JPH1030041A - 熱に対して安定化されたフッ化ビニリデンポリマーを含有する組成物 - Google Patents

熱に対して安定化されたフッ化ビニリデンポリマーを含有する組成物

Info

Publication number
JPH1030041A
JPH1030041A JP9069968A JP6996897A JPH1030041A JP H1030041 A JPH1030041 A JP H1030041A JP 9069968 A JP9069968 A JP 9069968A JP 6996897 A JP6996897 A JP 6996897A JP H1030041 A JPH1030041 A JP H1030041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinylidene fluoride
bismuth
fluoride polymer
polymer
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9069968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3929104B2 (ja
Inventor
Valerie Bromont
ブローモン ヴァレリー
Jean-Jacques Robin
ジャック ロバン ジャン
Etienne Hannecart
アーネカール エティアーヌ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Solvay SA
Original Assignee
Solvay SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Solvay SA filed Critical Solvay SA
Publication of JPH1030041A publication Critical patent/JPH1030041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3929104B2 publication Critical patent/JP3929104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/09Carboxylic acids; Metal salts thereof; Anhydrides thereof
    • C08K5/098Metal salts of carboxylic acids

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビスマスカルボキシレートを使用して改善さ
れた熱安定性を示す、フッ化ビニリデンポリマー含有組
成物を提供することを目的とする。 【解決手段】 有効量のビスマスカルボキシレートを含
むことにより、熱に対して安定化された、フッ化ビニリ
デンポリマーを含有する組成物であって、該ビスマスカ
ルボキシレートがビスマスサクシネート、アクリレート
およびテレフタレート並びにその混合物から選択される
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、改善された熱安定
性を示す、フッ化ビニリデンポリマーを含有する組成物
に関するものである。更に詳細には、本発明は、熱安定
剤としてビスマスカルボキシレートを含有するこのよう
な組成物に関連する。
【0002】
【従来技術】熱可塑性ホモポリマーおよびコポリマーで
あるフッ化ビニリデンポリマーは、多数の有利な特性、
および特に化学的に著しく不活性で、かつ紫外輻射に対
する高い耐性並びに優れた機械的強度を示す周知のポリ
マーを構成する。従って、これらポリマーは、種々の分
野、例えば特に耐腐食性に関する要求がある化学工業に
おける多数の用途が知られている。更に、これらのポリ
マーは優れた固有の熱安定性を示し、極めて高頻度で、
結果としてこれらは如何なる熱安定剤も存在しない状態
で使用される。それにも拘らず、これらポリマーを非常
に厚い層、例えば数十mm程度の層として使用する用途に
おいては、厚い部材の成形中に該部材に及ぼされる苛酷
な熱的条件の結果として、熱的劣化が該材料のコア部分
に見られる可能性がある。同様に、熱安定性の問題は、
極めて高分子量のフッ化ビニリデンポリマーを溶融成形
(例えば、極めて高い機械的強度を必要とする物品の成
形のために)する場合、および/またはフッ化ビニリデ
ンホモポリマーよりも低い固有熱安定性を有するフッ化
ビニリデンコポリマーを溶融成形する場合にも見られ
る。従って、フッ化ビニリデンポリマーに対して有効な
熱安定剤が利用可能であることが、一般的に望ましいこ
とは明らかである。
【0003】極めて広範囲に及ぶ熱安定剤が、既に塩素
化ポリマー、例えば塩化ビニルポリマーの(本質的な)
熱的安定化のために提案されている。実際には、これら
は最も頻繁には鉛、カルシウムおよび/または亜鉛、バ
リウムおよび/またはカドミウム或いはまた有機錫並び
にチオ錫の塩である。しかしながら、1948年4月20日付
けの特許CH-A-275,161号には、広範囲に渡る有機酸のビ
スマス塩、例えばビスマスのホルメート、マレエート、
ラウレートおよびステアレート、好ましくは少なくとも
12個の炭素原子をもつ脂肪酸のビスマス塩を含めること
により、塩化ビニルおよび塩化ビニリデンポリマーが熱
的に安定化することを記載している。C6〜C22 モノカル
ボン酸のビスマス塩、例えば特にビスマスステアレート
およびサリチレートを含めることによる、ポリ(塩化ビ
ニル)ポリマーの熱的安定化が、1963年8月30日付けの
特許出願JP-A-66/19821 において推奨されている。これ
らのビスマス塩は、有利には熱安定剤、例えばカドミウ
ム、バリウム、亜鉛または鉛の塩との組み合わせで使用
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フッ化ビニ
リデンポリマーに対して有効な熱安定剤を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、有効量のビスマスカルボキシレートを含
めることにより、熱に対して安定化されたフッ化ビニリ
デンポリマーを含有する組成物に関わり、該組成物は、
該ビスマスカルボキシレートがビスマスサクシネート、
アクリレートおよびテレフタレート並びにその混合物か
ら選択されることにより特徴付けられる。優れた結果
は、ビスマスのサクシネートおよびアクリレート並びに
これらの混合物によって得られる。極めて好ましいビス
マスカルボキシレートは、ビスマスのサクシネートであ
る。本発明の驚くべき局面は、塩素化ポリマーの熱的安
定化に効果的に寄与し得るものとして記載され、かつ更
に本発明の組成物において使用するビスマスカルボキシ
レートと類似する、ビスマスカルボキシレートが、フッ
化ビニリデンポリマーの安定化においては、効果がない
という事実である。更に、本発明の熱安定剤の有効性
は、熱的に分解された廃棄フッ化ビニリデンポリマーの
安定化/脱色さえも可能とすることである。
【0006】
【発明の実施の形態】ビスマスカルボキシレートの有効
量とは、本発明の目的にとって、熱安定性を改善するの
に、即ち本発明の組成物の着色を防止するのに、あるい
は情況に応じて、該組成物が該フッ化ビニリデンポリマ
ーの融点よりも高く、かつ該組成物を成形された物品に
転化するのに十分な温度に暴露された場合には、該組成
物の着色の程度を減じる(既に分解されている廃棄ポリ
マーを安定化する場合には)のに十分な量を表すものと
理解すべきである。この量は特別に臨界的なものではな
く、特に安定化することが望まれる該フッ化ビニリデン
ポリマーの性質、分子量および適当な場合には該ポリマ
ーの熱分解の程度に依存する。一見解としては、該ビス
マスカルボキシレートは、一般的にフッ化ビニリデンポ
リマー100 重量部当たり少なくとも0.05重量部、最も頻
繁には少なくとも0.1 重量部、およびより一層特定的に
は少なくとも0.3 重量部の割合で使用される。一般に、
該ビスマスカルボキシレート含量は、フッ化ビニリデン
ポリマー100 重量部当たり5重量部を越えず、最も高頻
度には該含量は3重量部を越えず、かつより一層特定的
には1.5 重量部を越えない。本発明の組成物中で使用す
る該ビスマスカルボキシレートの製造は、特別重要とい
う訳ではない。該カルボキシレートは、従って任意の適
当な方法で製造できる。例えば、湿式法によって、室温
にて水中で、化学量論的量の水酸化ビスマスとカルボン
酸(琥珀酸、アクリル酸またはテレフタル酸もしくはそ
の混合物)とを反応させ、次いで生成するビスマス塩を
濾過することにより、これらカルボキシレートを製造す
ることができる。また、乾式法によって、例えば数分
間、適当な量の三酸化ビスマスと該カルボン酸とを乾式
混合/粉砕し(メカノケミカル反応)、次いで該反応混
合物を再加熱して、該反応を完了させることにより、該
カルボキシレートを製造することもできる。
【0007】該ビスマスカルボキシレートは、任意の形
状、例えば粉末または水性分散体で使用できる。しかし
ながら、便宜的理由から、これを粉末形状で使用するこ
とが好ましい。この場合、粒子が約100 μm未満の平均
径を示す粉末を使用することが有利である。該ビスマス
カルボキシレート粒子の平均径は、好ましくは約0.1〜3
0μmの範囲にある。該ビスマスカルボキシレート以外
に、本発明の組成物は、通常のフッ化ビニリデンポリマ
ー用の添加剤、例えば潤滑剤、顔料、燃焼中の煙の放出
量を減ずる添加剤(発煙−抑制剤(smoke-suppressant
s)) 等を含むことができる。一般に、本発明の組成物は
該ビスマスカルボキシレート以外の熱安定剤を含まな
い。フッ化ビニリデンポリマーは、本発明の目的にとっ
て、フッ化ビニリデンホモポリマーおよびフッ化ビニリ
デンと、有利にはフッ素化されているエチレン性不飽和
コモノマーとの熱可塑性コポリマーであって、少なくと
も約75重量%の、フッ化ビニリデン由来のモノマー単位
を含むもの両者を表すものと理解すべきである。該熱可
塑性コポリマーは、有利には少なくとも130 ℃に等し
い、好ましくは少なくとも150 ℃に等しい、およびより
一層特定的には少なくとも165 ℃の融点を示す。使用可
能なフッ素化コモノマーの例としては、ヘキサフルオロ
プロピレンおよびクロロトリフルオロエチレンを挙げる
ことができる。
【0008】本発明の組成物のフッ化ビニリデンポリマ
ーは、有利にはフッ化ビニリデンホモポリマーおよびフ
ッ化ビニリデンとヘキサフルオロプロピレンまたはクロ
ロトリフルオロエチレン、特にクロロトリフルオロエチ
レンとの熱可塑性コポリマーから選択される。フッ化ビ
ニリデンとヘキサフルオロプロピレンとの熱可塑性コポ
リマーは、有利には約5〜20重量%、より一層特定的に
は約8〜15重量%のヘキサフルオロプロピレンを含む。
後者の特に好ましいコポリマーは、約160 〜約135 ℃の
融点を示す。上記のフッ化ビニリデンとクロロトリフル
オロエチレンとの熱可塑性コポリマーは、有利には約10
〜25重量%、より一層特定的には約12〜22重量%のクロ
ロトリフルオロエチレンを含む。後者の特に好ましいコ
ポリマーは、約170 〜約165℃の融点を示す。本発明の
組成物に関与する該フッ化ビニリデンポリマーは、バー
ジンポリマーまたは廃棄ポリマー(あるいはまたこれら
ポリマーの混合物)を、区別することなく含むことがで
きる。
【0009】バージンポリマーが関与する場合、これら
ポリマーは最も高頻度では粉末形状で与えられ、その構
成粒子は約50〜200 μmおよび最も高頻度では約100 〜
140μmの範囲の平均径を示す。廃棄ポリマーが関与す
る場合、勿論のこととして推奨できるのは、該ビスマス
カルボキシレートの配合前に、廃棄フッ化ビニリデンポ
リマー製の成形された物品を粉砕しおよび/または微粉
化して、該物品を小さくされたサイズの粉砕粒子(粉砕
物質)にすることである。この廃棄ポリマーの粉砕物質
は、5mmを越えない、より一層特定的には2mmを越えな
い平均径をもつことが好ましい。同様に、熱的に分解さ
れた廃棄ポリマーを熱安定化する場合には、必須ではな
いが、該粉砕物質を過酸化水素による予備処理に付すこ
とが有利であり得る。この場合、ビスマスカルボキシレ
ートの配合は、過酸化水素による該粉砕物質の処理後に
行われる。この処理は、有利には水性過酸化水素溶液、
例えば35% 溶液中で、数十分乃至数時間、有利には約2
時間、約80〜100 ℃の範囲の温度にて攪拌することによ
り行う。この過酸化水素による処理後、該フッ化ビニリ
デンポリマーを濾過し、水洗し、次いで乾燥する。
【0010】本発明の組成物の調製は、何等特定の問題
を示さない。熱可塑性ポリマー中に加工助剤を配合し
て、粉末または顆粒状で存在する混合物を形成すること
を可能とするあらゆる公知の技術を利用できる。かくし
て、該ビスマスカルボキシレートと、重合段階からの該
フッ化ビニリデンポリマーとの混合は、該重合の終点に
おいて、該重合混合物中に直接配合するか、あるいはま
た重合により生成された水性分散体の排液または濾過に
より得た湿潤ケーキに添加することにより実施できる。
この配合方法は、バージンフッ化ビニリデンポリマーを
含む本発明の組成物に対してのみ適している。全ての場
合において利用できる有利な手順は、本発明の組成物に
関与する他の添加物と同時に、プレミックスの製造中
に、粉末形状にある(あるいは粉砕された物質として
の)該ポリマーに、該ビスマスカルボキシレートを添加
する工程を含む。該ビスマスカルボキシレートは、また
該フッ化ビニリデンポリマーを溶融する装置、例えばス
クリュー押出機に直接導入することもできる。この場
合、該安定化された組成物は顆粒の状態で存在するであ
ろう(配合物)。本発明の組成物において使用する該ビ
スマスカルボキシレートは、極めて厚い配合物、例えば
スラブまたはロッド等の製造並びに極めて高分子量のフ
ッ化ビニリデンポリマーの使用および/または該ホモポ
リマーよりも低い熱安定性をもつフッ化ビニリデンコポ
リマーの使用に適しているばかりか、廃棄物品由来の粉
砕材料の再利用を可能とする、熱的に分解された廃棄フ
ッ化ビニリデンポリマーの安定化/脱色にも適してい
る。本発明の組成物は、溶融熱可塑性樹脂の転化用の全
ての公知の技術、例えば押出および成形技術の利用を可
能とする。
【0011】
【実施例】以下の実施例は、本発明を例示するものであ
る。実施例1〜4は、フッ化ビニリデンポリマーを含有
するバージン組成物に関連する。実施例5〜11は、フッ
化ビニリデンポリマーを含有する熱的に分解された廃棄
組成物に関連する。これら組成物中で使用する該ビスマ
スカルボキシレートは、平均径<30μmをもつ粒子とし
て存在する。実施例1〜4 実施例1(比較のために与えられる)および実施例2
(本発明による例)においては、クロロトリフルオロエ
チレン15重量%を含有するフッ化ビニリデン/クロロト
リフルオロエチレンコポリマー組成物(VF2-CTFE)の調製
を行った。該組成物は融点169 ℃、負荷5 kgの下で230
℃にて測定したメルトインデックス(MI)15g/10分(ASTM
D 1238) を有する。これらの組成物は以下の成分を含
む。全ての部は重量部である。 成分 量(部) VF2-CTFE 100 Caモリブデート(発煙−抑制剤) 0.3 ポリエチレンワックス(潤滑剤) 0.2 沈降CaCO3 0.1 実施例2の組成物は、更に1重量部のビスマスサクシネ
ートを含む。
【0012】これらの組成物はブラベンダー型ミキサー
中で、270 ℃にて、シャフト速度50r/分を使用して混合
し、クレープを5分毎に取り出して、その着色の程度を
評価した。5分間混合した後、実施例1および2の組成
物は依然として白色である。25分間の混合後、実施例1
の組成物(ビスマスサクシネートを含まない)は褐色と
なり、30分後には黒色となる。25分間の混合後、実施例
2の組成物は依然として白色であり、30分後に僅かにベ
ージュ色となり、また50分後にも依然ベージュ色であ
る。実施例1および2の結果の比較により、ビスマスサ
クシネートが例外的に高い熱安定化効果をもつことが示
される。実施例3(比較例)および実施例4(本発明)
においては、高分子量(MI: 0.2g/10分)を有するフッ化
ビニリデンホモポリマー(PVDF)および実施例1および2
で使用したものと同一のVF2-CTFEコポリマーを含む組成
物の調製を実施した。これらの組成物は以下の成分を含
む。全ての部は重量部を表す。 成分 量(部) PVDF 67 VF2-CTFE 33 ポリエチレンワックス 0.067 実施例4の組成物は、更に1重量部のビスマスサクシネ
ートを含む。これらの組成物は、270 ℃にて、実施例1
および2と同じ条件下で混合し、また着色の程度を評価
するために、クレープを取り出した。10分後、実施例3
の組成物は褐色となり、20分後には黒色となる。実施例
4の組成物は15分後に依然としてオフホワイトであり、
20分後には極僅かに着色し(極めて微かなベージュ色)
を呈し、かつ50分後には褐色になる(10分後に実施例3
の組成物により達成されるものと見掛け上同等の色合
い)。実施例3および4の結果の比較は、ビスマスサク
シネートの有効性を十分に示している。
【0013】実施例5〜11 実施例5〜11においては、ケミカルエンジニアリングパ
イプ(数年間に渡り、毎日使用したもの)由来の熱的に
劣化された廃棄PVDFホモポリマーから、組成物の調製を
行った。回収した該パイプを粉砕して粉砕材料を得た。
その構成粒子は平均径<2mmを示す。比較のために与え
た実施例5を除く、これら実施例の全てにおいて、1重
量部のビスマスカルボキシレートを配合した(該カルボ
キシレートの性質は添付した表1に特定されている)。
第一の段階においては、該粉砕PVDF材料およびビスマス
カルボキシレートを、攪拌しつつ15分間に渡り混合した
(遊星攪拌機を20r/分で回転)。次いで、これらのプレ
ミックスを、32r/分で回転するブレードを備えたミキサ
ー(ブラベンダー型)中で、180 ℃にて3分間混合し
た。最後に、かくして得たクレープを、50バールの圧力
下に維持された金型内で、210 ℃にて5分間加圧成形し
た。次に、この加圧成形したスラブを検査した。観測さ
れた着色の程度を、以下の表1に示す。以下の表1に見
られる結果の比較から、ビスマスサクシネート、アクリ
レートおよびテレフタレートが、熱的に劣化されたPVDF
に対する極めて顕著な着色防止に寄与することはあきら
かであり(比較例として与えられた実施例5を参照)、
このことは該材料の熱安定性における大幅な改善を反映
している。比較例(実施例9、10および11)で使用した
ビスマスカルボキシレートは、著しく効果が低い。この
点に関連して、ビスマスマレエート(不飽和C4ジカルボ
キシレート)あるいはまたビスマスオキサレート(飽和
C2ジカルボキシレート)の結果と、そのサクシネート
(飽和C2ジカルボキシレート)の結果とを比較すること
は興味がある。
【0014】
【表1】 実施例番号 Biカルボキシレート 加圧成形したスラブの着色 5(C) ナシ 褐色−黒色 6 サクシネート 白色−ベージュ 7 アクリレート 微かなベージュ 8 テレフタレート 微かなベージュ 9(C) マレエート 濃いベージュ−褐色 10(C) オキサレート 濃いベージュ−褐色 11(C) ホルメート 濃いベージュ−褐色

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効量のビスマスカルボキシレートを含
    めることにより、熱に対して安定化された、フッ化ビニ
    リデンポリマーを含有する組成物であって、該ビスマス
    カルボキシレートがビスマスサクシネート、アクリレー
    トおよびテレフタレート並びにその混合物から選択され
    ることを特徴とする、上記組成物。
  2. 【請求項2】 該ビスマスカルボキシレートがビスマス
    サクシネート、アクリレートおよびその混合物から選択
    される請求項1記載のフッ化ビニリデンポリマー含有組
    成物。
  3. 【請求項3】 該ビスマスカルボキシレートがビスマス
    サクシネートである請求項2記載のフッ化ビニリデンポ
    リマー含有組成物。
  4. 【請求項4】 該ビスマスカルボキシレートが、フッ化
    ビニリデンポリマー100 重量部当たり、少なくとも0.05
    重量部の割合で存在する、請求項1〜3の何れか1項に
    記載のフッ化ビニリデンポリマー含有組成物。
  5. 【請求項5】 該ビスマスカルボキシレートの含有率
    が、フッ化ビニリデンポリマー100 重量部当たり、5重
    量部を越えない、請求項1〜4の何れか1項に記載のフ
    ッ化ビニリデンポリマー含有組成物。
  6. 【請求項6】 該ビスマスカルボキシレートが、粉末状
    態で存在し、その粒子が0.1 〜30μmの範囲の平均径を
    示す、請求項1〜5の何れか1項に記載のフッ化ビニリ
    デンポリマー含有組成物。
  7. 【請求項7】 該フッ化ビニリデンポリマーが、フッ化
    ビニリデンのホモポリマーおよびそのヘキサフルオロプ
    ロピレンまたはクロロトリフルオロエチレンとの熱可塑
    性コポリマーから選択される、請求項1〜6の何れか1
    項に記載のフッ化ビニリデンポリマー含有組成物。
  8. 【請求項8】 該フッ化ビニリデンポリマーが、バージ
    ンポリマーによって構成される、請求項1〜7の何れか
    1項に記載のフッ化ビニリデンポリマー含有組成物。
  9. 【請求項9】 該フッ化ビニリデンポリマーが、成形さ
    れた物品由来の粉砕材料として提供された廃棄ポリマー
    で構成される、請求項1〜7の何れか1項に記載のフッ
    化ビニリデンポリマー含有組成物。
  10. 【請求項10】 該粉砕材料が、過酸化水素による予備処
    理に付されている、請求項9記載のフッ化ビニリデンポ
    リマー含有組成物。
JP06996897A 1996-03-22 1997-03-24 熱に対して安定化されたフッ化ビニリデンポリマーを含有する組成物 Expired - Fee Related JP3929104B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE09600257 1996-03-22
BE9600257A BE1010086A3 (fr) 1996-03-22 1996-03-22 Compositions de polymeres du fluorure de vinylidene stabilises a la chaleur.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1030041A true JPH1030041A (ja) 1998-02-03
JP3929104B2 JP3929104B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=3889627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06996897A Expired - Fee Related JP3929104B2 (ja) 1996-03-22 1997-03-24 熱に対して安定化されたフッ化ビニリデンポリマーを含有する組成物

Country Status (10)

Country Link
US (2) US5929152A (ja)
EP (1) EP0796889B1 (ja)
JP (1) JP3929104B2 (ja)
AU (1) AU710320B2 (ja)
BE (1) BE1010086A3 (ja)
BR (1) BR9701412A (ja)
CA (1) CA2200772C (ja)
DE (1) DE69700677T2 (ja)
DK (1) DK0796889T3 (ja)
NO (1) NO310467B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525494A (ja) * 2011-08-31 2014-09-29 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 耐酸性フルオロエラストマー組成物

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2822476B1 (fr) * 2001-03-23 2004-04-02 Aventis Pharma Sa Procedes de purification et de detection de sequences cibles d'adn double brin par interaction triple helice
FR2852016B1 (fr) * 2003-03-03 2006-07-07 Atofina Procede de fabrication de pvdf thermiquement stable
FR2852017B1 (fr) * 2003-03-03 2005-04-22 Atofina Procede de fabrication de pvdf thermiquement stable
FR2879602A1 (fr) * 2004-12-22 2006-06-23 Solvay Procede de synthese mecanochimique de carboxylate metallique
CN119951481B (zh) * 2025-04-10 2025-07-08 湖北龙祥磷化有限公司 一种硫酸生产用脱色剂

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR965036A (ja) * 1947-04-23 1950-08-31
JPS4119821B1 (ja) * 1963-08-30 1966-11-17
JPS5839922B2 (ja) * 1978-08-24 1983-09-02 呉羽化学工業株式会社 ポリ弗化ビニリデン系樹脂フイラメント
US4231895A (en) * 1979-01-02 1980-11-04 M & T Chemicals Inc. Synergistic heat stabilizer compositions containing an antimony or a bismuth compound
US5373062A (en) * 1993-04-29 1994-12-13 Exxon Chemical Patents Inc. Curing systems for halogenated elastomers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014525494A (ja) * 2011-08-31 2014-09-29 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 耐酸性フルオロエラストマー組成物

Also Published As

Publication number Publication date
US6319972B1 (en) 2001-11-20
CA2200772A1 (fr) 1997-09-22
AU710320B2 (en) 1999-09-16
US5929152A (en) 1999-07-27
NO971357L (no) 1997-09-23
DE69700677T2 (de) 2000-06-08
DE69700677D1 (de) 1999-12-02
EP0796889B1 (fr) 1999-10-27
BE1010086A3 (fr) 1997-12-02
JP3929104B2 (ja) 2007-06-13
BR9701412A (pt) 1998-11-03
EP0796889A1 (fr) 1997-09-24
AU1623597A (en) 1997-09-25
DK0796889T3 (da) 2000-05-08
NO971357D0 (no) 1997-03-21
NO310467B1 (no) 2001-07-09
CA2200772C (fr) 2006-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4544694A (en) Extrusion lubricant composition and process
JPH01178543A (ja) 含ハロゲン熱可塑性樹脂組成物
US4040997A (en) Method for incorporating processing additives in polyvinyl chloride resins and additive concentrate for use therein
EP0758010A1 (en) Dripping inhibitor and flame-retardant resin composition
JPH1030041A (ja) 熱に対して安定化されたフッ化ビニリデンポリマーを含有する組成物
JPH1077378A (ja) ドリップ防止剤および難燃性樹脂組成物
KR20130004142A (ko) Pvc 콤파운딩용 첨가제 패키지의 제조 방법
EP0053615B1 (en) Stabilization of post-chlorinated vinyl chloride polymers by phosphate salts
US4965309A (en) Smoke suppressant compositions for halogen-containing plastics and methods of using
JPS5980456A (ja) クエン酸塩により安定化されたポリマ−組成物
CA1143886A (en) Free-flowing polyolefin molding composition of high filler content, process for its manufacture and its use
DE3208842A1 (de) Formungsgemische
US4374205A (en) Stabilization of post-chlorinated vinyl chloride polymers by phosphate salts
EP0243201B1 (en) Coated magnesium hydroxide
JPH0521933B2 (ja)
US4331775A (en) Stabilization of post-chlorinated vinyl chloride polymers by phosphate salts
JPS5853937A (ja) 塩化ビニル樹脂組成物
EP0626981A1 (en) Acid acceptor for polymers containing acid moieties
JPH0242375B2 (ja)
JPH01163245A (ja) 含ハロゲン熱可塑性樹脂組成物
JP2728276B2 (ja) 可塑化ポリ塩化ビニル混合物の製造方法
JP2655966B2 (ja) 難燃性の熱可塑性ポリエステル系繊維の製造のための組成物及び方法
JP2623258B2 (ja) 含ハロゲン熱可塑性樹脂組成物
JPH02196845A (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物
CA1214894A (en) Extrusion lubricant composition and process

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees