JPH10299570A - シリンダヘッドの冷却構造 - Google Patents

シリンダヘッドの冷却構造

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JPH10299570A
JPH10299570A JP10931297A JP10931297A JPH10299570A JP H10299570 A JPH10299570 A JP H10299570A JP 10931297 A JP10931297 A JP 10931297A JP 10931297 A JP10931297 A JP 10931297A JP H10299570 A JPH10299570 A JP H10299570A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関のシリンダヘッドをより効率的に冷却
することのできるシリンダヘッドの冷却構造を提供す
る。 【解決手段】シリンダヘッド1には、燃焼室2a,2
b,2c,2dの配列方向に延在する吸排気ポート間ジ
ャケット12が設けられている。ここでは各燃焼室2
a,2b,2c,2d上に対応する位置には凹部19が
設けられている。供給通路15から吸排気ポート間ジャ
ケット12に流入する冷却液は、同吸排気ポート間ジャ
ケット12内を、凹部19下部において、燃焼室2a,
2b,2c,2dの上部方向に指向するように流通した
後、排出口20から排出される。また、本実施の形態に
かかるシリンダヘッド1にあっては、各燃焼室2a,2
b,2c,2dの間に3つの支柱21が前記吸排気ポー
ト間ジャケット12内を下方に案内するように流線形に
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガソリンエンジン、
ディーゼルエンジン等に代表される内燃機関のシリンダ
ブロックの上部に固定されるシリンダヘッドの冷却構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシリンダヘッドの冷却構
造としては、例えば図3に例示するものが知られてい
る。
【0003】すなわち、シリンダヘッド31は、4つの
燃焼室2a,2b,2c,2dが設けられているシリン
ダブロック(図3においては図示略)の上側に接合固定
されている。またこのシリンダヘッド31において、上
記各燃焼室2a,2b,2c,2dのほぼ中心軸線上に
対応する位置には、それぞれ点火プラグ取付孔3が穿設
され、同取付孔3には点火プラグ5が取付けられてい
る。さらに、シリンダヘッド31の上面には、これら各
燃焼室2a,2b,2c,2dの配列方向に各々それら
燃焼室2a,2b,2c,2dを挟む態様で合計5つの
凹部39が設けられている。これら凹部39は、同シリ
ンダヘッド31のプラグ穴(砂抜き穴)となっている。
【0004】一方、上記シリンダヘッド31において、
その各燃焼室2a,2b,2c,2dの図中各右側には
吸気ポート4が設けられている。吸気ポート4は、それ
ら各燃焼室2a,2b,2c,2dごとに2つの開口端
4aをもって開口している。これら開口端4aは、吸気
バルブ(図示略)によって選択的に開閉されるようにな
っている。
【0005】さらに、同シリンダヘッド31において、
その各燃焼室2a,2b,2c,2dの図中各左側には
排気ポート6が設けられている。排気ポート6も、それ
ら各燃焼室2a,2b,2c,2dごとに2つの開口端
6aをもって開口している。これら開口端6aは、排気
バルブ(図示略)によって選択的に開閉されるようにな
っている。
【0006】次に、シリンダヘッド31の冷却構造につ
いて説明する。シリンダヘッド31の略中央部には、燃
焼室2a,2b,2c,2dに沿って吸排気ポート間ジ
ャケット33が設けられ、またその両側には、同ジャケ
ット33と平行に延びる一対の排気ポートジャケット3
4及び吸気ポートジャケット35が設けられている。排
気ポートジャケット34は、排気ポート6の下部に設け
られており、一方、吸気ポートジャケット35は、吸気
ポート4の下部に設けられている。シリンダヘッド31
の下部には、これらジャケット33,34,35にそれ
ぞれ開口して、シリンダブロックのウォータジャケット
からの冷却水を同ジャケット33,34,35へ導入す
るための供給通路36,37,38がそれぞれ上流側
(図3の上側)に1つずつ形成されている。そして、こ
れら供給通路36,37,38を経て上記ジャケット3
3,34,35に供給された冷却水は、同ジャケット3
3,34,35内を流通することにより、シリンダヘッ
ド31の吸気ポート4、排気ポート6及びその周辺を冷
却する。そして下流側で合流した後、排出口40から排
出されてラジエータ(図示略)に導かれ、再度循環に供
されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
シリンダヘッドの冷却構造にあっては前述のように、凹
部39が各燃焼室2a,2b,2c,2dの配列方向に
各々それら燃焼室2a,2b,2c,2dを挟む態様
で、すなわち気筒と気筒との間に設けられているため、
吸排気ポート間ジャケット33内を流れる冷却液も、こ
の凹部39の設けられた各気筒間にあっては、下方に流
れてシリンダブロック30側の冷却に供されるようにな
る。このことを図4を併せ参照して更に説明する。な
お、図4は図3の4−4線に沿った断面図であり、図3
は図4の3−3線に沿った断面図に相当している。
【0008】同図4に示すように、凹部39は前記吸排
気ポート間ジャケット33に断面略縦コの字状(略有底
円筒状)に突設する態様で設けられている。したがっ
て、前記供給通路36から吸排気ポート間ジャケット3
3に流入する冷却液は、同ジャケット33内の形状に沿
って、すなわち凹部39の下部39aにおいてはシリン
ダブロック30上面を冷却する態様で同ジャケット33
内を流通するようになる。
【0009】一方、内燃機関の運転に伴い最も温度が上
昇して冷却が必要とされる部分は燃焼室2a,2b,2
c,2d上に対応する位置付近である。しかし、上記従
来の冷却構造において、冷却液は、各気筒間ではシリン
ダヘッド31内を下方に流れるものの、それら各燃焼室
2a,2b,2c,2d付近では、同燃焼室2a,2
b,2c,2dから離れた上部を流れるため、同部分を
効果的に冷却することができなかった。
【0010】また、燃焼室2a,2b,2c,2dの上
部付近を流れる冷却液は、凹部39の内壁39bに衝突
することでその一部が乱流となり、あるいはよどみを発
生する。すなわち、上記凹部39の存在は冷却効果の低
下を招く原因ともなっている。
【0011】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、内燃機関のシリンダヘッドをよ
り効率よく冷却することのできるシリンダヘッドの冷却
構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、複数の気筒が直列に配設さ
れる内燃機関のシリンダヘッド内に設けられて前記各気
筒の配列方向に冷却液を流通せしめる液体通路と、前記
シリンダヘッドの少なくとも一つの気筒上に設けられ
て、前記液体通路を流通する冷却液の流通方向を当該気
筒側に指向せしめる凹部とを備えることをその要旨とす
るものである。
【0013】上記請求項1記載の発明によれば、上記凹
部により前記液体通路を流れる冷却液は内燃機関の運転
において最も温度が高くなりがちな前記気筒(燃焼室)
側に指向されるため、より効率的に冷却をすることがで
きる。
【0014】また、シリンダヘッドの上面に設けられる
上記凹部により、シリンダヘッド上面の剛性を併せ向上
することができる。請求項2記載の発明は、請求項1記
載のシリンダヘッドの冷却構造において、前記凹部はす
り鉢状の形状を有してなることをその要旨とするもので
ある。
【0015】請求項2記載の発明によれば、前記液体通
路を流れる冷却液の上記凹部下面との衝突は緩和され、
乱流やよどみの発生を好適に防止することができる。請
求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のシリンダヘ
ッドの冷却構造において、前記液体通路は、前記シリン
ダヘッドの少なくとも一つの気筒間に配されるととも
に、前記冷却液の流通方向に流線形状を有して同通路の
上下部間を支持する支柱を備えて構成されることをその
要旨とするものである。
【0016】請求項3記載の発明によれば、前記液体通
路を流れる冷却液は上記支柱によって整流され、同冷却
液が前記凹部により気筒(燃焼室)側に指向されること
を好適に促進することができる。
【0017】また、上記支柱により前記液体通路の上下
部間が支持されるため、シリンダヘッドの剛性を併せ向
上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を内燃機関としての
ガソリンエンジンのシリンダヘッドの冷却構造に具体化
した一実施の形態を図1及び図2に基づいて詳細に説明
する。
【0019】図1は、本実施の形態にかかるシリンダヘ
ッド1を上面から見た断面図である。この図1に示され
るシリンダヘッド1は、複数(本実施の形態においては
4つ)の燃焼室2a,2b,2c,2dが設けられてい
るシリンダブロック(図1においては図示略)の上側に
接合固定されている。またこのシリンダヘッド1におい
て、上記各燃焼室2a,2b,2c,2dのほぼ中心軸
線上に対応する位置には、それぞれ点火プラグ取付孔3
が穿設され、各取付孔3には点火プラグ5が取付けられ
ている。さらに、シリンダヘッド1のこれら各燃焼室2
a,2b,2c,2d上に対応する位置には前記各点火
プラグ取付孔3と同心円状に形成された4つの凹部19
が設けられている。
【0020】一方、上記シリンダヘッド1において、そ
の各燃焼室2a,2b,2c,2dの図中各右側には吸
気ポート4が設けられている。吸気ポート4は、それら
各燃焼室2a,2b,2c,2dごとに2つの開口端4
aをもって開口している。これら開口端4aは、吸気バ
ルブ(図示略)によって選択的に開閉されるようになっ
ている。
【0021】さらに、同シリンダヘッド1において、そ
の各燃焼室2a,2b,2c,2dの図中各左側には排
気ポート6が設けられている。排気ポート6も、それら
各燃焼室2a,2b,2c,2dごとに2つの開口端6
aをもって開口している。これら開口端6aは、排気バ
ルブ(図示略)によって選択的に開閉されるようになっ
ている。
【0022】次に、こうしたシリンダヘッド1の冷却構
造について説明する。図1に示すように、シリンダヘッ
ド1には、主に上記各排気ポート6に対応して燃焼室2
a,2b,2c,2dの配列方向(図1の上下方向)に
延在する液体通路の1つとして排気ポートジャケット1
1が設けられている。なお、図1においては便宜上、こ
の排気ポートジャケット11を1本の通路として図示し
ているが、実際には排気ポート6の周辺において分岐さ
れ、複雑で入り組んだ形状をなしながら、相互に連絡す
るように設けられている。
【0023】また同様に、シリンダヘッド1には、主に
上記各排気ポート6と上記各吸気ポート4との間に対応
して燃焼室2a,2b,2c,2dの配列方向(図1の
上下方向)に延在するもう1つの液体通路として吸排気
ポート間ジャケット12が設けられている。なお、この
吸排気ポート間ジャケット12についても図1において
は便宜上、これを1本の通路として図示しているが、実
際には点火プラグ取付孔3の周辺において分岐され、複
雑で入り組んだ形状をなしながら、相互に連絡するよう
に設けられている。
【0024】さらに、シリンダヘッド1には、前記各吸
気ポート4の下部側において燃焼室2a,2b,2c,
2dの配列方向(図1の上下方向)に延在するさらにも
う1つの液体通路として吸気ポートジャケット13が設
けられている。
【0025】一方、シリンダヘッド1の上流側(図1の
上側)下部には、上記各ジャケット11,12,13に
それぞれ開口して、シリンダブロックのウォータジャケ
ットからの冷却水を同各ジャケット11,12,13へ
導入するための供給通路1415,16が1つずつ形成
されている。これら各供給通路14,15,16を経て
排気ポートジャケット11、吸排気ポート間ジャケット
12、吸気ポートジャケット13に供給された冷却水
は、同各ジャケット11,12,13内を流通する。そ
してその後、合流して排出口20に導かれ、同排出口2
0から図示しないラジエータに戻される。
【0026】なお、上記各ジャケット11,12,13
内を流通してラジエータに導かれた冷却水は、同ラジエ
ータにおいて冷却された後、再度、シリンダブロックの
ウォータジャケットに供給されるようになっている。
【0027】次に、前記凹部19について、図2を併せ
参照して詳述する。なお、図2は図1の2−2線に沿っ
た断面図である。前述のように、各燃焼室2a,2b,
2c,2d上に対応する位置(図1)には凹部19が設
けられている。この凹部19は、図2に示すようにシリ
ンダヘッド1上面側から前記吸排気ポート間ジャケット
12側に断面略U字状(すり鉢状)に突設する態様で設
けられている。そして、前記供給通路15から吸排気ポ
ート間ジャケット12に流入する冷却液は、同吸排気ポ
ート間ジャケット12内を同ジャケット12の形状に沿
って、すなわち各燃焼室2a,2b,2c,2d上に対
応する位置に設けられている上記凹部19下部において
はそれら燃焼室2a,2b,2c,2dの上部にその流
通方向が指向するように波状に流通した後、前記排出口
20から排出される。
【0028】またさらに、本実施の形態にかかるシリン
ダヘッド1にあっては、図1及び図2に示すように、各
燃焼室2a,2b,2c,2dの間に流線形状をなす3
つの支柱21が前記吸排気ポート間ジャケット12内を
流れる冷却水を整流する態様で設けられている。このた
め、冷却水が支柱21によって整流される際、同冷却水
は各燃焼室2a,2b,2c,2d上にその流れが円滑
に指向するようになる。また、支柱21は図2に示すよ
うに、吸排気ポート間ジャケット12の上面12aと下
面12bとの支持を併せ行っている。
【0029】次に、上記のように構成されたシリンダヘ
ッドの冷却構造の作用について説明する。前述のよう
に、供給通路15から吸排気ポート間ジャケット12に
流入する冷却液は、同吸排気ポート間ジャケット12内
を、同ジャケット12の形状に沿って、すなわち各燃焼
室2a,2b,2c,2d上に対応する位置に設けられ
ている上記凹部19下部においてはそれら燃焼室2a,
2b,2c,2dの上部にその流通方向が指向するよう
に波状に流通する。したがって、温度の高くなりがちな
各燃焼室2a,2b,2c,2dの上部が効率的に冷却
される。
【0030】また、冷却水が凹部19の位置において下
方に指向される際、同冷却水は前記吸排気ポート間ジャ
ケット12の上面12aに衝突するが、本実施の形態に
おいてはこの上面12aはすり鉢状に形成されているた
め、こうした衝突は緩和され、それに伴う乱流やよどみ
の発生も防止される。したがって、冷却水は円滑に流通
する。さらに、シリンダヘッド1にすり鉢状の凹部19
を設けたことにより、シリンダヘッド1上面の剛性は向
上されている。
【0031】一方、吸排気ポート間ジャケット12を流
れる冷却水は、各燃焼室2a,2b,2c,2dの間の
各支柱21によって整流される。そしてこの整流によっ
て、同冷却水の各燃焼室2a,2b,2c,2d上にお
ける流れが下方に指向されることが助長される。また、
上記支柱21は吸排気ポート間ジャケット12の上面1
2aと下面12bとの間を支持する態様で設けられてい
るため、シリンダヘッド1としてその全体の剛性も向上
されている。
【0032】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 ・シリンダヘッド1において温度の高くなりがちな各燃
焼室2a,2b,2c,2d上において冷却水の流れを
下方に指向させることにより、シリンダヘッド1を効率
的に冷却することができる。
【0033】・冷却水と吸排気ポート間ジャケット12
の上面12aとの衝突を緩和し、冷却水の流通を円滑化
することができる。 ・支柱21により、冷却水の各燃焼室2a,2b,2
c,2d上の流れが下方に指向されることを助長するこ
とができる。
【0034】・凹部19及び支柱21により、シリンダ
ヘッド1の剛性を向上させることができる。なお、本実
施の形態は上記に限定されるものではなく、次のように
変更してもよい。
【0035】・上記実施の形態においては、各燃焼室2
a,2b,2c,2dに対応して4つの凹部19を設け
たが、これは上記各燃焼室2a,2b,2c,2dの任
意の3つ以下の燃焼室上に設けてもよい。
【0036】・上記実施の形態においては、支柱21は
流線形状に設けられていたが、これに適宜のガイドを設
けて冷却水の流れが下方に指向されることを更に促進し
てもよい。
【0037】・上記実施の形態においては、支柱21は
各燃焼室2a,2b,2c,2dの中間にあたる位置に
3つ設けられていたが、この位置は任意に変更すること
ができる。また、その数は4つ以上でも、2つ以下でも
よい。
【0038】・上記実施の形態においては、各ジャケッ
ト11,12,13における冷却水の流通方向を同一方
向に設定した。これに対し、それら冷却水の流通方向を
それぞれ任意にしてもよい。
【0039】・上記実施の形態においては、各ジャケッ
ト11,12,13による3本の液体通路による構成と
したが、これは何本の液体通路による構成としてもよ
い。 ・上記実施の形態においては、各ジャケット11,1
2,13に対してそれぞれ1本のみ供給通路14,1
5,16を設ける構成とした。これに対して、同ジャケ
ット11,12,13に対してそれぞれその冷却水の流
通方向に沿って複数の供給通路を設けてもよい。
【0040】・上記実施の形態においては、1気筒当た
りそれぞれ2個の吸気バルブ(吸気ポート4の開口端4
a)及び排気バルブ(排気ポート6の開口端6a)を備
えたシリンダヘッド1に具体化したが、各バルブ(各ポ
ートの開口端)は1個ずつ以上であれば何本備えられて
いる構成であってもよい。
【0041】・上記実施の形態においては、直列4気筒
のガソリンエンジンのシリンダヘッド1に本発明にかか
る冷却構造を具体化したが、これを例えばV型エンジン
の少なくとも一方の側のシリンダヘッドの冷却構造に具
体化してもよい。
【0042】・上記実施の形態においては、ガソリンエ
ンジンのシリンダヘッド1に本発明にかかる冷却構造を
具体化したが、ディーゼルエンジンのシリンダヘッドに
同冷却構造を具体化してもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、上記凹部
により前記液体通路を流れる冷却液は内燃機関の運転に
おいて最も温度が高くなりがちな前記気筒(燃焼室)側
に指向されるため、より効率的に冷却をすることができ
る。
【0044】また、シリンダヘッドの上面に設けられる
上記凹部により、シリンダヘッド上面の剛性を併せ向上
することができる。請求項2記載の発明によれば、前記
液体通路を流れる冷却液の上記凹部下面との衝突は緩和
され、乱流やよどみの発生を好適に防止することができ
る。
【0045】請求項3記載の発明によれば、前記液体通
路を流れる冷却液は上記支柱によって整流され、同冷却
液が前記凹部により気筒(燃焼室)側に指向されること
を好適に促進することができる。
【0046】また、上記支柱により前記液体通路の上下
部間が支持されるため、シリンダヘッドの剛性を併せ向
上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシリンダヘッドの冷却構造の一実施
の形態を示す断面図。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図。
【図3】従来のシリンダヘッドの冷却構造例を示す断面
図。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図。
【符号の説明】
1…シリンダヘッド、4…吸気ポート、6…排気ポー
ト、11…排気ポートジャケット、12…吸排気ポート
間ジャケット、12a…上面、12b…下面、13…吸
気ポートジャケット、14,15,16…供給通路、1
9…凹部、21…支柱。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒が直列に配設される内燃機関
    のシリンダヘッド内に設けられて前記各気筒の配列方向
    に冷却液を流通せしめる液体通路と、 前記シリンダヘッドの少なくとも一つの気筒上に設けら
    れて、前記液体通路を流通する冷却液の流通方向を当該
    気筒側に指向せしめる凹部とを備えることを特徴とする
    シリンダヘッドの冷却構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシリンダヘッドの冷却構
    造において、 前記凹部はすり鉢状の形状を有してなることを特徴とす
    るシリンダヘッドの冷却構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のシリンダヘッドの
    冷却構造において、 前記液体通路は、前記シリンダヘッドの少なくとも一つ
    の気筒間に配されるとともに、前記冷却液の流通方向に
    流線形状を有して同通路の上下部間を支持する支柱を備
    えて構成されることを特徴とするシリンダヘッドの冷却
    構造。
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DE10047080B4 (de) * 2000-09-22 2013-06-06 Volkswagen Ag Kühlsystem für eine flüssigkeitsgekühlte Brennkraftmaschine

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