JPH10300043A - 廃棄物燃料燃焼システム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法 - Google Patents
廃棄物燃料燃焼システム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法Info
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- JPH10300043A JPH10300043A JP9066409A JP6640997A JPH10300043A JP H10300043 A JPH10300043 A JP H10300043A JP 9066409 A JP9066409 A JP 9066409A JP 6640997 A JP6640997 A JP 6640997A JP H10300043 A JPH10300043 A JP H10300043A
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- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】システム全体の小型化、廃熱の有効利用、焼却
灰の簡易処理及び排ガスの無害化処理などを図る廃棄物
燃料燃焼システム及びそのシステムのバグフィルタ捕集
物処理方法を提供する。 【解決手段】廃棄物燃料を燃焼溶融装置1で燃焼処理す
る廃棄物燃料燃焼システムにおいて、燃焼溶融装置1の
廃棄物燃料投入側に、廃棄物燃料を粉砕する粉砕機17
が設けられている。燃焼溶融装置1は、一次燃焼室2と
二次燃焼室3とからなるサイクロン方式のものである。
燃焼溶融装置1の溶融灰排出口の下方には、溶融灰をス
ラグとして回収する回収装置18が設けられている。燃
焼溶融装置1の排ガス排出口23には、排ガスの熱を利
用して温水又は水蒸気を作るボイラ24が連通されてい
る。ボイラ24の下流側に、排ガス中のフライアッシュ
を回収するサイクロン25が連通され、該サイクロン2
5のフライアッシュ排出部が循環管29を介して燃焼溶
融装置1に連通されている。
灰の簡易処理及び排ガスの無害化処理などを図る廃棄物
燃料燃焼システム及びそのシステムのバグフィルタ捕集
物処理方法を提供する。 【解決手段】廃棄物燃料を燃焼溶融装置1で燃焼処理す
る廃棄物燃料燃焼システムにおいて、燃焼溶融装置1の
廃棄物燃料投入側に、廃棄物燃料を粉砕する粉砕機17
が設けられている。燃焼溶融装置1は、一次燃焼室2と
二次燃焼室3とからなるサイクロン方式のものである。
燃焼溶融装置1の溶融灰排出口の下方には、溶融灰をス
ラグとして回収する回収装置18が設けられている。燃
焼溶融装置1の排ガス排出口23には、排ガスの熱を利
用して温水又は水蒸気を作るボイラ24が連通されてい
る。ボイラ24の下流側に、排ガス中のフライアッシュ
を回収するサイクロン25が連通され、該サイクロン2
5のフライアッシュ排出部が循環管29を介して燃焼溶
融装置1に連通されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回収した一般廃棄
物や産業廃棄物から可燃分を分別し、この可燃分を廃棄
物燃料として用い、熱回収などを行う廃棄物燃料燃焼シ
ステム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィル
タ捕集物処理方法に関するものである。
物や産業廃棄物から可燃分を分別し、この可燃分を廃棄
物燃料として用い、熱回収などを行う廃棄物燃料燃焼シ
ステム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィル
タ捕集物処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ごみなどの一般廃棄物や産業
廃棄物を可燃ごみと不燃ごみとに分別し、可燃ごみを低
位発熱量の高い廃棄物燃料として、ストーカ炉や流動床
炉で燃焼させるとともに、この燃焼に伴う排熱を回収し
て利用する廃棄物燃焼システムが知られている。
廃棄物を可燃ごみと不燃ごみとに分別し、可燃ごみを低
位発熱量の高い廃棄物燃料として、ストーカ炉や流動床
炉で燃焼させるとともに、この燃焼に伴う排熱を回収し
て利用する廃棄物燃焼システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の廃
棄物燃焼システムでは、ペレット状の廃棄物燃料をその
ままの状態で燃焼させているため、この廃棄物燃料の燃
焼のためにストーカ炉や流動床炉へ吹込む空気量が多く
必要になり、この結果、燃焼により排出される排ガス量
も多くなるため、後続の排ガス処理設備が大型になると
いう問題があった。
棄物燃焼システムでは、ペレット状の廃棄物燃料をその
ままの状態で燃焼させているため、この廃棄物燃料の燃
焼のためにストーカ炉や流動床炉へ吹込む空気量が多く
必要になり、この結果、燃焼により排出される排ガス量
も多くなるため、後続の排ガス処理設備が大型になると
いう問題があった。
【0004】また、ペレット状の廃棄物燃料をそのまま
の状態で燃焼させているため、燃焼開始時や停止時に
は、燃焼状態が不安定になり、排ガス性状が悪化し、排
ガスの無害化処理に悪影響をおよぼすという問題があっ
た。
の状態で燃焼させているため、燃焼開始時や停止時に
は、燃焼状態が不安定になり、排ガス性状が悪化し、排
ガスの無害化処理に悪影響をおよぼすという問題があっ
た。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、システム全体の小型化、廃熱の有効利用、焼却灰の
簡易処理及び排ガスの無害化処理などを図ることを目的
とする。
で、システム全体の小型化、廃熱の有効利用、焼却灰の
簡易処理及び排ガスの無害化処理などを図ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
廃棄物燃料燃焼システムは、廃棄物の可燃分から作られ
た廃棄物燃料を燃焼溶融装置に投入して燃焼処理する廃
棄物燃料燃焼システムにおいて、前記燃焼溶融装置の廃
棄物燃料投入側に、廃棄物燃料を粉砕する粉砕機が設け
られたものである。
廃棄物燃料燃焼システムは、廃棄物の可燃分から作られ
た廃棄物燃料を燃焼溶融装置に投入して燃焼処理する廃
棄物燃料燃焼システムにおいて、前記燃焼溶融装置の廃
棄物燃料投入側に、廃棄物燃料を粉砕する粉砕機が設け
られたものである。
【0007】本発明の請求項2記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記燃焼溶融装置は、上下2段に配置された
一次燃焼室と二次燃焼室とからなり、上段の一次燃焼室
に導入された前記廃棄物燃料を旋回流を生じさせながら
燃焼させ、下段の二次燃焼室に導くサイクロン方式のも
のである。
ステムは、前記燃焼溶融装置は、上下2段に配置された
一次燃焼室と二次燃焼室とからなり、上段の一次燃焼室
に導入された前記廃棄物燃料を旋回流を生じさせながら
燃焼させ、下段の二次燃焼室に導くサイクロン方式のも
のである。
【0008】本発明の請求項3記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記燃焼溶融装置の溶融灰排出口の下方に
は、溶融灰をスラグとして回収する回収装置が設けられ
たものである。
ステムは、前記燃焼溶融装置の溶融灰排出口の下方に
は、溶融灰をスラグとして回収する回収装置が設けられ
たものである。
【0009】本発明の請求項4記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記燃焼溶融装置の排ガス排出口には、当該
排ガス排出口から排出される排ガスの熱を利用して温水
又は水蒸気を作るボイラが連通されたものである。
ステムは、前記燃焼溶融装置の排ガス排出口には、当該
排ガス排出口から排出される排ガスの熱を利用して温水
又は水蒸気を作るボイラが連通されたものである。
【0010】本発明の請求項5記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記ボイラの下流側に、排ガス中のフライア
ッシュを回収するサイクロンが連通され、該サイクロン
のフライアッシュ排出部が循環管を介して前記燃焼溶融
装置に連通されたものである。
ステムは、前記ボイラの下流側に、排ガス中のフライア
ッシュを回収するサイクロンが連通され、該サイクロン
のフライアッシュ排出部が循環管を介して前記燃焼溶融
装置に連通されたものである。
【0011】本発明の請求項6記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記ボイラの下流側にバグフィルタ装置が設
けられるとともに、該バグフィルタ装置の排ガス導入側
には、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤を
供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィルタ
装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタ装置の
排出部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通された
ものである。
ステムは、前記ボイラの下流側にバグフィルタ装置が設
けられるとともに、該バグフィルタ装置の排ガス導入側
には、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤を
供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィルタ
装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタ装置の
排出部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通された
ものである。
【0012】本発明の請求項7記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記燃焼溶融装置の排ガス排出口に、サイク
ロン本体が冷却水槽内に配置された水冷式サイクロンが
設けられ、該サイクロン本体のフライアッシュ排出部が
循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通されたものであ
る。
ステムは、前記燃焼溶融装置の排ガス排出口に、サイク
ロン本体が冷却水槽内に配置された水冷式サイクロンが
設けられ、該サイクロン本体のフライアッシュ排出部が
循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通されたものであ
る。
【0013】本発明の請求項8記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記水冷式サイクロンの下流側に、バグフィ
ルタ装置が設けられ、該バグフィルタ装置の排ガス導入
側には、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤
を供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィル
タ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタ装置
の排出部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通され
たものである。
ステムは、前記水冷式サイクロンの下流側に、バグフィ
ルタ装置が設けられ、該バグフィルタ装置の排ガス導入
側には、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤
を供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィル
タ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタ装置
の排出部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通され
たものである。
【0014】本発明の請求項9記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムは、前記ボイラの下流側にバグフィルタ装置が設
けられ、該バグフィルタ装置の排出ガス導入側には、微
量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤及び中和薬
剤を供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィ
ルタ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタの
排出部に当該捕集物を貯留する貯留槽が連設され、この
貯留槽と上記バグフィルタの排出部とは遮蔽手段により
遮蔽可能に構成され、また、上記貯留槽の排出部には、
少なくとも2つの経路を有する排出手段が連通され、排
出手段の少なくとも1つの経路が循環管を介して前記燃
焼溶融装置に連通される一方、少なくとも他の1つの経
路がシステム系外となる外部に排出可能に構成されたも
のである。
ステムは、前記ボイラの下流側にバグフィルタ装置が設
けられ、該バグフィルタ装置の排出ガス導入側には、微
量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤及び中和薬
剤を供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィ
ルタ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタの
排出部に当該捕集物を貯留する貯留槽が連設され、この
貯留槽と上記バグフィルタの排出部とは遮蔽手段により
遮蔽可能に構成され、また、上記貯留槽の排出部には、
少なくとも2つの経路を有する排出手段が連通され、排
出手段の少なくとも1つの経路が循環管を介して前記燃
焼溶融装置に連通される一方、少なくとも他の1つの経
路がシステム系外となる外部に排出可能に構成されたも
のである。
【0015】本発明の請求項10記載の廃棄物燃料燃焼
システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法は、燃焼
溶融装置により廃棄物燃料を燃焼させ、この燃焼により
生じた飛灰をバグフィルタで捕集物として捕集し、該捕
集物を、燃焼溶融装置での廃棄物燃料の燃焼終了後にお
いて少なくとも1回、この燃焼溶融装置に導入して焼却
し、この焼却によってバグフィルタで再び捕集した再捕
集物のみをシステム系外となる外部に排出する。
システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法は、燃焼
溶融装置により廃棄物燃料を燃焼させ、この燃焼により
生じた飛灰をバグフィルタで捕集物として捕集し、該捕
集物を、燃焼溶融装置での廃棄物燃料の燃焼終了後にお
いて少なくとも1回、この燃焼溶融装置に導入して焼却
し、この焼却によってバグフィルタで再び捕集した再捕
集物のみをシステム系外となる外部に排出する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明に係る請求項1乃至5記載
の廃棄物燃料燃焼システムの概略構成を示している。
の廃棄物燃料燃焼システムの概略構成を示している。
【0018】図1において、1は、燃焼溶融装置であっ
て、該燃焼溶融装置1は、上下2段に配置さた上段の一
次燃焼室2と下段の二次燃焼室3とで構成されている。
これら一次燃焼室2及び二次燃焼室3は、円筒状に形成
されている。
て、該燃焼溶融装置1は、上下2段に配置さた上段の一
次燃焼室2と下段の二次燃焼室3とで構成されている。
これら一次燃焼室2及び二次燃焼室3は、円筒状に形成
されている。
【0019】前記一次燃焼室2の上部には、予熱バーナ
4が設けられるとともに、下部に二次空気導入口5が形
成されている。
4が設けられるとともに、下部に二次空気導入口5が形
成されている。
【0020】二次空気導入口5には、二次空気を供給す
る二次空気供給管6が調整ダンパ7及びブロワ8を介し
て接続されている。
る二次空気供給管6が調整ダンパ7及びブロワ8を介し
て接続されている。
【0021】また、前記一次燃焼室2の上部には、燃料
供給口10が形成されており、この燃料供給口10に後
述する粉砕機17に接続された燃料供給管11がブロワ
12を介して接続されている。
供給口10が形成されており、この燃料供給口10に後
述する粉砕機17に接続された燃料供給管11がブロワ
12を介して接続されている。
【0022】ここで、前記燃料供給管11及び二次空気
供給管6は、円筒状の一次燃焼室2に対して接線方向か
ら燃料を含む一次空気や二次空気を供給するように接続
されており、一次燃焼室2では、このように供給される
一次空気を含む燃料や二次空気により旋回流を生じさせ
ながら一次燃焼を行い、下段の二次燃焼室3に導入す
る。つまり、この燃焼溶融装置1は、所謂サイクロン方
式のものである。
供給管6は、円筒状の一次燃焼室2に対して接線方向か
ら燃料を含む一次空気や二次空気を供給するように接続
されており、一次燃焼室2では、このように供給される
一次空気を含む燃料や二次空気により旋回流を生じさせ
ながら一次燃焼を行い、下段の二次燃焼室3に導入す
る。つまり、この燃焼溶融装置1は、所謂サイクロン方
式のものである。
【0023】前記二次燃焼室3の上部には、加熱バーナ
13が設けられている。
13が設けられている。
【0024】14は、前記燃焼溶融装置1に供給する廃
棄物燃料Aを貯留するホッパである。ホッパ14は、上
面に廃棄物燃料Aを投入する投入口15が形成されると
ともに、下端排出口にスクリューコンベア等の定量供給
装置16が連設されている。
棄物燃料Aを貯留するホッパである。ホッパ14は、上
面に廃棄物燃料Aを投入する投入口15が形成されると
ともに、下端排出口にスクリューコンベア等の定量供給
装置16が連設されている。
【0025】定量供給装置16の排出端は、粉砕機17
に連通されている。粉砕機17は、前記定量供給装置1
6から供給される廃棄物燃料Aを所定の大きさの粉体状
に粉砕するもので、図示例のようにハンマー式のもの
や、スクリューに切断刃を備えた方式のものなどが用い
られる。
に連通されている。粉砕機17は、前記定量供給装置1
6から供給される廃棄物燃料Aを所定の大きさの粉体状
に粉砕するもので、図示例のようにハンマー式のもの
や、スクリューに切断刃を備えた方式のものなどが用い
られる。
【0026】上記粉砕機17で粉砕された廃棄物燃料A
は前記ブロワ12により前記燃料供給管11を通じて燃
料供給口10から第1燃焼室2の上部に導かれる。
は前記ブロワ12により前記燃料供給管11を通じて燃
料供給口10から第1燃焼室2の上部に導かれる。
【0027】ここで、上記廃棄物燃料Aは、回収した都
市ごみなどの一般廃棄物や産業廃棄物から可燃分を分別
し、この可燃分を乾燥工程、造粒工程などを経て作られ
るもので、元の廃棄物に比べて低位発熱量が高いという
特性を有する。
市ごみなどの一般廃棄物や産業廃棄物から可燃分を分別
し、この可燃分を乾燥工程、造粒工程などを経て作られ
るもので、元の廃棄物に比べて低位発熱量が高いという
特性を有する。
【0028】前記二次燃焼室3の下端排出口には当該下
端排出口から排出される溶融灰を回収する回収装置18
が配設されている。
端排出口から排出される溶融灰を回収する回収装置18
が配設されている。
【0029】回収装置18は、冷却水が貯留された水槽
20内に水砕スラグコンベア21が水没配置されてお
り、水槽内20に落下した溶融灰を水砕スラグとして外
部に隣接配置されたスラグ排出ホッパ22に搬出する。
20内に水砕スラグコンベア21が水没配置されてお
り、水槽内20に落下した溶融灰を水砕スラグとして外
部に隣接配置されたスラグ排出ホッパ22に搬出する。
【0030】また、前記二次燃焼室3の側面途中部に
は、排ガス排出口23が形成されており、この排ガス排
出口23に、ボイラ24、サイクロン25、バグフィル
タ26、吸引ファン27が各接続管を通じて順次接続さ
れている。
は、排ガス排出口23が形成されており、この排ガス排
出口23に、ボイラ24、サイクロン25、バグフィル
タ26、吸引ファン27が各接続管を通じて順次接続さ
れている。
【0031】前記ボイラ24は、吸引ファン27の吸引
作用により前記二次燃焼室3から導入される高温の排ガ
スを利用して、温水や蒸気を作るもので、その目的に応
じて温水ボイラや蒸気ボイラなどが用いられており、こ
のボイラ24で生成された温水や蒸気は外部に導かれて
適宜に利用される。
作用により前記二次燃焼室3から導入される高温の排ガ
スを利用して、温水や蒸気を作るもので、その目的に応
じて温水ボイラや蒸気ボイラなどが用いられており、こ
のボイラ24で生成された温水や蒸気は外部に導かれて
適宜に利用される。
【0032】前記サイクロン25は、排ガス中に含まれ
るフライアッシュを当該排ガスから分離するもので、分
離されたフライアッシュは底部25aに堆積するととも
に、排ガスは上部からバグフィルタ26に導入される。
るフライアッシュを当該排ガスから分離するもので、分
離されたフライアッシュは底部25aに堆積するととも
に、排ガスは上部からバグフィルタ26に導入される。
【0033】このサイクロン25の底部25aは、循環
管29により前記粉砕機17に接続されており、サイク
ロン25の底部25aに堆積したフライアッシュを再び
粉砕機17に戻して前記燃焼溶融装置1で焼却処理する
ようになされている。
管29により前記粉砕機17に接続されており、サイク
ロン25の底部25aに堆積したフライアッシュを再び
粉砕機17に戻して前記燃焼溶融装置1で焼却処理する
ようになされている。
【0034】前記バグフィルタ26は、排ガス中に含ま
れる微量有害物質を除去するとともに、前記サイクロン
25で分離されずに導入されたフライアッシュを捕集す
るためのものである。
れる微量有害物質を除去するとともに、前記サイクロン
25で分離されずに導入されたフライアッシュを捕集す
るためのものである。
【0035】このバグフィルタ26には、石灰吹込装置
28から中和薬剤として例えば石灰が供給されており、
この石灰により酸性微量有害物質を中和除去する。ま
た、石灰吹込装置28からは上記石灰とともに、ダイオ
キシン類等の微量有害物質を吸着する粉体状の活性炭
(微量有害物質吸着剤)がバグフィルタ26に供給され
ており、この活性炭によりダイオキシン類等の微量有害
物質を吸着する。
28から中和薬剤として例えば石灰が供給されており、
この石灰により酸性微量有害物質を中和除去する。ま
た、石灰吹込装置28からは上記石灰とともに、ダイオ
キシン類等の微量有害物質を吸着する粉体状の活性炭
(微量有害物質吸着剤)がバグフィルタ26に供給され
ており、この活性炭によりダイオキシン類等の微量有害
物質を吸着する。
【0036】よって、バグフィルタ26では、排ガス中
の微量有害物質を上述のように中和及び吸着より無害化
した後、外気に放出するとともに、捕集したフライアッ
シュと、使用済の石灰と、ダイオキシンを吸着した活性
炭とを、適宜な払い落しにより底部に堆積させ、この底
部から排出する。
の微量有害物質を上述のように中和及び吸着より無害化
した後、外気に放出するとともに、捕集したフライアッ
シュと、使用済の石灰と、ダイオキシンを吸着した活性
炭とを、適宜な払い落しにより底部に堆積させ、この底
部から排出する。
【0037】これら排出された排出物は、薬剤等で無害
化処理された後に廃棄される。
化処理された後に廃棄される。
【0038】なお、図1に示す符号19a、19b、1
9cは風量調整用のダンパである。
9cは風量調整用のダンパである。
【0039】次に、上述のように構成された本発明の廃
棄物燃料燃焼システムにより廃棄物燃料を燃焼させる場
合について説明する。
棄物燃料燃焼システムにより廃棄物燃料を燃焼させる場
合について説明する。
【0040】まず、一般廃棄物や産業廃棄物から分別さ
れた可燃物により作られたペレット状の廃棄物燃料Aを
ホッパ14に投入し、このホッパ14に所定量を貯留す
る。
れた可燃物により作られたペレット状の廃棄物燃料Aを
ホッパ14に投入し、このホッパ14に所定量を貯留す
る。
【0041】そして、ホッパ14から定量供給装置16
によってペレット状の廃棄物燃料Aを粉砕機17に供給
し、この粉砕機17により粉体状に粉砕した後、燃料輸
送管11を通じてブロワ12により燃焼溶融装置1の一
次燃焼室2に導入する。
によってペレット状の廃棄物燃料Aを粉砕機17に供給
し、この粉砕機17により粉体状に粉砕した後、燃料輸
送管11を通じてブロワ12により燃焼溶融装置1の一
次燃焼室2に導入する。
【0042】一次燃焼室2では、予熱バーナ4により前
記粉体状の廃棄物燃料Aを着火燃焼させる。この際、廃
棄物燃料Aは、一次燃焼室2内において燃料供給管11
及び二次空気供給管6からの燃料を含む一次空気及び二
次空気の供給方向の作用により旋回流を生じさせながら
燃焼し、下方の二次燃焼室3に導入され、さらに加熱バ
ーナ13により火炎を生じさせて十分に燃焼される。
記粉体状の廃棄物燃料Aを着火燃焼させる。この際、廃
棄物燃料Aは、一次燃焼室2内において燃料供給管11
及び二次空気供給管6からの燃料を含む一次空気及び二
次空気の供給方向の作用により旋回流を生じさせながら
燃焼し、下方の二次燃焼室3に導入され、さらに加熱バ
ーナ13により火炎を生じさせて十分に燃焼される。
【0043】上述した燃焼溶融装置1による燃焼によ
り、溶融灰は二次燃焼室3の下端排出口から回収装置1
8の冷却水に投下され、急激な冷却作用により破砕され
た水砕スラグとして水砕スラグコンベア21によりスラ
グ排出ホッパ22に搬出される。
り、溶融灰は二次燃焼室3の下端排出口から回収装置1
8の冷却水に投下され、急激な冷却作用により破砕され
た水砕スラグとして水砕スラグコンベア21によりスラ
グ排出ホッパ22に搬出される。
【0044】また、燃焼溶融装置1による燃焼に伴って
発生する排ガスは、吸引ファン27の吸引作用によりガ
ス排出口23からボイラ24に導入され、該ボイラ24
で熱交換されて冷却され、サイクロン25に導入され
る。
発生する排ガスは、吸引ファン27の吸引作用によりガ
ス排出口23からボイラ24に導入され、該ボイラ24
で熱交換されて冷却され、サイクロン25に導入され
る。
【0045】サイクロン25では、排ガス中に含有する
フライアッシュを当該排ガスから分離して、底部に堆積
させる。排ガスは、サイクロン25の上部からバグフィ
ルタ26に導入される。
フライアッシュを当該排ガスから分離して、底部に堆積
させる。排ガスは、サイクロン25の上部からバグフィ
ルタ26に導入される。
【0046】バグフィルタ26では、石灰吹込装置28
から供給される石灰により排ガス中の酸性微量有害物質
を中和させ、清浄ガスとして吸引ファン27を経て外気
に放出する。
から供給される石灰により排ガス中の酸性微量有害物質
を中和させ、清浄ガスとして吸引ファン27を経て外気
に放出する。
【0047】また、石灰吹込装置28から石灰とともに
供給される粉体状の活性炭(微量有害物質吸着剤)によ
り排ガス中のダイオキシン類等の微量有害物質を吸着す
る。そして、上述した中和処理用の石灰と、捕集したフ
ライアッシュとともに、適宜な払い落しによって底部に
堆積させ、この堆積物を外部に搬出した後、適宜に無害
化処理される。
供給される粉体状の活性炭(微量有害物質吸着剤)によ
り排ガス中のダイオキシン類等の微量有害物質を吸着す
る。そして、上述した中和処理用の石灰と、捕集したフ
ライアッシュとともに、適宜な払い落しによって底部に
堆積させ、この堆積物を外部に搬出した後、適宜に無害
化処理される。
【0048】ここで、前記サイクロン25の底部25a
に堆積したフライアッシュは、循環管29により粉砕機
17へ再び戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管11を
経て前記一次燃焼室2に導入され、焼却処理される。
に堆積したフライアッシュは、循環管29により粉砕機
17へ再び戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管11を
経て前記一次燃焼室2に導入され、焼却処理される。
【0049】このように、上述した廃棄物燃料燃焼シス
テムでは、粉砕機17により廃棄物燃料を粉砕した後、
燃焼溶融装置1で燃焼させているため、粉砕された粉体
状の廃棄物燃料は空気との接触効率が良く、着火しやす
いので、少ない空気で完全燃焼して排ガス性状が安定す
る上、排ガス量が少なくなるため、後続の排ガス処理設
備を小型にすることができる。また、燃料量や空気量を
変更した場合の応答性が良く、燃焼運転中における温度
制御が容易にできるとともに、運転開始時もしくは停止
時に起こる不安定な燃焼状態を短時間ですませることが
できる。
テムでは、粉砕機17により廃棄物燃料を粉砕した後、
燃焼溶融装置1で燃焼させているため、粉砕された粉体
状の廃棄物燃料は空気との接触効率が良く、着火しやす
いので、少ない空気で完全燃焼して排ガス性状が安定す
る上、排ガス量が少なくなるため、後続の排ガス処理設
備を小型にすることができる。また、燃料量や空気量を
変更した場合の応答性が良く、燃焼運転中における温度
制御が容易にできるとともに、運転開始時もしくは停止
時に起こる不安定な燃焼状態を短時間ですませることが
できる。
【0050】また、粉体状の廃棄物燃料をサイクロン方
式の燃焼溶融装置1により燃焼させているため、燃焼室
内での滞留時間を小さい空間でも十分に確保して燃焼さ
せることができ、システム全体の小型化をさらに図るこ
とができる。
式の燃焼溶融装置1により燃焼させているため、燃焼室
内での滞留時間を小さい空間でも十分に確保して燃焼さ
せることができ、システム全体の小型化をさらに図るこ
とができる。
【0051】さらに、回収装置18から溶融灰をスラグ
として取り出すので有害物質の溶出が無く、路盤材等に
安全に利用できるとともに、大幅に減容化がされるので
埋め立てる場合にも広大な処分場が必要なくなり非常に
有利である。
として取り出すので有害物質の溶出が無く、路盤材等に
安全に利用できるとともに、大幅に減容化がされるので
埋め立てる場合にも広大な処分場が必要なくなり非常に
有利である。
【0052】また、ボイラ24により排ガスの熱を、温
水もしくは蒸気に熱交換して有効に利用することができ
る。
水もしくは蒸気に熱交換して有効に利用することができ
る。
【0053】さらに、サイクロン25の底部25aに堆
積したフライアッシュを再び燃焼溶融装置1で焼却処理
するため、フライアッシュの減量化を確実に図れ、シス
テム全体の排出量を減らすことができる。
積したフライアッシュを再び燃焼溶融装置1で焼却処理
するため、フライアッシュの減量化を確実に図れ、シス
テム全体の排出量を減らすことができる。
【0054】図2は、本発明に係る請求項6記載の廃棄
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
【0055】この廃棄物燃料燃焼システムは、ボイラ2
4の下流側にバグフィルタ30、33が順次接続されて
いる。
4の下流側にバグフィルタ30、33が順次接続されて
いる。
【0056】バグフィルタ30には、活性炭吹込装置3
1から活性炭が供給されており、該活性炭によりダイオ
キシン類等の微量有害物質を吸着する。
1から活性炭が供給されており、該活性炭によりダイオ
キシン類等の微量有害物質を吸着する。
【0057】このバグフィルタ30の底部は、粉砕機1
7に連通された循環管32が接続されており、ダイオキ
シン類を吸着した活性炭と、捕集したフライアッシュと
を循環管32を経て再び粉砕機17に戻して燃焼溶融装
置1で焼却処理するようになされている。
7に連通された循環管32が接続されており、ダイオキ
シン類を吸着した活性炭と、捕集したフライアッシュと
を循環管32を経て再び粉砕機17に戻して燃焼溶融装
置1で焼却処理するようになされている。
【0058】前記バグフィルタ33には、石灰吹込装置
28から石灰が供給されており、この石灰により酸性微
量有害物質を中和除去する。そして、使用済の石灰はバ
グフィルタ33の底部から排出される。
28から石灰が供給されており、この石灰により酸性微
量有害物質を中和除去する。そして、使用済の石灰はバ
グフィルタ33の底部から排出される。
【0059】よって、この廃棄物燃料燃焼システムにお
いては、ボイラ24を経てバグフィルタ30に導入され
る排ガスに、活性炭吹込装置31から活性炭を供給し、
この活性炭によりダイオキシン類を吸着させ、適宜な払
い落しにより底部に堆積させた後、循環管32により粉
砕機17へ再び戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管1
1を経て前記一次燃焼室2に導入されて焼却処理され
る。
いては、ボイラ24を経てバグフィルタ30に導入され
る排ガスに、活性炭吹込装置31から活性炭を供給し、
この活性炭によりダイオキシン類を吸着させ、適宜な払
い落しにより底部に堆積させた後、循環管32により粉
砕機17へ再び戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管1
1を経て前記一次燃焼室2に導入されて焼却処理され
る。
【0060】このように、ダイオキシン類を吸着させた
活性炭を再び燃焼溶融装置1に戻し焼却処理すること
で、ダイオキシン類を確実に熱分解することができると
ともに、活性炭も燃焼溶融装置1で焼却されるので、シ
ステム全体の排出灰量も増加することがない。
活性炭を再び燃焼溶融装置1に戻し焼却処理すること
で、ダイオキシン類を確実に熱分解することができると
ともに、活性炭も燃焼溶融装置1で焼却されるので、シ
ステム全体の排出灰量も増加することがない。
【0061】図3は、本発明に係る請求項7記載の廃棄
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
【0062】この廃棄物燃料燃焼システムは、図1に示
すボイラ24及びサイクロン25に代えて、水冷式サイ
クロン40を用いたものである。
すボイラ24及びサイクロン25に代えて、水冷式サイ
クロン40を用いたものである。
【0063】水冷式サイクロン40は、サイクロン本体
41が冷却水槽42内に配置されている。
41が冷却水槽42内に配置されている。
【0064】サイクロン本体41の底部は冷却水槽42
の下部から突出して配置されており、この底部に粉砕機
17に連通された循環管43が接続され、底部に堆積す
るフライアッシュを循環管43を経て再び粉砕機17に
戻して焼却処理するようになされている。
の下部から突出して配置されており、この底部に粉砕機
17に連通された循環管43が接続され、底部に堆積す
るフライアッシュを循環管43を経て再び粉砕機17に
戻して焼却処理するようになされている。
【0065】よって、この廃棄物燃料燃焼システムにお
いては、燃焼溶融装置1による燃焼に伴って発生する排
ガスは、吸引ファン27の吸引作用によりガス排出口2
3から水冷式サイクロン40に導入され、この水冷式サ
イクロン40により高温の排ガスが冷却され、この冷却
による回収した熱を適宜に利用する。また、前記サイク
ロン本体41の底部に堆積したフライアッシュは、循環
管43により粉砕機17へ再び戻され、当該粉砕機1
7、燃料輸送管11を経て前記一次燃焼室2に導入さ
れ、焼却処理される。
いては、燃焼溶融装置1による燃焼に伴って発生する排
ガスは、吸引ファン27の吸引作用によりガス排出口2
3から水冷式サイクロン40に導入され、この水冷式サ
イクロン40により高温の排ガスが冷却され、この冷却
による回収した熱を適宜に利用する。また、前記サイク
ロン本体41の底部に堆積したフライアッシュは、循環
管43により粉砕機17へ再び戻され、当該粉砕機1
7、燃料輸送管11を経て前記一次燃焼室2に導入さ
れ、焼却処理される。
【0066】なお、必要であれば、水冷式サイクロン4
0とバグフィルタ26との間に熱交換器もしくはガス冷
却装置45を介装してもよい。
0とバグフィルタ26との間に熱交換器もしくはガス冷
却装置45を介装してもよい。
【0067】このようにボイラ24及びサイクロン25
に代えて水冷式サイクロン40を使用することで、シス
テムの構成を簡略化して設備コストの低減を図ることが
できる。また、水冷式サイクロン40に堆積したフライ
アッシュを再び燃焼溶融装置1で焼却処理するため、フ
ライアッシュの減量化を確実に図れ、システム全体の排
出量を減らすことができる。
に代えて水冷式サイクロン40を使用することで、シス
テムの構成を簡略化して設備コストの低減を図ることが
できる。また、水冷式サイクロン40に堆積したフライ
アッシュを再び燃焼溶融装置1で焼却処理するため、フ
ライアッシュの減量化を確実に図れ、システム全体の排
出量を減らすことができる。
【0068】さらに、前述したボイラ24ではフライア
ッシュがその途中部に付着しやすく、これがダイオキシ
ンの再合成を促進しているが、水冷式サイクロン40で
はフライアッシュの付着を抑制でき、これに伴ってダイ
オキシンの再合成を抑制することもできる。
ッシュがその途中部に付着しやすく、これがダイオキシ
ンの再合成を促進しているが、水冷式サイクロン40で
はフライアッシュの付着を抑制でき、これに伴ってダイ
オキシンの再合成を抑制することもできる。
【0069】図4は、本発明に係る請求項8記載の廃棄
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
【0070】この廃棄物燃料燃焼システムは、図2に示
すボイラ24に代えて、前述した水冷式サイクロン40
を用いたものであり、冷却式サイクロン40の底部に接
続された循環管43がバグフィルタ30の底部に接続さ
れた循環管32に合流されている。
すボイラ24に代えて、前述した水冷式サイクロン40
を用いたものであり、冷却式サイクロン40の底部に接
続された循環管43がバグフィルタ30の底部に接続さ
れた循環管32に合流されている。
【0071】よって、廃棄物燃料燃焼システムにおいて
は、前記請求項7記載の廃棄物燃料燃焼システムと同様
に、排ガスが水冷式サイクロン40に導入され、この排
ガスから分離されてサイクロン本体41の底部に堆積し
たフライアッシュが循環管43により粉砕機17へ再び
戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管11を経て前記一
次燃焼室2に導入され、焼却処理される。
は、前記請求項7記載の廃棄物燃料燃焼システムと同様
に、排ガスが水冷式サイクロン40に導入され、この排
ガスから分離されてサイクロン本体41の底部に堆積し
たフライアッシュが循環管43により粉砕機17へ再び
戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管11を経て前記一
次燃焼室2に導入され、焼却処理される。
【0072】また、バグフィルタ30に導入される排ガ
スに、活性炭吹込装置31から活性炭を供給し、この活
性炭によりダイオキシン類を吸着させ、適宜な払い落し
により底部に堆積させた後、循環管32により粉砕機1
7へ再び戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管11を経
て前記一次燃焼室2に導入され、焼却処理される。
スに、活性炭吹込装置31から活性炭を供給し、この活
性炭によりダイオキシン類を吸着させ、適宜な払い落し
により底部に堆積させた後、循環管32により粉砕機1
7へ再び戻され、当該粉砕機17、燃料輸送管11を経
て前記一次燃焼室2に導入され、焼却処理される。
【0073】これにより、前述した請求項7記載の廃棄
物燃料燃焼システムと同様に、システムの構成を簡略化
して設備コストの低減を図ることができるとともに、水
冷式サイクロン40に堆積したフライアッシュを再び燃
焼溶融装置1で焼却処理するため、フライアッシュの減
量化を確実に図れ、システム全体の排出量を減らすこと
ができる。
物燃料燃焼システムと同様に、システムの構成を簡略化
して設備コストの低減を図ることができるとともに、水
冷式サイクロン40に堆積したフライアッシュを再び燃
焼溶融装置1で焼却処理するため、フライアッシュの減
量化を確実に図れ、システム全体の排出量を減らすこと
ができる。
【0074】また、請求項6記載の廃棄物燃料燃焼シス
テムと同様に、ダイオキシン類を吸着させた活性炭を再
び燃焼溶融装置1に戻し焼却処理することで、ダイオキ
シン類を確実に熱分解することができるとともに、活性
炭も燃焼溶融装置1で焼却されるので、システム全体の
排出灰量も増加することがない。
テムと同様に、ダイオキシン類を吸着させた活性炭を再
び燃焼溶融装置1に戻し焼却処理することで、ダイオキ
シン類を確実に熱分解することができるとともに、活性
炭も燃焼溶融装置1で焼却されるので、システム全体の
排出灰量も増加することがない。
【0075】図5は、本発明に係る請求項9記載の廃棄
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
物燃料燃焼システムの概略構成を示している。なお、前
述した廃棄物燃料燃焼システムと同様の構成については
同部材に同符号を付し説明は省略する。
【0076】この廃棄物燃料燃焼システムは、ボイラ2
4の下流側に図1に示すバグフィルタ26が接続されて
いる。
4の下流側に図1に示すバグフィルタ26が接続されて
いる。
【0077】そして、上記バグフィルタ26の底部に
は、遮蔽手段としてのロータリーバルブ50を介して当
該バグフィルタ26で捕集した捕集物を貯留する貯留槽
51が接続されている。
は、遮蔽手段としてのロータリーバルブ50を介して当
該バグフィルタ26で捕集した捕集物を貯留する貯留槽
51が接続されている。
【0078】また、貯留槽51の下部にはフィーダ52
を備えた排出装置が連設されている。フィーダ52は、
例えば図5に示すようにスクリュー式のものが用いられ
ており、このフィーダ52が正逆両方向に回転自在に構
成されている。フィーダ52の両端には、排出口53、
54が設けられ、フィーダ52の正逆回転によりこれら
排出口53、54から択一的に捕集物が排出可能に構成
されている。
を備えた排出装置が連設されている。フィーダ52は、
例えば図5に示すようにスクリュー式のものが用いられ
ており、このフィーダ52が正逆両方向に回転自在に構
成されている。フィーダ52の両端には、排出口53、
54が設けられ、フィーダ52の正逆回転によりこれら
排出口53、54から択一的に捕集物が排出可能に構成
されている。
【0079】上記排出口53は、循環管29により粉砕
機17に接続されており、排出口53から排出される捕
集物を再び粉砕機17に戻して燃焼溶融装置1で焼却処
理するようになされている。
機17に接続されており、排出口53から排出される捕
集物を再び粉砕機17に戻して燃焼溶融装置1で焼却処
理するようになされている。
【0080】また、排出口54は、システム系外となる
外部への排出部になされている。
外部への排出部になされている。
【0081】次に、このように構成された廃棄物燃料燃
焼システムにより廃棄物燃料を燃焼させる場合につい
て、請求項10記載のバグフィルタ捕集物処理方法とと
もに説明する。
焼システムにより廃棄物燃料を燃焼させる場合につい
て、請求項10記載のバグフィルタ捕集物処理方法とと
もに説明する。
【0082】なお、燃焼溶融装置1での廃棄物燃料の燃
焼、溶融灰の排出については、前述した請求項1記載の
廃棄物燃料燃焼システムと同様であり、説明は省略す
る。
焼、溶融灰の排出については、前述した請求項1記載の
廃棄物燃料燃焼システムと同様であり、説明は省略す
る。
【0083】まず、燃焼溶融装置1による燃焼に伴って
発生する排ガスは、吸引ファン27の吸引作用によりガ
ス排出口23からボイラ24に導入され、該ボイラ24
で熱交換されて冷却され、バグフィルタ26に導入され
る。
発生する排ガスは、吸引ファン27の吸引作用によりガ
ス排出口23からボイラ24に導入され、該ボイラ24
で熱交換されて冷却され、バグフィルタ26に導入され
る。
【0084】バグフィルタ26では、石灰吹込装置28
から供給される石灰により排ガス中の酸性微量有害物質
を中和させ、清浄ガスとして吸引ファン27を経て外気
に放出する。
から供給される石灰により排ガス中の酸性微量有害物質
を中和させ、清浄ガスとして吸引ファン27を経て外気
に放出する。
【0085】また、石灰吹込装置28から石灰とともに
供給される粉体状の活性炭により排ガス中のダイオキシ
ン類等の微量有害物質を吸着する。
供給される粉体状の活性炭により排ガス中のダイオキシ
ン類等の微量有害物質を吸着する。
【0086】そして、バグフィルタ26により捕集した
フライアッシュ(飛灰)とともに、前述した中和処理用
の石灰及び活性炭を捕集物として底部からロータリーバ
ルブ50を通じて、貯留槽51に貯留する。
フライアッシュ(飛灰)とともに、前述した中和処理用
の石灰及び活性炭を捕集物として底部からロータリーバ
ルブ50を通じて、貯留槽51に貯留する。
【0087】上述した貯留槽51への捕集物の貯留は、
定格運転時、すなわち所定量の廃棄物燃料を連続的に供
給して燃焼させている状態においては、フィーダ52を
停止させて行われている。つまり、定格運転時には貯留
槽51から捕集物が排出されることなく、捕集物は貯留
槽51内に順次貯留される。
定格運転時、すなわち所定量の廃棄物燃料を連続的に供
給して燃焼させている状態においては、フィーダ52を
停止させて行われている。つまり、定格運転時には貯留
槽51から捕集物が排出されることなく、捕集物は貯留
槽51内に順次貯留される。
【0088】そして、運転停止前の段階で、廃棄物燃料
の供給が停止されると同時に、予熱バーナ4の運転を開
始するとともに、フィーダ52を所定の方向に回転(正
転)させて捕集物を排出口53から排出し、粉砕機17
を経て燃焼溶融装置1の一次燃焼室2に導入して焼却処
理する。
の供給が停止されると同時に、予熱バーナ4の運転を開
始するとともに、フィーダ52を所定の方向に回転(正
転)させて捕集物を排出口53から排出し、粉砕機17
を経て燃焼溶融装置1の一次燃焼室2に導入して焼却処
理する。
【0089】この焼却処理の際においても、捕集物の焼
却により微量有害物質は発生するため、石灰及び活性炭
の供給を定格運転時と同様に行う。
却により微量有害物質は発生するため、石灰及び活性炭
の供給を定格運転時と同様に行う。
【0090】このように捕集物が予熱バーナ4による高
温雰囲気の中で焼却処理され、再びバグフィルタ26に
よって捕集された再捕集物は、ロータリーバルブ50の
作動停止によりバグフィルタ26の底部に堆積される。
つまり、ロータリーバルブ50の作動を停止すること
で、再捕集物と貯留槽51に貯留されている捕集物とが
混合しないように遮断している。
温雰囲気の中で焼却処理され、再びバグフィルタ26に
よって捕集された再捕集物は、ロータリーバルブ50の
作動停止によりバグフィルタ26の底部に堆積される。
つまり、ロータリーバルブ50の作動を停止すること
で、再捕集物と貯留槽51に貯留されている捕集物とが
混合しないように遮断している。
【0091】そして、貯留槽51の捕集物が全て燃焼溶
融装置1に送られて焼却処理された際に、バグフィルタ
26の底部に堆積した再捕集物をロータリーバルブ50
から貯留槽51に排出し、逆転させたフィーダ52によ
り排出口54から外部に排出する。
融装置1に送られて焼却処理された際に、バグフィルタ
26の底部に堆積した再捕集物をロータリーバルブ50
から貯留槽51に排出し、逆転させたフィーダ52によ
り排出口54から外部に排出する。
【0092】なお、バグフィルタ26で捕集した捕集物
には多量の塩化物が含まれており、それを何回も連続的
に循環を繰り返すことは、システム系内の腐食増加を招
くおそれがあるため、この捕集物の焼却処理を1回だけ
行った後、外部に排出するようにしている。但し、塩化
物による腐食増加の影響がない場合には、1回だけに限
らず、2回乃至複数回繰り返して焼却処理するようにし
てもよい。
には多量の塩化物が含まれており、それを何回も連続的
に循環を繰り返すことは、システム系内の腐食増加を招
くおそれがあるため、この捕集物の焼却処理を1回だけ
行った後、外部に排出するようにしている。但し、塩化
物による腐食増加の影響がない場合には、1回だけに限
らず、2回乃至複数回繰り返して焼却処理するようにし
てもよい。
【0093】これにより排ガス処理設備を簡略化して設
備コストを低減した上で、捕集物に含まれる塩化物によ
る腐食を抑制しながら適切な焼却処理が行え、前述した
ようなフライアッシュの減量化、活性炭の焼却処理、ダ
イオキシン類の熱分解が行える。
備コストを低減した上で、捕集物に含まれる塩化物によ
る腐食を抑制しながら適切な焼却処理が行え、前述した
ようなフライアッシュの減量化、活性炭の焼却処理、ダ
イオキシン類の熱分解が行える。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1記
載の廃棄物燃料燃焼システムによれば、粉砕機により廃
棄物燃料を粉砕した後、燃焼溶融装置で燃焼させている
ため、粉砕された粉体状の廃棄物燃料は空気との接触効
率が良く、着火しやすいので、少ない空気で完全燃焼し
て排ガス性状が安定する上、排ガス量が少なくなるた
め、後続の排ガス処理設備を小型にすることができる。
また、燃料量や空気量を変更した場合の応答性が良く、
燃焼運転中における温度制御が容易にできるとともに、
運転開始時もしくは停止時に起こる不安定な燃焼状態を
短時間ですませることができる。
載の廃棄物燃料燃焼システムによれば、粉砕機により廃
棄物燃料を粉砕した後、燃焼溶融装置で燃焼させている
ため、粉砕された粉体状の廃棄物燃料は空気との接触効
率が良く、着火しやすいので、少ない空気で完全燃焼し
て排ガス性状が安定する上、排ガス量が少なくなるた
め、後続の排ガス処理設備を小型にすることができる。
また、燃料量や空気量を変更した場合の応答性が良く、
燃焼運転中における温度制御が容易にできるとともに、
運転開始時もしくは停止時に起こる不安定な燃焼状態を
短時間ですませることができる。
【0095】本発明の請求項2記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、粉体状の廃棄物燃料をサイクロン方式
の燃焼溶融装置により燃焼させているため、燃焼室内で
の滞留時間を小さい空間でも十分に確保して燃焼させる
ことができ、システム全体の小型化をさらに図ることが
できる。
ステムによれば、粉体状の廃棄物燃料をサイクロン方式
の燃焼溶融装置により燃焼させているため、燃焼室内で
の滞留時間を小さい空間でも十分に確保して燃焼させる
ことができ、システム全体の小型化をさらに図ることが
できる。
【0096】本発明の請求項3記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、回収装置から溶融灰をスラグとして取
り出すので有害物質の溶出が無く、路盤材等に安全に利
用できるとともに、大幅に減容化がされるので埋め立て
る場合にも広大な処分場が必要なくなり非常に有利であ
る。
ステムによれば、回収装置から溶融灰をスラグとして取
り出すので有害物質の溶出が無く、路盤材等に安全に利
用できるとともに、大幅に減容化がされるので埋め立て
る場合にも広大な処分場が必要なくなり非常に有利であ
る。
【0097】本発明の請求項4記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、ボイラにより排ガスの熱を、温水もし
くは蒸気として回収して有効に利用することができる。
ステムによれば、ボイラにより排ガスの熱を、温水もし
くは蒸気として回収して有効に利用することができる。
【0098】本発明の請求項5記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、サイクロンの底部に堆積したフライア
ッシュを再び燃焼溶融装置で焼却処理するため、フライ
アッシュの減量化を確実に図れ、システム全体の排出量
を減らすことができる。
ステムによれば、サイクロンの底部に堆積したフライア
ッシュを再び燃焼溶融装置で焼却処理するため、フライ
アッシュの減量化を確実に図れ、システム全体の排出量
を減らすことができる。
【0099】本発明の請求項6記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、ダイオキシン類などの微量有害物質を
吸着させた微量有害物質吸着剤をフライアッシュととも
に再び燃焼溶融装置に戻し焼却処理することで、ダイオ
キシン類を確実に熱分解することができるとともに、微
量有害物質吸着剤も燃焼溶融装置で焼却処理されるの
で、システム全体の排出灰量も増加することがない。
ステムによれば、ダイオキシン類などの微量有害物質を
吸着させた微量有害物質吸着剤をフライアッシュととも
に再び燃焼溶融装置に戻し焼却処理することで、ダイオ
キシン類を確実に熱分解することができるとともに、微
量有害物質吸着剤も燃焼溶融装置で焼却処理されるの
で、システム全体の排出灰量も増加することがない。
【0100】本発明の請求項7記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、水冷式サイクロンを使用することで、
システムの構成を簡略化して設備コストの低減を図るこ
とができる。また、水冷式サイクロンに堆積したフライ
アッシュを再び燃焼溶融装置で焼却処理するため、フラ
イアッシュの減量化を確実に図れ、システム全体の排出
量を減らすことができる。
ステムによれば、水冷式サイクロンを使用することで、
システムの構成を簡略化して設備コストの低減を図るこ
とができる。また、水冷式サイクロンに堆積したフライ
アッシュを再び燃焼溶融装置で焼却処理するため、フラ
イアッシュの減量化を確実に図れ、システム全体の排出
量を減らすことができる。
【0101】本発明の請求項8記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、前記請求項7記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムと同様に、システムの構成を簡略化して設備コス
トの低減を図ることができるとともに、水冷式サイクロ
ンに堆積したフライアッシュを再び燃焼溶融装置で焼却
処理するため、フライアッシュの減量化を確実に図れ、
システム全体の排出量を減らすことができる。また、前
記請求項6記載の廃棄物燃料燃焼システムと同様に、ダ
イオキシン類等の微量有害物質を吸着させた微量有害物
質吸着剤を再び燃焼溶融装置に戻し焼却処理すること
で、ダイオキシン類を確実に熱分解することができると
ともに、微量有害物質吸着剤も燃焼溶融装置で焼却処理
されるので、システム全体の排出灰量も増加することが
ない。
ステムによれば、前記請求項7記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムと同様に、システムの構成を簡略化して設備コス
トの低減を図ることができるとともに、水冷式サイクロ
ンに堆積したフライアッシュを再び燃焼溶融装置で焼却
処理するため、フライアッシュの減量化を確実に図れ、
システム全体の排出量を減らすことができる。また、前
記請求項6記載の廃棄物燃料燃焼システムと同様に、ダ
イオキシン類等の微量有害物質を吸着させた微量有害物
質吸着剤を再び燃焼溶融装置に戻し焼却処理すること
で、ダイオキシン類を確実に熱分解することができると
ともに、微量有害物質吸着剤も燃焼溶融装置で焼却処理
されるので、システム全体の排出灰量も増加することが
ない。
【0102】本発明の請求項9記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステムによれば、バグフィルタで捕集した捕集物を燃焼
溶融装置で再び焼却処理し、再捕集物としてこれのみを
排出することが可能となり、捕集物に含まれる塩化物に
よる腐食を抑制しながら適切な焼却処理が行えるととも
に、排ガス処理設備を簡略化して設備コストを低減した
上で、前述したようなフライアッシュの減量化、活性炭
の焼却処理、ダイオキシン類の熱分解が行える。
ステムによれば、バグフィルタで捕集した捕集物を燃焼
溶融装置で再び焼却処理し、再捕集物としてこれのみを
排出することが可能となり、捕集物に含まれる塩化物に
よる腐食を抑制しながら適切な焼却処理が行えるととも
に、排ガス処理設備を簡略化して設備コストを低減した
上で、前述したようなフライアッシュの減量化、活性炭
の焼却処理、ダイオキシン類の熱分解が行える。
【0103】本発明の請求項10記載の廃棄物燃料燃焼
システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法によれ
ば、燃焼溶融装置により廃棄物燃料を燃焼させ、この燃
焼により生じた飛灰をバグフィルタで捕集物として捕集
し、該捕集物を、燃焼溶融装置での廃棄物燃料の燃焼終
了後において少なくとも1回、この燃焼溶融装置に導入
して焼却処理し、この焼却処理によってバグフィルタで
再び捕集した再捕集物のみをシステム系外となる外部に
排出することで、再捕集物と捕集物との混合を防止する
とともに、捕集物中の塩化物による腐食を抑制しながら
適切な焼却処理が行え、前述したようなフライアッシュ
の減量化、活性炭の焼却処理、ダイオキシン類の熱分解
が行える。
システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法によれ
ば、燃焼溶融装置により廃棄物燃料を燃焼させ、この燃
焼により生じた飛灰をバグフィルタで捕集物として捕集
し、該捕集物を、燃焼溶融装置での廃棄物燃料の燃焼終
了後において少なくとも1回、この燃焼溶融装置に導入
して焼却処理し、この焼却処理によってバグフィルタで
再び捕集した再捕集物のみをシステム系外となる外部に
排出することで、再捕集物と捕集物との混合を防止する
とともに、捕集物中の塩化物による腐食を抑制しながら
適切な焼却処理が行え、前述したようなフライアッシュ
の減量化、活性炭の焼却処理、ダイオキシン類の熱分解
が行える。
【図1】本発明の請求項1乃至5記載の廃棄物燃料燃焼
システムの概略構成を示す図である。
システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の請求項6記載の廃棄物燃料燃焼システ
ムの概略構成を示す図である。
ムの概略構成を示す図である。
【図3】本発明の請求項7記載の廃棄物燃料燃焼システ
ムの概略構成を示す図である。
ムの概略構成を示す図である。
【図4】本発明の請求項8記載の廃棄物燃料燃焼システ
ムの概略構成を示す図である。
ムの概略構成を示す図である。
【図5】本発明の請求項9記載の廃棄物燃料燃焼システ
ムの概略構成を示す図である。
ムの概略構成を示す図である。
1 燃焼溶融装置 2 一次燃焼室 3 二次燃焼室 17 粉砕機 18 回収装置 24 ボイラ 25 サイクロン 29 循環管 30 バグフィルタ 31 活性炭吹込装置(供給装置) 32 循環管 40 水冷式サイクロン 41 サイクロン本体 42 冷却水槽 43 循環管 50 ロータリーバルブ(遮蔽手段) 51 貯留槽 52 フィーダ 53、54 排出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23G 5/033 F23J 1/00 B F23J 1/00 B09B 3/00 303L (72)発明者 八木 昌文 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 立岩 甚吾 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 榎本 純也 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内 (72)発明者 山川 健司 兵庫県西宮市田近野町6−107 新明和工 業株式会社開発技術本部内
Claims (10)
- 【請求項1】 廃棄物の可燃分から作られた廃棄物燃料
を燃焼溶融装置に投入して燃焼処理する廃棄物燃料燃焼
システムにおいて、 前記燃焼溶融装置の廃棄物燃料投入側に、廃棄物燃料を
粉砕する粉砕機が設けられたことを特徴とする廃棄物燃
料燃焼システム。 - 【請求項2】 前記燃焼溶融装置は、上下2段に配置さ
れた一次燃焼室と二次燃焼室とからなり、上段の一次燃
焼室に導入された前記廃棄物燃料を旋回流を生じさせな
がら燃焼させ、下段の二次燃焼室に導くサイクロン方式
のものである請求項1記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項3】 前記燃焼溶融装置の溶融灰排出口の下方
には、溶融灰をスラグとして回収する回収装置が設けら
れた請求項1又は2記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項4】 前記燃焼溶融装置の排ガス排出口には、
当該排ガス排出口から排出される排ガスの熱を利用して
温水又は水蒸気を作るボイラが連通された請求項1、2
又は3記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項5】 前記ボイラの下流側に、排ガス中のフラ
イアッシュを回収するサイクロンが連通され、該サイク
ロンのフライアッシュ排出部が循環管を介して前記燃焼
溶融装置に連通された請求項4記載の廃棄物燃料燃焼シ
ステム。 - 【請求項6】 前記ボイラの下流側にバグフィルタ装置
が設けられるとともに、該バグフィルタ装置の排ガス導
入側には、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着
剤を供給する供給装置が設けられるとともに、バグフィ
ルタ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタ装
置の排出部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通さ
れた請求項4記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項7】 前記燃焼溶融装置の排ガス排出口に、サ
イクロン本体が冷却水槽内に配置された水冷式サイクロ
ンが設けられ、該サイクロン本体のフライアッシュ排出
部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通された請求
項1、2又は3記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項8】 前記水冷式サイクロンの下流側に、バグ
フィルタ装置が設けられ、該バグフィルタ装置の排ガス
導入側には、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸
着剤を供給する供給装置が設けられるとともに、バグフ
ィルタ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィルタ
装置の排出部が循環管を介して前記燃焼溶融装置に連通
された請求項7記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項9】 前記ボイラの下流側にバグフィルタ装置
が設けられ、該バグフィルタ装置の排出ガス導入側に
は、微量有害物質を吸着可能な微量有害物質吸着剤及び
中和薬剤を供給する供給装置が設けられるとともに、バ
グフィルタ装置で捕集された捕集物を排出するバグフィ
ルタの排出部に当該捕集物を貯留する貯留槽が連設さ
れ、この貯留槽と上記バグフィルタの排出部とは遮蔽手
段により遮蔽可能に構成され、また、上記貯留槽の排出
部には、少なくとも2つの経路を有する排出手段が連通
され、排出手段の少なくとも1つの経路が循環管を介し
て前記燃焼溶融装置に連通される一方、少なくとも他の
1つの経路がシステム系外となる外部に排出可能に構成
された請求項4記載の廃棄物燃料燃焼システム。 - 【請求項10】 燃焼溶融装置により廃棄物燃料を燃焼
させ、この燃焼により生じた飛灰をバグフィルタで捕集
物として捕集し、該捕集物を、燃焼溶融装置での廃棄物
燃料の燃焼終了後において少なくとも1回、この燃焼溶
融装置に導入して焼却し、この焼却によってバグフィル
タで再び捕集した再捕集物のみをシステム系外となる外
部に排出することを特徴とする廃棄物燃料燃焼システム
におけるバグフィルタ捕集物処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9066409A JPH10300043A (ja) | 1997-02-27 | 1997-03-19 | 廃棄物燃料燃焼システム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-43962 | 1997-02-27 | ||
| JP4396297 | 1997-02-27 | ||
| JP9066409A JPH10300043A (ja) | 1997-02-27 | 1997-03-19 | 廃棄物燃料燃焼システム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10300043A true JPH10300043A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=26383794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9066409A Pending JPH10300043A (ja) | 1997-02-27 | 1997-03-19 | 廃棄物燃料燃焼システム及び廃棄物燃料燃焼システムにおけるバグフィルタ捕集物処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10300043A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002063213A1 (en) * | 2001-02-07 | 2002-08-15 | Hitachi Metals, Ltd. | Gasification melting furnace and gasification melting method for combustible refuse and/or burned ash |
| KR100686441B1 (ko) | 2003-03-13 | 2007-02-23 | 현대중공업 주식회사 | 연소로 출구 온도제어장치가 구비된 순환유동층 연소장치및 연소로 출구 온도제어방법 |
| CN101968225A (zh) * | 2010-10-28 | 2011-02-09 | 北京中科通用能源环保有限责任公司 | 无害化的工业固体废弃物焚烧处理方法及装置 |
| CN110893369A (zh) * | 2018-09-12 | 2020-03-20 | 台州鑫宇铜业股份有限公司 | 一种铜渣料的筛选磨粉生产线系统 |
| CN113137609A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-20 | 莆田市圣元环保电力有限公司 | 一种垃圾焚烧发电的废渣清理装置 |
-
1997
- 1997-03-19 JP JP9066409A patent/JPH10300043A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002063213A1 (en) * | 2001-02-07 | 2002-08-15 | Hitachi Metals, Ltd. | Gasification melting furnace and gasification melting method for combustible refuse and/or burned ash |
| KR100686441B1 (ko) | 2003-03-13 | 2007-02-23 | 현대중공업 주식회사 | 연소로 출구 온도제어장치가 구비된 순환유동층 연소장치및 연소로 출구 온도제어방법 |
| CN101968225A (zh) * | 2010-10-28 | 2011-02-09 | 北京中科通用能源环保有限责任公司 | 无害化的工业固体废弃物焚烧处理方法及装置 |
| CN110893369A (zh) * | 2018-09-12 | 2020-03-20 | 台州鑫宇铜业股份有限公司 | 一种铜渣料的筛选磨粉生产线系统 |
| CN110893369B (zh) * | 2018-09-12 | 2021-08-17 | 台州鑫宇铜业股份有限公司 | 一种铜渣料的筛选磨粉生产线系统 |
| CN113137609A (zh) * | 2021-04-02 | 2021-07-20 | 莆田市圣元环保电力有限公司 | 一种垃圾焚烧发电的废渣清理装置 |
| CN113137609B (zh) * | 2021-04-02 | 2022-08-26 | 莆田市圣元环保电力有限公司 | 一种垃圾焚烧发电的废渣清理装置 |
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