JPH10300702A - 低濃度NOx計測器 - Google Patents

低濃度NOx計測器

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JPH10300702A
JPH10300702A JP9107215A JP10721597A JPH10300702A JP H10300702 A JPH10300702 A JP H10300702A JP 9107215 A JP9107215 A JP 9107215A JP 10721597 A JP10721597 A JP 10721597A JP H10300702 A JPH10300702 A JP H10300702A
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JP
Japan
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sensor element
nox
concentration
low
gas
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JP9107215A
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Toshihiro Yoshida
俊広 吉田
Naoyuki Ogawa
尚之 小川
Tomonori Takahashi
知典 高橋
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】大気中の低濃度のNOx濃度を精度良く測定す
ることができる低濃度NOx計測器を提供する。 【解決手段】NOxを含む被測定ガスが接触することに
よりそのNOx成分に応じて抵抗が変化する金属酸化物
半導体からなるセンサ素子6からなり、センサ素子6の
温度Tを500℃≦T≦800℃とした状態で測定を行
う(第1発明)。NOxを含む被測定ガスが接触するこ
とによりそのNOx成分に応じて抵抗が変化する酸化物
22からなるセンサ素子6と、センサ素子6の抵抗変化
を検出して被測定ガス中のNOx濃度を検知するための
測定部7とを備えるNOx計測器1において、測定対象
となる被測定ガスが大気であり、センサ素子6に対して
被測定ガスの流れの上流側に、NO/NO2 分圧比を平
衡状態にし且つ可燃性ガスを除去するための触媒5を設
け、センサ素子6の温度Tを500℃≦T≦800℃と
した状態で測定を行う(第2発明)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NOxを含む被測
定ガスが接触することによりそのNOx成分に応じて抵
抗が変化する酸化物からなるセンサ素子と、このセンサ
素子の抵抗変化を検出して被測定ガス中のNOx濃度を
検知するための測定部とを備えるNOx計測器に関し、
特に大気中の低濃度のNOx濃度を検知するのに好適な
低濃度NOx計測器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、焼却炉の燃焼排ガス等のNOxを
含む被測定ガス中のNOx濃度を測定する方法として、
例えば煙道中のNOxを含む被測定ガスをサンプリング
し、サンプリングしたガスを光学式測定器を用いて計測
する方法が行われている。しかし、上述した光学式の測
定器は高価であり、またサンプリングが必要なため応答
性が悪くなる問題があった。
【0003】上記問題を解消するための技術として、煙
道直下型半導体センサが近年使用されている。例えば、
特開平6−222028号公報において、所定のペロプ
スカイト型酸化物からなる感応部と、この感応部の導電
性を測定するための導電性測定部とを備えるNOxセン
サが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した煙道直下型半
導体センサでは、測定対象が煙道を流れる燃焼排ガス中
のNOx濃度であり、センサ素子温度が300〜400
℃と低かった。そのため、NOxが感応部に対し平衡吸
着せず、比較的NOx濃度の高い燃焼排ガス中のNOx
濃度を測定するためにはそれほど問題とならないが、大
気中のNOx濃度等の低濃度のNOx濃度を高精度に測
定できない問題があった。
【0005】また、上述した煙道直下型半導体センサに
おいても、NOx以外に被測定ガス中に含まれるO2
よびCOのNOx測定値に対する干渉について全く対策
をとっていなかった。さらに、感応部は、通常NOx
(NO2 +NO)の存在する量すなわち濃度に応じて抵
抗値が変化する。しかし、NO2 とNOの存在する量
(濃度)の比、言い換えるとNO2 とNOの分圧の比が
異なると、同じNOx量であっても感応部で測定した抵
抗値が変化する問題があった。そのため、被測定ガス中
のNOxのみを選択的に測定しているとは考え難く、上
述した煙道直下型半導体センサは、光学式のものに比べ
て安価で応答性が良いものの、被測定ガス中のNOx濃
度を選択的かつ高精度で測定できない問題があった。
【0006】また、この問題を解消するために、本出願
人は特開平8−278272号公報において、酸化物か
らなるセンサ素子の上流側に設けたNO/NO2分圧比
を平衡状態にしCOを除去するための触媒と、温度調節
用ヒータと、校正用のO2 センサとを備えるNOxセン
サを開示している。しかし、このNOxセンサも測定対
象が上述した従来例と同様に焼却炉の燃焼排ガスであ
り、本発明で目的とする大気中の低濃度のNOx濃度を
測定するには、最良の構成とは言い難く、不十分な問題
があった。
【0007】本発明の目的は上述した課題を解消して、
大気中の低濃度のNOx濃度を精度良く測定することが
できる低濃度NOx計測器を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の低濃度NOx計
測器の第1発明は、NOxを含む被測定ガスが接触する
ことによりそのNOx成分に応じて抵抗が変化する金属
酸化物半導体からなるセンサ素子からなり、センサ素子
の温度Tが500℃≦T≦800℃であることを特徴と
するものである。
【0009】また、本発明の低濃度NOx計測器の第2
発明は、NOxを含む被測定ガスが接触することにより
そのNOx成分に応じて抵抗が変化する酸化物からなる
センサ素子と、該センサ素子の抵抗変化を検出して被測
定ガス中のNOx濃度を検知するための測定部とを備え
るNOx計測器において、測定対象となる被測定ガスが
大気であり、前記センサ素子に対して被測定ガスの流れ
の上流側に、NO/NO2 分圧比を平衡状態にし且つ可
燃性ガスを除去するための触媒を設け、前記センサ素子
の温度Tが500℃≦T≦800℃であることを特徴と
するものである。
【0010】本発明の第1発明では、センサ素子の温度
Tを500℃≦T≦800℃に保った状態でNOx濃度
を測定することで、好ましくはさらに水分を一定にする
手段で含まれる水分量を一定量にした空気をセンサ素子
に接触するよう構成することで、NOxが感応部に対し
平衡吸着し、低濃度のNOx濃度を高精度に測定するこ
とができる。また、本発明の第2発明では、センサ素子
の温度Tを500℃≦T≦800℃に保った状態で、N
O/NO2 の分圧比を平衡状態にする触媒を通過した空
気、好ましくはさらに水分を一定にする手段で含まれる
水分量を一定量にした空気を、センサ素子に接触するよ
う構成することで、空気中の低濃度のNOx濃度を高精
度で測定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の低濃度NOx計測
器の一例の構成を示す図である。図1に示す例には、本
発明の第1発明及び第2発明を包含している。同様に変
形例を示す以下の図2〜図4でも、本発明の第1発明及
び第2発明を包含している。図1に示す例において、本
発明の低濃度NOx計測器1は、大気導入管2と大気導
出管3とを有するチャンバ4内に、大気の流れの上流側
から触媒5およびセンサ素子6を設けるとともに、チャ
ンバ4外に測定部7を設けて構成されている。また、8
は触媒5を加熱するための電源、9はセンサ素子6を加
熱するための電源である。大気導入管2には、大気の流
れの上流側から、異物を除去するためのフィルタ10、
ポンプ11、減圧弁12、流量計13を設け、チャンバ
4内に被測定ガスとしての大気が常に一定量供給される
よう構成されている。測定部7は、抵抗検出手段14、
CPU15、表示部16、キャリブレーション部17と
から構成され、センサ素子6の抵抗変化を検出して大気
中のNOx濃度を検知し、表示するよう構成されてい
る。
【0012】触媒5は、NO/NO2 の分圧比を平衡状
態にし、且つCO等の可燃性ガスを燃焼除去するために
使用される。触媒5としては、貴金属または金属酸化物
を使用することが好ましい。貴金属としては、白金、ロ
ジュームまたは金を、また金属酸化物としては、酸化マ
ンガン、酸化コバルトまたは酸化錫を使用するとさらに
好ましい。触媒5の加熱は、チャンバ4に設けたヒータ
21を電源8により加熱することで行っている。
【0013】センサ素子6は、NOxを含む被測定ガス
が接触することによりそのNOx成分に応じて抵抗が変
化する酸化物22を、ヒータ23を内蔵したセラミック
基板24の表面に設けて構成される。ヒータ23は電源
9により加熱される。このような酸化物22としては金
属酸化物半導体を使用することが好ましくその中でもS
nO2 単独またはSnO2 と好ましくはTaおよびRh
からなる添加物の混合物を使用することがさらに好まし
い。センサ素子6は上記酸化物から構成されていれば、
構成、形状等の他の要件は従来から公知のものと同じも
のを使用することができる。
【0014】上述した構成の低濃度NOx計測器1にお
いて、本発明の第1発明は、図1の構成から触媒5を除
去し、実使用にあたってセンサ素子6の温度Tが500
℃≦T≦800℃となるよう、センサ素子6を加熱する
ための電源9で制御することで達成することができる。
また、本発明の第2発明は、センサ素子6に対して被測
定ガスの流れの上流側に所定の触媒5を設けるととも
に、上記第1発明と同様に、センサ素子6の温度Tが5
00℃≦T≦800℃となるよう、センサ素子6を加熱
するための電源9で制御することで達成することができ
る。
【0015】以下、上述した構成の本発明の低濃度NO
x計測器1におけるNOx濃度測定方法を以下に説明す
る。まず、センサ素子6の温度Tが500℃≦T≦80
0℃となるよう電源9で制御するとともに、触媒5の温
度を触媒5が活性化する例えば380℃の温度に電源8
で制御する。この状態で、NOxを含む空気が空気導入
管2からチャンバ4内に供給される。供給された空気
は、触媒5を通過する。触媒5を通過することで、大気
中のNO/NO2 の分圧比が平衡状態となるとともに、
大気中のCO等の可燃成分が焼却除去される。そのた
め、NO/NO2 の分圧比が平衡状態で可燃成分が除去
された大気が、500℃〜800℃に加熱されてセンサ
素子6と接触して測定に使用されることとなる。大気の
酸素濃度は一定であるため、この状態でセンサ素子6の
抵抗測定値の変化とNOx濃度とは一義的に対応する。
そのため、抵抗値検出手段14で測定した抵抗値をCP
U15で演算してNOx濃度を求め、そのNOx濃度を
表示部16で表示している。
【0016】図2は本発明の低濃度NOx計測器の他の
例の構成を示す図である。図2に示す例において、図1
に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、その説明
を省略する。図2に示す例において、図1に示す例と異
なる点は、触媒5およびセンサ素子6の温度を一定にす
る手段が備えられている点である。すなわち触媒5の温
度を一定にするため、制御部31と触媒5の温度を測定
するための熱電対32を設けている。そして、熱電対3
2で測定した触媒5の温度に基づき、制御部31におい
て、電源8から供給されるパワーのオン/オフをその時
間間隔を変えて繰り返して制御することにより、または
電源8からのパワーの大小を制御することにより、触媒
5の温度を例えば380℃±0.1℃の範囲に保ってい
る。また、センサ素子6にも制御部33と熱電対34を
設け、上述した触媒5に対する温度制御と同様の制御を
行い、500℃〜800℃の範囲のセンサ素子6の温度
に対し±0.1℃の範囲にセンサ素子6の温度を保って
いる。
【0017】なお、触媒5およびセンサ素子6の温度を
一定にする方法は、他の方法をとることもできる。例え
ば、ヒータ21およびヒータ23として用いる例えばP
t抵抗体を含むブリッジ回路を構成し、そのPt抵抗体
の抵抗値の変化で触媒5およびセンサ素子6の温度を制
御することもできる。
【0018】図3は本発明の低濃度NOx計測器のさら
に他の例の構成を示す図である。図3に示す例におい
て、図1に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、
その説明を省略する。図3に示す例において、図1に示
す例と異なる点は、センサ素子6に対して被測定ガスと
しての大気の流れの上流側に、大気の含有する水分を一
定にする手段が備えられている点である。すなわち、大
気導入管2の流量計13の下流側に冷凍機41を設け、
大気の温度を露点±0.2℃に制御することで、0.1
%±0.005%の湿度に保っている。冷凍機41とし
てはペルチェ素子を用いた冷凍機が好適に使用される
が、他の装置例えばパーマピュアドライヤ(商品名)を
使用することもできる。本発明のように低濃度のNOx
濃度を高精度で測定するためには、水分量を一定にする
ことが重要であり、本発明はこのように大気の含有する
水分を一定にする手段を設けることが好ましい。
【0019】図4は本発明の低濃度NOx計測器のさら
に他の例の構成を示す図である。図4に示す例におい
て、図1に示す例と同一の部材には同一の符号を付し、
その説明を省略する。図4に示す例において、図1に示
す例と異なる点は、センサ素子6の近傍に温度検知手段
を設け、温度変化によるセンサ素子6の抵抗変化を補正
した点である。すなわち、セラミック基板24に対して
酸化物22を設けた面と反対側の面に、その温度により
抵抗変化がセンサ素子6と同等である酸化物ここでは酸
化物22と同一組成の酸化物51を設け、この酸化物5
1の抵抗変化から測定部7に設けた温度検出部52でセ
ンサ素子6の温度を求め、求めた温度変化に応じてセン
サ素子6の抵抗変化を補正している。抵抗変化の補正は
従来から公知の方法を用いることができる。なお、温度
検出手段として熱電対を用いても、同様の抵抗変化の補
正を行うことができる。また、センサ素子加熱ヒーター
の抵抗変化を用いても同様の抵抗変化の補正を行うこと
ができる。本発明のように低濃度のNOx濃度を高精度
で測定するためには、水分差を一定にすることと同様、
抵抗変化によりセンサ素子6の抵抗変化を補正すること
が好ましい。
【0020】
【実施例】以下、実際の例について説明する。実施例1(第1発明) 図1に示す構成において、触媒5を除去した構成のNO
x計測器において、センサ素子の酸化物をSnO2 とし
て、NOx計測器を準備した。このとき、センサ素子の
調製は以下の通りに行った。まず、塩化錫をアンモニア
水で加水分解し濾過分離後、600℃で2時間熱分解し
て酸化錫粉末を得た。この酸化錫粉末を有機バインダお
よび可塑剤とともに、アセトンと2・エチルヘキサノー
ルの混合溶媒中、ジルコニア玉石を用い、10時間湿式
混合し、その後アセトンを蒸発させ、素子印刷用インク
を作製した。セル素子の気体には、1×5×65mmの
アルミナ板を用いた。この気体に予め白金電極および白
金ヒータを印刷しておき、電極の先端部分に素子印刷用
インクを印刷し、800℃で2時間焼成し、センサ素子
を得た。
【0021】準備したNOx計測器において、センサ素
子の温度を以下の表1に示すように設定した実施例1〜
2、比較例1〜2の場合について、NO/NO2=1/
1でNOx設定濃度を1000〜1ppbとマスフロー
コントローラで調整した被測定ガスのNOx濃度を測定
した。なお、各例とも、表1に設定した使用温度におい
て予めキャリブレーションを行った。結果を表1に示
す。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果から、本発明の実施例1〜2は
比較例1〜2に比べて、いずれの測定値も設定濃度と高
い相関を有し、低濃度のNOx濃度を高精度で測定でき
ることがわかった。なお、センサ素子の温度が400℃
の比較例1では、NOxが感応部に対し平衡吸着しない
ため、その温度でキャリブレーションをとってもそのキ
ャリブレーションの結果を維持することができず、高精
度のNOx濃度測定を行うことができなかった。また、
センサ素子の温度が900℃の比較例2では、センサ素
子におけるNOx濃度の変化に対する抵抗値変化が極端
に小さくなり、高精度のNOx濃度測定を行うことがで
きなかった。
【0024】実施例2(第2発明) 図4に示すNOx計測器において、センサ素子の酸化物
の種類および触媒の有無を以下の表2に示すようにして
変えて、実施例11〜17、比較例11〜13のNOx
計測器を準備した。このとき、センサ素子の調製は以下
の通りに行った。まず、塩化錫をアンモニア水で加水分
解し濾過分離後、600℃で2時間熱分解して酸化錫粉
末を得た。この酸化錫粉末を有機バインダおよび可塑剤
とともに、アセトンと2・エチルヘキサノールの混合溶
媒中、ジルコニア玉石を用い、10時間湿式混合し、そ
の後アセトンを蒸発させ、素子印刷用インクを作製し
た。セル素子の気体には、1×5×65mmのアルミナ
板を用いた。この気体に予め白金電極および白金ヒータ
を印刷しておき、電極の先端部分に素子印刷用インクを
印刷し、800℃で2時間焼成し、センサ素子を得た。
このセンサ素子にTaが入る場合は、湿式混合の際、有
機バインダとともに酸化タンタルを添加する。本例での
Ta添加量は、Sn原子に対して3atm%添加した。
また、Rhが入る場合は、予め得たセンサ素子に硝酸ロ
ジウム水溶液を塗布し、800℃×2Hr焼成して得
る。
【0025】準備した実施例11〜17、比較例11〜
13のNOx計測器において、センサ素子の温度、温度
制御の有無、水分制御の有無を以下の表2に示すように
設定して、大気中任意の15カ所のNOx濃度を計測
し、得られたデータの1時間平均値を、JISB795
3に示されているザルツマン法による計測結果と比較し
た。評価は、ザルツマン法で測定したデータとの一致を
回帰線の勾配Aと相関係数rを比較することでおこなっ
た。結果を表2、表3に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】表2及び表3の結果から、本発明例である
実施例11〜17は、いずれもザルツマン法で測定した
データと良く一致し、NOx濃度の高精度の測定ができ
ることがわかった。また、この結果から、センサ素子の
温度Tを500℃≦T≦800℃とすることが必須であ
ることがわかった。一方、触媒を使用しなかった比較例
1では、センサ素子の温度Tを上記範囲内にしても、ザ
ルツマン法で測定したデータと一致しないことがわかっ
た。また、センサ素子の温度Tを上記温度範囲外とした
比較例12、13では、触媒を使用しても、ザルツマン
法で測定したデータと一致しないことがわかった。さら
に、本発明の実施例11〜17の中でも520℃の同一
のセンサ素子温度で測定を行った実施例14〜17を比
較すると、温度制御および/または水分制御および/ま
たは温度補正を行った例の方が行わない例よりも高精度
でNOx濃度を測定できることがわかった。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、センサ素子の温度Tを500℃≦T≦800
℃に保った状態でNOx濃度を測定しているため、好ま
しくはさらに水分を一定にする手段で含まれる水分量を
一定量にした空気をセンサ素子に接触するよう構成して
いるため、NOxが感応部に対し平衡吸着し、低濃度の
NOx濃度を高精度に測定することができる(第1発
明)。また、センサ素子の温度Tを500℃≦T≦80
0℃に保った状態で、NO/NO2 の分圧比を平衡状態
にする触媒を通過した空気、好ましくはさらに水分を一
定にする手段で含まれる水分量を一定量にした空気を、
センサ素子に接触するよう構成しているため、空気中の
低濃度のNOx濃度を高精度で測定することができる
(第2発明)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の低濃度NOx計測器の一例の構成を示
す図である。
【図2】本発明の低濃度NOx計測器の他の例の構成を
示す図である。
【図3】本発明の低濃度NOx計測器のさらに他の例の
構成を示す図である。
【図4】本発明の低濃度NOx計測器のさらに他の例の
構成を示す図である。
【符号の説明】
1 低濃度NOx計測器、5 触媒、6 センサ素子、
7 測定部、22 酸化物

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NOxを含む被測定ガスが接触することに
    よりそのNOx成分に応じて抵抗が変化する金属酸化物
    半導体からなるセンサ素子からなり、センサ素子の温度
    Tが500℃≦T≦800℃であることを特徴とする低
    濃度NOx計測器。
  2. 【請求項2】NOxを含む被測定ガスが接触することに
    よりそのNOx成分に応じて抵抗が変化する酸化物から
    なるセンサ素子と、該センサ素子の抵抗変化を検出して
    被測定ガス中のNOx濃度を検知するための測定部とを
    備えるNOx計測器において、測定対象となる被測定ガ
    スが大気であり、前記センサ素子に対して被測定ガスの
    流れの上流側に、NO/NO2 分圧比を平衡状態にし且
    つ可燃性ガスを除去するための触媒を設け、前記センサ
    素子の温度Tが500℃≦T≦800℃であることを特
    徴とする低濃度NOx計測器。
  3. 【請求項3】前記センサ素子の酸化物が金属酸化物半導
    体である請求項2記載の低濃度NOx計測器。
  4. 【請求項4】前記金属酸化物半導体が、SnO2 または
    SnO2 と添加物の混合物である請求項1または3記載
    の低濃度NOx計測器。
  5. 【請求項5】前記添加物がTaおよびRhである請求項
    4記載の低濃度NOx計測器。
  6. 【請求項6】前記触媒が貴金属または金属酸化物である
    請求項1記載の低濃度NOx計測器。
  7. 【請求項7】前記センサ素子近傍に温度検知手段を備
    え、温度変化によるセンサ素子の抵抗変化を補正する請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の低濃度NOx計測
    器。
  8. 【請求項8】前記温度検知手段が酸化物であり、その温
    度による抵抗変化がセンサ素子と同等である請求項7記
    載の低濃度NOx計測器。
  9. 【請求項9】前記温度検知手段が熱電対である請求項7
    記載の低濃度NOx計測器。
  10. 【請求項10】前記温度検知手段がセンサ素子加熱用P
    tヒーターの抵抗である請求項7記載の低濃度NOx計
    測器。
  11. 【請求項11】前記センサ素子および/または触媒の温
    度を一定にする手段が備えられている請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の低濃度NOx計測器。
  12. 【請求項12】前記センサ素子に対して被測定ガスの流
    れの上流側に、被測定ガスの含有する水分を一定にする
    手段が備えられている請求項1〜11のいずれか1項に
    記載の低濃度NOx計測器。
JP9107215A 1997-04-24 1997-04-24 低濃度NOx計測器 Withdrawn JPH10300702A (ja)

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JP9107215A JPH10300702A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 低濃度NOx計測器
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