JPH10299599A - 内燃機関の燃料供給装置 - Google Patents
内燃機関の燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH10299599A JPH10299599A JP10754597A JP10754597A JPH10299599A JP H10299599 A JPH10299599 A JP H10299599A JP 10754597 A JP10754597 A JP 10754597A JP 10754597 A JP10754597 A JP 10754597A JP H10299599 A JPH10299599 A JP H10299599A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- pump
- value
- internal combustion
- ecu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】燃料ポンプの駆動力を制御することにより内燃
機関に供給される燃料圧力を調整する燃料供給装置にお
いて、燃料供給系に特性変化が生じても燃料ポンプの応
答性を確保すること。 【解決方法】燃料供給装置は燃料を吸引及び吐出するた
めのポンプ12と、ポンプ12からエンジン22へ燃料
を流すための燃料ライン17と、供給される燃料に含ま
れる異物を捕捉する燃料フィルタ19とを備える。EC
U(電子制御装置)50はエンジン22に供給される燃
料圧力がエンジン22の運転状態に応じた目標燃料圧力
となるように、ポンプ12を制御する。ポンプ12に印
加されるポンプ電圧と同ポンプ12から吐出される燃料
量との間に特性のずれが生じる場合には、ECU50は
学習値を算出し、その学習値にてポンプ電圧を更に増減
補正する。
機関に供給される燃料圧力を調整する燃料供給装置にお
いて、燃料供給系に特性変化が生じても燃料ポンプの応
答性を確保すること。 【解決方法】燃料供給装置は燃料を吸引及び吐出するた
めのポンプ12と、ポンプ12からエンジン22へ燃料
を流すための燃料ライン17と、供給される燃料に含ま
れる異物を捕捉する燃料フィルタ19とを備える。EC
U(電子制御装置)50はエンジン22に供給される燃
料圧力がエンジン22の運転状態に応じた目標燃料圧力
となるように、ポンプ12を制御する。ポンプ12に印
加されるポンプ電圧と同ポンプ12から吐出される燃料
量との間に特性のずれが生じる場合には、ECU50は
学習値を算出し、その学習値にてポンプ電圧を更に増減
補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内燃機関に燃料
を供給するための装置に係る。詳しくは、燃料タンクの
燃料をポンプにより吸引し吐出して内燃機関へ圧送する
と共に、その燃料圧力を内燃機関の運転状態に応じて調
整するようにした内燃機関の燃料供給装置に関する。
を供給するための装置に係る。詳しくは、燃料タンクの
燃料をポンプにより吸引し吐出して内燃機関へ圧送する
と共に、その燃料圧力を内燃機関の運転状態に応じて調
整するようにした内燃機関の燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関に供給される燃料圧力を
内燃機関の運転状態に応じて調整するようにした燃料供
給装置がある。この装置では、燃料ポンプの駆動力を制
御することにより、同ポンプから吐出される燃料量を調
節し、内燃機関に供給される燃料圧力を制御する。コン
ピュータは内燃機関の運転状態に応じて、ポンプが吐出
すべき燃料量の目標値を算出し、この目標値に基づきポ
ンプの駆動力を制御する。
内燃機関の運転状態に応じて調整するようにした燃料供
給装置がある。この装置では、燃料ポンプの駆動力を制
御することにより、同ポンプから吐出される燃料量を調
節し、内燃機関に供給される燃料圧力を制御する。コン
ピュータは内燃機関の運転状態に応じて、ポンプが吐出
すべき燃料量の目標値を算出し、この目標値に基づきポ
ンプの駆動力を制御する。
【0003】このような装置において、内燃機関の加減
速時には、内燃機関で消費される燃料量が急速に増大或
いは減少することから、実際の燃料圧力と要求される燃
料圧力との差が大きくなる。従って、燃料圧力が目標値
に達するまでの時間が長くなり、応答遅れが生じる。こ
の応答遅れに伴い、内燃機関に供給される燃料量には過
不足が生じることとなる。
速時には、内燃機関で消費される燃料量が急速に増大或
いは減少することから、実際の燃料圧力と要求される燃
料圧力との差が大きくなる。従って、燃料圧力が目標値
に達するまでの時間が長くなり、応答遅れが生じる。こ
の応答遅れに伴い、内燃機関に供給される燃料量には過
不足が生じることとなる。
【0004】そこで従来は、例えば、特開昭62−10
1875号公報に記載された装置によって、こうした問
題の解決を図るようにしている。このような装置では、
実際の燃料圧力と目標燃料圧力との間に差が生じる場合
には、その差圧を補正するための補正値が算出される。
そして、ポンプの駆動力は、その補正値分だけ増減補正
される。例えば、実際の燃料圧力が目標燃料圧力よりも
小さい場合にはポンプの駆動力が増大され、実際の燃料
圧力が目標燃料圧力よりも大きい場合にはポンプの駆動
力が低減される。これにより、ポンプから吐出される燃
料量が通常の制御時よりも増減され、内燃機関では所望
の燃料圧力が迅速に得られるようになる。
1875号公報に記載された装置によって、こうした問
題の解決を図るようにしている。このような装置では、
実際の燃料圧力と目標燃料圧力との間に差が生じる場合
には、その差圧を補正するための補正値が算出される。
そして、ポンプの駆動力は、その補正値分だけ増減補正
される。例えば、実際の燃料圧力が目標燃料圧力よりも
小さい場合にはポンプの駆動力が増大され、実際の燃料
圧力が目標燃料圧力よりも大きい場合にはポンプの駆動
力が低減される。これにより、ポンプから吐出される燃
料量が通常の制御時よりも増減され、内燃機関では所望
の燃料圧力が迅速に得られるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に、燃料ポンプに
は燃料に含まれる異物を捕捉するフィルタが備えられて
いる。そして、このフィルタに目詰まりが生じるような
ことがあると、ポンプから供給される燃料圧力に生じる
圧損は大きくなる。また、ポンプから内燃機関に通じる
燃料配管にも圧損が生じる。これら圧損は経年的に変化
することもある。
は燃料に含まれる異物を捕捉するフィルタが備えられて
いる。そして、このフィルタに目詰まりが生じるような
ことがあると、ポンプから供給される燃料圧力に生じる
圧損は大きくなる。また、ポンプから内燃機関に通じる
燃料配管にも圧損が生じる。これら圧損は経年的に変化
することもある。
【0006】ここに、上記公報記載の装置の場合、この
ように燃料供給系に圧損が生じたり、その圧損が経年変
化したりすることがあると、その分だけポンプの駆動力
に係る補正値が大きくなる。このため、その補正値が大
きい分、目標燃料圧力への収束性が悪化し、応答性の低
下を招いてしまう。
ように燃料供給系に圧損が生じたり、その圧損が経年変
化したりすることがあると、その分だけポンプの駆動力
に係る補正値が大きくなる。このため、その補正値が大
きい分、目標燃料圧力への収束性が悪化し、応答性の低
下を招いてしまう。
【0007】また、製造される個々のポンプには若干の
個体差が存在することがあり、この場合には、同一の駆
動力を供給してもポンプ毎に吐出する燃料量が異なる。
これと同様に、燃料が流れる配管にて生じる圧損も異な
ることがある。このように、個々の装置の性能に差があ
る場合、ポンプ駆動力の算出が行われる毎にその差が補
正値で補われることとなり、上述と同様に、目標燃料圧
力への収束性が悪化してしまう。
個体差が存在することがあり、この場合には、同一の駆
動力を供給してもポンプ毎に吐出する燃料量が異なる。
これと同様に、燃料が流れる配管にて生じる圧損も異な
ることがある。このように、個々の装置の性能に差があ
る場合、ポンプ駆動力の算出が行われる毎にその差が補
正値で補われることとなり、上述と同様に、目標燃料圧
力への収束性が悪化してしまう。
【0008】この発明は上述した実情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、燃料ポンプの駆動力を制御
することにより内燃機関に供給される燃料圧力を調整す
るようにした燃料供給装置において、燃料供給系に特性
変化が生じても燃料ポンプの応答性を確保することを可
能にした内燃機関の燃料供給装置を提供することにあ
る。
ものであって、その目的は、燃料ポンプの駆動力を制御
することにより内燃機関に供給される燃料圧力を調整す
るようにした燃料供給装置において、燃料供給系に特性
変化が生じても燃料ポンプの応答性を確保することを可
能にした内燃機関の燃料供給装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、燃料タンクの中の燃料
をポンプにより吸引して吐出すると共に、そのポンプの
駆動力を制御して内燃機関に供給される燃料圧力を調整
する内燃機関の燃料供給装置であって、内燃機関の運転
状態を検出する運転状態検出手段と、内燃機関に供給さ
れる燃料圧力が検出される運転状態に応じた目標燃料圧
力となるようにポンプの駆動力のフィードバック値を算
出するフィードバック値算出手段と、ポンプの燃料吐出
量に係る特性のずれを補うための学習値を算出する学習
手段と、算出されるフィードバック値及び学習される学
習値に基づいてポンプの駆動力を制御するポンプ制御手
段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。
めに、請求項1に記載の発明は、燃料タンクの中の燃料
をポンプにより吸引して吐出すると共に、そのポンプの
駆動力を制御して内燃機関に供給される燃料圧力を調整
する内燃機関の燃料供給装置であって、内燃機関の運転
状態を検出する運転状態検出手段と、内燃機関に供給さ
れる燃料圧力が検出される運転状態に応じた目標燃料圧
力となるようにポンプの駆動力のフィードバック値を算
出するフィードバック値算出手段と、ポンプの燃料吐出
量に係る特性のずれを補うための学習値を算出する学習
手段と、算出されるフィードバック値及び学習される学
習値に基づいてポンプの駆動力を制御するポンプ制御手
段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給装
置。
【0010】上記の構成にあっては、ポンプが作動する
ことにより、燃料タンクの中の燃料は内燃機関へ供給さ
れ、その圧力は内燃機関の運転状態に応じた目標燃料圧
力となるよう調整される。この目標燃料圧力は内燃機関
の運転状態に応じて算出され、この運転状態が急速に変
化する場合には、それに応じて目標燃料圧力も変化す
る。ポンプ制御手段は実際の燃料圧力がその目標燃料圧
力に収束するようにポンプの駆動力を調節する、いわゆ
るフィードバック制御を行う。詳しくは、ポンプ制御手
段は実際の燃料圧力と目標燃料圧力との差が大きければ
ポンプ駆動力を急激に変化させ、その差が小さくなるに
従ってポンプ駆動力の変化幅を小さくする。
ことにより、燃料タンクの中の燃料は内燃機関へ供給さ
れ、その圧力は内燃機関の運転状態に応じた目標燃料圧
力となるよう調整される。この目標燃料圧力は内燃機関
の運転状態に応じて算出され、この運転状態が急速に変
化する場合には、それに応じて目標燃料圧力も変化す
る。ポンプ制御手段は実際の燃料圧力がその目標燃料圧
力に収束するようにポンプの駆動力を調節する、いわゆ
るフィードバック制御を行う。詳しくは、ポンプ制御手
段は実際の燃料圧力と目標燃料圧力との差が大きければ
ポンプ駆動力を急激に変化させ、その差が小さくなるに
従ってポンプ駆動力の変化幅を小さくする。
【0011】ところが通常、ポンプを含む燃料供給系に
は経年変化が生じることがあり、この場合にはポンプ駆
動力とポンプからの燃料吐出量との特性が初期の特性か
らずれてしまう。この状態で、所定の駆動力をポンプに
供給しても、同ポンプからは所望の燃料吐出量が得られ
なくなり、実際の燃料圧力が目標の燃料圧力に収束し難
くなる。ここで、学習手段はこの燃料吐出量に係る特性
のずれを補うために学習値を算出し、ポンプ駆動力が常
にその学習値で補正されるようにする。これにより、そ
の特性は相対的に初期の特性となるように補正される。
このように、特性のずれを常に学習値で補っているた
め、フィードバックによるポンプ駆動力の変化幅は比較
的に小さく抑制され、燃料圧力の収束性が確保される。
は経年変化が生じることがあり、この場合にはポンプ駆
動力とポンプからの燃料吐出量との特性が初期の特性か
らずれてしまう。この状態で、所定の駆動力をポンプに
供給しても、同ポンプからは所望の燃料吐出量が得られ
なくなり、実際の燃料圧力が目標の燃料圧力に収束し難
くなる。ここで、学習手段はこの燃料吐出量に係る特性
のずれを補うために学習値を算出し、ポンプ駆動力が常
にその学習値で補正されるようにする。これにより、そ
の特性は相対的に初期の特性となるように補正される。
このように、特性のずれを常に学習値で補っているた
め、フィードバックによるポンプ駆動力の変化幅は比較
的に小さく抑制され、燃料圧力の収束性が確保される。
【0012】従って、燃料吐出量に係る特性に経年変化
等が生じても燃料圧力の制御性は確保され、内燃機関で
は所望の燃料圧力が比較的迅速に得られるようになる。
請求項2に記載の発明は、学習手段は算出されるフィー
ドバック値の推移傾向に基づき、同フィードバック値が
減少されるように学習値を増減することを趣旨とする。
等が生じても燃料圧力の制御性は確保され、内燃機関で
は所望の燃料圧力が比較的迅速に得られるようになる。
請求項2に記載の発明は、学習手段は算出されるフィー
ドバック値の推移傾向に基づき、同フィードバック値が
減少されるように学習値を増減することを趣旨とする。
【0013】上記構成にあっては、その学習値の値はフ
ィードバック値、即ち、実際の燃料圧力と目標の燃料圧
力との差に基づき、これが減少されるように増減され
る。例えば、実際の燃料圧力が目標燃料圧力よりも小さ
ければ学習値の値は増加され、実際の燃料圧力が目標燃
料圧力よりも大きければ学習値の値は減少される。従っ
て、ポンプの燃料吐出量に係る特性が経年的に変化して
も、その特性は学習値により適切に補正され、燃料圧力
の収束性が確保されるようになる。
ィードバック値、即ち、実際の燃料圧力と目標の燃料圧
力との差に基づき、これが減少されるように増減され
る。例えば、実際の燃料圧力が目標燃料圧力よりも小さ
ければ学習値の値は増加され、実際の燃料圧力が目標燃
料圧力よりも大きければ学習値の値は減少される。従っ
て、ポンプの燃料吐出量に係る特性が経年的に変化して
も、その特性は学習値により適切に補正され、燃料圧力
の収束性が確保されるようになる。
【0014】請求項3に記載の発明は、ポンプの燃料流
量域は複数に分割され、各流量域毎で学習値を増減する
ことを趣旨とする。上記構成にあっては、ポンプの燃料
流量毎に複数の学習値が設定され、ポンプの燃料吐出量
に応じた学習値を用いてポンプの駆動力が補正される。
従って、ポンプの燃料吐出量に係る特性が流量領域毎に
経年的に変化しても、その特性は流量領域毎に設定され
る学習値により適切に補正されることとなる。この結
果、全流量域でポンプの燃料吐出量に係る制御性が確保
され、燃料圧力が確保されるようになる。
量域は複数に分割され、各流量域毎で学習値を増減する
ことを趣旨とする。上記構成にあっては、ポンプの燃料
流量毎に複数の学習値が設定され、ポンプの燃料吐出量
に応じた学習値を用いてポンプの駆動力が補正される。
従って、ポンプの燃料吐出量に係る特性が流量領域毎に
経年的に変化しても、その特性は流量領域毎に設定され
る学習値により適切に補正されることとなる。この結
果、全流量域でポンプの燃料吐出量に係る制御性が確保
され、燃料圧力が確保されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内燃機関の燃
料供給装置を具体化した一実施形態を図面を参照して詳
細に説明する。
料供給装置を具体化した一実施形態を図面を参照して詳
細に説明する。
【0016】図1は、この実施形態の燃料供給装置を示
す概略構成図である。同図に示すように、この装置は燃
料をその内部に溜めた燃料タンク11と、そのタンク1
1の中に収容された電動式の燃料ポンプ12と、ポンプ
12の吐出ポート12bに接続された燃料ライン17と
を備える。
す概略構成図である。同図に示すように、この装置は燃
料をその内部に溜めた燃料タンク11と、そのタンク1
1の中に収容された電動式の燃料ポンプ12と、ポンプ
12の吐出ポート12bに接続された燃料ライン17と
を備える。
【0017】ポンプ12はブラケット(図示しない)を
介してタンク11に装着されている。ポンプ12は直流
モータ(図示しない)と、そのモータにより駆動される
羽根車(インペラ:図示しない)とを内蔵する。通電に
よりモータが駆動され、インペラが回転されることによ
り、ポンプ12が作動してタンク11の中の燃料がスト
レーナ16を介してポンプ12に吸い上げられ、その吐
出ポート12bから吐出される。ポンプ12から吐出さ
れる燃料量は、モータに供給される電圧値、つまりはモ
ータにより駆動されるインペラの回転速度に基づいて決
定される。ポンプ12から吐出される燃料量により燃料
ライン17における燃料圧力PFが決定される。
介してタンク11に装着されている。ポンプ12は直流
モータ(図示しない)と、そのモータにより駆動される
羽根車(インペラ:図示しない)とを内蔵する。通電に
よりモータが駆動され、インペラが回転されることによ
り、ポンプ12が作動してタンク11の中の燃料がスト
レーナ16を介してポンプ12に吸い上げられ、その吐
出ポート12bから吐出される。ポンプ12から吐出さ
れる燃料量は、モータに供給される電圧値、つまりはモ
ータにより駆動されるインペラの回転速度に基づいて決
定される。ポンプ12から吐出される燃料量により燃料
ライン17における燃料圧力PFが決定される。
【0018】ポンプ12の吐出ポート12bから延びる
燃料ライン17は、タンク11の上蓋18を貫通してタ
ンク11の外へ延びる。この燃料ライン17の途中には
燃料フィルタ19が設けられ、その先がデリバリパイプ
20に接続される。デリバリパイプ20に設けられた複
数のインジェクタ21は、内燃機関(ガソリンエンジ
ン)22の各気筒に対応して配置される。各インジェク
タ21は電磁弁付きのノズルであり、通電により開弁
し、通電の遮断により閉弁する。エンジン22に接続さ
れた吸気通路23は、エンジン22の各気筒へ空気を導
く。吸気通路23に設けられたスロットルバルブ24
は、アクセルペダル(図示しない)の操作に連動して作
動することにより、同通路23を開閉する。このバルブ
24の開度(スロットル開度)TAが調整されることに
より、吸気通路23を通じてエンジン22の各気筒へ吸
入される空気量(吸気量)QAが調整される。
燃料ライン17は、タンク11の上蓋18を貫通してタ
ンク11の外へ延びる。この燃料ライン17の途中には
燃料フィルタ19が設けられ、その先がデリバリパイプ
20に接続される。デリバリパイプ20に設けられた複
数のインジェクタ21は、内燃機関(ガソリンエンジ
ン)22の各気筒に対応して配置される。各インジェク
タ21は電磁弁付きのノズルであり、通電により開弁
し、通電の遮断により閉弁する。エンジン22に接続さ
れた吸気通路23は、エンジン22の各気筒へ空気を導
く。吸気通路23に設けられたスロットルバルブ24
は、アクセルペダル(図示しない)の操作に連動して作
動することにより、同通路23を開閉する。このバルブ
24の開度(スロットル開度)TAが調整されることに
より、吸気通路23を通じてエンジン22の各気筒へ吸
入される空気量(吸気量)QAが調整される。
【0019】ポンプ12から吐出された燃料はフィルタ
19で異物が除去された後、燃料ライン17を通じてデ
リバリパイプ20へ圧送され、更にデリバリパイプ20
において各インジェクタ21へ分配される。このとき、
ポンプ12から吐出される燃料の量に応じてデリバリパ
イプ20における燃料圧力PFが調整される。分配され
た燃料は、各インジェクタ21から噴射されることによ
り、対応する各気筒において供給される。各気筒へ供給
された燃料と空気との混合気が燃焼されることにより、
エンジン22のクランクシャフト(図示しない)が回転
され、エンジン22に動力が得られる。
19で異物が除去された後、燃料ライン17を通じてデ
リバリパイプ20へ圧送され、更にデリバリパイプ20
において各インジェクタ21へ分配される。このとき、
ポンプ12から吐出される燃料の量に応じてデリバリパ
イプ20における燃料圧力PFが調整される。分配され
た燃料は、各インジェクタ21から噴射されることによ
り、対応する各気筒において供給される。各気筒へ供給
された燃料と空気との混合気が燃焼されることにより、
エンジン22のクランクシャフト(図示しない)が回転
され、エンジン22に動力が得られる。
【0020】ポンプ12を駆動するための駆動回路40
は、バッテリ41に充電された電圧をポンプ12のモー
タに供給する。駆動回路40はポンプ12に供給される
電圧値を調整する。
は、バッテリ41に充電された電圧をポンプ12のモー
タに供給する。駆動回路40はポンプ12に供給される
電圧値を調整する。
【0021】スロットルバルブ24の近傍に設けられた
スロットルセンサ45は、同バルブ24の開度TAを検
出し、その大きさに応じた信号を出力する。このセンサ
45は周知のアイドルスイッチ(図示しない)を内蔵す
る。このスイッチは、バルブ24が全閉となったときに
「オン」され、全閉であることを示すアイドル信号ID
Lを出力する。デリバリパイプ20に設けられた燃圧セ
ンサ46は、各インジェクタ21へ圧送される燃料の圧
力、即ちデリバリパイプ20の中の燃料圧力PFを検出
し、その大きさに応じた信号を出力する。エンジン22
に設けられた回転速度センサ47はクランクシャフト
(図示しない)の回転速度、即ちエンジン回転速度NE
に相当する値を検出し、その値の大きさに応じた信号を
出力する。このセンサ47は、クランクシャフトの回転
位相に同期したかたちで所定角度毎にクランクシャフト
の回転を断続的に検出し、その検出結果をパルス信号と
して出力する。エンジン22に設けられた水温センサ4
8は、エンジン22の内部を流れる冷却水の温度(冷却
水温度)THWを検出し、その大きさに応じた信号を出
力する。吸気通路23に設けられた吸気圧センサ49
は、同通路23における吸気圧力PMを検出し、その大
きさに応じた信号を出力する。これら各センサ45〜4
9によりエンジン22の運転状態が検出される。
スロットルセンサ45は、同バルブ24の開度TAを検
出し、その大きさに応じた信号を出力する。このセンサ
45は周知のアイドルスイッチ(図示しない)を内蔵す
る。このスイッチは、バルブ24が全閉となったときに
「オン」され、全閉であることを示すアイドル信号ID
Lを出力する。デリバリパイプ20に設けられた燃圧セ
ンサ46は、各インジェクタ21へ圧送される燃料の圧
力、即ちデリバリパイプ20の中の燃料圧力PFを検出
し、その大きさに応じた信号を出力する。エンジン22
に設けられた回転速度センサ47はクランクシャフト
(図示しない)の回転速度、即ちエンジン回転速度NE
に相当する値を検出し、その値の大きさに応じた信号を
出力する。このセンサ47は、クランクシャフトの回転
位相に同期したかたちで所定角度毎にクランクシャフト
の回転を断続的に検出し、その検出結果をパルス信号と
して出力する。エンジン22に設けられた水温センサ4
8は、エンジン22の内部を流れる冷却水の温度(冷却
水温度)THWを検出し、その大きさに応じた信号を出
力する。吸気通路23に設けられた吸気圧センサ49
は、同通路23における吸気圧力PMを検出し、その大
きさに応じた信号を出力する。これら各センサ45〜4
9によりエンジン22の運転状態が検出される。
【0022】ECU50は入力信号処理回路、メモリ、
バックアップRAM、演算回路及び出力信号処理回路等
を有する。ECU50内のメモリ及びバックアップRA
Mは、後述の処理で使用される各種パラメータを記憶す
る。ECU50には前述した各種センサ45〜49、イ
ンジェクタ21、駆動回路40及びバッテリ41がそれ
ぞれ接続されている。ECU50は前述した各種センサ
45〜49から出力される信号を入力する。ECU50
はこれら入力信号に基づき、後述する燃料噴射制御及び
燃料供給制御を実行するために、各インジェクタ21及
び駆動回路40を制御する。
バックアップRAM、演算回路及び出力信号処理回路等
を有する。ECU50内のメモリ及びバックアップRA
Mは、後述の処理で使用される各種パラメータを記憶す
る。ECU50には前述した各種センサ45〜49、イ
ンジェクタ21、駆動回路40及びバッテリ41がそれ
ぞれ接続されている。ECU50は前述した各種センサ
45〜49から出力される信号を入力する。ECU50
はこれら入力信号に基づき、後述する燃料噴射制御及び
燃料供給制御を実行するために、各インジェクタ21及
び駆動回路40を制御する。
【0023】燃料噴射制御とは、エンジン22の運転状
態に応じて各インジェクタ21の開弁時間を制御するこ
とにより、各インジェクタ21から各気筒へ噴射される
燃料量を制御することである。燃料供給制御とは、エン
ジン22の運転状態に応じて駆動回路40を制御し、ポ
ンプ12を制御することにより、ポンプ12から吐出さ
れる燃料量を制御することである。これによって、各イ
ンジェクタ21へ供給される燃料圧力PFを調整する。
態に応じて各インジェクタ21の開弁時間を制御するこ
とにより、各インジェクタ21から各気筒へ噴射される
燃料量を制御することである。燃料供給制御とは、エン
ジン22の運転状態に応じて駆動回路40を制御し、ポ
ンプ12を制御することにより、ポンプ12から吐出さ
れる燃料量を制御することである。これによって、各イ
ンジェクタ21へ供給される燃料圧力PFを調整する。
【0024】図2は、燃料噴射制御の処理内容に関する
「燃料噴射制御ルーチン」を示すフローチャートであ
る。ECU50は、エンジン22の運転時に本ルーチン
を所定期間毎に周期的に実行する。
「燃料噴射制御ルーチン」を示すフローチャートであ
る。ECU50は、エンジン22の運転時に本ルーチン
を所定期間毎に周期的に実行する。
【0025】ステップ100において、ECU50は各
種センサ45,47〜49により検出され、エンジン2
2の運転状態を反映した各種パラメータTA,IDL,
NE,THW,PMに係る値を入力値として読み込む。
種センサ45,47〜49により検出され、エンジン2
2の運転状態を反映した各種パラメータTA,IDL,
NE,THW,PMに係る値を入力値として読み込む。
【0026】ステップ110において、ECU50はエ
ンジン22が減速運転状態にあるか否かを判断する。E
CU50は、この判断をアイドル信号IDLに基づき行
う。ここで、スロットルバルブ24が全閉状態となり、
エンジン22が減速運転状態にある場合、ECU50は
処理をステップ120へ移行する。スロットルバルブ2
4が開かれ、エンジン22が減速運転状態にない場合、
ECU50は処理をステップ140へ移行する。
ンジン22が減速運転状態にあるか否かを判断する。E
CU50は、この判断をアイドル信号IDLに基づき行
う。ここで、スロットルバルブ24が全閉状態となり、
エンジン22が減速運転状態にある場合、ECU50は
処理をステップ120へ移行する。スロットルバルブ2
4が開かれ、エンジン22が減速運転状態にない場合、
ECU50は処理をステップ140へ移行する。
【0027】エンジン22の減速運転時には、ステップ
120において、ECU50はエンジン22の各気筒に
対する燃料噴射を強制的に中止するために、即ち燃料カ
ットを行うために、各インジェクタ21を強制的に閉弁
する。
120において、ECU50はエンジン22の各気筒に
対する燃料噴射を強制的に中止するために、即ち燃料カ
ットを行うために、各インジェクタ21を強制的に閉弁
する。
【0028】ステップ130において、ECU50は、
燃料カットが実行されていることを示すために燃料カッ
トフラグXFCを「1」に設定し、その後の処理を一旦
終了する。
燃料カットが実行されていることを示すために燃料カッ
トフラグXFCを「1」に設定し、その後の処理を一旦
終了する。
【0029】エンジン22が減速運転状態にない場合、
ステップ140において、ECU50は、燃料カットが
実行されていないことを示すために燃料カットフラグX
FCを「0」に設定する。
ステップ140において、ECU50は、燃料カットが
実行されていないことを示すために燃料カットフラグX
FCを「0」に設定する。
【0030】ステップ150において、ECU50はエ
ンジン回転速度NE及び吸気圧力PMの値に基づいて基
本噴射量TAUbの値を算出する。この基本噴射量TA
Ubは、時間を単位とする値である。ECU50はこの
基本噴射量TAUbの値を、エンジン回転速度NE及び
吸気圧力PMをパラメータとして予め定められた関数デ
ータを参照して算出する。
ンジン回転速度NE及び吸気圧力PMの値に基づいて基
本噴射量TAUbの値を算出する。この基本噴射量TA
Ubは、時間を単位とする値である。ECU50はこの
基本噴射量TAUbの値を、エンジン回転速度NE及び
吸気圧力PMをパラメータとして予め定められた関数デ
ータを参照して算出する。
【0031】ステップ160において、ECU50は冷
却水温度THWの値に基づいて温度補正係数KTHの値
を算出する。ECU50はこの温度補正係数KTHの値
を、冷却水温度THWをパラメータとして予め定められ
た関数データを参照して算出する。
却水温度THWの値に基づいて温度補正係数KTHの値
を算出する。ECU50はこの温度補正係数KTHの値
を、冷却水温度THWをパラメータとして予め定められ
た関数データを参照して算出する。
【0032】ステップ170において、ECU50は基
本噴射量TAUbの値に温度補正係数KTHを乗算する
ことにより、最終的な燃料噴射量TAUの値を算出す
る。この燃料噴射量TAUは、時間を単位とする値であ
り、インジェクタ21の開弁時間を決定する値である。
本噴射量TAUbの値に温度補正係数KTHを乗算する
ことにより、最終的な燃料噴射量TAUの値を算出す
る。この燃料噴射量TAUは、時間を単位とする値であ
り、インジェクタ21の開弁時間を決定する値である。
【0033】ステップ180において、ECU50は、
各気筒毎に燃料を噴射すべきタイミングが到来したか否
かを判断する。ECU50は、この噴射タイミングの到
来を、エンジン回転速度NEに係るパルス信号に基づい
て判断する。
各気筒毎に燃料を噴射すべきタイミングが到来したか否
かを判断する。ECU50は、この噴射タイミングの到
来を、エンジン回転速度NEに係るパルス信号に基づい
て判断する。
【0034】噴射タイミングが到来したとき、ステップ
190において、ECU50は算出された燃料噴射量T
AUの値に基づき各インジェクタ21を所要時間だけ開
弁することにより、燃料噴射を実行する。この処理を終
了した後、ECU50はその後の処理を一旦終了する。
190において、ECU50は算出された燃料噴射量T
AUの値に基づき各インジェクタ21を所要時間だけ開
弁することにより、燃料噴射を実行する。この処理を終
了した後、ECU50はその後の処理を一旦終了する。
【0035】図3及び図4は、燃料供給制御の処理内容
に関する「燃料供給制御ルーチン」を示すフローチャー
トである。ECU50は、エンジン22の運転時に本ル
ーチンを所定期間毎に周期的に実行する。
に関する「燃料供給制御ルーチン」を示すフローチャー
トである。ECU50は、エンジン22の運転時に本ル
ーチンを所定期間毎に周期的に実行する。
【0036】ステップ200において、ECU50は各
種センサ45〜47,49により検出される各種パラメ
ータIDL,PF,NE,PMに係る値を入力値として
読み込む。併せて、ECU50は、前述の「燃料噴射制
御ルーチン」において設定された燃料カットフラグXF
Cの値を読み出す。また、ECU50はポンプ12に供
給する電圧を算出するためのパラメータFB1,KG
1,FB2を読み出す。パラメータFB1,FB2はフ
ィードバック値であり、パラメータKG1は学習値であ
る。これらフィードバック値FB1,FB2は、この
「燃料供給ルーチン」の前回のルーチンにて算出された
値がECU50内のRAMに予め記憶されており、同様
に学習値KG1も、同「燃料供給ルーチン」の前回のル
ーチンにて算出された値がECU50内のバックアップ
RAMに予め記憶されている。なお、これらフィードバ
ック値FB1,FB2及び学習値KG1の初期値は
「0」となっている。
種センサ45〜47,49により検出される各種パラメ
ータIDL,PF,NE,PMに係る値を入力値として
読み込む。併せて、ECU50は、前述の「燃料噴射制
御ルーチン」において設定された燃料カットフラグXF
Cの値を読み出す。また、ECU50はポンプ12に供
給する電圧を算出するためのパラメータFB1,KG
1,FB2を読み出す。パラメータFB1,FB2はフ
ィードバック値であり、パラメータKG1は学習値であ
る。これらフィードバック値FB1,FB2は、この
「燃料供給ルーチン」の前回のルーチンにて算出された
値がECU50内のRAMに予め記憶されており、同様
に学習値KG1も、同「燃料供給ルーチン」の前回のル
ーチンにて算出された値がECU50内のバックアップ
RAMに予め記憶されている。なお、これらフィードバ
ック値FB1,FB2及び学習値KG1の初期値は
「0」となっている。
【0037】ステップ210において、ECU50は燃
料カットフラグXFCが「1」であるか否かを判断す
る。このフラグXFCが「1」である場合、燃料噴射制
御において燃料カットが行われエンジン22が減速運転
状態にあることから、ECU50は処理をステップ22
0へ移行する。そして、ステップ220において、EC
U50は、ポンプ12を停止するとともに、ポンプ12
による燃料の吸引及び吐出を停止させ、その後の処理を
一旦終了する。
料カットフラグXFCが「1」であるか否かを判断す
る。このフラグXFCが「1」である場合、燃料噴射制
御において燃料カットが行われエンジン22が減速運転
状態にあることから、ECU50は処理をステップ22
0へ移行する。そして、ステップ220において、EC
U50は、ポンプ12を停止するとともに、ポンプ12
による燃料の吸引及び吐出を停止させ、その後の処理を
一旦終了する。
【0038】これに対して、フラグXFCが「0」であ
る場合、燃料噴射制御において燃料カットが行われてお
らず、エンジン22が定速運転状態、或いは加速運転状
態にあることから、ECU50は処理をステップ230
へ移行する。
る場合、燃料噴射制御において燃料カットが行われてお
らず、エンジン22が定速運転状態、或いは加速運転状
態にあることから、ECU50は処理をステップ230
へ移行する。
【0039】ステップ230において、ECU50は、
検出された現在の燃料圧力PFが前回の燃料圧力PFO
と等しいか否かを判断する。ここで、燃料圧力PFO
は、前回のルーチンにて検出された燃料圧力を意味す
る。即ち、この処理では燃料圧力PFが前回のルーチン
から変化したか否かが判断される。現在の燃料圧力PF
が前回の燃料圧力PFOと等しければ、ECU50は、
処理をステップ290へ移行し、現在の燃料圧力PFが
前回の燃料圧力PFOと等しくなければ、ECU50
は、処理をステップ240へ移行する。
検出された現在の燃料圧力PFが前回の燃料圧力PFO
と等しいか否かを判断する。ここで、燃料圧力PFO
は、前回のルーチンにて検出された燃料圧力を意味す
る。即ち、この処理では燃料圧力PFが前回のルーチン
から変化したか否かが判断される。現在の燃料圧力PF
が前回の燃料圧力PFOと等しければ、ECU50は、
処理をステップ290へ移行し、現在の燃料圧力PFが
前回の燃料圧力PFOと等しくなければ、ECU50
は、処理をステップ240へ移行する。
【0040】ステップ240において、ECU50は、
読み込まれた各パラメータNE,PMに基づき、エンジ
ン22にて要求される目標燃料圧力TPFを算出する。
ECU50はこの目標燃料圧力TPFの値を、エンジン
回転速度NE及び吸気圧力PMをパラメータとして予め
定められた関数データを参照して算出する。
読み込まれた各パラメータNE,PMに基づき、エンジ
ン22にて要求される目標燃料圧力TPFを算出する。
ECU50はこの目標燃料圧力TPFの値を、エンジン
回転速度NE及び吸気圧力PMをパラメータとして予め
定められた関数データを参照して算出する。
【0041】ステップ250において、ECU50は、
エンジン回転速度NE及び吸気圧力PMに基づき、エン
ジン22の各気筒に吸入される吸気量QAを算出する。
ECU50はこの吸気量QAの値を、エンジン回転速度
NE及び吸気圧力PMをパラメータとして予め定められ
た関数データを参照して算出する。一般に、算出された
吸気量QAは吸気温度等により適切に補正される。
エンジン回転速度NE及び吸気圧力PMに基づき、エン
ジン22の各気筒に吸入される吸気量QAを算出する。
ECU50はこの吸気量QAの値を、エンジン回転速度
NE及び吸気圧力PMをパラメータとして予め定められ
た関数データを参照して算出する。一般に、算出された
吸気量QAは吸気温度等により適切に補正される。
【0042】そして、ステップ260において、ECU
50は、エンジン回転速度NEとステップ250にて算
出された吸気量QAとに基づき、ポンプ12が吐出すべ
き目標燃料量QFを算出する。ECU50はこの目標燃
料量QFの値を、エンジン回転速度NE及び吸気量QA
をパラメータとして予め定められた関数データを参照し
て算出する。
50は、エンジン回転速度NEとステップ250にて算
出された吸気量QAとに基づき、ポンプ12が吐出すべ
き目標燃料量QFを算出する。ECU50はこの目標燃
料量QFの値を、エンジン回転速度NE及び吸気量QA
をパラメータとして予め定められた関数データを参照し
て算出する。
【0043】ステップ270において、ECU50は、
上記ステップ260にて算出された燃料量QFに基づ
き、その燃料量QFが属する流量レンジRQFを算出す
る。この流量レンジRQFは、ポンプ12が吐出可能な
全燃料量QFを複数のレンジに分割したものである。
上記ステップ260にて算出された燃料量QFに基づ
き、その燃料量QFが属する流量レンジRQFを算出す
る。この流量レンジRQFは、ポンプ12が吐出可能な
全燃料量QFを複数のレンジに分割したものである。
【0044】ステップ280において、ECU50は、
上記ステップ270にて算出された流量レンジRQFに
対応した学習値KG2を算出する。この学習値KG2は
分割された流量レンジRQF毎にそれぞれ設定されてい
る。
上記ステップ270にて算出された流量レンジRQFに
対応した学習値KG2を算出する。この学習値KG2は
分割された流量レンジRQF毎にそれぞれ設定されてい
る。
【0045】ステップ280、或いは上記ステップ23
0から移行してステップ290において、ECU50
は、目標燃料圧力TPFを得るためにポンプ12に供給
するポンプ電圧VFPを以下の式(1)に基づき算出す
る。
0から移行してステップ290において、ECU50
は、目標燃料圧力TPFを得るためにポンプ12に供給
するポンプ電圧VFPを以下の式(1)に基づき算出す
る。
【0046】 VFP = (K1+FB1+KG1) + QF*(K2*FB2+KG2) … (1) ポンプ電圧VFPは、ポンプ12により最少の燃料量を
吐出するためのオフセット電圧と、燃料量を増減するた
めの可変電圧とからなる。
吐出するためのオフセット電圧と、燃料量を増減するた
めの可変電圧とからなる。
【0047】ここで、図7のグラフに燃料量QF及びポ
ンプ電圧VFPの関係を示すとともに、上記式(1)の
関係について詳述する。同図に示すように、ポンプ電圧
VFPは燃料量QFに対して指数関数的に増大する。燃
料圧力を一定とした場合、理想的にはポンプ電圧VFP
は燃料量QFに対して正比例するが、実際には、燃料ラ
イン17やフィルタ19等で生じる圧損に起因し、ポン
プ電圧VFPは燃料量QFに対して図7のグラフのよう
な関係となる。この圧損は、燃料量QFの二乗に比例し
て増大する。また、上記流量レンジRQFは、この燃料
量QFに対し同図7に示す態様で設定されるものであ
り、ここでは均等な幅で6つの流量レンジA〜Fに分割
設定されている。
ンプ電圧VFPの関係を示すとともに、上記式(1)の
関係について詳述する。同図に示すように、ポンプ電圧
VFPは燃料量QFに対して指数関数的に増大する。燃
料圧力を一定とした場合、理想的にはポンプ電圧VFP
は燃料量QFに対して正比例するが、実際には、燃料ラ
イン17やフィルタ19等で生じる圧損に起因し、ポン
プ電圧VFPは燃料量QFに対して図7のグラフのよう
な関係となる。この圧損は、燃料量QFの二乗に比例し
て増大する。また、上記流量レンジRQFは、この燃料
量QFに対し同図7に示す態様で設定されるものであ
り、ここでは均等な幅で6つの流量レンジA〜Fに分割
設定されている。
【0048】上述のオフセット電圧は、目標燃料量QF
に関わらず、上記式(1)の第1項のように、ベース電
圧K1、フィードバック値FB1及び学習値KG1の和
として算出される。エンジン22のアイドル運転時のよ
うに、ポンプ12により吐出される燃料量が最少である
場合には、ポンプ電圧VFPはオフセット電圧に設定さ
れる。このオフセット電圧は、ベース電圧K1を基準と
してフィードバック値FB1及び学習値KG1に応じて
増減補正される。
に関わらず、上記式(1)の第1項のように、ベース電
圧K1、フィードバック値FB1及び学習値KG1の和
として算出される。エンジン22のアイドル運転時のよ
うに、ポンプ12により吐出される燃料量が最少である
場合には、ポンプ電圧VFPはオフセット電圧に設定さ
れる。このオフセット電圧は、ベース電圧K1を基準と
してフィードバック値FB1及び学習値KG1に応じて
増減補正される。
【0049】一方、可変電圧は、燃料量QF、定数K
2、フィードバック値FB1及び学習値KG2に基づき
上記式(1)の第2項のように算出される。また、可変
電圧は、目標燃料量QFに比例した値をとり、フィード
バック値FB2及び学習値KG2にて増減補正される。
また、この学習値KG2は上述のように、各流量レンジ
A〜F毎に設けられており、燃料供給系に上述した経年
変化等が生じていない状態では、この学習値KG2は
「0」に設定されている。
2、フィードバック値FB1及び学習値KG2に基づき
上記式(1)の第2項のように算出される。また、可変
電圧は、目標燃料量QFに比例した値をとり、フィード
バック値FB2及び学習値KG2にて増減補正される。
また、この学習値KG2は上述のように、各流量レンジ
A〜F毎に設けられており、燃料供給系に上述した経年
変化等が生じていない状態では、この学習値KG2は
「0」に設定されている。
【0050】ポンプ電圧VFPの算出後、ステップ30
0において、ECU50は、ポンプ電圧VFPをポンプ
12に印加することにより、同ポンプ12を駆動する。
このポンプ電圧VFPの大きさに応じて、ポンプ12に
より吐出される燃料量が調節される。
0において、ECU50は、ポンプ電圧VFPをポンプ
12に印加することにより、同ポンプ12を駆動する。
このポンプ電圧VFPの大きさに応じて、ポンプ12に
より吐出される燃料量が調節される。
【0051】次に、ECU50は、処理を図4に示すス
テップ310へ移行し、エンジン22がアイドル運転状
態にあるか否かを判断する。ECU50は、アイドル信
号IDLに基づきこの判断を行う。エンジン22がアイ
ドル運転状態にある場合には、ECU50は、処理をス
テップ320へ移行する。エンジン22がアイドル運転
状態にない場合には、ECU50は、処理をステップ3
60へ移行する。
テップ310へ移行し、エンジン22がアイドル運転状
態にあるか否かを判断する。ECU50は、アイドル信
号IDLに基づきこの判断を行う。エンジン22がアイ
ドル運転状態にある場合には、ECU50は、処理をス
テップ320へ移行する。エンジン22がアイドル運転
状態にない場合には、ECU50は、処理をステップ3
60へ移行する。
【0052】エンジン22がアイドル運転状態にある場
合、ステップ320において、ECU50は、検出され
る実際の燃料圧力PFの値が算出される目標燃料圧力T
PFと同じであるか否かを判断する。両者PF,TPF
が同じ場合、ECU50はその後の処理を一旦終了す
る。両者PF,TPFが異なる場合、ECU50は、処
理をステップ330へ移行する。
合、ステップ320において、ECU50は、検出され
る実際の燃料圧力PFの値が算出される目標燃料圧力T
PFと同じであるか否かを判断する。両者PF,TPF
が同じ場合、ECU50はその後の処理を一旦終了す
る。両者PF,TPFが異なる場合、ECU50は、処
理をステップ330へ移行する。
【0053】ステップ330において、ECU50は、
実際の燃料圧力PFの値が目標燃料圧力TPFよりも大
きいか否かを判断する。燃料圧力PFが目標燃料圧力T
PFよりも小さい場合、ステップ340において、EC
U50は、フィードバック値FB1を増加させ、その後
の処理を一旦終了する。これに対して、燃料圧力PFが
目標燃料圧力TPFよりも大きい場合、ステップ350
において、ECU50は、フィードバック値FB1を減
少させ、その後の処理を一旦終了する。即ち、ステップ
320〜350において、ECU50は、アイドル運転
状態における実際の燃料圧力PFの値が算出された目標
燃料圧力TPFと一致するように、オフセット電圧に係
るフィードバック値FB1を増減する。
実際の燃料圧力PFの値が目標燃料圧力TPFよりも大
きいか否かを判断する。燃料圧力PFが目標燃料圧力T
PFよりも小さい場合、ステップ340において、EC
U50は、フィードバック値FB1を増加させ、その後
の処理を一旦終了する。これに対して、燃料圧力PFが
目標燃料圧力TPFよりも大きい場合、ステップ350
において、ECU50は、フィードバック値FB1を減
少させ、その後の処理を一旦終了する。即ち、ステップ
320〜350において、ECU50は、アイドル運転
状態における実際の燃料圧力PFの値が算出された目標
燃料圧力TPFと一致するように、オフセット電圧に係
るフィードバック値FB1を増減する。
【0054】一方、エンジン22がアイドル運転状態に
ない場合、ステップ310から移行してステップ360
において、ECU50は、検出される実際の燃料圧力P
Fの値が算出される目標燃料圧力TPFと同じであるか
否かを判断する。両者PF,TPFが同じ場合、ECU
50はその後の処理を一旦終了する。両者PF,TPF
が異なる場合、ECU50は処理をステップ370へ移
行する。
ない場合、ステップ310から移行してステップ360
において、ECU50は、検出される実際の燃料圧力P
Fの値が算出される目標燃料圧力TPFと同じであるか
否かを判断する。両者PF,TPFが同じ場合、ECU
50はその後の処理を一旦終了する。両者PF,TPF
が異なる場合、ECU50は処理をステップ370へ移
行する。
【0055】ステップ370において、ECU50は実
際の燃料圧力PFの値が目標燃料圧力TPFよりも大き
いか否かを判断する。燃料圧力PFが目標燃料圧力TP
Fよりも小さい場合、ステップ380において、ECU
50はフィードバック値FB2を増加させ、その後の処
理を一旦終了する。これに対して、燃料圧力PFが目標
燃料圧力TPFよりも大きい場合、ステップ390にお
いて、ECU50はフィードバック値FB2を減少さ
せ、その後の処理を一旦終了する。即ち、ステップ36
0〜390において、ECU50は実際の燃料圧力PF
の値が算出された目標燃料圧力TPFと一致するよう
に、可変電圧に係るフィードバック値FB2を増減す
る。
際の燃料圧力PFの値が目標燃料圧力TPFよりも大き
いか否かを判断する。燃料圧力PFが目標燃料圧力TP
Fよりも小さい場合、ステップ380において、ECU
50はフィードバック値FB2を増加させ、その後の処
理を一旦終了する。これに対して、燃料圧力PFが目標
燃料圧力TPFよりも大きい場合、ステップ390にお
いて、ECU50はフィードバック値FB2を減少さ
せ、その後の処理を一旦終了する。即ち、ステップ36
0〜390において、ECU50は実際の燃料圧力PF
の値が算出された目標燃料圧力TPFと一致するよう
に、可変電圧に係るフィードバック値FB2を増減す
る。
【0056】次に、図5及び図6に基づき、ポンプ電圧
VFPに係る「学習ルーチン」について説明する。図5
は、オフセット電圧の算出に関する「学習ルーチン」を
示すフローチャートである。ECU50は、エンジン2
2の運転時に本ルーチンを所定期間毎に周期的に実行す
る。
VFPに係る「学習ルーチン」について説明する。図5
は、オフセット電圧の算出に関する「学習ルーチン」を
示すフローチャートである。ECU50は、エンジン2
2の運転時に本ルーチンを所定期間毎に周期的に実行す
る。
【0057】先ず、ステップ400において、ECU5
0は、現在のフィードバック値FB1及び学習値KG1
を読み込む。ステップ410において、ECU50は、
現在のフィードバック値FB1が前回のフィードバック
値FB1Oと同じか否かを判断する。ここで、フィード
バック値FB1Oは、前回の燃料供給制御ルーチンで算
出されたものを意味する。現在のフィードバック値FB
1が前回のフィードバック値FB1Oと同じ場合、EC
U50は、その後の処理を一旦終了する。これに対し
て、両者FB1,FB1Oが違う場合、ECU50は、
処理をステップ420へ移行する。
0は、現在のフィードバック値FB1及び学習値KG1
を読み込む。ステップ410において、ECU50は、
現在のフィードバック値FB1が前回のフィードバック
値FB1Oと同じか否かを判断する。ここで、フィード
バック値FB1Oは、前回の燃料供給制御ルーチンで算
出されたものを意味する。現在のフィードバック値FB
1が前回のフィードバック値FB1Oと同じ場合、EC
U50は、その後の処理を一旦終了する。これに対し
て、両者FB1,FB1Oが違う場合、ECU50は、
処理をステップ420へ移行する。
【0058】ステップ420において、ECU50は、
現在のフィードバック値FB1が前回のフィードバック
値FB1Oよりも大きいか否かを判断する。現在のフィ
ードバック値FB1が前回のフィードバックFB1Oよ
りも大きい場合、ステップ430において、ECU50
は、学習値KG1を増加させ、その後の処理を一旦終了
する。これに対して、現在のフィードバック値FB1が
前回のフィードバックFB1Oよりも小さい場合、ステ
ップ440において、ECU50は、学習値KG1を減
少させ、その後の処理を一旦終了する。即ち、ステップ
410〜440において、ECU50は、フィードバッ
ク値FB1の増加傾向、或いは減少傾向に応じて、オフ
セット電圧に係る学習値KG1の値を増減する。
現在のフィードバック値FB1が前回のフィードバック
値FB1Oよりも大きいか否かを判断する。現在のフィ
ードバック値FB1が前回のフィードバックFB1Oよ
りも大きい場合、ステップ430において、ECU50
は、学習値KG1を増加させ、その後の処理を一旦終了
する。これに対して、現在のフィードバック値FB1が
前回のフィードバックFB1Oよりも小さい場合、ステ
ップ440において、ECU50は、学習値KG1を減
少させ、その後の処理を一旦終了する。即ち、ステップ
410〜440において、ECU50は、フィードバッ
ク値FB1の増加傾向、或いは減少傾向に応じて、オフ
セット電圧に係る学習値KG1の値を増減する。
【0059】一方、図6は、可変電圧の算出に関する
「学習ルーチン」を示すフローチャートである。ECU
50は、エンジン22の運転時に本ルーチンを所定期間
毎に周期的に実行する。
「学習ルーチン」を示すフローチャートである。ECU
50は、エンジン22の運転時に本ルーチンを所定期間
毎に周期的に実行する。
【0060】先ず、ステップ500において、ECU5
0は、流量レンジRQF、現在のフィードバック値FB
2及び学習値KG2を読み込む。ステップ510におい
て、ECU50は、現在のフィードバック値FB2が前
回のフィードバック値FB2Oと同じか否かを判断す
る。ここで、フィードバック値FB2Oは、前回の燃料
供給制御ルーチンで算出されたものを意味する。現在の
フィードバック値FB2が前回のフィードバック値FB
2Oと同じ場合、ECU50は、その後の処理を一旦終
了する。これに対して、両者FB2,FB2Oが違う場
合、ECU50は、処理をステップ520へ移行する。
0は、流量レンジRQF、現在のフィードバック値FB
2及び学習値KG2を読み込む。ステップ510におい
て、ECU50は、現在のフィードバック値FB2が前
回のフィードバック値FB2Oと同じか否かを判断す
る。ここで、フィードバック値FB2Oは、前回の燃料
供給制御ルーチンで算出されたものを意味する。現在の
フィードバック値FB2が前回のフィードバック値FB
2Oと同じ場合、ECU50は、その後の処理を一旦終
了する。これに対して、両者FB2,FB2Oが違う場
合、ECU50は、処理をステップ520へ移行する。
【0061】ステップ520において、ECU50は、
現在のフィードバック値FB2が前回のフィードバック
値FB2Oよりも大きいか否かを判断する。現在のフィ
ードバック値FB2が前回のフィードバックFB2Oよ
りも大きい場合、ステップ530において、ECU50
は、当該流量レンジRQFに対応した学習値KG2を増
加させ、その後の処理を一旦終了する。これに対して、
現在のフィードバック値FB2が前回のフィードバック
FB2Oよりも小さい場合、ステップ540において、
ECU50は、当該流量レンジRQFに対応した学習値
KG1を減少させ、その後の処理を一旦終了する。即
ち、ステップ510〜540において、ECU50は、
フィードバック値FB2の増加傾向、或いは減少傾向に
応じて、可変電圧に係る学習値KG2の値を増減する。
現在のフィードバック値FB2が前回のフィードバック
値FB2Oよりも大きいか否かを判断する。現在のフィ
ードバック値FB2が前回のフィードバックFB2Oよ
りも大きい場合、ステップ530において、ECU50
は、当該流量レンジRQFに対応した学習値KG2を増
加させ、その後の処理を一旦終了する。これに対して、
現在のフィードバック値FB2が前回のフィードバック
FB2Oよりも小さい場合、ステップ540において、
ECU50は、当該流量レンジRQFに対応した学習値
KG1を減少させ、その後の処理を一旦終了する。即
ち、ステップ510〜540において、ECU50は、
フィードバック値FB2の増加傾向、或いは減少傾向に
応じて、可変電圧に係る学習値KG2の値を増減する。
【0062】以上のような制御構造を有するこの実施形
態の装置の作用を図8及び図9を併せ参照して以下に説
明する。この実施形態の装置にあっては、タンク11の
中の燃料がポンプ12により各インジェクタ21へ圧送
され、各インジェクタ21から燃料が噴射されることに
より、エンジン22の各気筒へ燃料が供給される。ここ
で、燃料噴射制御に当たって、ECU50はエンジン2
2の運転状態に基づき燃料噴射量TAUを算出し、この
燃料噴射量TAUに基づきインジェクタ21の開弁時間
を調整する。また、ECU50は、エンジン22の運転
状態に応じた目標燃料圧力TPFを算出し、実際の燃料
圧力PFが目標燃料圧力TPFと一致するようにポンプ
12の駆動力をフィードバック制御する。このとき、燃
料量QF及びポンプ電圧VFPの関係が図8に実線で示
す初期の特性であれば、即ち、燃料供給系に経年変化が
生じていなければ、ポンプ電圧VFPの算出に係る学習
値KG1,KG2は「0」に設定されている。
態の装置の作用を図8及び図9を併せ参照して以下に説
明する。この実施形態の装置にあっては、タンク11の
中の燃料がポンプ12により各インジェクタ21へ圧送
され、各インジェクタ21から燃料が噴射されることに
より、エンジン22の各気筒へ燃料が供給される。ここ
で、燃料噴射制御に当たって、ECU50はエンジン2
2の運転状態に基づき燃料噴射量TAUを算出し、この
燃料噴射量TAUに基づきインジェクタ21の開弁時間
を調整する。また、ECU50は、エンジン22の運転
状態に応じた目標燃料圧力TPFを算出し、実際の燃料
圧力PFが目標燃料圧力TPFと一致するようにポンプ
12の駆動力をフィードバック制御する。このとき、燃
料量QF及びポンプ電圧VFPの関係が図8に実線で示
す初期の特性であれば、即ち、燃料供給系に経年変化が
生じていなければ、ポンプ電圧VFPの算出に係る学習
値KG1,KG2は「0」に設定されている。
【0063】ここで、燃料供給系に経年変化、例えばフ
ィルタ19の目詰まりや燃料ライン17での圧損の変化
が生じる場合、燃料量QFとポンプ電圧VFPとの関係
が図8の実線から一点鎖線に示すように変わることがあ
る。この場合、ポンプ12から吐出される燃料量QFの
特性が初期状態からずれているため、算出されたポンプ
電圧VFPをポンプ12に印加しても、所望の燃料量Q
F、或いは燃料圧力TPFが得られ難くなる。
ィルタ19の目詰まりや燃料ライン17での圧損の変化
が生じる場合、燃料量QFとポンプ電圧VFPとの関係
が図8の実線から一点鎖線に示すように変わることがあ
る。この場合、ポンプ12から吐出される燃料量QFの
特性が初期状態からずれているため、算出されたポンプ
電圧VFPをポンプ12に印加しても、所望の燃料量Q
F、或いは燃料圧力TPFが得られ難くなる。
【0064】こうした経年変化がなければ、所定のポン
プ電圧VFP1をポンプ12に印加することにより、所
定の燃料量QF1が得られる。ところが、経年変化によ
り圧損が増大する場合、所望の燃料量QF1を得るため
には、その圧損分だけ大きいポンプ電圧VFP2をポン
プ12に印加しなければならない。同様に、燃料圧力P
Fを上昇させる場合にも、圧損分だけ燃料量QFの増量
が要求される。従って、算出された所定のポンプ電圧V
FP1は、フィーバック値FB2により増大補正される
こととなる。このため、そのフィードバック値FB2の
値は自ずと大きくなり、そのフィードバック値FB2が
増加傾向にある期間も長くなる。このように、フィード
バック値FB2が増加傾向にある場合には、その燃料量
QFに対応した学習値KG2の値が増大され、その学習
値KG2がポンプ電圧VFPに加算されるかたちとな
る。同様に、フィードバック値FB2が減少傾向にある
場合には、その燃料量QFに対応した学習値KG2の値
が減少され、その学習値KG2がポンプ電圧VFPから
減算されるかたちとなる。
プ電圧VFP1をポンプ12に印加することにより、所
定の燃料量QF1が得られる。ところが、経年変化によ
り圧損が増大する場合、所望の燃料量QF1を得るため
には、その圧損分だけ大きいポンプ電圧VFP2をポン
プ12に印加しなければならない。同様に、燃料圧力P
Fを上昇させる場合にも、圧損分だけ燃料量QFの増量
が要求される。従って、算出された所定のポンプ電圧V
FP1は、フィーバック値FB2により増大補正される
こととなる。このため、そのフィードバック値FB2の
値は自ずと大きくなり、そのフィードバック値FB2が
増加傾向にある期間も長くなる。このように、フィード
バック値FB2が増加傾向にある場合には、その燃料量
QFに対応した学習値KG2の値が増大され、その学習
値KG2がポンプ電圧VFPに加算されるかたちとな
る。同様に、フィードバック値FB2が減少傾向にある
場合には、その燃料量QFに対応した学習値KG2の値
が減少され、その学習値KG2がポンプ電圧VFPから
減算されるかたちとなる。
【0065】この学習値KG2は各流量レンジA〜F毎
に学習され、この学習が継続されることにより最終的に
は、燃料量QFとポンプ電圧VFPとの特性ずれがこの
学習値GK2にて補われるようになる。このため、各学
習値KG2の値は、流量QFに応じた圧損を補うよう
に、図8に示す階段状になる。
に学習され、この学習が継続されることにより最終的に
は、燃料量QFとポンプ電圧VFPとの特性ずれがこの
学習値GK2にて補われるようになる。このため、各学
習値KG2の値は、流量QFに応じた圧損を補うよう
に、図8に示す階段状になる。
【0066】従って、前記式(1)に基づくポンプ電圧
VFPの算出に際し、学習値KG2が加算される分だけ
フィードバック値FB2の値は小さく設定され、ポンプ
12から吐出される燃料量(燃料圧力PF)は目標値Q
F(燃料圧力TPF)まで迅速に収束するようになる。
この学習値KG2はECU50内のバックアップRAM
に記憶されるため、エンジン22の停止後でもその値は
保持され、次回のポンプ電圧VFPの算出に使用され
る。
VFPの算出に際し、学習値KG2が加算される分だけ
フィードバック値FB2の値は小さく設定され、ポンプ
12から吐出される燃料量(燃料圧力PF)は目標値Q
F(燃料圧力TPF)まで迅速に収束するようになる。
この学習値KG2はECU50内のバックアップRAM
に記憶されるため、エンジン22の停止後でもその値は
保持され、次回のポンプ電圧VFPの算出に使用され
る。
【0067】一方、オフセット電圧に関する学習は、エ
ンジン22のアイドル運転時に行われる。アイドル運転
時において要求される燃料圧力TPFと実際の燃料圧力
PFとの差圧に基づき、フィードバック値FB1が算出
され、そのフィードバック値FB1の増加傾向、或いは
減少傾向に応じて学習値KG1が増減される。この学習
値KG1は、ポンプ電圧VFPを算出する際に使用され
るため、上記経年変化に起因する燃料量QFとポンプ電
圧VFPとの特性のずれが補われるようになる。
ンジン22のアイドル運転時に行われる。アイドル運転
時において要求される燃料圧力TPFと実際の燃料圧力
PFとの差圧に基づき、フィードバック値FB1が算出
され、そのフィードバック値FB1の増加傾向、或いは
減少傾向に応じて学習値KG1が増減される。この学習
値KG1は、ポンプ電圧VFPを算出する際に使用され
るため、上記経年変化に起因する燃料量QFとポンプ電
圧VFPとの特性のずれが補われるようになる。
【0068】従って、オフセット電圧に関しても学習値
KG1にて補正されるため、アイドル運転を含む全ての
流量レンジRQFにおいて、所望の燃料量QF(燃料圧
力TPF)が迅速に得られるようになる。
KG1にて補正されるため、アイドル運転を含む全ての
流量レンジRQFにおいて、所望の燃料量QF(燃料圧
力TPF)が迅速に得られるようになる。
【0069】次に、図9(a)〜(f)に基づき、本実
施形態の装置の燃料供給制御にかかる動作を更に詳述す
る。図9(a)〜(f)は、エンジン22がアイドル運
転状態から加速運転状態へ移行するときの燃料圧力TP
F,PF、フィードバック値FB1,FB2及び学習値
KG1,KG2の変化を示すのタイミングチャートであ
る。
施形態の装置の燃料供給制御にかかる動作を更に詳述す
る。図9(a)〜(f)は、エンジン22がアイドル運
転状態から加速運転状態へ移行するときの燃料圧力TP
F,PF、フィードバック値FB1,FB2及び学習値
KG1,KG2の変化を示すのタイミングチャートであ
る。
【0070】同図において、エンジン22は時刻t2以
前にはアイドル運転状態にあり、時刻t2から加速運転
状態に移行している。図9(a)に示すように、エンジ
ン22がアイドル運転状態にある場合、目標燃料圧力T
PFは所定値PF1に設定され、エンジン22が加速運
転状態にある場合、目標燃料圧力TPFは所定値PF2
に設定される。この場合、実際の燃料圧力PFを増加さ
せるために燃料量QFが増加される。ここでは、燃料量
QFは流量レンジAから流量レンジFへと移行するもの
とする。以下では便宜上、レンジFに対応する学習値K
G2をKG2Fと書き表す。このタイミングチャートに
おける学習値KG2Fは、上述したような燃料供給系に
係る特性のずれに起因して所定値が予め設定されている
ものとする。また、アイドル運転状態における学習値K
G1は「0」に設定されているものとする。
前にはアイドル運転状態にあり、時刻t2から加速運転
状態に移行している。図9(a)に示すように、エンジ
ン22がアイドル運転状態にある場合、目標燃料圧力T
PFは所定値PF1に設定され、エンジン22が加速運
転状態にある場合、目標燃料圧力TPFは所定値PF2
に設定される。この場合、実際の燃料圧力PFを増加さ
せるために燃料量QFが増加される。ここでは、燃料量
QFは流量レンジAから流量レンジFへと移行するもの
とする。以下では便宜上、レンジFに対応する学習値K
G2をKG2Fと書き表す。このタイミングチャートに
おける学習値KG2Fは、上述したような燃料供給系に
係る特性のずれに起因して所定値が予め設定されている
ものとする。また、アイドル運転状態における学習値K
G1は「0」に設定されているものとする。
【0071】時刻t1以前において、実際の燃料圧力P
Fは目標燃料圧力TPFと一致しており、アイドル運転
時に係るフィードバック値FB1は「0」に設定されて
いる。
Fは目標燃料圧力TPFと一致しており、アイドル運転
時に係るフィードバック値FB1は「0」に設定されて
いる。
【0072】ここで、時刻t1において、フィルタ19
の目詰まり等の要因により圧損が大きくなる場合、その
圧損の増加分だけ燃料圧力PFは低下する。これによ
り、実際の燃料圧力PFと目標燃料圧力TPFとの間に
差圧が生じ、その差圧に応じてフィードバック値FB1
が算出される。そのフィードバック値FB1が増加傾
向、或いは減少傾向にあれば学習値KG1はそれに応じ
て増減する。
の目詰まり等の要因により圧損が大きくなる場合、その
圧損の増加分だけ燃料圧力PFは低下する。これによ
り、実際の燃料圧力PFと目標燃料圧力TPFとの間に
差圧が生じ、その差圧に応じてフィードバック値FB1
が算出される。そのフィードバック値FB1が増加傾
向、或いは減少傾向にあれば学習値KG1はそれに応じ
て増減する。
【0073】このフィードバック制御により、燃料圧力
PFは、目標燃料圧力TPFと一致するようになる。こ
のとき、フィードバック値FB1の増減に伴い、学習値
KG1の値は「0」から正の値を有する所定値αへと増
加する。従って、この学習値KG1の所定値αがベース
電圧K1に加算された電圧がオフセット電圧として設定
されるため、上記圧損の増加分が学習値KG1で補われ
るようになる。以後、燃料量QFに関わらずポンプ電圧
VFPを算出する際、この所定値αが加算される。
PFは、目標燃料圧力TPFと一致するようになる。こ
のとき、フィードバック値FB1の増減に伴い、学習値
KG1の値は「0」から正の値を有する所定値αへと増
加する。従って、この学習値KG1の所定値αがベース
電圧K1に加算された電圧がオフセット電圧として設定
されるため、上記圧損の増加分が学習値KG1で補われ
るようになる。以後、燃料量QFに関わらずポンプ電圧
VFPを算出する際、この所定値αが加算される。
【0074】一方、時刻t2において、エンジン22が
加速運転状態へ移行した場合、ECU50は目標燃料圧
力TPFを算出するとともに、その燃料圧力TPFを得
るための燃料量QFを算出する。このとき、目標燃料圧
力TPFは所定値PF2まで即座に上昇し、実際の燃料
圧力PFと目標燃料圧力TPFとの間に差圧が生じる。
実際の燃料圧力PFが目標値TPFと一致するように、
その差圧に応じたフィードバック値FB2が算出され、
ポンプ12に供給される。このとき、目標の燃料量QF
が流量レンジFに含まれるため、その流量レンジFに対
応した学習値KG2Fがポンプ電圧VFPの算出に使用
される。そのフィードバック値FB2が増加傾向にあれ
ば学習値KG2が増加し、そのフィードバック値FB2
が減少傾向にあれば学習値KG2が減少する。この実施
形態では、予めその学習値KG2Fには所定値が設定さ
れているため、フィードバック値FB2に加えてこの学
習値KG2Fもポンプ電圧VFPの算出に使用される。
上記のように、フィードバック値FB2及び学習値KG
2により、ポンプ電圧VFPが増減補正されることによ
って、フィードバック値FB2の速やかな収束が実施さ
れ、時刻t3において燃料圧力TPFは目標値PF2と
一致する。
加速運転状態へ移行した場合、ECU50は目標燃料圧
力TPFを算出するとともに、その燃料圧力TPFを得
るための燃料量QFを算出する。このとき、目標燃料圧
力TPFは所定値PF2まで即座に上昇し、実際の燃料
圧力PFと目標燃料圧力TPFとの間に差圧が生じる。
実際の燃料圧力PFが目標値TPFと一致するように、
その差圧に応じたフィードバック値FB2が算出され、
ポンプ12に供給される。このとき、目標の燃料量QF
が流量レンジFに含まれるため、その流量レンジFに対
応した学習値KG2Fがポンプ電圧VFPの算出に使用
される。そのフィードバック値FB2が増加傾向にあれ
ば学習値KG2が増加し、そのフィードバック値FB2
が減少傾向にあれば学習値KG2が減少する。この実施
形態では、予めその学習値KG2Fには所定値が設定さ
れているため、フィードバック値FB2に加えてこの学
習値KG2Fもポンプ電圧VFPの算出に使用される。
上記のように、フィードバック値FB2及び学習値KG
2により、ポンプ電圧VFPが増減補正されることによ
って、フィードバック値FB2の速やかな収束が実施さ
れ、時刻t3において燃料圧力TPFは目標値PF2と
一致する。
【0075】すなわちこのとき、ポンプ電圧VFPの算
出に際し、両学習値KG1,KG2が加算されるため、
その分だけフィードバック値FB2の大きさが小さくな
っている。従って、燃料圧力PFの目標値PF2に対す
るオーバーシュート量が小さくなり、燃料圧力PFは学
習を行わない従来の装置(図9(d)及び(f)にそれ
ぞれ一点鎖線で示す)よりも目標値PF2まで迅速に収
束するようになる。
出に際し、両学習値KG1,KG2が加算されるため、
その分だけフィードバック値FB2の大きさが小さくな
っている。従って、燃料圧力PFの目標値PF2に対す
るオーバーシュート量が小さくなり、燃料圧力PFは学
習を行わない従来の装置(図9(d)及び(f)にそれ
ぞれ一点鎖線で示す)よりも目標値PF2まで迅速に収
束するようになる。
【0076】以上のように、燃料量QFに係る特性が経
年変化によりずれる場合であっても、そのずれは学習値
KG1,KG2により補正されるため、ポンプ12の応
答性及び制御性を確保することができる。
年変化によりずれる場合であっても、そのずれは学習値
KG1,KG2により補正されるため、ポンプ12の応
答性及び制御性を確保することができる。
【0077】また、この実施形態では、燃料供給装置に
適用されるポンプに燃料の吐出性能に若干の個体差があ
っても、或いは燃料ライン等のような配管に若干の個体
差があっても、その個体差は予め設計された特性とのず
れであるため、燃料供給系の経年変化を補うのと同様に
学習値KG1,KG2にて補われる。従って、製造され
る個々のポンプ、燃料ライン等に個体差があっても、所
望の性能を得ることができる。
適用されるポンプに燃料の吐出性能に若干の個体差があ
っても、或いは燃料ライン等のような配管に若干の個体
差があっても、その個体差は予め設計された特性とのず
れであるため、燃料供給系の経年変化を補うのと同様に
学習値KG1,KG2にて補われる。従って、製造され
る個々のポンプ、燃料ライン等に個体差があっても、所
望の性能を得ることができる。
【0078】以上詳述したように、この実施形態に係る
燃料供給装置によれば、次のような優れた効果が得られ
るようになる。 ・ポンプ12に経年変化が生じても、ポンプ12の応答
性及び制御性を確保することができる。
燃料供給装置によれば、次のような優れた効果が得られ
るようになる。 ・ポンプ12に経年変化が生じても、ポンプ12の応答
性及び制御性を確保することができる。
【0079】・学習値KG1,KG2でポンプ電圧VF
Pを補正する分だけフィードバック値FB2並びに燃料
圧力PFの収束性を向上することができる。 ・燃料供給系を構成するポンプ12等に個体差があって
も、所望の性能を得ることができる。
Pを補正する分だけフィードバック値FB2並びに燃料
圧力PFの収束性を向上することができる。 ・燃料供給系を構成するポンプ12等に個体差があって
も、所望の性能を得ることができる。
【0080】・学習値KG2を各流量レンジA〜F毎に
設定しているため、燃料量QFに応じて適切にポンプ電
圧VFPを増減補正することができる。 ・一旦学習された学習値KG1,KG2の値はエンジン
22の停止後であってもECU50内に保持されるた
め、燃料供給系に係る経年変化に対応することができ
る。
設定しているため、燃料量QFに応じて適切にポンプ電
圧VFPを増減補正することができる。 ・一旦学習された学習値KG1,KG2の値はエンジン
22の停止後であってもECU50内に保持されるた
め、燃料供給系に係る経年変化に対応することができ
る。
【0081】・エンジン22の運転状態に応じてポンプ
12の駆動力を制御しているため、常にポンプを全負荷
で駆動する装置よりもポンプ12の耐久性を向上させる
ことができる。
12の駆動力を制御しているため、常にポンプを全負荷
で駆動する装置よりもポンプ12の耐久性を向上させる
ことができる。
【0082】なお、上記各実施形態は次のような他の実
施形態に具体化することもできる。以下の別の実施形態
でも、前記実施形態と同等の作用及び効果を得ることが
できる。
施形態に具体化することもできる。以下の別の実施形態
でも、前記実施形態と同等の作用及び効果を得ることが
できる。
【0083】・上記実施形態では、燃料の流量レンジR
QFはそれぞれ均等に分割したが、図10に例示するよ
うに流量QFに応じて各流量レンジA〜Fの幅を変更し
てもよい。上述したように、電圧VFPが流量QFに対
して指数関数的に増大するという関係を考慮して、流量
QFが多くなる程、各流量レンジA〜Fの幅を小さくし
てもよい。このように各流量レンジA〜Fを設定すれ
ば、電圧VFPの変化が大きな流量レンジA〜Fでは学
習値KG2が細かく設定されるようになる。
QFはそれぞれ均等に分割したが、図10に例示するよ
うに流量QFに応じて各流量レンジA〜Fの幅を変更し
てもよい。上述したように、電圧VFPが流量QFに対
して指数関数的に増大するという関係を考慮して、流量
QFが多くなる程、各流量レンジA〜Fの幅を小さくし
てもよい。このように各流量レンジA〜Fを設定すれ
ば、電圧VFPの変化が大きな流量レンジA〜Fでは学
習値KG2が細かく設定されるようになる。
【0084】また、実際のエンジンの運転時に、頻度の
多い流量レンジの幅を小さく設定し、頻度の少ない流量
レンジの幅を広く設定してもよい。あるいは、流量QF
の少ない流量レンジの幅を流量QFの多い流量レンジよ
りも細かく分割してもよい。
多い流量レンジの幅を小さく設定し、頻度の少ない流量
レンジの幅を広く設定してもよい。あるいは、流量QF
の少ない流量レンジの幅を流量QFの多い流量レンジよ
りも細かく分割してもよい。
【0085】上記実施形態では、流量レンジRQFを6
つの流量レンジA〜Fに分割したが、流量レンジRQF
を7つ以上の流量レンジに分割しても、5つ以下の流量
レンジに分割してもよい。
つの流量レンジA〜Fに分割したが、流量レンジRQF
を7つ以上の流量レンジに分割しても、5つ以下の流量
レンジに分割してもよい。
【0086】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、燃料吐
出量に係る特性に経年変化等が生じても、ポンプの応答
性及び制御性を確保するとともに、内燃機関に所望の燃
料圧力を比較的迅速に供給することができる。
出量に係る特性に経年変化等が生じても、ポンプの応答
性及び制御性を確保するとともに、内燃機関に所望の燃
料圧力を比較的迅速に供給することができる。
【0087】請求項2に記載の発明によれば、学習値の
値はフィードバック値が減少されるように増減され、ポ
ンプの燃料吐出量に係る特性が経年的に変化しても、そ
の特性は学習値により適切に補正され、燃料圧力の収束
性を確保することができる。
値はフィードバック値が減少されるように増減され、ポ
ンプの燃料吐出量に係る特性が経年的に変化しても、そ
の特性は学習値により適切に補正され、燃料圧力の収束
性を確保することができる。
【0088】請求項3に記載の発明によれば、燃料吐出
量に係る特性は流量領域毎に設定される学習値により適
切に補正されるため、全流量域でポンプの応答性及び制
御性を確保することができる。
量に係る特性は流量領域毎に設定される学習値により適
切に補正されるため、全流量域でポンプの応答性及び制
御性を確保することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料供給装置の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】同実施形態の燃料噴射制御手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図3】同実施形態の燃料供給制御手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図4】同燃料供給制御手順を示すフローチャート。
【図5】学習値KG1の学習手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図6】学習値KG2の学習手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図7】燃料量、流量レンジ及びポンプ電圧の関係を示
すグラフ。
すグラフ。
【図8】燃料量、流量レンジ、ポンプ電圧及び学習値の
関係を示すグラフ。
関係を示すグラフ。
【図9】同実施形態の燃料供給制御態様を示すタイミン
グチャート。
グチャート。
【図10】流量レンジの他の分割例を示すグラフ。
11…燃料タンク、12…燃料ポンプ、17…燃料ライ
ン、19…フィルタ、22…内燃機関としてのガソリン
エンジン、46…燃圧センサ、50…電子制御装置。
ン、19…フィルタ、22…内燃機関としてのガソリン
エンジン、46…燃圧センサ、50…電子制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 37/00 F02M 37/00 A
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料タンクの中の燃料をポンプにより吸
引して吐出すると共に、そのポンプの駆動力を制御して
内燃機関に供給される燃料圧力を調整する内燃機関の燃
料供給装置であって、 前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段
と、 前記内燃機関に供給される燃料圧力が前記検出される運
転状態に応じた目標燃料圧力となるように前記ポンプの
駆動力のフィードバック値を算出するフィードバック値
算出手段と、 前記ポンプの燃料吐出量に係る特性のずれを補うための
学習値を算出する学習手段と、 前記算出されるフィードバック値及び前記学習される学
習値に基づいて前記ポンプの駆動力を制御するポンプ制
御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の燃料供給
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の燃料供給装
置において、 前記学習手段は前記算出されるフィードバック値の推移
傾向に基づき、同フィードバック値が減少されるように
前記学習値を増減することを特徴とする内燃機関の燃料
供給装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の内燃機関の燃料
供給装置において、 前記ポンプの燃料流量域は複数に分割され、各流量域毎
で前記学習値を増減することを特徴とする内燃機関の燃
料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10754597A JP3240955B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10754597A JP3240955B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299599A true JPH10299599A (ja) | 1998-11-10 |
| JP3240955B2 JP3240955B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=14461911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10754597A Expired - Fee Related JP3240955B2 (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | 内燃機関の燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3240955B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000249013A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-12 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンの燃料供給装置 |
| US6539922B2 (en) * | 2000-04-10 | 2003-04-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel pressure control apparatus and method of internal combustion engine |
| US7268301B2 (en) | 2004-07-15 | 2007-09-11 | Hitachi, Ltd. | Lid of fuel tank |
| JP2010112319A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Denso Corp | 燃料ポンプの制御装置 |
| JP2012102714A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-05-31 | Bosch Corp | ポンプ吐出流量学習制御処理装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置 |
| JP2014218972A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料圧力制御装置 |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP10754597A patent/JP3240955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000249013A (ja) * | 1999-02-26 | 2000-09-12 | Yamaha Motor Co Ltd | エンジンの燃料供給装置 |
| US6539922B2 (en) * | 2000-04-10 | 2003-04-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel pressure control apparatus and method of internal combustion engine |
| US7268301B2 (en) | 2004-07-15 | 2007-09-11 | Hitachi, Ltd. | Lid of fuel tank |
| JP2010112319A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Denso Corp | 燃料ポンプの制御装置 |
| JP2012102714A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-05-31 | Bosch Corp | ポンプ吐出流量学習制御処理装置及び蓄圧式燃料噴射制御装置 |
| JP2014218972A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料圧力制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3240955B2 (ja) | 2001-12-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3060266B2 (ja) | エンジンの燃料供給装置 | |
| US5694902A (en) | Fuel supply control with fuel pressure adjustment during fuel cut-off delay period | |
| US5586539A (en) | Fuel supplying apparatus for internal combustion engine | |
| US20010008134A1 (en) | Fuel injection control system of internal combustion engine | |
| JP2005207234A (ja) | エンジン制御システム | |
| JP3223791B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JP3240955B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| US4981122A (en) | Fuel injection control device of an engine | |
| JP3137005B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給制御装置 | |
| EP1643109A2 (en) | Engine air-fuel ratio control system | |
| JP3228145B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| US4976242A (en) | Fuel injection control device of an engine | |
| JPH11324757A (ja) | 内燃機関の燃料噴射圧力制御装置 | |
| US7181331B2 (en) | Engine air-fuel ratio control system | |
| JPH06173805A (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JP3216539B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JP4091516B2 (ja) | コモンレール式燃料噴射装置及びその制御方法 | |
| JPH10141116A (ja) | 内燃機関の燃料供給装置 | |
| JP2000027718A (ja) | リーンバーンエンジンの空燃比制御および蒸発燃料パージ制御装置 | |
| CN107605610B (zh) | 用于发动机的燃料喷射控制装置和燃料喷射控制方法 | |
| JP3137006B2 (ja) | 燃料ポンプ制御装置 | |
| JP3836000B2 (ja) | 燃料圧力制御方法 | |
| JP2858285B2 (ja) | 内燃機関の燃料供給制御装置 | |
| JPH0235863B2 (ja) | ||
| JPH0577867B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |