3が設けられている。
【0018】 これらの門柱51の後面下部には、上下方向に細長い開口51aが形成されて いる。左右の支柱52は、各門柱51に対応して設けられており、上側アーム5 3,下側アーム54により上下方向に平行移動し、上死点に達したときに、開口 51aを通して、各門柱51の中に収容される。 左右の支柱52は、その後面下端に設けられたブラケット52cを介して、水 平方向に配置される円筒状の連結バー55によって連結されている。
【0019】 リフトテーブル57は、荷物を載置して昇降するためのものであり、連結バー 55上に引出し可能に挿入されている。リフトテーブル57は、縦根太1cのウ ェブ部を食い込ませるための2本のスリット57bが形成されている。 チェーン56は、リフトテーブル57を吊り下げるためのものであり、その下 端がリフトテーブル57のアンカ57aに固定されている。チェーン56の上端 は、支柱52の後面上部に形成されたT字孔52dに引っ掛けられている。チェ ーン56は、T字孔52dに上端付近のリンクを1ピッチづつずらして引っ掛け ることにより、長さを調節することが可能であり、それによって、リフトテーブ ル57の傾斜角度を設定することができる。したがって、リフトテーブル57を 後ろ上がり又は後ろ下がりに調節することができる。例えば、荷台とプラットホ ームに段差があるような場合にも、リフトテーブル57を渡り板として使用する ことができる。
【0020】 支持バー60は、自動車1のシャシーフレーム58にブラケット59を介して 水平に固定されている。この支持バー60の左右両端には、2枚の板からなるブ ラケット61A,61Bが垂直に固定されている。 ブラケット61(61A,61B),支柱52,上アーム53及び下アーム5 4によって、平行リンク機構が構成されている。つまり、支柱52には、上側ア ーム53の一端側がピン52aを介して回転自在に取り付けられるとともに、下 側アーム54の一端側がピン52bを介して回転自在に取り付けられている。ま た、上アーム53は、他端側がピン61aによってブラケット61A,61B内 に回転自在に支持されるとともに、下アーム54は、支持バー60を中心にして 、ブラケット61A,61B内で回転自在に支持されている。
【0021】 リフトシリンダ62は、前記平行リンク機構を駆動するためのものであり、上 端はピン62aによってブラケット61A,61B内で回転自在に支持されてお り、下端はピン62bにより下アーム54の他端に回転自在に支持されている。 したがって、リフトシリンダ62を伸縮させることにより、支柱52を略垂直に 保ったまま平行移動させ、連結バー55を介して、リフトテーブル57を図2に 示すようなテーブル位置(A)とテーブル位置(C)間で昇降させる。
【0022】 連結バー55は、左右の支柱51を下端で連結するとともに、リフトテーブル 57の前端を支持するためのものであり、この実施例では、円筒状部材(丸パイ プ)が用いられている。この連結バー55には、その外周に回転可能に装着され たカラー55aが設けられており、リフトテーブル57は、このカラー55a上 を転がり接触するので、出し入れが滑らかに行える。
【0023】 図4〜図6は、実施例に係る積荷の昇降装置に使用されるロック機構を示す図 である。 ロック機構63は、リフトテーブル57の下側に設けられており、リフトテー ブル57に回転自在に設けられたレバー64と、そのレバー64に一端が軸支さ れレバー64の駆動力を伝達する連結棒65と、その連結棒65の他端が連結さ れリフトテーブル57に回転自在に取り付けられたロック爪66と、ロック爪6 6を図5反時計方向に付勢するバネ67と、連結バー55側に設けられロック爪 66が係合するロック受け板68とから構成されている。
【0024】 このロック機構63は、レバー64を矢印方向に回転させ、ロック爪66を退 避させた状態でリフトテーブル57を引き出し、引出した位置でレバー64を放 すことにより、バネ67の付勢力によってロック爪66が図5の反時計方向に回 転してロック受け板68に係合し、リフトテーブル57を連結バー55にロック する。
【0025】 つぎに、この実施例に係る積荷の昇降装置の動作を説明する。 この実施例の昇降装置を使用するときには、まず、自動車1の後面扉3を、門 柱51の後の外角に設けられているヒンジ51bを軸にして、約260°開いて 全開状態にする。 次に、図2又は図3のテーブル位置(B)において、リフトテーブル57の下 に格納されているロック機構63(図4参照)を外し、リフトテーブル57を車 体2の後方へ引き出す。
【0026】 リフトテーブル57を最大に引き出した状態では、リフトテーブル57の前端 は支持バー60上に載っており、支柱52の後面より前方に出ていない。このと きには、ロック機構63により自動的にロックされ、戻ることはない。 この状態で、チェーン56の上端を支柱52のT字孔52dに挿入し、リフト テーブル57の後部を吊り上げて支持する。
【0027】 次に、リフトシリンダ62を伸ばして、上アーム53,下アーム54の移動域 の上死点(図3の左側)、すなわち、リフトテーブル57をテーブル位置(A) まで移動させる。この位置では、リフトテーブル57は、図2に示すように、床 板1aと同位置となる。
【0028】 続いて、リフトテーブル57上に車体2内の積荷を載せ、リフトシリンダ62 を縮める。リフトシリンダ62を縮めると、上アーム53,下アーム54に支持 された支柱52が平行を保ちながら(平行リンク機構)下降し、テーブル位置( C)に至る。この移動中は、支柱52は垂直状態を保つので、リフトテーブル5 7は水平状態を保ち、積荷が滑って落下することはない。
【0029】 逆に、積荷を積み込むときには、リフトテーブル57に積荷を載置して、テー ブル位置(C)からテーブル位置(A)に移動させて、その積荷を車体2内に積 み込むことができる。
【0030】 次に、リフトテーブル57を収納するときには、リフトシリンダ62によって リフトテーブル57をテーブル位置(B)に移動して、ロック機構63のロック を外し、リフトテーブル57を図5に示すテーブル位置(B’)まで前方に押し 込む。そして、リフトテーブル57は、支持バー60より後方に張り出さない位 置で、ロック機構63が作動して固定され、この昇降装置の格納が完了する。 このとき、差し込まれるリフトテーブル57は、スリット57bが形成されて いるので、自動車1のシャシーフレーム1bや縦根太1cに干渉することなく、 収納することができる。
【0031】 なお、リフトテーブル57は、自動車1のタイヤ1dの上を通じて、床下前方 に収納できるので、リフトテーブル57は必要に応じて十分に長くすることがで きる。その場合でも、リフトテーブル57は、前端が支持バー60で支持され、 後部がチェーン56で支持されているので、リフトテーブル57の強度は、他の 方式の昇降装置のような片持ち支持の場合に比較して、十分に強く、その分軽量 化が果たせる。
【0032】 図7は、本考案による積荷の昇降装置の第2の実施例を部分的に示した斜視図 である。 なお、前述した第1の実施例と同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付 して、重複する説明を省略する。
【0033】 第1の実施例では、リフトテーブル57は、略水平に支持されている状態で説 明したが、積荷がキャスタ車輪付きボックス等の場合には、着地時に後ろ下がり になっていることが好ましい。しかし、リフトテーブル57が後ろ下がりになる 場合には、昇降時にキャスタ車輪付きボックスが転がり落ちる可能性がある。そ こで、第2の実施例では、キャスタ車輪付きボックスを安全かつ容易に昇降でき るような構造とした。
【0034】 第2の実施例に係る昇降装置では、リフトテーブル57に道板68及びキャス タストッパ69が設けられている。道板68とキャスタストッパ69は、それぞ れリフトテーブル57に軸68b,69bを中心として回転自在に設けられてい る。道板68とキャスタストッパ69とには、リフトテーブル57のスリット5 7aに対応する位置に、スリット68a,69aが形成されている。 キャスタストッパ69は、スプリング70によりレバー71を介して、起き上 がる方向(図7の状態)に付勢されている。 リフトテーブル57を格納するときには、道板68を持ち上げて、リフトテー ブル57上に反転して載せると、キャスタストッパ69は、道板68の自重によ り押さえられ、リフトテーブル57の上面と道板68の間に挟まっている。
【0035】 チェーン56の長さを調節することにより、着地時(上アーム53,下アーム 54の下死点)では、リフトテーブル57の上面は後ろ下がりになり、道板68 の後端が容易に着地する。 道板68は、リフトテーブル57の当座(ストッパ)57cに当たり、後ろ下 がりの角度で止まる。積荷を収納したキャスタ車輪付きボックスを積み込むとき に、道板68上を通過したキャスタ車輪は、キャスタストッパ69をリフトテー ブル57上に押しつけて乗り越えるが、乗り越えた後は、スプリング70により キャスタストッパ69が起き上がり、リフトテーブル57の後ろ下がりの勾配に よりキャスタ車輪が転がるのを防止する。
【0036】 図8は、本考案による積荷の昇降装置の第3の実施例を部分的に示した模式図 である。 第1及び第2の実施例では、上アーム53又は下アーム54の軸となるピン6 1aの位置をA、支持レバー60の位置をB、ピン52aの位置をC、ピン52 bの位置をDとすると、直線AB=直線CD=直線C’D’となり、直線ABと 直線CDと直線C’D’とは、略平行となる。 したがって、リフトテーブル57は、キャスタ車輪付きボックスを昇降する場 合には、着地時に後ろ下がりにすると、テーブル位置(A)の状態においても、 後ろ下がりとなってしまう。
【0037】 第3の実施例では、直線ABを直線A’Bのようにわずかに短くした。つまり 、上アーム53のピン61aの位置を下側に少しずらして取り付けてある。この ため、直線A’Bと直線CDは略平行となるが、直線A’Bと直線C”D’とは 平行でなくなり、点C”は点C’よりも後方にずれる。 したがって、直線A’B及び直線CDを門柱51に平行にしても、下端では直 線C”D’は平行とならず、門柱51の上部が後方へ倒れる。このために、リフ トテーブル57の後端が、連結バー52と同時に着地する。
【0038】 このように、第3の実施例では、テーブル位置(A)では、リフトテーブル5 7は床板1aに平行となり、テーブル位置(C)では、リフトテーブル57の上 面は、後ろ下がりとなり後端が容易に着地する。
【0039】 図16〜図18は、本考案による積荷の昇降装置の第4の実施例を示した図で あって、図16は上面図、図17は後面図、図18は側面図である。 第1の実施例では、リフトテーブル57は、その後端がチェーン56によって 吊り下げられていたが、第4の実施例では、図16に示すように、支柱52にL 字型のブラケット80を取り付け、連結バー55を設けるとともに、さらに後端 側にローラ82が回転自在に取り付けられている。また、リフトテーブル57の 前端には、グリップ82が設けられており、そのグリップ82によって、連結バ ー55を引っ掛けるようにしてある。 第4の実施例によれば、チェーン56の着脱が不要となるとともに、リフトテ ーブル57の側面が開放されるので、側方からの荷役が可能となる。
【0040】 図19は、本考案による積荷の昇降装置の第5の実施例を部分的に示した斜視 図である。 第5の実施例では、左右支柱52の下端に設けられたブラケット52cに、断 面コの字型のレール84がピン85によって、水平面内で回転自在に取り付けら れている。このレール84は、リフトテーブル57を床板1aの下に収納したと きには、図19の左半分に示すように、連結バー55に平行になるように回転さ せ、その連結バー55を抱き込むようにしてある。リフトテーブル57を引き出 すときには、図19の右半分に示すように、レール84を連結バー55に対して 略直角になるように回転し、レール84の中側にリフトテーブル57の最外側骨 57cの部分を挿入して、レール84がガイドになるようにして引き出す。従っ て、リフトテーブル57は、レール84に挟まれているので、左右方向にずれる ことはない。
【0041】 第5の実施例によれば、リフトテーブル57の左右に組み込まれた最外側骨5 7cが、レール84によって支持されるので、曲げを受けにくい。よって、リフ トテーブル57は、前端は連結バー55により、後端はリフトテーブル57の横 骨57dにより、それぞれ支えられ、両端支持となり強度的に有利である。 また、リフトテーブル57を使用するときに、レール84を左右に略90度開 くだけで、リフトテーブル57を引き出せるので、リフトテーブル57の自重が レール84にかかり、リフトテーブル57を持ち上げながら引き出す必要がなく なる。 さらに、リフトテーブル57及びレール84を格納したときに(図19の左半 分の状態参照)、レール84がステップ代わりとなり、荷台への作業員の出入り が容易である。 なお、第5の実施例では、積荷の位置に係わらず、リフトテーブル57の前端 が連結バー55から浮くことはないので、第4の実施例に示したようなグリップ 82は不要である。
【0042】 図20は、本考案による積荷の昇降装置の第6の実施例を部分的に示した側面 図である。 第6の実施例では、リフトテーブル57の側面後端に、ボールキャスタ86が 設けられている。また、レール84の内側には、ガイド87及び案内溝88が設 けられており、左右上下の案内をすると同時に、リフトテーブル57の最大引出 し位置において、ボールキャスタ86が案内溝88に落ち込み、自動ロックされ る。従って、リフトテーブル57の引出し時のロック機構(図6参照)を省略す ることができる。 このようなロック手段によれば、リフトテーブル57の後端が先に着地し、そ の後に、レール84が着地しても、リフトテーブル57に無理な力がかからず逃 げとなる。 なお、ボールキャスタ86の代わりに、ローラを用いてもよい。
【0043】 以上説明した積荷の昇降装置を用いることにより、現在、国内で多数使われて いる昇降装置付引越専用トラックと、これまた非常に多数使われている小荷物集 配専用の小型宅配車とを兼用することができる。 すなわち、小型の宅配車に本考案の昇降装置を装備すれば、小型宅配車がその 運行エリアの中で、引越荷物も集配できることになる。 従って、本考案による積荷の昇降装置を小型宅配車に備えて、その宅配車が引 越分野も一部肩代わりできるということは、深刻な人手不足と、交通事情の悪化 に苦しんでいる現運輸業界に与える経済効果は計り知れない。
【0044】 また、本考案による昇降装置は、シャシフレームにのみ固定されており、昇降 装置全体が車体(ボディ)と分離して構成されているので、昇降装置をシャシ状 態で取り付け、ボディメーカにおいて、ボディを架装できる。したがって、支柱 を収納するスペースさえ確保すれば、ボディの形状(例えば、消防車,タンクロ ーリ,ミキサ車など)に左右されずに本考案の昇降装置を取り付けることができ る。
【0045】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、本考案によれば、両支柱を連結部材で結びスリッ トのあるリフトテーブルを前後にスライドできるように挿入してあるので、車両 の床下のシャシーフレーム又は縦根太を避けて、引込んで収納することができる 。したがって、従来の車両になんらの改良を施すことなく取り付けることができ る。
【0046】 また、支柱を支持部材、第1及び第2のアーム部材からなる平行リンク機構に より昇降するようにし、第1及び第2のアーム部材のスイング動作により、支柱 が門柱外で略鉛直を保ったまま昇降するので、上昇位置(上死点)でリフトテー ブルの前端が荷台床の後端に隙間なく接触して停止し、積荷の出し入れがスムー ズに行える。
【0047】 さらに、転動部材により、リフトテーブルを連結部材上を転がり接触すること により、リフトテーブルを容易に出し入れできる。
【0048】 さらにまた、吊り部材を設けたので、引き出した状態でリフトテーブルを略水 平に保つことができる。このとき、吊り部材の長さを調節できるようにすれば、 リフトテーブルを後ろ上がり又は後ろ下がりにすることができる。
【0049】 一方、連結部材の両側に後方に突出して前記リフトテーブルを支持するアーム 部材を設けたので、下側又は横側から支持することができ、吊り部材を用いずに すみリフトテーブルの両サイドが開放されるとともに、強度的にも有利となる。 また、アーム部材がガイドとなるので、リフトテーブルの出し入れが容易にでき る等々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による積荷の昇降装置の第1の実施例を
示した斜視図である。
【図2】第1の実施例に係る昇降装置を示した側面図で
ある。
【図3】第1の実施例に係る昇降装置を示した背面図で
ある。
【図4】第1の実施例に係る昇降装置に使用されるロッ
ク機構を示した図である。
【図5】図4に示すロック機構を部分的に示した図であ
る。
【図6】図4に示すロック機構を部分的に示した図であ
る。
【図7】本考案による積荷の昇降装置の第2の実施例を
部分的に示す斜視図である。
【図8】本考案による積荷の昇降装置の第3の実施例を
部分的に示す模式図である。
【図9】積荷の昇降装置の従来例(Aタイプ)を示した
図である。
【図10】積荷の昇降装置の従来例(Bタイプ)を示し
た図である。
【図11】積荷の昇降装置の従来例(Cタイプ)を示し
た図である。
【図12】積荷の昇降装置の従来例(Dタイプ)を示し
た図である。
【図13】積荷の昇降装置の従来例(Eタイプ)を示し
た図である。
【図14】積荷の昇降装置の従来例(Fタイプ)を示し
た図である。
【図15】積荷の昇降装置の従来例(Gタイプ)を示し
た図である。
【図16】本考案による積荷の昇降装置の第4の実施例
を示した上面図である。
【図17】本考案による積荷の昇降装置の第4の実施例
を示した後面図である。
【図18】本考案による積荷の昇降装置の第4の実施例
を示した側面図である。
【図19】本考案による積荷の昇降装置の第5の実施例
を部分的に示す斜視図である。
【図20】本考案による積荷の昇降装置の第6の実施例
を部分的に示す側面図である。
【符号の説明】
1 自動車 1a 荷台床 1c 縦根太 1d タイヤ 1e 横根太 2 車体 3 後面扉 51 門柱 52 支柱 53 上アーム 54 下アーム 55 連結バー 56 チェーン 57 リフトテーブル 58 シャシフレーム 59 ブラケット 60 支持バー 61 ブラケット 62 リフトシリンダ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷室の後端の両側に配置された支柱と、 シャシフレームに設けられた支持部材と、 前記支柱に一端側が、前記支持部材に他端側が各々所定
    の軸間距離を隔てて回転自在に設けられ、平行リンク機
    構を構成する1組以上の第1及び第2のアーム部材と、 前記支柱又は前記第1若しくは第2のアーム部材を駆動
    する駆動手段と、 前記両支柱の下側を連結する連結部材と、 前記シャシーフレーム又は縦根太に対応する部分にスリ
    ットをもち前記連結部材上を前後にスライドするリフト
    テーブルとを含むことを特徴とする積荷の昇降装置。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のアーム部材は、前記
    支持部材側の軸間距離を前記支柱側の軸間距離よりも短
    くして、前記支柱が上昇したときには略鉛直に、下降し
    たときには後方に傾斜することを特徴とする請求項1に
    記載の積荷の昇降装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材に回転自在に設けられ、前
    記リフトテーブルと転がり接触する転動部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の積荷の昇
    降装置。
  4. 【請求項4】 前記リフトテーブルの後方を、前記支柱
    から吊り上げる吊り部材を設けたことを特徴とする請求
    項1〜請求項3のいずれか1項に記載の積荷の昇降装
    置。
  5. 【請求項5】 前記吊り部材は、長さ調節が可能である
    ことを特徴とする請求項4に記載の積荷の昇降装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113697511A (zh) * 2021-08-31 2021-11-26 中车长江铜陵车辆有限公司 一种集装箱装载车送料托盘的升降装置

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