JPH10299866A - 樹脂製ギア - Google Patents
樹脂製ギアInfo
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- JPH10299866A JPH10299866A JP10575597A JP10575597A JPH10299866A JP H10299866 A JPH10299866 A JP H10299866A JP 10575597 A JP10575597 A JP 10575597A JP 10575597 A JP10575597 A JP 10575597A JP H10299866 A JPH10299866 A JP H10299866A
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- crystal polymer
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Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリカーボネートを主体とする樹脂を用い
た、OA機器、光学機器、家電製品等のギアとして好適
に使用される駆動音の小さい樹脂製ギアを提供する。 【解決手段】 ポリカーボネートと液晶ポリマーとの混
合物で構成された樹脂製ギア。
た、OA機器、光学機器、家電製品等のギアとして好適
に使用される駆動音の小さい樹脂製ギアを提供する。 【解決手段】 ポリカーボネートと液晶ポリマーとの混
合物で構成された樹脂製ギア。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OA機器、光学機
器、家電製品等のギアとして好適に使用される駆動音の
小さい樹脂製ギアに関するものである。
器、家電製品等のギアとして好適に使用される駆動音の
小さい樹脂製ギアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネートは、エンジニアリング
プラスチックの代表的なものであり、その透明性を生か
して光学部品に、耐衝撃性を生かしてカメラ等のハウジ
ングに、機械的特性及び精密成形性を生かしてOA機器
部品や精密機器部品として、広く使用されている。ま
た、ポリカーボネートは、非晶性であることから、弾性
率の温度依存性が少なく、耐クリープ性に優れている。
プラスチックの代表的なものであり、その透明性を生か
して光学部品に、耐衝撃性を生かしてカメラ等のハウジ
ングに、機械的特性及び精密成形性を生かしてOA機器
部品や精密機器部品として、広く使用されている。ま
た、ポリカーボネートは、非晶性であることから、弾性
率の温度依存性が少なく、耐クリープ性に優れている。
【0003】しかし、ポリカーボネートは、ギアとして
使用すると、駆動音が大きいという問題があり、ギアと
してはあまり使用されていない。
使用すると、駆動音が大きいという問題があり、ギアと
してはあまり使用されていない。
【0004】一方、液晶ポリマーは、剛直な分子骨格を
有しており、溶融状態で液晶を形成するため、成形時に
加わる剪断応力によって容易に配向し、成形品は、高強
力、高弾性率を示すとともに、優れた耐衝撃性を有し、
線膨張率が小さいという特長を有している。
有しており、溶融状態で液晶を形成するため、成形時に
加わる剪断応力によって容易に配向し、成形品は、高強
力、高弾性率を示すとともに、優れた耐衝撃性を有し、
線膨張率が小さいという特長を有している。
【0005】このような液晶ポリマーを非液晶ポリマー
と混合して成形することにより、非液晶ポリマーを改質
しようとする試みが種々なされている。例えば、特公平
3−45107号公報には、溶融加工可能な非液晶ポリマー
に液晶ポリマーを 0.5〜20重量%配合することにより、
流動性の改良された重合体組成物が得られることが記載
されている。しかし、ポリカーボネートに液晶ポリマー
を配合した組成物をギアとして用いた場合、どのような
特性を示すかは知られていない。
と混合して成形することにより、非液晶ポリマーを改質
しようとする試みが種々なされている。例えば、特公平
3−45107号公報には、溶融加工可能な非液晶ポリマー
に液晶ポリマーを 0.5〜20重量%配合することにより、
流動性の改良された重合体組成物が得られることが記載
されている。しかし、ポリカーボネートに液晶ポリマー
を配合した組成物をギアとして用いた場合、どのような
特性を示すかは知られていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリカーボ
ネートを主体とする樹脂を用いた、OA機器、光学機
器、家電製品等のギアとして好適に使用される駆動音の
小さい樹脂製ギアを提供しようとするものである。
ネートを主体とする樹脂を用いた、OA機器、光学機
器、家電製品等のギアとして好適に使用される駆動音の
小さい樹脂製ギアを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するもので、その要旨は、ポリカーボネートと液晶
ポリマーとの混合物で構成された樹脂製ギアにある。
解決するもので、その要旨は、ポリカーボネートと液晶
ポリマーとの混合物で構成された樹脂製ギアにある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。
する。
【0009】本発明において、ポリカーボネートは、ホ
モポリマーの他、これを主体とするコポリマーを含むも
のであり、一般成形用のものを使用することができる。
モポリマーの他、これを主体とするコポリマーを含むも
のであり、一般成形用のものを使用することができる。
【0010】一方、液晶ポリマーとは、溶融状態におい
て異方性を示す、いわゆるサーモトロピック液晶ポリマ
ーであって、ポリカーボネートと共通した温度で溶融成
形可能なものを意味する。
て異方性を示す、いわゆるサーモトロピック液晶ポリマ
ーであって、ポリカーボネートと共通した温度で溶融成
形可能なものを意味する。
【0011】本発明で用いられる液晶ポリマーの具体例
としては、特公昭56− 18016号公報及び特開平1− 2
6632号公報に開示されたp−ヒドロキシ安息香酸残基単
位とエチレンテレフタレート単位とからなる共重合ポリ
エステル、特開昭54− 77691号公報に開示されている
p−ヒドロキシ安息香酸残基単位と6−ヒドロキシナフ
トエ酸残基単位とからなる共重合ポリエステル、特開
昭47− 47870号公報に開示されているp−ヒドロキシ安
息香酸残基単位、テレフタル酸残基単位及び2価フェノ
ール残基からなる共重合ポリエステルが挙げられる。
としては、特公昭56− 18016号公報及び特開平1− 2
6632号公報に開示されたp−ヒドロキシ安息香酸残基単
位とエチレンテレフタレート単位とからなる共重合ポリ
エステル、特開昭54− 77691号公報に開示されている
p−ヒドロキシ安息香酸残基単位と6−ヒドロキシナフ
トエ酸残基単位とからなる共重合ポリエステル、特開
昭47− 47870号公報に開示されているp−ヒドロキシ安
息香酸残基単位、テレフタル酸残基単位及び2価フェノ
ール残基からなる共重合ポリエステルが挙げられる。
【0012】本発明において用いられる好ましい液晶ポ
リマーは、ポリカーボネートを分解させることなく成形
することのできる 300℃以下の温度で溶融成形が可能な
ものである。この観点から、上記及びの液晶ポリマ
ーが好ましく、特にの半芳香族液晶ポリエステルは、
ポリカーボネートとの相溶性が優れている点で好ましく
用いられる。
リマーは、ポリカーボネートを分解させることなく成形
することのできる 300℃以下の温度で溶融成形が可能な
ものである。この観点から、上記及びの液晶ポリマ
ーが好ましく、特にの半芳香族液晶ポリエステルは、
ポリカーボネートとの相溶性が優れている点で好ましく
用いられる。
【0013】ポリカーボネートと液晶ポリマーとの混合
割合は、重量比で97/3 〜60/40、好ましくは95/5 〜
60/40とするのが適当である。液晶ポリマーの割合がこ
れよりも少ないとギアの駆動音を小さくする効果が十分
発揮されず、逆に多過ぎるとクリープ特性が悪くなると
ともに、高価な液晶ポリマーを大量に使用することによ
るコストアップとなり、工業的に不利となる。
割合は、重量比で97/3 〜60/40、好ましくは95/5 〜
60/40とするのが適当である。液晶ポリマーの割合がこ
れよりも少ないとギアの駆動音を小さくする効果が十分
発揮されず、逆に多過ぎるとクリープ特性が悪くなると
ともに、高価な液晶ポリマーを大量に使用することによ
るコストアップとなり、工業的に不利となる。
【0014】本発明のギアは、ポリカーボネートと液晶
ポリマーとの混合物を射出成形することにより製造され
る。射出成形の条件は、ポリカーボネートの成形条件を
そのまま採用することができる。
ポリマーとの混合物を射出成形することにより製造され
る。射出成形の条件は、ポリカーボネートの成形条件を
そのまま採用することができる。
【0015】ポリカーボネートと液晶ポリマーとは、成
形時に両樹脂をホッパーに供給することによって混合し
ながら成形してもよいが、予め両樹脂をエクストルーダ
ー等の混練機で混練してペレット化したものを成形に供
するようにすると、液晶ポリマーがポリカーボネート中
に均一に分散し、成形性が安定して好ましい。
形時に両樹脂をホッパーに供給することによって混合し
ながら成形してもよいが、予め両樹脂をエクストルーダ
ー等の混練機で混練してペレット化したものを成形に供
するようにすると、液晶ポリマーがポリカーボネート中
に均一に分散し、成形性が安定して好ましい。
【0016】成形に供する樹脂組成物には、本発明の効
果を損なわない範囲で、必要に応じて、他種のポリマー
やガラス繊維、ウイスカー等の充填剤、シリコーンオイ
ル等の潤滑剤、顔料、酸化防止剤及び成核剤等の添加剤
を含有させることができる。
果を損なわない範囲で、必要に応じて、他種のポリマー
やガラス繊維、ウイスカー等の充填剤、シリコーンオイ
ル等の潤滑剤、顔料、酸化防止剤及び成核剤等の添加剤
を含有させることができる。
【0017】本発明のギアは、ポリカーボネートに液晶
ポリマーを配合することにより、駆動音が小さくなると
いう利点を有し、ファクシミリ、コピー、プリンタ等の
OA機器、カメラ、液晶プロジェクタ等の光学機器、ビ
デオディスク、ラジオカセット等の家電製品等のギアと
して好適である。
ポリマーを配合することにより、駆動音が小さくなると
いう利点を有し、ファクシミリ、コピー、プリンタ等の
OA機器、カメラ、液晶プロジェクタ等の光学機器、ビ
デオディスク、ラジオカセット等の家電製品等のギアと
して好適である。
【0018】
【実施例】次に、実施例により本発明を具体的に説明す
る。なお、駆動音の大きさは、同じギア同士をペアで噛
み合わせ、180rpmの速度で回転させ、回転ギアから約10
cm離れた位置で、音量測定器によって発生音の大きさを
測定して評価した。
る。なお、駆動音の大きさは、同じギア同士をペアで噛
み合わせ、180rpmの速度で回転させ、回転ギアから約10
cm離れた位置で、音量測定器によって発生音の大きさを
測定して評価した。
【0019】実施例1〜10及び比較例 ポリカーボネート(PC)と下記の液晶ポリエステルL
CP-1又はLCP-2とを表1に示した重量比(PC/L
CP)で、直径30mmの2軸エクストルーダーに供給し、
温度 290℃で混練後、ペレット化した。 LCP-1:p−ヒドロキシ安息香酸残基単位と2−ヒド
ロキシ−6−ナフトエ酸残基単位とのモル比が73/27で
ある液晶ポリエステル。 LCP-2:p−ヒドロキシ安息香酸残基単位とエチレン
テレフタレート単位とのモル比が78/22である液晶ポリ
エステル。 得られたペレットを用い、射出成形して、直径30mm、厚
さ10mm、歯数36個 (歯の高さ 1.8mm) を得た。得られた
ギアの駆動音の大きさを評価した結果を表1に示す。
CP-1又はLCP-2とを表1に示した重量比(PC/L
CP)で、直径30mmの2軸エクストルーダーに供給し、
温度 290℃で混練後、ペレット化した。 LCP-1:p−ヒドロキシ安息香酸残基単位と2−ヒド
ロキシ−6−ナフトエ酸残基単位とのモル比が73/27で
ある液晶ポリエステル。 LCP-2:p−ヒドロキシ安息香酸残基単位とエチレン
テレフタレート単位とのモル比が78/22である液晶ポリ
エステル。 得られたペレットを用い、射出成形して、直径30mm、厚
さ10mm、歯数36個 (歯の高さ 1.8mm) を得た。得られた
ギアの駆動音の大きさを評価した結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ポリカーボネートに液
晶ポリマーを配合することにより、駆動音の小さいギア
を得ることができ、このギアをOA機器、光学機器、家
電製品等のギアとして使用すると生活環境を改善するこ
とができる。
晶ポリマーを配合することにより、駆動音の小さいギア
を得ることができ、このギアをOA機器、光学機器、家
電製品等のギアとして使用すると生活環境を改善するこ
とができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリカーボネートと液晶ポリマーとの混
合物で構成された樹脂製ギア。 - 【請求項2】 ポリカーボネートと液晶ポリマーとの混
合重量比が97/3 〜60/40である請求項1記載の樹脂製
ギア。 - 【請求項3】 液晶ポリマーが、300 ℃以下の温度で溶
融成形可能な液晶ポリマーである請求項1又は2記載の
樹脂製ギア。 - 【請求項4】 液晶ポリマーが、p−ヒドロキシ安息香
酸残基単位とエチレンテレフタレート単位とからなる液
晶ポリエステルである請求項3記載の樹脂製ギア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10575597A JPH10299866A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 樹脂製ギア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10575597A JPH10299866A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 樹脂製ギア |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299866A true JPH10299866A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14416060
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10575597A Pending JPH10299866A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 樹脂製ギア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299866A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1528290A4 (en) * | 2002-08-09 | 2010-07-07 | Jtekt Corp | GEAR WHEEL |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10575597A patent/JPH10299866A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1528290A4 (en) * | 2002-08-09 | 2010-07-07 | Jtekt Corp | GEAR WHEEL |
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