JPH10299526A - クリープ走行制御装置 - Google Patents
クリープ走行制御装置Info
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- JPH10299526A JPH10299526A JP10356197A JP10356197A JPH10299526A JP H10299526 A JPH10299526 A JP H10299526A JP 10356197 A JP10356197 A JP 10356197A JP 10356197 A JP10356197 A JP 10356197A JP H10299526 A JPH10299526 A JP H10299526A
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- Japan
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- creep
- output
- speed
- control device
- internal combustion
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】運転者の要求にほぼ則したクリープ速度を確保
することのできるクリープ走行制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン1の吸気通路11には、スロット
ルバルブ19を迂回して同バルブ19の上流側と下流側
とを互いに連通させるバイパス通路22が設けられ、そ
の途中には、アイドルスピードコントロールバルブ(I
SCV)23が設けられる。電子制御装置(ECU)5
1は、アクセル操作が解除されているとともに、ブレー
キ操作が解除され、かつ、トランスミッションの入力軸
と出力軸とが結合されている場合に、エンジン1の出力
に基づいて、車両はクリープ走行を行う。このとき、E
CU51は、シフト位置に応じてISCV23の見込み
制御を行い、その後、実際の車速が目標クリープ速度と
なるようISCV23をフィードバック制御する。
することのできるクリープ走行制御装置を提供する。 【解決手段】エンジン1の吸気通路11には、スロット
ルバルブ19を迂回して同バルブ19の上流側と下流側
とを互いに連通させるバイパス通路22が設けられ、そ
の途中には、アイドルスピードコントロールバルブ(I
SCV)23が設けられる。電子制御装置(ECU)5
1は、アクセル操作が解除されているとともに、ブレー
キ操作が解除され、かつ、トランスミッションの入力軸
と出力軸とが結合されている場合に、エンジン1の出力
に基づいて、車両はクリープ走行を行う。このとき、E
CU51は、シフト位置に応じてISCV23の見込み
制御を行い、その後、実際の車速が目標クリープ速度と
なるようISCV23をフィードバック制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリープ走行制御
装置に係り、詳しくは、アクセル操作及びブレーキ操作
が解除され、かつ、トランスミッションの入力軸と出力
軸とが結合されている場合に、内燃機関の出力に基づい
て車両のクリープ走行を制御するためのクリープ走行制
御装置に関するものである。
装置に係り、詳しくは、アクセル操作及びブレーキ操作
が解除され、かつ、トランスミッションの入力軸と出力
軸とが結合されている場合に、内燃機関の出力に基づい
て車両のクリープ走行を制御するためのクリープ走行制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンのアイドリング時に
おいて、エンジンのアイドル回転数を目標回転数に収束
するような制御が知られている。この技術においては、
スロットルバルブを迂回し、かつ、スロットルバルブの
上流側と下流側とを連通するバイパス通路に設けられた
アイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)の開
度が制御されることで、アクセルペダルが踏み込まれて
いない状態におけるエンジンの吸入空気量が制御されて
アイドル回転数が制御される。
おいて、エンジンのアイドル回転数を目標回転数に収束
するような制御が知られている。この技術においては、
スロットルバルブを迂回し、かつ、スロットルバルブの
上流側と下流側とを連通するバイパス通路に設けられた
アイドルスピードコントロールバルブ(ISCV)の開
度が制御されることで、アクセルペダルが踏み込まれて
いない状態におけるエンジンの吸入空気量が制御されて
アイドル回転数が制御される。
【0003】また、特開昭60−19933号公報にお
いては、上記技術に加えて、オートマチックトランスミ
ッションの入力軸と出力軸とが結合されている場合に、
エンジンの回転数を上記目標回転数よりも増大させて、
その後一定の割合で目標回転数にまで減少させる旨が開
示されている。例えば、シフト位置がD(ドライブ)レ
ンジに設定された場合には、エンジンに負荷が加えられ
ることになる。上記技術ではその点が考慮されており、
上記エンジン回転数の増大制御が行われることでエンジ
ン回転数の低下が抑制され、回転数が不安定になるのが
防止される。
いては、上記技術に加えて、オートマチックトランスミ
ッションの入力軸と出力軸とが結合されている場合に、
エンジンの回転数を上記目標回転数よりも増大させて、
その後一定の割合で目標回転数にまで減少させる旨が開
示されている。例えば、シフト位置がD(ドライブ)レ
ンジに設定された場合には、エンジンに負荷が加えられ
ることになる。上記技術ではその点が考慮されており、
上記エンジン回転数の増大制御が行われることでエンジ
ン回転数の低下が抑制され、回転数が不安定になるのが
防止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、次に記すような問題があった。すなわち、シフ
ト位置が例えばD(ドライブ)レンジに設定されている
場合(ギヤインの場合)において、ブレーキ操作が解除
されている場合には、エンジンの回転に伴う出力が車両
に伝達され、車両はクリープ走行を開始する。このよう
なクリープ走行は、例えば運転者が停止中の車両を徐々
に発進させようとした場合等に行われるものである。こ
のとき、上記技術の如く、エンジン回転数のみを制御し
ようとしたのでは、そのときどきのエンジンの運転状態
や、車両の状況等に応じてクリープ走行速度が異なった
ものとなってしまうおそれがあった。
術では、次に記すような問題があった。すなわち、シフ
ト位置が例えばD(ドライブ)レンジに設定されている
場合(ギヤインの場合)において、ブレーキ操作が解除
されている場合には、エンジンの回転に伴う出力が車両
に伝達され、車両はクリープ走行を開始する。このよう
なクリープ走行は、例えば運転者が停止中の車両を徐々
に発進させようとした場合等に行われるものである。こ
のとき、上記技術の如く、エンジン回転数のみを制御し
ようとしたのでは、そのときどきのエンジンの運転状態
や、車両の状況等に応じてクリープ走行速度が異なった
ものとなってしまうおそれがあった。
【0005】例えば、車両が登り坂にある場合には、ク
リープ速度がほぼゼロとなってしまったり、下り坂にあ
る場合には、運転者が予定した以上のクリープ速度が出
てしまうおそれがあった。また、シフト位置がR(リバ
ース)レンジに設定されている場合には、Dレンジに設
定されている場合に比べてクリープ速度が大きなものと
なってしまうおそれがあった。さらに、マニュアルトラ
ンスミッションを搭載した車両においては1速でクリー
プ走行する場合と、2速でクリープ走行する場合とでは
走行速度が異なったものとなり、特に2速の場合には比
較的低回転数ではエンストのおそれさえあった。このよ
うに、そのときどきの状態に応じて走行速度が異なった
ものとなってしまい、その結果、運転者の要求するクリ
ープ走行が阻害されてしまうおそれがあった。
リープ速度がほぼゼロとなってしまったり、下り坂にあ
る場合には、運転者が予定した以上のクリープ速度が出
てしまうおそれがあった。また、シフト位置がR(リバ
ース)レンジに設定されている場合には、Dレンジに設
定されている場合に比べてクリープ速度が大きなものと
なってしまうおそれがあった。さらに、マニュアルトラ
ンスミッションを搭載した車両においては1速でクリー
プ走行する場合と、2速でクリープ走行する場合とでは
走行速度が異なったものとなり、特に2速の場合には比
較的低回転数ではエンストのおそれさえあった。このよ
うに、そのときどきの状態に応じて走行速度が異なった
ものとなってしまい、その結果、運転者の要求するクリ
ープ走行が阻害されてしまうおそれがあった。
【0006】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、運転者の要求にほぼ則したク
リープ速度を確保することのできるクリープ走行制御装
置を提供することにある。
のであって、その目的は、運転者の要求にほぼ則したク
リープ速度を確保することのできるクリープ走行制御装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、アクセル操作が
解除されているとともに、ブレーキ操作が解除され、か
つ、車両に搭載されたトランスミッションの入力軸と出
力軸とが結合されている場合に、内燃機関の出力に基づ
いて前記車両のクリープ走行を制御するためのクリープ
走行制御装置であって、前記内燃機関の出力を調整する
ための出力調整手段と、前記車両の走行速度に相当する
パラメータを検出する検出手段と、前記検出手段により
検出されたパラメータに基づいて、ほぼ一定の目標クリ
ープ速度が得られるように前記出力調整手段を制御する
出力制御手段とを備えたことをその要旨としている。
に、請求項1に記載の発明においては、アクセル操作が
解除されているとともに、ブレーキ操作が解除され、か
つ、車両に搭載されたトランスミッションの入力軸と出
力軸とが結合されている場合に、内燃機関の出力に基づ
いて前記車両のクリープ走行を制御するためのクリープ
走行制御装置であって、前記内燃機関の出力を調整する
ための出力調整手段と、前記車両の走行速度に相当する
パラメータを検出する検出手段と、前記検出手段により
検出されたパラメータに基づいて、ほぼ一定の目標クリ
ープ速度が得られるように前記出力調整手段を制御する
出力制御手段とを備えたことをその要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載のクリープ走行制御装置において、前記出力制
御手段は、パラメータに基づいて、ほぼ一定の目標クリ
ープ速度が得られるように前記出力調整手段をフィード
バック制御するものであることをその要旨としている。
1に記載のクリープ走行制御装置において、前記出力制
御手段は、パラメータに基づいて、ほぼ一定の目標クリ
ープ速度が得られるように前記出力調整手段をフィード
バック制御するものであることをその要旨としている。
【0009】さらに、請求項3に記載の発明では、請求
項2に記載のクリープ走行制御装置において、さらに、
そのときどきの前記内燃機関の運転状態や前記車両の走
行状態を検出する状態検出手段を設けるとともに、か
つ、前記出力制御手段は、前記状態検出手段の検出結果
に基づいて目標クリープ速度を変更せしめるものである
ことをその要旨としている。
項2に記載のクリープ走行制御装置において、さらに、
そのときどきの前記内燃機関の運転状態や前記車両の走
行状態を検出する状態検出手段を設けるとともに、か
つ、前記出力制御手段は、前記状態検出手段の検出結果
に基づいて目標クリープ速度を変更せしめるものである
ことをその要旨としている。
【0010】併せて、請求項4に記載の発明では、請求
項3に記載のクリープ走行制御装置において、前記出力
制御手段は、前記フィードバック制御を実行する前段階
において、前記状態検出手段の検出結果に基づいて前記
出力調整手段を見込み制御するものであることをその要
旨としている。
項3に記載のクリープ走行制御装置において、前記出力
制御手段は、前記フィードバック制御を実行する前段階
において、前記状態検出手段の検出結果に基づいて前記
出力調整手段を見込み制御するものであることをその要
旨としている。
【0011】加えて、請求項5に記載の発明では、請求
項1から4のいずれかに記載のクリープ走行制御装置に
おいて、前記状態検出手段により検出される状態は、前
記トランスミッションのギヤ位置、道路勾配、路面状
況、及び前記内燃機関に加えられる負荷のうち少なくと
も1つであることをその要旨としている。
項1から4のいずれかに記載のクリープ走行制御装置に
おいて、前記状態検出手段により検出される状態は、前
記トランスミッションのギヤ位置、道路勾配、路面状
況、及び前記内燃機関に加えられる負荷のうち少なくと
も1つであることをその要旨としている。
【0012】さらにまた、請求項6に記載の発明では、
請求項1から5のいずれかに記載のクリープ走行制御装
置において、前記出力調整手段は、前記内燃機関の吸入
空気量を調整する手段、前記内燃機関の燃料噴射量の調
整する手段、及び前記内燃機関の点火時期を調整する手
段の少なくとも1つによって構成されることをその要旨
としている。
請求項1から5のいずれかに記載のクリープ走行制御装
置において、前記出力調整手段は、前記内燃機関の吸入
空気量を調整する手段、前記内燃機関の燃料噴射量の調
整する手段、及び前記内燃機関の点火時期を調整する手
段の少なくとも1つによって構成されることをその要旨
としている。
【0013】(作用)上記請求項1に記載の発明によれ
ば、アクセル操作が解除されているとともに、ブレーキ
操作が解除され、かつ、車両に搭載されたトランスミッ
ションの入力軸と出力軸とが結合されている場合に、内
燃機関の出力に基づいて、車両はクリープ走行を行う。
ば、アクセル操作が解除されているとともに、ブレーキ
操作が解除され、かつ、車両に搭載されたトランスミッ
ションの入力軸と出力軸とが結合されている場合に、内
燃機関の出力に基づいて、車両はクリープ走行を行う。
【0014】本発明では、検出手段により、車両の走行
速度に相当するパラメータが検出される。そして、その
検出されたパラメータに基づいて、出力制御手段によっ
て出力調整手段が制御され、ほぼ一定の目標クリープ速
度が得られる。
速度に相当するパラメータが検出される。そして、その
検出されたパラメータに基づいて、出力制御手段によっ
て出力調整手段が制御され、ほぼ一定の目標クリープ速
度が得られる。
【0015】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記出力制御手段
により、前記検出されたパラメータに基づいて、ほぼ一
定の目標クリープ速度が得られるように出力調整手段が
フィードバック制御される。そのため、より安定したク
リープ速度が得られる。
求項1に記載の発明の作用に加えて、前記出力制御手段
により、前記検出されたパラメータに基づいて、ほぼ一
定の目標クリープ速度が得られるように出力調整手段が
フィードバック制御される。そのため、より安定したク
リープ速度が得られる。
【0016】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
請求項2に記載の発明の作用に加えて、さらに、状態検
出手段によって、そのときどきの内燃機関の運転状態や
車両の走行状態が検出される。そして、出力制御手段に
よって、状態検出手段の検出結果に基づいて目標クリー
プ速度が変更させられる。このため、そのときどきの状
態に応じた適切なクリープ速度が得られる。
請求項2に記載の発明の作用に加えて、さらに、状態検
出手段によって、そのときどきの内燃機関の運転状態や
車両の走行状態が検出される。そして、出力制御手段に
よって、状態検出手段の検出結果に基づいて目標クリー
プ速度が変更させられる。このため、そのときどきの状
態に応じた適切なクリープ速度が得られる。
【0017】併せて、請求項4に記載の発明によれば、
請求項3に記載の発明の作用に加えて、フィードバック
制御を実行する前段階において、前記出力制御手段によ
って、状態検出手段の検出結果に基づいて出力調整手段
がまず見込み制御される。そのため、より早くそのとき
どきの状態に応じた適切なクリープ速度が得られること
となる。
請求項3に記載の発明の作用に加えて、フィードバック
制御を実行する前段階において、前記出力制御手段によ
って、状態検出手段の検出結果に基づいて出力調整手段
がまず見込み制御される。そのため、より早くそのとき
どきの状態に応じた適切なクリープ速度が得られること
となる。
【0018】加えて、請求項5に記載の発明によれば、
請求項1から4に記載の発明の作用に加えて、トランス
ミッションのギヤ位置、道路勾配、路面状況、及び前記
内燃機関に加えられる負荷といった状態に応じてクリー
プ速度が制御される。
請求項1から4に記載の発明の作用に加えて、トランス
ミッションのギヤ位置、道路勾配、路面状況、及び前記
内燃機関に加えられる負荷といった状態に応じてクリー
プ速度が制御される。
【0019】さらにまた、請求項6に記載の発明によれ
ば、請求項1から5のいずれかに記載の発明の作用に加
えて、内燃機関の吸入空気量を調整する手段、前記内燃
機関の燃料噴射量の調整する手段、及び前記内燃機関の
点火時期を調整する手段の少なくとも1つが制御される
ことで、クリープ速度が制御されることとなる。
ば、請求項1から5のいずれかに記載の発明の作用に加
えて、内燃機関の吸入空気量を調整する手段、前記内燃
機関の燃料噴射量の調整する手段、及び前記内燃機関の
点火時期を調整する手段の少なくとも1つが制御される
ことで、クリープ速度が制御されることとなる。
【0020】
(第1の実施の形態)以下、本発明におけるクリープ走
行制御装置を具体化した第1の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。
行制御装置を具体化した第1の実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0021】図1は本実施の形態において、車両(自動
車)に搭載された内燃機関としてのエンジンシステムに
おけるクリープ走行制御装置を示す概略構成図である。
自動車に搭載されたエンジン1は複数気筒よりなり、エ
ンジン1を構成するシリンダブロック2には気筒数分の
シリンダボア3が形成されている。シリンダブロック2
の上側には各シリンダボア3を閉塞するようにシリンダ
ヘッド4が組み付けられている。各シリンダボア3には
ピストン5が上下動可能に設けられ、そのピストン5が
コンロッド6を介して図示しないクランクシャフトに連
結されている。そして、シリンダボア3の内部におい
て、ピストン5とシリンダヘッド4とで囲まれた空間が
燃焼室7となっている。
車)に搭載された内燃機関としてのエンジンシステムに
おけるクリープ走行制御装置を示す概略構成図である。
自動車に搭載されたエンジン1は複数気筒よりなり、エ
ンジン1を構成するシリンダブロック2には気筒数分の
シリンダボア3が形成されている。シリンダブロック2
の上側には各シリンダボア3を閉塞するようにシリンダ
ヘッド4が組み付けられている。各シリンダボア3には
ピストン5が上下動可能に設けられ、そのピストン5が
コンロッド6を介して図示しないクランクシャフトに連
結されている。そして、シリンダボア3の内部におい
て、ピストン5とシリンダヘッド4とで囲まれた空間が
燃焼室7となっている。
【0022】シリンダヘッド4には、各燃焼室7のそれ
ぞれに対応して点火プラグ8が設けられている。また、
シリンダヘッド4には、各燃焼室7に連通する吸気ポー
ト9及び排気ポート10がそれぞれ設けられ、これら各
ポート9,10には吸気通路11及び排気通路12がそ
れぞれ連通して接続されている。そして、吸気ポート9
及び吸気通路11等により吸気系が構成されている。さ
らに、吸気ポート9及び排気ポート10の燃焼室7に連
通する各開口端には、開閉用の吸気バルブ13及び排気
バルブ14がそれぞれ設けられている。これら吸気バル
ブ13及び排気バルブ14は、図示しないカムシャフト
を含む動弁装置によりクランクシャフトの回転に連動し
て開閉されるようになっている。また、これら各バルブ
13,14の開閉タイミングは、クランクシャフトの回
転に同期して開閉される。
ぞれに対応して点火プラグ8が設けられている。また、
シリンダヘッド4には、各燃焼室7に連通する吸気ポー
ト9及び排気ポート10がそれぞれ設けられ、これら各
ポート9,10には吸気通路11及び排気通路12がそ
れぞれ連通して接続されている。そして、吸気ポート9
及び吸気通路11等により吸気系が構成されている。さ
らに、吸気ポート9及び排気ポート10の燃焼室7に連
通する各開口端には、開閉用の吸気バルブ13及び排気
バルブ14がそれぞれ設けられている。これら吸気バル
ブ13及び排気バルブ14は、図示しないカムシャフト
を含む動弁装置によりクランクシャフトの回転に連動し
て開閉されるようになっている。また、これら各バルブ
13,14の開閉タイミングは、クランクシャフトの回
転に同期して開閉される。
【0023】吸気通路11の入口側にはエアクリーナ1
5が設けられている。また、吸気通路11の途中には、
同通路11を通過する空気の脈動を平滑化させるための
サージタンク16が設けられている。さらに、このサー
ジタンク16の下流側にて、各気筒毎の吸気ポート9の
近傍には、燃料噴射手段としてのインジェクタ17がそ
れぞれ設けられている。これらインジェクタ17には図
示しない燃料タンクから、燃料ポンプによって所定圧力
の燃料が供給されるようになっている。一方、排気通路
12の出口側には、排気を浄化するための三元触媒を内
蔵してなる触媒コンバータ18が設けられている。
5が設けられている。また、吸気通路11の途中には、
同通路11を通過する空気の脈動を平滑化させるための
サージタンク16が設けられている。さらに、このサー
ジタンク16の下流側にて、各気筒毎の吸気ポート9の
近傍には、燃料噴射手段としてのインジェクタ17がそ
れぞれ設けられている。これらインジェクタ17には図
示しない燃料タンクから、燃料ポンプによって所定圧力
の燃料が供給されるようになっている。一方、排気通路
12の出口側には、排気を浄化するための三元触媒を内
蔵してなる触媒コンバータ18が設けられている。
【0024】そして、エンジン1にはエアクリーナ15
から取り込まれた外気が、サージタンク16を含む吸気
通路11を通じて導入される。また、その外気の導入と
同時に各インジェクタ17から燃料が噴射されることに
より、その外気と燃料との混合気が吸入行程における吸
気バルブ13の開きに同期して燃焼室7に取り込まれ
る。さらに、燃焼室7に取り込まれた混合気が点火プラ
グ8によって点火されることにより、その混合気が爆発
・燃焼してエンジン1に駆動力が得られる。そして、爆
発・燃焼後の排気ガスは、排気行程における排気バルブ
14の開きに同期して排気通路12へと導かれ、その排
気通路12から触媒コンバータ18等を通じて外部へ排
出される。
から取り込まれた外気が、サージタンク16を含む吸気
通路11を通じて導入される。また、その外気の導入と
同時に各インジェクタ17から燃料が噴射されることに
より、その外気と燃料との混合気が吸入行程における吸
気バルブ13の開きに同期して燃焼室7に取り込まれ
る。さらに、燃焼室7に取り込まれた混合気が点火プラ
グ8によって点火されることにより、その混合気が爆発
・燃焼してエンジン1に駆動力が得られる。そして、爆
発・燃焼後の排気ガスは、排気行程における排気バルブ
14の開きに同期して排気通路12へと導かれ、その排
気通路12から触媒コンバータ18等を通じて外部へ排
出される。
【0025】サージタンク16の上流側には、図示しな
いアクセルペダルの操作に連動して開閉されるスロット
ルバルブ19が設けられている。そして、このスロット
ルバルブ19が開閉されることにより、吸気通路11へ
の外気の取り込み量、即ち吸入空気量Qが調節される。
スロットルバルブ19の近傍には、同バルブ19の開
度、即ちスロットル開度TAを検出するスロットルセン
サ31が設けられている。このスロットルセンサ31は
スロットル開度TAの信号を出力する。また、そのスロ
ットルセンサ31に隣接するようにして、全閉スイッチ
42が設けられている。全閉スイッチ42は、スロット
ルバルブ19が全閉位置にあるときのみオンの信号を出
力するようになっている。また、エアクリーナ15の下
流側には、吸気通路11への吸入空気量Qを検出するエ
アフローメータ32が設けられている。エアクリーナ1
5とエアフローメータ32との間には、吸気通路11に
取り込まれる空気の温度、即ち吸気温THAを検出する
吸気温センサ33が設けられている。
いアクセルペダルの操作に連動して開閉されるスロット
ルバルブ19が設けられている。そして、このスロット
ルバルブ19が開閉されることにより、吸気通路11へ
の外気の取り込み量、即ち吸入空気量Qが調節される。
スロットルバルブ19の近傍には、同バルブ19の開
度、即ちスロットル開度TAを検出するスロットルセン
サ31が設けられている。このスロットルセンサ31は
スロットル開度TAの信号を出力する。また、そのスロ
ットルセンサ31に隣接するようにして、全閉スイッチ
42が設けられている。全閉スイッチ42は、スロット
ルバルブ19が全閉位置にあるときのみオンの信号を出
力するようになっている。また、エアクリーナ15の下
流側には、吸気通路11への吸入空気量Qを検出するエ
アフローメータ32が設けられている。エアクリーナ1
5とエアフローメータ32との間には、吸気通路11に
取り込まれる空気の温度、即ち吸気温THAを検出する
吸気温センサ33が設けられている。
【0026】さらに、排気通路12の途中には、排気中
の酸素濃度を検出する、すなわち排気通路における排気
空燃比を検出する酸素センサ34が設けられている。ま
た、シリンダブロック2には、エンジン1の冷却水の温
度、即ち冷却水温THWを検出する水温センサ35が設
けられている。
の酸素濃度を検出する、すなわち排気通路における排気
空燃比を検出する酸素センサ34が設けられている。ま
た、シリンダブロック2には、エンジン1の冷却水の温
度、即ち冷却水温THWを検出する水温センサ35が設
けられている。
【0027】各気筒毎の点火プラグ8には、ディストリ
ビュータ20にて分配された点火信号が印加される。デ
ィストリビュータ20はイグナイタ21から出力される
高電圧をクランクシャフトの回転、即ちクランク角に同
期して各点火プラグ8に分配するためのものである。そ
して、各点火プラグ8の点火タイミングは、イグナイタ
21からの高電圧出力タイミングによって決定される。
ビュータ20にて分配された点火信号が印加される。デ
ィストリビュータ20はイグナイタ21から出力される
高電圧をクランクシャフトの回転、即ちクランク角に同
期して各点火プラグ8に分配するためのものである。そ
して、各点火プラグ8の点火タイミングは、イグナイタ
21からの高電圧出力タイミングによって決定される。
【0028】ディストリビュータ20にはクランクシャ
フトの回転に連動して回転される図示しないロータが内
蔵されている。そして、ディストリビュータ20には、
そのロータの回転からエンジン1の回転数、即ちエンジ
ン回転数NEを検出する回転数センサ36が設けられて
いる。同じくディストリビュータ20には、そのロータ
の回転に応じてエンジン1のクランク角基準信号GPを
所定の割合で検出する気筒判別センサ37が設けられて
いる。この実施の形態では、エンジン1における一連の
行程に対してクランクシャフトが2回転するものとし、
回転数センサ36は1パルス当たり30°CAの割合で
クランク角を検出する。また、気筒判別センサ37は1
パルス当たり360°の割合でクランク角を検出する。
フトの回転に連動して回転される図示しないロータが内
蔵されている。そして、ディストリビュータ20には、
そのロータの回転からエンジン1の回転数、即ちエンジ
ン回転数NEを検出する回転数センサ36が設けられて
いる。同じくディストリビュータ20には、そのロータ
の回転に応じてエンジン1のクランク角基準信号GPを
所定の割合で検出する気筒判別センサ37が設けられて
いる。この実施の形態では、エンジン1における一連の
行程に対してクランクシャフトが2回転するものとし、
回転数センサ36は1パルス当たり30°CAの割合で
クランク角を検出する。また、気筒判別センサ37は1
パルス当たり360°の割合でクランク角を検出する。
【0029】さらに、車両には、エンジン1に駆動連結
されうる図示しないオートマチックトランスミッション
が設けられており、該トランスミッションの入力軸と出
力軸とが結合されている場合に、エンジン1の出力が車
両に伝達され車両の積極的な走行が許容される。かかる
オートマチックトランスミッションには、自動車の速
度、即ち車速SPDを検出する車速センサ38が設けら
れている(本実施の形態では、該車速センサ38によ
り、車両速度に相当するパラメータを検出する手段が構
成されている)。また、同じくオートマチックトランス
ミッションには、そのときどきのシフト位置(Dレン
ジ、Rレンジ、N(ニュートラル)レンジ等)を検出す
るためのシフト位置センサ40が設けられている。
されうる図示しないオートマチックトランスミッション
が設けられており、該トランスミッションの入力軸と出
力軸とが結合されている場合に、エンジン1の出力が車
両に伝達され車両の積極的な走行が許容される。かかる
オートマチックトランスミッションには、自動車の速
度、即ち車速SPDを検出する車速センサ38が設けら
れている(本実施の形態では、該車速センサ38によ
り、車両速度に相当するパラメータを検出する手段が構
成されている)。また、同じくオートマチックトランス
ミッションには、そのときどきのシフト位置(Dレン
ジ、Rレンジ、N(ニュートラル)レンジ等)を検出す
るためのシフト位置センサ40が設けられている。
【0030】本実施の形態において、吸気通路11に
は、前記スロットルバルブ19を迂回して同バルブ19
の上流側と下流側とを互いに連通させるバイパス通路2
2が設けられている。このバイパス通路22の途中に
は、周知のリニアソレノイド式のアイドルスピードコン
トロールバルブ(ISCV)23が設けられている。そ
して、ISCV23が所定の制御信号に基づいて駆動制
御されることにより、バイパス通路22が開閉されるよ
うになっている。このISCV23はスロットルバルブ
19が全閉となるエンジン1のアイドル時に、そのアイ
ドルを安定させるために作動させるものであり、本実施
の形態における吸入空気量調整手段を構成している。従
って、エンジン1のアイドル時に、ISCV23の開度
及びその開弁時間が制御されることにより、すなわちI
SC制御が行われることによって、バイパス通路22を
流れる空気量が調節され、燃焼室7への吸入空気量Q、
ひいてはエンジン回転数NEを含むエンジン出力が調節
される。
は、前記スロットルバルブ19を迂回して同バルブ19
の上流側と下流側とを互いに連通させるバイパス通路2
2が設けられている。このバイパス通路22の途中に
は、周知のリニアソレノイド式のアイドルスピードコン
トロールバルブ(ISCV)23が設けられている。そ
して、ISCV23が所定の制御信号に基づいて駆動制
御されることにより、バイパス通路22が開閉されるよ
うになっている。このISCV23はスロットルバルブ
19が全閉となるエンジン1のアイドル時に、そのアイ
ドルを安定させるために作動させるものであり、本実施
の形態における吸入空気量調整手段を構成している。従
って、エンジン1のアイドル時に、ISCV23の開度
及びその開弁時間が制御されることにより、すなわちI
SC制御が行われることによって、バイパス通路22を
流れる空気量が調節され、燃焼室7への吸入空気量Q、
ひいてはエンジン回転数NEを含むエンジン出力が調節
される。
【0031】エンジン1には、その始動時にクランキン
グによってエンジン1に回転力を付与するためのスター
タ24が設けられている。また、このスタータ24に
は、その作動・非作動を検知するスタータスイッチ39
が設けられている。スタータスイッチ39は図示しない
イグニッションスイッチの操作によってオン・オフされ
るものであり、イグニッションスイッチが操作されてい
る間はスタータ24が作動されていることから、スター
タスイッチ39からは「オン」のスタータ信号STSが
出力される。
グによってエンジン1に回転力を付与するためのスター
タ24が設けられている。また、このスタータ24に
は、その作動・非作動を検知するスタータスイッチ39
が設けられている。スタータスイッチ39は図示しない
イグニッションスイッチの操作によってオン・オフされ
るものであり、イグニッションスイッチが操作されてい
る間はスタータ24が作動されていることから、スター
タスイッチ39からは「オン」のスタータ信号STSが
出力される。
【0032】さらに、ブレーキペダル25には、ブレー
キセンサ41が設けられている。該ブレーキセンサ41
は、ブレーキペダル25が踏み込まれた場合、或いはサ
イドブレーキが操作された場合に、オンの信号を出力す
る。
キセンサ41が設けられている。該ブレーキセンサ41
は、ブレーキペダル25が踏み込まれた場合、或いはサ
イドブレーキが操作された場合に、オンの信号を出力す
る。
【0033】そして、各インジェクタ17、イグナイタ
21、ISCV23は電子制御装置(以下単に「EC
U」という)51に電気的に接続され、同ECU51の
作動によってそれらの駆動タイミングが制御される。こ
のECU51は出力制御手段を構成しており、同ECU
51には前述したスロットルセンサ31、エアフローメ
ータ32、吸気温センサ33、酸素センサ34、水温セ
ンサ35、回転数センサ36、気筒判別センサ37、車
速センサ38、スタータスイッチ39、シフト位置セン
サ40、ブレーキセンサ41及び全閉スイッチ42がそ
れぞれ接続されている。そして、ECU51はエンジン
1の点火時期制御、燃料噴射量制御及びISC制御等を
司るために、各センサ31〜42等からの出力信号に基
づき、各インジェクタ17、イグナイタ21及びISC
V23を好適に駆動制御するようになっている。
21、ISCV23は電子制御装置(以下単に「EC
U」という)51に電気的に接続され、同ECU51の
作動によってそれらの駆動タイミングが制御される。こ
のECU51は出力制御手段を構成しており、同ECU
51には前述したスロットルセンサ31、エアフローメ
ータ32、吸気温センサ33、酸素センサ34、水温セ
ンサ35、回転数センサ36、気筒判別センサ37、車
速センサ38、スタータスイッチ39、シフト位置セン
サ40、ブレーキセンサ41及び全閉スイッチ42がそ
れぞれ接続されている。そして、ECU51はエンジン
1の点火時期制御、燃料噴射量制御及びISC制御等を
司るために、各センサ31〜42等からの出力信号に基
づき、各インジェクタ17、イグナイタ21及びISC
V23を好適に駆動制御するようになっている。
【0034】次に、ECU51の電気的構成を図2のブ
ロック図に従って説明する。ECU51は中央処理装置
(CPU)52、所定の制御プログラム等を予め記憶し
た読み出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)54、記憶されたデータを保存するバックアップR
AM55、タイマカウンタ56等と、これら各部と外部
入力回路57及び外部出力回路58等とをバス59によ
って接続してなる論理演算回路として構成されている。
本実施の形態において、ROM53には、後述する「ク
リープ速度制御ルーチン」等の制御プログラムや点火時
期、噴射時期制御のマップ等が予め記憶されている。ま
た、タイマカウンタ56は所定時間毎の割り込み信号を
出力すると共に、同時に複数のカウント動作を行うよう
になっている。
ロック図に従って説明する。ECU51は中央処理装置
(CPU)52、所定の制御プログラム等を予め記憶し
た読み出し専用メモリ(ROM)53、CPU52の演
算結果等を一時記憶するランダムアクセスメモリ(RA
M)54、記憶されたデータを保存するバックアップR
AM55、タイマカウンタ56等と、これら各部と外部
入力回路57及び外部出力回路58等とをバス59によ
って接続してなる論理演算回路として構成されている。
本実施の形態において、ROM53には、後述する「ク
リープ速度制御ルーチン」等の制御プログラムや点火時
期、噴射時期制御のマップ等が予め記憶されている。ま
た、タイマカウンタ56は所定時間毎の割り込み信号を
出力すると共に、同時に複数のカウント動作を行うよう
になっている。
【0035】外部入力回路57には、前述したスロット
ルセンサ31、エアフローメータ32、吸気温センサ3
3、酸素センサ34、水温センサ35、回転数センサ3
6、気筒判別センサ37、車速センサ38、スタータス
イッチ39、シフト位置センサ40、ブレーキセンサ4
1及び全閉スイッチ42等がそれぞれ接続されている。
また、外部出力回路58には、各インジェクタ17、イ
グナイタ21及びISCV23等がそれぞれ接続されて
いる。
ルセンサ31、エアフローメータ32、吸気温センサ3
3、酸素センサ34、水温センサ35、回転数センサ3
6、気筒判別センサ37、車速センサ38、スタータス
イッチ39、シフト位置センサ40、ブレーキセンサ4
1及び全閉スイッチ42等がそれぞれ接続されている。
また、外部出力回路58には、各インジェクタ17、イ
グナイタ21及びISCV23等がそれぞれ接続されて
いる。
【0036】そして、CPU52は外部入力回路57を
介して入力される各センサ31〜42等からの各信号を
入力値として読み込む。また、CPU51はそれら読み
込んだ入力値に基づき、各インジェクタ17、イグナイ
タ21及びISCV23等を好適に駆動制御する。
介して入力される各センサ31〜42等からの各信号を
入力値として読み込む。また、CPU51はそれら読み
込んだ入力値に基づき、各インジェクタ17、イグナイ
タ21及びISCV23等を好適に駆動制御する。
【0037】ところで、前記ISCV23は、デューテ
ィ制御信号によって駆動される電磁ソレノイドにより、
その開口面積が制御されるものであり、本実施の形態に
おける吸入空気量の調節は、このISCV23が使用さ
れることにより行われる。そして、前記ECU51は、
エンジン1の回転数(本実施の形態ではエンジン出力)
を制御するために、各センサ31〜42等からの出力を
受け取り、ISCV23の開度(ISC開度AISC)
ひいてはそれに基づくISCV23制御用のデューティ
比を演算する。
ィ制御信号によって駆動される電磁ソレノイドにより、
その開口面積が制御されるものであり、本実施の形態に
おける吸入空気量の調節は、このISCV23が使用さ
れることにより行われる。そして、前記ECU51は、
エンジン1の回転数(本実施の形態ではエンジン出力)
を制御するために、各センサ31〜42等からの出力を
受け取り、ISCV23の開度(ISC開度AISC)
ひいてはそれに基づくISCV23制御用のデューティ
比を演算する。
【0038】次に、上記のように構成されたクリープ走
行制御装置における制御内容について、図3に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。すなわち、図3に示すフ
ローチャートは、ECU51により実行される「クリー
プ速度制御ルーチン」を示すものであって、所定クラン
ク角毎の割り込みで実行される。なお、ECU51は、
そのタイマカウンタ56から所定時間毎に出力される割
り込み信号のタイミングで、各種センサ31〜42等か
らの信号をそれぞれ繰り返し読み込む。
行制御装置における制御内容について、図3に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。すなわち、図3に示すフ
ローチャートは、ECU51により実行される「クリー
プ速度制御ルーチン」を示すものであって、所定クラン
ク角毎の割り込みで実行される。なお、ECU51は、
そのタイマカウンタ56から所定時間毎に出力される割
り込み信号のタイミングで、各種センサ31〜42等か
らの信号をそれぞれ繰り返し読み込む。
【0039】処理がこのルーチンへ移行すると、ECU
51は、ステップ101において、全閉スイッチ42が
オンの信号を出力しているか否かを判断する。すなわ
ち、運転者によりアクセルペダルが踏み込まれていない
かを判断する。そして、アクセルペダルが操作されてい
る場合には、クリープ走行が要請されていないものとし
てその後の処理を一旦終了する。
51は、ステップ101において、全閉スイッチ42が
オンの信号を出力しているか否かを判断する。すなわ
ち、運転者によりアクセルペダルが踏み込まれていない
かを判断する。そして、アクセルペダルが操作されてい
る場合には、クリープ走行が要請されていないものとし
てその後の処理を一旦終了する。
【0040】これに対し、アクセルペダルが踏み込まれ
ていない場合(全閉スイッチ42がオンの信号を出力し
ている場合)には、次のステップ102において、ブレ
ーキセンサ41からの検出信号に基づき、ブレーキ操作
がされているか否かを判断する。そして、ブレーキ操作
がされている場合にも、クリープ走行が要請されていな
いものとしてその後の処理を一旦終了する。
ていない場合(全閉スイッチ42がオンの信号を出力し
ている場合)には、次のステップ102において、ブレ
ーキセンサ41からの検出信号に基づき、ブレーキ操作
がされているか否かを判断する。そして、ブレーキ操作
がされている場合にも、クリープ走行が要請されていな
いものとしてその後の処理を一旦終了する。
【0041】一方、ブレーキ操作がされていない場合に
は、あとはトランスミッションの入力軸と出力軸とが結
合されておりさえすれば、クリープ走行が要請されてい
るものとして、ステップ103へ移行する。ステップ1
03においては、シフト位置センサ40の検出信号に基
づき、現在のシフト位置がDレンジにあるか否かを判断
する。そして、現在のシフト位置がDレンジにある場合
には、車両前方へのクリープ走行が要請されているもの
と判断し、ステップ104へ移行する。
は、あとはトランスミッションの入力軸と出力軸とが結
合されておりさえすれば、クリープ走行が要請されてい
るものとして、ステップ103へ移行する。ステップ1
03においては、シフト位置センサ40の検出信号に基
づき、現在のシフト位置がDレンジにあるか否かを判断
する。そして、現在のシフト位置がDレンジにある場合
には、車両前方へのクリープ走行が要請されているもの
と判断し、ステップ104へ移行する。
【0042】そして、ステップ104において、ECU
51は、見込み制御を行うべく、当座のISC開度AI
SCを所定値αに設定する。また、その後、ステップ1
05において、実際の車速SPDが、Dレンジ用の目標
クリープ速度S1となるようISCV23をフィードバ
ック制御し、その後の処理を一旦終了する。
51は、見込み制御を行うべく、当座のISC開度AI
SCを所定値αに設定する。また、その後、ステップ1
05において、実際の車速SPDが、Dレンジ用の目標
クリープ速度S1となるようISCV23をフィードバ
ック制御し、その後の処理を一旦終了する。
【0043】また、前記ステップ103において、現在
のシフト位置がDレンジにない場合には、ステップ10
6において、現在のシフト位置がRレンジにあるか否か
を判断する。そして、現在のシフト位置がRレンジにあ
る場合には、車両後方へのクリープ走行が要請されてい
るものと判断し、ステップ107へ移行する。
のシフト位置がDレンジにない場合には、ステップ10
6において、現在のシフト位置がRレンジにあるか否か
を判断する。そして、現在のシフト位置がRレンジにあ
る場合には、車両後方へのクリープ走行が要請されてい
るものと判断し、ステップ107へ移行する。
【0044】そして、ステップ107において、ECU
51は、見込み制御を行うべく、当座のISC開度AI
SCを所定値βに設定する。なお、この所定値βは、前
記所定値αよりも小さい値であり、これにより、現在の
シフト位置がRレンジにある場合にはDレンジの場合と
比較して、ISCV23の開度が小さくなり、エンジン
回転数NE、ひいては車速SPDは小さいものとなる。
また、その後、ステップ108において、実際の車速S
PDが、Rレンジ用の目標クリープ速度S2(S2<S
1)となるようISCV23をフィードバック制御し、
その後の処理を一旦終了する。
51は、見込み制御を行うべく、当座のISC開度AI
SCを所定値βに設定する。なお、この所定値βは、前
記所定値αよりも小さい値であり、これにより、現在の
シフト位置がRレンジにある場合にはDレンジの場合と
比較して、ISCV23の開度が小さくなり、エンジン
回転数NE、ひいては車速SPDは小さいものとなる。
また、その後、ステップ108において、実際の車速S
PDが、Rレンジ用の目標クリープ速度S2(S2<S
1)となるようISCV23をフィードバック制御し、
その後の処理を一旦終了する。
【0045】さらに、ステップ106において、現在の
シフト位置がRレンジにない場合には、特にクリープ走
行が要請されているものではないとして、何らの処理を
も行うことなくその後の処理を一旦終了する。
シフト位置がRレンジにない場合には、特にクリープ走
行が要請されているものではないとして、何らの処理を
も行うことなくその後の処理を一旦終了する。
【0046】このように、上記「クリープ速度制御ルー
チン」においては、クリープ走行が要請された場合に
は、そのときどきのシフト位置に応じた車速SPDの見
込み制御及びその後のフィードバック制御が実行され
る。
チン」においては、クリープ走行が要請された場合に
は、そのときどきのシフト位置に応じた車速SPDの見
込み制御及びその後のフィードバック制御が実行され
る。
【0047】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 ・本実施の形態では、アクセル操作が解除されていると
ともに、ブレーキ操作が解除され、かつ、トランスミッ
ションの入力軸と出力軸とが結合されている場合に、エ
ンジン1の出力に基づいて、車両はクリープ走行を行
う。特に、本実施の形態では、実際の車速SPDが、D
レンジ又はRレンジ用の目標クリープ速度S1,S2と
なるようISCV23がフィードバック制御される。こ
のため、それぞれのシフト位置に応じたクリープ速度で
もってクリープ走行を行うことができる。その結果、運
転者の要求にほぼ則したクリープ速度を確保することが
できる。
て説明する。 ・本実施の形態では、アクセル操作が解除されていると
ともに、ブレーキ操作が解除され、かつ、トランスミッ
ションの入力軸と出力軸とが結合されている場合に、エ
ンジン1の出力に基づいて、車両はクリープ走行を行
う。特に、本実施の形態では、実際の車速SPDが、D
レンジ又はRレンジ用の目標クリープ速度S1,S2と
なるようISCV23がフィードバック制御される。こ
のため、それぞれのシフト位置に応じたクリープ速度で
もってクリープ走行を行うことができる。その結果、運
転者の要求にほぼ則したクリープ速度を確保することが
できる。
【0048】・また、本実施の形態では、そのときどき
のシフト位置に応じて、目標クリープ速度が変更させら
れる。すなわち、Dレンジであれば、車速SPDが目標
クリープ速度S1となるよう、Rレンジであれば、車速
SPDが目標クリープ速度S2となるよう、それぞれフ
ィードバック制御される。このため、そのときどきの状
態に応じた適切なクリープ速度を得ることができる。
のシフト位置に応じて、目標クリープ速度が変更させら
れる。すなわち、Dレンジであれば、車速SPDが目標
クリープ速度S1となるよう、Rレンジであれば、車速
SPDが目標クリープ速度S2となるよう、それぞれフ
ィードバック制御される。このため、そのときどきの状
態に応じた適切なクリープ速度を得ることができる。
【0049】・さらに、フィードバック制御を実行する
前段階において、まず見込み制御が実行される。すなわ
ち、Dレンジであれば、ISC開度AISCが所定値α
に設定され、Rレンジであれば、ISC開度AISCが
所定値βに設定される。そのため、より早くそのときど
きの状態に応じた適切なクリープ速度が得られることと
なる。また、見込み制御に際しても、シフト位置に応じ
てISC開度AISCを異ならせることとした。従っ
て、そのときどきの状態に応じた適切なクリープ速度を
より速やかに得ることができる。
前段階において、まず見込み制御が実行される。すなわ
ち、Dレンジであれば、ISC開度AISCが所定値α
に設定され、Rレンジであれば、ISC開度AISCが
所定値βに設定される。そのため、より早くそのときど
きの状態に応じた適切なクリープ速度が得られることと
なる。また、見込み制御に際しても、シフト位置に応じ
てISC開度AISCを異ならせることとした。従っ
て、そのときどきの状態に応じた適切なクリープ速度を
より速やかに得ることができる。
【0050】(第2の実施の形態)次に、本発明を具体
化した第2の実施の形態について説明する。但し、本実
施の形態の構成等においては上述した第1の実施の形態
と同等であるため、同一の部材等については同一の符号
を付してその説明を省略する。そして、以下には、第1
の実施の形態との相違点を中心として説明することとす
る。
化した第2の実施の形態について説明する。但し、本実
施の形態の構成等においては上述した第1の実施の形態
と同等であるため、同一の部材等については同一の符号
を付してその説明を省略する。そして、以下には、第1
の実施の形態との相違点を中心として説明することとす
る。
【0051】上述した第1の実施の形態では、エンジン
1の吸入空気量を調整する手段としてISCV23を用
い、これをエンジン1の出力調整手段とした。これに対
し、本実施の形態では、上記ISCV23のみならず、
燃料噴射量を調整する手段たるインジェクタ17及び点
火時期を調整する手段たるイグナイタ21も出力調整手
段を構成している点で第1の実施の形態と相違する。す
なわち、本実施の形態では、第1の実施の形態における
見込み制御を行った後におけるクリープ走行速度に応じ
て、出力調整手段を使い分けている点に特徴を有してい
る。
1の吸入空気量を調整する手段としてISCV23を用
い、これをエンジン1の出力調整手段とした。これに対
し、本実施の形態では、上記ISCV23のみならず、
燃料噴射量を調整する手段たるインジェクタ17及び点
火時期を調整する手段たるイグナイタ21も出力調整手
段を構成している点で第1の実施の形態と相違する。す
なわち、本実施の形態では、第1の実施の形態における
見込み制御を行った後におけるクリープ走行速度に応じ
て、出力調整手段を使い分けている点に特徴を有してい
る。
【0052】図4は、ECU51により実行される「ク
リープ速度制御ルーチン」を示すフローチャートであっ
て、所定クランク角毎の割り込みで実行される。なお、
本フローチャートは、便宜上例えばシフト位置がDレン
ジである場合において、上記第1の実施の形態の見込み
制御(ステップ104)を行った後の制御内容を示して
いる。
リープ速度制御ルーチン」を示すフローチャートであっ
て、所定クランク角毎の割り込みで実行される。なお、
本フローチャートは、便宜上例えばシフト位置がDレン
ジである場合において、上記第1の実施の形態の見込み
制御(ステップ104)を行った後の制御内容を示して
いる。
【0053】ECU51は、見込み制御を行った後、ス
テップ201において、Dレンジにおける目標クリープ
速度S1と、見込み制御を行って所定時間が経過した後
(見込み制御直後でもよい)の現在の車速SPDとの偏
差ΔSPDを求める。
テップ201において、Dレンジにおける目標クリープ
速度S1と、見込み制御を行って所定時間が経過した後
(見込み制御直後でもよい)の現在の車速SPDとの偏
差ΔSPDを求める。
【0054】次に、ステップ202においては、今回求
めた偏差ΔSPDが、例えば「5km/h」よりも大き
いか否かを判断する。そして、偏差ΔSPDが「5km
/h」よりも大きい場合には、未だ目標クリープ速度S
1との隔たりは大きいものと判断して、ステップ203
において、実際の車速SPDが目標クリープ速度S1と
なるようISCV23の開度をフィードバック制御す
る。そして、その後の処理を一旦終了する。
めた偏差ΔSPDが、例えば「5km/h」よりも大き
いか否かを判断する。そして、偏差ΔSPDが「5km
/h」よりも大きい場合には、未だ目標クリープ速度S
1との隔たりは大きいものと判断して、ステップ203
において、実際の車速SPDが目標クリープ速度S1と
なるようISCV23の開度をフィードバック制御す
る。そして、その後の処理を一旦終了する。
【0055】また、ステップ202において、今回求め
た偏差ΔSPDが「5km/h」よりも大きくない場合
には、ステップ204へ移行する。ステップ204にお
いては、今回求めた偏差ΔSPDが、例えば「3km/
h」以上「5km/h」以下の範囲内にあるか否かを判
断する。そして、偏差ΔSPDが上記範囲内にある場合
には、目標クリープ速度S1との隔たりは中程度である
と判断して、ステップ205において、実際の車速SP
Dが目標クリープ速度S1となるよう燃料噴射量TA
U、すなわち、インジェクタ17をフィードバック制御
する。そして、その後の処理を一旦終了する。
た偏差ΔSPDが「5km/h」よりも大きくない場合
には、ステップ204へ移行する。ステップ204にお
いては、今回求めた偏差ΔSPDが、例えば「3km/
h」以上「5km/h」以下の範囲内にあるか否かを判
断する。そして、偏差ΔSPDが上記範囲内にある場合
には、目標クリープ速度S1との隔たりは中程度である
と判断して、ステップ205において、実際の車速SP
Dが目標クリープ速度S1となるよう燃料噴射量TA
U、すなわち、インジェクタ17をフィードバック制御
する。そして、その後の処理を一旦終了する。
【0056】さらに、ステップ204において、今回求
めた偏差ΔSPDが「3km/h」以上「5km/h」
以下の範囲内にない場合には、ステップ206へ移行す
る。ステップ206においては、今回求めた偏差ΔSP
Dが、「3km/h」未満であり、目標クリープ速度S
1との隔たりは小さいものと判断して、ステップ207
において、実際の車速SPDが目標クリープ速度S1と
なるよう点火時期の進角量θ、すなわち、イグナイタ2
1をフィードバック制御する。そして、その後の処理を
一旦終了する。
めた偏差ΔSPDが「3km/h」以上「5km/h」
以下の範囲内にない場合には、ステップ206へ移行す
る。ステップ206においては、今回求めた偏差ΔSP
Dが、「3km/h」未満であり、目標クリープ速度S
1との隔たりは小さいものと判断して、ステップ207
において、実際の車速SPDが目標クリープ速度S1と
なるよう点火時期の進角量θ、すなわち、イグナイタ2
1をフィードバック制御する。そして、その後の処理を
一旦終了する。
【0057】以上のように、本実施の形態では、見込み
制御を行った後における車速SPDと、目標クリープ速
度S1との偏差ΔSPDに基づき、制御対象たる出力調
整手段を使い分けるようにした。
制御を行った後における車速SPDと、目標クリープ速
度S1との偏差ΔSPDに基づき、制御対象たる出力調
整手段を使い分けるようにした。
【0058】ここで、図5(a),(b),(c)に示
すように、一般に、点火時期の進角量θを変更させるよ
りも、燃料噴射量TAUを変更させた方が、エンジン出
力Tに与える影響が大きい。すなわち、進角量θを最大
限に変更させるよりも燃料噴射量TAUを最大限に変更
させた方がエンジン出力Tは大きく変動する。また、燃
料噴射量TAUを変更させるよりも、ISC開度AIS
Cを変更させた方が、エンジン出力Tに与える影響が大
きい。すなわち、燃料噴射量TAUを最大限に変更させ
るよりもISC開度AISCを最大限に変更させた方が
エンジン出力Tは大きく変動する傾向にある。
すように、一般に、点火時期の進角量θを変更させるよ
りも、燃料噴射量TAUを変更させた方が、エンジン出
力Tに与える影響が大きい。すなわち、進角量θを最大
限に変更させるよりも燃料噴射量TAUを最大限に変更
させた方がエンジン出力Tは大きく変動する。また、燃
料噴射量TAUを変更させるよりも、ISC開度AIS
Cを変更させた方が、エンジン出力Tに与える影響が大
きい。すなわち、燃料噴射量TAUを最大限に変更させ
るよりもISC開度AISCを最大限に変更させた方が
エンジン出力Tは大きく変動する傾向にある。
【0059】このため、上記のように、フィードバック
制御に際して、偏差ΔSPDが大きい場合に、ISC開
度AISCをフィードバック制御することで、より早く
実際の車速SPDが目標クリープ速度S1となる。ま
た、偏差ΔSPDが大きい場合に、進角量θをフィード
バック制御することで、より微妙な制御が可能となる。
従って、本実施の形態によれば、より一層制御性の向上
を図ることができるといえる。
制御に際して、偏差ΔSPDが大きい場合に、ISC開
度AISCをフィードバック制御することで、より早く
実際の車速SPDが目標クリープ速度S1となる。ま
た、偏差ΔSPDが大きい場合に、進角量θをフィード
バック制御することで、より微妙な制御が可能となる。
従って、本実施の形態によれば、より一層制御性の向上
を図ることができるといえる。
【0060】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、オートマチックトランス
ミッションを搭載した車両について本発明を具体化した
が、マニュアルトランスミッションを搭載した車両につ
いて具体化することもできる。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)上記各実施の形態では、オートマチックトランス
ミッションを搭載した車両について本発明を具体化した
が、マニュアルトランスミッションを搭載した車両につ
いて具体化することもできる。
【0061】(2)上記第1の実施の形態では、シフト
位置がDレンジとRレンジとで、見込み制御を行う際の
ISC開度AISC、及びフィードバック制御時の目標
クリープ速度S1,S2を異ならせるようにした。これ
に対し、他のシフト位置(例えば2ndレンジ)等を考
慮してもよい。また、上記(1)の如くマニュアルトラ
ンスミッションを搭載した車両においては、1速、2速
等に応じて制御量を異ならせるようにしてもよい。
位置がDレンジとRレンジとで、見込み制御を行う際の
ISC開度AISC、及びフィードバック制御時の目標
クリープ速度S1,S2を異ならせるようにした。これ
に対し、他のシフト位置(例えば2ndレンジ)等を考
慮してもよい。また、上記(1)の如くマニュアルトラ
ンスミッションを搭載した車両においては、1速、2速
等に応じて制御量を異ならせるようにしてもよい。
【0062】(3)さらに、上記実施の形態においては
シフト位置に応じた制御以外については言及しなかった
が、その外にも、道路勾配(登り坂・下り坂)、路面状
況(低μ路・高μ路)、エンジン1に加えられる他の負
荷(エアコンや前照灯等の電気負荷、パワステ等による
負荷)、或いはクリープ走行直前のエンジン回転数NE
等に応じて、制御量(見込み制御量、フィードバック制
御時の目標クリープ速度)を変更させるようにしてもよ
い。また、これらのファクターを適宜組み合わせて考慮
してもよい。
シフト位置に応じた制御以外については言及しなかった
が、その外にも、道路勾配(登り坂・下り坂)、路面状
況(低μ路・高μ路)、エンジン1に加えられる他の負
荷(エアコンや前照灯等の電気負荷、パワステ等による
負荷)、或いはクリープ走行直前のエンジン回転数NE
等に応じて、制御量(見込み制御量、フィードバック制
御時の目標クリープ速度)を変更させるようにしてもよ
い。また、これらのファクターを適宜組み合わせて考慮
してもよい。
【0063】(4)上記実施の形態では、フィードバッ
ク制御の前段階として、見込み制御を実行するようにし
たが、かかる制御を省略するようにしてもよい。 (5)上記第2の実施の形態では、見込み制御を行った
後における車速SPDと、目標クリープ速度S1との偏
差ΔSPDに基づき、フィードバック制御の対象を、点
火時期の進角量θ、燃料噴射量TAU、ISC開度AI
SCの間で使い分けるようにしたが、その外のアクチュ
エータを制御するようにしてもよい。例えば電子制御式
のスロットルバルブを有するタイプの場合には、上記I
SCV23に代えて、該スロットルバルブの開度を制御
することも可能である。
ク制御の前段階として、見込み制御を実行するようにし
たが、かかる制御を省略するようにしてもよい。 (5)上記第2の実施の形態では、見込み制御を行った
後における車速SPDと、目標クリープ速度S1との偏
差ΔSPDに基づき、フィードバック制御の対象を、点
火時期の進角量θ、燃料噴射量TAU、ISC開度AI
SCの間で使い分けるようにしたが、その外のアクチュ
エータを制御するようにしてもよい。例えば電子制御式
のスロットルバルブを有するタイプの場合には、上記I
SCV23に代えて、該スロットルバルブの開度を制御
することも可能である。
【0064】さらには、各種アクチュエータを適宜組み
合わせるようにしてもよい。このような組合せを採用す
ることで、さらにエンジンの状態等に応じた微妙な制御
を行うことができる。
合わせるようにしてもよい。このような組合せを採用す
ることで、さらにエンジンの状態等に応じた微妙な制御
を行うことができる。
【0065】(6)上記実施の形態では、車速センサ3
8により直接車速SPDを検出するようにしたが、エン
ジン回転数NEとギヤ比から間接的に車速に相当するパ
ラメータを求め、これに基づいて制御するようにしても
よい。
8により直接車速SPDを検出するようにしたが、エン
ジン回転数NEとギヤ比から間接的に車速に相当するパ
ラメータを求め、これに基づいて制御するようにしても
よい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のクリープ
走行制御装置によれば、運転者の要求にほぼ則したクリ
ープ速度を確保することができるという従来にはない優
れた効果を奏する。
走行制御装置によれば、運転者の要求にほぼ則したクリ
ープ速度を確保することができるという従来にはない優
れた効果を奏する。
【図1】自動車に搭載されたエンジンシステムにおける
クリープ走行制御装置を示す概略構成図である。
クリープ走行制御装置を示す概略構成図である。
【図2】ECUの電気的構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態においてECUにより実行さ
れる「クリープ速度制御ルーチン」を示すフローチャー
トである。
れる「クリープ速度制御ルーチン」を示すフローチャー
トである。
【図4】第2の実施の形態においてECUにより実行さ
れる「クリープ速度制御ルーチン」の一部を示すフロー
チャートである。
れる「クリープ速度制御ルーチン」の一部を示すフロー
チャートである。
【図5】第2の実施の形態における制御対象別のエンジ
ン出力の変動量を示すグラフであって、(a)はISC
開度に対するエンジン出力の関係を示し、(b)は燃料
噴射量に対するエンジン出力の関係を示し、(c)は点
火時期の進角量に対するエンジン出力の関係を示すもの
である。
ン出力の変動量を示すグラフであって、(a)はISC
開度に対するエンジン出力の関係を示し、(b)は燃料
噴射量に対するエンジン出力の関係を示し、(c)は点
火時期の進角量に対するエンジン出力の関係を示すもの
である。
1…内燃機関としてのエンジン、8…点火プラグ、17
…インジェクタ、19…スロットルバルブ、21…イグ
ナイタ、22…バイパス通路、23…アイドルスピード
コントロールバルブ(ISCV)、25…ブレーキペダ
ル、31…スロットルセンサ、32…エアフローメー
タ、33…吸気温センサ、34…酸素センサ34、35
…水温センサ、36…回転数センサ、37…気筒判別セ
ンサ、38…車速センサ、39…スタータスイッチ、4
0…シフト位置センサ、41…ブレーキセンサ、42…
全閉スイッチ、51…ECU。
…インジェクタ、19…スロットルバルブ、21…イグ
ナイタ、22…バイパス通路、23…アイドルスピード
コントロールバルブ(ISCV)、25…ブレーキペダ
ル、31…スロットルセンサ、32…エアフローメー
タ、33…吸気温センサ、34…酸素センサ34、35
…水温センサ、36…回転数センサ、37…気筒判別セ
ンサ、38…車速センサ、39…スタータスイッチ、4
0…シフト位置センサ、41…ブレーキセンサ、42…
全閉スイッチ、51…ECU。
Claims (6)
- 【請求項1】 アクセル操作が解除されているととも
に、ブレーキ操作が解除され、かつ、車両に搭載された
トランスミッションの入力軸と出力軸とが結合されてい
る場合に、内燃機関の出力に基づいて前記車両のクリー
プ走行を制御するためのクリープ走行制御装置であっ
て、 前記内燃機関の出力を調整するための出力調整手段と、 前記車両の走行速度に相当するパラメータを検出する検
出手段と、 前記検出手段により検出されたパラメータに基づいて、
ほぼ一定の目標クリープ速度が得られるように前記出力
調整手段を制御する出力制御手段とを備えたことを特徴
とするクリープ走行制御装置。 - 【請求項2】 前記出力制御手段は、パラメータに基づ
いて、ほぼ一定の目標クリープ速度が得られるように前
記出力調整手段をフィードバック制御するものであるこ
とを特徴とする請求項1に記載のクリープ走行制御装
置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のクリープ走行制御装置
において、さらに、そのときどきの前記内燃機関の運転
状態や前記車両の走行状態を検出する状態検出手段を設
けるとともに、かつ、前記出力制御手段は、前記状態検
出手段の検出結果に基づいて目標クリープ速度を変更せ
しめるものであることを特徴とするクリープ走行制御装
置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のクリープ走行制御装置
において、前記出力制御手段は、前記フィードバック制
御を実行する前段階において、前記状態検出手段の検出
結果に基づいて前記出力調整手段を見込み制御するもの
であることを特徴とするクリープ走行制御装置。 - 【請求項5】 前記状態検出手段により検出される状態
は、前記トランスミッションのギヤ位置、道路勾配、路
面状況、及び前記内燃機関に加えられる負荷のうち少な
くとも1つであることを特徴とする請求項1から4のい
ずれかに記載のクリープ走行制御装置。 - 【請求項6】 前記出力調整手段は、前記内燃機関の吸
入空気量を調整する手段、前記内燃機関の燃料噴射量の
調整する手段、及び前記内燃機関の点火時期を調整する
手段の少なくとも1つによって構成されることを特徴と
する請求項1から5のいずれかに記載のクリープ走行制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10356197A JPH10299526A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | クリープ走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10356197A JPH10299526A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | クリープ走行制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299526A true JPH10299526A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14357233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10356197A Pending JPH10299526A (ja) | 1997-04-21 | 1997-04-21 | クリープ走行制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299526A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003529489A (ja) * | 2000-04-04 | 2003-10-07 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動クラッチ付き自動車の操作方式 |
| KR101967460B1 (ko) * | 2017-12-14 | 2019-08-13 | 현대오트론 주식회사 | 크리프 주행 시 엔진공회전 제어방법 및 이를 통해 제어되는 엔진 |
-
1997
- 1997-04-21 JP JP10356197A patent/JPH10299526A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003529489A (ja) * | 2000-04-04 | 2003-10-07 | ツェットエフ、フリードリッヒスハーフェン、アクチエンゲゼルシャフト | 自動クラッチ付き自動車の操作方式 |
| KR101967460B1 (ko) * | 2017-12-14 | 2019-08-13 | 현대오트론 주식회사 | 크리프 주행 시 엔진공회전 제어방법 및 이를 통해 제어되는 엔진 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040127 |